【大会レポート】『レインボーシックス シージ』のトップリーグ「Rainbow Six Japan League 入替戦 2022」実施レポート〜RJL 2023への出場権獲得をかけたシーズン最後の大会!〜
提供元: eSports World
DONUTS USG、IGZIST、NORTHEPTIONの3チームが出場権を獲得した。
<以下、ニュースリリースより>
熾烈な争いを制し、出場権を手にしたのは、DONUTS USG、IGZIST、NORTHEPTIONの3チーム!
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、2022年11月19日(土)、20日(日)、『レインボーシックス シージ』(以下、R6S)の国内トップリーグX-MOMENT 「Rainbow Six Japan League 2022(以下、RJL 2022)」において、2023年シーズンへの出場チームを決定する大会「Rainbow Six Japan League 入替戦 2022(以下、RJL 入替戦 2022)」をオンラインにて開催いたしました。
メイン配信では、実況にふり~だ、ともぞう、解説にOkayama、CrazyPapiyoNを迎え、さらにサブ配信にはRJL 2022上位チームの選手4名(Day1:Pyon選手(KAWASAKI SCARZ)、0k0mEsH選手(Crest Gaming Lst)、Day2:Ramu.選手(Fnatic)、Chibisu選手(Fnatic))が出演。普段あまり聞くことのできないプロ選手による解説に、ファンはコメント欄でも盛り上がりました。
Stage 1はRJL 2022 年間9位、10位同士の戦い!PSG Esports vs. Sengoku Gaming FUKUOKA
入替戦では、図のような3つのStageを経てRJL 2023への出場権獲得チームが決定されました。

Stage 1で負けたチームはいきなりの戦線離脱。Stage 2はGroup AとBに分かれて行われ、各Groupの1位はRJL 2023への出場権獲得、また、各Groupの2位同士が戦うLast Chanceで勝利した1チームを加えた合計3チームがRJL 2023への出場権獲得となります。
最初に行われたStage 1は、RJL 2022年間9位のPSG Esportsと10位のSengoku Gaming FUKUOKAが対決。負ければ終わりというプレッシャーの中での戦いとなりました。
9位のPSG Esportsにはマップアドバンテージが付与されており1マップ先取している状態からの開始となりましたが、BO3の結果2-1でPSG Esportsが勝利しStage 2へ進出しました。
Stage 2はGroup AとB、5チームずつに分かれての激戦!
Stage 2はGroup AとB、5チームずつに分かれシングルラウンドロビン方式でのリーグ戦を実施。
勝てば3ポイント獲得、負ければポイント獲得なし(オーバータイム突入時は勝利チームに2ポイント、敗退チームに1ポイント)となり、獲得ポイント数の高い順に各Groupでの順位が決定されました。
Group AではDONUTS USGがすべての試合で勝利ポイント3ポイントを獲得する圧倒的な強さで1位となり、RJL 2023出場権を獲得。今回の出場チームで最も高ランクであるRJL 2022年間6位の強さを見せつけました。
また、Group BではRJL 2022年間7位のREJECTと、同じく8位のIGZISTが獲得ポイント10ポイントで並ぶ結果に。そのため、勝利試合数でREJECTを上回ったIGZISTがGroup Bの1位となり、出場権を獲得しました。
Last Chanceは、Group A・2位のNORTHEPTIONとGroup B・2位のREJECTによる、最後の1枠を賭けた戦いに。この2チームはSeason 2 Playoff Stage 2(2022年7月)でも対戦しており、その際に敗北を喫したREJECTにとってはリベンジのチャンスとなりましたが、惜しくも勝利することは叶わず、NORTHEPTION が2-1で戦いを制し、RJL 2023への最後の切符を手にしました。

<RJL 入替戦 2022 各グループ試合結果>


<Rainbow Six Japan League 入替戦 2022 配信アーカイブ>
X-MOMENT公式YouTube
・メイン配信
Day 1:https://www.youtube.com/watch?v=rAnDpAO_jM8
Day 2:https://www.youtube.com/watch?v=8xtbiBD9Fuw
・サブ配信(RJL選手による解説)
Day 1:https://www.youtube.com/watch?v=_8B1fiVywYk
Day 2:https://www.youtube.com/watch?v=gKkNDwMPxBM
Rainbow6 JP公式Twitch
Day 1:https://www.twitch.tv/videos/1656855731
Day 2:https://www.twitch.tv/videos/1657788907
RJL 2022シーズン終了。応援ありがとうございました!MVPや個人賞の発表をお楽しみに!
入替戦を以て終了した、RJL 2022。今シーズン活躍した選手たちを讃えるMVPや個人賞の発表を予定しています。X-MOMENT公式ウェブサイト、公式Twitterでお知らせ予定です。お楽しみに!
X-MOMENT公式サイト:https://x-moment.docomo.ne.jp
X-MOMENT公式Twitter: https://twitter.com/xmoment_esports
■R6S国内トップリーグ「X-MOMENT Rainbow Six Siege Japan League(RJL)」とは
プロチームが参加する1部リーグ「RJL 2022」、誰もが参加できるオープン大会の「RJO 2022」、招待制大会の「RJI 2022」。そして1部リーグの下位チームと各オープン大会の上位チームによる「RJL 入替戦」により構成されています。
・RAINBOW SIX JAPAN LEAGUEとは
https://x-moment.docomo.ne.jp/r6s/rjl/about/
・『レインボーシックス シージ』観戦ガイド
https://www.youtube.com/watch?v=ib_B-Tk_9iQ
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緊張ですごくテンパったりしていたんですが、今回の大会で次に向けての課題を見つけられてよかったです。reia7sh:ちょっと危ないところもあったけど、後半になるにつれて、落ち着いていつも通りにプレーができ、優勝することができました。JackReacher:STAGE:0に懸ける思いは段違いだったので、すごく緊張しましたが、この大舞台で優勝できて良かったです。インスモークサンジ:優勝できてめちゃくちゃうれしいです。練習が報われました。sunday:今年はリザーバーとして試合に出場することはなかったんですが、みんなが2連覇を勝ち取ってくれてうれしいです。ursus:もう率直に、超うれしいです。——この万博内で実際にプレーしてみて、なにか感じたことはありますでしょうか?イクラはいくら:会場がすごくデカくて、より勝とうという思いがありました。JackReacher:この先、生きているうちにこの大阪という地で万博が開催されるかどうかは分からないので、そこに足を踏み入れることができてとてもうれしいです。——今大会では、大阪府からのeスポーツに対する支援があったかと思います。環境面など、この支援について感想をお聞かせください。イクラはいくら:当日の車での送迎だったり、できるだけ体力を使わないようにしてくださったので、体感でいつも通りのパフォーマンスが出せるようになったかなと思います。JackReacher:日本ではまだeスポーツが浸透しているとは言えない中で、大阪府がこのような支援をしてくれてとてもうれしかったです。インスモークサンジ:全体的な支援は物すごく厚かったので、選手目線ですごく助かりました。——このSTAGE:0という晴れ舞台、そして今回の勝利が、皆さんにとってどういったものだったか教えてください。reia7sh:STAGE:0は、同い年とか、自分と歳の近い人が出場できる数少ない大会だと思います。ここまでチームで勝てて良かったと思います。JackReacher:高校生活の中で3回しかなく、1年1年が貴重なので、やっぱり練習をすればするほどうまくなって勝つ確率も上がることが実感できました。sunday:このSTAGE:0は、高校生にとっても一種の青春でもあるし、新しい選手の芽を見つけることができる場所でもあるので、もっとこういった大きな舞台がたくさん開催されてほしいですね。勝利については——正直、1年生から3年生の間で3連覇したかったけど、今回は去年のメンバーとともに2連覇を達成することができてうれしいです。ursus:STAGE:0のために、このメンバーで集まって毎日練習してきて、めっちゃ頑張ってきたので、今日はちゃんと勝ちきれてすごくうれしいです。▲優勝トロフィーを掲げる「大阪に行くために」のメンバーたち ——普段の練習というのは、どういうことをされているのでしょうか?reia7sh:スクリム(練習試合)の相手を外部で募集できるサイトがあるんですけど、そこでよくプロチームなどとスクリムをしています。——決勝戦では3センチネルという尖った構成を使用していましたが、これはどういった意図だったのでしょうか?インスモークサンジ:ほとんどのチームがやらない構成なので対策されづらいし、その上セットアップも多くて刺さりやすいという感じだったので、強かったですね。——後半、少し相手に追いつかれる展開もありました。その中で最後勝ちきれた要因とは何でしょうか?ursus:タイムアウト中にコーチが「絶対勝てるよ」と声を掛けてくれて、だいぶ緊張がやわらぎました。▲焦る選手たちを落ち着けるかの如く、コーチによりタイムアウトが発動。選手たちは明確に、このタイムアウトが勝利の要因だと答えた ——チームメイトやコーチ、ご家族などに感謝を伝えたいと思う方がいれば、少し教えていただきたいと思います。JackReacher:お母さんに感謝したいと思います。お母さん……eスポーツは嫌いなんですけど(一同笑い)JackReacher:ゲームそのものが嫌いなんですけど、それでも自分がプロゲーマーになりたいと言うと、それを信じていろいろな支援をしてくれて、ここまで来れたということがすごくうれしいです。サプライズゲスト登場!ステージに現れたのは、まさかの吉村大阪府知事 この日の夕方、『League of Legends』部門の決勝戦が行われる直前のこと、突如としてステージに登壇したのは、この大阪・関西万博開催の立役者である吉村洋文大阪府知事であった。▲報道陣も直前に知らされた知事の登壇。ステージから降りた後、このあと実施される『LoL』部門の決勝戦を観戦していた アンガールズ田中:大阪府は結構eスポーツにも力を入れていると聞いたんですけども。吉村知事:「eスポーツといえば、大阪」と……呼ばれてませんが! そうなれるくらい力を入れたいと思って、今進めています。アンガールズ田中:(STAGE:0は)ずっと東京で開催していたんですけども、万博でやるということで、こちらでやらせていただいて。凄い盛り上がってるんですよ、朝から。吉村知事:ほんまですか?アンガールズ田中:いやいやいや、めちゃめちゃ朝から何回も鳥肌が! 大阪で言うと「さぶいぼ出てもうて~」吉村知事:さぶいぼね(笑)▲「このSTAGE:0が、できればまた大阪でやってもらえたら……」と、知事自ら誘致活動。試合に出場する高校生たちにエールを送りつつ、大阪府全体でeスポーツを盛り上げていくことを宣言した(https://www.youtube.com/live/q09sCT_Pf1M?si=g56ISY_Wew0tIkCQ&t=31209) ——— 今回のイベントで興味深かったのは、明らかに観客層が通常のeスポーツイベントとは異なっていた点だ。もちろん観客の中には、ゲームのルールを理解している人も多少いたが、その他大勢はeスポーツの試合を見ることすら初めてだという人も多かった。老若男女、本当に幅広い人々が観戦をしていた。だからこそ、競技シーンならば当たり前の「どちらかのチームを応援する」という現象が、今回はあまりなかった。むしろ「どちらも頑張れ」という、温かい声援と拍手が印象的だった。一昔前の価値観からすると考えられないというか、先人たちの努力もあってここまで社会に受け入れられてきたのだと、特に肌で感じた大会であった。今後、日本の競技シーンやその芽となる学生たちにとって、よりいっそう活躍の舞台が広がっていくことを期待したいと思う。なお関西に住む筆者としては、多くのゲーム系イベントが東京で開催される中、このようなイベントを大阪で開催してくれるのは非常に喜ばしい。「eスポーツといえば大阪」と言われるようになるまで、ぜひこの万博をてこにして頑張っていただきたい。■関連リンクSTAGE:0(ステージゼロ)|全国高校対抗eスポーツ大会 公式サイト:https://stage0.jpSTAGE:0(ステージゼロ) 公式X:https://x.com/stage0_jp配信アーカイブ:https://www.youtube.com/live/q09sCT_Pf1M?si=T9SHUhK4YB-e8lHq撮影:まいる編集:いのかわゆう【まいるプロフィール】関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)
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