株式会社ゲームエイジ総研が、ゲーム実況動画の視聴状況を調査。ゲーマーがもっとも見ている配信者、もっとも見ているタイトルが明らかとなった。
<以下、ニュースリリースより>
以前は一部の限られたゲーマーだけが楽しんでいた“ゲーム実況”というゲームの遊び方ですが、今やゲーム機に標準でゲーム動画を配信する機能が搭載されるなど、誰でも気軽に楽しめる遊び方になりました。また視聴はYouTubeやニコニコ動画、Twitchなどの動画配信サイトや、昨今では地上波でもゲーム実況動画などが放映されるようになってきました。 そこでどんなゲーム実況者や実況タイトルが観られているのかを調査しました。
株式会社ゲームエイジ総研(代表取締役社長:光井誠一)は、国内唯一の「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」としてさまざまな分析を行って参りました。昨今、世界中で話題となっているVRやeスポーツといった、いわゆるゲームの枠にとどまらない新たな“エンタテイメント”の隆盛により、旧来のゲーム市場は過渡期を迎えています。そのため、改めて現在の“ゲーマーとは?”をテーマに、ゲーマーのライフスタイルを掘り下げる分析を、継続して実施していきます。
初めに、2020年にゲーム実況を地上波や動画配信サイトで観たかを聞いてみると、29.8%のゲーマーが観たと回答しました。【グラフ1.】

ニコニコ動画やYouTubeといったインターネットの動画投稿サイトでの視聴が多くを占めていますが、今年は地上波でゲーム番組などで放送される機会も増え、比較的ライトなゲーマーでも受動的に楽しめるようになっています。今年1年でゲーム実況がより身近なものになっていることがうかがえます。
そこで、ゲーマーに、今年最もよく観たゲーム実況者について調査を行った結果をランキング形式にしてみました。

1位は「キヨ」、2位「ヒカキン」、3位「2BRO.(兄者弟者)」という結果になりました。
2020年に最も観たゲーム実況者1位の「キヨ」は2009年頃からゲーム実況を行っているゲーム実況者です。またゲーム実況ユニット「最終兵器俺達」のメンバーのひとりでもあります。ニコニコ動画に動画を投稿するところからキャリアを始め、ニコニコ公式生放送などにも多数出演している人気実況者のひとりで、YouTubeのチャンネル登録者数は2020年12月現在で286万人となっています。
観た理由を聞いてみると、「声がいい、トークが面白い(男性/27歳)」、「ゲームスキルとトークがうまいから(女性/22歳)」のように、その高いトーク力からファンになるゲーマーが多いようです。
2位の「HIKAKIN」は2006年頃から活動しているYouTuberです。YouTubeのメインチャンネルのチャンネル登録数は880万人となっており、日本を代表するYouTuberの1人です。商品レビューからゲーム実況まで幅広い動画を投稿しています。観た理由では「メジャーなチャンネルだから(11歳/女性)」、「有名人だから(29歳/女性)」と、人気だから動画をチェックするという意見がみられました。また「子どもが観ていた(43歳/男性)」、「お母さんが見ているから(12歳/男性)」のように家族の誰もが安心して見られる動画ということも人気の理由の1つのようです。
3位の「2BRO.(兄者弟者)」は、兄者、弟者、おついちの3人で構成されているYouTuberです。2010年頃から活動しており、2020年12月現在のチャンネル登録者数は293万人です。ファミ通・電撃ゲームアワード2019のベストストリーマー部門にノミネートされたこともあります。また企業とのタイアップ実績も多く、公式番組などに出演することも多いYouTuberです。
「内容はあまりわからなくても声がいいから見てしまう。面白そうに見えてくる。(35歳/女性)」、「声がいいし面白いし、不愉快な話をしないから(41歳/女性)」のように、渋く落ち着いた声が特徴的で、ゲームスキルの高さのほか、声質が人気の理由のひとつであることがわかります。また「リアクションが楽しくゲームのチョイスが様々だから(42歳/女性)」、「ゲームのチョイスが面白く掛け合いも面白い(29歳/女性)」というようにコアゲーマーである彼らだからこそできるゲームのチョイスも視聴者を惹きつけていることがわかります。
次に、今年最も実況を観たゲームタイトルのランキングです。

1位は「あつまれ どうぶつの森」、2位「マインクラフト(Minecraft)」、3位「 フォートナイト(Fortnite)」でした。
1位の「あつまれ どうぶつの森」は任天堂より2020年3月に20日に発売されたNintendo Switch用のタイトルです。プレーヤーは無人島に移住して自由気ままな生活をし、移住してきたどうぶつ達と交流を楽しみます。またオンライン機能にも対応しており、ともだちの島に遊びに行くといったようなソーシャル要素も盛り込まれています。
このタイトルの実況動画を観た理由では、「いろんな島の実況を見たいと思ったから(23歳/女性)」、「島を開拓していく過程が、個性が出て面白いから(21歳/)」というような意見が見られました。また「まわりで流行っているから(16歳/女性)」「話題になっているゲームだから。(16歳/女性)」のように、トレンドチェックという意味で実況動画を観るゲーマーも多いようです。
2位の「マインクラフト(Minecraft)」は2009年5月にPCでリリースされ、その後家庭用ゲーム機などさまざまなプラットフォームで発売されたタイトルです。サンドボックスと呼ばれるジャンルのゲームで、プレーヤーは建物を作ったり、サバイバル生活を送ったりと、ストーリークリアのような明確な目的がなく、自由に遊べるタイトルです。また本作も他のプレーヤーと同じ世界で遊ぶマルチプレイ機能が搭載されています。
このタイトルの実況動画を観た理由としては「実況者によってアイデアが面白いし沢山チャンネルがあるから(47歳/女性)」、「マイクラでの企画が面白いから(17歳/女性)」のように自由に遊べるゲームという特徴から、実況者毎に異なる遊ばれ方をしているのが視聴者の注目を集めているようです。また「自分もプレイしているから(53歳/男性)」、「自分がやっているゲームだから(16歳/男性)」のように、自分がプレイしているゲームを実況者がどのようにプレイしているか、を見て楽しんでいるファンも多いようです。
3位の「フォートナイト(Fortnite)」は2017年7月に配信されたサードパーソン・シューティングゲームです。その中でも基本プレイ無料で遊べるバトルロイヤルモードが人気の作品です。バトルの中で建物を作って足場にしたり、弾除けの壁を作ることができる要素が特徴的な作品です。また音楽アーティストによるゲーム内ライブイベントなども話題になりました。
こちらの作品は競技性も高いことから「レベルの高い人のプレイ動画を見て参考にしていたから(31歳/男性)」、「ゲームプレイの参考にするため(48歳/男性)」などのように実況者のレベルの高いプレイを参考にしている意見がありました。
ゲームを実況する、実況を観るという楽しみ方は今や当たり前の楽しみ方になりました。タレントやお笑い芸人もゲーム実況者として参戦しており、今後もゲーム実況を楽しむ視聴者の数は増えていくことでしょう。また、企業側もゲーム実況者にゲームをプレイしてもらいゲームの魅力を視聴者に伝えていくというプロモーションも当たり前のものになってきました。
この活況のゲーム実況の市場は今後もさまざまなかたちで、さらに拡大することでしょう。
<以下、ニュースリリースより>
トレンドチェックという意味で実況動画を観るゲーマーも
以前は一部の限られたゲーマーだけが楽しんでいた“ゲーム実況”というゲームの遊び方ですが、今やゲーム機に標準でゲーム動画を配信する機能が搭載されるなど、誰でも気軽に楽しめる遊び方になりました。また視聴はYouTubeやニコニコ動画、Twitchなどの動画配信サイトや、昨今では地上波でもゲーム実況動画などが放映されるようになってきました。 そこでどんなゲーム実況者や実況タイトルが観られているのかを調査しました。
株式会社ゲームエイジ総研(代表取締役社長:光井誠一)は、国内唯一の「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」としてさまざまな分析を行って参りました。昨今、世界中で話題となっているVRやeスポーツといった、いわゆるゲームの枠にとどまらない新たな“エンタテイメント”の隆盛により、旧来のゲーム市場は過渡期を迎えています。そのため、改めて現在の“ゲーマーとは?”をテーマに、ゲーマーのライフスタイルを掘り下げる分析を、継続して実施していきます。
【調査結果サマリー】
■2020年にゲーム実況動画を見たことがあるゲーマーは29.8%
⇒ゲーマーの約1/3が今年何らかのゲーム実況を観ているという結果に
■最もよく見たゲーム実況者1位は「キヨ」。2位「HIKAKIN」、3位「2BRO.(兄者弟者)」
⇒「キヨ」はゲームスキルに加え、高いトーク力が人気の要因
⇒「HIKAKIN」は家族で安心して見られるのが人気実況者の理由のひとつ
■最も実況を観たゲームタイトル1位は「あつまれ どうぶつの森」2位「マインクラフト(Minecraft)」、3位「 フォートナイト(Fortnite)」
⇒トレンドチェックという意味で実況動画を観ているゲーマーも
⇒実況者のゲームプレイを自分のゲームプレイの参考にするための視聴も多い
■2020年にゲーム実況動画を見たことがあるゲーマーは29.8%
⇒ゲーマーの約1/3が今年何らかのゲーム実況を観ているという結果に
■最もよく見たゲーム実況者1位は「キヨ」。2位「HIKAKIN」、3位「2BRO.(兄者弟者)」
⇒「キヨ」はゲームスキルに加え、高いトーク力が人気の要因
⇒「HIKAKIN」は家族で安心して見られるのが人気実況者の理由のひとつ
■最も実況を観たゲームタイトル1位は「あつまれ どうぶつの森」2位「マインクラフト(Minecraft)」、3位「 フォートナイト(Fortnite)」
⇒トレンドチェックという意味で実況動画を観ているゲーマーも
⇒実況者のゲームプレイを自分のゲームプレイの参考にするための視聴も多い
【利用データ】
調査対象:全国10~50代男女、何らかのゲームをプレイしている人
サンプル数:3,022
調査時期:2020年12月
調査手法:インターネット調査
調査対象:全国10~50代男女、何らかのゲームをプレイしている人
サンプル数:3,022
調査時期:2020年12月
調査手法:インターネット調査
2020年になんらかのゲーム実況動画を見たことがあるゲーマーは29.8%
初めに、2020年にゲーム実況を地上波や動画配信サイトで観たかを聞いてみると、29.8%のゲーマーが観たと回答しました。【グラフ1.】

ニコニコ動画やYouTubeといったインターネットの動画投稿サイトでの視聴が多くを占めていますが、今年は地上波でゲーム番組などで放送される機会も増え、比較的ライトなゲーマーでも受動的に楽しめるようになっています。今年1年でゲーム実況がより身近なものになっていることがうかがえます。
2020年に最もよく見たゲーム実況者は「キヨ」
そこで、ゲーマーに、今年最もよく観たゲーム実況者について調査を行った結果をランキング形式にしてみました。

1位は「キヨ」、2位「ヒカキン」、3位「2BRO.(兄者弟者)」という結果になりました。
2020年に最も観たゲーム実況者1位の「キヨ」は2009年頃からゲーム実況を行っているゲーム実況者です。またゲーム実況ユニット「最終兵器俺達」のメンバーのひとりでもあります。ニコニコ動画に動画を投稿するところからキャリアを始め、ニコニコ公式生放送などにも多数出演している人気実況者のひとりで、YouTubeのチャンネル登録者数は2020年12月現在で286万人となっています。
観た理由を聞いてみると、「声がいい、トークが面白い(男性/27歳)」、「ゲームスキルとトークがうまいから(女性/22歳)」のように、その高いトーク力からファンになるゲーマーが多いようです。
2位の「HIKAKIN」は2006年頃から活動しているYouTuberです。YouTubeのメインチャンネルのチャンネル登録数は880万人となっており、日本を代表するYouTuberの1人です。商品レビューからゲーム実況まで幅広い動画を投稿しています。観た理由では「メジャーなチャンネルだから(11歳/女性)」、「有名人だから(29歳/女性)」と、人気だから動画をチェックするという意見がみられました。また「子どもが観ていた(43歳/男性)」、「お母さんが見ているから(12歳/男性)」のように家族の誰もが安心して見られる動画ということも人気の理由の1つのようです。
3位の「2BRO.(兄者弟者)」は、兄者、弟者、おついちの3人で構成されているYouTuberです。2010年頃から活動しており、2020年12月現在のチャンネル登録者数は293万人です。ファミ通・電撃ゲームアワード2019のベストストリーマー部門にノミネートされたこともあります。また企業とのタイアップ実績も多く、公式番組などに出演することも多いYouTuberです。
「内容はあまりわからなくても声がいいから見てしまう。面白そうに見えてくる。(35歳/女性)」、「声がいいし面白いし、不愉快な話をしないから(41歳/女性)」のように、渋く落ち着いた声が特徴的で、ゲームスキルの高さのほか、声質が人気の理由のひとつであることがわかります。また「リアクションが楽しくゲームのチョイスが様々だから(42歳/女性)」、「ゲームのチョイスが面白く掛け合いも面白い(29歳/女性)」というようにコアゲーマーである彼らだからこそできるゲームのチョイスも視聴者を惹きつけていることがわかります。
2020年に最も実況を観たゲームタイトルは「あつまれ どうぶつの森」
次に、今年最も実況を観たゲームタイトルのランキングです。

1位は「あつまれ どうぶつの森」、2位「マインクラフト(Minecraft)」、3位「 フォートナイト(Fortnite)」でした。
1位の「あつまれ どうぶつの森」は任天堂より2020年3月に20日に発売されたNintendo Switch用のタイトルです。プレーヤーは無人島に移住して自由気ままな生活をし、移住してきたどうぶつ達と交流を楽しみます。またオンライン機能にも対応しており、ともだちの島に遊びに行くといったようなソーシャル要素も盛り込まれています。
このタイトルの実況動画を観た理由では、「いろんな島の実況を見たいと思ったから(23歳/女性)」、「島を開拓していく過程が、個性が出て面白いから(21歳/)」というような意見が見られました。また「まわりで流行っているから(16歳/女性)」「話題になっているゲームだから。(16歳/女性)」のように、トレンドチェックという意味で実況動画を観るゲーマーも多いようです。
2位の「マインクラフト(Minecraft)」は2009年5月にPCでリリースされ、その後家庭用ゲーム機などさまざまなプラットフォームで発売されたタイトルです。サンドボックスと呼ばれるジャンルのゲームで、プレーヤーは建物を作ったり、サバイバル生活を送ったりと、ストーリークリアのような明確な目的がなく、自由に遊べるタイトルです。また本作も他のプレーヤーと同じ世界で遊ぶマルチプレイ機能が搭載されています。
このタイトルの実況動画を観た理由としては「実況者によってアイデアが面白いし沢山チャンネルがあるから(47歳/女性)」、「マイクラでの企画が面白いから(17歳/女性)」のように自由に遊べるゲームという特徴から、実況者毎に異なる遊ばれ方をしているのが視聴者の注目を集めているようです。また「自分もプレイしているから(53歳/男性)」、「自分がやっているゲームだから(16歳/男性)」のように、自分がプレイしているゲームを実況者がどのようにプレイしているか、を見て楽しんでいるファンも多いようです。
3位の「フォートナイト(Fortnite)」は2017年7月に配信されたサードパーソン・シューティングゲームです。その中でも基本プレイ無料で遊べるバトルロイヤルモードが人気の作品です。バトルの中で建物を作って足場にしたり、弾除けの壁を作ることができる要素が特徴的な作品です。また音楽アーティストによるゲーム内ライブイベントなども話題になりました。
こちらの作品は競技性も高いことから「レベルの高い人のプレイ動画を見て参考にしていたから(31歳/男性)」、「ゲームプレイの参考にするため(48歳/男性)」などのように実況者のレベルの高いプレイを参考にしている意見がありました。
ゲームを実況する、実況を観るという楽しみ方は今や当たり前の楽しみ方になりました。タレントやお笑い芸人もゲーム実況者として参戦しており、今後もゲーム実況を楽しむ視聴者の数は増えていくことでしょう。また、企業側もゲーム実況者にゲームをプレイしてもらいゲームの魅力を視聴者に伝えていくというプロモーションも当たり前のものになってきました。
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- 【国内販売を強化】老舗ゲーミングギアブランドSteelSeriesがSB C&Sと販売代理店契約を締結。ユーザー向けのサポート窓口も開設!
- SB C&S株式会社がプロも愛用するゲーミングギアブランドSteelSeriesと販売代理店契約を締結。ユーザー向けのサポート窓口を2月1日(水)より開設した。SoftBank SELECTION オンラインショップやAmazon、全国の大手家電量販店でより多くのSteelSeries製品が購入しやすくなりそうだ。<以下、ニュースリリースより>ゲーミング業界やeスポーツ業界の多彩なニーズにお応え SB C&S株式会社(以下、「SB C&S」)は、デンマークで創業し、eスポーツとプロフェッショナルゲーミング業界の推進力となり、さまざまな“業界初”を成し遂げているSteelSeries ApS(本社:デンマーク コペンハーゲン、CEO:Ehtisham Rabbani)と日本国内における販売代理店契約を締結し、ユーザー向けのサポート窓口を2023年2月1日に開設します。 SteelSeries(スティールシリーズ)は、2001年にデンマークのコペンハーゲンで、品質や技術、機能性に優れた製品を生み出すゲーミングギアブランドとして創業しました。2002年には、業界では初めてeスポーツプロプレイヤーのスポンサーとなり、その後もプロチーム専用製品を開発するなど、ゲーム業界の発展と世界各地のゲーマーのサポートに力を尽くしている元祖eスポーツブランドです。 SB C&Sは、SoftBank SELECTION オンラインショップやAmazon、全国の大手家電量販店(一部店舗を除く)などでの販売を開始するとともに、このたび国内ユーザー向けのサポート窓口を開設します。日本国内の多くの方がSteelSeries製品をお求めやすい環境を提供し、今後もゲーミング業界やeスポーツ業界の多彩なニーズにお応えしていきます。【製品に関するお問い合わせ】SteelSeriesお客様窓口 ・お問い合わせフォーム: https://gp.supportweb.jp/ ・サポート窓口電話番号: 0800-888-2012 ・営業時間:午前10時~午後7時(特定休業日を除き年中無休)SteelSeriesについて SteelSeriesは、2001年にデンマークのコペンハーゲンで創業。品質、技術、機能性にフォーカスするゲーミングギアブランドです。創業当時に発表した業界初ゲーミングマウスパッドはじめ、ヘッドセット、キーボード、マウスを主要製品として展開し、「FOR GLORY」をモットーに、一般ユーザーからプロゲーマーまで、さまざまなゲームレベルのパフォーマンス向上および、競技の勝利に貢献する製品開発を行っています。また、eスポーツ業界へのイノベーションを数多く実現し、2002年に業界では初めてeスポーツ選手とのコラボレーションや、eスポーツイベントへのスポンサーに就任。さらに2004年以降に業界初のゲーミングヘッドセットや業界初のメカニカルゲーミングキーボードの発表をするなど、さまざまな業界初を成し遂げており、eスポーツ文化へのサポート活動を積極的に行っています。SteelSeries公式サイト: https://jp.steelseries.com ●SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。 ●その他、このお知らせに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。