小学生から高校生までを対象の『マインクラフト』世界大会「Farmcraft™2022」が開催。世界68カ国、1152チームが参加し、日本から出場した立修館高等専修学校の「Zangyo SAMURAI Company」が世界3位を獲得した。

<以下、ニュースリリースより>

気になる中身は7月2日(土)「第3回eスポーツ国際教育サミット」内で発表!


北米教育eスポーツ連盟 日本本部(通称:NASEF JAPAN/ナセフ ジャパン、会長:松原昭博)は、NASEFと米国国務省ともに、小学生から高校生までを対象に、世界の環境・社会変化を踏まえてこれからの未来に適合した理想の農地をMinecraftの中で創るコンテスト「Farmcraft™2022」を開催。世界68カ国、1152チームが参加し、日本から出場した立修館高等専修学校の「Zangyo SAMURAI Company」が世界3位を獲得。

この模様とチャレンジは、7月2日(土)13:00より行われる「NASEF JAPAN eスポーツ国際教育サミット」(https://nasef.jp/sympo2207/))にて、出場生徒及び顧問から発表いただきます。

山口県 立修館高等専修学校のチームが日本の高校から初出場で世界3位の快挙!



2022年の開催では68か国、1,152チームが参加し、日本からは4校(山口県 立修館高等専修学校、茨城県 水戸啓明高等学校、北海道 クラーク高等学院札幌大通校、山口県 大島商船高等専門学校)7チームが参加しました。その中で山口県の立修館高等専修学校のチーム「Zangyo SAMURAI Company」が創意工夫をしながら取り組み続け、3位に入賞しました。

参加時の意気込みでは「私たちのチーム名は諸先輩方のとことん課題に取り組むという姿勢をリスペクトし、先人たちの努力を正しく受け継ぐ心意気(SAMURAI HEART)を大切にしたいという思いを込めました。日本は古来から季節による気候の変化が大きく、気候や地形に合わせた農業を工夫して行ってきました。そんな先人たちの気持ちを胸に頑張ります。」という熱い意気込みを語ってもらい、3か月に及ぶ長いチャレンジ期間の中で、すべて英語で理解するという難しい課題に対しても、熱心に取り組み続けました。

「NASEF Farmcraft™ 2022」のチャレンジを通して、英語字幕で動画を作成し、NASEFにプレゼンテーションをおこなったりといった活動もおこなわれ、担当教員からも「英語を話すことや英文を読んだりすることに対して、積極的になり成長を感じられていい体験でした」というコメントもいただきました。

この模様は7月2日(土)開催の「第3回eスポーツ国際教育サミット」にて発表いただきます! ぜひご参加ください。

テーマは「eスポーツ×SDGs」!第2回「eスポーツ・クリエイティブ・チャレンジ」について


第3回eスポーツ国際教育サミットではFarmcraft™2022以外にも高校生の取り組みとして、社会課題と向き合いながらeスポーツを通じて高校生のクリエイティブな才能を引き出すコンテスト「eスポーツ・クリエイティブ・チャレンジ」の第2回の最優秀賞に選ばれた学校の生徒がサミット内にて作品を発表します。


今回、“eスポーツ×SDGs”を題した、第2回「 eスポーツ・クリエイティブ・チャレンジ」では、持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)に含まれる17ゴールから1つテーマを選択し、eスポーツを活用してその目標を達成させる自由なアイデアを募集し、9校、9タイトルが作品を提出しています。

参加校、タイトル一覧


学校名:北海道札幌市 専修学校クラーク高等学院 札幌大通校
タイトル:「貧困とeスポーツ」
テーマ:4.貧困をなくそう
生徒たちが考える貧困の課題に対して、技能の取得とeスポーツとを絡めたアイデアで課題解決を目指します。

学校名:茨城県水戸市 私立水戸啓明高等学校
タイトル:「自分ごと化、そして行動」
テーマ:2.飢餓をゼロに, 12. つくる責任 つかう責任 他
Farmcraft™2022をきっかけに、本当の農業にふれ、その経験をもとに食品ロスという身近な課題から課題解決へアプローチします。

学校名:山口県下関市 立修館高等専修学校
タイトル:「SEA&SEE」
テーマ:14.海の豊かさを守ろう, 15.陸の豊かさも守ろう
Minecraftを使って環境美化のシミュレーションをすることで、効果的な施策を検討し実行する環境保護を目指すアイデアです。

学校名:北海道帯広市 星槎国際高等学校 帯広学習センター
タイトル:「ジェンダー平等とeスポーツ」
テーマ:5.ジェンダー平等を実現しよう
バーチャル上で見た目を自由に変えられることに着目。性別を超えて考える機会を作りジェンダー平等に取り組むアイデアです。

学校名:岡山県新見市 岡山県共生高等学校
タイトル:「eスポーツ×「ゲーム依存の予防」」
テーマ:3.すべての人に健康と福祉を
ゲーム依存症を取り上げ、自分たちが親世代となる将来を意識し課題に取り組みます。

学校名:東京都世田谷区 佼成学園女子高等学校
タイトル:「COSプロジェクト ~笑顔な連鎖~」
テーマ:4.貧困をなくそう,3.すべての人に健康と福祉を
日本の子どもの貧困にフォーカスし、SNSを活用したプロジェクトで貧困の改善を目指すアイデアです。

学校名:愛知県名古屋市 中京大学附属中京高等学校
タイトル:「Net Working」
テーマ:4.質の高い教育をみんなに, 5.ジェンダー平等を実現しよう他
Net Workingという仮想空間上での企業育成を目的としたゲームを提案。社会を巻き込みながらゴールを目指すアイデアです。

学校名:徳島県阿南市国立阿南工業高等専門学校
タイトル:「eスポーツx SDGs 働きがいも経済成長も」
テーマ:8.働きがいも経済成長も, 11. 住み続けられるまちづくりを
eスポーツイベントを通じて地方の地域活性化を目指すアイデアでゴールを目指します。

学校名:宮城県仙台市 星槎国際高等学校 仙台学習センター
タイトル:「未来へクラフト」
テーマ:「4.質の高い教育をみんなに」
日本のICT教育の遅れを課題とし、プログラミングを複数名で一つの目標を立てて協力する機会の創出でICT社会へ貢献するアイデアです。

第3回「NASEF JAPAN eスポーツ国際教育サミット」開催概要

1.イベント名:
第3回 NASEF JAPAN eスポーツ国際教育サミット~未来を創る「STEAM教育 x eスポーツの可能性」~

2.概要:
テーマを“未来を創る「STEAM教育 x eスポーツの可能性」“と題して昨今注目されている「STEAM教育」やeスポーツを活用した教育の可能性を掘り下げていきます。
第2回eスポーツ・クリエイティブ・チャレンジやNASEF Farmcraft™ 2022の発表だけでなく、NASEF JAPANと国立大学法人筑波大学スマートウエルネスシティ政策開発研究センターが行っている共同研究「日本の高校教育におけるeスポーツ活動の実態と課題について」の発表や、ビジネスの現場や教育の最前線で活躍されている有識者によるトークセッション等から今後の教育の期待と可能性を議論していきます。

3.開催日:
2022年7月2日(土) 13:00 ~ 14:10(予定)

4.開催場所:
ドルトン東京学園 中等部・高等部 〒182-0004 東京都調布市入間町二丁目28番20

5.主催:
北米教育eスポーツ連盟日本本部

6.後援:
ドルトン東京学園 中等部・高等部、米国大使館

7.参加方法:
オンライン参加:ZOOM 現地参加:ドルトン東京学園 中等部・高等部に当日ご来訪いただき参加

8.参加費:
無料

9.詳細および参加申込に関して:
特設サイト:https://nasef.jp/sympo2207/
※上記特設サイトのフォームより、参加申込ください。お申込みいただいた方に参加方法を記載したメールを送付します。
※〆切:6/29(水) 23:59まで
その他 一般のお問い合わせ先:info@nasef.jp

【タイムスケジュール(予定)】
13:00~13:10 :基調講演「NASEF JAPANが目指す次世代育成」
登壇者|北米教育eスポーツ連盟 日本本部 会長 松原昭博

13:10~13:25 :共同研究発表「日本の高等学校におけるeスポーツ活動の実態と課題」
登壇者|筑波大学 准教授 高橋義雄

13:25~13:35 : 第2回 eスポーツ・クリエイティブ・チャレンジ
「高校生が創り出す「eスポーツ × SDGs」のカタチ」
登壇者|最優秀賞受賞 高校

13:35~13:45 : 活動発表「未来の農業の在り方を生み出す「NASEF Farmcraft™ 2022」」
登壇者|立修館高等専修学校 生徒及び顧問

13:45~14:05 :トークセッション「未来を担う若者へ~STEAM&グローバル教育の取り組みについて~」
登壇者|
●インテル株式会社 執行役員 井田晶也氏
●ドルトン東京学園 中等部・高等部 コンピューターサイエンススーパーバイザー Ramzi Ramzi教諭
●北米教育eスポーツ連盟 日本本部 会長 松原昭博
○ファシリテーター:北米教育eスポーツ連盟 日本本部 統括ディレクター 内藤裕志

14:05~14:10. : 終わりに「NASEF JAPANのこれから」
登壇者|北米教育eスポーツ連盟 日本本部 統括ディレクター 内藤裕志

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