【大会レポート】『VALORANT』の国内リーグはRIDDLE ORDERが優勝し次シーズンに向けて一歩リード——VALORANT Challengers Japan 2025 Split 1
提供元: eSports World
RIDDLE ORDERが大躍進!
本大会は、『VALORANT』の国内リーグにおける最初のシーズン(キックオフ)にあたる大会で、順位に応じてサーキットポイントが付与される。次シーズンであるSplit 2、Split 3で得られるサーキットポイントの合計上位4チームが、Split 3のプレーオフに進出。さらにそのプレーオフで優勝すると、国際大会への出場権をかけた「VCT Ascension Pacific 2025」へと出場できるといった仕組みだ。
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▲本大会は上図の一番左にあたるSplit 1。3月7日(金)からは次シーズンにあたるSplit 2が開催される
なお、本大会の順位と獲得サーキットポイントは以下の通り。DetonatioN FocusMe ACADEMYと、ZETA DIVISION ACADEMYは本戦からのシードチームで勝利数が0なため、サーキットポイントは獲得できていない。
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順位 | チーム名 | 獲得サーキットポイント |
---|---|---|
1st | RIDDLE ORDER | 50pt |
2nd | REJECT | 35pt |
3rd | NOEZ FOXX | 25pt |
4th | FENNEL | 20pt |
5th | SCARZ | 15pt |
5th | Sengoku Gaming | 15pt |
7th | CREST GAMING Zst | 10pt |
7th | MURASH GAMING | 10pt |
9th | IGZIST | 5pt |
9th | BC SWELL | 5pt |
9th | DetonatioN FocusMe ACADEMY | — |
9th | ZETA DIVISION ACADEMY | — |
3月7日(金)からは次シーズンにあたるSplit 2が開催される。なお、Split 2のプレーオフは5月17日(土)〜18日(日)、幕張メッセにてオフラインで開催される。チケットは3月下旬から発売予定とのこと。
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REJECTが有利な「ホーム」から始まり、以降は交代となる。1〜2巡目:互いに探り合いつつ固まっていった対戦カード グランドファイナル最大の見どころは、2つのディビジョン同士での対決がないまま、この決勝戦で初めて相見えるという点だろう。LeShar選手の圧倒的なフィジカルを武器に、リーグでは大差をつけて勝ち上がってきたYogibo REJECTと、プレイオフまで上位3チームがギリギリの攻防を勝ち抜いてきたGood 8 Squadという、タイプの異なるチームが初めて対決する。この大会までには年をまたいで約2カ月の準備期間があり、互いの対策をじっくり立てる時間も用意されていた。初戦はカワノ選手 vs ときど選手 そんな1巡目、アウェイ側となったGood 8 Squadは、先鋒カワノ選手(豪鬼・クラシック)、中堅ガチくん選手(ラシード・クラシック)、大将ぷげら選手(ディージェイ・クラシック)というオーダー。ぷげら選手はキャラ相性などから『スト6』初期に使用していたディージェイを仕上げてきた。先鋒にはときど選手(ケン・クラシック)、中堅にはあきら選手(キャミィ・クラシック)をぶつけていくが、ともにGood 8 Squadが勝利。しかし、大将のLeShar選手(エド・クラシック)がぷげら選手を3-0で下し、20-20のイーブンで終える。サイドを変えた2巡目は、Yogibo REJECTが先鋒あきら選手、中堅ときど選手、大将LeShar選手というオーダーに。ここでGood 8 Squadは先鋒にぷげら選手、中堅にガチくん選手、大将にカワノ選手と組み合わせを変えてきた。しかし、アウェイ側のYogibo REJECTが先鋒・中堅で勝利。カワノ選手が大将戦を勝ったことで再び40-40のイーブンとなる。3〜4巡目:勝負を決定づけたカワノ vs LeSharの同世代対決 ここまでの対決で、この日の調子や組み合わせから、誰と誰を当てればいいかの大まかな予測は固まりつつあった。ダルシム使いである控えのYHC-餅選手と鶏めし選手は、ともに先出しするにはリスクが大きく、当然両チームとも対策を立てている。そのため、実質的に選択肢は残る3名がいかに勝つかに絞られた。さらに、3巡目でホーム側となるYogibo REJECTとしては、一度勝利している組み合わせを狙うのが最も有利だ。2巡目とまったく同じオーダーで行けば、たとえLeShar選手が負けたとしても同点になるからだ。会場では、試合の前後バルーンの音と選手への声援が飛び交った 約30分の休憩を経てYogibo REJECTが選んだのは、やはり2巡目と同じオーダー。しかし、ここで波乱が起きる。先鋒戦、ぷげら選手はあきら選手の牽制技に対して、わずかにステップして技をすかす「ジョスクール」を効果的に使いゲーム1を獲得。あきら選手はなおも前のめりに技を固めながら、気迫でゲーム2を奪い返す。だが、ゲーム3ではその姿勢が裏目に出たか、ぷげら選手が勝利し10ポイントを獲得する。続く中堅戦。試合前のコメントで「続くとり……あ、大将戦につなげ……」といった心理戦も挟んだときど選手がゲーム1を獲得。インターバルを挟み、ラッシュからの攻めでガチくん選手が取り返すと、ゲーム3では互いにパリィを巧みに使いながら、「イウサール」からの攻めを成功させたガチくん選手が勝利した。この時点で60-40となったものの、ここまでの流れで言えば大将戦でYogibo REJECTが勝てば再びイーブンではあった。しかし、この20点はGood 8 Squadがリーチをかけるか、Yogibo REJECTが同点に追いつくかという重要な局面。そして、この日唯一勝利できていないカワノ選手にLeShar選手が挑むことになってしまった。カワノ選手の「泥試合を勝つ」という宣言に対して「……勝ちます」とだけつぶやいたLeShar選手。やや前戦の負けを引きずっていたようにも見えたが、ゲーム1はLeShar選手が取る。しかし、ゲーム2からカワノ選手の豪鬼による“圧”がLeShar選手を襲い、あと一撃がなかなか届かず、3-1でカワノ選手が勝利。ゲームカウント1-1、ラウンドも分け合ったところでLeShar選手が痛恨のバーンアウト。LeShar選手は大きく体を揺らした 3巡目を終えて80-40となったことで、Good 8 Squadは4巡目で誰かひとりでも勝てれば優勝が決まる。一方、3巡目の有利から一転、4巡目はアウェイ側で、しかも全勝せざるをえなくなったYogibo REJECTは、あきら、LeShar、ときどという勝率が最も高い順番のオーダーに変えてきた。カワノ戦のショックを受けているLeShar選手へのプレッシャーを和らげ、ときど選手がリーダーとして支える意味だろう。そしてそのためには、先鋒のあきら選手が勝って次につなげなければならない。4巡目のオーダー そして迎えた先鋒戦、Good 8 Squadは直前にあきら選手に勝利しているぷげら選手。中足からのラッシュ連携で攻め立てたあきら選手が先制し流れに乗りたいところだったが、ゲーム2に入る前にシステムチェックが入ってしまう。仲間と相談できる時間はできたものの、あきら選手にとってこれが不運になってしまったか、ミスも重なりぷげら選手がゲーム2を取り返す。常に全員で対策を伝え合うYogibo REJECT Yogibo REJECTによるインターバルを経たゲーム3、あきら選手はフーリガンコンビネーションをすかすなど、ここまで見せてこなかった動きやジャストパリィで追い詰めるが、ぷげら選手は渾身のODジャックナイフを当てて両者バーンアウト。そこからODエアスラッシャーの2発目を当てたぷげら選手がリーチをかける。ラウンド3もあきら選手は果敢に攻めたが、最後は生ラッシュからしっかりSA3までつなげたぷげら選手が2-1で勝利。Good 8 Squadが優勝を決めた。試合を決めたぷげら選手のラッシュ。あきら選手はラッシュを止めようと技を出したように見えたが、それが通ってしまった 最終結果 4人チームの「SFL」だからこそ生まれた死闘と感動 グランドファイナルを振り返ると、それぞれ異なるリーグによる対戦を経て、結果的にどちらもダルシムが控えになっていたことで、実質3人をどう割り当てるかという戦略に絞られた。「Capcom Cup」などではダブルエリミネーションで同じ選手に当たることは稀だが、「SFL」では高確率で勝った/負けた相手との再戦が組まれる。となれば、試合中の勝敗のイメージが次の試合に影響することは想像に難くない。今回、グランドファイナルで最初にその不利を背負ったのは、むしろGood 8 Squadの方だった。ホーム側から始まったYogibo REJECTの方が有利だったこと、3巡目ではふたりが一度負けている相手に勝利したことを考えれば、Good 8 Squadが不利な状況を跳ね返して勝利したというのが、この試合の評価になるだろう。大きな分岐点となったのはやはり、LeShar選手が大将でいる強みを活かして戦ってきたYogibo REJECTに対して、カワノ選手がしっかり勝ち切ったこと。その敗北の精神的ダメージも、LeShar選手が一手に引き受けざるをえなかったのかもしれない。敗退が決まり、LeShar選手も泣き崩れた しかし、このグランドファイナルはすべての試合、1ゲーム、1ラウンド、そしてたった1発の通常技から勝敗を決める可能性はあった。それほどにどちらが勝ってもまったくおかしくない、まさに『スト6』最高峰の戦いを、そして『スト6』というゲームの奥深さを存分に見せてくれた。試合後、準優勝となったYogibo REJECTチームへのインタビューで、最終対決を担当したあきら選手は「LeSharが大将で踏ん張ってくれたのを自分が支えることができなかった」と2024シーズンを通してチームを支えたLeShar選手への思いを涙ながらにコメント。そのLeShar選手は「夢が終わりましたね。僕が弱くてごめんなさい」と謝罪の言葉を口にしたが、会場のファンから「LeSharありがとう!」「強かったぞ!」という励ましの声が自然と湧き上がった。LeShar選手は「こういう機会をくれたときどさん、REJECT、チーム、ファンのみなさん、ありがとうございます」と感謝の言葉で締めくくっていた。苦しかった胸のうちを吐露したあきら選手 リーダーのときど選手も、チームやファンへの感謝の言葉を述べた上で、「必ずや戻ってきて、次こそ……勝ちます」と最後の最後に涙を見せた。自身にとっての「SFL」制覇はまたお預けになってしまったが、次回大会でもさらに強くなったREJECTを見せてくれるだろう。常に全員で対策を伝え合うYogibo REJECT そして、優勝したGood 8 Squadのリーダーであるガチくん選手は、「試合に集中していたので勝った後のことは考えていなかったんですけど、練習する中でREJECTの存在が大きくなっていってラスボスみたいになって怖くなっていた。用意したものを出せて勝てたのでひと安心という感じです。おととしリーグで落ちてしまって、今年ここまで上がってきて、日本のSFLにはGood 8 Squadありと示せたとは思う」と、仲間への信頼と強い自信をのぞかせた。ゲームの大会で、これほどまでに感情が揺さぶられるような試合を見られることは、そう多いことではない。1年間に及ぶリーグ戦の戦いを追いかける中で、選手の人となりを少しずつ知り、敗退したチーム・選手の思いも背負ってこの場に立っていた選手たちだからこそ、ファンにもそれが届いたのだと思う。「SFL」の歴史に新たな伝説が刻まれた1日だったと言えるだろう。Good 8 Squadは、2025年3月9日(日)に両国国技館で開催される「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2024」に日本代表として参戦し、北米と欧州代表チームと世界一をかけて争うことになる。また、ワールドチャンピオンチームのメンバー全員に、2025年の「Capcom Cup 12」参戦の権利が与えられる。日本一から世界一へ──Good 8 Squadのさらなる活躍に期待したい。なお、7時間にも及んだグランドファイナルの全試合の模様は、2月18日(火)まで「ZAIKO」にて有料で配信中だ。ZAIKO ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2024:https://sflpro-jp.zaiko.io/item/367018CAPCOM eSports公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@CapcomFightersJPCAPCOM eSports公式Twitchチャンネル:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jpCAPCOM eSports 公式X(旧Twitter):https://X.com/CAPCOM_eSports©︎CAPCOM
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- 【大会レポート】プロライセンス認定権利が獲得できるタイトルも!——「東京eスポーツフェスタ2025」全6タイトルの優勝者が決定
- 東京都が主催のeスポーツイベント「東京eスポーツフェスタ2025」が、1月10日(金)〜12日(日)に開催。6タイトルのeスポーツ競技大会が実施され、優勝選手が発表された。なかにはプロライセンス認定権利が獲得できるタイトルもあり、優勝した選手には東京都知事杯が贈呈された。<以下、ニュースリリースより>オープニング eスポーツの普及と関連産業の振興を目的として、eスポーツの競技大会と関連産業展示会等で構成するイベント「東京eスポーツフェスタ2025」(以下、「フェスタ」という。)を令和7年1月10日(金)~1月12日(日)の3日間にわたり開催しました。6回目となる今回は、東京ビッグサイト南1・2ホールにて競技大会やセミナーなどの企画をリアル会場で実施するとともに、YouTube等で配信を行い、リアルとオンラインの双方のメリットを生かしたハイブリッドで開催いたしました。3日間の延べ来場者数は約9千人、オンライン動画配信の総視聴数は約5万回となりました。会期初日のオープニングでは、東京eスポーツフェスタ実行委員会名誉委員長の小池百合子都知事がビデオメッセージにて、「eスポーツは、子どもからお年寄りまで、また、性別や障害の有無にかかわらず、色んな方が一緒に楽しめます。国内外を問わず、年々、eスポーツを楽しむ方が増え、産業としても市場規模が拡大してきました。今年は、IOC主催のeスポーツの国際大会も開催されます。この世界的な動きを、東京から盛り上げていきましょう。」とコメントしました。また、実行委員会特別顧問であり(一社)日本オンラインゲーム協会共同代表理事/(一社)日本eスポーツ連合副会長の越智 政人氏が登壇し、「昨年2024年は、サウジアラビアのリヤドにて初めてとなる「Esports World Cup」が開催され、また、IOCは2025年より「オリンピックeスポーツゲームズ」の開催を発表しております。来年2026年には、愛知名古屋にて開催されるアジア競技大会でeスポーツが正式競技として決定しており、世界的なeスポーツの競技シーンは目まぐるしく発展を遂げております。近い将来、東京eスポーツフェスタの競技大会で活躍した選手が、世界の競技シーンでも活躍する、そういう日が来るのではないかと大いに期待しております。この東京eスポーツフェスタは、競技大会のみならず、展示会やセミナー、体験コーナーなど、実にバラエティーに富んだイベントが企画されております。より多くの方に楽しんでいただくとともに、新たなビジネスチャンスに繋げていただければと思います。」とコメントしました。さらに、公式アンバサダーであるG-STAR Gamingプロデューサーの倉持由香さんから「老若男女が楽しめるeスポーツの魅力をみなさまにお伝えできるように頑張りますので、3日間盛り上げていきましょう。」と挨拶があり、東京eスポーツフェスタ2025が開幕となりました。eスポーツ競技大会 全国各地から多くの選手が参加したeスポーツ競技大会は、「WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球」「グランツーリスモ7」「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」「パズドラ」「ぷよぷよeスポーツ」「モンスターストライク」の6種目で実施し、優勝した選手たちには東京都知事杯が贈呈されました。「WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球」決勝大会 オンライン予選通過者16名による当日会場予選を見事勝ち抜いた4名で決勝大会を実施。各チームの応援団長として「Clutch_Fi」「たいじ」が見守る中、行われた決勝戦。5回までもつれた延長戦タイブレークの末、昨年度優勝者“ショーラ選手”を破り、“タイジュ選手”が優勝しました。【優勝者】タイジュ選手 「延長になった時すごく楽しくて、このままずっとやっていたいと思いました。5回まで戦うことはそうそうなくて、先行なのでちょっと不利かなと思ったんですが、なんとか勝てて良かったです!」「グランツーリスモ7」決勝大会 オンライン予選を勝ち上がった8名による決勝大会を実施。使用コース「富士スピードウェイ」、周回数10周を競う決勝レース。ポールトゥウィンの走りを見せた“Ryun選手”が、19’14.422のタイムで優勝しました。【優勝者】Ryun選手 「予選は大きく差をつけて勝つことができたが、決勝は後続を抑え込むレース展開にしようと思い、うまく進められました。後続からのプレッシャーを感じたが、そのような展開に自分が持って行ったところもあったので、内側を走れば勝てると思ってプレーしました!」「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」決勝大会 親子部門と一般部門、それぞれ当日会場予選を勝ち抜いた2組と4名の選手による決勝大会を実施。親子部門では2曲目にスコアを大きく伸ばした“くー?親子”が逆転勝ちを収めました。一般部門では難易度の高い曲目に対してさらにハイレベルな戦いが繰り広げられ、接戦の末“ゆうと選手”が優勝をつかみ取りました。【優勝者(一般部門)】ゆうと選手 今まで練習してきたものを出せれば勝てるという気持ちで臨みました。勝てて良かったです。決勝を戦ったはる~~ん選手とは、これからもさらに切磋琢磨していきたいです。【優勝チーム(親子部門)】くー?親子ははどん選手(左) 家で行う練習とは全然違う緊張感がありました。決勝大会に潜む「魔物」のせいで思うようにスコアが伸びませんでした(笑)。くー?選手(右) お母さんのスコアは、練習の時と比べると少し低めで、 最初は若干焦りもありましたが、練習してきたことを正確に発揮できるよう心掛けたことで、逆転することができました!「パズドラ」決勝大会 優勝者に「プロライセンス認定権利」が与えられるパズドラは、アプリ内「ランキングダンジョン」にてオンライン予選が行われ、その上位選手たちによるリアル会場予選から勝ち上がった9名による決勝大会準決勝・決勝戦が実施されました。決勝戦では3人同時に参加する対戦を3本行い、1本目でゲームオーバーになるも、2,3本目で見事に立て直したSK選手が優勝し、「プロライセンス認定権利」を獲得しました。【優勝者】SK選手 「1本目でゲームオーバーになった時は厳しいと思ったが、運にも助けられながらも、ぎりぎり勝利することができてよかったです。今後プロの方と対戦する機会も増えると思いますが、頑張っていきたいです。」ぷよぷよeスポーツ決勝大会 小中学生選手も多く参加する中、当日会場予選を勝ち上がった4名で決勝大会を実施。涙ありの準決勝を経て行われた決勝戦では、序盤“あん選手”がペースを握るも、中盤圧倒的な強さで逆転を見せた“ともくん選手”がeスポーツフェスタ3年連続の優勝を果たしました。【優勝者】ともくん選手 「序盤リードされたところで、あん選手の盤面を見ながら作戦を柔軟に変えたことが功を奏しました。東京生まれ東京育ちで毎年東京eスポーツフェスタを楽しみに毎年出場しており、優勝することができ今年もいい1年になりそうです!」「モンスターストライク」決勝大会 2名1組のチーム戦、スイスドロー形式にて行われた当日会場予選で勝ち抜いた4チームで決勝大会を実施。予選そして準決勝と熱い戦いを続け迎えた決勝戦は「魔境」vs「友クリもちスピア」の戦い。素晴らしいチームワークを見せ、“step選手”と“なべ。選手”の「魔境」チームが優勝しました。【優勝チーム】魔境step選手(左) (2ゲーム目を取った時に喜んでいた様子を聞かれて)その時のことは覚えていないんですが、準決勝でミスをしてしまったところを決勝できちんと取り返せてよかったです。なべ。選手(右) 2023年から対戦を始めて、大会にもたくさん出場してきたが、ほとんど勝つことができず、苦しい思いをたくさんしてきました。東京eスポーツフェスタ2025は当日参加で臨んだが、持ち前のモンスト力とスタジアム力を発揮して優勝できてうれしかったです! Official licensed videogame of World Baseball Softball Confederation ©Konami Digital Entertainment "eBaseball"および"eBASEBALL"は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの日本およびその他の国と地域における登録商標または商標です。/© 2024 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc.Manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game in some cases include trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. Any depiction or recreation of real-world locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties. All rights reserved./ 太鼓の達人™ドンダフルフェスティバル & ©Bandai Namco Entertainment Inc./© GungHo Online Entertainment,Inc. All Rights Reserved./©SEGA/©MIXIeスポーツ体験・学習企画の実施 フェスタでは、子どもから高齢者まで誰もが参加でき、楽しめるeスポーツイベントとして裾野を拡大することをコンセプトとして、eスポーツに気軽に触れていただける体験パークや、eスポーツを楽しみながら学べるゲームクリエーター体験コーナーを設置しました。体験パークでは、競技大会で使用された6タイトルの体験が可能で、多くの方が参加しました。各タイトルの体験以外にも、1VS1のミニ対戦を実況付きで楽しめる選手体験コーナーを設け、メインステージの競技大会に劣らぬ熱戦が繰り広げられました。ゲームクリエーター体験コーナーでは、小中学生を対象に、初心者でも簡単に操作が出来、本格的なプログラミングが体験可能な「グッドラックゲーム」・「ぷよぷよプログラミング」を実施し、多くのお子様がゲーム作りの楽しさを体感しました。eスポーツ関連産業展示会・ピッチイベントの実施 関連産業展示会では、都内に所在するeスポーツ関連の中小企業や団体、学校など、約50事業者がハイブリッド形式で出展し、来場者に自社製品・サービスをPRしました。会期初日には、東京都生活文化スポーツ局のブースにおいて、eパラスポーツ交流会イベントが開催され、多くの来場者がゲストや福祉施設のオンライン対戦を楽しんでいました。また、出展者の製品・サービスの販路開拓等を後押しするピッチイベントも実施しました。関連産業展示会に出展する4事業者が、eスポーツやeスポーツ大会を盛り上げる製品・サービスをテーマにプレゼンテーションを行い、2名の専門家が審査した結果、「めがねmonoや」が1位に輝きました。●ピッチイベント 【最優秀賞】めがねmonoや「デジタル社会の目を守るデジめがね」 プレゼンター:首藤一芳様 「世の中の目が疲れて作業している人をなくしたいと思っており、これからも『めがねmonoや』は目を守る活動をどんどん実施していきたい」【参加事業者およびプレゼンテーションテーマ】(発表順) ・株式会社テマヒマ「ガチサプ 心眼」 ・株式会社リザルト「eスポーツを軸としたZ世代の人材育成」 ・めがねmonoや「デジタル社会の目を守るデジめがね」 ・株式会社スマートスタート「視覚機能が全プレーヤーの脳を鍛える」 【審査員】 東京都eスポーツ連合 会長 筧 誠一郎 TOPPAN株式会社 eスポーツプロジェクト 原田 香織eスポーツ関連セミナー・海外交流企画 会期中には、多種多様な6つのeスポーツ関連セミナーを実施しました。公式アンバサダーG-STAR Gamingの倉持由香さんも登壇した「eスポーツが拓く新しい社会」では、ゲーム/エンタメとしての用途にとどまらない「eスポーツ」の可能性と展望について、芸能・教育・専門商社とそれぞれの立場でeスポーツ業界を牽引する登壇者達が語り合いました。また、会期初日にはeスポーツを通じた国際交流を目的として、サウジアラビアとシンガポールの学生をフェスタに招待し、都内の学生と対戦型格闘ゲーム「ストリートファイター6」を使用した交流試合を実施しました。名称:東京eスポーツフェスタ2025日程:令和7年1月10日(金曜日)から12日(日曜日)まで会場: 東京ビッグサイト南1・2ホール(江東区有明3-11-1) 公式WEBサイト(https://tokyoesportsfesta.jp) 動画配信サイト(YouTube、ニコニコ生放送、OPENREC.tv、Twitch等)公式WEB サイトhttps://tokyoesportsfesta.jp主催: 東京eスポーツフェスタ実行委員会 【構成】東京都/(一社)日本eスポーツ連合、(一社)コンピュータエンターテインメント協会、 (一社)日本オンラインゲーム協会、(株)東京ビッグサイト協賛: TOPPAN株式会社/(一社)東京都情報産業協会/ iGi indie Game incubator/株式会社FANY/E's/株式会社伊藤園/クラーク記念国際高等学校 CLARK NEXT Tokyo/ZETA DIVISION/RED° TOKYO TOWER/TEQWING/テックウインド株式会社/(一社)日本Esports教育協会/株式会社フロンティアコンサルティング/プレゼンジャパン/ルネサンス高等学校入場:無料 ※1/10(金)は事前の来場登録が必要、1/11(土)および1/12(日)は登録不要。コンセプト: ○ 子どもから高齢者まで誰もが参加でき、楽しめるeスポーツイベントとして裾野を拡大 ○ eスポーツ関連企業の優れた製品やサービスをPRし、都内中小企業を活性化 ○ eスポーツをキーワードとして、さまざまなつながりを創出企画構成: ○ eスポーツの活性化を図る「eスポーツ競技大会」 ○ eスポーツ関連産業の振興を図る「eスポーツ関連産業展示会」 ○ eスポーツや関連技術などについて学べる「eスポーツのセミナー・学習企画」 他 ※ 実施した各種企画は、会期後もYouTube等の東京eスポーツフェスタ公式チャンネルのアーカイブにてお楽しみいただけます。 ▼YouTube Day1 https://www.youtube.com/live/mgPimwdUmxI Day2 https://www.youtube.com/live/WziqEK66LM4 Day3 https://www.youtube.com/live/UUvIvMIzUgk ▼ニコニコ生放送 Day2 https://live.nicovideo.jp/watch/lv346295968 Day3 https://live.nicovideo.jp/watch/lv346295973