eスポーツの普及と関連産業の進行を目的としたイベント「東京eスポーツフェスタ2023」。2023年1月27日(金)〜29日(日)の3日間、東京ビッグサイトで開催される。
11月16日に行われたそのPRプレイベントは、お笑いコンビ・見取り図の公式アンバサダー就任発表などの第1部と、「eスポーツ×教育」「eスポーツビジネスの可能性と課題」と題した第2部の2部構成となっていた。今回は、その第2部の内容をお届けしたい。
プレゼンテーションのひとつ目を報告したのは、朋優学院高等学校 eスポーツ部HYeC顧問の岸波禎人先生だ。

朋優学院は95%以上が大学へ進学し、2022年は東京大学、京都大学をはじめ、早稲田大学、慶應大学や、国立の北海道大学、東北大学などの進路実績を持つ名門校。部活が許されているのは週4日で、ダンス部やヒーローショーを行うアトラクション部なども有名な、学業と部活動を両立している学校だ。
そんな同校がeスポーツ同好会を立ち上げたのは2018年のこと。「全国高校eスポーツ選手権」の開催と、「高校eスポーツ部支援プログラム」の案内が届いたことがきっかけだった。ガレリアが実施するこの支援プログラムでは、ゲーミングPCを無償貸与してくれる仕組みとなっていた。学校としては予算を抑えつつ、参加したいという学生もいたことから、同好会としてスタートした。

2019年時点で早くももうひとつの高校生大会「STAGE:0」の関東ブロックで優勝、全国ベスト8という好成績を残した。その後も活動を続け、晴れて正式なeスポーツ部として認められたのは2020年だった。
立ち上げにあたって苦労した点は、やはりPCなどの資材、学校内のネット環境、さらには教育施設特有の接続制限など。個人の家庭や企業と比べて、学校でeスポーツのオンラインゲームをプレイするハードルは非常に高いのが現実だ。しかしそれらも支援プログラムや、2年間の活動実績により認めてもらうところまで持って行けたという。
eスポーツ部の活動の良かった点としては、2020年頃からの新型コロナウイルスによる在宅学習などもあったという。野球やサッカーといった多くの部活動が実質的に休止に追い込まれてしまう中で、自宅にPCがある生徒たちはいつもと変わらずオンラインで練習ができた。学生時代の数カ月は非常に貴重な時間。それを無駄にせず、活動を続けられたのは、eスポーツだからこそ、とも言える。

大会での実力も申し分ない朋優学院だが、学生の本分はあくまで勉強だ。eスポーツ部の活動もあくまで部活動の一環であり、岸波先生も指導者としての立場は崩さない。そのことは学生たちも同様で、eスポーツに一生をかけたい、というわけではなく「学業とeスポーツの両立」という思いは明確だった。
一方で、学生たちの自主性も尊重されており、学業をおろそかにしなければ家庭での活動は自由。しかしゲームに夢中になって依存してしまうような生徒はおらず、将来を見据えた学業にも同時に取り組んでいた。学校の教育理念である「自立と共生」がうまく体現された例でもある。

また、学生たちが取り組むタイトル『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のゲーム性から学べることもあった。5対5のチーム戦ならではの情報共有、意思統一などのコミュニケーション能力が不可欠であることや、展開の推測や作戦の決定といった主体的な決定力の向上、意見をすり合わせるディベート力の向上、さらにミスや失敗を支え合う人間関係の構築などにも役立っていると感じたという。

「ゲーム」と聞くと、深夜まで遊んでしまって勉強がおろそかになったり、時間を無駄に使ってしまうといった不安の声もよく質問されるというが、それらは朋優学院に関しては一切なかったという。すでに初期メンバーは卒業し、世代交代もしているが、先輩から後輩への技術や部活動の継承も行われている。

「ゲームがうまくなる」ということだけを考えれば、一定のレベルまではプレイした時間に比例する面もあるだろう。しかし、あくまで高校生活の課外活動としてのeスポーツ部は、広い意味での教育の一環でもある。3年間の高校生活の中で、生徒たちが切磋琢磨したり協力したりして、実りある3年間とするためのツールがeスポーツであるといういい例と言える。
中には、部活動などの自分の活動時間が作りやすい通信高校や、eスポーツやゲーム自体をカリキュラムに取り入れた高校などもある。しかし、それらの学校は通う生徒側もeスポーツなどの業界に関わりたいという将来の夢を持っており、ゲームに打ち込む時間も姿勢も違うのは当然のことだ。
しかし、日本の多くの高校は朋優学院のように、学業と部活動の両立が必要となっている。そして、部活動による豊かな高校生活を過ごすために、学校も教員も日夜尽力している
岸波先生としては、「朋優学院での取り組みをeスポーツ部の設立を検討している学校のロールモデルとして生かしていきたい」と語っている。

2つ目のテーマは、「eスポーツビジネスの可能性と課題」ということで、東京eスポーツ連合会長の筧誠一郎氏が登壇した。

まず最初に示したのは、eスポーツファン増加の傾向。うなぎ上りで、今後も拡大していくと考えられている。

一方、リアルスポーツの例として、プロ野球とサッカーのファン人口がこちら。eスポーツファンの増加に反して、年々下がってきている。

筧氏が注目するのは、eスポーツ人気を牽引するのが「Z世代」と呼ばれる1990年台〜2000年台に生まれた世代だということ。そして、Z世代が集まっている業界というかたちで、スポンサー企業の多くがeスポーツに投資していると分析する。
2022年のeスポーツにかかわるトピックを挙げてみても、オフライン大会での観客動員数の多さや、大手企業によるeスポーツ大会やチームへの協賛、さらに記憶に新しいeスポーツ事業を主に手がけるウェルプレイド・ライゼストの東証一部上場といった話題があった。

さらに、eスポーツは教育分野にも関わり始めている。専門学校の学部が作られたり、小学校から大学まで幅広くeスポーツに関係する催しなどが増えた。

反対に、シニア層に関してもeスポーツの活用事例が増えている。秋田県の「マタギスナイパーズ」は65歳以上のメンバーがプロとして活動している。自治体単位や、福祉施設でのリハビリ、交流のためのツールとして、eスポーツが活用されているという。

さらに、eスポーツを手軽に楽しめる施設の登場もポイントだという。韓国では「PCバン」と呼ばれるインターネットカフェのような場所が普及し、国民的な「スポーツ」として発展していった経緯があるが、その普及に貢献したのがPCバンだった。
ゲーミングPCなどを購入して自宅で楽しめる人は増えたものの、やはりより気軽に試してから、というニーズに応えるにはこうしたeスポーツ施設は欠かせない。課題としては、韓国と比べると圧倒的に利用料が高額なこと。韓国では1時間あたり100円程度から、誰でも気軽に遊べる場所になっていたが、日本ではテナント料の高さなどもあってそこまで安くはできておらず、本来利用してほしい若年層がなかなか利用できないという現実もあるようだ。

そして、これらのeスポーツ施設を安定して運営するには、深夜営業も必須となる。単に利用者の年齢層などから深夜にかけて利用する人が多いということもあるが、時差のある海外の強豪プレイヤーと同時にプレイするためにはどうしても深夜帯になってしまいがち、といった側面もある。新型コロナウイルスの営業も長引き、積極的に深夜営業を行えないという情勢の問題もあるだろう。

ちなみに、これからeスポーツに触れる機会が増えるであろう小学生の親世代に、eスポーツに関する認知度を聞いたアンケートでは、まだまだ「あまり知らない」「全く知らない」という声も多いという。つまり、市場としても決してメジャーではなく、まだまだマイナーな世界と思われているということだ。

最後に紹介されたのは、eスポーツ市場規模の割合。ビジネスとしてはスポンサー費用による大会運営、チーム運営などがメインとなっており、ついで大きいのがメディアなどの著作権関係、つまりゲームメーカーのIP使用料、そしてアイテム課金などとなっている。しかし、2021年にかけてストリーミングが一気に広まり、プロゲーマーからストリーマーへの転向や、プロのまま、アマちゃうのままでのゲーム配信などにも広がりを見せている。

今回は、「東京eスポーツフェスタ2023」のPRイベントというかたちで、若者のeスポーツへの関わり方と、ビジネスとしてのeスポーツの規模が紹介された。
東京eスポーツフェスタは自治体が関係するeスポーツイベントという意味で、参加者や保護者からの信頼も高く、老若男女さまざまな世代が集まっている。また、自治体が主導する産業展示会のコーナーは、普段大きなゲームショウなどには出展できないような小規模の業者にも、eスポーツ分野に対する門戸を広げたとも言える。

自治体が税金を使ってeスポーツやゲームを奨励することに関しての反発の声は、第4回まで続いてきたこのイベントを毎回取材する中でも、ほとんど聞かれなかった。特にこの1年間でのeスポーツの知名度の向上は、肌感としては一気に拡大したとみていいだろう。
ZETA DIVISIONの世界3位や、DetonatioN FocusMeの活躍といった日本のトップチームが世界に伍する姿は、ちょうど昨日11月23日に行われた「2022 FIFA ワールドカップ」での日本代表のドイツに対するジャイアントキリングと同様に、観る者を魅了し、感動と興奮を与えてくれた。
東京という大きな予算と人口がある地域だからこそできる、ということは正しいが間違いでもある。町おこしに、生涯学習に、生きがいに、リハビリにと、あらゆる分野が「eスポーツ」という呼び名を使うことで、子どもの遊びでしかなかった「ゲーム」を社会活動にも活用できるツールへと昇華させることは、どの自治体でも実現できる。
その先駆者として、「東京eスポーツフェスタ2023」がさらに大きな盛り上がりを見せることで、eスポーツの知名度アップ、業界の活性化、さらにまだ見ぬスターの登場にもつながることが期待できるだろう。
東京eスポーツフェスタでは、eスポーツやeスポーツ関連製品・サービスを持つ都内の企業・学校・団体などの展示会を、今回はリアルとオンラインの両方で開催予定。募集は2022年12月9日(金)までとなっている。
募集概要
【出展対象】eスポーツに関連する製品・サービスを有し、 東京都内(島しょを含む)に本社又は主要な拠点を置く 中小企業、 個人事業者、 専門学校、 団体等
【募集数】50社程度
【出展料】75,000円(税込)/小間
【出展対象】eスポーツに関連する製品・サービス、 eスポーツイベントへの協賛実績を有する、あるいは今後予定のある 大企業
【募集数】10社程度
【出展料】150,000円(税込)/小間
【申込期間】2022年11月4日(金曜日)から 2022年12月9日(金曜日)まで
※申込多数の場合は、 期限前に募集を終了させていただく場合があります。
【申込方法】公式WEBサイト内の「出展検討事業者登録フォーム」入力後、 「出展申込書」をダウンロードし、必要事項を記入の上、 展示会運営事務局へメール送信
【出展料に含まれる主なもの】
・リアル会場(東京ビッグサイト南1・2ホール)でのブース出展(3×3m)
・オンライン会場での出展[公式WEBサイト内の出展者ページ]
・競技大会等の動画配信チャンネルでの企業PR動画配信
・出展者交流機会(交流会、 企業対抗戦)、 ピッチイベント参加機会の提供、
出展者プレゼンテーション(サブステージ) 等
朋友学院高等学校:https://www.ho-yu.ed.jp/
東京eスポーツフェスタ2023:https://tokyoesportsfesta.jp/
東京都eスポーツ連合:https://twitter.com/jesu_tokyo
11月16日に行われたそのPRプレイベントは、お笑いコンビ・見取り図の公式アンバサダー就任発表などの第1部と、「eスポーツ×教育」「eスポーツビジネスの可能性と課題」と題した第2部の2部構成となっていた。今回は、その第2部の内容をお届けしたい。
都内有数の進学校はeスポーツ部をどのように立ち上げたのか ─朋優学院高等学校の例
プレゼンテーションのひとつ目を報告したのは、朋優学院高等学校 eスポーツ部HYeC顧問の岸波禎人先生だ。

朋優学院は95%以上が大学へ進学し、2022年は東京大学、京都大学をはじめ、早稲田大学、慶應大学や、国立の北海道大学、東北大学などの進路実績を持つ名門校。部活が許されているのは週4日で、ダンス部やヒーローショーを行うアトラクション部なども有名な、学業と部活動を両立している学校だ。
PCなどの初期費用サポートがあって実現できた
そんな同校がeスポーツ同好会を立ち上げたのは2018年のこと。「全国高校eスポーツ選手権」の開催と、「高校eスポーツ部支援プログラム」の案内が届いたことがきっかけだった。ガレリアが実施するこの支援プログラムでは、ゲーミングPCを無償貸与してくれる仕組みとなっていた。学校としては予算を抑えつつ、参加したいという学生もいたことから、同好会としてスタートした。

2019年時点で早くももうひとつの高校生大会「STAGE:0」の関東ブロックで優勝、全国ベスト8という好成績を残した。その後も活動を続け、晴れて正式なeスポーツ部として認められたのは2020年だった。
立ち上げにあたって苦労した点は、やはりPCなどの資材、学校内のネット環境、さらには教育施設特有の接続制限など。個人の家庭や企業と比べて、学校でeスポーツのオンラインゲームをプレイするハードルは非常に高いのが現実だ。しかしそれらも支援プログラムや、2年間の活動実績により認めてもらうところまで持って行けたという。
eスポーツ部の活動の良かった点としては、2020年頃からの新型コロナウイルスによる在宅学習などもあったという。野球やサッカーといった多くの部活動が実質的に休止に追い込まれてしまう中で、自宅にPCがある生徒たちはいつもと変わらずオンラインで練習ができた。学生時代の数カ月は非常に貴重な時間。それを無駄にせず、活動を続けられたのは、eスポーツだからこそ、とも言える。

学業と部活動の両立は、普通のスポーツとまったく同じ
大会での実力も申し分ない朋優学院だが、学生の本分はあくまで勉強だ。eスポーツ部の活動もあくまで部活動の一環であり、岸波先生も指導者としての立場は崩さない。そのことは学生たちも同様で、eスポーツに一生をかけたい、というわけではなく「学業とeスポーツの両立」という思いは明確だった。
一方で、学生たちの自主性も尊重されており、学業をおろそかにしなければ家庭での活動は自由。しかしゲームに夢中になって依存してしまうような生徒はおらず、将来を見据えた学業にも同時に取り組んでいた。学校の教育理念である「自立と共生」がうまく体現された例でもある。

また、学生たちが取り組むタイトル『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のゲーム性から学べることもあった。5対5のチーム戦ならではの情報共有、意思統一などのコミュニケーション能力が不可欠であることや、展開の推測や作戦の決定といった主体的な決定力の向上、意見をすり合わせるディベート力の向上、さらにミスや失敗を支え合う人間関係の構築などにも役立っていると感じたという。

「ゲーム」と聞くと、深夜まで遊んでしまって勉強がおろそかになったり、時間を無駄に使ってしまうといった不安の声もよく質問されるというが、それらは朋優学院に関しては一切なかったという。すでに初期メンバーは卒業し、世代交代もしているが、先輩から後輩への技術や部活動の継承も行われている。

朋優学院の事例をロールモデルに
「ゲームがうまくなる」ということだけを考えれば、一定のレベルまではプレイした時間に比例する面もあるだろう。しかし、あくまで高校生活の課外活動としてのeスポーツ部は、広い意味での教育の一環でもある。3年間の高校生活の中で、生徒たちが切磋琢磨したり協力したりして、実りある3年間とするためのツールがeスポーツであるといういい例と言える。
中には、部活動などの自分の活動時間が作りやすい通信高校や、eスポーツやゲーム自体をカリキュラムに取り入れた高校などもある。しかし、それらの学校は通う生徒側もeスポーツなどの業界に関わりたいという将来の夢を持っており、ゲームに打ち込む時間も姿勢も違うのは当然のことだ。
しかし、日本の多くの高校は朋優学院のように、学業と部活動の両立が必要となっている。そして、部活動による豊かな高校生活を過ごすために、学校も教員も日夜尽力している
岸波先生としては、「朋優学院での取り組みをeスポーツ部の設立を検討している学校のロールモデルとして生かしていきたい」と語っている。

「eスポーツビジネス」に必要なものとは ─東京都eスポーツ連合の例
2つ目のテーマは、「eスポーツビジネスの可能性と課題」ということで、東京eスポーツ連合会長の筧誠一郎氏が登壇した。

eスポーツを牽引しているのはZ世代
まず最初に示したのは、eスポーツファン増加の傾向。うなぎ上りで、今後も拡大していくと考えられている。

一方、リアルスポーツの例として、プロ野球とサッカーのファン人口がこちら。eスポーツファンの増加に反して、年々下がってきている。

筧氏が注目するのは、eスポーツ人気を牽引するのが「Z世代」と呼ばれる1990年台〜2000年台に生まれた世代だということ。そして、Z世代が集まっている業界というかたちで、スポンサー企業の多くがeスポーツに投資していると分析する。
2022年のeスポーツにかかわるトピックを挙げてみても、オフライン大会での観客動員数の多さや、大手企業によるeスポーツ大会やチームへの協賛、さらに記憶に新しいeスポーツ事業を主に手がけるウェルプレイド・ライゼストの東証一部上場といった話題があった。

さらに、eスポーツは教育分野にも関わり始めている。専門学校の学部が作られたり、小学校から大学まで幅広くeスポーツに関係する催しなどが増えた。

反対に、シニア層に関してもeスポーツの活用事例が増えている。秋田県の「マタギスナイパーズ」は65歳以上のメンバーがプロとして活動している。自治体単位や、福祉施設でのリハビリ、交流のためのツールとして、eスポーツが活用されているという。

eスポーツをビジネスとして成功させるには
さらに、eスポーツを手軽に楽しめる施設の登場もポイントだという。韓国では「PCバン」と呼ばれるインターネットカフェのような場所が普及し、国民的な「スポーツ」として発展していった経緯があるが、その普及に貢献したのがPCバンだった。
ゲーミングPCなどを購入して自宅で楽しめる人は増えたものの、やはりより気軽に試してから、というニーズに応えるにはこうしたeスポーツ施設は欠かせない。課題としては、韓国と比べると圧倒的に利用料が高額なこと。韓国では1時間あたり100円程度から、誰でも気軽に遊べる場所になっていたが、日本ではテナント料の高さなどもあってそこまで安くはできておらず、本来利用してほしい若年層がなかなか利用できないという現実もあるようだ。

そして、これらのeスポーツ施設を安定して運営するには、深夜営業も必須となる。単に利用者の年齢層などから深夜にかけて利用する人が多いということもあるが、時差のある海外の強豪プレイヤーと同時にプレイするためにはどうしても深夜帯になってしまいがち、といった側面もある。新型コロナウイルスの営業も長引き、積極的に深夜営業を行えないという情勢の問題もあるだろう。

ちなみに、これからeスポーツに触れる機会が増えるであろう小学生の親世代に、eスポーツに関する認知度を聞いたアンケートでは、まだまだ「あまり知らない」「全く知らない」という声も多いという。つまり、市場としても決してメジャーではなく、まだまだマイナーな世界と思われているということだ。

最後に紹介されたのは、eスポーツ市場規模の割合。ビジネスとしてはスポンサー費用による大会運営、チーム運営などがメインとなっており、ついで大きいのがメディアなどの著作権関係、つまりゲームメーカーのIP使用料、そしてアイテム課金などとなっている。しかし、2021年にかけてストリーミングが一気に広まり、プロゲーマーからストリーマーへの転向や、プロのまま、アマちゃうのままでのゲーム配信などにも広がりを見せている。

自治体主導のeスポーツイベント「東京eスポーツフェスタ」の価値
今回は、「東京eスポーツフェスタ2023」のPRイベントというかたちで、若者のeスポーツへの関わり方と、ビジネスとしてのeスポーツの規模が紹介された。
東京eスポーツフェスタは自治体が関係するeスポーツイベントという意味で、参加者や保護者からの信頼も高く、老若男女さまざまな世代が集まっている。また、自治体が主導する産業展示会のコーナーは、普段大きなゲームショウなどには出展できないような小規模の業者にも、eスポーツ分野に対する門戸を広げたとも言える。

自治体が税金を使ってeスポーツやゲームを奨励することに関しての反発の声は、第4回まで続いてきたこのイベントを毎回取材する中でも、ほとんど聞かれなかった。特にこの1年間でのeスポーツの知名度の向上は、肌感としては一気に拡大したとみていいだろう。
ZETA DIVISIONの世界3位や、DetonatioN FocusMeの活躍といった日本のトップチームが世界に伍する姿は、ちょうど昨日11月23日に行われた「2022 FIFA ワールドカップ」での日本代表のドイツに対するジャイアントキリングと同様に、観る者を魅了し、感動と興奮を与えてくれた。
東京という大きな予算と人口がある地域だからこそできる、ということは正しいが間違いでもある。町おこしに、生涯学習に、生きがいに、リハビリにと、あらゆる分野が「eスポーツ」という呼び名を使うことで、子どもの遊びでしかなかった「ゲーム」を社会活動にも活用できるツールへと昇華させることは、どの自治体でも実現できる。
その先駆者として、「東京eスポーツフェスタ2023」がさらに大きな盛り上がりを見せることで、eスポーツの知名度アップ、業界の活性化、さらにまだ見ぬスターの登場にもつながることが期待できるだろう。
産業展示会の出展者も募集中
東京eスポーツフェスタでは、eスポーツやeスポーツ関連製品・サービスを持つ都内の企業・学校・団体などの展示会を、今回はリアルとオンラインの両方で開催予定。募集は2022年12月9日(金)までとなっている。
募集概要
【出展対象】eスポーツに関連する製品・サービスを有し、 東京都内(島しょを含む)に本社又は主要な拠点を置く 中小企業、 個人事業者、 専門学校、 団体等
【募集数】50社程度
【出展料】75,000円(税込)/小間
【出展対象】eスポーツに関連する製品・サービス、 eスポーツイベントへの協賛実績を有する、あるいは今後予定のある 大企業
【募集数】10社程度
【出展料】150,000円(税込)/小間
【申込期間】2022年11月4日(金曜日)から 2022年12月9日(金曜日)まで
※申込多数の場合は、 期限前に募集を終了させていただく場合があります。
【申込方法】公式WEBサイト内の「出展検討事業者登録フォーム」入力後、 「出展申込書」をダウンロードし、必要事項を記入の上、 展示会運営事務局へメール送信
【出展料に含まれる主なもの】
・リアル会場(東京ビッグサイト南1・2ホール)でのブース出展(3×3m)
・オンライン会場での出展[公式WEBサイト内の出展者ページ]
・競技大会等の動画配信チャンネルでの企業PR動画配信
・出展者交流機会(交流会、 企業対抗戦)、 ピッチイベント参加機会の提供、
出展者プレゼンテーション(サブステージ) 等
朋友学院高等学校:https://www.ho-yu.ed.jp/
東京eスポーツフェスタ2023:https://tokyoesportsfesta.jp/
東京都eスポーツ連合:https://twitter.com/jesu_tokyo
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- 【大会レポート】『シャドウバース』のeスポーツ大会「RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR 23-24」3rd Seasonの2Pickはkeisuke3選手、ローテーションはだーよね選手!よしもとゲーミングがダブル優勝!
- 『シャドウバース』のeスポーツ大会「RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR 23-24」3rd Seasonの2Pickはkeisuke3選手、ローテーションはだーよね選手!よしもとゲーミングがダブル優勝という結果になった。<以下、ニュースリリースより>よしもとゲーミングがダブル優勝 株式会社CyberZ、エイベックス・エンタテインメント株式会社、株式会社テレビ朝日が運営する国内最大級のeスポーツエンターテインメント「RAGE(レイジ)」は、対戦型オンラインTCG『Shadowverse』の大会「RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR 23-24」3rd Season本戦が2023年9月16日(土)、9月17日(日)に開催しました。 昨シーズンの「RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR」からルールが変更された今大会は、全5回の各Seasonごとに8チームからローテーションと2Pickの代表選手が出場し、予選と本戦を実施してそれぞれSeason CHAMPIONを決定します。そして試合での勝利数や順位に応じてチームポイントが付与され、すべてのSeasonの累計ポイントによる順位でPLAYOFF進出チームが決定。さらに、PLAYOFFの勝者と年間順位1位によるPRO TOUR CHAMPIONSHIPを通じて年間王者が決まります。 3rd Season本戦は前年度から調整が行われた新しいトーナメント形式にて実施。2Pick はBO3 、ローテーションはBO5 のフォーマットで実施されました。優勝が決まるDay2 は実況に友田一貴さん、ソーさん、解説に海老原悠さん、まるさん、くすきさんを迎えて行われ、2Pickではkeisuke3選手(よしもとゲーミング)、ローテーションではだーよね選手(よしもとゲーミング)が優勝しました。 本戦後に3rd Season終了時点でのチーム順位が発表され、2Pick、ローテーション共に優勝したよしもとゲーミングが5位まで躍進。4thSeason以降PLAYOFF出場権を得るためのチーム争いに注目が高まります。 本大会の模様はAbema TV・YouTubeのアーカイブ配信で視聴できます。 配信URL ▼Day1 【YouTube】https://www.youtube.com/watch?v=SqKqiOlbC3w 【ABEMA】https://abema.tv/channels/world-sports-4/slots/CVX6fr7krV4MCT ▼Day2 【YouTube】https://www.youtube.com/watch?v=RwB7B0VJWNk 【ABEMA】https://abema.tv/channels/world-sports-4/slots/CVX6frBk2RD7ZhDay2の様子 【ローテーション ROUND3 MATCH1】だーよね選手(よしもとゲーミング) vs Era53選手(レバンガ☆SAPPORO) 予選を1位で通過し、Day1もストレートで抜けた好調のだーよね選手でしたが、その快進撃をレバンガ☆SAPPOROのリーダーEra53選手が3-2のフルセットで勝利し止めました。 試合後、Era53選手は「今まで本戦に出てもFINALに行けてなかったのでうれしいです」と笑顔を見せます。FINALについてコメントを求められると「(同じチームの)rikkaと内戦してワンツーフィニッシュしたい。rikka、ここまで来てください」とチームメイトに呼びかけました。【ローテーション ROUND3 MATCH2】rikka選手(レバンガ☆SAPPORO) vs 水煮選手(横浜F・マリノス) ルーキーながら今シーズン活躍を続けるrikka選手と、横浜F・マリノスを引っ張る水煮選手の戦いも接戦となりました。0-2と水煮選手に追い込まれたrikka選手でしたが、そこから怒涛の3連勝逆転勝利。ROUND4に駒を進めます。 試合に勝利した直後も「興奮してます」と語りながらも冷静な表情を崩さないrikka選手。それでも彼は「レバンガ☆SAPPOROが調子がよくて、次に勝てば夢のFINALでの内戦ができるので(次も)勝ちたい」と静かに闘志を燃やしました。【2Pick ROUND3 MATCH 2】keisuke3選手(よしもとゲーミング) vs Forest選手(NORTHEPTION) これまで何度も競技シーンで戦ってきたkeisuke3選手とForest選手。FINAL進出をかけたROUND3 MATCH 2の戦いに勝利したのは、2Pick界屈指の注目プレイヤーForest選手との戦いを強く意識していたというkeisuke3選手でした。 2-1のフルセットマッチ、しかも長期戦を勝ち上がってきたkeisuke3選手は「ただただ疲れました」とコメントし、キャスター陣の笑いを誘います。FINALについて問われると「僕は本戦に出場した試合はすべて優勝しているので、その流れに乗りたい」と意気込みを語りました。【ローテーション ROUND4】だーよね選手(よしもとゲーミング) vs rikka選手(レバンガ☆SAPPORO) Day1での同じマッチアップではだーよね選手が勝利。rikka選手にとってはリベンジマッチでもある戦いでしたが、この試合もだーよね選手が3-2で勝利し、レバンガ☆SAPPOROによるFINALでの同チーム対決を阻みました。 接戦を制してFINAL進出を決めただーよね選手は、「rikka選手には昨日(Day1)勝てているので、この流れに乗ってもう1回倒したいと思っていた」とこの試合にかけていた思いを語ります。さらに2Pickでのkeisuke3選手と共にダブル優勝がかかるFINALについて問われると、「絶対勝つので、応援をお願いします」と視聴者に呼びかけました。【2Pick FINAL】oya選手(福岡ソフトバンクホークス ゲーミング) vs keisuke3選手(よしもとゲーミング) BO3フルセットが続く白熱のDay2。oya選手にとっては念願のFINALでしたが、ここでは”本戦出場時の優勝率100%”のkeisuke3選手が2-0のストレート勝ち。試合後のインタビューでは開口一番「今までで一番しっくりこなかった」と自身のプレイ内容に納得がいかなかった様子。それでも話が進む内に優勝の実感が湧いてきたのか、何度も笑顔を見せていました。【ローテーション FINAL】Era53選手(レバンガ☆SAPPORO) vs だーよね選手(よしもとゲーミング) Day2の初戦と同じマッチアップとなったローテーション FINAL。だーよね選手が3-1でEra53選手を下しリベンジマッチを制しました。RSPTでは初となるダブル優勝を決めたもののFINALでの自身のプレイ内容に納得できていない様子で、プレイに対する意識の高さをうかがわせました。表彰式 表彰式では王者2人へのインタビューが行われました。2Pickで優勝したkeisuke3選手は「ダブル優勝はうれしい。でも、そもそも僕は3回優勝していてその時にたまたま(チームメイトが)優勝していなかっただけなので、ダブル優勝はそんなに浮かれない。僕がすごい」「(チームメイトに)お前らも次頑張れよー」と余裕のコメント。さらに勝率の秘訣を聞かれても「顔がかっこいいから」と語り、エンターテイナーらしさを貫きます。 一方、ローテーションで優勝しただーよね選手は「(自身のプレイングで)モヤモヤするところはあるけど、チームでダブル優勝ということはよかった」とあくまでストイック。それでもチームメイトの話題になると「調整に付き合ってくれたふぇぐさんとぱらちゃんには感謝しかない」と語りました。最後は両者ともに応援してくれた視聴者に感謝し、表彰式を締めくくりました。3rd Season終了時点のチームポイントランキング ■スケジュール ※予定は変更になる場合があります。 ・4thSeason :10月頃 ・5thSeason :12月頃 ・PLAYOFF:1月頃 ・PRO TOUR CHAMPIONSHIP - PTCS:2月頃■「RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR」とは 「RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR」は、株式会社CyberZ、エイベックス・エンタテインメント株式会社、株式会社テレビ朝日、株式会社Cygamesが合同で開催する国内最大級のeスポーツ大会「RAGE」のプロツアーです。デジタルカードゲーム『Shadowverse』のプロプレイヤーたちが、日本最高峰の戦いを繰り広げます。「AXIZ」、「DetonatioN FocusMe」、「名古屋OJA ベビースター」、「NORTHEPTION」、「福岡ソフトバンクホークスゲーミング」、「横浜F・マリノス」、「よしもとゲーミング」、「レバンガ☆SAPPORO」の8チームが戦います。 公式X(旧Twitter):https://twitter.com/ShadowverseRAGE
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- 【大会レポート】韓国代表がPUBG Nations Cup 2023のチャンピオンに!
- 『PUBG』の現役のオールスター選手が各国代表として戦う「PUBG Nations Cup 2023」が9月17日(日)に開催。韓国代表チームが優勝した。<以下、ニュースリリースより>優勝を飾った韓国代表チームには賞金総額の最も多く賞金を獲得 KRAFTONは、9月17日(日)に韓国ソウルのSangam afreeca Colosseumで開催された3度目のPUBG Nations Cup(PNC)において、韓国代表チームが優勝したことをお知らせします。 韓国代表チームはseoul, Inonix, Loki, Heavenの4名とssonicコーチで構成され、3度のドン勝で合計172ポイントを獲得し総合順位1位となりました。PNC 2023の基本優勝賞金である100,000ドルを獲得し、ピッケムチャレンジのクラウドファンディングによる追加賞金も獲得します。seoul選手は34キル、7,208与ダメージという驚異的なスコアを叩き出しPNC 2023のMVPに選出されました。 PNC 2023は全16チームが参加し、64名の選手と16名のコーチで構成されました。賞金総額300,000ドルのうち、2位のイギリス代表には40,000ドル、3位のベトナム代表には25,000ドル、4位のアルゼンチン代表には22,000ドルを獲得しました。ピッケムチャレンジではファンがチームに投票し、Esports Pointを獲得しPNC 2023限定スキンを入手できます。Esports PointはPNC 2023のアイテムを購入するか、ゲーム内のミッションをクリアすることで獲得でき、PNC 2023のアイテム売上の25%がPNC 2023の賞金総額に追加されます。 PNC 2023ではキルポイントと順位ポイントを組み合わせたポイントルールが採用されました。1日6試合、合計18試合が行われ、Erangel, Miramar, Taegoに加え、PUBG Esportsの世界大会に初登場となるVikendiが採用されました。特にリマスターされたMiramatとVikendiでは、PUBG Esports公式大会で初となるBlizzard ZoneとSandstormが披露され新たなエンタメを提供しました。PNC 2023は会場350席、ウォッチパーティー150席の全500席が3日間ともに完売し、合計1,500人が会場を訪れました。 一方で、KRAFTONは9月17日に「PUBG: BATTLEGROUNDS」第10番目の新マップのティザートレーラーを初公開しました。トレーラーにはTHE CITY OF GLORY(栄光の街)というフレーズとともにゲームを象徴するローンサバイバーが登場しました。KRAFTONは新マップのリリースに先立ち、新マップの詳細を公開しさまざまなプロモーションを実施する予定です。 PUBG Esportsに関するより詳しい情報は、PUBG Esports公式ホームページ(https://www.pubgesports.com/ja )でご確認いただけます。 ■PUBG Eposts公式サイトhttps://pubgesports.com/ja ■PUBG Esports公式チャンネル YouTube:https://www.youtube.com/c/PUBGBATTLEGROUNDSJAPAN Twitch:https://www.twitch.tv/pubgjapan Twitter:https://twitter.com/PUBGEsports_JP
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- 【TGS2023レポート】目玉ブースはどこだ!——一般公開日に向けて気になるブースを一挙公開!
- ゲームの祭典「東京ゲームショウ2023(TGS2023)」が幕張メッセで開催中。9月21日(木)〜22日(金)はビジネスデイ、23日(土)〜24日(日)は一般公開日となっていて、週末は一般のユーザー向けのイベントが多数開催される予定だ。eSports Worldではeスポーツにまつわるブースを紹介しつつ、筆者が個人的に気になった個人的目玉ブースを紹介していこう。「新作レバーをゲットしたければ、まずは物販ブースの三和電子ブースにいくべし!」なお、会場は大きく分けてホール1からホール11の11ホールで区分され、ホール1〜8は横並びに、9〜11ホールは別会場にある。会場は非常に広いため、公式サイトで公開されているマップを参考にして、ある程度目的のブースがどこにあるのかを把握しておくといいだろう。TGS2023 会場マップ:https://tgs.nikkeibp.co.jp/tgs/2023/jp/display/map/▲現場で自分がどこのホールにいるのかわからなくなってしまったら、近くの壁を見てみよう。大きくホールの数字が書いてある看板が見つかるはずだ 【ホール7〜8】ゲーミングハードウェアコーナーが見どころ! 一般公開日来場者初回入場入口の目の前にあるのがホール8のゲーミングハードウェアコーナー。多くのゲーミングギアブランドブースがところせましと並んでいる。ゲーミングハードウェアコーナーのほかには、ケムコやシティコネクションなどレトロゲーマー歓喜なブースもチラホラ。FPSゲーマーならホール7のスティールシリーズブースも必見。▲南側には我らがオアシス「モンスターエナジー」のブースが展開されている。もちろん無料で配布中! 20%OFFのクーポンが配布されていたり、公式Xアカウントフォロー&リポストで、豪華賞品がゲットできるミニゲームにも参加できる。▲ミニゲームに成功すればモンエナ限定マウスパッドかリュックがもらえる! ミニゲームは失敗しても『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアIII』のステッカーやオープンベータ早期アクセスコードがもらえるので、参加して損はなーい!【08-C18】ベンキュージャパン eスポーツの競技シーンではおなじみのゲーミングブランドBenQのブース。『VALORANT』の競技シーンではおなじみの「ZOWIE」シリーズをはじめとするゲーミングモニターやゲーミングマウス、ゲーミングマウスパッドなどが体験できる。今回もプロダクト&マーケティング部の柴さんにお話を聞いてきた。もう絶対に見てもらいたいのがDyAc2.0 コンセプトモデル。DyAcとは、BenQ ZOWIEによって設計されたモーションブラーを軽減するテクノロジーで、非常に滑らかな映像が体験できる。今まではDyAc™、そしてその上位版のDyAc+™というテクノロジーを搭載したモニターが存在していたが、さらに強力なDyAc2.0のプロトタイプが展示されている。▲DyAc2.0とDyAc+モデルが横並びで展示されていて、DyAc2.0のすごさが体験できるようになっている これはまさしく論より証拠といった感じで、ぜひその目で確かめてほしい。思わず「えっ、なにこれ。やばくないですか」と声が出てしまうほどの違いを体験することができるぞ。ほかにも、最新のゲーミングマウスパッドやゲーミングマウスを体験することができる。実際に手に取ってみて自分にとって合うものなのかどうかを確認できるのは、ゲーマーにとってうれしいポイントだ。▲新旧モデルを比較して楽しむことができるゲーミングマウスパッド。新型はより滑らかで高耐久になっているとのこと 【08-C17】東プレ 老舗キーボードブランド東プレがゲーミングキーボード界に参入したのは記憶に新しい。今年は最新ゲーミングキーボードGX1シリーズの展示とウマ娘コラボモデルが展示される。筆者が訪れた時は、まだウマ娘コラボモデルが展示されていなかったが、情報解禁はされているので一般公開日では実物を拝むことができるだろう。▲ウマ娘コラボモデルの「ウマ娘 ✕ REALFORCE GX1 Keyboard」 アンケートに答えるとノベルティがもらえるとのことなので、ぜひ足を運んでほしい。▲レトロな雰囲気を醸し出すパッケージングとカラーのモデルも公開中 【08-C05】アイ・オー・データ機器 新世代のスタンダード180Hzモニターが展示されていた。高リフレッシュレートがスタンダードとなる中、なぜ180Hzなのかをおうかがいしたところ、今回展示されたモデルはいわば「いいとこ取り」をしたミドル層向けモデルとのこと。高リフレッシュレートも楽しみたいけど、高画質でも楽しみたい。だけど価格は抑えたい……。といったちょっぴりわがままなニーズに合わせて、180Hz+WQHDで、240Hzモニターよりもリーズナブルといったモデルになっているとのこと。自分の目が180Hzで十分なのかを体験できるチャンス!【08-C13】Brook Gaming 自作アケコンでおなじみのUFB(Brook Universal Fighting Board)を製造販売しているBrookのブース。今回目玉商品として扱っているのが、PS5でPS4やPS3といった約60種類以上の有線アケコンやコントローラーが使えるようになる「Wingman FGC コンバーター」だ。▲PS5本体とコントローラーの間に接続することで、古いアケコンがPS5でも使えるように! 使い慣れたアケコンを使って『スト6』が楽しめるのはうれしいポイント。ブースでは実際に「Wingman FGC コンバーター」で接続されたアケコンで『スト6』を楽しむことができる。唯一の欠点は、対応しているタイトルが格闘ゲームに限られるということ。アクションゲームなど、そのほかのジャンルには非対応らしい。同様に、PS5をはじめとするさまざまなコンシューマ機で市販のさまざまなハンコンが使えるようになるという「Ras1ution 2」。こちらは実際にPS5非対応のプレイシートを接続して『グランツーリスモ7』を楽しむことができる。▲ラップタイムチャレンジも実施中。指定されたコースと車両で挑戦し見事優勝すると「Ras1ution 2」がもらえるらしい! レースに参加したあとは受付にて、ラップタイム、名前、メールアドレスを記入しておこう。後日結果が発表されるぞ!【08-N04】シティコネクション 知る人ぞ知るクソゲー……ならぬ名作『フォーメーションZ』のリメイク版が楽しめるシティコネクションのブース。なんと、今回はプレイアブルメカが3体から選択可能なほか、新たに追加された武器が使えるようになっていた!▲ロボットも非常にリアルな描写に! 原作の操作を忠実に守りつつも、しっかりとシューティングしている正統進化を遂げていた。ジャンプボタン長押しで変形する操作も健在。懐かしの操作感をぜひ体験してほしい。試遊すると『Formation Z』オリジナルクリアファイルがゲットできるぞ!【08-N14】ブラックマジックデザイン 総合映像機器メーカーのBlackmagic DesignがTGSに初出展。初出展の経緯をおうかがいしたところ「コロナ禍以降、ストリーミング配信やeスポーツ配信の需要が高まりを感じ、今回東京ゲームショウに初出展しました」とのこと。ブース内では実際の配信を想定したライブ映像を見ながら、ATEM Miniをはじめとするスイッチャーを操作することができる。Blackmagic Designの機材を実機で楽しめる機会は少なく、またよりリアルな環境を再現しての操作ができるのもまたとない機会ではあるので、配信に興味がある人、また配信していていてBlackmagic Designのスイッチャーなど各種デバイスに興味がある人はぜひ立ち寄ってみよう。来場者特典としてステッカーがもらえるほか、担当者とより密な会話を楽しむと特製ピンバッジがもらえる!▲熱意をアピールしてピンバッジをゲットしよう! 【07-C05】スティールシリーズ デンマーク・コペンハーゲン発祥のゲーミングギアブランド。今回発表された新製品は、不動の人気をほこるゲーミングヘッドセット「Arctis Nova」シリーズのワイヤレスホワイトモデル「Arctis Nova 7P White」だ。▲PS5のカラーリングをイメージしたとのことで、PS5との親和性は高い 9月29日(金)発売に先駆け実物が展示されていて、『ストリートファイター6』などのゲームを楽しみながら音質を確認することができる。▲ステッカーや小物入れに便利な布製のポーチがもらえた! なお、ブース内に展示されているQRコードを読み取ると、各種オンラインショップでSteelSeriesのゲーミングギア50製品が5%OFFになるクーポンが配布されている。【07-C01】e☆イヤホン イヤホン・ヘッドホンの専門店がTGS初出展。今回eスポーツチーム「Crazy Raccoon」とのコラボイヤホン「CRAZY RACCOON EARPHONE」の展示に加え、約150機種のイヤホン・ヘッドホンをオススメのゲームジャンル別に展示してある。▲実際に音質を確かめることができるのは大きい! 【ホール4〜6】大手メーカーが勢ぞろい! カプコンやバンダイナムコなど、eスポーツシーンで見かけるゲームメーカーが多数出展しているホール4〜6。またホール中央にはスマートフォンゲームコーナーのブースが展示されているのが特徴だ。【06-S01】カプコン カプコンブースでは『ストリートファイター6』の新キャラクターA.K.Iを先行プレイで楽しむことができる。こちらは事前登録はなく、並び順でプレイできるので、長蛇の列ができる前に並んでおきたい。▲リリース間近のA.K.Iが先行プレイ可能 【06-N03】バンダイナムコエンターテインメント 最新ゲーム『鉄拳8』が試遊可能になっている。試遊するには、まずブースで事前申し込をする必要があるとのこと。パネルには「事前申し込みの方を優先してご案内させていただきます」と記載されているので、飛び込みでのプレイできそうだが、一般公開日は人がごった返していることも予想されるので、早めに事前登録を済ませておこう。▲ライターの岡安さんがプロ選手と対戦しているのを偶然発見! むしろ貫禄すらある 【05-N07】4Gamer.net 日本最大級の総合ゲーム情報サイト4Gamer.netのブースでは、懐かしのPC「X68000」の最新モデル「X68000 Z」の実機が展示されている。さらに「新入社員みずきちゃん」という、また昭和ゲーマーがクスりとしてしまうタイトルのシューティングがプレイ可能。スコアアタックに挑戦できる。▲見よ! この同人感あふれるゲームを! 入賞すると、なんと「X68000 Z」本体が当たるビッグチャンス!さらにSNS投稿でX68000ステッカーまでもらえる!▲どこまで忠実に再現してるんだと思うくらいの完成度 行くしかない。このタイムマシンブースに!【ホール3〜1】ゲーミングライフをイメージしたいならここ! 多くのPCメーカーブースが立ち並ぶホール3に、ゲーミングライフスタイルコーナーが展示されているホール1〜2。昨年注目に注目を浴びたチプチの老舗「川上産業」が今年も出展。昨年の評判からか、多くのメーカーが防音ブースを展示している。ゲーミングライフをいろどるさまざまなメーカーのブースを楽しむことができるぞ。【03-N06】ASUS JAPAN 自作PCパーツやゲーミングギアを展開しているASUS JAPANのブース。先日発表があったばかりのROGとエヴァンゲリオンコラボの第二弾が展示されている。▲今回はEVA弐号機がモデルとなっているとのことで、全体的にカラーリングが赤いのが特徴。圧巻なPC内部に、アスカが描かれたかわいらしいパッケージは必見 さらに目玉としてはポータブルゲーム機の「ROG Ally」の展示。実際に手に取ってみてグリップ感を体験できるほか、非常に多くのタイトルがインストールされた状態で展示されているので、実際にどれくらいのポテンシャルでプレイできるのかを楽しむことができる。▲ブース中央にはROG Allyのプレイブースが。本体にはWindows 11がインストールされていて、Steam経由でゲームがプレイできるようだ また驚異のリフレッシュレート540Hzを誇るゲーミングモニターの展示も必見。180Hzとの比較動画を見ることができる。▲正直「540Hzって人間じゃ視認できないでしょ」って思っていたが、高速で移動する文字を見て「見える、見えるぞ!」という驚きを体験することができた ほかにも最新のゲーミングゲームパッドやROG Aceシリーズのホワイトモデルなど実機を楽しむことができる。▲個人的には自作キーボードのようにカスタマイズできるROG Azothのホワイトモデルがイチオシ! またブース周辺で配っているROGのバッグが品質がいいので、いろいろなブースでゲットしたものを入れる用にゲットするのもアリ!【02-C16】 川上産業 昨年のTGS2022で多くの反響があったゲーミングブース「ONE-Z 00」が展示されていた。吸音材をモデルチェンジしたり、扉の形状を変えることで、より見た目もスタイリッシュになっているとのこと。また既製サイズだけでなくカスタムサイズや形状も展開しているので、より自分に合ったゲーミングブースを構築できるのも「ONE-Z 00」の魅力だ。▲白好きにはたまらないホワイトモデル 来場特典としては「ONE-Z 00」がお得にゲットできるクーポンをもらうことができるほか、公式Xフォロー+リポストすると、「ONE-Z 00」が当たるガラガラを回すことができる。回してゲットするしかない!【02-C05】 岐阜プラスチック工業 工場の騒音対策で数多くの実績がある吸音パネルメーカーが本気で創ったゲーム用防音ブース「GAMEBOX」が展示されている。今回、多くのメーカーが防音ブースを展示しているが、ひときわガチ感を感じる製品だった。▲4,000以上の実績があるので吸音性能は折り紙付き。吸音材と防音パネルを組み合わせることで中高域や高音域の吸音率が格段に向上しているとのこと サイズ展開は3種類でひとりようのロータープからゆったり広々なワイドタイプ。さらにデスクトップタイプといったお手軽なサイズのものもあったのが特徴的。▲ゲーミングブースは仰々しいと感じる人にはデスクトップタイプがおすすめ。これだけでもしっかりと防音効果を体感することができる。ゲームはもちろんオンライン会議にも最適だとか ▲普通の部屋みたいにしっかりしているイメージ。そんな構造でありながら簡単に組み立てられるのも魅力。30分〜40分といった組立時間で完成する ちなみに現在はMakuakeで30%OFFで購入できる。ロータイプが196,000円、ワイドタイプが392,000円、デスクトップタイプは77,000円と超早割で購入できるぞ!【02-C14】 Coolish Music 業界最安値がセールスポイントの防音室OTODASUのブース。なんといっても99,000円〜という低価格がウリ。組み立ても簡単でありながら、人の叫び声であればまったく外に聞こえないレベルで防音もされていたので、防音性も◎。▲吸音材に厚さ2mmの遮音シートを組み合わせることで防音性を高めているとのこと。内部の音を吸音材が吸って、吸いきれなかった音を遮音シートで跳ね返すといったイメージで内部の音を遮断する仕組みだ 来場者特典として5%OFFのクーポンを配布中。さらなる最安値にチャレンジだ!【ホール9〜10】eスポーツコーナー & 物販コーナー 別館の物販コーナーでは多くのメーカーが展示している。数量限定販売をはじめとするレアな商品が購入できるチャンスでもあるので、メインブースをまわる前にチェックするのもアリだ。eスポーツコーナーではeスポーツチームSCARZが出展しているぞ!さらに未来の名作がここから生まれるインディーゲームコーナーも充実。画期的で面白いタイトルから、不思議な感覚になるゲームなど、面白タイトルが盛りだくさんなので、新しもの好きゲーマーはぜひ立ち寄ってみよう。【10-W08】三和電子 いわずとしれたアケコンパーツの老舗製造メーカー。今回の目玉はやはり、新型の静音レバーで、動作位置可変リーフスイッチを搭載したJLX-TPML-8YT-SK。数量限定で一般公開日は1日25本(ひとり2本まで)の限定発売という超レアな展示となっているので、アケコンマニアは三和ブースにダッシュ!▲上下左右にダイヤルのような機構があり、スイッチが反応するタイミングを変更することができるのがポイント 例えば暴発してほしくないジャンプに相当する上方向はしっかり入力しないと判定されないように設定したり、左右のダッシュなどすばやく反応させたい方向は入力を浅く設定したりすることができる。正式な発売日は未定だが、今回の先行販売で大きな不具合がなければ10月中には発売されるかもしれないとのこと。また、試作品ではあるものの「ビートマニア」シリーズなどで使われるボタンの静音バージョンも展示されていた。通常のボタンと音の違いが確認できるので音ゲーマーは必見。そのほかにも『GUILTY GEAR -STRIVE-』とコラボしたボタンやディスクも発売中なので、気になる人はぜひ足を運んでみよう。なお、通常のボタンやレバーの発売はされていない。【09-W09】カンロ カンロ飴やピュレグミなどでおなじみのカンロのブース。今年もeスポーツチーム「忍ism Gaming」と共同開発したゲーミンググミが「BRAON(ブレオン)グミ」が発売中だ。通常価格よりもお安く購入できるのがTGSならではで、「ストリートファイター」シリーズとコラボした8本セット入りのパックは通常価格3,000円のところ、なんと2,000円の1,000円OFFで購入できる。また、14時〜15時、15時30分〜16分30分には、「忍ism Gaming」の選手がブースに立ち、サイン入りブレオングミを販売してくれるサービス付き!【09-E32】SCARZ eスポーツチームSCARZのブース。TORANECO選手、Kr1stal選手、Jemkin選手3名がプレイしたエイム練習ソフト『Aimlabs』の平均得点を超えられるかといったチャレンジゲームが体験できる。見事平均点を超えることができれば、ゲーミングキーボードが当たるといった大盤振る舞いキャンペーンを実施中。また得点に関わらず参加するだけでSCARZオリジナルキーキャップが当たるガチャガチャを回すことができる。▲デザインは何種類かあるようだ。またガチャガチャの中にも大当たりがあり、見事大当たりを当てれば、ゲーミングキーボードがもらえるとのこと ボーダーラインは8万点となっているので、腕に自信がある人はチャレンジしてみよう。【イベントホール】CR CUPがTGS2023に! ホール3〜4付近から2階の中央モールに出ると目の前にあるイベントホール。こちらではさまざまなイベントが開催される。アジア最大級のeスポーツイベントである「Crazy Raccoon Cup」が、23日(土)18時30分〜、24日(日)18時30分から2夜連続で開催される。競技タイトルは『ストリートファイター6』ということで、名だたる格ゲーマーも出場予定。なお、CR CUPなど一部のイベントの入場は別途チケットが必要になる。イベントホールでのイベント詳細やチケットの購入は下記のサイトから確認、購入することができる。イベントホール詳細:https://tokyogameshow.jp/まとめ ということで時間の許す限りで回れるところを回ってきた。会場はとにかく広いため、ある程度計画的に動かないとあっという間に時間が過ぎ去ってしまうので気をつけたい。また、ビジネスデーの1日目は空調の調子が悪かったらしく、尋常じゃない暑さだった。一般公開日まで空調の調子が悪いのかどうかは定かではないが、念のためいつも以上の暑さ対策と、水分補給をしてほしい。東京ゲームショウ 2023公式サイト:https://tgs.nikkeibp.co.jp/tgs/2023/jp/