『ポケットモンスター(ポケモン)』シリーズの各種タイトルで争われる世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス2023(WCS)」が、横浜みなとみらいにて8月11日(金)~13日(日)に開催されました。
またそれに合わせ、みなとみらい地区が『ポケモン』一色となる「ポケモンWCS2023横浜みなとみらいイベント(横浜みなとみらいイベント)」が8月8日(火)~14日(月)に開催されました。

WCSは『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』『ポケモンユナイト』『ポケモンGO』『ポケモンカードゲーム』の4タイトルで世界一を争うゲーム大会で、今年で18年目、15回を数える歴史あるイベントです。日本での開催は今回が初めてで、アジア初にもなります。
ということで、11日に取材する機会を得たので、そのレポートをしたいと思います。思いのほか盛りだくさんなので、取材の時系列そのままに大会やイベントの様子を紹介していきたいと思います。
なお、記事はイベント中の写真を中心にご紹介しています。いろいろなところにポケモンがいますので、ぜひ好きなポケモンを探してみてください。
まずは桜木町駅方面からパシフィコ横浜を目指します。歩き始めるとピカチュウの巨大バルーンが見えたり、動く歩道の歩道橋には『ポケモン』の装飾がしてあったりと、この時点でお祭り感が漂っていました。


ペデストリアンデッキからランドマークプラザに入ると、まず吹き抜けに“ピカチュウバルーン”がお出迎え。その周りのガラスフェンスにはポケモンカードが貼られていました。通路にも一面にポケモンカードが貼られており、これを全部観て回るだけで一日が過ぎてしまいそうでした。
ショッピングモール内の至る所にモンスターボールをかたどったディスプレイが設置しており、『ポケモン』関係の映像が流れていました。試合が始まる時間になれば、このディスプレイで試合の様子も観ることができました。



さらに進み、クイーンズスクエア横浜を超えて横浜ベイホテル東急に差しかかったところでピカチュウ、ホゲータ、ニャオハ、クワッスとWCSのロゴが描かれた巨大タペストリーが表れました。
通路にはたくさんの巨大モンスターボールが展示されていて、その先には『ポケモンSV』の伝説のポケモン、コライドンとミライドンが鎮座していました。この2体と一緒に写真を撮ろうと、家族連れが列を作っていました。


施設を抜けペデストリアンデッキに入っても『ポケモン』だらけ。そしていよいよパシフィコ横浜展示ホールに到着しました。すでに十分楽しんだ感はありますが、まだスタート地点にも立っていません。会場にはゲートがあり、国内外のプレイヤー、オーディエンスが大挙して集まっていました。
会場内もすでにプレイヤーでごった返しています。会場は展示ホールのすべてのエリアを使用しており、かなりの広さ。天井高もあるので、空中にはピカチュウのバルーンやさまざまなポケモンの幟が吊されていました。
8月11日はWCSの初日だったので、まずオープニングイベントがありました。メインステージの観客席は超満員。オープニングイベントは和太鼓の演奏、ポケモン社代表取締役社長の石原恒和氏の挨拶などがありました。





株式会社ポケモン代表取締役最高執行責任者の宇都宮崇人氏と、ポケモンカンパニーインターナショナルのクリス・ブラウン氏による記者会見がありました。

次の取材は臨港パークにある「ポケモン夏祭りパーク」なのですが、それまで多少時間があるので会場内とパシフィコ横浜会議センターで行われている「ポケモンアクティビティゾーン」へ行ってみました。
会場の約半分はポケモンカードの対戦用のテーブルで占められ、残りのスペースで『ポケモンSV』『ポケモンユナイト』『ポケモンGO』の対戦が行われていました。それぞれのタイトルに配信台を用意していましたが、それとは別にオープニングセレモニーを行ったメインステージでも配信用の対戦が行われていました。
圧巻だったのは、実況解説席が8つも用意されていたこと。おそらくですが、各タイトルで対戦するチームの国の実況解説がそれぞれ使用するためでしょう。多くのeスポーツでは現地にメインの実況解説を置き、その映像を見ながら自国でその国のキャスターや解説が実況を当てるスタイルが多い中、開催地である日本に各国、地域のキャスター、解説者を呼んでいるのは驚きでした。











試合が終わったり、次の試合を待っている選手やチームも会場内を散策しており、ファンが声を掛けると写真やサインに応じていました。このあたりは他のeスポーツのオフライン大会と同じ感じです。特に今回は参加型の大会なので選手の数も多く、観客と入り交じって交流できていました。
会議センターに移動しようと2階ホワイエに行きましたが、ここもすごいことになっていました。なんと、ポケモンカードのトレードや即売会を開催していたのです。見た目はフリーマーケットな感じで、多くの人だかりができていました。

「ポケモンアクティビティゾーン」では会議センターの1~3フロアを使用しており、1階がメインホール、2階が受付けと『ポケモンGO』クイズラリー、3階は「ポケモンプレイラボ」になっていました。
「ポケモンプレイラボ」は、ポケモンカードや『ポケモンSV』『ポケモンユナイト』の試遊ができる体験コーナー。ホワイエにはポケモンローカルActsがあり、ポケモンと全国各地とのつながりが展示されていました。













さて、いよいよ臨港パークにある「ポケモン夏祭りパーク」へ。5つの縁日屋台と盆踊りのやぐらがありました。
5つの縁日屋台とは、ヨーヨー釣りの感覚でコイキングをつり上げる「コイキング釣り」、モンスターボールを投げてアクリルスタンドのポケモンを倒す「モンスターボール投げ」、ヘイラッシャの口をめがけてシャリタツをシャベルに乗せて飛ばす「ヘイラッシャのいっちょうあがり」、ボードから落ちないようにゴールまでビリリダマを運ぶ「ビリリダマころがし」、バラバラになった石版を組み合わせてポケモンの絵を完成させる「せきばんパズル」。
それぞれ回数制限、時間制限があり、それぞれの屋台に応じた達成度によりポイントを獲得。総ポイント数によって、景品と交換ができました。
すべての縁日屋台を楽しんだら盆踊りの時間。やぐらにピカチュウ、ホゲータ、ニャオハ、クワッスの4体が登場。盆踊り風の『ポケモン』のBGMに合わせてみんなで踊ります。踊りを指導してくれるおねーさん、おにーさんは、地元横浜の高校のダンス部の方々とのこと。暑い中、頑張っていました。








【クルーズ船、物販、街中のポケモン、すべてが規格外……】
次は「ポケモントレーナークルーズ」です。パシフィコ横浜の会場からちょっと離れた中区新港にある複合施設“横浜ハンマーヘッド”に移動。途中にインスタントラーメンの博物館“カップヌードルミュージアム”があるのですが、そこに巨大なカップヌードルに入ったピカチュウを発見。階段もピカチュウカップヌードル仕様でした。
“横浜ハンマーヘッド”ではニャスパーやニャオニクスがお出迎え。バケッチャやボクレーも隠れていました。「ポケモントレーナークルーズ」は予約制なので、時間になるまでポケモンセンター出張所でグッズを拝見。横浜みなとみらいイベントではポケモンセンターの出張所が各所にあり、どこでもグッズが買えるようになっていました。ただ各所どこも人気で、入場するにはある程度並ばなければならないほどでした。
ポケモンセンターの横に「はらぺこベトベター」というゴミ箱にベトベターが設置されたものがありました。ペットボトルや空き缶を食べさせると鳴き声を出して、モニターにカウントされます。ゴミの分別の勉強になるので幼い子にはいい経験になるのではないでしょうか。







さて、順番になったので「ポケモントレーナークルーズ」の会場である、停泊している外航クルーズ客船「にっぽん丸」に乗り込みます。桟橋に止まっている「にっぽん丸」はWCSの横断幕で覆われており、すでにポケモン仕様です。
船内マップを確認してみると、1~8階まで地上階はすべて見学ができるようでした。船内は、みなとみらいのショッピングモール以上にポケモンで飾られていました。柱もフロアの階数案内もエスカレーターもみんなポケモンです。また、レストランはふたり対戦用のデュエルスペースに変わっています。乗船したトレーナーと自由に対戦ができます。
中までは入れませんでしたが客室も見学でき、トイレとして使用できるようになっていました。大きなディスプレイのあるホールもゲーム対戦エリアとして開放。もはやどこでも対戦できる状態です。
最上階となる甲板ではフォトスポットでの記念撮影や周りの海や港、みなとみらいの街並みを撮影できるようになっており、絶景を楽しめます。プールもあるので周りで休憩しながら優雅な時間を過ごせます。このまま、どこかに船旅に出かけてしまいたい気分で一杯でした。
一通り、取材すべき場所を回ったので、再度大会会場に戻ります。大会は初日の予選が粛々と進んでいます。『ポケモンユナイト』で日本人チームが健闘しているという話を聞き、しばらく観戦をしていました。





















そういえば、会場である「パシフィコ横浜」の新館「パシフィコ横浜ノース」に、大型の物販エリア「Pokémon Center World Store 2023」がありました。気になったので、そちらを見に行ってみましたがあまりにも人が多く、取材陣も入れませんでした。
「パシフィコ横浜ノース」は2020年4月に開業され、国内最大規模の大型多目的ホールを備えた施設なのですが、それでも入場規制し、ホワイエには入場待ちの長蛇の列。その列自体が飽和状態になり、「パシフィコ横浜ノース」自体に入場規制をするほどした。ちなみにこのポケモンセンターは事前予約制で限られた人しか入れないようになっています。それでもこれだけの混み具合なので、ポケモングッズの魅力の高さがうかがえます。
しばらく試合を観戦した後で再度訪れてみると列が大分解消されており、取材として中に入ることができました。商品棚に商品がなくなっている状態に驚きますが、中に進んでいくと豊富なグッズが並んでいました。みなとみらいの街中にあるポケモンセンター出張所とは規模と品ぞろえが違います。買い物をせずに撮影をするだけなのにかなり時間を要したので、実際に買い物に来ていたら2時間は出られないような気がしました。









ポケモンセンターを出て再び会場へ。途中、ポケモンの擬人化コスプレをした海外の女性に遭遇。撮影をさせていただきました。
あとは夜のイベントを撮影したいところですが、ここで体力の限界を感じ撤収することに。桜木町駅までの道すがら、ポケモン関係のものを撮影しながらの帰路です。みなとみらい駅、クイーンズスクエア横浜、MARK IS、ランドマークプラザ、動く歩道、日本丸メモリアルパーク、桜木町あたりを流して帰りました。





































今回は純粋なeスポーツイベントレポートではありませんでしたが、横浜みなとみらいイベントも含めて「WCS」だったのだと思います。
大会に詳しい結果を知りたい人は、『ポケモンユナイト』部門『ポケモンSV』部門、『ポケモンGO』部門、『ポケモンカードゲーム』などの情報も参照してみてください。
とにかく、破格のイベントでした。街ひとつをすべて巻き込んで大会やIPを展開するのは類を見ないのではないでしょうか。ゲームイベントはおろか、東京オリンピックですら東京の街がここまでオリンピック一色にはならなかったわけです。あらためて『ポケモン』というIPの偉大さ、影響力を認識させられました。
来年はハワイでの開催が予定されています。大会以外に横浜みなとみらいイベントのような街ぐるみのイベントを開催するかわかりませんが、もしそうであればぜひとも行ってみたいと思います。
ポケモンワールドチャンピオンシップス2023横浜みなとみらい
https://www.pokemon.co.jp/ex/wcs_event/2023/ja/
またそれに合わせ、みなとみらい地区が『ポケモン』一色となる「ポケモンWCS2023横浜みなとみらいイベント(横浜みなとみらいイベント)」が8月8日(火)~14日(月)に開催されました。

会場となったのは横浜みなとみらいにあるパシフィコ横浜
WCSは『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』『ポケモンユナイト』『ポケモンGO』『ポケモンカードゲーム』の4タイトルで世界一を争うゲーム大会で、今年で18年目、15回を数える歴史あるイベントです。日本での開催は今回が初めてで、アジア初にもなります。
ということで、11日に取材する機会を得たので、そのレポートをしたいと思います。思いのほか盛りだくさんなので、取材の時系列そのままに大会やイベントの様子を紹介していきたいと思います。
なお、記事はイベント中の写真を中心にご紹介しています。いろいろなところにポケモンがいますので、ぜひ好きなポケモンを探してみてください。
みなとみらいを『ポケモン』がジャック!
まずは桜木町駅方面からパシフィコ横浜を目指します。歩き始めるとピカチュウの巨大バルーンが見えたり、動く歩道の歩道橋には『ポケモン』の装飾がしてあったりと、この時点でお祭り感が漂っていました。

動く歩道の入り口には「WCS 2023」の横断幕が

動く歩道の柱にはピカチュウ、ニャオハ、ホゲータ、クワッスのフラッグが張り巡らされていた
ペデストリアンデッキからランドマークプラザに入ると、まず吹き抜けに“ピカチュウバルーン”がお出迎え。その周りのガラスフェンスにはポケモンカードが貼られていました。通路にも一面にポケモンカードが貼られており、これを全部観て回るだけで一日が過ぎてしまいそうでした。
ショッピングモール内の至る所にモンスターボールをかたどったディスプレイが設置しており、『ポケモン』関係の映像が流れていました。試合が始まる時間になれば、このディスプレイで試合の様子も観ることができました。

ランドマークプラザの吹き抜けに巨大ピカチュウバルーンが登場

ランドマークプラザからクイーンズスクエア横浜を経て、会場までの通路はポケモンカードで埋め尽くされていた

至る所にモンスターボール型ディスプレイが設置。インフォメーションや大会の様子などが流れていた
さらに進み、クイーンズスクエア横浜を超えて横浜ベイホテル東急に差しかかったところでピカチュウ、ホゲータ、ニャオハ、クワッスとWCSのロゴが描かれた巨大タペストリーが表れました。
通路にはたくさんの巨大モンスターボールが展示されていて、その先には『ポケモンSV』の伝説のポケモン、コライドンとミライドンが鎮座していました。この2体と一緒に写真を撮ろうと、家族連れが列を作っていました。

壁一面に大きなタペストリーが貼られています。通路にはモンスターボールのオブジェ

通路の最後にはコライドンとミライドンが待ち受けていた
施設を抜けペデストリアンデッキに入っても『ポケモン』だらけ。そしていよいよパシフィコ横浜展示ホールに到着しました。すでに十分楽しんだ感はありますが、まだスタート地点にも立っていません。会場にはゲートがあり、国内外のプレイヤー、オーディエンスが大挙して集まっていました。
日本&アジア初開催の『ポケモン』eスポーツの世界大会
会場内もすでにプレイヤーでごった返しています。会場は展示ホールのすべてのエリアを使用しており、かなりの広さ。天井高もあるので、空中にはピカチュウのバルーンやさまざまなポケモンの幟が吊されていました。
8月11日はWCSの初日だったので、まずオープニングイベントがありました。メインステージの観客席は超満員。オープニングイベントは和太鼓の演奏、ポケモン社代表取締役社長の石原恒和氏の挨拶などがありました。

ショッピングモールを抜けてペデストリアンデッキへ。ここもポケモンだらけ

パシフィコ横浜展示ホールにはWCSのゲートが用意されていた

オープニングイベントの開始を待つ参加者や観戦者。すでにごった返していた

オープニングは和太鼓の演奏から

株式会社ポケモンの石原恒和社長によるご挨拶
株式会社ポケモン代表取締役最高執行責任者の宇都宮崇人氏と、ポケモンカンパニーインターナショナルのクリス・ブラウン氏による記者会見がありました。
ポケモン社代表取締役最高執行責任者 宇都宮崇人氏のコメント
「WCSはポケモンカンパニーがずっとやってきて、今年で18年目、15回目を数えます。ハワイでの開催を見て大きな衝撃を受け、日本でもいつかは開催したいと思っていました。WCSは多言語審判をしていたり世界各国から参加者が集まったりと、開催するには乗り越えなければならないものがあり、それを乗り越えてようやく開催まで漕ぎ着けました。
海外と国内では求める水準も違うので、その擦り合わせも話合いでクリアすることができました。横浜は交通アクセス、宿泊施設の数など条件に適う数少ない場所。「ピカチュウ大量発生チュウ!」などのイベントの経験と実績を鑑みて、WCSの開催もできると考えました。
駅のホームを降りたってから会場に着くまでポケモンに埋め尽くされており、会場は世界各国から訪れています。世界中からポケモンが愛されていることを実感しました。WCSの性質上、次の世界大会をまた日本で行うにはしばらく時間がかかりそうです。国内でもWCSの予選や全国大会も毎年行われており、こちらは引き続き行っていきます。ただ、WCSの規模感を期待されると思いますので、そこについては今後検討してきます。
以前、韓国を訪れた時、カードショップにパチリスのぬいぐるみが飾ってありました。大会で韓国の選手がパチリスを使って優勝したことで、韓国内でのパチリス人気が大きく跳ね上がりました。選手の活躍や使用したポケモンによって、国々で人気のポケモンが変わる可能性が示されたわけです。時代や環境によって変化し、人間の寿命を超えて愛されるコンテンツになって欲しいと思います。」
「WCSはポケモンカンパニーがずっとやってきて、今年で18年目、15回目を数えます。ハワイでの開催を見て大きな衝撃を受け、日本でもいつかは開催したいと思っていました。WCSは多言語審判をしていたり世界各国から参加者が集まったりと、開催するには乗り越えなければならないものがあり、それを乗り越えてようやく開催まで漕ぎ着けました。
海外と国内では求める水準も違うので、その擦り合わせも話合いでクリアすることができました。横浜は交通アクセス、宿泊施設の数など条件に適う数少ない場所。「ピカチュウ大量発生チュウ!」などのイベントの経験と実績を鑑みて、WCSの開催もできると考えました。
駅のホームを降りたってから会場に着くまでポケモンに埋め尽くされており、会場は世界各国から訪れています。世界中からポケモンが愛されていることを実感しました。WCSの性質上、次の世界大会をまた日本で行うにはしばらく時間がかかりそうです。国内でもWCSの予選や全国大会も毎年行われており、こちらは引き続き行っていきます。ただ、WCSの規模感を期待されると思いますので、そこについては今後検討してきます。
以前、韓国を訪れた時、カードショップにパチリスのぬいぐるみが飾ってありました。大会で韓国の選手がパチリスを使って優勝したことで、韓国内でのパチリス人気が大きく跳ね上がりました。選手の活躍や使用したポケモンによって、国々で人気のポケモンが変わる可能性が示されたわけです。時代や環境によって変化し、人間の寿命を超えて愛されるコンテンツになって欲しいと思います。」
ポケモンカンパニーインターナショナル クリス・ブラウン氏のコメント
「日本での開催は常に検討していました。日本開催と言う以前に世界大会自体を開催するのが大変なんです。600人以上のスタッフが関わっており、今回は横浜市からも数百人のスタッフが参加しており、1000人以上のプロジェクトになっています。
昨年の9月に初めて横浜を訪れました。海沿いを歩いてみたらレストランやショップがたくさんあり、魅了されました。夏はかなり暑いですが、ワシントンDCとあまり変わらない感じです。横浜で開催したことでポケモン社との連携もできました。会場に訪れた人は、横浜を楽しんで貰いたいと思っています。観覧車などにも乗っていただければ。
とにかく、まずは楽しんでいただきたい。参加者は1年かけて大会に出場する権利を得ているので、バトルを通じて友達を作ったり交流したり、さまざまな人と繋がれることを望んでいます。」
「日本での開催は常に検討していました。日本開催と言う以前に世界大会自体を開催するのが大変なんです。600人以上のスタッフが関わっており、今回は横浜市からも数百人のスタッフが参加しており、1000人以上のプロジェクトになっています。
昨年の9月に初めて横浜を訪れました。海沿いを歩いてみたらレストランやショップがたくさんあり、魅了されました。夏はかなり暑いですが、ワシントンDCとあまり変わらない感じです。横浜で開催したことでポケモン社との連携もできました。会場に訪れた人は、横浜を楽しんで貰いたいと思っています。観覧車などにも乗っていただければ。
とにかく、まずは楽しんでいただきたい。参加者は1年かけて大会に出場する権利を得ているので、バトルを通じて友達を作ったり交流したり、さまざまな人と繋がれることを望んでいます。」

ポケモン社の宇都宮氏(写真左)とクリス・ブラウン氏(写真右)
【ポケモンによるeスポーツと夏祭りが街中で展開!】
世界の“トレーナー”が集う「ポケモンアクティビティゾーン」
次の取材は臨港パークにある「ポケモン夏祭りパーク」なのですが、それまで多少時間があるので会場内とパシフィコ横浜会議センターで行われている「ポケモンアクティビティゾーン」へ行ってみました。
会場の約半分はポケモンカードの対戦用のテーブルで占められ、残りのスペースで『ポケモンSV』『ポケモンユナイト』『ポケモンGO』の対戦が行われていました。それぞれのタイトルに配信台を用意していましたが、それとは別にオープニングセレモニーを行ったメインステージでも配信用の対戦が行われていました。
圧巻だったのは、実況解説席が8つも用意されていたこと。おそらくですが、各タイトルで対戦するチームの国の実況解説がそれぞれ使用するためでしょう。多くのeスポーツでは現地にメインの実況解説を置き、その映像を見ながら自国でその国のキャスターや解説が実況を当てるスタイルが多い中、開催地である日本に各国、地域のキャスター、解説者を呼んでいるのは驚きでした。

サイドイベントもポケモンカードゲームがメイン

『ポケモンユナイト』はプロチームがほとんどで、ユニフォームを着て参加

『ポケモンユナイト』の配信台

『ポケモンSV』の対戦。会場ではビデオゲームというカテゴリだった

おそらく4タイトル×2か国で配信できるようになっていた実況席

メインステージでは、4タイトルの試合が同時進行していた

会場内に芝生エリアがあり、休憩所として活用されていました

ピカチュウがトロフィーを掲げるオブジェ

お祭り感のある提灯にはポケモンがシルエットで描かれていた

レトロ感のあるタクシーがWCS仕様に

会場の頭上にはピカチュウバルーンや各ポケモンの幟が
試合が終わったり、次の試合を待っている選手やチームも会場内を散策しており、ファンが声を掛けると写真やサインに応じていました。このあたりは他のeスポーツのオフライン大会と同じ感じです。特に今回は参加型の大会なので選手の数も多く、観客と入り交じって交流できていました。
会議センターに移動しようと2階ホワイエに行きましたが、ここもすごいことになっていました。なんと、ポケモンカードのトレードや即売会を開催していたのです。見た目はフリーマーケットな感じで、多くの人だかりができていました。

たくさんのポケモンカードが展示され、トレードしたり売買したりしていた
「ポケモンアクティビティゾーン」では会議センターの1~3フロアを使用しており、1階がメインホール、2階が受付けと『ポケモンGO』クイズラリー、3階は「ポケモンプレイラボ」になっていました。
「ポケモンプレイラボ」は、ポケモンカードや『ポケモンSV』『ポケモンユナイト』の試遊ができる体験コーナー。ホワイエにはポケモンローカルActsがあり、ポケモンと全国各地とのつながりが展示されていました。

展示ホールを出て、隣の会議センターで開催している「ポケモンアクティビティゾーン」へ

1階に展示してあったポケモンねぷた

実物大? カビゴンがお昼寝中

メインホールでは大会が観戦できるパブリックビューイングを実施

『ポケモンGO』のクイズラリーはポケストップを探して問題をゲット

3階のポケモンプレイラボの受け付け

『ポケモンマスターズ EX』のコーナー。AR写真が撮影できたようです

ポケモンカードクラシックのコーナー。懐かしいカードが展示されていた

ポケモンカードの貸し出しがあり、手ぶらでも参加できました

『ポケモンユナイト』の体験コーナー

ポケモンローカルActsコーナー。推しポケモン×ご当地の特別コラボグッズが買えるショップも。タイミングによってはポケモンたちに会えた

地方×ポケモンと言えば「ポケふた」。これを観るために旅行に行く人も続出

会議センターの前には巨大なピカチュウバルーンが
大人から子どもまで楽しめる巨大なお祭り「ポケモン夏祭りパーク」
さて、いよいよ臨港パークにある「ポケモン夏祭りパーク」へ。5つの縁日屋台と盆踊りのやぐらがありました。
5つの縁日屋台とは、ヨーヨー釣りの感覚でコイキングをつり上げる「コイキング釣り」、モンスターボールを投げてアクリルスタンドのポケモンを倒す「モンスターボール投げ」、ヘイラッシャの口をめがけてシャリタツをシャベルに乗せて飛ばす「ヘイラッシャのいっちょうあがり」、ボードから落ちないようにゴールまでビリリダマを運ぶ「ビリリダマころがし」、バラバラになった石版を組み合わせてポケモンの絵を完成させる「せきばんパズル」。
それぞれ回数制限、時間制限があり、それぞれの屋台に応じた達成度によりポイントを獲得。総ポイント数によって、景品と交換ができました。
すべての縁日屋台を楽しんだら盆踊りの時間。やぐらにピカチュウ、ホゲータ、ニャオハ、クワッスの4体が登場。盆踊り風の『ポケモン』のBGMに合わせてみんなで踊ります。踊りを指導してくれるおねーさん、おにーさんは、地元横浜の高校のダンス部の方々とのこと。暑い中、頑張っていました。

ポケモン夏祭りパークは臨港パークが会場

会場内にあった掲示板。縁日屋台のポスターがレトロモダンでいい感じ

ビビリダマころがし。レバーを左右に倒して、ボードに載ったビビリダマを落とさないようにGOALまで導きます

コイキング釣り。制限時間内に釣る毎にポイントが加算。金のコイキングはポイントが高い

モンスターボール投げ。アクリルスタンドのポケモンにモンスターボールを当てるゲーム。5球中倒した数でポイントが入る

ヘイラッシャのいっちょうあがり。レバーを引くことでシャベルに乗せたシャリタツを飛ばせる装置を使う。ヘイラッシャの口にシャリタツが何匹入ったかでポイントを獲得

せきばんパズル。制限時間内にバラバラになった石版を組み合わせ、一枚のポケモンの絵にする

盆踊り風にアレンジされた『ポケモン』BGMにのって踊る盆踊り
【クルーズ船、物販、街中のポケモン、すべてが規格外……】
クルーズ船が『ポケモン』一色に「ポケモントレーナークルーズ」
次は「ポケモントレーナークルーズ」です。パシフィコ横浜の会場からちょっと離れた中区新港にある複合施設“横浜ハンマーヘッド”に移動。途中にインスタントラーメンの博物館“カップヌードルミュージアム”があるのですが、そこに巨大なカップヌードルに入ったピカチュウを発見。階段もピカチュウカップヌードル仕様でした。
“横浜ハンマーヘッド”ではニャスパーやニャオニクスがお出迎え。バケッチャやボクレーも隠れていました。「ポケモントレーナークルーズ」は予約制なので、時間になるまでポケモンセンター出張所でグッズを拝見。横浜みなとみらいイベントではポケモンセンターの出張所が各所にあり、どこでもグッズが買えるようになっていました。ただ各所どこも人気で、入場するにはある程度並ばなければならないほどでした。
ポケモンセンターの横に「はらぺこベトベター」というゴミ箱にベトベターが設置されたものがありました。ペットボトルや空き缶を食べさせると鳴き声を出して、モニターにカウントされます。ゴミの分別の勉強になるので幼い子にはいい経験になるのではないでしょうか。

パシフィコ横浜にWCSラッピングが施された連結バス・ベイサイドブルーを発見

「横浜ハンマーヘッド」の途中にあったカップヌードミュージアムの巨大カップヌードル。蓋がピカチュウ!

同じくカップヌードルミュージアムのメイン階段

ハンマーヘッドではニャスパーたちがお出迎え

隣にはバケッチャやボクレーも

「ハンマーヘッド」内にあるポケモンセンター出張所

口の中に空き缶やペットボトルを入れて、街の美化を目指す「はらぺこベトベター」
さて、順番になったので「ポケモントレーナークルーズ」の会場である、停泊している外航クルーズ客船「にっぽん丸」に乗り込みます。桟橋に止まっている「にっぽん丸」はWCSの横断幕で覆われており、すでにポケモン仕様です。
船内マップを確認してみると、1~8階まで地上階はすべて見学ができるようでした。船内は、みなとみらいのショッピングモール以上にポケモンで飾られていました。柱もフロアの階数案内もエスカレーターもみんなポケモンです。また、レストランはふたり対戦用のデュエルスペースに変わっています。乗船したトレーナーと自由に対戦ができます。
中までは入れませんでしたが客室も見学でき、トイレとして使用できるようになっていました。大きなディスプレイのあるホールもゲーム対戦エリアとして開放。もはやどこでも対戦できる状態です。
最上階となる甲板ではフォトスポットでの記念撮影や周りの海や港、みなとみらいの街並みを撮影できるようになっており、絶景を楽しめます。プールもあるので周りで休憩しながら優雅な時間を過ごせます。このまま、どこかに船旅に出かけてしまいたい気分で一杯でした。
一通り、取材すべき場所を回ったので、再度大会会場に戻ります。大会は初日の予選が粛々と進んでいます。『ポケモンユナイト』で日本人チームが健闘しているという話を聞き、しばらく観戦をしていました。

にっぽん丸には巨大横断幕が掲げられていた

船内マップ。1~8階が体験できるスペースとなっていた

階段の柱がWCS仕様に

フロア表示もピカチュウ

エレベーターの階数表示はモンスターボール

レストランは対戦の場に変身

ゴーリキーとワンリキーのパネルを発見

コライドンとミライドンのパネル

にっぽん丸の客船。部屋の前にはトイレの女性、男性マークが掲示されておりトイレは使用できた

4階にあるホールも対戦の場です

コダックとラプラスの絵が飾られていました

ガラス窓にはタッツーのステッカー

5階のラウンジからホールを見下ろしてみた

ブイズがお出迎え

船内シアターでは大会のパブリックビューイングが行われていた

甲板へ。パネルの後ろで記念撮影ができた

甲板からの横浜の風景。船の上とは言え8階なのでかなりの高さ

ポケモンラッピングの船を発見。おそらく水陸両用バスかな??

最上階にはプールも。入ることはできませんでしたがパリピの気分!

船内の至る所にあったゴミ箱。開けてみると、ゲーム内でゴミ箱を開けた時と同じセリフが書いてあった

にっぽん丸が停泊している奥にはラプラスの姿が
入場規制があっても完売続出の「Pokémon Center World Store 2023」
そういえば、会場である「パシフィコ横浜」の新館「パシフィコ横浜ノース」に、大型の物販エリア「Pokémon Center World Store 2023」がありました。気になったので、そちらを見に行ってみましたがあまりにも人が多く、取材陣も入れませんでした。
「パシフィコ横浜ノース」は2020年4月に開業され、国内最大規模の大型多目的ホールを備えた施設なのですが、それでも入場規制し、ホワイエには入場待ちの長蛇の列。その列自体が飽和状態になり、「パシフィコ横浜ノース」自体に入場規制をするほどした。ちなみにこのポケモンセンターは事前予約制で限られた人しか入れないようになっています。それでもこれだけの混み具合なので、ポケモングッズの魅力の高さがうかがえます。
しばらく試合を観戦した後で再度訪れてみると列が大分解消されており、取材として中に入ることができました。商品棚に商品がなくなっている状態に驚きますが、中に進んでいくと豊富なグッズが並んでいました。みなとみらいの街中にあるポケモンセンター出張所とは規模と品ぞろえが違います。買い物をせずに撮影をするだけなのにかなり時間を要したので、実際に買い物に来ていたら2時間は出られないような気がしました。

Pokémon Center World Store 2023の入り口

入ってすぐのTシャツコーナーはすでにこんな状態。毎日入荷するとは言え、驚きの売れ行き

WCS 2023のメインイラストとなっているラーメンを持ったピカチュウのぬいぐるみ。確実に期間限定なのでゲットしたいところ

ちょっと内部まで入りましたが、すでに空の棚が多数。みなさん大きなバッグを持って買い物をしていた

ロケット団のアパレルコーナー

ロケット団のスケボーが売っていた

まだまだ売り場は続く。たくさんの買い物客で大混雑

おなじみのぬいぐるみは潤沢

売り場がとにかく広い
至るところにいるポケモンで街全体が巨大なアトラクションに
ポケモンセンターを出て再び会場へ。途中、ポケモンの擬人化コスプレをした海外の女性に遭遇。撮影をさせていただきました。
あとは夜のイベントを撮影したいところですが、ここで体力の限界を感じ撤収することに。桜木町駅までの道すがら、ポケモン関係のものを撮影しながらの帰路です。みなとみらい駅、クイーンズスクエア横浜、MARK IS、ランドマークプラザ、動く歩道、日本丸メモリアルパーク、桜木町あたりを流して帰りました。

セクシーなピカチュウやフシギダネ、ゼニガメに会いました!!

みなとみらい駅では床や柱がラッピングされていた

駅前の通路。こちらも柱や吊り広告がWCSに

自動改札もピカチュウ。通過するときの「ピンポーン」と言う音が「ピカチュウ! ピカ」と言う凝りよう

みなとみらい駅近くのポケモンセンター出張所。訪れた時は閉店していた

ポケジェニック。ヨワシ(むれたすがた)と、ヨワシ(たんどくのすがた)

鏡張りの柱にはコイキング、ヤドン、ピカチュウが

ハードロックカフェはたぶんコラボしていないけど、それっぽいメニューを展開していた

カビゴンのポケジェニック

岩っぽい柱には、イワークとイシツブテ、ゴローンが

ランドマークプラザのポケモンセンター出張所。こちらも閉店していた

ポケジェニック。ネオン管のコイル

ネオン感のゲンガー

花びらでできたピカチュウのポケモンカード

ピカチュウ傘のポケジェニック。カップル用?

こちらはヤドン傘のポケジェニック

ポケモンカードがライトアップされて展示されていた

ピンク色のポケモンを集めたバルーンのポケジェニック

ピカチュウだらけのポケジェニック。おや、何か違うポケモンが!?

観覧車のコスモクロックのイルミネーションがピカチュウの顔に

これはモンスターボール

全身のピカチュウ

WCS

日本丸メモリアルパークのピカチュウバルーン

デスバーンのポケジェニック

ホシガリスのポケジェニック

ヨクバリスのポケジェニック

リンゴの木箱の中に混ざっているカジッチュ

『ポケットモンスター ソード・シールド』の御三家、サルノリ、ヒバニー、メッソン

ステンドグラス調のワタガシラやヒメンカ

モルペコのポケジェニック。夜だったので、最初は足跡に気がつかず

モルペコの標識。裏は怒っていた

桜木町駅は駅舎が完全にWCSに占拠されています

桜木町駅のエスカレーター

桜木町駅の案内板

反対側はこうでした

実は横浜駅もポケモン仕様になっていました
五輪を超えるほどの「ポケモンWCS」の圧倒的なコンテンツ力
今回は純粋なeスポーツイベントレポートではありませんでしたが、横浜みなとみらいイベントも含めて「WCS」だったのだと思います。
大会に詳しい結果を知りたい人は、『ポケモンユナイト』部門『ポケモンSV』部門、『ポケモンGO』部門、『ポケモンカードゲーム』などの情報も参照してみてください。
とにかく、破格のイベントでした。街ひとつをすべて巻き込んで大会やIPを展開するのは類を見ないのではないでしょうか。ゲームイベントはおろか、東京オリンピックですら東京の街がここまでオリンピック一色にはならなかったわけです。あらためて『ポケモン』というIPの偉大さ、影響力を認識させられました。
来年はハワイでの開催が予定されています。大会以外に横浜みなとみらいイベントのような街ぐるみのイベントを開催するかわかりませんが、もしそうであればぜひとも行ってみたいと思います。
ポケモンワールドチャンピオンシップス2023横浜みなとみらい
https://www.pokemon.co.jp/ex/wcs_event/2023/ja/
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緊張ですごくテンパったりしていたんですが、今回の大会で次に向けての課題を見つけられてよかったです。reia7sh:ちょっと危ないところもあったけど、後半になるにつれて、落ち着いていつも通りにプレーができ、優勝することができました。JackReacher:STAGE:0に懸ける思いは段違いだったので、すごく緊張しましたが、この大舞台で優勝できて良かったです。インスモークサンジ:優勝できてめちゃくちゃうれしいです。練習が報われました。sunday:今年はリザーバーとして試合に出場することはなかったんですが、みんなが2連覇を勝ち取ってくれてうれしいです。ursus:もう率直に、超うれしいです。——この万博内で実際にプレーしてみて、なにか感じたことはありますでしょうか?イクラはいくら:会場がすごくデカくて、より勝とうという思いがありました。JackReacher:この先、生きているうちにこの大阪という地で万博が開催されるかどうかは分からないので、そこに足を踏み入れることができてとてもうれしいです。——今大会では、大阪府からのeスポーツに対する支援があったかと思います。環境面など、この支援について感想をお聞かせください。イクラはいくら:当日の車での送迎だったり、できるだけ体力を使わないようにしてくださったので、体感でいつも通りのパフォーマンスが出せるようになったかなと思います。JackReacher:日本ではまだeスポーツが浸透しているとは言えない中で、大阪府がこのような支援をしてくれてとてもうれしかったです。インスモークサンジ:全体的な支援は物すごく厚かったので、選手目線ですごく助かりました。——このSTAGE:0という晴れ舞台、そして今回の勝利が、皆さんにとってどういったものだったか教えてください。reia7sh:STAGE:0は、同い年とか、自分と歳の近い人が出場できる数少ない大会だと思います。ここまでチームで勝てて良かったと思います。JackReacher:高校生活の中で3回しかなく、1年1年が貴重なので、やっぱり練習をすればするほどうまくなって勝つ確率も上がることが実感できました。sunday:このSTAGE:0は、高校生にとっても一種の青春でもあるし、新しい選手の芽を見つけることができる場所でもあるので、もっとこういった大きな舞台がたくさん開催されてほしいですね。勝利については——正直、1年生から3年生の間で3連覇したかったけど、今回は去年のメンバーとともに2連覇を達成することができてうれしいです。ursus:STAGE:0のために、このメンバーで集まって毎日練習してきて、めっちゃ頑張ってきたので、今日はちゃんと勝ちきれてすごくうれしいです。▲優勝トロフィーを掲げる「大阪に行くために」のメンバーたち ——普段の練習というのは、どういうことをされているのでしょうか?reia7sh:スクリム(練習試合)の相手を外部で募集できるサイトがあるんですけど、そこでよくプロチームなどとスクリムをしています。——決勝戦では3センチネルという尖った構成を使用していましたが、これはどういった意図だったのでしょうか?インスモークサンジ:ほとんどのチームがやらない構成なので対策されづらいし、その上セットアップも多くて刺さりやすいという感じだったので、強かったですね。——後半、少し相手に追いつかれる展開もありました。その中で最後勝ちきれた要因とは何でしょうか?ursus:タイムアウト中にコーチが「絶対勝てるよ」と声を掛けてくれて、だいぶ緊張がやわらぎました。▲焦る選手たちを落ち着けるかの如く、コーチによりタイムアウトが発動。選手たちは明確に、このタイムアウトが勝利の要因だと答えた ——チームメイトやコーチ、ご家族などに感謝を伝えたいと思う方がいれば、少し教えていただきたいと思います。JackReacher:お母さんに感謝したいと思います。お母さん……eスポーツは嫌いなんですけど(一同笑い)JackReacher:ゲームそのものが嫌いなんですけど、それでも自分がプロゲーマーになりたいと言うと、それを信じていろいろな支援をしてくれて、ここまで来れたということがすごくうれしいです。サプライズゲスト登場!ステージに現れたのは、まさかの吉村大阪府知事 この日の夕方、『League of Legends』部門の決勝戦が行われる直前のこと、突如としてステージに登壇したのは、この大阪・関西万博開催の立役者である吉村洋文大阪府知事であった。▲報道陣も直前に知らされた知事の登壇。ステージから降りた後、このあと実施される『LoL』部門の決勝戦を観戦していた アンガールズ田中:大阪府は結構eスポーツにも力を入れていると聞いたんですけども。吉村知事:「eスポーツといえば、大阪」と……呼ばれてませんが! そうなれるくらい力を入れたいと思って、今進めています。アンガールズ田中:(STAGE:0は)ずっと東京で開催していたんですけども、万博でやるということで、こちらでやらせていただいて。凄い盛り上がってるんですよ、朝から。吉村知事:ほんまですか?アンガールズ田中:いやいやいや、めちゃめちゃ朝から何回も鳥肌が! 大阪で言うと「さぶいぼ出てもうて~」吉村知事:さぶいぼね(笑)▲「このSTAGE:0が、できればまた大阪でやってもらえたら……」と、知事自ら誘致活動。試合に出場する高校生たちにエールを送りつつ、大阪府全体でeスポーツを盛り上げていくことを宣言した(https://www.youtube.com/live/q09sCT_Pf1M?si=g56ISY_Wew0tIkCQ&t=31209) ——— 今回のイベントで興味深かったのは、明らかに観客層が通常のeスポーツイベントとは異なっていた点だ。もちろん観客の中には、ゲームのルールを理解している人も多少いたが、その他大勢はeスポーツの試合を見ることすら初めてだという人も多かった。老若男女、本当に幅広い人々が観戦をしていた。だからこそ、競技シーンならば当たり前の「どちらかのチームを応援する」という現象が、今回はあまりなかった。むしろ「どちらも頑張れ」という、温かい声援と拍手が印象的だった。一昔前の価値観からすると考えられないというか、先人たちの努力もあってここまで社会に受け入れられてきたのだと、特に肌で感じた大会であった。今後、日本の競技シーンやその芽となる学生たちにとって、よりいっそう活躍の舞台が広がっていくことを期待したいと思う。なお関西に住む筆者としては、多くのゲーム系イベントが東京で開催される中、このようなイベントを大阪で開催してくれるのは非常に喜ばしい。「eスポーツといえば大阪」と言われるようになるまで、ぜひこの万博をてこにして頑張っていただきたい。■関連リンクSTAGE:0(ステージゼロ)|全国高校対抗eスポーツ大会 公式サイト:https://stage0.jpSTAGE:0(ステージゼロ) 公式X:https://x.com/stage0_jp配信アーカイブ:https://www.youtube.com/live/q09sCT_Pf1M?si=T9SHUhK4YB-e8lHq撮影:まいる編集:いのかわゆう【まいるプロフィール】関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)
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