2022年12月23日(金)〜24日(土)に横浜アリーナにて、Riot Gamesが主催するeスポーツイベント「Riot Games ONE」が開催されました。初日となるDay1はストリーマーを中心とした出場者による『VALORANT』と『League of Legends』の対戦を行い、Day2は『VALORANT』のプロチームによるスペシャルマッチが行われました。
出場するのは2023年に開催される「VALORANT Champions Tour 2023(VCT)」のPACIFICに参加する日本チームであるZETA DIVISIONとDetonatioN FocusMeの2チームに加え、今大会のために招待されたFnatic、DRX、Paper Rexの海外勢3チームです。今回はDay2のレポートおよび合同カンファレンスの様子をお届けします。
すでに「RAGE VALORANT」の東京ガーデンシアターや「2022 VALORANT Champios Tour Challengers Japan Stage2」のさいたまスーパーアリーナなど、有料有観客イベントで大きな集客をしている実績があり、今回の横浜アリーナでも大勢の観客が押し寄せていました。
招待された海外チームはEMEA(ヨーロッパ、中東及びアフリカ)の名門チームFnaticと、韓国チームのDRX、そしてシンガポールチームのPaper Rexの3チーム。DRXとPaper Rexは2023年シーズンで「VCT PACIFIC」で対戦する相手なので、VCTの前哨戦とも言えます。どのチームもロースター発表後では選手が観客前に登場するのは初めてで、DetonatioN FocusMeはDetonatioN Gamingからリブランドしてから初めてのお披露目となります。
試合結果はZETA DIVISIONがPaper Rexに勝利するも、DRXとFnaticには敗北でした。DetonatioN FocusMeは3戦とも敗北です。日本チームの活躍が観られなかったことは残念ですが、海外チームを間近で観られたファンは興奮冷めやらぬ様子で大いに盛り上がっていました。コロナ禍のため、声を出しての応援はできませんでしたが、運営が用意したスティックバルーンを叩いたり、個人で用意した応援グッズをかざしたりと、音楽ライブさながらの賑わいを見せていました。
エキシビションマッチの終了後のエンディングでは各チームの表彰と同時に、2023年シーズンに「MASTERS」の日本開催を発表しました。大会名は「MASTERS TOKYO」となっていたので、東京近郊で開催されるとみられます。
昨年のZETA DIVISIONの活躍、配信の同時視聴者数の多さなど、日本での盛り上がりがMASTERSの開催を引き寄せたと言えるでしょう。
Riot Games ONE Day2は世界のトッププロの技術や戦術を楽しめた1日となりましたが、それ以外にもお楽しみはありました。Day1・Day2の両日とも2階ホワイエでは、コスプレの撮影スポットを用意。『VALORANT』と『League of Legends』の2種類のパネルと武器や小道具などを用意していました。『VALORANT』コーナーでは伊織もえさんを始めとする有名コスプレイヤーがエージェントに扮し撮影会を敢行。『League of Legends』はコミュニティの人たちによる撮影会が行われていました。

オープニングではスペシャルライブが催されました。Day1ではReolさんによるRiot Games ONEのテーマソングを含む3曲を披露。Day2では日本出身のエージェント「ヨル」の動画に使われた曲をAK-69とSound Deliが演奏しました。
ほかにも会場でしか購入できない物販ブースやふもっふのおみせ、Redbullなどの企業ブース、コラボフードの販売など、お祭り感満載の出店もありました。横浜アリーナの会場は出入り自由だったので、8時間以上の長丁場でもさまざまな楽しみ方ができ、体調や気分に合わせてイベントに参加できていました。
最後に参加した5チームのカンファレンスが行われましたので、参加して話を聞いてきました。
——Riot Games ONEの出演した感想は?
Benkai:とても優しく、親切だったので、長くプレイしたいと思いました。
CigaretteS:参加させていただきありがとうございます。日本人は素敵な人が多いと言う印象です。
Jinggg:今日、この会場にはたくさんのファンが居て、写真もたくさん撮っていただきました。私にとってはすごくいい経験になりました。
F0rsakeN:私もとてもいい経験をさせていただけたと思っています。日本はいいところだったので、いい印象を持ちました。
d4v41:日本に常に来たいと思っていた。とても美しい国ですし、日本人は皆親切でした。食事をしたレストランも好印象でした。日本の皆さんの前でプレイできたこと、このイベントに参加できたことに感謝しています。
alecks :日本は文化やポップカルチャーを含めいいところだと聞いていました。その日本に来ることができ、イベントに参加できたことがうれしく思います。
mindfreak:日本に何度か来ることがありましたが、いつも同じ印象です。歓待をしてくれますし、人は優しいです。コロナ禍で中々来られませんでしたが、今回、イベントに参加できたのはうれしかったです。
——Benkai選手は日本のeスポーツの盛り上がりをどのように感じましたでしょうか。
Benkai:とてもいいと感じました。eスポーツ選手を応援しようとするファンがとても素晴らしいと感じました。
——F0rsakeN選手のファンが日本に多くいますが、日本のファンと会った印象はどうでしょうか。また、今回の渡航で印象深いものはありましたでしょうか。
F0rsakeN:日本が初めての来日になりますが、人も日本自体もすべてが素晴らしいと思いました。一蘭のラーメンを食べたのですが、これまで食べたベストな食べ物でした。
——今日対戦した日本チームの印象と来年に向けてのチーム作りについてお聞かせください。
Benkai:ZETA DIVISIONとは公式の試合で対戦してから大分時間が経っていて、かなり上達していると感じました。DetonatioN FocusMeはSuggest選手が最初の3ラウンドくらいまで緊張しているのかなと思いましたけど段々と自信を取り戻してきたのか安定してくるようになりました。
これは皆さんの声援の力も大きかったと思います。来年に限らず、他のチームよりも一歩上に行くようにしており、それを継続していきます。いろんな状況に対応できるようにしていきます。
——Riot Games ONEに出演して会場の雰囲気などいかがでしたでしょうか?
ZEST:観客の皆さんがたくさん居て、うれしく思います。日本での滞在が数日なのが少し残念です。幸せな時間でした。
stax:次のMASTERSを日本で開催して欲しいくらい日本にいい思い出しかないです。少しでも長くいたいので、MASTERSの日本開催を望みます。
BuZz:今回、ZETA DIVISIONやDFMと試合が楽しくできました。次回のVCTで対戦できることを期待しています。またすぐにでも日本に来たいと思っています。
Rb:日本は今回で2回目ですがとても楽しく試合はできました。日本には何度でも訪れたいと思っています。次回の大会もこれくらいの大きな規模でやっていただけるとうれしいです。
Foxy9:日本のいい選手、ファンに会えてとても楽しかったです。次も機会があるのでしたら、絶対に来たいと思います。
MaKo:今回で日本での試合は2回目なんですけど、招待していただき、うれしく思っています。日本のたくさんのファンに会えたことがうれしいですし、またこういった機会があれば参加したいと思っています。
コーチ:これだけ多くの観客の前でプレイするのは久しぶりなんですけど、多くのファンに会えて感激しております。
——今日2連勝できた要因はなんでしょうか。
コーチ:今回の大会はVCTに向けた新メンバーもいますので、プレッシャーなく、仲良く、楽しく向かっていこうと決めました。コミュニケーションであったり、ゲームの理解度を高めるのであったり、そういうことを高められるように準備をしました。
stax:今回、決められたキャラクターで、試してみたいキャラクターを使えたのが良かったのだと思います。
——日本のチームの印象はいかがでしょうか。
stax:DFMは世界大会で当たったことがないので、ZETA DIVISIONについての印象です。ZETA DIVISIONはアジアでもトップ3に入るチームですし、注目されているチームです。今回はそういった面でプレッシャーとかあったのではないでしょうか。そのあたりのプレッシャーとかを克服できればすごくいいチームになると思います。
——来年の抱負をお聞かせください。
Foxy9:来年は緊張せず、もっといい姿をみせたいと思います。
——Riot Games ONEに出場した感想をお聞かせください。
Suggest:このチームにはオフラインの大会が初めての選手もいますが、今回の大会に参加して、オフラインの戦いも慣れてきたと思います。
Seoldam:オフラインでのプレイになれていなかった選手も多かったんですけど、ファンの人も多く楽しかった。
xnfri:久々のオフラインの試合でなかなか調子が出ませんでした。来年に向けてオフラインの体験ができ、いい経験になったと思います。イベントはすごく楽しかったです。
Reita:オフラインの大きなイベントで、BO1の1試合ながら世界の強豪チームと対戦できると言う貴重な体験をさせていただきました。今日の経験が次の体験に生かせればと思います。
takej:めちゃくちゃ面白かったです。またオフラインでの機会があればたくさん出たいです。
Anthem:僕自身、オフラインでの試合は初めてでした。韓国でどういった大会になるかわからないですけど、今後に生かせる経験ができたのは良かったです。
Melofoviaコーチ:イベントマッチと言えど、負けるつもりはありませんでした。今日の結果を糧にブラジルだったり、韓国だったり、その時はもっといい姿を見せられると思います。
HSKコーチ:今回の大会で多くのことを感じられました。オフラインの環境が初めての人もいたので、今日の経験を生かしてブラジルや韓国で活躍することと思います。
——海外チームに対しても負けていない点はどこでしょうか。
Melofoviaコーチ:DFNのメンバーは、対応能力が高く、そこは負けていないと思います。まだ安定して勝っていくところまでは足りないので、そこは補強していきたい。
——Riot Games ONEに出演した感想をお聞かせください。
Boaster:日本のファンは礼儀正しく、距離感がすごくいいです。今回の大会では日本チームだけでなく我々のチームも応援してくれました。これは本当に稀なことで感謝しています。
mini:日本のファンはヨーロッパのファンとは全然違いますね。他の国は大声をだして、時には野次も飛んできます。そういったファンに比べると大人しい印象ですが、応援はしっかりしてくれています。
Alfajer:日本がとっても大好きです。礼儀正しいですし、尊重もしてくれます。愛を感じました。会場を歩いていても人が殺到するわけでもなく、適度な間を作って接してくれました。
Chronicle:他の選手と同じ印象です。また来年もプレイしたいと感じました。
Leo:日本には初めて来たのですが、観客のサポートぶりには驚きました。すごく礼儀正しかったし、まるでホームグラウンドでプレイしているようでした。
Derke:ファンのみなさんは本当にいい方だと思いました。写真やサインを求められましたが、すごく礼儀正しかったです。そんな人たちの前でプレイできたのはいい経験でした。
——今イベントで感動したことはありましたか。
Boaster:感動したところはアシストする人が居て、移動などがスムースにできたことですね。会場にはwi-fiもありPCが繋がったのはうれしかったです。
——新加入したChronicle選手とLeo選手はFnaticの印象をどのように感じましたか。
Chronicle:チームメンバーといつも一緒にいるわけではないですが、メンバーと一緒にプレイができ、いい結果が出せたことは誇りに思っていますし、次もいい結果が出るのではないでしょうか。
Leo:入団して、メンバーとは仲良くなっていると思います。ゲームをプレイ以外のこともいろいろ一緒にやっていることがチームワークを築けていけており、いい結果になっています。このまま来年も頑張っていきます。
——MASTERS TOKYOに向けて意気込みを!
Boaster:心の準備はできています。ベストを尽くせればいいと思います。
——Riot Games ONEの感想をお聞かせください。
Laz:非常に終始楽しかったです。
SugarZero:イベントはいつものことながら大人気で、楽しかったです。
TENNN:横浜アリーナに初めてきたのですが、楽しかったです。
JUNiORコーチ:すごくいい環境で、進行もスムースでいいイベントになったかと思います。ファンのみなさま、寒い中来場していただき、ありがとうございました。
XQQコーチ:日本でこの規模でイベントをやるのはなかなか前例がないことで、感謝の気持ちが大きいです。MASTERSの開催が東京になり、テンション上がっています。
Dep:海外のチームと交流することがあまりなく、今日はそれができたので良かったです。
barce:試合に出なかったんですけど、観ているだけでも楽しかったです。
crow:この会場の大きさで、たくさんの人が来ていただいて、海外からもチームが来日してもらうのもなかなかなく、すごく声援も貰えたのでうれしかったです。
——世界の強豪との対戦で露呈した課題と、負けてないと思える強みを教えてください。
XQQコーチ:エキシビションマッチですが、できる限りの力は出して挑みました。ただ、我々の本命はあくまでもブラジルにあります。世界の強豪と、大会直前に対戦できたのは、いい経験でした。
——日本がMASTERSのホスト国になりますが、意気込みと期待をお聞かせください。
Laz:MASTERS TOKYOの発表は、僕自身も驚いています。日本の盛り上がりにさらに火を付けてくれると思います。開催してくれることに感謝しています。たぶん、多くの観客が訪れると思いますので、マイクやヘッドホンなど歓声に影響されない音の環境作りに期待しています。意気込みとしては、日本から出場できる2チームに選ばれたので、結果を残していきたいです。
XQQコーチ:MASTERS TOKYO開催は最終地点ではなく、海外の選手が参加して良かったと思えるものに、コミュニティ一丸となって作って行きたいと思います。
——今年一年の振り返りと来年の目標は?
Laz:ますはMASTERSの出場権を確実に獲得できるようにしたいです。
Day1はちょっと空席が目立つ感じだったので心配しましたが、それでも7,000人以上は入っており、Day2はおそらく1万人近い観客が訪れたのではないかと思います。先述した通り、RAGE VALORANTやVCTで数千から1万人オーバーの規模の集客がコンスタントに行われているのは、eスポーツの第2ステップとも言える「観戦するeスポーツ」が定着してきたように思えます。
今年は日本でMASTERSが開催されますし、よりいっそうの観戦するeスポーツが花開いていくのではないでしょうか。自国開催と言うのは、オフライン会場で楽しむだけでなく、オンライン視聴も日本時間に合わせたゴールデンタイムで配信されると言うのが大きいわけです。もう、眠い目をこすって深夜2時に起きなくてもいいだけでも、日本開催の意味があります。あとは昨年の好成績がフロックではないことを見せつけるためにも、昨年以上の結果を期待したいところです。
Riot Games ONE 公式サイト:
https://riotgames-one.com/2022/
Riot Games ONE in 横浜アリーナ - DAY1:
https://www.youtube.com/watch?v=83VWrmFNiMk
Riot Games ONE in 横浜アリーナ - DAY2:
https://www.youtube.com/watch?v=8qMUq9cbwOo
© 2020 Riot Games, Inc. All Rights Reserved
出場するのは2023年に開催される「VALORANT Champions Tour 2023(VCT)」のPACIFICに参加する日本チームであるZETA DIVISIONとDetonatioN FocusMeの2チームに加え、今大会のために招待されたFnatic、DRX、Paper Rexの海外勢3チームです。今回はDay2のレポートおよび合同カンファレンスの様子をお届けします。
2022年を締めくくる一大イベント
すでに「RAGE VALORANT」の東京ガーデンシアターや「2022 VALORANT Champios Tour Challengers Japan Stage2」のさいたまスーパーアリーナなど、有料有観客イベントで大きな集客をしている実績があり、今回の横浜アリーナでも大勢の観客が押し寄せていました。

招待された海外チームはEMEA(ヨーロッパ、中東及びアフリカ)の名門チームFnaticと、韓国チームのDRX、そしてシンガポールチームのPaper Rexの3チーム。DRXとPaper Rexは2023年シーズンで「VCT PACIFIC」で対戦する相手なので、VCTの前哨戦とも言えます。どのチームもロースター発表後では選手が観客前に登場するのは初めてで、DetonatioN FocusMeはDetonatioN Gamingからリブランドしてから初めてのお披露目となります。

試合結果はZETA DIVISIONがPaper Rexに勝利するも、DRXとFnaticには敗北でした。DetonatioN FocusMeは3戦とも敗北です。日本チームの活躍が観られなかったことは残念ですが、海外チームを間近で観られたファンは興奮冷めやらぬ様子で大いに盛り上がっていました。コロナ禍のため、声を出しての応援はできませんでしたが、運営が用意したスティックバルーンを叩いたり、個人で用意した応援グッズをかざしたりと、音楽ライブさながらの賑わいを見せていました。

エキシビションマッチの終了後のエンディングでは各チームの表彰と同時に、2023年シーズンに「MASTERS」の日本開催を発表しました。大会名は「MASTERS TOKYO」となっていたので、東京近郊で開催されるとみられます。
昨年のZETA DIVISIONの活躍、配信の同時視聴者数の多さなど、日本での盛り上がりがMASTERSの開催を引き寄せたと言えるでしょう。
Riot Games ONE Day2は世界のトッププロの技術や戦術を楽しめた1日となりましたが、それ以外にもお楽しみはありました。Day1・Day2の両日とも2階ホワイエでは、コスプレの撮影スポットを用意。『VALORANT』と『League of Legends』の2種類のパネルと武器や小道具などを用意していました。『VALORANT』コーナーでは伊織もえさんを始めとする有名コスプレイヤーがエージェントに扮し撮影会を敢行。『League of Legends』はコミュニティの人たちによる撮影会が行われていました。

ネオンのコスプレをした伊織もえさん
オープニングではスペシャルライブが催されました。Day1ではReolさんによるRiot Games ONEのテーマソングを含む3曲を披露。Day2では日本出身のエージェント「ヨル」の動画に使われた曲をAK-69とSound Deliが演奏しました。

ほかにも会場でしか購入できない物販ブースやふもっふのおみせ、Redbullなどの企業ブース、コラボフードの販売など、お祭り感満載の出店もありました。横浜アリーナの会場は出入り自由だったので、8時間以上の長丁場でもさまざまな楽しみ方ができ、体調や気分に合わせてイベントに参加できていました。
最後に参加した5チームのカンファレンスが行われましたので、参加して話を聞いてきました。
🇸🇬Paper Rex

——Riot Games ONEの出演した感想は?
Benkai:とても優しく、親切だったので、長くプレイしたいと思いました。
CigaretteS:参加させていただきありがとうございます。日本人は素敵な人が多いと言う印象です。
Jinggg:今日、この会場にはたくさんのファンが居て、写真もたくさん撮っていただきました。私にとってはすごくいい経験になりました。
F0rsakeN:私もとてもいい経験をさせていただけたと思っています。日本はいいところだったので、いい印象を持ちました。
d4v41:日本に常に来たいと思っていた。とても美しい国ですし、日本人は皆親切でした。食事をしたレストランも好印象でした。日本の皆さんの前でプレイできたこと、このイベントに参加できたことに感謝しています。
alecks :日本は文化やポップカルチャーを含めいいところだと聞いていました。その日本に来ることができ、イベントに参加できたことがうれしく思います。
mindfreak:日本に何度か来ることがありましたが、いつも同じ印象です。歓待をしてくれますし、人は優しいです。コロナ禍で中々来られませんでしたが、今回、イベントに参加できたのはうれしかったです。
——Benkai選手は日本のeスポーツの盛り上がりをどのように感じましたでしょうか。
Benkai:とてもいいと感じました。eスポーツ選手を応援しようとするファンがとても素晴らしいと感じました。
——F0rsakeN選手のファンが日本に多くいますが、日本のファンと会った印象はどうでしょうか。また、今回の渡航で印象深いものはありましたでしょうか。
F0rsakeN:日本が初めての来日になりますが、人も日本自体もすべてが素晴らしいと思いました。一蘭のラーメンを食べたのですが、これまで食べたベストな食べ物でした。
——今日対戦した日本チームの印象と来年に向けてのチーム作りについてお聞かせください。
Benkai:ZETA DIVISIONとは公式の試合で対戦してから大分時間が経っていて、かなり上達していると感じました。DetonatioN FocusMeはSuggest選手が最初の3ラウンドくらいまで緊張しているのかなと思いましたけど段々と自信を取り戻してきたのか安定してくるようになりました。
これは皆さんの声援の力も大きかったと思います。来年に限らず、他のチームよりも一歩上に行くようにしており、それを継続していきます。いろんな状況に対応できるようにしていきます。
🇰🇷DRX

——Riot Games ONEに出演して会場の雰囲気などいかがでしたでしょうか?
ZEST:観客の皆さんがたくさん居て、うれしく思います。日本での滞在が数日なのが少し残念です。幸せな時間でした。
stax:次のMASTERSを日本で開催して欲しいくらい日本にいい思い出しかないです。少しでも長くいたいので、MASTERSの日本開催を望みます。
BuZz:今回、ZETA DIVISIONやDFMと試合が楽しくできました。次回のVCTで対戦できることを期待しています。またすぐにでも日本に来たいと思っています。
Rb:日本は今回で2回目ですがとても楽しく試合はできました。日本には何度でも訪れたいと思っています。次回の大会もこれくらいの大きな規模でやっていただけるとうれしいです。
Foxy9:日本のいい選手、ファンに会えてとても楽しかったです。次も機会があるのでしたら、絶対に来たいと思います。
MaKo:今回で日本での試合は2回目なんですけど、招待していただき、うれしく思っています。日本のたくさんのファンに会えたことがうれしいですし、またこういった機会があれば参加したいと思っています。
コーチ:これだけ多くの観客の前でプレイするのは久しぶりなんですけど、多くのファンに会えて感激しております。
——今日2連勝できた要因はなんでしょうか。
コーチ:今回の大会はVCTに向けた新メンバーもいますので、プレッシャーなく、仲良く、楽しく向かっていこうと決めました。コミュニケーションであったり、ゲームの理解度を高めるのであったり、そういうことを高められるように準備をしました。
stax:今回、決められたキャラクターで、試してみたいキャラクターを使えたのが良かったのだと思います。
——日本のチームの印象はいかがでしょうか。
stax:DFMは世界大会で当たったことがないので、ZETA DIVISIONについての印象です。ZETA DIVISIONはアジアでもトップ3に入るチームですし、注目されているチームです。今回はそういった面でプレッシャーとかあったのではないでしょうか。そのあたりのプレッシャーとかを克服できればすごくいいチームになると思います。
——来年の抱負をお聞かせください。
Foxy9:来年は緊張せず、もっといい姿をみせたいと思います。
🇯🇵DetonatioN FocusMe

——Riot Games ONEに出場した感想をお聞かせください。
Suggest:このチームにはオフラインの大会が初めての選手もいますが、今回の大会に参加して、オフラインの戦いも慣れてきたと思います。
Seoldam:オフラインでのプレイになれていなかった選手も多かったんですけど、ファンの人も多く楽しかった。
xnfri:久々のオフラインの試合でなかなか調子が出ませんでした。来年に向けてオフラインの体験ができ、いい経験になったと思います。イベントはすごく楽しかったです。
Reita:オフラインの大きなイベントで、BO1の1試合ながら世界の強豪チームと対戦できると言う貴重な体験をさせていただきました。今日の経験が次の体験に生かせればと思います。
takej:めちゃくちゃ面白かったです。またオフラインでの機会があればたくさん出たいです。
Anthem:僕自身、オフラインでの試合は初めてでした。韓国でどういった大会になるかわからないですけど、今後に生かせる経験ができたのは良かったです。
Melofoviaコーチ:イベントマッチと言えど、負けるつもりはありませんでした。今日の結果を糧にブラジルだったり、韓国だったり、その時はもっといい姿を見せられると思います。
HSKコーチ:今回の大会で多くのことを感じられました。オフラインの環境が初めての人もいたので、今日の経験を生かしてブラジルや韓国で活躍することと思います。
——海外チームに対しても負けていない点はどこでしょうか。
Melofoviaコーチ:DFNのメンバーは、対応能力が高く、そこは負けていないと思います。まだ安定して勝っていくところまでは足りないので、そこは補強していきたい。
🇪🇺Fnatic

——Riot Games ONEに出演した感想をお聞かせください。
Boaster:日本のファンは礼儀正しく、距離感がすごくいいです。今回の大会では日本チームだけでなく我々のチームも応援してくれました。これは本当に稀なことで感謝しています。
mini:日本のファンはヨーロッパのファンとは全然違いますね。他の国は大声をだして、時には野次も飛んできます。そういったファンに比べると大人しい印象ですが、応援はしっかりしてくれています。
Alfajer:日本がとっても大好きです。礼儀正しいですし、尊重もしてくれます。愛を感じました。会場を歩いていても人が殺到するわけでもなく、適度な間を作って接してくれました。
Chronicle:他の選手と同じ印象です。また来年もプレイしたいと感じました。
Leo:日本には初めて来たのですが、観客のサポートぶりには驚きました。すごく礼儀正しかったし、まるでホームグラウンドでプレイしているようでした。
Derke:ファンのみなさんは本当にいい方だと思いました。写真やサインを求められましたが、すごく礼儀正しかったです。そんな人たちの前でプレイできたのはいい経験でした。
——今イベントで感動したことはありましたか。
Boaster:感動したところはアシストする人が居て、移動などがスムースにできたことですね。会場にはwi-fiもありPCが繋がったのはうれしかったです。
——新加入したChronicle選手とLeo選手はFnaticの印象をどのように感じましたか。
Chronicle:チームメンバーといつも一緒にいるわけではないですが、メンバーと一緒にプレイができ、いい結果が出せたことは誇りに思っていますし、次もいい結果が出るのではないでしょうか。
Leo:入団して、メンバーとは仲良くなっていると思います。ゲームをプレイ以外のこともいろいろ一緒にやっていることがチームワークを築けていけており、いい結果になっています。このまま来年も頑張っていきます。
——MASTERS TOKYOに向けて意気込みを!
Boaster:心の準備はできています。ベストを尽くせればいいと思います。
🇯🇵ZETA DIVISION

——Riot Games ONEの感想をお聞かせください。
Laz:非常に終始楽しかったです。
SugarZero:イベントはいつものことながら大人気で、楽しかったです。
TENNN:横浜アリーナに初めてきたのですが、楽しかったです。
JUNiORコーチ:すごくいい環境で、進行もスムースでいいイベントになったかと思います。ファンのみなさま、寒い中来場していただき、ありがとうございました。
XQQコーチ:日本でこの規模でイベントをやるのはなかなか前例がないことで、感謝の気持ちが大きいです。MASTERSの開催が東京になり、テンション上がっています。
Dep:海外のチームと交流することがあまりなく、今日はそれができたので良かったです。
barce:試合に出なかったんですけど、観ているだけでも楽しかったです。
crow:この会場の大きさで、たくさんの人が来ていただいて、海外からもチームが来日してもらうのもなかなかなく、すごく声援も貰えたのでうれしかったです。
——世界の強豪との対戦で露呈した課題と、負けてないと思える強みを教えてください。
XQQコーチ:エキシビションマッチですが、できる限りの力は出して挑みました。ただ、我々の本命はあくまでもブラジルにあります。世界の強豪と、大会直前に対戦できたのは、いい経験でした。
——日本がMASTERSのホスト国になりますが、意気込みと期待をお聞かせください。
Laz:MASTERS TOKYOの発表は、僕自身も驚いています。日本の盛り上がりにさらに火を付けてくれると思います。開催してくれることに感謝しています。たぶん、多くの観客が訪れると思いますので、マイクやヘッドホンなど歓声に影響されない音の環境作りに期待しています。意気込みとしては、日本から出場できる2チームに選ばれたので、結果を残していきたいです。
XQQコーチ:MASTERS TOKYO開催は最終地点ではなく、海外の選手が参加して良かったと思えるものに、コミュニティ一丸となって作って行きたいと思います。
——今年一年の振り返りと来年の目標は?
Laz:ますはMASTERSの出場権を確実に獲得できるようにしたいです。
まとめ
Day1はちょっと空席が目立つ感じだったので心配しましたが、それでも7,000人以上は入っており、Day2はおそらく1万人近い観客が訪れたのではないかと思います。先述した通り、RAGE VALORANTやVCTで数千から1万人オーバーの規模の集客がコンスタントに行われているのは、eスポーツの第2ステップとも言える「観戦するeスポーツ」が定着してきたように思えます。
今年は日本でMASTERSが開催されますし、よりいっそうの観戦するeスポーツが花開いていくのではないでしょうか。自国開催と言うのは、オフライン会場で楽しむだけでなく、オンライン視聴も日本時間に合わせたゴールデンタイムで配信されると言うのが大きいわけです。もう、眠い目をこすって深夜2時に起きなくてもいいだけでも、日本開催の意味があります。あとは昨年の好成績がフロックではないことを見せつけるためにも、昨年以上の結果を期待したいところです。
Riot Games ONE 公式サイト:
https://riotgames-one.com/2022/
Riot Games ONE in 横浜アリーナ - DAY1:
https://www.youtube.com/watch?v=83VWrmFNiMk
Riot Games ONE in 横浜アリーナ - DAY2:
https://www.youtube.com/watch?v=8qMUq9cbwOo
© 2020 Riot Games, Inc. All Rights Reserved
【岡安学 プロフィール】
eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。さまざまなゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)
Twitter:@digiyas

Twitter:@digiyas
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- 【結果速報 9月15日】Ultimate Fighting Arena 2025 スト6部門優勝はさはら! ——kingsvegaとの日本人対決を制す
- 2025年9月12日(金)〜14日(日)(現地時間)に格闘ゲームのeスポーツ大会「Ultimate Fighting Arena 2025(UFA 2025)」がフランス・パリで開催された。『ストリートファイター6(スト6)』部門は、年間王者を決める世界大会「CAPCOM CUP 12」のポイントが獲得できる「カプコンプロツアー 2025(CPT 2025)」のプレミア大会に位置づけられている。TOP 48はまさに世界中のトッププレーヤーが集結したドリームマッチ。その中で、地元欧州のプレーヤーの活躍も光った。日本勢は、13位にひぐち、17位にりゅうせい、小路KOGらが入った。Ultimate Fighting Arena 2025とはUltimate Fighting Arenaは、格闘ゲームに特化したヨーロッパ最大のフェスティバル。トッププレイヤー、ファンらが集結し、8つのトーナメントと、6つのコミュニティイベント、2つのアーケードイベントを実施。さらに会場では自分のPCなどを持ち寄ってオフラインで遊ぶ「BYOC」も実施される。 Ultimate Fighting Arena 2025 結果 TOP 8はこれまでのプレミア大会とはやや傾向が異なり、各国の実力派プレーヤーの中でも、今季上位に上ってこなかった顔ぶれが目立った。ウイナーズ側は日本のkingsvega、さはら、カナダのRiddles、北米のNephewの4名が名を連ね、ウイナーズファイナルでは日本人対決をさはらが勝利する。一方、ルーザーズ側はスウェーデンのJuicyjoe、チリのBlaz、北米のNoahTheProdigy、英国のbroskiが残ったが、ウイナーズから降りてきたNephewとRiddlesを下したBlazがルーザーズファイナルへ。しかしkingsvegaがBlazを下し、グランドファイナルは再び日本人対決となる。一度は敗れているkingsvegaにとっては厳しい再戦だが、それ以上にさはらの覚醒は止まらなかった。機動力と意外な動きが持ち味のブランカながら、無敵技、投げ、ドライブラッシュなどあらゆる技がさはらのEDに届かない。kingsvegaもタイムアウトを取ってリズムを変え、1ラウンドを奪ったものの、この日のさはらを止めることはできず、3-0のストレートでさはらが優勝を決めた。▲読み合いの結果とはいえ、ここは食らうだろうというODローリングをガードし、投げへのシミー、対空が出ない場面でのジャストパリィなど、❝覚醒❞したさはらのED。終わってみれば最終ラウンドはパーフェクトとまさに完璧な勝利だった さはらは優勝インタビューで、「この大会は僕の集大成だと思っていました。前回悔しいところで終わったので勝ててうれしいです」とコメント。満面の笑みで❝さはらコール❞に応えた。順位所属チーム|選手名1 さはら 2 kingsvega(きんぐすべが) 3 2Game |Blaz(ぶらず) 4 Riddles(りどるず) 5 NoahTheProdigy(のあざぷろでぃぎー) 5 Team Liquid|Nephew(ねふゅー) 7 |Juicyjoe(じゅーしーじょー) 7 Team Liquid|broski(ぶろすきー) これでさはらは「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得。「SFL World Championship 2025」ですでに「CAPCOM CUP 12」の出場権を持っている現メンバーとともに、Good 8 Squadのメンバー全員が出場することが決まった。また、「CAPCOM PRO TOUR 2025」のポイントは、優勝者を除き2位以下に順次与えられるため、2位にBlaz、今大会で準優勝を獲得したkingsvegaが6位に急浮上。8位でも310点と上位争いがさらに過酷さを増している。配信URL ■Day1 日本時間 9月13日(土)YouTube:https://youtube.com/live/CuMgUh1KQ9sTwitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■Day2 日本時間 9月14日(土)YouTube:https://youtube.com/live/ESmy9rhc4QUTwitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■Day3 日本時間 9月15日(月・祝)YouTube:https://youtube.com/live/IlW-0e8-jsITwitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■関連リンクstart.gg:https://www.start.gg/tournament/ultimate-fighting-arena-2025-3/details© CAPCOM
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- 【現地レポート+インタビュー】東京で2回目のVCTが開催! 日本チーム不在でもスーパープレー連発で大熱狂——VCT Pacific Stage 2 Finals Tokyo
- 『VALORANT』の国際リーグである「VCT Pacific Stage 2」の準決勝・決勝戦が、8月30日(土)~31日(日)にアリーナ東京ベイにて開催された。プレーオフで勝ち進んだ上位3チームが、この日本に集結し、トップレベルの白熱した戦いを繰り広げた。▲試合会場は千葉県船橋市の「LaLa arena TOKYO-BAY」。最高気温は37℃の猛暑日の中、たくさんのVALORANTファンが押し寄せた Day 1に行われた準決勝(Lower Final)では、🇭🇰TALON(🇭🇰TLN)対🇮🇩Rex Regum Qeon(🇮🇩RRQ)が対決。Day 2の決勝戦(Gran Final)では、準決勝戦の勝者を🇸🇬Paper Rex(🇸🇬PRX)が待ち構える。▲Day 1にはプロ・ストリーマー混合チームのショーマッチ、Day 2にはラッパー・千葉雄喜によるライブパフォーマンスが実施 今大会の準優勝以上の結果を収めたチームは、9月~10月にかけてフランス・パリで開催される世界大会「VALORANT Champions 2025」への出場権を獲得することができる。Pacific全体では4枠あるうち、2枠が決定する重要な試合である。日本チームは不在——だが海外チーム相手にも熱い声援 VCTが日本で開催されるのは、2023年のMasters Tokyo以来。残念ながら、日本代表のZETA DIVISIONはグループステージ敗退、DetonatioN FocusMeはプレーオフ初戦敗退という結果に終わっており、またもや日本チーム不在のまま開催されることとなった。▲中央にある円形のステージを、ぐるりと囲むように観客席が設けられている。縦に広がるような構造のおかげで、選手との距離はかなり近く感じた(叫び声が席からでも聞こえるほど) ▲さまざまなチームグッズを身にまとうファンの姿が多く見られた。このような国際大会は、海外チームを目にすることのできる貴重な機会だ とはいえ、会場の熱い声援は、日本チーム不在ということを感じさせないレベルであったことは間違いない。現場にいる海外メディアの記者も、自国のチームがいない中でもこれだけ盛り上がるということに驚いているようだった。▲おなじみの応援ボード。配信カメラで頻繁に映されるせいか、クスッと笑えるインパクト大なものも多かった ▲前列の一部席の観客は、花道に入って選手たちと生で交流することができる! ファンにはたまらない最高の瞬間だ Pacific王者を決める激戦 さて、決勝戦の様子もレポートしていこう。準決勝で勝利を決めたのは、🇮🇩RRQであった。🇭🇰TLNに先制2マップを取得されるも、その後は持ち直して2マップを逆に連取。5マップ目に突入したが、オーバータイムにまでもつれ込む激戦の末に、🇮🇩RRQが白星を獲得した。▲序盤は🇭🇰TLNにペースを持っていかれた🇮🇩RRQ。だが後半になるにつれ本調子を取り戻し、最終マップでは持ち前の粘り強さを見せ、見事に勝利を決めた(https://www.youtube.com/live/hKa_O9nb1QI?si=jcOZObDlW11KJUWy&t=25268) 翌日の決勝戦では、初代Pacificリーグの王者である🇸🇬PRXが立ち向かった。両チームともビザの問題により欠員が危ぶまれたものの、すべてのメンバーが無事に来日することができた。▲Masters Tokyoではビザの関係で出場できなかったsomething(スミス)選手が無事に到着 試合は終始🇸🇬PRXの独壇場であったといっても過言ではない。開幕から2マップを連取し、早々に王手をかける🇸🇬PRX。特に第2マップの「アセント」では、開幕から10ラウンドを練習し、早々に12-1でマッチポイントへ。🇮🇩RRQも攻守交代後に必死に抵抗するが、さすがに11ラウンド差からの勝利は絶望的であった。▲試合開始直後から魅せる、d4v4i選手の1on2クラッチ。勢いに乗っているはずの🇮🇩RRQに、真正面からフィジカルで叩きのめす(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=gwEhehFNQj7U8pk6&t=7835) 🇮🇩RRQは第3マップをなんとか返すものの、その後の第4マップでも依然として🇸🇬PRX優位の状況が続いた。▲おなじみの大胆かつ攻撃的な動きで、ひとりずつ敵を殲滅。🇸🇬PRXはこのラウンドを獲得し、マッチポイントへ(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=5g1o1jxN9ePp9pP4&t=15937) ▲12-7で迎える第20ラウンド、マッチポイントの🇸🇬PRXは勝ち切るためにタイムアウトを取得した ▲1on1にまで持ちこんだ🇮🇩RRQだったが、見事勝利したのは🇸🇬PRX。二度目となるPacific王者に輝いた(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=NYEZZkP9KDZ6YnY1&t=16343) ▲トロフィーをかかげる選手たち。まさに王者にふさわしい、圧倒的な戦いであったことは間違いない! まるでライブ会場——進化した最新鋭の会場演出 やはり特筆すべきは、会場演出の迫力だ。写真だけでも「美しさ」が伝わってくると思うが、やはり照明や音楽も含めたさまざまな演出が絡み合い、試合をより興奮させるような工夫がされている。▲試合開始前には音楽が流れ、観客席からは手拍子が。まるでライブ会場のように、観客をさらに熱狂させる演出が随所に散りばめられていた ▲タイムアウト中やスーパープレーの後には、このような特殊な照明効果が現れる。特に上階から観ると、かなり幻想的な演出が体験できた さらに決勝戦では、全観客に対してリストバンド型ライトが配布され、会場の雰囲気をより賑やかなものにしていた。このデバイスはただ光るものではなく、試合の展開ごとに自動的に色が変わる。▲座席に貼られる形で用意されたライトは、試合後にそのまま持ち帰ることができる。試合中は自動的に点灯・消灯するが、家に持ち帰った後は普通に使用できるようになる(側面のボタンを押すとさまざまな色で点灯する) ▲🇸🇬PRXが優勝すると、リストバンドはチームカラーのピンク色に! ▲観客席に現れる「PRX」の文字。座席単位で色をコントロールできる最新技術が使われている(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=Sc3Nl3-0WDXHCHz3&t=16397) 会場の外でも楽しめる!オフライン大会ならではの催しも 試合会場の外には、さまざまなブースが用意されていた。試合以外にも、飽きさせないためのさまざまなコンテンツが目白押しだ。▲画面をタッチするとカウントダウンが始まり、パシャリと撮影。友達と一緒にイベントに来た思い出を残そう! ▲写真はその場で印刷されて、実際にもらうことができるぞ! ペンも用意されているので、プリクラのように落書きをするのもオススメ ▲VCT Pacific限定のグッズを求め、ブースには長蛇の列。人気の商品は、試合開幕前には既に売り切れになっていたほどだ ▲巨大ウィングマンをバックに、ちびウィングマンとツーショット ▲スパイクと箱で記念撮影。普通に解除してもよし、箱の後ろに隠れて解除するもよし ▲インテルブースでは「BOT撃ち」を行うことのできるコーナーが用意されていた。好成績を収めれば、先着順に限定グッズが手に入る。なかなか成功者が現れなかったものの、4回以上挑戦してクリアした猛者もいたのだとか ▲インテルのブースでは他にも、抽選会のようなものも実施されていた。なんらかの限定グッズが当たるらしい ▲TenZのサイン付きマウス(1等)を当てた豪運の持ち主! 個人的なイチオシは、やはりレッドブルブースの「チェキ」が撮影できるコーナー。イベントの思い出にと、形に残るものが手に入るのはうれしい。🇸🇬PRX優勝インタビュー 最後に、メディア合同で行われた🇸🇬PRXの優勝後インタビューの内容をお届けしよう。▲左からPatMen(ぱっとめん)、f0rsakeN(ふぉーせいくん)、something(すみす)、Jinggg(じん)、d4v4i(だばい)、alecks(あれっくす)コーチ ——まずは選手とコーチの皆様から、ひと言ずつメッセージをお願いします。PatMen:厳しい試合だったし、昨日と今日で2日連続で対戦している🇮🇩RRQの方が、いい流れだったかもしれません。しかし、自分たちがお互いを信頼し合い、止まることなく強い気持ちでプレーしたことが、勝つことのできた要因であると思います。f0rsakeN:最初の2マップまでは、自分たちのプレーがしっかりできたと思います。ただ第3マップからは、自分たちのミスもあり、相手に流れが移ってしまった印象がありました。その後の第4マップでは、自分たちの流れを取り戻すことができ、自分たちのプレーができたと思います。Jinggg:プレーについては同じ思いで、今日は勝てて本当にうれしいです。前回の🇮🇩RRQ戦では負けてしまったのですが、今回はリベンジを果たすことができました。d4v4i:チーム全員のプレーを誇りに思います。ひとりひとり素晴らしいパフォーマンスを出せて、プレースタイルだけでなくメンタル面においても自分たちの強さを発揮できたと思います。(🇮🇩RRQに)リベンジができてとてもうれしいです。今回は全員が日本に来られて良かったです。特にイリア(something選手の本名)にとってはかつてプレーしていた場所でもあるので、残りの時間で日本を楽しみたいと思います。something:今までを振り返って、何よりも重要だったのは「Esports World Cup」や「VCT Masters Toronto」などで大変なことがありながらも、その後の「VCT Pacific Stage 2」では力強くスタートを切れたことだと思います。🇮🇩RRQや🇰🇷Gen.Gのように、自分たちを研究して戦ってくるチームもあり、苦戦を強いられることも覚悟していました。それでもプレーオフ前に負けたのは🇯🇵ZETA戦だけで、ステージ全体を通して3マップしか落としておらず、今シーズン全体を見ればとてもいい結果だったと思います。そして、日本は僕にとっては第二のホームのような場所です。自分のキャリアが始まった地でもありますので、この日本に戻ってこれたということを大変うれしく思います。alecksコーチ:この「ボーイズ」たちを誇りに思います。長いシーズンでしたが、全員でここまで頑張ってきました。何よりもうれしいのは、日本でこれだけたくさんの人たちの前でプレーができたことです。声援を聞くのも最高で、みんなが集中して試合を見てくれていることがとてもうれしかったです。また、イリア(something選手)を連れて来ることができたのも良かったと思います。2023年の「Masters Tokyo」では、MVPに選ばれてもおかしくないパフォーマンスであったにも関わらず、日本に連れてくることができませんでした。なので、今回は全員がそろって日本に来られて良かったです。あとは……MVPの人にディナーをおごってもらいたいですね(笑)。▲MVPに選ばれたのはsomething選手。圧倒的なパフォーマンスを考えれば、納得せざるを得ないチョイスだ ——PatMen選手に質問です。日本に来て楽しかった思い出や、美味しかった食べ物はありますか?PatMen:まず第一に、親切な人ばかりだと思いました。日本は満喫できているのですが、ただ今は試合続きで外に出られていません。さっきd4v4iが話をしていた「一蘭」に行ってみたいです(笑)——今日の🇮🇩RRQ戦に点数をつけるなら、何点くらいだと思いますか?alecksコーチ:ロータス(第3マップ)は2点、それ以外は9点をあげてもいいと思います。2点の理由は、自分たちが何もできなかったこと。そして、自分たちの作戦や連携も含めて、思うようにプレーができなかったためです。——トロフィーの上にいる「Bok」君は勝利にどのくらい貢献しましたか?alecksコーチ:ずっとコーチングブースにいたので、10%くらいですね(笑)▲トロフィーの上に鎮座するのは、🇸🇬PRXのマスコットキャラクターである「Bok」。チームの勝利にはあまり貢献できてはいないようだ ——今回の試合において、マッププールについての有利はありましたか?alecksコーチ:やはりマップアドバンテージは大きかったです。特に🇮🇩RRQの「アイスボックス」は世界でも有数の強さを誇りますが、今回マッププールから外れていたのは幸運でした。——something選手がMVPを取った理由はなんだと思いますか?alecksコーチ:「Masters Toronto」から戻ってきてからは、彼は生まれ変わったかのように強い選手になりました。恐れを知らず、キルを取りまくり、ヨル使いの中では右に出るものはいないと言っても過言ではありません。だからこそ、MVPに選ばれたのだと思います。——d4v4i選手とJinggg選手にお聞きします。2年前にも日本で戦った経験があると思いますが、当時と今回とでプレーの感覚の違いなどはありましたか?d4v4i:今のチームは、以前よりもお互いにより正直にいられるようになったと思っています。もちろん前から親しい仲ではあったのですが、今回のほうがよりオープンに接することができていると思います。特に今シーズンは、よりチームでの関係性を育むことができたので、パフォーマンスやメンタル面においてもいい効果をもたらしていると感じます。d4v4i:(Jinggg選手にマイクを向けながら)答える?Jinggg:いや大丈夫。d4v4i:残念(笑)。▲記者会見中にも、仲が良さそうに雑談するJingggとd4v4i ——今年パリで開催される「VALORANT Champions 2025」には、🇰🇷T1と🇰🇷DRXも出場します。この2チームについてはどう思いますか?alecksコーチ:今年は🇰🇷DRXと🇰🇷T1の両方に1回ずつ負けましたが、こちらも逆に1、2回……もしかすると3回ほど勝っています。どのチームも強い相手で、特に🇰🇷DRXはプレーオフの後に調整する時間もあるので、戦い方を変えてきて、新バージョンの🇰🇷DRXを見せてくるかもしれません。🇰🇷T1についても、ここは非常に用意周到なチームであり、次のビッグイベントに向けて着々と準備を進めていると思います。強敵であることには間違いないので、こちらも作戦をよく練って、かなり準備しなければいけません。自分たちが勝つとは思いますが、とても大変な道であるとは思います。まとめ 2年前の「Masters Tokyo」を思い出させるほど、爆発的な声援の熱量が印象的な大会であったことは間違いない。選手たちとの距離の近さに、すさまじいスーパープレーの連発。そして、それらをドラマティックに盛り上げる会場演出の美しさ。ぜひ現地で観戦した人は、この感動を胸に刻みつけていただきたいところだ。ただやはり一点。今大会でも日本チームが不在であったという点は、非常に残念でならない。とはいえ2年前の「Masters Tokyo」の頃とは比べ、日本チームのレベルは非常に上がっていることは間違いない。🇯🇵DetonatioN FocusMe(🇯🇵DFM)は、かつての連敗を忘れさせるかのような快進撃を見せ、プレーオフ進出という快挙を成し遂げた。🇯🇵ZETA DIVISIONもプレーオフ進出こそ逃したものの、グループステージでは🇸🇬PRX相手にストレート勝利を収めるなど、決して他チームと比べて劣っているわけではない。▲第2マップ開始前に登場した🇯🇵DFMの選手たち(当時)。悔しい思いは幾度となく味わっただろうが、この1年は決して悪いものではなかっただろう(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=YnojHUuv0jDUBvBh&t=7698) ようやく「リーグ」というシステムにも慣れてきた中で、日本チームはどれだけ躍進できるのだろうか。日本チームも間違いなく進化しているが、それ以上に世界の壁は厚いことも事実だ。今後もし、3度目のVCT日本開催があり得るのならば、ぜひ日本チームの応援が現地でできることを願いたいばかりだ。撮影:まいる編集:いのかわゆう【まいるプロフィール】関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)
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- 【結果速報 9月7日】 「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」日本大会最初のウイナーはGO1!
- 『ストリートファイター6』の公式大会「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」日本大会 第1回が2025年9月7日(日)にオンラインにて実施され、GO1選手が今大会一度も敗れることなく、WWポイント50点を獲得した。本大会は『ストリートファイター6』の世界大会「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得するために各地域でオンライン開催される「ワールドウォリアー」のひとつ。オンライン大会だが、esports Style UENOにてパブリックビューイングも行われ、多くのファンが見守る中、過去最多となる2300人以上のエントリーで熾烈な戦いを繰り広げた。CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会とは『ストリートファイター6』にて、世界中のプレーヤーが年間チャンピオンを目指し、各地域で激戦を繰り広げる大会「CAPCOM Pro Tour 2025」。その大会群のひとつつである「ワールドウォリアー」は、世界各地域のトーナメントオーガナイザーによって数カ月にわたり複数回開催される。「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会」は、順位に応じてポイントが獲得できる5回の通常大会と、ポイント順位上位選手8名による決勝大会の全6回で構成される。今年の日本大会は「スーパーリージョン」として位置付けられ、「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得できるのは2名。1名は5回の大会で最もポイントを獲得した選手。もう1名は、2〜8位までの選手の直接対決により決定する。なお、今回の「ワールドウォリアー」の成績優秀者の中から、2026年に愛知県で行われる「アジア競技大会」の日本代表選手の選考大会でもある。 ワールドウォリアー 日本大会 #1 試合結果 「ワールドウォリアー」日本大会 #1は、昨年の同大会と比べて倍以上となる2300人以上がエントリー。すべての試合はオンラインで、プールではダブルエリミネーションのBo3、トップ8以降はBo5で行われた。エントリーの中には「ストリートファイターリーグ」や世界の大会で上位に食い込むプロも多い中、チーム等に所属していないアマチュアの中からも上位に食い込む選手が多く見られた。そんな中で、トップ8のウイナーズ側には、GO1、立川、どぐら、ヤナイという「ストリートファイターリーグ」の選手やコーチとしてなどで活躍するプロたちが勝ち上がり、GO1が立川、ヤナイを下して全勝を保つ。ルーザーズ側では若手のサトルがハイタニに、海外にも積極的に挑戦しているkingvegaがリーガーのこばやんに勝利したものの、ウイナーズから降りてきたどぐらがグランドファイナルに勝ち進んだ。迎えたグランドファイナルは、この日初めての対戦カードにして、CAG OSAKA時代の元同僚という関係。GO1の春麗に対してどぐらはエレナで挑むも、思うようにタッチできずにストレートで2本を奪われたところでベガにスイッチ。昨今話題の「ドライブインパクト」を織り交ぜながらどぐらが1本取り返す。そして迎えた第4ゲーム、どぐらペースで試合が進むものの、1タッチからGO1がコンボを叩き込む意地と意地のぶつかり合い。互いに体力も時間もない中で、GO1の執拗な中段攻撃が最後にヒットし、そのままSAで勝利を決めた。最終ラウンド、GO1がどぐらをバーンアウトさせた直後に、ドライブラッシュからの中段がヒット。残り3秒からのSAで勝敗が決した(https://www.youtube.com/live/0vwXdrIONBM?si=-VKxbSh2wXaZlux6&t=17063) 優勝したGO1はWWポイントとして50ポイントを獲得。「CAPCOM CUP 12」出場に向けて大きく弾みをつけた。順位所属チーム|選手名pt1 DetonatioN FocusMe|GO1 50pt 2 Crazy Raccoon|どぐら 40pt 3 IBUSHIGIN|ヤナイ 35pt 4 kingsvega 30pt 5 NORTHEPTION|サトル 25pt = Crazy Raccoon|立川 25pt 7 REJECT|ハイタニ 20pt = Saishunkan Sol 熊本・A.M.G|こばやん 20pt 配信URL CAPCOM Pro Tour ワールドウォリアー:https://sf.esports.capcom.com/cpt/jp/ワールドウォリアー 日本大会 #1:https://www.start.gg/tournament/world-warrior-2025-japan-1/details