【イベントレポート】海外からもオンラインで参加!——TOPPANグループが従業員参加eスポーツイベント「TOPPA!!!TOPPAN FESTIVAL 2024」を開催
提供元: eSports World
eスポーツ大会として『ぷよぷよeスポーツ』と『スーパーボンバーマンR2』で対戦が行われた。
<以下、ニュースリリースより>
持株会社制移行後初の全社イベントをオンライン/オフラインのハイブリッドで開催

TOPPANグループでは、社員の働きがい(ウェルビーイング)を第一に考え、事業所ごとに労使共催のイベントを実施するなど、社員間の豊かなコミュニケーションの向上や一体感の醸成に取り組んでいます。またTOPPANグループの社員と)その家族が参加する全社横断型の運動会などのイベントとして展開し定期的に開催しています。
多くの人が集まるイベントの開催が困難となったコロナ禍においても、従来の運動会に代わる新たな社員福利厚生イベント施策として、全世界のTOPPANグループ従業員5万人を対象にしたオンライン参加型イベント「TOPPAN eSPORTS FESTIVAL 2021」を実施しました。
このたび、TOPPANグループが2023年10月に持株会社制に移行したことをきっかけに、グループ全体の一体感を醸成し、絆を深めるためのグループ合同のレクリエーションイベント「TOPPA!!!TOPPAN FESTIVAL 2024」を実施しました。
全国の事業所をオンラインで繋いだ「eスポーツ」「クイズ大会」「トークライブ」「オンラインワークショップ」等をメインコンテンツとしつつ、オフライン会場でもリアルに楽しめるパブリックビューイングやミニレクリエーション等のコンテンツも用意し、国内外の従業員とその家族が居住地域や事情に合わせてオンライン/オフラインを選択できるハイブリッド形式で、TOPPANグループのすべての社員に対し、先進的かつ相互理解を深めるためのコンテンツを提供しました。
今回のイベント運営ノウハウを生かし、さまざまな企業のイベント運営や社内コミュニケーション施策なども積極的に支援していきます。
「TOPPA!!!TOPPAN FESTIVAL 2024」概要
名称:「TOPPA!!!TOPPAN FESTIVAL 2024」
日時: 2024年2月4日(日) 12時~16時30分
オンライン会場: YouTubeライブ
オフライン会場: 各拠点の競技会場(全17拠点)
主催: TOPPANホールディングス株式会社
対象者: TOPPANグループおよび関連ファミリー会社の従業員とその家族、2024年卒内定者
対象人数: 社員約50,000名とその家族、2024年卒内定者の有志
名称:「TOPPA!!!TOPPAN FESTIVAL 2024」
日時: 2024年2月4日(日) 12時~16時30分
オンライン会場: YouTubeライブ
オフライン会場: 各拠点の競技会場(全17拠点)
主催: TOPPANホールディングス株式会社
対象者: TOPPANグループおよび関連ファミリー会社の従業員とその家族、2024年卒内定者
対象人数: 社員約50,000名とその家族、2024年卒内定者の有志
1.eスポーツプログラム: 各拠点で予選を勝ち上がった選手によるeスポーツ競技大会
全国50拠点で実施した厳しい予選大会を勝ち上がった20チームが決勝大会に参加。ゲームタイトル毎に1チーム2~3名で構成されたグループで、選手は各拠点に設置した競技会場からオンラインで『ぷよぷよeスポーツ』と『スーパーボンバーマン R 2』の対戦を行いました。また、『スーパーボンバーマン R 2』部門では役員・幹部も選手として参加し大会を盛り上げました。

ゲームタイトル:
株式会社セガ『ぷよぷよeスポーツ』
株式会社コナミデジタルエンタテインメント『スーパーボンバーマン R 2』


2.eスポーツプログラム: 海外拠点とのエキシビションマッチ
メイン会場である「TOPPAN小石川本社ビル(東京都文京区)」と、タイの現地法人「Siam Toppan Packaging Co., Ltd.」の従業員同士が『スーパーボンバーマン R 2』で対戦する、グローバルエキシビションマッチを開催しました。
3.コミュニケーションプログラム: 事業所対抗クイズ大会
各事業所の17会場、19チームが3人1組でクイズ大会に挑戦。各会場のパブリックビューイング席から沢山の従業員が仲間たちに熱い声援を送っていました。
4.コミュニケーションプログラム: アスリートトークライブ
TOPPAN株式会社のスポーツ専従社員である車いすテニスの眞田卓選手が登壇。全米オープン制覇の裏話や3度のパラリンピック出場、趣味のゲームの話などを紹介。トークライブ会場やYouTube視聴者から寄せられた質問にも回答しました。


5.コミュニケーションプログラム: オンライン宝探しワークショップ
WEB会議システムを活用し、自宅から親子で参加できる子ども向けオンラインイベント「オンライン宝探しワークショップ」を開催。家族ごとに順位を競い合うリモート型の宝探しクイズで子どもたちが楽しみました。
6.コミュニケーションプログラム: メタバースエキシビション
TOPPAN株式会社/JP UNIVERSE株式会社が独自に開発したメタバースじゃんけん格闘ゲームを初披露。「PEGASUS WORLD KIT(R)(※1)」 で作られたゲーム空間に、役員・幹部が自分の 「MetaClone(R)アバター」(※2)で参加し、グーチョキパーを選択するだけでダイナミックな戦闘バトルを繰り広げ、会場を盛り上げました。


7.ミニレクリエーション
オフライン会場への来場者が楽しめるミニレクリエーションを開催。メイン会場であるTOPPAN小石川本社ビルでは、グループ会社である株式会社芸術造形研究所の「アートワークショップ」、東京都チャレンジドプラストッパン株式会社の紙パックを製造する過程でうまれた損紙を利用した「紙すき体験ワークショップ」、eスポーツタイトルの『ぷよぷよeスポーツ』『スーパーボンバーマン R 2』試遊コーナーを実施しました。


■ 出演者(五十音順、敬称略)
・あめみやたいよう(プロゲーマー/『ぷよぷよeスポーツ』解説)
・海老江邦敬(ゲームキャスター/『スーパーボンバーマン R 2』実況)
・ガーリィレコードチャンネル(タレント/『スーパーボンバーマン R 2』ゲスト)
・倉持由香(タレント/アシスタントMC)
・ゴー☆ジャス(お笑い芸人/コミュニケーションチャンネルゲスト)
・篠原光(キャスター/総合MC)
・水上侑(eスポーツキャスター/『ぷよぷよeスポーツ』実況)
※1 JP UNIVERSE グループ傘下のゲーム開発スタジオである JP GAMES が 開発した RPG/メタバース制作ミドルウェア。仮想空間の開発に必要な機能がそろっています。写真からメタバース空間を簡単に作れる「RIV TECHNOLOGY(R)」など、UGC機能も搭載しています。
※2 TOPPAN株式会社が提供する、1枚の写真からフォトリアルな3Dアバターを自動生成できるサービス。
URL: https://solution.toppan.co.jp/newnormal/service/metaclone.html
* 「YouTube」は、Google Inc. の商標または登録商標です。
* 「ぷよぷよ」は、株式会社セガの商標または登録商標です。
* 「ボンバ-マン\BOMBERMAN」は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
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緊張ですごくテンパったりしていたんですが、今回の大会で次に向けての課題を見つけられてよかったです。reia7sh:ちょっと危ないところもあったけど、後半になるにつれて、落ち着いていつも通りにプレーができ、優勝することができました。JackReacher:STAGE:0に懸ける思いは段違いだったので、すごく緊張しましたが、この大舞台で優勝できて良かったです。インスモークサンジ:優勝できてめちゃくちゃうれしいです。練習が報われました。sunday:今年はリザーバーとして試合に出場することはなかったんですが、みんなが2連覇を勝ち取ってくれてうれしいです。ursus:もう率直に、超うれしいです。——この万博内で実際にプレーしてみて、なにか感じたことはありますでしょうか?イクラはいくら:会場がすごくデカくて、より勝とうという思いがありました。JackReacher:この先、生きているうちにこの大阪という地で万博が開催されるかどうかは分からないので、そこに足を踏み入れることができてとてもうれしいです。——今大会では、大阪府からのeスポーツに対する支援があったかと思います。環境面など、この支援について感想をお聞かせください。イクラはいくら:当日の車での送迎だったり、できるだけ体力を使わないようにしてくださったので、体感でいつも通りのパフォーマンスが出せるようになったかなと思います。JackReacher:日本ではまだeスポーツが浸透しているとは言えない中で、大阪府がこのような支援をしてくれてとてもうれしかったです。インスモークサンジ:全体的な支援は物すごく厚かったので、選手目線ですごく助かりました。——このSTAGE:0という晴れ舞台、そして今回の勝利が、皆さんにとってどういったものだったか教えてください。reia7sh:STAGE:0は、同い年とか、自分と歳の近い人が出場できる数少ない大会だと思います。ここまでチームで勝てて良かったと思います。JackReacher:高校生活の中で3回しかなく、1年1年が貴重なので、やっぱり練習をすればするほどうまくなって勝つ確率も上がることが実感できました。sunday:このSTAGE:0は、高校生にとっても一種の青春でもあるし、新しい選手の芽を見つけることができる場所でもあるので、もっとこういった大きな舞台がたくさん開催されてほしいですね。勝利については——正直、1年生から3年生の間で3連覇したかったけど、今回は去年のメンバーとともに2連覇を達成することができてうれしいです。ursus:STAGE:0のために、このメンバーで集まって毎日練習してきて、めっちゃ頑張ってきたので、今日はちゃんと勝ちきれてすごくうれしいです。▲優勝トロフィーを掲げる「大阪に行くために」のメンバーたち ——普段の練習というのは、どういうことをされているのでしょうか?reia7sh:スクリム(練習試合)の相手を外部で募集できるサイトがあるんですけど、そこでよくプロチームなどとスクリムをしています。——決勝戦では3センチネルという尖った構成を使用していましたが、これはどういった意図だったのでしょうか?インスモークサンジ:ほとんどのチームがやらない構成なので対策されづらいし、その上セットアップも多くて刺さりやすいという感じだったので、強かったですね。——後半、少し相手に追いつかれる展開もありました。その中で最後勝ちきれた要因とは何でしょうか?ursus:タイムアウト中にコーチが「絶対勝てるよ」と声を掛けてくれて、だいぶ緊張がやわらぎました。▲焦る選手たちを落ち着けるかの如く、コーチによりタイムアウトが発動。選手たちは明確に、このタイムアウトが勝利の要因だと答えた ——チームメイトやコーチ、ご家族などに感謝を伝えたいと思う方がいれば、少し教えていただきたいと思います。JackReacher:お母さんに感謝したいと思います。お母さん……eスポーツは嫌いなんですけど(一同笑い)JackReacher:ゲームそのものが嫌いなんですけど、それでも自分がプロゲーマーになりたいと言うと、それを信じていろいろな支援をしてくれて、ここまで来れたということがすごくうれしいです。サプライズゲスト登場!ステージに現れたのは、まさかの吉村大阪府知事 この日の夕方、『League of Legends』部門の決勝戦が行われる直前のこと、突如としてステージに登壇したのは、この大阪・関西万博開催の立役者である吉村洋文大阪府知事であった。▲報道陣も直前に知らされた知事の登壇。ステージから降りた後、このあと実施される『LoL』部門の決勝戦を観戦していた アンガールズ田中:大阪府は結構eスポーツにも力を入れていると聞いたんですけども。吉村知事:「eスポーツといえば、大阪」と……呼ばれてませんが! そうなれるくらい力を入れたいと思って、今進めています。アンガールズ田中:(STAGE:0は)ずっと東京で開催していたんですけども、万博でやるということで、こちらでやらせていただいて。凄い盛り上がってるんですよ、朝から。吉村知事:ほんまですか?アンガールズ田中:いやいやいや、めちゃめちゃ朝から何回も鳥肌が! 大阪で言うと「さぶいぼ出てもうて~」吉村知事:さぶいぼね(笑)▲「このSTAGE:0が、できればまた大阪でやってもらえたら……」と、知事自ら誘致活動。試合に出場する高校生たちにエールを送りつつ、大阪府全体でeスポーツを盛り上げていくことを宣言した(https://www.youtube.com/live/q09sCT_Pf1M?si=g56ISY_Wew0tIkCQ&t=31209) ——— 今回のイベントで興味深かったのは、明らかに観客層が通常のeスポーツイベントとは異なっていた点だ。もちろん観客の中には、ゲームのルールを理解している人も多少いたが、その他大勢はeスポーツの試合を見ることすら初めてだという人も多かった。老若男女、本当に幅広い人々が観戦をしていた。だからこそ、競技シーンならば当たり前の「どちらかのチームを応援する」という現象が、今回はあまりなかった。むしろ「どちらも頑張れ」という、温かい声援と拍手が印象的だった。一昔前の価値観からすると考えられないというか、先人たちの努力もあってここまで社会に受け入れられてきたのだと、特に肌で感じた大会であった。今後、日本の競技シーンやその芽となる学生たちにとって、よりいっそう活躍の舞台が広がっていくことを期待したいと思う。なお関西に住む筆者としては、多くのゲーム系イベントが東京で開催される中、このようなイベントを大阪で開催してくれるのは非常に喜ばしい。「eスポーツといえば大阪」と言われるようになるまで、ぜひこの万博をてこにして頑張っていただきたい。■関連リンクSTAGE:0(ステージゼロ)|全国高校対抗eスポーツ大会 公式サイト:https://stage0.jpSTAGE:0(ステージゼロ) 公式X:https://x.com/stage0_jp配信アーカイブ:https://www.youtube.com/live/q09sCT_Pf1M?si=T9SHUhK4YB-e8lHq撮影:まいる編集:いのかわゆう【まいるプロフィール】関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)
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