今年度のVALORANT世界王者を決める大会「VCT 2022 - Champions Istanbul」が8月31日(水)~9月18日(日)にかけて開催された。
ここでは今年好成績を残した16チームが世界各国から集結。2022年シーズンのVALORANT王者の座をかけて激突する。ここでは日本代表のZETA DIVISIONの動向とプレイオフの様子を振り返っていこう。
まずは🇯🇵ZETA DIVISONの試合の様子を振りかえる。
🇯🇵ZETAの初戦の対戦相手はMasters Stage1で準優勝に輝き、今大会の優勝候補にも挙げられる🇧🇷LOUD。1マップ目のアセントは勝率90%を超えている🇧🇷LOUDの得意マップで厳しい試合が予想された。試合序盤は両チーム譲らない一進一退の攻防を繰り広げるが、攻守交代後は様相が一変。
防衛側に入った🇧🇷LOUDは🇯🇵ZETAの動きへの対応の素早さとアビリティを生かしたミクロ面での流れるような連携を披露。後半はZETAにわずか1ラウンドしか取られずに8-13で勝利した。
続いてピックしたフラクチャーではレイズ・ネオンのダブルデュエリストを採用した🇯🇵ZETA。攻撃的な構成となったが、このマップでも課題は攻撃側。特にBサイトを守るSaadhak選手(🇧🇷LOUD)が撃ち合いの強さと、🇯🇵ZETAの索敵の少なさを利用した立ち回りで、ひとりで何度も窮地を救った。要所でLaz選手(🇯🇵ZETA)の活躍も光ったが、個人・チームともに一枚上だった🇧🇷LOUDが9-13で勝利。
マップカウント0-2でZETAはLowerに回ることになった。

負ければ敗退が決まる一戦の対戦相手はAPACの熾烈なLCQ争いを勝ち上がった🇮🇩BOOM。1マップ目のヘイブンではLaz選手のオペレーターでのワンピックで流れを掴むと、そのまま勢いに乗り試合を優位に進める。しかし攻守交代後は防衛側でありながら思い切った動きで🇯🇵ZETAにプレッシャーをかける🇮🇩BOOMが流れを掴む。特にAサイトでのBerserX選手(🇮🇩BOOM)のオペレーターに苦しめられて13-11と逆転負けを喫してしまう。
後がない🇯🇵ZETAがピックしたのは今大会で初登場となるパール。この試合で圧巻のパフォーマンスを見せたのはLaz選手。チェンバーのランデブーを生かしたオフアングルからの勝負でキルを量産。11-9と🇮🇩BOOMにリードを譲る苦しい展開になるが、そこから一気に巻き返して1マップ目の借りを返す逆転勝利を見せる。
迎えた最終3マップ目は🇯🇵ZETAが得意とするフラクチャー。このマップでは先の2マップを経て緊張が解けたのかMasters Stage1を彷彿とさせる華麗な連携で🇮🇩BOOMを圧倒。序盤の2ラウンドしかとられずに2-13で勝利を収めて次のステージにコマを進めた。

勝てばプレイオフ進出、負ければ敗退の運命の一戦。初戦では力負けした🇧🇷LOUD相手にどこまで喰らいつけるか注目を集めた。
🇯🇵ZETAがピックした1マップ目のバインドでは、これまでと構成を大きく変更してジェット・レイズのダブルデュエリストを採用。思い切ったエントリーでラウンドを重ねて試合をリードするが、後半に入り🇧🇷LOUDも徐々に対応する。素早いカバーやダブルコントローラーの強みを生かした耐えなど柔軟な動きを見せた🇧🇷LOUDが13-11と接戦をモノにした。
続いては初戦で🇯🇵ZETAを圧倒した🇧🇷LOUDの得意マップであるアセント。この日は🇧🇷LOUDがSugarZ3ro選手(🇯🇵ZETA)のサイト中での耐えモクへの対応など、🇯🇵ZETAへの対策をしっかり施していた。また初戦では少しパフォーマンスを欠いたaspas選手(🇧🇷LOUD)がFB(ファーストブラッド)を量産するなど撃ち合いの強さでもさらに進化した姿を見せた。
連携・フィジカルともに隙のないパフォーマンスを見せた🇧🇷LOUDが13-5でアセントも勝利を収めてプレイオフ進出を決めた。
一方で🇯🇵ZETAのChampionsでの戦いはここで終わりとなってしまった。

プレイオフに進出したのは🇨🇱Leviatán Esports(LEV)・🇪🇺Team Liquid(TL)・🇺🇸OpTic Gaming(OpTic)・🇧🇷LOUD・🇺🇸XSET・🇪🇺FunPlus Phoenix(FPX)・🇰🇷DRX VS(DRX)・🇪🇺Fnatic(FNC)の8チーム。
さらにプレイオフ回戦では🇪🇺TL・🇪🇺FPX・🇪🇺FNCのEMEA3チームがすべて敗戦。Lowerに回る波乱の展開になる。またLower2回戦の🇺🇸XSET vs 🇪🇺FPX戦では試合終了後にロールバックが行われて当該ラウンドから再試合となる珍しい試合も生まれた。

熾烈な争いを勝ち抜けてベスト4に進出したのは🇧🇷LOUD・🇺🇸OpTic・🇪🇺FPX・🇰🇷DRXの4チーム。初のベスト4進出を果たした🇰🇷DRXはMasters Stage2王者の🇪🇺FPXも下して、Stage1の🇯🇵ZETAと同じくLower Finalに進出する快挙を成し遂げた。惜しくも🇺🇸OpTicに3-2で敗れてしまうが、アジア勢の早期敗退が目立った今大会でプライドを見せてくれた。
迎えた決勝は🇧🇷LOUD vs 🇺🇸OpTic。Masters Stage1の決勝と同じ顔合わせで今大会でも3度目の対戦となるなど、伝統の一戦と呼ばれるに相応しいカードだ。プレイオフでは1マップも落とさない圧倒的な強さを見せていた🇧🇷LOUDだったが、決勝では1マップ目・3マップ目でOTにもつれる接戦になる。しかし、追い込まれても柔軟な対応と流れるような連携を披露し続けたLOUDが見事に勝利して初の栄冠に輝いた。

ここまで「VCT 2022 - Champions Istanbul」を振り返ってきた。
残念ながら🇯🇵ZETAはMasters Stage1の再現こそならなかったが、世界大会で価値ある一勝を挙げてくれたことは日本地域にとって大きな財産になるだろう。
今後は大会形式が変わり、インターナショナルリーグの開催も予定されているVALORANT競技シーン。今大会の経験を生かしてさらに成長した姿を世界相手に見せてくれることに期待したい。

配信アーカイブ
Twitch:
https://twitch.tv/valorant_jpn
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ここでは今年好成績を残した16チームが世界各国から集結。2022年シーズンのVALORANT王者の座をかけて激突する。ここでは日本代表のZETA DIVISIONの動向とプレイオフの様子を振り返っていこう。
🇯🇵ZETA DIVISON
まずは🇯🇵ZETA DIVISONの試合の様子を振りかえる。
🇯🇵ZETA DIVISION vs 🇧🇷LOUD
🇯🇵ZETAの初戦の対戦相手はMasters Stage1で準優勝に輝き、今大会の優勝候補にも挙げられる🇧🇷LOUD。1マップ目のアセントは勝率90%を超えている🇧🇷LOUDの得意マップで厳しい試合が予想された。試合序盤は両チーム譲らない一進一退の攻防を繰り広げるが、攻守交代後は様相が一変。
防衛側に入った🇧🇷LOUDは🇯🇵ZETAの動きへの対応の素早さとアビリティを生かしたミクロ面での流れるような連携を披露。後半はZETAにわずか1ラウンドしか取られずに8-13で勝利した。
続いてピックしたフラクチャーではレイズ・ネオンのダブルデュエリストを採用した🇯🇵ZETA。攻撃的な構成となったが、このマップでも課題は攻撃側。特にBサイトを守るSaadhak選手(🇧🇷LOUD)が撃ち合いの強さと、🇯🇵ZETAの索敵の少なさを利用した立ち回りで、ひとりで何度も窮地を救った。要所でLaz選手(🇯🇵ZETA)の活躍も光ったが、個人・チームともに一枚上だった🇧🇷LOUDが9-13で勝利。
マップカウント0-2でZETAはLowerに回ることになった。

▲ネオンを生かしたスピード感のあるエントリーをことごとく潰したSaadhak選手。さらにサイト中で耐えて時間を稼ぐ動きは🇯🇵ZETAにとって厄介な存在となった
🇮🇩BOOM Esports vs 🇯🇵ZETA DIVISION
負ければ敗退が決まる一戦の対戦相手はAPACの熾烈なLCQ争いを勝ち上がった🇮🇩BOOM。1マップ目のヘイブンではLaz選手のオペレーターでのワンピックで流れを掴むと、そのまま勢いに乗り試合を優位に進める。しかし攻守交代後は防衛側でありながら思い切った動きで🇯🇵ZETAにプレッシャーをかける🇮🇩BOOMが流れを掴む。特にAサイトでのBerserX選手(🇮🇩BOOM)のオペレーターに苦しめられて13-11と逆転負けを喫してしまう。
後がない🇯🇵ZETAがピックしたのは今大会で初登場となるパール。この試合で圧巻のパフォーマンスを見せたのはLaz選手。チェンバーのランデブーを生かしたオフアングルからの勝負でキルを量産。11-9と🇮🇩BOOMにリードを譲る苦しい展開になるが、そこから一気に巻き返して1マップ目の借りを返す逆転勝利を見せる。
迎えた最終3マップ目は🇯🇵ZETAが得意とするフラクチャー。このマップでは先の2マップを経て緊張が解けたのかMasters Stage1を彷彿とさせる華麗な連携で🇮🇩BOOMを圧倒。序盤の2ラウンドしかとられずに2-13で勝利を収めて次のステージにコマを進めた。

▲2マップ目のパールでは試合を決めるエースを奪ったLaz選手。FB7回・HS42%とチームのエースとして完璧な仕上がりを見せてチームを救った
🇧🇷LOUD vs 🇯🇵ZETA DIVISION
勝てばプレイオフ進出、負ければ敗退の運命の一戦。初戦では力負けした🇧🇷LOUD相手にどこまで喰らいつけるか注目を集めた。
🇯🇵ZETAがピックした1マップ目のバインドでは、これまでと構成を大きく変更してジェット・レイズのダブルデュエリストを採用。思い切ったエントリーでラウンドを重ねて試合をリードするが、後半に入り🇧🇷LOUDも徐々に対応する。素早いカバーやダブルコントローラーの強みを生かした耐えなど柔軟な動きを見せた🇧🇷LOUDが13-11と接戦をモノにした。
続いては初戦で🇯🇵ZETAを圧倒した🇧🇷LOUDの得意マップであるアセント。この日は🇧🇷LOUDがSugarZ3ro選手(🇯🇵ZETA)のサイト中での耐えモクへの対応など、🇯🇵ZETAへの対策をしっかり施していた。また初戦では少しパフォーマンスを欠いたaspas選手(🇧🇷LOUD)がFB(ファーストブラッド)を量産するなど撃ち合いの強さでもさらに進化した姿を見せた。
連携・フィジカルともに隙のないパフォーマンスを見せた🇧🇷LOUDが13-5でアセントも勝利を収めてプレイオフ進出を決めた。
一方で🇯🇵ZETAのChampionsでの戦いはここで終わりとなってしまった。

▲🇯🇵ZETAのドローンからのミッド進行に対してすぐにフラッシュの返しとカバーを付けた撃ち合いを見せる🇧🇷LOUD。フィジカルに目が行きがちだが特にアセントでは細かな連携も取れていた
プレイオフ
プレイオフに進出したのは🇨🇱Leviatán Esports(LEV)・🇪🇺Team Liquid(TL)・🇺🇸OpTic Gaming(OpTic)・🇧🇷LOUD・🇺🇸XSET・🇪🇺FunPlus Phoenix(FPX)・🇰🇷DRX VS(DRX)・🇪🇺Fnatic(FNC)の8チーム。
さらにプレイオフ回戦では🇪🇺TL・🇪🇺FPX・🇪🇺FNCのEMEA3チームがすべて敗戦。Lowerに回る波乱の展開になる。またLower2回戦の🇺🇸XSET vs 🇪🇺FPX戦では試合終了後にロールバックが行われて当該ラウンドから再試合となる珍しい試合も生まれた。

▲🇪🇺FPXの選手はAショートにいるが、🇺🇸XSETのタレットはそちらを一瞬撃った後に誰もいないヘブンを撃つ。これでショートへの警戒が薄れた🇺🇸XSETは2vs3クラッチを決められて敗退が決定。しかし、Riotはこのタレットのバグを認めて両チームに再試合を要求。試合は11-12から再開しOTの末に🇪🇺FPXが再び勝利をおさめたが、物議をかもしたシーンとなった
熾烈な争いを勝ち抜けてベスト4に進出したのは🇧🇷LOUD・🇺🇸OpTic・🇪🇺FPX・🇰🇷DRXの4チーム。初のベスト4進出を果たした🇰🇷DRXはMasters Stage2王者の🇪🇺FPXも下して、Stage1の🇯🇵ZETAと同じくLower Finalに進出する快挙を成し遂げた。惜しくも🇺🇸OpTicに3-2で敗れてしまうが、アジア勢の早期敗退が目立った今大会でプライドを見せてくれた。
迎えた決勝は🇧🇷LOUD vs 🇺🇸OpTic。Masters Stage1の決勝と同じ顔合わせで今大会でも3度目の対戦となるなど、伝統の一戦と呼ばれるに相応しいカードだ。プレイオフでは1マップも落とさない圧倒的な強さを見せていた🇧🇷LOUDだったが、決勝では1マップ目・3マップ目でOTにもつれる接戦になる。しかし、追い込まれても柔軟な対応と流れるような連携を披露し続けたLOUDが見事に勝利して初の栄冠に輝いた。

まとめ
ここまで「VCT 2022 - Champions Istanbul」を振り返ってきた。
残念ながら🇯🇵ZETAはMasters Stage1の再現こそならなかったが、世界大会で価値ある一勝を挙げてくれたことは日本地域にとって大きな財産になるだろう。
今後は大会形式が変わり、インターナショナルリーグの開催も予定されているVALORANT競技シーン。今大会の経験を生かしてさらに成長した姿を世界相手に見せてくれることに期待したい。

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【Asuka プロフィール】
『Apex Legends』『VALORANT』などのFPSの競技シーン好きが高じてライター活動を開始。特に『VALORANT』はリリース開始からずっと追いかけており、大会レポートを執筆している。これまであまりゲームに馴染みのなかった人に楽しさを伝えるのが目標。
『Apex Legends』『VALORANT』などのFPSの競技シーン好きが高じてライター活動を開始。特に『VALORANT』はリリース開始からずっと追いかけており、大会レポートを執筆している。これまであまりゲームに馴染みのなかった人に楽しさを伝えるのが目標。
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