ゲーミングチェアを手がけるAKRacingが、新たなPCデバイスへ進出する。その第1弾として投入されるのが、OLED(有機ELパネル)を採用したPC用モニター「AKRacing OL2701」だ。

OLEDは家庭用テレビでは一般的になってきたが、PC向けのモニターでは非常に稀な存在だ。その理由は、20〜30インチ台の中型OLEDパネルの生産が極めて少ないため。テレビ向けの40インチ以上や、ノートPC、携帯電話向けの20インチ以下のものはあるが、中型サイズだけはぽっかりと空いてしまっていた。
本機「AKRacing OL2701」に搭載されるOLEDパネルは、日本メーカーのJOLEDが開発・生産したもの。生産には極めて高い技術が求められるため、パネル価格もかなり高価になるものの、同社が手がけるRGB印刷方式によるOLEDパネルは、忠実な色表現や色域の広さといった品質の高さを売りにしている。
それでもOLEDパネルにこだわり、AKRacingの新ジャンル第1弾製品として持ってくるところに、AKRacingの気概を感じる。今回、発売前に製品にふれる機会をいただけたので、ゲーマーの視点から評価していこう。
まずは、「AKRacing OL2701」の主なスペックを見てみよう。
解像度は4K(3,840×2,160ドット)、リフレッシュレートは最高60Hzとなっている。昨今のゲーミングモニターは120Hz以上が一般的で、本格的な大会では240Hz、360Hzといったハイリフレッシュレートが主流だが、本機は一般的なモニターと同じ60Hzまでの対応となる。
応答速度は0.1msとされており、液晶パネルでは実現し得ない高速性能であることを示している。またコントラスト比も1,000,000:1と極めて高い。残像感がなく明暗が締まった美しい映像を取るか、高いリフレッシュレートを求めるかというのが、液晶パネルを採用するゲーミングモニターとの比較基準の1つとなる。
入力端子はHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、USB 3.0 Type-C×1と計4系統。PCだけでなく、ゲーム機など複数の機器を接続して切り替えて利用できる。サウンド関連は、2W×2の内蔵スピーカーに加え、ヘッドフォン端子もあるので、スピーカーから音を出したくない時にも安心だ。
2基のUSB 3.0 Type-A端子は、PCとUSB Type-Cで接続している際にUSBハブとして機能する(USB Type-Cがアップストリーム接続を兼ねる)。
具体的な使用例としては、あらかじめ本機のUSBポートにマウスとキーボードを接続しておけば、ノートPCをUSB Type-C経由で接続するだけで、モニター出力と同時にすぐに外付けのマウスとキーボードで操作できるようになる。

「AKRacing OL2701」の特徴としてもう1つ、モニターのみで3.52kgと軽量な点も注目に値する。これは液晶パネルを採用した製品に比べてかなり軽量だ。
例えば、筆者が所有している27型4K液晶モニターは比較的薄型軽量のモデルだが、それでも4.6kgある。モニターの設置や移動はそれなりに力仕事なので、これだけ軽いとありがたい。
100×100mmのVESAマウントにも対応するので、壁掛けやモニターアームでの利用にも対応できる。ただ、モニターアームによってはむしろ、軽すぎることが問題になる可能性もあるので、アームを使う際には対応重量は要確認だ。

実機は簡単な組み立てが必要。モニターとスタンドのアーム部と土台部の3つがあり、モニターの4つのネジ穴(=VESAマウント)にアーム部を固定した後、土台部を接続するだけでいい。モニターが軽量なおかげで、男性の筆者は1人で楽に作業を進められた。土台は長方形で、幅28cm、奥行き23cmとそれなりに場所を取る。
モニターは26.7インチで、外枠が2cmほどある。最近の狭額縁液晶に比べると、若干サイズは大きくなる。ただ額縁部分はヘアライン加工され、最外周はシルバーで囲われており、高級感もある。

高さ調整は最大120mmとかなり調整幅が広い。チルトやスイベルの角度もつけられ、位置調整機能としては十分と言える。

さて、気になる画質を見ていこう。電源を入れてすぐ感じるのは、圧倒的なコントラストの高さだ。
Windowsのデスクトップ画面を黒単色の背景で表示すると、電源オフ時とほぼ同じ暗さのままに見えてしまうほど。液晶パネルだとこうはいかず、黒部分でも電源オフ時よりほのかに明るく、違いがわかるものだ。
発色も素晴らしい。赤、緑、青のどの色も濃厚で、ゲームのグラフィックは細部までメリハリがあるし、写真などを表示した際にも自然な色味が再現されている。コントラストの高さも相まって、RGB印刷方式のOLEDパネルの良さがはっきりと感じられる。
パネル表面はノングレア(非光沢)処理されているにもかかわらず、黒の深さと色の鮮やかさのせいで、たびたび脳がグレアパネルと勘違いしてしまい、「ノングレアだよね?」と照明の反射光をのぞき込んでしまったほどだった。
さらに、視野角も極めて広い。スペックシートでは上下左右178度と、一般的なIPS液晶パネルと同等の数値なのだが、実物はほぼ真横の角度から見ても全く違和感がないほどで、ここも液晶より優れていると感じられる。


サウンドはモニター底面の左右にある2基のスピーカーから再生される。音質は人の声の音域はよく通るものの、低音はかなり弱めだが、2Wというサイズからすれば一般的なレベルだ。ステレオ感はあるので、ゲームの音を情報として取る分には不足はない。よりいい音で聴きたいなら好みのスピーカーを用意しよう。
ちなみに、音量設定は0から100までだが、0(ミュート)から1にした時の音量変化が大きめなので、小さい音にしたければPCの出力側で音量を絞るといい。
本体の設定操作のインターフェイスは、モニターに向かって右側の裏面にあるボタンで行う方式。5個のボタンが縦に並んでおり、上から順に、①設定呼び出し/決定、②音量/上操作、③画面モード切替/下操作、④入力切替/キャンセル、⑤電源、となっている。すべてのボタンが同じ大きさで並んでいるため、どのボタンをさわっているのかすぐにわからないのが難点といえば難点ではある。

設定できる項目は一般的なPC用モニターと同様。ここで特筆すべきは、明るさ設定の範囲だ。明るさを0にすると相当暗くなるので、モニターを暗めにして使いたい用途には非常にありがたい。また明るくした場合の光量はまぶしいほどで、設定幅が非常に広い。
映像の明暗差を近づけて自然な色を再現するHDR(ハイダイナミックレンジ)入力にも対応(USB Type-C接続を除く)。HDRの映像を入力すると、自動で明るさ100の最大値に設定される。この設定は他のモニターでも同様の挙動だ。

「AKRacing OL2701」が従来の液晶モニターとは一線を画した画質を持つことは間違いない。ただ、ゲーミングモニターとして重要な点は、やはり遅延関連だろう。パネルの応答速度と、信号入力から映像表示までの表示遅延の両方を確認してみる。
テストにはフリーソフトの「LCD Delay Checker」を用いて、筆者所有のノートPC(TN液晶パネル/フルHD)の画面をミラーリングで出力し、双方を4,000分の1秒の高速シャッターで撮影した。
まず応答速度について。ノートPCのモニターでは、表示している数字より1つ前の数字が残像として見えるのに対し、「AKRacing OL2701」の映像は残像が一切なく、ピタッと止まった絵になっている。

カラーバーが移動する表示モードでは、ノートPCのモニターは色が変化している部分がグラデーションのように見えるのに対し、本機では表示更新部分の黒線をまたいで、上下ともにグラデーションが一切見えない。2つのテストのいずれも、本機の応答速度が極めて高速である証拠を示している。

一方、表示遅延はどうか。画面に表示されているタイムカウントを比較すると、ノートPCの方が「08345」、「AKRacing OL2701」が「08343」と、常に2フレームほどノートPCの方が早く進んでいる。もしかすると解像度の違いが問題かと思い、別の4Kモニターを接続してクローン表示してみたが、やはり液晶モニターの方が2フレームほど早かった。

つまり本機は、液晶モニターに比べて応答速度は圧倒的に速いが、表示遅延は2〜3フレーム程度はある。
もっともOLEDモニターは焼き付き防止処理のためにあえて表示遅延を持たせた製品が多く、本機も例外ではない。メーカーによれば、有機ELパネルの高画質を長期にわたって安心して利用できるように、ピクセル単位で輝度を制御することによる焼き付き低減機能を搭載しているという。
「AKRacing OL2701」を総評すると、映像の美しさは全く文句の付けどころがない。デザインやインターフェイスは保守的でオーソドックスにも感じられるが、RGB印刷方式のOLEDパネルが持つ映像美があれば、華美な演出をする必要もないと考えるのも当然かもしれない。
普段使いではウェブブラウザーなどでのスクロール表示がとてもキビキビしていて、応答速度の速さが効いている。発色の良さやコントラストの高さも素晴らしく、本機を見てから普段使っている液晶に戻ると、これまで満足できていた画質の落ち幅にがっくりしてしまうほどだ。色域の広さを考えても、グラフィック制作や映像編集といったクリエイティブ向けに使っても何ら問題ないだろう。
唯一の難点を挙げるとすれば、表示遅延の大きさだが、1フレーム単位を競うようなFPSや対戦格闘ゲームには、やはりeスポーツに特化したゲーミングモニターを選ぶべきであり、OLEDの映像美を兼ねたいというのはないものねだりというものだ。
逆に、美しいグラフィックで楽しみたいMMO RPGやRPG、アクションアドベンチャーのようなゲームであれば、色再現性の部分で、これまでにない最高のゲーム体験が約束されている。
そして重要なことは、本機の価値は性能だけに留まるものではないということだ。
JOLED製のRGB印刷方式のOLEDパネルを採用した製品は、極めて数が少なく入手も困難で、価格も非常に高価。税込29万8000円という価格も、一般的なモニターとして考えると高価に感じられるが、新型コロナと半導体不足の影響も続いている現状では、必要とするユーザーが欲しいと思った時に購入できる製品があるというだけで大きな価値がある。
加えて、本機はAKRacingブランドにとって新たな挑戦の第一歩となる製品でもある。その意味で、価格や性能で他社と競うような中途半端な製品であるはずはない。AKRacingとすれば、新たな市場に打って出るなら、強烈なインパクトで一撃お見舞いしてやろうといったところだろう。
ゲーミングチェア業界だけでなく、スポーツ分野やテレビ業界など、ゲームにとらわれないブランドの広がりを見せているAKRacing。今後さらにジャンルが広がっていくとしても、そのたびに他社を圧倒する製品を出してくるのではないかと期待せざるを得ず、見事な戦略と言える。

AKRacing
https://www.akracing.jp/
「AKRacing OL2701」商品情報ページ
https://www.akracing.jp/products/detail/25
「AKRacing OL2701」Amazon商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B1TWX8QT

▲AKRacing OL2701
OLEDは家庭用テレビでは一般的になってきたが、PC向けのモニターでは非常に稀な存在だ。その理由は、20〜30インチ台の中型OLEDパネルの生産が極めて少ないため。テレビ向けの40インチ以上や、ノートPC、携帯電話向けの20インチ以下のものはあるが、中型サイズだけはぽっかりと空いてしまっていた。
本機「AKRacing OL2701」に搭載されるOLEDパネルは、日本メーカーのJOLEDが開発・生産したもの。生産には極めて高い技術が求められるため、パネル価格もかなり高価になるものの、同社が手がけるRGB印刷方式によるOLEDパネルは、忠実な色表現や色域の広さといった品質の高さを売りにしている。
それでもOLEDパネルにこだわり、AKRacingの新ジャンル第1弾製品として持ってくるところに、AKRacingの気概を感じる。今回、発売前に製品にふれる機会をいただけたので、ゲーマーの視点から評価していこう。
国産有機ELパネルを採用。軽さも大きなメリットに
まずは、「AKRacing OL2701」の主なスペックを見てみよう。
- パネルサイズ:26.9インチ
- パネル方式:OLED
- 解像度:3,840×2,160ドット
- リフレッシュレート:25〜60Hz
- 応答速度:0.1ms(tr+tf)
- 輝度:540cd/m2(ピーク)、250cd/m2(ラスター)
- コントラスト:1,000,000:1
- 視野角:178度(上下・左右)
- 色域:sRGB比130%、DCI-P3比99%
- 最大表示色:約10億7,000万色(10bit)
- 映像入力:HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、USB 3.0 Type-C×1
- その他端子:USB 3.0 Type-A×2(ダウンストリーム)、ヘッドフォン端子
- スピーカー:2W×2
- 消費電力:60W
- VESAマウント:対応(100×100mm)
- チルト/高さ調整/スイベル/ピボット:-5〜20度/120mm/-30〜30度/なし
- 付属品:ACアダプタ、HDMIケーブル、DisplayPortケーブル、USB Type-Cケーブル
- 本体サイズ(幅×高さ×奥行き): 630×571×230mm(スタンド込み)、630×374×38mm(モニターのみ)
- 重量:5.47kg(スタンド込み)、3.52kg(モニターのみ)
- 市場想定価格:税込29万8000円
解像度は4K(3,840×2,160ドット)、リフレッシュレートは最高60Hzとなっている。昨今のゲーミングモニターは120Hz以上が一般的で、本格的な大会では240Hz、360Hzといったハイリフレッシュレートが主流だが、本機は一般的なモニターと同じ60Hzまでの対応となる。
応答速度は0.1msとされており、液晶パネルでは実現し得ない高速性能であることを示している。またコントラスト比も1,000,000:1と極めて高い。残像感がなく明暗が締まった美しい映像を取るか、高いリフレッシュレートを求めるかというのが、液晶パネルを採用するゲーミングモニターとの比較基準の1つとなる。
入力端子はHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、USB 3.0 Type-C×1と計4系統。PCだけでなく、ゲーム機など複数の機器を接続して切り替えて利用できる。サウンド関連は、2W×2の内蔵スピーカーに加え、ヘッドフォン端子もあるので、スピーカーから音を出したくない時にも安心だ。
2基のUSB 3.0 Type-A端子は、PCとUSB Type-Cで接続している際にUSBハブとして機能する(USB Type-Cがアップストリーム接続を兼ねる)。
具体的な使用例としては、あらかじめ本機のUSBポートにマウスとキーボードを接続しておけば、ノートPCをUSB Type-C経由で接続するだけで、モニター出力と同時にすぐに外付けのマウスとキーボードで操作できるようになる。

▲入力端子は背面に下向きで配置されている
「AKRacing OL2701」の特徴としてもう1つ、モニターのみで3.52kgと軽量な点も注目に値する。これは液晶パネルを採用した製品に比べてかなり軽量だ。
例えば、筆者が所有している27型4K液晶モニターは比較的薄型軽量のモデルだが、それでも4.6kgある。モニターの設置や移動はそれなりに力仕事なので、これだけ軽いとありがたい。
100×100mmのVESAマウントにも対応するので、壁掛けやモニターアームでの利用にも対応できる。ただ、モニターアームによってはむしろ、軽すぎることが問題になる可能性もあるので、アームを使う際には対応重量は要確認だ。

▲本体とスタンドの接合部は100×100mmのVESAマウントと共用。背面上部には「AKRacing」のロゴがあり、検証機のスタンド部はシルバーだった
圧倒的なコントラストと発色! ただただ美しい
実機は簡単な組み立てが必要。モニターとスタンドのアーム部と土台部の3つがあり、モニターの4つのネジ穴(=VESAマウント)にアーム部を固定した後、土台部を接続するだけでいい。モニターが軽量なおかげで、男性の筆者は1人で楽に作業を進められた。土台は長方形で、幅28cm、奥行き23cmとそれなりに場所を取る。
モニターは26.7インチで、外枠が2cmほどある。最近の狭額縁液晶に比べると、若干サイズは大きくなる。ただ額縁部分はヘアライン加工され、最外周はシルバーで囲われており、高級感もある。

▲今時のモニターにしては外枠はやや広め
高さ調整は最大120mmとかなり調整幅が広い。チルトやスイベルの角度もつけられ、位置調整機能としては十分と言える。

▲モニターを一番高くしたところと低くしたところ。ピボット(回転)機能はない
さて、気になる画質を見ていこう。電源を入れてすぐ感じるのは、圧倒的なコントラストの高さだ。
Windowsのデスクトップ画面を黒単色の背景で表示すると、電源オフ時とほぼ同じ暗さのままに見えてしまうほど。液晶パネルだとこうはいかず、黒部分でも電源オフ時よりほのかに明るく、違いがわかるものだ。
発色も素晴らしい。赤、緑、青のどの色も濃厚で、ゲームのグラフィックは細部までメリハリがあるし、写真などを表示した際にも自然な色味が再現されている。コントラストの高さも相まって、RGB印刷方式のOLEDパネルの良さがはっきりと感じられる。
パネル表面はノングレア(非光沢)処理されているにもかかわらず、黒の深さと色の鮮やかさのせいで、たびたび脳がグレアパネルと勘違いしてしまい、「ノングレアだよね?」と照明の反射光をのぞき込んでしまったほどだった。
さらに、視野角も極めて広い。スペックシートでは上下左右178度と、一般的なIPS液晶パネルと同等の数値なのだが、実物はほぼ真横の角度から見ても全く違和感がないほどで、ここも液晶より優れていると感じられる。

▲コントラストの高さは液晶とは異次元のレベル。発色も極めて良好

▲視野角はどこまで角度をつけても違和感がない
サウンドはモニター底面の左右にある2基のスピーカーから再生される。音質は人の声の音域はよく通るものの、低音はかなり弱めだが、2Wというサイズからすれば一般的なレベルだ。ステレオ感はあるので、ゲームの音を情報として取る分には不足はない。よりいい音で聴きたいなら好みのスピーカーを用意しよう。
ちなみに、音量設定は0から100までだが、0(ミュート)から1にした時の音量変化が大きめなので、小さい音にしたければPCの出力側で音量を絞るといい。
本体の設定操作のインターフェイスは、モニターに向かって右側の裏面にあるボタンで行う方式。5個のボタンが縦に並んでおり、上から順に、①設定呼び出し/決定、②音量/上操作、③画面モード切替/下操作、④入力切替/キャンセル、⑤電源、となっている。すべてのボタンが同じ大きさで並んでいるため、どのボタンをさわっているのかすぐにわからないのが難点といえば難点ではある。

▲操作は背面のボタンを使う。ボタンサイズ的には押し間違えることはない
設定できる項目は一般的なPC用モニターと同様。ここで特筆すべきは、明るさ設定の範囲だ。明るさを0にすると相当暗くなるので、モニターを暗めにして使いたい用途には非常にありがたい。また明るくした場合の光量はまぶしいほどで、設定幅が非常に広い。
映像の明暗差を近づけて自然な色を再現するHDR(ハイダイナミックレンジ)入力にも対応(USB Type-C接続を除く)。HDRの映像を入力すると、自動で明るさ100の最大値に設定される。この設定は他のモニターでも同様の挙動だ。

▲設定項目はシンプル。明るさ調整の幅はとても広い
有機ELならではの高速な応答速度
「AKRacing OL2701」が従来の液晶モニターとは一線を画した画質を持つことは間違いない。ただ、ゲーミングモニターとして重要な点は、やはり遅延関連だろう。パネルの応答速度と、信号入力から映像表示までの表示遅延の両方を確認してみる。
テストにはフリーソフトの「LCD Delay Checker」を用いて、筆者所有のノートPC(TN液晶パネル/フルHD)の画面をミラーリングで出力し、双方を4,000分の1秒の高速シャッターで撮影した。
まず応答速度について。ノートPCのモニターでは、表示している数字より1つ前の数字が残像として見えるのに対し、「AKRacing OL2701」の映像は残像が一切なく、ピタッと止まった絵になっている。

▲下のノートPCの画面ではタイムカウントがブレて見えるが、上の「AKRacing OL2701」は全くブレがない
カラーバーが移動する表示モードでは、ノートPCのモニターは色が変化している部分がグラデーションのように見えるのに対し、本機では表示更新部分の黒線をまたいで、上下ともにグラデーションが一切見えない。2つのテストのいずれも、本機の応答速度が極めて高速である証拠を示している。

▲下のノートPCは色変化がグラデーションのように見えるが、上の「AKRacing OL2701」は境目がくっきりしている
一方、表示遅延はどうか。画面に表示されているタイムカウントを比較すると、ノートPCの方が「08345」、「AKRacing OL2701」が「08343」と、常に2フレームほどノートPCの方が早く進んでいる。もしかすると解像度の違いが問題かと思い、別の4Kモニターを接続してクローン表示してみたが、やはり液晶モニターの方が2フレームほど早かった。

▲4Kモニター同士でも比較。やはり「AKRacing OL2701」(右)の方が遅れている
つまり本機は、液晶モニターに比べて応答速度は圧倒的に速いが、表示遅延は2〜3フレーム程度はある。
もっともOLEDモニターは焼き付き防止処理のためにあえて表示遅延を持たせた製品が多く、本機も例外ではない。メーカーによれば、有機ELパネルの高画質を長期にわたって安心して利用できるように、ピクセル単位で輝度を制御することによる焼き付き低減機能を搭載しているという。
ゲーミングブランドの枠を超えて、普段使いもクリエイティブも快適に
「AKRacing OL2701」を総評すると、映像の美しさは全く文句の付けどころがない。デザインやインターフェイスは保守的でオーソドックスにも感じられるが、RGB印刷方式のOLEDパネルが持つ映像美があれば、華美な演出をする必要もないと考えるのも当然かもしれない。
普段使いではウェブブラウザーなどでのスクロール表示がとてもキビキビしていて、応答速度の速さが効いている。発色の良さやコントラストの高さも素晴らしく、本機を見てから普段使っている液晶に戻ると、これまで満足できていた画質の落ち幅にがっくりしてしまうほどだ。色域の広さを考えても、グラフィック制作や映像編集といったクリエイティブ向けに使っても何ら問題ないだろう。
唯一の難点を挙げるとすれば、表示遅延の大きさだが、1フレーム単位を競うようなFPSや対戦格闘ゲームには、やはりeスポーツに特化したゲーミングモニターを選ぶべきであり、OLEDの映像美を兼ねたいというのはないものねだりというものだ。
逆に、美しいグラフィックで楽しみたいMMO RPGやRPG、アクションアドベンチャーのようなゲームであれば、色再現性の部分で、これまでにない最高のゲーム体験が約束されている。
そして重要なことは、本機の価値は性能だけに留まるものではないということだ。
JOLED製のRGB印刷方式のOLEDパネルを採用した製品は、極めて数が少なく入手も困難で、価格も非常に高価。税込29万8000円という価格も、一般的なモニターとして考えると高価に感じられるが、新型コロナと半導体不足の影響も続いている現状では、必要とするユーザーが欲しいと思った時に購入できる製品があるというだけで大きな価値がある。
加えて、本機はAKRacingブランドにとって新たな挑戦の第一歩となる製品でもある。その意味で、価格や性能で他社と競うような中途半端な製品であるはずはない。AKRacingとすれば、新たな市場に打って出るなら、強烈なインパクトで一撃お見舞いしてやろうといったところだろう。
ゲーミングチェア業界だけでなく、スポーツ分野やテレビ業界など、ゲームにとらわれないブランドの広がりを見せているAKRacing。今後さらにジャンルが広がっていくとしても、そのたびに他社を圧倒する製品を出してくるのではないかと期待せざるを得ず、見事な戦略と言える。

▲映像の美しさを最優先にするなら、用途を問わず「AKRacing OL2701」を選ぶ価値が大いにある
AKRacing
https://www.akracing.jp/
「AKRacing OL2701」商品情報ページ
https://www.akracing.jp/products/detail/25
「AKRacing OL2701」Amazon商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B1TWX8QT
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- 【4K160Hz⇆FHD320Hz】MSIから高解像度モードから高リフレッシュモードへと切り替えられるデュアルモード搭載ゲーミングモニター「MAG 322URDF E16」が発売中
- MSIから4K解像度とFHD解像度に切り替えられるゲーミングモニター「MAG 322URDF E16」が6月13日(金)より発売中。参考価格は99,800円。解像度によってリフレッシュレートが変化し、4K時は160Hz、FHD時は320Hzで駆動するため、ゲームジャンルを問わず楽しめるのが魅力。パネルはRAPID IPSを採用。また表示領域を切り替え擬似的に24.5 / 27インチサイズに調整できる「ディスプレーサイズエミュレート機能」も搭載しているため、幅広いシーンで活躍できる。<以下、ニュースリリースより>「高精細」「スピード」を自由にチェンジ! この度、エムエスアイコンピュータージャパン株式会社は2025年6月13日(金)より、ゲーミングモニターの新製品『MAG 322URDF E16』を発売いたします。本製品は、4K UHD(3,840 × 2,160)解像度で最大160Hz、フルHD(1,920 × 1,080)では最大320Hzのリフレッシュレートを実現する「デュアルモード」を搭載し、ゲームジャンルやプレースタイルに応じた柔軟な切り替えが可能です。・デュアルモード ゲームジャンルに応じて「4K 160Hz」と「フルHD 320Hz」の2つのモードを自由に切替可能・Gaming Intelligence キーボード・マウスでモニター設定を簡単操作でき、プロファイル作成やアプリ連携も可能・AIビジョン シーンに応じてコントラストや彩度を最適化・Adaptive-Sync対応 ティアリングやカクつきを軽減・Mystic Light 背面LEDのライティング効果をカスタマイズ可能・DisplayHDR 400対応 明暗の階調をリアルに表現・24.5 / 27インチモード切替 競技性の高いゲームに最適な画面サイズエミュレーションMAG 322URDF E16 項目内容製品名 MAG 322URDF E16 EANコード 4711377307444 発売日 2025年6月13日(金)より発売開始 税込価格 99,800円前後 販売先 アプライド、エディオン、ケーズデンキ、パソコン工房(ユニットコム)、 パソコンショップ アーク、パソコンショップ DO-MU、パワーデポ、ビックカメラグループ(ビックカメラ、コジマ、ソフマップ)、 ヨドバシカメラ、Amazon、JoshinWeb、NTTドコモ(dショッピングダイレクト)、PCワンズ、TSUKUMO、ZOA、 MSI公式オンラインショップ 画面サイズ 31.5インチ アスペクト比 16:9 解像度 4K UHD(3,840 × 2,160) 最大リフレッシュレート 160Hz(フルHD設定時:320Hz) 応答速度 0.5ms(GTG、最小値) パネル駆動方式 RAPID IPS 表面タイプ ノングレア 画素ピッチ(H × V) 0.181 × 0.181(mm) 色域 sRGBカバー率:100% AdobeRGBカバー率:93% DCI-P3カバー率:99% 最大表示色 約10億7,300万色 視野角 178°(H) / 178°(V) パネル表面湾曲率 ― 最大輝度 400 コントラスト比 1,000:1 消費電力 使用時:33W / スタンバイ時:0.5W 入力端子 HDMI 2.1(HDCP:2.3)×2 DisplayPort 1.4a(HDCP:2.3)×1 USB 2.0 Type-A(USBハブ)×2 USB 2.0 Type-B(PC接続用)×1 ヘッドホン出力 ×1 項目内容本体サイズ(W × D × H) 約715 × 228 × 565(mm) 本体重量 約9kg 電源タイプ 電源内蔵型 電源入力 100 ~ 240V、50 / 60Hz 走査周波数 4K:146.3 ~ 353.1 KHz(H) / 48 ~ 160 Hz(V) フルHD:352.2 ~ 356.1 KHz(H) / 48 ~ 320 Hz(V) 上下角度調整(チルト) -5° ~ 15° 左右角度調整(スイベル) -30° ~ 30° 高さ調整 0 ~ 110(mm) 画面回転(ピボット) ― 映像端子:最大解像度/リフレッシュレート DP:3,840 × 2,160 / 160Hz(1,920 × 1,080 / 320Hz) HDMI:3,840 × 2,160 / 160Hz(1,920 × 1,080 / 320Hz) 製品梱包サイズ(W × D × H) 1000 × 198 × 536(mm) 製品梱包重量 約14kg 製品保証期間 製品本体国内保証:お買い上げ日より3年間 付属品 DisplayPortケーブル ×1 USB Type-A - Type-Bケーブル ×1 電源ケーブル ×1 クイックスタートガイド ×1 対応機能 アンチフリッカー、アンチモーションブラー、デュアルモード※1、 ブルーライトカット、AIビジョン、ナイトビジョン、 Adaptive-Sync、Gaming Intelligence、HDR、 Mystic Light、USBハブ機能、PIP / PBP、 24.5 / 27インチモード、 VESA100(付属のスペーサーにて対応) 備考 ※デュアルモード機能について 解像度とリフレッシュレートにおける2つのモードを搭載しており、 4K / 160HzとフルHD / 320Hzのモードをプレースタイルに合わせて 切り替えることが可能です。 また、デュアルモード切替の際にはアプリケーションの再起動が必要になる場合があります。 ■MAG 322URDF E16製品ページhttps://jp.msi.com/Monitor/MAG-322URDF-E16MSIについて MSIは世界を牽引するゲーミングブランドとして、ゲーミング業界とeSports業界から最も信頼されているPCメーカーです。 日本全国の各販売店でPC本体、PCパーツ、PC周辺機器をユーザーの皆様がご購入できるよう展開を行っており、特にゲーミングノートPCやゲーミングモニターといったゲーミング製品、 また、グラフィックスカードやマザーボードといったPCパーツで多数ご好評をいただいております。 最先端の革新的なテクノロジー、最高のパフォーマンス、最高のユーザーエクスペリエンスを実現するPC、PC周辺機器をユーザーの皆様へ提供することをMSIのミッションとし邁進しています。 ●All rights of the technical, pictures, text and other content published in this press release are reserved. Contents are subject to changes without prior notice.
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- 【ASUS×初音ミク】初音ミクカラーのコラボギア4製品が同時発売——ゲーミングブランドTUF Gamingより
- ASUSのゲーミングブランドTUF Gamingより、人気ボーカロイド“初音ミク”とのコラボを実施。ゲーミングキーボードやマウスなど4製品が6月20日(金)より発売される。想定価格は下記の通り。■ゲーミングキーボードTUF Gaming K3 Gen II Hatsune Miku Edition:16,980円■ゲーミングマウスASUS TUF GAMING Mini Wireless Mouse Hatsune Miku Edition:14,250円■ゲーミングマウスパッドASUS TUF Gaming P1 Hatsune Miku Edition:3,560円■ゲーミングヘッドセットTUF Gaming H1 Gen II Hatsune Miku Edition:11,400円<以下、ニュースリリースより>TUF Gaming × 初音ミク ASUS JAPAN株式会社は、2025年5月12日に発表しました、TUF Gamingと初音ミク(とのコラボレーションしたゲーミングデバイス4製品の発売日を決定いたしました。キーボード「TUF Gaming K3 Gen II Hatsune Miku Edition」、マウス「ASUS TUF GAMING Mini Wireless Mouse Hatsune Miku Edition」、マウスパッド「ASUS TUF Gaming P1 Hatsune Miku Edition」、およびヘッドセット「TUF Gaming H1 Gen II Hatsune Miku Edition」を6月20日より発売開始します。TUF Gaming K3 Gen II Hatsune Miku Edition 製品ページはこちら製品特徴 コンパクトで持ち運びに便利:専用の矢印キーとナビゲーションキーを搭載した97個のキー配列は持ち運びに便利で、省スペースのためマウス操作も快適。また、背面のケーブル管理用スロットにより、デスクもすっきりします。IP57の防水・防塵性能:業界トップクラスの保護性能により、水などをキーボードにこぼしても安心、メンテナンスも簡単で耐久性も向上しました。光学メカニカルRGBスイッチ:Nキーロールオーバー、100%アンチゴースト、1億回の打鍵に耐えるキー寿命で長く使用ができます。シリコン素材のガスケットマウントと消音フォーム:振動を最小限に抑え、クッション性の高い心地よい打鍵感を実現するシリコン素材のガスケットマウントを採用。また、消音フォームを組み込むことで打鍵時の操作音や反響を吸収し、静音性を高めました。製品詳細 項目内容製品名 TUF Gaming K3 Gen II Hatsune Miku Edition 読み方 タフ ゲーミング ケースリー ジェン ツー ハツネ ミク エディション ブランド ASUS キースイッチ 光学メカニカル RGB スイッチ 配列 US 96%サイズ 接続 USB2.0 (TYPE-A) キーボード バックライト キーごとのRGB LED Aura sync対応 対応 ポーリングレート 1000 Hz マクロキー プログラマブル F1-F8 keys ケーブルの長さ 2 m 対応OS Windows 11 寸法 385 x 153 x 38mm 重量 1068 g (ケーブル含む) ASUS TUF GAMING Mini Wireless Mouse Hatsune Miku Edition 製品ページはこちら製品特徴 コンパクトな65グラムデザイン: 中型で軽量、両利き対応のゲーミングマウス、ロゴがライティングに対応AuraSyncで色の変更も可能です。トライモード接続: 有線USB、低遅延2.4 GHz RF、およびBluetooth®モードで最大3つのデバイスとペアリングが可能です。12,000dpi光学センサー: 光学センサーを搭載、確実なトラッキングを可能にし、4段階の感度調整が可能なDPIボタンを搭載しています。滑り止めマウスグリップテープ: マウスのグリップ性を向上させ、洗練されたスタイルに専用デザインのプレカット滑り止めマウスグリップテープが付属します。製品詳細項目内容製品名 ASUS TUF GAMING Mini Wireless Mouse Hatsune Miku Edition 読み方 エイスース タフ ゲーミング ミニ ワイヤレス マウス ハツネ ミク エディション ブランド ASUS スイッチ 100M メカニカルスイッチ DPI 12000 dpi 光学センサー 接続 2.4GHz 無線 / Bluetooth / USB ライティング Logo、Underglow Aura Sync対応 対応 バッテリー稼働時間 最大134時間 (Bluetooth接続時) 対応OS Windows 11 寸法 115 x 63.4 x 37.5 mm 重量 65g ASUS TUF Gaming P1 Hatsune Miku Edition 製品ページはこちら製品特徴 耐水性に優れた表面:不意に水をこぼしてしまっても大丈夫です。保護コーティングが施されているため、メンテナンスが容易で、長期間にわたって安定したトラッキングを実現します。ゲーミングに最適な布製の表面:滑らかな布製の表面は、光学式マウス、レーザーマウスのどちらでも高感度なマウス操作が可能です。表面が滑らかなので、マウスを楽に滑らせることができ、最高の操作性と精度を実現します。アンチフレイ・ステッチと滑りにくいラバーベース:クリーンな外観と、優れた耐久性を備えています。また、滑りにくいラバーベースにより、デスク上でしっかりと固定され、激しいバトルの間も安定したパフォーマンスを発揮します。製品詳細項目内容製品名 ASUS TUF Gaming P1 Hatsune Miku Edition 読み方 エイスース タフ ゲーミング ピーワン ハツネ ミク エディション ブランド ASUS サイズ 260 x 360 x 2 mm 重量 132 g TUF Gaming H1 Gen II Hatsune Miku Edition 製品ページはこちら製品特徴 優れたオーディオ品質:40mm ASUS Essence ドライバーとコンパクトな気密チャンバーを備え、20Hz~20kHzの広い周波数帯域でクリアなオーディオと深い低音を提供します。バーチャル7.1サラウンドサウンド:バーチャル7.1サラウンドサウンドにより、卓越したオーディオ精度を実現し、ゲーム内での競争力を高めます。インラインコントロールのボタンを押すだけで、簡単にオンにでき、瞬時にゲームの世界に没入できます。クリアなボイスコミュニケーション:TeamSpeak認定の単一指向性アナログブームマイクが搭載され、クリアなボイスコミュニケーションを提供します。製品詳細項目内容製品名 TUF Gaming H1 Gen II Hatsune Miku Edition 読み方 タフ ゲーミング エイチワン ジェン ツー ハツネ ミク エディション ブランド ASUS 接続 USB(TYPE-A) サポートプラットフォーム PCPlayStation® 4PlayStation® 5 ドライバーの材料 Neodymium magnet ヘッドセット・ドライバー 40 mm ヘッドセット・インピーダンス(Ω) 32 ohm ヘッドセット・周波数帯域(Hz) 20Hz - 20KHz マイク・指向性 単一指向性 マイク・入力感度 -24dB マイク・周波数帯域(Hz) 100-10KHz チャンネル Virtual 7.1 ライティング シングルカラーLED 本体重量 297 g ケーブル 2 m
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- 【GeForce RTX™ 5090】価格は649,800円〜——。G-GEARから超ハイスペックゲーミングPCが発売中
- ゲーミングPCブランドG-GEARより、GPUにNVIDIA® GeForce RTX™ 5090を搭載したハイスペックゲーミングPCが発売。BTO可能で価格は649,800円〜。<以下、ニュースリリースより>G-GEAR、NVIDIA GeForce RTX 5090を搭載したゲーミングPCの新モデルを発売 株式会社ヤマダデンキ(本社:群馬県高崎市、代表取締役社長:佐野 財丈)は、TSUKUMO(ツクモ)ブランドで独自に展開するゲーミングPC「G-GEAR」において、最新のNVIDIA® GeForce RTX™ 5090を搭載した新モデルを6月3日(火)に発売いたしました。新モデルの特長 グラフィックスカードに「NVIDIA® GeForce RTX™ 5090」を搭載 NVIDIA® GeForce RTX™ 5090 は、これまでで最もパワフルな GeForce GPU であり、ゲーマーやクリエイターに革命的な変化をもたらします。今までにない AI パワーで、非常に高度なモデルや最も困難なクリエイティブ作業に取り組みましょう。フルレイトレーシングと最小のシステム遅延をゲームにもたらします。GeForce RTX 5090 は NVIDIA Blackwell アーキテクチャを搭載し、32GB の超高速 GDDR7 メモリを搭載しています。高品質電源ユニット『G-GEAR電源 1200W』標準搭載 信頼性に定評のある世界有数の電源メーカーCWT製プラットフォームをベースに、最新のCPUやグラフィックスカードなどが要求する高負荷環境にも対応したツクモ専用チューニングモデル『G-GEAR電源 1200W』を標準搭載しています。ハイエンド構成においても卓越した安定性を発揮する最新の電源ユニット規格“ATX3.1”に準拠し、高い変換効率を示す“80PLUS PLATINUM認証”の他、日本の電力環境に最適化された 90V~低電圧動作回路、日本メーカー製105℃電解コンデンサ、各種保護回路や配線の柔軟性に優れたフルモジュラー仕様を採用。 ツクモBTOパソコン専売の高品質な電源ユニットです。G-GEARプレミアムミドルタワーケース 「シンプルながらも実用性の高いゲーミング PC」をテーマに、デザイン、エアフロー、拡張性、メンテナンス性を徹底的にブラッシュアップしたオリジナルの新型ミドルタワーケースを採用。ダイヤモンドをモチーフにした上質なデザイン、大型エアインテークからの理想的なエアフロー、レイアウトの最適化による余裕の拡張性、前面ダブルフィルターの防塵対策など、ゲームをプレーするユーザーからゲーム開発に携わるクリエイターの方々まで長く快適にお使いいただける“こだわりの機能”をふんだんに取り入れました。お客様一人ひとりのニーズに対応 G-GEARシリーズは、TSUKUMOが長年にわたるパソコン用パーツ販売で培った知識とノウハウを基に開発・設計しています。日本国内の指定工場で熟練スタッフが一台ずつ丁寧に組立を行うことで、高品質の製品を迅速にお届けする生産体制をとっています。これにより高い信頼性と安心感、幅広いニーズへの対応を高次元で実現しています。標準構成仕様(BTOによるカスタマイズ可能) G-GEAR GE7J-V253/BH税込価格: 649,800円 https://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/game/2025/GE7J-V253BH.html項目内容プロセッサー インテル® Core™ Ultra 7 265K プロセッサー CPUクーラー 水冷CPUクーラー グラフィックス NVIDIA® GeForce RTX™ 5090(ビデオメモリ32GB) メモリ 64GB (32GBx2枚) DDR5-5600 マザーボード ASUS TUF GAMING B860-PLUS WIFI (ATX) システムドライブ 2TB SSD (M.2規格 / NVMe Gen4接続) 電源ユニット G-GEAR電源 定格1200W 80PLUS PLATINUM認証 ケース G-GEAR プレミアムミドルタワーケース (66JD) Wi-Fi/Bluetooth Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be + Bluetooth v5.4 OS Windows 11 Home(64ビット版) G-GEAR GE7A-V253/BH 税込価格: 699,800円 https://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/game/2025/GE7A-V253BH.html項目内容プロセッサー AMD Ryzen™ 7 9800X3D CPUクーラー 水冷CPUクーラー グラフィックス NVIDIA® GeForce RTX™ 5090(ビデオメモリ32GB) メモリ 64GB (32GBx2枚) DDR5-5600 マザーボード ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI (ATX) システムドライブ 2TB SSD (M.2規格 / NVMe Gen4接続) 電源ユニット G-GEAR電源 定格1200W 80PLUS PLATINUM認証 ケース G-GEAR プレミアムミドルタワーケース (66JD) Wi-Fi/Bluetooth Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax + Bluetooth v5.2 OS Windows 11 Home(64ビット版) 販売店舗と販売開始日 今回発表の新モデルは、ツクモネットショップならびに下記店舗にて、6月3日(火)より販売開始いたしました。 ツクモ店舗( https://tenpo.tsukumo.co.jp/ ) ツクモパソコン本店 TSUKUMO eX. ツクモ名古屋1号店 DEPOツクモ札幌大谷地店 ツクモLABI1なんば店 ツクモ福岡店 ツクモネットショップ( https://shop.tsukumo.co.jp/ ) 法人営業部( https://houjin.tsukumo.co.jp/ )本製品に関する詳細情報 TSUKUMO BTOパソコンhttps://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/G-GEAR 製品ページhttps://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/game/TSUKUMO (ツクモ)について ヤマダホールディングスグループ 株式会社ヤマダデンキ所属の、TSUKUMO(ツクモ)ブランドでパソコンおよびPCパーツ・周辺機器を販売するパソコンショップです。前身となる九十九電機は1947年創業で、現在は秋葉原を中心に全国8店舗、法人営業部・ネットショップを展開しています。 最先端の商品から特殊な部品まで数多く取りそろえ、専門知識と経験の豊富なスタッフが「ゲームを快適にプレーしたい」「高画質・高速処理のパソコンにしたい」などのさまざまなニーズにお応えしております。また、カスタムPCが初めてでご不安のある方向けにPC組立代行サービスもご用意しております。 この他、パソコン専門店として長年培ってきたノウハウを詰め込んだ、オリジナルブランドPCの企画・製造・販売を行っております。 ゲーミング性能に特化した「G-GEAR」、企業向けワークステーションモデルや小型・スリム型モデルなど用途別に取りそろえた「eX.computer」のラインアップを展開しております。高品質・高性能、そしてご利用シーンにあわせたPCとして、ゲームをプレーする方だけでなく、CG業界・ゲーム開発業界などプロの現場から多くのご支持をいただくとともに、近年はたくさんの配信者の方にもご利用いただいております。 ツクモ案内URL: https://kaisya.tsukumo.co.jp/ ツクモネットショップ: https://shop.tsukumo.co.jp/ ツクモ店舗情報: https://tenpo.tsukumo.co.jp/