【大会レポート】アスキー主催eスポーツ大会「FRONTIER CUP vol.2 -Apex Legends- presented by ASCII」優勝はGROW Gaming
提供元: eSports World
ストリーマーを含む20チームの中から優勝に輝いたのはGROW Gaming。
<以下、ニュースリリースより>
マスターランクぞろいの激戦を勝ち抜いた一般応募チーム「GROW Gaming」が優勝!
株式会社角川アスキー総合研究所(本社:東京都文京区、代表取締役社長:加瀬典子)は、2023年3月21日にeスポーツ大会『FRONTIER CUP vol.2 -Apex Legends- presented by ASCII』を開催しました。
人気ストリーマーチームと一般参加チームが、大人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」で競い合う『FRONTIER CUP』。第2回の開催となる本大会では、一般応募から抽選で選ばれた13チームに、ストリーマーや有名実況者などで編成された4チーム、スポンサーチーム2チーム、そしてASCIIチームと、計20チーム60名が集結し、優勝賞金30万円をかけて白熱のバトルを繰り広げました。


本大会のルールは、マップは「ワールズエッジ」を採用した3試合を実施。キルポイントと上位ポイントを合わせた総合ポイントで順位を決めます。さらに最終試合のキルポイントが倍になる変則ルールも用意されているため、最後まで結末が読めません。
賞金は、優勝チームに30万円、準優勝チームには賞金10万円を贈呈。さらに全試合を通して合計撃破数が最も高かったプレイヤー1名に「モストキル賞」として、FRONTIERのゲーミングパソコン「FRGAGシリーズ」のカスタムモデルが贈呈されます。

そして、大和周平さんとZETA DIVISIONのすでたきさんによる実況解説による、臨場感あふれる生配信をアスキーYouTube公式チャンネルからお届けしました。

第1試合
冒頭から手に汗握るハイレベルなバトルが繰り広げられ、ストリーマーチーム『世界最強伝説』が序盤で敗退という波乱万丈な展開に。そんな予測不可能な激闘が続く中、『ゆのゆふch』まさのりchさんのランパートが、ウルトの「シーラ」で車両のドアを破壊し、車両に籠っているメンバーを強襲するなど、思わず声を出してしまう名シーンも目白押しでした。そして最終的に『DECISION』が首位を奪いました。

第2試合
本大会の折り返しとなる第2試合は、各チームが前試合の反省を生かしながら、さらなる激闘が続きます。『GROW Gaming』が見事なチームプレイを発揮し、建物内に籠っている『Love & Peace』を一掃する場面は圧巻でした。また、猛攻により『ゆのゆふch』に高台を奪い取られた『DTW』が、激闘の末『ゆのゆふch』を一掃するという、まさに手に汗握るバトルも印象的でした。
最終ラウンドは『GROW Gaming』、『DECISION』、『DTW』ら精鋭チームが激突。結果、プロ大会の出場経験があるチーム『GROW Gaming』が第2試合を制しました。

第3試合
序盤からランドスライドに降り立った『DECISION』と『DTW』が激突し、さらに『荒れるキミトとライト』も参戦。最終試合にふさわしい激闘が続きました。ラウンド2では『みるーぷ』のTIE_PRiZEさんが"3タテ(1人で3人倒すこと)"のクラッチに成功するという驚きの展開となりました。
最終ラウンド目前に『DECISION』、『GROW Gaming』、『みるーぷ』が最後の戦いに挑み、結果、『GROW Gaming』が第2試合に続き勝利をもぎとりました。

最終結果
第2回大会の王者は、2試合連続でチャンピオンを獲得した『GROW Gaming』となりました。優勝した『GROW Gaming』には賞金30万円、準優勝の『DECISION』には賞金10万円が贈られました。
そしてモストキル賞は『GROW Gaming』に所属する、GROW_ちこちゃんさんが受賞しました。全3試合の総合撃破数はなんと23キル! ちこちゃんさんには、FRONTIERのゲーミングパソコン「FRGAGシリーズ」のカスタムモデルが贈呈されました。

全試合で最もダメージを稼いだストリーマー1名に贈られる「モストダメージ賞」は、全3試合を通して3112ダメージとなった『みるーぷ』のTIE Ruさんが受賞。「【岩国ファーム】やまぐち和牛燦 リブローススライス(500g)」が贈呈されました。
まとめ
本大会について、実況解説の大和さんより、最近の大会の中でも特にレベルの高い大会だったとコメントをいただきました。同じく解説のすでたきさんからも、本大会におけるレベルの高さを評価いただいています。ご視聴いただいたみなさまにおいても、本大会の生配信についてご満足いただけたなら幸いです
■本大会の模様はアーカイブでご覧いただけます。
https://youtube.com/live/Cz-4xHxkRVA
開催概要
・名称:FRONTIER CUP vol.2 -Apex Legends- presented by ASCII
・日時:2023年3月21日(火・祝)19時開始
・イベント形式:オンライン
・配信方法:アスキーYouTube公式チャンネル:
・主催:株式会社角川アスキー総合研究所
・大会スポンサー:インバースネット株式会社(FRONTIER)
・協賛:菱洋エレクトロ株式会社
・運営協力:株式会社JCG
■本大会の詳細情報は以下ページよりご確認ください
https://ascii.jp/frontiercup2/
*This tournament is not affiliated with or sponsored by Electronic Arts Inc.
このトーナメントは、エレクトロニック・アーツの提携および出資を受けたものではありません。
・名称:FRONTIER CUP vol.2 -Apex Legends- presented by ASCII
・日時:2023年3月21日(火・祝)19時開始
・イベント形式:オンライン
・配信方法:アスキーYouTube公式チャンネル:
・主催:株式会社角川アスキー総合研究所
・大会スポンサー:インバースネット株式会社(FRONTIER)
・協賛:菱洋エレクトロ株式会社
・運営協力:株式会社JCG
■本大会の詳細情報は以下ページよりご確認ください
https://ascii.jp/frontiercup2/
*This tournament is not affiliated with or sponsored by Electronic Arts Inc.
このトーナメントは、エレクトロニック・アーツの提携および出資を受けたものではありません。
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緊張ですごくテンパったりしていたんですが、今回の大会で次に向けての課題を見つけられてよかったです。reia7sh:ちょっと危ないところもあったけど、後半になるにつれて、落ち着いていつも通りにプレーができ、優勝することができました。JackReacher:STAGE:0に懸ける思いは段違いだったので、すごく緊張しましたが、この大舞台で優勝できて良かったです。インスモークサンジ:優勝できてめちゃくちゃうれしいです。練習が報われました。sunday:今年はリザーバーとして試合に出場することはなかったんですが、みんなが2連覇を勝ち取ってくれてうれしいです。ursus:もう率直に、超うれしいです。——この万博内で実際にプレーしてみて、なにか感じたことはありますでしょうか?イクラはいくら:会場がすごくデカくて、より勝とうという思いがありました。JackReacher:この先、生きているうちにこの大阪という地で万博が開催されるかどうかは分からないので、そこに足を踏み入れることができてとてもうれしいです。——今大会では、大阪府からのeスポーツに対する支援があったかと思います。環境面など、この支援について感想をお聞かせください。イクラはいくら:当日の車での送迎だったり、できるだけ体力を使わないようにしてくださったので、体感でいつも通りのパフォーマンスが出せるようになったかなと思います。JackReacher:日本ではまだeスポーツが浸透しているとは言えない中で、大阪府がこのような支援をしてくれてとてもうれしかったです。インスモークサンジ:全体的な支援は物すごく厚かったので、選手目線ですごく助かりました。——このSTAGE:0という晴れ舞台、そして今回の勝利が、皆さんにとってどういったものだったか教えてください。reia7sh:STAGE:0は、同い年とか、自分と歳の近い人が出場できる数少ない大会だと思います。ここまでチームで勝てて良かったと思います。JackReacher:高校生活の中で3回しかなく、1年1年が貴重なので、やっぱり練習をすればするほどうまくなって勝つ確率も上がることが実感できました。sunday:このSTAGE:0は、高校生にとっても一種の青春でもあるし、新しい選手の芽を見つけることができる場所でもあるので、もっとこういった大きな舞台がたくさん開催されてほしいですね。勝利については——正直、1年生から3年生の間で3連覇したかったけど、今回は去年のメンバーとともに2連覇を達成することができてうれしいです。ursus:STAGE:0のために、このメンバーで集まって毎日練習してきて、めっちゃ頑張ってきたので、今日はちゃんと勝ちきれてすごくうれしいです。▲優勝トロフィーを掲げる「大阪に行くために」のメンバーたち ——普段の練習というのは、どういうことをされているのでしょうか?reia7sh:スクリム(練習試合)の相手を外部で募集できるサイトがあるんですけど、そこでよくプロチームなどとスクリムをしています。——決勝戦では3センチネルという尖った構成を使用していましたが、これはどういった意図だったのでしょうか?インスモークサンジ:ほとんどのチームがやらない構成なので対策されづらいし、その上セットアップも多くて刺さりやすいという感じだったので、強かったですね。——後半、少し相手に追いつかれる展開もありました。その中で最後勝ちきれた要因とは何でしょうか?ursus:タイムアウト中にコーチが「絶対勝てるよ」と声を掛けてくれて、だいぶ緊張がやわらぎました。▲焦る選手たちを落ち着けるかの如く、コーチによりタイムアウトが発動。選手たちは明確に、このタイムアウトが勝利の要因だと答えた ——チームメイトやコーチ、ご家族などに感謝を伝えたいと思う方がいれば、少し教えていただきたいと思います。JackReacher:お母さんに感謝したいと思います。お母さん……eスポーツは嫌いなんですけど(一同笑い)JackReacher:ゲームそのものが嫌いなんですけど、それでも自分がプロゲーマーになりたいと言うと、それを信じていろいろな支援をしてくれて、ここまで来れたということがすごくうれしいです。サプライズゲスト登場!ステージに現れたのは、まさかの吉村大阪府知事 この日の夕方、『League of Legends』部門の決勝戦が行われる直前のこと、突如としてステージに登壇したのは、この大阪・関西万博開催の立役者である吉村洋文大阪府知事であった。▲報道陣も直前に知らされた知事の登壇。ステージから降りた後、このあと実施される『LoL』部門の決勝戦を観戦していた アンガールズ田中:大阪府は結構eスポーツにも力を入れていると聞いたんですけども。吉村知事:「eスポーツといえば、大阪」と……呼ばれてませんが! 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