どうも、Ver.2.0では勲章も追加されたので、またしても勲章コンプリートを目指したものの、いまだ「1,000頭狩猟」だけが達成できていないライター・MW岩井です。
アップデートされたVer.2.0からは、オオナズチとテオ・テスカトル、クシャルダオラとバゼルギウスなどのモンスターが新たに追加されました。当然、こうした新しいモンスターに挑みたくなるでしょうけれども、どれもかなりの強敵。できる範囲で事前にしたいと考える人も多いでしょう。
そんな時に役立つ情報が、ゲーム内マニュアル「ハンターノート」に記載されていることをご存知でしょうか? 『モンスターハンターライズ』(以下『ライズ』)のハンターノートには、これまでは攻略本などでしか公開されなかったモンスターの攻略情報が記録されているんです。
ハンターノートの表示方法
+ボタン>「情報」>「ハンターノート」を選ぶと、「大型モンスターリスト」「小型モンスターリスト」「環境生物リスト」「手記帳」など、8種類のメニューが表示されます。
このうち「環境生物リスト」と「手記帳」は勲章を狙う際に。「基本操作指南」や「武器操作指南」などは、ゲーム開始時にお世話になった方も多いはず。
今回ご紹介するのは、ハンターノートの一番上にある「大型モンスターリスト」です。4月28日に配信されたアップデートVer.2.0では何匹かのモンスターが新たに追加されていますが、そんな時にこそハンターノートを開いてみてください。一度でも遭遇すればそのモンスターのハンターノートが追加されています。
テオ・テスカトルのハンターノートを見てみよう
今回追加された新モンスターのうち、まずはテオ・テスカトルのハンターノートを表示させてみましょう。
タブ「生態」
【モンスターの名前】
「炎王龍 テオ・テスカトル」という正式名称が表示されています。名前の下のイラストは、自分で撮影した写真に差し替えることもできます。
【主な特徴】
モンスターの生態についての説明です。補足説明しますと、テオ・テスカトルは炎ブレスと前脚を使ったひっかき攻撃が中心。フィールドに粉塵を撒き散らし、時間差で爆発させるという攻撃も使ってくるモンスターです。
空中に浮き上がって爆発する攻撃「スーパーノヴァ」は、角を破壊すると発射してこなくなるので、頭を最優先で攻撃していきたいところ。
【主な生息地】
そのモンスターが出現するフィールドが記載されています。テオ・テスカトルの場合は砂原と溶岩洞にしか出現しないモンスターだということがわかります。
【種別】
モンスターの種別が記載されている場所。テオ・テスカトルは「古龍種」なので、罠が効かず、捕獲もできないことがわかります。
【狩猟数】
このモンスターをこれまで何頭狩猟したかが表示されています。「5(–)」の()内には捕獲した頭数が表示されますが、古龍種は捕獲ができないため、捕獲数は0のままです。
【危険度】
モンスターの強さを表しているもの。テオ・テスカトルは10段階中8だということ。
【最大記録】
一部を除き、クエスト中に登場するモンスターは大きさにバラつきがあります。ここに表示されるのは、討伐したテオ・テスカトルの中で最も大きかったサイズの数値が記載されます。
一定以上大きい個体を狩猟済の場合は数字の左側に銀色の冠アイコンが。さらに大きいものを狩猟済みなら、金色の冠アイコンも併記されます。
【最小記録】
「最大記録」の逆で、もっとも小さかかったサイズの数値が記載されます。最大記録と同様に、銀漢や金冠も表示されます。
タブ「部位と肉質」
役立つ最初の情報「部位」です。これを見ると、モンスターのどの部分を攻撃すればいいのかがわかります。
この表の見方ですが、一番上の段に並んでいる大剣アイコン(斬)、ハンマーアイコン(打)、弾アイコン(撃)、火アイコン、水アイコン、雷アイコン、氷アイコン、龍アイコンは、それぞれの攻撃手段。
たとえば自分が斬属性の武器(大剣、太刀、片手剣、双剣、ランス、ガンランス、スラッシュアックス、チャージアックス、操虫棍)を使った場合と考えて、以下の数値を説明していきます。
自分が斬属性の武器を使っている場合に参照するのは、大剣アイコンの下、一番左の列になります。
テオ・テスカトルの部位を見ると、頭50、首33、前足38、腹部24、背中24、翼40、後脚30、尻尾43となっています。
この数字は大きいほど柔らかく、斬った時にダメージが大きくなります。逆に数値が小さい場所は、武器の斬れ味が悪いと弾き返されてしまう危険性もあります。
斬属性の武器の場合、攻撃が有効なテオ・テスカトルの部位は頭で、次いで尻尾、翼、前脚ということがわかります。頭と尻尾はともかく、剣士がテオ・テスカトルの翼を斬れるのはダウンさせた時くらいなので、頭も尻尾も狙えない時は前脚を斬るのが良いことがわかります。
次に打撃属性(ハンマー、狩猟笛)の列を見てみましょう。頭55、首38、前脚38、腹部24、背中24、翼35、後脚25、尻尾33。同じ攻撃力、同じ斬れ味の武器でも、斬属性より打撃属性武器のほうが、より大きなダメージを与えられることがわかります。有効な部位を探してみると、斬属性の武器とは異なり、尻尾にあまりダメージを与えられないことがわかります。
つまり、打撃属性の武器を使うなら、しつこいくらいに頭を狙うのが有効というわけです。
最後に弾属性(ライトボウガン、ヘビィボウガン、弓)の列を見てみると、頭45、首5、前脚15、腹部10、背中5、翼15、後脚20、尻尾33。こちらも頭が有効部位で次いで尻尾が弱点なのは斬属性と似ていますが、その2部位以外には攻撃ダメージが軽減されてしまいます。できるだけ顔と尻尾を狙って射撃しないと、有効なダメージを与えられないというわけです。
さらに言えば、弾属性は発射してから着弾するまでの距離でもダメージが増減しますので、もっともダメージが高くなる間合いをキープしつつ、これらの部位を狙う必要があるというわけ。
なお、弾よりも右の列は火や水、雷、氷、龍という5つの属性を持つ武器を使った場合に加算される、属性ダメージに関する数値です。テオ・テスカトルの表を見てみると、もっとも有効なのは水属性攻撃で、火属性攻撃はまったく効いていません。
水属性を持つ武器で攻撃すると、武器が持つ攻撃力に水属性攻撃が加算されますが、火属性を持つ武器で攻撃した場合には、武器が持つ攻撃力だけで攻撃していることになります。
ここで注目していただきたいのが、水属性が有効なのは前脚だということ。次いで頭と尻尾が有効部位です。基本攻撃力で与えるダメージは頭や尻尾を攻撃した方が大きくなるのに、水属性のダメージは前脚に有効なので、水属性の攻撃ならば前脚を攻撃してもそれなりのダメージになるということがわかります。
タブ「状態異常」
左側にある「状態異常の有効度」は、それぞれの状態異常攻撃がどのくらい有効かを、☆0~☆3までの4段階で表したものです。これを見ると、モンスターと闘うときに、どんな属性を持った武器が有効なのかがわかります。
一番上の毒から滅気までの6つはハンターの武器や弾、他モンスターに設定された攻撃を相手に当てて状態異常にさせるためのもの(ドクガスガエルやネムリガスガエル、シビレガスガエルとの関係は不明)。
火やられから氷やられまでの「●●やられ」4種類は、ハンターの攻撃ではこれらの状態異常にできないところがポイント。モンスターが他のモンスターから各属性の攻撃を受けるか、ハンターが猟具生物を拾って、アイテムとして使うことで属性やられにできます。
火石コロガシなら火やられで、泥玉コロガシなら水やられ。雷毛コロガシなら雷やられで、雪玉コロガシなら氷やられにできます。
テオ・テスカトルの場合は爆破と水やられがそれぞれ☆2なので、この2種類の攻撃が有効というわけ。
【初期耐性値】
テスカトルに対して爆破属性を持つ攻撃を当てた場合、どのくらいで初回の状態異常(爆破)が起きるかを示したのが右の棒グラフ。4段階中の3なので、かなり爆破させやすいことがわかります。
【次回耐性値の上昇量】
ンスターは一度状態異常になると耐性がつき、次回以降は同じ状態異常になりづらくなります。ですがテオ・テスカトルの場合は爆破に対しては4段階中の3なので、二度目以降も極端には耐性がつきません。二度三度と爆破が狙えます。
【最大耐性値】
態異常になった際の、耐久値の上限を示したもの。4段階中の2なので、評価は一般的。これが4段階中の3や4だったら、何度も状態異常が狙えるというわけ。
【蓄積値の自然減少量】
当てるまでの間に時間が空いてしまうと、与えた状態異常値が少しずつ自然減少していきます。テオ・テスカトルの爆破では4段階中2なので一般的です。
【ダメージ量】
異常になった時にモンスターへ与えるダメージ量の大きさです。4段階中の2なので一般的です。
タブ「素材」
最後のタブ「素材」は、そのモンスターから入手できる素材の入手条件や、入手確率などが記されています。
『モンスターハンター』シリーズでは、武器や防具を作る際に必要となるモンスターの素材が提示され、その素材を手に入れるには、どのモンスターを狩猟すればいい?という流れで狩猟モンスターを決めていきます。素材名から狩猟すべきモンスターはわかっても、部位破壊などをしないと入手できない素材もありますのでご注意ください。
左端の列に記載されているのが、素材の名前です。たとえば一番上の行にある「炎王龍の堅殻」が欲しいと思った場合、右に並ぶ数値でもある程度は判断がつきますが、一番右にある「40%」の右には黄色い四角アイコンが付いています。これは追加情報があるという意味なので、表よりも画面左側にある詳細画面を見るのがお勧めです。
「炎王龍の堅殻」はターゲット報酬が14%なので、そのモンスターが狩猟対象になっているクエストをクリアすれば14%の確率で入手できるという意味。本体からの剥ぎ取りでは27%ですが、剥ぎ取り1回につき27%なので、かなり入手率が高い素材です。そのほかに「落とし物」として15%と40%が記されていますが、落とし物をした条件によって出現率が異なることがわかります。
ちなみに『ライズ』における落とし物は、テオ・テスカトルを操竜して他モンスターに突進離脱でぶつけたり、他モンスターを操竜してテオ・テスカトルへ攻撃することで落とさせます。
表の残りの項目を説明しましょう。テオ・テスカトルの「捕獲報酬」がすべて–%になっているのは、テオ・テスカトルは古龍なので捕獲できないためです。今回紹介したモンスターの中では、バゼルギウスのように捕獲可能なモンスターだった場合、重要な項目になります。目的の素材は、捕獲するのと討伐した場合とで、どちらが出現率が高いのかを考える必要があるからです。
最後に「部位破壊報酬」は、対象部位を部位破壊しておくと、討伐時に報酬が増えるというものです。
クシャルダオラ、オオナズチ、バゼルギウスのハンターノートを一挙公開
ここまでで、ハンターノートの見方はおわかりになられたかと思います。ここでは、Ver.2.0で追加された他モンスターの簡単な紹介とハンターノートを載せておきますので、攻略の参考にしていただければ幸いです。
クシャルダオラ
口から空気ブレスを発射してハンターを攻撃したり、フィールドに竜巻を設置してハンターの動きを制限刷る特徴を持つモンスター。
毒状態にさせたり、角を折ると風圧を弱められるので、積極的に狙っていきたいところ。弱点部位は頭ですが、弾に対しては前脚が一番の弱点です。弱点属性は雷です。
●部位と肉質
●状態異常
●素材
オオナズチ
一番の特徴は、姿を消すことと、攻撃が毒属性ということ。完全に透明になっている時はもちろん、半透明の状態でもロックオンカメラやターゲットカメラでは追跡できなくなる上、マップ上の表示も消えるので、オオナズチを見つけるには画面をよく見るしかありません。
ボウガンや弓を使って適当に射撃して位置を探る方法のほか、オオナズチの音は消えていないので、音のする方向を探してもいいでしょう。
弱点部位は頭のほか、弾以外なら前脚もかなり有効。弾は尻尾に当てると大ダメージが狙えます。弱点属性は火または龍。
●部位と肉質
●状態異常
●素材
バゼルギウス
身体の下部に付いている爆鱗を落下させ、時間差で爆発させる攻撃がメイン。そのぶん本体の動きは遅くなっています。爆鱗がなくなった部位は柔らかくなるので攻撃のチャンスです。
通常時の弱点部位は、斬属性と打撃属性では顔ですが、バゼルギウスは小顔なので、狙いづらいというのが正直なところ。そこで、顔に次ぐ弱点である尻尾を狙うのがお勧めです。弾属性で攻撃する場合も、尻尾は翼に次ぐ弱点となりますので、こちらも有効です。弱点属性は雷です。
なお、レア素材「爆鱗竜の宝玉」は表中では「剥ぎ取り素材」3%と表示されていますが、画面左側の詳細画面を見ると、3%なのは尻尾からの剥ぎ取りの場合。本体からの剥ぎ取りでは1%なので、尻尾を切断して剥ぎ取りつつ、捕獲報酬の3%を狙うのがお勧め。
●部位と肉質
●状態異常
●素材
新たなヌシモンスターも2匹追加「ヌシ・ディアブロス」「ヌシ・リオレウス」
最後に紹介するのは、百竜夜行のみに登場する新モンスター「ヌシ・ディアブロス」と「ヌシ・リオレウス」の2頭。
残念ながら百竜夜行のみにしか登場しないモンスターのハンターノートは最初のタブ「生態」しか存在しないため、ここではそれぞれのモンスターについてワンポイント攻略を載せておきます。
ヌシ・ディアブロス
ヌシ・ディアブロスは通常のディアブロスよりも一回り大きいサイズ。他のヌシモンスターと同様に、罠による拘束や操竜はできません。ですが他のモンスターを操竜してヌシ・ディアブロスを攻撃することはできますし、操竜大技を当てることも可能です。
エリア1で出現した場合、エリア1の関門を破壊してエリア2へ進みます。狩猟を開始したばかりの段階では「少し大きいディアブロス」としか感じません。怒り状態になった時に、その片鱗を見せ始めます。
通常のディアブロスとは異なり、顔周辺や角、翼にまで赤い模様が浮き出ます。身体が大きいために突進を避けづらく、しかも通常のディアブロスよりもダメージが大きいので、油断は禁物です。
ヌシ・ディアブロスの使う大技は突進です。ただの突進ではなく砦の施設を破壊しつつ突進してくるので、ヌシ・ディアブロスの位置を見失わないようにしましょう。
ヌシ・ディアブロスからしか入手できない「ヌシのねじれた角」は百竜武器の武器の強化に用います。
ヌシ・リオレウス
ヌシ・リオレウスもヌシ・ディアブロスと同様に、通常のリオレウスよりも一回り大きいサイズ。他のヌシモンスターと同様に、罠による拘束や操竜はできません。怒り状態の時に、顔や翼などに赤い模様が浮き上がるところや、エリア1で出現した場合にはエリア2へ進むという動作もヌシ・ディアブロスと同じです。
空中から火球を吐く攻撃が強力ですが、これは閃光玉で撃墜できます。
大技を出す前にはエリア2の入り口付近で力を溜める動作をします。大技はヌシ・リオレウスが上空に飛び上がり、砦の施設を壊す大ダメージの火玉を発射するというもの。力を溜めている時に一定以上のダメージを与えると大技をキャンセルできるので、積極的に狙っていきましょう。
ヌシ・リオレウスからしか入手できない素材「ヌシの轟炎袋」は、百竜武器の強化に使うほか装飾品「超心珠」の生産にも必要なので、重要性はかなりのものです。
ハンターランク上げには百竜夜行がお勧め
Ver.2.0時点ではハンターランクを41以上に上げても意味はありません。それでもハンターランクを上げたいと思う人がいるようなら、百竜夜行がお勧めです。ヌシ・ディアブロスとヌシ・リオレウスのどちらでも構いませんので、出現している方を選ぶといいでしょう。
5月末のVer.3.0まで、まだまだ楽しめそうですね。素敵なハンターライフを!
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- 『モンスターハンターライズ』プレイ日記5 「4/28に配信された有料DLCを買ってみた」
- どうも、Ver.2.0で追加された全クエストをソロでクリアしたものの、他の仕事が停滞しがちで若干焦ってきたライター・MW岩井です。 皆さんはVer.2.0と同時に配信された有料のダウンロードコンテンツ、何か買われましたか? これ、どれを買おうかと選びたくても、ニンテンドーeショップやマイニンテンドーストアの商品画面にはゲーム画面での見栄えが出ていないので、買うかどうか迷ってしまうんですよね。 そんなお悩みを抱えている皆さんのため、今回は新規配信の有料ダウンロードコンテンツのカタログをお送りします。 追加重ね着装備「スワロウシャツ」(胴) 男女どちらにも使える、白いアウターの内側に赤いシャツを着ているレイヤード風のシャツ。 着彩対応部位は白い部分全体。腰のコルセットのような部分は暗い色ながら、着彩に対応します。 追加重ね着装備「スワロウアーム」(腕) 前述した「スワロウシャツ」に通じるデザインの袖と手甲。 着彩対応部位は袖と、暗い色ながら手甲部分も変更可能。 追加重ね着装備「スワロウブーツ」(脚) 男性用はベルト+スラックスにロングブーツ。女性用はベルト+タイツ+ミニスカートにロングブーツという組み合わせ。 シャツやアームと違って白い部分がなく、全体が着彩可能ではあるものの、例えば赤く着彩しても「黒っぽい赤」という色になります。 で、最後の写真は重ね着「スワロウ」シリーズ3部位を着たところ。 頭と腰の部位は存在しないため、非表示にしています。胴、腕、脚防具と別々に販売している重ね着ですが、買うなら3部位を揃えたいですね。 追加アイルー重ね着装備「スズネコカラー」 オトモアイルー専用の顔部分重ね着。首から下げた大きな鈴が特徴。胴体部分の装備(または重ね着)は別のものを着用できるので、合うコーディネートを探してみるのも楽しそう。 着彩で鈴の色は変更できませんが、ベルトの色は変更可能。 追加アイルー重ね着装備「スパイクネコカラー」 『ストリートファイター』シリーズの春麗の腕輪を彷彿とさせるトゲトゲの首輪。「スズネコカラー」と同様にベルト部分の色は変更できます。 追加アイルー重ね着装備「ハートネコカラー」 前出の「スズネコカラー」とは異なり、ハート型のチャームが付いている、アイルー専用の顔部分重ね着。 追加アイルー重ね着装備「リボンネコカラー」 首輪のように、背後で結んだリボン型の重ね着。着彩でリボン全体の色を変更できるので、胴装備が暗い色だった場合に目立つのがお勧め。 追加ガルク重ね着装備「ホネガルカラー」 首輪から骨型のチャームが下がっている、ガルク専用の顔部分重ね着。着彩すると首輪部分の色を変更できます。 追加ガルク重ね着装備「スパイクガルカラー」 こちらも『ストリートファイターII』シリーズの春麗を彷彿とさせる、トゲトゲの顔部分重ね着。着彩すると、ベルト部分の色が変更できます。 追加ガルク重ね着装備「ハートガルカラー」 首輪からハート型のチャームが下がっている、オトモガルク専用の顔部分重ね着。首輪部分の色は着彩で変更できます。 追加ガルク重ね着装備「リボンガルカラー」 大きなリボンが付いた、オトモガルク専用の顔部分重ね着。リボンを結んでいる部分のパーツ色は変更できませんが、首輪+リボン部分の色はまとめて変更できます。 追加ジェスチャーセット「愉快な踊り」 1つのジェスチャーを買うだけで、4種類の踊りができるようになるセット。ジェスチャーを選択すると、ほかの行動をするまで踊り続けます。開始時のポーズが違うのが特徴です。 追加ポーズセット「アイドルポーズ」 ジェスチャーとは異なり、ポーズを選択するたびに固定のポーズを取るというもの。選択するたびに3種類のポーズを順番に取ります。 追加化粧・ペイント「小顔メイク」 化粧とペイントは、「身だしなみの設定」>「見出しなみの変更」でいつでも適用可能。「小顔メイク」は、顔の周辺の色をやや暗くすることで、顔を小さく見せる効果になります。すべての追加化粧・ペイントは男性キャラにも適用可能。 追加化粧・ペイント「ティアーペイント」 目からこぼれた大量の涙の跡のようなペイント。こちらも「身だしなみの設定」>「見出しなみの変更」で、いつでも適用可能。 追加髪型「サムライヘア」 髪を後頭部にまとめ、団子状にしたもの。一般的なサムライヘアとは異なり、サイドを刈り上げていないのが特徴。名前からすると男性用のようにも思われそうですが、動画を見ればわかるように、女性にも似合います。 追加髪型「ツーサイドアップ」 髪型「ツインテール」に似ていますが、結んでいるのは左右の髪のみ。後方の髪はそのまま下ろしている髪型。主に女性向けの髪型ですが、男性キャラクターに適用してみても面白そうです。 赤い髪色にしてみたら、どこかで見たようなものにも…? 追加ボイス「フゲン」 ハンターのボイスを、里長・フゲンの声へ変更できるようになります。フゲンが普段話している言葉ではなく、ハンターの行動に合わせて専用のボイスが再生されます。担当声優は土師孝也さん。非常に渋い声ですが、女性キャラに適用させることも可能。 下の動画では、ジェスチャーを実行したときの音声を聞けます。 追加ボイス「ミノト」 ハンターのボイスを、集会所のクエスト窓口・ミノトの声へ変更できるようになります。ミノトが普段話している言 葉ではなく、ハンターの行動に合わせて専用のボイスが再生されます。担当声優は伊藤静さん。落ち着いた女性の声ですが、男性キャラに適用させることも可能です。 下の動画では、ジェスチャーを実行したときの音声を聞けます。 追加BGMセット「ユクモ村BGM」 ルームサービスを利用して、自宅や修練場などのBGMを「ユクモ村BGM」へ変更できるようになります。ユクモ村とは、『モンスターハンターポータブル3rd』で初登場した、温泉が湧き出ている村。『モンスターハンターX/XX』でも再登場したので、聞いたことがある狩人さんも多いのでは? 追加BGMセット「カムラの里BGM:ピアノver.」 カムラの里のBGMをピアノアレンジしたバージョン。静かで、落ち着いた雰囲気の曲なので、いつものカムラの里とは違う雰囲気を味わいたい時にどうぞ。 追加フクズクの服「エースパイロット」 フクズクを着替えさせられる重ね着。「フライトキャップ(またはパイロットキャップ)」とゴーグルを被り、胸にはパイロットの階級章を着けた姿になります。 追加フクズクの服「ドスオウム」 こちらもフクズクを着替えさせられる重ね着。『モンスターハンター』の世界では「大きい」という意味を持つ「ドス」という名前が付けられていることから、「ドスオウム」=「巨大オウム」という意味で、この世界にも「オウム」という生き物がいることがわかります。 追加スタンプセット「スペシャルスタンプ1」 スタンプの種類を追加できるコンテンツです。イラストレーターは、カプコンが運営しているWebサイト「モンハン部」で、「モンスター4コマShow」を連載(現在は産休中)していた、あざらすぃゆずこさん。 初期状態では文字エリアは空欄になっています。このまま使っても十分に可愛いのですが、プレイ日記その2「チャットの定型文をカスタマイズしてデキるハンターになろう!」を参考に文字を設定するといいでしょう。7文字×3行まで文章を設定できます。 ダウンロードコンテンツはセット販売もあり 今回紹介した有料DLCは各100~400円で販売されているので、個別に買うと4,150円分になります。ですが、全部がセットになった「DLCパック2」は3,000円で買えるのでお勧めです。 素敵なハンターライフを!
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- 『モンスターハンターライズ』プレイ日記4「無料タイトルアップデートVer.2.0は何がどう変わったのか?」
- どうも、『モンスターハンターライズ』(以下『ライズ』)で勲章コンプリートを目指していましたが、「千頭狩猟の飾り絵馬」(条件:モンスターを1,000頭狩猟する)を達成できぬままVer.2.0を迎えたライターのMW岩井です。 今回のプレイ日記では、Ver.2.0の変更点について解説していきたいと思います。 アップデートの方法 インターネットへ接続しているニンテンドースイッチを起動したら、HOMEボタンを押してHOMEメニューを表示。次に『ライズ』にカーソルを合わせて、ソフトが起動していたらXボタンで終了。次に+ボタンを押してメニューを表示させ、「ソフトの更新」を選択。 『ライズ』ソフトを起動したまま「ソフトの更新」を選んでも「最新です」と表示されてしまうのでご注意を。 全ハンター向けの追加要素 今回のアップデートでは、かなり多くの内容が追加されています。これらを整理すると、全員に恩恵があるイベントクエスト(4月28日時点では未配信)と、一定条件を満たしてハンターランクを解放した人向けの追加要素。そして不具合の修正という3要素に分類できます。 これに加えて、有料ダウンロードコンテンツ(一部無料)も追加されています。 まずは、全ハンター向けの追加要素から順に説明していきましょう。 イベントクエストの配信 過去の『モンスターハンター』シリーズと同様に、『ライズ』でもイベントクエスト(以下イベクエ)が配信されることが発表されました。 イベクエはソフト本体には収録されておらず、インターネットに接続することでダウンロードできるクエストのこと。一度ダウンロードしてしまえばクエストはニンテンドースイッチ本体またはmicroSDカードに保存されるため、オフラインでも受注できます。 イベクエのクリア報酬は特殊なものが多いのも特徴で、今後配信されるイベクエではジェスチャーやスタンプが得られるものも予定しているとのこと。 ※アップデート初日(2021年4月28日)には配信されていません。 ギルドカードに新しい勲章が追加 ギルドカードに記録される勲章はVer.1.xでは全38種類でした。Ver.2.0では43種類に増加しましたので、すでに勲章を揃えた人も、新しく増えた勲章に挑戦してみてはどうでしょうか。 「狩人の身だしなみチケット」配信開始 プレイ日記1でもお伝えした通り、『ライズ』のキャラクターメイキングは非常に細かく設定できます。それだけに、実際のゲーム画面やムービー内で見た自分のキャラクターの顔を見て「もう少しだけ目を小さくすれば良かった」「やっぱりボイスは02が魅力的」などと、ゲームを結構進めてから後悔している人のSNS投稿をよく目にします。 そんな方々に朗報なのが、「狩人の身だしなみチケット」が無料配信されたこと。このチケット1枚につき一度だけ、キャラクターを作り直すことができるんです。名前は変更できませんが、性別も変更可能なのはうれしいところ。 もしチケット使用後、さらに変更したくなった場合でも「狩人の身だしなみチケット」を有料で買い足すこともできるのでご安心ください。 ( https://store-jp.nintendo.com/list/software/70050000026551.html より引用) 不具合の修正 これまではマカ錬金で錬金術を行う際に、一定の順序で同じ護石が排出されてしまうケースがあったそう。 今回のアップデートでは修正されていますので、「自分のデータは不具合が発生しているかも?」と不安を感じていた方も、安心してマカ錬金を実行できるようになりました。 ( https://www.capcom.co.jp/monsterhunter/rise/topics/notice/210408.html より引用) ハンターランク上限解放者向けの追加要素 今回最大の追加要素となるのがこちら。今回のアップデートを心待ちにしていた人の多くは、すでにナルハタタヒメを撃退していることでしょう。 この状態で『ライズ』を起動すると、以下のようなメッセージが表示されます。 里へ入ると、加工屋のハモンや雑貨屋のカゲロウらには黄色い吹き出し。ギルドマネージャー・ゴコクには赤い吹き出しが出ています。彼らに話しかけると、新しい展開が始まります。 集会所:☆7には新たなクエストがいくつか追加されているので、それに挑んでみるといいでしょう。ただし、新規追加されたクエストはどうやら、これまで挑戦できた☆7クエストに登場するモンスターよりも攻撃力やHPが多くなっているような印象です。里クエスト:☆6にも一人専用の新クエストが追加されているので、そちらにもぜひ挑戦してみてください。 クエストをクリアするとハンターランクポイントが蓄積し、ポイントに応じてハンターランク(以下「HR」)は8~20まで増えていきます。そしてHR20になると、オオナズチが登場する緊急クエスト「古の幻影」が受注可能に。これをクリアするとハンターランクが21~に上がり、次はHR30を目指すという流れです。 防具の強化段階が解放&重ね着防具の生産が可能に ハンターランクの上限が解放されると、防具の加工屋で変化が2つ起きます。 一つは防具の強化段階が増え、これまで以上に防御力を上げられるようになります。あくまで体感ですが、新しく追加されたクエストは攻撃力やHPが高いモンスターが登場するようなので、防具の強化は早目に済ませておくのがお勧めです。 二つ目は、防具を「重ね着防具」として生産することができるようになります。これは外観のみに適用される防具のこと。好きなスキルを発動させながら、好みの外観にできるというわけ。 オトモのレベル上限が35→50へ これまでレベル上限がレベル35だったオトモガルクとオトモアイルー。HRの上限が解放されたことで、オトモのレベルが上限50にまで上げられるようになります。 より強いモンスターを狩猟するために、オトモのレベルも上げて備えておきたいものです。 有料のダウンロードコンテンツも大量追加 Ver.2.0では無料でたくさんのアップデートが行われたため注目されづらいのですが、実は有料で購入できるダウンロードコンテンツ(以下「DLC」)も大量に追加されています。 欲しいものだけを個別に買ってもいいですし、以下の新規配信DLCをまとめて3,000円で買える、お得な「DLCパック2」も販売されています。 【新規追加されたDLC】 ・追加ボイス「フゲン」「ミノト」 ・追加ポーズ「アイドルポーズ」 ・追加ジェスチャーセット「愉快な踊り」 ・追加スタンプセット「スペシャルスタンプ1」(イラストレーター:あざらすぃゆずこ) ・追加髪型「サムライヘア」「ツーサイドアップ」 ・追加化粧・ペイント「ティアーペイント」「小顔メイク」 ・追加BGMセット「ユクモ村BGM」「カムラの里BGM:ピアノVer.」 次回の無料アップデートVer3.0は1ヶ月後に配信予定 配信番組では、次回のアップデート時期や内容についても発表が行われました。配信時期は一ヶ月後の5月末を予定しており、配信内容は以下が予定されています。 Ver.2.0のアップデート内容が想像以上に大量だったので一ヶ月後までに遊び尽くせるかは不安ですが、嬉しい悲鳴です。 素敵なハンターライフを!
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- 『モンスターハンターライズ』プレイ日記3「明日のために:新要素を活かした大剣使いになるべし!」
- ライターのMW岩井といいます。 前回の日記では、『モンスターハンターライズ』(以下『ライズ』)集会所でマルチプレイをする前に、各種定型文を変更するための方法をお伝えしました。これで、いよいよ集会所に……と思ったんですが、何かが足りないような? そんな気持ちになりました。 僕は『モンスターハンター』シリーズ経験者なので、使い慣れた大剣を背負い、走っていって抜刀斬り。そのあとに横転して、モンスターから離脱。こうした、過去シリーズで培った技術と知識を使い、これらを繰り返しているだけで、特に危なげなく討伐できてしまうんです。でも、何かが違うような気がして。 そんな時、気付いたことがありました。 「もしかして僕は、『ライズ』から増えた新要素を全然使っていないんじゃあ?」 そう気付いた僕は、ゲーム内マニュアルである「ハンターノート」を見ながら、翔蟲関係の練習をすることにしました。 疾翔けを使った、ジャンプ攻撃を狙いたい 翔蟲の技の中で、狩猟に役立ちそうなものを探してみることに。「ハンターノート」>「基本操作指南」>「翔蟲を使うアクション」の中に、気になるものを発見しました。 「これは……?」 目についたのは、空中へ飛び上がれる「疾翔け(はやがけ)」。『モンスターハンター4』からは「段差を利用してジャンプできる」ようになった『モンスターハンター』シリーズ。 今作からは段差すら必要なく、全武器種が「その場で」空中へ跳び上がれるようになりました。 僕が愛用している大剣は、空中でXボタンを押せば、空中で溜め斬りを出せます。ジャンプ攻撃をモンスターに当てると操竜も狙えますし、モンスターの肉質が硬い部位を攻撃しても、ジャンプ攻撃なら弾かれることはありません。 「よし、疾翔けを多用して戦うぞ」 そう思って実戦に取り入れてみたものの、新しい問題が発覚しました。 「モンスターにジャンプ攻撃が当たらない……」 モンスターに向かって疾翔けし、空中でXボタンを長押し。でも、空中で溜め斬りを出す関係上、落下スピードが緩やかになり、ハンターが攻撃を出すまでの間に、モンスターが移動してしまうのです。 幾度となくスカる、僕の空中溜め斬り。 「これは使いものにならない技なのかな?」 新しい壁に直面した僕は、その打開策を探すため、再びハンターノートをチェック。そう、ここに僕の悩みを解決する答えが書かれていたのです。 「空中でAボタン…空中停止」 疾翔けで飛び上がったあと、空中でAボタン。すると空中で真上に翔蟲を出し、空中で停止できるのです。 疾翔けで飛び上がり、そのまま空中溜め斬りを出すのではなく、いったん空中で停止。ここでモンスターがいる方向を確認してから、そちらに向けて空中で溜め斬り。これで、攻撃がスカる確率が著しく下がったんです。 モンスターが真下にいる場合は、ZRボタンを押して真下方向へ「落下突き」も使うようにすると、さらに攻撃の精度は上がりました。 こうして、攻撃に関する『ライズ』らしさは実現できたのです。 攻撃後の回避行動にも翔蟲のアクションを!? 次の課題は、攻撃を当てられるようになったものの、攻撃後の硬直中にモンスターから反撃を受けてしまうことが多く、力尽きてしまうことが目立っていました。 過去シリーズの大剣では、抜刀斬りやジャンプ溜め斬りのあとは回避行動を出すのがセットになっていました。回避行動を出すと、攻撃を出したあとの硬直時間をキャンセルして、早く動き始められるのです。 このため、縦斬りを出したあとはセットで回避行動を出すようにしていたんですが、どうも『ライズ』の大剣は鉄蟲糸技「強化納刀」が非常に強力との噂。 「騙されたと思って、使ってみるか……」 大剣の抜刀斬りや、ジャンプ溜め斬りなどを出したあと、強化納刀。過去の大剣の基本と較べてみたものが以下です。 ●回避行動によるキャンセル(いままで) Xボタンで抜刀攻撃→Bボタンで回避行動 ●強化納刀によるキャンセル(『ライズ』から) Xボタンで抜刀攻撃→ZL+Aで強化納刀 このように、これまでは硬直中にBボタンを押していただけの操作を、ZL+Aボタンの操作に置き換えるのは、なかなか慣れません。「翔蟲関連の技を出すにはZLボタンを押しながら」と頭では理解できていても、長年染み付いた手癖を直すのは(特に、おじさんにとっては)大変です。 でもクエストで練習しているうちに、強さの理由がわかってきたんです。 強化納刀の利点ベスト5 ① 硬直時間をキャンセルできるのは、回避行動と同タイミング 硬直時間をキャンセルできる性能が回避行動と同じならば、これまでの回避行動と同じ用途に置き換えられます。 ② 回避行動は左右と前方にしか回避できなかったが、強化納刀は全方向へ移動可能 移動方向が自由ならば、モンスターから間合いを離すようにも動けるばかりか、モンスターの股下を潜るような動きもできるなど、自由自在。 ③ モーション序盤に無敵時間がある 無敵時間がある&移動距離が長いお陰で、移動開始時に攻撃を受けづらい。 ④ 強化納刀を終えると、納刀状態になる 過去シリーズの大剣における基本行動は抜刀攻撃→回避行動→納刀までが一連の動きだったので、次の攻撃に移るまでのサイクルが短くなる。 ⑤ 強化納刀後、20秒間は攻撃力が10%上昇 パワーが売りの大剣なので、攻撃力が上がるのは大歓迎。 このように、強化納刀は『ライズ』大剣にとって、なくてはならないものだということを実感しました。 これらの要素を取り入れた僕の大剣の動きは、まさしく『ライズ』らしい戦い方になりました。 攻撃を受けた際のリカバリーにも翔蟲を 前述した2つの要素を取り入れただけでも、見違えるほど『ライズ』らしくなった僕の大剣。でも、『ライズ』の翔蟲はこのほかにも、まだ戦闘に役立つ要素があったんです。それは、「翔蟲受け身」。 モンスターなどの攻撃を受けてふっ飛ばされた場合、ハンターが起き上がろうとしているところにモンスターが攻撃を出していた場合、ガードできない武器だと回避できず、一方的に攻撃を受けてしまいます。一応、ダウン時には操作を行わないことで起き上がるタイミングを遅らせるという方法もありますが、長く継続する攻撃についてはどうしようもありません。 そんな時に役立つのが、翔蟲受け身。吹っ飛び中にZLを押しながらBボタンを押すと、ダウンせずに態勢を整え、着地できるのです。 「回避する方向を間違えた。わー、攻撃を食らった!」 そこで、翔蟲受け身。 「お? モンスターから離れるように受け身できた」 これにより連続で攻撃を受けづらくなるばかりか、素早く反撃できるため、終了時間も短縮できます。 また、この時に受け身をする方向をモンスターに向けて行った場合、空中で攻撃を出せるようになるので、ジャンプ攻撃を狙うこともできます。ピンチがチャンスに変わるというわけ。 「吹き飛ばされたけど、ここから再度モンスターに接近して、ジャンプ攻撃を狙う! 操竜できるか……?」 大剣「だから」という先入観には惑わされない 大剣というと、どうも「大ダメージ武器」という先入観があるせいか、ついダメージを求めがち。真・溜め斬りを当てた時のダメージは非常に大きいので、大剣を始めたばかりの人は積極的に真・溜め斬りを狙いがちです。 でも、真・溜め斬りは出すまでの行程が必要であり、モンスターがダウン中などでないと、当てることはなかなか難しい攻撃です。 もちろん、ゲームをしていて「楽しい」と思えることも大事だとは思います。でも、僕が考える『モンスターハンター』の「上手い」闘い方とは、闘牛のようなものだと思っています。 モンスターの攻撃を華麗に、最小限の動きで避け、モンスターの隙を狙って反撃する。理論的には、ノーダメージでモンスターを倒せるはず。 『ライズ』で使えるようになった翔蟲を利用すれば、ヒット&アウェイがやりやすくなっている印象があります。 何より、狩猟中の自分の動きが、たまらなく格好いい! 動画を撮影してSNSで公開したいくらいの自画自賛です。 僕は、これを機に「美しい闘い方をする」ハンターを目指したいと思っています。皆さんも、素敵なハンターライフを!