2022年12月23日(金)〜24日(土)に横浜アリーナにて、Riot Gamesが主催するeスポーツイベント「Riot Games ONE」が開催されました。初日となるDay1はストリーマーを中心とした出場者による『VALORANT』と『League of Legends』の対戦を行い、Day2は『VALORANT』のプロチームによるスペシャルマッチが行われました。
出場するのは2023年に開催される「VALORANT Champions Tour 2023(VCT)」のPACIFICに参加する日本チームであるZETA DIVISIONとDetonatioN FocusMeの2チームに加え、今大会のために招待されたFnatic、DRX、Paper Rexの海外勢3チームです。今回はDay2のレポートおよび合同カンファレンスの様子をお届けします。
すでに「RAGE VALORANT」の東京ガーデンシアターや「2022 VALORANT Champios Tour Challengers Japan Stage2」のさいたまスーパーアリーナなど、有料有観客イベントで大きな集客をしている実績があり、今回の横浜アリーナでも大勢の観客が押し寄せていました。
招待された海外チームはEMEA(ヨーロッパ、中東及びアフリカ)の名門チームFnaticと、韓国チームのDRX、そしてシンガポールチームのPaper Rexの3チーム。DRXとPaper Rexは2023年シーズンで「VCT PACIFIC」で対戦する相手なので、VCTの前哨戦とも言えます。どのチームもロースター発表後では選手が観客前に登場するのは初めてで、DetonatioN FocusMeはDetonatioN Gamingからリブランドしてから初めてのお披露目となります。
試合結果はZETA DIVISIONがPaper Rexに勝利するも、DRXとFnaticには敗北でした。DetonatioN FocusMeは3戦とも敗北です。日本チームの活躍が観られなかったことは残念ですが、海外チームを間近で観られたファンは興奮冷めやらぬ様子で大いに盛り上がっていました。コロナ禍のため、声を出しての応援はできませんでしたが、運営が用意したスティックバルーンを叩いたり、個人で用意した応援グッズをかざしたりと、音楽ライブさながらの賑わいを見せていました。
エキシビションマッチの終了後のエンディングでは各チームの表彰と同時に、2023年シーズンに「MASTERS」の日本開催を発表しました。大会名は「MASTERS TOKYO」となっていたので、東京近郊で開催されるとみられます。
昨年のZETA DIVISIONの活躍、配信の同時視聴者数の多さなど、日本での盛り上がりがMASTERSの開催を引き寄せたと言えるでしょう。
Riot Games ONE Day2は世界のトッププロの技術や戦術を楽しめた1日となりましたが、それ以外にもお楽しみはありました。Day1・Day2の両日とも2階ホワイエでは、コスプレの撮影スポットを用意。『VALORANT』と『League of Legends』の2種類のパネルと武器や小道具などを用意していました。『VALORANT』コーナーでは伊織もえさんを始めとする有名コスプレイヤーがエージェントに扮し撮影会を敢行。『League of Legends』はコミュニティの人たちによる撮影会が行われていました。

オープニングではスペシャルライブが催されました。Day1ではReolさんによるRiot Games ONEのテーマソングを含む3曲を披露。Day2では日本出身のエージェント「ヨル」の動画に使われた曲をAK-69とSound Deliが演奏しました。
ほかにも会場でしか購入できない物販ブースやふもっふのおみせ、Redbullなどの企業ブース、コラボフードの販売など、お祭り感満載の出店もありました。横浜アリーナの会場は出入り自由だったので、8時間以上の長丁場でもさまざまな楽しみ方ができ、体調や気分に合わせてイベントに参加できていました。
最後に参加した5チームのカンファレンスが行われましたので、参加して話を聞いてきました。
——Riot Games ONEの出演した感想は?
Benkai:とても優しく、親切だったので、長くプレイしたいと思いました。
CigaretteS:参加させていただきありがとうございます。日本人は素敵な人が多いと言う印象です。
Jinggg:今日、この会場にはたくさんのファンが居て、写真もたくさん撮っていただきました。私にとってはすごくいい経験になりました。
F0rsakeN:私もとてもいい経験をさせていただけたと思っています。日本はいいところだったので、いい印象を持ちました。
d4v41:日本に常に来たいと思っていた。とても美しい国ですし、日本人は皆親切でした。食事をしたレストランも好印象でした。日本の皆さんの前でプレイできたこと、このイベントに参加できたことに感謝しています。
alecks :日本は文化やポップカルチャーを含めいいところだと聞いていました。その日本に来ることができ、イベントに参加できたことがうれしく思います。
mindfreak:日本に何度か来ることがありましたが、いつも同じ印象です。歓待をしてくれますし、人は優しいです。コロナ禍で中々来られませんでしたが、今回、イベントに参加できたのはうれしかったです。
——Benkai選手は日本のeスポーツの盛り上がりをどのように感じましたでしょうか。
Benkai:とてもいいと感じました。eスポーツ選手を応援しようとするファンがとても素晴らしいと感じました。
——F0rsakeN選手のファンが日本に多くいますが、日本のファンと会った印象はどうでしょうか。また、今回の渡航で印象深いものはありましたでしょうか。
F0rsakeN:日本が初めての来日になりますが、人も日本自体もすべてが素晴らしいと思いました。一蘭のラーメンを食べたのですが、これまで食べたベストな食べ物でした。
——今日対戦した日本チームの印象と来年に向けてのチーム作りについてお聞かせください。
Benkai:ZETA DIVISIONとは公式の試合で対戦してから大分時間が経っていて、かなり上達していると感じました。DetonatioN FocusMeはSuggest選手が最初の3ラウンドくらいまで緊張しているのかなと思いましたけど段々と自信を取り戻してきたのか安定してくるようになりました。
これは皆さんの声援の力も大きかったと思います。来年に限らず、他のチームよりも一歩上に行くようにしており、それを継続していきます。いろんな状況に対応できるようにしていきます。
——Riot Games ONEに出演して会場の雰囲気などいかがでしたでしょうか?
ZEST:観客の皆さんがたくさん居て、うれしく思います。日本での滞在が数日なのが少し残念です。幸せな時間でした。
stax:次のMASTERSを日本で開催して欲しいくらい日本にいい思い出しかないです。少しでも長くいたいので、MASTERSの日本開催を望みます。
BuZz:今回、ZETA DIVISIONやDFMと試合が楽しくできました。次回のVCTで対戦できることを期待しています。またすぐにでも日本に来たいと思っています。
Rb:日本は今回で2回目ですがとても楽しく試合はできました。日本には何度でも訪れたいと思っています。次回の大会もこれくらいの大きな規模でやっていただけるとうれしいです。
Foxy9:日本のいい選手、ファンに会えてとても楽しかったです。次も機会があるのでしたら、絶対に来たいと思います。
MaKo:今回で日本での試合は2回目なんですけど、招待していただき、うれしく思っています。日本のたくさんのファンに会えたことがうれしいですし、またこういった機会があれば参加したいと思っています。
コーチ:これだけ多くの観客の前でプレイするのは久しぶりなんですけど、多くのファンに会えて感激しております。
——今日2連勝できた要因はなんでしょうか。
コーチ:今回の大会はVCTに向けた新メンバーもいますので、プレッシャーなく、仲良く、楽しく向かっていこうと決めました。コミュニケーションであったり、ゲームの理解度を高めるのであったり、そういうことを高められるように準備をしました。
stax:今回、決められたキャラクターで、試してみたいキャラクターを使えたのが良かったのだと思います。
——日本のチームの印象はいかがでしょうか。
stax:DFMは世界大会で当たったことがないので、ZETA DIVISIONについての印象です。ZETA DIVISIONはアジアでもトップ3に入るチームですし、注目されているチームです。今回はそういった面でプレッシャーとかあったのではないでしょうか。そのあたりのプレッシャーとかを克服できればすごくいいチームになると思います。
——来年の抱負をお聞かせください。
Foxy9:来年は緊張せず、もっといい姿をみせたいと思います。
——Riot Games ONEに出場した感想をお聞かせください。
Suggest:このチームにはオフラインの大会が初めての選手もいますが、今回の大会に参加して、オフラインの戦いも慣れてきたと思います。
Seoldam:オフラインでのプレイになれていなかった選手も多かったんですけど、ファンの人も多く楽しかった。
xnfri:久々のオフラインの試合でなかなか調子が出ませんでした。来年に向けてオフラインの体験ができ、いい経験になったと思います。イベントはすごく楽しかったです。
Reita:オフラインの大きなイベントで、BO1の1試合ながら世界の強豪チームと対戦できると言う貴重な体験をさせていただきました。今日の経験が次の体験に生かせればと思います。
takej:めちゃくちゃ面白かったです。またオフラインでの機会があればたくさん出たいです。
Anthem:僕自身、オフラインでの試合は初めてでした。韓国でどういった大会になるかわからないですけど、今後に生かせる経験ができたのは良かったです。
Melofoviaコーチ:イベントマッチと言えど、負けるつもりはありませんでした。今日の結果を糧にブラジルだったり、韓国だったり、その時はもっといい姿を見せられると思います。
HSKコーチ:今回の大会で多くのことを感じられました。オフラインの環境が初めての人もいたので、今日の経験を生かしてブラジルや韓国で活躍することと思います。
——海外チームに対しても負けていない点はどこでしょうか。
Melofoviaコーチ:DFNのメンバーは、対応能力が高く、そこは負けていないと思います。まだ安定して勝っていくところまでは足りないので、そこは補強していきたい。
——Riot Games ONEに出演した感想をお聞かせください。
Boaster:日本のファンは礼儀正しく、距離感がすごくいいです。今回の大会では日本チームだけでなく我々のチームも応援してくれました。これは本当に稀なことで感謝しています。
mini:日本のファンはヨーロッパのファンとは全然違いますね。他の国は大声をだして、時には野次も飛んできます。そういったファンに比べると大人しい印象ですが、応援はしっかりしてくれています。
Alfajer:日本がとっても大好きです。礼儀正しいですし、尊重もしてくれます。愛を感じました。会場を歩いていても人が殺到するわけでもなく、適度な間を作って接してくれました。
Chronicle:他の選手と同じ印象です。また来年もプレイしたいと感じました。
Leo:日本には初めて来たのですが、観客のサポートぶりには驚きました。すごく礼儀正しかったし、まるでホームグラウンドでプレイしているようでした。
Derke:ファンのみなさんは本当にいい方だと思いました。写真やサインを求められましたが、すごく礼儀正しかったです。そんな人たちの前でプレイできたのはいい経験でした。
——今イベントで感動したことはありましたか。
Boaster:感動したところはアシストする人が居て、移動などがスムースにできたことですね。会場にはwi-fiもありPCが繋がったのはうれしかったです。
——新加入したChronicle選手とLeo選手はFnaticの印象をどのように感じましたか。
Chronicle:チームメンバーといつも一緒にいるわけではないですが、メンバーと一緒にプレイができ、いい結果が出せたことは誇りに思っていますし、次もいい結果が出るのではないでしょうか。
Leo:入団して、メンバーとは仲良くなっていると思います。ゲームをプレイ以外のこともいろいろ一緒にやっていることがチームワークを築けていけており、いい結果になっています。このまま来年も頑張っていきます。
——MASTERS TOKYOに向けて意気込みを!
Boaster:心の準備はできています。ベストを尽くせればいいと思います。
——Riot Games ONEの感想をお聞かせください。
Laz:非常に終始楽しかったです。
SugarZero:イベントはいつものことながら大人気で、楽しかったです。
TENNN:横浜アリーナに初めてきたのですが、楽しかったです。
JUNiORコーチ:すごくいい環境で、進行もスムースでいいイベントになったかと思います。ファンのみなさま、寒い中来場していただき、ありがとうございました。
XQQコーチ:日本でこの規模でイベントをやるのはなかなか前例がないことで、感謝の気持ちが大きいです。MASTERSの開催が東京になり、テンション上がっています。
Dep:海外のチームと交流することがあまりなく、今日はそれができたので良かったです。
barce:試合に出なかったんですけど、観ているだけでも楽しかったです。
crow:この会場の大きさで、たくさんの人が来ていただいて、海外からもチームが来日してもらうのもなかなかなく、すごく声援も貰えたのでうれしかったです。
——世界の強豪との対戦で露呈した課題と、負けてないと思える強みを教えてください。
XQQコーチ:エキシビションマッチですが、できる限りの力は出して挑みました。ただ、我々の本命はあくまでもブラジルにあります。世界の強豪と、大会直前に対戦できたのは、いい経験でした。
——日本がMASTERSのホスト国になりますが、意気込みと期待をお聞かせください。
Laz:MASTERS TOKYOの発表は、僕自身も驚いています。日本の盛り上がりにさらに火を付けてくれると思います。開催してくれることに感謝しています。たぶん、多くの観客が訪れると思いますので、マイクやヘッドホンなど歓声に影響されない音の環境作りに期待しています。意気込みとしては、日本から出場できる2チームに選ばれたので、結果を残していきたいです。
XQQコーチ:MASTERS TOKYO開催は最終地点ではなく、海外の選手が参加して良かったと思えるものに、コミュニティ一丸となって作って行きたいと思います。
——今年一年の振り返りと来年の目標は?
Laz:ますはMASTERSの出場権を確実に獲得できるようにしたいです。
Day1はちょっと空席が目立つ感じだったので心配しましたが、それでも7,000人以上は入っており、Day2はおそらく1万人近い観客が訪れたのではないかと思います。先述した通り、RAGE VALORANTやVCTで数千から1万人オーバーの規模の集客がコンスタントに行われているのは、eスポーツの第2ステップとも言える「観戦するeスポーツ」が定着してきたように思えます。
今年は日本でMASTERSが開催されますし、よりいっそうの観戦するeスポーツが花開いていくのではないでしょうか。自国開催と言うのは、オフライン会場で楽しむだけでなく、オンライン視聴も日本時間に合わせたゴールデンタイムで配信されると言うのが大きいわけです。もう、眠い目をこすって深夜2時に起きなくてもいいだけでも、日本開催の意味があります。あとは昨年の好成績がフロックではないことを見せつけるためにも、昨年以上の結果を期待したいところです。
Riot Games ONE 公式サイト:
https://riotgames-one.com/2022/
Riot Games ONE in 横浜アリーナ - DAY1:
https://www.youtube.com/watch?v=83VWrmFNiMk
Riot Games ONE in 横浜アリーナ - DAY2:
https://www.youtube.com/watch?v=8qMUq9cbwOo
© 2020 Riot Games, Inc. All Rights Reserved
出場するのは2023年に開催される「VALORANT Champions Tour 2023(VCT)」のPACIFICに参加する日本チームであるZETA DIVISIONとDetonatioN FocusMeの2チームに加え、今大会のために招待されたFnatic、DRX、Paper Rexの海外勢3チームです。今回はDay2のレポートおよび合同カンファレンスの様子をお届けします。
2022年を締めくくる一大イベント
すでに「RAGE VALORANT」の東京ガーデンシアターや「2022 VALORANT Champios Tour Challengers Japan Stage2」のさいたまスーパーアリーナなど、有料有観客イベントで大きな集客をしている実績があり、今回の横浜アリーナでも大勢の観客が押し寄せていました。
招待された海外チームはEMEA(ヨーロッパ、中東及びアフリカ)の名門チームFnaticと、韓国チームのDRX、そしてシンガポールチームのPaper Rexの3チーム。DRXとPaper Rexは2023年シーズンで「VCT PACIFIC」で対戦する相手なので、VCTの前哨戦とも言えます。どのチームもロースター発表後では選手が観客前に登場するのは初めてで、DetonatioN FocusMeはDetonatioN Gamingからリブランドしてから初めてのお披露目となります。
試合結果はZETA DIVISIONがPaper Rexに勝利するも、DRXとFnaticには敗北でした。DetonatioN FocusMeは3戦とも敗北です。日本チームの活躍が観られなかったことは残念ですが、海外チームを間近で観られたファンは興奮冷めやらぬ様子で大いに盛り上がっていました。コロナ禍のため、声を出しての応援はできませんでしたが、運営が用意したスティックバルーンを叩いたり、個人で用意した応援グッズをかざしたりと、音楽ライブさながらの賑わいを見せていました。
エキシビションマッチの終了後のエンディングでは各チームの表彰と同時に、2023年シーズンに「MASTERS」の日本開催を発表しました。大会名は「MASTERS TOKYO」となっていたので、東京近郊で開催されるとみられます。
昨年のZETA DIVISIONの活躍、配信の同時視聴者数の多さなど、日本での盛り上がりがMASTERSの開催を引き寄せたと言えるでしょう。
Riot Games ONE Day2は世界のトッププロの技術や戦術を楽しめた1日となりましたが、それ以外にもお楽しみはありました。Day1・Day2の両日とも2階ホワイエでは、コスプレの撮影スポットを用意。『VALORANT』と『League of Legends』の2種類のパネルと武器や小道具などを用意していました。『VALORANT』コーナーでは伊織もえさんを始めとする有名コスプレイヤーがエージェントに扮し撮影会を敢行。『League of Legends』はコミュニティの人たちによる撮影会が行われていました。

ネオンのコスプレをした伊織もえさん
オープニングではスペシャルライブが催されました。Day1ではReolさんによるRiot Games ONEのテーマソングを含む3曲を披露。Day2では日本出身のエージェント「ヨル」の動画に使われた曲をAK-69とSound Deliが演奏しました。
ほかにも会場でしか購入できない物販ブースやふもっふのおみせ、Redbullなどの企業ブース、コラボフードの販売など、お祭り感満載の出店もありました。横浜アリーナの会場は出入り自由だったので、8時間以上の長丁場でもさまざまな楽しみ方ができ、体調や気分に合わせてイベントに参加できていました。
最後に参加した5チームのカンファレンスが行われましたので、参加して話を聞いてきました。
🇸🇬Paper Rex
——Riot Games ONEの出演した感想は?
Benkai:とても優しく、親切だったので、長くプレイしたいと思いました。
CigaretteS:参加させていただきありがとうございます。日本人は素敵な人が多いと言う印象です。
Jinggg:今日、この会場にはたくさんのファンが居て、写真もたくさん撮っていただきました。私にとってはすごくいい経験になりました。
F0rsakeN:私もとてもいい経験をさせていただけたと思っています。日本はいいところだったので、いい印象を持ちました。
d4v41:日本に常に来たいと思っていた。とても美しい国ですし、日本人は皆親切でした。食事をしたレストランも好印象でした。日本の皆さんの前でプレイできたこと、このイベントに参加できたことに感謝しています。
alecks :日本は文化やポップカルチャーを含めいいところだと聞いていました。その日本に来ることができ、イベントに参加できたことがうれしく思います。
mindfreak:日本に何度か来ることがありましたが、いつも同じ印象です。歓待をしてくれますし、人は優しいです。コロナ禍で中々来られませんでしたが、今回、イベントに参加できたのはうれしかったです。
——Benkai選手は日本のeスポーツの盛り上がりをどのように感じましたでしょうか。
Benkai:とてもいいと感じました。eスポーツ選手を応援しようとするファンがとても素晴らしいと感じました。
——F0rsakeN選手のファンが日本に多くいますが、日本のファンと会った印象はどうでしょうか。また、今回の渡航で印象深いものはありましたでしょうか。
F0rsakeN:日本が初めての来日になりますが、人も日本自体もすべてが素晴らしいと思いました。一蘭のラーメンを食べたのですが、これまで食べたベストな食べ物でした。
——今日対戦した日本チームの印象と来年に向けてのチーム作りについてお聞かせください。
Benkai:ZETA DIVISIONとは公式の試合で対戦してから大分時間が経っていて、かなり上達していると感じました。DetonatioN FocusMeはSuggest選手が最初の3ラウンドくらいまで緊張しているのかなと思いましたけど段々と自信を取り戻してきたのか安定してくるようになりました。
これは皆さんの声援の力も大きかったと思います。来年に限らず、他のチームよりも一歩上に行くようにしており、それを継続していきます。いろんな状況に対応できるようにしていきます。
🇰🇷DRX
——Riot Games ONEに出演して会場の雰囲気などいかがでしたでしょうか?
ZEST:観客の皆さんがたくさん居て、うれしく思います。日本での滞在が数日なのが少し残念です。幸せな時間でした。
stax:次のMASTERSを日本で開催して欲しいくらい日本にいい思い出しかないです。少しでも長くいたいので、MASTERSの日本開催を望みます。
BuZz:今回、ZETA DIVISIONやDFMと試合が楽しくできました。次回のVCTで対戦できることを期待しています。またすぐにでも日本に来たいと思っています。
Rb:日本は今回で2回目ですがとても楽しく試合はできました。日本には何度でも訪れたいと思っています。次回の大会もこれくらいの大きな規模でやっていただけるとうれしいです。
Foxy9:日本のいい選手、ファンに会えてとても楽しかったです。次も機会があるのでしたら、絶対に来たいと思います。
MaKo:今回で日本での試合は2回目なんですけど、招待していただき、うれしく思っています。日本のたくさんのファンに会えたことがうれしいですし、またこういった機会があれば参加したいと思っています。
コーチ:これだけ多くの観客の前でプレイするのは久しぶりなんですけど、多くのファンに会えて感激しております。
——今日2連勝できた要因はなんでしょうか。
コーチ:今回の大会はVCTに向けた新メンバーもいますので、プレッシャーなく、仲良く、楽しく向かっていこうと決めました。コミュニケーションであったり、ゲームの理解度を高めるのであったり、そういうことを高められるように準備をしました。
stax:今回、決められたキャラクターで、試してみたいキャラクターを使えたのが良かったのだと思います。
——日本のチームの印象はいかがでしょうか。
stax:DFMは世界大会で当たったことがないので、ZETA DIVISIONについての印象です。ZETA DIVISIONはアジアでもトップ3に入るチームですし、注目されているチームです。今回はそういった面でプレッシャーとかあったのではないでしょうか。そのあたりのプレッシャーとかを克服できればすごくいいチームになると思います。
——来年の抱負をお聞かせください。
Foxy9:来年は緊張せず、もっといい姿をみせたいと思います。
🇯🇵DetonatioN FocusMe
——Riot Games ONEに出場した感想をお聞かせください。
Suggest:このチームにはオフラインの大会が初めての選手もいますが、今回の大会に参加して、オフラインの戦いも慣れてきたと思います。
Seoldam:オフラインでのプレイになれていなかった選手も多かったんですけど、ファンの人も多く楽しかった。
xnfri:久々のオフラインの試合でなかなか調子が出ませんでした。来年に向けてオフラインの体験ができ、いい経験になったと思います。イベントはすごく楽しかったです。
Reita:オフラインの大きなイベントで、BO1の1試合ながら世界の強豪チームと対戦できると言う貴重な体験をさせていただきました。今日の経験が次の体験に生かせればと思います。
takej:めちゃくちゃ面白かったです。またオフラインでの機会があればたくさん出たいです。
Anthem:僕自身、オフラインでの試合は初めてでした。韓国でどういった大会になるかわからないですけど、今後に生かせる経験ができたのは良かったです。
Melofoviaコーチ:イベントマッチと言えど、負けるつもりはありませんでした。今日の結果を糧にブラジルだったり、韓国だったり、その時はもっといい姿を見せられると思います。
HSKコーチ:今回の大会で多くのことを感じられました。オフラインの環境が初めての人もいたので、今日の経験を生かしてブラジルや韓国で活躍することと思います。
——海外チームに対しても負けていない点はどこでしょうか。
Melofoviaコーチ:DFNのメンバーは、対応能力が高く、そこは負けていないと思います。まだ安定して勝っていくところまでは足りないので、そこは補強していきたい。
🇪🇺Fnatic
——Riot Games ONEに出演した感想をお聞かせください。
Boaster:日本のファンは礼儀正しく、距離感がすごくいいです。今回の大会では日本チームだけでなく我々のチームも応援してくれました。これは本当に稀なことで感謝しています。
mini:日本のファンはヨーロッパのファンとは全然違いますね。他の国は大声をだして、時には野次も飛んできます。そういったファンに比べると大人しい印象ですが、応援はしっかりしてくれています。
Alfajer:日本がとっても大好きです。礼儀正しいですし、尊重もしてくれます。愛を感じました。会場を歩いていても人が殺到するわけでもなく、適度な間を作って接してくれました。
Chronicle:他の選手と同じ印象です。また来年もプレイしたいと感じました。
Leo:日本には初めて来たのですが、観客のサポートぶりには驚きました。すごく礼儀正しかったし、まるでホームグラウンドでプレイしているようでした。
Derke:ファンのみなさんは本当にいい方だと思いました。写真やサインを求められましたが、すごく礼儀正しかったです。そんな人たちの前でプレイできたのはいい経験でした。
——今イベントで感動したことはありましたか。
Boaster:感動したところはアシストする人が居て、移動などがスムースにできたことですね。会場にはwi-fiもありPCが繋がったのはうれしかったです。
——新加入したChronicle選手とLeo選手はFnaticの印象をどのように感じましたか。
Chronicle:チームメンバーといつも一緒にいるわけではないですが、メンバーと一緒にプレイができ、いい結果が出せたことは誇りに思っていますし、次もいい結果が出るのではないでしょうか。
Leo:入団して、メンバーとは仲良くなっていると思います。ゲームをプレイ以外のこともいろいろ一緒にやっていることがチームワークを築けていけており、いい結果になっています。このまま来年も頑張っていきます。
——MASTERS TOKYOに向けて意気込みを!
Boaster:心の準備はできています。ベストを尽くせればいいと思います。
🇯🇵ZETA DIVISION
——Riot Games ONEの感想をお聞かせください。
Laz:非常に終始楽しかったです。
SugarZero:イベントはいつものことながら大人気で、楽しかったです。
TENNN:横浜アリーナに初めてきたのですが、楽しかったです。
JUNiORコーチ:すごくいい環境で、進行もスムースでいいイベントになったかと思います。ファンのみなさま、寒い中来場していただき、ありがとうございました。
XQQコーチ:日本でこの規模でイベントをやるのはなかなか前例がないことで、感謝の気持ちが大きいです。MASTERSの開催が東京になり、テンション上がっています。
Dep:海外のチームと交流することがあまりなく、今日はそれができたので良かったです。
barce:試合に出なかったんですけど、観ているだけでも楽しかったです。
crow:この会場の大きさで、たくさんの人が来ていただいて、海外からもチームが来日してもらうのもなかなかなく、すごく声援も貰えたのでうれしかったです。
——世界の強豪との対戦で露呈した課題と、負けてないと思える強みを教えてください。
XQQコーチ:エキシビションマッチですが、できる限りの力は出して挑みました。ただ、我々の本命はあくまでもブラジルにあります。世界の強豪と、大会直前に対戦できたのは、いい経験でした。
——日本がMASTERSのホスト国になりますが、意気込みと期待をお聞かせください。
Laz:MASTERS TOKYOの発表は、僕自身も驚いています。日本の盛り上がりにさらに火を付けてくれると思います。開催してくれることに感謝しています。たぶん、多くの観客が訪れると思いますので、マイクやヘッドホンなど歓声に影響されない音の環境作りに期待しています。意気込みとしては、日本から出場できる2チームに選ばれたので、結果を残していきたいです。
XQQコーチ:MASTERS TOKYO開催は最終地点ではなく、海外の選手が参加して良かったと思えるものに、コミュニティ一丸となって作って行きたいと思います。
——今年一年の振り返りと来年の目標は?
Laz:ますはMASTERSの出場権を確実に獲得できるようにしたいです。
まとめ
Day1はちょっと空席が目立つ感じだったので心配しましたが、それでも7,000人以上は入っており、Day2はおそらく1万人近い観客が訪れたのではないかと思います。先述した通り、RAGE VALORANTやVCTで数千から1万人オーバーの規模の集客がコンスタントに行われているのは、eスポーツの第2ステップとも言える「観戦するeスポーツ」が定着してきたように思えます。
今年は日本でMASTERSが開催されますし、よりいっそうの観戦するeスポーツが花開いていくのではないでしょうか。自国開催と言うのは、オフライン会場で楽しむだけでなく、オンライン視聴も日本時間に合わせたゴールデンタイムで配信されると言うのが大きいわけです。もう、眠い目をこすって深夜2時に起きなくてもいいだけでも、日本開催の意味があります。あとは昨年の好成績がフロックではないことを見せつけるためにも、昨年以上の結果を期待したいところです。
Riot Games ONE 公式サイト:
https://riotgames-one.com/2022/
Riot Games ONE in 横浜アリーナ - DAY1:
https://www.youtube.com/watch?v=83VWrmFNiMk
Riot Games ONE in 横浜アリーナ - DAY2:
https://www.youtube.com/watch?v=8qMUq9cbwOo
© 2020 Riot Games, Inc. All Rights Reserved
【岡安学 プロフィール】
eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。さまざまなゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)
Twitter:@digiyas
eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。さまざまなゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)Twitter:@digiyas
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- 【大会レポート&インタビュー】 『リーグ・オブ・レジェンド』高校日本一はN高等学校! ──第3回 NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権
- 高校生のためのeスポーツ選手権大会「第3回 NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権」『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)部門のオフライン決勝が2025年12月13日(土)にRED° TOKYO TOWERにて開催され、西日本通信制ブロックのN高等学校「N1」が優勝した。『リーグ・オブ・レジェンド』部門は、東日本/西日本、全日制ブロック/通信制ブロックの予選を勝ち抜いた1チームずつ、合計4チームが、オフライン決勝でトーナメント形式で高校日本一を決定する。準決勝はBo1(1試合先取)、決勝はBo3(2試合先取)で、「LJL」や「LCP」で採用されているフィアレスドラフトは適用されない。東日本全日制ブロック予選トーナメント東日本通信制ブロック予選トーナメント西日本全日制ブロック予選トーナメント西日本通信制ブロック予選トーナメント決勝トーナメントまた、オフライン決勝の配信では、バン&ピック中や試合中などに行われているそれぞれのチームのボイスチャット(VC)を聞ける場面もあった。試合中、選手たちがどのようなことを考え、チームとしてどのように連携しているのかを知る貴重な機会にもなった。NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権 とはeスポーツを通じて仲間と共に成長することを目的とした、高校生のためのeスポーツ選手権大会。仲間とともに日頃の練習の成果を発揮し優勝を目指す、高校生活の輝かしい1ページとなる大会と銘打っている。『リーグ・オブ・レジェンド』部門は3回目の開催。全国を4ブロック(東日本・西日本の全日制高校/通信制高校)に分け、9月20日(土)~21日(日)のオンライン予選を経て、12月7日(日)に決勝大会(オンライン)が行われた。 準決勝第1試合:専門学校アートカレッジ神戸「ACKA」 vs N高等学校「N1」 準決勝は、「LJL」での優勝経験も持つV3 Esportsとも連携している専門学校アートカレッジ神戸と、高校eスポーツ選手権で幾度もの優勝経験を誇るN高等学校の戦い。特に、N高にはVARREL Youthから「LJL 2025」に出場し、年間MVPを獲得したkkkkkkkkk選手(読み方は「ケーナイン」)が所属しており、優勝候補としても知られている。積極的に攻めるスキルを多く持っているACKAに対し、N1は捕まえたら一気に倒し切れるフォーカス力に長けたチャンピオンが多い構成 序盤、ボットレーンでN1のFake選手がファーストブラッドを奪うが、ACKAのRoboyu選手のガンクで2-1トレードに。そのままACKAがボットを押し込み、1stドラゴンを獲得する。ヴォイドグラブが発生したところで、N1のジャングルのhiro選手がふれたところで、ACKAは3人で阻止に向かうが、それを待ち構えていたN1が反転し、N1がキルとともにヴォイドグラブを奪った。N1はそこから、1vs1で有利を築いたkkkkkkkkk選手がトップタワーを折ると、ボットタワー、リフトヘラルドを使ってミッドタワーも奪い、有利を広げていく。ACKAも、反対側のボットで孤立したN1のtochiking選手のサイラスを捕まえようとするが、逆にN1のFake選手のニーコのカバーもあって倒しきれず。その後の集団戦でもACKAはN1をわずかにつかまえきれず、結局タワーを1本も奪えないまま。最後まで試合のペースを握ったN1が決勝進出を決めた。トップのインナータワーをめぐる場面では、N1のFake選手のアルティメットをACKAのRoboyu選手が使うシン・ジャオのアルティメットで弾き返すなど、随所にいい場面もあったが、序盤から奪われた有利を取り返すことはできなかった 準決勝第2試合:ルネサンス豊田高等学校 名古屋eスポーツキャンパス「封魔龍ヴァル=ゼクス」vs 専修学校クラーク高等学院 札幌大通校「ラグナロクEX」 第2試合は、県外でのオフライン大会出場は初というルネサンス豊田高等学校と、高校eスポーツ選手権では常連校の専修学校クラーク高等学院。積極的に相手に突っ込んでいく攻撃的なピックのラグナロク EXに対して、どちらかというと相手を待ち受けてから反撃するヴァル=ゼクスという構成だ。ラグナロク EXは攻め重視、ヴァル=ゼクスは受け重視といった布陣。高校生活最後の大会となる選手も多く、有利不利だけでなく得意だったり好きなチャンピオンを選ぶ選手も多い 互いに静かなレーン戦の牽制から始まった試合は8分過ぎ、ヴォイドグラブにふれたルネサンス豊田高を止めようとクラーク高が集まってきたところに、ルネサンス豊田高のトップのHarumomo選手のサイオンが、アルティメットでクラーク高のMomo選手のノーチラスにアタック。2キルとヴォイドグラブを獲得する。さらに、ドラゴンが現れた11分過ぎ、再びHarumomo選手がMomo選手をアルティメットで封じ、無傷でドラゴンを獲得。続くリフトヘラルドの攻防、さらに次のドラゴンファイトでもルネサンス豊田高が集団戦に勝利していく。圧倒的に負けた状態で迎えたアタカンファイトの場面、クラーク高のジャングルのViVi選手が隙をついてスマイトでアタカンのスティールに成功するが、反撃もここまで。序盤から見事にスノーボールさせたルネサンス豊田高が決勝進出を決めた。わずかな隙をついてViVi選手のヴィエゴが入り込み、アタカンを横から奪い取ることに成功。しかし大きく開いた差を埋めることは難しかった 決勝戦:N高等学校「N1」vs ルネサンス豊田高等学校 名古屋eスポーツキャンパス「封魔龍ヴァル=ゼクス」 決勝戦に残ったのはN高等学校とルネサンス豊田高。この試合のみBo3(2ゲーム先取)で行われた。ゲーム1 互いに相手の得意ピックをつぶしていくが、ルネサンス豊田高が得意なピックに対してカウンターとなるチャンピオンを用意したN1がかなり戦いやすそうな構成だ。N1はモルデカイザーのカウンターと言われるオラフや、敵を捕まえられると一気に倒し切れるスカーナーなど、やや意表をつくピックを選択した 序盤はレーン戦でN1がペースをつかみ、ボットのFake選手のキャッチからSena選手からファーストブラッドを奪う。トップでもCSを取れないルネサンス豊田高側は、トップとボットをスワップする戦術を取る。しかし、N1のkkkkkkkkk選手はジャングルで2人を倒し「偉業」を達成する。優位に立つN高のuno選手がやや前のめりになったところで、Tokamau選手がボットの2人を倒すが、ミッドではN高のtochiking選手がカウンターで倒す。その間もN高がタワーを折り続け、kkkkkkkkk選手のオラフも手をつけられなくなっていく。N高のkkkkkkkkk選手のオラフに対して3人で囲んだルネサンス豊田高だったが、ニーコのアルティメットもものともせず返り討ちにしてしまった 圧倒的なリードを築いたN高はトップのアタカンを狙うが、そこにルネサンス豊田高が一気に攻め込み、アタカンによるステータス減少を利用して倒していく。しかし、生き残ったkkkkkkkkk選手のオラフが高いサステイン能力で瀕死のルネサンス豊田高を掃討。ここからN高はじっくり視界を取りながらドラゴンバフ、バロンナッシャーを時間をかけて獲得し、ゲーム1に勝利した。ゲーム2 ルネサンス豊田高は散々やられたオラフなどをバンし、ボットレーンを育てていく作戦。N高はトップのザーヘン、ミッドのゼドを中心として、相手を倒しながら成長させていく狙いだ。なんとか1勝したいルネサンス豊田高はボットを育てつつCCが豊富な構成。対するN高はザーヘン、ゼド、エイトロックスといったダメージディーラーをそろえてきた オープニング、ルネサンス豊田高は5人でトップ側のジャングルにいたhiro選手への奇襲で幸先のいいスタート。トップ、ミッドは押し込まれながらも、ボットを狙いどおり成長させ、ドラゴンなども獲得。集団戦でもゲーム1と比べて協力プレーが光る。対するN高はトップ、ミッドとタワーを折りながら、ザーヘンの復活スキルなども生かして強気に攻めていく。逆転したいルネサンス豊田高は、やや押されている状況で再びアタカンを狙う。N高に弾き出されてしまったものの、ジャングルのAdam選手がなんとかスティールに成功する。しかし、グループアップして戦うN高の猛攻にルネサンス豊田高はあと一歩届かず、最後はN高がボットレーンから押し込みネクサスを破壊。ストレートで2025年大会の優勝を果たした。決勝チームインタビュー オフライン会場似て、試合後に優勝チーム、準優勝チームへの合同インタビューも実施された。優勝:N高等学校 右からkkkkkkkkk選手、hiro選手、uno選手、tochiking選手、Fake選手 ──優勝おめでとうございます。今日の試合を終えた率直な感想を教えてください。kkkkkkkkk選手:うれしい気持ちが一番大きいです。同時に、支えてくれたコーチや学校、eスポーツ部、対戦相手など、本当に多くの人への感謝を強く感じています。自分たちだけではここには立てなかったと思います。hiro選手:やっぱり「うれしい」が一番ですね。これまで一緒に練習してきた仲間や、『LoL』を教えてくれたコーチ、そして対戦相手にも感謝しています。みんなのおかげで優勝できました。uno選手:最初はあまり結果が出ず苦労しましたが、この5人で続けてきたことでチームとしてすごく成長できた1年でした。仲も深まって、いいチームになれたと思います。tochiking選手:今年は自分の意見をしっかり言えるチームでした。プレー面でも気持ちの面でも話し合えたことが、勝利につながったと思います。Fake選手:正直、まずはホッとしています。ただ、まだまだうまくなりたい気持ちも強いです。この大会やN高に関わってくれたすべての方に感謝しています。── 準決勝・決勝でのバン・ピックや戦略はどんなふうに考えていたのでしょうか?uno選手:相手チームの予想はしていましたが、想定外の部分も多かったです。ただ、こちらのピックがあまり縛られなかったので、比較的自由に戦えました。決勝も同じ考え方でした。── シーズン全体を通して、どんな戦い方を意識されてきましたか?uno選手:基本は自分たちの得意なチャンピオンを使うスタイルで、コーチに構成を相談して、OKが出たものを使っていました。── 今回は直前に、所沢のFAV gamingの施設を借りて合宿を行ったと聞きました。普段はオンライン対戦だと思いますが、合宿がチームに与えた影響は?uno選手:夜遅くまで練習できる環境で、かなり集中できました。N高の他部門の選手や卒業生とも一緒に練習できたのが大きかったです。kkkkkkkkk選手:決勝前までのスクリムの相手は、相手のチームも練習したいキャラがいるので、ピックなどの雰囲気が変わってくるんです。ただ、先輩方は僕たちを「勝たせるためだけの練習」に徹してくれて、自分があまり使わないチャンピオンでも、相手が使いそうな構成を再現してくれたりして、実戦にかなり近い練習ができました。── 今後の進路や目標を教えてください。hiro選手:プロの舞台には挑戦してみたいですが、まずは実力をもっとつけたいです。uno選手:僕は『LoL』を楽しみたいと思っています。成長する過程が楽しいので、eスポーツという環境すごく良かったのでやらせていただいている感じです。tochiking選手:僕は変なプレーなどで遊ぶのが好きなので、遊べればいいかなと思っています。Fake選手:自分はkkkkkkkkkさんの背中を見て「LJL」にも出場したんですが、まだまだ実力不足で。来年大学生になるんですが、さらに経験を積んで、プロを目指していきたいです。準優勝:ルネサンス豊田高等学校 右から、Harumomo選手、Adam選手、Moku選手、Tokamau選手、Sena選手 ── 準優勝おめでとうございます。大会を通しての感想を教えてください。harumomo選手: 唯一の2年生で分からないことも多かったですが、先輩たちが引っ張ってくれて、自分のベストを尽くせました。Adam選手: とても悔しいですが、全力は出し切れました。楽しかったという気持ちも大きいです。Moku選手:優勝を狙える位置だっただけに悔しさはありますが、運営の方やスタッフさんも優しくて、すごくいい2日間でした。メダルは新幹線でも付けて帰ります(笑)。Tokamau選手:悔しさもありますが、このメダルを学校や3年間教えてくれた講師の方、高知の関係者の方に形として残せたのがうれしいです。Sena選手:最初は緊張で思うように動けませんでしたが、最後は楽しめて、実力を出し切れたと思います。── 決勝戦ではゲーム1がかなり厳しい展開でしたが、ゲーム2はたくさんチャンスもありましたね。どんな修正をしたのでしょうか?Moku選手: 決勝ではコーチが現場にいなかったので、スマホでのアドバイスも使えず、ゲーム1はぶっつけ本番になって自分たちのやりたいこともできないまま終わってしまいました。でもゲーム2は自分たちで話し合って、最低限やりたいことができたと思います。── 相手(N高)を意識したピックでしたか? それとも自分たちが得意なピックを優先したのでしょうか?Moku選手:相手のピック傾向はある程度分かっていましたが、チャンピオンプールが広くて絞り切れませんでした。なので、これまで練習してきた中で噛み合いそうなピックを選びました。── 特にゲーム2はかなり拮抗していて、取られたら取り返すというシーンもありました。チームの中の雰囲気はどうでしたか?Moku選手:相手は強くて厳しいけど、自分たちのやるべきことはできているし、以前に一度練習試合をした時よりもいい動きができていました。この成果を次につなげたいです。──1年を通して、チームとしてどんなふうに成長してきたのかを教えてください。Moku選手: 最初はこのメンバーではなくて、harumomoとAdamが変わって不安もありました。僕らは最後の年なのでモチベーションも高いんですが、harumomoは唯一の2年生で、僕らに合わせて練習についてきてくれたので、個人的MVPはharumomoにあげたいくらいに感謝しています。── 今回は東京タワーで応援する方々も前にしてのオフライン大会でした。オフラインならではの良さは感じられましたか?harumomo選手:プレッシャーに強くなれると思いますし、緊張感を乗り越えられる経験になると思います。Adam選手:テンションがすごく上がりました。観客に見られていた感覚も大きかったです。Moku選手: 普段知ることができない部分も知れましたし、オフラインとなると賞ももらえるし、「自分は全国2位なんだ」という結果は後々のモチベーションになります。Tokamau選手:将来プロを目指しているので、こうしたオフライン経験は本当に貴重でした。Sena選手:観客の声援が聞こえて、いいプレーが出たときは一気にテンションが上がりました。── 今後はどんな進路を考えていますか?Adam選手: プロになりたい気持ちはありますが、簡単な世界ではないので、声がかかるような実力をまずは身につけたいです。Tokamau選手: 世界大会を目指したいので、プロの道を意識しています。Sena選手: この経験を生かして、将来は大会運営など裏方の仕事にも関わってみたいです。第3回 NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権 リーグ・オブ・レジェンド部門 最終結果順位所属チーム|選手名1 N高等学校「N1」 2 ルネサンス豊田高等学校 名古屋eスポーツキャンパス「封魔龍ヴァル=ゼクス」 3 専門学校アートカレッジ神戸「ACKA」 = 専修学校クラーク高等学院 札幌大通校「ラグナロクEX」 配信URL NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権:https://www.nasef-nhec.jp/リーグ・オブ・レジェンド/ © 2025 Riot Games, Inc. League of Legends and any associated logos, are trademarks, service marks, and/or registered trademarks of Riot Games, Inc. Used With Permission.
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- 【大会レポート】『第五人格』の国内プロリーグ「Identity V Japan League 2025 Fall」にてZETA DIVISIONが優勝!——6度目の栄冠を手に
- 『第五人格』の国内プロリーグ「Identity V Japan League 2025 Fall」の決勝戦が2025年12月21日(日)に開催。REJECTを下したZETA DIVISIONが優勝を果たした。<以下、ニュースリリースより>激戦の国内リーグを制し、ZETA DIVISIONが6度目の栄冠を手に GANYMEDE株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:西原 大輔)が運営するプロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」は、同チームの第五人格(Identity V)部門が、2025年10月より開催された国内公式プロリーグ『Identity V Japan League 2025 Fall』(以下、2025秋季IJL)にて見事優勝いたしましたことをご報告いたします。 『2025秋季IJL』は、日本国内の最高峰チームが集い、秋季シーズンの王者を決める公式プロリーグです。数カ月にわたるレギュラーシーズン、そして過酷なプレーオフを勝ち抜いたZETA DIVISIONは、2025年12月21日(日)に行われた決勝戦にてREJECTと対戦。フルセットからさらに延長戦へともつれ込む激闘の末に勝利を収め、見事優勝を果たしました。『2025秋季IJL』優勝杯を掲げるZETA DIVISIONメンバー 激動のシーズンを勝ち抜き、万全のコンディションで迎えた決勝戦。「ZETA DIVISION」は、練習で磨き上げた「圧倒的な連携力」を武器に、決戦の舞台へと上がりました。試合では、ハンターの気迫あふれるアグレッシブなプレーが相手チームを翻弄し、サバイバー4名は鉄壁の守りと緻密な計算でピンチをチャンスへと変える劇的な展開を披露。会場を埋め尽くすファンの大歓声と熱狂の渦の中、張り詰める緊張感を力に変えた選手たちが躍動しました。延長戦に突入した決勝戦もサバイバーの意地を見せつけ勝利を掴みました。 その結果「ZETA DIVISION」としては6度目となる国内優勝を果たし、第五人格のeスポーツシーンに新たなる記録を打ち立て、「日本王者」の座に輝きました。これからも「ZETA DIVISION」第五人格部門の挑戦は続きます。国内を制し、次なる舞台である「世界」を見据えて進化を続ける第五人格部門へ、引き続き温かい応援をよろしくお願いいたします。『2025秋季IJL』FMVPに「Peter」が選出 今大会において、最も活躍した選手に贈られる「FMVP」には、Peterが選出されました。過去には世界大会の「Call of the Abyss VIII」でのFMVPも獲得するPeterが国内リーグにおいてもその真価を発揮し、その地位を確固たるものとしました。『2025秋季IJL』FMVPを獲得し、トロフィーを掲げる「Peter」 『Identity V Japan League 2025 Fall』 について 『Identity V Japan League 2025 Fall』決勝戦は、非対称対戦型マルチプレーヤーゲーム『Identity V』(第五人格)の公式国内大会であり、世界大会の日本代表シード権をかけ開催。賞金総額は2000万円となり、優勝チームには900万円が贈呈される。大会詳細大会名:『Identity V Japan League 2025 Fall』開催期間:2025年10月25日(土)~12月21(日)公式サイト:https://www.identityv.jp/IJLleague/ZETA DIVISIONについて 2018年に設立されたZETA DIVISIONは、ゲーミングライフスタイルを確立させ新たなカルチャーを発信し続けるリーディングブランドです。ゲーマーとそれを取り巻くカルチャーをより豊かにし、新しいクリエーターを探し、次世代の文化を形成します。既存の文化にとらわれない新たなスタイルを発信しつづけ、ゲーミングカルチャーが広く親しまれる共通の価値観として確立した未来を目指し、活動してまいります。 Web:https://zetadivision.com X:https://x.com/zetadivision Instagram:https://www.instagram.com/zetadivision YouTube:https://www.youtube.com/c/ZETADIVISION TikTok:https://www.tiktok.com/@zetadivision
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- 【大会レポート】20人対20人が優勝賞金6万ドルをかけて戦う『Delta Force』の世界大会、タイ代表が初代世界王者に!——日韓合同オープン大会開催決定!
- FPSタイトル『Delta Force』の世界大会「Delta Force Invitational: Warfare 2025」が、2025年12月11日(木)〜14日(日)ベトナム・ハノイで開催。タイ代表の「Toxido Next Generation」が初代世界王者に輝いた。また、日韓合同オープン大会の開催も決定した。現在エントリー受付中だ。<以下、ニュースリリースより>『Delta Force』20vs20世界大会、初代王者が決定タイ代表が歴史的優勝を達成!日韓合同オープン大会開催決定! 高品質なFPSタイトルを手がけるTeam Jadeは、タクティカルFPS『Delta Force』初となる20vs20大規模競技大会「Delta Force Invitational: Warfare 2025」 がこのほど閉幕し、タイ代表チーム Toxido Next Generation(Toxido NxG) が初代世界王者に輝いたことを発表しました。本大会は12月11日から14日にかけて開催され、『Delta Force』の象徴とも言える Warfareモード(20vs20) に特化した、世界初の公式国際大会として実施されました。敗北を乗り越え、頂点へ──Toxido Next Generationの勝利の軌跡 Toxido Next Generationは、賞金総額20万ドルの大会において、優勝賞金6万ドルを獲得しましたが、その道のりは決して順風満帆なものではありませんでした。大会序盤、優勝候補と目されていた Teng Long との対戦で敗れ、一度は敗者側トーナメントへと回る展開に。しかしチームは崩れることなく立て直し、DNI を下して決勝へ進出します。再び対峙したグランドファイナルでは、連携と判断力に優れた安定した試合運びを見せ、2-0のストレート勝利で雪辱を果たしました。この勝利により、Toxido Next Generationは『Delta Force』史上初の世界王者としてその名を刻みました。記録的な注目を集めた初年度eスポーツ大会 DFIW 2025|DAY1 大会ハイライト 世界初の20vs20公式国際大会として開催された本大会は、競技面での成果にとどまらず、『Delta Force』eスポーツの存在感を強く印象づける結果となりました。配信を通じた総視聴時間は30万時間を超え、最大同時視聴者数は33,700人以上を記録。視聴の中心となったプラットフォームは YouTube で、世界各地のファンが大会の行方を見守りました。これらの数値は、20vs20の大規模ウォーフェアを軸とした競技形式が、グローバルに高い関心と観戦価値を備えていることを明確に示しています。 また、「Delta Force Invitational: Warfare 2025」は、大規模タクティカルシューターというジャンルを競技シーンへと昇華させる新たなモデルケースとしての可能性を提示しました。本大会は、今後の『Delta Force』eスポーツ展開に向けた確かな第一歩となり、シリーズの競技的進化を象徴するイベントとなっています。『Delta Force』史上初、日韓合同オープン大会「Ahsarah Open」開催決定! 世界大会の熱狂が冷めやらぬ中、Team Jadeは『Delta Force』史上初となる日韓地域合同のオープン競技大会「Ahsarah Open」の開催を発表いたしました。本大会は、本作のメインモードのひとつである「Operations(オペレーションズ)」を舞台とした、タクティカルかつ心理戦が交錯する競技大会です。日韓の精鋭オペレーターたちが、総額80万円の賞金と名誉を懸けて激突します。・大会概要 「Ahsarah Open」は、日韓のプレーヤーが同一のフィールドで競い合う初の公式オープン大会です。競技ルールには、資産マネジメントと高度なチームワークが求められる「オペレーションズ-マンデルブリック争奪戦(競技用ルール)」を採用。開発チームTeam Jadeは、この大会を通じてより多くのプレーヤーが挑戦できる競技シーンを創出し、コミュニティのさらなる成長とグローバルeスポーツへの飛躍を目指しています。・賞金・特典 本大会では、上位入賞者だけでなく、参加者全員に特別な恩恵が用意されています。 賞金総額: 80万円 参加賞: 大会限定アイテム「認識票 - お金持ち」・大会スケジュール ※応募チーム数によって変更される可能性がございます 12/9(火):応募開始 1/4(日) 23:59:応募締切 1/6(火):スケジュール発表(チーム数によって変更) 1/10(土) ~12(月):予選orスクリム 1/17(土):準決勝 1/18(日):決勝(配信あり)・エントリー方法 以下の応募フォームより必要事項を記入し、公式Discordへの参加を完了させてください。 応募フォーム:https://forms.gle/MamJ3DLcLFeutNdQ9 『Delta Force』日本公式Discord:https://discord.gg/u75meTQGVm 日韓の頂点に立つのは、緻密な戦略か、それとも圧倒的な武力か。 オペレーター諸君、アサラの地で待つ。『Delta Force』概要 タイトル:Delta Force 開発:Team Jade パブリッシャー:TiMi Studio Group プラットフォーム:PC/Consoles/Mobile PC版&モバイル版正式リリース日:2025年4月22日 コンソール版正式リリース日:2025年8月19日 料金:基本無料、ゲーム内課金あり 公式サイト:https://www.playdeltaforce.com/ja/ PlayStation:https://store.playstation.com/ja-jp/concept/10014058/ XBOX:https://www.xbox.com/ja-JP/games/store/KEYWORD/9NRMZXGKP4NM iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/id6451399876 Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.proxima.dfm&gl=jp Steam:https://store.steampowered.com/app/2507950/Delta_Force/?l=japanese X:https://x.com/DeltaForceG_JP YouTube:https://www.youtube.com/@DeltaForceGameJP Discord:https://discord.gg/deltaforcejp『Delta Force』について 『Delta Force』は、デルタフォースシリーズ最新作として基本プレー無料のタクティカルシューターで、大規模なマルチプレーモードに加え、シングルプレーや協力プレーのキャンペーンも楽しめる作品です。豊富な武器カスタマイズなど、魅力あふれる内容で登場。 Team Jadeについて Team Jadeは、TiMi Studio Groupに所属、『Call of Duty: Mobile』や、10年以上にわたり人気を誇るPCシューターゲーム『Assault Fire』の開発で知られ、BAFTAやTGAなどの受賞歴を持つ業界のベテランが集う精鋭開発チームです。