2024年2月24日(土)〜25日(日)に旭川市ICTパークにてASAHIKAWA GAMES JAM Vol.2が開催された。昨年に続いて2回目の開催となったこのイベント。この記事ではその2日目の様子として、『VALORANT』を採用したイベントKOM VALORANT -「R」-と出演ゲストのインタビューを中心にお届けする。

ICTパークは、旭川市にて一般社団法人大雪カムイミンタラDMOが運営するICT拠点である。若者の新たな可能性を引き出し、思い描いたことを形にできる「ICTの聖地」を目標として、旧旭川国民劇場に2021年2月7日(日)に誕生した。
かつての映画館を最大限利用した180名まで収容可能な劇場型イベントホールKOKUGEKI、eスポーツの楽しさを仲間と共有しあえる高性能ゲーミングPC10台を備えたTRAINING GYM、AI・IoT技術の開発と実証ができる共同実証環境のSIL(スマートイノベーションラボ)の3つの機能がICTパークにある。ICTパークではeスポーツイベントだけでなく、プログラミング講座や3Dモデリング教室などを毎月開催している。JR旭川駅から徒歩5分と、アクセスがいいこともうれしい。

本イベントでは10代後半から20代の青年だけでなく、お父さんやお母さん、小さい子まで幅広い世代に向けたイベントが企画されていた。VRoid Studioを利用したアバター作りや、ロボットにプログラミングをして迷路を攻略する教室、VR世界を体験するイベントなどが開催された。また北海道情報大学の学生が製作したゲームを体験するコーナーもあり、小学生やその親を中心としてイベントを楽しんだ。

また懐かしのファミコンが楽しめるレトロゲーム展示・体験コーナーも。老若男女問わず、だれもが楽しめるイベントとして世代を超えたゲームが展示されているのはうれしいポイント。



人気ストリーマーが旭川に集結
イベントのひとつとして、KOKUGEKI ONLINE MATCH VALORANT -「R」-がKOKUGEKIにて開催された。昨年に引き続き2回目の開催であり、運営関係者によると昨年より多くのファンが会場に訪れたという。


ゲストにはUUUM所属の恭一郎氏、ZETA DIVISION所属のClutch_Fi氏、DeToNator所属のSurugaMonkey氏とRobiN氏が登場。司会進行としてASH WINDER所属のふり〜だ氏を迎え、会場に訪れたファンとの座談会やQ&A、ビンゴ大会をはじめとする交流イベントが行われた。

特に盛り上がったのは大阪府泉佐野市にあるeスタジアム泉佐野と共同で開催された、事前抽選にて選ばれた一般参加者とゲストらが協力して対戦する『VALORANT』対戦会であろう。
ゲストらの好プレーはもちろんのこと、一般参加者のクラッチプレーや神プレーが起きたとき会場は拍手に包まれた。一般参加者は「ゲストの方に助けてもらったおかげで楽しくプレーできた」「ゲストの方がアイスブレイクしてくれたおかげで楽しめた」「有名ストリーマーの隣でプレーするという機会がとても貴重に感じた」「昔から見ている人たちと一緒にプレーできてうれしかった」とコメントした。

来年もこのゲスト枠は譲りません(笑)
——イベントおつかれさまでした。率直な感想をお聞かせください。SurugaMonkeyさんは初めての北海道でしたね。
SurugaMonkey:なんぼでも行きたいですよ。呼んでいただければいつでも行きたいぐらいです。

——恭一郎さんは久しぶりの帰省という形だと思いますが。
恭一郎:帰省という形で北海道にはよく帰ってきているのですが、仕事という形で帰ってくるのは本当に久しぶりですね。
——Clutch_Fiさんは昨年ぶりの参加でした。今年はどうでしたか?
Clutch_Fi:昨年から1年ぶりに参加しました。やはり関東都市圏でのイベントに来られない地方のファンとこういった形で交流できることはとてもうれしいです。
——RobiNさんは今年初参加でしたが、どうでしたか?
RobiN:北海道自体は何回も訪問したことあるのですが、旭川には初めて来ることができました。なんか、地元のコミュニケーションの暖かさがいいな〜と思いながらイベントに参加することができました。
——ふり~ださんは11月の札幌でのイベント以来だと思いますが、今回初めての旭川はどうでしたか。
ふり~だ:実は今日の始発で北海道に来たばっかりでまだ少ししか楽しめていないんですよね(笑)。
とりあえず、今日の朝にらぅめん青葉でラーメンを食べてきましたがとてもおいしかったです。札幌で知り合った人の紹介で明日東京に帰るまでにたくさん旭川をめぐって楽しみたいと思っています。
——皆さんぶっちゃけ北海道飯はどうでしたか? 「おいしかった! おいしそうだから気になる!」というグルメがあれば教えていただきたいです。
SurugaMonkey:比較的僕は味が濃い飯が好きで、多分寒い地域だから塩分が濃いお店が多いのかな~って思っています。それがめっちゃ僕とマッチして。今日はセイコーマートのかつ丼とチキンをいただきました。あれうまいっすね。でも僕が一番好きなのはソフトカツゲン。これ最高ですわ。
恭一郎:買って帰れば?
SurugaMonkey:そうしたらすぐに飲まなきゃあかんやん(笑)。向こう(本州)で買えればええんだけどなぁ。
——一番グルメであろう恭一郎さんはどうですか?
恭一郎:北海道飯、やっぱりうまいですよ。この体型になった一番の原因ですからね。向こう(本州)でなかなかセイコーマートがないので、北海道にきたらコンビニは少し遠くても絶対セイコーマートに行きます。
——本州には茨城県と埼玉県にしかセイコーマートはありませんからね
恭一郎:そうなんですよ。本州ではそこにしかないので、過去に一回動画撮影許可をもらってセイコーマートの紹介動画を撮ったら次の次行ったらつぶれていました。
一同:(爆笑)。
SurugaMonkey:セイコーマートマジでおいしいので行った方がいいよ

——Clutch_Fiさんはどうですか? 1年ぶりの北海道でおいしいごはんは食べられましたか?
Clutch_Fi:やっぱり北海道に来たのでジンギスカンが食べたいですね。今年はスケジュールの関係で昨年いったジンギスカン屋さんにいけないのですが、北海道から飛び立つ前にどっかのタイミングで食べたいと思っています。
——RobiNさんはいかがでしょうか。おいしい店を見つけられましたか?
RobiN:昨日回転寿司に行ったんですけども。あんなにおいしい店が安い価格で食べられるのであれば、もう、北海道に住もうかなって。今から帰るまでに食べたいのはそうですね——。やっぱりラーメンは食べたいかな。明日の朝一番にらぅめん青葉に行ってきます。
——北海道の寿司はおいしく感じると本州から来た多くの人は確かにいっていますね!
恭一郎:おなかペコペコの大の男6人が回転寿司屋にいってバクバク食べて。本当に何貫食べたかわからないくらい食べたんですよ。会計が6万円行くかな~と思っていたのですが、3万円を切っていたので行った人たちで驚きました。

——ふり~ださんは先ほどラーメンを食べたとのことでしたが、明日の1日を使って何を食べたいかを教えてください。
ふり~だ:明日はまだ未定ですが、とりあえず寿司を食べたいなと思っています。空港までの道にトリトンがあるのでそこで楽しもうかなと思います。あと今回は行けないのですが、麺屋 彩未の味噌ラーメンがとてもおいしいのでぜひ食べてみてほしいです。あの味噌ラーメンは人生で1番おいしかったです。
——去年は恭一郎さんとClutch_Fiさんのふたりでの参加で、今年は4人にパワーアップしました。では来年このイベントがもしあるとすれば、誰と一緒に出演したいですか?
恭一郎:まあ、しゃ~(SHAKA)と一緒に来るか、研修枠としてmittiiiや、むかいまさきと来たいかな。直接絡んでいるのがこの周りなので、この人たちと来たいです。少しずつ人数をパワーアップして、旭川市のお金を枯らす位の人数で行いたいですね。
——去年は谷藤博美さんが司会進行としてイベントを盛り上げましたが、今年はふり~ださんが会場を盛り上げてくれました。ふり~ださん、来年もこのイベントに出演したいですか?
ふり~だ:さすがに俺でしょ。来年もこの枠は譲りません。結構(会場を)盛り上げた自覚があります。
一同:(爆笑)
RobiN:(ふり~ださんとは)波長が合うわ。前日入りして一緒に北海道を楽しみたいぐらいだったもん。
——他のゲストの方はどうでしょうか?
RobiN:出たいでしょ。
一同:(うなずく)
恭一郎:イベントのこの出演枠を牛耳るという意図はないですが、出演したいなと思っています。
RobiN:イベントの火付け役という意図はないですが、このイベントに私たちが出演したことが影響して、ほかのストリーマーに出てくれたらうれしいですね。自分らは出演したいですけれど。
ふり~だ:もしこのイベントが1年のうち夏と冬とか複数回開催されるのであれば、まあ夏枠ぐらいは譲ってあげてもいいかな。
一同:(笑い)

——最後にこの記事を見てくださっている方に向けてひと言よろしくお願いします。
ふり~だ:今回のこのイベントって、普通の都市部で行うイベントよりも、ファンの皆様に密接に関わることができると思います。今回のイベントでも北海道内のファンだけでなく、道外のファンの方にも来ていただきました。遠いなと思っても、一緒に旅を楽しむ気持ちで、このイベントに来ていただければなと思います。
恭一郎:この先このイベントをどんどん拡大していくのであれば、私たちも宣伝に十分協力できると思うので、もっとたくさんの方にこのイベントを楽しんでいただきたいです。
RobiN:マイクが通っていないところでもファンと交流できたりして、お客さんと我々ゲストが本当に近い距離で楽しむことができるイベントでした。
Clutch_Fi:今回大阪の泉佐野市にから参加してくれた一般参加者4名と私でのチームで旭川チームと戦う場面があったのですが、旭川に来てくれた人たちの前でプレーするので、少しだけ気まずかったです(笑)。でも旭川チームとプレーする機会もあって会場の暖かい雰囲気に包まれながら楽しくプレーすることができました。ありがとうございました。

SurugaMonkey:このイベントはファンと密着した参加型イベントで、とっても楽しむことができました。だけど、もっともっとたくさんのファンと近い距離で交流したいです。
そういった今回のイベントのようなファンと横並びになってゲームをプレーする機会はなかなかないので、来年はほかのゲームでもファンと一緒に交流できればなと思いました。ありがとうございました。
——皆様ありがとうございました。
———
大盛況で終了したASAHIKAWA GAMES JAM。筆者はゲストとファンの間に地方で開催されるイベントならではの特別な距離感を感じた。北海道は都心から離れていることもあり、なかなかこのようなゲームイベントが開催されることはない。ストリーマーはモニターの中の存在という印象が都心に住むファンよりも強いといえるだろう。
そんな中、北海道で開催されたASAHIKAWA GAMES JAMは地方、特に北海道に住んでいるファンが直接ストリーマーとふれ合える貴重な機会であることに違いない。このイベントを皮切りとして、北海道でのストリーマーイベントやeスポーツイベントがさらに増えることを願う。
そしてぜひ、今回のイベントを逃した人は次開催されるときにでも参加してほしい。また、お金と時間に余裕ができたときは、自分が住んでいる場所から遠くても開催されるイベントに足を運んでもらいたい。そこには普段の配信や大型イベントでは見られないゲストの姿や感動が待っているかもしれない。
撮影:やくーし
編集:いのかわゆう

▲イベントゲストの5人:画像左から、恭一郎(きょういちろう)、Clutch_Fi(くらっち)、RobiN(ろびん)、ふり~だ、SurugaMonkey(するがもんきー)
無限の可能性を思い描くICTパークとは
ICTパークは、旭川市にて一般社団法人大雪カムイミンタラDMOが運営するICT拠点である。若者の新たな可能性を引き出し、思い描いたことを形にできる「ICTの聖地」を目標として、旧旭川国民劇場に2021年2月7日(日)に誕生した。
かつての映画館を最大限利用した180名まで収容可能な劇場型イベントホールKOKUGEKI、eスポーツの楽しさを仲間と共有しあえる高性能ゲーミングPC10台を備えたTRAINING GYM、AI・IoT技術の開発と実証ができる共同実証環境のSIL(スマートイノベーションラボ)の3つの機能がICTパークにある。ICTパークではeスポーツイベントだけでなく、プログラミング講座や3Dモデリング教室などを毎月開催している。JR旭川駅から徒歩5分と、アクセスがいいこともうれしい。

▲キーボードをモチーフにした印象的なデザインが迎えてくれるICTパーク
すべての世代が楽しめるイベント ASAHIKAWA GAMES JAM
本イベントでは10代後半から20代の青年だけでなく、お父さんやお母さん、小さい子まで幅広い世代に向けたイベントが企画されていた。VRoid Studioを利用したアバター作りや、ロボットにプログラミングをして迷路を攻略する教室、VR世界を体験するイベントなどが開催された。また北海道情報大学の学生が製作したゲームを体験するコーナーもあり、小学生やその親を中心としてイベントを楽しんだ。

▲小学生がVRoid Studioを用いてアバター製作を体験
また懐かしのファミコンが楽しめるレトロゲーム展示・体験コーナーも。老若男女問わず、だれもが楽しめるイベントとして世代を超えたゲームが展示されているのはうれしいポイント。

▲若い子も楽しめるのがファミコンの魅力。シンプルなルールなだけにサクッと遊べるのも◎

▲ハドソンが生まれた北海道ということもあり、北海道ゲームアーカイブス協会協力のもと、レトロゲーム展示・体験コーナーも。親御さんには懐かしのタイトルがズラリ

▲まるでタイムマシンで時代をさかのぼったような雑誌やマンガが展示されていた
人気ストリーマーが旭川に集結
『VALORANT』でファンと交流戦を開催
イベントのひとつとして、KOKUGEKI ONLINE MATCH VALORANT -「R」-がKOKUGEKIにて開催された。昨年に引き続き2回目の開催であり、運営関係者によると昨年より多くのファンが会場に訪れたという。

▲開場を待ち1階から3階まで続く階段がすべて埋まるほどの長蛇の待機列を作るファン

▲たくさんのファンで埋まり、ほぼ満席状態の会場。ゲストを近くで見ようと、前から早い者勝ちで席が埋まる
ゲストにはUUUM所属の恭一郎氏、ZETA DIVISION所属のClutch_Fi氏、DeToNator所属のSurugaMonkey氏とRobiN氏が登場。司会進行としてASH WINDER所属のふり〜だ氏を迎え、会場に訪れたファンとの座談会やQ&A、ビンゴ大会をはじめとする交流イベントが行われた。

▲KOM VALORANT –「R」-ゲストの5人(画像引用元:AGJAM KOM VALORANT -「R」-ホームページ)
特に盛り上がったのは大阪府泉佐野市にあるeスタジアム泉佐野と共同で開催された、事前抽選にて選ばれた一般参加者とゲストらが協力して対戦する『VALORANT』対戦会であろう。
ゲストらの好プレーはもちろんのこと、一般参加者のクラッチプレーや神プレーが起きたとき会場は拍手に包まれた。一般参加者は「ゲストの方に助けてもらったおかげで楽しくプレーできた」「ゲストの方がアイスブレイクしてくれたおかげで楽しめた」「有名ストリーマーの隣でプレーするという機会がとても貴重に感じた」「昔から見ている人たちと一緒にプレーできてうれしかった」とコメントした。

▲緊張しながらも憧れのストリーマーとプレーする一般参加者と、久しぶりにファンと一緒にプレーする機会を楽しむゲストら ラウンド取得時には隣同士でフィストバンプする姿も見られた
来年もこのゲスト枠は譲りません(笑)
出演者インタビュー
——イベントおつかれさまでした。率直な感想をお聞かせください。SurugaMonkeyさんは初めての北海道でしたね。
SurugaMonkey:なんぼでも行きたいですよ。呼んでいただければいつでも行きたいぐらいです。

▲イベントを楽しむSurugaMonkey氏
——恭一郎さんは久しぶりの帰省という形だと思いますが。
恭一郎:帰省という形で北海道にはよく帰ってきているのですが、仕事という形で帰ってくるのは本当に久しぶりですね。
——Clutch_Fiさんは昨年ぶりの参加でした。今年はどうでしたか?
Clutch_Fi:昨年から1年ぶりに参加しました。やはり関東都市圏でのイベントに来られない地方のファンとこういった形で交流できることはとてもうれしいです。
——RobiNさんは今年初参加でしたが、どうでしたか?
RobiN:北海道自体は何回も訪問したことあるのですが、旭川には初めて来ることができました。なんか、地元のコミュニケーションの暖かさがいいな〜と思いながらイベントに参加することができました。
——ふり~ださんは11月の札幌でのイベント以来だと思いますが、今回初めての旭川はどうでしたか。
ふり~だ:実は今日の始発で北海道に来たばっかりでまだ少ししか楽しめていないんですよね(笑)。
とりあえず、今日の朝にらぅめん青葉でラーメンを食べてきましたがとてもおいしかったです。札幌で知り合った人の紹介で明日東京に帰るまでにたくさん旭川をめぐって楽しみたいと思っています。
——皆さんぶっちゃけ北海道飯はどうでしたか? 「おいしかった! おいしそうだから気になる!」というグルメがあれば教えていただきたいです。
SurugaMonkey:比較的僕は味が濃い飯が好きで、多分寒い地域だから塩分が濃いお店が多いのかな~って思っています。それがめっちゃ僕とマッチして。今日はセイコーマートのかつ丼とチキンをいただきました。あれうまいっすね。でも僕が一番好きなのはソフトカツゲン。これ最高ですわ。
恭一郎:買って帰れば?
SurugaMonkey:そうしたらすぐに飲まなきゃあかんやん(笑)。向こう(本州)で買えればええんだけどなぁ。
——一番グルメであろう恭一郎さんはどうですか?
恭一郎:北海道飯、やっぱりうまいですよ。この体型になった一番の原因ですからね。向こう(本州)でなかなかセイコーマートがないので、北海道にきたらコンビニは少し遠くても絶対セイコーマートに行きます。
——本州には茨城県と埼玉県にしかセイコーマートはありませんからね
恭一郎:そうなんですよ。本州ではそこにしかないので、過去に一回動画撮影許可をもらってセイコーマートの紹介動画を撮ったら次の次行ったらつぶれていました。
一同:(爆笑)。
SurugaMonkey:セイコーマートマジでおいしいので行った方がいいよ

▲イベントにて会場を盛り上げる恭一郎氏
——Clutch_Fiさんはどうですか? 1年ぶりの北海道でおいしいごはんは食べられましたか?
Clutch_Fi:やっぱり北海道に来たのでジンギスカンが食べたいですね。今年はスケジュールの関係で昨年いったジンギスカン屋さんにいけないのですが、北海道から飛び立つ前にどっかのタイミングで食べたいと思っています。
——RobiNさんはいかがでしょうか。おいしい店を見つけられましたか?
RobiN:昨日回転寿司に行ったんですけども。あんなにおいしい店が安い価格で食べられるのであれば、もう、北海道に住もうかなって。今から帰るまでに食べたいのはそうですね——。やっぱりラーメンは食べたいかな。明日の朝一番にらぅめん青葉に行ってきます。
——北海道の寿司はおいしく感じると本州から来た多くの人は確かにいっていますね!
恭一郎:おなかペコペコの大の男6人が回転寿司屋にいってバクバク食べて。本当に何貫食べたかわからないくらい食べたんですよ。会計が6万円行くかな~と思っていたのですが、3万円を切っていたので行った人たちで驚きました。

▲イベントでファンからの質問に答えるRobiN氏
——ふり~ださんは先ほどラーメンを食べたとのことでしたが、明日の1日を使って何を食べたいかを教えてください。
ふり~だ:明日はまだ未定ですが、とりあえず寿司を食べたいなと思っています。空港までの道にトリトンがあるのでそこで楽しもうかなと思います。あと今回は行けないのですが、麺屋 彩未の味噌ラーメンがとてもおいしいのでぜひ食べてみてほしいです。あの味噌ラーメンは人生で1番おいしかったです。
——去年は恭一郎さんとClutch_Fiさんのふたりでの参加で、今年は4人にパワーアップしました。では来年このイベントがもしあるとすれば、誰と一緒に出演したいですか?
恭一郎:まあ、しゃ~(SHAKA)と一緒に来るか、研修枠としてmittiiiや、むかいまさきと来たいかな。直接絡んでいるのがこの周りなので、この人たちと来たいです。少しずつ人数をパワーアップして、旭川市のお金を枯らす位の人数で行いたいですね。
——去年は谷藤博美さんが司会進行としてイベントを盛り上げましたが、今年はふり~ださんが会場を盛り上げてくれました。ふり~ださん、来年もこのイベントに出演したいですか?
ふり~だ:さすがに俺でしょ。来年もこの枠は譲りません。結構(会場を)盛り上げた自覚があります。
一同:(爆笑)
RobiN:(ふり~ださんとは)波長が合うわ。前日入りして一緒に北海道を楽しみたいぐらいだったもん。
——他のゲストの方はどうでしょうか?
RobiN:出たいでしょ。
一同:(うなずく)
恭一郎:イベントのこの出演枠を牛耳るという意図はないですが、出演したいなと思っています。
RobiN:イベントの火付け役という意図はないですが、このイベントに私たちが出演したことが影響して、ほかのストリーマーに出てくれたらうれしいですね。自分らは出演したいですけれど。
ふり~だ:もしこのイベントが1年のうち夏と冬とか複数回開催されるのであれば、まあ夏枠ぐらいは譲ってあげてもいいかな。
一同:(笑い)

▲ファンとゲストを繋ぎイベントを進行するふり~だ氏
——最後にこの記事を見てくださっている方に向けてひと言よろしくお願いします。
ふり~だ:今回のこのイベントって、普通の都市部で行うイベントよりも、ファンの皆様に密接に関わることができると思います。今回のイベントでも北海道内のファンだけでなく、道外のファンの方にも来ていただきました。遠いなと思っても、一緒に旅を楽しむ気持ちで、このイベントに来ていただければなと思います。
恭一郎:この先このイベントをどんどん拡大していくのであれば、私たちも宣伝に十分協力できると思うので、もっとたくさんの方にこのイベントを楽しんでいただきたいです。
RobiN:マイクが通っていないところでもファンと交流できたりして、お客さんと我々ゲストが本当に近い距離で楽しむことができるイベントでした。
Clutch_Fi:今回大阪の泉佐野市にから参加してくれた一般参加者4名と私でのチームで旭川チームと戦う場面があったのですが、旭川に来てくれた人たちの前でプレーするので、少しだけ気まずかったです(笑)。でも旭川チームとプレーする機会もあって会場の暖かい雰囲気に包まれながら楽しくプレーすることができました。ありがとうございました。

▲イベントにて会話を楽しむClutch_Fi氏
SurugaMonkey:このイベントはファンと密着した参加型イベントで、とっても楽しむことができました。だけど、もっともっとたくさんのファンと近い距離で交流したいです。
そういった今回のイベントのようなファンと横並びになってゲームをプレーする機会はなかなかないので、来年はほかのゲームでもファンと一緒に交流できればなと思いました。ありがとうございました。
——皆様ありがとうございました。
———
大盛況で終了したASAHIKAWA GAMES JAM。筆者はゲストとファンの間に地方で開催されるイベントならではの特別な距離感を感じた。北海道は都心から離れていることもあり、なかなかこのようなゲームイベントが開催されることはない。ストリーマーはモニターの中の存在という印象が都心に住むファンよりも強いといえるだろう。
そんな中、北海道で開催されたASAHIKAWA GAMES JAMは地方、特に北海道に住んでいるファンが直接ストリーマーとふれ合える貴重な機会であることに違いない。このイベントを皮切りとして、北海道でのストリーマーイベントやeスポーツイベントがさらに増えることを願う。
そしてぜひ、今回のイベントを逃した人は次開催されるときにでも参加してほしい。また、お金と時間に余裕ができたときは、自分が住んでいる場所から遠くても開催されるイベントに足を運んでもらいたい。そこには普段の配信や大型イベントでは見られないゲストの姿や感動が待っているかもしれない。
撮影:やくーし
編集:いのかわゆう
【やくーし プロフィール】

あらゆるゲームジャンルを愛する道産子。PCゲーム遍歴は『Minecraft』、『Apex legends』と続き、現在は『VALORANT』にハマっている。たまにコスプレをすることも。イベントで海外選手と友だちになってから英語力の大切さを痛感し、たくさんの人とつながるために日々勉強中。
X:@potstudio0206

あらゆるゲームジャンルを愛する道産子。PCゲーム遍歴は『Minecraft』、『Apex legends』と続き、現在は『VALORANT』にハマっている。たまにコスプレをすることも。イベントで海外選手と友だちになってから英語力の大切さを痛感し、たくさんの人とつながるために日々勉強中。
X:@potstudio0206
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- 【大会レポート+インタビュー】 東京が舞台のバーチャルレースはRyun選手が2連覇! ——東京eスポーツフェスタ2026
- 「東京eスポーツフェスタ 2026」が1月9日(金)〜11日(日)に、東京ビッグサイトにて開催された。パブリックDayとなる11日(日)には、『グランツーリスモ7』によるeスポーツ大会が開催された。「グランツーリスモ7」の大会は小学生以上なら誰でも参加できるオープン大会。12月のオンライン予選を経て決勝大会は会場で行われ、シートとモニター、ハンドルコントローラーなどの本格的な設備で走れるだけでなく、コントローラーを使用する選手も混走しており、走り方は自由だ。▲プレー用の設備はステージ脇に設けられ、レース中の様子も見ることができた。専用グローブやシューズなどを使用するプレーヤーも そんなレースを制したのは、2024年の全国eスポーツ選手権滋賀で優勝し、2025年も東京都代表から全国5位になるなど活躍しているRyun選手。前回大会に引き続きチャンピオンに輝き、見事2連覇を果たした。東京eスポーツフェスタとは東京都や関連団体で構成される実行委員会が主催する「東京eスポーツフェスタ」は、eスポーツの普及と関連産業の振興を目的に開催されているeスポーツイベントだ。2020年から開催されていて、今年開催される「東京eスポーツフェスタ2026」は7回目となる。 フェスタ会場である東京を舞台とした、特設コースでの10周レース 「グランツーリスモ7」の大会は、最大120名のエントリーの中から、2度のオンライン予選を勝ち抜いた8名によりオフライン決勝を実施。上位進出選手は国内外のeモータースポーツレースで活躍する猛者が集結した。【主な大会レギュレーション】参加資格:2025年4月2日時点で満6歳以上のプレーヤーオンライン予選:1回戦:最大15名ずつのグループに分け、グリッド順を決める予選タイムトライアルとレースを実施。コースは鈴鹿サーキット。マシンはGr.3車両(メーカー指定なし)。上位4位まで(最大32名)が2回戦に進出する。2回戦:最大8名ずつのグループに分け、グリッド順を決める予選タイムトライアルとレースを実施。コースはディープフォレスト・レースウェイ。マシンはGT-R ニスモ GT3 N24 SchulzeMotorsport ′13。レースは2回実施し、順位に応じた獲得したポイントの上位2名ずつが決勝大会に進出する。決勝大会(ステージ):勝ち上がった8名で、グリッド順を決める予選タイムトライアルとレースを実施。コースは東京エクスプレスウェイ 東ルート内回り。マシンはFerrari 296 GT3 ’23。使用端末:決勝大会は主催者が用意する機材を使用優勝賞品:「東京都知事杯」 そんな決勝大会に勝ち上がった8名は、さまざまな大会で名を馳せてきた選手たち。中にはプロチームに所属して活動している選手もおり、昨今のeスポーツらしく年齢もバラバラなところが、eモータースポーツらしさを感じさせた。▲決勝大会に駒を進めた選手たち。最年少は10代、最年長は30代 決勝戦は、東京を舞台とした架空のコース「東京エクスプレスウェイ 東ルート内回り」。マシンは2025年12月に追加されたばかりのGr.3車両「Ferrari 296 GT3 ’23」を使用する。▲決勝レースのレギュレーション 1周のタイムトライアルで行われた予選の結果、ポールポジションはRisingSun選手の1'58.529。2番手はノラネコヤマト選手、3番手はししまる選手で、以下、Huryu選手、Ryun選手、きよれーしんぐ選手、ひろ選手、かずき選手と続き、8番手までが1秒以内にひしめいている。▲予選は4台ずつで行われ、スタート時はゲーム内ではなく実際に人がカウントして順に走り出すというアナログな方法 ▲予選の結果がこちら。上位3台はわずか0.01秒台の中での戦い 決勝レースのレギュレーションは、タイムは出るがグリップが落ちやすいソフトと、耐久性が高いハードのコンパウンドを1回ずつ使用しなければならず、10周を走り切るために給油も必要となるため、必ずピットストップが必要となる。タイヤ選択と給油量、さらにはスリップストリームなどを使っていかに燃費を抑えて走るかといった戦略も重要となった。コースとしては長いホームストレート後の1コーナーのヘアピンでのポジションどりとブレーキングと、アップダウンを含む最終ヘアピンからの脱出速度を上げ、いかにホームストレートでトップスピードに乗せられるかがポイント。また、コースサイドが壁で覆われているため、視覚的な恐怖心と体感スピードが高いという特徴もある。道幅が狭く抜きどころも少ないため、オープニングラップとピットイン後の順位も優勝の鍵となる。全車がソフトタイヤをチョイスした決勝レースは、スタンディングスタートからのオープニングラップの1コーナーで、ポールポジションのRisingSun選手が首位を守るが、前回王者のRyun選手が一気に2番手に浮上。さらに2周目のホームストレートで首位に立つ。最終コーナーではアウトウォールにわずかにヒットしたものの、なんとか首位を維持したまま3周目でピットインする。ほとんどの選手がRyun選手に追従して3周目でピットインする中、最後尾スタートだったかずき選手は走り続ける作戦。短時間でピットワークを終えたししまる選手が2番手に浮上するが、ピットトラブルか翌周で再度ピットインしたことで、勝負権利を自ら捨ててしまった。かずき選手は4周目でピットインし、6番手まで順位を上げている。5周目に入り、首位Ryun選手、2番手に7位からじわじわ追い上げてきたひろ選手、3番手にRisingSun選手が続く。7周目、ついにひろ選手がRyun選手をスリップストリームから抜いて首位に立つと、RisingSun選手までの3台の攻防に。1周分タイヤがフレッシュなかずき選手は、きよれーしんぐ選手を抜いて4番手まで浮上してきた。そのままの順位でせめぎ合った最終ラップ、虎視眈々と狙っていたひろ選手がホームストレートでRyun選手をアウトから抜くが、1コーナーでRyun選手がインに飛び込みひろ選手のラインを封じると、再び首位を奪取。▲ホームストレートでひろ選手がRyun選手をパスするも…… ▲1コーナーでイン側のラインを守ったRyun選手にひろ選手が前に出られず…… ▲Ryun選手が再び首位に浮上。さらにその攻防を見守りつつポジションを維持したRisingSun選手がこの後ひろ選手におそいかかる Ryun選手はそのままミスなく首位を走り切り、2連覇を決めた。2位には最終ラップの最終コーナーでひろ選手をとらえたRisingSun選手が入賞した。ピットストップ作戦が奏功したかずき選手は4位と大健闘した。▲決勝リザルト Ryun選手インタビュー 2連覇を果たしたRyun選手がインタビューに応じてくれたので、その様子をお届けしよう。 ▲2連覇達成を果たしたRyun選手 ──今回優勝した気持ちをお聞かせください。Ryun:まずはほっとしています。2連覇できてすごく嬉しいです。──今回の勝因はなんでしたか?Ryun:まず1周目に2位まで上がれて、そこから冷静に立ち回れたことが勝因だと思います。──今日のレースについて、コースとタイヤ選択と給油について、どういう戦略を考えて挑まれましたか?Ryun:戦略は何パターンか用意していて、予選の順位や展開だったりで臨機応変に変えようとは思っていました。──結果的に全員がソフトタイヤでスタートして3周目でピットインとなりました。戦略を変えた部分はありましたか?Ryun:給油の時間を長くしてピットを出るのが遅くなって、後続集団に巻き込まれることだけは避けたかったので、給油時間を短くして、後半は燃費を節約しながらでも前に出る作戦をとっていました。──途中、ひろ選手に抜かれる場面がありましたが、また抜き返しました。その辺の展開はどうでしたか?。Ryun:10周目の1コーナーでトップに出ないと逆転は難しいなと思っていたので、必ず抜いてやろうと思ったんですけど、ひろ選手もかなりブレーキを頑張っていてちょっと突っ込みすぎたこともあって、うまくできた感じです。1コーナーで必ず仕留めて、そのまま最後のポストまで引き離して優勝という形をとろうと思ったんですけど、それがハマりました。──今日戦った中で普段から戦ったりする方もいますか?Ryun:特にひろ選手とはすごく仲が良くて、毎日『グランツーリスモ7』をやる仲です。──じゃあ、ある程度相手のこともわかっているし、大舞台で実力をぶつけ合った、という感じですね。Ryun:そうですね。すごくいい試合ができたので、よかったなと思います。──今回のオフラインの環境はどうでしたか。Ryun:環境はすごく難しかったんですけど、割とこういう大会にはたくさん参戦してきたので、優位かなと思ったんです。けど、意外とみんな速くて、今回は苦戦しました。──今後の目標をお聞かせください。Ryun:僕は2024年に世界大会に出て以降、2025年は世界大会に行けなかったので、今年はもう来週から予選(マニュファクチャラーズカップ オンライン予選)が始まるので、そこを通過していきたいなと思います。──2025年を通して自分の課題はなんですか?Ryun:とにかく純粋な速さが足りないというのはまだあり、そこは改善してきました。その結果が今回現れたのかどうかはよくわからないですが、世界大会予選も頑張っていきたいと思います。東京eスポーツフェスタも3連覇したいです。──最後に、応援してくれた方々へのメッセージをお願いします。Ryun:これからもこういう熱いレースを届けていけたらいいなと思っていますので、応援よろしくお願いします。まとめ eスポーツというと大人から子どもまで問わず一緒に戦えると言われるが、中でも差が出にくいタイトルのひとつがレースゲームだ。操作テクニックやレース中のメンタルなどで大人の方が有利な部分もあるものの、特殊な操作などはほとんどない。また、実際のクルマを運転できるかどうかも、ゲーム内での速さにはほぼ直結しない。今大会の決勝も、10代から30代、プロからアマチュアまで幅広い層が集まり、eスポーツの多様性を体現するような大会となった。ワンメイクマシンによるレースでもあり、純粋な実力や作戦を披露するという意味で、敷居も低くなっていただろう。唯一残念だったのは、同日に幕張メッセで開催されていた「東京オートサロン2026」でも、『グランツーリスモ7』による大会「2025 AUTOBACS JEGT」が重なってしまったことだ。より多くの選手が参加するという意味では、公式大会の裏で開催している「東京eスポーツフェスタ」の影が薄くなってしまった面もあったかもしれない。それでも、この日集まった選手たちによる見応えのあるレースは、eモータースポーツが現実のモータースポーツとなんら変わらず、人とマシンとコースを攻略して戦いうる本格的な「レース」だったことは、現場や配信を見た方ならわかるはずだ。2026年の『グランツーリスモ7』によるeスポーツ大会も、いよいよ1月からスタートする。クルマ好き、レース好き、単にゲームとしての『グランツーリスモ7』が好きという方も含めて、eモータースポーツに挑戦するきっかけにしてみよう。■東京eスポーツフェスタ 2025 『グランツーリスモ7』競技大会 アーカイブ ■関連リンク東京eスポーツフェスタ公式:https://tokyoesportsfesta.jp©2025 Sony Interactive Entertainment Inc. 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- 【大会レポート+インタビュー】ふ〜ど「1回戦から出ていたら、どうなっていたか分からなかった」——東京eスポーツフェスタ初採用の『スト6』大会はゲスト枠にプロ選手が登場!
- 「東京eスポーツフェスタ 2026」が1月9日(金)〜11日(日)に、東京ビッグサイトにて開催された。パブリックDayとなる10日(土)には、『ストリートファイター6(スト6)』のeスポーツ大会「東京eスポーツフェスタ ストリートファイター6」が開催された。「ストリートファイター」シリーズが「東京eスポーツフェスタ」の競技タイトルに選ばれたのは今年が初。小学生以上であれば誰でも参加できるというオープン大会となっているため、多くのエントリーがあり会場では午前中から予選が繰り広げられていた。東京eスポーツフェスタとは東京都や関連団体で構成される実行委員会が主催する「東京eスポーツフェスタ」は、eスポーツの普及と関連産業の振興を目的に開催されているeスポーツイベントだ。2020年から開催されていて、今年開催される「東京eスポーツフェスタ2026」は7回目となる。 東京eスポーツフェスタ ストリートファイター6とは『ストリートファイター6』を用いた競技大会。128名の参加者が東京ビッグサイトに集結し、会場予選からステージ決勝までを1日で駆け抜ける、ライブ感溢れるトーナメント。最大の見どころは、過酷な会場予選を勝ち抜いた精鋭6名が、運営から招待された2名の「ゲストプレーヤー(プロ)」と激突する決勝トーナメントだ。アマチュアにとっては、プロを倒して「東京都知事杯」を掴み取る下克上の舞台となっている。 憧れの称号をかけたステージ決勝!予選を勝ち抜いたアマチュア勢がプロに挑む 先述したとおり、「東京eスポーツフェスタ ストリートファイター6」はプロもアマも参加できるオープンな大会になっているが、『ストリートファイター6』で活躍しているプロ選手は非常に多い。最終的に決定した128名がどのような形で選定されたのかは定かではないが、カプコン公式大会のようなプロが多数出場する大会というよりは、比較的アマチュアが多く出場していた印象だ。▲予選はステージとは別のエリアで粛々と行われていた 【主な大会レギュレーション】募集人数:128名(応募多数の場合は抽選)参加資格:2025年4月2日時点で小学生以上のプレーヤー大会形式:会場予選:Bo3(2本先取)トーナメントステージ決勝:Bo5(3本先取)トーナメント決勝進出枠:会場予選上位6名 + 運営招待ゲストプレーヤー2名使用機材:PlayStation 5(コントローラーは各自持参)再試合規定:誤操作や機材トラブルでの中断は原則ラウンド喪失となる レギュレーションのとおり、会場予選上位6名と運営招待ゲストプレーヤー2名の合計8名が決勝トーナメントを行い、さらにその中の上位4名がステージ上で決勝戦を行うという流れになっていた。なお、運営招待ゲストプレーヤーは、Good 8 Squad所属のガチくん選手と、REJECT所属のふ〜ど選手。注目は13歳の若手プレーヤーせいち選手に、ダルシム使いの反作用ボム2選手のアマチュア2名だ。▲決勝戦に勝ち上がったのは、左からせいち選手、ガチくん選手、反作用ボム2選手、ふ〜ど選手 準決勝第1試合は、反作用ボム2選手のダルシム vs ふ〜ど選手のエドの対決。手足が伸びるダルシム相手に、ふ〜ど選手のエドがどのような対策で挑むのかが見どころだ。▲相手の攻撃をタイミング良くガードすることで有利な状況が作れるジャストパリィで、相手の攻撃から反撃に転じるふ〜ど選手。ふ〜ど選手は、このジャストパリィを巧みに使って反作用ボム2選手の出鼻をくじいていた 近づかれたくないため、伸びる手足でけん制を仕掛けたいダルシムに対し、そのけん制技をジャストパリィからの反撃で一気に距離を詰めるという対策に終始苦しめられた反作用ボム2選手。気がつけば3:0のストレート勝利でふ〜ど選手が決勝戦に駒を進めた。準決勝第2試合は、せいち選手のエレナ vs ガチくん選手のラシードの対決。お互い接近戦でのラッシュの押し付け合いとなる対戦カードは、両者の攻めのバリエーションが勝利のカギとなる。▲相手を画面端に追い込み怒濤の攻めを繰り出しつつも、しっかりと相手の反撃をガードしてから再び攻めに転じるなど、若手らしい大胆かつ冷静な立ち回りを見せるせいち選手。ガチくん選手から1本取る場面も せいち選手に1本取られたあとはガチくん選手の軌道修正が光る。せいち選手のクセを読み取り、戦い方を修正。負けた試合でしっかりと情報を得ているのはさすがだ。試合はガチくん選手が主導権を握り、3:1で決勝進出を決めた。▲竜巻がじわじわ押し寄せて相手にプレッシャーをかける「イウサール」という必殺技で、相手の動きを封じつつ攻めを展開するガチくん選手。この連携にせいち選手はなすすべなしか 招待ゲスト選手同士によるカードとなった決勝戦は、公式大会さながらの顔合わせだ。互いに一歩も譲らない攻防が続く中、勝敗を分けたのは ふ〜ど選手の反応速度と、試合全体を見すえた展開力だった。瞬時に状況を見極め、最適な連携を選択する判断力が、終盤にかけて明確な差となって表れていく。▲相手の攻撃を見てから技を切り替えて反撃する、通称「見てから反応」が冴え渡るふ〜ど選手 ガチくん選手が使用するラシードは、非常にスピーディーな行動で相手をかく乱することを得意とするキャラクターだ。しかし、そうした展開にも動じないふ〜ど選手が3:0で見事勝利を収めた。▲試合後のインタビューでは、「勝因はワール(相手の飛び道具)の対処が良かったこと。運の要素もあるけど、それを使って(相手を)崩せたのが良かった」と語ったふ〜ど選手 優勝選手インタビュー 最後に、見事東京都知事杯をゲットしたふ〜ど選手がインタビューに応じてくれたので、その様子をお届けしよう。 ▲東京都知事杯を掲げるふ〜ど選手 ——優勝した感想をお聞かせください。ふ〜ど:「東京都知事杯」という、公的な権威ある賞を懸けて戦えたことを、まずは純粋に「かっこいいな」と感じています。僕たちプロがこうした公的な舞台に呼んでいただけることは、まさにゲーマーの社会的地位が向上している証拠かなと思いましたね。ただ優勝してうれしいかと言われると、(招待枠で)ベスト8から参戦しているので、ほかの選手(予選から出場している選手)もいる手前、どこまで喜んでいいのか複雑な心境ではありますね。——招待枠とはいえ、普段戦わない選手との対戦はいかがでしたか?ふ〜ど:それこそベスト8で戦ったぼんじゅさんとの対戦は負けそうになりましたね。まず1セット目を取られて、2セット目はドット勝負(残り体力わずか同士の戦い)で勝てたんですけど、3本目もフルセットでお互い攻撃を喰らったら負けるみたいな状況だったんでヤバかったです(笑)。——まだまだ新しい強豪が出てくるぞって感じですね。ふ〜ど:ちゃんと1回戦から出ていたら、どうなっていたか分からないっていうレベル感ですよ。——今年は、ここから公式大会の決勝戦なども控えています。意気込みをお聞かせください。ふ〜ど:ここからチーム戦である「ストリートファイターリーグ」のグランドファイナル、個人戦の世界大会である「カプコンカップ 12」と、『ストリートファイター6』の大きな大会がふたつ連続で続きます。出場するからには優勝して、この業界を盛り上げていければと思っています!まとめ 「東京eスポーツフェスタ」初採用となった『スト6』の大会だが、その異質なレギュレーションに疑問を持たざるを得なかった。そもそも、なぜゲスト枠が必要だったのか、そしてそのゲスト枠のプロ選手が、なぜ決勝トーナメントからのシード枠になっていたのかという点だ。▲予選を勝ち抜いた先に待ち構えているのは最前線で活躍しているプロ選手2名だ(出典:東京eスポーツフェスタ2026 ストリートファイター大会参加マニュアル) この決勝トーナメントの1回戦はステージ外で行われるが、実力差を考慮すればプロ2名が勝ち上がり、結果として一般枠(予選通過者)がステージに立てる人数が極端に絞られてしまう。実際、ゲストとして出場し優勝したふ〜ど選手も、インタビューで「(この賞を)自分がもらっていいものなのか」と複雑な心境を吐露していたのが印象的だった。東京都知事杯という栄誉ある賞が、シード権を持つプロに贈られる形は、オープン大会としての公平性の観点から疑問が残る。もしプロが参加するのであれば、他の選手と同様に予選からその圧倒的な実力を証明する形の方が、周囲の納得感も強かったのではないだろうか。ゲスト枠として呼ぶのであれば、都知事杯を勝ち取った覇者への「最終試練」として対戦する枠を設けるか、あるいは完全に独立したエキシビションマッチにする方が、選手・観客、そして招待されたプロ選手自身も、より純粋に競技を楽しめたのではないかと感じた。とはいえ、ふ〜ど選手の盤石な試合運びは相変わらず。 どのような条件下であっても、求められた役割以上のパフォーマンスを発揮し、最高の結果を出す。そのプロ意識の高さと勝負強さがあったからこそ、選手自身も胸を張って東京都知事杯を掲げられる環境を作ってあげたいと感じた。そんなふ〜ど選手。次は「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025」の頂点を決めるグランドファイナル、そして世界中の猛者が集う個人戦の最高峰「カプコンカップ12」に出場する。ゲーマーの地位向上のために戦い続ける彼の背中を、これからも全力で応援していきたい。■東京eスポーツフェスタ ストリートファイター6 アーカイブ ■関連リンク東京eスポーツフェスタ公式:https://tokyoesportsfesta.jp東京eスポーツフェスタ ストリートファイター6 大会マニュアル:https://tokyoesportsfesta.jp/wp-content/uploads/2025/12/sf6_participant_manual2026_v1.pdf撮影:いのかわゆう編集:いのかわゆう【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『Bloodborne』。X:@sdora_tweet © CAPCOM
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- 【大会レポート+インタビュー】プロvsアマの真剣勝負でSK選手が2連覇達成!——東京eスポーツフェスタ presents パズドラオープンカップ2025
- 「東京eスポーツフェスタ 2026」が1月9日(金)〜11日(日)に、東京ビッグサイトにて開催された。パブリックDayとなる10日(土)には、『パズル&ドラゴンズ(パズドラ)』によるeスポーツ大会「東京eスポーツフェスタ presents パズドラオープンカップ2025」(以下、パズドラオープンカップ2025)が開催された。「パズドラオープンカップ2025」はプロ、アマ問わず、条件を満たしていれば誰でも参加できるオープン大会となっている。そのため、決勝大会には多くのプロ選手が勝ち上がり、プロアマのガチンコバトルが繰り広げられた。そんな強豪ひしめく「パズドラオープンカップ2025」を制したのは、プロのSK選手。前回に引き続きチャンピオンに輝き見事2連覇を果たした。東京eスポーツフェスタとは東京都や関連団体で構成される実行委員会が主催する「東京eスポーツフェスタ」は、eスポーツの普及と関連産業の振興を目的に開催されているeスポーツイベントだ。2020年から開催されていて、今年開催される「東京eスポーツフェスタ2026」は7回目となる。 パズドラオープンカップ2025とはスマートフォン向けパズルRPG『パズル&ドラゴンズ』の王者を決めるeスポーツ大会。オンライン予選を勝ち抜いた精鋭たちが、「東京eスポーツフェスタ2025」のメインステージにて頂点を競い合う。本大会は、実力次第でプロへの道が開ける「プロライセンス認定権利」をかけた重要な一戦としての側面も持っている。 優勝すればプロになれる!憧れの称号をかけた決勝戦に残ったアマは椛選手のみ! 先述したとおり、「パズドラオープンカップ2025」はプロもアマも参加できるオープンな大会になっている。アマの選手が優勝すれば、プロライセンス認定権利がもらえる貴重な大会でもあるのだ。【主な大会レギュレーション】参加資格:2024年4月2日時点で小学生以上の「パズドラ」プレーヤーオンライン予選:ゲーム内の「ランキングダンジョン」スコア上位144名が決勝大会進出決勝大会(1回戦・2回戦):「4人でガチ【対戦】」モードを使用し、各グループの1位が次へ進出決勝大会(ステージ):準決勝を勝ち抜いた3名による3本勝負で優勝を決定使用端末:決勝大会は主催者が用意する専用端末(iPhone SE)を使用優勝賞品:「東京都知事杯」「プロライセンス認定権利」 そんな「パズドラオープンカップ2025」決勝戦に勝ち上がった3名は、椛(もみじ)選手、海斗☆選手、SK選手の3名。唯一、アマとして決勝に進出した椛選手は「アマの意地——見せようと思います」と試合前に意気込みを語っていた。▲決勝大会のトーナメント表。アマの椛選手がプロ相手にどこまで食らいつけるのかが注目されていた 決勝戦は、「L字消しダンジョン」、「無効貫通ダンジョン」、「コンボダンジョン」の3種類のダンジョンを攻略し、その合計スコアで順位を競う。一見すると同じようにパズルをしているように見えるが、実は各ダンジョンで「求められる技術」が全く異なるのがこのルールの面白いところだ。「L字消しダンジョン」は、その名の通り、5個のL字でドロップを消すと攻撃力増加するといった有利な状況が作れる。いかにL字消しが狙えるかもポイントになる。▲画面右のSK選手は、L字消しをふたつ作って一気にダンジョンをクリア。残りタイムボーナスも相まって、大きく得点差を付けての勝利となった 「コンボダンジョン」は6コンボでダメージが軽減、攻撃力が18倍となるダンジョン。いかにコンボをつなげていくかが重要となる。クリアスピードこそ、椛選手が圧倒していたが、総合的な評価はSK選手に。▲消し方ボーナスで圧倒的な差を付けているSK選手。パズル操作がエグいくらい正確で、注目すべきはこの「消し方ボーナス」の点数だ。平均コンボ数に固執せず、ダンジョンの特性を完璧に理解して加点を積み上げている 「無効貫通ダンジョン」はドロップを9個(3×3の正方形)つなげて消すと攻撃力がアップする特徴があるダンジョンだ。ここまで順調な滑り出しだったSK選手が、まさかのタイムオーバーでダンジョンクリアならず。海斗☆選手がプロの意地を見せ得点を大きく突き放す。これで誰が1位になってもおかしくない展開へと進んだ。▲クリア後の消し方ボーナスで巻き返したSK選手が見事優勝。このボーナスの1万点が順位をひっくり返したのだ 入賞選手インタビュー 最後に、2連覇を果たしたSK選手がインタビューに応じてくれたので、その様子をお届けしよう。 ▲二連覇達成を果たしたSK選手 ——優勝した感想をお聞かせください。SK:去年も優勝して、2連覇ということになるのですごくうれしいです。——2連覇に向けて取り組んできたことはありますか?SK:大会で使用されるモードを一生懸命練習してきました。——ダンジョンによってスコアの稼ぎ方も異なると思います。どういった作戦だったのでしょうか。SK:普段の練習から、そういうことを考えています。今回も概ね、予想通りのことができたと思っています。——来年は3連覇がかかっていると思います。意気込みをお聞かせください。SK:来年も3連覇目指してがんばりたいと思います!まとめ 「パズドラオープンカップ」が開催された会場を見渡して印象的だったのは、このゲームが持つ「息の長さ」と、それを支えるコミュニティの熱量だ。リリースから10年以上が経過し、数あるスマホゲームの中でも屈指の歴史を誇る『パズル&ドラゴンズ』だが、今なお根強いファンが多く、eスポーツとしての輝きは増すばかりだ。客席には長年のファンと思われる観客が「ひとつのコミュニティ」として集結していた。高額賞金を争うプロの厳しい世界がありつつも、こうしたイベントの場では誰もがパズルの楽しさを共有し、お互いのプレーを称え合う。そんな成熟したファンベースがあるからこそ、このタイトルは長く愛され続けているのだろうと感じた。■東京eスポーツフェスタ presents パズドラオープンカップ2025 アーカイブ ■関連リンク東京eスポーツフェスタ公式:https://tokyoesportsfesta.jpパズドラオープンカップ2025公式:https://pad-esports.gungho.jp/tournament/2026tkyefes/撮影:いのかわゆう編集:いのかわゆう【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『Bloodborne』。X:@sdora_tweet