『リーグ・オブ・レジェンド』(League of Legends。LoL)で、164体目となる新チャンピオン「ナフィーリ」が、7月19日(水)公開予定のパッチ13.14から実装される。

開発チームいわく、これまでのチャンピオンにいなかった存在を作りたかったというところから、初心者にも扱いやすいアサシンで、久々の完全なクリーチャーチャンピオンを目指して設計された。

数千年の時を経て目覚めた太古の魔術師「ナフィーリ」


かつて、砂漠の帝国を支配した帝国「シュリーマ」との戦で、神将と呼ばれた種族「ダーキン」。その種族を率いるほどの力を持った存在が「ナフィーリ」だ。その名前と日本語音声から、どうやら元々は女性であったように思える。

他のダーキンの例に漏れず、ナフィーリはその力ゆえに長い戦いののちに短剣に封じ込められ、永遠とも言えるほどの時間を墓の中に閉じ込められていた。そしてある日、ダーキンとしての力を知りつつ慎重に持ち去った男を襲ったデューンハウンドという犬たちの足(?)に渡る。

ダーキンの武器にふれた者は意識を乗っ取られ、復活できる。しかしナフィーリが乗っ取ったのはこの男ではなく、群れとしてのデューンハウンドそのもの。その思考や動きを理解したナフィーリは、自分を閉じ込めた存在への復讐を誓いながら戦いに出る。


ちなみに、ダーキンたちは最初から凶悪な存在だったわけではなく、その裏には世界の均衡を目論み、シュリーマ帝国をもそそのかした存在がいた。このあたりの善悪がひとつだけではない複雑な物語も、ナフィーリ登場のこの機会に知っておくと、『リーグ・オブ・レジェンド』をより楽しめるのでおすすめだ。

シュリーマ帝国の皇帝アジール、彼を裏切り力を得たゼラス、アジールを育てたレネクトンやナサスなどの物語よりも遥か昔、ナフィーリを殺し短剣に封じ込めたのは誰か……といったヒントも隠されている?

神々の黄昏
https://universe.leagueoflegends.com/ja_JP/story/twilight-of-the-gods/


一度狙いを定めたらどこまででも食らいつく狂犬の群れ


ナフィーリの姿形は「デューンハウンド」という砂漠に住むイヌの様相だが、その実体はもともと短剣であり、随所にそのイメージを備える。全身にたてがみのように刃をまとい、主に突き刺したり切り裂いたりする攻撃を行う。

操作するのは単体だが、パッシブにより周囲にいる群れの仲間もナフィーリ自身の意志の元に動いて攻撃に参加。敵を貫通する中距離攻撃を2回行える「Q」、壁抜けも可能な「W」、近距離攻撃+体力回復が可能な「E」などを備え、アルティメットでは6匹の群れを呼び寄せてさらに大きなダメージを出す。

CCは持っていないが、自己回復とシールドを持ち、噛み付いたら離れないというイヌの性質が強く表現されている。プレイ動画を見ると逃げる相手を追って壁なども飛び越えて追いかけている姿も見られる。キルラインがわかると手がつけられない狂犬になりそうだ。



ナフィーリ ショートストーリー
https://universe.leagueoflegends.com/ja_JP/story/champion/ksante/

LoLユニバース:ナフィーリ
https://universe.leagueoflegends.com/ja_JP/champion/ksante/

チャンピオン開発エピソード:ナフィーリ
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/dev/champion-insights-naafiri/

リーグ・オブ・レジェンド
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/

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