ゲーミングチェアを手がけるAKRacingが、新たなPCデバイスへ進出する。その第1弾として投入されるのが、OLED(有機ELパネル)を採用したPC用モニター「AKRacing OL2701」だ。

OLEDは家庭用テレビでは一般的になってきたが、PC向けのモニターでは非常に稀な存在だ。その理由は、20〜30インチ台の中型OLEDパネルの生産が極めて少ないため。テレビ向けの40インチ以上や、ノートPC、携帯電話向けの20インチ以下のものはあるが、中型サイズだけはぽっかりと空いてしまっていた。
本機「AKRacing OL2701」に搭載されるOLEDパネルは、日本メーカーのJOLEDが開発・生産したもの。生産には極めて高い技術が求められるため、パネル価格もかなり高価になるものの、同社が手がけるRGB印刷方式によるOLEDパネルは、忠実な色表現や色域の広さといった品質の高さを売りにしている。
それでもOLEDパネルにこだわり、AKRacingの新ジャンル第1弾製品として持ってくるところに、AKRacingの気概を感じる。今回、発売前に製品にふれる機会をいただけたので、ゲーマーの視点から評価していこう。
まずは、「AKRacing OL2701」の主なスペックを見てみよう。
解像度は4K(3,840×2,160ドット)、リフレッシュレートは最高60Hzとなっている。昨今のゲーミングモニターは120Hz以上が一般的で、本格的な大会では240Hz、360Hzといったハイリフレッシュレートが主流だが、本機は一般的なモニターと同じ60Hzまでの対応となる。
応答速度は0.1msとされており、液晶パネルでは実現し得ない高速性能であることを示している。またコントラスト比も1,000,000:1と極めて高い。残像感がなく明暗が締まった美しい映像を取るか、高いリフレッシュレートを求めるかというのが、液晶パネルを採用するゲーミングモニターとの比較基準の1つとなる。
入力端子はHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、USB 3.0 Type-C×1と計4系統。PCだけでなく、ゲーム機など複数の機器を接続して切り替えて利用できる。サウンド関連は、2W×2の内蔵スピーカーに加え、ヘッドフォン端子もあるので、スピーカーから音を出したくない時にも安心だ。
2基のUSB 3.0 Type-A端子は、PCとUSB Type-Cで接続している際にUSBハブとして機能する(USB Type-Cがアップストリーム接続を兼ねる)。
具体的な使用例としては、あらかじめ本機のUSBポートにマウスとキーボードを接続しておけば、ノートPCをUSB Type-C経由で接続するだけで、モニター出力と同時にすぐに外付けのマウスとキーボードで操作できるようになる。

「AKRacing OL2701」の特徴としてもう1つ、モニターのみで3.52kgと軽量な点も注目に値する。これは液晶パネルを採用した製品に比べてかなり軽量だ。
例えば、筆者が所有している27型4K液晶モニターは比較的薄型軽量のモデルだが、それでも4.6kgある。モニターの設置や移動はそれなりに力仕事なので、これだけ軽いとありがたい。
100×100mmのVESAマウントにも対応するので、壁掛けやモニターアームでの利用にも対応できる。ただ、モニターアームによってはむしろ、軽すぎることが問題になる可能性もあるので、アームを使う際には対応重量は要確認だ。

実機は簡単な組み立てが必要。モニターとスタンドのアーム部と土台部の3つがあり、モニターの4つのネジ穴(=VESAマウント)にアーム部を固定した後、土台部を接続するだけでいい。モニターが軽量なおかげで、男性の筆者は1人で楽に作業を進められた。土台は長方形で、幅28cm、奥行き23cmとそれなりに場所を取る。
モニターは26.7インチで、外枠が2cmほどある。最近の狭額縁液晶に比べると、若干サイズは大きくなる。ただ額縁部分はヘアライン加工され、最外周はシルバーで囲われており、高級感もある。

高さ調整は最大120mmとかなり調整幅が広い。チルトやスイベルの角度もつけられ、位置調整機能としては十分と言える。

さて、気になる画質を見ていこう。電源を入れてすぐ感じるのは、圧倒的なコントラストの高さだ。
Windowsのデスクトップ画面を黒単色の背景で表示すると、電源オフ時とほぼ同じ暗さのままに見えてしまうほど。液晶パネルだとこうはいかず、黒部分でも電源オフ時よりほのかに明るく、違いがわかるものだ。
発色も素晴らしい。赤、緑、青のどの色も濃厚で、ゲームのグラフィックは細部までメリハリがあるし、写真などを表示した際にも自然な色味が再現されている。コントラストの高さも相まって、RGB印刷方式のOLEDパネルの良さがはっきりと感じられる。
パネル表面はノングレア(非光沢)処理されているにもかかわらず、黒の深さと色の鮮やかさのせいで、たびたび脳がグレアパネルと勘違いしてしまい、「ノングレアだよね?」と照明の反射光をのぞき込んでしまったほどだった。
さらに、視野角も極めて広い。スペックシートでは上下左右178度と、一般的なIPS液晶パネルと同等の数値なのだが、実物はほぼ真横の角度から見ても全く違和感がないほどで、ここも液晶より優れていると感じられる。


サウンドはモニター底面の左右にある2基のスピーカーから再生される。音質は人の声の音域はよく通るものの、低音はかなり弱めだが、2Wというサイズからすれば一般的なレベルだ。ステレオ感はあるので、ゲームの音を情報として取る分には不足はない。よりいい音で聴きたいなら好みのスピーカーを用意しよう。
ちなみに、音量設定は0から100までだが、0(ミュート)から1にした時の音量変化が大きめなので、小さい音にしたければPCの出力側で音量を絞るといい。
本体の設定操作のインターフェイスは、モニターに向かって右側の裏面にあるボタンで行う方式。5個のボタンが縦に並んでおり、上から順に、①設定呼び出し/決定、②音量/上操作、③画面モード切替/下操作、④入力切替/キャンセル、⑤電源、となっている。すべてのボタンが同じ大きさで並んでいるため、どのボタンをさわっているのかすぐにわからないのが難点といえば難点ではある。

設定できる項目は一般的なPC用モニターと同様。ここで特筆すべきは、明るさ設定の範囲だ。明るさを0にすると相当暗くなるので、モニターを暗めにして使いたい用途には非常にありがたい。また明るくした場合の光量はまぶしいほどで、設定幅が非常に広い。
映像の明暗差を近づけて自然な色を再現するHDR(ハイダイナミックレンジ)入力にも対応(USB Type-C接続を除く)。HDRの映像を入力すると、自動で明るさ100の最大値に設定される。この設定は他のモニターでも同様の挙動だ。

「AKRacing OL2701」が従来の液晶モニターとは一線を画した画質を持つことは間違いない。ただ、ゲーミングモニターとして重要な点は、やはり遅延関連だろう。パネルの応答速度と、信号入力から映像表示までの表示遅延の両方を確認してみる。
テストにはフリーソフトの「LCD Delay Checker」を用いて、筆者所有のノートPC(TN液晶パネル/フルHD)の画面をミラーリングで出力し、双方を4,000分の1秒の高速シャッターで撮影した。
まず応答速度について。ノートPCのモニターでは、表示している数字より1つ前の数字が残像として見えるのに対し、「AKRacing OL2701」の映像は残像が一切なく、ピタッと止まった絵になっている。

カラーバーが移動する表示モードでは、ノートPCのモニターは色が変化している部分がグラデーションのように見えるのに対し、本機では表示更新部分の黒線をまたいで、上下ともにグラデーションが一切見えない。2つのテストのいずれも、本機の応答速度が極めて高速である証拠を示している。

一方、表示遅延はどうか。画面に表示されているタイムカウントを比較すると、ノートPCの方が「08345」、「AKRacing OL2701」が「08343」と、常に2フレームほどノートPCの方が早く進んでいる。もしかすると解像度の違いが問題かと思い、別の4Kモニターを接続してクローン表示してみたが、やはり液晶モニターの方が2フレームほど早かった。

つまり本機は、液晶モニターに比べて応答速度は圧倒的に速いが、表示遅延は2〜3フレーム程度はある。
もっともOLEDモニターは焼き付き防止処理のためにあえて表示遅延を持たせた製品が多く、本機も例外ではない。メーカーによれば、有機ELパネルの高画質を長期にわたって安心して利用できるように、ピクセル単位で輝度を制御することによる焼き付き低減機能を搭載しているという。
「AKRacing OL2701」を総評すると、映像の美しさは全く文句の付けどころがない。デザインやインターフェイスは保守的でオーソドックスにも感じられるが、RGB印刷方式のOLEDパネルが持つ映像美があれば、華美な演出をする必要もないと考えるのも当然かもしれない。
普段使いではウェブブラウザーなどでのスクロール表示がとてもキビキビしていて、応答速度の速さが効いている。発色の良さやコントラストの高さも素晴らしく、本機を見てから普段使っている液晶に戻ると、これまで満足できていた画質の落ち幅にがっくりしてしまうほどだ。色域の広さを考えても、グラフィック制作や映像編集といったクリエイティブ向けに使っても何ら問題ないだろう。
唯一の難点を挙げるとすれば、表示遅延の大きさだが、1フレーム単位を競うようなFPSや対戦格闘ゲームには、やはりeスポーツに特化したゲーミングモニターを選ぶべきであり、OLEDの映像美を兼ねたいというのはないものねだりというものだ。
逆に、美しいグラフィックで楽しみたいMMO RPGやRPG、アクションアドベンチャーのようなゲームであれば、色再現性の部分で、これまでにない最高のゲーム体験が約束されている。
そして重要なことは、本機の価値は性能だけに留まるものではないということだ。
JOLED製のRGB印刷方式のOLEDパネルを採用した製品は、極めて数が少なく入手も困難で、価格も非常に高価。税込29万8000円という価格も、一般的なモニターとして考えると高価に感じられるが、新型コロナと半導体不足の影響も続いている現状では、必要とするユーザーが欲しいと思った時に購入できる製品があるというだけで大きな価値がある。
加えて、本機はAKRacingブランドにとって新たな挑戦の第一歩となる製品でもある。その意味で、価格や性能で他社と競うような中途半端な製品であるはずはない。AKRacingとすれば、新たな市場に打って出るなら、強烈なインパクトで一撃お見舞いしてやろうといったところだろう。
ゲーミングチェア業界だけでなく、スポーツ分野やテレビ業界など、ゲームにとらわれないブランドの広がりを見せているAKRacing。今後さらにジャンルが広がっていくとしても、そのたびに他社を圧倒する製品を出してくるのではないかと期待せざるを得ず、見事な戦略と言える。

AKRacing
https://www.akracing.jp/
「AKRacing OL2701」商品情報ページ
https://www.akracing.jp/products/detail/25
「AKRacing OL2701」Amazon商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B1TWX8QT

▲AKRacing OL2701
OLEDは家庭用テレビでは一般的になってきたが、PC向けのモニターでは非常に稀な存在だ。その理由は、20〜30インチ台の中型OLEDパネルの生産が極めて少ないため。テレビ向けの40インチ以上や、ノートPC、携帯電話向けの20インチ以下のものはあるが、中型サイズだけはぽっかりと空いてしまっていた。
本機「AKRacing OL2701」に搭載されるOLEDパネルは、日本メーカーのJOLEDが開発・生産したもの。生産には極めて高い技術が求められるため、パネル価格もかなり高価になるものの、同社が手がけるRGB印刷方式によるOLEDパネルは、忠実な色表現や色域の広さといった品質の高さを売りにしている。
それでもOLEDパネルにこだわり、AKRacingの新ジャンル第1弾製品として持ってくるところに、AKRacingの気概を感じる。今回、発売前に製品にふれる機会をいただけたので、ゲーマーの視点から評価していこう。
国産有機ELパネルを採用。軽さも大きなメリットに
まずは、「AKRacing OL2701」の主なスペックを見てみよう。
- パネルサイズ:26.9インチ
- パネル方式:OLED
- 解像度:3,840×2,160ドット
- リフレッシュレート:25〜60Hz
- 応答速度:0.1ms(tr+tf)
- 輝度:540cd/m2(ピーク)、250cd/m2(ラスター)
- コントラスト:1,000,000:1
- 視野角:178度(上下・左右)
- 色域:sRGB比130%、DCI-P3比99%
- 最大表示色:約10億7,000万色(10bit)
- 映像入力:HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、USB 3.0 Type-C×1
- その他端子:USB 3.0 Type-A×2(ダウンストリーム)、ヘッドフォン端子
- スピーカー:2W×2
- 消費電力:60W
- VESAマウント:対応(100×100mm)
- チルト/高さ調整/スイベル/ピボット:-5〜20度/120mm/-30〜30度/なし
- 付属品:ACアダプタ、HDMIケーブル、DisplayPortケーブル、USB Type-Cケーブル
- 本体サイズ(幅×高さ×奥行き): 630×571×230mm(スタンド込み)、630×374×38mm(モニターのみ)
- 重量:5.47kg(スタンド込み)、3.52kg(モニターのみ)
- 市場想定価格:税込29万8000円
解像度は4K(3,840×2,160ドット)、リフレッシュレートは最高60Hzとなっている。昨今のゲーミングモニターは120Hz以上が一般的で、本格的な大会では240Hz、360Hzといったハイリフレッシュレートが主流だが、本機は一般的なモニターと同じ60Hzまでの対応となる。
応答速度は0.1msとされており、液晶パネルでは実現し得ない高速性能であることを示している。またコントラスト比も1,000,000:1と極めて高い。残像感がなく明暗が締まった美しい映像を取るか、高いリフレッシュレートを求めるかというのが、液晶パネルを採用するゲーミングモニターとの比較基準の1つとなる。
入力端子はHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、USB 3.0 Type-C×1と計4系統。PCだけでなく、ゲーム機など複数の機器を接続して切り替えて利用できる。サウンド関連は、2W×2の内蔵スピーカーに加え、ヘッドフォン端子もあるので、スピーカーから音を出したくない時にも安心だ。
2基のUSB 3.0 Type-A端子は、PCとUSB Type-Cで接続している際にUSBハブとして機能する(USB Type-Cがアップストリーム接続を兼ねる)。
具体的な使用例としては、あらかじめ本機のUSBポートにマウスとキーボードを接続しておけば、ノートPCをUSB Type-C経由で接続するだけで、モニター出力と同時にすぐに外付けのマウスとキーボードで操作できるようになる。

▲入力端子は背面に下向きで配置されている
「AKRacing OL2701」の特徴としてもう1つ、モニターのみで3.52kgと軽量な点も注目に値する。これは液晶パネルを採用した製品に比べてかなり軽量だ。
例えば、筆者が所有している27型4K液晶モニターは比較的薄型軽量のモデルだが、それでも4.6kgある。モニターの設置や移動はそれなりに力仕事なので、これだけ軽いとありがたい。
100×100mmのVESAマウントにも対応するので、壁掛けやモニターアームでの利用にも対応できる。ただ、モニターアームによってはむしろ、軽すぎることが問題になる可能性もあるので、アームを使う際には対応重量は要確認だ。

▲本体とスタンドの接合部は100×100mmのVESAマウントと共用。背面上部には「AKRacing」のロゴがあり、検証機のスタンド部はシルバーだった
圧倒的なコントラストと発色! ただただ美しい
実機は簡単な組み立てが必要。モニターとスタンドのアーム部と土台部の3つがあり、モニターの4つのネジ穴(=VESAマウント)にアーム部を固定した後、土台部を接続するだけでいい。モニターが軽量なおかげで、男性の筆者は1人で楽に作業を進められた。土台は長方形で、幅28cm、奥行き23cmとそれなりに場所を取る。
モニターは26.7インチで、外枠が2cmほどある。最近の狭額縁液晶に比べると、若干サイズは大きくなる。ただ額縁部分はヘアライン加工され、最外周はシルバーで囲われており、高級感もある。

▲今時のモニターにしては外枠はやや広め
高さ調整は最大120mmとかなり調整幅が広い。チルトやスイベルの角度もつけられ、位置調整機能としては十分と言える。

▲モニターを一番高くしたところと低くしたところ。ピボット(回転)機能はない
さて、気になる画質を見ていこう。電源を入れてすぐ感じるのは、圧倒的なコントラストの高さだ。
Windowsのデスクトップ画面を黒単色の背景で表示すると、電源オフ時とほぼ同じ暗さのままに見えてしまうほど。液晶パネルだとこうはいかず、黒部分でも電源オフ時よりほのかに明るく、違いがわかるものだ。
発色も素晴らしい。赤、緑、青のどの色も濃厚で、ゲームのグラフィックは細部までメリハリがあるし、写真などを表示した際にも自然な色味が再現されている。コントラストの高さも相まって、RGB印刷方式のOLEDパネルの良さがはっきりと感じられる。
パネル表面はノングレア(非光沢)処理されているにもかかわらず、黒の深さと色の鮮やかさのせいで、たびたび脳がグレアパネルと勘違いしてしまい、「ノングレアだよね?」と照明の反射光をのぞき込んでしまったほどだった。
さらに、視野角も極めて広い。スペックシートでは上下左右178度と、一般的なIPS液晶パネルと同等の数値なのだが、実物はほぼ真横の角度から見ても全く違和感がないほどで、ここも液晶より優れていると感じられる。

▲コントラストの高さは液晶とは異次元のレベル。発色も極めて良好

▲視野角はどこまで角度をつけても違和感がない
サウンドはモニター底面の左右にある2基のスピーカーから再生される。音質は人の声の音域はよく通るものの、低音はかなり弱めだが、2Wというサイズからすれば一般的なレベルだ。ステレオ感はあるので、ゲームの音を情報として取る分には不足はない。よりいい音で聴きたいなら好みのスピーカーを用意しよう。
ちなみに、音量設定は0から100までだが、0(ミュート)から1にした時の音量変化が大きめなので、小さい音にしたければPCの出力側で音量を絞るといい。
本体の設定操作のインターフェイスは、モニターに向かって右側の裏面にあるボタンで行う方式。5個のボタンが縦に並んでおり、上から順に、①設定呼び出し/決定、②音量/上操作、③画面モード切替/下操作、④入力切替/キャンセル、⑤電源、となっている。すべてのボタンが同じ大きさで並んでいるため、どのボタンをさわっているのかすぐにわからないのが難点といえば難点ではある。

▲操作は背面のボタンを使う。ボタンサイズ的には押し間違えることはない
設定できる項目は一般的なPC用モニターと同様。ここで特筆すべきは、明るさ設定の範囲だ。明るさを0にすると相当暗くなるので、モニターを暗めにして使いたい用途には非常にありがたい。また明るくした場合の光量はまぶしいほどで、設定幅が非常に広い。
映像の明暗差を近づけて自然な色を再現するHDR(ハイダイナミックレンジ)入力にも対応(USB Type-C接続を除く)。HDRの映像を入力すると、自動で明るさ100の最大値に設定される。この設定は他のモニターでも同様の挙動だ。

▲設定項目はシンプル。明るさ調整の幅はとても広い
有機ELならではの高速な応答速度
「AKRacing OL2701」が従来の液晶モニターとは一線を画した画質を持つことは間違いない。ただ、ゲーミングモニターとして重要な点は、やはり遅延関連だろう。パネルの応答速度と、信号入力から映像表示までの表示遅延の両方を確認してみる。
テストにはフリーソフトの「LCD Delay Checker」を用いて、筆者所有のノートPC(TN液晶パネル/フルHD)の画面をミラーリングで出力し、双方を4,000分の1秒の高速シャッターで撮影した。
まず応答速度について。ノートPCのモニターでは、表示している数字より1つ前の数字が残像として見えるのに対し、「AKRacing OL2701」の映像は残像が一切なく、ピタッと止まった絵になっている。

▲下のノートPCの画面ではタイムカウントがブレて見えるが、上の「AKRacing OL2701」は全くブレがない
カラーバーが移動する表示モードでは、ノートPCのモニターは色が変化している部分がグラデーションのように見えるのに対し、本機では表示更新部分の黒線をまたいで、上下ともにグラデーションが一切見えない。2つのテストのいずれも、本機の応答速度が極めて高速である証拠を示している。

▲下のノートPCは色変化がグラデーションのように見えるが、上の「AKRacing OL2701」は境目がくっきりしている
一方、表示遅延はどうか。画面に表示されているタイムカウントを比較すると、ノートPCの方が「08345」、「AKRacing OL2701」が「08343」と、常に2フレームほどノートPCの方が早く進んでいる。もしかすると解像度の違いが問題かと思い、別の4Kモニターを接続してクローン表示してみたが、やはり液晶モニターの方が2フレームほど早かった。

▲4Kモニター同士でも比較。やはり「AKRacing OL2701」(右)の方が遅れている
つまり本機は、液晶モニターに比べて応答速度は圧倒的に速いが、表示遅延は2〜3フレーム程度はある。
もっともOLEDモニターは焼き付き防止処理のためにあえて表示遅延を持たせた製品が多く、本機も例外ではない。メーカーによれば、有機ELパネルの高画質を長期にわたって安心して利用できるように、ピクセル単位で輝度を制御することによる焼き付き低減機能を搭載しているという。
ゲーミングブランドの枠を超えて、普段使いもクリエイティブも快適に
「AKRacing OL2701」を総評すると、映像の美しさは全く文句の付けどころがない。デザインやインターフェイスは保守的でオーソドックスにも感じられるが、RGB印刷方式のOLEDパネルが持つ映像美があれば、華美な演出をする必要もないと考えるのも当然かもしれない。
普段使いではウェブブラウザーなどでのスクロール表示がとてもキビキビしていて、応答速度の速さが効いている。発色の良さやコントラストの高さも素晴らしく、本機を見てから普段使っている液晶に戻ると、これまで満足できていた画質の落ち幅にがっくりしてしまうほどだ。色域の広さを考えても、グラフィック制作や映像編集といったクリエイティブ向けに使っても何ら問題ないだろう。
唯一の難点を挙げるとすれば、表示遅延の大きさだが、1フレーム単位を競うようなFPSや対戦格闘ゲームには、やはりeスポーツに特化したゲーミングモニターを選ぶべきであり、OLEDの映像美を兼ねたいというのはないものねだりというものだ。
逆に、美しいグラフィックで楽しみたいMMO RPGやRPG、アクションアドベンチャーのようなゲームであれば、色再現性の部分で、これまでにない最高のゲーム体験が約束されている。
そして重要なことは、本機の価値は性能だけに留まるものではないということだ。
JOLED製のRGB印刷方式のOLEDパネルを採用した製品は、極めて数が少なく入手も困難で、価格も非常に高価。税込29万8000円という価格も、一般的なモニターとして考えると高価に感じられるが、新型コロナと半導体不足の影響も続いている現状では、必要とするユーザーが欲しいと思った時に購入できる製品があるというだけで大きな価値がある。
加えて、本機はAKRacingブランドにとって新たな挑戦の第一歩となる製品でもある。その意味で、価格や性能で他社と競うような中途半端な製品であるはずはない。AKRacingとすれば、新たな市場に打って出るなら、強烈なインパクトで一撃お見舞いしてやろうといったところだろう。
ゲーミングチェア業界だけでなく、スポーツ分野やテレビ業界など、ゲームにとらわれないブランドの広がりを見せているAKRacing。今後さらにジャンルが広がっていくとしても、そのたびに他社を圧倒する製品を出してくるのではないかと期待せざるを得ず、見事な戦略と言える。

▲映像の美しさを最優先にするなら、用途を問わず「AKRacing OL2701」を選ぶ価値が大いにある
AKRacing
https://www.akracing.jp/
「AKRacing OL2701」商品情報ページ
https://www.akracing.jp/products/detail/25
「AKRacing OL2701」Amazon商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B1TWX8QT
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- ゲーミングギアブランドRazerより、薄型ロープロファイルゲーミングキーボード「Razer Joro」が7月4日(金)より発売。参考価格は22,480円。持ち運びのしやすさを重視した本モデルは、重量374g、厚さ16.5mm。また、キーを入力したまま別のキーを入力すると瞬時に次の入力が反映される「Snap Tapモード」を搭載。FPSゲーマーが求める機能も充実しているのが強みだ。<以下、ニュースリリースより>強力なパフォーマンスとコンパクトなデザインにより、あらゆる場所へゲーム体験を持ち運び可能に ゲーマー向けライフスタイルブランドとして世界をリードするRazer™(本社:米国カリフォルニア州およびシンガポール、共同創業者兼CEO:Min-LiangTan)は、モバイルゲーミングキーボードの新基準となる「Razer Joro」を発表しました。2025年6月27日(金)より予約開始いたします。販売開始は2025年7月4日(金)を予定しています。 外出先でも本格的なゲーミングを求めるゲーマーに向けて設計されたこのコンパクトかつ多機能なキーボードは、持ち運びやすさとパフォーマンスを両立し、モバイルゲーミングの概念を進化させます。 携帯性に優れた軽量設計のRazer Joroは、洗練されたデザインとゲーミンググレードの高い操作性を融合しました。オンライン対戦から広大なオープンワールドの冒険まで、自宅と変わらぬクオリティで、どこでも妥協のないゲーム体験を実現します。Razer Joro:ポータブルになった高精度さで、より完璧なゲームの高みへ。 Razer Joro (読み方:レイザー ジョロ) 税込希望小売価格:22,480円 公式サイトURL:https://www.razer.com/jp-jp/gaming-keyboards/razer-joroRazer Joro Razer Joroは、複数のデバイスでシームレスに使えるよう設計された、超軽量ワイヤレスゲーミングキーボードです。重量はわずか374グラム、厚さは16.5mmと非常にスリムで、Razerのキーボード史上において最高クラスの携帯性と精度の両立を実現しました。コンパクトなデザインでも、ファンクションキーとフルサイズの矢印キーを装備。持ち運びやすさと操作のしやすさを両立しました。 超薄型設計により手首を自然な角度に保ちやすく、長時間のゲームや作業でも疲れにくいエルゴノミクスを実現。ゲームグレードのキーは素早く正確な入力を可能にし、心地よい打鍵感を提供します。キーキャップにはUVコーティングが施されたABS素材が採用され、耐久性にも優れています。 高いパフォーマンスを求めるユーザーには、「Snap Tapモード」の使用が可能です。このモードでは、FPSゲームでのカウンターストレイフや空中ストレイフによるバニーホップにおいて、2つのキー間の入力切替がより素早く行えるようになり、前のキーを離さずに次の入力を即座に有効化できます。 便利なショートカットと完全プログラマブルなキーにより、ユーザーはキーの再割り当て、Razer Hypershiftの設定、マクロの登録などをRazer Synapse 4を通じて自在にカスタマイズできます。 また、Razer JoroはApple製品にも対応しており、セカンダリキーにはmacOS、iPadOS、iOS用の刻印*が施されています。Windowsデバイスでの生産性を高めるため、Microsoft Copilot専用キー*も搭載されており、AIアシスタントへの素早いアクセスが可能です。 *各種キーの配置についてはRazer Joroの公式サイトにてご確認いただけます。 Bluetooth 5.0によるワイヤレスのマルチデバイスペアリング機能も備えており、最大3台のデバイスを簡単に切り替えて使用できます。バッテリーは最大1,800時間と超長寿命で、デスクトップでもポータブル環境でも、より長くゲームを楽しめます。 さらに、Razer Chroma™ RGBライティング(シングルゾーン)にも対応し、1,680万色と豊富なエフェクトで好みに合わせたビジュアル演出を実現。外出先でも没入感あるゲーム体験を提供します。 カフェでの集中プレーから空港での待ち時間まで、Razer Joroはどんな場所でも最高のゲーム体験をサポートする、頼れるポータブルゲーミングパートナーです。製品名読み方税込希望小売価格予約開始日発売日Razer Joro レイザージョロ 22,480円 2025年6月27日 2025年7月4日 ■「Razer Joro」取扱店 全国の家電量販店、PCショップ、オンラインショップ等で販売いたします。 ■販売店様からのお問合せ 株式会社アユート PC事業部 WEB: https://www.aiuto-jp.co.jp/contact/b2b.phpRazerについて Razer™は、ゲーマーのためにゲーマーによって設立された、世界的な大手ライフスタイルブランド企業で、「For Gamers. By Gamers™」(ゲーマーのためにゲーマーが作る)をスローガンに掲げています。 Razerの商標である3つの頭を持つ蛇は、世界中のゲーミングコミュニティやeスポーツコミュニティで最も認知されているロゴの一つです。あらゆる大陸にファンを持つRazerは、ハードウェア、ソフトウェア、サービスで構成された、ゲーマーを対象とする世界最大のエコシステムを設計・構築してきました。 Razerは、高性能ゲーミング周辺機器やBladeゲーミングノートPCといった、受賞歴のあるハードウェアを提供しています。Razer Chroma RGBやRazer Synapseなどで構成されるRazerのソフトウェアスイートは、カスタマイズ機能や照明効果機能、最適化機能を備え、2億5,000万人以上のユーザーに利用されています。またRazerは、ゲーマー、若者、ミレニアル世代、Z世代向けに、Razer Goldを使用した決済サービスを提供しています。これは、68,000を超えるゲームタイトルで利用できる、世界最大のゲーム決済サービスのひとつです。さらに、この決済サービスに連動した報酬プログラムであるRazer Silverを提供しています。 Razerは、持続可能な未来の実現に取り組んでおり、#GoGreenWithRazer活動(さまざまな取り組みを通じて環境への影響を最小限に抑えるための、10年間のロードマップ)を通じて社会的責任を果たすべく努力しています。 2005年に設立されたRazerは、カリフォルニア州アーバインとシンガポールの2か所に本拠地を構え、ハンブルクと上海に地域統括本部を置き、世界各地の19か所に事業所を展開しています。これまで数々のブランドアクティベーションを行ってきたRazerは、2025年に20周年を迎えます。詳細についてはhttps://rzr.to/20anniをご覧ください。 ■Razer公式リンク Razer日本公式サイト:https://www.razer.com/jp-jp/ Razer JP X (旧:Twitter) アカウント:https://www.x.com/razerjp * © 2025 Razer Inc. All rights reserved. * 仕様、および、デザインは予告なしに変更される場合があります。 * その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。Razer - For Gamers. By Gamers.™press.razer.com
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- 【ホットスワップ対応!】ASUSから75%+フルサイズのゲーミングキーボードと軽量ワイヤレスヘッドセットが発売中
- ASUSのゲーミングブランドROGより、軽量ワイヤレスヘッドセットと、ホットスワップ対応でお好みのキースイッチに換装できるゲーミングキーボード2機種が発売中。<以下、ニュースリリースより>「ROG Pelta」「ROG Strix Scope II X Gaming Keyboard」「ROG Azoth X Gaming Keyboard」 ASUS JAPAN株式会社は、ゲーミングブランドのRepublic of Gamersより、無線対応、軽量のヘッドセット「ROG Pelta」、ROG NX Snow V2 軸を使用、ホットスワップ対応のゲーミングキーボード、有線接続フルサイズの「ROG Strix Scope II X Gaming Keyboard」、トライモード接続対応75 %サイズの「ROG Azoth X Gaming Keyboard」を発表しました。 2025年6月20日(金)より発売開始します。ROG Pelta ROG Pelta製品特徴 SpeedNovaテクノロジーによるトライモード接続: Bluetooth®、ROG SpeedNovaワイヤレステクノロジーによる超低遅延の2.4GHz接続、USB-C®有線接続50mm ROGチタンコーティングダイヤフラムドライバー: ROG専用ドライバーは、広帯域20Hz-20kHzの周波数応答で高品質で鮮明なサウンドを保証10mm超広帯域ブームマイク: 広範な周波数帯域をカバーし、激しいコミュニケーション中でもきめ細かい、はっきりとした音声を実現製品詳細 項目内容製品名 ROG Pelta 読み方 アールオージー ペルタ ブランド Republic of Gamers(ROG) インターフェース 2.4GHz 無線 / Bluetooth / USB-C サポートプラットフォーム PC / MACPlayStation® 4 / PlayStation® 5 / Nintendo SwitchiPad / iOS / Android / Bluetooth device ドライバーの材料 Titanium-Plated Diaphragm Drivers ヘッドセット・ドライバー 50 mm ヘッドセット・インピーダンス(Ω) 32 ohm ヘッドセット・周波数帯域(Hz) 20Hz - 20KHz マイク・指向性 単一指向性 マイク・入力感度 -40 dB マイク・周波数帯域(Hz) 100Hz - 10KHz チャンネル Stereo ライティング RGB (Aura sync 対応) 本体重量 309 g バッテリー 900 mAh2.4GHzモードで最大70時間15分の高速充電で最大3時間の使用が可能 ケーブル 1.8 m ROG Strix Scope II X Gaming Keyboard 製品ページはこちら製品特徴 ホットスワップ対応: すべてのキーがホットスワップ可能で、キースイッチの交換やカスタマイズが自由に簡単に行えます。ROG NX Snow V2 メカニカルスイッチ採用: 改良されたリニア軸で安定性向上と打鍵感が進化しました。RGBライティングのためLEDレンズも追加しています。防音フォーム: 内蔵されたフォームが反響音や高音のノイズを吸収し、打鍵音を和らげます。直感的な操作: メディア再生、音量調整、キーボードのライティングに対応した多機能ボタンとマルチホイールを搭載しています。製品詳細 項目内容製品名 ROG Strix Scope II X Gaming Keyboard 読み方 アールオージー ストリックス スコープ ツー エックス ゲーミングキーボード ブランド Republic of Gamers(ROG) キースイッチ ROG NX Snow V2 Mechanical Switch 配列 US (フルサイズ) 接続 USB 2.0 キーボードバックライト キーごとのRGB LED (Aura sync対応) アンチゴースト Nキー ロールオーバー ポーリングレート 1000 Hz マクロキー すべてのキーがプログラム可能 ケーブルの長さ 2 m USB A to C ケーブル 対応OS Windows 11 寸法 436 x 129 x 37 mm 重量 930g (キーボード本体) 206g (リストレスト) ROG Azoth X Gaming Keyboard 製品ページはこちら製品特徴 トライモード接続: Bluetooth(最大3台のデバイスを同時に接続)、ROG SpeedNovaワイヤレステクノロジーによる2.4GHz、または有線USBで接続が可能。OLEDディスプレー搭載: 2インチOLEDパネルはさまざまな情報を表示することができ、横にはキーボードの設定を簡単に制御できるコントローラーノブを搭載。こだわりのボディ: CNC削り出しのアルミ製トップカバーにPORONガスケット、FR4ポジショニングプレート、PORONプレートフォーム、PORONスイッチパッド、2層PORONダンピングフォームを使い快適な打鍵性と打鍵音を実現。キーキャップの互換性向上: PCBレイアウトを見直し、LEDの位置がキー手間に変更となり、カスタムキーキャップとの互換性があがり、ライティングがより鮮やかになり、カスタマイズ性が向上。製品詳細 項目内容製品名 ROG Azoth X Gaming Keyboard 読み方 アールオージー アゾス エックス ゲーミングキーボード ブランド Republic of Gamers(ROG) キースイッチ ROG NX Snow V2 Mechanical Switch 配列 US (75%サイズ) 接続 2.4GHz 無線 / Bluetooth / USB-C キーボードバックライト キーごとのRGB LED (Aura sync対応) アンチゴースト Nキー ロールオーバー ポーリングレート 1000 Hz マクロ すべてのキーがプログラム可能 キーケーブルの長さ 2 m USB A to C ケーブル 対応OS Windows 11 / macOS 10.11 or later 寸法 325.4 x 136.2 x 40 mm 重量 1600 g (リストレスト含む) Republic of Gamers(ROG)について ASUSのゲーミング向けブランドRepublic of Gamers(ROG)はさまざまな製品が存在し、PCはもちろん、ヘッドセット・モニター・イヤフォンなど、すべてのゲーミングソリューションを持っています。ROGはその読み方の通り、「ゲーマー共和国を作る、ゲームが好きな方で集まって、楽しい国を作ろう」という考えのもと、名づけられました。ROGが追求する革新的な技術と、「Start with People:人を中心に据えた製品開発」の理念はさまざまな分野で認められています。ROG公式サイト : https://rog.asus.com/jp/ ROG JAPAN公式X(旧Twitter) : https://x.com/ASUSROGJP
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- 【WQHD解像度で3万円台!】エイサーより最大200Hzの27インチゲーミングモニター2機種が発売中
- パソコン周辺機器メーカーのエイサーより、27インチ200Hz、WQHDゲーミングモニター「Nitro KG271UN3bmiipx」、「Nitro VG270UX1bmiipx」2機種が発売中。どちらも価格は3万円台。「Nitro KG271UN3bmiipx」、「Nitro VG270UX1bmiipx」の大きな違いはスタンドデザイン。頑丈さを求めるならば「Nitro KG271UN3bmiipx」、スリムで省スペースを求めるなら「Nitro VG270UX1bmiipx」がおすすめだ。<以下、ニュースリリースより>最大200Hz対応の27インチWQHD、Nitroゲーミングモニター2機種を発売! 日本エイサー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ボブ・セン)は、需要が拡大し続けているWQHD (2560 x 1440) 解像度のゲーミングモニター市場に向けて、AcerのゲーミングブランドNitroより、最大リフレッシュレート200Hzに対応した27インチゲーミングモニター 「Nitro KG271UN3bmiipx」 および 「Nitro VG270UX1bmiipx」を、Amazon並びにAcer公式オンラインストアにて発売開始しました。今後もAcerは、WQHDおよび4Kゲーミングモニター市場に向けて、積極的に新製品の投入を継続してまいります。※仕様は両モデル共通です。200Hz対応WQHD IPSパネル搭載、 AMD FreeSync Premium、HDR 10対応 広視野角の27インチWQHD (2560x1440) IPSパネルを搭載。非光沢パネルで内外光の反射を軽減します。さらにDisplayPort※接続時には、最大リフレッシュレート200Hzに対応し、1秒間に最大200回の高速な画像書き換え処理によって、滑らかなゲームプレーを実現。さらに色再現性DCI-P3 90%、表示色約10億7000万色(8bit+FRC)で、美しい映像を映し出します。またAMD FreeSync Premium、HDR10にも対応しています。 ※HDMI接続の場合は144Hzとなります。最速 0.5msの応答速度 最速 0.5ms※の高速の応答速度を実現。中間色から中間色への切り替え(GTG) 表示速度が早く、激しいアクションシーンや高速な映像においても、すべてなめらかにレンダリングします。また、不鮮明な箇所やゴースト現象は発生を大幅に軽減します。 ※オーバードライブ時インターフェース 本モデルは、HDMI 2.0×2、DisplayPort v1.4×1、ヘッドホン端子 x1を搭載しています。Black boost ブラックブースト・テクノロジー 暗所での視認性を向上させるBlack Boostテクノロジーを搭載。11段階のダークレベル調節が可能で、ゲームや映像の暗い場面でも、視認性を高めてくれます。シーンに応じたお好みのレベルに簡単に設定できます。長時間使用でも目に優しいAcer VisionCare™ 目の負担を軽減するAcer独自技術「Acer VisionCare™」を搭載しています。画面のちらつきを抑えるフリッカーレス技術により、長時間の使用でも目が疲れにくく、快適な視聴環境を保ちます。さらに、眼精疲労の要因とされるブルーライトを軽減するブルーライトシールド、暗い環境での目の疲れを軽減するローディミング機能、そしてパネル表面のざらつきや映り込み、外交反射を抑えるComfyViewに対応。また、ローディミング機能が搭載されており、暗い環境では明るさを15%低減し、目の疲れを軽減します。ゲーマーやプログラマー、ライター、グラフィックデザイナーなど、日常的に長時間画面を見続けるヘビーユーザーにとっても、目に優しく快適な映像を提供します。6軸カラー調整と便利なプリセットモード 6軸カラー調整機能を搭載し、RGBに加えてC(シアン)、M (マゼンタ)、Y (イエロー) の色相・彩度も個別に調整が可能。色の濃淡や色相を忠実に再現でき、映像編集やデザイン用途にも最適です。さらに、用途に応じた複数のプリセットされたモードを用意しており、お好みのセッティングでお楽しみいただけます。お好みの角度調整 上方向25°、下方向 5° の角度調整が可能。さらに、VESAマウント 100mm x 100mm にも対応しており、モニターアームを使っていただくことで、細かく調整をしていただけます※。 ※別途モニターアームが必要になります。ゼロフレームデザイン 液晶パネルを囲むベゼル幅を極限まで薄くしたZeroFrame™ を採用。マルチディスプレー環境でもフレーム幅を感じさせないシームレスな映像体験を実現します。Acer Display Widget モニターの設定を直感的に調整できるソフトウェアAcer Display Widgetを、専用サイトからダウンロードしてお使いいただけます。モニターの使用目的に最適なディスプレーモードを選択したり、ブルーライト、輝度、コントラスト、6軸色、彩度などの詳細を調節し保存することができます。https://www.acer.com/jp-ja/acer-display-widgetNitro KG271UN3bmiipxAmazon ❘ Acer公式オンラインストアNitro VG270UX1bmiipxAmazon ❘ Acer公式オンラインストアプレスリリースページhttps://www.acer.com/jp-ja/about/news/202506011Acerについて Acer は世界160か国以上で事業を展開するグローバルICTカンパニーです。1976年の創業以来、人々の生活を豊かにするパソコン、モニター、プロジェクター、タブレットなどのハードウェアやソフトウェア、サービスを提供しています。Acerは現在、全世界約7,500人の従業員とともに、“Breaking barriers between people and technology(人とテクノロジーの垣根を壊す)”のミッションのもと、製品の研究、デザイン、マーケティングおよび販売とサポートを行っています。 公式サイト: https://www.acer.com/ 公式facebook: https://www.facebook.com/AcerJapan 公式X :https://www.twitter.com/AcerJapan Gaming公式X: https://twitter.com/PredatorJPN 公式Instagram: https://www.instagram.com/acer_japan/ Gaming公式Instagram:https://www.instagram.com/predatorgamingjapan/ 公式YouTube:https://www.youtube.com/user/AcerJapanChannel © 2024 Acer Inc. All rights reserved. AcerとAcerロゴはAcer Inc.の登録商標です。その他商標、登録商標、サービスマーク等の著作物の著作権は、帰属表明の有無に関わらず、それぞれの権利者に帰属します。発表内容は予告なしに変更または削除されることがありますのであらかじめご了承ください。 © 2024 Acer Inc. All rights reserved. Acer and the Acer logo are registered trademarks of Acer Inc. Other trademarks, registered trademarks, and/or service marks, indicated or otherwise, are the property of their respective owners. All offers subject to change without notice or obligation and may not be available through all sales channels.