ライアットゲームズは2月2日、YouTubeにて「ゲームの現状2024」と題した『レジェンド・オブ・ルーンテラ』(LoR)に関する動画を公開した。今後は、eスポーツなどのPvPコンテンツは縮小され、PvEに焦点を移していくという。
動画に登場したのは、元エグゼクティブプロデューサー兼ゲームディレクターのDave Guskin氏、新エグゼクティブプロデューサーのEric Shen氏、CPO(ライアットゲームズ共同創設者)のMarc Merrill氏、そしてLeague Studios代表のAndrei van Roon氏の4名。Guskin氏が現職を離れ、Shen氏がPvEを統括することも発表された。
『LoR』の開発は2011年にスタート。CCG(コレクティブカードゲーム)が好きな開発陣により、オリジナリティの高いPvPモードに注力してきたが、結果的に収益以上の投資となり、他のタイトルによって支えられてきたことを明かした。また、PvEコンテンツの「レジェンドスタジオ」とその正式実装版である「それぞれの旅路」の方が、 PvPモードのプレイヤーよりもアクティブプレイヤー数、プレイ時間数ともに多いという現状も報告された。
今回の変更では、『LoR』単体ではなく他のタイトルとリソースを共有し、よりライアットのタイトルとの親和性を高めていくことになるという。また、直近の『LoR』の展開としては、フレヨルド地域と、新たに20体のチャンピオンを追加予定。これによりそれぞれの地域にチャンピオンが出揃うことになる。
Merrill氏は最後に、「ワクワクするようなものが今後もたくさん登場します」と動画を締め括った。
この動画の発表とほぼ同時に、「レジェンド・オブ・ルーンテラ2024 - ゲームの現状FAQ」と題した記事も公開され、プレイヤーが思う質問への回答も明らかにされた。
これによると、開発チームの規模が縮小する中でPvEよりもPvPに注力し、「ガントレット」(大会形式に近いデッキ制限などのルール付きモード)や「Worlds」に力を注いだものの、プレイ率の向上にはつながらず、PvPでは持続可能な収益を上げることは不可能と判断したという。より具体的には、ガントレット、ランクのシーズンリワード、ルーンテラオープンなどのトーナメント、そして「Worlds」とeスポーツ全般はすべて休止となり、大会関連は開催されなくなる。
また、カード無料の方針を撤回し、カードから収益を得るという考え方については、「当初の約束であるカード無料の方針は維持すべき」との考えも表明。収益化については、「それぞれの旅路」のパッケージやアイテムなどを充実させ、コストを回収できるよう自給自足の考え方を通したいとしている。
なお、数少ないいいニュースとしては、これまで『LoL』『チームファイト タクティクス』とは独立したクライアントで提供されていたが、『LoR』もそれらと統一する方向が表明された。リソースを共有し、LoLエコシステムの中で『LoR』のプロモーションも行っていくという。この対応は2月上旬頃からスタートする。
その他、『LoR』を中国で展開しない理由や、ドラフトモードをリリースしない理由、今後のパッチノートの頻度などについても説明されているため、興味のある方はFAQを参照してほしい。
『リーグ・オブ・レジェンド』10周年イベントで初お披露目されてから、実力主義のeスポーツTCGタイトルとして期待されてきた『LoR』。競技としての方向性が薄れてしまうことは残念だが、『LoL』の世界観やキャラクターをカードゲームの形で楽しみ、チャンピオンたちとともに旅するコンテンツとして、『LoR』の今後の展開にも注目していきたい。
レジェンド・オブ・ルーンテラ 2024 - ゲームの現状
https://playruneterra.com/ja-jp/news/game-updates/state-of-the-game-2024/
レジェンド・オブ・ルーンテラ2024 - ゲームの現状FAQ
https://playruneterra.com/ja-jp/news/game-updates/legends-of-runeterra-2024-state-of-the-game-faq/
レジェンド・オブ・ルーンテラ
https://playruneterra.com/ja-jp/
PvEの方がアクティブユーザー、プレイ時間ともに多い現状
動画に登場したのは、元エグゼクティブプロデューサー兼ゲームディレクターのDave Guskin氏、新エグゼクティブプロデューサーのEric Shen氏、CPO(ライアットゲームズ共同創設者)のMarc Merrill氏、そしてLeague Studios代表のAndrei van Roon氏の4名。Guskin氏が現職を離れ、Shen氏がPvEを統括することも発表された。
『LoR』の開発は2011年にスタート。CCG(コレクティブカードゲーム)が好きな開発陣により、オリジナリティの高いPvPモードに注力してきたが、結果的に収益以上の投資となり、他のタイトルによって支えられてきたことを明かした。また、PvEコンテンツの「レジェンドスタジオ」とその正式実装版である「それぞれの旅路」の方が、 PvPモードのプレイヤーよりもアクティブプレイヤー数、プレイ時間数ともに多いという現状も報告された。
今回の変更では、『LoR』単体ではなく他のタイトルとリソースを共有し、よりライアットのタイトルとの親和性を高めていくことになるという。また、直近の『LoR』の展開としては、フレヨルド地域と、新たに20体のチャンピオンを追加予定。これによりそれぞれの地域にチャンピオンが出揃うことになる。
Merrill氏は最後に、「ワクワクするようなものが今後もたくさん登場します」と動画を締め括った。
「Worlds」などのeスポーツはすべて休止
この動画の発表とほぼ同時に、「レジェンド・オブ・ルーンテラ2024 - ゲームの現状FAQ」と題した記事も公開され、プレイヤーが思う質問への回答も明らかにされた。
これによると、開発チームの規模が縮小する中でPvEよりもPvPに注力し、「ガントレット」(大会形式に近いデッキ制限などのルール付きモード)や「Worlds」に力を注いだものの、プレイ率の向上にはつながらず、PvPでは持続可能な収益を上げることは不可能と判断したという。より具体的には、ガントレット、ランクのシーズンリワード、ルーンテラオープンなどのトーナメント、そして「Worlds」とeスポーツ全般はすべて休止となり、大会関連は開催されなくなる。
また、カード無料の方針を撤回し、カードから収益を得るという考え方については、「当初の約束であるカード無料の方針は維持すべき」との考えも表明。収益化については、「それぞれの旅路」のパッケージやアイテムなどを充実させ、コストを回収できるよう自給自足の考え方を通したいとしている。
『LoR』も『LoL』クライアントの中に実装
なお、数少ないいいニュースとしては、これまで『LoL』『チームファイト タクティクス』とは独立したクライアントで提供されていたが、『LoR』もそれらと統一する方向が表明された。リソースを共有し、LoLエコシステムの中で『LoR』のプロモーションも行っていくという。この対応は2月上旬頃からスタートする。
その他、『LoR』を中国で展開しない理由や、ドラフトモードをリリースしない理由、今後のパッチノートの頻度などについても説明されているため、興味のある方はFAQを参照してほしい。
『リーグ・オブ・レジェンド』10周年イベントで初お披露目されてから、実力主義のeスポーツTCGタイトルとして期待されてきた『LoR』。競技としての方向性が薄れてしまうことは残念だが、『LoL』の世界観やキャラクターをカードゲームの形で楽しみ、チャンピオンたちとともに旅するコンテンツとして、『LoR』の今後の展開にも注目していきたい。
レジェンド・オブ・ルーンテラ 2024 - ゲームの現状
https://playruneterra.com/ja-jp/news/game-updates/state-of-the-game-2024/
レジェンド・オブ・ルーンテラ2024 - ゲームの現状FAQ
https://playruneterra.com/ja-jp/news/game-updates/legends-of-runeterra-2024-state-of-the-game-faq/
レジェンド・オブ・ルーンテラ
https://playruneterra.com/ja-jp/
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- 【大炎上から大復活へ!】「社会的弱者」を斬る“女版ひろゆき” ——たぬかな初著書「社会的弱者との生配信ルポ」が発売中
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