2023年11月19日(日)に、大阪・梅田のヨドバシカメラで「Razer x ヨドバシ梅田 FENNELファンミーティング」が開催された。
国内人気プロチームのFENNELと、今年8月にFENNELとスポンサー契約を締結したばかりのRazerがタッグを組み開催されたこのイベントには、VALORANT部門に所属するCLZ(くるず)選手とGON(ごん)選手が出演。
今回は実際に会場に足を運んだ様子を余すところなくレポートしよう。
開店前から長蛇の列!
会場はヨドバシカメラマルチメディア梅田、JR大阪駅を飛び出すとすぐ目の前に見える大きなビルだ。この建物の地下2階、電動自転車などの売り場を抜けた先にあるイベントスペース、その名も「ヨドバシホール」でイベントが行われた。

イベント開始時刻である14時が迫るにつれて、ファンが少しずつ会場内にやってくる。そこそこ広いイベント用のホールで行われたのだが、人の流れは絶えない。どんどんと会場内に人が押し寄せ、会場の遥か後方までぎっしりと人で埋め尽くされた。

先着順で配布されている無料の座席チケットを手にすると、前方の座席で観覧することができる。イベント当日には既に配布が終了していたため、事前に一度訪れないとここには座れない。応援ボードも前列は特に多く、気合の入ったファンばかりの印象だ。


高速入力が可能になるラピッドトリガーが体感できる!
会場後方にはRazer製品の展示コーナーが。実際に賞品をさわって体験することができるほか、イベント限定特価でさまざまなRazer製品をお得に購入することができる。レジが横に併設されているので、気になったらその場で購入できる。ヨドバシカメラのレジなので、ゴールドポイントが貯まるのもアツい。


はじめに司会のyue(ゆえ)が登壇。「GONさんなら面白い登場をしてくれるんだろうな~」という非常に雑なフリを行い、いろんな意味で観客たちは期待する。

続いて登場するのは、本イベントのメインゲストであるCLZ & GONだ。GONは「最後尾」の札を持って登壇し、無事に会場は笑いに包まれた。


最初は観客も参加できるクイズ大会だ。クイズの内容はFENNEL、Razer、『VALORANT』の3テーマから。解答するのは観客側だが、CLZ、GONの両選手もフリップに解答を書く。

なおクイズに正解すると、選手のサイン付きのRazerグッズが手に入る。「FENNELの創設年は?」とか「クラシック(VALORANTの武器)の遠距離ヘッドショットのダメージ数は?」など、そこそこコアな問題だ。



正解数が少なかった選手には罰ゲーム。yueが罰ゲームボックスから引いた紙に書かれていたのは、「相手の好きなところを5つ挙げる」だった。結果は、6:5の僅差でCLZ選手が勝利。5つも考えなければならないというそれなりに難しい罰ゲームだと思ったのだが、GON選手は恥ずかしそうにしながらも、意外とスラスラと5つ答えていたのが印象的だった。


続いて行われた「ゲーム対決」のコーナーでは、3種類のゲームをプレイしてそのうまさを競った。1本目のエイム勝負では、エイム練習ゲーム『Aim Lab』を用いてスコアアタックが行われた。両選手とも馴染みのあるゲームだが、GON選手は特に自信があるようだった。


1分という制限時間の中で、次々と現れる的をひとつずつ射撃していくというルール。高いスコアを取るには、高い速度と精度の両方が問われる。7万点台でもかなり高い方だが、なんと、GON選手は96,828点というハイスコアを軽々と叩き出し勝利。
しかしそれでは面白くないということで、利き手ではない左手を使って対決するルールに変更。GON選手が言い出しっぺだったが、初めて左手で握るマウスに翻弄され、結果は2万点台止まり。一方のCLZ選手は落ち着いて高い精度を見せ、4万点台を獲得。エイム勝負は、CLZ選手の逆転勝利となった。


その後のキャラクターコントロール対決では通称『壺おじ』と呼ばれているアクションゲーム『Getting Over It』を、格闘ゲーム対決では一撃で勝負が決まる『Divekick』をプレイ。特に3本目の『Divekick』では、GON選手が完封。両ゲームともGON選手の勝利に終わり、2:1でGON選手が勝利した。




イベントの終了後には、ファン交流会が実施された。ここに参加できるのは、イベント限定購入者特典の専用チケットを手にした人だけだ。こちらのチケットもイベント開催前には既に配布終了しており、入手にはイベントよりも前の日に一度ヨドバシを訪れないといけない。


サインに写真撮影、そして結構長い間会話もできる。中には、選手へ直接プレゼントを手渡すファンも。約2時間にも渡る交流会だったが、最初から最後までしっかりと対応していたのが印象的だ。
交流会を終えた観客にインタビューを敢行、その様子もお届けしよう。

——このイベントに来られたきっかけはなんですか?
FENNELがTwitterでリツイートしていたのを見てから、(友人に)教えて一緒に行こうと思って来ました。
——今回来られたのは選手がお目当てですか?
はい、元々競技シーンを追っていたのもあって、FENNELに所属する前からおふたりのファンでした。素晴らしい選手だなと思っていたので、近くで開催されるということもあって来ました。
——ちなみに、今日は何時に来られましたか?
朝の8時です。
——まだ開店前ですよね?
お店の前に並んでいました。ただ僕たちより前に50人くらい並んでいたので、愛されているなあと思いました。
——Razer製品についてどう思いますか?
僕は元々Razerのキーボードを使っていたのですが、いいですね。僕はカチカチと音がなるクリッキーなキースイッチが好きなんですが、Razerのキーボードはいろんな軸(スイッチ)があって、クリッキーな中でもさまざまな種類が選べて、音の違いが楽しめるというところが好きですね。せっかくの機会なのでマウスもRazerのものを買ってみました。
——今回は楽しかったですか?
はい、めちゃくちゃ楽しませてもらいました。選手との距離がとても近く、二度とない体験だと思います。普段は画面を通しての関係なのが、こうやって実際に話せるのはとても貴重だと感じました。
Razerは、今年の8月1日にFENNELとスポンサー契約を締結したばかり。そんな中行われたこのファンミーティングの意図と、実際に開催してみた感触について、Razerのマーケティングマネージャーである北川裕太氏にお聞きした。
——CLZ選手、GON選手を起用した経緯を教えてください。
北川裕太氏(以下、北川):FENNELで長く活躍されているCLZさんを軸にして、新たに加入されたGONさんもお呼びした形です。チームによっては毎シーズンごとに選手がすべて入れ替わったりすることがありますが、FENNELさんはあまりメンバーの入れ替わりが激しくない、強い選手が中心に残ってチームを育てていくという印象があり、そんな中でもCLZさんは外せないとのことでお呼びさせていただきました。
——今回のイベントの手応えはいかがでしょうか。
北川:今回はやはりFENNELのファンの方が多かったので、普段我々が行うイベントとは違って、コアなRazerファンだけでなく幅広い層の方々にもリーチできたと思います。実際に製品を使った感想をご紹介いただいたのも、メーカーとしてはありがたいなと思います。
——観客の方々にお話を聞くと「せっかくだし買っていこう」という方も多くいらっしゃいましたね。
北川:短期的な売上もそうですが、FENNELさんを通してRazerを好きになってもらう、Razerに親しみを持ってもらうという形ができれば理想かと思います。Razer製品にまったく興味がなくても選手が使っているから買ってみる、という形になればいいなあと思っています。

——Razerさんの今回のイチオシ製品を教えてください。
北川:やはり「Huntsman V3 Pro」ですね。ラピッドトリガーが搭載されていて、アクチュエーションポイントを変更することができます。
——個人的には、日本語配列なのが素晴らしいと思いました。
北川:ありがとうございます。そうですね、さまざまなキー配列のキーボードを量産できるのは(コスト面から)大規模メーカーの強みですよね。それこそRazerは「ゲーマー向けの世界有数のライフスタイルブランド」というコンセプトがあり、幅広い方々に製品を使ってもらいたいと思っています。
先日「Cobra Pro」というマウスを発売したんですが、ゲーマー向けに機能を削ぎ落としたマウスとライトやボタンなどの機能を盛々にしたマウスは多くあるんですが、その中間の「小型」で「左右対称」で「ボタンがたくさん付いている」というものは少なかったんですね。
そんな中でこの製品を作ったのは、幅広い需要に応えて、お客様に喜んでいただきたいというのが起点となっています。
——Razerさんとしては、今後もFENNELとタッグを組むようなイベントは検討されていますか?
北川:FENNELさんとのイベントはまた定期的にできればと思っています。今回も想定以上のお客さんが来られたので、ありがたいと思うのと同時に、今後どういったやり方が最適か、ご相談しながら考えていきたいと思います。
——ありがとうございました。

イベントを終えた直後、CLZ選手とGON選手がインタビューに応じてくれた。4時間ぶっ通しでのイベント出演・ファン対応だったが、快く質問に答えてくださった。最後にそのインタビューの内容をご紹介しよう。
——今回のイベントの感想をお聞かせください。
GON:めちゃくちゃ楽しかったです。やっぱり配信とは違う良さがありますね、リアクションがあると本当に盛り上がれるというか。
CLZ:小さいイベントだと思っていたら、めっちゃ(観客が)多かったですね。今までは『VALORANT』だけのイベントが多かったですが、ほかのゲームをプレイしたりするなど別の要素が組み込まれていて、新鮮に感じました。
——今回のようなイベントと大会では、なにか違うところはありますか?
GON:今日は選手としてではなく、ゲストとして呼ばれているので、行くときのそもそものマインドセットが違いますね。「今日は絶対に楽しむぞ!」という気持ちで来ているので、プレッシャーがなくめちゃくちゃ楽しいです。
——ファンと交流することについていかがお考えでしょうか。
GON:素晴らしいことだと思います。自分のモチベーションにも繋がりますし、ファンの方もうれしいし、WIN-WINじゃないですか。
——配信なども含めてファンの方を大事にされているのでしょうか。
GON:いろんな人のファンだった時期もあるのでわかるんですが、名前を覚えてくれていたり、気軽に話せたりするほうがうれしいので、「あ、久しぶりじゃん」みたいな言葉は言うようにしてます。
——大阪、ひいてはヨドバシカメラという会場でイベントに出演して、なにか感じたことはありますか。
CLZ:特別大阪だからなにかあるというわけではないです。ただ僕は大阪が地元で、ここ(ヨドバシ梅田)にもよく来ていたので、そこでイベントに出演しているというのは不思議な気持ちです。

——やはりよく行かれていたんですか?
CLZ:めっちゃ行ってましたね。小学校の時は、よくこの辺りのゲーセンに通っていたので。
——Razer製品についてどうお考えですか?
GON:Razer製品はクオリティが高い。そして、みんな使っているから保証されている部分がありますね。マイナーなメーカーのマウスだと、オフライン会場でどうなっちゃうかわからないリスクがあるので、そういう面でも安心できますね。
——ちなみにおすすめは?
GON:Razer DeathAdder V3 Pro Faker Editionです。
——「Huntsman V3 Pro」についてはいかがでしょうか。
GON:めちゃくちゃいいキーボードだと思います。ぶっちゃけキーボードってどこも横並びで好みが分かれるという感じなんですけど、個人的には単純に打感がめっちゃ好きですね。

——今回のイベントとは少し離れてしまいますが、学生向けの『VALORANT』のeスポーツ大会「Red Bull Campus Clutch」がもう間もなく開幕します。日本代表の「GYUDON EATING」へなにかメッセージをお願いします。
GON:勝つ勝たないよりも、これがいい経験になると思うので、プレッシャーに押し負けずに、自分は今いい経験をしているんだと自覚しながらがんばってほしい!
——最後に、ファンの方へのメッセージをお願いします。
GON:こうやってオフラインのイベントに来ていただける方には直接力をもらっています。イベントには来られないけど、普段配信でコメントをしてくれる人とか、コメントはしないけど見守ってくれる人がいるということも自覚して、これからも頑張っていこうと思います。
CLZ:いつも応援してくださってありがとうございます。こういうイベントに来てくださったり、オンライン上でも応援してくださったりするのが、すごく励みになっています。これからもがんばりますので、応援よろしくお願いします。
GON:俺もそんな感じが良かったな……。
——いえいえ、大丈夫ですよ(笑)。
———
関係者の方にお聞きしたところ、当日はなんと700人以上の観客が来られていたそう。実際それなりに広い会場の端っこまでびっしりと人が詰まっており、選手含め関係者の皆さんはそろって「想定外」と言っていたのが印象的だ。
筆者も体験したことがあるが、両選手ともファンサービスがとても厚い。実際イベント後の交流会では、気さくだが丁寧にファンたちと交流しており、その人気の高さもうなずけるものだった。
FENNELとRazerが初めてタッグを組んだこのイベント、FENNEL側としてもRazer側としても非常に得るものは大きかったのではないだろうか。想像以上の反響があったこのイベントを足がかりに、今後はどのような相乗効果を見せてくれるのだろうか。もしあるならば、次のイベントにも注目だ。
撮影:まいる
編集:いのかわゆう
国内人気プロチームのFENNELと、今年8月にFENNELとスポンサー契約を締結したばかりのRazerがタッグを組み開催されたこのイベントには、VALORANT部門に所属するCLZ(くるず)選手とGON(ごん)選手が出演。
今回は実際に会場に足を運んだ様子を余すところなくレポートしよう。
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— ヨドバシカメラ 梅田店 (@yodobashi_umed) November 19, 2023
本日❗️ #FENNEL ファンミーティング開催📣
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大好評につき「イベント限定購入者特典」は終了致しました‼️
誠にありがとうございます🙇
FENNELファンミーティングは14時より開催です✨ pic.twitter.com/6MD3uRzYI6
開店前から長蛇の列!
ヨドバシ梅田にFENNELファンが集結!
会場はヨドバシカメラマルチメディア梅田、JR大阪駅を飛び出すとすぐ目の前に見える大きなビルだ。この建物の地下2階、電動自転車などの売り場を抜けた先にあるイベントスペース、その名も「ヨドバシホール」でイベントが行われた。

▲会場の「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」。開店前から既に100名以上のファンが並んでいたそう
イベント開始時刻である14時が迫るにつれて、ファンが少しずつ会場内にやってくる。そこそこ広いイベント用のホールで行われたのだが、人の流れは絶えない。どんどんと会場内に人が押し寄せ、会場の遥か後方までぎっしりと人で埋め尽くされた。

▲会場の遥か後方まで人で埋め尽くされ、このイベントの注目度の高さがうかがえる
先着順で配布されている無料の座席チケットを手にすると、前方の座席で観覧することができる。イベント当日には既に配布が終了していたため、事前に一度訪れないとここには座れない。応援ボードも前列は特に多く、気合の入ったファンばかりの印象だ。

▲オリジナルの応援ボードで推しにアピール!

▲プレゼントボックスも完備。イベント終了時には溢れんばかりの手紙や差し入れが入っていた
高速入力が可能になるラピッドトリガーが体感できる!
Razer販売×体験コーナー
会場後方にはRazer製品の展示コーナーが。実際に賞品をさわって体験することができるほか、イベント限定特価でさまざまなRazer製品をお得に購入することができる。レジが横に併設されているので、気になったらその場で購入できる。ヨドバシカメラのレジなので、ゴールドポイントが貯まるのもアツい。

▲今回のイチオシ製品「Huntsman V3 Pro」。超高速連打を可能にするラピッドトリガーは、もはやVALORANTユーザーには必須の機能だ。キー入力のオン/オフを通常よりも高速で行うことで、キャラクターの制御が容易になる。ストッピング(静止して射撃すること)が重要なこのゲームにおいて、キーの入力速度は射撃精度に直結する

▲3,000円購入するごとに1回のガチャが回せ、ランダムでRazerグッズが手に入る
イベント開始でファンのボルテージは最高潮に!
はじめに司会のyue(ゆえ)が登壇。「GONさんなら面白い登場をしてくれるんだろうな~」という非常に雑なフリを行い、いろんな意味で観客たちは期待する。

▲司会のyue氏。VALORANTの競技シーンではキャスターを務めている
続いて登場するのは、本イベントのメインゲストであるCLZ & GONだ。GONは「最後尾」の札を持って登壇し、無事に会場は笑いに包まれた。

▲左からCLZ選手とGON選手

▲会場内は撮影のみOK!(録画はNG)。トークを聞きつつ“推し”をカメラに収めることができるのだ
正解すればサイン付きグッズがもらえる「クイズ大会」
最初は観客も参加できるクイズ大会だ。クイズの内容はFENNEL、Razer、『VALORANT』の3テーマから。解答するのは観客側だが、CLZ、GONの両選手もフリップに解答を書く。

▲選手自らに当ててもらえるため、多くのファンが挙手する。なお、不正解だとGONに「舐めんな!」と煽られる(笑)
なおクイズに正解すると、選手のサイン付きのRazerグッズが手に入る。「FENNELの創設年は?」とか「クラシック(VALORANTの武器)の遠距離ヘッドショットのダメージ数は?」など、そこそこコアな問題だ。

▲「FENNELの部門数は?」というクイズに、はなから諦めるGON(まだFENNELに加入して数カ月のため)

▲同じチームのメンバーであるDerialy(でりありー)選手に因んだ問題。Derialyクイズは2度出題されたが、両選手ともすべて正解!

▲推しと話せた上に、正解すればサイン付きのグッズが貰えるという最高な企画
正解数が少なかった選手には罰ゲーム。yueが罰ゲームボックスから引いた紙に書かれていたのは、「相手の好きなところを5つ挙げる」だった。結果は、6:5の僅差でCLZ選手が勝利。5つも考えなければならないというそれなりに難しい罰ゲームだと思ったのだが、GON選手は恥ずかしそうにしながらも、意外とスラスラと5つ答えていたのが印象的だった。

▲なお正解数の数字はなんと手書き。細すぎて見えないとイジられることも

▲「漢らしく、人情深い」「ファンをすごく大事にする」などCLZ選手を褒めちぎるGON選手。褒められる側のCLZ選手も満更ではない様子だった
プロのテクニックが間近で見られる「ゲーム対決」
続いて行われた「ゲーム対決」のコーナーでは、3種類のゲームをプレイしてそのうまさを競った。1本目のエイム勝負では、エイム練習ゲーム『Aim Lab』を用いてスコアアタックが行われた。両選手とも馴染みのあるゲームだが、GON選手は特に自信があるようだった。

▲普段プレイしている環境と異なるのにも関わらず、精密すぎるエイムに驚きの声が上がった

▲自信がないと言いながらも、CLZ選手は7万点台を軽々と獲得。さすがプロ
1分という制限時間の中で、次々と現れる的をひとつずつ射撃していくというルール。高いスコアを取るには、高い速度と精度の両方が問われる。7万点台でもかなり高い方だが、なんと、GON選手は96,828点というハイスコアを軽々と叩き出し勝利。
しかしそれでは面白くないということで、利き手ではない左手を使って対決するルールに変更。GON選手が言い出しっぺだったが、初めて左手で握るマウスに翻弄され、結果は2万点台止まり。一方のCLZ選手は落ち着いて高い精度を見せ、4万点台を獲得。エイム勝負は、CLZ選手の逆転勝利となった。

▲左手でマウスを持つ貴重なシーン。ぎこちない視点に会場からは笑いが起こる

▲利き手でもそこそこの高得点である4万点台を叩き出し、CLZ選手が逆転勝利
その後のキャラクターコントロール対決では通称『壺おじ』と呼ばれているアクションゲーム『Getting Over It』を、格闘ゲーム対決では一撃で勝負が決まる『Divekick』をプレイ。特に3本目の『Divekick』では、GON選手が完封。両ゲームともGON選手の勝利に終わり、2:1でGON選手が勝利した。

▲下半身が壺に入った男がハンマーひとつで山を登るという『壺おじ』で、操作性が劣悪なバカゲーだ。「RTAを見たことがある」と語るGON選手は、はじめてのプレイながら細かいテクニックを活用し、CLZ選手よりも先の地点まで到達

▲2ボタンで操作できることが特徴の2D格闘ゲーム。キック一撃で相手を倒せ、5本先取した方が勝利。GON選手は一瞬でCLZ選手を完封、あっという間に勝負がついた

▲どちらが勝つか勝利予想を的中させた人のうち、じゃんけんで勝利した人に景品が与えられた

▲最後はファン同士の直接対決。4連続の“あいこ”という白熱した勝負に会場が湧き上がる
FENNELのファンサはいつでも最高!「ファン交流会」
イベントの終了後には、ファン交流会が実施された。ここに参加できるのは、イベント限定購入者特典の専用チケットを手にした人だけだ。こちらのチケットもイベント開催前には既に配布終了しており、入手にはイベントよりも前の日に一度ヨドバシを訪れないといけない。

▲ファン対応が非常に手厚く、ファンはみんな大喜びだ。ひとりひとり丁寧に行うので、全然列が捌けない

▲サインに記念撮影、ファンにはたまらないひと時だろう
サインに写真撮影、そして結構長い間会話もできる。中には、選手へ直接プレゼントを手渡すファンも。約2時間にも渡る交流会だったが、最初から最後までしっかりと対応していたのが印象的だ。
交流会を終えた観客にインタビューを敢行、その様子もお届けしよう。

——このイベントに来られたきっかけはなんですか?
FENNELがTwitterでリツイートしていたのを見てから、(友人に)教えて一緒に行こうと思って来ました。
——今回来られたのは選手がお目当てですか?
はい、元々競技シーンを追っていたのもあって、FENNELに所属する前からおふたりのファンでした。素晴らしい選手だなと思っていたので、近くで開催されるということもあって来ました。
——ちなみに、今日は何時に来られましたか?
朝の8時です。
——まだ開店前ですよね?
お店の前に並んでいました。ただ僕たちより前に50人くらい並んでいたので、愛されているなあと思いました。
——Razer製品についてどう思いますか?
僕は元々Razerのキーボードを使っていたのですが、いいですね。僕はカチカチと音がなるクリッキーなキースイッチが好きなんですが、Razerのキーボードはいろんな軸(スイッチ)があって、クリッキーな中でもさまざまな種類が選べて、音の違いが楽しめるというところが好きですね。せっかくの機会なのでマウスもRazerのものを買ってみました。
——今回は楽しかったですか?
はい、めちゃくちゃ楽しませてもらいました。選手との距離がとても近く、二度とない体験だと思います。普段は画面を通しての関係なのが、こうやって実際に話せるのはとても貴重だと感じました。
Razerが見据えるFENNELとの将来
Razerは、今年の8月1日にFENNELとスポンサー契約を締結したばかり。そんな中行われたこのファンミーティングの意図と、実際に開催してみた感触について、Razerのマーケティングマネージャーである北川裕太氏にお聞きした。
——CLZ選手、GON選手を起用した経緯を教えてください。
北川裕太氏(以下、北川):FENNELで長く活躍されているCLZさんを軸にして、新たに加入されたGONさんもお呼びした形です。チームによっては毎シーズンごとに選手がすべて入れ替わったりすることがありますが、FENNELさんはあまりメンバーの入れ替わりが激しくない、強い選手が中心に残ってチームを育てていくという印象があり、そんな中でもCLZさんは外せないとのことでお呼びさせていただきました。
——今回のイベントの手応えはいかがでしょうか。
北川:今回はやはりFENNELのファンの方が多かったので、普段我々が行うイベントとは違って、コアなRazerファンだけでなく幅広い層の方々にもリーチできたと思います。実際に製品を使った感想をご紹介いただいたのも、メーカーとしてはありがたいなと思います。
——観客の方々にお話を聞くと「せっかくだし買っていこう」という方も多くいらっしゃいましたね。
北川:短期的な売上もそうですが、FENNELさんを通してRazerを好きになってもらう、Razerに親しみを持ってもらうという形ができれば理想かと思います。Razer製品にまったく興味がなくても選手が使っているから買ってみる、という形になればいいなあと思っています。

▲イベント終了後には多くの観客がRazerブースに立ち並び、実際に購入する方も多く見られた
——Razerさんの今回のイチオシ製品を教えてください。
北川:やはり「Huntsman V3 Pro」ですね。ラピッドトリガーが搭載されていて、アクチュエーションポイントを変更することができます。
——個人的には、日本語配列なのが素晴らしいと思いました。
北川:ありがとうございます。そうですね、さまざまなキー配列のキーボードを量産できるのは(コスト面から)大規模メーカーの強みですよね。それこそRazerは「ゲーマー向けの世界有数のライフスタイルブランド」というコンセプトがあり、幅広い方々に製品を使ってもらいたいと思っています。
先日「Cobra Pro」というマウスを発売したんですが、ゲーマー向けに機能を削ぎ落としたマウスとライトやボタンなどの機能を盛々にしたマウスは多くあるんですが、その中間の「小型」で「左右対称」で「ボタンがたくさん付いている」というものは少なかったんですね。
そんな中でこの製品を作ったのは、幅広い需要に応えて、お客様に喜んでいただきたいというのが起点となっています。
——Razerさんとしては、今後もFENNELとタッグを組むようなイベントは検討されていますか?
北川:FENNELさんとのイベントはまた定期的にできればと思っています。今回も想定以上のお客さんが来られたので、ありがたいと思うのと同時に、今後どういったやり方が最適か、ご相談しながら考えていきたいと思います。
——ありがとうございました。
CLZ×GONインタビュー

イベントを終えた直後、CLZ選手とGON選手がインタビューに応じてくれた。4時間ぶっ通しでのイベント出演・ファン対応だったが、快く質問に答えてくださった。最後にそのインタビューの内容をご紹介しよう。
——今回のイベントの感想をお聞かせください。
GON:めちゃくちゃ楽しかったです。やっぱり配信とは違う良さがありますね、リアクションがあると本当に盛り上がれるというか。
CLZ:小さいイベントだと思っていたら、めっちゃ(観客が)多かったですね。今までは『VALORANT』だけのイベントが多かったですが、ほかのゲームをプレイしたりするなど別の要素が組み込まれていて、新鮮に感じました。
——今回のようなイベントと大会では、なにか違うところはありますか?
GON:今日は選手としてではなく、ゲストとして呼ばれているので、行くときのそもそものマインドセットが違いますね。「今日は絶対に楽しむぞ!」という気持ちで来ているので、プレッシャーがなくめちゃくちゃ楽しいです。
——ファンと交流することについていかがお考えでしょうか。
GON:素晴らしいことだと思います。自分のモチベーションにも繋がりますし、ファンの方もうれしいし、WIN-WINじゃないですか。
——配信なども含めてファンの方を大事にされているのでしょうか。
GON:いろんな人のファンだった時期もあるのでわかるんですが、名前を覚えてくれていたり、気軽に話せたりするほうがうれしいので、「あ、久しぶりじゃん」みたいな言葉は言うようにしてます。
——大阪、ひいてはヨドバシカメラという会場でイベントに出演して、なにか感じたことはありますか。
CLZ:特別大阪だからなにかあるというわけではないです。ただ僕は大阪が地元で、ここ(ヨドバシ梅田)にもよく来ていたので、そこでイベントに出演しているというのは不思議な気持ちです。

——やはりよく行かれていたんですか?
CLZ:めっちゃ行ってましたね。小学校の時は、よくこの辺りのゲーセンに通っていたので。
——Razer製品についてどうお考えですか?
GON:Razer製品はクオリティが高い。そして、みんな使っているから保証されている部分がありますね。マイナーなメーカーのマウスだと、オフライン会場でどうなっちゃうかわからないリスクがあるので、そういう面でも安心できますね。
——ちなみにおすすめは?
GON:Razer DeathAdder V3 Pro Faker Editionです。
——「Huntsman V3 Pro」についてはいかがでしょうか。
GON:めちゃくちゃいいキーボードだと思います。ぶっちゃけキーボードってどこも横並びで好みが分かれるという感じなんですけど、個人的には単純に打感がめっちゃ好きですね。

——今回のイベントとは少し離れてしまいますが、学生向けの『VALORANT』のeスポーツ大会「Red Bull Campus Clutch」がもう間もなく開幕します。日本代表の「GYUDON EATING」へなにかメッセージをお願いします。
GON:勝つ勝たないよりも、これがいい経験になると思うので、プレッシャーに押し負けずに、自分は今いい経験をしているんだと自覚しながらがんばってほしい!
——最後に、ファンの方へのメッセージをお願いします。
GON:こうやってオフラインのイベントに来ていただける方には直接力をもらっています。イベントには来られないけど、普段配信でコメントをしてくれる人とか、コメントはしないけど見守ってくれる人がいるということも自覚して、これからも頑張っていこうと思います。
CLZ:いつも応援してくださってありがとうございます。こういうイベントに来てくださったり、オンライン上でも応援してくださったりするのが、すごく励みになっています。これからもがんばりますので、応援よろしくお願いします。
GON:俺もそんな感じが良かったな……。
——いえいえ、大丈夫ですよ(笑)。
———
関係者の方にお聞きしたところ、当日はなんと700人以上の観客が来られていたそう。実際それなりに広い会場の端っこまでびっしりと人が詰まっており、選手含め関係者の皆さんはそろって「想定外」と言っていたのが印象的だ。
筆者も体験したことがあるが、両選手ともファンサービスがとても厚い。実際イベント後の交流会では、気さくだが丁寧にファンたちと交流しており、その人気の高さもうなずけるものだった。
FENNELとRazerが初めてタッグを組んだこのイベント、FENNEL側としてもRazer側としても非常に得るものは大きかったのではないだろうか。想像以上の反響があったこのイベントを足がかりに、今後はどのような相乗効果を見せてくれるのだろうか。もしあるならば、次のイベントにも注目だ。
撮影:まいる
編集:いのかわゆう
【まいるプロフィール】
関西を拠点にする男性コスプレイヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。Twitter:@mlunias(Photo by Subaru.F.)
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- 【結果速報 11月4日 SFL2025 Division F 第7節】 ももちvsマゴのベテラン対決は「インパクト返し」でももちが勝利! RCが第2節以来の単独首位に浮上!
- 『ストリートファイター6』(スト6)の国内プロリーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025」(SFリーグ 2025)が8月29日(金)より開催中。本リーグは、出場する12チームがDivision S、Division FといったふたつのDivisionに分かれリーグ戦を行うeスポーツ大会だ。各試合では、チームメンバー4名の中から3名が、先鋒、中堅、大将として対戦をし、勝利するとそれぞれポイントが付与される。総合得点が高い方が勝利となり、同点の場合はリザーブ(控え)の選手同士による延長戦を実施。延長戦に勝利したチームが勝利となる。11月4日(火)はDivision Fの後半戦となる第6節。広島 TEAM iXA(iXA)が190ポイント、REJECT(RC)が160ポイント、ZETA DIVISION Geekly(ZETA)が120ポイントと点差はかなり開いている。しかし、4位のDetonatioN FocusMe(DFM)は110ポイント、VARREL(VL)が90ポイント、前戦で40ポイントを獲得したFUKUSHIMA IBUSHIGIN(IBSG)は80ポイントとなり、プレーオフ進出の3位をめぐる戦いはさらに激化している。チームマッチ1はDFMとIBSG、チームマッチ2はiXAとRC、チームマッチ3はZETAとVLの対決となった。チームマッチ1 DFM(アウェー) vs IBSG(ホーム) 4位のDFMと6位のIBSGは試合開始前の時点で30ポイント差。ここでIBSGがストレートで勝利すれば、プレーオフ進出のボーダーに十分に届く。しかもIBSGにとっては対戦相手を選べるホーム側と、絶好のチャンスでもあった。先鋒戦は板橋ザンギエフ(ザンギエフ)に対して2BASSA(ジュリ)というオーダー。コマンド投げの脅威を感じながらも2BASSAが自分の距離で戦い、初戦に勝利する。続く中堅戦はナウマン(舞)に対して有利とも言われる鶏めし(ダルシム)だが、用意した対策がうまくはまったというナウマンが取り返す。そして大将戦はGO1(春麗)に対してジョニィ(マリーザ)が登場。開幕からアーマー技などで圧をかけてジョニィが2セットを連取するが、垂直ジャンプやしゃがみ中KなどがヒットしたGO1が追いつくと、ラッシュ中段からのコンボをきれいに決めたGO1が見事な逆転勝利を果たした。マリーザの力押しで攻めるジョニィに序盤は押されていたGO1だったが、後半からは差し返しや距離をとった立ち回りでジョニィを攻めさせるように戦い、要所のラッシュ中段もすべて決まり、逆転で勝利した(https://www.youtube.com/live/Jy15HK_lTXA?si=jSPVv2dXwIVajJp5&t=4840) 勝利したGO1は「ザンギさんとマリーザ対策したのが実った」と感謝の言葉を述べると、板橋ザンギエフはボーダーを争っているZETA戦にむけて、「ZETA戦対策はやり続けていますが、さらなる準備を持って戦いたい」と意気込みを語った。対戦カードDFM(アウェー)IBSG(ホーム)動画先鋒(1-2) 板橋ザンギエフ(ザンギエフ:C) ✅2BASSA(ジュリ:C) 🎥 中堅(2-0) ✅ナウマン(舞:C) 鶏めし(ダルシム:C) 🎥 大将(3-2) ✅GO1(春麗:C) ジョニィ(マリーザ:C) 🎥 延長(-) 竹内ジョン(ジェイミー:C) — — 合計 30pt 10pt チームマッチ2 iXA(アウェー) vs RC(ホーム) 今節最大の注目試合である首位iXAと2位RCの対決。その差は30ポイントでRCがホームと、RCにとっては絶対に落としたくない、かつ負けられない1戦。一方のiXAも、プレーオフを有利な位置で戦うには首位の座をしっかり守りたいところ。しかし、あでりいが体調不良により欠場となったため、イーブンの場合は不戦敗となってしまう不利を背負っての試合となった。先鋒戦はあきら(キャミィ)vsときど(ケン)。用意してきたキャミィ対策が奏功したというときどが勝利する。中堅戦はACQUA(ブランカ)にはLeShar(エド)を指名。序盤はACQUAがトリッキーな動きで翻弄したが、ラッシュ投げ返しやジャストパリィなどで慣れていったLeSharがきっちり勝ち切る。あでりい欠場でのアウェーという不利を背負う中で全力で挑んだiXA。序盤は通用したACQUAのフェイントもLeSharがだんだん見切っていき、最後は無敵技ODサイコアッパーで決められてしまった(https://www.youtube.com/live/Jy15HK_lTXA?si=UZk3z5Ql3vilDKF9&t=7371) 大将戦はひびき(リリー)とふ〜ど(エド)の一戦。近づきたいひびきに対して、ODサイコアッパーやコマンド投げのバックステップなどの対策がうまくハマったふ〜どが、見事ストレート勝利を決めた。これでRCはiXAを10ポイント上回り首位に浮上。ふ〜どは「(ひびきへの対策は)まだまだこんなもんじゃない」と、プレーオフでのiXA戦も見据えてさらに手綱を引き締めた。次節にむけてリーダーのときどは「VL戦はアウェーですが、我々に穴らしい穴はありません!」と自信をのぞかせた。 対戦カードiXA(アウェー)RC(ホーム)動画先鋒(0-2) あきら(キャミィ:C) ✅ときど(ケン:C) 🎥 中堅(1-2) ACQUA(ブランカ:C) ✅LeShar(エド:C) 🎥 大将(0-3) ひびき(リリー:C) ✅ふ〜ど(エド:C) 🎥 延長(-) あでりぃ※欠場 — — 合計 0pt 40pt チームマッチ3 ZETA(アウェー) vs VL(ホーム) 前節で見事な勝利を挙げた3位のZETAと、30ポイント差でそれを追いかける5位のVL。ZETAは延長戦がヤマグチで固定されているため、実質的に3人での勝負となり、VLにとっては追い風が吹く状態だ。ひぐち(ガイル)とYHC-餅(ダルシム)の先鋒戦は、ダルシムの遠距離攻撃をうまくさせない立ち回りでひぐちが動きを封じ込めて1勝目。中堅戦はブランカをピックしたひかるにts(豪鬼)というオーダー。波動拳とラッシュでの地上戦を制したtsがひかるに思うような動きをさせず、2勝目を挙げる。そして大将戦は、ももち(エド)に対して満を持してマゴ(ジュリ)が登場。ともに長年の経験を持つベテラン対決は、普段からスパーリングもしている仲というマゴが2セット連取で早くもリーチをかける。しかし、人読みができるのはももちも同様。再三のピンチもうまく対応したももちが追いついた最終ラウンド、マゴの攻撃圏外から体力を削ったももちに対し、マゴは柔道で削っていき、最後はマゴのドライブインパクトに対してももちがしっかり返し、そのままKO。ギリギリの熱戦をももちが勝利した。一進一退とはまさにこのこと。持ち前のスピードと的確なコンボで攻めるマゴに対して、間合いを制して試合中に対応を変えていくももちが一歩上回った。バーンアウトさせられないままマゴが放ったドライブインパクトをももちに返されたものの、『スト6』らしい駆け引きの応酬が見られた緊迫の1戦だった(https://www.youtube.com/live/Jy15HK_lTXA?si=vgIRx9a_bPdx8Ewd&t=12062) ももちは「マゴさんが思ったより強かった。チームメイトのアドバイスや信じてくれている言葉などでチーム戦の良さを感じた」とコメント。次節のDFMとの3位争いについて「ここを勝つか負けるかでプレーオフが決まる。今まで以上に力を合わせてがんばります」と語った。対戦カードZETA(アウェー)VL(ホーム)動画先鋒(2-0) ✅ひぐち(ガイル:C) YHC-餅(エド:C) 🎥 中堅(0-2) ひかる(ブランカ:C) ✅ts(豪鬼:C) 🎥 大将(3-2) ✅ももち(エド:C) マゴ(ジュリ:C) 🎥 延長(-) ヤマグチ(舞:C) ー ー 合計 30pt 10pt Division F 第7節 試合結果 Division F 第7節を終えて、RCが単独首位に浮上。iXAは0ポイントに終わったものの、3位ZETAとは40ポイント差、さらに10ポイント差の4位にDFMがつけている。残る3節で取れるのは最大120ポイント(40×3戦)のため、100ポイントのVL、90ポイントのIBSGにもまだ逆転の可能性は残されている。順位チーム獲得ポイント獲得バトル獲得ラウンド1 REJECT 200 9 20 2 広島 Team iXA 190 12 21 3 ZETA DIVISION Geekly 150 1 6 4 DetonatioN FocusMe 140 -1 -5 5 VARREL 100 -5 -5 6 FUKUSHIMA IBUSHIGIN 90 -16 -36 ※プレーオフボーダーラインは3位まで Division Fの次の対戦は11月11日(火)の第8節。RC vs VL、ZETA vs DFM、iXA vs IBSGが予定されている。配信アーカイブ ■関連リンクCAPCOM eSports公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@CapcomFightersJPCAPCOM eSports公式Twitchチャンネル:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jpSFL 2025 出場チーム:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/team/SFL 2025 日程・試合結果:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/schedule/©CAPCOM
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- 【結果速報 11月2日】『スト6』中国大会は14歳のひなおが鮮烈のデビューウイン! ももち、こばやん、りゅうきち、板橋ザンギエフが「CC12」出場確定!
- 2025年10月31日(金)〜11月2日(日)(現地時間)に格闘ゲームのeスポーツ大会「Kuaishou FightClub Championship VI・Chengdu」(快手王者之战VI · 成都)が中国・成都で開催された。『ストリートファイター6』(スト6)の年間王者を決める世界大会「CAPCOM CUP 12」(CC12)のポイントが獲得できる、「カプコンプロツアー 2025(CPT 2025)」のプレミア大会に位置づけられ、優勝者には「CC12」の出場権が与えられるほか、プレミアポイントでも出場権が確定する重要な1戦だ。すでに出場権を持っている選手や、大規模オフライン大会での経験や腕試しの意味でも、世界中からトッププレーヤーが集結した。Kuaishou FightClub Championship VI・Chengduとは「Kuaishou FightClub Championship VI」は、中国・成都で開催される格闘ゲームの大会。Kuaishou(快手)は中国で3番目に大きなショート動画プラットフォームアプリ。「CPT 2025」のプレミアアジアの主催者として、Bolo Esportsと協力し「FIGHTCLUB CHAMPIONSHIP VI・CHENGDU」を開催している。 Kuaishou FightClub Championship VI・CHENGDU 結果 四川省・成都で行われた中国大会は500名以上がエントリー。地元の選手も多数参戦したが、やはり上位に名を連ねたのは各地で好成績を収めてきた選手たちだ。トップ8のウイナーズ側には、日本のjojotaro、ひなお、ときど、アメリカのNoahTheProdigyが勝ち上がったが、jojotaroが3-2のフルセットの末にひなおを下してグランドファイナル進出を決めた。ルーザーズ側にはPunk、Kilzyou、地元の2sk-怪人王子、そして日本のegutoが残ったが、Punkがときど、egutoを倒してルーザーズファイナルに降りてきたひなおと対決。ここでひなおが驚愕の3-0ストレート勝利で、グランドファイナルは再びjojotaroとひなおの対決となる。互いに持てるさまざまな技の選択肢を出し合うが、ひなおのリュウの技がかみ合い、jojotaroのミスもあってひなおがリセットに成功。リセット後もひなおの勢いは止まらず、2セットを奪ってリーチをかけるが、jojotaroもラッシュを小技で止めるなどしっかり対応し、2-2のフルラウンド、フルセットまでもつれ込む。SAゲージも満タンで、迎えた最終ラウンドは、ひなおが大ダメージを叩きこみついに逆転に成功。弱冠14歳のひなおが、海外大会デビュー戦でいきなり優勝を決めた。運命の最終ラウンド、jojotaroの百鬼を昇竜拳で落としたひなおは、さらに投げにつなげてjojotaroを追い込むと、立ち強PからSA3までつなげるコンボで5割以上を削り取り、最後はシミーからのしゃがみ中KでパーフェクトKOで締めくくった。 ひなおは優勝インタビューで、「Punkに負けた時点で『やば』と思ったんですが、本当に勝ててうれしい」とコメント。強気な発言と表情の中にも、うれしさをにじませた。順位所属チーム|選手名1 REJECT|ひなお 2 LaVISION|jojotaro(じょじょたろう) 3 FLY|Punk(ぱんく) 4 REJECT|eguto(えぐーと) 5 TwinsMinds|NoahTheProdigy(のあざぷろでぃぎー) 5 REJECT ROHTOZ!|ときど 7 Karmine Corp|Kilzyou(きるずゆー) 7 2sk-怪人王子 プレミアポイントによる「CAPCOM CUP 12」出場6名が確定 これで、優勝したひなおが「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得。さらに、「CAPCOM PRO TOUR 2025」のポイントも今大会で終了したため、Punk、ももち、こばやん、りゅうきち、Dual Kevin、板橋ザンギエフの上位6名も出場権を確定させた。配信URL ■Day1 日本時間 10月31日(金)YouTube:https://youtu.be/gMmSXiDBP8QTwitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■Day2 日本時間 11月1日(土)YouTube:https://youtu.be/Kc2BCurPYl4Twitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■Day3 日本時間 11月2日(日)YouTube:https://youtu.be/hLwEg3-xk6ATwitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■関連リンクstart.gg:https://www.start.gg/tournament/vi-kuaishou-fightclub-championship-vi-chengdu/detailsFight Club:https://x.com/FightClubChina© CAPCOM
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- 【結果速報 10月28日 SFL2025 Division S 第7節】 解禁直後のC.ヴァイパーがまさかの全マッチ登場! ホーム側3連勝で名古屋NTPOJAが首位奪還!
- 『ストリートファイター6』(スト6)の国内プロリーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025」(SFリーグ 2025)が8月29日(金)より開催中。本リーグは、出場する12チームがDivision S、Division FといったふたつのDivisionに分かれリーグ戦を行うeスポーツ大会だ。各試合では、チームメンバー4名の中から3名が、先鋒、中堅、大将として対戦をし、勝利するとそれぞれポイントが付与される。総合得点が高い方が勝利となり、同点の場合はリザーブ(控え)の選手同士による延長戦を実施。延長戦に勝利したチームが勝利となる。10月28日(火)はDivision Sの第7節。Good 8 Squadが170ポイントで首位、2〜3位は名古屋NTPOJA(NOJ)とCrazy Raccoon(CR)が150ポイント。そこから少し差が開き、4〜5位はSaishunkau Sol 熊本(SS熊本)とVictrix FAV gaming(FAV)が110ポイント、そして6位はCAG OSAKA(CAG)が80ポイントとなっている。チームマッチ1は、FAV vs NOJ、チームマッチ2はSS熊本 vs RC、チームマッチ3はG8S vs CAGの組み合わせ。CAGはホーム戦ということで、ここでなんとしても高得点を獲得して追いつきたいところだ。チームマッチ1 FAV(アウェー) vs NOJ(ホーム) 今季2勝と厳しい展開ながらも、いずれもアウェー戦で勝利しているFAV。対するNOJは全勝男・KEI.Bを筆頭に、どの選手もスキなく勝負している。そんな先鋒戦、今節から解禁となったC.ヴァイパーを藤村が初投入。しかし対する大谷(ケン)が冷たい対処で勝利する。中堅戦はもけ(春麗)にもっちー(豪鬼)を当て、こちらもつけいる隙を与えずにもっちーが勝利。迎えた大将戦はりゅうきち vs KEI.Bの舞ミラーマッチとなったが、オフライン会場で戦ったNOJがファンの声援も味方につけてストレート勝利。ホームで40ポイントを獲得した。手の内を知り尽くした舞ミラーだったが、今季全勝中のKEI.Bが一枚上手。2セットを奪いリーチをかけたKEI.BはOD花蝶扇からの固めでドライブゲージを奪い、そのまま勝利した(https://www.youtube.com/live/cOJARJ4zO0c?si=si8318-T_yY_kpBp&t=5283) リーダーのKEI.Bは「過去のオフライン大会はすべて勝利しているので、今回も場所を提供してくれたチームには感謝しています」と語り、「今日の戦いはプレーオフに行けるかどうか、次節CR戦は1位になれるかどうかの大事な試合になる」と意気込みを語った。対戦カードFAV(アウェー)NOJ(ホーム)動画先鋒(1-2) 藤村(C.ヴァイパー:C) ✅大谷(ケン:C) 🎥 中堅(0-2) もけ(春麗:C) ✅もっちー(豪鬼:C) 🎥 大将(0-3) りゅうきち(舞:C) ✅KEI.B(舞:C) 🎥 延長(-) sako(エレナ:C) ー ー 合計 0pt 40pt チームマッチ2 SS熊本(アウェー) vs CR(ホーム) チームマッチ2は4位のSS熊本と3位のCR。プレーオフのボーダーが3位のため、SS熊本にとってはアウェーながら勝利が欲しいところだ。そんな先鋒戦はcosa(リュウ)に対して課題があるというボンちゃん(サガット)。キャラの関係性のような1-1の末、持てる技とゲージを使い尽くして最後はcosaが上回り、初戦を制した。中堅戦はこばやん(ザンギエフ)に対してどぐら(エレナ)がリーチを生かして画面端に追い込み、間合いを制してどぐらが取り返す。そして大将戦には、まちゃぼー(リュウ)に対してかずのこはC.ヴァイパーを投入。かずのこの2セット連取からまちゃぼーも2セット連取で迎えた最終セット、かずのこの猛攻でドライブゲージを奪い、ヴァイパーならではの攻めで勝利した。バーンアウト状態に追い込んだまちゃぼーに対し、かずのこはハイジャンプから空中起動変化技のバーニングキックでタイミングをずらしてKO。ヴァイパーならではの技で大将戦を勝ち切った(https://www.youtube.com/live/cOJARJ4zO0c?si=me1G8kpGAlsO7sd5&t=9642) 大将戦を務めたかずのこは「『まちゃぼー大将来んなよ』と思いました。直前までShutoと変わろうかと。今回ヴァイパーで3枚持ちになった」と語ると「2枚目はいつ使うの?」というツッコミも。リーダーのどぐらは次節NOJ戦に向けて「全勝で勢いづいてるバンバンごと倒しにかかります!」と宣言した。対戦カードSS熊本(アウェー)CR(ホーム)動画先鋒(2-1) ✅cosa(リュウ:C) ボンちゃん(サガット:C) 🎥 中堅(1-2) こばやん(ザンギエフ:C) ✅どぐら(エレナ:C) 🎥 大将(2-3) まちゃぼー(リュウ:C) ✅かずのこ(C.ヴァイパー:C) 🎥 延長(-) ネモ(ベガ:C) — — 合計 10pt 30pt チームマッチ3 G8S(アウェー) vs CAG(ホーム) 首位を走るG8Sと最下位のCAGによる対決は、G8S側がまさかの先鋒、延長にC.ヴァイパーをピック。その先鋒戦、カワノ・ヴァイパーに対して高木(ブランカ)が挑み、練度の差も見せつけて高木が勝利。中堅戦はガチくん(ラシード)にフェンリっち(ブランカ)がラッシュ投げやスライディングなど、ガチくん対策の成果をしっかり見せて勝利する。迎えた大将戦、さはら(エド)がえいた(豪鬼)に2セット連取するも、えいたも奪い返したが、最後は読み合いを制したさはらがイーブンに持ち込む。そして延長戦は、ぷげら(C.ヴァイパー)に対してうりょ(C.ヴァイパー)という、まさかのヴァイパーミラーマッチ。高火力と連続技を押し付け合う展開の中、『ストIV』でC.ヴァイパーで名を馳せたうりょが貴重な延長戦10ポイントを上乗せし、G8Sを破った。リーチをかけたうりょは体力リードされながらも、ジャストパリィから反撃を開始。立ち強KからのコンボでSAまで叩き込みドライブゲージを奪い、“ヴァイパー祭り”となった第7節を勝利で締め括った(https://www.youtube.com/live/cOJARJ4zO0c?si=wJxd2bkEjXUWKZuQ&t=13993) 実は大将戦のえいたは左手のしびれがある中での試合だったそうで、「3セット目に嫁の『ギャー』という悲鳴が聞こえて冷静になれた」としつつも「(チームメイトに)本当に勝ってくれてありがとう」と感謝を示し、延長戦のうりょは「自分がされたらムカつくことをやってハマってくれた」と勝因を語り、「自分がうまくなっていくのが止まらない。みなさん、ヴァイパーやりましょう」と呼びかけていた。対戦カードG8S(アウェー)CAG(ホーム)動画先鋒(0-2) カワノ(C.ヴァイパー:C) ✅高木(ブランカ:C) 🎥 中堅(0-2) ガチくん(ラシード:C) ✅フェンリっち(ブランカ:C) 🎥 大将(3-2) ✅さはら(エド:C) えいた(豪鬼:C) 🎥 延長(0-2) ぷげら(C.ヴァイパー:C) ✅うりょ(C.ヴァイパー:C) 🎥 合計 20pt 30pt Division S 第7節 試合結果 Division S 第7節の試合を終えて、NOJが獲得バトル・ラウンド数の差でG8Sを抜いて首位に返り咲き。さらに10ポイント差でCRが迫る。プレーオフに進めるのは3位までだが、4位のSS熊本はCRから60ポイント差。3戦を残してかなり開いてしまった。CAG、FAVが110ポイントで4位以下の争いもさらに熾烈を極めそうだ。順位チーム獲得ポイント獲得バトル獲得ラウンド1 名古屋NTPOJA 190 12 16 2 Good 8 Squad 190 6 18 3 Crazy Raccoon 180 1 -2 4 Saishunkan Sol 熊本 120 -3 -6 5 CAG OSAKA 110 -7 -15 6 Victrix FAV gaming 110 -9 -11 ※プレーオフボーダーラインは3位まで Division Sの次の対戦は11月7日(金)の第8節。対戦カードは、G8S vs SS熊本、CAG vs FAV、NOJ vs CRが予定されている。配信アーカイブ ■関連リンクCAPCOM eSports公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@CapcomFightersJPCAPCOM eSports公式Twitchチャンネル:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jpSFL 2025 出場チーム:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/team/SFL 2025 日程・試合結果:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/schedule/©CAPCOM
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- 【大会レポート】『Shadowverse: Worlds Beyond』の初代王者はJunan選手に!——賞金500万円と世界大会切符を掴む
- 『Shadowverse: Worlds Beyond』初のRAGE王者を決める「RAGE Shadowverse Japan Championship 2025」Grand Finalsで、Junan選手が激戦を制して優勝。ふぇにー選手との最終戦を制し、賞金500万円と『World Grand Prix 2025』出場権を獲得した。<以下、ニュースリリースより>『Shadowverse: Worlds Beyond』として初のRAGE優勝者が決定! 国内最大級のeスポーツブランド「RAGE(レイジ)」は、対戦型オンラインデジタルカードゲーム『Shadowverse: Worlds Beyond』のオープン大会「RAGE Shadowverse Japan Championship 2025」の決勝トーナメントにあたるGrand Finalsを2025年10月19日(日)に開催しました。過去最大規模の選手がエントリーした本大会にて熱戦が繰り広げられる中、最後に優勝を手にしたのはJunan選手となり、大会は大きな盛り上がりを見せました。本リリースでは、当日の配信レポートをお届けします。 本大会の模様はYouTubeのアーカイブ配信で視聴できます。 『Shadowverse: Worlds Beyond』におけるRAGE初の王者を決める今大会のGrand Finalsには、MAO選手、カシオ選手、ふぇにー選手、ミストラル選手、EvK|りょうねす選手、Junan選手、Utatomo選手、ロマネコ選手が出場しました。MCは須田泰生さんが務め、実況は友田一貴さん、平岩康佑さん、解説は海老原悠さん、ソーさんが担当し、対戦の緊張感や駆け引きを臨場感たっぷりに伝えました。 決勝の舞台に立ったのは、「リノセウスエルフ」「クレストビショップ」を持ち込んだふぇにー選手と「ミッドレンジナイトメア」「クレスト守護ビショップ」を持ち込んだJunan選手となりました。 第1バトルはふぇにー選手の「クレストビショップ」対Junan選手の「ミッドレンジナイトメア」の対戦。序盤から互いに一歩も譲らない展開が続きましたが、中盤でJunan選手が思い切った攻めに転じ、見事に勝負を決めました。 第2バトルはふぇにー選手の「クレストビショップ」対Junan選手の「クレスト守護ビショップ」の対戦。ビショップ対ビショップのミラーマッチ。長期戦の様相を呈し、両者とも守護や盤面維持を重視する展開が続いていました。終盤、ふぇにー選手が反撃に転じ1本を取り返し、試合は最終戦へともつれ込みます。 第3バトルはふぇにー選手の「リノセウスエルフ」対Junan選手の「クレスト守護ビショップ」の対戦。ふぇにー選手は序盤からエルフらしいテンポ重視の動きを見せつつ回復も取り入れ、安定した戦いぶり。しかしJunan選手は守護を主体とした盤面制圧に注力し、終盤には決定的な守護展開でエルフの攻めを跳ね返し勝利を決めました。 見事、Junan選手が王者に輝き、賞金500万円と『Shadowverse World Grand Prix 2025』への参加権利を獲得しました。試合後インタビュー ・ 優勝が決まった瞬間、どんな気持ちでしたか? 「優勝が決まった時は「これで俺が優勝だ!」って気持ちでリーダーに攻撃しました!」・ 今大会でもっとも印象に残った対戦や場面を教えてください。 「すべての対戦が印象に残っています。1回戦でEvK|りょうねす選手との対戦であと1点もらってしまうと負けてしまう局面をギリギリかわしたりとか、2回戦のロマネコ選手との対戦で、想定できていなかったモードナイトメア対面をどうやって戦おうか不安になったり、決勝のふぇにー選手との対戦では一番のターゲットとしていたエルフと対戦できてうきうきしていました。」・ 練習や準備の中で、デッキ選択や戦略面で今回の優勝につながったと感じるポイントや意識したことはありますか? 「プレーオフからファイナリストが出そろった時点で、それぞれの選手のデッキクラスには偏りがあって特徴的でした。その中でGrand Finalsでは環境が回って特にウィッチとエルフの持ち込みが増えてきながらも、予選からプレーオフで勝ったデッキを信じて続投する人がいるだろうという予想でした。 さらにプレーオフから勝ち上がった選手のデッキにモードナイトメア、ネメシスがいない状況をみて、ミッドレンジナイトメアの立ち位置がいいのではないかと思って決めました。 プレーオフで持ち込んだほーちゃんドラゴンを続投することを他の選手が予想していた場合、重めのデッキを持ち込みにくい心理なのではないかという所を逆手にとって、エルフとロイヤルが来た時に対策できるようにクレスト守護ビショップを持ち込みました。」 ・本大会に参加しようと思ったきっかけと本大会を振り返っていかがでしたか? 「元々は前作も遊びとして楽しませてもらっていましたが、オンライン大会に軽い気持ちで出場した際にランクマッチとは違う競技としてのシャドウバースの楽しさに目覚めました。そこでもっと大きな大会に出たいと思うようになってRAGEに参加したのがきっかけだったのでかなり思い入れがあります。オンラインの方が参加はしやすくて助かるけど、オフライン大会に参加して対戦相手が目の前にいるという勝負事の緊張感があったり、RAGEで戦った相手とか調整仲間で輪がつながったりしたのはいい経験ができたなと思っています。」 ・ 最後に、『Shadowverse World Grand Prix 2025』への参加権利を獲得いたしました。意気込みをお願いします。 「今回初めての『Shadowverse: Worlds Beyond』のRAGEで優勝できたこと自体うれしいですが、世界大会という1億円がかかった最も大きい大会に参加するということだけでもドキドキしますし、やれることをできるだけやっていきたいと思っています。」『Shadowverse: Worlds Beyond』(株式会社Cygames) https://shadowverse-wb.com/ja/Cygamesが贈る次世代デジタルカードゲーム『Shadowverse: Worlds Beyond』は、シンプルなルールながら戦略性が奥深いカードバトルに「超進化」や「シャドバパーク」などの新要素・新コンテンツを加え、従来のシャドウバースをさらに進化させた対戦型オンラインデジタルカードゲームです。 自分だけのカードデッキを作成し、美麗なイラストとド派手なエフェクトで彩られるカードバトルをオンライン上で誰でも気軽に楽しむことができます。 「シャドバパーク」では、作成したアバターをオンライン空間上で動かし、ロビーにいる他のユーザーとの対戦や、仲間同士でギルドを作って集まるなど、さまざまな遊び方を楽しむことができます。