『リーグ・オブ・レジェンド』の世界大会「Worlds 2021」のグループステージで、日本代表チームのDetonatioN FocusMe(DFM)は、LPLのEdward Gaming(EDG)と対戦。

このEDG戦でDFMのグループステージは1巡。そして、当時とメンバーは異なるものの、DFMとしては2018年にEDGとの対戦経験があり、リベンジマッチでもあった。

ここまで負けなしのEDGと勝利なしのDFMだが、EDGはまったく手を抜かず、バンピックでDFMを徹底的に警戒。対してDFMは、GaengのレオナとStealのタロンを優先し、Yutaponはジンを、Ariaはサイラスを取り、Eviは「LJL」でも見せたことのなかったポッピーをピック。対面に対して戦える構成を組んだ。


チームとしても明らかに緊張がほぐれ、グループステージに慣れてきた印象だ。その証拠に、序盤からStealのタロンが機動力を生かして相手の裏に回る動きでミッドとトップでガンクを決める。その有利を生かして2度のリフトヘラルドとドラゴン2体も獲得し、少数戦ではEviのポッピーも刺さって、ゴールドでもキル数でもDFMがリードを築き上げた。


しかしそこは百戦錬磨のEDG、Gaengが絶妙なエンゲージを仕掛けても、集団戦となるとシンプルにプレイヤーのフィジカルと連携力を発揮し、2-5と負けている中でEDGが7-6と逆転。タワーを攻め立て、あれよという間に本陣まで踏み込まれてしまった。


そんな中でも、EDGの分厚いプレッシャーに屈せず、最後まで果敢に挑んだDFMだったが、残念ながらEDGの全勝を止めることはかなわなかった。


ここまで前半3戦は苦しい展開が続いたDFMだが、戦いを重ねるごとにメタへの適応、個人個人の動きの精度は間違いなく改善されてきている。特にこのEDG戦は、それぞれに手ごたえを感じたはずだ。

DFMの次の試合は、2日間のインターバルを空けた10月16日(土)。20時からEDG、23時から100 Thievesと連戦となる。後半戦では、世界に通用した部分と届かなかった部分を冷静に振り返り、強豪チームと戦って成長したDFMをきっと見せてくれるに違いない。


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