日本時間の2021年2月21日(日)と22日(月)の2日間にかけて、「カプコンプロツアー 2020 シーズンファイナル」(CPT2020)がオンラインで配信された。
ご存じのように、CPTは本来、世界各地の大会をツアー形式で回りながらポイントを獲得し、年末に開催される「カプコンカップ」でその年の最強プレイヤーを決定する『ストリートファイターV チャンピオンエディション』(SFV)最高峰の戦いだ。しかし、長引く新型コロナウイルスの影響により、各地での大会は軒並み中止に。代替案として、オンラインの大会が開催され、地域ごとに2名の代表を選出して、ドミニカ共和国で代表による最終決戦が行われることになっていた。
そして、最後のドミニカ大会も中止となったことで、代わりに開催されたのがこの「CPT2020」だ。
『SFV』におけるオンライン対戦は、日本からは米国や韓国がマッチングできるものの、操作と画面表示のネット環境によるズレ、いわゆる「ラグ」の問題もあり、他国と本格的な対戦を行うのはほぼ不可能。そのため、世界各地ごとの代表者同士が戦うかたちでのエキシビションマッチになった。それぞれの対戦の勝者には賞金5000ドルがかかっている。
2020年の『SFV』世界最強プレイヤーが決まらないことは、率直に残念ではある。しかし、この「CPT2020」は、別のかたちでの『SFV』の裾野の広さを見せた意味で意義はあった。
ひとつは、普段はピックアップされにくい隠れた実力者が注目される機会となったこと。通常のトーナメント戦では試合進行の関係上、放送に乗る選手や有力な有名選手の影に隠れてしいがちだが、そういった選手が表舞台に現れたかたちだ。いまや上位のプレイヤーだけを集めても数十人以上が存在しており、実力がありながら放送されない名勝負も多かった。
ふたつめは、日本ではなかなか見られない世界各地の戦術や攻略が見られたこと。日本は『SFV』発祥国で世界トップの選手が多いこともあり、日本の大会=世界トップの大会となっている。国内のみのチーム戦「ストリートファイターリーグ:Pro-JP」にしても、世界大会と肩を並べるレベルの戦いとなっている。
ただ、同じ選手が戦い続ければ意外性などが薄れてしまう。それは観戦するファン側も同様だ。その意味で、特にDAY1に出場していたような、アジアや南米といった普段あまり『SFV』シーンで見ることのない強者の戦いを観戦できたことは興味深かった。
みっつめは、先に4勝した方が勝利という「BO7」方式だ。日本では「10先」という長期戦が好まれているが、格闘ゲームの場合は一般的に2勝したほうが勝利する「BO3」が多い。ランクマッチやカジュアルマッチもこの仕組みなので馴染みがあるだろう。
試合数が多いということは、相手の弱点などを見抜いて即座に対応する「人読み」の能力が問われ、追い詰められるとたたみかけるように終わってしまうこともありうる。また、途中でキャラを変更したり、Vトリガー・Vスキルを変更しても、相手の対策が追いつく前に倒せるケースもあり、多キャラ使いの戦略が有効なルールでもある。その意味では4先のBO7方式はちょうどいい印象があった。
実際、複数キャラのピックによって相手を翻弄する試合がいくつかみられた。強者同士の戦いを、配信時間の許す範囲内でできるだけ長く楽しませたいという運営側の思いもあってのシステムだと思われるが、その思惑は有効だったと感じる。
そんな「CPT2020」の全試合の中から、注目試合をピックアップしてみよう。
DAY1はアジア、中国、欧州の実力者が出揃う6戦に。
その中でも、日本でもよく知られている英国出身のInfexiousとドイツ出身のTakamuraの対決。Takamuraは今回カプコンカップ出場権を初めて獲得した選手だ。他のカードとは異なる面白さがみられた。
Infexiousは武士のような考え方とストイックな戦いぶり、そして上位にはなかなか上がれないとされる是空というキャラ、ウメハラ、ふ〜どと同じチーム「Mildom Beast」ということもあり、日本でも多くのファンがいる選手のひとり。対するTakamuraもCPTでは常に上位に食い込んでおり、その強さは折り紙付きだ。
そんなふたりの対決は、豪鬼に対して技の相性的に不利な是空ながら、気がつくとリードしているというInfexiousの不思議な強さが見える典型的な試合となった。立ち回りの読み合いのうまさで大きなコンボもなく、Takamuraができることをひとつひとつ潰しながら追い詰めていく。
とはいえ、後半からはそのInfexiousの魔の結界をTakamuraも大胆な技で力押ししていき、火力の強さを生かして体力を削りとっていく。最終的にはTakamuraが勝利を手にしたものの、常にInfexiousが追い詰めるような戦いぶりは、カウント以上に見応えのある試合だった。
ドミニカのガイル使いであるCaba(カバ)と、バーディーの強さを世界に知らしめたMenaRD(メナアールディー)の対決は、意外にもファーストピックでMenaRDがかりんを選択。
刹歩などの距離を詰める技と小技からの連携で大ダメージを奪うMenaRDに対して、Cabaはうまく対応できず防戦側に。しかし2試合を取られたあたりから、CabaがMenaRDの移動を止められるようになり、2-2のイーブンに持ち込む。
ここでMenaRDは伝家の宝刀、バーディーを投入。リーチの長い技でCabaにソニックブームを打たせず、一発でも触れると圧倒的なパワーで押し込むMenaRDらしい戦い方でガイルに仕事をさせず、最後はブルヘッドからのCAで、4勝2敗でメナが勝利した。
2019年カプコンカップ王者のiDomとSmugの東海岸対決。iDomはララ、SmugはGをピックした1戦目、追い詰められたiDomが、あとわずかというところから逆転。対するSmugはiDomの勢いに惑わされずにラッシュをうまくガードし1試合を取り返す。
ここでiDomはリーチの長いポイズンを投入するが、Smugにうまく対応されて2-1に。iDomはララに戻し、互いの火力を押し付けあってフルセット、フルラウンドまでもつれたが、最後はララのお手本のようなリニアからの表裏択にSmugは対応できず、ララの驚異の火力を見せつけてiDomが勝利した。
東アジア予選を勝ち抜いたウメハラとガチくんの対決は、「カプコンプロツアー2020オンライン」のトリを飾るカード。このふたりは、チーム戦ながら「ストリートファイターリーグPro-JP」の場や、2020年末の10先直接対決のイベントで何度も対戦している。
そんなふたりのピックは、ウメハラがガイル、ガチくんがラシードの一択。ただしガチくんは、これまでほとんど見せてこなかったラシードのVスキル2「ウイング・ストローク」を見せる。ラシードは空中でのステップや移動が可能になり、強力な対空技を揃えているガイルに対して意外な動きで翻弄していく作戦だ。
そんなガチくんに対して、ウメハラはどっしり構えるいつもの重戦車の戦い方。元々堅実なガードと上り小パンや空中投げによる対空が強いウメハラだけに、あまり惑わされることなく1試合目を取り切る。
ガチくんもわずかなスキを見逃さず反撃していくが、自分から触っていきたいラシードと迎え撃つタイプのガイルという組み合わせの厳しさもありウメハラ有利で試合は続き、最後はウメハラが勝利を果たした。
1対1で争われる格闘ゲームは、他のチーム戦eスポーツとは違い、必ず世界最強のひとりが決まる潔さが魅力であり、ヒリヒリするような駆け引きがファンの熱狂を生む。その意味で、2020年のカプコンカップ覇者が空位となってしまうことは本当に残念だ。
ただ、渡航が制限され、遠隔地とのオンライン対戦のラグなども問題がある中で、豪華な対戦カードを選手が実力を引き出せる環境で実現した「カプコンプロツアー2020オンライン」は、現時点での最適解だったと言えるだろう。
2021年のプロツアー自体もいまだ先が見えない状況だが、この試合直後の2月22日から新システム「Vシフト」を追加したシーズン5がスタートした。まったく新しいこのシステム変更によりどんな戦況の変化が現れるのか。次回の“サイキョー”を決める戦いを、いちファンとして楽しみに待ちたい。
× PIKORO(ベガ) vs JAH_LEXE(ラシード)○ 0-4
× JIEWA(豪鬼) vs VXBAO(ユリアン)○ 2-4
× DR MANDRAKE(ユリアン) vs CJ TRUTH(キャミィ) ○ 0-4
○ SOMNIAC(ベガ) vs RUMOURS(コーディー) × 4-3
○ NEPHEW(コーリン) vs SAMURAI(豪鬼)× 4-2
○ LUFFY(レインボーミカ) vs PHENOM(かりん)× 4-1
× SKZ(セス) vs Xian(セス) ○ 0-4
× AngryBird(セス、いぶき) vs Big Bird(G) ○ 0-4
× Caba(ガイル) vs MenaRD(かりん、バーディー) ○ 2-4
○ Takamura(豪鬼) vs Infexious(是空) ×
○ iDom(ララ、ポイズン) vs Smug(G) × 4-3
○ ウメハラ(ガイル) vs ガチくん(ラシード) × 4-1
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ご存じのように、CPTは本来、世界各地の大会をツアー形式で回りながらポイントを獲得し、年末に開催される「カプコンカップ」でその年の最強プレイヤーを決定する『ストリートファイターV チャンピオンエディション』(SFV)最高峰の戦いだ。しかし、長引く新型コロナウイルスの影響により、各地での大会は軒並み中止に。代替案として、オンラインの大会が開催され、地域ごとに2名の代表を選出して、ドミニカ共和国で代表による最終決戦が行われることになっていた。
そして、最後のドミニカ大会も中止となったことで、代わりに開催されたのがこの「CPT2020」だ。
『SFV』におけるオンライン対戦は、日本からは米国や韓国がマッチングできるものの、操作と画面表示のネット環境によるズレ、いわゆる「ラグ」の問題もあり、他国と本格的な対戦を行うのはほぼ不可能。そのため、世界各地ごとの代表者同士が戦うかたちでのエキシビションマッチになった。それぞれの対戦の勝者には賞金5000ドルがかかっている。
オンラインならではの「CPT2020」の見どころ
2020年の『SFV』世界最強プレイヤーが決まらないことは、率直に残念ではある。しかし、この「CPT2020」は、別のかたちでの『SFV』の裾野の広さを見せた意味で意義はあった。
ひとつは、普段はピックアップされにくい隠れた実力者が注目される機会となったこと。通常のトーナメント戦では試合進行の関係上、放送に乗る選手や有力な有名選手の影に隠れてしいがちだが、そういった選手が表舞台に現れたかたちだ。いまや上位のプレイヤーだけを集めても数十人以上が存在しており、実力がありながら放送されない名勝負も多かった。
ふたつめは、日本ではなかなか見られない世界各地の戦術や攻略が見られたこと。日本は『SFV』発祥国で世界トップの選手が多いこともあり、日本の大会=世界トップの大会となっている。国内のみのチーム戦「ストリートファイターリーグ:Pro-JP」にしても、世界大会と肩を並べるレベルの戦いとなっている。
ただ、同じ選手が戦い続ければ意外性などが薄れてしまう。それは観戦するファン側も同様だ。その意味で、特にDAY1に出場していたような、アジアや南米といった普段あまり『SFV』シーンで見ることのない強者の戦いを観戦できたことは興味深かった。
みっつめは、先に4勝した方が勝利という「BO7」方式だ。日本では「10先」という長期戦が好まれているが、格闘ゲームの場合は一般的に2勝したほうが勝利する「BO3」が多い。ランクマッチやカジュアルマッチもこの仕組みなので馴染みがあるだろう。
試合数が多いということは、相手の弱点などを見抜いて即座に対応する「人読み」の能力が問われ、追い詰められるとたたみかけるように終わってしまうこともありうる。また、途中でキャラを変更したり、Vトリガー・Vスキルを変更しても、相手の対策が追いつく前に倒せるケースもあり、多キャラ使いの戦略が有効なルールでもある。その意味では4先のBO7方式はちょうどいい印象があった。
実際、複数キャラのピックによって相手を翻弄する試合がいくつかみられた。強者同士の戦いを、配信時間の許す範囲内でできるだけ長く楽しませたいという運営側の思いもあってのシステムだと思われるが、その思惑は有効だったと感じる。
そんな「CPT2020」の全試合の中から、注目試合をピックアップしてみよう。
DAY1 Infexious vs Takamura
DAY1はアジア、中国、欧州の実力者が出揃う6戦に。
その中でも、日本でもよく知られている英国出身のInfexiousとドイツ出身のTakamuraの対決。Takamuraは今回カプコンカップ出場権を初めて獲得した選手だ。他のカードとは異なる面白さがみられた。
Infexiousは武士のような考え方とストイックな戦いぶり、そして上位にはなかなか上がれないとされる是空というキャラ、ウメハラ、ふ〜どと同じチーム「Mildom Beast」ということもあり、日本でも多くのファンがいる選手のひとり。対するTakamuraもCPTでは常に上位に食い込んでおり、その強さは折り紙付きだ。
そんなふたりの対決は、豪鬼に対して技の相性的に不利な是空ながら、気がつくとリードしているというInfexiousの不思議な強さが見える典型的な試合となった。立ち回りの読み合いのうまさで大きなコンボもなく、Takamuraができることをひとつひとつ潰しながら追い詰めていく。
とはいえ、後半からはそのInfexiousの魔の結界をTakamuraも大胆な技で力押ししていき、火力の強さを生かして体力を削りとっていく。最終的にはTakamuraが勝利を手にしたものの、常にInfexiousが追い詰めるような戦いぶりは、カウント以上に見応えのある試合だった。
DAY2 Caba vs MenaRD
ドミニカのガイル使いであるCaba(カバ)と、バーディーの強さを世界に知らしめたMenaRD(メナアールディー)の対決は、意外にもファーストピックでMenaRDがかりんを選択。
刹歩などの距離を詰める技と小技からの連携で大ダメージを奪うMenaRDに対して、Cabaはうまく対応できず防戦側に。しかし2試合を取られたあたりから、CabaがMenaRDの移動を止められるようになり、2-2のイーブンに持ち込む。
ここでMenaRDは伝家の宝刀、バーディーを投入。リーチの長い技でCabaにソニックブームを打たせず、一発でも触れると圧倒的なパワーで押し込むMenaRDらしい戦い方でガイルに仕事をさせず、最後はブルヘッドからのCAで、4勝2敗でメナが勝利した。
iDom vs Smug
2019年カプコンカップ王者のiDomとSmugの東海岸対決。iDomはララ、SmugはGをピックした1戦目、追い詰められたiDomが、あとわずかというところから逆転。対するSmugはiDomの勢いに惑わされずにラッシュをうまくガードし1試合を取り返す。
ここでiDomはリーチの長いポイズンを投入するが、Smugにうまく対応されて2-1に。iDomはララに戻し、互いの火力を押し付けあってフルセット、フルラウンドまでもつれたが、最後はララのお手本のようなリニアからの表裏択にSmugは対応できず、ララの驚異の火力を見せつけてiDomが勝利した。
DAY2 ウメハラ vs ガチくん
東アジア予選を勝ち抜いたウメハラとガチくんの対決は、「カプコンプロツアー2020オンライン」のトリを飾るカード。このふたりは、チーム戦ながら「ストリートファイターリーグPro-JP」の場や、2020年末の10先直接対決のイベントで何度も対戦している。
そんなふたりのピックは、ウメハラがガイル、ガチくんがラシードの一択。ただしガチくんは、これまでほとんど見せてこなかったラシードのVスキル2「ウイング・ストローク」を見せる。ラシードは空中でのステップや移動が可能になり、強力な対空技を揃えているガイルに対して意外な動きで翻弄していく作戦だ。
そんなガチくんに対して、ウメハラはどっしり構えるいつもの重戦車の戦い方。元々堅実なガードと上り小パンや空中投げによる対空が強いウメハラだけに、あまり惑わされることなく1試合目を取り切る。
ガチくんもわずかなスキを見逃さず反撃していくが、自分から触っていきたいラシードと迎え撃つタイプのガイルという組み合わせの厳しさもありウメハラ有利で試合は続き、最後はウメハラが勝利を果たした。
1対1で争われる格闘ゲームは、他のチーム戦eスポーツとは違い、必ず世界最強のひとりが決まる潔さが魅力であり、ヒリヒリするような駆け引きがファンの熱狂を生む。その意味で、2020年のカプコンカップ覇者が空位となってしまうことは本当に残念だ。
ただ、渡航が制限され、遠隔地とのオンライン対戦のラグなども問題がある中で、豪華な対戦カードを選手が実力を引き出せる環境で実現した「カプコンプロツアー2020オンライン」は、現時点での最適解だったと言えるだろう。
2021年のプロツアー自体もいまだ先が見えない状況だが、この試合直後の2月22日から新システム「Vシフト」を追加したシーズン5がスタートした。まったく新しいこのシステム変更によりどんな戦況の変化が現れるのか。次回の“サイキョー”を決める戦いを、いちファンとして楽しみに待ちたい。
DAY1リザルト
× PIKORO(ベガ) vs JAH_LEXE(ラシード)○ 0-4
× JIEWA(豪鬼) vs VXBAO(ユリアン)○ 2-4
× DR MANDRAKE(ユリアン) vs CJ TRUTH(キャミィ) ○ 0-4
○ SOMNIAC(ベガ) vs RUMOURS(コーディー) × 4-3
○ NEPHEW(コーリン) vs SAMURAI(豪鬼)× 4-2
○ LUFFY(レインボーミカ) vs PHENOM(かりん)× 4-1
DAY2リザルト
× SKZ(セス) vs Xian(セス) ○ 0-4
× AngryBird(セス、いぶき) vs Big Bird(G) ○ 0-4
× Caba(ガイル) vs MenaRD(かりん、バーディー) ○ 2-4
○ Takamura(豪鬼) vs Infexious(是空) ×
○ iDom(ララ、ポイズン) vs Smug(G) × 4-3
○ ウメハラ(ガイル) vs ガチくん(ラシード) × 4-1
©CAPCOM U.S.A., INC. 2016, 2020 ALL RIGHTS RESERVED.
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- 【大会レポート】日本代表はeFootball™部門で優勝!——4つの国と地域で王者を決めるeスポーツ大会「東アジアeスポーツチャンピオンシップ 2024」が閉幕
- 日本、中国、韓国、香港のeスポーツ対抗戦「東アジアeスポーツチャンピオンシップ 2024」が2024年11月1日(金)〜3日(日)に中国・成渡にて開催。日本代表チームは総合3位となった。<以下、ニュースリリースより>日本代表は『eFootball™』で優勝するも総合3位 一般社団法人日本 e スポーツ連合(会長:早川英樹 以下、JeSU)は、11月1日(金)から3日(日)にかけて開催された「東アジアeスポーツチャンピオンシップ 2024」(Esports Championships East Asia 2024、以下ECEA 2024)にて、日本代表チームが総合3位となったことをお知らせします。 ECEAは、日本、中国、韓国3か国の友好と、東アジアにおけるeスポーツの価値向上を目指し、2021年から開催されているeスポーツの対抗戦です。4回目となる今年は、新たに香港を加え、4つの国と地域の対抗戦として規模を拡大し、中国・成都にて開催されました。 3種目で行われた競技のうち、日本代表チームは『eFootball™』で優勝を果たしたものの、『Honor of Kings』、『League of Legends』で勝利した中国が総合優勝を果たしました。日本代表チームとしては総合成績で3位に終わりました。 また、大会期間中には、eスポーツ競技だけでなく、本場の火鍋を囲んでの食事会や、ジャイアントパンダ繁殖研究基地の見学などで、選手たちの交流・親睦も図られました。ECEA 2024大会結果 JeSU公式YouTubeチャンネルにて大会のアーカイブ映像を公開していますので、ぜひ東アジアの4つの国と地域の代表が繰り広げる熱戦をご覧ください。初日:開会式、『eFootball™』 (実況:井上マー、 解説:うでぃ) 2日目:『Honor of Kings』 (実況:dagger、 解説:Cub3) 最終日:『League of Legends』、表彰式 (実況:Jaeger、 解説:Nemoh) <大会概要>名称:Esports Championships East Asia 2024(東アジアeスポーツチャンピオンシップ 2024 / 略称:ECEA2024)日程:2024年11月1日(金)~3日(日)会場:Chengdu C8 Digital Production Center(中国・成都市)参加国・地域:日本、中国、韓国、香港実施タイトルおよび日本代表選手・コーチ『eFootball™』 Ax選手 TAKEMAN選手 oshushi選手(控え選手)『Honor of Kings』 rilver選手 ASD選手 ochik2選手 Aruru選手 Kai選手(SCARZ所属)『League of Legends』 momo選手 Ham選手 Jericho選手 Deant選手 kurahuto選手 Tobiコーチ(DetonatioN FocusMe Academy所属)賞金総額:300,000RMB(約600万円)各タイトル総額:100,000RMB(約200万円) ※1RMB(人民元)=20円換算主催:China Culture & Entertainment industry Association (CCEA)共催:日本 e スポーツ連合 (JeSU)、韓国eスポーツ協会(KeSPA) JeSUはこれからも、日本におけるeスポーツの中央競技団体として、関連する国内外の団体と連携し、eスポーツの振興を通して国民の健康および社会・経済の発展に寄与することを目的として活動していきます。日本eスポーツ連合(JeSU)について 一般社団法人日本eスポーツ連合は、日本国内のeスポーツの普及と発展、そしてeスポーツの振興を目的に国民、とりわけ青少年の競技力の向上及びスポーツ精神の普及を目指しています。eスポーツの認知向上とeスポーツ選手の活躍の場の更なる拡大を目指し、競技タイトルの公認や選手のプロライセンス発行、そしてアジア競技大会をはじめとした国際的なeスポーツ大会への選手の派遣などさまざまな取り組みを行っています。また、以下のスポンサー企業や団体の支援を受け、国内のeスポーツ産業の発展に努めています。JeSUオフィシャルスポンサー: 株式会社マウスコンピューター 興和株式会社活動助成: 一般財団法人上月財団 公益財団法人ミズノスポーツ振興財団協力: 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA) 一般社団法人日本オンラインゲーム協会(JOGA)後援: 一般社団法人日本アミューズメント産業協会(JAIA) 一般社団法人デジタルメディア協会(AMD)