2024年1月に発売された『鉄拳8』の公式世界大会「TEKKEN World Tour 2024 Global Finals」が2024年12月8日(日)に日本で開催され、韓国出身のプレーヤー、VARREL所属のRangchu選手が優勝とともに賞金10万ドルを手にした。Rangchu選手の「TWT」優勝は2018年以来2度目で、2度の世界大会優勝は世界初。
<以下、ニュースリリースより>

3D対戦型格闘ゲーム「鉄拳」シリーズは、1994年12月に第1作をアーケードで稼働開始し、今年2024年に誕生から30周年を迎えました。
バンダイナムコエンターテインメントは、シリーズ最新作である『鉄拳8』公式世界大会の決勝トーナメント「TEKKEN World Tour 2024 Global Finals」と、シリーズ30周年を記念するオフラインイベント「超・鉄拳祭」を、12月7日(土)~8日(日)にわたり、東京・渋谷の「ベルサール渋谷ファースト」にて同時開催しました。
会場内のメインステージでは、「鉄拳」シリーズ最大規模の公式トーナメントサーキット「TEKKEN World Tour」(以下、「TWT」)の2024年度における決勝大会を実施。本年度は『鉄拳8』として初開催となる「TWT」であるのと同時に、2017年から毎年開催している「TWT」史上において、決勝大会を日本で開催することも今回が初となります。

またサブステージでは、「鉄拳」シリーズの開発キーマンたちが制作秘話を語るトークイベントや、豪華賞品を懸けた来場者参加型の対戦イベント、著名な格闘ゲームプレーヤーやゲーム実況者を招いてのウォッチパーティー企画などを行いました。
さらに会場各所には、シリーズ30年間の歩みを振り返る特別展示や、ファンにはおなじみのゲーム内オブジェクトを立体化したフォトスポット、グッズやフード&ドリンクの販売コーナーを設置。両日とも入場料は無料となっており、世界中から多数の来場者が詰めかけました。
本レポートでは、まさに「鉄拳」まみれの様相となった2日間の会場内の盛り上がりと、「TEKKEN World Tour 2024 Global Finals」の模様をまとめてお届けします!
4月に開幕した「TWT2024」もいよいよ大詰め。歴史的な瞬間に立ち会おうと、国内はもちろん海外からも多くのプレーヤーとファンが来場しました。

「TWT2024」では年間を通してランキングポイントを獲得できる予選大会を世界各地で開催しており、今回の「TWT2024 Global Finals」では、ランキング上位についた選手たちがシーズン世界最強の座を懸けて競い合うことに。
12月8日(日)の決勝トーナメントに先駆けて、5日(木)には世界ランキング(グローバルリーダーボード)の上位20名によるグループリーグ、6日(金)には地域ランキング(リージョナルリーダーボード)の上位1名を集めた15名によるグループリーグを実施。2日間を通して計14名が決勝トーナメントに進出しました。
さらに7日(土)には、決勝トーナメントの残り2枠をめぐるLast Chance Qualifier(最終予選)を開催。最終予選は誰でもエントリーできるオープントーナメント形式であり、なんと5日(木)・6日(金)の敗退者にも参加資格が!
渋谷開催に沸く国内の強豪、ワンチャンスをものにすべく来日した海外の強豪、あと一歩のところで最終日進出を逃したランキング上位者ら総勢567名による最終予選は、現地にて試合実況を担当していた福士さんからも「序盤からずっと決勝戦のような対戦カードしかない」との言葉が飛び出すほどに、終始ハイレベルな展開となりました。

2024年の集大成となる、12月8日(日)の「TWT2024 Global Finals」決勝トーナメントに進出した選手は以下の16名。
【ウィナーズトーナメント】
・KDF|CBM選手(韓国)
・NAVI|Kkokkoma選手(韓国)
・Ashes|The Jon選手(パキスタン)
・Dragons|Raef選手(サウジアラビア)
・VARREL|Rangchu選手(韓国)
・Liquid|Shadow20z選手(アメリカ)
・Falcons|ATIF選手(パキスタン)
・TM/RB|Arslan Ash選手(パキスタン)
【ルーザーズトーナメント】
・HG|Danielmado選手(イタリア)
・ZETA DIVISION|ケイスケ選手(日本)
・Divine Exorcist4選手(メキシコ)
・AFK|Shaoling選手(コートジボワール)
・TALON|Book選手(タイ)
・theSAM-brother選手(サウジアラビア)
・T1|EDGE選手(韓国)
・FATE|Numan CH選手(パキスタン)
※“|”の前は所属チーム名、またはスポンサー名。
■「TWT2024 Global Finals」決勝トーナメント大会ルール
ダブルエリミネーション方式のトーナメントを採用。ウィナーズトーナメントの敗者はルーザーズ(敗者復活)トーナメントへと移行し、ルーザーズトーナメントのプレーヤーは1敗した時点でトーナメント敗退となります。
各試合は3ラウンド先取制の対戦を1セットとし、先に2セット取得したプレーヤーが勝者に。トップ8以降は3セット先取で勝利となります。
Top8からは最大5試合行われ、ウィナーズ側のプレーヤーは3セット先取で優勝。ルーザーズ側のプレーヤーは、3セット先取後のリセット後、再度3試合を先取した時点で優勝となります。
ステージ選択は毎試合ランダム。各試合での使用キャラクター変更は、前の試合で負けた側のプレーヤーにのみ認められます。
世界ランキングの上位選手によるグループリーグを勝ち上がった8名については、世界をまたにかけて戦い、過酷なスケジュールや環境の中で好成績を収めたことに対する敬意として、有利なウィナーズトーナメントからのスタートとなるレギュレーションを採用。
ウィナーズ側では、長年にわたり「鉄拳」強豪国と目されてきた韓国勢、そして近年の躍進ぶりが目覚ましいパキスタン勢が大きな存在感を放ちます。
ルーザーズ側に配されたのは、全15の地域ランキング1位の選手の中からふるいにかけられた6名と、最終予選で勝ち残ったEDGE選手、ケイスケ選手の2名。ヨーロッパ、アジア、南アメリカ、アフリカ、中東と国際色豊かな顔ぶれで、まさに世界最強プレーヤーを決めるにふさわしい舞台が整いました。

午前11時から夕方にかけてトーナメントが進行した結果、優勝の可能性を残す選手は6名に絞られることに。
ルーザーズ準々決勝・第1試合では、最終予選1位でこの決勝トーナメントに進出したEDGE選手と、前年度「TWT2023」覇者にして本年度世界ランク1位のArslan Ash選手が対戦。
ファラン使いのEDGE選手が序盤からアグレッシブに攻め込んでいったことで、鉄壁の防御力を誇るArslan Ash選手がそれを捌ききれるか否かという試合展開に。両者一歩も譲らぬシーソーゲームとなるも、最後まで攻めを通し続けたEDGE選手が勝利しました。

ルーザーズ準々決勝・第2試合を戦うのは、ATIF選手とCBM選手。第1試合と同じくパキスタンVS韓国の図式となりました。
先の試合では同郷の盟友にして最大のライバルであるArslan Ash選手がトーナメントを去ったこともあり、唯一勝ち残ったパキスタン勢としての意地を見せたATIF選手。ストレートでCBM選手を下し、ルーザーズ準決勝へと駒を進めます。

続いて行われたのは、ウィナーズ決勝戦。ここを勝てば優勝へと大幅に近づく重要な1戦です。
対するRangchu選手はこの決勝トーナメントで唯一のクマ使い。ひとつ前の試合では、優勝候補筆頭と目されるArslan Ash選手に土をつける快進撃を見せています。
風間仁でヒート状態も絡めた強気な攻めを展開したRaef選手。Rangchu選手も大柄なクマを器用に操って猛攻をいなし続け、勝負はフルセット・フルラウンドに。最後はRangchu選手の防御精度と“読み”(予測)が一歩上回り、Raef選手を撃破しました。
再びルーザーズ側の試合に戻り、ルーザーズ準決勝にてEDGE選手とATIF選手が対戦。先ほどは華麗な攻めを披露したEDGE選手でしたが、それにひるむどころか要所で反撃に転じてくるATIF選手には苦戦を強いられます。
お互いの攻め手がぶつかり合うエキサイティングなゲームとなりましたが、結果としては1-3でATIF選手が圧倒。盤石の試合運びでルーザーズ決勝戦への進出を決めました。

Raef選手とATIF選手によるルーザーズ決勝戦。その1セット目では、Raef選手が押し切るかという局面からATIF選手が逆転に成功し、続くセットも連取。一気にリードを広げます。
精神的にも余裕ができたのか、3セット目では鋭い反応でレイジアーツをくり出し、相手の攻めを断ち切るといったスーパープレイも披露。Raef選手も1セット返しますが、最後はATIF選手が使用するドラグノフのヒートバーストが炸裂し、ATIF選手の勝利となりました。

かくして、優勝決定戦の対戦カードが確定。ウィナーズ側で無敗を維持するRangchu選手は大幅に有利な状況で(※)、ルーザーズから勝ち上がってきたATIF選手を待ち構えます。
※Rangchu選手は3本先取した時点で優勝。ATIF選手が優勝するには3本先取(リセット)後、さらに3本先取が必要。
韓国にルーツを持つRangchu選手ですが、日本での活動期間が長いゆえに日本勢からも慕われており、会場はほぼRangchu選手のホームといった雰囲気に。しかしATIF選手もパキスタンから世界をまたにかけて活躍する選手なだけに、アウェイムードは慣れたものといったところでしょうか。
この試合で先手をとったのはATIF選手。ステージの特性を活かし、Rangchu選手のクマを壁際に追い詰めて大ダメージを奪い1セット目を取得しました。

しかしRangchu選手も冷静でした。2セット目ではタイムアップ間際の状況で逆転勝利に成功するなど、おそるべき勝負強さを発揮。接戦をことごとくものにし、2セット連取により優勝に王手をかけます。

世界最高峰の技量と強靭な精神力を持つプレーヤーどうしの対戦であり、かつ狭めのステージが続いたこともあって、毎ラウンド最後の最後まで目が離せない展開の連続に。息が詰まるようなゼロ距離の攻防を経て、最後に立っていたのはRangchu選手のクマ。
セットカウント3-1で、Rangchu選手が『鉄拳8』の初代世界最強プレーヤーの称号を手にすることとなりました。

優勝が決まった直後、観客席からは大きな「Rangchu」コールが巻き上がるなかで、万感の思いを噛み締めるような表情を浮かべていたRangchu選手。表彰式にて優勝トロフィーを高々と掲げた際には、目に涙が滲んでいるようにも見えました。

Top8の試合の様子を以下にてご視聴いただけます。
【#TWT2024/公式日本語配信】Global Finals / Day 4 (決勝トーナメント / Top 8)
https://www.youtube.com/live/BFfuy_eom9k
優勝直後のRangchu選手にインタビュー!

――優勝おめでとうございます!! 優勝が決まった瞬間の心境について教えてください。
Rangchu選手:最近は調子がよく、周囲のみんなからも期待されていたので、プレッシャーを感じてかなり緊張していました。勝てた瞬間は、「これでみんなからの期待に少しは応えることができた」と思えて、すごく嬉しかったです。
僕は日本在住なので、友だちもたくさん会場に応援に来てくれました。本気で僕のことを応援してくれている人たちの姿がステージからよく見えていたので、本当によかったです。
――この1年間『鉄拳8』に取り組まれてきたなかで印象的なできごとや、苦労した思い出があれば教えてください。
Rangchu選手:僕の使っているクマは、『鉄拳8』発売直後のころはあまりプレーヤー間での評価が高くなくて。僕自身もいろいろと使いかたを試しながらやっていたんですけど、なかなかうまくいっていなかったんです。
今年の夏ごろにはかなり迷走していたんですけど、そこを乗り越えることができ、今日につなげることができてよかったです。周囲の仲間たちもたくさんアドバイスをしてくれましたし、ふだんからいっしょに練習してくれる面々にはものすごく感謝しています。
――使用キャラクターであるクマに対して労いの声をかけてあげるとしたら、どのような言葉が思い浮かびますか?
Rangchu選手:ひとこと、「ありがとう」ですね(笑)。
――1日を通して、Rangchu選手が追い込まれた状況から逆転勝利する姿を何度も目にしました。試合中、どういったことを考えて気持ちを切り替えていたのでしょうか?
Rangchu選手:負けたときも自分の試合内容が悪くて負けたわけではないと思えたので、集中を切らさないようにがんばろうと、それだけを考えていました。
あと、今日はいつもよりも自分のことを応援してくれる声がすごく大きかったと思います。それがヘッドホン越しにも聞こえてきたことで、最後まで諦めずにがんばれたと思います。
ここからは、シリーズの30周年を記念して開催した「超・鉄拳祭」の展示内容を、来場者の盛り上がりとともにお届けします。
当時の思い出がよみがえる! 歴代ビジュアルアート&遊技機展示
会場へと続くエスカレーターを下った先では、「鉄拳」シリーズの歴代キービジュアルをはじめ、印象的なコンセプトアートやイラストが散りばめられた特大のアートパネルがお出迎え!
その手前には、2004年5月に発売されたパチスロ機『鉄拳R』から、2022年7月発売の『パチスロ鉄拳5』まで、全8台の遊技機がズラリ。


「これ、遊んだなぁ!」と思わず足を止めて懐かしむ方や、仲間どうしで「自分が(「鉄拳」シリーズを)やり始めたのはここからだったなぁ」と思い出話に花を咲かせる方々などで賑わいました。
腰かけるもよし、ひざまずくもよし!? “例の椅子”フォトスポット
受付を済ませた来場者の目にまず飛び込んでくるのは、“例の椅子”のフォトスポット! こちらは『鉄拳8』の登場キャラクター・麗奈にまつわるゲーム内オブジェクトを立体化したもので、バトル勝利時の演出で彼女が腰掛ける“椅子”を再現しています。

もちろん来場者が実際に腰かけての撮影も可能となっていますが、なかにはあえてゲーム内演出における麗奈に敗北した側のキャラクターを真似て、椅子の前でがっくりと膝をついたポーズで撮影に臨む方もいらっしゃいました。
ブラウン管モニターで歴代ナンバリングタイトルをフリープレイ!
観戦エリアの一角に広がる歴代ナンバリングタイトルの試遊コーナーも、連日にわたって大盛りあがり! 過去作を久々に遊んだのであろう来場者からは、「コンボ間違えた!」「カンガルー懐かしすぎる」といった当時のゲームを懐かしむ声が飛び交っていました。

初代PlayStation用に発売された家庭用『鉄拳』~『鉄拳3』までと、PlayStation 2で発売された『鉄拳タッグトーナメント』『鉄拳4』は、接続されたブラウン管モニター(テレビ)で当時の味わいそのままに遊べるようになっていたのも、長年のシリーズファンにとってはうれしいポイントだったのではないでしょうか。

原田Pが初代『鉄拳』企画段階の“幻の主人公”を公開!?
7日(土)のサブステージにて実施したトーク企画「はらだのばぁー出張版」では、「鉄拳」シリーズエグゼクティブゲームディレクター/チーフプロデューサーを務める原田勝弘と、『鉄拳8』開発プロデューサー/ゲームディレクターの池田幸平(ナカツ)が登壇。
長きにわたるシリーズの歩みを振り返りつつ、『鉄拳5』開発にまつわる“手描きのステージ設定資料”や、初代『鉄拳』の企画段階に作られた社内向け資料などを初公開しました。

「超・鉄拳祭」オフィシャルサイト:https://www.tekken-official.jp/event/tekkenfes/
「TEKKEN World Tour 2024」について:https://www.tekken-official.jp/tekken_news/?p=276
『鉄拳8』公式サイト:https://tk8.tekken-official.jp/
『鉄拳』オフィシャルサイト:https://www.tekken-official.jp/
『鉄拳8』公式X:https://x.com/TEKKEN_Project
TEKKEN(TM)8 & (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
<以下、ニュースリリースより>
『鉄拳8』初の世界大会、満を持して日本で初開催
『鉄拳8』の公式世界大会の決勝「TEKKEN World Tour 2024 Global Finals」と、同時開催された「鉄拳」シリーズの30周年を記念したオフラインイベント「超・鉄拳祭」を現地よりレポート。東京・渋谷で『鉄拳8』の初代・世界最強プレーヤーの座を懸けてくり広げられた激闘や、会場内の特別展示の模様などをまとめてお届けします。
3D対戦型格闘ゲーム「鉄拳」シリーズは、1994年12月に第1作をアーケードで稼働開始し、今年2024年に誕生から30周年を迎えました。
バンダイナムコエンターテインメントは、シリーズ最新作である『鉄拳8』公式世界大会の決勝トーナメント「TEKKEN World Tour 2024 Global Finals」と、シリーズ30周年を記念するオフラインイベント「超・鉄拳祭」を、12月7日(土)~8日(日)にわたり、東京・渋谷の「ベルサール渋谷ファースト」にて同時開催しました。
会場内のメインステージでは、「鉄拳」シリーズ最大規模の公式トーナメントサーキット「TEKKEN World Tour」(以下、「TWT」)の2024年度における決勝大会を実施。本年度は『鉄拳8』として初開催となる「TWT」であるのと同時に、2017年から毎年開催している「TWT」史上において、決勝大会を日本で開催することも今回が初となります。

またサブステージでは、「鉄拳」シリーズの開発キーマンたちが制作秘話を語るトークイベントや、豪華賞品を懸けた来場者参加型の対戦イベント、著名な格闘ゲームプレーヤーやゲーム実況者を招いてのウォッチパーティー企画などを行いました。
さらに会場各所には、シリーズ30年間の歩みを振り返る特別展示や、ファンにはおなじみのゲーム内オブジェクトを立体化したフォトスポット、グッズやフード&ドリンクの販売コーナーを設置。両日とも入場料は無料となっており、世界中から多数の来場者が詰めかけました。
本レポートでは、まさに「鉄拳」まみれの様相となった2日間の会場内の盛り上がりと、「TEKKEN World Tour 2024 Global Finals」の模様をまとめてお届けします!
「TWT2024 Global Finals」に国内外からプレーヤー&ファンが集結!
4月に開幕した「TWT2024」もいよいよ大詰め。歴史的な瞬間に立ち会おうと、国内はもちろん海外からも多くのプレーヤーとファンが来場しました。

「TWT2024」では年間を通してランキングポイントを獲得できる予選大会を世界各地で開催しており、今回の「TWT2024 Global Finals」では、ランキング上位についた選手たちがシーズン世界最強の座を懸けて競い合うことに。
12月8日(日)の決勝トーナメントに先駆けて、5日(木)には世界ランキング(グローバルリーダーボード)の上位20名によるグループリーグ、6日(金)には地域ランキング(リージョナルリーダーボード)の上位1名を集めた15名によるグループリーグを実施。2日間を通して計14名が決勝トーナメントに進出しました。
さらに7日(土)には、決勝トーナメントの残り2枠をめぐるLast Chance Qualifier(最終予選)を開催。最終予選は誰でもエントリーできるオープントーナメント形式であり、なんと5日(木)・6日(金)の敗退者にも参加資格が!
渋谷開催に沸く国内の強豪、ワンチャンスをものにすべく来日した海外の強豪、あと一歩のところで最終日進出を逃したランキング上位者ら総勢567名による最終予選は、現地にて試合実況を担当していた福士さんからも「序盤からずっと決勝戦のような対戦カードしかない」との言葉が飛び出すほどに、終始ハイレベルな展開となりました。

▲最終予選で2位となり、決勝トーナメント進出を果たしたケイスケ選手。最終日に残った唯一の日本人選手に。
「TWT2024 Global Finals」決勝トーナメントダイジェスト
2024年の集大成となる、12月8日(日)の「TWT2024 Global Finals」決勝トーナメントに進出した選手は以下の16名。
【ウィナーズトーナメント】
・KDF|CBM選手(韓国)
・NAVI|Kkokkoma選手(韓国)
・Ashes|The Jon選手(パキスタン)
・Dragons|Raef選手(サウジアラビア)
・VARREL|Rangchu選手(韓国)
・Liquid|Shadow20z選手(アメリカ)
・Falcons|ATIF選手(パキスタン)
・TM/RB|Arslan Ash選手(パキスタン)
【ルーザーズトーナメント】
・HG|Danielmado選手(イタリア)
・ZETA DIVISION|ケイスケ選手(日本)
・Divine Exorcist4選手(メキシコ)
・AFK|Shaoling選手(コートジボワール)
・TALON|Book選手(タイ)
・theSAM-brother選手(サウジアラビア)
・T1|EDGE選手(韓国)
・FATE|Numan CH選手(パキスタン)
※“|”の前は所属チーム名、またはスポンサー名。
■「TWT2024 Global Finals」決勝トーナメント大会ルール
ダブルエリミネーション方式のトーナメントを採用。ウィナーズトーナメントの敗者はルーザーズ(敗者復活)トーナメントへと移行し、ルーザーズトーナメントのプレーヤーは1敗した時点でトーナメント敗退となります。
各試合は3ラウンド先取制の対戦を1セットとし、先に2セット取得したプレーヤーが勝者に。トップ8以降は3セット先取で勝利となります。
Top8からは最大5試合行われ、ウィナーズ側のプレーヤーは3セット先取で優勝。ルーザーズ側のプレーヤーは、3セット先取後のリセット後、再度3試合を先取した時点で優勝となります。
ステージ選択は毎試合ランダム。各試合での使用キャラクター変更は、前の試合で負けた側のプレーヤーにのみ認められます。
世界ランキングの上位選手によるグループリーグを勝ち上がった8名については、世界をまたにかけて戦い、過酷なスケジュールや環境の中で好成績を収めたことに対する敬意として、有利なウィナーズトーナメントからのスタートとなるレギュレーションを採用。
ウィナーズ側では、長年にわたり「鉄拳」強豪国と目されてきた韓国勢、そして近年の躍進ぶりが目覚ましいパキスタン勢が大きな存在感を放ちます。
ルーザーズ側に配されたのは、全15の地域ランキング1位の選手の中からふるいにかけられた6名と、最終予選で勝ち残ったEDGE選手、ケイスケ選手の2名。ヨーロッパ、アジア、南アメリカ、アフリカ、中東と国際色豊かな顔ぶれで、まさに世界最強プレーヤーを決めるにふさわしい舞台が整いました。

▲決勝トーナメントに進出したTop16の選手たち。
午前11時から夕方にかけてトーナメントが進行した結果、優勝の可能性を残す選手は6名に絞られることに。
ルーザーズ準々決勝・第1試合では、最終予選1位でこの決勝トーナメントに進出したEDGE選手と、前年度「TWT2023」覇者にして本年度世界ランク1位のArslan Ash選手が対戦。
ファラン使いのEDGE選手が序盤からアグレッシブに攻め込んでいったことで、鉄壁の防御力を誇るArslan Ash選手がそれを捌ききれるか否かという試合展開に。両者一歩も譲らぬシーソーゲームとなるも、最後まで攻めを通し続けたEDGE選手が勝利しました。

▲ここで敗退となったArslan Ash選手。
ルーザーズ準々決勝・第2試合を戦うのは、ATIF選手とCBM選手。第1試合と同じくパキスタンVS韓国の図式となりました。
先の試合では同郷の盟友にして最大のライバルであるArslan Ash選手がトーナメントを去ったこともあり、唯一勝ち残ったパキスタン勢としての意地を見せたATIF選手。ストレートでCBM選手を下し、ルーザーズ準決勝へと駒を進めます。

▲試合中のCBM選手。
続いて行われたのは、ウィナーズ決勝戦。ここを勝てば優勝へと大幅に近づく重要な1戦です。
対するRangchu選手はこの決勝トーナメントで唯一のクマ使い。ひとつ前の試合では、優勝候補筆頭と目されるArslan Ash選手に土をつける快進撃を見せています。
風間仁でヒート状態も絡めた強気な攻めを展開したRaef選手。Rangchu選手も大柄なクマを器用に操って猛攻をいなし続け、勝負はフルセット・フルラウンドに。最後はRangchu選手の防御精度と“読み”(予測)が一歩上回り、Raef選手を撃破しました。
再びルーザーズ側の試合に戻り、ルーザーズ準決勝にてEDGE選手とATIF選手が対戦。先ほどは華麗な攻めを披露したEDGE選手でしたが、それにひるむどころか要所で反撃に転じてくるATIF選手には苦戦を強いられます。
お互いの攻め手がぶつかり合うエキサイティングなゲームとなりましたが、結果としては1-3でATIF選手が圧倒。盤石の試合運びでルーザーズ決勝戦への進出を決めました。

▲最終予選から進出したEDGE選手もここで敗退。
Raef選手とATIF選手によるルーザーズ決勝戦。その1セット目では、Raef選手が押し切るかという局面からATIF選手が逆転に成功し、続くセットも連取。一気にリードを広げます。
精神的にも余裕ができたのか、3セット目では鋭い反応でレイジアーツをくり出し、相手の攻めを断ち切るといったスーパープレイも披露。Raef選手も1セット返しますが、最後はATIF選手が使用するドラグノフのヒートバーストが炸裂し、ATIF選手の勝利となりました。

▲惜しくも敗れたRaef選手。
決勝戦 Rangchu vs ATIF
かくして、優勝決定戦の対戦カードが確定。ウィナーズ側で無敗を維持するRangchu選手は大幅に有利な状況で(※)、ルーザーズから勝ち上がってきたATIF選手を待ち構えます。
※Rangchu選手は3本先取した時点で優勝。ATIF選手が優勝するには3本先取(リセット)後、さらに3本先取が必要。
韓国にルーツを持つRangchu選手ですが、日本での活動期間が長いゆえに日本勢からも慕われており、会場はほぼRangchu選手のホームといった雰囲気に。しかしATIF選手もパキスタンから世界をまたにかけて活躍する選手なだけに、アウェイムードは慣れたものといったところでしょうか。
この試合で先手をとったのはATIF選手。ステージの特性を活かし、Rangchu選手のクマを壁際に追い詰めて大ダメージを奪い1セット目を取得しました。

▲試合中のATIF選手。
しかしRangchu選手も冷静でした。2セット目ではタイムアップ間際の状況で逆転勝利に成功するなど、おそるべき勝負強さを発揮。接戦をことごとくものにし、2セット連取により優勝に王手をかけます。

▲韓国のRangchu選手と、使用キャラクターのクマ。
世界最高峰の技量と強靭な精神力を持つプレーヤーどうしの対戦であり、かつ狭めのステージが続いたこともあって、毎ラウンド最後の最後まで目が離せない展開の連続に。息が詰まるようなゼロ距離の攻防を経て、最後に立っていたのはRangchu選手のクマ。
セットカウント3-1で、Rangchu選手が『鉄拳8』の初代世界最強プレーヤーの称号を手にすることとなりました。

▲見事優勝をつかみ、大きなガッツポーズを見せたRangchu選手。
優勝が決まった直後、観客席からは大きな「Rangchu」コールが巻き上がるなかで、万感の思いを噛み締めるような表情を浮かべていたRangchu選手。表彰式にて優勝トロフィーを高々と掲げた際には、目に涙が滲んでいるようにも見えました。

Top8の試合の様子を以下にてご視聴いただけます。
【#TWT2024/公式日本語配信】Global Finals / Day 4 (決勝トーナメント / Top 8)
https://www.youtube.com/live/BFfuy_eom9k
優勝直後のRangchu選手にインタビュー!
「自分を応援する声がヘッドホン越しに聞こえた」

――優勝おめでとうございます!! 優勝が決まった瞬間の心境について教えてください。
Rangchu選手:最近は調子がよく、周囲のみんなからも期待されていたので、プレッシャーを感じてかなり緊張していました。勝てた瞬間は、「これでみんなからの期待に少しは応えることができた」と思えて、すごく嬉しかったです。
僕は日本在住なので、友だちもたくさん会場に応援に来てくれました。本気で僕のことを応援してくれている人たちの姿がステージからよく見えていたので、本当によかったです。
――この1年間『鉄拳8』に取り組まれてきたなかで印象的なできごとや、苦労した思い出があれば教えてください。
Rangchu選手:僕の使っているクマは、『鉄拳8』発売直後のころはあまりプレーヤー間での評価が高くなくて。僕自身もいろいろと使いかたを試しながらやっていたんですけど、なかなかうまくいっていなかったんです。
今年の夏ごろにはかなり迷走していたんですけど、そこを乗り越えることができ、今日につなげることができてよかったです。周囲の仲間たちもたくさんアドバイスをしてくれましたし、ふだんからいっしょに練習してくれる面々にはものすごく感謝しています。
――使用キャラクターであるクマに対して労いの声をかけてあげるとしたら、どのような言葉が思い浮かびますか?
Rangchu選手:ひとこと、「ありがとう」ですね(笑)。
――1日を通して、Rangchu選手が追い込まれた状況から逆転勝利する姿を何度も目にしました。試合中、どういったことを考えて気持ちを切り替えていたのでしょうか?
Rangchu選手:負けたときも自分の試合内容が悪くて負けたわけではないと思えたので、集中を切らさないようにがんばろうと、それだけを考えていました。
あと、今日はいつもよりも自分のことを応援してくれる声がすごく大きかったと思います。それがヘッドホン越しにも聞こえてきたことで、最後まで諦めずにがんばれたと思います。
「鉄拳」発祥の地・日本で30周年記念イベント「超・鉄拳祭」
ここからは、シリーズの30周年を記念して開催した「超・鉄拳祭」の展示内容を、来場者の盛り上がりとともにお届けします。
当時の思い出がよみがえる! 歴代ビジュアルアート&遊技機展示
会場へと続くエスカレーターを下った先では、「鉄拳」シリーズの歴代キービジュアルをはじめ、印象的なコンセプトアートやイラストが散りばめられた特大のアートパネルがお出迎え!
その手前には、2004年5月に発売されたパチスロ機『鉄拳R』から、2022年7月発売の『パチスロ鉄拳5』まで、全8台の遊技機がズラリ。


「これ、遊んだなぁ!」と思わず足を止めて懐かしむ方や、仲間どうしで「自分が(「鉄拳」シリーズを)やり始めたのはここからだったなぁ」と思い出話に花を咲かせる方々などで賑わいました。
腰かけるもよし、ひざまずくもよし!? “例の椅子”フォトスポット
受付を済ませた来場者の目にまず飛び込んでくるのは、“例の椅子”のフォトスポット! こちらは『鉄拳8』の登場キャラクター・麗奈にまつわるゲーム内オブジェクトを立体化したもので、バトル勝利時の演出で彼女が腰掛ける“椅子”を再現しています。

もちろん来場者が実際に腰かけての撮影も可能となっていますが、なかにはあえてゲーム内演出における麗奈に敗北した側のキャラクターを真似て、椅子の前でがっくりと膝をついたポーズで撮影に臨む方もいらっしゃいました。
ブラウン管モニターで歴代ナンバリングタイトルをフリープレイ!
観戦エリアの一角に広がる歴代ナンバリングタイトルの試遊コーナーも、連日にわたって大盛りあがり! 過去作を久々に遊んだのであろう来場者からは、「コンボ間違えた!」「カンガルー懐かしすぎる」といった当時のゲームを懐かしむ声が飛び交っていました。

初代PlayStation用に発売された家庭用『鉄拳』~『鉄拳3』までと、PlayStation 2で発売された『鉄拳タッグトーナメント』『鉄拳4』は、接続されたブラウン管モニター(テレビ)で当時の味わいそのままに遊べるようになっていたのも、長年のシリーズファンにとってはうれしいポイントだったのではないでしょうか。

原田Pが初代『鉄拳』企画段階の“幻の主人公”を公開!?
7日(土)のサブステージにて実施したトーク企画「はらだのばぁー出張版」では、「鉄拳」シリーズエグゼクティブゲームディレクター/チーフプロデューサーを務める原田勝弘と、『鉄拳8』開発プロデューサー/ゲームディレクターの池田幸平(ナカツ)が登壇。
長きにわたるシリーズの歩みを振り返りつつ、『鉄拳5』開発にまつわる“手描きのステージ設定資料”や、初代『鉄拳』の企画段階に作られた社内向け資料などを初公開しました。

「超・鉄拳祭」オフィシャルサイト:https://www.tekken-official.jp/event/tekkenfes/
「TEKKEN World Tour 2024」について:https://www.tekken-official.jp/tekken_news/?p=276
『鉄拳8』公式サイト:https://tk8.tekken-official.jp/
『鉄拳』オフィシャルサイト:https://www.tekken-official.jp/
『鉄拳8』公式X:https://x.com/TEKKEN_Project
TEKKEN(TM)8 & (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
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- 【大会レポート】『eFootball™』の世界王者はタイとポーランドの選手に!——FIFAe World Cup 2025™
- 『eFootball™』を競技タイトルとしたeスポーツ大会「FIFAe World Cup 2025™」が12月10日(水)〜13日(土)、サウジアラビアの首都リヤドで開催された。モバイル部門ではタイのJXMKT選手が、家庭用ゲーム機部門では、ポーランドのOstrybuch選手、Zilo選手がそれぞれ初の世界王者に輝いた。<以下、ニュースリリースより>次回「FIFAe World Cup 2026™」の開催も決定予選は『eFootball™』内で来年2月からスタート 株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、KONAMI)は、基本プレー無料の家庭用ゲーム機・PC・モバイルゲーム『eFootball™』を競技タイトルとしたeスポーツ世界大会「FIFAe World Cup 2025™」が12月10日から13日まで、サウジアラビアの首都リヤドで開催され、モバイル部門でタイ(JXMKT選手)が、家庭用ゲーム機部門でポーランド(Ostrybuch選手、Zilo選手)がそれぞれ初の世界王者に輝いたことをお知らせします。 「FIFAe World Cup 2025™」は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントと、国際サッカー連盟(FIFA®)が共同開催する公式eスポーツ世界大会で、今年で2度目の開催。予選には過去最多の90の国と地域、累計1,651万人が参加し、各国の代表選考会を経て集まったモバイル部門12か国、家庭用ゲーム機部門12か国の代表選手たちが、10日から行われたグループステージに臨み、決勝の舞台を目指して世界最高峰の戦いを繰り広げました。 勝ち点制で行われたモバイル部門の決勝戦。1戦目は前半にタイが強烈なミドルシュートで先制すると、後半にも追加点を決めてブラジルを圧倒。2戦目はブラジルが先制して意地を見せるも、タイがすぐに追いつき、そのまま引き分けで試合が終了。白熱した戦いを制したタイが初優勝を飾りました。 同じく勝ち点制で行われた家庭用ゲーム機部門の決勝戦は、ポーランドとイタリアのヨーロッパ対決が実現。1戦目を1-1の引き分けで終え、迎えた運命の2戦目。ポーランドが前半終了間際に均衡を破る先制点を挙げると、その後は鉄壁の守備を貫き、ポーランドに初の栄冠をもたらしました。 決勝戦の激闘は、アーカイブ動画として公開中です。 また、2026年に開催予定の「FIFAe World Cup 2026™」のゲーム内予選が、2026年2月から『eFootball™』でスタートします。 ゲーム内から各国代表を決める熱き戦いに参加し、世界への切符を手にしましょう。「FIFAe World Cup 2025™」決勝戦のアーカイブ動画はこちらから! モバイル部門:https://www.youtube.com/live/yQC99d8lxss 家庭用ゲーム機部門:https://www.youtube.com/live/BAEoA5Zncwkモバイル部門、家庭用ゲーム機部門の優勝者 ■モバイル部門優勝 JXMKT選手(タイ) とても誇らしいです。まずはコーチに感謝したいです。彼なしではチャンピオンになれなかったし、チーム、そしてタイで応援してくれていた方々にも感謝したいです。夢が叶いました。■家庭用ゲーム機部門優勝 Ostrybuch選手、Zilo選手(ポーランド) ・Ostrybuch選手 ファイナルに来るまで素晴らしいプレーを続けられました。この優勝に値する活躍ができたと感じています。 ・Zilo選手 非常に特別なことです。特に兄弟でこの場に立っていることを誇りに感じます。『eFootball™』とは 『eFootball™』は、1995年7月21日に第1作を発売した、人気サッカーゲーム「ウイニングイレブン」シリーズをリブランディングしたタイトルです。世界累計ダウンロード数は9億を超え、世界中のサッカーファンの皆様に愛され、今年で30周年を迎えました。家庭用ゲーム機、PC、モバイルで“基本プレー無料”で遊ぶことができ、実在するクラブや代表チームでリアルなアクションサッカーを楽しめます。また、選手の移籍や試合での活躍など、現実のサッカーの動向も毎週反映されます。“自分だけ”のオリジナルチームで対戦できる「ドリームチーム」や、オンラインで最大3vs3の協力プレーが楽しめる「co-op」など、初心者から上級者まで楽しめるモードが用意されています。 eFootball™公式サイト: https://www.konami.com/efootball/ja/ 公式Xアカウント: @we_konamiタイトル情報 タイトル:eFootball™ メーカー:KONAMI ジャンル:サッカー 配信日:2025年8月14日 希望小売価格:基本プレー無料(アイテム課金制) 対応機種: ■家庭用版:PlayStation®5、PlayStation®4、Xbox Series X|S、Xbox One ■PC版:Windows、Steam® ■モバイル版:iOS、Android 権利表記: All copyrights or trademarks are the property of their respective owners and are used under license. ©Konami Digital Entertainment Unreal® is a trademark or registered trademark of Epic Games, Inc. in the United States of America and elsewhere adidas, the 3-Bars logo, the 3-Stripe trade mark, Predator are registered trade marks of the adidas Group, used with permission. "eFootball"、"e-Football"、"eサッカー"、"e-サッカー"および"eFootballロゴ"は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの日本およびその他の国と地域における登録商標または商標です。
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- 【大会レポート】 『エーペックスレジェンズ』高校日本一はeスポーツ高等学院 ヨコハマ校! ──第3回 NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権
- 高校生のためのeスポーツ選手権大会「第3回 NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権」『エーペックスレジェンズ』部門の決勝が2025年12月7日(日)にオンラインで開催され、東日本通信制ブロックから勝ち上がったeスポーツ高等学院 ヨコハマeスタジアム「英雄おさかなver2」が初優勝となった。『エーペックスレジェンズ』部門は、東日本/西日本、全日制ブロック/通信制ブロックからそれぞれ5チームずつ、合計20チームが5ゲームを戦い、高校日本一を決定する。チーム編成はトリオ(3人)で、生存ポイント(チャンピオン獲得で10ポイント、以下順位に応じたポイント)と撃破ポイント(1撃破=1ポイント)による合計ポイントで争われた。NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権 とはeスポーツを通じて仲間と共に成長することを目的とした、高校生のためのeスポーツ選手権大会。仲間とともに日頃の練習の成果を発揮し優勝を目指す、高校生活の輝かしい1ページとなる大会と銘打っている。『エーペックスレジェンズ』部門は今年で2回目。国を4ブロック(東日本・西日本の全日制高校/通信制高校)に分け、10月11日(土)~12日(日)のオンライン予選を経て、12月7日(日)に決勝大会(オンライン)が行われた。 ゲーム1〜3: 今大会は、「E地区」「ワールズエッジ」「ストームポイント」を戦い、再び「E地区」「ワールズエッジ」を繰り返すという3つのマップで5試合で争われた。ゲーム1は仙台育英学園高等学校「獄炎終焉ストロガノフ」がチャンピオンを獲得し20ポイントを獲得したが、S高等学校「トロールやめてね2」が撃破数で上回り、総合首位に立つ。※2位の学校名は表記間違いで「仙台育英学園高等学校」 ゲーム2は、中央高等学院 渋谷原宿校「大和魂Ver.3.0」がチャンピオンを獲得。ゲーム1で首位に立ったS高は早々に全滅してしまったが、仙台育英高は2位を獲得し、総合首位に浮上した。※2位の学校名は表記間違いで「仙台育英学園高等学校」 ゲーム3ではeスポーツ高等学院 ヨコハマ校が、初チャンピオン+撃破ポイントで1位を獲得。ゲーム1で1位だったS高は2連続入賞を逃し3位に下がった。ゲーム4では、バンタンゲームアカデミー高等部 大阪校「3ando baggus」がチャンピオンを獲得したものの、eスポーツ高等学院 ヨコハマ校が2度目の首位に。再びeスポーツ学院 ヨコハマ校が1ポイント差でマップを制し、総合順位でも首位に浮上。1位と2位の間は15ポイント離れているが、上位チームは安定的な試合運びで常に上位にいるため、逆転するには30ポイント近く必要となっていた。迎えた最終のゲーム5は、チャンピオン獲得だけでなく撃破ポイントが必要なため、可能性の残るチームは積極的に動き、結果としてスキも見せやすくなりライバルを有利にしてしまうというジレンマがある。そんな中で、N高等学校「アバタケカブラ」が最後は1v3の地の利を生かして、この日初のチャンピオンを獲得した。最終結果:攻守のバランスに優れたチームが好成績に 5ゲームを終え、3位はS高等学校「トロールやめてね2」。ゲーム1で大量得点を獲得したものの、その後はやや苦しい展開となったが、「スクリムでは死なないように帰すという練習をしていて、最初の試合でそれが発揮できました」と練習の成果を発揮できたと振り返った。2位はゲーム2でチャンピオンを獲得し、後半で一気に浮上した中央高等学院 渋谷原宿校「大和魂Ver.3.0」。XXI_silvia選手は「私自身高校3年生で受験生なので、『エーペックス』にあまり力を入れられなかったんですが、その状況で2位を取れたので満足です。1〜2試合目は順位ポイントを意識していたんですが、3試合目以降は撃破ポイントを狙ってアグレッシブに動いたのがうまくいきました」とコメントした。そして優勝は、eスポーツ高等学院 ヨコハマeスタジアム校「英雄おさかなver2」。リーダーの英雄希望EX選手は、「スクリムなどに出てたくさん練習して、ダメなところを改善していけたのがよかった」と勝因を語り、「ランクマッチだと動きを考えなくても勝てるんですが、大会となると人数の残り方も変わってくるので、立ち回りを意識しました」と大会ならではの戦い方を考慮していたことも明かした。なお、ベストプレーヤー賞はS高のAsunaSkyWaler選手が獲得している。第3回 NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権 『エーペックスレジェンズ』部門 最終結果順位所属チーム|選手名順位撃破合計1 eスポーツ高等学院 ヨコハマeスタジアム「英雄おさかなver2」 27 50 77 2 中央高等学院 渋谷原宿校「大和魂Ver.3.0」 32 26 58 3 S高等学校「トロールやめてね2」 17 39 56 4 仙台育英学園高等学校「獄炎終焉ストロガノフ」 27 22 49 5 N高等学校 福岡薬院キャンパス「Forget Me Not」 29 15 44 6 eスポーツ高等学院 シブヤeスタジアム「漆黒ノ断罪者」 26 16 42 7 eスポーツ高等学院 クマモトeスタジアム「BIG×サイダーッ」 29 12 41 8 N高等学校「アバタケタブラ」 21 19 40 9 バンタンゲームアカデミー高等部 大阪校「3ando baggus」 27 12 39 10 N高等学校 ところざわサクラタウンキャンパス「Re:でぇーようかいバナバナ」 18 15 33 11 奈良県立二階堂高等学校「NextKnckDoor」 18 13 31 12 愛知県立犬山総合高等学校「unlimited」 17 11 28 13 阿南工業高等専門学校「覚醒・ウォーターサーバー 13 10 23 14 バンタンゲームアカデミー高等部 東京校「EliteSpark」 12 11 23 15 東日本国際大学附属昌平高等学校「山田太郎」 11 12 23 16 大阪eゲームズ高等学院「OEGHS_Glänz 18 4 22 17 科学技術学園高等学校「それゆけ脳筋隊」 18 2 20 18 岡山県共生高等学校「純正三兄弟 9 11 20 19 大橋学園高等学校「nooblegends」 13 2 15 20 兵庫県立尼崎工業高校 「マグロ丼」 8 3 11 配信URL NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権:https://www.nasef-nhec.jp/エーペックスレジェンズ/© 2025 Electronic Arts Inc.
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- 【大会レポート】2,000機のドローンを使った世界最大サイズ空中テトリス大会「Red Bull Tetris® World Final」が開催!
- 「テトリス」の新グローバルトーナメント「Red Bull Tetris®」の決勝戦が、12⽉11⽇(⽊)〜13⽇(⼟)にドバイにて開催。トルコのフェフミ・アタラー選手が優勝した。「Red Bull Tetris®」は2,000機以上のドローンを使ったライブプレーにより実施され、高得点のプレーヤーが勝利するといった大会形式となっている。<以下、ニュースリリースより>ドバイ・フレームが巨大なゲーム画面に!eスポーツがスクリーン外に飛び出し、没入型空間が夜空に登場 レッドブルは、世界で5億2千万本以上販売し、40 年以上にわたって世界中で愛されているパズルゲーム「テトリス」の新グローバルトーナメント「Red Bull Tetris®」を開催しました。12月11日(木)~13日(土)にドバイ(U.A.E.)で開催した Red Bull Tetris® World Final には、日本を含む60カ国以上の代表が出場。現地時間の13日(土)の夜に実施したトーナメントの決勝では、2,000機以上のドローンを使用して世界初の空中にてリアルタイムでプレーするテトリス公式戦を世界最大サイズで行い、フェフミ・アタラー(トルコ)が優勝しました。世界最大&世界初のスクリーンでRed Bull Tetris®をプレーするフェフミ・アタラー|Dean Treml / Red Bull Content Pool 日本代表のAK(19歳、埼玉県、学生)は予選をTop3通過しましたが、現地時間12日(金)に行われたトーナメントは残念ながらベスト16で敗退しました。大会を終えてAKは「初の海外だったので緊張しました。初日のパーティで少し緊張が解け、翌日の予選は会場が砂漠の中で、砂漠に感動しました。またバギー搭乗やプールなどを楽しみながら試合に臨み、いい結果を残すことができました。決勝トーナメントは勝ちを意識しすぎたことで焦りが出てしまい、緊張しすぎて思うようなプレーができず、悔しい結果で終わりました。楽しみにしていたドローンを使ったテトリスに加えて、花火やオーケストラなどの演出がとても豪華で、あの舞台に立ちたかったです。レッドブル・テトリスはワールドファイナルがドバイで開催されたことに限らず、日本の決勝が東京ゲームショウの会場内で行われたり、あめみやたいようさんがゲストだったりと、とにかく規模が大きいイベントだと思いました。ぜひ次回も開催してほしいですし、次回こそは絶対に優勝したいです」とコメントしました。決勝トーナメント、ベスト32戦のAK(手前)|Dean Treml / Red Bull Tetris コメントするAK|Leo Rosas / Red Bull Tetris 決勝トーナメントの対戦表は下記よりご覧いただけます。https://www.redbull.com/int-en/events/red-bull-tetris-world-final/red-bull-tetris-world-final-brackets ドバイの観光名所「ドバイフレーム(高さ150m × 幅93m)」をその名の通り枠に見立てた、世界最大で世界初となるライブでプレーが可能な空中でのテトリス公式戦により、eスポーツはスクリーン外へと飛び出し、没入型オープンエア空間となりました。テトリスを従来のスクリーン上の体験から“空”へ引き上げたこの決勝に勝ち進んだのはペルー代表のレオ・ソロザノ(Leo Solorzano)とトルコ代表のフェフミ・アタラー(Fehmi Atalar)でした。ドバイフレームが世界最大&世界初の空中でプレー可能なテトリス公式戦のゲーム画面に Red Bull Content Pool Marc Schwarz / Red Bull Content Pool ドローンや花火などの演出で大会を盛り上げ Philip Platzer / Red Bull Content Pool Philip Platzer / Red Bull Content Pool 適応力、即時の判断、精密な操作が試される“世界で最も万能なテトリスプレーヤー”を決める戦いは観客を最後まで釘付けにする熱戦が繰り広げられました。どちらが先に挑むかを決めるオフステージの試合を行いフェフミ・アタラーが勝利して「後攻」を選択。先攻のレオ・ソロザノがTスピンを活用して5分間のゲームを57,164点で終えると、超えるべきスコアが明確なフェフミ・アタラーは際立ったパフォーマンスを披露。制限時間の 3分の2 を通過時点でレオ・ソロザノのスコアを超え、決定的なテトリミノをはめるなどしてスコアは 168,566点を達成し、本大会の初代世界王者としてテトリス史に名を刻みました。 大会を制したフェフミ・アタラーは大会後「本当に信じられない、夢の様だ。イベントは唯一無二で自分のテトリス経験の中で最高の瞬間だ。マシンみたいに完璧なプレーができて、どの試合でも1点も取りこぼさなかった。とてもうれしい」とコメントしています。フェフミ・アタラーはコンピュータ工学の学生(19歳)| Dean Treml / Red Bull Content Pool 世界王者に向けた戦いはトーナメント用のゲーム「Red Bull Tetris®」を使用して行いました。本大会は18 歳以上であれば誰でも参加可能な世界最大級のグローバルゲーム大会で、スマートフォンのブラウザ上で行われた予選は全世界で700万回以上ゲームが遊ばれました。日本では予選の上位4名が9月28日(日)に東京ゲームショウの会場内で開催したJapan Final(PC版Red Bull Tetris®を使用)で戦い、AKが日本代表の座を獲得しました。■Red Bull Tetris® World Final 概要大会名:Red Bull Tetris® World Final優勝:フェフミ・アタラー(Fehmi Atalar)/トルコ決勝戦試合形式:ドバイ・フレーム内で2,000機以上のドローンを用いたライブプレー。 同時対戦では無く、それぞれが1ゲームして高得点者が勝利(BO1形式)優勝スコア:168,566点開催日:12月11日(木)~13日(土)会場:ドバイ・フレーム(ドバイ(U.A.E.))出場者:60名(60カ国のチャンピオン)備考:各国予選に向け、世界中のスマホでRed Bull Tetris®は700万回以上プレーされた
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- 【結果速報 12月14日「SFL 2025 Pro-JP プレーオフ DAY2」】 「先鋒・中堅連敗からの大将LeSharの勝利が分岐点だった」 RC、ZETAを下したiXAに大差で勝利!
- 『ストリートファイター6』(スト6)の国内プロリーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025」(SFリーグ 2025)が8月29日(金)より開催中。本リーグは、出場する12チームがDivision S、Division FといったふたつのDivisionに分かれリーグ戦を行うeスポーツ大会。12月14日(日)は、Division Fの全10節を戦い抜いた6チーム中上位3チームによるプレーオフを開催。3位と2位によるマッチ1と、1位と準決勝の勝者によるマッチ2の2試合が行われた。プレーオフの見どころ:ZETAヤマグチが事実上の初参戦 プレーオフはレギュラーシーズンよりも1試合が長くなり、先に70ポイントを先取したチームが勝利となる。1巡目で取れる最大ポイントは40ポイントのため、早ければ2巡目までで勝負がつく計算だ。ホーム/アウェーの選択は、本節の順位が上のチームがホームからスタートし、先鋒・中堅・大将の3試合を1巡として入れ替わる。また、プレーオフでは延長戦はなく、2巡目までに必ず各チームの4人全員の参加が必須に。これにより、必ず1巡目にない組み合わせの試合が盛り込まれ、対戦組み合わせの戦略も複雑になると同時に、観る側にとっては新鮮な試合を楽しめるルールとなっている。なお、翔のシーズン途中での欠場により、本節途中で追加登録されたヤマグチは延長戦のみの出場に限定されていたが(本節では結果的に延長戦がなく不出場)、このプレーオフから本格的にZETAのメンバーとして参戦。舞を使うという情報は知られていたが、iXAにとってもRCにとっても未知数の存在がどう影響するかも注目ポイントだった。チームマッチ1:ZETA DIVISION Geekly vs 広島 Team iXA マッチ1は2位のiXAがホーム、3位のZETAがアウェーでスタート。1巡目はZETAのオーダーに対して有利な選手・キャラを当てられるiXAが条件的に有利だ。1巡目 先鋒戦はひぐち(ガイル)が「いつもの調子が出ていない」というあきら(キャミィ)に勝利。中堅戦では今季初参戦となったヤマグチ(舞)が登場したが、ひびき(リリー)の舞対策が奏功し初勝利はお預け。互いに10ポイントずつを取り合う。勝った方が20ポイント獲得と大きくリードできる大将戦は、ももち(エド)とあでりい(エド)のミラーマッチに。意外にも本節では第10節大将戦の一度しか戦っておらず、その際はあでりいが勝利していたが、今回は3-2のフルカウントの末にももちがリベンジ。まずはアウェーのZETAが20ポイントをリードした。対戦カードZETA(アウェー)iXA(ホーム)先鋒(2-0) ✅ひぐち(ガイル:C) あきら(キャミィ:C) 中堅(1-2) ヤマグチ(舞:C) ✅ひびき(リリー:C) 大将(3-2) ✅ももち(エド:C) あでりい(エド:C) 合計 30pt 10pt 2巡目 2巡目でアウェーに回ったiXAは、先鋒戦にACQUA(ブランカ)、中堅戦にあきら(キャミィ)、大将戦にあでりい(エド)というオーダー。先鋒戦でひぐちが「ジャストパリィ」を決めてACQUAを制し、ヤマグチがあきらの大胆な攻めをしっかり差し替えし、ZETAが連勝する。この時点で50ポイントを獲得したZETAは、続く大将戦で勝利すれば勝利が確定する。そんな場面でZETAは、第5節であでりい(エド)に勝利しているひかる(A.K.I)を投入。毒と遠距離攻撃でひかるがあでりいを翻弄する展開となったが、体力が少ない状況からの大逆転の連続であでりいが勝利し、チームの危機を救った。対戦カードZETA(ホーム)iXA(アウェー)先鋒(2-0) ✅ひぐち(ガイル:C) ACQUA(ブランカ:C) 中堅(2-1) ✅ヤマグチ(舞:C) あきら(キャミィ:C) 大将(2-3) ひかる(A.K.I.:C) ✅あでりい(エド:C) 合計 50pt 30pt 3巡目 3巡目にもつれ込み、ZETAが再びアウェー側になったが、依然として先鋒・中堅を勝つか、大将が勝てば勝利するZETAが圧倒的に有利な状況だ。先鋒戦のひぐちには、この日3人目の相手となるひびき(リリー)が、ソニックブームをかいくぐって接戦に勝利。さらに、2順目と同じカードとなった中堅戦では、あきらがやまぐちにリベンジを果たす。iXAが50-50まで追いつき、勝利するのは大将戦を制したチーム。ここで再びももちvsあでりいの大将戦が繰り広げられた。1巡目で勝利しているももちは、距離を詰めて相手の裏側に回る「サイコナックル」を効果的に使い、早々にリーチをかける。しかし、あでりいも体力不利から無敵技の「ODサイコアッパー」や「ドライブインパクト」などで追いすがる。フルセットの末、最後はラッシュ止めから的確なSAまでのコンボをきっちり叩き込んだあでりいがZETAに引導を渡した。これで、iXAは70-50でZETAに勝利。マッチ2で待つREJECTへの挑戦権を獲得した。2024年は3位に終わったiXAにとって、グランドファイナル出場は初となる。対戦カードZETA(アウェー)iXA(ホーム)先鋒(1-2) ひぐち(ガイル:C) ✅ひびき(リリー:C) 中堅(1-2) ヤマグチ(舞:C) ✅あきら(キャミィ:C) 大将(2-3) ももち(エド:C) ✅あでりい(エド:C) 合計 50pt 70pt 最後の大将戦で敗れたZETAのももちは「4人ともすごく頑張っていたので悔しい。もうちょっとこの4人で(グランドファイナルも)戦いたかった……」と言葉を詰まらせつつ、「4人とも若いのでまだ先がある。次も頑張りたい」と語り、ファンやスタッフに向けて1年間の応援への感謝を口にした。勝利したiXAのACQUAはRC戦に向けて、「疲労もあると思うけど、勢いにも乗っていると思うので、次も頑張りたい」と、連勝に向けて意気込みを語った。チームマッチ2:広島 Team iXA vs REJECT グランドファイナル進出がかかったマッチ2。本節での2度の対戦ではRCがiXAに勝利しており、iXAが勝利したのは、第2節での中堅あでりいの1試合のみ。また、RCのウメハラはiXA戦に一度も出場していないため、この試合で初めてのiXAとの対戦となる。あきらにとっては、本来の所属チームの仲間たちとのグランドファイナル出場をかけた試合となった。1巡目 RCがホームから始まった1巡目は、有利をうまく生かせずiXAが活躍。先鋒のあきら(キャミィ)がときど(ケン)を、中堅のひびき(リリー)がふ〜ど(エド)を見事に制す。40-0のかかった大将戦では、あでりい(エド)に対してLeSharが本節ではあまり使ってこなかったエドで挑む。互いに高い反応速度と差し返しの精度をぶつけ合う中、LeSharがフルセットであでりいに勝利し、20-20の同点とした。対戦カードiXA(アウェー)RC(ホーム)先鋒(2-1) ✅あきら(キャミィ:C) ときど(ケン:C) 中堅(2-0) ✅ひびき(リリー:C) ふ〜ど(エド:C) 大将(2-3) あでりい(エド:C) ✅LeShar(エド:C) 合計 20pt 20pt 2巡目 iXAがホームとなった2巡目、先鋒戦は近づきたいACQUAを近づかせないままふ〜どが勝利。中堅戦は通常技で固めるあきらに対し、「ドライブインパクト返し」や歩き瞬獄殺なども見せたウメハラが勝利し、RCが連勝する。そして大将戦は再びあでりい vs LeSharのオーダー。LeSharが早々にリーチをかけたものの、1巡目の教訓を生かしたあでりいが追いつく。しかし最後は差し返しとラッシュ止めがうまく刺さったLeSharが勝利した。対戦カードiXA(ホーム)RC(アウェー)先鋒(0-2) ACQUA(ブランカ:C) ✅ふ〜ど(エド:C) 中堅(1-2) あきら(キャミィ:C) ✅ウメハラ(豪鬼:C) 大将(2-3) あでりい(エド:C) ✅LeShar(エド:C) 合計 20pt 60pt 3巡目 前日と同様に、あと10ポイントで勝利するCRに対して、iXAは4試合連続で勝利する必要がある。そんな大事な3巡目のiXAは、1巡目と同じオーダーに。先鋒戦にはときどがリベンジを狙って登場。あきらは1試合目を勝利するが、ときどもあきらを画面端で追い詰め、両者マッチポイントで迎えた最終ラウンド。互いにSAが貯まった状態からときどのしゃがみ中K→「ドライブラッシュ」でSAを決め、リーダーのときどがチームの勝利を自らの手で決めた。対戦カードiXA(アウェー)RC(ホーム)先鋒(1-2) あきら(キャミィ:C) ✅ときど(ケン:C) 中堅(-) ひびき(リリー:C) ー 大将(-) あでりい(エド:C) ー 計 20pt 70pt 試合を終えたiXAのACQUAは、「毎節広島でパブリックビューイングをしていて、回を増すごとに応援の声も増えて、その甲斐もあってここまで来れた。去年は3位で今年は2位だったので、来年はグランドファイナルに行きたい」とファンに向けてあらためて感謝の言葉を述べた。そして、2024年に引き続き、グランドファイナル進出を決めたREJECTのときどは、「最初に僕が負けてしまったが、全員が点を取ることができたのが勝利につながった。CRは競技シーンにとっても大きな影響力を持つチームなので、こちらが挑ませてもらう気持ちで頑張りたい」と1月の試合に向けて抱負を語り、もはや恒例となったいつもの「チームREJECT!」コールでインタビューを締め括った。これでDivision Fの全試合が終了。REJECTが「プレーオフ グランドファイナル」進出を決めた。そして、2026年1月31日(土)にパシフィコ横浜で開催される「ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2025 グランドファイナル」では、Division SのCrazy Raccoonと、Division FのREJECTが、チーム日本一の座をかけた最終決戦に挑む。配信アーカイブ 12月14日(日)のDivision Fプレーオフのアーカイブは、有料配信サービス「SPWN」の有料チケットを所有していれば期間内は閲覧可能。なお、視聴期限終了後の2026年1月25日には、YouTubeにて無料でも配信される。【DAY2】 2025年1月25日(日) 15:00~ (予定)YouTube:https://www.youtube.com/@CapcomFightersJPTwitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■関連リンクCAPCOM eSports公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@CapcomFightersJPCAPCOM eSports公式Twitchチャンネル:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jpSFL 2025 出場チーム:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/team/SFL 2025 日程・試合結果:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/schedule/©CAPCOM