セガ公式プロ大会「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON4 STAGE3」を2021年12月25日(土)に閉幕。 本大会を制し賞金100万円を勝ち取ったのはfron選手!
<以下、ニュースリリースより>
株式会社セガは、ジャパン・e スポーツ・プロライセンス認定タイトルである、対戦アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」シリーズについて、セガ公式プロ大会「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON4 STAGE3」を2021年12月25日(土)に無観客で開催いたしました。 本大会を制し賞金100万円を勝ち取ったのは、fron 選手となりました。 fron 選手には「ぷよぷよファイナルズ SEASON4」の出場権が、ベスト4となった選手には「STAGE4」のシード権が付与されました。
本大会を制したのは、セガ公式プロ大会「ぷよぷよチャンピオンシップ」では初の優勝となるfron選手です。決勝戦の相手は、破竹の勢いで勝ち進んできた新プロのShiyota選手。お互いに1セットを取り合う接戦となりましたが、大連鎖と中盤戦の意識を両立させた攻めを続け、見事fron選手が優勝を勝ち取りました。また、本大会のベスト4は、fron選手、Shiyota選手、Kamestry選手、くまちょむ選手となり、「STAGE4」のシード権が付与されました。




<優勝コメント・fron選手>
公式大会で優勝したのが久しぶりで、本当にうれしいです。今シーズンは良かったり悪かったりと波があったんですけど、ここ数か月は結構いいぷよができている自信もあって、本番でしっかりと強いぷよをやるような意識を心がけて練習してきたので、実を結んで良かったと思います。

<結果>
優勝:fron選手
準優勝:Shiyota選手
3位:Kamestry選手、くまちょむ選手
大会の模様はライブ配信のアーカイブでご覧いただけます。数々の熱い激戦が繰り広げられたSEASON4 STAGE3を、ぜひご覧ください。
「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON4 STAGE3」アーカイブ視聴ページ
YouTube:https://youtu.be/Oq-4YuoXoR0
Twitter:https://twitter.com/i/broadcasts/1DXGyDQEvNyKM
また、fron選手の「サイン入りユニフォーム」を抽選で2名様にプレゼントするキャンペーンを開催いたします。ユニフォームは、「ぷよぷよ」シリーズ30周年を記念した特別デザインで、選手とスタッフのみに配られた限定品です。
■「fron選手サイン入りユニフォーム」プレゼントキャンペーン 応募方法
「ぷよぷよキャンプ」のキャンペーン応募ページから、fron選手への一言応援メッセージと希望サイズ(Lサイズ or LLサイズ)を記載の上、コメントを投稿すると応募完了です。応募いただいた方の中から抽選で2名様に、「fron選手サイン入りユニフォーム」のLサイズ、LLサイズ各1枚をプレゼントいたします。たくさんのご応募をお待ちしております。
【応募締め切り】2022年1月10日(月)23:59まで
【当選者発表】2022年1月14日(金)
※ご当選された方には、「ぷよぷよキャンプ」にご登録のTwitterアカウントへDMでご連絡するほか、「ぷよぷよキャンプ」でも当選者を発表いたします。
※ご応募には、「ぷよぷよキャンプ」へのTwitterアカウント登録が必要です。


「ぷよぷよキャンプキャンペーン応募ページ」はこちら
https://puyo-camp.jp/posts/151247

本大会で解説を担当していたmomokenさんによる、『ぷよぷよeスポーツ』の観戦がもっと楽しくなる解説動画の第5弾を公開しました。今回は「用語編」として、大会の実況・解説でよく使われている用語を紹介します。momokenさんによるわかりやすい解説は一見の価値あり! 「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON4 STAGE3」のアーカイブと合わせて、ぜひご覧ください。
「momokenのゼロからわかるぷよぷよeスポーツ観戦講座vol.5 ~用語編~」視聴ページ
https://youtu.be/tPOIBe7rxI0
<以下、ニュースリリースより>
Shiyota選手、Kamestry選手、くまちょむ選手が新たな四天王に!
株式会社セガは、ジャパン・e スポーツ・プロライセンス認定タイトルである、対戦アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」シリーズについて、セガ公式プロ大会「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON4 STAGE3」を2021年12月25日(土)に無観客で開催いたしました。 本大会を制し賞金100万円を勝ち取ったのは、fron 選手となりました。 fron 選手には「ぷよぷよファイナルズ SEASON4」の出場権が、ベスト4となった選手には「STAGE4」のシード権が付与されました。
セガ公式プロ大会「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON4 STAGE3」結果
本大会を制したのは、セガ公式プロ大会「ぷよぷよチャンピオンシップ」では初の優勝となるfron選手です。決勝戦の相手は、破竹の勢いで勝ち進んできた新プロのShiyota選手。お互いに1セットを取り合う接戦となりましたが、大連鎖と中盤戦の意識を両立させた攻めを続け、見事fron選手が優勝を勝ち取りました。また、本大会のベスト4は、fron選手、Shiyota選手、Kamestry選手、くまちょむ選手となり、「STAGE4」のシード権が付与されました。

▲左から、決勝戦時のShiyota 選手とfron 選手


▲優勝が決まった直後のfron 選手

▲左から、Kamestry 選手、fron 選手、Shiyota 選手、くまちょむ選手
<優勝コメント・fron選手>
公式大会で優勝したのが久しぶりで、本当にうれしいです。今シーズンは良かったり悪かったりと波があったんですけど、ここ数か月は結構いいぷよができている自信もあって、本番でしっかりと強いぷよをやるような意識を心がけて練習してきたので、実を結んで良かったと思います。

<結果>
優勝:fron選手
準優勝:Shiyota選手
3位:Kamestry選手、くまちょむ選手
大会の模様はライブ配信のアーカイブでご覧いただけます。数々の熱い激戦が繰り広げられたSEASON4 STAGE3を、ぜひご覧ください。
「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON4 STAGE3」アーカイブ視聴ページ
YouTube:https://youtu.be/Oq-4YuoXoR0
Twitter:https://twitter.com/i/broadcasts/1DXGyDQEvNyKM
「fron選手サイン入りユニフォーム」をプレゼントするキャンペーンを開催!
また、fron選手の「サイン入りユニフォーム」を抽選で2名様にプレゼントするキャンペーンを開催いたします。ユニフォームは、「ぷよぷよ」シリーズ30周年を記念した特別デザインで、選手とスタッフのみに配られた限定品です。
■「fron選手サイン入りユニフォーム」プレゼントキャンペーン 応募方法
「ぷよぷよキャンプ」のキャンペーン応募ページから、fron選手への一言応援メッセージと希望サイズ(Lサイズ or LLサイズ)を記載の上、コメントを投稿すると応募完了です。応募いただいた方の中から抽選で2名様に、「fron選手サイン入りユニフォーム」のLサイズ、LLサイズ各1枚をプレゼントいたします。たくさんのご応募をお待ちしております。
【応募締め切り】2022年1月10日(月)23:59まで
【当選者発表】2022年1月14日(金)
※ご当選された方には、「ぷよぷよキャンプ」にご登録のTwitterアカウントへDMでご連絡するほか、「ぷよぷよキャンプ」でも当選者を発表いたします。
※ご応募には、「ぷよぷよキャンプ」へのTwitterアカウント登録が必要です。


▲fron 選手のサイン入りユニフォーム
「ぷよぷよキャンプキャンペーン応募ページ」はこちら
https://puyo-camp.jp/posts/151247
「momokenのゼロからわかるぷよぷよeスポーツ観戦講座vol.5 ~用語編~」公開中!

本大会で解説を担当していたmomokenさんによる、『ぷよぷよeスポーツ』の観戦がもっと楽しくなる解説動画の第5弾を公開しました。今回は「用語編」として、大会の実況・解説でよく使われている用語を紹介します。momokenさんによるわかりやすい解説は一見の価値あり! 「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON4 STAGE3」のアーカイブと合わせて、ぜひご覧ください。
「momokenのゼロからわかるぷよぷよeスポーツ観戦講座vol.5 ~用語編~」視聴ページ
https://youtu.be/tPOIBe7rxI0
関連記事
-
- 【大会レポート】世界トップレベルのeスポーツ大会「TOPANGA WORLD CHAMPIONSHIP」優勝はときど選手!
- 『ストリートファイターVチャンピオンエディション』のリーグ戦大会「TOPANGA WORLD CHAMPIONSHIP」が閉幕。ときど選手が優勝に輝いた。<以下、ニュースリリースより>優勝は、ときど選手(Rohto Z! 所属) eスポーツにおける大会運営、 配信やプレイヤーの育成を行う株式会社TOPANGA(トパンガ、 代表: 豊田風佑、 本社: 東京都中央区 )が、世界の強豪選手を招待して2023日5月25日から28日までの日程で開催したストリートファイターVチャンピオンエディションのリーグ戦大会「TOPANGA WORLD CHAMPIONSHIP」(トパンガ ワールド チャンピオンシップ)の全日程が終了しましたので、大会結果をお知らせします。優勝(賞金250万円): ときど選手(日本)第2位(賞金100万円): ふ~ど選手 (日本)第3位(賞金50万円): Zhen(中国) その他の試合結果の詳細は、下記の特設Webサイトをご覧ください。https://topanga.co.jp/topanga_world_championship/ *(C)2023 TOPANGA. All rights reserved. *(C)CAPCOM CO., LTD. 2016, 2020 ALL RIGHTS RESERVED. *その他、 記載されている会社名、 サービス名は、 各社の登録商標または商標です。
-
- 【大会レポート】賞金はユニセフに全額寄付!『レインボーシックス シージ』の国際チャリティーeスポーツ大会でCREST GAMING Lstがベスト4に!
- 教育事業を手がけるヒューマンアカデミー株式会社が運営するeスポーツチーム「CREST GAMING Lst」が『レインボーシックス シージ』の国際チャリティーeスポーツ大会でベスト4に! 賞金はユニセフに全額寄付した。 <以下、ニュースリリースより>賞金はユニセフに全額寄付! 「CREST GAMING Lst」は、2023年5月11日(木)に開催された「Gamers Without Borders 2023 Korea&Japan」において、ベスト4の結果で終了しました。残念ながら、世界大会出場を前に勝ち切ることができず悔しい敗戦となりました。オンライン配信上にて多くの応援をいただき有難うございました。本大会においては、Open予選で上位2位にくいこみ、Gamers Without Bordersで再び皆さまの応援の中でともに戦えたことは、チームにとって非常に価値のある大会でした。予選では不利が重なる状況からの逆転勝利もあり、試合を重ねるごとにチームは確実に成長していきました。本選ではベスト4という結果でありましたが、共に歩んでくださる、ファン、スポンサー、メディア、関係者の皆さまに、改めてチーム一同感謝申し上げます。 また、本大会で賞金は75,000ドルを獲得しましたが、Human Academy CREST GAMINGからunicefに全額を寄付させていただくことをご報告します。 Human Academy CREST GAMING 運営代表 飛峪大樹のコメント チーム一丸となって戦いましたが、惜しくも日韓ベスト4という結果となりました。世界大会目前という結果もあって、選手一同大変悔しい思いとともに、次こそは”世界へ”という改めて高い目標に向けて再スタートを切っております。また、この度の大会で得た獲得賞金をunicefに寄付することよって、微力ではありますが、世界中の子どもたちの命や健康、権利を守るためにお役立てができれば幸いです。 今後も皆さまへの感謝はもちろんのこと、チームとして更なる飛躍を目指し、今まで以上に精進してまいります。 Human Academy CREST GAMINGへのご支援ご声援の程よろしくお願いいたします。 ■Human Academy CREST GAMING https://crestgaming.com/CREST GAMINGは、「CREST=極致・頂点」という言葉通り、常に上を目指し、あらゆるゲームにおいて世界で戦える、個性豊かなプレイヤーがそろったプロeスポーツチームです。運営するのは、教育事業を展開するヒューマンアカデミー株式会社で、年齢、フィジカル、ジェンダーにとらわれることなく個性を尊重し、社会人かつプロアスリートとして世界で活躍する人を発掘し育成することで、 eスポーツを知らない人たちにもその魅力を知ってもらえるよう、業界全体を盛り上げていくことをミッションとしております。CREST GAMINGは教育機関をもつ会社が運営するプロチームとしてピラミッド型の育成組織を形成しており、トップチームの選手が当校のe-Sportsカレッジの学生に直接指導を行う育成システムを持っております。https://crestgaming.com/school/
-
- 【大会レポート】『サマナーズウォー: Sky Arena』の日韓ライバル戦「JAPAN vs KOREA SUPER MATCH 2023」日本代表が勝利!
- 『サマナーズウォー: Sky Arena』の日韓ライバル戦「JAPAN vs KOREA SUPER MATCH 2023」が5月20日(土)に新宿Lumine 0で開催され、日本代表が見事勝利した。<以下、ニュースリリースより>日本のMVPはKAMECHAN♪選手!韓国のMVPはSCHOLES選手! スマートフォン向けモバイルゲームをサービスしている株式会社Com2uS Japanは、iOS/Androidで大好評配信中の本格RPG『サマナーズウォー: Sky Arena』(以下、 サマナーズウォー)にて、5月20日に新宿Lumine 0で開催された日韓ライバル戦「JAPAN vs KOREA SUPER MATCH 2023」の結果をお知らせします。『サマナーズウォー』初の公式団体戦は盛況のうちに閉幕! 白熱の対戦は日本代表チームが勝利! MVPに輝いたのはKAMECHAN♪選手とSCHOLES選手!! 今回開催された「JAPAN vs KOREA SUPER MATCH 2023」は、『サマナーズウォー』で初となる公式団体戦です。全世界でサービスを展開する『サマナーズウォー』の中で多くの強豪選手を輩出してきた日本と韓国のトップ選手による国際親善試合です。 予選を勝ち抜いた召喚士たちによって結成された両国の代表が東京で激突いたしました。会場となった新宿 Lumine 0には多くの召喚士が駆けつけ、選手たちの激闘を見守りました。 大会は最大3部構成となっており、第1部は試合ごとにルールが変わるチームマッチ。第2部は一本先取制の勝ち抜きバトルとなっております。第2部までで決着がつかなかった場合は、第3部としてチームから代表者を出して対決するエース決定戦が行われます。 日本は、初戦で昨年のSWC2022でワールド決勝出場を果たしているYUMARU選手が、韓国を代表するトップギルドを率いるSCHOLES選手に辛勝。そこから、★20対戦や2vs2チーム対戦などのルールに合わせた調整や練習が見事にマッチし、第1部は3連勝で日本が先取しました。 第2部の勝ち抜きバトルでは、初戦でKAMECHAN♪選手が韓国チームのBLACK選手の強固なモンスターを持ち前のパワーファイトで撃破し、日本チームの勝利を一気に引き寄せました。 日本チームが勝てば、韓国チームが取り返す一進一退の展開のなか、先に後がなくなったのは韓国チームでした。 しかし、韓国の最後の1人となったSCHOLES選手が相手の弱点を正確に突く巧みなPICKで2人抜きをして、日本も韓国も最後の1人同士の最終戦へと持ち込まれます。 勝てば日本の勝利、負ければ3部へともつれ込む大一番で舞台に上がったのは日本チームのリーダーMATSU選手。試合は、MATSU選手が繰り出したマーシャ(火属性ビーストライダー)が獅子奮迅の活躍を見せ、日本チームの勝利を決定づけました。 それぞれ相手チームの選手たちによる投票で決定されるMVPは日本チームはKAMECHAN♪選手、韓国チームはSCHOLES選手が受賞いたしました。□JAPAN vs KOREA SUPER MATCH 2023 日韓ライバル戦 今大会を通して試合で盛り上げてくれた日韓の選手たちはもちろん、来場して選手たちを応援された方、オンライン生放送を視聴していただいた方すべてに心から感謝いたします。 今後もこのような大会やイベントを通して、召喚士のみなさまが熱中できるような体験をお届けしていく予定です。大会やイベントに関する情報はゲーム内のお知らせや公式SNSをご確認ください。□『サマナーズウォー: Sky Arena』公式サイトhttps://summonerswar.com/ja/skyarena□『サマナーズウォー: Sky Arena』公式Twitterhttps://twitter.com/summoners_STAFF□『サマナーズウォー: Sky Arena』公式Facebookhttps://www.facebook.com/JPSummonersWar/□ COM2US Japan公式YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC_OU2duJcy_XoEN_Y-agqlQ
-
- 【本当の熱狂がここに!】陰キャも陽キャも全員集まれ!——FENNELがチアパーティにこだわる理由
- FENNEL(FL)が『VALORANT』の国内リーグ「VALORANT Challengers Japan Split2」のパブリックビューイング「FENNEL チアパーティ(チアパ)」を開催しています。以前、ブリティッシュバーHUBにてパブリックビューイングを経験した我々としては行かないわけにはならないので、さっそく行ってきました。今回は5月10日(水)行われたPlayoff DAY1、Crest Gaming Zst戦におうかがいしました。▲1ラウンド1ラウンド、固唾を呑んで見守るファン。1マップ目からOT(オーバータイム)に持ち込んだ接戦ということもあり、絶叫と歓声が入り交じった熱狂が会場を盛り上げていました ひとりで来ても大丈夫!入ったその日に仲良くなれるFENNELのチアパーティ チアパが開催されたのは、渋谷にあるロスカボス渋谷。入場料1,000円ですが、飲み放題(2,000円)をつけると、合計3,000円がかかります。▲アルコールをメインに扱う飲み放題。メニューを見る限りカクテルが充実しているのがうかがえます PlayOffはBO5なので、最大5試合が観られるとなると結構良心的な値段設定です。5月5日(金)はゴールデンウィークの上、試合は19時開始、対戦相手が国内でも人気のeスポーツチームCrazy Raccoonと、好条件がそろったこともあり、キャパシティ70名のところ100名以上もの参加者が集結。急遽他のフロアも使用しての開催となったとのことです。▲ものすごい熱気で会場が大盛り上がりだった5日5日(金)のCR戦 今回はゴールデンウィーク明けの水曜日、12時開始予定と、条件的にはかなり厳しい条件です。それでも20~30人の参加者はあり、チアパとFENNELの人気の高さがうかがえます。チアパが他のeスポーツチーム、大会など、はたまたフィジカルスポーツなどのパブリックビューイングと一線を画しているのは、その観戦スタイル。基本的に立ち見スタイルで、一緒に観ている人たちと円陣を組んだり、グータッチなどをしながらライブ会場さながらの応援をするところです。▲決められた座席に着席するパブリックビューイングとはことなり、自由に移動できるというとことも相まって会場の一体感は別格。試合前には円陣を組んで鼓舞するシーンも こういった説明をすると、一見、アクティブな人は楽しめるけど、おとなしめのコミュニケーションがうまくない人にとっては苦痛の空間になってしまうのではないかと言う懸念が生まれてくると思います。確かに見た目はスクールカースト上位っぽい人たちが騒いでいるように思えますが、その場に居る人は誰にでもフレンドリーで溶け込ませてくれる雰囲気があります。そのひとつが、スタッフが一緒になって観戦しているところです。▲スタッフもファンも入り交じった会場では、FLがラウンドを取るたびにグータッチで盛り上がる。我々は取材で遠巻きに観戦の様子を観ていましたが、常連と思われる参加者がグータッチをしに来てくれました こういったところは、スタッフが運営側としてしっかりと管理する立場にあると思いますが、チアパの場合は、一緒に楽しんでいます。初めてきた人には率先して声掛けしていましたし、それだからといって無理強いして一緒に盛り上がることを強要している感じでもありません。あくまでも、自主的に参加することを促して、参加してきたら全力で受け入れるっていう印象です。それらは参加者にも伝搬し、リピーターがスタッフと同様な態度で新規客を迎え入れてくれる好循環が生まれています。▲この日のために仕事を午前で切り上げ、他県からはるばるやってきたというファンのふたり。「怖いところかなと思ってたけど、ファンのみんなが優しくてすぐになじめた」と、hiroronn選手がファンだという右側の女性。左側の女性はなんと元CRのファンで、右側の女性に誘われてFLのチアパに参加しているとのこと ▲誰かが飲み物をこぼしてしまったアクシデントが起こってもファンの一体感が垣間見えます。どこからともなく雑巾やタオルを持った別のファンが駆け寄り、あっという間に片付けてしまう。その日出会ったメンツでこの一体感はチアパならではといえるのではないでしょうか 会場の雰囲気作りも手が込んでいました。クラブを彷彿させる店内にDJブースもあり、試合開始前から楽しめるようになっています。試合が始まる直前にはオープニングムービーが流れ、気持ちを高めてくれていました。店内に飾られたFENNELのグッズもいい雰囲気で並べられていました。▲入口にはファングッズの販売コーナーや応援フラッグなど、雰囲気作りにもこだわりを感じました このようにたびたびニュースで見かける地元の公民館でパイプ椅子に座ってオリンピアンを応援するパブリックビューイングとはまったく別モノであることがわかります。チアパだけではないですが、eスポーツチームが行うパブリックビューイングの良さのひとつに、一体感があります。以前取材したHUBではその日に行われた2対戦分の配信を観ていましたので、最大4チームのファン、もしくは『VALORANT』そのもののファンが集まっている感じでした。そのため、どちらかの贔屓のチームが勝利した時に感嘆の声を上げるというよりは、クラッチやエースなどのいいプレイが出た時に盛り上がります。eスポーツチーム開催のパブリックビューイングの場合、基本的にそのチーム、もしくはそのチームに所属する選手のファンです。勝利した時は全員で喜びを享受できますし、負けたら悔しさを共有することができます。例えラウンドを落としても、そのラウンドの良かった部分を褒め称えていたのは、なかなかいい光景でした。FENNELがチアパにこだわる理由 そんなチアパならではの応援形式を提案し、統括しているのがFENNEL エンターテインメント事業部ディレクターの石川龍平氏です。ちょうどチアパの会場に来ていたので、チアパを開催した経緯や今後の展開などを聞いてきました。——チアパを行うようになった経緯を教えてください。石川龍平氏(以下、石川):FENNELのスタッフは熱い人間が多く、事務所などで試合観戦をするとすごく盛り上がるんですよね。FENNELの試合だけでなく、サッカーワールドカップやWBCなど、大きな大会を観ても同様です。この盛り上がりをファンと分かち合いたいと思ったのがきっかけです。これまでeスポーツのイベントというと、スティックバルーンを叩いたり、観戦するだけだったり、ちょっと物足りない気がしていました。応援は全身でやった方が絶対に楽しいと思い、現在のチアパの形となりました。チアパ自体は2023年のVALORANT Challengers Japan Split1から実施していました。——結構やっていますね。実際、チアパをやってみた手応えはいかがでしょうか。石川:初日から来場者は結構いました。ただ、それまでのパブリックビューイングが大人しく観戦することが常識だったので、チアパの理念に共感してくれるか不安でした。ただ実際にやってみると、驚くほどスッとチアパに入ってくれました。最初は盛り上がり切れていないファンのケアをするのに苦慮しましたが、ファン同士の交流が行われるようになってからは、その心配もなくなりました。他のパブリックビューイングと違うのは、やはりスタッフとの距離感ですね。ファンとスタッフが会場で自然と会話できる距離感を保ってくれているので、スタッフとファンに一体感が生まれています。今やFENNEL FAMILYといっているくらいです。5月5日(金)のチアパには100人以上のファンが訪れてくれましたし、リピーターも多いんです。一度来てくれていた人が友だちを誘ってくれているようです。チアパに来て楽しいと思ってくれた結果、誘ってくれたんだと思います。——チアパとしてこだわっている点はありますでしょうか。石川:チアパだけでなく、FENNELというチームは誰からみても“カッコイイ”と思われる、憧れの対象となるチームを目指しています。そのひとつとしてHIPHOPに力を入れており、HIPHOPアーティストのOZworldがメンバーにいるのもその一環ですね。チアパはイベントとしてだけでなく、空間としての格好良さもこだわっています。物販ひとつにしても見栄えのよい展示方法をいつも模索しています。スペース的な問題や数時間の展示であることを考えれば、グッズ一覧の写真を用意するだけでも十分だと思います。しかし、空間としてこだわるのであれば、細部まで手を抜きたくないですね。照明とかもそうです。▲実物を手に取って楽しめるのは購買意欲にも大きく左右される。こういったささいなこだわりが重要だと石川氏 eスポーツの観戦スタイルを変えていきたいですね。観る側の体験をもっと良くしていきたい。——新型コロナも5類指定を受け、よりオフラインでの大会が増えていくと思いますが、チアパは同時に開催していく予定でしょうか。石川:スタジアムでチアパと同じ体験ができるのであれば、チアパを開催する必要はないかも知れません。そうでなければ、スタジアムとは違う体験ができる場としてチアパは残していきたいですね。あとは地方や海外での試合の時は東京でチアパを行うでしょう。先日のSplit1のPlayOffが大阪で開催されたときも東京でチアパを開催しました。東京開催だけでなく、オンラインで応援してくれているファンのためにも地方でのチアパも開催したいですね。——ありがとうございました。——— eスポーツは、個人戦であれ、団体戦であれ、選手のファンが中心で、チーム推し、箱推しをしているファンはあまり見かけないのが現状です。しかし、個人がこういったイベントを開催するにはコストも時間もかかりすぎ、荷が重すぎるといえます。そうなると、やはりチームとしての人気を高めていく必要があるわけです。FENNELのチアパは、憧れを作るきっかけのひとつとして価値が十分にあると感じました。憧れのチーム、もしくは所属する選手を応援する人たちが集まることで、よりそのチームの魅力を分かち合えます。これは憧れのグループアイドルのファンに近しいものがあるかも知れません。チアパを開催することで、チームに憧れるのファンが増え、その結果、FENNELがより多くの頻度、大きな会場でチアパを開催できるようになり、そこからさらにファンの拡大に繋がる好循環が生まれるのではないでしょうか。【岡安学 プロフィール】eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。さまざまなゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)Twitter:@digiyas