【結果速報 9月23日 SFL2025 Division F 第3節】VARRELマゴ「リスクを取らずに勝てる相手じゃない、怖かった」と延長戦でRCウメハラに勝利! iXAがフルポイント獲得で首位浮上
提供元: eSports World
本リーグは、出場する12チームがDivision S、Division FといったふたつのDivisionに分かれリーグ戦を行うeスポーツ大会だ。各試合では、チームメンバー4名の中から3名が、先鋒、中堅、大将として対戦をし、勝利するとそれぞれポイントが付与される。総合得点が高い方が勝利となり、同点の場合はリザーブ(控え)の選手同士による延長戦を実施。延長戦に勝利したチームが勝利となる。
9月23日(火・祝)はDivision Fの第3節。単独首位は60ポイントのREJECT(RC)だが、2位以下は獲得バトル・ラウンド数によって順位はついているものの、VARREL(VL)、ZETA DIVISION Geekly(ZETA)、広島 TEAM iXA(iXA)、FUKUSHIMA IBUSHIGIN(IBSG)が40ポイントで並び、DetonatioN FocusMe(DFM)も30ポイントにつけている。
チームマッチ1ではDFMとZETA、チームマッチ2はIBSGとiXA、チームマッチ3はVLとRCの対決。今回もチームマッチ1のみ、RedBull Gaming Sphere Tokyo(東京・中野)のオフライン会場にてパブリックビューイングとともに試合が行われた。

チームマッチ1 DFM(アウェー) vs ZETA(ホーム)
試合の前に、ZETAより翔選手が体調不良により欠場することが発表された。このため、先鋒・中堅戦と大将戦を分け合い20-20のイーブンで延長戦に入った場合、ルールにより延長戦はDFMの不戦勝となる。
先鋒戦は、板橋ザンギエフ(ザンギエフ)とひかる(A.K.I.)の戦い。遠距離からさわらせずに戦うひかるが悠々と1セットを奪うも、板橋ザンギエフも肉を切らせて接近に成功してからは投げの大ダメージをお見舞いし、2セットを連取して先鋒戦に勝利する。
中堅戦は、今大会で初めてジェイミーを投入した竹内ジョンに対し、ZETAはひぐちのガイルを投入。ZETAにとってはひぐちが負けると、大将戦で勝利しても延長戦の不戦勝により30-20の敗北となってしまう。ともに1セットずつ分け合った3セット目は、怒涛の攻めがかみ合った竹内ジョンが勝利した。
大将戦は、GO1(キャミィ)とももち(ED)の対戦。すでにZETAの敗退は確定しているが、ももちが20ポイントを持ち帰れるかの重要な試合だ。ジャストパリィを高い精度で繰り出したももちに対してフーリガンコンビネーションなどを決めたGO1も取り返すが、1-1となった時点でGO1が春麗にチェンジ。フルセットフルラウンドの末、意表を突いた低空百裂キックからSA3までつなげたGO1が勝利した。

最終ラウンド、ももちの「ドライブラッシュ」からの投げに対して、GO1の空中百裂キックによる「逆択」が試合を決めた
アウェー戦で貴重な40ポイントを獲得したDFMのGO1はこれで「SFL」では初勝利。「個人戦だけかよって思われた方もいたと思いますが、次節からも全部勝って、プレーオフ行くぞー!」とオフライン会場のファンに向けて声を上げた。
対戦カード | DFM(アウェー) | ZETA(ホーム) | 動画 |
---|---|---|---|
先鋒 (2-1) | ✅板橋ザンギエフ (ザンギエフ:C) | ひかる (A.K.I.:C) | 🎥 |
中堅 (2-1) | ✅竹内ジョン (ジェイミー:C) | ひぐち (ガイル:C) | 🎥 |
大将 (3-2) | ✅GO1 (キャミィ:C) | ももち (ED:C) | 🎥 |
延長 (-) | ナウマン (舞:C) | — | — |
合計 | 40pt | 0pt |
チームマッチ2 IBSG(アウェー) vs iXA(ホーム)
先鋒戦は、ジョニー(マリーザ)に対してあでりい(ED)が登場。リーチの長い大技で攻めるマリーザに対して、ジョニーの動きをしっかり見て対応したあでりいが2-0で勝利した。
中堅戦は、2BASSA(ジュリ)とひびき(リリー)。積極的にメキシカンタイフーンを狙うひびきに対して手数で押していく2BASSAがリードする。しかし、投げを匂わせながらの打撃との読み合いで徐々にひびきの狙いがハマり、2-1でひびきが勝利する。
大将戦は、鶏めし(ダルシム)に対して、有利と言われるあきらのキャミィではなくACQUA(ブランカ)を選択。リーチと地上戦、スピードと移動距離で互いにトリッキーなキャラ同士の対戦は、ギリギリからのSA削りで鶏めしも1セット奪ったものの、ACQUAが3-1で、フルポイントを勝ち取った。

ダルシムのリーチの長い下段技の差し返しの瞬間。これだけ離れた距離の差し返しから一気に勝負が決した
リーダーのACQUAは、「去年、大将戦で『任せて』と言って負けてしまったことを後悔していた。この40ポイントは本当にうれしい」と、チームとしての勝利の喜びをかみしめていた。
対戦カード | IBSG(アウェー) | iXA(ホーム) | 動画 |
---|---|---|---|
先鋒 (0-2) | ジョニー (マリーザ:C) | ✅あでりい (ED:C) | 🎥 |
中堅 (1-2) | 2BASSA (ジュリ:C) | ✅ひびき (リリー:C) | 🎥 |
大将 (1-3) | 鶏めし (ダルシム:C) | ✅ACQUA (ブランカ:C) | 🎥 |
延長 (-) | ヤナイ (ベガ:C) | — | — |
合計 | 0pt | 40pt |
チームマッチ3 VL(アウェー) vs RC(ホーム)
先鋒戦は、水派(キャミィ)とときど(ケン)。どっしりした地上戦でリードを築いた水派が、途中からキャノンストライクを織り交ぜてうまく上下を揺さぶり2-0で勝利。
中堅戦のts(豪鬼)vsふ~ど(ED)戦は、さまざまな大会で活躍しているEDに対して、「チームとして『ED病』対策をしっかりしてきた」というtsが、OD昇竜拳などの無敵技暴れをうまく当ててふ~どを下す。
大将戦のYHC-餅(ダルシム)とLeshar(テリー)の試合は、リーチの長いダルシムの技に対して確実に技を当てたLesharが3-0で勝利。20-20のイーブンに持ち込んだ。
そして、この日初にして最終試合となる延長戦は、マゴ(ジュリ)vsウメハラ(豪鬼)という伝統の対決。ウメハラのパーフェクトから開幕した試合はウメハラ、マゴが1セットずつ奪い、勝負は最終セットへ。緊迫した戦いはマゴが差し返しから風水エンジンによりウメハラをバーンアウトさせると、最後は「ドライブインパクト」で勝利を決めた。

マッチポイントを迎えたマゴが「風水エンジン」から「ドライブインパクト」でウメハラがバーンアウト。大きく有利となったマゴは最後も「ドライブインパクト」のスタンで締めくくった
延長で勝利したマゴは、「1セット終わった時点でこれじゃいかんと新しいことを無理してやったのがうまくハマった。勇気を出してリスクを取らないと勝てる相手じゃない。怖かった」と本音を吐露しつつ、最後は「気持ちイイね!」と喜びを露わにした。
対戦カード | VL(アウェー) | RC(ホーム) | 動画 |
---|---|---|---|
先鋒 (2-0) | ✅水派 (キャミィ:C) | ときど (ケン:C) | 🎥 |
中堅 (2-1) | ✅ts (豪鬼:C) | ふ~ど (ED:C) | 🎥 |
大将 (0-3) | YHC-餅 (ダルシム:C) | ✅Leshar (テリー:C) | 🎥 |
延長 (2-1) | ✅マゴ (ジュリ:C) | ウメハラ (豪鬼:C) | 🎥 |
合計 | 30pt | 20pt |
Division F 第3節 試合結果
Division F 第3節の試合を終えて、フルポイントを獲得したiXAが首位、DFMが4位に浮上。0ポイントに終わったZETAとIBSGが下位に沈む。
順位 | チーム | 獲得ポイント | 獲得バトル | 獲得ラウンド |
---|---|---|---|---|
1 | 広島 Team iXA | 80 | 4 | 8 |
2 | REJECT | 80 | 2 | 7 |
3 | VARREL | 70 | 3 | 6 |
4 | DetonatioN FocusMe | 70 | 2 | 3 |
5 | ZETA DIVISION Geekly | 40 | -2 | -2 |
6 | FUKUSHIMA IBUSHIGIN | 40 | -9 | -22 |
※プレーオフボーダーラインは3位まで
Division Fの次の対戦は10月3日(金)の第4節。VL vs iXA、RC vs DFM、ZETA vs IBSGが予定されている。
第5節のオフラインイベント応募は9月24日11:59まで!
10月に行われる「SFL」も、RedBull Gaming Sphere Tokyoにてオフラインイベント/パブリックビューイングを開催予定。料金は2000円だ。
現在募集しているのは第5節(10月7日 Division S/10月17日 Division F)で、応募〆切は明日9月24日(水)11:59まで。観戦したい方は急いで応募しよう。なお、当選発表は25日(木)となっている。

・第5回 10月7日(火)Division S 第5節
Victrix FAV gaming(sako 藤村 もけ りゅうきち)
Good 8 Squad(ガチくん カワノ ぷげら さはら)
・第6回 10月17日(金)Division F 第5節
REJECT(ときど LeShar ふ~ど ウメハラ)
FUKUSHIMA IBUSHIGIN(ヤナイ ジョニィ 鶏めし 2BASSA)
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- 【TGS2025現地レポート】東京ゲームショウ2025おすすめ出展ブースを一挙公開!
- ゲームの祭典「東京ゲームショウ 2025(TGS2025)」が、千葉県・幕張メッセで開催中だ。2025年9月25日(木)〜26日(金)は関係者やインフルエンサー向けのビジネスデー。そして27日(土)〜28日(日)は一般公開日となっており、関係者以外の一般ユーザーも入場できる。今回は、ビジネスデーの両日で体験した、さまざまなゲームやeスポーツにまつわるブースをご紹介。各ブースでの見どころはもちろん、一般公開日向けのイベント情報も掲載中。なお、出展社名の前の【】内の数字は展示場所を示している。【08-南】レッドブル・ジャパン エナジードリンク無料配布!冷たいドリンクで回復しようこのTGSのパートナー企業である「レッドブル・ジャパン」のブースをご紹介。8ホールの南側、巨大なレッドブル缶が目印だ。なおホール4の入口付近(ホールの外)にも同様のブースがある。▲まだまだ蒸し暑さが残る会場内、冷たい飲み物は体に染み渡る なんとここではレッドブルの無料配布が行われている。列に並ぶだけで、キンキンに冷えたドリンクがもらえてしまうのだ。試飲というにはかなり太っ腹な施策。TGSを訪れたからには、ぜひ立ち寄ってみよう。【04-C03】ガンホー 12月発売予定の新作「LET IT DIE: INFERNO」が世界最速で試遊できる! 通常とは異なる”接待プレー”も…?ガンホーの新作タイトル「LET IT DIE: INFERNO」。25日に初お披露目されたばかりの本タイトルを、なんとこのTGSでは世界最速で体験することができる。 ジャンルは「ローグライトサバイバルアクション」で、今年の12月4日(木)に発売が予定されている。「LET IT DIE」シリーズの続編で、アイテムや武器を現地調達しながら、エネミーがはびこるダンジョンに挑む。ステージ構成やアイテム分布が毎回変化するカオスな環境で、ド派手なアクションとサバイバルが楽しめる。▲試遊は個室のプレールームで。今回は「接待版」というものを体験させていただいた ▲通常とは異なるゲーム内容。そして、個室内で待機するコンパニオン。「接待版」という名前通り、実際に接待を受けながら体験することとなる ▲AKRacingのゲーミングチェアに座りながら、じっくりとゲームを味わうことができる。それなりに苦戦したが、コンパニオンに励ましてもらえるぞ! 接待版をプレーした人にはもれなく、ゲームに登場する謎の死神「アンクル・デス」のサングラスがプレゼントされる。また「地獄の体感型チャレンジ」という別モードをプレーすると、「アンクル・デス アルティメットTシャツ」がプレゼントされる。チャレンジに成功すると、さらに別色のTシャツも。▲ゲームに登場する謎の死神「アンクル・デス」のグッズ。サングラスはともかく、Tシャツは普段遣いもできそうだ(https://x.com/LETITDIE_jpn/status/1971027987417153945) 【09-E40】Pixio(Hamee) 新色も登場! カラフルでお手頃なモニター環境で部屋を彩ろうゲーミングアクセサリブランドのPixio(Hamee)ブースでは、モニターやモニターアームを中心としたデバイスが展示された。Pixioといえば、このカラフルな外観。ポップなパステルカラーのモニターとアームは、部屋の雰囲気に合わせて自分好みに選ぶことが可能だ。なお昨年もPixioブースはご紹介させていただいたのだが、今年からは新色の「イエロー」が登場した。▲8色目イエローが新たに登場した「PX248 Wave」シリーズ。かわいらしい外観でありながら、200Hzのリフレッシュレートと1msの応答速度を実現した、性能もコスパも抜群のモニターだ ▲人気VTuber「結城さくな」のゲーミングルームを完全再現。かわいらしいお部屋で記念撮影も可能だ! 【07-N11】Canon スマホだけで完結! 基本無料で使える配信アプリ「Live Switcher Mobile」カメラやプリンターの超大手であるキヤノンが、今年TGSに初出展。同社が最近リリースしたばかりのアプリ「Live Switcher Mobile」を体験することができる。▲ゲームをしながら、自分の顔をワイプで映す。そういった複雑な配信画面を、アプリの導入だけで実現できる このアプリは、スマホやタブレットで簡単にライブ配信ができるアプリだ。iPhoneやiPad上で簡単にライブ配信ができるほか、別のiOS端末から映像を転送してくることもできる。同時に接続できる端末は、計さんだこれにはPCやビデオミキサーのような機材は不要。アプリをインストールするだけで、マルチアングルの配信ができるようになる。▲キヤノン製の一部カメラも接続が可能。ワイプ映像として、自分の顔を映すといったことが可能だ。もちろん映像は無線で送られてくるため、別途ケーブルなどを用意する必要もない このアプリ、なんと無料で利用することができる。ただし「自分で用意した画像を画面上に配置する」などの一部機能は、月額サブスクリプションの登録が必須となる。特に無料の場合は、配信画面上に透かしが入る点にも注意が必要だ。現在はiOSのみの対応ではあるが、今後はAndroidでもリリースすることを検討しているのだとか。手軽にゲーム配信を行ってみたい方には、非常におすすめできるアプリだ。【09-E06】WALLHACK まるで美術館? 限定デザインのガラスマウスパッドを鑑賞しに行こう▲ホールの中で、ひときわ異彩を放つ銀色のコンテナ 主にマウスパッドを販売するゲーミングブランド「WALLHACK」のブース。かつては「SkyPAD」という名でも知られていたこのブランドは、ガラス製マウスパッドの火付け役でもある。▲「運命は、この先に」と書かれた小さな入口を抜けると、そこには真っ白な空間が広がっていた この白い空間は、美術館やギャラリーをモチーフにしている。ただし絵画ではなく、歴代の限定デザインのガラスマウスパッドを飾っている。▲額装されたマウスパッドは筆者も初めて見るが、かなり近づかないとガラスだと分からない。それほど高精細な印刷が施されているのだろう そして部屋の中央には、新作のガラスマウスパッドのサンプルが展示中。摩擦学に基づき、表面形状にこだわったこのマウスパッドは、独特の滑り心地を持つこれまでにない製品だ。▲奥がスピードタイプの「VA-005」、手前がコントロールタイプの「CR-005」 特にコントロールタイプの「CR-005」は、『VALORANT』や『Counter-Strike』のような、スピードと精度が両方要求されるゲームに最適だ。実際にマウスを動かしてみると、スッと滑りやすいのにピタッと止まる。サラサラとした引っ掛かりのない感触なのに、適度な抵抗が発生しているという、不思議な感覚が手に伝わってくるのだ。この独特の感触は、ぜひ実際に体験していただきたいものだ。【09-E41】川上産業 気泡緩衝材の「プチプチ®」の会社がつくった防音室▲軽さと防音を両立したゲーミングブース「ONE-Z®」シリーズ(https://www.putiputi.co.jp/gamingbooth/) 川上産業は、もともと梱包材などで有名なメーカーだ。気泡緩衝材のことを「プチプチ®」と呼ぶことも多いが、実はこれは川上産業の登録商標であり、他社が「プチプチ®」を名乗ることはできない。そんな川上産業が梱包材などの技術を応用して作ったのが、この「ONE-Z®」(ワンズ)という防音室だ。▲中空構造となっており、これが防音効果を発揮する。プラダンとも異なる特殊な材質で、軽さのわりにしっかりとしている 実測値でおよそ15~20デシベル程度の防音効果があるそうだ。本格的な防音室ほどではないが、話し声やゲームの音程度なら十分だろう。大声を出したとしても、かなり近づかないと聞こえない。▲モデルにもよるが、中は意外と広い。スピーカーからはそれなりの音量でゲーム音が流れているが、ドアを閉めればほぼ聞こえない この「ONE-Z®」シリーズは、組み立ても非常に簡単。作業に特殊な工具も不要だ。新入社員が実際に組み立ててみたところ、たった20分で完成したのだとか。また慣れた人間ならば、10分もあれば組み上がってしまうのだとか。重量も非常に軽いので、部屋に設置しても床が抜けることもない。もちろん工事も必要ないので、他の防音室に比べれば非常に安価に設置ができる。また地域や管理会社などにもよるが、基本的には賃貸でも設置可能だそうだ。ついついゲームで盛り上がってしまい、隣人から「壁ドン」をされた経験のある方ならば、ぜひ導入を検討したいところだ。【09-E02】O-HYPE 自分好みに組み合わせるオリジナルカスタムキーボード▲ブースでtakejさんと遭遇! せっかくならと、イチオシのキーボードを持っていただいた ストリーマーのmittiii氏が立ち上げたゲーム・eスポーツコミュニティ「O-HYPE」とゲーミングデバイスを販売サイト「HYPESHOP」のブース。こだわりにこだわった、唯一無二のゲーミングデバイスを、実際に手にふれながら体験することができる。▲カラフルなキートップと高級感溢れるアルミ合金フレームが特徴の「TakeJ Edition」。Challengers Japanでも見せた、takej氏の愛用する構成のカスタムキーボードだ 「HYPESHOP」では、既製品のキーボードだけでなく、自分好みのパーツを選んでオーダーするカスタムキーボードも購入ができる。ケース、PCBA(基板)、スイッチ、キーキャップを自分好みに選択し、実際の組み立ては専門スタッフが行う。手軽にゲーム体験をこだわりたいのなら、ぜひ使ってみたいサービスだ。▲ブース内では、さまざまな構成のカスタムキーボードにふれることができる。キースイッチひとつとっても、非常にバラエティ豊かで楽しい ▲個人的に気になったのは、セラミックのキーキャップ。プラスチックや金属とも違う、重厚で冷たい手ざわりは、いい意味でキーボードらしくない なおこの「O-HYPE」ブースでは、ストリーマーのmittiiiとtakejがスタッフとして登場する。交流を楽しみつつ、たくさんのデバイスをぜひ体験してみよう。【02-C06】マウスコンピューター イベントも続々実施! 高性能・高コスパのゲーミングPCを実際に体験しよう▲ライト層向けの高コスパゲーミングPCブランド「NEXTGEAR」。そして、より高いパフォーマンスが求められるゲーマー向けの「G TUNE」 パソコン通販の大手「マウスコンピューター」。特にゲーマー向けとしては、「NEXTGEAR」と「G TUNE」の2ブランドが展開されており、このTGSでも実際にゲームをプレーしながら体験ができる。▲格闘ゲーム、FPS、RPGなどなど……多種多様なゲームを試遊しながら、使い心地を試すことができるぞ 特に「G TUNE」からは、このTGSで新製品が登場。ラピッドトリガー付きの高性能ゲーミングキーボードを含む、ゲーマー向けのデバイスが新たにお披露目された。▲新発売のデバイスを含む「G TUNE」ブランドの製品が一挙に展示。DetonatioN FocusMeとのコラボデザインPC(中央)も要チェックだ なおマウスコンピューターブースでは、連日さまざまなイベントが実施予定だ。ストリーマー、VTuber、プロ選手などが登場し、実況プレーやトークセッションなどを繰り広げる。イベントのタイムテーブルは、もちろん現地でも確認できるほか、特設サイトも用意されている。興味がある方は、ぜひチェックしよう!▲イベントステージでは、AKRacingのチェアとNEXTGEARのゲーミングPCが。イベントでの活躍にも注目だ! 【09-E33】Rabbit0 世界の新作デバイスを一挙に展示! 実際にさわって試せるショールームさまざまなメーカーのゲーミングデバイスを取り扱う「Rabbit0」のブース。マウスやキーボード、マウスパッドを中心に、多種多様なゲーミングデバイスを体験することができる。ブース内でミッションをこなすことにより、ブースに鎮座する巨大ガチャを回すことができる。中には巨大なカプセルが入っており、さまざまなゲーミングデバイスが当たる。その総額は、ガチャ全体で100万円超え。ゲーミングマウスのような、豪華デバイスも手に入るかも!?▲日本にたった3台しかない、超巨大なガチャが目印! いろんなデバイスを体験して、豪華景品を狙っちゃおう 日本初のゲーミングブランド「eLuminArc」の新作ガラスマウスパッド。デコボコでザラザラとした手ざわりなのだが、実際にマウスを動かしてみると、意外と引っ掛かりがない。ツルツルとしたマウスパッドとはまた違う、ふわっとした軽さが心地よい。▲イラスト部分にも力を入れているそうで、実際に見るとたしかに色鮮やか。暗い部分も微妙な濃淡や、淡い虹色のような繊細な色使いも、細かく表現できるようにとこだわっている ここ最近、人気が沸騰中の「RAKKA」のキーボードも展示中。この「RAKKA 80 Edge」は、135KHzのスキャンニングレートと8kHzのポーリングレートを実現。高い応答速度で、キーを押したあとに発生する遅延を、最小限に抑えることができる。▲アルミ合金のケースで、かなりしっかりとした作り。実は重量が1.9kgあり、片手では持ち上がらないほどずっしりとしている もっとも目を引いたのは、この一回り小さい「G-Wolves」のゲーミングマウス。マウスの後ろ側をにぎる持ち方(つまみ持ち)をする方に向けて、全長をぎゅっと短くしたような形状となっている。▲通常の形のマウスよりも明らかに短い。軽さを追求するために、全体的に肉抜きされているのも特徴だ 通常の形状のマウスであれば、どうしてもマウスを振ったときに先端部分から遠心力が働いてしまう。だがこの形状にすることで、その遠心力が発生しづらくなり、結果的にエイムの精度も向上する。さらに、マウスのセンサーの位置が手のひらの中央に来るようになるという点もメリット。手の動きとマウスの動きを、より精密にシンクロさせることができるという。▲底もスケスケ。無骨な雰囲気は、かなりテンションが上がる。あと、掃除が非常にやりやすそう 【09-E33】Teevolution 近未来のゲーミングデバイスはこれだ! 豪華賞品が手に入るミニゲームも実施中▲未発売の新作マウスパッドも展示中。マウスとともに、手を手ざわりながら体験してみよう! 先ほどご紹介したRabitt0のブースの一画。その中でひときわ異彩を放つ「Teevolution」の区画では、マウスを中心としたゲーミングデバイスが展示中だ。特にイチオシの「Terra PRO」は、軽さと性能を両立したゲーミング用マウスだ。重さはたった49グラムで、しっかりとしたつかみ心地ながら、滑らかにマウスを動かすことができる。▲無線レシーバー、Bluetooth、有線(Type-C)の3種類の方法でPCと接続が可能。この軽さでいて、しっかりと性能も充実しているのが驚きである 別売りの8kドングルを使用すれば、より高いポーリングレートでの接続が可能になる。マウスの動きを、より細やかに反映させることができるため、高い精密さが求められるゲームにおすすめ。▲複数のマウスの設定を瞬時に切り替えることができ、ゲームによって異なる感度を使い分けたいという人にもオススメ。時計を表示する機能もあったりと、持っているだけで楽しいデバイスだ ブースでは毎日2種類のチャレンジを実施中。エイム技術と反射速度が問われるこのゲームをプレーすることができ、それぞれのスコアで1位になった人は、マウスを含むのゲーミングデバイスセットがプレゼントされる。特にFPSが得意な腕自慢は、ぜひ優勝を狙ってみるといいだろう。Play the Game, Win the Gear.ゲームに挑戦して、ギアをゲットしよう!Game on at TGS2025!Play at our booth between 11am–3pm everyday for a shot at winning the Teevolution Terra Pro 🎮Winner announced at 3:30pm!… pic.twitter.com/fTtAAiyQr0— Teevolution (@teevogear) September 25, 2025 まとめ 今回ご紹介したブースは、この広い会場のごく一部。特に行きたいブースがある場合は、事前準備をしっかりしておくことがオススメだ。本記事を旅のお供に、お目当てのブースを効率よく回ろう。■会場マップhttps://tgs.cesa.or.jp/jp/map撮影:まいる編集:いのかわゆう【まいるプロフィール】関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)