【大会レポート】SPYGEAやTa1yoなど『オーバーウォッチ』のレジェンドが集結!一夜限りのスペシャルマッチ 〜inゼリー esports World Challenge “Community” Cup 2023 オーバーウォッチ2〜
提供元: eSports World
<以下、ニュースリリースより>
イベントレポート
2023年12月16(土)、12月17日(日)に森永製菓株式会社(本社 : 東京都港区芝、代表取締役社長 : 太田 栄⼆郎)が主催し、株式会社RATEL(本社:福岡市中央区、代表:吉村 信平 https://ratel.games/)が制作・配信を行った「inゼリー esports World Challenge “Community” Cup 2023 オーバーウォッチ2」では、予選トーナメントに参加した20チームの内上位3チームが決勝トーナメント進出し、勝ち残った1チームが、国内競技シーンでトップを誇るプロチーム「VARREL」と対戦し、その勝者が、Overwatchコミュニティで最強と謳われる、レジェンドプレイヤーで構成された「Dream Team」との対戦権を手に入れることができます。
また本大会と同時並行して、Fnatic所属ストリーマーのSPYGEA氏、ZETA DIVISION所属ストリーマーのTa1yo氏がコメンテーターとして出演する公式ウォッチパーティーも開催致しました。SPYGEA氏は国内Overwatch競技シーンの初期からプロゲーマーとして活躍し、Ta1yo氏は日本人唯一の「Overwatch League」プレイヤーとして「San Francisco Shock」に所属し、2020年には優勝を経験した日本トッププレイヤーです。
予選トーナメント
予選トーナメントの大会形式はシングルエリミネーション形式。試合形式は全試合BO3(Best of 3)と呼ばれる2先取したチームの勝利とするオーソドックスな形で行われました。予選トーナメントを勝ち抜いた上位3チームには、inゼリー3カ月分、Overwatch2オリジナルグッズセット×6、DAY2決勝トーナメントへの出場権がプレゼントされ、今大会優勝チームにはinゼリー1年分とOverwatch2オリジナルセットがプレゼントされます。


激戦の末、予選トーナメントを突破したのは、「Bird Strike」「Arise project」「ぞうさん/ゾウさん」の3チーム。決勝トーナメントも大会形式はシングルエリミネーション形式ですが、試合形式はより競技性の高いBO5(Best of 5)形式となります。
決勝トーナメント
決勝トーナメント最初の対決はBird Strike対Arise projectで、Bird Strikeは陸上だけではなく空中の移動も得意とする「ウィンストン」と「ゲンジ」を中心に構成された、縦横無尽に立ち回り相手の意表を突く戦いを得意としたDive(ダイブ)構成と呼ばれる編成を主に扱い、対してArise projectは大きな盾を使う「シグマ」と「ブリギッテ」、高火力なピストルを扱う「キャスディ」で構成された、盤石の安置から敵を高火力でなぎ倒すPoke(ポーク)構成の中に、移動の素早い「ゲンジ」を採用したDive、Pokeのハイブリッドのような編成で戦いを繰り広げました。

Bird Strikeは個々人の類まれなる技術で幾度もチャンスを生み出し敵を翻弄しましたが、そんな中でもArise projectは盾を生かした固いチーム力で攻撃を防ぎ切り、初戦はArise projectが勝利を収めました。
続く第二試合は、初戦を勝ち上がったArise Project対ぞうさん/ゾウさん。ぞうさん/ゾウさんはDive構成と、移動スピードの速い「ゲンジ」、「ソジョーン」に、味方の移動スピードを更に底上げする「ルシオ」を加えた、戦う前にエリアを取得してしまうRush(ラッシュ)構成で戦いを繰り広げました。
ラウンド取得2対2の熱戦を両者繰り広げましたが、最終マップである「Ilios(イリオス)」はArise projectが得意とするPoke構成が苦手なマップ。そんな中でも臨機応変に対応し、普段安定性の高いチームとは思えないほどのアグレッシブな戦いを見せましたが、俺たちの土俵だと言わんばかりにぞうさん/ゾウさんが火力の違いを見せつけ、遂にArise projectの牙城を崩し二試合目の勝者となりました。

第三試合は待望の日本最強チームである「VARREL」がぞうさん/ゾウさんとの熱戦を繰り広げました。待ちに待ったVARREL開幕の構成はRush構成。対するぞうさん/ゾウさんはDive構成からのスタートとなりましたが、序盤ぞうさん/ゾウさんのKYON選手が国内最強の「トレーサー」使いであるNico選手を”トレーサー”でキルするという波乱の幕開けとなりましたが、そんなチャンスも束の間、Nico選手に火が付き、圧倒的な連携力を見せつけ初戦をあっという間に取得しました。
そんなぞうさん/ゾウさんもVARREL相手に熱戦を繰り広げ、一度はラウンド取得まであと一歩まで歩み寄りましたが、対するVARRELが国内最強の意地を見せつけるかのように何度もチャンスを作り続け最後の最後で逆転するという、視聴者を沸かせるパフォーマンスを見せました。
ラストはぞうさん/ゾウさんがあと一歩及ばず今回の「inゼリー esports World Challenge “Community” Cup 2023 オーバーウォッチ2」優勝チームはVARRELとなりました。


エキシビションマッチ
そんな本戦の熱冷めやらぬ中行われたのが、今大会の目玉とも言える「エキシビションマッチ」。国際的なプロeスポーツリーグ「Overwatch League」開幕初期から活躍した名プレイヤーから、現在も第一線で戦い続けるプロ選手で構成された、一夜限りのチーム「Dream Team」。
メンバーは「ANS」「Profit」「Xzi」「Fearless」「FiNN」の5名。世界一のスナイパー使い、リーグ初年度最優秀選手、現役最強のタンク、ヒーラー使いに1年振りの大会出場を果たすXzi選手で構成されたチームで、Overwatchコミュニティから大きな話題を呼んだ待望のラストマッチ。

1年間フルタイムで活動を共にしてきたプロチーム「VARREL」と、最強選手が募った即席チームの「Dream Team」。初戦はDPS使いであるProfitがサポートを使用、世界最強のスナイパープレイヤーANSが苦手とするトレーサーを使用するなど視聴者に衝撃を与える展開となりましたが、敵の油断を許さずファーストラウンドはVARRELが取得。
続く第1マップの2ラウンド目もANSがトレーサーを使用し、1マップ目はVARRELが取得するかと思われましたが、世界最強タンクFearlessが常に前線で戦いながら、ピンチになれば直ぐにラインを下げるという一切の妥協を許さない固いプレイで敵からの攻撃を守りつつ、サポートはあまり得意ではないProfitの存在を感じさせないFiNNの圧倒的な回復力で、VARRELの圧倒的な連携力を封じ込め一マップ目を取得しました。

続く2マップ目、ANSの最も得意とするウィドウメイカーが登場。試合開始直後から脅威のヘッドショットを見せつけ実況者を驚かせました。ハンゾー、ウィドウメイカーの2スナイパー構成として相性の悪いウィンストンを採用しているにも関わらず、個々人の圧倒的な対面力とヘッドショット率でVARRELが得意とするチームプレイを破壊し、2マップ目もDream Teamが取得しました。
Dream Teamの驚異的なパフォーマンスを見せつけ、始まった3マップ目。ここでようやくProfitがメインロールであるDPSを採用し、視聴者を沸かせました。
対するVARRELもMihawkの得意とするウィドウメイカー、Nicoの得意とするソンブラで開幕2キルを見せつけますが、Profit、ANSのスナイパー3キルでカウンタープレイを行い、一気に試合を展開していきます。
何度もオーバータイムでVARRELは接戦を繰り広げますが、Fearlessがたったひとりで敵チームに介入し、メンバーの戦線復帰までの時間を稼ぎ、ラウンドを終了させます。

攻守交替でVARRELは自分たちの最も得意とする構成からDream Teamのメタとなる構成で対策を行いますが、今大会初となるANSのファラ採用によってVARRELに大打撃を与え、Dream Team側が1マップの取得も許さず勝利を収めました。日本のOverwatch2競技シーンの魅力を最大限に発揮し、そのコミュニティのトップに君臨する「VARREL」のチーム力。そして立ちはだかる世界の壁、そのすべてが今大会では集結し、今後の国内Overwatch2競技シーンの更なる発展が楽しみになる大会となりました。
また、本大会の様子はウォッチパーティー主催のSPYGEA氏、Ta1yo氏のTwitchでもコメントを楽しみながらアーカイブを見返すことができます。
・SPYGEA 公式Twitch https://www.twitch.tv/spygea
・Ta1yo 公式Twitch https://twitch.tv/ta1yo_tv
切り抜き動画では大会のハイライトを中心に、元プロ選手、リーガーならではの視点から各選手の特徴や見どころまでわかりやすく解説されているので、気になった方はぜひご覧ください。

inゼリーゲーム部について
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本イベントの制作会社(株式会社RATEL)について
2018年の設立以来、”Bet all on esports, Unlock the new world.”というミッションを掲げ、eスポーツ大会やイベントの制作を行うエンタープライズ事業を展開。さまざまなタイトルの公式大会や大規模大会を年間250件以上運営。 エンタープライズ事業の他に、eスポーツ選手やストリーマーのインフルエンサーマーケティングを行うエージェンシー事業部や、ソフトウェア開発を行うプロダクト事業部も擁する。
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ファンにはたまらない最高の瞬間だ Pacific王者を決める激戦 さて、決勝戦の様子もレポートしていこう。準決勝で勝利を決めたのは、🇮🇩RRQであった。🇭🇰TLNに先制2マップを取得されるも、その後は持ち直して2マップを逆に連取。5マップ目に突入したが、オーバータイムにまでもつれ込む激戦の末に、🇮🇩RRQが白星を獲得した。▲序盤は🇭🇰TLNにペースを持っていかれた🇮🇩RRQ。だが後半になるにつれ本調子を取り戻し、最終マップでは持ち前の粘り強さを見せ、見事に勝利を決めた(https://www.youtube.com/live/hKa_O9nb1QI?si=jcOZObDlW11KJUWy&t=25268) 翌日の決勝戦では、初代Pacificリーグの王者である🇸🇬PRXが立ち向かった。両チームともビザの問題により欠員が危ぶまれたものの、すべてのメンバーが無事に来日することができた。▲Masters Tokyoではビザの関係で出場できなかったsomething(スミス)選手が無事に到着 試合は終始🇸🇬PRXの独壇場であったといっても過言ではない。開幕から2マップを連取し、早々に王手をかける🇸🇬PRX。特に第2マップの「アセント」では、開幕から10ラウンドを練習し、早々に12-1でマッチポイントへ。🇮🇩RRQも攻守交代後に必死に抵抗するが、さすがに11ラウンド差からの勝利は絶望的であった。▲試合開始直後から魅せる、d4v4i選手の1on2クラッチ。勢いに乗っているはずの🇮🇩RRQに、真正面からフィジカルで叩きのめす(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=gwEhehFNQj7U8pk6&t=7835) 🇮🇩RRQは第3マップをなんとか返すものの、その後の第4マップでも依然として🇸🇬PRX優位の状況が続いた。▲おなじみの大胆かつ攻撃的な動きで、ひとりずつ敵を殲滅。🇸🇬PRXはこのラウンドを獲得し、マッチポイントへ(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=5g1o1jxN9ePp9pP4&t=15937) ▲12-7で迎える第20ラウンド、マッチポイントの🇸🇬PRXは勝ち切るためにタイムアウトを取得した ▲1on1にまで持ちこんだ🇮🇩RRQだったが、見事勝利したのは🇸🇬PRX。二度目となるPacific王者に輝いた(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=NYEZZkP9KDZ6YnY1&t=16343) ▲トロフィーをかかげる選手たち。まさに王者にふさわしい、圧倒的な戦いであったことは間違いない! まるでライブ会場——進化した最新鋭の会場演出 やはり特筆すべきは、会場演出の迫力だ。写真だけでも「美しさ」が伝わってくると思うが、やはり照明や音楽も含めたさまざまな演出が絡み合い、試合をより興奮させるような工夫がされている。▲試合開始前には音楽が流れ、観客席からは手拍子が。まるでライブ会場のように、観客をさらに熱狂させる演出が随所に散りばめられていた ▲タイムアウト中やスーパープレーの後には、このような特殊な照明効果が現れる。特に上階から観ると、かなり幻想的な演出が体験できた さらに決勝戦では、全観客に対してリストバンド型ライトが配布され、会場の雰囲気をより賑やかなものにしていた。このデバイスはただ光るものではなく、試合の展開ごとに自動的に色が変わる。▲座席に貼られる形で用意されたライトは、試合後にそのまま持ち帰ることができる。試合中は自動的に点灯・消灯するが、家に持ち帰った後は普通に使用できるようになる(側面のボタンを押すとさまざまな色で点灯する) ▲🇸🇬PRXが優勝すると、リストバンドはチームカラーのピンク色に! ▲観客席に現れる「PRX」の文字。座席単位で色をコントロールできる最新技術が使われている(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=Sc3Nl3-0WDXHCHz3&t=16397) 会場の外でも楽しめる!オフライン大会ならではの催しも 試合会場の外には、さまざまなブースが用意されていた。試合以外にも、飽きさせないためのさまざまなコンテンツが目白押しだ。▲画面をタッチするとカウントダウンが始まり、パシャリと撮影。友達と一緒にイベントに来た思い出を残そう! ▲写真はその場で印刷されて、実際にもらうことができるぞ! ペンも用意されているので、プリクラのように落書きをするのもオススメ ▲VCT Pacific限定のグッズを求め、ブースには長蛇の列。人気の商品は、試合開幕前には既に売り切れになっていたほどだ ▲巨大ウィングマンをバックに、ちびウィングマンとツーショット ▲スパイクと箱で記念撮影。普通に解除してもよし、箱の後ろに隠れて解除するもよし ▲インテルブースでは「BOT撃ち」を行うことのできるコーナーが用意されていた。好成績を収めれば、先着順に限定グッズが手に入る。なかなか成功者が現れなかったものの、4回以上挑戦してクリアした猛者もいたのだとか ▲インテルのブースでは他にも、抽選会のようなものも実施されていた。なんらかの限定グッズが当たるらしい ▲TenZのサイン付きマウス(1等)を当てた豪運の持ち主! 個人的なイチオシは、やはりレッドブルブースの「チェキ」が撮影できるコーナー。イベントの思い出にと、形に残るものが手に入るのはうれしい。🇸🇬PRX優勝インタビュー 最後に、メディア合同で行われた🇸🇬PRXの優勝後インタビューの内容をお届けしよう。▲左からPatMen(ぱっとめん)、f0rsakeN(ふぉーせいくん)、something(すみす)、Jinggg(じん)、d4v4i(だばい)、alecks(あれっくす)コーチ ——まずは選手とコーチの皆様から、ひと言ずつメッセージをお願いします。PatMen:厳しい試合だったし、昨日と今日で2日連続で対戦している🇮🇩RRQの方が、いい流れだったかもしれません。しかし、自分たちがお互いを信頼し合い、止まることなく強い気持ちでプレーしたことが、勝つことのできた要因であると思います。f0rsakeN:最初の2マップまでは、自分たちのプレーがしっかりできたと思います。ただ第3マップからは、自分たちのミスもあり、相手に流れが移ってしまった印象がありました。その後の第4マップでは、自分たちの流れを取り戻すことができ、自分たちのプレーができたと思います。Jinggg:プレーについては同じ思いで、今日は勝てて本当にうれしいです。前回の🇮🇩RRQ戦では負けてしまったのですが、今回はリベンジを果たすことができました。d4v4i:チーム全員のプレーを誇りに思います。ひとりひとり素晴らしいパフォーマンスを出せて、プレースタイルだけでなくメンタル面においても自分たちの強さを発揮できたと思います。(🇮🇩RRQに)リベンジができてとてもうれしいです。今回は全員が日本に来られて良かったです。特にイリア(something選手の本名)にとってはかつてプレーしていた場所でもあるので、残りの時間で日本を楽しみたいと思います。something:今までを振り返って、何よりも重要だったのは「Esports World Cup」や「VCT Masters Toronto」などで大変なことがありながらも、その後の「VCT Pacific Stage 2」では力強くスタートを切れたことだと思います。🇮🇩RRQや🇰🇷Gen.Gのように、自分たちを研究して戦ってくるチームもあり、苦戦を強いられることも覚悟していました。それでもプレーオフ前に負けたのは🇯🇵ZETA戦だけで、ステージ全体を通して3マップしか落としておらず、今シーズン全体を見ればとてもいい結果だったと思います。そして、日本は僕にとっては第二のホームのような場所です。自分のキャリアが始まった地でもありますので、この日本に戻ってこれたということを大変うれしく思います。alecksコーチ:この「ボーイズ」たちを誇りに思います。長いシーズンでしたが、全員でここまで頑張ってきました。何よりもうれしいのは、日本でこれだけたくさんの人たちの前でプレーができたことです。声援を聞くのも最高で、みんなが集中して試合を見てくれていることがとてもうれしかったです。また、イリア(something選手)を連れて来ることができたのも良かったと思います。2023年の「Masters Tokyo」では、MVPに選ばれてもおかしくないパフォーマンスであったにも関わらず、日本に連れてくることができませんでした。なので、今回は全員がそろって日本に来られて良かったです。あとは……MVPの人にディナーをおごってもらいたいですね(笑)。▲MVPに選ばれたのはsomething選手。圧倒的なパフォーマンスを考えれば、納得せざるを得ないチョイスだ ——PatMen選手に質問です。日本に来て楽しかった思い出や、美味しかった食べ物はありますか?PatMen:まず第一に、親切な人ばかりだと思いました。日本は満喫できているのですが、ただ今は試合続きで外に出られていません。さっきd4v4iが話をしていた「一蘭」に行ってみたいです(笑)——今日の🇮🇩RRQ戦に点数をつけるなら、何点くらいだと思いますか?alecksコーチ:ロータス(第3マップ)は2点、それ以外は9点をあげてもいいと思います。2点の理由は、自分たちが何もできなかったこと。そして、自分たちの作戦や連携も含めて、思うようにプレーができなかったためです。——トロフィーの上にいる「Bok」君は勝利にどのくらい貢献しましたか?alecksコーチ:ずっとコーチングブースにいたので、10%くらいですね(笑)▲トロフィーの上に鎮座するのは、🇸🇬PRXのマスコットキャラクターである「Bok」。チームの勝利にはあまり貢献できてはいないようだ ——今回の試合において、マッププールについての有利はありましたか?alecksコーチ:やはりマップアドバンテージは大きかったです。特に🇮🇩RRQの「アイスボックス」は世界でも有数の強さを誇りますが、今回マッププールから外れていたのは幸運でした。——something選手がMVPを取った理由はなんだと思いますか?alecksコーチ:「Masters Toronto」から戻ってきてからは、彼は生まれ変わったかのように強い選手になりました。恐れを知らず、キルを取りまくり、ヨル使いの中では右に出るものはいないと言っても過言ではありません。だからこそ、MVPに選ばれたのだと思います。——d4v4i選手とJinggg選手にお聞きします。2年前にも日本で戦った経験があると思いますが、当時と今回とでプレーの感覚の違いなどはありましたか?d4v4i:今のチームは、以前よりもお互いにより正直にいられるようになったと思っています。もちろん前から親しい仲ではあったのですが、今回のほうがよりオープンに接することができていると思います。特に今シーズンは、よりチームでの関係性を育むことができたので、パフォーマンスやメンタル面においてもいい効果をもたらしていると感じます。d4v4i:(Jinggg選手にマイクを向けながら)答える?Jinggg:いや大丈夫。d4v4i:残念(笑)。▲記者会見中にも、仲が良さそうに雑談するJingggとd4v4i ——今年パリで開催される「VALORANT Champions 2025」には、🇰🇷T1と🇰🇷DRXも出場します。この2チームについてはどう思いますか?alecksコーチ:今年は🇰🇷DRXと🇰🇷T1の両方に1回ずつ負けましたが、こちらも逆に1、2回……もしかすると3回ほど勝っています。どのチームも強い相手で、特に🇰🇷DRXはプレーオフの後に調整する時間もあるので、戦い方を変えてきて、新バージョンの🇰🇷DRXを見せてくるかもしれません。🇰🇷T1についても、ここは非常に用意周到なチームであり、次のビッグイベントに向けて着々と準備を進めていると思います。強敵であることには間違いないので、こちらも作戦をよく練って、かなり準備しなければいけません。自分たちが勝つとは思いますが、とても大変な道であるとは思います。まとめ 2年前の「Masters Tokyo」を思い出させるほど、爆発的な声援の熱量が印象的な大会であったことは間違いない。選手たちとの距離の近さに、すさまじいスーパープレーの連発。そして、それらをドラマティックに盛り上げる会場演出の美しさ。ぜひ現地で観戦した人は、この感動を胸に刻みつけていただきたいところだ。ただやはり一点。今大会でも日本チームが不在であったという点は、非常に残念でならない。とはいえ2年前の「Masters Tokyo」の頃とは比べ、日本チームのレベルは非常に上がっていることは間違いない。🇯🇵DetonatioN FocusMe(🇯🇵DFM)は、かつての連敗を忘れさせるかのような快進撃を見せ、プレーオフ進出という快挙を成し遂げた。🇯🇵ZETA DIVISIONもプレーオフ進出こそ逃したものの、グループステージでは🇸🇬PRX相手にストレート勝利を収めるなど、決して他チームと比べて劣っているわけではない。▲第2マップ開始前に登場した🇯🇵DFMの選手たち(当時)。悔しい思いは幾度となく味わっただろうが、この1年は決して悪いものではなかっただろう(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=YnojHUuv0jDUBvBh&t=7698) ようやく「リーグ」というシステムにも慣れてきた中で、日本チームはどれだけ躍進できるのだろうか。日本チームも間違いなく進化しているが、それ以上に世界の壁は厚いことも事実だ。今後もし、3度目のVCT日本開催があり得るのならば、ぜひ日本チームの応援が現地でできることを願いたいばかりだ。撮影:まいる編集:いのかわゆう【まいるプロフィール】関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)
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- 【結果速報 9月7日】 「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」日本大会最初のウイナーはGO1!
- 『ストリートファイター6』の公式大会「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」日本大会 第1回が2025年9月7日(日)にオンラインにて実施され、GO1選手が今大会一度も敗れることなく、WWポイント50点を獲得した。本大会は『ストリートファイター6』の世界大会「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得するために各地域でオンライン開催される「ワールドウォリアー」のひとつ。オンライン大会だが、esports Style UENOにてパブリックビューイングも行われ、多くのファンが見守る中、過去最多となる2300人以上のエントリーで熾烈な戦いを繰り広げた。CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会とは『ストリートファイター6』にて、世界中のプレーヤーが年間チャンピオンを目指し、各地域で激戦を繰り広げる大会「CAPCOM Pro Tour 2025」。その大会群のひとつつである「ワールドウォリアー」は、世界各地域のトーナメントオーガナイザーによって数カ月にわたり複数回開催される。「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会」は、順位に応じてポイントが獲得できる5回の通常大会と、ポイント順位上位選手8名による決勝大会の全6回で構成される。今年の日本大会は「スーパーリージョン」として位置付けられ、「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得できるのは2名。1名は5回の大会で最もポイントを獲得した選手。もう1名は、2〜8位までの選手の直接対決により決定する。なお、今回の「ワールドウォリアー」の成績優秀者の中から、2026年に愛知県で行われる「アジア競技大会」の日本代表選手の選考大会でもある。 ワールドウォリアー 日本大会 #1 試合結果 「ワールドウォリアー」日本大会 #1は、昨年の同大会と比べて倍以上となる2300人以上がエントリー。すべての試合はオンラインで、プールではダブルエリミネーションのBo3、トップ8以降はBo5で行われた。エントリーの中には「ストリートファイターリーグ」や世界の大会で上位に食い込むプロも多い中、チーム等に所属していないアマチュアの中からも上位に食い込む選手が多く見られた。そんな中で、トップ8のウイナーズ側には、GO1、立川、どぐら、ヤナイという「ストリートファイターリーグ」の選手やコーチとしてなどで活躍するプロたちが勝ち上がり、GO1が立川、ヤナイを下して全勝を保つ。ルーザーズ側では若手のサトルがハイタニに、海外にも積極的に挑戦しているkingvegaがリーガーのこばやんに勝利したものの、ウイナーズから降りてきたどぐらがグランドファイナルに勝ち進んだ。迎えたグランドファイナルは、この日初めての対戦カードにして、CAG OSAKA時代の元同僚という関係。GO1の春麗に対してどぐらはエレナで挑むも、思うようにタッチできずにストレートで2本を奪われたところでベガにスイッチ。昨今話題の「ドライブインパクト」を織り交ぜながらどぐらが1本取り返す。そして迎えた第4ゲーム、どぐらペースで試合が進むものの、1タッチからGO1がコンボを叩き込む意地と意地のぶつかり合い。互いに体力も時間もない中で、GO1の執拗な中段攻撃が最後にヒットし、そのままSAで勝利を決めた。最終ラウンド、GO1がどぐらをバーンアウトさせた直後に、ドライブラッシュからの中段がヒット。残り3秒からのSAで勝敗が決した(https://www.youtube.com/live/0vwXdrIONBM?si=-VKxbSh2wXaZlux6&t=17063) 優勝したGO1はWWポイントとして50ポイントを獲得。「CAPCOM CUP 12」出場に向けて大きく弾みをつけた。順位所属チーム|選手名pt1 DetonatioN FocusMe|GO1 50pt 2 Crazy Raccoon|どぐら 40pt 3 IBUSHIGIN|ヤナイ 35pt 4 kingsvega 30pt 5 NORTHEPTION|サトル 25pt = Crazy Raccoon|立川 25pt 7 REJECT|ハイタニ 20pt = Saishunkan Sol 熊本・A.M.G|こばやん 20pt 配信URL CAPCOM Pro Tour ワールドウォリアー:https://sf.esports.capcom.com/cpt/jp/ワールドウォリアー 日本大会 #1:https://www.start.gg/tournament/world-warrior-2025-japan-1/details