株式会社セガが『ぷよぷよ』シリーズのジャパン・eスポーツ・プロライセンスを保有し、システムエンジニア経験もあるぴぽにあ選手を講師に、ゲーム制作体験特別授業を2022年7月1日(金)にぐんま国際アカデミー中等部(群馬県太田市)にて実施。

<以下、ニュースリリースより>

プログラミング学習教材『ぷよぷよプログラミング』を使って「ゲーム制作」体験


2020年6月より提供を開始したアクションパズルゲーム『ぷよぷよ』のソースコードを活用したプログラミング学習教材『ぷよぷよプログラミング』。2022年4月からは学習指導要領に対応した副教材を無料公開し、「本物のプログラミングを体験できる」教材として多くの小・中・高等学校のプログラミング教育現場で活用いただいています。




今回、事前にぐんま国際アカデミーの教員の方による『ぷよぷよプログラミング』を使用したプログラミング授業を受けた中学1年生90名は、ぴぽにあ選手の指導の下、ゲームソフト開発の要である「アート」と「サウンド」のチームに分かれてオリジナルの『ぷよぷよ』風ゲームの制作に挑戦しました。

アート班ではテーマを決めて『ぷよぷよ』の背景画像や上から落ちてくるキャラクター「ぷよ」の画像を描き、サウンド班は、同じ色の「ぷよ」が4個以上くっついて消える「連鎖」ボイスをオリジナルで作成。それぞれのチームが作成した素材を合わせて、世界にたった一つのオリジナルソフトを完成させました。役割分担しての制作を通じて、ゲームの制作にはディレクター、プランナー、デザイナー、サウンドクリエイターなど、さまざまな職種が存在し、チームで一つのゲームソフトを作り上げていくことを学んでいただくことができました。



Aチームの制作テーマ:ぐんま国際アカデミーの魅力発信








Bチームの制作テーマ:太田市の魅力発信(はにわ)








また、現役トッププロeスポーツ選手であるぴぽにあ選手より、プロ選手の仕事内容や日々のトレーニングについてなどを紹介。生徒の皆さんは将来なりたい職業ランキングにも入る、プロeスポーツ選手の話に熱心に耳を傾けていました。ぐんま国際アカデミーでは、昨年度に本講座を受講した生徒たちが自ら進んで本年度からeスポーツ同好会が発足させ、活動を開始しています。

セガでは、今後も豊かな社会の実現と文化の創造に貢献するために、未来を担う子どもたちへの教育支援活動に積極的に取り組んでまいります。



・授業の概要
〇ソフト開発者の役割について
〇ゲームソフトと著作権、ネットリテラシーについて
〇オリジナル「ぷよぷよ」を作ってみよう
(「アート」「サウンド」二つのチームに分かれてのオリジナルゲーム作成)
〇「eスポーツ選手」の仕事紹介
〇各チームの成果発表と試遊対戦
〇SDGsについて


『ぷよぷよプログラミング』について
https://puyo.sega.jp/program_2020/



『ぷよぷよプログラミング』は、アシアル株式会社が提供するプログラミング学習環境「Monaca Education」において、『ぷよぷよ』のソースコードを書き写す作業(写経)を通して、プログラミング学習できる教材です。

製品版と同じ画像素材を利用し、実際に『ぷよぷよ』のプレイ画面を確認しながらコーディングを行うことができます。基礎コースから初級・中級・上級コースまでの難易度を用意しており、幅広い学習層にご活用いただけます。

1,000以上の教育機関で利用されている「Monaca Education」は、クラウドサービスのため教育現場での導入や運用が簡単で、インターネット環境があれば既存PCやタブレットによる学習や指導が可能です。なお、本コンテンツは無料でご利用いただくことができます。また、第17回 日本e-Learning大賞で日本電子出版協会会長賞を受賞しました。2020年6月の提供開始以来、『ぷよぷよプログラミング』の登録者数は116,000人を突破しています。

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