7月7日(金)に開幕した『ストリートファイター6』の国内プロリーグ「ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2023」。今シーズンは出場チームが9チームになったり、2ステージ制になったり、タイトルが『ストリートファイター6』になったりと、いろいろ様変わりしています。
そんな中、今シーズンの要となりそうなのが、パブリックビューイングです。配信プラットフォームのZAIKOにてパブリックビューイング用のチケットを購入すれば、飲食店や商業施設などで簡単にSFLのパブリックビューイングを行うことができるようなりました。
開幕戦となる7月7日(金)には、Good 8 Squad(G8S)、広島 TEAM iXA、CYCLOPS athlete Gaming、忍ism Gamingの4チームがパブリックビューイングを行っています。
昨年まではコロナ禍により観客を入れての試合をほとんどできませんでしたが、今シーズンはパブリックビューイングという形で各チームとそのファンが交流しながら応援できる場を提供しています。
今回は、G8Sのパブリックビューイングにお邪魔してきました。G8Sが会場に選んだのは、新宿にあるNEUU。NEUUは、VRやARを使った映像視聴体験の提供やイベントの開催を行っている、小田急電鉄が運営するXR特化型複合施設です。
G8Sのパブリックビューイングは、1,100円(税込)のチケット制でしたが、現場での実況予定だったなない氏が不在となることで、急遽無料での観戦となりました。本来であれば、試合開始前になない氏とG8Sのオーナーによるトークショウなども予定されていましたが、それも中止となり、試合の観戦、応援、それにグッズ販売での展開です。

そういった事情もあり、パブリックビューイングの開始時間となっても、来場した客は2~3人程度で、パブリックビューイングの開催が危ぶまれるのでは?と思いましたが、試合開始直前となると一気に来場者が増え、最終的には40名ものファンが駆けつけました。

G8Sは3試合目の登場となり、1、2試合目はおとなしめの展開。もちろん『スト6』が好きな人たちが集まっているので、いいプレイが出たら沸くものの、『スト6』のファンは静かだなという印象です。
しかし、G8Sの出番となり、ガチくん選手や立川選手、ぷげら選手のスーパープレイが飛び出したり、ラウンドを取得したりすると打って変わって、大きな声が飛び交い、拍手喝采となります。やはりパブリックビューイングの会場にわざわざ来てまで応援するファンが大人しい訳がありません。推しのチームが登場するまでエネルギーを溜め込んでいたわけです。
試合が終わり、公式配信が終了したあとで、G8Sのメンバー全員がオンラインを通じて、パブリックビューイング会場と繋がり、大会の感想や対戦秘話などを話してくれました。これも現場ならではの良さだと言えます。


今回は残念ながら、なない氏とオーナーによる対談が実現しませんでしたが、代わりにオーナーとNEUUの担当者に話を聞く機会を得たので、今回のパブリックビューイングの成果と今後の活動について聞いてきました。
——今回、パブリックビューイングを開催するきっかけはなんだったんでしょうか。
G8Sオーナー:最初はカプコンさんからパブリックビューイングを開催して欲しいとのオファーがありました。昨年のSFLでキャラバンを行いましたが、それ以前よりチームとしてはファンミーティングはやりたかったんですよね。
G8Sのファンは熱量が高いと思っていたので、絶対にファンと選手が会える機会は必要だろうと。競技タイトルが『スト6』になり、カプコンさんからのオファーもあったので、絶好の機会だと思いました。コロナ禍前では多くのファンはプレイヤーでもありましたけど、今はプレイしていない人のファンも増えてきている印象です。
その人たちには余計にファンミが必要だと考えています。1st STAGEの突破が確定したら選手とファンを集めたファンミをやりたいと思っています。

——パブリックビューイングを開催するにあたり、どんなことをやろうと考えていましたか。
G8Sオーナー:先ほども話しましたが、選手とのふれあいはしていきたいですね。現場でしか味わえないことはしていきたい。ゲームをプレイしない人が増えてきているとは言いましたが、それでもプレイヤーが多いのも事実です。対戦会の規模とまではいきませんが、今回は2台の対戦台を用意し、ファン同士が交流できるようにしています。
あとは、グッズの先行販売もしています。グッズコーナーには昨年のユニフォームも展示しているんですよね。これは売り物ではないですが、実際に選手が着たユニフォームを観られるのもオフラインならではだと思います。


——SFLが始まりましたが、今年の手応えはいかがでしょうか。
G8Sオーナー:昨年のチャンピオンチームであり、いろいろプレッシャーなども感じていると思います。今年のユニフォームはG8Sのロゴに密かにチャンピオンを示す王冠が描かれているんです。今シーズンは競技タイトルが『スト6』に変わったので昨年までと状況は大きく変わっています。チームの選手は比較的スロースターターの選手が多く、これまで以上にキツい年になるのではないかと感じている。ただ、選手やスタッフ全員の意識は高く保てています。
——G8Sはコーチや監督の存在がほかのチームとの違いでもありますよね。
G8Sオーナー:先週、ちょっとした合宿をしてみたんです。いろいろ試せていい機会となったんですけど、やはりコーチの存在は大きいですね。技術的な話より、コーチが不在だと、チームのことは選手だけで話合わないとならない。コーチが間に入ることで、選手同士の意見の交換がスムーズに行くようになります。
——『スト6』になって、これまで以上に盛り上がりを見せ、さまざまなチームが『スト6』部門を建てていますが、そこはいかがでしょうか。
G8Sオーナー:REJECTさんやCrazy RaccoonさんはSFLに参加しているeスポーツチームと比べても大手のチームといえます。特にCrazy Raccoonさんはファンの数だと国内TOPともいえるぐらいのチームで、そして数あるeスポーツチームの中でも特に箱推しのファンが多い印象です。ほかだとZETA DIVISIONさんでしょうか。

今後はそれらのチームに負けないくらいにチームのブランディングをしていき、チームのファンを増やしていかなければならない。それはチームそのもののことだけでなく、リーグ自体のファンの拡大にも繋がると思っています。そのひとつとして安易に強い選手を入れていくのではなく、G8Sとして認識されるような選手を育てて、チームの顔となってほしいですね。
——ありがとうございます。
次はNEUUの担当者である小田急電鉄 まちづくり事業本部新宿プロジェクト推進部課長代理 宮内悠太氏と、小田急電鉄 経営企画本部デジタル変革推進部DXグループ調査役 水落大樹氏に話を聞きました。

——まずはNEUUについて教えてください。
宮内悠太氏(以下、宮内):最新技術をハブに、人と人がコミュケーションをする場を目指しています。施設のうりは「VR映画」で、国際映画祭の受賞作など国内外の作品を常時4~5作品視聴できるようになっています。VRに興味があってもVR機器を持っていない人はまだまだ多い印象ですので、NEUUに来ればいつでも誰でも最新の機材やコンテンツを楽しめる、といった場にしていければと思っていますね。

——G8Sのパブリックビューイングを開催する経緯はなんでしょうか。
水落大樹氏(以下、水落):もともとG8Sの選手とは、私的に交流があったんです。そこからG8Sが、ゲームを通じた地域連携イベントなども考えていきたいという話をうかがっていまして——。それならば、鉄道会社として沿線地域にさまざまなアセットやコネクションを持っている我々と何かできないかと感じ、そこから仕事としての対話が始まりました。
そして、今回のSFLのパブリックビューイングの話が具体的に出てきたので、NEUUの運営を担当している宮内に相談をしました。NEUUとしても新たな試みでしたが、既存とは違う層のお客さまにご来場いただけることのメリットも大きいと考え、まずはやってみよう、ということになりました。
——NEUUとしては場所貸しだけでなく、何かパブリックビューイングのための施策とかあるのでしょうか。
宮内:施設の訴求ポイントがVRやARといった技術の部分だけだと、お客さまへの認知の広がりがどうしても限定的になってしまうという課題感を持っていました。eスポーツのパブリックビューイングの開催は今回が初めてですが、集客力もあるしすごい熱量を持ったイベントだとあらためて感じましたね。ゆくゆくはVR機材がそろっていることなどを生かして、たとえばNEUUを起点にリアル会場とVR会場を繋いだイベントができたら面白いなと思っています。
また、今回は初めてということで飲食に関してはソフトドリンクとビールのみの提供でしたが、お仕事終わりで夕食を食べていないお客さまも多いように見受けられましたので、今後はお食事の提供なども検討できればと思います。当社グループにはレストラン業態もありますので、連携できる可能性も十分にありそうですし。デリバリーとの提携でNEUUに来た方とVR会場で見ている方たちが同じものを食べられるようになったら面白いかもしれませんね。
——今後はSFL以外でもパブリックビューイングを開催する予定はあるのでしょうか。
水落:今のところ具体的な計画はありませんが、個人的にはFPSなど対戦格闘ゲーム以外のジャンルでもやってみたいですね。もちろんジャンルを拡げるだけでなく、格ゲー自体ももっと掘り下げて拡げていきたいと思っています。あとは小田急電鉄の沿線でもこのような取り組みを増やして、沿線地域の活性化とeスポーツシーンの盛り上がりに貢献できればうれしいですね。
eスポーツに関心を寄せている沿線地域も多いと聞いているので。もしかしたら、いずれは複数の沿線地域を結んでリアルとオンラインを融合して行うイベントや、ほかの鉄道会社との対抗戦が開催される未来がくるかもしれません。

——鉄道会社は結構eスポーツに関わっていますよね。JR東日本、東京メトロ、京浜急行など。それらとの対抗戦は面白そうですね。
宮内:鉄道会社としては、人々に移動するための目的を持ってもらうことが最も重要なミッションだと思っています。そのためには能動的に移動するための楽しみが必要です。eスポーツにはその要素が十分にあります。
ゆくゆくはNEUUが沿線地域とeスポーツを結びつける聖地のひとつとして認識されるようにやっていきたいです。当面の目標としては、eスポーツのパブリックビューイングの定期開催やファンミーティングなどの交流イベントの開催ですね。
——ありがとうございました。
———
FENNELのチアパーティーの時もそうでしたが、チームが主催するパブリックビューイングは、そのチームの応援に特化するため、一体感と盛り上がりはかなりのものです。
以前のSFLは対戦チームをスタジオに呼んで対戦していましたが、今は昨年のリモート対戦が引き続き行われ、選手は自宅から参加しています。
パブリックビューイングも開催されているのであれば、選手がパブリックビューイングの場で対戦をするサテライト会場的に行うのもいいのではないでしょうか。昨年のSaishunkan SOL 熊本も再春館の社内にて選手が集まり、社員の応援のもと試合に臨んでいました。奇しくも、その試合をきっかけにSaishunkan SOL 熊本は右肩上がりに調子を上げ、準優勝の結果を残しています。目の前で声援を聞きながらプレイするのは選手にとっても励みになることは間違いないので、どのチームも試してみてはいかがでしょうか。
撮影:志田彩香
そんな中、今シーズンの要となりそうなのが、パブリックビューイングです。配信プラットフォームのZAIKOにてパブリックビューイング用のチケットを購入すれば、飲食店や商業施設などで簡単にSFLのパブリックビューイングを行うことができるようなりました。
開幕戦となる7月7日(金)には、Good 8 Squad(G8S)、広島 TEAM iXA、CYCLOPS athlete Gaming、忍ism Gamingの4チームがパブリックビューイングを行っています。
昨年まではコロナ禍により観客を入れての試合をほとんどできませんでしたが、今シーズンはパブリックビューイングという形で各チームとそのファンが交流しながら応援できる場を提供しています。
ガチゲーマーから親子連れまでさまざまなファンが集まったNEUU(にゅー)の会場
今回は、G8Sのパブリックビューイングにお邪魔してきました。G8Sが会場に選んだのは、新宿にあるNEUU。NEUUは、VRやARを使った映像視聴体験の提供やイベントの開催を行っている、小田急電鉄が運営するXR特化型複合施設です。
G8Sのパブリックビューイングは、1,100円(税込)のチケット制でしたが、現場での実況予定だったなない氏が不在となることで、急遽無料での観戦となりました。本来であれば、試合開始前になない氏とG8Sのオーナーによるトークショウなども予定されていましたが、それも中止となり、試合の観戦、応援、それにグッズ販売での展開です。

▲観戦のほかにオーナーによるトークショーや、じゃんけん大会なども行われ大いに盛り上がりました
そういった事情もあり、パブリックビューイングの開始時間となっても、来場した客は2~3人程度で、パブリックビューイングの開催が危ぶまれるのでは?と思いましたが、試合開始直前となると一気に来場者が増え、最終的には40名ものファンが駆けつけました。

▲来場者の中には親子連れも。お父さんがG8Sのカワノ選手のファン。お子さんはその影響でSFLを観るようになったようですが、ウメハラ選手のファンだとか
G8Sは3試合目の登場となり、1、2試合目はおとなしめの展開。もちろん『スト6』が好きな人たちが集まっているので、いいプレイが出たら沸くものの、『スト6』のファンは静かだなという印象です。
しかし、G8Sの出番となり、ガチくん選手や立川選手、ぷげら選手のスーパープレイが飛び出したり、ラウンドを取得したりすると打って変わって、大きな声が飛び交い、拍手喝采となります。やはりパブリックビューイングの会場にわざわざ来てまで応援するファンが大人しい訳がありません。推しのチームが登場するまでエネルギーを溜め込んでいたわけです。
試合が終わり、公式配信が終了したあとで、G8Sのメンバー全員がオンラインを通じて、パブリックビューイング会場と繋がり、大会の感想や対戦秘話などを話してくれました。これも現場ならではの良さだと言えます。

▲G8Sの選手が勝利すると拍手喝采の大盛り上がりとなりました

▲試合後は現地のファンのみが楽しめるメンバーとのオンライン通話が実現。オーナーがひとりひとりに今回の感想などを聞いていました
今回は残念ながら、なない氏とオーナーによる対談が実現しませんでしたが、代わりにオーナーとNEUUの担当者に話を聞く機会を得たので、今回のパブリックビューイングの成果と今後の活動について聞いてきました。
FPS主体のチームに負けないくらいのファンを増やしていきたい——Good 8 Squadオーナーの思い
——今回、パブリックビューイングを開催するきっかけはなんだったんでしょうか。
G8Sオーナー:最初はカプコンさんからパブリックビューイングを開催して欲しいとのオファーがありました。昨年のSFLでキャラバンを行いましたが、それ以前よりチームとしてはファンミーティングはやりたかったんですよね。
G8Sのファンは熱量が高いと思っていたので、絶対にファンと選手が会える機会は必要だろうと。競技タイトルが『スト6』になり、カプコンさんからのオファーもあったので、絶好の機会だと思いました。コロナ禍前では多くのファンはプレイヤーでもありましたけど、今はプレイしていない人のファンも増えてきている印象です。
その人たちには余計にファンミが必要だと考えています。1st STAGEの突破が確定したら選手とファンを集めたファンミをやりたいと思っています。

——パブリックビューイングを開催するにあたり、どんなことをやろうと考えていましたか。
G8Sオーナー:先ほども話しましたが、選手とのふれあいはしていきたいですね。現場でしか味わえないことはしていきたい。ゲームをプレイしない人が増えてきているとは言いましたが、それでもプレイヤーが多いのも事実です。対戦会の規模とまではいきませんが、今回は2台の対戦台を用意し、ファン同士が交流できるようにしています。
あとは、グッズの先行販売もしています。グッズコーナーには昨年のユニフォームも展示しているんですよね。これは売り物ではないですが、実際に選手が着たユニフォームを観られるのもオフラインならではだと思います。

▲ここでしか見られないグッズが展示されるなど、会場特典も充実

▲会場には自由に対戦が楽しめるブースも設置されていました。来場者の中には自前のアケコンを持参している方も。eスポーツのパブリックビューイングならではの光景です
——SFLが始まりましたが、今年の手応えはいかがでしょうか。
G8Sオーナー:昨年のチャンピオンチームであり、いろいろプレッシャーなども感じていると思います。今年のユニフォームはG8Sのロゴに密かにチャンピオンを示す王冠が描かれているんです。今シーズンは競技タイトルが『スト6』に変わったので昨年までと状況は大きく変わっています。チームの選手は比較的スロースターターの選手が多く、これまで以上にキツい年になるのではないかと感じている。ただ、選手やスタッフ全員の意識は高く保てています。
——G8Sはコーチや監督の存在がほかのチームとの違いでもありますよね。
G8Sオーナー:先週、ちょっとした合宿をしてみたんです。いろいろ試せていい機会となったんですけど、やはりコーチの存在は大きいですね。技術的な話より、コーチが不在だと、チームのことは選手だけで話合わないとならない。コーチが間に入ることで、選手同士の意見の交換がスムーズに行くようになります。
——『スト6』になって、これまで以上に盛り上がりを見せ、さまざまなチームが『スト6』部門を建てていますが、そこはいかがでしょうか。
G8Sオーナー:REJECTさんやCrazy RaccoonさんはSFLに参加しているeスポーツチームと比べても大手のチームといえます。特にCrazy Raccoonさんはファンの数だと国内TOPともいえるぐらいのチームで、そして数あるeスポーツチームの中でも特に箱推しのファンが多い印象です。ほかだとZETA DIVISIONさんでしょうか。

今後はそれらのチームに負けないくらいにチームのブランディングをしていき、チームのファンを増やしていかなければならない。それはチームそのもののことだけでなく、リーグ自体のファンの拡大にも繋がると思っています。そのひとつとして安易に強い選手を入れていくのではなく、G8Sとして認識されるような選手を育てて、チームの顔となってほしいですね。
——ありがとうございます。
小田急沿線地域の活性化とeスポーツシーンの盛り上がりに貢献したい——NEUU担当者インタビュー
次はNEUUの担当者である小田急電鉄 まちづくり事業本部新宿プロジェクト推進部課長代理 宮内悠太氏と、小田急電鉄 経営企画本部デジタル変革推進部DXグループ調査役 水落大樹氏に話を聞きました。

▲写真左から宮内悠太氏、水落大樹氏
——まずはNEUUについて教えてください。
宮内悠太氏(以下、宮内):最新技術をハブに、人と人がコミュケーションをする場を目指しています。施設のうりは「VR映画」で、国際映画祭の受賞作など国内外の作品を常時4~5作品視聴できるようになっています。VRに興味があってもVR機器を持っていない人はまだまだ多い印象ですので、NEUUに来ればいつでも誰でも最新の機材やコンテンツを楽しめる、といった場にしていければと思っていますね。

▲小田急ハルクの裏通りにあるNEUU。普段はVRの体験やイベント開催などで使われています
——G8Sのパブリックビューイングを開催する経緯はなんでしょうか。
水落大樹氏(以下、水落):もともとG8Sの選手とは、私的に交流があったんです。そこからG8Sが、ゲームを通じた地域連携イベントなども考えていきたいという話をうかがっていまして——。それならば、鉄道会社として沿線地域にさまざまなアセットやコネクションを持っている我々と何かできないかと感じ、そこから仕事としての対話が始まりました。
そして、今回のSFLのパブリックビューイングの話が具体的に出てきたので、NEUUの運営を担当している宮内に相談をしました。NEUUとしても新たな試みでしたが、既存とは違う層のお客さまにご来場いただけることのメリットも大きいと考え、まずはやってみよう、ということになりました。
——NEUUとしては場所貸しだけでなく、何かパブリックビューイングのための施策とかあるのでしょうか。
宮内:施設の訴求ポイントがVRやARといった技術の部分だけだと、お客さまへの認知の広がりがどうしても限定的になってしまうという課題感を持っていました。eスポーツのパブリックビューイングの開催は今回が初めてですが、集客力もあるしすごい熱量を持ったイベントだとあらためて感じましたね。ゆくゆくはVR機材がそろっていることなどを生かして、たとえばNEUUを起点にリアル会場とVR会場を繋いだイベントができたら面白いなと思っています。
また、今回は初めてということで飲食に関してはソフトドリンクとビールのみの提供でしたが、お仕事終わりで夕食を食べていないお客さまも多いように見受けられましたので、今後はお食事の提供なども検討できればと思います。当社グループにはレストラン業態もありますので、連携できる可能性も十分にありそうですし。デリバリーとの提携でNEUUに来た方とVR会場で見ている方たちが同じものを食べられるようになったら面白いかもしれませんね。
——今後はSFL以外でもパブリックビューイングを開催する予定はあるのでしょうか。
水落:今のところ具体的な計画はありませんが、個人的にはFPSなど対戦格闘ゲーム以外のジャンルでもやってみたいですね。もちろんジャンルを拡げるだけでなく、格ゲー自体ももっと掘り下げて拡げていきたいと思っています。あとは小田急電鉄の沿線でもこのような取り組みを増やして、沿線地域の活性化とeスポーツシーンの盛り上がりに貢献できればうれしいですね。
eスポーツに関心を寄せている沿線地域も多いと聞いているので。もしかしたら、いずれは複数の沿線地域を結んでリアルとオンラインを融合して行うイベントや、ほかの鉄道会社との対抗戦が開催される未来がくるかもしれません。

——鉄道会社は結構eスポーツに関わっていますよね。JR東日本、東京メトロ、京浜急行など。それらとの対抗戦は面白そうですね。
宮内:鉄道会社としては、人々に移動するための目的を持ってもらうことが最も重要なミッションだと思っています。そのためには能動的に移動するための楽しみが必要です。eスポーツにはその要素が十分にあります。
ゆくゆくはNEUUが沿線地域とeスポーツを結びつける聖地のひとつとして認識されるようにやっていきたいです。当面の目標としては、eスポーツのパブリックビューイングの定期開催やファンミーティングなどの交流イベントの開催ですね。
——ありがとうございました。
———
FENNELのチアパーティーの時もそうでしたが、チームが主催するパブリックビューイングは、そのチームの応援に特化するため、一体感と盛り上がりはかなりのものです。
以前のSFLは対戦チームをスタジオに呼んで対戦していましたが、今は昨年のリモート対戦が引き続き行われ、選手は自宅から参加しています。
パブリックビューイングも開催されているのであれば、選手がパブリックビューイングの場で対戦をするサテライト会場的に行うのもいいのではないでしょうか。昨年のSaishunkan SOL 熊本も再春館の社内にて選手が集まり、社員の応援のもと試合に臨んでいました。奇しくも、その試合をきっかけにSaishunkan SOL 熊本は右肩上がりに調子を上げ、準優勝の結果を残しています。目の前で声援を聞きながらプレイするのは選手にとっても励みになることは間違いないので、どのチームも試してみてはいかがでしょうか。
撮影:志田彩香
【岡安学 プロフィール】
eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。さまざまなゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)
Twitter:@digiyas

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ヴァンテージも大幅なバフをもらうアップデートとなっている。ほかのリコンキャラに比べて強みが少なかったので、今回のバフでどれだけ使いやすくなったのか注目したい。ヴァンテージの上半身のヒットボックスを縮小し、キャラクターモデルにより正確に一致するように調整■パッシブアビリティ:スポッターレンズ・敵を最大3人までピンできるように変更・ターゲットにした敵の体力バーが表示されるように・敵との距離が50m以上離れている場合、ピンで位置を明示 (従来は100m)ヴァンテージは、パッシブアビリティが強化され、より遠距離からの索敵が強いレジェンドになった。ただし、クリプトやシア、ブラッドハウンドと違い、自らピンを挿さないと味方に伝えることができない点は注意したい。■戦術アビリティ:エコー配置・ジャンプ後にエコーが自動で帰還するように・ジャンプの発動速度を向上・エコーの初期値および最大飛行可能距離を10m延長・「ダブルジャンプ」をベースキットに統合・ジャンプ後の武器再装備までの時間を0.2秒に短縮 (従来は0.5秒)・ジャンプできるエコーの視野角を拡大簡単にいうと戦術アビリティ「エコー配置」が使いやすくなったということ。今まではジャンプした後もエコーの位置は変わらなかったが、自動で帰還するようになったため、エコーを見失いづらくなった。ジャンプまでの速度も短縮され、距離も伸びたので移動がしやすくなっているのもうれしいポイント。スキルの移動距離が伸びた索敵キャラとなっており、ヒットボックスが小さくなったことで被弾が抑えられ、非常に使いやすくなったと思う。■アルティメットアビリティ:スナイパーのマーク・「アルティメット・リロード」のアップグレードをベースキットに統合・レーザーはヴァンテージが発射するまで表示されないように変更・レーザーの持続時間は15秒に(各射撃でリフレッシュ)・レーザーが照準をより正確に反映するように改善この変更で一番うれしいポイントはレーザーが表示されなくなったという点。今まではヴァンテージがアルティメットをのぞくだけでレーザーが表示され、他プレーヤーに見られていることが丸分かりだった。しかし、このレーザーが見えなくなったことで、敵が見られていることに気づきづらくなり、アルティメットの初弾が当てやすくなった。1発撃ったとはレーザーが表示され、今までと同じ仕様になるのだが、1発当てられるだけでも戦闘で有利になるため、非常に大きな変更だと感じた。■アップグレード:レベル 2・NEW コントロールマイプレー: リングコンソールの使用とゾーンオーバーチャージに対応・NEW マーク改善: マークされた敵のアイコンが壁越しに表示され、短時間ハイライトされ、体力バーも分隊に共有される■アップグレード:レベル 3・NEW 戦術アビリティ クールダウン:戦術アビリティのクールダウンを5秒短縮・NEW スナイパーカバー:「スナイパーのマーク」使用時にガンシールドを追加「コントロールマイプレー」はコントローラーのパークを獲得できるという効果。コントローラーの能力が代わりに得られるため、パーティーにコントローラーキャラがいない場合は取ってもいいかもしれません。「マーク改善」はアルティメット「スナイパーのマーク」で付与したマークが見やすくなる効果。マークされた敵を壁越しにも見ることができ、短時間ハイライトしたり、体力バーを表示したりと起点作りに適したパークになった。「戦術アビリティ クールダウン」はその名の通り、戦術アビリティのクールダウンを5秒短縮する効果。戦術アビリティを使って高所を取ったり、移動を頻繁に行うプレーヤーにおすすめのパークだ。「スナイパーカバー」はアルティメット「スナイパーのマーク」使用時にガンシールドを付与する効果。ガンシールドがあると撃ち合いがそのシールド分有利になるため、遠距離での撃ち合いが非常に強くなる。アッシュはダッシュが頻繁に使えるように! アッシュは少ない変更点ながら、バフをもらったアップデートになっている。パッシブアビリティ「ダッシュ」のクールダウンが10秒から8秒へと変更され、より頻繁に使えるようになった。■パッシブアビリティ:ダッシュのクールダウンを8秒に短縮(従来は10秒)■戦術アビリティ: 強く引っ張られる状況(移動系アビリティ使用中など)でのテザーの強度をわずかに減少■アップグレード:レベル 2・デュアルティア: レベル2へ移動・NEW チャージノック:ノック時にHP回復を獲得■アップグレード:レベル 3・機械仕掛けの亡霊:消去・グリーディースネアとツインスネア:レベル3へ移動アッシュは少ない変更点ながら、バフをもらったアップデートになっている。パッシブアビリティ「ダッシュ」のクールダウンが10秒から8秒へと変更され、より頻繁に使えるようになった。そしてアッシュで最も大きな変更点がパーク効果だ。アルティメット「フェーズティア」が2回使えるようになる「デュアルティア」がレベル2で獲得できるようになり、チーム全体の機動力が高くなった。また、新たに追加された「チャージノック」も敵をノックダウンさせるとHP回復を獲得できる効果となっていて、キルムーブが好きなプレーヤーにおすすめのパークとなっている。まとめ 今回注目したいのがワットソン、ヴァンテージの変更点だ。ワットソンは仕様変更と純粋な強化をもらったことで、室内の守りがしやすくなり、サポートクラスと同様の効果も得られることで味方のカバーを主体としたサポートキャラへと変貌した。こちらは競技シーンでも使われる機会が増えると思う。また、ヴァンテージは敵の位置を味方に共有しやすくなり、自身の戦術アビリティも使いやすくなるため、ランクマッチでのピック率は上がると思われる。ただし、競技シーンではあまり使われないと思う。このほかにも細かな調整が行われており、ワットソン、ヴァンテージのバフが環境にどれだけ影響を及ぼすのか注目したい。■関連リンク公式サイト:https://www.ea.com/ja/games/apex-legends/apex-legends編集:いのかわゆう【フリーダム山中プロフィール】2022年より活動を始めた新人ライター。RPGやアクション、シューティングなど、さまざまなジャンルのゲームを愛している。最近では『VALORANT』や『Apex Legends』、『リーグ・オブ・レジェンド』などの競技シーンを視聴しており、暇さえあれば日本の大会だけでなく、海外の大会も見るほど競技シーンが好き。
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- 【結果速報 6月16日】CEO 2025 スト6部門優勝はDRX 🇰🇷Leshar!——日本勢はFAV りゅうきちが躍進しTOP 5へ
- 2025年6月13日(金)〜15日(日)に格闘ゲームのeスポーツ大会「Community Effort Orlando 2025(CEO 2025)」がアメリカ・フロリダ州オーランドにて開催。「CEO 2025」は『ストリートファイター6(スト6)』をはじめとする、多くの格闘ゲームが競技タイトルとなっている大型大会で、一部のタイトルは世界大会や、7月サウジアラビアで開催される「Esports World Cup 2025(EWC 2025)」の出場権がかかった予選にもなっているため、多くの日本人選手が出場している。スト6部門は、年間王者を決める世界大会「カプコンカップ 12」のポイントが獲得できる「カプコンプロツアー 2025(CPT 2025)」のプレミア大会に位置づけられ、またEWC 2025の出場権が得られる大会となっている。最終日のDay 3では、TOP 48からスタート。ウメハラ、ときど、ひぐちなど、多くの日本勢が出場したが、TOP 8まで残った選手はFAV gaming所属のりゅうきちのみと、海外勢の躍進が止まらない結果となった。さらにTOP 8には🇧🇷NotPedro(19歳)や🇨🇱Craime(14歳)といった10代の選手も活躍。ニュージェネレーションとベテラン勢が入り乱れる白熱の試合は必見だ。▲TOP 8トーナメント表 Community Effort Orlando 2025(CEO 2025)とはCEO Gaming, Inc.が主催するアメリカのオフライン格闘ゲーム大会で、『スト6』を含む複数のタイトルが競技として開催されるイベント。2025年のスト6部門では「カプコンプロツアー 2025(CPT 2025)」のプレミア大会として位置づけられていて、837人のプレーヤーが参加している。また成績上位2名は「EWC 2025」の出場権も獲得できるため、多くの日本人選手が参加している注目の大会でもある。なおCEOの大会会場はプロレスのリングのようなステージがあり、その上で対戦をするという演出が特徴だ。https://ceogaming.org CEO 2025 結果発表 決勝戦は韓国勢同士の戦い。冷静沈着な🇰🇷Lesharに対し、ルーザーズからはい上がってきた🇰🇷NLが大胆で強気な攻めで勝ち星を重ねる。ルーザーズ側が勝利し試合はリセットからの再戦になったが、使用キャラを舞から、ED、テリーへと変えながら戦った🇰🇷Lesharの作戦が刺さり、3:2で🇰🇷Lesharが優勝した。順位所属チーム|選手名1 DRX|🇰🇷Leshar(れしゃー) 2 Falcons|🇰🇷NL(えねる) 3 FLY|🇺🇸Punk(ぱんく) 4 KSG|🇨🇳Zhen(ぜん) 5 FAV|🇯🇵りゅうきち 5 BLK|🇨🇱Craime(くらいめ) 7 Karmine Corp|🇫🇷Kilzyou(きるずゆー) 7 E1Sports|🇧🇷NotPedro(のっとぺどろ) なお、本大会で優勝した🇰🇷Lesharはすでに5月24日(土)〜26日(月)に開催された「COMBO BREAKER 2025」にて、「カプコンカップ 12」の出場権を獲得しているので、繰り上がりで2位の🇰🇷NLが出場権を獲得した。さらに450ポイントを獲得しているりゅうきちは現状獲得ポイント1位で一歩駒を進めた。ちなみに「カプコンカップ 12」の出場権は、年間通して開催される「カプコンプロツアー 2025(CPT 2025)」のプレミア大会で優勝するか、同大会で獲得できるポイント上位6名が獲得できる。また、上位2名に与えられる「EWC 2025」の出場権だが、TOP 8に進出した選手のうち、🇨🇳Zhen、🇫🇷Kilzyou、🇧🇷NotPedro、🇨🇱Craime以外は、すでに別の大会で出場権を獲得しているため、4位の🇨🇳Zhen、5位の🇨🇱Craimeが繰り上がりで「EWC 2025」の出場権を獲得した。🏆CAPCOM Pro Tour 2025 Premier📍CEO 2025👑Champion👑DRX | LESHAR(@leshar15 )圧巻の2連覇を成し遂げた。 https://t.co/zfzuDdFnq7 pic.twitter.com/IrxnExeQTK— CAPCOM eSports (@CAPCOM_eSports) June 16, 2025 配信URL 【日本語実況】CEO2025 - Day1 「CAPCOM Pro Tour 2025 Premier」:https://www.youtube.com/live/b87KihRpAdM?si=OoJF24if1W2NhFGt【日本語実況】CEO2025 - Day2 Part1「CAPCOM Pro Tour 2025 Premier」:https://www.youtube.com/live/jjqpDMjSO-s?si=-v0wbxUP2Zi1WKZT【日本語実況】CEO2025 - Day2 Part2「CAPCOM Pro Tour 2025 Premier」:https://www.youtube.com/live/IIL9rCpY8mk?si=2GghAFrSAEmbBydS【日本語実況】CEO2025 - Day3 Part1「CAPCOM Pro Tour 2025 Premier」:https://www.youtube.com/live/qKR-yuvKkbA?si=Qi_H3brDZ1bso5ZV【日本語実況】CEO2025 - Day3 Part2「CAPCOM Pro Tour 2025 Premier」:https://www.youtube.com/live/S2vazELSnnk?si=2kVpWaMKFyQ7C0nb■関連リンクstart.gg:https://www.start.gg/tournament/ceo-2025-6/event/street-fighter-6/overview© CAPCOM
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- 【大会レポート】『eFootball』の公式大会「eJリーグ eFootball™ 2025シーズン」優勝はFC町田ゼルビア
- 『eFootball』の公式大会「eJリーグ eFootball™ 2025シーズン」の決勝大会が2025年6月7日(土)に開催され、FC町田ゼルビアが初優勝を飾った。eJリーグ eFootball™ 2025シーズンとは誰でも参加可能な、J1・J2の全40クラブの頂点を決める公式eスポーツ大会。決勝大会は、厳しい予選を勝ち上がった16クラブのトーナメント戦となり、モバイル部門・PlayStation®部門の代表選手1名がそれぞれ対戦。トータルスコアで優勝クラブを決定する。 <以下、ニュースリリースより>「eJリーグ eFootball™ 2025シーズン」FC町田ゼルビアが初優勝を飾る 公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(以下、Jリーグ)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、KONAMI)は、基本プレー無料でPC、モバイル、家庭用で配信中の『eFootball™』を競技タイトルとした公式eスポーツ大会「eJリーグ eFootball™ 2025シーズン」の決勝大会を6月7日(土)に開催し、FC町田ゼルビアが初優勝を決めたことをお知らせします。 「eJリーグ eFootball™ 2025シーズン」は、JリーグとKONAMIが共同開催する『eFootball™』ユーザーなら誰でも参加可能な、J1・J2の全40クラブの頂点を決める公式eスポーツ大会。決勝大会は、厳しい予選を勝ち上がった16クラブのトーナメント戦となり、モバイル部門・PlayStation®部門の代表選手1名がそれぞれ対戦。トータルスコアで優勝クラブを決定しました。 決勝戦では、FC町田ゼルビアとアビスパ福岡が対戦。モバイル部門のFC町田ゼルビア・行徳 慎太郎選手が前半39分に先制すると、立て続けに2点を奪う猛攻で3-0の勝利を収め、影山 昭平選手にバトンを渡しました。 大量リードのアドバンテージをもって臨んだPlayStation®部門のFC町田ゼルビア・影山 昭平選手は、昨年の世界王者らしい試合巧者の試合運びを見せ、試合を完璧にコントロール。 1点を追加して、トータルスコア4-0で初の栄冠を手にしました。 見事、J1・J2全40クラブの頂点に輝いたFC町田ゼルビアの行徳 慎太郎選手、影山 昭平選手は、7月21日(月・祝日)にベルサール渋谷ガーデン(東京都渋谷区)で開催予定の『eFootball™』世界No.1プレーヤーを決める「eFootball™ Championship 2025 World Finals」(以下、World Finals)への出場権を獲得しました。 J1・J2全40クラブの頂点に次ぎ、「世界No.1プレーヤー」の称号を目指し、世界中の猛者たちと対戦する両選手にご注目ください。「eJリーグ eFootball™ 2025シーズン」 決勝大会アーカイブ 初の「eJリーグ」制覇を果たしたFC町田ゼルビア行徳 慎太郎選手、影山 昭平選手のコメント 行徳 慎太郎選手(モバイル部門) 驚きとうれしさが大きいです。『eFootball™』プレーヤーとオフラインで対戦できていい大会だったと思いますし、勝てて良かったです。 準々決勝、準決勝で勝利を収められず影山 昭平選手に助けてもらったので借りを返せてよかったです。影山 昭平選手(PlayStation®部門) 大会を通してゲームプランが良かったと思います。決勝戦も主役になれるチャンスかと思いましたが、行徳 慎太郎選手に見せ場を持っていかれたのでなるべく相手に何もさせず試合を終わらせようとしました。勝ちにはこだわっていたので勝てて良かったです。決勝大会トーナメント表 『eFootball™』とは 長年多くのお客様に支えられてきた「ウイニングイレブン」は、大きく飛躍する本作への決意をこめて、新たなブランド名『eFootball™』として生まれ変わりました。PlayStation®5版を含め対応するすべてのデバイスで“基本プレー無料”で遊べるようになるなど、ゲームプレーや遊び方を一新しました。現実の試合で活躍した選手や注目リーグの選手、サッカー史に名を刻むレジェンド選手などを獲得・育成して”自分だけ”のオリジナルチームで戦う「ドリームチーム」で楽しめるほか、オンラインで最大3vs3の協力プレーが楽しめる「Co-op」で“熱狂”を体感できます。eFootball™公式サイト: https://www.konami.com/efootball/ja/ 公式Xアカウント: @we_konami ************************************************************* タイトル:eFootball™ メーカー:KONAMI ジャンル:サッカー 配信日:2024年9月12日 希望小売価格:基本プレー無料(アイテム課金制) 対応機種: ■家庭用版:PlayStation®5、PlayStation®4、Xbox Series X|S、Xbox One ■PC版:Windows、Steam® ■モバイル版:iOS、Android 権利表記: All copyrights or trademarks are the property of their respective owners and are used under license. ©J.LEAGUE ©Konami Digital Entertainment Unreal® is a trademark or registered trademark of Epic Games, Inc. in the United States of America and elsewhere adidas, the 3-Bars logo, the 3-Stripe trade mark, Predator are registered trade marks of the adidas Group, used with permission. "eFootball"、"e-Football"、"eサッカー"、"e-サッカー"および"eFootballロゴ"は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの日本およびその他の国と地域における登録商標または商標です。
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- 【結果速報 6月8日】勝負を決めたのはわずか一度の集団戦!「LCP 2025 Mid Season」はCFOが連覇 GAMとともに「MSI 2025」に挑む
- 『リーグ・オブ・レジェンド』のアジア太平洋リーグ「LCP Mid Season」のプレーオフトーナメント「Qualifying Series」の決勝戦が6月8日(日)に行われ、台北のCTBC Flying Oyster(CFO)がベトナムのGAM Esportsを下し、優勝を果たした。CFOは「LCP 2025 Season Kickoff」に続き2連覇となった。「Qualifying Series」は、5月30日(金)〜6月8日(日)の3週にわたって開催。ラウンド2以降は一度敗退してもロワーブラケットから逆転のチャンスが与えられるシステムとなっている。Finalsは、全勝で勝ち進んできた王者CFOと、ロワーブラケットでTeam Secret WhalesとTALONを下してきたGAMの対決。GAMは一度2-1でCFOに負けているが、ここまでの対戦経験をもってリベンジを狙う。集団戦に強いGAMに対してCFOはじわじわとマップを制圧していく戦い方が特徴だが、ゲーム1はCFO、ゲーム2はGAMと、シーソーゲームで2-2のイーブンに。フィアレスドラフトでバンピックの枠も消えていく中で、最終ゲーム5では一転、1-1のまま互いにキルが生まれないゆっくりした展開になっていく。しかし30分過ぎ、CFOのミッドのHonQがへクステックロケットベルトからキャリーを落とすと、そのままCFOが集団戦を勝利。この一度の集団戦からそのままネクサスを破壊。ここまでの4ゲームとはまったく異なる、水面下でのせめぎ合いと一瞬の判断から勝負が決まった。LCP Mid Season Qualifying Series Finals リザルト ゲーム1 CFO勝利ゲーム2 GAM勝利ゲーム3 CFO勝利ゲーム4 GAM勝利ゲーム5 CFO勝利最終結果「MSI 2025」は6月27日(金)より この結果により、LCP代表としてCFOが第1シード、GAMが第2シードで「MSI 2025」への出場が決定。「MSI 2025」は6月27日(金)~7月12日(土)にかけて、カナダ・バンクーバーにて行われる。試合の配信時間は日本時間の早朝4時頃からとなる予定だ。© 2025 Riot Games, Inc. Used With Permission■関連SNSLoLEsports:https://lolesports.com/ja-JP/■配信URLTwitch:https://www.twitch.tv/riotgamesjpYouTube:https://www.youtube.com/LoLeSportsJP