皆さんこんにちは! 『LoL』ライターのねむしです。
今回は先日行われました「LJL 2023 Summer Split」の決勝戦、DetonatioN FocusMe(DFM) vs Fukuoka SoftBank Hawks Gaming(SHG)戦についてのレポート記事になります!
僕は私用で生観戦は叶いませんでしたが、幕張メッセで生で観た人はさぞや熱狂のさなかにあったと思います。それほどの大激戦を演じてくれました!
世界戦の切符を手にしたのはDFMとなりましたが、その決め手はなんだったのか、マッチごとに解説していきます。

1試合目はお互い2DPS構成ながら、Yutapon選手のサイオンに全幅の信頼を置きスノーボールに寄せたDFM、スケールで上回ったタイミングでワンピックを狙えるSHGという形に。
後半のサイオンはアジール/アフェリオス構成に無力そのもの。DFMは、彼らのアイテムが出そろうまでに試合を決定づける必要があります。
結果としては、Harp選手のブリッツクランクが強烈だったというのはもちろん、それに対するリスペクトが足らず、SHG側でビジョンが共有できていなかったように感じました。
注目なのは以下のシーン。

9:20の場面、Aria選手をうまくベイトし、MIDのヘルス有利を得たSHG。これによりテンポ(アクションを先に起こす権利)を得たSHGは、悠々とドラゴンに向かいます。

……が、DFMのヘラルド討伐に対して、SHGはドラゴンではなくBOTのタワープレート2枚とゴーレムを選択します。これはJGとADCの圧力を強める点と、ドラゴン討伐そのものを遅らせることでレイトゲームに行きやすくする2つの狙いが感じられました。
これにより、アイテムが出そろった後でオブジェクトファイトをすることができるようになりました。しかし……。

Harp選手のフラッシュ→Eからのキャッチが炸裂し、フラッシュごとKinatu選手を討ち取ることになったため、そもそもオブジェクトファイトが起こりませんでした。このファイトはSHGが唯一序盤で上回る時間だっただけに口惜しかったことでしょう。
もしここでSHGが勝利し、ドラゴンを確保していれば、その後の展開で不利を背負っていてもアジール/アフェリオスの3つ目のコアアイテムが買えていたはず。このドラゴンが重要であった点をチームで共有し、Harp選手のブリッツクランクへのリスペクトがあれば防げた展開だったと言えます。
SHGは引き続きスケールで勝るか、中盤に寄せた構成をDFM相手に行うかを迫られます。オープンだったカイ=サを抑えて突撃できる構成のSHGに対して、ニーコを抑えることで序・中盤の集団戦を補強したDFM、という構図に。
印象としてはアジールへのプレッシャーを捨てて集団戦を見ているため、DasheR選手のディール能力に注目したいバンピックとなりました。

レネクトン/ニーコの序盤のプレッシャーを生かしたいSteal選手の狙いを見透かすかのように、カバーに入るBlank選手のセジュアニ。このマネジメント能力はさすがとしか言いようがありません。
また、SHGは最初のリフトヘラルド戦を無血で終え、ヘラルドバフを得たのも巨大な有利でした。その後は一進一退ながらDFMがゴールドで勝っていきますが、この2つの有利分を返すほどではありません。

決め手となったのは29:40のバロン戦。直前でDasheR選手のフラッシュが落とされた後でのファイトでした。
Steal選手のポッピーの「守護者の鉄槌」により3vs5になってしまったタイミングで、Kinatu選手のエイトロックスがアグロをもらい切ったことでカウンターが成立。ファイトに勝利しました。
1ゲーム目の脅威ビルドをやめ、ゴアドリンカー+ステラックの篭手を持ち、ストップウォッチまで準備していたのが素晴らしいです。前衛としての仕事を遂行し、全員が相手をリスペクトしきった上でのキレイな形での勝利でした。
DasheR選手のアジールを重く見て修正したDFMに対し、やはりスケールを見るSHG、というバンピック。面白いのはHarp選手のレナータ・グラスク。ここはルルかと思いましたが、どう作用するか。
立ち上がりはSteal選手のセジュアニの鋭いガンクが牙を剥き、ゆっくりとDFMがスノーボールしていく展開。SHGもアーリ/ヴィエゴに加え、Vsta選手がアリスターのロームも加えて取り返そうとしていきますが……。

8:00で起きた小規模戦。アーリ/アリスターを生かしたキャッチがAria選手のジェイスを襲った場面ですが、なんとレナータのWによりAria選手が生存。カウンターで2キルを取るという結果になりました。

14:10で起きた集団戦では、Harp選手がVsta選手からW→Qのノックアップを喰らった形からスタート。両陣営ポジションを探っていく中、孤立したYutapon選手のサイオンを守る形で放ったHarp選手の「R-敵対的買収」がDasheR選手にヒット。それを確認してからすかさずフラッシュ→Qを当て、Harp選手がDasheR選手のキルを確実なものにします。ダメ押しにWでYutapon選手をデッドから守り、完璧に集団戦をデザインしエースを獲得。
そこからはあまりに大きな有利にSHGが耐えられず、DFMが勝利。まさに定番な「DFMスタイル」で勝利したGame3でした。

DFMが優勝にリーチをかけたGame4。DFMがセジュアニを早めに抑え、ポッピーを取らなかった関係上、SHGは機動力とダメージに寄せた構成に。明らかにレネクトンだったところをランブルまで見据えてナーにした選択が吉と出るか、凶と出るか──。
14分経過までキルが発生しないというお互い慎重な探り合いを繰り広げた中、決め手となったのは3つ目のドラゴンの場面。

メガナーにさせずにKinatu選手をピックアップする予定が、Blank選手の操るレルの鋭いカウンターエンゲージがDFMを襲います。立て続けのナー→ラカンというCCコンボによりほとんど操作ができなかったことでしょう。
まさに理想的といえる集団戦を組み立てられたことにより、SHGはその後の進退でも自信を持ってエンゲージを繰り返していました。構成上、この「自信」は重要なファクターであり、最重要オブジェクトを控える3ドラゴン目という場面で組み立てられたのが、SHGの勝因となったと言えます。
2勝2敗同士、最後の試合となったGame5は、DFMがブルーサイドを選択。バンピックでは、ゼリはカイ=サ、トリスターナはアジールというそれぞれの代用的な意味合いを担っています。したがって、ピックアップしていくDFMをいかにSHGがさばき、レイトゲームを迎えられるかにかかっている構図になりました。
序盤から好プレイが続き、3ドラゴン、バロンまで順調に獲得したDFM。しかし、ボットレーンでの集団戦の敗北から状況が停滞し、SHG陣営のマークスマンたちは最重要アイテム「ドミニクリガード」が2つ目のバロン出現に間に合います。その直後に起きた29:00頃からの集団戦のことでした。

Milan選手のゼリはミッドレーンのウェーブをクリアした後、すぐさまポジションをバロン側に変えます。これによりバロン側のスペースを取らせない布陣を形成。
しかしBlank選手のセジュアニは最低でもレーンブッシュの視界を取りたいと判断し体を入れます。これに呼応したことで集団戦が開幕。構成上、仕掛けられてからカウンターを狙いたかったSHGですが、DFMが一挙にではなくゆっくりと致命的なスキルを切っていくため、カウンターする機会が後ろ倒しになってしまいます。

これにより時間とスペースが作られ、Blank選手がデッド。しかし、Kinatu選手はGame2のエイトロックスでも見せたストップウォッチを使ったアグロ管理を行い、Blank選手が倒れた後でもフロントラインを維持。カウンターのチャンスがようやく訪れる……その時でした。

Harp選手のノーチラスが見事なフックを決めます。DasheR選手が操るトリスターナのWは、CCを食らいながらでも入力が通る仕様です。そのため、このポジションが取れ、アリスターのVsta選手も射線に入っておくこともしませんでした。
本来ならば、DasheR選手のいる地点にHarp選手がフックをしていた場合は脱出できたはずでした。しかし、あろうことかDasheR選手が「W- ロケットジャンプ」を後ろに入力することを読み、トリスターナの後ろ側にノーチラスのQを振ることで、Harp選手がWを無効化。その後、DasheR選手はフラッシュを切るもデッド。またしてもHarp選手が集団戦を決め切ってしまいました。
もし手前側にQを振っていたらトリスターナは一度脱出し、Vsta選手がストップウォッチ明けのKinatu選手をかばう形でエンゲージしたはずです。そうなっていたら結果はわかりませんでした。
本当に手に汗を握る決勝戦でした。それぞれのチームの狙いや、それをカウンターする策も用意しており、それがフルセットにつながったのだと思います。
DFMが「Worlds 2023」で最初に戦うのは、CBLOL(ブラジル)、LLA(ラテンアメリカ)、VCS(ベトナム)、PCS(東南アジア)、WQS(欧州・北米の第4シード)などのチーム。トップにはapaMEN選手が加入し、ADCにはYutapon選手が戻り、世界戦でのDFMにも期待が膨らみます。
特に今回のAria選手の得意チャンピオンが立て続けにバフされていますから、個人的には彼のメカニクスを生かしたプレイに注目したいです!
「Worlds 2023」は2023年10月10日より韓国で開催されます。DFMの活躍を応援しましょう!
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今回は先日行われました「LJL 2023 Summer Split」の決勝戦、DetonatioN FocusMe(DFM) vs Fukuoka SoftBank Hawks Gaming(SHG)戦についてのレポート記事になります!
僕は私用で生観戦は叶いませんでしたが、幕張メッセで生で観た人はさぞや熱狂のさなかにあったと思います。それほどの大激戦を演じてくれました!
世界戦の切符を手にしたのはDFMとなりましたが、その決め手はなんだったのか、マッチごとに解説していきます。
Game1:Harp選手のブリッツクランクが大暴れ

TOP Yutapon(サイオン)vs Kinatu(エイトロックス)
JG Steal(アイバーン)vs Blank(セジュアニ)
MID Aria(トリスターナ)vs DasheR(アジール)
ADC Milan(ザヤ)vs Marble(アフェリオス)
SUP Harp(ブリッツクランク)vs Vsta(ノーチラス)
1試合目はお互い2DPS構成ながら、Yutapon選手のサイオンに全幅の信頼を置きスノーボールに寄せたDFM、スケールで上回ったタイミングでワンピックを狙えるSHGという形に。
後半のサイオンはアジール/アフェリオス構成に無力そのもの。DFMは、彼らのアイテムが出そろうまでに試合を決定づける必要があります。
結果としては、Harp選手のブリッツクランクが強烈だったというのはもちろん、それに対するリスペクトが足らず、SHG側でビジョンが共有できていなかったように感じました。
注目なのは以下のシーン。

9:20の場面、Aria選手をうまくベイトし、MIDのヘルス有利を得たSHG。これによりテンポ(アクションを先に起こす権利)を得たSHGは、悠々とドラゴンに向かいます。

……が、DFMのヘラルド討伐に対して、SHGはドラゴンではなくBOTのタワープレート2枚とゴーレムを選択します。これはJGとADCの圧力を強める点と、ドラゴン討伐そのものを遅らせることでレイトゲームに行きやすくする2つの狙いが感じられました。
これにより、アイテムが出そろった後でオブジェクトファイトをすることができるようになりました。しかし……。

Harp選手のフラッシュ→Eからのキャッチが炸裂し、フラッシュごとKinatu選手を討ち取ることになったため、そもそもオブジェクトファイトが起こりませんでした。このファイトはSHGが唯一序盤で上回る時間だっただけに口惜しかったことでしょう。
もしここでSHGが勝利し、ドラゴンを確保していれば、その後の展開で不利を背負っていてもアジール/アフェリオスの3つ目のコアアイテムが買えていたはず。このドラゴンが重要であった点をチームで共有し、Harp選手のブリッツクランクへのリスペクトがあれば防げた展開だったと言えます。
Game2:Kinatu選手の絶妙なアグロコントロール

TOP Kinatu(エイトロックス)vs Yutapon(レネクトン)
JG Blank(セジュアニ)vs Steal(ポッピー)
MID DasheR(アジール)vs Aira(ニーコ)
ADC Marble(カイ=サ)vs Milan(ゼリ)
SUP Vsta(ガリオ)vs Harp(アリスター)
SHGは引き続きスケールで勝るか、中盤に寄せた構成をDFM相手に行うかを迫られます。オープンだったカイ=サを抑えて突撃できる構成のSHGに対して、ニーコを抑えることで序・中盤の集団戦を補強したDFM、という構図に。
印象としてはアジールへのプレッシャーを捨てて集団戦を見ているため、DasheR選手のディール能力に注目したいバンピックとなりました。

レネクトン/ニーコの序盤のプレッシャーを生かしたいSteal選手の狙いを見透かすかのように、カバーに入るBlank選手のセジュアニ。このマネジメント能力はさすがとしか言いようがありません。
また、SHGは最初のリフトヘラルド戦を無血で終え、ヘラルドバフを得たのも巨大な有利でした。その後は一進一退ながらDFMがゴールドで勝っていきますが、この2つの有利分を返すほどではありません。

決め手となったのは29:40のバロン戦。直前でDasheR選手のフラッシュが落とされた後でのファイトでした。
Steal選手のポッピーの「守護者の鉄槌」により3vs5になってしまったタイミングで、Kinatu選手のエイトロックスがアグロをもらい切ったことでカウンターが成立。ファイトに勝利しました。
1ゲーム目の脅威ビルドをやめ、ゴアドリンカー+ステラックの篭手を持ち、ストップウォッチまで準備していたのが素晴らしいです。前衛としての仕事を遂行し、全員が相手をリスペクトしきった上でのキレイな形での勝利でした。
Game3:Aria&Harpの瀕死からの逆転

TOP Yutapon(サイオン)vs Kinatu(オーン)
JG Steal(セジュアニ)vs Blank(ヴィエゴ)
MID Aria(ジェイス)vs DasheR(アーリ)
ADC Milan(ゼリ)vs Marble(アフェリオス)
SUP Harp(レナータ・グラスク)vs Vsta(アリスター)
DasheR選手のアジールを重く見て修正したDFMに対し、やはりスケールを見るSHG、というバンピック。面白いのはHarp選手のレナータ・グラスク。ここはルルかと思いましたが、どう作用するか。
立ち上がりはSteal選手のセジュアニの鋭いガンクが牙を剥き、ゆっくりとDFMがスノーボールしていく展開。SHGもアーリ/ヴィエゴに加え、Vsta選手がアリスターのロームも加えて取り返そうとしていきますが……。

8:00で起きた小規模戦。アーリ/アリスターを生かしたキャッチがAria選手のジェイスを襲った場面ですが、なんとレナータのWによりAria選手が生存。カウンターで2キルを取るという結果になりました。

14:10で起きた集団戦では、Harp選手がVsta選手からW→Qのノックアップを喰らった形からスタート。両陣営ポジションを探っていく中、孤立したYutapon選手のサイオンを守る形で放ったHarp選手の「R-敵対的買収」がDasheR選手にヒット。それを確認してからすかさずフラッシュ→Qを当て、Harp選手がDasheR選手のキルを確実なものにします。ダメ押しにWでYutapon選手をデッドから守り、完璧に集団戦をデザインしエースを獲得。
そこからはあまりに大きな有利にSHGが耐えられず、DFMが勝利。まさに定番な「DFMスタイル」で勝利したGame3でした。
Game4:Blank選手からのCCチェインが決め手に

TOP Kinatu(ナー)vs Yutapon(ランブル)
JG Blank(レル)vs Steal(セジュアニ)
MID DasheR(トリスターナ)vs Aira(ジェイス)
ADC Marble(カイ=サ)vs Milan(シヴィア)
SUP Vsta(ラカン)vs Harp(アリスター)
DFMが優勝にリーチをかけたGame4。DFMがセジュアニを早めに抑え、ポッピーを取らなかった関係上、SHGは機動力とダメージに寄せた構成に。明らかにレネクトンだったところをランブルまで見据えてナーにした選択が吉と出るか、凶と出るか──。
14分経過までキルが発生しないというお互い慎重な探り合いを繰り広げた中、決め手となったのは3つ目のドラゴンの場面。

メガナーにさせずにKinatu選手をピックアップする予定が、Blank選手の操るレルの鋭いカウンターエンゲージがDFMを襲います。立て続けのナー→ラカンというCCコンボによりほとんど操作ができなかったことでしょう。
まさに理想的といえる集団戦を組み立てられたことにより、SHGはその後の進退でも自信を持ってエンゲージを繰り返していました。構成上、この「自信」は重要なファクターであり、最重要オブジェクトを控える3ドラゴン目という場面で組み立てられたのが、SHGの勝因となったと言えます。
Game5:一瞬のスキをついた錨投

TOP Yutapon(ポッピー)vs Kinatu(レネクトン)
JG Steal(ノクターン)vs Blank(セジュアニ))
MID Aria(アーリ)vs DasheR(トリスターナ)
ADC Milan(ゼリ)vs Marble(シヴィア)
SUP Harp(ノーチラス)vs Vsta(アリスター)
2勝2敗同士、最後の試合となったGame5は、DFMがブルーサイドを選択。バンピックでは、ゼリはカイ=サ、トリスターナはアジールというそれぞれの代用的な意味合いを担っています。したがって、ピックアップしていくDFMをいかにSHGがさばき、レイトゲームを迎えられるかにかかっている構図になりました。
序盤から好プレイが続き、3ドラゴン、バロンまで順調に獲得したDFM。しかし、ボットレーンでの集団戦の敗北から状況が停滞し、SHG陣営のマークスマンたちは最重要アイテム「ドミニクリガード」が2つ目のバロン出現に間に合います。その直後に起きた29:00頃からの集団戦のことでした。

Milan選手のゼリはミッドレーンのウェーブをクリアした後、すぐさまポジションをバロン側に変えます。これによりバロン側のスペースを取らせない布陣を形成。
しかしBlank選手のセジュアニは最低でもレーンブッシュの視界を取りたいと判断し体を入れます。これに呼応したことで集団戦が開幕。構成上、仕掛けられてからカウンターを狙いたかったSHGですが、DFMが一挙にではなくゆっくりと致命的なスキルを切っていくため、カウンターする機会が後ろ倒しになってしまいます。

これにより時間とスペースが作られ、Blank選手がデッド。しかし、Kinatu選手はGame2のエイトロックスでも見せたストップウォッチを使ったアグロ管理を行い、Blank選手が倒れた後でもフロントラインを維持。カウンターのチャンスがようやく訪れる……その時でした。

Harp選手のノーチラスが見事なフックを決めます。DasheR選手が操るトリスターナのWは、CCを食らいながらでも入力が通る仕様です。そのため、このポジションが取れ、アリスターのVsta選手も射線に入っておくこともしませんでした。
本来ならば、DasheR選手のいる地点にHarp選手がフックをしていた場合は脱出できたはずでした。しかし、あろうことかDasheR選手が「W- ロケットジャンプ」を後ろに入力することを読み、トリスターナの後ろ側にノーチラスのQを振ることで、Harp選手がWを無効化。その後、DasheR選手はフラッシュを切るもデッド。またしてもHarp選手が集団戦を決め切ってしまいました。
もし手前側にQを振っていたらトリスターナは一度脱出し、Vsta選手がストップウォッチ明けのKinatu選手をかばう形でエンゲージしたはずです。そうなっていたら結果はわかりませんでした。
まとめ
本当に手に汗を握る決勝戦でした。それぞれのチームの狙いや、それをカウンターする策も用意しており、それがフルセットにつながったのだと思います。
DFMが「Worlds 2023」で最初に戦うのは、CBLOL(ブラジル)、LLA(ラテンアメリカ)、VCS(ベトナム)、PCS(東南アジア)、WQS(欧州・北米の第4シード)などのチーム。トップにはapaMEN選手が加入し、ADCにはYutapon選手が戻り、世界戦でのDFMにも期待が膨らみます。
特に今回のAria選手の得意チャンピオンが立て続けにバフされていますから、個人的には彼のメカニクスを生かしたプレイに注目したいです!
「Worlds 2023」は2023年10月10日より韓国で開催されます。DFMの活躍を応援しましょう!
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- 【イベントレポート】 k4sen主催「League The k4sen Season: Spirit Blossom Beyond」が閉幕、初代王者はSorcery Tiara
- eスポーツチームZETA DIVISION所属のストリーマー、k4senが主催・進行を務めた「League The k4sen: League of Legends Streamer's Championship Supported by Riot Games シーズン: 精霊の花祭り 幽明の境」が、2025年8月26日(火)〜27日(水)の幕張メッセ2DAYSにて閉幕。Sorcery Tiara(ソーサリーティアラ)が初代王者に輝いた。「The k4sen」は、k4senが主催する人気配信シリーズで、今回の採用タイトルは『リーグ・オブ・レジェンド』。ストリーマー・VTuber・クリエイターら48名4チームが参加し、6月25日(水)から8月27日(水)まで、レギュラーステージ6日間・プレーオフ2日間(オフライン)の全8日間にわたり開催された。<以下、ニュースリリースより>「ZETA DIVISION」のk4sen主催、『League The k4sen Season: Spirit Blossom Beyond』が閉幕!初代王者が決定! GANYMEDE株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:西原 大輔)が運営するプロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」に所属するストリーマー・k4sen(かせん)が主催・進行を務めた『League The k4sen: League of Legends Streamer's Championship Supported by Riot Games』(以下、LTK)「シーズン: 精霊の花祭り 幽明の境」が、2025年8月27日(水)をもって閉幕いたしました。 本イベントは、Riot Gamesの全面的な協力のもと開催され、2025年6月25日(水)から8月27日(水)までの2か月間を「LTK シーズン: 精霊の花祭り 幽明の境」と題し、レギュラーステージ6日間・プレイオフ2日間の全8日間にわたり開催されました。 各回には、実力と個性を兼ね備えたストリーマー・VTuber・クリエイターたちが12人チームで参加し、特別ルールのもとで戦略・エンタメ・チームワークが交差するLoLならではの魅力が詰まった対戦が展開されました。『LTK Season: Spirit Blossom Beyond』プレイオフについて 2025年8月26日(火)、27日(水)の2日間、幕張イベントホールを舞台に「LTK シーズン: 精霊の花祭り 幽明の境」のプレイオフが開催されました。レギュラーステージを勝ち抜いたチームが、初代王者の称号をかけて激突しました。プレイオフDay 1 ハイライト Day 1は、ショーマッチから始まり、その後レギュラーステージの上位チームによるUpper Finalsで初代王者の座を争うGrand Finalsへの最初の枠が決定しました。 しかし、最も大きな盛り上がりを見せたのは、負けたら終わりのサバイバルマッチとして行われたLower Semifinalsの最終戦、 DOMINATION CROWN NEXT (DC NEXT)とPRECISION DIADEM NEXT(PD NEXT)の対決です。 この試合は、両チームにとって極限のプレッシャーの中、PD NEXTのまざー3選手がMVP級の活躍を見せました。 Game 2で、DC NEXTのta1yo選手相手に苦しんだまざー3選手でしたが、Game 3も両者同じチャンピオンで対決。まざー3選手がプライド対決を制しトップレーンからチームを支え、PD NEXTはDC NEXTの猛攻をしのぎ、勝利をもぎとりました。PD NEXTは、この勝利によりDay 2のLower Finalsへの進出を決め、Grand Finals進出への希望を繋ぎました。プレイオフDay 2 ハイライト Day 2は、Grand Finals進出をかけたLower Finals、そしてGrand Finalsにおけるアドバンテージを争うNemesis Matchから幕を開けました。 Nemesis MatchではSORCERY TIARA(ST)COREがDOMINATION CROWN(DC)COREに勝利し、Grand Finalsを1-0のリードで開始する権利を獲得。これにより、ST COREは精神的にも大きな優位を持って決勝戦に臨むこととなります。一方、Lower Finalsでは、前日に劇的な勝利を収めたPRECISION DIADEM(PD)を相手に、RESOLVE REGALIA(RR)NEXTが粘り強い戦いを見せました。彼らは、苦しい道のりを乗り越え、ついにGrand Finalsへの切符を掴み取りました。そして迎えたGrand Finals。2か月にわたる猛練習と数々の苦難を乗り越え、STとRRはついにこの頂点の舞台で相まみえることとなりました。Grand Finals Game 1 (ST NEXT vs RR NEXT): RR NEXT、起死回生の逆転劇!1-0リードで始まったSTに対し、RR NEXTはGame 1で驚異の粘りを見せました。特に白波らむね選手が操るジンクスとアステル・レダ選手が操るビクターの圧倒的なキャリー力が光り、劣勢を覆してGame 1を制覇。シリーズは1-1のタイとなり、会場のボルテージは最高潮に達しました。Game 2 (ST CORE vs RR CORE): ST CORE、mittiii選手が圧倒!続くGame 2では、ST COREが圧巻のパフォーマンスを披露。なかでもmittiii選手がトップレーンで選択したライズが対面を圧倒する驚異的な活躍を見せ、チームを勝利に導きました。AlphaAzur選手、なぎさっち選手、うるか選手も献身的にチームを支え、SORCERY TIARAは再びリードを奪いました。Game 3 (ST NEXT vs RR NEXT): 橘ひなの選手が躍動!SORCERY TIARAが初代王者に!初代王者の座をかけた最終戦、Game 3は再びST NEXTとRR NEXTの対決となりました。この試合でMVP級の活躍を見せたのは橘ひなの選手が操るシヴィア。開始30分で7キルと3コアアイテムを完成させる圧倒的なキャリー力で試合を支配しました。また、鈴木ノリアキ選手のパーフェクトなショックウェーブもチームの勝利に大きく貢献。SORCERY TIARAはGrand Finalsを3-1で制し、見事初代王者の栄冠を掴み取りました。初代王者Sorcery Tiara:苦難を乗り越えた成長の物語 SORCERY TIARAの優勝は、まさに努力と成長の結晶でした。 プレイオフではST NEXTは最後の最後までRR NEXT相手に勝利を掴むことができず、苦しい試合を経験しました。しかし、その逆境を乗り越え、Grand Finalsの大舞台で勝利。選手一人ひとりが大きく成長しました。 サポートのトナカイト選手は今年LoLを始めたばかりでありながら、チームのメインコールを担当し、チームを献身的に支えました。鈴木ノリアキ選手もまた、チームが苦しい時に支えとなり、橘ひなの選手のキャリーを後押ししました。チーム全体のバランスと連携が、彼らを勝利へと導きました。 一方、惜しくも敗れたRESOLVE REGALIAも、その道のりにおいて多くの感動を呼びました。Lower Semifinalsでの活躍が目まぐるしかったまざー3選手率いるPRECISION DIADEMと激戦を繰り広げ、Lower Finalsではその粘り強さでGrand Finalsへと駒を進めました。 彼らの健闘は、eスポーツの持つ可能性、そして何よりも選手たちの熱い思いと絆を鮮やかに示しました。 『League The k4sen Season: Spirit Blossom Beyond』は、2か月にわたる壮大な物語に幕を下ろしました。この大会を通じて、各ストリーマーたちの人間ドラマ、そして「League of Legends」というタイトルの奥深さが、多くの視聴者に感動と興奮を届けました。 GANYMEDE株式会社は、今後もeスポーツの可能性を広げ、人とゲーミングカルチャーが広く親しまれる未来を目指し、活動を続けてまいります。『League The k4sen』(LTK)とは 『The k4sen』は、k4senのユニークな視点や発想を、ZETA DIVISIONの制作チームと共に具現化していく配信シリーズで、毎回異なるジャンルのコンテンツで新たな“面白さ”に挑戦してきました。第36回目となる今回は、Riot Gamesが開発・運営する世界的MOBAタイトル「リーグ・オブ・レジェンド」において、ストリーマーたちによる熱きチーム戦が繰り広げられます。 X:https://x.com/lolthek4sen YouTube:https://www.youtube.com/@lolthek4sen「The k4sen」とは 「The k4sen」は、コンテンツクリエイターのk4senを中心としたストリーマーが様々なゲームタイトルで展開している人気配信企画シリーズです。ストリーマーからVTuberまで豪華メンバーが集い、毎回異なるテーマやゲームタイトルでユニークな企画を繰り広げる点が特徴で、その影響力はゲームコミュニティにも波及しています。 昨年開催された初の単独オフラインイベント「The k4sen Con」では3日間で延べ50名以上のストリーマーが集結し、FPSからスポーツゲーム、さらには学力テストに至るまで多彩な企画で観客を沸かせました。オンライン配信シリーズとしても回を重ね、本イベントで第37回を迎える「The k4sen」は、常に「面白いものを追求し、そこに集まる人々が作り上げる」場として進化を続けています。 X:https://x.com/thek4senZETA DIVISIONについて 2018年に設立されたZETA DIVISIONは、ゲーミングライフスタイルを確立させ新たなカルチャーを発信し続けるリーディングブランドです。 ゲーマーとそれを取り巻くカルチャーをより豊かにし、新しいクリエーターを探し、次世代の文化を形成します。既存の文化にとらわれない新たなスタイルを発信しつづけ、ゲーミングカルチャーが広く親しまれる共通の価値観として確立した未来を目指し、活動してまいります。 Web:https://zetadivision.com X:https://x.com/zetadivision Instagram:https://www.instagram.com/zetadivision YouTube:https://www.youtube.com/c/ZETADIVISION TikTok:https://www.tiktok.com/@zetadivision
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- 【優勝インタビュー+現地レポート】チームブースがパワーアップで今シーズンは会場にも大きな変化が!?——RIDDLE ORDERが完全優勝を果たした国内リーグ「VALORANT Challengers Japan 2025」
- 『VALORANT』の国内リーグ「VALORANT Challengers Japan 2025 Season Finals」の準決勝戦・決勝戦が、8月23日(土)~24日(日)に開催された。NOEZ FOXX(NFX)、FENNEL(FL)、RIDDLE ORDER(RID)の国内の強豪チームが白熱した試合を見せ、会場を大いに盛り上げた。▲正面以外にも、巨大なサブディスプレーが吊り下がっており、どの位置にいても試合は見やすい そんなすさまじい試合が開催されたのは、東京の西側にある「京王アリーナTOKYO」。以前、東京五輪の会場としても利用されたことがあり、今年2月に「武蔵野の森総合スポーツプラザ」から名前が変わったばかりの大型スポーツ施設だ。▲会場のいたるところに戦略フレンズが隠されているという、遊び心満載の会場。場所は日替わりなので、フルコンプリートはかなり難しい 今回はそんなChallengers Japan最終決戦の様子を、余すところなくレポートするとしよう。初日から大激戦——スーパープレー連発で会場は大熱狂 初日に実施された準決勝の対戦カードは、NFX vs FL。NFXの円陣、そしてFLの「一本締め」で気合いを入れる。▲NFXの円陣。BlackWiz「練習したことをやって、勝つだけ。あとは楽しもう!」 第1マップの「カロード」は、4:13でNFXが勝利。一方で第2マップの「サンセット」は、13:3でFLが勝利。お互い、自身のピックマップは堅調に獲得していく。第3マップの「ロータス」は、ほぼ同点のまま試合が進み、最終的にはオーバータイムに突入。勝っては負け……というもどかしい展開の中、王手をかけたのはFLであった。▲角に隠れたEsperanza。最後の最後まで我慢し、スティンガーで全員をキル。武器不利ラウンドをACEでひっくり返す、波乱の幕開けとなった(https://www.youtube.com/live/NFuviQM9KRc?si=UVJJg7851uWy_QZj&t=11686) 運命の第4マップは「ヘイヴン」。こちらも互いに拮抗しながら、ほぼ同点のままラウンドを重ねていく。だが勝負ラウンドの第22ラウンド、FL側の的確なカバーによりNFXは惜敗。FLのマッチポイントの中、NFXは武器が不利な状況に追い込まれた。迎えた第23ラウンド、ここでもFLは安定したプレーを見せ、結果NFXは敗北。翌日の決勝戦に駒を進めたのはFLであった。▲必死に喰らいつくNFXだったが、先に人数有利を獲得したFLがそのまま勝利。NFXはこの時点で3位敗退が確定した(https://www.youtube.com/live/NFuviQM9KRc?si=eyMRVvVX7QfXix2C&t=19721) ▲カメラに向けて啖呵を切るGON。「おいJoxJo、首洗って待っとけ!」と明日の試合を盛り上げる(https://www.youtube.com/live/NFuviQM9KRc?si=YJtuN_tWS4aRL3q-&t=20090) ▲翌日には、さっそく応援ボードが作られていた 推しグッズが買える! 推し選手に会える!——チームブースを散策してみた 会場内には、国内チームのブースが設けられた。どのチームも、グッズ販売やファン交流などといった独自の企画が目白押しだ。NOEZ FOXX(NFX) 準決勝で惜しくも敗れたNFX。翌日の決勝では、ブース内に選手たち、そしてDJふぉいオーナーが登場。誰と撮影するかも、好きに選ぶことができる。ファンにはたまらない企画であること間違いなしだ。▲キツネのポーズで記念撮影! 終了後にはグータッチまでしてくれるぞ ▲「一押しのグッズは?」と聞くと、NFXのロゴのついたハンドスピナー(数量限定で無料配布)をオススメされた。なぜかマーカーペンが付いているが、実用性は未知数だ REJECT(RC) RCブースでは、グッズ販売の他にマウスの展示も行われていた。国内未発売を含む新作デバイスを、実際にさわって試すことができる。ここ最近は「REJECT GEAR」として、ゲーミングデバイス開発に力を入れていることがうかがえる。やはり、選手目線での商品開発ができることが強みなのだろう。単なるファングッズではなく、1ゲーマーにしっかりとオススメできるデバイスばかりだ。▲REJECTとLAMZUがコラボした、ポーリングレート8kの新作マウスたち。特に一番左の「MAYA 8K」は45g(±2g)という驚きの軽さ ▲hiroronn選手(左)とMeatPieN選手(右)もブースに登場。バッチリ記念撮影もできるぞ! QT DIG∞(QTD) 今年4月に「Sengoku Gaming」からリブランディングされたQTDでは、シーズン中も活躍したmisaya選手とKippei選手が、ほぼ2日間フルでブース内でファン対応を行っていた。以前から選手と会える率が高いことで有名なチームだが、今年もやはり健在のようだ。▲オススメグッズはやはり「色紙」だろう。そのままブースにいる選手に、サインを書いてもらうことができるぞ ▲ブースでは、なんとクローヴとキルジョイがアルバイト中! 実は以前開催されたチームのファンミーティングで直接勧誘したそうな ▲クローヴのアビリティー「ピック・ミー・アップ」のポーズで記念撮影 駒を進めるFL、立ち向かうRID——運命の決勝戦 8月24日(日)に行われた決勝戦。見事勝ち進んだFLと、待ち構えるRIDの対決が行われることとなった。観客席ではFLファンの応援ボードがキラキラと輝く一方で、RID側の黄色と黒の警告色のユニフォームもいっそう目立った。▲円陣を組むRIDに対して、FLは観客と共に一本締め。会場との妙な一体感が生まれた瞬間である 第1マップ、第2マップは、お互いのピックマップをそれぞれ堅調に獲得する。だが第3マップの「アイスボックス」では、さらにノッてきたRID。若干FLが勢いを増す場面はあったものの、基本的には追随を許さない。▲戦車のようにすべてを薙ぎ払う素早い展開で、勢いのまま第3マップを勝利。先にマッチポイントを獲得したのはRIDだ 第4マップは「バインド」。FL側も決して劣ってなどいないのだが、RIDの単純な火力に前半から押され気味の様子だ。だが中盤には少しずつFLも持ち直し、前半を5:7で折り返す展開となった。▲yatsukaのデッドロックが、ここぞという時に活躍。RIDの完璧な守りを攻略するのに、あまりにも時間が足りなさすぎる(https://www.youtube.com/live/SdqI3FsHtPE?si=fsDHGYjSO0Y9SRFq&t=21201) 堅調にFLがピストルラウンドを獲得したのも束の間、その次のエコラウンドではまさかのRIDが逆転でラウンドを獲得。有利な状況だったはずが、逆に差をつけられてしまう展開に。▲yatsukaのシェリフが武器差を一瞬で覆していく。圧倒的なキルスピードに、もはやオブザーバーのカメラも追いつけていない(https://www.youtube.com/live/SdqI3FsHtPE?si=z2fNhiOezsNrKHwc&t=22600) その結果、FLは思うように得点を重ねることができず、終始RID優勢のまま試合は進行。完全に試合展開を握ったRIDは、第21ラウンド目、残されたGONをそのまま制し勝利。見事日本一の座を手にした。▲残ったMintyとJoxJoの連携は、少しのチャンスも許さない。そのまま8:13でRIDが優勝(https://www.youtube.com/live/SdqI3FsHtPE?si=ufCssePzmFssu4ND&t=23513) ▲JoxJoは立ち上がって雄叫びを上げた。タイ・バンコクでのリベンジマッチの切符を掴んだ瞬間である ▲昨年の敗北から、ほぼ1からチームを作り直したFL。だがついに、日本一の座を掴むことはできなかった RIDDLE ORDER 合同記者会見 ▲左からryota-(りょうた)サブコーチ、Vorz(ぼるず)コーチ、Minty(みんてぃー)、Seoldam(そるだむ)、Caedye(かえで)、yatsuka(やつか)、JoxJo(じょじょ) 最後に、試合終了直後に行われた選手・コーチとの合同記者会見の様子をお届けしよう。——まずは優勝おめでとうございます!全員:ありがとうございます!!——さっそくですが、試合を終えての感想をお願いします。JoxJo:Split 1・2でも勝ってはいたんですが、このSplit 3で負ければ、今のメンバーでやるのは最後かもしれなかったので、頑張って勝てて良かったと思います。yatsuka:JoxJoの言う通り、このメンバーで(負ければ)続くことは多分なかったと思うので、本当にこのVCJ(VALORANT Challengers Japanの俗称)で勝てて良かったと思います。Caedye:2025年のSplit 1・2・3の全部、シーズンを通して勝てたのがめちゃくちゃうれしいです。日本初らしいです(笑)。Seoldam:みんなでコールを合わせて、うまく行けたり——。なんだろう、今日は本当に全部が良くて、普通に勝ててうれしいです。Minty:勝った瞬間は、いっぱい泣くくらいうれしくかったです。RIDDLEに入って、直さなければいけないことも、まだいっぱいあると思うんですけど、努力して勝利できたのでうれしいです。Vorzコーチ:さっきCaedyeも言っていましたが、すべての大会で勝てたことがうれしいです。またここから気を引き締めて頑張ります。いきなりJoxJoに「お前シェリフ買え」と言われた——yatsuka選手のスーパープレーの裏事情とは ——バインドの後半14ラウンド、空中を飛ぶレイズをシェリフで撃ち落とすなど、yatsuka選手のかなり展開を大きく変えるプレーが際立ちました。このプレーをしたときの心境をお聞かせください。▲明らかにFLが有利なはずのエコラウンドだったが、yatsukaのシェリフが破壊した。4キル目には空中のレイズを撃ち落とすスーパープレーを見せ、会場の興奮は最高潮に(https://www.youtube.com/live/SdqI3FsHtPE?si=z2fNhiOezsNrKHwc&t=22600) yatsuka:あの時は、なんかJoxJoにいきなり「お前シェリフ買え!」って言われて始まったラウンドだったんですけど、最初の1キルを取ったときに「これラウンド取るかも」みたいなエイムの感覚があったので、自分自身では驚かなかったです。——Seoldam選手は、モニターを少し傾けるセッティングをされていると思います。あれには何か理由はあるのでしょうか。Seoldam:あれって特に何もないんですけど——。「今日はなんか調子いいな」みたいなノリで調整しながらなので、あまり気にしていないです(笑)。——本日の試合中に、何か印象に残った会話はありますか?Seoldam:多分、ピストルラウンドかな? 「みんなで気合い入れて頑張ろう! ファイティン!」と言った瞬間、テックポーズが来て笑った記憶があります。Minty:あー(笑)。——以前からCaedye選手は、師匠のBijuさんから伝授された「SiuFatBBのモノマネ」をよくされていたと思うんですが、今回の試合ではMinty選手も一緒になってやっていたかと思います。チーム内で何か伝授したりということはあったのでしょうか。▲🇨🇳Wolves EsportsのSiuFatBB選手のパフォーマンスが元ネタ。ラウンドを守りきったMinty選手とともに、観客席に向けて堂々と披露(https://www.youtube.com/live/SdqI3FsHtPE?si=GzZg2872700nKtDW&t=21322) Caedye:俺がやらせました。「Minty立て!」って言って。Minty:「お前やれ!」つって(笑)。Caedye:師匠の教えをどんどん広めていく、っと。——これからはRIDのメンバー全員に広げていく?Caedye:RID全員もそうだし、RID以外のチームにも広まってくれればうれしいです。「練習通りにやれば絶対に勝てる」——試合にも現れた王者RIDの風格 ——この試合における勝因は何だと思いますか?Vorzコーチ:練習でやってきたことを、5人それぞれやって、想定通りに勝つマップで勝てたという感じです。Minty:みんながやるべきことをやって、無理しないといけないところでは無理をして、みんな5人がまとまってたからだと思います。Seoldam:すいません、何て……。あっ、勝った理由! あー(笑)。有利な状況でも甘えずに、みんなでやることをやって、コールを合わせて落ち着いたり——。結構FLは少人数戦でゆっくりやるのが好きだとみんな知っていたので、ちゃんとコールを回して情報を交換して、それがうまくいって勝てたと思います。Caedye:僕たちがスクリムで「バインド」をするときに、大差で勝つ時は僕がピストルラウンドで3キルするんですよ。で、今日の大会もピストルラウンドで3キルしたので、「あ、これ勝ったな」と思いました。yatsuka:僕たちが勝った一番の要因は、やっぱりryota-サブコーチだと思いますね。チーム練習でも、6人だと詰まりがちな部分があるんですけど、ryota-コーチが入ってからはその詰まりがちな部分を解いてくれるというか。練習の幅が広がったところを、ちゃんと出し切れたのだと思います。ryota-選手……あっ、ryota-コーチありがとうございます!Vorzコーチ:そこ間違えるなよ(笑)。▲後ろで会見を聞いていたryota-サブコーチ。前に出るように背中を押されていたが、恥ずかしそうに断っていた JoxJo:ちょっと話がずれるかもしれないんですけど、去年のオフラインは僕らの中で勝てるかどうか「50-50じゃない」って感じで、どちらが勝ってもおかしくないという気持ちでいたんですよ。でも今回は、Split 1・2でも優勝したし、練習のクォリティも高くて、練習通りやれば絶対に勝てるというマインドがみんなの中にあったと思います。心でみんなを信じていたからこそ、それがそのまま大会に出てきたのだと思います。——今大会のMVPは誰だと思いますか?Vorzコーチ:ムズっ。そんなに見ないでよ(笑)。▲回答に困り、ニヤニヤしながらVorzコーチを見つめるMinty Vorzコーチ:じゃあ、Mintyで。Mintyにします。——その理由は?Vorzコーチ:前回のオフラインでも感じたんですけど、何故かオンラインよりオフラインの方がうまくて。与えられた役割にプラスして、期待値以上のことをやってくれる感じ。なんか正直オンラインの時は、正直たまに「ぽけ~」としている時があるんですけど、オフラインではマジで頼りになります。——Minty選手はいかがでしょうか?Minty:全員で——。さすがに。今日の試合は、本当にチームで勝ち取れた勝利だと思うので、全員ということでお願いします。——今大会では比較的トラブルが少なかったように感じますが、特にメンタル面において昨年と比べて、何か感じることはありますか?Vorzコーチ:「去年が~」とか言いたいわけじゃないんですが、今年の運営さんは何かあったときのレスポンスはすごく早いように感じます。去年のピックミスに関しては、まずそもそもピックミスする奴らがあり得ないんですけど、それ対策としてエージェント提出があったりなど、いろいろとリマインドしてくれるんですよね。そういう面では、あまりいろいろなことを考えなくてもいいというか、本当に助かっています。▲昨年(2024年)のChallengers Japanでの一幕。選手たちの勘違いにより、適当に選んだエージェントがそのまま採用されてしまった。この結果、RIDは自身のピックマップを落とし危うく敗北寸前に(https://www.youtube.com/live/QWsVg5Pbvyo?t=7347) ——昨年の経験は生きていると思いますか?Vorzコーチ:自分はちょっと選手じゃないんで——。ただテックポーズには、どこのチームよりも慣れているんじゃないかと感じます。どうですかね?(無言でうなずく選手たち)Vorzコーチ:らしいです。——JoxJo選手は過去、さまざまなチームを日本一に導いた経験があります。この「優勝請負人」として、チームを作るうえで考えていることを教えてください。JoxJo:いろいろ——本当にいろいろあるんですけど、その中で選ぶとすれば、「雰囲気」ですよね。チーム全体としてチームのメンバーを信じるのか。コーチ含めて、チームに対して不安がないこと。味方を信じたら勝てる。そういう雰囲気を作ることが、勝つために5人全員で頑張ることです。2度目となるアセンションに向けて ▲このチケットを手にしたのは2度目となるRIDDLE。🇹🇭バンコクで開催されるこの「VCT Ascension Pacific 2025」で準優勝以上になれれば、国際リーグへの昇格を果たすことができる ——VCT Ascensionに向けての意気込みをお願いします。JoxJo:今は勝ったからプレッシャーを感じるんですけど、僕らは日本で3連続優勝して、ただアセンションでいい実績が出なかったら、それはそれでちょっと不味いなって感じがして。でも今は自信もあるし、本当に勝てるように頑張るので、応援よろしくお願いします。yatsuka:去年アセンションに出たんですけど、その時も今回出場する🇰🇷Nongshim RedForceと🇮🇩BOOM Esportsに負けてしまったんですが、今回はこの2チームにも勝てる自信があるので、全部倒して、VCT Pacificに行くための努力をしていこうと思います。Caedye:去年アセンションで負けて、1年間ティア2で頑張って、またアセンションまで行けたんですけど——。まぁ、チャンスだと思って全力で頑張ります。Seoldam:正直まだ足りないこともいっぱいあるし、もっと完璧にできるように、次の大会まで全力で練習して、勝てるようにしたいと思います。Minty:海外の公式大会はこのアセンションが初めてなので、まだどういうことになるか僕も分からないんですけど——。僕も成長して、アセンションに優勝できるように練習したいと思います。Vorzコーチ:去年、海外の地で感じた経験や反省点を、今年は同じミスをしないように、学んだことを生かして頑張りたいと思っています。▲チームで唯一、昨年の優勝を経験していないMinty選手。さまざまな地域の強豪が集う中、果たして海外でも練習通りの成果を発揮できるのだろうか ——最後にファンへのメッセージを、代表してお願いします。Caedye:日本代表として、応援してくれている人たちに、RIDDLEのガンバディーを買わせてあげるために頑張ります! 応援お願いします。——ありがとうございました!——— 昨年のドラマティックな勝利とは異なり、今大会のRIDは極めて安定したプレーであっただろう。もちろん昨年はさまざまなトラブルがあったとはいえ、それを抜きにしても今年ほどの落ち着きはなかったように思える。これはやはり、長い長い練習と数多の勝利に裏打ちされた、圧倒的な自信の現れだろう。結局のところ、RIDが目指すのは今よりも遥かに厳しい国際リーグだ。ここで圧倒的な勝利ができなければ、ティア1の国際リーグでやっていくことは難しいのかもしれない。そんな圧倒的王者が世界を目指し戦う「VCT Ascension Pacific 2025」は、再来月の10月13日(月)から開幕予定。RIDにとっては束の間のオフシーズンとなるが、果たしてこの期間に、どのような成長を見せてくれるのだろうか。RIDガンバディーのためにも、ぜひとも応援したい。撮影:まいる編集:いのかわゆう【まいるプロフィール】関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)