11月6日(土)に行われた「Worlds 2021 ファイナルズ」の余韻も冷めやらぬ11月7日(日)、『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)初のアニメシリーズ「Arcane(アーケイン)」の公開を記念したイベント「ARCANE DAY」(アーケイン・デイ)が、ベルサール秋葉原にて開催された。
フルセットまでもつれこみ、そしてDAMWON KIAによる史上2回目のWorlds連覇を阻止して初優勝を勝ち取ったEDWARD Gamingの深夜に及ぶ戦いをきっと観戦してきたであろうファンたちが、歩行者天国でにぎわう秋葉原に集結。思い思いの楽しみ方で、LoL友との時間を共有する光景が、日本にも久々に帰ってきた。
「Arcane」は日本時間の11月7日より、Netflixにて配信がスタート。その日本語版声優を務めたジンクス役の上坂すみれさん、ヴァイ役の小林ゆうさん、さらにスペシャルゲストとして大の『LoL』好きとしても有名なケイン コスギさんも“アーケイン コスギ”さんとして迎え、公開を記念した舞台挨拶が実施された。
といっても、すでに舞台挨拶自体は多くの媒体で報じられてしまっていて、それだけでは面白味もない。そこで本記事では「Arcane」で新たに『LoL』を知ることになる人や、もともと『LoL』ファンだがストーリー面にはあまり触れてこなかった人が、もっと『LoL』の世界にどっぷり浸かれるような情報を補足していきたい。合わせて、久々のオフラインイベント会場の雰囲気もご紹介していこう。
「Arcane」の制作は、2020年に行われた「リーグ・オブ・レジェンド10周年記念イベント」で発表された『LoL』のアニメーション作品だ。当時は下のイメージカットだけが公開されていたが、振り返ると第1話の最後に登場するカットになっている。
「Arcane」の舞台は、科学で反映した都市ピルトーヴァーと、その下にある貧しい街ゾウン。物語の主人公は、ゾウンに住むヴァイとパウダーというふたりの姉妹で、ゾウンによるピルトーヴァーへの戦乱で両親を失い、反乱軍のリーダーだったヴァンダーに育てられた。
一見、貧富の差が明確に思えるふたつの街だが、実は繁栄を極めるピルトーヴァーが進める科学と魔法の武力開発という闇の一面をゾウンが担う面もある。そんな街で、幼いながらもリーダーとして振舞うヴァイと失敗ばかりのパウダーは、やがて両都市の争いに巻き込まれていく……といったストーリー。パウダーというのはジンクスの本名。ピックするとジンクスを名乗る理由を笑いながらにしゃべることがあるが、その理由もアニメを見ることでわかってくる。
アニメは毎週3話ずつ公開されていくが、『LoL』のプレイヤーであれば、随所に登場する怪しい人物にも気付けるだろう。いま、あいつに似たキャラにすれ違った、あそこにいたのはもしかして……と、ついつい想像してしまうのも楽しい。
もともと『LoL』には、世界観を解説する「ユニバース」という膨大なコンテンツがあり、チャンピオンそれぞれの生い立ちや物語が語られている。しかし、実はこの「Arcane」とは若干異なる設定や、秘密とされてきた話が多々あるのだ。主人公であるヴァイはそもそもピルトーヴァーの警官として描かれていたはずだし、ジンクスはパンキッシュで底抜けに明るいイメージだった。完成されたキャラクターだと思っていた彼女らの生い立ちを知ることで、これまでとは少し異なるイメージを持つかもしれない。
他にも「ユニバース」には、これから「Arcane」に登場するであろう多くのチャンピオンが、ピルトーヴァー/ゾウン出身として紹介されている。アニメに登場するたびにこちらを読んでいくと、よりアニメを楽しめるはずだ。ぜひ一読することをお勧めしたい。
・ピルトーヴァー
https://universe.leagueoflegends.com/ja_JP/region/piltover/
・ゾウン
https://universe.leagueoflegends.com/ja_JP/region/zaun/
この日は、招待枠のインフルエンサーと事前に募集された試写会に当選したファンに「Arcane」の先行上映会が実施され、主演声優の上坂すみれさん、小林ゆうさんの舞台挨拶はその直後に行われた。
そもそもふたりは、日本サーバーで『LoL』が実装された2015年頃にチャンピオンの声を演じてはいたものの、ゲーム音声のみの収録であり、その後ジンクスやヴァイを演じる機会はほとんどなかったはずだ。
しかし「Arcane」を見てみると、『LoL』というゲームの緻密な世界観と個性的なキャラクターたちが繰り広げるドラマがあり、声優としての真に迫る演技のすごさもわかっていただけると思う。
ちなみに、収録時点で映像は出来上がっており、文字通りの「アフレコ」だったそうだ。
まず、ジンクスを演じた上坂すみれさんは、ゲームでのジンクスではわからなかった新たな魅力を感じたとコメント。「私が演じる主人公・ジンクスがどのようなキャラクターかは知ってはいたんですけど、バックボーンについては今回まで知らなかったので、『Arcane』によってジンクスの幼少期の可愛らしい一面を見れたり、すごく意外性があって、引き込まれる緻密なストーリーで驚きました」と感想を語り、作品を通して、より深くキャラクターについて理解を深めた様子がうかがえた。
ヴァイを演じた小林ゆうさんは、キャラクターをまるで現実に生きている人物のように扱ういつもの口調で、「ヴァイさんはとても大好きなキャラクターなので、アニメでも演じさせてもらえることになって、とても嬉しいです。ゲームの時は、好戦的な部分をクローズアップされるキャラクターなんですけど、アニメになると、どうしてこのような面がヴァイに生まれたのかというところがよく知れて……もうヴァイさんには幸せになってほしい気持ちです」と、普段のやさしい口調からは想像がつかないヴァイならではの“いい声”で会場のファンを驚かせながら、ヴァイの一番の理解者として彼女への想いを語った。
また、ゲームを知る立場からの出演となった“アーケイン コスギ”さんは「ハリウッド映画並みのクオリティで、オープニングから泣きそうになりました」と大絶賛。「『リーグ・オブ・レジェンド』ファンからしてもかなりいい作品だと思います! アニメでも ジンクスとヴァイの2人を見ることができて、とても嬉しいですし、早く家に帰ってジンクスを使ってプレイしたい」と、ADCメインならではのジンクスへの熱さが感じられた。
本作は、手書きのような独特なアニメーションタッチにも注目されているが、上坂すみれさんは「油絵のような重厚感があって、手書きかCGか分からなく、これが『Arcane』の世界なんだ! とアフレコの際に映像を見入ってしまいました。」とコメント。 小林ゆうさんは、「表情の1つ1つの繊細な部分が大切に作られていて、アフレコの際に思わず自分もキャラクターと同じ顔になりました。アクションシーンの際にヒップホップであったり、素晴らしい音楽がアクションにハマっていて、演じているこちらも燃えてくるようなものすごい映像になっていまし た!」と驚きを隠せない様子だった。
「Arcane」のアニメ制作スタジオはフランスのFortiche Productionで、『LoL』関連では、KD/Aのミュージックビデオやトレーラー映像なども制作してきたライアットとは旧知の仲。ちなみに、監督は『トイ・ストーリー2』の原案・共同監督として名を連ねるアッシュ・ブラノン。楽曲はエピソードごとに、PVRIS、イマジンドラゴンズ、スティングといったそうそうたるメンバーが制作している。
ここで、壮大な姉妹ゲンカが繰り広げられる「Arcane」になぞらえて、「身近な人と対立したり喧嘩をしてしまった場合、どのように解決しますか? 」という質問が投げかけられた。上坂すみれさんが「よくある冷蔵庫の『プリンを食べてしまった』といった内容の喧嘩だったら、それ相応のプリンを準備して仲直りに挑みます」とコメント。それに対して小林ゆうさんも「私の演じるヴァイさんだったらカップケーキになるのでしょうが(詳しくはアニメ「Arcane」を参照)、今回は『プリン』にさせていただきます」とプリン推し。アーケイン コスギさんももちろん「僕も仲直りにはプリンですね!」と続いた。
最後にファンへのひとこととして、上坂すみれさんは「本当に見ごたえのあるストーリー、臨場感のあるアクション、キャラクターそれぞれの魅力であったり、個性が詰まっていて、それを描き出す映像美、音楽のかっこよさなど、見どころたっぷりなので、ぜひ大きいデバイスで見てください! そしてヴァイとジンクスの姉妹の物語にもぜひ注目してください!」とコメント。
小林ゆうさんは、「今回のアニメは会場に来ていただいている皆さまを始め、世界中で『リーグ・オブ・ レジェンド』を愛していただいている皆さまのおかげで完成したと思います。本当に心を掴んで離さない内容になっています。細部にわたって映像が美しいので、ぜひ瞬きをせずに最後まで楽しんでご覧ください」と『Arcane』公開への思いと、これから視聴する方へのコメントを述べました。
最後はケイン コスギさんが持ちネタ(?)である「パーフェクト アーケイン!」と『アーケイン』にちなんだお決まりのセリフを披露。参加者全員での記念撮影で閉会した。
『LoL』といえば、ゲーム以外のリアルな場面でさまざまなイベントを盛り上げてくれている熱いファンコミュニティが有名だ。今回もライアットゲームズはそれに応えるかたちで、体調管理などを徹底しながら、いろいろな展示やアトラクションなどを用意してくれていた。それらをご紹介しよう。
「Arcane」の世界観を再現した軽食を提供する「Arcane キッチンカー」も登場。
ジンクスとヴァイのヘアカラーをイメージしたポップコーンは、ストロベリーとブルーベリー。舞台挨拶で小林ゆうさんも語っていた「あのカップケーキ」の本物も? この日限定のグルメに、写真を撮影する人もたくさんいた。
ヴァイといえば、両手に装着したヘクステック式パワーグラブによる打撃がメインのメレーチャンピオン。ということで会場に設置されたのはパンチングマシーンだ。マシーンも手も壊れてしまうということで、今回は残念ながらヘクステックグローブはなし。係員から「ケンカの作法」を聞きながら普通のグローブを装着し、一撃入魂の「真っすぐいってぶっとばす」を楽しめた。
こちらは、ジンクスのパウパウガンを体験できるブース。的を倒すことで参加賞がもらえるアトラクションだった。このパウパウガンも売ってほしい……。
「LJL」のグランドファイナルなどで毎回展示されるファンアート。今回は「Arcane」をテーマに募集されたアートコンテストの入賞作品が会場を彩っていた。
『LoL』のゲーム内イベント「精霊の花祭り」などでオンラインでのファンアートイベントはあったが、やはりこうしてプリントされた展示を見ると気持ちが盛り上がる。ストーリーになぞらえたものも多く、来場者を楽しませてくれた。
10周年記念イベントでもお披露目された、チャンピオンごとの声優さんのサイン入りグラフィックが今回も展示。
初めて見た人は、ベイガー、ハイマーディンガー、ジグスのように複数キャラを担当している花江夏樹さんや、意外な大物声優の名前に驚くことも多く、ゲームの話に花を咲かせるファンの姿も見られた。
また、諸事情により交代された新旧声優のサインが並んでいたのも、ファンにとってはうれしかっただろう。
また、10周年記念イベント以降に追加されたチャンピオンの声優も正式に明らかとなった。公式には公開されていなかったため、初めて知ったファンもおり、サインとともに撮影する人も途切れることがなかった。
イベント当日の11月7日(日)から、日本のライアットゲームズ公式オンラインショップ「Riot Games Store Japan」がオープン。会場では、新しいグッズやフィギュアなどが展示されていた。公式グッズはこれまで、海外通販や「Worlds」の会場など、購入できるチャンスは非常に少なかったが、これで日本でもフィギュアが買いやすくなりそうだ。
なお、「Arcane」関連のグッズは11月8日(月)から購入可能だ。
その他、フィギュア系はリアルな頭身でディテールを再現した「スタチュー」シリーズと、2頭身のかわいい「フィギュア」シリーズが陳列されていた。
スタチューシリーズ
フィギュアシリーズ
そして、休日の秋葉原を1日盛り上げてくれたのが、たくさんのコスプレイヤーの皆さんだ。ヴィエゴやヴェックスといった新しいキャラクターもやっと出番を迎え、来場した『LoL』ファンと写真撮影を楽しんだり交流もしていた。
ベルサール秋葉原という、秋葉原の中心とも言える場所だけにコスプレイベントの話題性は大きく、『LoL』というゲームを知らない人でも、言葉が通じない外国人観光客でも、男女の区別などもなく交流を深めていた。
第1部の上映会は舞台挨拶までだったが、実は第2部、第3部も開催された。
第2部は「Arcane スペシャルイベント前半戦」と題して、「基礎から学ぶ『Runeterra World』」と、「声優陣に迫る『Behind the Scene』」として、ケイトリン役の甲斐田裕子さん、宮崎遊、下川涼、佐藤せつじさんらが登場。
そして第3部では、「Arcaneスペシャルイベント後半戦」として、「ガチンコバトル『Runeterra Quiz』」と「エンディングトーク」で締め括られた。
コロナ禍により「LJL」も無観客となり、大阪で開催予定だった「LJLファイナル」も中止に。それから1年間、完全無観客での「LJL」の間、オンラインで観戦し、応援や一喜一憂はしてきたものの、やはりどこか物足りないところがあった。
それは、同じように『LoL』というゲームが好きな人同士が集まるコミュニティでの交流だと強く感じる。eスポーツタイトルの中で、これほどファンが能動的に活動し、互いに楽しみに、楽しませるゲームは他にない。
「神秘的な」「難解な」という意味を持つ「Arcane」から始まる、アニメという新たなメディアによって、『LoL』の世界がさらに広がっていくことは間違いない。
Arcane公式サイト: https://arcane.com/ja-jp/
Arcane公式Twitter: https://twitter.com/arcaneshow
ライアットゲームズ公式サイト: https://www.riotgames.com/ja
Riot Games Japan 公式Twitter: https://twitter.com/riotgamesjapan
リーグ・オブ・レジェンド公式サイト: http://jp.leagueoflegends.com/
リーグ・オブ・レジェンド公式Twitter: https://twitter.com/loljpofficial
フルセットまでもつれこみ、そしてDAMWON KIAによる史上2回目のWorlds連覇を阻止して初優勝を勝ち取ったEDWARD Gamingの深夜に及ぶ戦いをきっと観戦してきたであろうファンたちが、歩行者天国でにぎわう秋葉原に集結。思い思いの楽しみ方で、LoL友との時間を共有する光景が、日本にも久々に帰ってきた。
「Arcane」は日本時間の11月7日より、Netflixにて配信がスタート。その日本語版声優を務めたジンクス役の上坂すみれさん、ヴァイ役の小林ゆうさん、さらにスペシャルゲストとして大の『LoL』好きとしても有名なケイン コスギさんも“アーケイン コスギ”さんとして迎え、公開を記念した舞台挨拶が実施された。
といっても、すでに舞台挨拶自体は多くの媒体で報じられてしまっていて、それだけでは面白味もない。そこで本記事では「Arcane」で新たに『LoL』を知ることになる人や、もともと『LoL』ファンだがストーリー面にはあまり触れてこなかった人が、もっと『LoL』の世界にどっぷり浸かれるような情報を補足していきたい。合わせて、久々のオフラインイベント会場の雰囲気もご紹介していこう。
ヴァイ&ジンクスを中心に描かれる、科学と魔法の光と闇の物語「Arcane」
「Arcane」の制作は、2020年に行われた「リーグ・オブ・レジェンド10周年記念イベント」で発表された『LoL』のアニメーション作品だ。当時は下のイメージカットだけが公開されていたが、振り返ると第1話の最後に登場するカットになっている。
「Arcane」の舞台は、科学で反映した都市ピルトーヴァーと、その下にある貧しい街ゾウン。物語の主人公は、ゾウンに住むヴァイとパウダーというふたりの姉妹で、ゾウンによるピルトーヴァーへの戦乱で両親を失い、反乱軍のリーダーだったヴァンダーに育てられた。
一見、貧富の差が明確に思えるふたつの街だが、実は繁栄を極めるピルトーヴァーが進める科学と魔法の武力開発という闇の一面をゾウンが担う面もある。そんな街で、幼いながらもリーダーとして振舞うヴァイと失敗ばかりのパウダーは、やがて両都市の争いに巻き込まれていく……といったストーリー。パウダーというのはジンクスの本名。ピックするとジンクスを名乗る理由を笑いながらにしゃべることがあるが、その理由もアニメを見ることでわかってくる。
アニメは毎週3話ずつ公開されていくが、『LoL』のプレイヤーであれば、随所に登場する怪しい人物にも気付けるだろう。いま、あいつに似たキャラにすれ違った、あそこにいたのはもしかして……と、ついつい想像してしまうのも楽しい。
もともと『LoL』には、世界観を解説する「ユニバース」という膨大なコンテンツがあり、チャンピオンそれぞれの生い立ちや物語が語られている。しかし、実はこの「Arcane」とは若干異なる設定や、秘密とされてきた話が多々あるのだ。主人公であるヴァイはそもそもピルトーヴァーの警官として描かれていたはずだし、ジンクスはパンキッシュで底抜けに明るいイメージだった。完成されたキャラクターだと思っていた彼女らの生い立ちを知ることで、これまでとは少し異なるイメージを持つかもしれない。
他にも「ユニバース」には、これから「Arcane」に登場するであろう多くのチャンピオンが、ピルトーヴァー/ゾウン出身として紹介されている。アニメに登場するたびにこちらを読んでいくと、よりアニメを楽しめるはずだ。ぜひ一読することをお勧めしたい。
・ピルトーヴァー
https://universe.leagueoflegends.com/ja_JP/region/piltover/
・ゾウン
https://universe.leagueoflegends.com/ja_JP/region/zaun/
上坂すみれ、小林ゆう、“アーケイン コスギ”が語る「Arcane」舞台挨拶
この日は、招待枠のインフルエンサーと事前に募集された試写会に当選したファンに「Arcane」の先行上映会が実施され、主演声優の上坂すみれさん、小林ゆうさんの舞台挨拶はその直後に行われた。
そもそもふたりは、日本サーバーで『LoL』が実装された2015年頃にチャンピオンの声を演じてはいたものの、ゲーム音声のみの収録であり、その後ジンクスやヴァイを演じる機会はほとんどなかったはずだ。
しかし「Arcane」を見てみると、『LoL』というゲームの緻密な世界観と個性的なキャラクターたちが繰り広げるドラマがあり、声優としての真に迫る演技のすごさもわかっていただけると思う。
ちなみに、収録時点で映像は出来上がっており、文字通りの「アフレコ」だったそうだ。
まず、ジンクスを演じた上坂すみれさんは、ゲームでのジンクスではわからなかった新たな魅力を感じたとコメント。「私が演じる主人公・ジンクスがどのようなキャラクターかは知ってはいたんですけど、バックボーンについては今回まで知らなかったので、『Arcane』によってジンクスの幼少期の可愛らしい一面を見れたり、すごく意外性があって、引き込まれる緻密なストーリーで驚きました」と感想を語り、作品を通して、より深くキャラクターについて理解を深めた様子がうかがえた。
ヴァイを演じた小林ゆうさんは、キャラクターをまるで現実に生きている人物のように扱ういつもの口調で、「ヴァイさんはとても大好きなキャラクターなので、アニメでも演じさせてもらえることになって、とても嬉しいです。ゲームの時は、好戦的な部分をクローズアップされるキャラクターなんですけど、アニメになると、どうしてこのような面がヴァイに生まれたのかというところがよく知れて……もうヴァイさんには幸せになってほしい気持ちです」と、普段のやさしい口調からは想像がつかないヴァイならではの“いい声”で会場のファンを驚かせながら、ヴァイの一番の理解者として彼女への想いを語った。
また、ゲームを知る立場からの出演となった“アーケイン コスギ”さんは「ハリウッド映画並みのクオリティで、オープニングから泣きそうになりました」と大絶賛。「『リーグ・オブ・レジェンド』ファンからしてもかなりいい作品だと思います! アニメでも ジンクスとヴァイの2人を見ることができて、とても嬉しいですし、早く家に帰ってジンクスを使ってプレイしたい」と、ADCメインならではのジンクスへの熱さが感じられた。
本作は、手書きのような独特なアニメーションタッチにも注目されているが、上坂すみれさんは「油絵のような重厚感があって、手書きかCGか分からなく、これが『Arcane』の世界なんだ! とアフレコの際に映像を見入ってしまいました。」とコメント。 小林ゆうさんは、「表情の1つ1つの繊細な部分が大切に作られていて、アフレコの際に思わず自分もキャラクターと同じ顔になりました。アクションシーンの際にヒップホップであったり、素晴らしい音楽がアクションにハマっていて、演じているこちらも燃えてくるようなものすごい映像になっていまし た!」と驚きを隠せない様子だった。
「Arcane」のアニメ制作スタジオはフランスのFortiche Productionで、『LoL』関連では、KD/Aのミュージックビデオやトレーラー映像なども制作してきたライアットとは旧知の仲。ちなみに、監督は『トイ・ストーリー2』の原案・共同監督として名を連ねるアッシュ・ブラノン。楽曲はエピソードごとに、PVRIS、イマジンドラゴンズ、スティングといったそうそうたるメンバーが制作している。
ここで、壮大な姉妹ゲンカが繰り広げられる「Arcane」になぞらえて、「身近な人と対立したり喧嘩をしてしまった場合、どのように解決しますか? 」という質問が投げかけられた。上坂すみれさんが「よくある冷蔵庫の『プリンを食べてしまった』といった内容の喧嘩だったら、それ相応のプリンを準備して仲直りに挑みます」とコメント。それに対して小林ゆうさんも「私の演じるヴァイさんだったらカップケーキになるのでしょうが(詳しくはアニメ「Arcane」を参照)、今回は『プリン』にさせていただきます」とプリン推し。アーケイン コスギさんももちろん「僕も仲直りにはプリンですね!」と続いた。
最後にファンへのひとこととして、上坂すみれさんは「本当に見ごたえのあるストーリー、臨場感のあるアクション、キャラクターそれぞれの魅力であったり、個性が詰まっていて、それを描き出す映像美、音楽のかっこよさなど、見どころたっぷりなので、ぜひ大きいデバイスで見てください! そしてヴァイとジンクスの姉妹の物語にもぜひ注目してください!」とコメント。
小林ゆうさんは、「今回のアニメは会場に来ていただいている皆さまを始め、世界中で『リーグ・オブ・ レジェンド』を愛していただいている皆さまのおかげで完成したと思います。本当に心を掴んで離さない内容になっています。細部にわたって映像が美しいので、ぜひ瞬きをせずに最後まで楽しんでご覧ください」と『Arcane』公開への思いと、これから視聴する方へのコメントを述べました。
最後はケイン コスギさんが持ちネタ(?)である「パーフェクト アーケイン!」と『アーケイン』にちなんだお決まりのセリフを披露。参加者全員での記念撮影で閉会した。
『LoL』らしいアトラクションや展示も多数
『LoL』といえば、ゲーム以外のリアルな場面でさまざまなイベントを盛り上げてくれている熱いファンコミュニティが有名だ。今回もライアットゲームズはそれに応えるかたちで、体調管理などを徹底しながら、いろいろな展示やアトラクションなどを用意してくれていた。それらをご紹介しよう。
Arcane キッチンカー
「Arcane」の世界観を再現した軽食を提供する「Arcane キッチンカー」も登場。
ジンクスとヴァイのヘアカラーをイメージしたポップコーンは、ストロベリーとブルーベリー。舞台挨拶で小林ゆうさんも語っていた「あのカップケーキ」の本物も? この日限定のグルメに、写真を撮影する人もたくさんいた。
ヴァイのパンチングマシーン
ヴァイといえば、両手に装着したヘクステック式パワーグラブによる打撃がメインのメレーチャンピオン。ということで会場に設置されたのはパンチングマシーンだ。マシーンも手も壊れてしまうということで、今回は残念ながらヘクステックグローブはなし。係員から「ケンカの作法」を聞きながら普通のグローブを装着し、一撃入魂の「真っすぐいってぶっとばす」を楽しめた。
ジンクスのシューティングギャラリー
こちらは、ジンクスのパウパウガンを体験できるブース。的を倒すことで参加賞がもらえるアトラクションだった。このパウパウガンも売ってほしい……。
ファンアート
「LJL」のグランドファイナルなどで毎回展示されるファンアート。今回は「Arcane」をテーマに募集されたアートコンテストの入賞作品が会場を彩っていた。
『LoL』のゲーム内イベント「精霊の花祭り」などでオンラインでのファンアートイベントはあったが、やはりこうしてプリントされた展示を見ると気持ちが盛り上がる。ストーリーになぞらえたものも多く、来場者を楽しませてくれた。
ボイスアクターアート&グラフ
10周年記念イベントでもお披露目された、チャンピオンごとの声優さんのサイン入りグラフィックが今回も展示。
初めて見た人は、ベイガー、ハイマーディンガー、ジグスのように複数キャラを担当している花江夏樹さんや、意外な大物声優の名前に驚くことも多く、ゲームの話に花を咲かせるファンの姿も見られた。
また、諸事情により交代された新旧声優のサインが並んでいたのも、ファンにとってはうれしかっただろう。
また、10周年記念イベント以降に追加されたチャンピオンの声優も正式に明らかとなった。公式には公開されていなかったため、初めて知ったファンもおり、サインとともに撮影する人も途切れることがなかった。
ついに日本でも購入可能に! 最新グッズ&フィギュア
イベント当日の11月7日(日)から、日本のライアットゲームズ公式オンラインショップ「Riot Games Store Japan」がオープン。会場では、新しいグッズやフィギュアなどが展示されていた。公式グッズはこれまで、海外通販や「Worlds」の会場など、購入できるチャンスは非常に少なかったが、これで日本でもフィギュアが買いやすくなりそうだ。
なお、「Arcane」関連のグッズは11月8日(月)から購入可能だ。
その他、フィギュア系はリアルな頭身でディテールを再現した「スタチュー」シリーズと、2頭身のかわいい「フィギュア」シリーズが陳列されていた。
スタチューシリーズ
フィギュアシリーズ
コスプレイヤーさん
そして、休日の秋葉原を1日盛り上げてくれたのが、たくさんのコスプレイヤーの皆さんだ。ヴィエゴやヴェックスといった新しいキャラクターもやっと出番を迎え、来場した『LoL』ファンと写真撮影を楽しんだり交流もしていた。
ベルサール秋葉原という、秋葉原の中心とも言える場所だけにコスプレイベントの話題性は大きく、『LoL』というゲームを知らない人でも、言葉が通じない外国人観光客でも、男女の区別などもなく交流を深めていた。
第2部以降もイベント目白押し
第1部の上映会は舞台挨拶までだったが、実は第2部、第3部も開催された。
第2部は「Arcane スペシャルイベント前半戦」と題して、「基礎から学ぶ『Runeterra World』」と、「声優陣に迫る『Behind the Scene』」として、ケイトリン役の甲斐田裕子さん、宮崎遊、下川涼、佐藤せつじさんらが登場。
そして第3部では、「Arcaneスペシャルイベント後半戦」として、「ガチンコバトル『Runeterra Quiz』」と「エンディングトーク」で締め括られた。
コロナ禍により「LJL」も無観客となり、大阪で開催予定だった「LJLファイナル」も中止に。それから1年間、完全無観客での「LJL」の間、オンラインで観戦し、応援や一喜一憂はしてきたものの、やはりどこか物足りないところがあった。
それは、同じように『LoL』というゲームが好きな人同士が集まるコミュニティでの交流だと強く感じる。eスポーツタイトルの中で、これほどファンが能動的に活動し、互いに楽しみに、楽しませるゲームは他にない。
「神秘的な」「難解な」という意味を持つ「Arcane」から始まる、アニメという新たなメディアによって、『LoL』の世界がさらに広がっていくことは間違いない。
Arcane公式サイト: https://arcane.com/ja-jp/
Arcane公式Twitter: https://twitter.com/arcaneshow
ライアットゲームズ公式サイト: https://www.riotgames.com/ja
Riot Games Japan 公式Twitter: https://twitter.com/riotgamesjapan
リーグ・オブ・レジェンド公式サイト: http://jp.leagueoflegends.com/
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- 【大会レポート】史上初となる二度目の世界王者で優勝賞金2,300万円を獲得!——『チームファイト タクティクス』の世界大会「TACTICIAN’S CROWN」でZETA DIVISION所属のtitle選手が優勝!
- eスポーツチームZETA DIVISION所属のtitle選手が、『チームファイト タクティクス』の世界大会「TACTICIAN’S CROWN」にて優勝。史上初となる二度目の世界王者に輝き、優勝賞金2,300万円を獲得した。<以下、ニュースリリースより>史上初となる二度目の世界王者に! GANYMEDE株式会社(本社:東京都港区 代表:西原 大輔)が運営するプロeスポーツチーム『ZETA DIVISION』は、同チームのTeamfight Tactics(以下TFT)部門に所属するtitle選手が、公式世界大会『MAGIC n’ MAYHEM TACTICIAN’S CROWN』で優勝を果たし、史上初となる二度目の世界王者に輝いたことをお知らせいたします。 TFTはRiot Gamesが手がける世界で最もプレーされているオートバトラーゲームで、高度な戦略と一瞬の判断力が鍵を握るeスポーツタイトルです。11月8日(金)から11月10日(日)にかけて開催された世界大会『MAGIC n’ MAYHEM TACTICIAN’S CROWN』では、厳しい地域予選大会を戦い抜いた40名のトッププレーヤーが出場し、賞金総額$470,000(日本円で約7,200万円)をめぐり3日間に渡る激戦を繰り広げました。 日本最強プレーヤーと称されるtitleは、今大会の優勝候補の一角として参戦。終始苦しい試合展開が続く中、持ち味である的確で素早い状況判断力を生かし、針の穴を通すような高度なプレーを見せ続け、見事優勝の栄冠と優勝賞金$150,000(日本円で約2,300万円)を獲得しました。 また優勝インタビューでtitleは、TFTの競技シーンにおいて日本はマイナー地域であることにふれつつ「TFTのプロプレーヤーとして先駆けとなる選手になりたい」と語り、競技活動のみならず日本のTFTコミュニティ全体の発展に寄与していきたい思いを明かしました。 今後もZETA DIVISIONは、TFT部門をはじめさまざまな競技タイトルのチーム運営を通じてゲームコミュニティの発展に貢献すべく、活動を続けてまいります。title選手について 史上初となる二度目の世界一の座に輝いた彼はまさに、日本のTEAMFIGHT TACTICS史に名を残すレジェンドです。その圧倒的な実力で、国内のプレーヤーからも「日本最強」と称賛されています。睡眠時間以外のほとんどを練習に捧げる程ストイックな努力家です。 X : https://x.com/loltitle YouTube : https://www.youtube.com/@title-xo2ku Twitch : https://www.twitch.tv/title_tftTeamfight Tacticsについて 『Teamfight Tactics』は、『League of Legends』の開発元であるRiot Gamesが手がける世界で最もプレーされているオートバトラーゲームです。League of Legendsの個性豊かなチャンピオンたちを駒として配置し、戦略的な編成と的確な操作で最後のひとりになるまで勝ち続けるゲームです。MAGIC n’ MAYHEM TACTICIAN’S CROWNについて 『MAGIC n’ MAYHEM TACTICIAN’S CROWN』は11月8日(金)から11月10日(日)にかけて開催された2024年度の世界一を決める大会です。最終日には、たったひとりの選手がタクティシャンの王冠と優勝賞金$150,000を獲得し、世界王者として歴史にその名を刻みます。ZETA DIVISIONについて ZETA DIVISIONは、東京に本社を置く日本発のゲーミングライフスタイルブランドです。ゲーマーとそれを取り巻くカルチャーをより豊かにし、新しいクリエーターを探し、次世代の文化を形成します。既存の文化にとらわれない新たなスタイルを発信しつづけ、ゲーミングカルチャーが広く親しまれる共通の価値観として確立した未来を目指し、活動してまいります。 WEBサイト:https://zetadivision.com X:https://x.com/zetadivision Instagram:https://www.instagram.com/zetadivision YouTube:https://www.youtube.com/c/ZETADIVISION
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- 【大会レポート】史上初となる二度目の世界王者で優勝賞金2,300万円を獲得!——『チームファイト タクティクス』の世界大会「TACTICIAN’S CROWN」でZETA DIVISION所属のtitle選手が優勝!
- eスポーツチームZETA DIVISION所属のtitle選手が、『チームファイト タクティクス』の世界大会「TACTICIAN’S CROWN」にて優勝。史上初となる二度目の世界王者に輝き、優勝賞金2,300万円を獲得した。<以下、ニュースリリースより>史上初となる二度目の世界王者に! GANYMEDE株式会社(本社:東京都港区 代表:西原 大輔)が運営するプロeスポーツチーム『ZETA DIVISION』は、同チームのTeamfight Tactics(以下TFT)部門に所属するtitle選手が、公式世界大会『MAGIC n’ MAYHEM TACTICIAN’S CROWN』で優勝を果たし、史上初となる二度目の世界王者に輝いたことをお知らせいたします。 TFTはRiot Gamesが手がける世界で最もプレーされているオートバトラーゲームで、高度な戦略と一瞬の判断力が鍵を握るeスポーツタイトルです。11月8日(金)から11月10日(日)にかけて開催された世界大会『MAGIC n’ MAYHEM TACTICIAN’S CROWN』では、厳しい地域予選大会を戦い抜いた40名のトッププレーヤーが出場し、賞金総額$470,000(日本円で約7,200万円)をめぐり3日間に渡る激戦を繰り広げました。 日本最強プレーヤーと称されるtitleは、今大会の優勝候補の一角として参戦。終始苦しい試合展開が続く中、持ち味である的確で素早い状況判断力を生かし、針の穴を通すような高度なプレーを見せ続け、見事優勝の栄冠と優勝賞金$150,000(日本円で約2,300万円)を獲得しました。 また優勝インタビューでtitleは、TFTの競技シーンにおいて日本はマイナー地域であることにふれつつ「TFTのプロプレーヤーとして先駆けとなる選手になりたい」と語り、競技活動のみならず日本のTFTコミュニティ全体の発展に寄与していきたい思いを明かしました。 今後もZETA DIVISIONは、TFT部門をはじめさまざまな競技タイトルのチーム運営を通じてゲームコミュニティの発展に貢献すべく、活動を続けてまいります。title選手について 史上初となる二度目の世界一の座に輝いた彼はまさに、日本のTEAMFIGHT TACTICS史に名を残すレジェンドです。その圧倒的な実力で、国内のプレーヤーからも「日本最強」と称賛されています。睡眠時間以外のほとんどを練習に捧げる程ストイックな努力家です。 X : https://x.com/loltitle YouTube : https://www.youtube.com/@title-xo2ku Twitch : https://www.twitch.tv/title_tftTeamfight Tacticsについて 『Teamfight Tactics』は、『League of Legends』の開発元であるRiot Gamesが手がける世界で最もプレーされているオートバトラーゲームです。League of Legendsの個性豊かなチャンピオンたちを駒として配置し、戦略的な編成と的確な操作で最後のひとりになるまで勝ち続けるゲームです。MAGIC n’ MAYHEM TACTICIAN’S CROWNについて 『MAGIC n’ MAYHEM TACTICIAN’S CROWN』は11月8日(金)から11月10日(日)にかけて開催された2024年度の世界一を決める大会です。最終日には、たったひとりの選手がタクティシャンの王冠と優勝賞金$150,000を獲得し、世界王者として歴史にその名を刻みます。ZETA DIVISIONについて ZETA DIVISIONは、東京に本社を置く日本発のゲーミングライフスタイルブランドです。ゲーマーとそれを取り巻くカルチャーをより豊かにし、新しいクリエーターを探し、次世代の文化を形成します。既存の文化にとらわれない新たなスタイルを発信しつづけ、ゲーミングカルチャーが広く親しまれる共通の価値観として確立した未来を目指し、活動してまいります。 WEBサイト:https://zetadivision.com X:https://x.com/zetadivision Instagram:https://www.instagram.com/zetadivision YouTube:https://www.youtube.com/c/ZETADIVISION
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- 【大会レポート】日本代表はeFootball™部門で優勝!——4つの国と地域で王者を決めるeスポーツ大会「東アジアeスポーツチャンピオンシップ 2024」が閉幕
- 日本、中国、韓国、香港のeスポーツ対抗戦「東アジアeスポーツチャンピオンシップ 2024」が2024年11月1日(金)〜3日(日)に中国・成渡にて開催。日本代表チームは総合3位となった。<以下、ニュースリリースより>日本代表は『eFootball™』で優勝するも総合3位 一般社団法人日本 e スポーツ連合(会長:早川英樹 以下、JeSU)は、11月1日(金)から3日(日)にかけて開催された「東アジアeスポーツチャンピオンシップ 2024」(Esports Championships East Asia 2024、以下ECEA 2024)にて、日本代表チームが総合3位となったことをお知らせします。 ECEAは、日本、中国、韓国3か国の友好と、東アジアにおけるeスポーツの価値向上を目指し、2021年から開催されているeスポーツの対抗戦です。4回目となる今年は、新たに香港を加え、4つの国と地域の対抗戦として規模を拡大し、中国・成都にて開催されました。 3種目で行われた競技のうち、日本代表チームは『eFootball™』で優勝を果たしたものの、『Honor of Kings』、『League of Legends』で勝利した中国が総合優勝を果たしました。日本代表チームとしては総合成績で3位に終わりました。 また、大会期間中には、eスポーツ競技だけでなく、本場の火鍋を囲んでの食事会や、ジャイアントパンダ繁殖研究基地の見学などで、選手たちの交流・親睦も図られました。ECEA 2024大会結果 JeSU公式YouTubeチャンネルにて大会のアーカイブ映像を公開していますので、ぜひ東アジアの4つの国と地域の代表が繰り広げる熱戦をご覧ください。初日:開会式、『eFootball™』 (実況:井上マー、 解説:うでぃ) 2日目:『Honor of Kings』 (実況:dagger、 解説:Cub3) 最終日:『League of Legends』、表彰式 (実況:Jaeger、 解説:Nemoh) <大会概要>名称:Esports Championships East Asia 2024(東アジアeスポーツチャンピオンシップ 2024 / 略称:ECEA2024)日程:2024年11月1日(金)~3日(日)会場:Chengdu C8 Digital Production Center(中国・成都市)参加国・地域:日本、中国、韓国、香港実施タイトルおよび日本代表選手・コーチ『eFootball™』 Ax選手 TAKEMAN選手 oshushi選手(控え選手)『Honor of Kings』 rilver選手 ASD選手 ochik2選手 Aruru選手 Kai選手(SCARZ所属)『League of Legends』 momo選手 Ham選手 Jericho選手 Deant選手 kurahuto選手 Tobiコーチ(DetonatioN FocusMe Academy所属)賞金総額:300,000RMB(約600万円)各タイトル総額:100,000RMB(約200万円) ※1RMB(人民元)=20円換算主催:China Culture & Entertainment industry Association (CCEA)共催:日本 e スポーツ連合 (JeSU)、韓国eスポーツ協会(KeSPA) JeSUはこれからも、日本におけるeスポーツの中央競技団体として、関連する国内外の団体と連携し、eスポーツの振興を通して国民の健康および社会・経済の発展に寄与することを目的として活動していきます。日本eスポーツ連合(JeSU)について 一般社団法人日本eスポーツ連合は、日本国内のeスポーツの普及と発展、そしてeスポーツの振興を目的に国民、とりわけ青少年の競技力の向上及びスポーツ精神の普及を目指しています。eスポーツの認知向上とeスポーツ選手の活躍の場の更なる拡大を目指し、競技タイトルの公認や選手のプロライセンス発行、そしてアジア競技大会をはじめとした国際的なeスポーツ大会への選手の派遣などさまざまな取り組みを行っています。また、以下のスポンサー企業や団体の支援を受け、国内のeスポーツ産業の発展に努めています。JeSUオフィシャルスポンサー: 株式会社マウスコンピューター 興和株式会社活動助成: 一般財団法人上月財団 公益財団法人ミズノスポーツ振興財団協力: 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA) 一般社団法人日本オンラインゲーム協会(JOGA)後援: 一般社団法人日本アミューズメント産業協会(JAIA) 一般社団法人デジタルメディア協会(AMD)