【大会レポート】『VALORANT』のeスポーツイベント「RAGE VALORANT 2022 Autumn」2日間で1.3万人超が来場!各チームのボイスチャットや選手視点が楽しめるPPVは今月末までチケット購入可能!
提供元: eSports World
RAGE初となる特別な観覧体験ができるPPVも実施、チケット購入で10月31日まで視聴可能
株式会社CyberZ、エイベックス・エンタテインメント株式会社、株式会社テレビ朝日が運営する国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」は、合同会社ライアットゲームズによるタクティカルFPSゲーム『VALORANT』の有観客イベント「RAGE VALORANT 2022 Autumn」を2022年10月8日(土)-9日(日)に東京ガーデンシアターで開催いたしました。
「RAGE VALORANT 2022 Autumn」は、「RAGE」では2年ぶり、『VALORANT』では日本初となった「RAGE VALORANT 2022 Spring」に続く有観客大型イベントで、両日ともにチケットが発売直後に完売するほどの人気ぶり。会場には2日間通じて1.3万人超が来場し、キャスターのOooDaさん、岸大河さん、yueさん、yukishiroさんとともにゲストプレイヤー達が繰り広げるエキシビションマッチを観戦しました。
また、来場者はお揃いのリンクコーデや、好きなチームのアイテムを着用して、試合の観戦とともに、ファッションも楽しむ姿が見られました。
ゲストプレイヤーとして登場したのは、8日のDAY1は『VALORANT』界の人気ストリーマー15名、9日のDAY2は「VALORANT Champions Tour」で活躍する日韓のトッププロプレイヤー20名。来場者を交えたミックスマッチや普段は見られないチーム構成での試合を行いました。さらにDAY2には日本と韓国を代表するチームであるZETA DIVISIONとDRXによるトークセッションも開催されました。
今イベントはYouTubeやTwitchでの放送に加え、ABEMAでは「RAGE」初となるペイパービュー(以下、PPV)を実施。PPV視聴者は各チームのボイスチャットチャンネルや専用POV(選手が見ている景色を視聴者が疑似体験できる演出)を楽しみました。このPPVは10月31日(日)までチケットを購入することで、アーカイブ視聴可能となります。
▼ABEMA PPV ONLINE LIVE有料アーカイブ配信URL
【10月8日(土)公演】https://abema.tv/channels/payperview-6/slots/95Kb4PHPmJTxYX
【10月9日(日)公演】https://abema.tv/channels/payperview-5/slots/B6tw7gmNoVZQzT
▼無料配信アーカイブURL
・You Tube
DAY1 https://youtu.be/l4jk16IfLVo
DAY2 https://youtu.be/WgU5_yQOq_4
・Twitch
DAY1/DAY2 https://twitch.tv/esports_rage
DAY1【10/8(土)】

※DAY1に出演予定のJasperさんですが 新型コロナウイルス感染症の陽性が確認され 体調不良のため不参加となりました
【来場者参加型ミックスマッチ】
来場者参加型ミックスマッチは、ゲストプレイヤーが6チームに分かれ、残りのメンバーとして来場者が参加するというルールで3試合を実施。各試合は13ラウンド先取で勝利となります。
・第1試合:チームノリアキ vs チームk4sen(マップ:アセント)
動画「絶対に笑ってはいけない男達」シリーズで多くのファンの笑いを取ってきたふたりが率いるチーム同士で、両者はこの日も試合開始前から笑いを誘っていましたが、試合に入ると真剣勝負に。当初は接戦模様ながら中盤からはチームノリアキがリードを広げていき、13-9で勝利しました。
・第2試合:チームMOTHER3 vs チームYamatoN(マップ:バインド)
全チーム中、唯一4人の来場者を率いるMOTHER3さんに、同じREJECTの所属でCEOであるYamatoNさんが試合前のじゃんけんから「わかってるよね?」とプレッシャーを与える展開で始まった第2試合。しかし試合ではチームMOTHER3が13-8で勝利。試合後、YamatoNさんは「MOTHER3が即席でチームをまとめていろんなことしてきて流石だなと思いました」とチームメイトを持ち上げました。
・第3試合:チームSHAKA vs チームSPYGEA(マップ:アイスボックス)
この日、不参加となったストリーマーのJasperさんに代わって出場したClutch_Fiさんや「(ファンである)Jasperさんに勝利を捧げたい」という来場者もいたチームSHAKA。彼らは途中まで大きくリードを広げられていましたが、相手がマッチポイントとなってからは脅威の追い上げを見せます。最終的には11-13でチームSPYGEAが勝利となりましたが、実力伯仲の熱戦で来場者参加型ミックスマッチは幕を下ろしました。
【STREAMER ALL STAR】
STREAMER ALL STARでは、ゲストプレイヤーのトップストリーマー15名で構成された3つのチームが総当たり戦を行いました。各試合は13ラウンド先取で勝利となります。
・第1試合:チーム声量◎ vs チーム重役出勤(マップ:フラクチャー)
試合前に10人で円陣を組み、関優太さんも「この10人で勝ちたいです」と語ったように和気藹々とした雰囲気で始まったSTREAMER ALL STAR。試合直前までチーム声量◎はボイスチャットで「おしっこしたくなってきたな」「垂れ流してもバレないよ」とやり取りするようなリラックスムードでしたが、試合が始まるとガチンコモードに。接戦の末、チーム重役出勤が13-9で勝利しました。
・第2試合:チーム声量◎ vs チームリアルフィジカル(マップ:スプリット)
第1試合で負けたチーム声量◎にとっては負けられない戦いでしたが、立ちはだかるのは恭一郎さん曰く「(自分以外は)エース級のメンバー」揃いのチームリアルフィジカル。試合が進みリードを広げた彼らは徐々に笑い含みの会話を交わし始め12-5とマッチポイントに到達。しかしそこからチーム声量◎が急激に追い上げ、12-12に。チームリアルフィジカルは迎えた最終ラウンドを取って逆転を許さず勝利し、大いに喜びます。
・第3試合:チームリアルフィジカル vs チーム重役出勤(マップ:パール)
試合前、MOTHER3さんは「ZETA DIVISIONのLaz選手からパールの最強の(エージェント)構成を聞いた」と強豪選手の力を借りたことを明かして自信の様子。しかしチーム重役出勤はLaz選手の教えとは違う構成で戦闘をスタート。1ラウンド目を取った際はボイスチャットで「Lazさん間違ってるんじゃないかな~」などと軽口を叩いていましたが、最終的には9-13でチームリアルフィジカルが勝利。試合後、チーム重役出勤からは「Lazさんにエージェントだけでなく戦い方を聞いておけばよかった」(MOTHER3さん)、「Lazさんのすごさがわかった」(YamatoNさん)とプロ選手へのリスペクト溢れる声が漏れました。

■DAY1会場の様子

DAY2【10/9(日)】

【DRX x ZETA DIVISIONトークセッション】

DAY2は「2022 VALORANT Champions Tour - MASTERS Stage 1」第3位のZETA DIVISIONと「2022 VALORANT Champions Tour Champions」第3位のDRXという、日本と韓国を代表する2チームによるトークセッションで始まりました。
この1年を振り返ると、「意義深い1年で、後悔のない試合ができた」(Mako選手)、「嬉しかったことも悔しかったことも多く、濃かったし成長できた1年」(SugarZ3ro選手)と充実した活動をしてきた両チーム。対戦したなかで印象に残ったチームやリージョンを問われると、DRXのZest選手は「2022 VALORANT Champions Tour - MASTERS Stage 1」でのZETA DIVISIONの躍進が印象的だったと語ります。一方、ZETA DIVISIONのTENNN選手はブラジルのLOUDやLeviatánの名を挙げ、元々強いフィジカルに加えて、連携面でも向上していたことを報告しました。
「連携を深めるためにチームで心かけていることは?」という質問では、BuZz選手が「一緒にゲームをしている同僚だけど、友達みたいな雰囲気を作ろうとしている」と回答。続いてJUNiORコーチも「仲よくなること。一緒に食事をしたり観光をしたり……」と切り出したところ、自チームの選手からは疑いの目を向けられ、XQQコーチは「観光に来ないですよね?」と鋭くツッコんで笑いを取ります。
ほかにも世界で一番強いプレイヤーやコーチの役割など興味深い話が続いた40分ほどのトークののち、DRXのCEOであるCan Yangさんがステージに登場して新しいプロジェクトがあるとコメントします。そして女性限定の公式大会「VCT Game Changers」にDRXが日本リージョンで参戦することを明かし、参加女性プレイヤーであるDoriを紹介。台本にもない突然の発表に、会場からは驚きの声があがりました。
【VCT ALL STAR】
VCT ALL STARでは、ゲストプレイヤーとなるトッププレイヤー20名で構成された4つのチームが総当たり戦を行いました。各試合は13ラウンド先取で勝利となります。
・第1試合:縁の下の主人公 vs -140(マップ:パール)
縁の下の主人公のcrow選手が「LazとReitaがいるので勝ちます」と旧知の相手選手を煽ると、-140のReita選手は「crowをかわいがってやろうかな」と返し、VCT ALL STARは第1試合の試合前から白熱します。試合が始まるとディフェンダー側の縁の下の主人公は10-2で攻守交代を迎え、そのリードを活かして13-5で勝利しました。
・第2試合:おでん小僧と世界の男達 vs 鬼に金棒(マップ:ブリーズ)
第2試合は、おでん小僧と世界の男達と鬼に金棒というふたりの韓国人プレイヤーを擁するチーム同士の戦い、序盤は互角の戦いに。しかし中盤から鬼に金棒が立て続けにラウンドを取っていき6-13で勝利。負けこそしたもののDep選手は「いつも大会で戦って『マジ強えーな』と思っていた人が味方にいるのが新鮮で楽しかった」と珍しいメンバーでの戦いに手応えを感じた様子でした。
・第3試合:縁の下の主人公 vs おでん小僧と世界の男達(マップ:スプリット)
試合前に両チームのメンバーからイジられたZest選手が「相手には『VALORANT』を知らない人がふたりいる」と相手チームの韓国人を挑発して始まった第3試合。しかし試合はおでん小僧と世界の男達が13-3の大差で勝利。BuZz選手は「今日『VALORANT』というゲームを初めてやったけど、相手のZest選手のおかげで勝てました」、MaKo選手は「Zest選手、本当にお疲れさまでした」とやり返し会場の笑いを誘いました。
・第4試合:-140 vs 鬼に金棒(マップ:バインド)
すでに1敗しているだけにこの試合にかける強い意気込みを試合前のコメントで感じさせていた-140。彼らはstax選手の見事なプレイで最初のラウンドを取って会場を沸かせますが、そこからは徐々に鬼に金棒のペースに。最終的には鬼に金棒が3-13で勝利します。試合後、-140のMisaya選手、Reita選手は揃って「Meteor選手、Rb選手が強い」と相手チームの韓国人プレイヤーを称えました。
・第5試合:縁の下の主人公 vs 鬼に金棒(マップ:フラクチャー)
3連勝がかかる鬼に金棒とそれを阻止したい縁の下の主人公の試合、さらに互いに相手チームの縁深い選手を挑発するコメントも飛び交い、第5試合はバチバチとした雰囲気でスタートしました。試合は鬼に金棒が即席チームとは思えないほどの連携も見せながら5-13で勝利。試合後、Rb選手は「楽しくハイテンションでプレイできてチームメイトと通じ合えた気がする」と振り返りました。
・第6試合:おでん小僧と世界の男達 vs -140(マップ:ヘイヴン)
2連敗と全敗直前まで追い詰められている-140。彼らにとっての“ラスボス”おでん小僧と世界の男達は、Dep選手を始め各選手が活躍して序盤から6ラウンド連取します。試合の流れは変わらず、そのままおでん小僧と世界の男達が4-13が勝利。前回の「RAGE VALORANT 2022 Spring」から続いて5連敗となったLaz選手は沈痛な面持ちで「しばらく引きこもろうかなと思います」と語りつつ最後には「楽しかったです」と笑顔を見せました。

■DAY2会場の様子

■「RAGE VALORANT 2022 Autumn」概要
開催日:2022年10月8日(土)、10月9日(日)
開場 10:30 / 開演 12:00 / 終演 21:00 (両日共に予定)
場所:東京ガーデンシアター(東京都江東区有明2-1-6)
アクセス:
ゆりかもめ「有明駅」2B出口から徒歩4分、りんかい線「国際展示場駅」A出口から徒歩7分
サイト:https://valorant.rage-esports.jp/2022/autumn/
チケット販売期間:2022年9月9日(金)20:00~ (先着制)
主催:RAGE
■ライアットゲームズとは

ライアットゲームズは世界でもっともプレイヤーに焦点を当てたゲームの開発、パブリッシング、プレイヤーサポートの提供を目指し、2006年に創設されました。ライアットは2009年にデビュー作となる『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』をリリースし、世界中で高い評価を獲得しました。本作は世界中でもっとも多くプレイされているPCゲームとなり、eスポーツの爆発的な成長の主要な牽引役となっています。 LoLが誕生から10年を迎えた今、ライアットは本作の進化を続けながらも、プレイヤーに新たなゲーム体験を提供できるよう、『チームファイト タクティクス』、『レジェンド・オブ・ルーンテラ』、『VALORANT』、『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』、その他にも複数のタイトルで開発を進めています。また、音楽やコミックブック、テレビなどのマルチメディアプロジェクトを通して、ルーンテラの世界の探索を続けています。さらにライアットは、パブリッシングを手掛ける系列会社Riot Forge(ライアットフォージ)を立ち上げました。Riot Forgeはサードパーティーのデベロッパーと連携し、LoLの世界を舞台にした新たなゲームの開発を行っています。Riot Forgeにとって第一作目となる『Ruined King: A League of Legends Story』は、Airship Syndicate社を開発に迎えたターン性のロールプレイングゲーム(RPG)となっています。 ブランドン・ベックとマーク・メリルによって創設され、ニコロ・ローレンCEOが率いるライアットは、カリフォルニア州ロサンゼルスに本社を置き、世界20以上の地域に展開されたオフィスで3,000人の従業員が働いています。
ライアットゲームズ公式サイト:https://www.riotgames.com/ja
Riot Games Japan公式Twitter:https://twitter.com/riotgamesjapan
■『VALORANT』とは

『VALORANT(ヴァロラント)』は、5対5で対戦する競技性の高いタクティカルシューターです。高い精度が要求される銃撃戦と、「エージェント」(キャラクター)固有の特殊能力を組み合わせた、本格派の銃撃戦が特徴で、プレイヤーの戦略的選択や柔軟なアイデア、そして一瞬のひらめきから生まれるチャンスがチームを勝利に導きます。マップは競技シーンを見据えて設計されており、何千時間プレイしても常に新鮮な戦いを体験できるような工夫が凝らしてあります。 2020年6月にリリースされた『VALORANT』は基本プレイ無料、世界中のより多くのプレイヤーが楽しめるよう幅広いスペックのPCに対応しています。ライアットゲームズでは、世界各地における最高クラスの専用ゲームサーバーとインフラの整備、独自開発のチート対策システムなど、タクティカルシューターの競技性を確保し、FPSジャンルにふさわしいゲーム体験を実現する体制の構築に全力で取り組んでいます。
正式リリースから1年で毎月の平均アクティブプレイヤー数が1,400万人を超え、プレイされた対戦数は5億回を突破。「2022 VALORANT Champions Tour」』の国際大会Masters1において国 内での同時接続数は過去最大の41万人を記録。決勝戦の同時接続数が世界で推定100万人以上に上り、5月に開催された「RAGE VALORANT 2022 Spring」では事前のチケット販売が数時間で完売。当日の総来場者数は13,000人を超え、さらに6月には「2022 VALORANT Champions Tour Challengers Japan」が、さいたまスーパーアリーナで開催され、チケットは両日完売、総来場者数は2日間で2万6千人を突破、国内eスポーツ史上最多動員記録を達成しました。さらに最高同時接続者数も合計50万人(1日目:21万、2日目:29万)超えを達成しました。
※最高同時接続者数は公式配信(YouTube、Twitch)と公式ミラー配信の合計数値です。
VALORANT公式サイト: https://playvalorant.com/ja-jp/
VALORANT公式Twitter:https://twitter.com/VALORANTjp
■RAGEとは

RAGE(レイジ)とは、次世代スポーツ競技「eスポーツ」に様々なエンターテインメント性を掛け合わせた、株式会社CyberZ、エイベックス・エンタテインメント株式会社と株式会社テレビ朝日の3社で協業し運営するeスポーツイベントおよび、新たな常識に挑戦するeスポーツエンターテインメントです。Apex Legends、VALORANT、Shadowverseといった人気タイトルの「公式大会」の運営をはじめ、オフラインやオンラインでの一般参加型の「イベント」、プロチームの頂点を決める「プロリーグ」、3つのプロジェクトを実施しています。
オンライン視聴による最高同時接続数は41万人を超え、eスポーツイベントの国内同時接続数TOP3をRAGEが席巻※1。2022年に2年ぶりに行われたオフラインイベント※2では1万3千人超のチケットを即完売させ、その翌月にはさいたまスーパーアリーナ※3においてもチケットは完売。国内最多動員数を記録する2万6千人超が来場し、日本のeスポーツイベントにおける歴史的な記録を達成しました。
RAGEは国内公式大会における同時接続者数の記録を更新し続け、eスポーツイベントにおける総動員数、総視聴数においても国内No.1となり、今、Z世代を突き動かすeスポーツエンターテインメントです。※1 同時接続数は公式のYouTube、Twitchのウォッチパーティー合計
※Esports Charts調べ
※2 RAGE VALORANT 2022 Spring
※3 2022 VALORANT Champions Tour Challengers Japan Stage2 Playoff Finals
公式サイト:https://rage-esports.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/eSports_RAGE
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ただ、英語や日本語が比較的通じやすい地域なので、あまり心配はないと思います。簡単な手荷物検査とボディチェックを済ませたら、さっそく入場。この受付で手渡されたビンゴが、なかなか面白い趣向でした。その日の試合でピックされたチャンピオンをチェックしていき、ビンゴに成功するとちょっとしたプレゼントがもらえるというもの。その日のピック限定ではありますが、1日に最低でも4試合(40体)、最大6試合(60体)はピックされるので、可能性はまあまあ高めです。いざバンピックが始まると、自分のビンゴにあるチャンピオンがピックされないかとソワソワしっぱなし。前の試合のチャンピオンが使えなくなる「フィアレスドラフト」と相性抜群の企画に、思わず感心してしまいました。真ん中がニダリーなんて正直終わってる……と思いましたが、翌日にはトップでピックされていました。本当によくできてます ちなみに、「連桶BINGO」という名前の由来はガングプランクの樽(Eの火薬樽)だと、現地の人に教えてもらいました。どうりで中国語勉強中の私が「連桶」の意味をいくら調べても出てこないわけです。おそらく「二連樽、三連樽させるみたいに当ててね」ということなのでしょうね。SNSキャンペーンも実施されており、FacebookまたはInstagramにハッシュタグをつけて投稿すると、後日抽選で賞品がもらえるというもの(Xは現地であまり使われていないこともあって対象外でした)。当選発表がかなり先なので、短期滞在者にはあまり縁がない催しですが、長期滞在したり、何度か訪台するという人ならチャレンジしてみてもいいかもしれません。キャンペーンの投稿内容は、「精霊の花祭り」パネルの前で写真を撮る、または「コスプレーヤーさんと写真を撮る」というもの。普段はコスプレーヤーさんに話しかけるのは緊張してしまう人でも、こういうキャンペーンがあると声がかけやすくなりますね 飲食やグッズ売店などのロビー施設はチケットなしでも利用可能 メニューは中国語と英語の併記。韓国メニューがちらほらあるのはeスポーツならでは? ここからは、ロビー内の施設をご紹介していきます。まずはフードとドリンクの売店。会場内は飲食が可能となっており、インターバル中に結構な行列になっているのを何度か見かけました。きちんとした食事をしたければ、会場の外に出れば徒歩圏内に夜市が3つほどあります。私が選んだのはハムチーズトースト。海外らしいクセみたいなものがなく、日本で食べるものと変わらずに食べやすかったです あまり広くはないものの、ライアット公式グッズのストアもありました。『LoL』グッズのほか、一部のチームのユニフォームも販売されていました。将来的には「LCP」限定グッズも販売される予定とのこと。ちなみに、飲食とグッズの売店は、チケットがなくても利用できるというのもいいですね。手前がチームユニフォーム、奥が『LoL』グッズ。残念ながら日本チームのユニフォームはまだ取り扱いがありませんでした その隣には応援ボードエリアがあり、テーブルにはカラフルなペンと専用の応援ボードが準備されていました。韓国でよく見るものと同じですね。ここでたまたま日本チームの応援ボードを書いている地元の人に遭遇したので、記念に載せておきます。アウェイな雰囲気で同志に会えるのってうれしいですよね。SHG FATE選手のファン。現地のファンですが、韓国留学経験者とのことで、韓国語が堪能でした こちらはDFM Guwon選手のファン。Guwon選手に取材した際に、「このボードを見たよ」と言っていました 他にも、「ご自由にお持ちください」的な文言が書かれて応援グッズが並べられているスペースもありました。地元のチームはもちろん、ベトナムのチームの応援グッズもあったようです。残念ながら日本チームのものは見当たりませんでしたが、今後日本から観戦に行く人が増えれば準備してもらえるかもしれませんね。CFOとTLNの応援グッズ。主催者が用意したものだけでなく、個人ファンクラブが製作したものも置かれていました 選手に声が届く! 観客と選手の距離が“ゼロ”な会場設計 観客席のイスは映画館のようなクッションでできているので座り心地は良好。ひじ掛けやドリンクホルダーもついていました 試合会場は前方に選手席があり、上部に大きなスクリーンがかけられています。選手席の下にも画面があり、パンビック時にはチャンピオンが、ゲーム中は選手の顔がそれぞれ映し出されていました。イケメン選手の眼福を求めるもよし、口の動きを見てコール内容を想像するもよし。配信では映し切れない選手たちの姿が見られるのはオフライン会場ならではですね。「LCP Arena」は特に、選手席との距離が非常に近いのもうれしいポイントです。どれくらい近いかと言うと、試合中に選手たちの生声のコールが聞こえてくるほど。逆に観客席からの声も届きやすく、インターバルから戻ってきてヘッドセットをつける前のわずかなタイミングで「ファイティン!」と叫んだところ、選手たちが反応してくれました。ファンサが受けられると俄然テンションが上がりますよね。開幕戦でのSHGの選手たちの様子。半円形になっているので、選手の表情なども結構見えます 実況席は観客席の後方にあり、放送時の勝利インタビューもここで行われていました。観客席からだと後ろ姿しか見えないため、前方のモニターに映し出された配信の画面を見るかたちになります。会場内は写真撮影OKなので、ステージでインタビューできるようになったらいいなとは思いましたが、キャスター陣が直接インタビューする関係上、移動は難しいのかもしれません。プレス席から見た勝利インタビューを受けるCFOのRest選手の後ろ姿 公式発表によると、「LCP Arena」の収容人数は136席。客層はパッと見の印象では男女比6:4くらいと、女性が若干多めに感じました。自作の応援ボードなどもちらほら目に入り、観客たちの熱量も感じられました。特に男性陣は声出しがすごくて、試合開始前の掛け声や、ファインプレーが出たときのコールを自主的にやっている熱心なファンの姿も。最初こそノリが理解できませんでしたが、試合が進むうちに分かるようになってきて、一緒に楽しく声出しもできました。試合の合間に撮影させてくれたファン。スマホや自作ボードなど、日本と同じかそれ以上に目立ちます 応援ボードを掲げていたTLNファン。カップルで来ている人たちもちらほら見かけました 日本にないオフライン観戦の楽しさが、「LCP」に詰まってた! 初戦を勝利で飾り、挨拶するDFMの選手たちにも、地元ファンから拍手 今回は取材としての観戦でしたが、観客席後方にメディア用の席が用意されていて、そこで観戦する形式でした。私は韓国で取材を行うことが多く、会場とは別に用意されたプレスルームでの取材形式に慣れているので、最初は内心「観客席だと仕事がやりづらいかも……」と思っていました。ですが、いざ試合が始まってみるとファンと一緒の目線からの観戦が楽しすぎて、編集部には申し訳ありませんが、もはや仕事どころじゃありませんでした(笑)。日本や現地のライター仲間たちと横並びで座り、応援ボードも書いて「ファイティン!」と叫んだりと、周りにリアクションのいい地元ファンがたくさんいたおかげもあってか、試合への没入感が半端なく、心から楽しめました。今回の現地観戦はもちろんお仕事ではありましたが、なんだか最近eスポーツ観戦を「仕事」と割り切りすぎていたのかもしれない……と、「LCP Arena」の会場で取材しながら思いました。本来、eスポーツ観戦は楽しいものであり、それが好きでライターにまでなったはず。原点回帰とでも言うべきか、おかげさまで本当に楽しい観戦体験をさせていただきました。初日は全く映してもらえませんでしたが、2日目は配信にも何度も映りました。左が私で、右はライター仲間のハル飯田さん 日本における『LoL』のオフライン観戦の機会がまったくなくなってしまった今、『LoL』のプロシーンが好きな方にとって、航空券もLCCなら往復で4万円以下(2025年4月時点)、渡航時間も東京―台北間が3時間半程度と行きやすい「LCP」は、初めての海外観戦もしやすい環境だと思います。「LCP Mid Season」は、レギュラーシーズンが5月25日まで、プレーオフが6月8日まで開催中です。ぜひ日本の『LoL』ファンの皆さんも、異国の地で戦う日本チームを応援しに、現地まで足を運んでみてください。LoL Esports:https://lolesports.com/ja-JP/KKTIX LCPチケット一覧(日本語):https://kktix.com/events?utf8=%E2%9C%93&search=LCP&start_at=2025%2F04%2F25【スイニャン プロフィール】韓国在住時にeスポーツと出会い、StarCraft: Brood Warプロゲーマーの追っかけとなる。帰国後、2009年ごろからさまざまなWEBメディアで取材・執筆活動を開始。また、語学力を生かして韓国人選手のインタビュー通訳や翻訳などの活動も行っている。自らはゲームをほとんどプレーせず、おもにプロゲーマーの試合を楽しむ観戦勢。 Twitter:@shuiniao
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- 【イベントレポート】両国国技館でストリーマーが大集結!——ZETA DIVISION所属のファン太が主催する「超激動 -SUPER GEKIDO-」閉幕。見逃し配信も発売中
- eスポーツチームZETA DIVISION所属のストリーマー ファン太主催のイベント「超激動 -SUPER GEKIDO-」が、4月12日(土)〜13日(日)に両国国技館にて開催。延べ観客数約16,000人が両国国技館に大集結した。なお、本イベントが楽しめる見逃し配信が、配信プラットフォームZ-aNにて発売中。価格はで限定デジタル壁紙と出演者ブロマイドが付いた2日間通しチケットが12,100円。1日単体が5,500円。<以下、ニュースリリースより>ストリーマー・ファン太主催『超激動 -SUPER GEKIDO-』が歓声と興奮の中、幕を閉じる GANYMEDE株式会社(本社:東京都港区 代表:西原 大輔)が運営するZETA DIVISIONの所属ストリーマーであるファン太が主催する「超激動 -SUPER GEKIDO-」が、2025年4月12日(土)、13日(日)の2日間にわたり両国国技館にて開催されました。【ご注意】本リリースには、イベント内容に関するネタバレが含まれております。未視聴の方はご留意の上、ご覧ください。会場を震わせた熱狂のステージ!ストリーマーが織りなす圧巻のパフォーマンス 「超激動 -SUPER GEKIDO-」は、単なる音楽ライブの枠を超え、ユニークなコンテンツとライブパフォーマンスを組み合わせた新世代のエンターテインメントイベントとして展開されています。 両日ともにオープニングから会場の熱気は最高潮に達し、観客の熱狂的な歓声が両国国技館を震わせました。 ファン太が配信内で参加しているストグラから自身がボスや社長を務める組織NO LIMITやSHANKZ PROMOTIONのメンバーら総勢27名を率いたイベントとなっており、他にもゲストとしてさまざまなメンバーがストグラの世界を飛び出し、延べ観客数約16,000人が両国国技館に大集結しました。DAY1:予測不能の展開で会場ボルテージ急上昇! 1日目、会場に詰めかけたファンを迎えたのは、Official山男dismの「Pretender」でしたが、歌唱中に突如会場が謎の轟音に包まれます。その後、登場した警察とファン太率いるNO LIMITのメンバーがさまざまなゲームで対戦しました。 ゲーム終了後に再開したライブパートでは、SATO THE ROCKが「The Hero」で可憐かつ力強いロックサウンドを轟かせ、ステージ上を縦横無尽に駆け回りました。MC Sunriseは、歌唱前のMCとリリックで観客の熱気を一気に引き上げ、くまのふでこの「ハートループ」では、圧巻の歌声が会場を包み込み、観客が思わず息を呑む場面も見られました。 イベント中盤では、うしくんによる「マイラバー」で、彼女の魅力が存分に詰まった歌唱が披露されました。続いて、ラブストレート小里馬ァの「カブトムシ」、蒲田ヤバッキオの「篝火が消えぬ間に」と続き、そしてツクヨミレオによる「桜吹雪」では、心を込めた弾き語りが会場全体を感動の渦に包み込みました。 トリを飾ったFATS&SUGARは「ランナウェイ」で圧巻のステージを展開。その後、ラストの「め組の人」では観客の手拍子と歓声が響き渡り、会場がひとつになる中、1日目のフィナーレを華やかに締めくくりました。DAY2:さらなる熱狂!歌とサプライズが盛りだくさん! 2日目は「超 GoGo カーキング対決」で幕を開け、会場の興奮はさらに加速。「ノーリミット役職付けチェック」では予想外の展開に笑いが絶えず、「あっかーん声量コンテスト」では驚異的な声量に会場が震撼。「筋トレトライアスロン」では出演者たちの真剣勝負に観客も熱い声援を送りました。 ライブパートは明路笑生の「Let It Go」「GARDEN」の美しい歌声で華々しく開幕。銭形やいち郎の「銭形漢道~あらよっと~」では独特の世界観が会場を支配し、ラブストレート小里馬ァの「Dualita」ではパワフルな歌詞と声量で観客を魅了しました。 中盤、MC Sunriseの「ウタカタララバイ」、s-floの「miss you」で会場のボルテージは最高潮に。続くうしくんは「やっぱりハラミ」で独自の世界観を表現し、「惑星ループ」ではバックダンサー4名を引き連れて、さらに会場を盛り上げました。 その後、くまのふでこの「Cage」、蒲田ヤバッキオの「デリヘル呼んだら君がきた」と続き、ツクヨミレオの「むっつりスケベ」「落陽」では、観客の感情をまるでジェットコースターのように揺さぶり、笑いと感動を同時に届けました。 SATO THE ROCKの「オレンジ」と「last train home」では、会場全体が一体となり、温かな空気に包まれました。 そしてラストを飾ったFATS&SUGARは、「ハリケーン」で会場を揺らすようなパフォーマンスを披露。「め組の人」では両日共通のフィナーレとして、観客全員が大合唱とともに拍手を送り、2日間にわたる熱狂のイベントは感動のうちに幕を閉じました。『超激動 -SUPER GEKIDO-』PPV配信について 視聴チケットについて【超激動-2日間通し視聴チケット】 配信プラットフォームZ-aN でイベント2 日間の配信が見られる視聴コードと、限定デジタル壁紙&出演者ブロマイドの限定セットをご購入いただけます。ブロマイドは公演日に撮影された撮り下ろしです! ・価格:12,100円(税込) 販売期間:2025年4月12日(土)20:15~2025年6月8日(日)21:00 ・各公演視聴期間: [Day1]2025年4月26日(土)19:00 ~ 2025年6月8日(日)23:59 [Day2]2025年5月3日(土)19:00 ~ 2025年6月8日(日)23:59 ・販売リンク:https://store.shankzpromotion.com/products/supergekido-ppv-photoset ・特典:限定デジタル壁紙&出演者ブロマイド ※詳しくはZ-aNの購入ページをご確認ください。 ・注意 ※ブロマイドのみの販売はございません。 ※ブロマイドはプリント用コードの販売となり、後日コンビニでお客様ご自身でプリントい ただく仕様となります。発送はございません。 ※お客様都合によるご購入内容の変更・キャンセル・払い戻しは一切お受けできません。ご 希望日時、枚数をよくご確認の上ご購入ください【DAY1-単日視聴チケット】『超激動 -SUPER GEKIDO-』DAY1 KV 価格:5,500円(税込) 視聴期間:2025年4月26日(土)19:00 ~ 2025年6月8日(日)23:59 販売リンク:https://www.zan-live.com/live/detail/10551【DAY2-単日視聴チケット】『超激動 -SUPER GEKIDO-』DAY2 KV 価格:5,500円(税込) 視聴期間:2025年5月3日(土)19:00 ~ 2025年6月8日(日)23:59 販売リンク:https://www.zan-live.com/live/detail/10551 ※ネットワーク環境により、視聴品質が変動する場合がございます 【視聴方法】 ご購入後、配信リンク、視聴コードは「SHANKZ PROMOTION STORE」 ( https://store.shankzpromotion.com/ )マイページよりご確認いただけます。ZETA DIVISIONについて 2018年に設立されたZETA DIVISIONは、ゲーミングライフスタイルを確立させ新たなカルチャーを発信し続けるリーディングブランドです。ゲーマーとそれを取り巻くカルチャーをより豊かにし、新しいクリエーターを探し、次世代の文化を形成します。既存の文化にとらわれない新たなスタイルを発信しつづけ、ゲーミングカルチャーが広く親しまれる共通の価値観として確立した未来を目指し、活動してまいります。 Web : https://zetadivision.com X : https://x.com/zetadivision Instagram : https://instagram.com/zetadivision YouTube : https://youtube.com/c/zetadivision
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- 【大会レポート】世界王者翔やボンちゃんが新たなるルーキーに敗北!——招待制の『スト6』の世界大会「Red Bull Kumite 2025」
- 世界のトッププレーヤーを招待して「ストリートファイター」シリーズの世界最強を決める世界大会「Red Bull Kumite 2025」が4月5日(土)〜6日(日)の期間、フランス・パリで開催された。今年で10年となる本大会のコンセプトは「Legends vs Underdogs」。さまざまな世界大会で優勝を収めたレジェンドプレーヤーに、格ゲーのルーキーが挑むといった形式となっている。日本からは招待枠のレジェンドプレーヤーとしてウメハラ選手、ボンちゃん選手、ガチくん選手、翔選手が、レジェンドに挑戦するプレーヤーとして、にゃんぴ選手、ひぐち選手の6名が出場。レジェンドプレーヤー8名がTeam Legendsとして、期待の新人プレーヤー8名がTeam Underdogsとして、合計16名が熾烈な戦いを繰り広げた。そんな「Red Bull Kumite 2025」で優勝を勝ち取ったのはREJECT所属のBig Bird選手。惜しくも準優勝となったTeam UnderdogsのEndingWalker選手は、「カプコンカップ11」の決勝戦で翔選手と戦ったBlaz選手と同じリュウを使う期待の新星。今後は彼の活躍にも注目したい。TOP16試合結果 ラウンド対戦勝者Round of 16 MENA RD vs にゃんぴ MENA RD ウメハラ vs NOAH THE PRODIGY NOAH THE PRODIGY XIAOHAI vs KILZ YOU KILZ YOU BIG BIRD vs KUSANAGI BIG BIRD 翔 vs ZANGIEF BOLANDO 翔 PROBLEM X vs ENDING WALKER ENDING WALKER ガチくん vs ひぐち ガチくん ボンちゃん vs AKAINU ボンちゃん Quarter Finals MENA RD vs NOAH THE PRODIGY MENA RD KILZ YOU vs BIG BIRD BIG BIRD 翔 vs ENDING WALKER ENDING WALKER ガチくん vs ボンちゃん ボンちゃん Semi Finals MENA RD vs BIG BIRD BIG BIRD ENDING WALKER vs ボンちゃん ENDING WALKER Grand Final BIG BIRD vs ENDING WALKER 🏆 BIG BIRD 配信アーカイブ Day1: Day2: © CAPCOM
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- 【大会レポート】優勝賞金100万円のタイトルも!——大学生のeスポーツ大会「マイナビeカレ〜esports全国大学選手権 2025〜」は近畿大学×日本大学が優勝!
- 全国の大学生を対象にしたeスポーツ大会「マイナビeカレ〜esports全国大学選手権 2025〜」の決勝大会が3月26日(水)〜27日(木)に開催。ストリートファイター6部門では日本大学が、Apex Legends部門では近畿大学が優勝した。<以下、ニュースリリースより>全国のeスポーツ大学生166大学657人が参戦! 株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、eスポーツを楽しむすべての大学生を対象としたesports選手権『マイナビeカレ~esports全国大学選手権 2025~』(以下マイナビeカレ)の決勝大会を2025年3月26日(水)~27日(木)に開催しました(3月26日はストリートファイター6、3月27日はApex Legends)。 マイナビでは、eスポーツに学生生活を懸けた大学生が、キャリア形成において他のスポーツや音楽などと同様に、胸を張ってアピールすることのできる環境づくりの一助となるべく2023年から本大会を開催しており、今年で3回目の開催となります。 本大会の採用ゲームタイトルは「ストリートファイター6」と「Apex Legends」。総勢657名が予選に参加し、大学生対象のeスポーツ大会としては国内最大級となりました。 オフラインで開催された「Apex Legends」大学対抗部門の決勝大会には予選を勝ち抜いた20校60人が会場に集結し、本タイトルエントリー総数74チームの頂点を競いました。2025年大会で見事優勝を手にしたのは近畿大学となり、優勝賞金100万円が贈呈されました。 各チームの応援アンバサダーとのコラボレーション企画であるエキシビションマッチを開催した後、頂点を決める決勝大会を開催し、熱い戦いが繰り広げられました。なお、大会の様子は以下アーカイブよりご覧いただけます。 ・ストリートファイター6:https://www.youtube.com/live/5EPjNVRFWCo ・Apex Legends:https://www.youtube.com/live/TFgAgT0CFWQ優勝チームのコメント ■[Apex Legends]大学対抗部門優勝 近畿大学 決勝開催形式:オフライン 出場チーム:74チーム<コメント> ※()内は読み方・Takabon_q選手 (たかぽん) 5試合通して一度もチャンピオンを取れていないことから、正直に言うと後味はあまり良くなかったです。ただ優勝はとにかくうれしいです! レベルの高い大会に同じ大学の友人と一緒に出場し、1位を目指して頑張るのはすごく充実した時間で、とてもいい機会に恵まれたと感じています。・Yuri_WM_0選手 (みーとぼーるきんぐ) 昨年は14位だったなか優勝を勝ち取ることができ本当にうれしいです。個人的には来月末に開催される世界大会が控えていますが、そこでも優勝を目指し、頑張ります!・FREEA_APEX選手 (ふりーえ) 悔しい思いをした1年前から、もし来年もeカレがあるのであればその時は頑張りたい、と思い期待して鍛錬した1年でした。チームとして苦しい場面もありましたが、とにかくやるときはやる、という気持ちで必死に乗り越えました。いい結果を残すことができて良かったです。■[Apex Legends]フレンド部門優勝 コーナーレジェンズ 決勝開催形式:オンライン 出場チーム:59チーム<コメント>・ステカセキング選手 大逆転優勝ができて気持ちいいです! チームメンバーとは6年くらいの付き合いでよく食事に行くなど、とても仲がいいため、今回共に出場して優勝することができてうれしいです。賞金30万円の使い道としては、まずはメンバーで美味しいものを食べに行きたいです。・fu選手 周囲も競合がそろう中でチームメンバーとは2位になれたらいい、と話していました。勝てるとは思っていなかったため、逆転優勝の実感が湧かないです。チームメンバーと過ごしてきた6年間の中で一番の思い出になりました。・Muramasa選手 本当に、言葉に表せないくらいうれしいです。終盤は勝ちを確信しつつ気を抜けない状況が続き、ドキドキが止まらなかったです。メンバーとは、学校は違えど、休みの日やスケジュールの合う日には、必ず会うようにしているほど仲が良く、この最高のメンバーで優勝できたことは感激です。■[ストリートファイター6] 大学対抗部門優勝 日本大学 決勝開催形式:オンライン 出場チーム:50チーム<コメント>・寝ることは大事選手 優勝ができ、本当にうれしいです。チームメンバーのタンタンメン選手は負けない安心感があり、レスリングは無敵だ選手は結果こそ振るわなかったものの格上の相手を引き付けるようなプレーをしてくれて、優勝は全員で勝ち取ったものだと感じています。・タンタンメン265twitch選手 別のオフラインの大会で一度だけ優勝経験があったものの、今回のような賞金のある大規模な大会での優勝は初めてで、かつチーム戦で勝てたのがとてもうれしいです。始まる前のエキシビションマッチ後には、(アンバサダーの)Shutoさんから「ネガティブなことを考えずに試合内容のことだけを考えよう。勝てる筋だけを考え、ミスしても落ち込まない。」というメンタル面のアドバイスをもらい、背中を押された気持ちでした。いただいた賞金は、今後自身でオフラインイベントを開催する際に活用したいです。・レスリングは無敵だ選手 まずはチームメイトと(アンバサダーの)Shutoさんにありがとう、と伝えたいです。自分自身は結果が振るわなかったもののチームメイトの2人がすべて勝利してくれて、救われました。とはいえ、格上の相手に自分も勝ちたかったという想いはあります。チームとして大学日本一を勝ち取ったことは特別な思い出になると思うので、この結果を胸に今後も練習に励みたいと思います。■[ストリートファイター6]フレンド部門優勝 ソニックスラッシャー 決勝開催形式:オンライン 出場チーム:52チーム<コメント>・れれれれれ~げん選手 味方2人に本当に助けてもらい、チームメンバーに恵まれて優勝できたと感じています。今回のチームメンバーは本大会から初めてご一緒しますが、大会出場が決まって以降は対戦会に一緒に出たり、ご飯に行ったりして仲を深めてきました。試合については、普段ミスをしないようなところでミスをしてしまう場面もあり、プレッシャーのある内容でしたがチームとして優勝できてよかったです。・レオン/つじまろ選手 今回対戦した雄次郎選手とはこれまで何度か大会で戦ったことがあり、ほとんど負けていました。しかし今回は無事勝利を手にすることができ、チームで優勝できて本当にうれしいです。・シュウジ選手 決勝の対戦相手はこれまでもかなり苦戦してきた方だったので、最終的に優勝できて本当にうれしいです。自分が大将として勝たなくてはいけない中で、チームメンバーの動きも素晴らしく逆に緊張しましたが、何とか勝ち抜くことができて良かったです。キャストからのコメント ■実況 平岩康佑氏 eスポーツサークルや、格闘ゲームサークルなど、大学の仲間でeスポーツに取り組むことのできる環境が徐々に拡大しています。大学生活では仲間で楽しくサークル活動を行うことが多い中、eスポーツは真剣に勝負に取り組むことができるため、より大学生活が充実したものになると感じます。 大学時代にハイレベルなeスポーツ大会で切磋琢磨した経験を、今後のキャリアを考える上で、ぜひ生かしていただきたいと思います。■実況 大和周平氏 近年は、大学生の中でもeスポーツがかなりの盛り上がりを見せていて、大学対抗戦というのは、大会の場がさまざまな方と知り合うきっかけになるというお話はよく聞きます。将来的にプロプレーヤーになった際に仲が続いているというのはすごくうれしいことだと思っています。惜しくも敗れてしまったチームの皆さんも学生ながら、素晴らしい選手だと思っていますので、今後の活躍を期待しています。■解説 Alelu氏 有名どころから地方に至るまで、幅広く大学が並び同年代で実力を争うことのできる本大会には、他の大会にはないような魅力を感じます。私が大学生だった当時は、大学生向けの大会がなかったためマイナビeカレのように大学生対象の大規模な大会があると明確に実力を確かめる機会になり、自分の学生時代にもあったら良かったなと思います。私自身は、大学4年生の就職活動が終わった後の期間にApexの大会に出場したところ、日本1位を獲得し世界大会に出場することになりました。その際、Apexでキャリアを築くことを決めました。多くの学生たちがeスポーツに夢中になり、よりスポーツとしての盛り上がりが広がるといいなと思います。■解説 ハイタニ氏 私は10代のころから格闘ゲームに取り組んでいましたが、当時はゲームをプレーするにはゲームセンターに足を運ぶ必要がありました。今は、学校で仲間とともに取り組み、真剣に打ち込める場があることは、本当にいい時代になったと感じます。 ゲームは「遊び」ではなく、真剣に向き合い、挑戦できるものになったと思っています。eスポーツを通じてゲームの理解を深め、課題をどう乗り越えるかを考え抜く力が養われるだけでなく、チームでの協力やコミュニケーションを通して、将来にも活きるスキルが自然と身についていくと感じています。私自身も大会の運営に携わることがありますが、出場経験やイベントへの参加経験がある方と一緒に仕事をすると、非常に頼もしく感じる場面が多くあります。eスポーツの大会を通じて得られる経験は、仕事の現場でもしっかりと生きています。スポーツとして取り組んでいなくても、ゲームが好きな方同士であれば、それが共通言語になり、大いに盛り上がることができます。ゲームやeスポーツに興味がある方には、ぜひ一歩踏み込んでその世界を体験してみてほしいです。大会概要 【大会概要】 イベント名:マイナビeカレ ~esports全国大学選手権 2025~ 開催日: 2025年3月26日(水)~27日(木) 会場:EBiS303(東京都渋谷区) タイトル:Apex Legends/ストリートファイター6【部門】 1.大学対抗部門(同じ大学の仲間と3人1組で参加可能) 2.フレンド部門(大学生なら誰とでも3人1組で参加可能) ※決勝大会は、ストリートファイター6は両部門ともオンライン開催、 Apex Legends は大学対抗部門がオフライン、フレンド部門がオンライン開催となります。【出演者・アンバサダー】 [ストリートファイター6] キャスト:平岩 康佑/大和 周平/ハイタニ アンバサダー:板橋ザンギエフ/Shuto/かずのこ/なるお [Apex Legends] キャスト:大和 周平/平岩 康佑/Alelu アンバサダー:1tappy/cheeky/shomaru7/でっぷ/AlphaAzur/Dizzy/Taida/えでん/Hesiko/saku/すでたき/dtto./Ftyan/PRiZE/UmichanLoveti/バーチャルゴリラ/まさのりch/うぉっか/みこだよ/栗原【主催】 株式会社マイナビ【協賛】 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)、はごろもフーズ株式会社、株式会社ディスコ、レノボ・ジャパン合同会社 結果の詳細はHP(https://esports-college.jp/)をご覧ください。(3/31以降に公開予定) マイナビは今後も、パーパスである「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる。」を体現すべく、その理念に共感するさまざまな取り組みを実施してまいります。