『ポケットモンスター(ポケモン)』シリーズの各種タイトルで争われる世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス2023(WCS)」が、横浜みなとみらいにて8月11日(金)~13日(日)に開催されました。
またそれに合わせ、みなとみらい地区が『ポケモン』一色となる「ポケモンWCS2023横浜みなとみらいイベント(横浜みなとみらいイベント)」が8月8日(火)~14日(月)に開催されました。
WCSは『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』『ポケモンユナイト』『ポケモンGO』『ポケモンカードゲーム』の4タイトルで世界一を争うゲーム大会で、今年で18年目、15回を数える歴史あるイベントです。日本での開催は今回が初めてで、アジア初にもなります。
ということで、11日に取材する機会を得たので、そのレポートをしたいと思います。思いのほか盛りだくさんなので、取材の時系列そのままに大会やイベントの様子を紹介していきたいと思います。
なお、記事はイベント中の写真を中心にご紹介しています。いろいろなところにポケモンがいますので、ぜひ好きなポケモンを探してみてください。
まずは桜木町駅方面からパシフィコ横浜を目指します。歩き始めるとピカチュウの巨大バルーンが見えたり、動く歩道の歩道橋には『ポケモン』の装飾がしてあったりと、この時点でお祭り感が漂っていました。
ペデストリアンデッキからランドマークプラザに入ると、まず吹き抜けに“ピカチュウバルーン”がお出迎え。その周りのガラスフェンスにはポケモンカードが貼られていました。通路にも一面にポケモンカードが貼られており、これを全部観て回るだけで一日が過ぎてしまいそうでした。
ショッピングモール内の至る所にモンスターボールをかたどったディスプレイが設置しており、『ポケモン』関係の映像が流れていました。試合が始まる時間になれば、このディスプレイで試合の様子も観ることができました。
さらに進み、クイーンズスクエア横浜を超えて横浜ベイホテル東急に差しかかったところでピカチュウ、ホゲータ、ニャオハ、クワッスとWCSのロゴが描かれた巨大タペストリーが表れました。
通路にはたくさんの巨大モンスターボールが展示されていて、その先には『ポケモンSV』の伝説のポケモン、コライドンとミライドンが鎮座していました。この2体と一緒に写真を撮ろうと、家族連れが列を作っていました。
施設を抜けペデストリアンデッキに入っても『ポケモン』だらけ。そしていよいよパシフィコ横浜展示ホールに到着しました。すでに十分楽しんだ感はありますが、まだスタート地点にも立っていません。会場にはゲートがあり、国内外のプレイヤー、オーディエンスが大挙して集まっていました。
会場内もすでにプレイヤーでごった返しています。会場は展示ホールのすべてのエリアを使用しており、かなりの広さ。天井高もあるので、空中にはピカチュウのバルーンやさまざまなポケモンの幟が吊されていました。
8月11日はWCSの初日だったので、まずオープニングイベントがありました。メインステージの観客席は超満員。オープニングイベントは和太鼓の演奏、ポケモン社代表取締役社長の石原恒和氏の挨拶などがありました。
株式会社ポケモン代表取締役最高執行責任者の宇都宮崇人氏と、ポケモンカンパニーインターナショナルのクリス・ブラウン氏による記者会見がありました。
次の取材は臨港パークにある「ポケモン夏祭りパーク」なのですが、それまで多少時間があるので会場内とパシフィコ横浜会議センターで行われている「ポケモンアクティビティゾーン」へ行ってみました。
会場の約半分はポケモンカードの対戦用のテーブルで占められ、残りのスペースで『ポケモンSV』『ポケモンユナイト』『ポケモンGO』の対戦が行われていました。それぞれのタイトルに配信台を用意していましたが、それとは別にオープニングセレモニーを行ったメインステージでも配信用の対戦が行われていました。
圧巻だったのは、実況解説席が8つも用意されていたこと。おそらくですが、各タイトルで対戦するチームの国の実況解説がそれぞれ使用するためでしょう。多くのeスポーツでは現地にメインの実況解説を置き、その映像を見ながら自国でその国のキャスターや解説が実況を当てるスタイルが多い中、開催地である日本に各国、地域のキャスター、解説者を呼んでいるのは驚きでした。
試合が終わったり、次の試合を待っている選手やチームも会場内を散策しており、ファンが声を掛けると写真やサインに応じていました。このあたりは他のeスポーツのオフライン大会と同じ感じです。特に今回は参加型の大会なので選手の数も多く、観客と入り交じって交流できていました。
会議センターに移動しようと2階ホワイエに行きましたが、ここもすごいことになっていました。なんと、ポケモンカードのトレードや即売会を開催していたのです。見た目はフリーマーケットな感じで、多くの人だかりができていました。
「ポケモンアクティビティゾーン」では会議センターの1~3フロアを使用しており、1階がメインホール、2階が受付けと『ポケモンGO』クイズラリー、3階は「ポケモンプレイラボ」になっていました。
「ポケモンプレイラボ」は、ポケモンカードや『ポケモンSV』『ポケモンユナイト』の試遊ができる体験コーナー。ホワイエにはポケモンローカルActsがあり、ポケモンと全国各地とのつながりが展示されていました。
さて、いよいよ臨港パークにある「ポケモン夏祭りパーク」へ。5つの縁日屋台と盆踊りのやぐらがありました。
5つの縁日屋台とは、ヨーヨー釣りの感覚でコイキングをつり上げる「コイキング釣り」、モンスターボールを投げてアクリルスタンドのポケモンを倒す「モンスターボール投げ」、ヘイラッシャの口をめがけてシャリタツをシャベルに乗せて飛ばす「ヘイラッシャのいっちょうあがり」、ボードから落ちないようにゴールまでビリリダマを運ぶ「ビリリダマころがし」、バラバラになった石版を組み合わせてポケモンの絵を完成させる「せきばんパズル」。
それぞれ回数制限、時間制限があり、それぞれの屋台に応じた達成度によりポイントを獲得。総ポイント数によって、景品と交換ができました。
すべての縁日屋台を楽しんだら盆踊りの時間。やぐらにピカチュウ、ホゲータ、ニャオハ、クワッスの4体が登場。盆踊り風の『ポケモン』のBGMに合わせてみんなで踊ります。踊りを指導してくれるおねーさん、おにーさんは、地元横浜の高校のダンス部の方々とのこと。暑い中、頑張っていました。
【クルーズ船、物販、街中のポケモン、すべてが規格外……】
次は「ポケモントレーナークルーズ」です。パシフィコ横浜の会場からちょっと離れた中区新港にある複合施設“横浜ハンマーヘッド”に移動。途中にインスタントラーメンの博物館“カップヌードルミュージアム”があるのですが、そこに巨大なカップヌードルに入ったピカチュウを発見。階段もピカチュウカップヌードル仕様でした。
“横浜ハンマーヘッド”ではニャスパーやニャオニクスがお出迎え。バケッチャやボクレーも隠れていました。「ポケモントレーナークルーズ」は予約制なので、時間になるまでポケモンセンター出張所でグッズを拝見。横浜みなとみらいイベントではポケモンセンターの出張所が各所にあり、どこでもグッズが買えるようになっていました。ただ各所どこも人気で、入場するにはある程度並ばなければならないほどでした。
ポケモンセンターの横に「はらぺこベトベター」というゴミ箱にベトベターが設置されたものがありました。ペットボトルや空き缶を食べさせると鳴き声を出して、モニターにカウントされます。ゴミの分別の勉強になるので幼い子にはいい経験になるのではないでしょうか。
さて、順番になったので「ポケモントレーナークルーズ」の会場である、停泊している外航クルーズ客船「にっぽん丸」に乗り込みます。桟橋に止まっている「にっぽん丸」はWCSの横断幕で覆われており、すでにポケモン仕様です。
船内マップを確認してみると、1~8階まで地上階はすべて見学ができるようでした。船内は、みなとみらいのショッピングモール以上にポケモンで飾られていました。柱もフロアの階数案内もエスカレーターもみんなポケモンです。また、レストランはふたり対戦用のデュエルスペースに変わっています。乗船したトレーナーと自由に対戦ができます。
中までは入れませんでしたが客室も見学でき、トイレとして使用できるようになっていました。大きなディスプレイのあるホールもゲーム対戦エリアとして開放。もはやどこでも対戦できる状態です。
最上階となる甲板ではフォトスポットでの記念撮影や周りの海や港、みなとみらいの街並みを撮影できるようになっており、絶景を楽しめます。プールもあるので周りで休憩しながら優雅な時間を過ごせます。このまま、どこかに船旅に出かけてしまいたい気分で一杯でした。
一通り、取材すべき場所を回ったので、再度大会会場に戻ります。大会は初日の予選が粛々と進んでいます。『ポケモンユナイト』で日本人チームが健闘しているという話を聞き、しばらく観戦をしていました。
そういえば、会場である「パシフィコ横浜」の新館「パシフィコ横浜ノース」に、大型の物販エリア「Pokémon Center World Store 2023」がありました。気になったので、そちらを見に行ってみましたがあまりにも人が多く、取材陣も入れませんでした。
「パシフィコ横浜ノース」は2020年4月に開業され、国内最大規模の大型多目的ホールを備えた施設なのですが、それでも入場規制し、ホワイエには入場待ちの長蛇の列。その列自体が飽和状態になり、「パシフィコ横浜ノース」自体に入場規制をするほどした。ちなみにこのポケモンセンターは事前予約制で限られた人しか入れないようになっています。それでもこれだけの混み具合なので、ポケモングッズの魅力の高さがうかがえます。
しばらく試合を観戦した後で再度訪れてみると列が大分解消されており、取材として中に入ることができました。商品棚に商品がなくなっている状態に驚きますが、中に進んでいくと豊富なグッズが並んでいました。みなとみらいの街中にあるポケモンセンター出張所とは規模と品ぞろえが違います。買い物をせずに撮影をするだけなのにかなり時間を要したので、実際に買い物に来ていたら2時間は出られないような気がしました。
ポケモンセンターを出て再び会場へ。途中、ポケモンの擬人化コスプレをした海外の女性に遭遇。撮影をさせていただきました。
あとは夜のイベントを撮影したいところですが、ここで体力の限界を感じ撤収することに。桜木町駅までの道すがら、ポケモン関係のものを撮影しながらの帰路です。みなとみらい駅、クイーンズスクエア横浜、MARK IS、ランドマークプラザ、動く歩道、日本丸メモリアルパーク、桜木町あたりを流して帰りました。
今回は純粋なeスポーツイベントレポートではありませんでしたが、横浜みなとみらいイベントも含めて「WCS」だったのだと思います。
大会に詳しい結果を知りたい人は、『ポケモンユナイト』部門『ポケモンSV』部門、『ポケモンGO』部門、『ポケモンカードゲーム』などの情報も参照してみてください。
とにかく、破格のイベントでした。街ひとつをすべて巻き込んで大会やIPを展開するのは類を見ないのではないでしょうか。ゲームイベントはおろか、東京オリンピックですら東京の街がここまでオリンピック一色にはならなかったわけです。あらためて『ポケモン』というIPの偉大さ、影響力を認識させられました。
来年はハワイでの開催が予定されています。大会以外に横浜みなとみらいイベントのような街ぐるみのイベントを開催するかわかりませんが、もしそうであればぜひとも行ってみたいと思います。
ポケモンワールドチャンピオンシップス2023横浜みなとみらい
https://www.pokemon.co.jp/ex/wcs_event/2023/ja/
またそれに合わせ、みなとみらい地区が『ポケモン』一色となる「ポケモンWCS2023横浜みなとみらいイベント(横浜みなとみらいイベント)」が8月8日(火)~14日(月)に開催されました。
WCSは『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』『ポケモンユナイト』『ポケモンGO』『ポケモンカードゲーム』の4タイトルで世界一を争うゲーム大会で、今年で18年目、15回を数える歴史あるイベントです。日本での開催は今回が初めてで、アジア初にもなります。
ということで、11日に取材する機会を得たので、そのレポートをしたいと思います。思いのほか盛りだくさんなので、取材の時系列そのままに大会やイベントの様子を紹介していきたいと思います。
なお、記事はイベント中の写真を中心にご紹介しています。いろいろなところにポケモンがいますので、ぜひ好きなポケモンを探してみてください。
みなとみらいを『ポケモン』がジャック!
まずは桜木町駅方面からパシフィコ横浜を目指します。歩き始めるとピカチュウの巨大バルーンが見えたり、動く歩道の歩道橋には『ポケモン』の装飾がしてあったりと、この時点でお祭り感が漂っていました。
ペデストリアンデッキからランドマークプラザに入ると、まず吹き抜けに“ピカチュウバルーン”がお出迎え。その周りのガラスフェンスにはポケモンカードが貼られていました。通路にも一面にポケモンカードが貼られており、これを全部観て回るだけで一日が過ぎてしまいそうでした。
ショッピングモール内の至る所にモンスターボールをかたどったディスプレイが設置しており、『ポケモン』関係の映像が流れていました。試合が始まる時間になれば、このディスプレイで試合の様子も観ることができました。
さらに進み、クイーンズスクエア横浜を超えて横浜ベイホテル東急に差しかかったところでピカチュウ、ホゲータ、ニャオハ、クワッスとWCSのロゴが描かれた巨大タペストリーが表れました。
通路にはたくさんの巨大モンスターボールが展示されていて、その先には『ポケモンSV』の伝説のポケモン、コライドンとミライドンが鎮座していました。この2体と一緒に写真を撮ろうと、家族連れが列を作っていました。
施設を抜けペデストリアンデッキに入っても『ポケモン』だらけ。そしていよいよパシフィコ横浜展示ホールに到着しました。すでに十分楽しんだ感はありますが、まだスタート地点にも立っていません。会場にはゲートがあり、国内外のプレイヤー、オーディエンスが大挙して集まっていました。
日本&アジア初開催の『ポケモン』eスポーツの世界大会
会場内もすでにプレイヤーでごった返しています。会場は展示ホールのすべてのエリアを使用しており、かなりの広さ。天井高もあるので、空中にはピカチュウのバルーンやさまざまなポケモンの幟が吊されていました。
8月11日はWCSの初日だったので、まずオープニングイベントがありました。メインステージの観客席は超満員。オープニングイベントは和太鼓の演奏、ポケモン社代表取締役社長の石原恒和氏の挨拶などがありました。
株式会社ポケモン代表取締役最高執行責任者の宇都宮崇人氏と、ポケモンカンパニーインターナショナルのクリス・ブラウン氏による記者会見がありました。
ポケモン社代表取締役最高執行責任者 宇都宮崇人氏のコメント
「WCSはポケモンカンパニーがずっとやってきて、今年で18年目、15回目を数えます。ハワイでの開催を見て大きな衝撃を受け、日本でもいつかは開催したいと思っていました。WCSは多言語審判をしていたり世界各国から参加者が集まったりと、開催するには乗り越えなければならないものがあり、それを乗り越えてようやく開催まで漕ぎ着けました。
海外と国内では求める水準も違うので、その擦り合わせも話合いでクリアすることができました。横浜は交通アクセス、宿泊施設の数など条件に適う数少ない場所。「ピカチュウ大量発生チュウ!」などのイベントの経験と実績を鑑みて、WCSの開催もできると考えました。
駅のホームを降りたってから会場に着くまでポケモンに埋め尽くされており、会場は世界各国から訪れています。世界中からポケモンが愛されていることを実感しました。WCSの性質上、次の世界大会をまた日本で行うにはしばらく時間がかかりそうです。国内でもWCSの予選や全国大会も毎年行われており、こちらは引き続き行っていきます。ただ、WCSの規模感を期待されると思いますので、そこについては今後検討してきます。
以前、韓国を訪れた時、カードショップにパチリスのぬいぐるみが飾ってありました。大会で韓国の選手がパチリスを使って優勝したことで、韓国内でのパチリス人気が大きく跳ね上がりました。選手の活躍や使用したポケモンによって、国々で人気のポケモンが変わる可能性が示されたわけです。時代や環境によって変化し、人間の寿命を超えて愛されるコンテンツになって欲しいと思います。」
「WCSはポケモンカンパニーがずっとやってきて、今年で18年目、15回目を数えます。ハワイでの開催を見て大きな衝撃を受け、日本でもいつかは開催したいと思っていました。WCSは多言語審判をしていたり世界各国から参加者が集まったりと、開催するには乗り越えなければならないものがあり、それを乗り越えてようやく開催まで漕ぎ着けました。
海外と国内では求める水準も違うので、その擦り合わせも話合いでクリアすることができました。横浜は交通アクセス、宿泊施設の数など条件に適う数少ない場所。「ピカチュウ大量発生チュウ!」などのイベントの経験と実績を鑑みて、WCSの開催もできると考えました。
駅のホームを降りたってから会場に着くまでポケモンに埋め尽くされており、会場は世界各国から訪れています。世界中からポケモンが愛されていることを実感しました。WCSの性質上、次の世界大会をまた日本で行うにはしばらく時間がかかりそうです。国内でもWCSの予選や全国大会も毎年行われており、こちらは引き続き行っていきます。ただ、WCSの規模感を期待されると思いますので、そこについては今後検討してきます。
以前、韓国を訪れた時、カードショップにパチリスのぬいぐるみが飾ってありました。大会で韓国の選手がパチリスを使って優勝したことで、韓国内でのパチリス人気が大きく跳ね上がりました。選手の活躍や使用したポケモンによって、国々で人気のポケモンが変わる可能性が示されたわけです。時代や環境によって変化し、人間の寿命を超えて愛されるコンテンツになって欲しいと思います。」
ポケモンカンパニーインターナショナル クリス・ブラウン氏のコメント
「日本での開催は常に検討していました。日本開催と言う以前に世界大会自体を開催するのが大変なんです。600人以上のスタッフが関わっており、今回は横浜市からも数百人のスタッフが参加しており、1000人以上のプロジェクトになっています。
昨年の9月に初めて横浜を訪れました。海沿いを歩いてみたらレストランやショップがたくさんあり、魅了されました。夏はかなり暑いですが、ワシントンDCとあまり変わらない感じです。横浜で開催したことでポケモン社との連携もできました。会場に訪れた人は、横浜を楽しんで貰いたいと思っています。観覧車などにも乗っていただければ。
とにかく、まずは楽しんでいただきたい。参加者は1年かけて大会に出場する権利を得ているので、バトルを通じて友達を作ったり交流したり、さまざまな人と繋がれることを望んでいます。」
「日本での開催は常に検討していました。日本開催と言う以前に世界大会自体を開催するのが大変なんです。600人以上のスタッフが関わっており、今回は横浜市からも数百人のスタッフが参加しており、1000人以上のプロジェクトになっています。
昨年の9月に初めて横浜を訪れました。海沿いを歩いてみたらレストランやショップがたくさんあり、魅了されました。夏はかなり暑いですが、ワシントンDCとあまり変わらない感じです。横浜で開催したことでポケモン社との連携もできました。会場に訪れた人は、横浜を楽しんで貰いたいと思っています。観覧車などにも乗っていただければ。
とにかく、まずは楽しんでいただきたい。参加者は1年かけて大会に出場する権利を得ているので、バトルを通じて友達を作ったり交流したり、さまざまな人と繋がれることを望んでいます。」
【ポケモンによるeスポーツと夏祭りが街中で展開!】
世界の“トレーナー”が集う「ポケモンアクティビティゾーン」
次の取材は臨港パークにある「ポケモン夏祭りパーク」なのですが、それまで多少時間があるので会場内とパシフィコ横浜会議センターで行われている「ポケモンアクティビティゾーン」へ行ってみました。
会場の約半分はポケモンカードの対戦用のテーブルで占められ、残りのスペースで『ポケモンSV』『ポケモンユナイト』『ポケモンGO』の対戦が行われていました。それぞれのタイトルに配信台を用意していましたが、それとは別にオープニングセレモニーを行ったメインステージでも配信用の対戦が行われていました。
圧巻だったのは、実況解説席が8つも用意されていたこと。おそらくですが、各タイトルで対戦するチームの国の実況解説がそれぞれ使用するためでしょう。多くのeスポーツでは現地にメインの実況解説を置き、その映像を見ながら自国でその国のキャスターや解説が実況を当てるスタイルが多い中、開催地である日本に各国、地域のキャスター、解説者を呼んでいるのは驚きでした。
試合が終わったり、次の試合を待っている選手やチームも会場内を散策しており、ファンが声を掛けると写真やサインに応じていました。このあたりは他のeスポーツのオフライン大会と同じ感じです。特に今回は参加型の大会なので選手の数も多く、観客と入り交じって交流できていました。
会議センターに移動しようと2階ホワイエに行きましたが、ここもすごいことになっていました。なんと、ポケモンカードのトレードや即売会を開催していたのです。見た目はフリーマーケットな感じで、多くの人だかりができていました。
「ポケモンアクティビティゾーン」では会議センターの1~3フロアを使用しており、1階がメインホール、2階が受付けと『ポケモンGO』クイズラリー、3階は「ポケモンプレイラボ」になっていました。
「ポケモンプレイラボ」は、ポケモンカードや『ポケモンSV』『ポケモンユナイト』の試遊ができる体験コーナー。ホワイエにはポケモンローカルActsがあり、ポケモンと全国各地とのつながりが展示されていました。
大人から子どもまで楽しめる巨大なお祭り「ポケモン夏祭りパーク」
さて、いよいよ臨港パークにある「ポケモン夏祭りパーク」へ。5つの縁日屋台と盆踊りのやぐらがありました。
5つの縁日屋台とは、ヨーヨー釣りの感覚でコイキングをつり上げる「コイキング釣り」、モンスターボールを投げてアクリルスタンドのポケモンを倒す「モンスターボール投げ」、ヘイラッシャの口をめがけてシャリタツをシャベルに乗せて飛ばす「ヘイラッシャのいっちょうあがり」、ボードから落ちないようにゴールまでビリリダマを運ぶ「ビリリダマころがし」、バラバラになった石版を組み合わせてポケモンの絵を完成させる「せきばんパズル」。
それぞれ回数制限、時間制限があり、それぞれの屋台に応じた達成度によりポイントを獲得。総ポイント数によって、景品と交換ができました。
すべての縁日屋台を楽しんだら盆踊りの時間。やぐらにピカチュウ、ホゲータ、ニャオハ、クワッスの4体が登場。盆踊り風の『ポケモン』のBGMに合わせてみんなで踊ります。踊りを指導してくれるおねーさん、おにーさんは、地元横浜の高校のダンス部の方々とのこと。暑い中、頑張っていました。
【クルーズ船、物販、街中のポケモン、すべてが規格外……】
クルーズ船が『ポケモン』一色に「ポケモントレーナークルーズ」
次は「ポケモントレーナークルーズ」です。パシフィコ横浜の会場からちょっと離れた中区新港にある複合施設“横浜ハンマーヘッド”に移動。途中にインスタントラーメンの博物館“カップヌードルミュージアム”があるのですが、そこに巨大なカップヌードルに入ったピカチュウを発見。階段もピカチュウカップヌードル仕様でした。
“横浜ハンマーヘッド”ではニャスパーやニャオニクスがお出迎え。バケッチャやボクレーも隠れていました。「ポケモントレーナークルーズ」は予約制なので、時間になるまでポケモンセンター出張所でグッズを拝見。横浜みなとみらいイベントではポケモンセンターの出張所が各所にあり、どこでもグッズが買えるようになっていました。ただ各所どこも人気で、入場するにはある程度並ばなければならないほどでした。
ポケモンセンターの横に「はらぺこベトベター」というゴミ箱にベトベターが設置されたものがありました。ペットボトルや空き缶を食べさせると鳴き声を出して、モニターにカウントされます。ゴミの分別の勉強になるので幼い子にはいい経験になるのではないでしょうか。
さて、順番になったので「ポケモントレーナークルーズ」の会場である、停泊している外航クルーズ客船「にっぽん丸」に乗り込みます。桟橋に止まっている「にっぽん丸」はWCSの横断幕で覆われており、すでにポケモン仕様です。
船内マップを確認してみると、1~8階まで地上階はすべて見学ができるようでした。船内は、みなとみらいのショッピングモール以上にポケモンで飾られていました。柱もフロアの階数案内もエスカレーターもみんなポケモンです。また、レストランはふたり対戦用のデュエルスペースに変わっています。乗船したトレーナーと自由に対戦ができます。
中までは入れませんでしたが客室も見学でき、トイレとして使用できるようになっていました。大きなディスプレイのあるホールもゲーム対戦エリアとして開放。もはやどこでも対戦できる状態です。
最上階となる甲板ではフォトスポットでの記念撮影や周りの海や港、みなとみらいの街並みを撮影できるようになっており、絶景を楽しめます。プールもあるので周りで休憩しながら優雅な時間を過ごせます。このまま、どこかに船旅に出かけてしまいたい気分で一杯でした。
一通り、取材すべき場所を回ったので、再度大会会場に戻ります。大会は初日の予選が粛々と進んでいます。『ポケモンユナイト』で日本人チームが健闘しているという話を聞き、しばらく観戦をしていました。
入場規制があっても完売続出の「Pokémon Center World Store 2023」
そういえば、会場である「パシフィコ横浜」の新館「パシフィコ横浜ノース」に、大型の物販エリア「Pokémon Center World Store 2023」がありました。気になったので、そちらを見に行ってみましたがあまりにも人が多く、取材陣も入れませんでした。
「パシフィコ横浜ノース」は2020年4月に開業され、国内最大規模の大型多目的ホールを備えた施設なのですが、それでも入場規制し、ホワイエには入場待ちの長蛇の列。その列自体が飽和状態になり、「パシフィコ横浜ノース」自体に入場規制をするほどした。ちなみにこのポケモンセンターは事前予約制で限られた人しか入れないようになっています。それでもこれだけの混み具合なので、ポケモングッズの魅力の高さがうかがえます。
しばらく試合を観戦した後で再度訪れてみると列が大分解消されており、取材として中に入ることができました。商品棚に商品がなくなっている状態に驚きますが、中に進んでいくと豊富なグッズが並んでいました。みなとみらいの街中にあるポケモンセンター出張所とは規模と品ぞろえが違います。買い物をせずに撮影をするだけなのにかなり時間を要したので、実際に買い物に来ていたら2時間は出られないような気がしました。
至るところにいるポケモンで街全体が巨大なアトラクションに
ポケモンセンターを出て再び会場へ。途中、ポケモンの擬人化コスプレをした海外の女性に遭遇。撮影をさせていただきました。
あとは夜のイベントを撮影したいところですが、ここで体力の限界を感じ撤収することに。桜木町駅までの道すがら、ポケモン関係のものを撮影しながらの帰路です。みなとみらい駅、クイーンズスクエア横浜、MARK IS、ランドマークプラザ、動く歩道、日本丸メモリアルパーク、桜木町あたりを流して帰りました。
五輪を超えるほどの「ポケモンWCS」の圧倒的なコンテンツ力
今回は純粋なeスポーツイベントレポートではありませんでしたが、横浜みなとみらいイベントも含めて「WCS」だったのだと思います。
大会に詳しい結果を知りたい人は、『ポケモンユナイト』部門『ポケモンSV』部門、『ポケモンGO』部門、『ポケモンカードゲーム』などの情報も参照してみてください。
とにかく、破格のイベントでした。街ひとつをすべて巻き込んで大会やIPを展開するのは類を見ないのではないでしょうか。ゲームイベントはおろか、東京オリンピックですら東京の街がここまでオリンピック一色にはならなかったわけです。あらためて『ポケモン』というIPの偉大さ、影響力を認識させられました。
来年はハワイでの開催が予定されています。大会以外に横浜みなとみらいイベントのような街ぐるみのイベントを開催するかわかりませんが、もしそうであればぜひとも行ってみたいと思います。
ポケモンワールドチャンピオンシップス2023横浜みなとみらい
https://www.pokemon.co.jp/ex/wcs_event/2023/ja/
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Extension」を展示。ボタンが増設できるだけでなく、キースイッチを採用し、アクチエーションポイントを0.3mm、0.5mm、1.0mmへと変更できるボタンも展示されていた。▲穴開け不要でボタンが増設できる「C.O.M.B.O. Extension」。ボタンの向きを簡単に変えられるので、自分が入力しやすい方向にカスタマイズできるのが強み。『スト6』のドライブパリィなどに割り当てればとっさの判断で対応しやすくなる 「C.O.M.B.O. Extension」は5月発売予定で会場購入することはできないが、実際に試せる貴重な機会となっている。hitBOXは購入可能なのでそちらも要チェックだ。Mad Catz Mad Catzのブースではお買い得商品がもりだくさん。オリジナルうちわが100円と大変お得、さらにうちわとTシャツ、うちわ+Tシャツ+ゲームパッドのセットまで販売されている。▲Tシャツとアケコンがセットで4,000円。さらにBrookのコンバーターもセットも! また、来店するだけでオリジナルステッカーももらえる大盤振る舞い。Day2、Day3は夏日とも予想されているので、まずはマッドキャッツのうちわをゲットして暑さ対策をしてみてはいかが♪人気のアケコンTE3も販売中だ。ASIndo.pro ゴールデンレバーブース。ゴールデンレバーを購入したユーザーを対象にレバーのフィッティングサービスを実施中。入力を硬くしたいとか、斜めに入れるのをしっかりしたいといたユーザーごとのお悩みを解決すべく、自分に合ったゴールデンレバーへとカスタマイズしてくれるのだ。フィッティングサービスはもちろん無料で、すでにゴールデンレバーを持っているユーザーも持参すればフィッティングをしてくれるとのこと。また、Qanba各種アケコンやボタンも販売中で、アケコン内蔵デスクで注目となった「Qanba 2009 Arcade 」が展示されている。▲まるでゲーセンの筐体のようなアケコン内蔵デスク ▲コンパネのようにがばっと中も開けられるのでメンテナンスも◎ HORI HORIブースでのイチオシは新作ゲーミングパッドの「ファイティングコマンダーOCTA」だ。PS5対応版とPC対応版の両モデルが販売中で、もちろん試遊もできる。✨お買い上げ、ありがとうございます!✨ pic.twitter.com/6hGptp9amP— HORI /ゲーム周辺機器のホリ (@HORI__OFFICIAL) April 27, 2024 ▲ジャスティンも購入! また、静音モデルの「ファイティングスティックα SILENT for PlayStation5, PlayStation4, PC」を購入するとオリジナル天板がプレゼントされるキャンペーンも実施中。また先着30名にはsako選手のサイン入り天板もプレゼントされる。▲『スト6』のキャラクターがデザインされたオリジナル天板がもらえる! VICTRIX by PDP 高級アケコンでおなじみのVICTRIXのブース。昨年同様お手持ちのVICTRIX製アケコンにレーザー刻印のサービスを展開。新作の『鉄拳8』コラボモデルが発売中だ。また、多機能ゲーミングゲームパッド「Victrix Pro BFG」のホワイトカラーや、Xbox Series X|S or PC対応モデルが新登場。本日発売ということでいち早くゲットするチャンス!▲ギアを白で統一しているユーザー待望のホワイトモデル! しかもPC対応版もでているのはうれしい ▲刻印サービスも大人気。画像データを渡せばオリジナルのアケコンが完成するぞ ふもっふのおみせ/VARMILO 高性能ゲーミングデバイスを取り扱うネットショップ「ふもっふのおみせ」では、メカニカルキーボードメーカー「VARMILO(アミロ)」と共同開発したラピッドトリガー搭載のレバーレスコントローラーが先行体験できる。いよいよレバーレスコントローラーでもラピッドトリガー搭載の時代がやってきた。▲まだまだ試作段階で押し込みの度合いなどもさらに調整がはいるとのこと。USB C接続なのもうれしい 現在ボタンの厚みは2.2mmになっているが、発売時では1.8mmや1.5mmといったより反応速度を重視していくようだ。価格も2万円以下とかなりリーズナブルなので、気になる人はぜひ手に取ってみてほしい。GRAPHT 『ストリートファイター6』のグッズを販売しているGRAPHTのブース。6月発売予定で、『スト6』の効果音が聞き取りやすくなるゲーミングイヤホン「GRAPHT THE STANDARD」が先行体験できる。実際に聞いてみると、非常に高音が強めになり、シャリシャリ系の音質になる分、効果音が聞き取りやすくなる印象だ。また筆者が個人的におすすめしたいのが、三和製のボタンキャップを換装するだけでさまざまな入力方法がしやすくなるという「クイックアクションボタンキャップ」も発売中。▲4種類のタイプがあり、タイプBの「はじきタイプ」は指をスライドさせるような動きでボタンが入力できたのが革新的だった 「クイックアクションボタンキャップ」は試遊可能で販売もしているので、実際にさわってみて気になったら購入してみよう。2XKO 『リーグ・オブ・レジェンド』や『VALORANT』でおなじみのRiot Games初の格闘ゲーム『2XKO』のブース。こちらでは試遊が可能になっている。▲シンプルな操作と奥が深いコンボが楽しめそうな雰囲気だ。相手を浮かせてから空中でエリアルコンボを決めるといった駆け引きが楽しめた 必殺技は方向キーとワンボタンで発動可能なため、比較的簡単に入力できる。また相手を打ち上げる技が共通であり、浮かせてからのコンボが爽快。ボタンの長押しで技が変わるのも確認できた。わかる人にしかわからない例えをするならば「ヴァンパイアセイバー+マーブル+ワールドヒーローズ」みたいなシステム。一応パリィもあったがモーションだけで1ゲージ消費する上に、タイミングがシビアなので気軽には使えない印象だ。▲アンケートに答えるとガチャにもチャレンジできる サイドイベントもアツイ! ユーザーや企業がもちよって開催されるサイドイベントもEVO Japanの魅力のひとつ。今年もメイントーナメントに負けじと熱い戦いを繰り広げるサイドイベントを紹介していこう。株式会社ePARA バリアフリーeスポーツを提唱する株式会社ePARAが「ゲームアクセシビリティ体験会」を実施。視覚情報なしで『スト6』で対戦を行う心眼体験コーナーや、Accessコントローラー体験コーナーが展示されていた。▲アイマスクで視界を遮って音だけを頼りにプレーするのが心眼の醍醐味。写真は全盲プレーヤーでおなじみのNAOYA氏(写真左)とePARA所属の実里さん ▲障害で身体が不自由なユーザーをアシストする「アシスティブテクノロジー」に特化した商品を提供・サポートしているテクノツールの干場氏はAccessコントローラー体験で対戦に挑戦! ここ『スト6』を皮切りに、障害の有無にかかわらず楽しめるタイトルが増えてきている。ePARAの活動を通じて、新たな可能性を体験できるのはうれしいポイントだ。フライングパワーディスク2 1994年にアーケードでリリースされた「フライングパワーディスク」が、2022年に続編をリリースしていたのをご存じだろうか。「フライングパワーディスク」が好きすぎる海外プレーヤーによって開発された「フライングパワーディスク2」のサイドトーナメントも開催されていた。▲フリスビーのようなディスクを相手ゴールめがけて投げ合うといったシンプルなルールで人気を博した「フライングパワーディスク」 話によると「フライングパワーディスク」が好きすぎるプレーヤーたちは、プレーヤーレベルが高くなりすぎ、シュートを打ってもなかなか得点につながらない試合が続いてしまったという。そこで、ルールを改め得点が入りやすいシステムにしたのが続編の「フライングパワーディスク2」なのだ。うまくなりすぎて試合が進まないって、どんだけ極まってるんだよとファンの熱意を肌で感じることができたブースだった。なお、「フライングパワーディスク2」はPlayStation 5、 Nintendo Switch、 PlayStation 4、 Xbox One、 Microsoft Windowsとさまざまなプラットフォームでプレー可能で、さらにクロスプレイにも対応している。気になる人は「Windjammers 2」で検索!スト2ターボ大会 千葉県銚子市の農家「ウッド村ファーム」木村PによるストⅡターボ大会が今年も開催された。参加者は現役のガチゲーマーやプロ選手など、隠れた名トーナメントだ。▲Revoのオーナーであり選手でもある中野サガット氏。昨年に引き続き今年も優勝を狙う ▲Rox³Gaming所属のKNIGHT選手に、NOモーション。の星ノこてつ。さんの対戦。 『スト2ターボ』といえば、1993年に開催された全国大会「スト2ターボ チャンピオンシップ'93 IN 国技館」。当時決勝だけで8,000名のプレーヤーが国技館に集結したという、伝説の大会。その大会で優勝を手にしたのが、何を隠そう本大会に出場している中野サガット氏なのだ。▲細かいテクニックは未だ衰えず。この引きつけアッパーカットって地味に難しいはずなのに……すごい 本大会のルールは先述した『スト2ターボ チャンピオンシップ'93 IN 国技館』にならって、キーコンフィグは不可。デフォルトの設定でしかもスーパーファミコンの純正パッドでプレーが必須となっているため、操作はかなり独特になるはずなのに、参加者の多くはそんな設定をもろともせず非常にレベルの高い戦いを繰り広げていた。▲前回チャンプのこにたま氏(写真左)と、前回も参加したEBI氏の決勝戦対決。エドモンド本田相手でも冷静な返しで勝利をもぎ取ったこにたま氏 安定した強さを見せつけたこにたま氏が2連覇を達成! 決勝戦はフルセットに持ち込まれるなどめちゃめちゃ熱い試合を繰り広げていた。▲今年はトロフィーもでかーい! なんと来年の開催決定もアナウンスされた「スト2ターボ大会」。こにたま氏の3連覇となるのか、中野サガット氏のリベンジが成功するのか。はたまた新たなチャレンジャーが優勝をかっさらうのか——。来年のEVO Japanが楽しみである。——— 今年は初の有料化となったEVO Japanだが昨年以上の盛り上がりを肌で感じることができた。お客さんの層にも変化が見られ、いわゆる格ゲーマーというよりかは、カジュアルにイベントを楽しみに来ているようなユーザーも多く見られ、ストリーマーやインフルエンサーによって格闘ゲームの間口が広がったようにも感じた。また『2XKO』をはじめとする新作タイトルのシステムにも大きな変化を感じた。『スト6』で導入されたモダンシステムにならい、多くのメーカーが簡単操作で奥の深いシステムになるような試みにチャレンジしているようにも感じる。今回紹介はしていないが、2D対戦格闘ゲーム『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT』も、特定のボタンを押しながら、攻撃ボタンを連打するだけで超強力なコンボを自動で入力してくれるお手軽システムが導入されていた。格闘ゲームというと、どうしても覚えることが多くて敷居が高いと敬遠されがちなジャンルが、こうした大きな変化で新規ユーザーの獲得につながることを期待したい。そしてサイドイベントでは本当にたくさんのイベントが開催されている。今年はBYOCブースがなかったのが残念でならないが、まるでタイムマシンで時代をさかのぼったかのような懐かしい気持ちにさせてくれるサイドイベントは本当に楽しい。ぜひメイントーナメントに参加しているプレーヤーも時間を見つけてサイドイベントに参加してみてほしい。編集:いのかわゆう撮影:いのかわゆう【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。X:@sdora_tweet
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- 【大会レポート】参加者500名超え!——フランス・パリで開催された「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズのオフライン大会「Game is Game」にてREJECTのShuton選手が優勝!
- 4月20日(土)、21日(日)にフランス・パリで開催された「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズのオフライン大会「Game is Game」にてREJECTのShuton選手が優勝した。<以下、ニュースリリースより>フランスの地で日本人プレーヤーが大奮闘 この度、プロeスポーツチーム「REJECT」を運営する株式会社REJECT(代表取締役:甲山翔也、以下、「REJECT」)の大乱闘スマッシュブラザーズ部門所属Shutonが、フランス パリにて実施されたオフライン大会『Game is Game』で優勝に輝いたことをお知らせします。 『Game is Game』は世界各国から強豪プレーヤーが参加し、その参加者は500名を超えるオフライン大会です。 ヨーロッパのトッププレーヤーであるGlutonnyや日本からはZETA DIVISIONのGackt選手など強豪選手が招待される中、REJECTからShutonも今大会に招待され参戦しました。 Day1では難なく連勝を重ね、Day2進出のベスト64に残ることができました。ShutonはDay2でもその勢いが衰えることなく勝ち続け、勝者側のままGrand Finalへ。Grand Finalでは、勝者側決勝戦ですでにShutonが勝利したヨーロッパトッププレーヤーであるGlutonny選手との戦いに。Glutonny選手に勝者側決勝では1マッチとられたものの、Grand FinalでShutonは圧倒的なスキルを見せつけストレート勝利で優勝を掴み取りました。今後もShutonは国内外の大会に参戦予定ですので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。・大会概要大会名:『Game is Game』開催日:4/20(土).4/21(日)開催地:フランス パリ賞金額:総額5000ユーロ (現時点およそ82万5千円) ・Shuton Link X:https://twitter.com/syu_tolimar YouTube:https://www.youtube.com/user/syutolimar・REJECTについて REJECTは2018 年発足のプロのe スポーツチーム。 主に世界的に人気なゲームタイトルを取り扱い、現在はPUBG MOBILE/VALORANT/Apex Legends/Identity V /大乱闘スマッシュブラザーズ/ストリートファイター6の6タイトルの部門を保有。チームとして累計賞金獲得額日本一位にも輝いている。モバイルシューティングゲームでは日本トップの実績を誇り、『PUBG MOBILE』部門は、同タイトルで国内最多となる12回の世界大会出場経験を誇る。昨年は賞金総額3 億円の国内最大のプロリーグ『PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE』で見事優勝。「PUBG MOBILE GLOBAL OPEN 2024」では悲願となる世界一に輝いた。
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- 【イベントレポート】プロ選手との交流も!——REIGNITEがアパレルポップアップイベント「SS POPUP with -niitu-」を開催!
- eスポーツチームREIGNITEのアパレルポップアップイベント「SS POPUP with -niitu-」が4月5日(金)〜7日(日)の期間、東京都渋谷区にて開催された。サイバー歌舞伎をテーマにした2024年春夏コレクションのアパレルや、ファンとの交流が楽しめる3日間となった。<以下、ニュースリリースより>レセプションパーティー 株式会社Reignite Entertainment(本社:東京都目黒区)が運営するグローバルeスポーツチーム「REIGNITE」は、『サイバー歌舞伎』をテーマとする2024年春夏コレクション(24S/S)を発表。本コレクション発表を記念して、REIGNITEは4月5日(金)から4月7日(日)の期間、「green field(東京都渋谷区恵比寿西2-5-2)」でPOPUPイベント『REIGNITE 2024 SS POPUP with -niitu-』を開催いたしました。 本プレスリリースでは、3日間にわたって開催されたPOPUPの様子をお届けいたします。 POPUP初日の4月5日(金)は、REIGNITE所属のメンバーが多数出演するレセプションパーティーが開催されました。レセプションパーティーはREIGNITE初の公式ファンクラブメンバー限定イベントとして開催され、いつもREIGNITEを熱心に応援してくださるファンの皆様にチームメンバーやアパレルの魅力を再発見していただける機会になりました。スペシャルコラボアイテムを紹介する788 パーティーではストリーマー部門の『きゅーちゃん』が中心となって、選手一同で24S/Sシリーズのアパレルやスペシャルコラボアパレルなどを紹介しました。実際にメンバーが新作を着こなす姿に、会場から歓声が上がるシーンもありました。『【Cyber KABUKI】HAORI』を着たDizzyを中心に笑顔を見せる選手たち パーティーの後半では、ファンの皆様とメンバーに自由にお話しいただく時間を用意しました。日ごろからオフラインイベントが豊富なREIGNITEですが、今回は初のファンクラブメンバー限定のイベントとして開催。普段のイベントと比較して、今回のパーティーはより長い時間メンバーとご歓談いただくことができました。ファンの皆様の温かい応援に、チーム一同いつも支えられています。メンバーにとっても、私たちスタッフにとっても充実した1日目となりました。Apex部門のメンバー。左手奥からShunMi、すでたき、MatsuTash、t23tatsu(中央) 2日目、3日目は通常POPUPイベントとして、一般のファンの方々にもREIGNITEのアパレルをお手に取っていただきました。日替わりでREIGNITE所属メンバーも来場し、イベント恒例のチェキ会も開催。競技シーンの話に花を咲かせたり、ファンの方と一緒にアパレルを選んだりと、接客を通してファンの皆様と交流することができました。 REIGNITEはこれからも選手たちが最前線を走り続けるサポートをしていくとともに、メンバーとファンの皆様との関わりを大切にチームを運営してまいります。 なお、POPUPイベントの様子をREIGNITE公式YouTubeにてアップロードしています。ぜひご覧ください。動画URL :https://youtu.be/WubrIXVJcpYファンと交流し笑顔を見せるSaya -niitu-のアパレルを紹介するZodiac ファンと交流するめいしんきゅーの3人。左からきゅーちゃん、Shinck、Macyfishy POPUPの印象を語るKurozooted ファンとチェキを撮るれんたな(左)、ひいらぎ(右) 24S/Sテーマ『サイバー歌舞伎』について 日本の伝統文化である歌舞伎と、ゲーミングデバイスのサイバー感とを織り交ぜて表現したコレクションです。 REIGNITEのシンボルマークを歌舞伎のヒーローの役割である『荒事-あらごと』の隈取の図案にデザインし、プリントや刺繍で表現。ロンTリメイクの羽織には蛍光糸で刺繍や縫製を施し、歌舞伎の文字をスライスして組み合わせたグリッチデザインのロゴを蛍光インクでプリントする事でサイバー感を演出。選手たちが歌舞伎のヒーローのように活躍できるよう願いを込めデザインしました。24S/Sシリーズはこの度オンラインショップでの販売を開始いたしました。ぜひ一度ご覧ください。オンラインショップURL:https://shop-reignite.com/collections/2024-s-s Dizzy Special Collab / 788 Special Collab 『Apex Legends』競技シーンの最前線を走ってきたふたり。かつてはトッププレーヤーとして、現在は公式実況者としてシーンに欠かすことのできない存在の『Dizzy』と、変わらず競技シーンでプレーヤーとして輝きを放ち続ける『788』。ふたりのパーソナリティを色濃く映すスペシャルコラボアパレルが完成しました。 Dizzyの愛犬「ジジ」をワンポイントにあしらった『【Dizzy】GIGI Long TEE』と、出身である沖縄県の民族衣装「琉装」を着たダルマが目を引く788の『【788】DARUMA TEE』。アパレルを通してDizzyと788のあたたかな人柄を感じていただける仕上がりとなりました。 『【Dizzy】GIGI Long TEE』はオンラインショップで販売中です。 Dizzyコラボアパレル販売ページ : https://shop-reignite.com/collections/special-collab/products/dizzy-gigi-long-tee?variant=47817584050466 また、『【788】DARUMA TEE』は今後オンラインショップで販売予定です。 販売情報はREIGNITE公式X(旧Twitter)で告知いたします。REIGNITEについて 新たなチームのコンセプトを「Global Japanese esports team」=「世界に通用する日本のesportsチーム」と定め、日本で生まれたesportsチームとしての誇りを胸に、 「自国文化の発信」と「各タイトルでの世界一」をミッションとして、国内外から愛されるチームを目指しさまざまなビジョンを展開しています。esports事業:Apex Legends、VALORANT GC(女性部門)「REIGNITE Lily」、FORTNITE【チーム公式SNS】 HP : https://reignite.jp/ SHOP : https://shop-reignite.com/ X(旧Twitter) : https://x.com/ReigniteJP Facebook : https://www.facebook.com/profile.php?id=100063752719926 Instagram : https://www.instagram.com/reignite_ent/ YouTube : https://www.youtube.com/@reigniteesports8335 TikTok : https://www.tiktok.com/@reignite_official
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- 【大会レポート】『第五人格』の世界大会「Call of the Abyss Ⅶ」にて、ZETA DIVISIONやSCARZなど日本代表チームが大活躍!
- 非対称対戦ゲーム『第五人格』における世界大会「Call of the Abyss Ⅶ」が4月12日(金)に開幕。世界各地域から20チームが集まり、日本代表として出場している5つのチームが大健闘。ファンを魅了した。<以下、ニュースリリースより>Call of the Abyss VII ワールド決勝トーナメント 4月12日に中国杭州で開幕したNetEase Gamesが開発・運営する1対4非対称対戦型マルチプレーゲーム『Identity V 第五人格』の年に一度の世界大会Call of the Abyss VII(以下、COAVII)ワールド決勝トーナメントで、世界六大大会地域からの20のトップチームが集まり、杭州でオフラインでの競技を開始しています。 その中で、ZETA DIVISION、SCARZ、AXIZ WAVE、REJECT、Arneb with WoG の5つのIJLプロeスポーツクラブチームが日本の大会地域を代表してこのグローバルファイナルに出場し、素晴らしいパフォーマンスで世界の第五人格ファンを魅了しました。ZETAチームが前回COAチャンピオンを勝ち抜き このグローバルファイナルに直接招待されたIJLプロリーグで4連覇を果たしたZETAチームは、抽選で中国本土のAグループに入り、中国本土のプロチームに立ち向かいましたが、挑戦に恐れることなく、中国本土の前回COAチャンピオンであるDOU5チームに対して2-0で見事な勝利を飾りました。ZETAのサバイバーたちは、曲芸師、骨董商、弁護士などで多様な戦略を駆使し、相手のハンターを効果的に牽制しました。特にBO1ハンターのMiraiKがオペラ歌手として4吊りに成功したことは、チームの勝利の基盤を築きました。試合後、#ZETAWINは当日Xのリアルタイムトレンドの7位に登りました。SZチームが秋季IVL大会チャンピオンに勝利 ZETAと同様に直接招待されたSZチームも、グループCに位置しています。昨年の秋季IVL大会チャンピオンであるWolvesチームも同じグループにいます。そして16日のWolvesとの対戦でも、SZは優れたパフォーマンスを見せ、戦術的な研究に基づき、1-0の差で勝利を収めました。SZのハンターであるLattyは、優れたゲーム理解とキャラクター戦略を示しました。特にWolves_ChoAiに対処するために蝋人形師の素晴らしいパフォーマンスで、4吊りを成功させました。その後、SZのサバイバーたちは、Shinamiの指導の下、Wolves_ChoAiの追撃を防ぐために祭司を選択し、3逃げして勝利を収めました。 さらに、「日本の大会地域の団結」として、以前のZETAコーチであるLattyは、ZETA DIVISIONの2023年夏季IJL優勝記念携帯品を連れて競技に参加し、おなじ日本チームであるRCも、SZチームに祝福のツイートを投稿し、日本の大会においてチーム間の団結と友情を示しました。 ZETAチーム、SZチームの直接招待とは異なり、日本の大会地域からのRCチームは予選を通じてグローバルファイナルに進出しました。しかし、同じグループにはCOAVIIのベテランたちや強力なチームもいます。しかし、RCはグループステージで驚異的なチームプレーを見せ、2連勝を記録しました。FTチームとの対戦では、RCのサバイバーが先手を打ち、強力なキャラクターを使用して相手のハンターを牽制し、ゲームを2-0で制しました。FTチームとの戦いがサバイバーの強力な力の示しであったならば、Omniとの戦いはRCのハンターの恐ろしい熟練度プレーのショーでした。RCチームのAKaは再び狂眼を持ち出し、観客に素晴らしい4吊りショーを魅せました。 グループステージが激しい中盤に入るにつれて、日本のチームが競技場で素晴らしいパフォーマンスを維持し続けることを期待しています。彼らのすべてのステップは注目されており、次の5日間の試合でさらなる栄光の道を歩むことができるかどうかを見守っています。 第五人格「Call of the Abyss VII」グローバルファイナル-グループステージは現在進行中です。IdentityV 第五人格eスポーツ事務所をフォローし、#COAVIIグローバル応援のタグを付けて、日本チームを応援しましょう。 ■IdentityV 第五人格eスポーツ事務所公式SNShttps://twitter.com/IdentityVChamp■『第五人格』とは 『第五人格』はNetEase Gamesが開発した非対称型対戦ゲーム。5人のプレーヤーのうちひとりがハンターに、残り4人がサバイバーとなって1対4で戦う。そのユニークなゲーム性はもちろん、ゴシック調のキャラクターデザインをはじめとする独特なグラフィックと美術表現、そして魅力的な物語展開が人気を呼び、全世界で2億人以上のプレーヤーに愛されている。 第五人格公式サイト:https://www.identityvgame.com/jp/ 第五人格公式公式X(旧Twitter):https://twitter.com/IdentityVJP