『ストV CE』のリーグ戦「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022」の最終決戦が2023年1月21日(土)に開催。2022年12月29日(木)開催されたプレイオフにて出場チームが決定した。
<以下、ニュースリリースより>
■1巡目 先鋒戦:ふ~ど選手(ポイズン) vs ネモ選手(ユリアン)
プレイオフのオープニングマッチ。ネモ選手は前ステップを多用するアグレッシブな攻めを展開するが、ふ~ど選手が見事にそれを捌いた印象だった。ネモ選手としてはユリアンのVトリガーI「エイジスリフレクター」からの逆転を狙うが、ふ~ど選手は発動を許さない立ち回りで勝利を収めた。
■1巡目 中堅戦:あきら選手(キャミィ) vs ひぐち選手(ガイル)
序盤戦、あきら選手は得意とする切れ味鋭い攻撃で攻め込んでいくが、あと一歩ひぐち選手を倒し切るに至れない。ひぐち選手がギリギリのところで守り勝ち逆転する展開が続いた。ひぐち選手の勝負強さが存分に発揮された試合となり、そのままストレートでひぐち選手が勝利した。
■1巡目 大将戦:ウメハラ選手(ガイル) vs Shuto選手(ユリアン)
グランドファイナル進出に向けて大事な大将戦は、両チームのエース対決となった。
Shuto選手がガイル戦で鍵となる歩きガードの精度を武器に、ガイルの「ソニックブーム」を防御しながら間合いを詰め、ウメハラ選手を画面端に追い詰める展開が続く。Shuto選手が丁寧かつ、要所で大胆に攻めていきウメハラ選手を圧倒。Shuto選手がウメハラ選手に1BATTLEも取らせず大将戦に勝利した。
■2巡目 先鋒戦:あきら選手(キャミィ) vs ひぐち選手(ガイル)
ホーム&アウェイが切り替わっての先鋒戦は、1巡目と同じ組み合わせとなった。1巡目と同じくアグレッシブに攻めていくあきら選手。1巡目とはタイミングを変えた攻撃を混ぜてひぐち選手を翻弄する。あと一歩届かなかった敗戦を糧に、勝負所で読み勝ったあきら選手がストレートで勝利し、リベンジを果たした。
■2巡目 中堅戦:ウメハラ選手(ガイル) vs YHC-餅選手(ダルシム)
この日初戦となるYHC-餅選手はダルシムのスライディングキックをうまく活用し、ウメハラ選手を崩していく展開が続いた。YHC-餅選手は画面端に追い詰められても冷静に対応し、プレッシャーがかかる場面でも読み合いでウメハラ選手を上回り見事勝利を挙げた。
■2巡目 大将戦:ふ~ど選手(ポイズン/レインボー・ミカ) vs Shuto選手(ユリアン)
ふ~ど選手が勝てば3巡目突入。Shuto選手が勝てばグランドファイナル進出決定となる運命を分ける大将戦。
2戦連続で大将戦に出場したShuto選手は、1巡目の勢いそのままふ~ど選手のポイズンを圧倒する。2BATTLE目からレインボー・ミカにキャラクターを変えたふ~ど選手だったが、Shuto選手の勢いは止まらず、ふ~ど選手の攻撃を悉くいなし続け対応力の高さを見せつけた。1巡目に続き相手に1BATTLEも取らせずにShuto選手が勝利。勝利の雄叫びを上げ、「Saishunkan Sol 熊本」を初のグランドファイナル進出へ導いた。

■1巡目 先鋒戦:鶏めし選手(ダルシム) vs 藤村選手(ルーク)
序盤戦は藤村選手がタイミング良くジャンプ攻撃を通すなど、ダルシム戦の上手さを見せる展開が続く。勝利まであと一歩のところまで追い詰めるものの、そこからの鶏めし選手の粘りが素晴らしかった。フルセットフルラウンドの最終局面でも冷静に相手の攻撃を捌いた鶏めしが先鋒戦で勝利した。
■1巡目 中堅戦:sako選手(メナト) vs ヤマグチ選手(ルーク)
非常に精度の高い攻撃を繰り出してくるヤマグチ選手に対し、sako選手も多彩な攻撃を見せる。ルークの「サンドブラスト」に対して、メナトのクリティカルアーツ「ウン・ネフェル」で弾抜けをするなどハイレベルな攻防の末、sako選手が勝利。チームに勢いをもたらす勝利を挙げた。
■1巡目 大将戦:ときど選手(ルーク) vs ももち選手(コーディー)
リーグ本節13節と同じ組み合わせとなった大将戦。前回の対決同様、ときど選手が素晴らしい内容でももち選手を追い詰めていく。ももち選手が何度もチャンスを作るが、ときど選手が守り切る展開が続いた。
ももち選手も1BATTLEを取り返し逆転を狙うが、ときど選手が細かいヒット確認コンボや、画面端の攻めでももち選手を圧倒し勝利を挙げた。
■2巡目 先鋒戦:ボンちゃん選手(ルーク) vs 藤村選手(ルーク)
1巡目で40ポイントを獲得し、MATCH3出場へ王手をかけた「v6プラス FAV gaming」に対し、追い詰められた「忍ism Gaming」。2巡目の先鋒戦は、ルークミラーマッチとなった。
序盤はボンちゃん選手が藤村選手を画面端に追い詰め試合を有利に進めていたが、そこから藤村選手の勝負強さが光り逆転に成功。精度の高い攻撃を繰り返し、藤村選手がチームのピンチを救う1勝目を勝ち取った。
■2巡目 中堅戦:sako選手(メナト) vs ももち選手(コーディー)
1BATTLE目はsako選手が得意とする多彩な攻撃でももち選手を圧倒。このまま一気に押し切るかと思われたが、追い詰められたももち選手は流石の胆力でピンチを凌ぐことに成功。徐々にsako選手の攻撃に照準を合わせていき、最後はコーディーのクリティカルアーツ「クリミナルパニッシャー」を決め中堅戦を勝ち切った。
■2巡目 大将戦:ときど選手(ルーク) vs ヤマグチ選手(ルーク)
両チームの運命をかけた大将戦。追い詰められた「忍ism Gaming」は、チーム最年少ヤマグチ選手にチームの命運を託した。
ときど選手には相性が良く、直近大会でも勝利を挙げているヤマグチ選手は、大舞台のプレッシャーを撥ね除けて試合を有利に進めて行く。ときど選手も持ち前の精度の高いヒット確認コンボで反撃するものの、ヤマグチ選手は最後まで崩れなかった。ヤマグチ選手が3-1で大将戦に勝利し、グランドファイナル進出の望みを繋いだ。
■3巡目 先鋒戦:鶏めし選手(ダルシム) vs 藤村選手(ルーク)
ここですべてが決まる大事な試合は、1巡目先鋒戦と同じ組み合わせとなった。
1巡目の反省を生かし、ジャンプ攻撃を警戒する鶏めし選手が試合を有利に進めていく。藤村選手もすぐに対応を見せ攻撃パターンを変えるものの、鶏めし選手は高い集中力でそれを凌いでいった。最後まで冷静に相手の攻撃を捌き切った鶏めし選手が大事な一戦で勝利した。
大接戦となったMATCH2は、「v6プラス FAV gaming」が見事勝利し、グランドファイナル進出へ向けMATCH3へ勝ち進んだ。

■1巡目 先鋒戦:ふ~ど選手(レインボー・ミカ) vs sako選手(メナト)
グランドファイナル進出をかけた運命のMATCH3。
先鋒戦で登場したふ~ど選手は、得意としている相手にさわったら一気に崩し切るという展開を繰り広げ、sako選手のメナトを圧倒する。sako選手の反撃も冷静に見極め、ふ~ど選手がチームに勢いをもたらす勝利を挙げた。
■1巡目 中堅戦:あきら選手(キャミィ) vs 鶏めし選手(ダルシム)
鶏めし選手の十八番であるダルシムのVトリガーII「ヨガサンサーラ」が、あきら選手を苦しめる。「ヨガサンサーラ」が攻めに守りに機能し、鶏めし選手が試合を有利に進めて行く。あきら選手もリスクを覚悟で勝負を仕掛けるが、鶏めし選手がしっかりと勝ち切った。
■1巡目 大将戦:ウメハラ選手(ガイル) vs ときど選手(ルーク)
激戦となった大将戦は、ときど選手がテンポ良く攻め込んでいく展開が続いたが、ウメハラ選手も見事な画面端の凌ぎを見せ一進一退の攻防となった。互いに相手の攻撃に対応していくハイレベルな戦いとなったが、ウメハラ選手がときど選手の僅かな隙を見逃さず接戦を制した。
■2巡目 先鋒戦:ウメハラ選手(ガイル) vs 鶏めし選手(ダルシム)
ウメハラ選手のガイルに対し、ダルシムをかぶせた鶏めし選手。MATCH1でダルシムに苦しんだウメハラ選手は、前回とは違う試合展開を組み立てて行ったが、あと一歩のところで鶏めし選手を倒し切るには至らなかった。鶏めし選手が素晴らしい対応を見せ先鋒戦に勝利した。
■2巡目 中堅戦:あきら選手(キャミィ) vs ボンちゃん選手(ルーク)
あきら選手が持ち前の電光石火の攻撃で、試合を有利に進めて行く。ボンちゃん選手を画面端に追い詰める展開を続け、ボンちゃん選手の反撃も冷静に対処していく。最後も画面端で一気に倒し切ることに成功し、グランドファイナル進出へ王手をかける大きな一勝を獲得した。
■2巡目 大将戦:ふ~ど選手(ポイズン) vs ときど選手(ルーク)
勝って3巡目に希望を繋げたいときど選手は序盤から積極的に攻め込んでいき、画面端でふ~ど選手を一気に倒し切る展開を作って行く。対してふ~ど選手も立ち回りで突き放し画面中央で捌き切るといった一進一退の攻防が続いた。相手の攻撃に対する防御が堅く、ハイレベルなシーソーゲームとなった大将戦は、フルセットフルラウンドの激闘となった。最後は互いに体力僅かな状況の中、ときど選手の勝負の前ステップを冷静に止めたふ~ど選手が勝利し、グランドファイナル進出を掴み取った。


全14節を戦い抜きリーグ本節1位となった「Good 8 Squad」、プレイオフ勝ち抜け1位の「Saishunkan Sol 熊本」、プレイオフ勝ち抜け2位の「名古屋OJA BODY STAR Mildom」の3チームがグランドファイナルで激突する。グランドファイナル準決勝では、今回のプレイオフMATCH1の再戦となり、その勝者がグランドファイナル決勝に進む形となる。

「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022」の決勝大会である「グランドファイナル」。
2022年シーズンの優勝と、総額800万円の賞金を懸けて激突します。
2022年シーズン王者を決める「グランドファイナル」は、2023年1月21日(土)に開催いたします。
現在、大会のWEB先行視聴チケットが販売中です。
なお、「グランドファイナル」では、日本最高峰の闘いをリアルで楽しめる「会場観戦チケット」もイープラスより数量限定で販売いたします。「会場観戦チケット」追加販売として 2023年1月10日(火)19:00より「先着販売」にてチケット販売を予定しております。
熾烈なリーグ戦を勝ち抜き、日本一の栄冠を掴むのはどのチームなのか。優勝チームの誕生を、どうぞ皆様の目でお確かめ下さい。
■WEB先行視聴チケット
「グランドファイナルWEB先行視聴チケット」 価格:3,000円(税込)+手数料
▼チケットの購入はこちら
https://sflpro-jp.zaiko.io/buy/1tGh:qjI:0c2f2
■会場観戦チケット(追加販売)
2023年1月10日(火)19:00~「先着販売」にて販売します。
(開催直前の新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑みて販売席数を調整させていただきます)
A席(会場前方席+優先入場) 価格:6,000円(税込)+手数料
B席(一般) 価格:5,000円(税込)+手数料
▼チケットの購入はこちら
https://sf.esports.capcom.com/final/
※席種によって入場時間が異なります。指定の時間より前にご来館いただいても、ご入場いただけません。
※ホールに入ってからの座席は、席種ごとに全席自由席、入場順での着席となります。
※ホワイエにて『ストリートファイター6』の試遊体験を予定していますが、先着順での試遊整理券配布の為、ご体験いただけない場合があります。
※本イベントの詳細やチケット販売に関する注意事項はSFL公式サイトや各プラットフォーム券売ページをご確認ください。

1月21日(土)に開催される「グランドファイナル」では、公式副音声番組「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022 プレイオフ 応援配信」 が、同日12:30より「YouTube」にて配信いたします。
「CAPCOM Pro Tour 2022」日本語実況LIVE配信でもおなじみのNOモーション。のお2人と、 リーグ本節でも解説を担当した、なないさんに番組を盛り上げていただきます。
3人のリアクションやトークを中心に、NOモーション。によるチームの楽屋リポートや、視聴者の皆さんのツイートを使った企画など、副音声ならではのコンテンツもご用意しております。
既にWEB先行視聴チケットを購入された方も、副音声として本配信と一緒にご覧になることでさらに「グランドファイナル」を楽しめること間違いなし!
チケット購入を迷われている方も、まずは応援配信で「グランドファイナル」の熱狂を体感してからチケット購入されてみてはいかがでしょうか。
詳細につきましては、ストリートファイターリーグ公式サイトをご確認下さい。
■ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022 公式Webサイト
https://sf.esports.capcom.com/
<以下、ニュースリリースより>
MATCH 1:本節2位「名古屋OJA BODY STAR Mildom」vs 本節3位「Saishunkan Sol 熊本」
■1巡目 先鋒戦:ふ~ど選手(ポイズン) vs ネモ選手(ユリアン)
プレイオフのオープニングマッチ。ネモ選手は前ステップを多用するアグレッシブな攻めを展開するが、ふ~ど選手が見事にそれを捌いた印象だった。ネモ選手としてはユリアンのVトリガーI「エイジスリフレクター」からの逆転を狙うが、ふ~ど選手は発動を許さない立ち回りで勝利を収めた。
■1巡目 中堅戦:あきら選手(キャミィ) vs ひぐち選手(ガイル)
序盤戦、あきら選手は得意とする切れ味鋭い攻撃で攻め込んでいくが、あと一歩ひぐち選手を倒し切るに至れない。ひぐち選手がギリギリのところで守り勝ち逆転する展開が続いた。ひぐち選手の勝負強さが存分に発揮された試合となり、そのままストレートでひぐち選手が勝利した。
■1巡目 大将戦:ウメハラ選手(ガイル) vs Shuto選手(ユリアン)
グランドファイナル進出に向けて大事な大将戦は、両チームのエース対決となった。
Shuto選手がガイル戦で鍵となる歩きガードの精度を武器に、ガイルの「ソニックブーム」を防御しながら間合いを詰め、ウメハラ選手を画面端に追い詰める展開が続く。Shuto選手が丁寧かつ、要所で大胆に攻めていきウメハラ選手を圧倒。Shuto選手がウメハラ選手に1BATTLEも取らせず大将戦に勝利した。
■2巡目 先鋒戦:あきら選手(キャミィ) vs ひぐち選手(ガイル)
ホーム&アウェイが切り替わっての先鋒戦は、1巡目と同じ組み合わせとなった。1巡目と同じくアグレッシブに攻めていくあきら選手。1巡目とはタイミングを変えた攻撃を混ぜてひぐち選手を翻弄する。あと一歩届かなかった敗戦を糧に、勝負所で読み勝ったあきら選手がストレートで勝利し、リベンジを果たした。
■2巡目 中堅戦:ウメハラ選手(ガイル) vs YHC-餅選手(ダルシム)
この日初戦となるYHC-餅選手はダルシムのスライディングキックをうまく活用し、ウメハラ選手を崩していく展開が続いた。YHC-餅選手は画面端に追い詰められても冷静に対応し、プレッシャーがかかる場面でも読み合いでウメハラ選手を上回り見事勝利を挙げた。
■2巡目 大将戦:ふ~ど選手(ポイズン/レインボー・ミカ) vs Shuto選手(ユリアン)
ふ~ど選手が勝てば3巡目突入。Shuto選手が勝てばグランドファイナル進出決定となる運命を分ける大将戦。
2戦連続で大将戦に出場したShuto選手は、1巡目の勢いそのままふ~ど選手のポイズンを圧倒する。2BATTLE目からレインボー・ミカにキャラクターを変えたふ~ど選手だったが、Shuto選手の勢いは止まらず、ふ~ど選手の攻撃を悉くいなし続け対応力の高さを見せつけた。1巡目に続き相手に1BATTLEも取らせずにShuto選手が勝利。勝利の雄叫びを上げ、「Saishunkan Sol 熊本」を初のグランドファイナル進出へ導いた。

MATCH 2:本節4位「v6プラス FAV gaming」vs 本節5位「忍ism Gaming」アウェイ
■1巡目 先鋒戦:鶏めし選手(ダルシム) vs 藤村選手(ルーク)
序盤戦は藤村選手がタイミング良くジャンプ攻撃を通すなど、ダルシム戦の上手さを見せる展開が続く。勝利まであと一歩のところまで追い詰めるものの、そこからの鶏めし選手の粘りが素晴らしかった。フルセットフルラウンドの最終局面でも冷静に相手の攻撃を捌いた鶏めしが先鋒戦で勝利した。
■1巡目 中堅戦:sako選手(メナト) vs ヤマグチ選手(ルーク)
非常に精度の高い攻撃を繰り出してくるヤマグチ選手に対し、sako選手も多彩な攻撃を見せる。ルークの「サンドブラスト」に対して、メナトのクリティカルアーツ「ウン・ネフェル」で弾抜けをするなどハイレベルな攻防の末、sako選手が勝利。チームに勢いをもたらす勝利を挙げた。
■1巡目 大将戦:ときど選手(ルーク) vs ももち選手(コーディー)
リーグ本節13節と同じ組み合わせとなった大将戦。前回の対決同様、ときど選手が素晴らしい内容でももち選手を追い詰めていく。ももち選手が何度もチャンスを作るが、ときど選手が守り切る展開が続いた。
ももち選手も1BATTLEを取り返し逆転を狙うが、ときど選手が細かいヒット確認コンボや、画面端の攻めでももち選手を圧倒し勝利を挙げた。
■2巡目 先鋒戦:ボンちゃん選手(ルーク) vs 藤村選手(ルーク)
1巡目で40ポイントを獲得し、MATCH3出場へ王手をかけた「v6プラス FAV gaming」に対し、追い詰められた「忍ism Gaming」。2巡目の先鋒戦は、ルークミラーマッチとなった。
序盤はボンちゃん選手が藤村選手を画面端に追い詰め試合を有利に進めていたが、そこから藤村選手の勝負強さが光り逆転に成功。精度の高い攻撃を繰り返し、藤村選手がチームのピンチを救う1勝目を勝ち取った。
■2巡目 中堅戦:sako選手(メナト) vs ももち選手(コーディー)
1BATTLE目はsako選手が得意とする多彩な攻撃でももち選手を圧倒。このまま一気に押し切るかと思われたが、追い詰められたももち選手は流石の胆力でピンチを凌ぐことに成功。徐々にsako選手の攻撃に照準を合わせていき、最後はコーディーのクリティカルアーツ「クリミナルパニッシャー」を決め中堅戦を勝ち切った。
■2巡目 大将戦:ときど選手(ルーク) vs ヤマグチ選手(ルーク)
両チームの運命をかけた大将戦。追い詰められた「忍ism Gaming」は、チーム最年少ヤマグチ選手にチームの命運を託した。
ときど選手には相性が良く、直近大会でも勝利を挙げているヤマグチ選手は、大舞台のプレッシャーを撥ね除けて試合を有利に進めて行く。ときど選手も持ち前の精度の高いヒット確認コンボで反撃するものの、ヤマグチ選手は最後まで崩れなかった。ヤマグチ選手が3-1で大将戦に勝利し、グランドファイナル進出の望みを繋いだ。
■3巡目 先鋒戦:鶏めし選手(ダルシム) vs 藤村選手(ルーク)
ここですべてが決まる大事な試合は、1巡目先鋒戦と同じ組み合わせとなった。
1巡目の反省を生かし、ジャンプ攻撃を警戒する鶏めし選手が試合を有利に進めていく。藤村選手もすぐに対応を見せ攻撃パターンを変えるものの、鶏めし選手は高い集中力でそれを凌いでいった。最後まで冷静に相手の攻撃を捌き切った鶏めし選手が大事な一戦で勝利した。
大接戦となったMATCH2は、「v6プラス FAV gaming」が見事勝利し、グランドファイナル進出へ向けMATCH3へ勝ち進んだ。

MATCH 3:本節2位「名古屋OJA BODY STAR Mildom」vs 本節4位「v6プラス FAV gaming」
■1巡目 先鋒戦:ふ~ど選手(レインボー・ミカ) vs sako選手(メナト)
グランドファイナル進出をかけた運命のMATCH3。
先鋒戦で登場したふ~ど選手は、得意としている相手にさわったら一気に崩し切るという展開を繰り広げ、sako選手のメナトを圧倒する。sako選手の反撃も冷静に見極め、ふ~ど選手がチームに勢いをもたらす勝利を挙げた。
■1巡目 中堅戦:あきら選手(キャミィ) vs 鶏めし選手(ダルシム)
鶏めし選手の十八番であるダルシムのVトリガーII「ヨガサンサーラ」が、あきら選手を苦しめる。「ヨガサンサーラ」が攻めに守りに機能し、鶏めし選手が試合を有利に進めて行く。あきら選手もリスクを覚悟で勝負を仕掛けるが、鶏めし選手がしっかりと勝ち切った。
■1巡目 大将戦:ウメハラ選手(ガイル) vs ときど選手(ルーク)
激戦となった大将戦は、ときど選手がテンポ良く攻め込んでいく展開が続いたが、ウメハラ選手も見事な画面端の凌ぎを見せ一進一退の攻防となった。互いに相手の攻撃に対応していくハイレベルな戦いとなったが、ウメハラ選手がときど選手の僅かな隙を見逃さず接戦を制した。
■2巡目 先鋒戦:ウメハラ選手(ガイル) vs 鶏めし選手(ダルシム)
ウメハラ選手のガイルに対し、ダルシムをかぶせた鶏めし選手。MATCH1でダルシムに苦しんだウメハラ選手は、前回とは違う試合展開を組み立てて行ったが、あと一歩のところで鶏めし選手を倒し切るには至らなかった。鶏めし選手が素晴らしい対応を見せ先鋒戦に勝利した。
■2巡目 中堅戦:あきら選手(キャミィ) vs ボンちゃん選手(ルーク)
あきら選手が持ち前の電光石火の攻撃で、試合を有利に進めて行く。ボンちゃん選手を画面端に追い詰める展開を続け、ボンちゃん選手の反撃も冷静に対処していく。最後も画面端で一気に倒し切ることに成功し、グランドファイナル進出へ王手をかける大きな一勝を獲得した。
■2巡目 大将戦:ふ~ど選手(ポイズン) vs ときど選手(ルーク)
勝って3巡目に希望を繋げたいときど選手は序盤から積極的に攻め込んでいき、画面端でふ~ど選手を一気に倒し切る展開を作って行く。対してふ~ど選手も立ち回りで突き放し画面中央で捌き切るといった一進一退の攻防が続いた。相手の攻撃に対する防御が堅く、ハイレベルなシーソーゲームとなった大将戦は、フルセットフルラウンドの激闘となった。最後は互いに体力僅かな状況の中、ときど選手の勝負の前ステップを冷静に止めたふ~ど選手が勝利し、グランドファイナル進出を掴み取った。

2023年1月21日(土)開催! グランドファイナル進出チームが決定!

全14節を戦い抜きリーグ本節1位となった「Good 8 Squad」、プレイオフ勝ち抜け1位の「Saishunkan Sol 熊本」、プレイオフ勝ち抜け2位の「名古屋OJA BODY STAR Mildom」の3チームがグランドファイナルで激突する。グランドファイナル準決勝では、今回のプレイオフMATCH1の再戦となり、その勝者がグランドファイナル決勝に進む形となる。
グランドファイナルWEB先行視聴チケット販売中!会場観戦チケットは2023年1月10日(火)19時から先着販売開始!

「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022」の決勝大会である「グランドファイナル」。
2022年シーズンの優勝と、総額800万円の賞金を懸けて激突します。
2022年シーズン王者を決める「グランドファイナル」は、2023年1月21日(土)に開催いたします。
現在、大会のWEB先行視聴チケットが販売中です。
なお、「グランドファイナル」では、日本最高峰の闘いをリアルで楽しめる「会場観戦チケット」もイープラスより数量限定で販売いたします。「会場観戦チケット」追加販売として 2023年1月10日(火)19:00より「先着販売」にてチケット販売を予定しております。
熾烈なリーグ戦を勝ち抜き、日本一の栄冠を掴むのはどのチームなのか。優勝チームの誕生を、どうぞ皆様の目でお確かめ下さい。
■WEB先行視聴チケット
「グランドファイナルWEB先行視聴チケット」 価格:3,000円(税込)+手数料
▼チケットの購入はこちら
https://sflpro-jp.zaiko.io/buy/1tGh:qjI:0c2f2
■会場観戦チケット(追加販売)
2023年1月10日(火)19:00~「先着販売」にて販売します。
(開催直前の新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑みて販売席数を調整させていただきます)
A席(会場前方席+優先入場) 価格:6,000円(税込)+手数料
B席(一般) 価格:5,000円(税込)+手数料
▼チケットの購入はこちら
https://sf.esports.capcom.com/final/
※席種によって入場時間が異なります。指定の時間より前にご来館いただいても、ご入場いただけません。
※ホールに入ってからの座席は、席種ごとに全席自由席、入場順での着席となります。
※ホワイエにて『ストリートファイター6』の試遊体験を予定していますが、先着順での試遊整理券配布の為、ご体験いただけない場合があります。
※本イベントの詳細やチケット販売に関する注意事項はSFL公式サイトや各プラットフォーム券売ページをご確認ください。
「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022」グランドファイナル応援番組配信!

1月21日(土)に開催される「グランドファイナル」では、公式副音声番組「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022 プレイオフ 応援配信」 が、同日12:30より「YouTube」にて配信いたします。
「CAPCOM Pro Tour 2022」日本語実況LIVE配信でもおなじみのNOモーション。のお2人と、 リーグ本節でも解説を担当した、なないさんに番組を盛り上げていただきます。
3人のリアクションやトークを中心に、NOモーション。によるチームの楽屋リポートや、視聴者の皆さんのツイートを使った企画など、副音声ならではのコンテンツもご用意しております。
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https://sf.esports.capcom.com/
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- 【現地レポート+インタビュー】東京で2回目のVCTが開催! 日本チーム不在でもスーパープレー連発で大熱狂——VCT Pacific Stage 2 Finals Tokyo
- 『VALORANT』の国際リーグである「VCT Pacific Stage 2」の準決勝・決勝戦が、8月30日(土)~31日(日)にアリーナ東京ベイにて開催された。プレーオフで勝ち進んだ上位3チームが、この日本に集結し、トップレベルの白熱した戦いを繰り広げた。▲試合会場は千葉県船橋市の「LaLa arena TOKYO-BAY」。最高気温は37℃の猛暑日の中、たくさんのVALORANTファンが押し寄せた Day 1に行われた準決勝(Lower Final)では、🇭🇰TALON(🇭🇰TLN)対🇮🇩Rex Regum Qeon(🇮🇩RRQ)が対決。Day 2の決勝戦(Gran Final)では、準決勝戦の勝者を🇸🇬Paper Rex(🇸🇬PRX)が待ち構える。▲Day 1にはプロ・ストリーマー混合チームのショーマッチ、Day 2にはラッパー・千葉雄喜によるライブパフォーマンスが実施 今大会の準優勝以上の結果を収めたチームは、9月~10月にかけてフランス・パリで開催される世界大会「VALORANT Champions 2025」への出場権を獲得することができる。Pacific全体では4枠あるうち、2枠が決定する重要な試合である。日本チームは不在——だが海外チーム相手にも熱い声援 VCTが日本で開催されるのは、2023年のMasters Tokyo以来。残念ながら、日本代表のZETA DIVISIONはグループステージ敗退、DetonatioN FocusMeはプレーオフ初戦敗退という結果に終わっており、またもや日本チーム不在のまま開催されることとなった。▲中央にある円形のステージを、ぐるりと囲むように観客席が設けられている。縦に広がるような構造のおかげで、選手との距離はかなり近く感じた(叫び声が席からでも聞こえるほど) ▲さまざまなチームグッズを身にまとうファンの姿が多く見られた。このような国際大会は、海外チームを目にすることのできる貴重な機会だ とはいえ、会場の熱い声援は、日本チーム不在ということを感じさせないレベルであったことは間違いない。現場にいる海外メディアの記者も、自国のチームがいない中でもこれだけ盛り上がるということに驚いているようだった。▲おなじみの応援ボード。配信カメラで頻繁に映されるせいか、クスッと笑えるインパクト大なものも多かった ▲前列の一部席の観客は、花道に入って選手たちと生で交流することができる! ファンにはたまらない最高の瞬間だ Pacific王者を決める激戦 さて、決勝戦の様子もレポートしていこう。準決勝で勝利を決めたのは、🇮🇩RRQであった。🇭🇰TLNに先制2マップを取得されるも、その後は持ち直して2マップを逆に連取。5マップ目に突入したが、オーバータイムにまでもつれ込む激戦の末に、🇮🇩RRQが白星を獲得した。▲序盤は🇭🇰TLNにペースを持っていかれた🇮🇩RRQ。だが後半になるにつれ本調子を取り戻し、最終マップでは持ち前の粘り強さを見せ、見事に勝利を決めた(https://www.youtube.com/live/hKa_O9nb1QI?si=jcOZObDlW11KJUWy&t=25268) 翌日の決勝戦では、初代Pacificリーグの王者である🇸🇬PRXが立ち向かった。両チームともビザの問題により欠員が危ぶまれたものの、すべてのメンバーが無事に来日することができた。▲Masters Tokyoではビザの関係で出場できなかったsomething(スミス)選手が無事に到着 試合は終始🇸🇬PRXの独壇場であったといっても過言ではない。開幕から2マップを連取し、早々に王手をかける🇸🇬PRX。特に第2マップの「アセント」では、開幕から10ラウンドを練習し、早々に12-1でマッチポイントへ。🇮🇩RRQも攻守交代後に必死に抵抗するが、さすがに11ラウンド差からの勝利は絶望的であった。▲試合開始直後から魅せる、d4v4i選手の1on2クラッチ。勢いに乗っているはずの🇮🇩RRQに、真正面からフィジカルで叩きのめす(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=gwEhehFNQj7U8pk6&t=7835) 🇮🇩RRQは第3マップをなんとか返すものの、その後の第4マップでも依然として🇸🇬PRX優位の状況が続いた。▲おなじみの大胆かつ攻撃的な動きで、ひとりずつ敵を殲滅。🇸🇬PRXはこのラウンドを獲得し、マッチポイントへ(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=5g1o1jxN9ePp9pP4&t=15937) ▲12-7で迎える第20ラウンド、マッチポイントの🇸🇬PRXは勝ち切るためにタイムアウトを取得した ▲1on1にまで持ちこんだ🇮🇩RRQだったが、見事勝利したのは🇸🇬PRX。二度目となるPacific王者に輝いた(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=NYEZZkP9KDZ6YnY1&t=16343) ▲トロフィーをかかげる選手たち。まさに王者にふさわしい、圧倒的な戦いであったことは間違いない! まるでライブ会場——進化した最新鋭の会場演出 やはり特筆すべきは、会場演出の迫力だ。写真だけでも「美しさ」が伝わってくると思うが、やはり照明や音楽も含めたさまざまな演出が絡み合い、試合をより興奮させるような工夫がされている。▲試合開始前には音楽が流れ、観客席からは手拍子が。まるでライブ会場のように、観客をさらに熱狂させる演出が随所に散りばめられていた ▲タイムアウト中やスーパープレーの後には、このような特殊な照明効果が現れる。特に上階から観ると、かなり幻想的な演出が体験できた さらに決勝戦では、全観客に対してリストバンド型ライトが配布され、会場の雰囲気をより賑やかなものにしていた。このデバイスはただ光るものではなく、試合の展開ごとに自動的に色が変わる。▲座席に貼られる形で用意されたライトは、試合後にそのまま持ち帰ることができる。試合中は自動的に点灯・消灯するが、家に持ち帰った後は普通に使用できるようになる(側面のボタンを押すとさまざまな色で点灯する) ▲🇸🇬PRXが優勝すると、リストバンドはチームカラーのピンク色に! ▲観客席に現れる「PRX」の文字。座席単位で色をコントロールできる最新技術が使われている(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=Sc3Nl3-0WDXHCHz3&t=16397) 会場の外でも楽しめる!オフライン大会ならではの催しも 試合会場の外には、さまざまなブースが用意されていた。試合以外にも、飽きさせないためのさまざまなコンテンツが目白押しだ。▲画面をタッチするとカウントダウンが始まり、パシャリと撮影。友達と一緒にイベントに来た思い出を残そう! ▲写真はその場で印刷されて、実際にもらうことができるぞ! ペンも用意されているので、プリクラのように落書きをするのもオススメ ▲VCT Pacific限定のグッズを求め、ブースには長蛇の列。人気の商品は、試合開幕前には既に売り切れになっていたほどだ ▲巨大ウィングマンをバックに、ちびウィングマンとツーショット ▲スパイクと箱で記念撮影。普通に解除してもよし、箱の後ろに隠れて解除するもよし ▲インテルブースでは「BOT撃ち」を行うことのできるコーナーが用意されていた。好成績を収めれば、先着順に限定グッズが手に入る。なかなか成功者が現れなかったものの、4回以上挑戦してクリアした猛者もいたのだとか ▲インテルのブースでは他にも、抽選会のようなものも実施されていた。なんらかの限定グッズが当たるらしい ▲TenZのサイン付きマウス(1等)を当てた豪運の持ち主! 個人的なイチオシは、やはりレッドブルブースの「チェキ」が撮影できるコーナー。イベントの思い出にと、形に残るものが手に入るのはうれしい。🇸🇬PRX優勝インタビュー 最後に、メディア合同で行われた🇸🇬PRXの優勝後インタビューの内容をお届けしよう。▲左からPatMen(ぱっとめん)、f0rsakeN(ふぉーせいくん)、something(すみす)、Jinggg(じん)、d4v4i(だばい)、alecks(あれっくす)コーチ ——まずは選手とコーチの皆様から、ひと言ずつメッセージをお願いします。PatMen:厳しい試合だったし、昨日と今日で2日連続で対戦している🇮🇩RRQの方が、いい流れだったかもしれません。しかし、自分たちがお互いを信頼し合い、止まることなく強い気持ちでプレーしたことが、勝つことのできた要因であると思います。f0rsakeN:最初の2マップまでは、自分たちのプレーがしっかりできたと思います。ただ第3マップからは、自分たちのミスもあり、相手に流れが移ってしまった印象がありました。その後の第4マップでは、自分たちの流れを取り戻すことができ、自分たちのプレーができたと思います。Jinggg:プレーについては同じ思いで、今日は勝てて本当にうれしいです。前回の🇮🇩RRQ戦では負けてしまったのですが、今回はリベンジを果たすことができました。d4v4i:チーム全員のプレーを誇りに思います。ひとりひとり素晴らしいパフォーマンスを出せて、プレースタイルだけでなくメンタル面においても自分たちの強さを発揮できたと思います。(🇮🇩RRQに)リベンジができてとてもうれしいです。今回は全員が日本に来られて良かったです。特にイリア(something選手の本名)にとってはかつてプレーしていた場所でもあるので、残りの時間で日本を楽しみたいと思います。something:今までを振り返って、何よりも重要だったのは「Esports World Cup」や「VCT Masters Toronto」などで大変なことがありながらも、その後の「VCT Pacific Stage 2」では力強くスタートを切れたことだと思います。🇮🇩RRQや🇰🇷Gen.Gのように、自分たちを研究して戦ってくるチームもあり、苦戦を強いられることも覚悟していました。それでもプレーオフ前に負けたのは🇯🇵ZETA戦だけで、ステージ全体を通して3マップしか落としておらず、今シーズン全体を見ればとてもいい結果だったと思います。そして、日本は僕にとっては第二のホームのような場所です。自分のキャリアが始まった地でもありますので、この日本に戻ってこれたということを大変うれしく思います。alecksコーチ:この「ボーイズ」たちを誇りに思います。長いシーズンでしたが、全員でここまで頑張ってきました。何よりもうれしいのは、日本でこれだけたくさんの人たちの前でプレーができたことです。声援を聞くのも最高で、みんなが集中して試合を見てくれていることがとてもうれしかったです。また、イリア(something選手)を連れて来ることができたのも良かったと思います。2023年の「Masters Tokyo」では、MVPに選ばれてもおかしくないパフォーマンスであったにも関わらず、日本に連れてくることができませんでした。なので、今回は全員がそろって日本に来られて良かったです。あとは……MVPの人にディナーをおごってもらいたいですね(笑)。▲MVPに選ばれたのはsomething選手。圧倒的なパフォーマンスを考えれば、納得せざるを得ないチョイスだ ——PatMen選手に質問です。日本に来て楽しかった思い出や、美味しかった食べ物はありますか?PatMen:まず第一に、親切な人ばかりだと思いました。日本は満喫できているのですが、ただ今は試合続きで外に出られていません。さっきd4v4iが話をしていた「一蘭」に行ってみたいです(笑)——今日の🇮🇩RRQ戦に点数をつけるなら、何点くらいだと思いますか?alecksコーチ:ロータス(第3マップ)は2点、それ以外は9点をあげてもいいと思います。2点の理由は、自分たちが何もできなかったこと。そして、自分たちの作戦や連携も含めて、思うようにプレーができなかったためです。——トロフィーの上にいる「Bok」君は勝利にどのくらい貢献しましたか?alecksコーチ:ずっとコーチングブースにいたので、10%くらいですね(笑)▲トロフィーの上に鎮座するのは、🇸🇬PRXのマスコットキャラクターである「Bok」。チームの勝利にはあまり貢献できてはいないようだ ——今回の試合において、マッププールについての有利はありましたか?alecksコーチ:やはりマップアドバンテージは大きかったです。特に🇮🇩RRQの「アイスボックス」は世界でも有数の強さを誇りますが、今回マッププールから外れていたのは幸運でした。——something選手がMVPを取った理由はなんだと思いますか?alecksコーチ:「Masters Toronto」から戻ってきてからは、彼は生まれ変わったかのように強い選手になりました。恐れを知らず、キルを取りまくり、ヨル使いの中では右に出るものはいないと言っても過言ではありません。だからこそ、MVPに選ばれたのだと思います。——d4v4i選手とJinggg選手にお聞きします。2年前にも日本で戦った経験があると思いますが、当時と今回とでプレーの感覚の違いなどはありましたか?d4v4i:今のチームは、以前よりもお互いにより正直にいられるようになったと思っています。もちろん前から親しい仲ではあったのですが、今回のほうがよりオープンに接することができていると思います。特に今シーズンは、よりチームでの関係性を育むことができたので、パフォーマンスやメンタル面においてもいい効果をもたらしていると感じます。d4v4i:(Jinggg選手にマイクを向けながら)答える?Jinggg:いや大丈夫。d4v4i:残念(笑)。▲記者会見中にも、仲が良さそうに雑談するJingggとd4v4i ——今年パリで開催される「VALORANT Champions 2025」には、🇰🇷T1と🇰🇷DRXも出場します。この2チームについてはどう思いますか?alecksコーチ:今年は🇰🇷DRXと🇰🇷T1の両方に1回ずつ負けましたが、こちらも逆に1、2回……もしかすると3回ほど勝っています。どのチームも強い相手で、特に🇰🇷DRXはプレーオフの後に調整する時間もあるので、戦い方を変えてきて、新バージョンの🇰🇷DRXを見せてくるかもしれません。🇰🇷T1についても、ここは非常に用意周到なチームであり、次のビッグイベントに向けて着々と準備を進めていると思います。強敵であることには間違いないので、こちらも作戦をよく練って、かなり準備しなければいけません。自分たちが勝つとは思いますが、とても大変な道であるとは思います。まとめ 2年前の「Masters Tokyo」を思い出させるほど、爆発的な声援の熱量が印象的な大会であったことは間違いない。選手たちとの距離の近さに、すさまじいスーパープレーの連発。そして、それらをドラマティックに盛り上げる会場演出の美しさ。ぜひ現地で観戦した人は、この感動を胸に刻みつけていただきたいところだ。ただやはり一点。今大会でも日本チームが不在であったという点は、非常に残念でならない。とはいえ2年前の「Masters Tokyo」の頃とは比べ、日本チームのレベルは非常に上がっていることは間違いない。🇯🇵DetonatioN FocusMe(🇯🇵DFM)は、かつての連敗を忘れさせるかのような快進撃を見せ、プレーオフ進出という快挙を成し遂げた。🇯🇵ZETA DIVISIONもプレーオフ進出こそ逃したものの、グループステージでは🇸🇬PRX相手にストレート勝利を収めるなど、決して他チームと比べて劣っているわけではない。▲第2マップ開始前に登場した🇯🇵DFMの選手たち(当時)。悔しい思いは幾度となく味わっただろうが、この1年は決して悪いものではなかっただろう(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=YnojHUuv0jDUBvBh&t=7698) ようやく「リーグ」というシステムにも慣れてきた中で、日本チームはどれだけ躍進できるのだろうか。日本チームも間違いなく進化しているが、それ以上に世界の壁は厚いことも事実だ。今後もし、3度目のVCT日本開催があり得るのならば、ぜひ日本チームの応援が現地でできることを願いたいばかりだ。撮影:まいる編集:いのかわゆう【まいるプロフィール】関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)
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- 【結果速報 9月7日】 「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」日本大会最初のウイナーはGO1!
- 『ストリートファイター6』の公式大会「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」日本大会 第1回が2025年9月7日(日)にオンラインにて実施され、GO1選手が今大会一度も敗れることなく、WWポイント50点を獲得した。本大会は『ストリートファイター6』の世界大会「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得するために各地域でオンライン開催される「ワールドウォリアー」のひとつ。オンライン大会だが、esports Style UENOにてパブリックビューイングも行われ、多くのファンが見守る中、過去最多となる2300人以上のエントリーで熾烈な戦いを繰り広げた。CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会とは『ストリートファイター6』にて、世界中のプレーヤーが年間チャンピオンを目指し、各地域で激戦を繰り広げる大会「CAPCOM Pro Tour 2025」。その大会群のひとつつである「ワールドウォリアー」は、世界各地域のトーナメントオーガナイザーによって数カ月にわたり複数回開催される。「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会」は、順位に応じてポイントが獲得できる5回の通常大会と、ポイント順位上位選手8名による決勝大会の全6回で構成される。今年の日本大会は「スーパーリージョン」として位置付けられ、「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得できるのは2名。1名は5回の大会で最もポイントを獲得した選手。もう1名は、2〜8位までの選手の直接対決により決定する。なお、今回の「ワールドウォリアー」の成績優秀者の中から、2026年に愛知県で行われる「アジア競技大会」の日本代表選手の選考大会でもある。 ワールドウォリアー 日本大会 #1 試合結果 「ワールドウォリアー」日本大会 #1は、昨年の同大会と比べて倍以上となる2300人以上がエントリー。すべての試合はオンラインで、プールではダブルエリミネーションのBo3、トップ8以降はBo5で行われた。エントリーの中には「ストリートファイターリーグ」や世界の大会で上位に食い込むプロも多い中、チーム等に所属していないアマチュアの中からも上位に食い込む選手が多く見られた。そんな中で、トップ8のウイナーズ側には、GO1、立川、どぐら、ヤナイという「ストリートファイターリーグ」の選手やコーチとしてなどで活躍するプロたちが勝ち上がり、GO1が立川、ヤナイを下して全勝を保つ。ルーザーズ側では若手のサトルがハイタニに、海外にも積極的に挑戦しているkingvegaがリーガーのこばやんに勝利したものの、ウイナーズから降りてきたどぐらがグランドファイナルに勝ち進んだ。迎えたグランドファイナルは、この日初めての対戦カードにして、CAG OSAKA時代の元同僚という関係。GO1の春麗に対してどぐらはエレナで挑むも、思うようにタッチできずにストレートで2本を奪われたところでベガにスイッチ。昨今話題の「ドライブインパクト」を織り交ぜながらどぐらが1本取り返す。そして迎えた第4ゲーム、どぐらペースで試合が進むものの、1タッチからGO1がコンボを叩き込む意地と意地のぶつかり合い。互いに体力も時間もない中で、GO1の執拗な中段攻撃が最後にヒットし、そのままSAで勝利を決めた。最終ラウンド、GO1がどぐらをバーンアウトさせた直後に、ドライブラッシュからの中段がヒット。残り3秒からのSAで勝敗が決した(https://www.youtube.com/live/0vwXdrIONBM?si=-VKxbSh2wXaZlux6&t=17063) 優勝したGO1はWWポイントとして50ポイントを獲得。「CAPCOM CUP 12」出場に向けて大きく弾みをつけた。順位所属チーム|選手名pt1 DetonatioN FocusMe|GO1 50pt 2 Crazy Raccoon|どぐら 40pt 3 IBUSHIGIN|ヤナイ 35pt 4 kingsvega 30pt 5 NORTHEPTION|サトル 25pt = Crazy Raccoon|立川 25pt 7 REJECT|ハイタニ 20pt = Saishunkan Sol 熊本・A.M.G|こばやん 20pt 配信URL CAPCOM Pro Tour ワールドウォリアー:https://sf.esports.capcom.com/cpt/jp/ワールドウォリアー 日本大会 #1:https://www.start.gg/tournament/world-warrior-2025-japan-1/details
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- 【大会レポート】日本人選手が優勝!遊戯王カードゲームの世界大会「Yu-Gi-Oh! World Championship 2025」全4部門の優勝者が決定
- 遊戯王カードゲームの世界トップデュエリストを決めるeスポーツ世界選手権「Yu-Gi-Oh! World Championship 2025」(WCS2025)の本戦が、2025年8月29日(金)~8月31日(日)にフランス・パリで開催され、全4部門の優勝者が決定。「デュエルリンクスの部 ラッシュデュエル」では、日本の夢原先生選手が優勝し、見事栄冠を手にした。<以下、ニュースリリースより>「デュエルリンクスの部 ラッシュデュエル」で日本人の夢原先生選手が優勝! 株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、遊戯王カードゲームの世界トップデュエリストを決めるeスポーツ世界選手権「Yu-Gi-Oh! World Championship 2025」(WCS2025)の本戦を、2025年8月29日(金)~8月31日(日)にフランス・パリで開催し、「オフィシャルカードゲームの部」「デュエルリンクスの部 スピードデュエル」「デュエルリンクスの部 ラッシュデュエル」「マスターデュエルの部」の全4部門の優勝者・チームが決定したことをお知らせします。 「WCS2025」本戦は、世界各国・地域の予選を勝ち上がってきた総勢86名の選手たちがフランス・パリに集結し、世界の頂点を目指して熱戦を繰り広げました。 決勝は、「デュエルリンクスの部」からスタート。「デュエルリンクスの部 ラッシュデュエル」は、夢原先生選手(Japan)、「デュエルリンクスの部 スピードデュエル」は、Snyffus選手(Germany)が見事優勝を勝ち取りました。3人1組のチーム戦「マスターデュエルの部」は、Mist選手率いるRagnarokチームが世界の頂点に立ちました。ラストを飾った「オフィシャルカードゲームの部」においては、Julien Kehon選手(United States)が優勝し、見事栄冠を手にしました。 大会の最後には、来年「Yu-Gi-Oh! World Championship 2026」は、日本・東京で開催することを発表しました。 当日ライブ配信をおこなったデュエルの模様は、引き続きYouTube「遊戯王OCGチャンネル」で公開中ですので、世界トップレベルの選手たちによるデュエルをぜひご覧ください。「マスターデュエルの部」の予選においては、初の試みとなる10言語によるAI実況トライアル配信もおこないました。ぜひご注目ください。「WCS2025」本戦をアーカイブ公開中! 各部門の優勝者・優勝チーム 「デュエルリンクスの部 ラッシュデュエル」【優勝】 夢原先生選手(Japan)【コメント】 最高です!同じ部門で共に闘ってきた「とも@」さんに感謝を伝えたいです!「デュエルリンクスの部 スピードデュエル」【優勝】 Snyffus選手(Germany)【コメント】 この場に立てるとは思っていなかったので、優勝できて信じられないくらい嬉しいです!「マスターデュエルの部」【優勝】 Ragnarokチーム(Mist選手、Luka選手、N3sh選手)【コメント】 ありがとうございます!最高です! これまで自分たちに関わってくれた方々全員に感謝の気持ちを伝えたいです!「オフィシャルカードゲームの部」【優勝】 Julien Kehon選手(United States)【コメント】 一緒にこの場に来てくれた彼女や母国で一緒にプレーをしてくれた友達、全てのデュエリストに感謝を伝えたいです! オープニングセレモニーでは、フランスのマクロン大統領からのメッセージも! 「今日は「遊戯王カードゲーム」、そしてすべてのカードゲームプレーヤーにとって特別な日です。この大会のために世界中からフランスに集まっていただいた皆様をお迎えできることを大変光栄に思います。またこの素晴らしい大会に、世界中から集まる熱気、情熱、ゲーム、そしてその広がりをここフランスで感じていただけることを嬉しく思います。」などといったメッセージをいただきました。▼メッセージ映像▼ 来年の開催地は日本「東京」に決定! Ⓒスタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMIⒸKonami Digital Entertainment