2025年1月29日(水)から2月2日(日)の5日間にかけて札幌で開催された『Apex Legends』の世界大会「Apex Legends Global Series(ALGS) Year 4 Championship」。日本で絶大的な人気を誇っていたタイトルの世界大会が遂に日本で開催されたのだ。
会場には日本のファンが多く詰めかけすごい熱狂ぶり。今回はそんな会場の様子をお届けすると共に、なぜ札幌で開催された世界大会がこんなにも大成功を収めることができたのかを検証していく。
ついに日本で開催されたALGS!
会場は試合が行われるメインステージと物販やファンミーティングが行われるファンブースに分かれていた。まずは、試合会場となったメインステージの様子からお届けしよう。
メインステージを見たとき、最初に感じたのは「配信で見たALGSの会場だ」という印象だった。以前、同タイトルのイベント「Apex Legends Asia Festival 2024 Winter」に取材に行った時とはまた一風変わった雰囲気を醸していた。選手の真剣な眼差し、息をのむような緊張感が座席にいるこちらにも伝わってきて、試合の迫力というものが段違だ。


会場の座席が選手を囲うように配置されており、自由席であったため、好きなチームを近くで応援することができたのも印象的だった。これはサッカーや野球などのスポーツ観戦に似たスタイルであり、好きな選手を自分の好きな席で応援できるというのはとても素晴らしい体験だった。



会場のモニターの使い方も素晴らしく、状況が分かりやすく非常に見やすかった。ステージ正面には7枚のモニターがあり、両端は試合のリアルタイムのリザルト、残り5枚でマップ画面と実況解説の画面が表示されていた。実況解説でマップを見ているときは試合の画面が映されたりと観客が見ていて飽きない仕様になっていた。



このモニターの使い方は試合終盤になるとより輝いていて、試合を映すモニターが3枚なのだが、それぞれで同じチームの別視点を移しているのだ。
試合終盤になれば状況が混沌とし何が起きてるか分かりづらくなる『Apex Legends』。特にひとりの視点だけでは情報が足りなくなって訳が分からなくなってしまうのだが、そういった時に同チームのメンバー全員のの視点が表示されていることで、どこまでエリアが取れているのか、どうやって敵と戦っているのかという情報が分かりやすく非常に見やすかったのを今でも覚えている。



会場の素晴らしさはなにも選手や試合だけではない。ファンの熱量というのも凄まじいものだった。日本で初めて開催されたALGSの大会。誰しもがAPAC Northチームの活躍、ひいては日本チームの活躍を望んでいた。その期待に応えるかのようにFnatic、GHS Professionalはチャンピオンを獲得、同じ地域Crazy RaccoonやENTER FORCE.36もチャンピオンを獲得していった。

その時の会場の声援はすさまじく、会場が揺れるほどの熱狂ぶり。海外チームがチャンピオンを取った時の歓声もすごかったが、日本チームなどがチャンピオンを取ったときの歓声はそれを遥かに超える熱量があった。それだけファンが日本チームに期待していたという表れでもあるだろう。
最終日に至っては入場時にスティックバルーンが配られ、全員がスティックバルーンを叩いて応援するのが印象的だった。スティックバルーンの先には小型のライトが入っていてバルーンを叩くと光る仕様に。拍手よりもはるかに音が出て盛り上がるため、音で盛り上げ、目で見ても楽しめるそんな空間になっていた。
残念ながら決勝で日本チームが優勝することはなかったが、Fnaticの活躍に一喜一憂し、まだ試合が終わらないでくれという観客の嘆きも合わさり、会場は阿鼻叫喚の嵐となっていた。

メインステージの後ろでは物販や来場者限定のコンテンツが開かれたファンゾーンがあり、こちらも多くのファンで賑わっている印象だった。特に試合の合間が長いときはこちらのファンゾーンを周りながら会場を楽しんだり、『Apex Legends』が遊べるフリープレーエリアもあったため、そこでゲームをする人などさまざまなファンが見受けられた。


公式グッズを販売する物販だけでなく、チームブースも多数用意されており、FnaticやCrazyRaccoonをはじめ、さまざまなチームブースが展開されていた。特に人気だったのはCrazyRaccoonとRIDDLE ORDERのブース。CrazyRaccoonは直前に100 Thievesとのコラボを発表した影響もあり、コラボグッズを求めて大量のファンが詰めかけていた。
RIDDLEは惜しくも大会に出場できなかったが、国内に多数のファンを抱えたeスポーツチーム。普段、グッズを手に入れるのが難しいのでこういう機会に購入するという人は多い印象だった。
チームブースはほかにもAlliance、Team Liquidなど多くのチームも出展しており、日本のファンだけでなく、海外のファンも多く訪れていた。

個人的にはゲーム内に登場する武器やスパレジェのレプリカが飾られていたのが印象的で、精密に作られていて完成度が非常に高かった。昔はレイスのクナイだけだったものが、年々増えていき、ほとんどのレジェンドに実装されるほど増えたんだと目で見て実感できるような展示物だった。



ほかにも、巨大なネッシーやプロ選手と交流できるミート&グリートなど本当にさまざまなエリアがあり、一日中楽しめる、ひいては5日間楽しみ続けられる会場になっていた。





なぜここまで「ALGS札幌」は盛り上がったのだろうか。筆者は札幌で開催したからこそ成功したのではないかと思う。
多くの日本ファンが詰めかけた本イベント。同じ北海道から来ている現地の方もいると思うが、北海道以外から来ている方も多かったと感じた。そういったファンは本イベントで観戦を楽しみながら北海道に旅行に来るという方も多かっただろう。旅行とイベントが重なったからこそ成功したイベントだったのではないだろうか。
また、海外勢から日本の評価が高かったことも成功した理由のひとつだ。参加した海外ファンからは、「もっとApexのオフライン大会が日本で開催されるべきだ」といった次の大会を切望するような反応がたくさんあった。TSMのVerhulst選手やGoNextの選手たちもまた日本で開催してほしいと願っているほど素晴らしいイベントだったようだ。
「ALGS札幌」は取材に行った身としても非常に楽しかったイベントであり、会場に来たファンを見ても大成功したイベントだと思う。これは日本だけでなく海外ファンからの評価が高いことからも言えることだ。このイベントは多くのファンの熱量なしには実現できなかった——。それこそキャスターの平岩氏の言う「6年越しの夢」が実現したのだ。
しかし、ここで終わらないでほしい。また日本で開催して、毎年日本で開催できるくらい盛り上がって『Apex Legends』という競技をもっともっと盛り上げていってほしいと思っている。もちろん筆者もそのために競技の良さを伝えていけたらと思う。
■関連リンク
公式サイト:
https://www.ea.com/ja-jp/games/apex-legends/compete
撮影:フリーダム山中
編集:いのかわゆう
会場には日本のファンが多く詰めかけすごい熱狂ぶり。今回はそんな会場の様子をお届けすると共に、なぜ札幌で開催された世界大会がこんなにも大成功を収めることができたのかを検証していく。
ついに日本で開催されたALGS!
現地はすさまじい熱狂ぶり!
会場は試合が行われるメインステージと物販やファンミーティングが行われるファンブースに分かれていた。まずは、試合会場となったメインステージの様子からお届けしよう。
メインステージを見たとき、最初に感じたのは「配信で見たALGSの会場だ」という印象だった。以前、同タイトルのイベント「Apex Legends Asia Festival 2024 Winter」に取材に行った時とはまた一風変わった雰囲気を醸していた。選手の真剣な眼差し、息をのむような緊張感が座席にいるこちらにも伝わってきて、試合の迫力というものが段違だ。


▲本番の空気というのがひしひしと伝わってくるような会場。圧巻の景色とさまざまな演出にワクワクして観戦を楽しめた
会場の座席が選手を囲うように配置されており、自由席であったため、好きなチームを近くで応援することができたのも印象的だった。これはサッカーや野球などのスポーツ観戦に似たスタイルであり、好きな選手を自分の好きな席で応援できるというのはとても素晴らしい体験だった。


▲1日目や2日目は日本チームの近くで観戦したのだが、周りの観客が同じチームを応援していることで、喜びや落胆など周囲との一体感が感じられた

▲選手のお茶目なパフォーンマンスも肉眼で見えるほど近い! 選手との距離が近いというのはそれだけで臨場感などが増す気がする
広い会場でも試合の展開が分かりやすいレイアウト
会場のモニターの使い方も素晴らしく、状況が分かりやすく非常に見やすかった。ステージ正面には7枚のモニターがあり、両端は試合のリアルタイムのリザルト、残り5枚でマップ画面と実況解説の画面が表示されていた。実況解説でマップを見ているときは試合の画面が映されたりと観客が見ていて飽きない仕様になっていた。



▲どのモニターを見れば自分の見たい情報があるのかが非常に分かりやすかった。試合画面を見れば観戦そのものが楽しめるし、マップ画面を見れば全チームの動きが分かる。リザルトを見れば、応援しているチームが何位にいるのか分かるので、観戦しやすかったというのが印象だ
このモニターの使い方は試合終盤になるとより輝いていて、試合を映すモニターが3枚なのだが、それぞれで同じチームの別視点を移しているのだ。
試合終盤になれば状況が混沌とし何が起きてるか分かりづらくなる『Apex Legends』。特にひとりの視点だけでは情報が足りなくなって訳が分からなくなってしまうのだが、そういった時に同チームのメンバー全員のの視点が表示されていることで、どこまでエリアが取れているのか、どうやって敵と戦っているのかという情報が分かりやすく非常に見やすかったのを今でも覚えている。

▲試合中の画面をただ移すだけでなく、俯瞰で視点を見せてくれたりとさまざまな工夫で試合を映してくれていた


▲モニターだけでなく、選手が座る座席にもさまざまな工夫があり、チームのランドマークが表示されたり、チーム構成が表示されたり、部隊壊滅した時は、その表示がでるようになっていた。見ている人が選手の席を見ても状況が分かりやすくなっていた
ファンの応援に応える推しの大活躍!
会場の素晴らしさはなにも選手や試合だけではない。ファンの熱量というのも凄まじいものだった。日本で初めて開催されたALGSの大会。誰しもがAPAC Northチームの活躍、ひいては日本チームの活躍を望んでいた。その期待に応えるかのようにFnatic、GHS Professionalはチャンピオンを獲得、同じ地域Crazy RaccoonやENTER FORCE.36もチャンピオンを獲得していった。

▲4日目に念願のチャンピオンを獲得した日本代表のGHS Professional。1tappy選手を引退させまいと奮闘する4rufa選手とtaida選手の意気込みがこちらまで伝わってくるようだった。この念願のチャンピオンには会場からも大歓声が送られた
その時の会場の声援はすさまじく、会場が揺れるほどの熱狂ぶり。海外チームがチャンピオンを取った時の歓声もすごかったが、日本チームなどがチャンピオンを取ったときの歓声はそれを遥かに超える熱量があった。それだけファンが日本チームに期待していたという表れでもあるだろう。
Fnaticチャンピオンの瞬間 pic.twitter.com/MeEdyrRrkl
— フリーダム山中 (@free_ymnk) January 29, 2025
▲こちらは1日目でFnaticがチャンピオンを獲得したときの会場の様子。母国開催ということもあってかものすごい歓声が沸き起こっていた
最終日に至っては入場時にスティックバルーンが配られ、全員がスティックバルーンを叩いて応援するのが印象的だった。スティックバルーンの先には小型のライトが入っていてバルーンを叩くと光る仕様に。拍手よりもはるかに音が出て盛り上がるため、音で盛り上げ、目で見ても楽しめるそんな空間になっていた。
残念ながら決勝で日本チームが優勝することはなかったが、Fnaticの活躍に一喜一憂し、まだ試合が終わらないでくれという観客の嘆きも合わさり、会場は阿鼻叫喚の嵐となっていた。

▲やはりスティックバルーンになると音の迫力が段違いだと感じた。試合が終盤になると祈るようにして観戦する方(筆者も)がちらほらいて、人それぞれの応援の仕方があるのも面白い
ファンゾーンではさまざまなコンテンツが展開
メインステージの後ろでは物販や来場者限定のコンテンツが開かれたファンゾーンがあり、こちらも多くのファンで賑わっている印象だった。特に試合の合間が長いときはこちらのファンゾーンを周りながら会場を楽しんだり、『Apex Legends』が遊べるフリープレーエリアもあったため、そこでゲームをする人などさまざまなファンが見受けられた。

▲ファンゾーンは少し小さめに作られていて、人の出入りが凄いときは入場規制ができるほどの人気ぶり。それだけさまざまなコンテンツがあり楽しめるエリアだったとも感じた

▲会場に来てもなお『Apex Legends』をプレーする人は非常に多かった。無論、筆者も大会も見たらやりたくなってしまう性分で、ここにいる人たちの気持ちが痛いほどに分かってしまう。それだけ会場で見た選手たちの影響は大きいということだ
公式グッズを販売する物販だけでなく、チームブースも多数用意されており、FnaticやCrazyRaccoonをはじめ、さまざまなチームブースが展開されていた。特に人気だったのはCrazyRaccoonとRIDDLE ORDERのブース。CrazyRaccoonは直前に100 Thievesとのコラボを発表した影響もあり、コラボグッズを求めて大量のファンが詰めかけていた。
RIDDLEは惜しくも大会に出場できなかったが、国内に多数のファンを抱えたeスポーツチーム。普段、グッズを手に入れるのが難しいのでこういう機会に購入するという人は多い印象だった。
チームブースはほかにもAlliance、Team Liquidなど多くのチームも出展しており、日本のファンだけでなく、海外のファンも多く訪れていた。

▲チームブースがFnatic、CrazyRaccoon、RIDDLE ORDER、Allianceなどさまざまなチームが出展していた。それこそ毎日チームブースの袋を持っている人を会場内で見かけるほど人気だった
個人的にはゲーム内に登場する武器やスパレジェのレプリカが飾られていたのが印象的で、精密に作られていて完成度が非常に高かった。昔はレイスのクナイだけだったものが、年々増えていき、ほとんどのレジェンドに実装されるほど増えたんだと目で見て実感できるような展示物だった。



▲どの展示物も成功に作られていて完成度の高さを感じた。レイスのクナイは色違いも展示されており、ほとんどのスパレジェは展示されていた
ほかにも、巨大なネッシーやプロ選手と交流できるミート&グリートなど本当にさまざまなエリアがあり、一日中楽しめる、ひいては5日間楽しみ続けられる会場になっていた。


▲自分の名前や使用レジェンドを書いて、ランクのシールを張るボードが4日目ともなると圧巻のひと言だった。ランクのシールが無数に貼られており、ダイヤやマスターが非常に多い印象だった

▲中には有名人の名前もあり。多くのインフルエンサーが来ているようで、ALGSの注目度の高さがうかがえた

▲普段、接することのないプロと交流できる貴重な機会。憧れの選手や好きな選手に一目会おうと多くの方が並ばれていた。このミート&グリートは事前にスケジュールが発表されておらず、ゲリラ的に行われている印象だった

▲加藤純一さんやゆきおさんなどさまざまなインフルエンサーが登場したステージ。トークイベントや1v1対決だったりとさまざまなイベントが行われ、その時は通路が通れないほど多くのファンで賑わっていた
まとめ
なぜここまで「ALGS札幌」は盛り上がったのだろうか。筆者は札幌で開催したからこそ成功したのではないかと思う。
多くの日本ファンが詰めかけた本イベント。同じ北海道から来ている現地の方もいると思うが、北海道以外から来ている方も多かったと感じた。そういったファンは本イベントで観戦を楽しみながら北海道に旅行に来るという方も多かっただろう。旅行とイベントが重なったからこそ成功したイベントだったのではないだろうか。
また、海外勢から日本の評価が高かったことも成功した理由のひとつだ。参加した海外ファンからは、「もっとApexのオフライン大会が日本で開催されるべきだ」といった次の大会を切望するような反応がたくさんあった。TSMのVerhulst選手やGoNextの選手たちもまた日本で開催してほしいと願っているほど素晴らしいイベントだったようだ。
「ALGS札幌」は取材に行った身としても非常に楽しかったイベントであり、会場に来たファンを見ても大成功したイベントだと思う。これは日本だけでなく海外ファンからの評価が高いことからも言えることだ。このイベントは多くのファンの熱量なしには実現できなかった——。それこそキャスターの平岩氏の言う「6年越しの夢」が実現したのだ。
しかし、ここで終わらないでほしい。また日本で開催して、毎年日本で開催できるくらい盛り上がって『Apex Legends』という競技をもっともっと盛り上げていってほしいと思っている。もちろん筆者もそのために競技の良さを伝えていけたらと思う。
■関連リンク
公式サイト:
https://www.ea.com/ja-jp/games/apex-legends/compete
撮影:フリーダム山中
編集:いのかわゆう
【フリーダム山中プロフィール】

2022年より活動を始めた新人ライター。RPGやアクション、シューティングなど、さまざまなジャンルのゲームを愛している。最近では『VALORANT』や『Apex Legends』、『リーグ・オブ・レジェンド』などの競技シーンを視聴しており、暇さえあれば日本の大会だけでなく、海外の大会も見るほど競技シーンが好き。

2022年より活動を始めた新人ライター。RPGやアクション、シューティングなど、さまざまなジャンルのゲームを愛している。最近では『VALORANT』や『Apex Legends』、『リーグ・オブ・レジェンド』などの競技シーンを視聴しており、暇さえあれば日本の大会だけでなく、海外の大会も見るほど競技シーンが好き。
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- 【結果速報 10月26日】ダルシムの雄、鶏めし勝利ならず……さはらがリセットの末に逆転勝利! 「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」第3回
- 『ストリートファイター6』の公式大会「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」日本大会 第3回が2025年10月26日(日)にオンラインにて実施され、ルーザーズから勝ち上がりリセットの末にさはら選手が優勝を果たし、WWポイント50点を獲得した。本大会は『ストリートファイター6』の世界大会「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得するために各地域でオンライン開催される「ワールドウォリアー」のひとつ。オンライン大会だが、esports Style UENOにてパブリックビューイングも行われた。多くのファンが見守る中、過去最多となる2300人以上のエントリーで熾烈な戦いを繰り広げた。CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会とは『ストリートファイター6』にて、世界中のプレーヤーが年間チャンピオンを目指し、各地域で激戦を繰り広げる大会「CAPCOM Pro Tour 2025」。その大会群のひとつつである「ワールドウォリアー」は、世界各地域のトーナメントオーガナイザーによって数カ月にわたり複数回開催される。「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会」は、順位に応じてポイントが獲得できる5回の通常大会と、ポイント順位上位選手8名による決勝大会の全6回で構成される。今年の日本大会は「スーパーリージョン」として位置付けられ、「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得できるのは2名。1名は5回の大会で最もポイントを獲得した選手。もう1名は、2〜8位までの選手の直接対決により決定する。なお、今回の「ワールドウォリアー」の成績優秀者の中から、2026年に愛知県で行われる「アジア競技大会」の日本代表選手の選考大会でもある。 ワールドウォリアー 日本大会 #3 試合結果 「ワールドウォリアー」日本大会 #3は、過去2大会に引き続き、1400人以上がエントリー。人数の増加に伴い、当初予定されていた開始時間が前倒しして実施された。プールではダブルエリミネーションのBo3、トップ8以降はBo5で行われた。トップ8は、ウイナーズ側は2BASSA、Seiya、さはら、鶏めし、ルーザーズ側はtaketake-piano、Taisei、きんちょ、ジャッシーと、第2回大会でルーザーズ側でトップ8入りしたさはら以外、3大会ともすべて顔ぶれが変わるという、日本勢の層の厚さと勝ち続けることの難しさを象徴する展開。そんな中、ウイナーズ側は鶏めしがさはらとSeiyaを下してグランドファイナル進出。ルーザーズ側はTaisei、きんちょが勝利するも、ウイナーズから降りてきたさはらと2BASSAがともに勝利し、さはらが勝ち上がってルーザーズファイナルへ。グランドファイナルは、一度は敗れたさはらが再び鶏めしの前に立つ。さはらはダルシムの長い攻撃に驚異の差し返しを見せリセットに成功するが、鶏めしもフロート強Pなどを駆使して逆にさはらを追い込む。セットカウント2-2、ラウンド1-1のフルセット、SAゲージもフルゲージの勝負をさはらが制した。リセットされても冷静さを保ち先にリーチをかけた鶏めしだったが、精度の高い差し返しと「ドライブラッシュ」からの投げに苦しめられ、最後はさはらのSA2サイコキャノンにテレポートが間に合わず、さはらが逆転勝利(https://www.youtube.com/live/A1mJ09Isr_M?si=YzdRv5OWe1Un8wZ2&t=16505) 優勝したさはらは、「ひとこと目に出てくるのは『長かった』ですね。3先も2先もフルセットの試合が多くて、神経が削られる8時間でした」とコメント。グランドファイナルで逆転勝利した鶏めしについては、「プレーオフから餅さん(YHC-餅)にぼこぼこにされてきたので、そこで培われた力が発揮されました。ウイナーズで負けちゃったのは、上(空中攻撃)の対処ができなかったと思ったので、そこさえなんとかすれば下(地上戦)はいけると思っていました」とリセットに向けた準備と対策も語っていた。これで、さはらはWWポイントとして50ポイントを獲得。さはらはフランスで開催されたプレミア大会「Ultimate Fighting Arena 2025」の優勝で出場権を獲得済みだが、WWポイント自体はそのまま獲得されるため、出場権をめぐる争いはさらに激化しそうだ。順位所属チーム|選手名pt1 G8S/GP|さはら 50pt 2 IBSG|鶏めし 40pt 3 Seiya 35pt 4 3S|2BASSA 30pt 5 3S|Taisei 25pt = SCARZ|kincho(きんちょ) 25pt 7 広島TEAM iXA|taketake-piano 20pt = WIP|ジャッシー/Jaccy 20pt ※選手名はstart.ggのエントリー名。カッコ内は「SFL」等の呼称 配信URL CAPCOM Pro Tour ワールドウォリアー:https://sf.esports.capcom.com/cpt/jp/ワールドウォリアー 日本大会 #3:https://www.start.gg/tournament/world-warrior-2025-japan-3/details©CAPCOM
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- 【結果速報 10月24日 SFL2025 Division F 第6節】 ZETA ももち「翔がいないとダメだとは言わせない」とRCを下す! すべてホーム側の勝利でiXAがついに単独首位に
- 『ストリートファイター6』(スト6)の国内プロリーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025」(SFリーグ 2025)が8月29日(金)より開催中。本リーグは、出場する12チームがDivision S、Division FといったふたつのDivisionに分かれリーグ戦を行うeスポーツ大会だ。各試合では、チームメンバー4名の中から3名が、先鋒、中堅、大将として対戦をし、勝利するとそれぞれポイントが付与される。総合得点が高い方が勝利となり、同点の場合はリザーブ(控え)の選手同士による延長戦を実施。延長戦に勝利したチームが勝利となる。10月24日(金)はDivision Sの後半戦となる第6節。広島 TEAM iXA(iXA)とREJECT(RC)が150ポイントで、3位のDetonatioN FocusMe(DFM)は110ポイントとやや引き離され始めている。ZETA DIVISION Geekly(ZETA)は翔欠場の中で90ポイントと奮闘しているが、VARREL(VL)が80ポイントですぐ後ろにつける。FUKUSHIMA IBUSHIGIN(IBSG)は50ポイントとかなり厳しい展開だが、後半戦ではホーム側が多く、巻き返しに期待したいところだ。チームマッチ1はRCとZETA、チームマッチ2はVLとIBSG、チームマッチ3はDFMとiXAの対決となった。チームマッチ1 RC(アウェー) vs ZETA 初戦に登場したZETAは、体調不良により欠場中だった翔がチームを退団し、選手も引退することを発表。翔にかわってリザーブのヤマグチが参戦するが、相手チームの対策などにも配慮して、第10節まではヤマグチは延長戦のみの参戦となる。そのため、ZETAは3人での戦いが当面続くことになる。先鋒戦では、ふ〜ど(エド)にひかる(A.K.I.)が肉薄するも、最後はふ〜どが勝利。中堅戦は「EVO FRANCE 2025」での直接対決の再戦となったが、敗北したひぐち(ガイル)がウメハラ(豪鬼)にリベンジを果たす。残る大将戦は、LeSharとももちのエドミラーマッチに。LeSharの攻めをうまく封じ込め、鉄壁のガードでももちが勝利を重ねていくと、LeSharはテリーにキャラを変更。リーチの長さを生かして果敢に攻めたものの、ももちがLeSharを3−0のストレートで下し、ZETAがホーム戦での勝利を決めた。プレミア大会を3度制したLeSharを相手に、ももちは鉄壁の守りと的確な技で後の先をしっかり抑える。2セット目の勝利は、SAでの無激暴れからLeSharの「ドライブインパクト」を跳ね返してテリーを引きずり出した。https://www.youtube.com/live/5XW3FQITk8k?si=uqtDtlpBCkZ2oM72&t=4570 対戦カードRC(アウェー)ZETA(ホーム)動画先鋒(2-1) ✅ふ~ど(エド:C) ひかる(A.K.I.:C) 🎥 中堅(0-2) ウメハラ(豪鬼:C) ✅ひぐち(ガイル:C) 🎥 大将(0-3) LeShar(エド:C)(テリー:C) ✅ももち(エド:C) 🎥 延長(-) ときど(ケン:C) — — 合計 10pt 30pt チームマッチ2 VL(アウェー) vs IBSG(ホーム) 50ポイントと厳しいIBSGはVLとの対決。先鋒戦はts(豪鬼)に対して鶏めし(ダルシム)が挑み、惜しい展開も多かったもののtsが勝利。中堅戦では、マゴに対して2BASSAがジュリのミラーマッチを挑み、「マゴのジュリを手本にしてきた」という2BASSAがマゴを下す。大将戦は水派(舞)に対してヤナイ(ベガ)。調子を上げているヤナイが2-0と追い詰めると、水派はキャミィを投入するがそれも押しのけてヤナイが勝利。貴重な30ポイントを獲得した。序盤はマゴの圧に押された2BASSAだったが、インターバルを挟んでからは冷静にマゴの動きを観察し、差し返しやシミーで徐々に主導権を奪うと、最後は見事は読み勝ちでSAを決めてガッツポーズ。https://www.youtube.com/live/5XW3FQITk8k?si=ocAe6ZmbFN6wSi_p&t=7816 対戦カードVL(アウェー)IBSG(ホーム)動画先鋒(2-1) ✅ts(豪鬼:C) 鶏めし(ダルシム:C) 🎥 中堅(1-2) マゴ(ジュリ:C) ✅2BASSA(ジュリ:C) 🎥 大将(2-3) 水派(舞:C)(キャミィ:C) ✅ヤナイ(ベガ:C) 🎥 延長(-) YHC-餅(ダルシム:C) — — 合計 10pt 30pt チームマッチ3 DFM(アウェー) vs iXA(ホーム) マッチ3は首位のiXAと4位のDFM。先鋒戦の竹内ジョン(ジェイミー)vs あでりい(エド)、中堅戦のナウマン(舞) vs ひびき(リリー)ともにiXAが勝利し、大将戦はGO1(春麗)vs あきら(キャミィ)。ストレート負けを阻止したいGO1だったが、あきらの猛攻に押し込まれて2-0に。インターバルを経て今度はGO1が攻め込むが、シンプルな飛びを通し続けたあきらが一枚上手。これでiXAが後半節の初戦で40ポイントを獲得し、大きくリードを広げた。WW日本大会 #2をリリー一本で制したひびきが、不利と言われる舞を相手に、コマンド投げと打撃のシンプルな2択で有利を築く。最後は攻めるしかなくなったナウマンの「ドライブラッシュ」をしっかり止めて、レアキャラで負けられないホーム戦をきっちり勝利した。https://www.youtube.com/live/5XW3FQITk8k?si=F3VgiU1LCKjuGTCU&t=11740 対戦カードDFM(アウェー)iXA(ホーム)動画先鋒(1-2) 竹内ジョン(ジェイミー:C) ✅あでりい(エド:C) 🎥 中堅(0-2) ナウマン(舞:C) ✅ひびき(リリー:C) 🎥 大将(1-3) GO1(春麗:C) ✅あきら(キャミィ:C) 🎥 延長(-) 板橋ザンギエフ(マリーザ:C) ー ー 合計 0pt 40pt Division F 第6節 試合結果 Division F 第6節を終えて、iXAが一気にポイントを伸ばして単独首位に。2位はRC、3位にはRCを下したZETAが浮上した。0ポイントに終わったDFMは4位を維持しているが、3〜6位までは予断を許さない状況だ。順位チーム獲得ポイント獲得バトル獲得ラウンド1 広島 Team iXA 190 18 34 2 REJECT 160 3 7 3 ZETA DIVISION Geekly 120 0 2 4 DetonatioN FocusMe 110 -3 -8 5 VARREL 90 -4 -2 6 FUKUSHIMA IBUSHIGIN 80 -14 -33 ※プレーオフボーダーラインは3位まで Division Fの次の対戦は11月4日(火)の第7節。DFM vs IBSG、iXA vs RC、ZETA vs VLが予定されている。配信アーカイブ ■関連リンクCAPCOM eSports公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@CapcomFightersJPCAPCOM eSports公式Twitchチャンネル:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jpSFL 2025 出場チーム:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/team/SFL 2025 日程・試合結果:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/schedule/©CAPCOM