皆さんこんにちは! 『LoL』ライターのねむしです。
今回は先日行われました「LJL 2023 Summer Split」の決勝戦、DetonatioN FocusMe(DFM) vs Fukuoka SoftBank Hawks Gaming(SHG)戦についてのレポート記事になります!
僕は私用で生観戦は叶いませんでしたが、幕張メッセで生で観た人はさぞや熱狂のさなかにあったと思います。それほどの大激戦を演じてくれました!
世界戦の切符を手にしたのはDFMとなりましたが、その決め手はなんだったのか、マッチごとに解説していきます。

1試合目はお互い2DPS構成ながら、Yutapon選手のサイオンに全幅の信頼を置きスノーボールに寄せたDFM、スケールで上回ったタイミングでワンピックを狙えるSHGという形に。
後半のサイオンはアジール/アフェリオス構成に無力そのもの。DFMは、彼らのアイテムが出そろうまでに試合を決定づける必要があります。
結果としては、Harp選手のブリッツクランクが強烈だったというのはもちろん、それに対するリスペクトが足らず、SHG側でビジョンが共有できていなかったように感じました。
注目なのは以下のシーン。

9:20の場面、Aria選手をうまくベイトし、MIDのヘルス有利を得たSHG。これによりテンポ(アクションを先に起こす権利)を得たSHGは、悠々とドラゴンに向かいます。

……が、DFMのヘラルド討伐に対して、SHGはドラゴンではなくBOTのタワープレート2枚とゴーレムを選択します。これはJGとADCの圧力を強める点と、ドラゴン討伐そのものを遅らせることでレイトゲームに行きやすくする2つの狙いが感じられました。
これにより、アイテムが出そろった後でオブジェクトファイトをすることができるようになりました。しかし……。

Harp選手のフラッシュ→Eからのキャッチが炸裂し、フラッシュごとKinatu選手を討ち取ることになったため、そもそもオブジェクトファイトが起こりませんでした。このファイトはSHGが唯一序盤で上回る時間だっただけに口惜しかったことでしょう。
もしここでSHGが勝利し、ドラゴンを確保していれば、その後の展開で不利を背負っていてもアジール/アフェリオスの3つ目のコアアイテムが買えていたはず。このドラゴンが重要であった点をチームで共有し、Harp選手のブリッツクランクへのリスペクトがあれば防げた展開だったと言えます。
SHGは引き続きスケールで勝るか、中盤に寄せた構成をDFM相手に行うかを迫られます。オープンだったカイ=サを抑えて突撃できる構成のSHGに対して、ニーコを抑えることで序・中盤の集団戦を補強したDFM、という構図に。
印象としてはアジールへのプレッシャーを捨てて集団戦を見ているため、DasheR選手のディール能力に注目したいバンピックとなりました。

レネクトン/ニーコの序盤のプレッシャーを生かしたいSteal選手の狙いを見透かすかのように、カバーに入るBlank選手のセジュアニ。このマネジメント能力はさすがとしか言いようがありません。
また、SHGは最初のリフトヘラルド戦を無血で終え、ヘラルドバフを得たのも巨大な有利でした。その後は一進一退ながらDFMがゴールドで勝っていきますが、この2つの有利分を返すほどではありません。

決め手となったのは29:40のバロン戦。直前でDasheR選手のフラッシュが落とされた後でのファイトでした。
Steal選手のポッピーの「守護者の鉄槌」により3vs5になってしまったタイミングで、Kinatu選手のエイトロックスがアグロをもらい切ったことでカウンターが成立。ファイトに勝利しました。
1ゲーム目の脅威ビルドをやめ、ゴアドリンカー+ステラックの篭手を持ち、ストップウォッチまで準備していたのが素晴らしいです。前衛としての仕事を遂行し、全員が相手をリスペクトしきった上でのキレイな形での勝利でした。
DasheR選手のアジールを重く見て修正したDFMに対し、やはりスケールを見るSHG、というバンピック。面白いのはHarp選手のレナータ・グラスク。ここはルルかと思いましたが、どう作用するか。
立ち上がりはSteal選手のセジュアニの鋭いガンクが牙を剥き、ゆっくりとDFMがスノーボールしていく展開。SHGもアーリ/ヴィエゴに加え、Vsta選手がアリスターのロームも加えて取り返そうとしていきますが……。

8:00で起きた小規模戦。アーリ/アリスターを生かしたキャッチがAria選手のジェイスを襲った場面ですが、なんとレナータのWによりAria選手が生存。カウンターで2キルを取るという結果になりました。

14:10で起きた集団戦では、Harp選手がVsta選手からW→Qのノックアップを喰らった形からスタート。両陣営ポジションを探っていく中、孤立したYutapon選手のサイオンを守る形で放ったHarp選手の「R-敵対的買収」がDasheR選手にヒット。それを確認してからすかさずフラッシュ→Qを当て、Harp選手がDasheR選手のキルを確実なものにします。ダメ押しにWでYutapon選手をデッドから守り、完璧に集団戦をデザインしエースを獲得。
そこからはあまりに大きな有利にSHGが耐えられず、DFMが勝利。まさに定番な「DFMスタイル」で勝利したGame3でした。

DFMが優勝にリーチをかけたGame4。DFMがセジュアニを早めに抑え、ポッピーを取らなかった関係上、SHGは機動力とダメージに寄せた構成に。明らかにレネクトンだったところをランブルまで見据えてナーにした選択が吉と出るか、凶と出るか──。
14分経過までキルが発生しないというお互い慎重な探り合いを繰り広げた中、決め手となったのは3つ目のドラゴンの場面。

メガナーにさせずにKinatu選手をピックアップする予定が、Blank選手の操るレルの鋭いカウンターエンゲージがDFMを襲います。立て続けのナー→ラカンというCCコンボによりほとんど操作ができなかったことでしょう。
まさに理想的といえる集団戦を組み立てられたことにより、SHGはその後の進退でも自信を持ってエンゲージを繰り返していました。構成上、この「自信」は重要なファクターであり、最重要オブジェクトを控える3ドラゴン目という場面で組み立てられたのが、SHGの勝因となったと言えます。
2勝2敗同士、最後の試合となったGame5は、DFMがブルーサイドを選択。バンピックでは、ゼリはカイ=サ、トリスターナはアジールというそれぞれの代用的な意味合いを担っています。したがって、ピックアップしていくDFMをいかにSHGがさばき、レイトゲームを迎えられるかにかかっている構図になりました。
序盤から好プレイが続き、3ドラゴン、バロンまで順調に獲得したDFM。しかし、ボットレーンでの集団戦の敗北から状況が停滞し、SHG陣営のマークスマンたちは最重要アイテム「ドミニクリガード」が2つ目のバロン出現に間に合います。その直後に起きた29:00頃からの集団戦のことでした。

Milan選手のゼリはミッドレーンのウェーブをクリアした後、すぐさまポジションをバロン側に変えます。これによりバロン側のスペースを取らせない布陣を形成。
しかしBlank選手のセジュアニは最低でもレーンブッシュの視界を取りたいと判断し体を入れます。これに呼応したことで集団戦が開幕。構成上、仕掛けられてからカウンターを狙いたかったSHGですが、DFMが一挙にではなくゆっくりと致命的なスキルを切っていくため、カウンターする機会が後ろ倒しになってしまいます。

これにより時間とスペースが作られ、Blank選手がデッド。しかし、Kinatu選手はGame2のエイトロックスでも見せたストップウォッチを使ったアグロ管理を行い、Blank選手が倒れた後でもフロントラインを維持。カウンターのチャンスがようやく訪れる……その時でした。

Harp選手のノーチラスが見事なフックを決めます。DasheR選手が操るトリスターナのWは、CCを食らいながらでも入力が通る仕様です。そのため、このポジションが取れ、アリスターのVsta選手も射線に入っておくこともしませんでした。
本来ならば、DasheR選手のいる地点にHarp選手がフックをしていた場合は脱出できたはずでした。しかし、あろうことかDasheR選手が「W- ロケットジャンプ」を後ろに入力することを読み、トリスターナの後ろ側にノーチラスのQを振ることで、Harp選手がWを無効化。その後、DasheR選手はフラッシュを切るもデッド。またしてもHarp選手が集団戦を決め切ってしまいました。
もし手前側にQを振っていたらトリスターナは一度脱出し、Vsta選手がストップウォッチ明けのKinatu選手をかばう形でエンゲージしたはずです。そうなっていたら結果はわかりませんでした。
本当に手に汗を握る決勝戦でした。それぞれのチームの狙いや、それをカウンターする策も用意しており、それがフルセットにつながったのだと思います。
DFMが「Worlds 2023」で最初に戦うのは、CBLOL(ブラジル)、LLA(ラテンアメリカ)、VCS(ベトナム)、PCS(東南アジア)、WQS(欧州・北米の第4シード)などのチーム。トップにはapaMEN選手が加入し、ADCにはYutapon選手が戻り、世界戦でのDFMにも期待が膨らみます。
特に今回のAria選手の得意チャンピオンが立て続けにバフされていますから、個人的には彼のメカニクスを生かしたプレイに注目したいです!
「Worlds 2023」は2023年10月10日より韓国で開催されます。DFMの活躍を応援しましょう!
LoL Esports
https://lolesports.com/
今回は先日行われました「LJL 2023 Summer Split」の決勝戦、DetonatioN FocusMe(DFM) vs Fukuoka SoftBank Hawks Gaming(SHG)戦についてのレポート記事になります!
僕は私用で生観戦は叶いませんでしたが、幕張メッセで生で観た人はさぞや熱狂のさなかにあったと思います。それほどの大激戦を演じてくれました!
世界戦の切符を手にしたのはDFMとなりましたが、その決め手はなんだったのか、マッチごとに解説していきます。
Game1:Harp選手のブリッツクランクが大暴れ

TOP Yutapon(サイオン)vs Kinatu(エイトロックス)
JG Steal(アイバーン)vs Blank(セジュアニ)
MID Aria(トリスターナ)vs DasheR(アジール)
ADC Milan(ザヤ)vs Marble(アフェリオス)
SUP Harp(ブリッツクランク)vs Vsta(ノーチラス)
1試合目はお互い2DPS構成ながら、Yutapon選手のサイオンに全幅の信頼を置きスノーボールに寄せたDFM、スケールで上回ったタイミングでワンピックを狙えるSHGという形に。
後半のサイオンはアジール/アフェリオス構成に無力そのもの。DFMは、彼らのアイテムが出そろうまでに試合を決定づける必要があります。
結果としては、Harp選手のブリッツクランクが強烈だったというのはもちろん、それに対するリスペクトが足らず、SHG側でビジョンが共有できていなかったように感じました。
注目なのは以下のシーン。

9:20の場面、Aria選手をうまくベイトし、MIDのヘルス有利を得たSHG。これによりテンポ(アクションを先に起こす権利)を得たSHGは、悠々とドラゴンに向かいます。

……が、DFMのヘラルド討伐に対して、SHGはドラゴンではなくBOTのタワープレート2枚とゴーレムを選択します。これはJGとADCの圧力を強める点と、ドラゴン討伐そのものを遅らせることでレイトゲームに行きやすくする2つの狙いが感じられました。
これにより、アイテムが出そろった後でオブジェクトファイトをすることができるようになりました。しかし……。

Harp選手のフラッシュ→Eからのキャッチが炸裂し、フラッシュごとKinatu選手を討ち取ることになったため、そもそもオブジェクトファイトが起こりませんでした。このファイトはSHGが唯一序盤で上回る時間だっただけに口惜しかったことでしょう。
もしここでSHGが勝利し、ドラゴンを確保していれば、その後の展開で不利を背負っていてもアジール/アフェリオスの3つ目のコアアイテムが買えていたはず。このドラゴンが重要であった点をチームで共有し、Harp選手のブリッツクランクへのリスペクトがあれば防げた展開だったと言えます。
Game2:Kinatu選手の絶妙なアグロコントロール

TOP Kinatu(エイトロックス)vs Yutapon(レネクトン)
JG Blank(セジュアニ)vs Steal(ポッピー)
MID DasheR(アジール)vs Aira(ニーコ)
ADC Marble(カイ=サ)vs Milan(ゼリ)
SUP Vsta(ガリオ)vs Harp(アリスター)
SHGは引き続きスケールで勝るか、中盤に寄せた構成をDFM相手に行うかを迫られます。オープンだったカイ=サを抑えて突撃できる構成のSHGに対して、ニーコを抑えることで序・中盤の集団戦を補強したDFM、という構図に。
印象としてはアジールへのプレッシャーを捨てて集団戦を見ているため、DasheR選手のディール能力に注目したいバンピックとなりました。

レネクトン/ニーコの序盤のプレッシャーを生かしたいSteal選手の狙いを見透かすかのように、カバーに入るBlank選手のセジュアニ。このマネジメント能力はさすがとしか言いようがありません。
また、SHGは最初のリフトヘラルド戦を無血で終え、ヘラルドバフを得たのも巨大な有利でした。その後は一進一退ながらDFMがゴールドで勝っていきますが、この2つの有利分を返すほどではありません。

決め手となったのは29:40のバロン戦。直前でDasheR選手のフラッシュが落とされた後でのファイトでした。
Steal選手のポッピーの「守護者の鉄槌」により3vs5になってしまったタイミングで、Kinatu選手のエイトロックスがアグロをもらい切ったことでカウンターが成立。ファイトに勝利しました。
1ゲーム目の脅威ビルドをやめ、ゴアドリンカー+ステラックの篭手を持ち、ストップウォッチまで準備していたのが素晴らしいです。前衛としての仕事を遂行し、全員が相手をリスペクトしきった上でのキレイな形での勝利でした。
Game3:Aria&Harpの瀕死からの逆転

TOP Yutapon(サイオン)vs Kinatu(オーン)
JG Steal(セジュアニ)vs Blank(ヴィエゴ)
MID Aria(ジェイス)vs DasheR(アーリ)
ADC Milan(ゼリ)vs Marble(アフェリオス)
SUP Harp(レナータ・グラスク)vs Vsta(アリスター)
DasheR選手のアジールを重く見て修正したDFMに対し、やはりスケールを見るSHG、というバンピック。面白いのはHarp選手のレナータ・グラスク。ここはルルかと思いましたが、どう作用するか。
立ち上がりはSteal選手のセジュアニの鋭いガンクが牙を剥き、ゆっくりとDFMがスノーボールしていく展開。SHGもアーリ/ヴィエゴに加え、Vsta選手がアリスターのロームも加えて取り返そうとしていきますが……。

8:00で起きた小規模戦。アーリ/アリスターを生かしたキャッチがAria選手のジェイスを襲った場面ですが、なんとレナータのWによりAria選手が生存。カウンターで2キルを取るという結果になりました。

14:10で起きた集団戦では、Harp選手がVsta選手からW→Qのノックアップを喰らった形からスタート。両陣営ポジションを探っていく中、孤立したYutapon選手のサイオンを守る形で放ったHarp選手の「R-敵対的買収」がDasheR選手にヒット。それを確認してからすかさずフラッシュ→Qを当て、Harp選手がDasheR選手のキルを確実なものにします。ダメ押しにWでYutapon選手をデッドから守り、完璧に集団戦をデザインしエースを獲得。
そこからはあまりに大きな有利にSHGが耐えられず、DFMが勝利。まさに定番な「DFMスタイル」で勝利したGame3でした。
Game4:Blank選手からのCCチェインが決め手に

TOP Kinatu(ナー)vs Yutapon(ランブル)
JG Blank(レル)vs Steal(セジュアニ)
MID DasheR(トリスターナ)vs Aira(ジェイス)
ADC Marble(カイ=サ)vs Milan(シヴィア)
SUP Vsta(ラカン)vs Harp(アリスター)
DFMが優勝にリーチをかけたGame4。DFMがセジュアニを早めに抑え、ポッピーを取らなかった関係上、SHGは機動力とダメージに寄せた構成に。明らかにレネクトンだったところをランブルまで見据えてナーにした選択が吉と出るか、凶と出るか──。
14分経過までキルが発生しないというお互い慎重な探り合いを繰り広げた中、決め手となったのは3つ目のドラゴンの場面。

メガナーにさせずにKinatu選手をピックアップする予定が、Blank選手の操るレルの鋭いカウンターエンゲージがDFMを襲います。立て続けのナー→ラカンというCCコンボによりほとんど操作ができなかったことでしょう。
まさに理想的といえる集団戦を組み立てられたことにより、SHGはその後の進退でも自信を持ってエンゲージを繰り返していました。構成上、この「自信」は重要なファクターであり、最重要オブジェクトを控える3ドラゴン目という場面で組み立てられたのが、SHGの勝因となったと言えます。
Game5:一瞬のスキをついた錨投

TOP Yutapon(ポッピー)vs Kinatu(レネクトン)
JG Steal(ノクターン)vs Blank(セジュアニ))
MID Aria(アーリ)vs DasheR(トリスターナ)
ADC Milan(ゼリ)vs Marble(シヴィア)
SUP Harp(ノーチラス)vs Vsta(アリスター)
2勝2敗同士、最後の試合となったGame5は、DFMがブルーサイドを選択。バンピックでは、ゼリはカイ=サ、トリスターナはアジールというそれぞれの代用的な意味合いを担っています。したがって、ピックアップしていくDFMをいかにSHGがさばき、レイトゲームを迎えられるかにかかっている構図になりました。
序盤から好プレイが続き、3ドラゴン、バロンまで順調に獲得したDFM。しかし、ボットレーンでの集団戦の敗北から状況が停滞し、SHG陣営のマークスマンたちは最重要アイテム「ドミニクリガード」が2つ目のバロン出現に間に合います。その直後に起きた29:00頃からの集団戦のことでした。

Milan選手のゼリはミッドレーンのウェーブをクリアした後、すぐさまポジションをバロン側に変えます。これによりバロン側のスペースを取らせない布陣を形成。
しかしBlank選手のセジュアニは最低でもレーンブッシュの視界を取りたいと判断し体を入れます。これに呼応したことで集団戦が開幕。構成上、仕掛けられてからカウンターを狙いたかったSHGですが、DFMが一挙にではなくゆっくりと致命的なスキルを切っていくため、カウンターする機会が後ろ倒しになってしまいます。

これにより時間とスペースが作られ、Blank選手がデッド。しかし、Kinatu選手はGame2のエイトロックスでも見せたストップウォッチを使ったアグロ管理を行い、Blank選手が倒れた後でもフロントラインを維持。カウンターのチャンスがようやく訪れる……その時でした。

Harp選手のノーチラスが見事なフックを決めます。DasheR選手が操るトリスターナのWは、CCを食らいながらでも入力が通る仕様です。そのため、このポジションが取れ、アリスターのVsta選手も射線に入っておくこともしませんでした。
本来ならば、DasheR選手のいる地点にHarp選手がフックをしていた場合は脱出できたはずでした。しかし、あろうことかDasheR選手が「W- ロケットジャンプ」を後ろに入力することを読み、トリスターナの後ろ側にノーチラスのQを振ることで、Harp選手がWを無効化。その後、DasheR選手はフラッシュを切るもデッド。またしてもHarp選手が集団戦を決め切ってしまいました。
もし手前側にQを振っていたらトリスターナは一度脱出し、Vsta選手がストップウォッチ明けのKinatu選手をかばう形でエンゲージしたはずです。そうなっていたら結果はわかりませんでした。
まとめ
本当に手に汗を握る決勝戦でした。それぞれのチームの狙いや、それをカウンターする策も用意しており、それがフルセットにつながったのだと思います。
DFMが「Worlds 2023」で最初に戦うのは、CBLOL(ブラジル)、LLA(ラテンアメリカ)、VCS(ベトナム)、PCS(東南アジア)、WQS(欧州・北米の第4シード)などのチーム。トップにはapaMEN選手が加入し、ADCにはYutapon選手が戻り、世界戦でのDFMにも期待が膨らみます。
特に今回のAria選手の得意チャンピオンが立て続けにバフされていますから、個人的には彼のメカニクスを生かしたプレイに注目したいです!
「Worlds 2023」は2023年10月10日より韓国で開催されます。DFMの活躍を応援しましょう!
LoL Esports
https://lolesports.com/
関連記事
-
- 【東京eスポーツフェスタ2026】1.1万人超が来場し閉幕!——6タイトルの優勝者やゲーム開発コンテストの大賞も決定
- 東京eスポーツフェスタ実行委員会は、2026年1月9日(金)~11日(日)に開催された「東京eスポーツフェスタ2026」の開催レポートを公開した。リアル会場(東京ビッグサイト)には3日間で延べ約11,500人が来場し、オンライン配信の視聴数は約6万回を記録。『ストリートファイター6』や『パズドラ』など6種目の競技大会で優勝者が決定したほか、初開催のゲーム開発コンテストでは企創天外株式会社の『EUREKA 5』が大賞に輝いた。<以下、ニュースリリースより>eスポーツ競技大会6タイトルの優勝者や対戦型ゲーム開発コンテストの各賞が決定! 東京eスポーツフェスタ実行委員会は、eスポーツの普及と関連産業の振興を目的として、eスポーツの競技大会と関連産業展示会等で構成するイベント「東京eスポーツフェスタ2026」(以下「フェスタ」という。)を令和8年1月9日(金)~1月11日(日)の3日間にわたり開催しました。 7回目となる今回も、東京ビッグサイト南1・2ホールにて競技大会やセミナーなどの企画をリアル会場で実施するとともに、YouTube等で配信を行い、リアルとオンラインの双方のメリットを生かしたハイブリッドで開催しました。3日間の延べ来場者数は約11,500人、オンライン動画配信の総視聴数(会期中)は約6万回となりました。 ※実施した各種企画は、会期後もYouTube等の東京eスポーツフェスタ公式チャンネルのアーカイブにてお楽しみいただけます。YouTube ■1/9 ・サウスステージ:https://youtube.com/live/YTYT1jaEYIg ・ノースステージ:https://youtube.com/live/emakI2nphrg ■1/10 ・サウスステージ:https://youtube.com/live/HyIuzV7oJRM ・ノースステージ:https://youtube.com/live/Db1_3_NGDVk ■1/11 ・サウスステージ:https://youtube.com/live/vSvOVSlhm6k ・ノースステージ:https://youtube.com/live/y9nBBkqokmAOPENREC ■1/9 ・サウスステージ:https://www.openrec.tv/live/o7z4y4o6dzl ■1/10 ・サウスステージ:https://www.openrec.tv/live/ovrdvql03rj ■1/11 ・サウスステージ:https://www.openrec.tv/live/mlrlep0n18gニコニコ生放送 ■1/9 ・サウスステージ:https://live.nicovideo.jp/watch/lv349422786 ■1/10 ・サウスステージ:https://live.nicovideo.jp/watch/lv349422794 ■1/11 ・サウスステージ:https://live.nicovideo.jp/watch/lv349422806オープニング 会期初日のオープニングでは、東京eスポーツフェスタ実行委員会名誉委員長の小池百合子都知事がビデオメッセージにて、「eスポーツは、子どもからお年寄りまで、性別や障害の有無に関わらず、誰もが交流を深めることができます。フェスタを通じて、こうしたeスポーツの魅力や楽しさが、より多くの方に伝わることを期待しています」とコメントしました。 また、実行委員会特別顧問であり(一社)日本eスポーツ協会会長の早川 英樹氏が登壇し、「今年2026年は、いよいよ愛知・名古屋でアジア競技大会が開催されます。アジア競技大会ではeスポーツ競技で11種目13タイトルが実施され、日本代表のメダル獲得が期待されています。eスポーツが最高に盛り上がるであろう2026年を切り開く大会として、ここフェスタからも世界に羽ばたく選手が生まれることを大いに期待しています。」とコメントしました。 さらに、公式アンバサダーであるストリーマーのスタンミじゃぱんさんから「3日間盛り上げていきますので、どうぞよろしくお願いします」と挨拶があり、東京eスポーツフェスタ2026が開幕となりました。eスポーツ競技大会 全国各地から多くの選手が参加したeスポーツ競技大会は、フェスタ定番の『パズドラ』、『ぷよぷよeスポーツ』、『グランツーリスモ7』、『太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル』に、初採用の『ストリートファイター6』および『eFootball™』の2種目を含む6種目で実施し、優勝した選手たちには東京都知事杯が贈呈されました。「ストリートファイター6」決勝大会 当日会場予選を勝ち抜いた6名にゲストプレーヤー2名を加えた8名により決勝大会を実施。決勝大会はシングルエリミネーション形式で実施され、1回戦BO3形式の試合で1本を落とすものの、続く準決勝、決勝ではBO5形式の試合を一度も落とすことなく圧巻のストレート勝利で“ふ~ど選手”が優勝しました。【優勝者】ふ~ど選手 「実力以上にノっている状態を保てているのもあって、その状態を崩さないような詰めの動きができたのもよかったのかと思っています。3月に控えている公式大会に勝って日本のeスポーツを盛り上げられるようなお手伝いができたらいいなと思っています。」「パズドラ」決勝大会 アプリ内「ランキングダンジョン」にてオンライン予選が行われ、その上位144名の選手たちによるリアル会場予選から勝ち上がった9名による決勝大会準決勝・決勝戦が実施されました。決勝戦では3人同時に参加する対戦を3本行い、3名とも合計スコアが600,000点を超える高いスコアの中、スコア差が10,000点以内という接戦を制した“SK選手”が優勝し、昨年に引き続き見事2年連続優勝を果たしました。【優勝者】SK選手 「2連覇を達成できてうれしいです。すごく緊張しましたが、あまりミスることなくしっかりできたところが良かったと思っています。これからも応援よろしくお願いいたします。」「eFootball™」決勝大会 当日会場予選を見事勝ち抜いた4名で決勝大会を実施。応援団長として「ヒカックゲームズ」が見守る中、BO3形式で行われた決勝戦。1戦目はPK戦までもつれる接戦の中勝利し、2戦目は後半終了間際に同点弾、アディショナルタイムに逆転の決勝弾を決めた“イスコ選手”が優勝しました。【優勝者】イスコ選手 「まさか優勝するとは思っていなかったです。名だたるプレーヤーを倒せてすごくうれしく思っています。応援がすごく力になりました。またこのような大会があれば参加したいと思います。」ぷよぷよeスポーツ決勝大会 小中学生選手も多く参加する中、当日会場予選を勝ち上がった4名で決勝大会を実施。BO9形式2セット先取で行われた決勝戦では、1セット目は“TW_SAKI選手”が、2セット目は“おうすけ選手”が取得する激闘の中行われた最終セットを見事勝ち取った “TW_SAKI選手”が優勝しました。【優勝者】TW_SAKI選手 「非常にうれしいです。いつも応援してくださっている皆さんには本当に支えられているなと思います。今後もいいぷよぷよを見せ続けていきますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします。」「グランツーリスモ7」決勝大会 オンライン予選を勝ち上がった8名による決勝大会を実施。使用コース「東京エクスプレスウェイ・東ルート 内回り」、周回数10周を競う決勝レース。上位3台がテール・トゥ・ノーズで争い、首位が目まぐるしく変わる展開の中、巧みな状況判断と勝負強さを発揮した“Ryun選手”が、20’20.767のタイムで2年連続の優勝を果たしました。【優勝者】Ryun選手 「ほっとしています。二連覇できてうれしいです。これからもこういう熱いレースをお届けできたらと思いますので応援お願いします。」「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」決勝大会 小学生部門と一般部門、それぞれエリア予選5名とWEB予選1名、ラストチャンス予選2名の予選を勝ち抜いた合計8名の選手による決勝大会を実施。小学生部門では2回のドンダフルコンボを叩き出した“ゆうくん!選手”が優勝をつかみ取りました。一般部門では昨年同様の決勝カードで昨年度優勝者“ゆうと選手”を見事2連ドンダフルコンボで下した“はる~~ん選手”が優勝をつかみ取りました。【優勝者(一般部門)】はる~~ん選手 「シンプルにうれしいです。家族と友人に支えてもらっていて、本当に感謝しています。結果で返せるように頑張ります。」【優勝者(小学生部門)】ゆうくん!選手 「言葉にできないくらいうれしい気持ちです。連打をうまく速く入れることができたところが良かったと思います。本当にありがとうございます!」 ©CAPCOM/© GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved. /©Konami Digital Entertainment "eFootball"、"e-Football"、"eサッカー"、"e-サッカー"および"eFootballロゴ"は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの日本およびその他の国と地域における登録商標または商標です。/©SEGA/©2026 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc. “Gran Turismo” logos are registered trademarks or trademarks of Sony Interactive Entertainment Inc. Manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game in some cases include trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. Any depiction or recreation of real-world locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties. All rights reserved./太鼓の達人™ ドンダフルフェスティバル & ©Bandai Namco Entertainment Inc. Taiko no Tatsujin™Series & ©Bandai Namco Entertainment Inc.eスポーツ関連セミナー・特別企画(ファンミーティング・コミュニティ大会) 会期中には、各分野の有識者の方々をお迎えし、「教育」「高齢者福祉」「障がい者福祉」「地域活性化」「グローバル」「アンチドーピング」「インディーゲーム」など、多種多様なテーマでeスポーツ関連セミナーを実施しました。また、特別企画として、ストリーマーやプロeスポーツチームによるファンミーティング、人気コミュニティによるオフライン大会を開催しました。会期3日目には公式アンバサダーのスタンミじゃぱんさんによるトークショーおよびチェキ会を開催し、多くのファンが会場に駆けつけました。関連産業展示会・ピッチイベント 関連産業展示会では、eスポーツ関連の都内中小企業や団体、学校など、約50事業者が出展し、来場者に自社製品・サービスをPRしました。東京都スポーツ推進本部のブースでは、「みんなのeスポーツひろば」「つながる!eスポTOKYO」をテーマに、ローイングやサイクリングなど体を動かしながら楽しめるコンテンツや福祉器具を使ったeパラスポーツの体験プログラムを実施したほか、会期2日目には、ふ~ど選手とガチくん選手による交流会を開催し、来場者から大きな注目を集めました。 また、出展者の製品・サービスの販路開拓等を後押しするピッチイベントを会期初日に実施しました。関連産業展示会に出展する6事業者が、eスポーツやeスポーツ大会を盛り上げる製品・サービスをテーマにプレゼンテーションを行い、2名の専門家が審査した結果、「DENBA JAPAN株式会社」が1位に輝きました。ピッチイベント【1位】DENBA JAPAN株式会社 「eスポーツの頂点を目指すためのコンディショニング革命」【2位】めがねmonoや「視環境整備の取り組み」【3位】ゲシピ株式会社「eスポーツ×AI×人を活用したオンライン教育プログラム eスポーツ英会話」【審査員】 東京都eスポーツ連合 会長 筧 誠一郎 氏 TOPPAN株式会社 eスポーツプロジェクト 原田 香織 氏体験・学習企画の実施 フェスタでは、子どもから高齢者まで誰もが参加でき、楽しめるeスポーツイベントとして裾野を拡大することをコンセプトとして、eスポーツに気軽にふれていただける競技体験ブースや、デジタルスキルを楽しみながら身に付けるができるITワークショップブース、世界に一つだけの推しグッズが作れる押し活ブースを設置しました。競技体験ブースでは、競技種目6タイトルの体験が可能な「プレーコーナー」に加え、実況付きで対戦が楽しめる「eスポーツ選手体験コーナー」を設置。メインステージの競技大会に劣らぬ熱戦が繰り広げられました。ITワークショップブースでは、小中学生を対象に、「ぷよぷよプログラミング」を使ったプログラミング体験や、PCのパーツや組立技術を学ぶワークショップを実施し、多くのお子様がゲームやPC作りの楽しさを体感しました。また、推し活ブースでは、推し活うちわ作りやキーキャップ作りを開催し、各回多くのご家族が楽しんでいました。対戦型ゲーム開発コンテスト「Tokyo esports Game Development Contest 2026」 初開催となった対戦型ゲーム開発コンテスト「Tokyo esports Game Development Contest 2026」。今回は、プロ部門・学生部門の2部門で開催し、当日はプロ部門のファイナリストおよび特別賞受賞者、学生部門の入賞チームが出展。ブースでは多く来場者が体験を楽しんでいました。 会期中にはプロ部門ファイナリストを対象とした来場者投票を開催。接戦の末、株式会社ビサイドの「フルーツマウンテン パーティ」が来場者投票一位となりました。そして、事前に行われた二次審査会での結果と来場者投票との合計により争われた三次審査の結果、企創天外株式会社の「EUREKA 5」が見事大賞を受賞しました。●プロ部門【大賞】 EUREKA 5(企創天外株式会社)【優秀賞】Jelly Troops(Nukenin株式会社)じゃんけん鬼2対2対戦ゲーム Hand Heads(中村遊び応用研究所)【特別賞】ひよこPOP!(株式会社エリックス)【来場者投票1位】フルーツマウンテン パーティ(株式会社ビサイド)●学生部門【入賞】CrossSpell(Inc-Cross(東京国際工科専門職大学))MAG FLIP(マジックハンドのま君(日本工学院八王子専門学校))GemHunter(GemHunter(東京デザインテクノロジーセンター専門学校))バトってチャンネル!!(バチバチ放送局(東京デザインテクノロジーセンター専門学校))交流企画 会期中には、eスポーツを通じたさまざまな交流企画を実施しました。会期初日の「eスポーツ企業交流会」では、社内でのeスポーツ活用に関心の高い企業担当者に対し、eスポーツを活用した採用・エンゲージメント向上の事例を紹介するミニセミナーを開催しました。また、「シニア交流イベント」では、会場と高齢者施設をオンラインで繋ぎ、ゲーム実況者のごにはさんとシニアの方が「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」を使って対戦をしました。会期2日目の「海外交流企画」では、ZETA DIVISIONトークセッションのほか、「鉄拳8」を使っての東京と海外の学生による交流試合を実施。学生同士の試合は、接戦の末、海外学生チームが勝利しました。 また、東京都スポーツ推進本部の企画により、「eパラスポーツ交流会」「パラeスポーツプレーヤーとのエキシビションマッチ」「日本代表選手と一緒に挑戦しよう!バーチャルローイング」を開催。障害の有無や年齢・性別、場所や距離を超えて楽しるeスポーツの魅力を発信するとともに、スポーツにふれ合う機会を広げるためのさまざまなプログラムを実施しました。いずれの交流企画も多くの来場者が見守る中、ステージ上では熱戦が繰り広げられ、会場全体が熱気に包まれました。TEKKEN™8 & ©Bandai Namco Entertainment Inc.フェスタ開催概要 名称 東京eスポーツフェスタ2026 日程 令和8年1月9日(金曜日)から11日(日曜日)まで 会場 東京ビッグサイト南1・2ホール(江東区有明3-11-1) 動画配信サイト(YouTube、ニコニコ生放送、OPENREC.tv、Twitch等) 公式WEBサイト https://tokyoesportsfesta.jp 主催 東京eスポーツフェスタ実行委員会 【構成】東京都/(一社)日本eスポーツ協会、(一社)コンピュータエンターテインメント協会、(一社)日本オンラインゲーム協会、(株)東京ビッグサイト 協賛 TOPPAN株式会社/株式会社TCL JAPAN ELECTRONICS/花王株式会社/一般社団法人東京都情報産業協会/株式会社マウスコンピューター/ゲシピ株式会社/ヤマト運輸株式会社/ワンフレーム株式会社/一般社団法人日本Esports 教育協会/上新電機株式会社/株式会社NEIGHBOR/楽天トータルソリューションズ株式会社/iU情報経営イノベーション専門職大学/味の素株式会社/Arneb/INDIE Live Expo/クラーク記念国際高等学校 CLARK NEXT Tokyo/CAG OSAKA/株式会社TIECLAN/株式会社Fennel/プレゼンジャパン/モンスターエナジー/ルネサンス高等学校/REDEE株式会社/RED MAKER株式会社 入場 無料 ※1/9(金)は事前の来場登録が必要、1/10(土)及び1/11(日)は登録不要 公式WEBサイト
-
- 【結果速報 2月8日】『ぷよぷよ』年間王者は小学生のゆうき選手! 前回王者delta選手を破り、19−19の決勝でともくん選手を下す——プロ選抜大会では、しゃけごはん選手がプロに!
- 2月8日(日)、セガ本社内のイベントスペース「LIGHTHOUSE」にて、『ぷよぷよeスポーツ』の年間王者を決めるセガ公式大会「GigaCrysta ぷよぷよグランプリ ファイナル」が開催された。GigaCrysta ぷよぷよグランプリ ファイナルとは『ぷよぷよeスポーツ』のプロ・アマチュア混合の賞金制大会。2025年度に行われた複数の大会で選出された16名が出場。予選リーグと決勝トーナメントを通して優勝を争う。優勝賞金は100万円。その他順位に応じて賞金が授与され、決勝トーナメントに進出した一般選手には、日本eスポーツ協会(JESU)による「ぷよぷよ」シリーズの「ジャパン・eスポーツ・プロライセンス」取得権利が付与される。 ベテラン選手や若きホープなど、強豪選手が名を連ねる中、優勝を果たしたのは小学生のゆうき選手。優勝賞金100万円を獲得した。予選リーグ結果 試合は予選からスタート。出場選手16名が、クジ引きによって4グループに分かれて総当たり戦を行った。10本1セットマッチで行われ、各グループの1位が決勝戦に進出するという仕組みだ。▲その場でクジ引きをするため、試合直前までどんな組み合わせになるのかは誰も分からない。偶然にもグループBが3連続で決まるといったハプニングもあり、会場がざわめくシーンも ▲ベテランSAKI選手と、期待の若手プレーヤーゆうき選手の予選の様子。配信外での対決にもかかわらず、多くのファンが注目していたのが印象的だ ▲アメリカからはDdR_Dan選手(写真左から2番目)、オーストラリアからはYoshi選手(写真中央下段)、ブラジルからはVoid選手(写真右)など、海外勢も多数出場。『ぷよぷよeスポーツ』が世界的に愛されていることがうかがえる 予選の結果は以下の通り。delta選手、ゆうき選手、ともくん選手、きーくん選手が決勝進出を果たした。なお、大波乱のグループBは、得失点はゆうき選手、ぴぽにあ選手ともに同体だが、直接対決の得点差により、ゆうき選手が進出という形になっている。【Group A】予選リーグ総当たり表 Group AdeltaDdR_Danヨダソウマリッキー得失点👑 delta ― ○10-1 ○10-9 ○10-5 15 DdR_Dan ×1-10 ― ×2-10 ×5-10 -22 ヨダソウマ ×9-10 ○10-2 ― ×3-10 0 リッキー ×5-10 ○10-5 ○10-3 ― 7 【Group B】予選リーグ総当たり表 Group BゆうきぴぽにあSAKIYoshi得失点👑 ゆうき ― ○10-4 ×8-10 ○10-4 10 ぴぽにあ ×4-10 ― ○10-3 ○10-1 10 SAKI ○10-8 ×3-10 ― ○10-3 2 Yoshi ×4-10 ×1-10 ×3-10 ― -22 【Group C】予選リーグ総当たり表 Group CともくんVoidliveレイン得失点👑 ともくん ― ○10-1 ○10-7 ○10-2 20 Void ×1-10 ― ×1-10 ×0-10 -28 live ×7-10 ○10-1 ― ○10-6 10 レイン ×2-10 ○10-0 ×6-10 ― -2 【Group D】予選リーグ総当たり表 Group Dしゃけごはんながれのらすけきーくん得失点しゃけごはん ― ○10-3 ○10-4 ×7-10 10 ながれ ×3-10 ― ×8-10 ×3-10 -16 のらすけ ×4-10 ○10-8 ― ×4-6 -10 👑 きーくん ○10-7 ○10-3 ○10-4 ― 16 決勝戦トーナメント 決勝は予選を勝ち抜いたdelta選手、ゆうき選手、ともくん選手、きーくん選手によるトーナメントを実施。シングルエリミネーションによる10本先取(決勝戦のみ20本先取)を行い年間王者を決めるという流れだ。▲小学生のゆうき選手、きーくん選手が別々のブロックに分かれるという期待高まる対戦カードとなった 準決勝戦1回戦目は、昨年優勝を勝ち取ったdelta選手 vs 昨年ベスト4まで勝ち上がったゆうき選手。ディフェンディングチャンピオンの意地を見せるカードとなったが、ゆうき選手の恐ろしいまでの対応速度に圧倒され、3:10でゆうき選手が勝利。▲相手の連鎖に対して連鎖で返していくといった攻防が『ぷよぷよ』では度々起こる。しかし、その返していく間に、さらに細かい連鎖をたたみ込み、反撃の隙を与えないスピードの速さで前回王者のdelta選手を圧倒するゆうき選手 準決勝戦2回戦目は、数々の大会で優勝を収め国体4連覇という実績の持ち主のともくん選手に、大人顔負けのプレーで「次世代の神童」ともいえるきーくん選手。序盤は1:3とリードをつけるきーくん選手だが、そこからともくんのベテランな対応が光り、そのまま連勝を重ね、気がつけば10:3と大差を付けて勝利となった。▲決勝戦という場の緊張もあったのか、わずかにぷよを落とすスピードを緩めてしまったきーくん選手(画面右)。そのわずかな隙を見逃さずにすばやい連鎖で短期戦へと持ち込むともくん選手。こういった細かいテクニックでベテランの意地を見せた 決勝戦のカードは、ゆうき選手 vs ともくん選手。ゆうき選手にとって、ともくん選手は長年追い続けてきた“憧れの存在”。その相手と、ついに決勝という最高の舞台で相まみえる。勝負は接戦になるかと思いきや、中盤で8:4と、わずかにリードをつかむともくん選手。しかし、それに食らいついていったのがゆうき選手の対応力だ。絶対にリードを許さないともくん選手に必死に食らいついていくゆうき選手。背中を追い続け、ついに15:15と並ぶと、そこからシーソーゲームが展開。試合はフルラウンドにまでもつれ込む大波乱に。▲襲いかかるプレッシャーで胸が締め付けられる思いなのか、時折胸に手を押さえ深呼吸をするゆうき選手 固唾をのんで見守る中、ゆうき選手の13連鎖に対応できず、ともくん選手の牙城が崩れ、見事ゆうき選手が勝利を勝ち取った。▲高レベルな戦いになると、いつ本線(メインの大連鎖)を発動させるかといった駆け引きが生まれる。そんな中、先手を切ったのはゆうき選手(画面右)。直前でけん制をしたことが仇となったのか、ともくん選手の連鎖は12連鎖で止まってしまった ▲すべての力を出し切ってガッツポーズを決めるゆうき選手 小学生にして、初の年間王者に輝いたゆうき選手。配信のインタビューでは「ともくん戦は、前半様子を見ていて4:8で負けていました。でも自分の中で“後半俺強いからいける!”と思いながらやっていました。ただ、そこからずっとリードできなくて微妙な戦い続いたんですけど、最後一先まで持ち込んで勝てたので、めっちゃうれしいです!」とコメント。自分の戦いを分析しながらも作戦通りの勝ち筋を語ってくれた。▲最終結果と獲得ラウンド数は写真の通り イベント終了後、ゆうき選手、ゆうき選手のお母さんにインタビューを実施することができたので、その内容は次の記事をチェックしてほしい。▲準優勝のともくん選手。「ゆうきくんの速さについていけるように全力で速度を出したりしたんですけど頭が追いついていなくて——。最後の一先も、返せるかなと思ったら、相手めちゃめちゃでかくて、負けて悔しいですね。どこかでリベンジできたらなと思います」と、敗戦を受け止めつつも雪辱を誓った ▲ベスト4のdelta選手。「決勝トーナメントでは悔いが残る試合だったところはありまして、悔やしい気持ちは結構あります。ただ、まだ練習の段階では自分の実力がまだ伸びているなという確信はあるので、これからまた練習して頑張りたいと思います」とコメント ▲同じくベスト4のきーくん選手。「トップ4で終わってしまって、悔しい結果になってしまったんですが、内容は良かったので満足です」と、結果への悔しさをにじませつつも、試合内容には手応えを示した 「ぷよぷよランキングプロ選抜大会」も同時開催 当日は、プロ選抜を目的とした大会「ぷよぷよランキングプロ選抜大会」も同時開催され、しゃけごはん選手、きーくん選手、山田選手、きよら選手ら4名によるシングルイリミネーション方式のトーナメント戦が実施された。▲出場選手はあらかじめ決められた2グループに分かれて、10本先取のシングルエリミネーションを勝ち抜いていく グランドファイナルに勝ち進んだのはしゃけごはん選手、山田選手。しゃけごはん選手は、昨年の「ぷよぷよランキングプロ選抜大会 2025 決勝トーナメント」で惜しくもゆうき選手に敗れベスト4に。山田選手は昨年の「太陽生命 ぷよぷよグランプリ 2025 ファイナル」で見事準優勝を果たし、その後大学進学のために競技シーンを休止していた。そんな強豪ふたりが勝ち上がったグランドファイナルでは、早い攻めで山田選手のペースを乱していたしゃけごはん選手が9:3と大きくリードを付けるも、山田選手が怒濤の追い上げで、気がつけば9:9のイーブンに。どちらが勝ってもおかしくない最終戦で、反撃に出た山田選手。あとひとつのぷよが足りず、連鎖が止まってしまい、しゃけごはん選手が見事優勝を果たした。しゃけごはん選手インタビュー 試合終了後に、見事プロライセンスを獲得したしゃけごはん選手にインタビューを実施したので、その様子をお届けしよう。——優勝おめでとうございます。「ぷよぷよランキングプロ選抜大会」に向けて、何か取り組んでいたことはありますか?しゃけごはん:去年は「プロ選抜」ではゆうきくんに負けて、 グランプリも行けませんでした。なので、「グランプリ行きたいっ!」っていう気持ちを持って練習していました。——試合を振り返ってみてどうでした?しゃけごはん:序盤、1試合目も2試合目もあまり思う動きができずに、 苦戦して最終的に最後の一先まで押し込まれて——。両方とも最後の一先を勝って優勝するっていう、 ちょっと不安定な立場だったので、そこは修正したいと思います。例えば、勝率ができるだけ高い選択を取れなかったのが多くて、 そこで相手に主導権を握られてたのが、 反省点でしたね。——なるほど。最終戦の山田選手との戦いも、 9:3までリードしていて、このまま勝ち抜くのかと思いきや巻き返されて9:9までもつれ込んだという流れでしたね。しゃけごはん:(追い上げて)くるとは分かってたんですけど、修正できなくて——。たまたま相手がミスって勝てたようなもんだろうなって。評価で言ったら×に近いかなって感じでしたね。——もしかしたらそのまままくられちゃうかもって?しゃけごはん:まくられたと思ってました。——最後の局面は覚えていますか?しゃけごはん:覚えてます。相手に青が乗ってないことを確認した瞬間に、飛び跳ねたんで(笑)。▲しゃけごはん選手が先手で連鎖で攻撃し、その反撃にでた山田選手(写真右)。しかし、途中で連鎖が途切れていることに気づいたしゃけごはん選手は、結果を待たずして勝利を確信。山田選手も自分のミスに気づいて悔しい表情を見せているのが印象的だ ——晴れてプロライセンス獲得した今の心境はいかがですか?しゃけごはん:プロの重みも少し感じてますけど、これからも本当に頑張っていきたいと思ってます。——今年はプロとして活動していくと思いますが、何か心境の変化はありそうですか?しゃけごはん:(大会を出続けていた)今までと変わらないと思いますけどね。 ただプロになってからの仕事となると、まだちょっと実感がわいていません。——しゃけごはん選手は、『テトリス』でも実力のあるプレーヤーです。ふたつのパズルゲームをやっていて強みが出た部分はありますか?しゃけごはん:判断力が早いっていうのは『テトリス』と共通しているところだから、そこがやはり完全に実を結んでると思いますね。——では最後に今後の意気込みもお願いします。しゃけごはん:ようやく(2年くらいプレーをし続けて)プロになれたので、今後も安定して勝てるようにして今度はグランプリ優勝を目指したいと思います。——ありがとうございました!配信アーカイブ ■関連リンクぷよぷよキャンプ:https://puyo-camp.jp/ぷよぷよeスポーツ 特設サイト:https://esports.sega.jp/©SEGA 撮影:いのかわゆう編集:いのかわゆう【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『仁王2』。X:@sdora_tweet
-
- 【結果速報 2月8日】 ランキング4位のきんちょがリセットの末に逆転勝利! 「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー日本大会」リージョナルファイナル
- 『ストリートファイター6』の公式大会「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」日本大会 リージョナルファイナルが2026年2月8日(日)にオフラインにて実施され、きんちょ選手が「CAPCOM CUP 12」への出場権を獲得した。本大会は『ストリートファイター6』の世界大会「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得するために各地域でオンライン開催される「ワールドウォリアー」のひとつ。過去5大会の合計ポイント最上位のひぐち選手はそのまま「CAPCOM CUP 12」の出場が確定。さらに、5大会中3大会分のポイント上位8名によるトーナメントに勝利したひとりにも出場権が与えられる。試合は、esports Style UENOにてオフラインで実施された。CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会とは『ストリートファイター6』にて、世界中のプレーヤーが年間チャンピオンを目指し、各地域で激戦を繰り広げる大会「CAPCOM Pro Tour 2025」。その大会群のひとつつである「ワールドウォリアー」は、世界各地域のトーナメントオーガナイザーによって数カ月にわたり複数回開催される。「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会」は、順位に応じてポイントが獲得できる5回の通常大会と、ポイント順位上位選手8名による決勝大会の全6回で構成される。今年の日本大会は「スーパーリージョン」として位置付けられ、「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得できるのは2名。1名は5回の大会で最もポイントを獲得した選手。もう1名は、2〜8位までの選手の直接対決により決定する。なお、今回の「ワールドウォリアー」の成績優秀者の中から、2026年に愛知県で行われる「アジア競技大会」の日本代表選手の選考大会でもある。 ワールドウォリアー 日本大会 リージョナルファイナル 試合結果 「ワールドウォリアー」日本大会 リージョナルファイナルは、ダブルエリミネーションにてBo5で行われた。ポイント順位に応じて、上位4名がウイナーズ側、下位4名がルーザーズ側で争う。トップ8は、ウイナーズ側は鶏めし、taketake-piano、どぐら、きんちょ、ルーザーズ側はひびき、ヤナイ、Seiya、GO1。順位に応じて、1位と4位、2位と3位という組み合わせになった。会場に集まった8名の選手 ウイナーズ側は鶏めしがきんちょに、taketake-pianoがどぐらに勝利。ウイナーズファイナルでは、taketake-pianoが空中に設置するヴィーハトに対して、鶏めしは空中浮揚で交わしつつ長い手足を巧みに使い、グランドファイナルへの切符を手にした。一方、一度でも敗れれば敗退となるルーザーズ側は、GO1がひびき、第1回大会の決勝でも当たったどぐらとの戦いを制して勝ち上がる。Seiyaはヤナイを倒したものの、ウイナーズから降りてきたきんちょに僅差で敗北。続くGO1との春麗2連戦もきんちょが制し、ルーザーズファイナルは鶏めしに敗れたtaketake-pianoときんちょの対決に。接近してからの怒涛の攻撃できんちょが追い込むと、リズムを狂わせるような遠近攻撃を使い分けたtaketake-pianoも善戦するが、最後はきんちょの鬼の攻めで勝利する。初戦でも苦しめられた鶏めしだが、攻めの姿勢を崩さずに1セットを奪い、2セット目も勝利まであと一撃というところで痛恨のコンボミス。それを見逃さずきんちょが1-1に持ち込む。ここからきんちょが巻き返し、一気にリセットに成功。席を入れ替えて仕切り直した試合もきんちょの勢いが止まらず、鶏めしも善戦したものの、最終的にきんちょが大逆転で勝利した。鶏めしが1-0でリーチがかかった2セット目、ドリルキックからのコンボのスキを見逃さずきんちょがセットを奪い1-1のイーブンに。ここで2-0か1-1かがグランドファイナルの勝負を分けた分水嶺だった(https://www.youtube.com/live/kCxKVd207oI?si=nQXyAyvI3yjTWfaK) 優勝したきんちょは、「開幕で負けた時に正直『あ、もうだめだ』という気持ちはあったんですが、いい意味で吹っ切れた。普段通りの自分の動きを出せたら勝てるという算段はあった」とコメント。一度は敗れた鶏めし選手との再戦で、対空などがうまくハマった状況については、「ゾーンに入ってたんですよね。普段だったら昇竜(してたけど、ジャンプ弱Pしてました」と無意識下での動きが冴え渡った状況だったことを吐露した。「CC12」への出場が決まったことについては、「信じられないですね、本当に俺出るのかなって実感がない。近づいてきたら湧いてくると思います。少ないテリーを両国で見せられたらと思うので、しっかり頑張ります」と意気込みを語った。優勝した瞬間、固い握手を交わすきんちょと鶏めし。一瞬の判断の違いでどちらが勝ってもおかしくない、激戦だった 順位所属チーム|選手名1 SCARZ|きんちょ 2 IBSG|鶏めし 3 広島TEAM iXA|taketake-piano 4 CR|どぐら 5 NTPOJA|Seiya = DFM/PWS|GO1 7 SBI|ひびき = IBSG|ヤナイ さらに、「ワールドウォリアー 日本大会」ですでに最多ポイントにより出場権を獲得しているひぐちも登場。「今日きんちょさんが優勝したのに、(僕が)センターに立ってるのがいきなりすぎるなと(笑)。1カ月後経ってやっとこれ(パネル)をもらえて、(「CC12」出場が確定して)安心できました」とあらためて嬉しさを口にした。「CC12」への抱負については、「今回細い穴を通してここまできたので、両国で戦えるのがすごく楽しみ。強い人がたくさんいますが、1カ月死ぬほど練習していいプレーができたらと思います」とあらためて意欲を口にした。これで「ワールドウォリアー 日本大会」の全日程が終了。「CAPCOM CUP 12」は、2026年3月11日(木)〜13日(土)に予選を、14日(日)にトップ16〜決勝を実施。2月15日(日)11:00より行われる組み合わせ抽選はハメコ。が行い、配信も予定されている。配信URL CAPCOM Pro Tour ワールドウォリアー:https://sf.esports.capcom.com/cpt/jp/©CAPCOM
-
- 【結果速報 2月2日】 「Tekken World Tour 2025」、LowHighがルーザーズから逆転勝利! 自身初の世界チャンピオンに
- 日本時間2026年2月2日(月)にスウェーデンにて、『鉄拳8』の世界一を決める大会「Tekken World Tour 2025」(TWT 2025)が開催され、韓国のLowHigh選手(DRX)がロワーブラケットから逆転優勝を果たした。「TWT」での優勝は自身初となり、韓国勢は2024年のRangchuに続き2連覇となった。「TWT 2025」とは「Tekken World Tour」(TWT)はバンダイナムコエンタテインメントが主催する「鉄拳」シリーズの世界一を決める大会。2017年に『鉄拳7』の国際大会として開催され、2024年からは『鉄拳8』にシフト。2025年大会で7回目となる(2019年、2020年はコロナ禍の影響で中止)。「TWT2025」は、1月29日(木)〜2月1日(日)の4日間にわたって実施。世界各地で開催されるオフライン大会「Masters+」「Masters」「Challenger」「Dojo」の獲得ポイントによる「グローバルリーダーボード」の上位4名(シード)と下位16名の中で勝ち抜いた8名、15の地域の「リージョナルリーダーボード」からの上位7名、決勝前日に行われた「LCQ」で優勝した1名を加えた20名が、世界一の称号をかけてファイナルを争う。優勝賞金は10万ドル(約1500万円)、賞金総額は30万ドル(約4500万円)。 予選:日本勢のNOBI、チクリン、KEISUKEらが奮闘 ファイナルに出場できる20名は、ポイントなどにより振り分けられる。まず確実に進出を決めたのが、「グローバルリーダーボード」の年間ポイント上位4名。一気に2月1日(日)のトップ20からの出場となる。ただし、ここまでの間の試合がまったくないため、予選を戦い抜いてきた選手たちに対して、場慣れや対戦相手の雰囲気を掴むことができず、有利な立場をうまく生かせるかは選手次第だ。1月29日(木) リージョナルリーダーボード グループステージ1月29日(木)に行われた「リージョナルリーダーボード グループステージ」では、15の地域の上位選手が5名ずつのグループにて総当たり戦を実施し、上位2名ずつ6名がファイナルトーナメント進出を確定させた。下位3名は「LCQ」への挑戦権が残されている。日本からはNOBIが参戦し、グループBで全勝(4勝0敗)を達成。1位通過でファイナル出場権を勝ち取った。1月30日(金) グローバルリーダーボード グループステージ一方、1月30日(金)に行われた「グローバルリーダーボード グループステージ」は、5位〜20位までの16選手が4名ずつのグループにて総当たり戦を実施。やはり上位2名ずつがファイナルに進出し、下位2名ずつは「LCQ」に挑む。ここでは日本のチクリンがグループC2位でファイナル進出を決めたほか、グループBでは「TWT2024」王者で日本のVARRELに所属するRangchuもグループB2位で勝ち上がった。1月31日(土) Last Chance Qualifier(LCQ)1月31日(土)に行われた「LCQ」は、29日〜30日で敗退した選手たちにとっての文字どおり最後のチャンス。トップ8では、ウイナーズ側を勝ち続けたTHE JONがグランドファイナル進出を早々と決め、ウイナーズファイナルで負けたeyemusicianがルーザーズから這い上がり、再びグランドファイナルで合間見えた。グランドファイナルではeyemusicianが3-1のカウントでリセットをかけたものの、THE JONも持ち直して3-2で見事勝利。ファイナル最後のイスを獲得した。なお、日本のKEISUKEもルーザーズから挑んだが、準々決勝でFergusに敗れ、惜しくも敗退となった。トップ20:Rangchu、Arslan Ash、Kneeと強豪が続々脱落する魔のトーナメント 2月1日(日)に行われたトップ20はダブルエリミネーションにて実施。「グローバルリーダーボード」の4名のシード選手もラウンド2から出場となり、まずはトップ8を目指す。そんなトップ20のウイナーズブラケットを勝ち上がったのはMangja、LowHigh、usama abbasi、ATIFの4名。Usama AbbasiはDAY1・DAY2を勝ち抜いてここまで上がってきた。「LCQ」で勝利したTHE JONはMulgoldらを倒したもののMangjaに敗退。さまざまな大会で実績を残してきたチクリン、NOBI、Arslan Ash、Knee、ULSAN、そして昨年王者のRangchuといった強豪たちもルーザーズに追いやられてしまった。そんな混沌としたルーザーズは、勝ち抜いた4名がファイナルに進出できるが、ウイナーズから降りてきた強豪たちも続々敗退。最終的に、FarzeenがJDCRを、THE JONがAshを、ULSANがチクリンを、BreadmanがKneeを下し、トップ8に駒を進めた。トップ8:無冠の韓国勢による激闘 トップ8に勝ち上がったのは、韓国の4選手とパキスタンの4選手。ウイナーズ側は、韓国のMangja vs LowHigh、パキスタンのusama abbasi vs ATIFによる同郷対決となったが、MangjaとATIFが勝ち上がり、大会を通して覚醒したMangjaがグランドファイナル行きを決める。ルーザーズ側では、「LCQ」から勝ち上がったTHE JONがFarzeenに、ULSANがBreadmanに破れるが、ウイナーズから降りてきたLowHighがルーザーズファイナルに降りてきたATIFも下して再びMangjaとの同郷対決となった。未だ大規模大会での勝利がないMangjaに対し、LowHighは「EWC2025」での2位をはじめ、フランスの「Ultimate Fighting Arena 2025」では優勝を果たすなど、何度もシングル入りを果たしている。そんな運命のグランドファイナル、一度は勝利したMangjaに対して圧をかけ続けるLowHighは、Mangjaのローの横移動対策が奏功し、まさかの3-0で一気にリセットに成功。勢いを削がれてしまったMangjaに対してさらに圧力を強めたLowHighに対し、Mangjaも果敢に挑んだものの、要所での読みを見事に通したLowHighがまさかの6セット連続勝利で、ついに世界一のトロフィーを手にした。順位所属チーム|選手名1 DRX | LowHigh 2 Virtus.pro / Mangja 3 Falcons|ATIF 4 Falcons | Farzeen 5 Falcons|usama abbasi = Z10|Breadman 7 DNF|ULSAN = QAD|THE JON 配信URL 【日本語配信】DAY1 DAY2 DAY3 DAY4 トップ20 DAY4 トップ8 ■関連リンクBandai Namco US公式X:https://x.com/BandaiNamcoUSTekken World Tour公式サイト:https://tekkenworldtour.com/