『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)の世界大会「Worlds 2023」の予選にあたるプレイインステージが10月15日(日)に終了し、VCS(ベトナム)代表のGAM Esportsと、Worlds Qualifying Series(WQS)で勝利してプレイインの切符を勝ち取ったLECのTeam BDSが、スイスステージへと駒を進めた。

プレイインステージは10月10日(火)~15日(日)の6日間にわたって開催された。今大会では昨年までのようなリーグ戦ではなく、4チームごとの2つのトーナメントで試合は進行。アッパー・ロワーの2つのブラケットを勝ち上がった2チームが次のステージに進出できる「ダブルエリミネーション」方式が採用されており、どのチームにも2敗まではチャンスが与えられた。最終的に、2つのトーナメントを勝ち上がった2チームずつが、互いの1位-2位と戦う。

グループAは、PSG Talonが無敗のまま1位で勝ち抜く。2位のGAMは初日にCBLOL代表のLOUDに敗れたものの、ロワーブラケットでMovistar R7に勝利すると、LOUDとの再戦に勝利した。


グループBは、TEAM WHALESが1ゲームずつ落としながらもアッパーサイドで1位を獲得。そのTWに初戦で敗北したBDSは、ロワーブラケットでLJLのDetonatioN FocusMe、PSCのCTBC Flying Oysterを下した。





そして迎えた15日(日)のプレイインファイナルは、GAM VS TWのベトナム勢対決と、PCS(香港・マカオ・台湾)トップのPSGと勢いに乗るBDSの戦い。それぞれ勝ち上がったチームが次のスイスステージに進める。

GAM VS TWは、ともに1ゲームずつ勝利したゲーム3、序盤TW優勢で進んだものの、育ったボットデュオが後半に巻き返したGAMが勝利。4ゲーム目もその勢いのまま勝利し、プレイイン突破を決めた。


PSG VS BDSは、PSGがBDSの思うプレーをさせずに2連勝するも、あとがないBDSは得意チャンピオンをピックするなどしてPSGを翻弄。44分にも及ぶ接戦をものにして、BDSが勝利した。




スイスステージは10月19日(木)から始まり、24日、25日の休みを挟んで29日までの開催。プレイインを勝ち抜いたGAMはLCKのGen.Gと、BDSはLPLのLDGと初戦を戦う。



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