2023年10月3日(火)〜4日(水)にかけて、名古屋と大阪で『VALORANT』のオフシーズンイベント「Hype Up Tour Japan」の予選が開催された。
“体感型”を銘打ったこのイベントでは、主に日本の競技シーンで活躍した選手が「西」と「東」でチームを結成。11月11日(土)に行われる渋谷での決勝戦に向け、総勢20名の選手たちが戦い合った。

■スケジュール
10月2日(月):予選①(名古屋パルコ東館8F NAGOYA CLUB QUATTRO)
10月3日(火):予選②(プラザ梅田10F UMEDA CLUB QUATTRO)
11月11日(土):決勝、三位決定戦(渋谷エリア)
今回は、3日(火)に行われた大阪予選をレポートする。先に行っておくが、このイベントは想像以上にアツい。
Hype Up Tour Japanは、今年行われた『VALORANT』の国内リーグ「VALORANT Challengers Japan Split2」で見事優勝を果たしたSCARZ(SZ)を運営する株式会社XENOZ(ゼノス)、そしてファッションビルのPARCOを全国で展開する株式会社パルコが共同で開催する。
イベントの会場は、プラザ梅田の10階にある「UMEDA CLUB QUATTRO」。大阪・梅田の地下街から上がってもう目の前にあるビルの中だ。


開場の時間(17時)になると、チケットに書かれた整理番号の順で会場に案内されていく。入場にはドリンク代600円が現金で必要だった。受付にチケットを提示。ドリンクチケットと応援フラッグを受け取り、いざ会場内へ。



入口付近には、メッセージを書くスペースが用意されている。さっそく、受け取ったフラッグにメッセージを書き込む人が多くいた。たくさんの色のペンがあって、非常に迷う。美的センスと選手への愛が試されるだろう。肌感では、Absolute JUPITER(現ZETA DIVISION)に所属していた選手や、Crazy Raccoonに所属する選手のファンが多くいた印象だ。中には、司会のOooDaやyueに向けたメッセージもあった。


会場には、物販ブースが設けられていた。ここではHype Upの公式グッズや、SCARZのグッズが販売されていた。ここでは、キャッシュレス決済に対応。さまざまなグッズを手にして、イベントを満喫することができる。開演前の一時間程度、レッドブルウォッカを片手に散策してみることにした。
Hype Up Tour Japanオフィシャルグッズは、Tシャツ、ステッカー、ラバーキーホルダーの3種類。一番人気はTシャツ。出演者が身につけているものと同じなのだそう。

SCARZの公式物販では、VALORANT部門のさまざまなグッズを購入することができる。アパレルやタオルなど、SCARZファンならたまらない逸品が多数。


物販ブースの奥には、出場選手の写真が掲載された横断幕が掲示されていた。自身の推し選手と共に写真撮影ができるフォトスポットだ。実際、選手の応援ボードやグッズと共に撮影するファンが数多くいた。


実際に話を聞いてみると、多くの人が自分の好きな選手目当てで来場しているようだった。体感ではほぼ9割超。加えて、大阪や兵庫など、関西圏に住む人が多くを占めており、生活圏のすぐ近くでこのようなイベントが実施されていることも、来場するモチベーションとなっているようだった。だが中には目当ての選手を見に、わざわざ名古屋や関東から遠征をしている人もいるようだ。
18時の開演、OooDa氏の熱い掛け声とともに、選手が入場する。国内外で活躍したレジェンド、あるいは、自分の”推し”の登場で、会場からは大きな歓声が上がる。

■この日の対戦チーム
WEST RED TEAM:Reita(リーダー)、Art、Medusa、Minty、neth
WEST PINK TEAM:takej(リーダー)、CLZ、makiba、Misaya、Xdll
RED TEAMは、会場向かって左側。PINK TEAMは右側だ。VIP指定席の人は、最前列・2列目という絶好のロケーション。一方のスタンディング席は、VIP指定席の後ろ側にはなるのだが、それでも十分に選手の表情は見える。会場の後方でも、選手たちの会話が聞こえるほどだ。


試合開始前の軽いインタビューでも、すでに両チームはバチバチだ。「若さ的には勝てるんじゃないかと」とPINK TEAMのリーダー・takej選手。一方「体重重いんじゃない?」と煽り返すのは、RED TEAMのリーダー・Reita選手だ。旧Absolute JUPITER時代から続く掛け合いに、会場からは笑いが巻き起こる。
こうして「年齢」対「体重」という構図が完成したところで始まっていくのは、第1マップ「バインド」だ。

ドリームチームとは思えないほどの、ハイレベルな戦いが繰り広げられる。選手たちの凄まじいプレイに、会場からは歓声が上がっていた。

初戦に勝利したのはRED TEAM。PINK TEAMを圧倒し、スコアは13:6だった。デュエリストを選んだneth、Minty、Medusa選手の活躍が目立つほか、統率の取れた動きはArt・Reita選手のコールが大きいだろう。

試合で注目すべきは、選手同士の掛け合いだろう。会場が小さく、選手と観客席の距離が非常に近いため、ダイレクトに選手の声が耳に入るのだ。RED TEAMのMedusa選手は、キルをしたり、ラウンドを獲得するたびにPINK TEAMを煽る。特に、同じCrazy Raccoon所属のmakiba選手を特に狙い撃ちにしていた。

負けていられないPINK TEAMも、2試合目の最初のラウンドを獲得すると、立ち上がって手を降る。特にmakiba選手はMedusa選手の元へと駆け寄って、先程のお返しにと煽り返した。このプレーには、会場からも笑い声と歓声が。(なお、ヘッドセットの再装着に時間がかかり、次のラウンドの開始に大きく出遅れていたのはご愛嬌だ)

2試合目の「ヘイヴン」では、PINK TEAMが8:13のスコアで勝利した。この試合ではXdll選手が大きく活躍。他の選手が多くとも17キルなのに対し、なんと26キルを獲得し、圧倒的なフィジカルの強さを見せた。
3試合目ではうってかわって、両チーム共に真剣な様子だった。この試合を落とすと負けが決まってしまう。先程の雰囲気がまるでウソだったかのように、選手たちは煽りなし、甘えなしで、本気で試合に臨んでいた。

両チームとも煽りがぱったりとなくなり、ガチンコ勝負がはじまる。選手たちの華麗で大胆なプレーに、観客は思わず息を呑んだ。

3試合目のロータスは、13:9でRED TEAMが勝利。マップカウント2-1で、RED TEAMが決勝へと駒を進めることとなった。印象に残るのはmakiba選手だろうか、エキシビションマッチとは思えないほどの悔しそうな表情を浮かべていた。
試合が終わってもまだ楽しめる!
大盛況の中、イベントは——まだ終わらない。選手へのインタビューが終わり、配信も終了した後、行われたのは観客へのプレゼント企画だ。手に入るのは、各チームの選手のサインが書かれたTシャツだ。抽選はチケットに書かれた座席番号・整理券番号から抽選が行われ、計10枚のサインTシャツが10人の選手それぞれから手渡される。


抽選番号がOooDa氏によって読み上げられ、一喜一憂する観客たち。ツーショット写真とサインTシャツという豪華なサプライズに、当選した人たちは皆大喜びだ。
抽選会が終わったあと、ステージの外ではなんと選手がお出迎え。Xdll選手、CLZ選手、misaya選手がファンとの交流を行いたいと登場し、僅かな時間ながらも、即席の写真撮影会がはじまった。


10分程度という短い時間だったが、ファンにとって、このイベントを締めくくるには十分だっただろう。写真かサインかのどちらかを選ぶ形で、中には当選したサインTシャツに追加のサインを貰う人もいた。
2試合目終了後、takej選手の目の前の席に座る観客の方に話をうかがったのでその様子もお届けしよう。

——何がきっかけでVALORANTのイベントへ行くようになったのでしょうか。
「VALORANTを好きになったきっかけは、ストリーマーの方のウォッチパーティーを見てからです」
——そこから選手に?
「そうです」
——VIP席はどうですか?
「声が聞こえてくるくらい選手と近くて、めちゃめちゃ楽しいです)
——このようなイベントはよく行かれるんでしょうか。
「よく行きます。この前のRAGE VALORANT 2023にも行きました」
——このような大阪や名古屋でイベントが開催されることについてどう思いますか?
「家が愛知なので、ぜひ名古屋でもイベントを開催してほしいですね。名古屋ではあまりないので」
——ちなみに昨日の名古屋予選は行きましたか。
「昨日は推しがいなかったのと、仕事もあったので行ってないです(笑)」
さらに会場では、たまたま来場していたやすお(OFF)氏にも話をうかがった。

——今日はスーツですが仕事帰りですか?
やすお(OFF):今日は仕事が終わって、いや、終わらせて来ました。
——どの選手が目当てですか?
やすお(OFF):Absolute JUPITERやZETA DIVISIONの元メンバーのtakej選手、Reita選手、makiba選手ですとか。あと注目しているのはArt選手です。
——今日はVIP席かスタンディング席、どちらで観戦されますか。
やすお(OFF):スタンディング席です。平日ということもあって、直前まで仕事がどうなるかわからなかったので、スタンディング席を取るしかなかったですね。
——ありがとうございます、楽しんでください!
ほかにも多くの方にインタビューを敢行し、快くお応えいただくことができた。(ありがとうございます!)
——今年はオフラインがキーワードになる。そんな言葉を裏付けるかのように、大盛況のまま予選は幕を閉じた。選手と観客が生み出す熱気は、最近のVALORANTの競技シーン人気を物語るには十分だろう。
本イベントで感じたのは、女性ファンが非常に多いことだ。体感では全体の7~8割。話を聞いてみると、自身でプレイをするバリバリのプレイヤーもいれば、配信やイベントを観るだけの、いわゆる観る専の方も多くいた。

ゲームを自分でプレイしない、このようなライトな層でもHype Up Tour Japanは、ふらっと立ち寄って気軽に楽しめるいいイベントだったと言えるだろう。実際、多くの観客が特定の選手を目当てにして来場していた。小規模な箱で選手との距離がとても近く、同じ推し選手をきっかけにファン同士の交流も広がる。気軽に“推し活”ができる、そんなイベントだったという印象だ。
次は渋谷エリア。東京で行われる決勝戦と三位決定戦では、西と東の全チーム、総勢20名が一堂に会する。このホットなイベントは11月11日(土)開催予定だ。YouTubeなどでも配信がなされるため、遠方のため現地へ行けない人でも楽しむことができる。
推しの選手をひと目見たい方、あるいは、関東住みで渋谷が近所の方は、この11月のファイナルへとふらっと足を運んでみてはいかがだろうか。
撮影:まいる
編集:いのかわゆう
“体感型”を銘打ったこのイベントでは、主に日本の競技シーンで活躍した選手が「西」と「東」でチームを結成。11月11日(土)に行われる渋谷での決勝戦に向け、総勢20名の選手たちが戦い合った。

■スケジュール
10月2日(月):予選①(名古屋パルコ東館8F NAGOYA CLUB QUATTRO)
10月3日(火):予選②(プラザ梅田10F UMEDA CLUB QUATTRO)
11月11日(土):決勝、三位決定戦(渋谷エリア)
今回は、3日(火)に行われた大阪予選をレポートする。先に行っておくが、このイベントは想像以上にアツい。
会場はなんとライブハウス
Hype Up Tour Japanは、今年行われた『VALORANT』の国内リーグ「VALORANT Challengers Japan Split2」で見事優勝を果たしたSCARZ(SZ)を運営する株式会社XENOZ(ゼノス)、そしてファッションビルのPARCOを全国で展開する株式会社パルコが共同で開催する。
イベントの会場は、プラザ梅田の10階にある「UMEDA CLUB QUATTRO」。大阪・梅田の地下街から上がってもう目の前にあるビルの中だ。

▲開場のおよそ30分前には、既に入場を待つ人がちらほら

▲整理番号順に建物内の階段で列をつくる。筆者は少し遅い期間に購入したので、150番台だった
開場の時間(17時)になると、チケットに書かれた整理番号の順で会場に案内されていく。入場にはドリンク代600円が現金で必要だった。受付にチケットを提示。ドリンクチケットと応援フラッグを受け取り、いざ会場内へ。

▲ステージ入口付近では、するがモンキー、yue、takejが出迎える(左から)

▲筆者は「ハイプアップ レッドブル ウォッカ」を交換した。これ以外にも、レッドブルを含むさまざまなドリンク注文することができた

▲入場時に全員がもらえる応援フラッグ。受付でどちらかのチームの色を選ぶ形
入口付近には、メッセージを書くスペースが用意されている。さっそく、受け取ったフラッグにメッセージを書き込む人が多くいた。たくさんの色のペンがあって、非常に迷う。美的センスと選手への愛が試されるだろう。肌感では、Absolute JUPITER(現ZETA DIVISION)に所属していた選手や、Crazy Raccoonに所属する選手のファンが多くいた印象だ。中には、司会のOooDaやyueに向けたメッセージもあった。

▲メッセージを書くスペースで熱心にメッセージを書き込んでいるファンのふたり

▲Reita選手へのメッセージだったようだ
開演前の待ち時間も楽しめる物販&展示ブース
会場には、物販ブースが設けられていた。ここではHype Upの公式グッズや、SCARZのグッズが販売されていた。ここでは、キャッシュレス決済に対応。さまざまなグッズを手にして、イベントを満喫することができる。開演前の一時間程度、レッドブルウォッカを片手に散策してみることにした。
Hype Up Tour Japanオフィシャルグッズは、Tシャツ、ステッカー、ラバーキーホルダーの3種類。一番人気はTシャツ。出演者が身につけているものと同じなのだそう。

▲Hype Upの公式グッズ。筆者はラバーキーホルダーを購入した
SCARZの公式物販では、VALORANT部門のさまざまなグッズを購入することができる。アパレルやタオルなど、SCARZファンならたまらない逸品が多数。

▲物販ブースは盛況だった

▲一番人気だという、SCARZ所属選手のアクリルスタンド。土台部分には各選手のサインも印刷されている
物販ブースの奥には、出場選手の写真が掲載された横断幕が掲示されていた。自身の推し選手と共に写真撮影ができるフォトスポットだ。実際、選手の応援ボードやグッズと共に撮影するファンが数多くいた。

▲手作りのボードと共に写真撮影

▲(左から)Medusa・makiba・neth選手のステッカーと共に
実際に話を聞いてみると、多くの人が自分の好きな選手目当てで来場しているようだった。体感ではほぼ9割超。加えて、大阪や兵庫など、関西圏に住む人が多くを占めており、生活圏のすぐ近くでこのようなイベントが実施されていることも、来場するモチベーションとなっているようだった。だが中には目当ての選手を見に、わざわざ名古屋や関東から遠征をしている人もいるようだ。
文字通り白熱する試合で熱狂はピークに!
18時の開演、OooDa氏の熱い掛け声とともに、選手が入場する。国内外で活躍したレジェンド、あるいは、自分の”推し”の登場で、会場からは大きな歓声が上がる。

▲司会のOooDa氏と入場する選手たち
■この日の対戦チーム
WEST RED TEAM:Reita(リーダー)、Art、Medusa、Minty、neth
WEST PINK TEAM:takej(リーダー)、CLZ、makiba、Misaya、Xdll
RED TEAMは、会場向かって左側。PINK TEAMは右側だ。VIP指定席の人は、最前列・2列目という絶好のロケーション。一方のスタンディング席は、VIP指定席の後ろ側にはなるのだが、それでも十分に選手の表情は見える。会場の後方でも、選手たちの会話が聞こえるほどだ。

▲会場はほぼ満員。後方までみっちりと人で埋まっていた

▲neth選手のボード
試合開始前の軽いインタビューでも、すでに両チームはバチバチだ。「若さ的には勝てるんじゃないかと」とPINK TEAMのリーダー・takej選手。一方「体重重いんじゃない?」と煽り返すのは、RED TEAMのリーダー・Reita選手だ。旧Absolute JUPITER時代から続く掛け合いに、会場からは笑いが巻き起こる。
こうして「年齢」対「体重」という構図が完成したところで始まっていくのは、第1マップ「バインド」だ。

▲初戦から早くも、白熱した戦いが繰り広げられる
ドリームチームとは思えないほどの、ハイレベルな戦いが繰り広げられる。選手たちの凄まじいプレイに、会場からは歓声が上がっていた。

▲最初のラウンドは取られたものの、そこから巻き返しをかけるRED TEAM
初戦に勝利したのはRED TEAM。PINK TEAMを圧倒し、スコアは13:6だった。デュエリストを選んだneth、Minty、Medusa選手の活躍が目立つほか、統率の取れた動きはArt・Reita選手のコールが大きいだろう。

▲試合が終わると、勝利したチームのカラーでライトアップがされる。こういった細かな演出もエモい
ライブハウスならではの臨場感!
試合で注目すべきは、選手同士の掛け合いだろう。会場が小さく、選手と観客席の距離が非常に近いため、ダイレクトに選手の声が耳に入るのだ。RED TEAMのMedusa選手は、キルをしたり、ラウンドを獲得するたびにPINK TEAMを煽る。特に、同じCrazy Raccoon所属のmakiba選手を特に狙い撃ちにしていた。

▲終始、相手(特にmakiba選手)を煽るMedusa選手
負けていられないPINK TEAMも、2試合目の最初のラウンドを獲得すると、立ち上がって手を降る。特にmakiba選手はMedusa選手の元へと駆け寄って、先程のお返しにと煽り返した。このプレーには、会場からも笑い声と歓声が。(なお、ヘッドセットの再装着に時間がかかり、次のラウンドの開始に大きく出遅れていたのはご愛嬌だ)

▲2試合目の最初のラウンドを獲得し、大喜びのPINK TEAM
2試合目の「ヘイヴン」では、PINK TEAMが8:13のスコアで勝利した。この試合ではXdll選手が大きく活躍。他の選手が多くとも17キルなのに対し、なんと26キルを獲得し、圧倒的なフィジカルの強さを見せた。
3試合目ではうってかわって、両チーム共に真剣な様子だった。この試合を落とすと負けが決まってしまう。先程の雰囲気がまるでウソだったかのように、選手たちは煽りなし、甘えなしで、本気で試合に臨んでいた。

▲実況席も熱を帯びる
両チームとも煽りがぱったりとなくなり、ガチンコ勝負がはじまる。選手たちの華麗で大胆なプレーに、観客は思わず息を呑んだ。

▲喜びのあまりフィストバンプ
3試合目のロータスは、13:9でRED TEAMが勝利。マップカウント2-1で、RED TEAMが決勝へと駒を進めることとなった。印象に残るのはmakiba選手だろうか、エキシビションマッチとは思えないほどの悔しそうな表情を浮かべていた。
試合が終わってもまだ楽しめる!
オフイベならではのファンサービス
大盛況の中、イベントは——まだ終わらない。選手へのインタビューが終わり、配信も終了した後、行われたのは観客へのプレゼント企画だ。手に入るのは、各チームの選手のサインが書かれたTシャツだ。抽選はチケットに書かれた座席番号・整理券番号から抽選が行われ、計10枚のサインTシャツが10人の選手それぞれから手渡される。

▲当選者は選手とツーショット

▲筆者の隣にいた方が見事当選!「手が震えた」と喜んでいた
抽選番号がOooDa氏によって読み上げられ、一喜一憂する観客たち。ツーショット写真とサインTシャツという豪華なサプライズに、当選した人たちは皆大喜びだ。
抽選会が終わったあと、ステージの外ではなんと選手がお出迎え。Xdll選手、CLZ選手、misaya選手がファンとの交流を行いたいと登場し、僅かな時間ながらも、即席の写真撮影会がはじまった。

▲(左から)CLZ選手、Xdll選手

▲misaya選手
10分程度という短い時間だったが、ファンにとって、このイベントを締めくくるには十分だっただろう。写真かサインかのどちらかを選ぶ形で、中には当選したサインTシャツに追加のサインを貰う人もいた。
観客席へインタビュー
2試合目終了後、takej選手の目の前の席に座る観客の方に話をうかがったのでその様子もお届けしよう。

——何がきっかけでVALORANTのイベントへ行くようになったのでしょうか。
「VALORANTを好きになったきっかけは、ストリーマーの方のウォッチパーティーを見てからです」
——そこから選手に?
「そうです」
——VIP席はどうですか?
「声が聞こえてくるくらい選手と近くて、めちゃめちゃ楽しいです)
——このようなイベントはよく行かれるんでしょうか。
「よく行きます。この前のRAGE VALORANT 2023にも行きました」
——このような大阪や名古屋でイベントが開催されることについてどう思いますか?
「家が愛知なので、ぜひ名古屋でもイベントを開催してほしいですね。名古屋ではあまりないので」
——ちなみに昨日の名古屋予選は行きましたか。
「昨日は推しがいなかったのと、仕事もあったので行ってないです(笑)」
さらに会場では、たまたま来場していたやすお(OFF)氏にも話をうかがった。

——今日はスーツですが仕事帰りですか?
やすお(OFF):今日は仕事が終わって、いや、終わらせて来ました。
——どの選手が目当てですか?
やすお(OFF):Absolute JUPITERやZETA DIVISIONの元メンバーのtakej選手、Reita選手、makiba選手ですとか。あと注目しているのはArt選手です。
——今日はVIP席かスタンディング席、どちらで観戦されますか。
やすお(OFF):スタンディング席です。平日ということもあって、直前まで仕事がどうなるかわからなかったので、スタンディング席を取るしかなかったですね。
——ありがとうございます、楽しんでください!
———
ほかにも多くの方にインタビューを敢行し、快くお応えいただくことができた。(ありがとうございます!)
——今年はオフラインがキーワードになる。そんな言葉を裏付けるかのように、大盛況のまま予選は幕を閉じた。選手と観客が生み出す熱気は、最近のVALORANTの競技シーン人気を物語るには十分だろう。
本イベントで感じたのは、女性ファンが非常に多いことだ。体感では全体の7~8割。話を聞いてみると、自身でプレイをするバリバリのプレイヤーもいれば、配信やイベントを観るだけの、いわゆる観る専の方も多くいた。

ゲームを自分でプレイしない、このようなライトな層でもHype Up Tour Japanは、ふらっと立ち寄って気軽に楽しめるいいイベントだったと言えるだろう。実際、多くの観客が特定の選手を目当てにして来場していた。小規模な箱で選手との距離がとても近く、同じ推し選手をきっかけにファン同士の交流も広がる。気軽に“推し活”ができる、そんなイベントだったという印象だ。
次は渋谷エリア。東京で行われる決勝戦と三位決定戦では、西と東の全チーム、総勢20名が一堂に会する。このホットなイベントは11月11日(土)開催予定だ。YouTubeなどでも配信がなされるため、遠方のため現地へ行けない人でも楽しむことができる。
推しの選手をひと目見たい方、あるいは、関東住みで渋谷が近所の方は、この11月のファイナルへとふらっと足を運んでみてはいかがだろうか。
撮影:まいる
編集:いのかわゆう
【まいるプロフィール】
関西を拠点にする男性コスプレイヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。Twitter:@mlunias(Photo by Subaru.F.)

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- 【結果速報 10月14日】 Worlds 2025 プレーインステージ:昨年王者T1がInvictus Gamingに勝利! 「スイスステージ」初戦の組み合わせも決定
- 『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)の世界一を決める大会「Worlds 2025」が10月14日(火)に開幕。「プレーインステージ」では、T1とInvictus Gaming(iG)が対戦し、3-1でT1が勝利、「スイスステージ」進出を決めた。2年連続王者T1と2018年王者iGによる豪華な開幕戦 「プレーインステージ」は例年、各地域から選ばれた下位シードのチーム同士で戦う予選的な位置づけとなっていた。しかし、2025年から世界のリージョンが5地域に再編されたことで、LCK(韓国)とLPL(中国)の第4シード同士が戦うこととなった。その結果、ともに世界一を取ったチームにもかかわらず、今季苦しんだ2チームが、どちらかが必ず脱落する「プレーインステージ」で戦うという、過去に類を見ない開幕戦となった。会場となった北京のBeijing JD Esports Centerには観客が殺到し、開幕時間が遅れるトラブルもあったほど、地元iGのみならずT1への声援も配信ごしに聞こえてくるほどの盛り上がりを見せた。試合はフィアレスドラフトで、Bo5(3ゲーム先取)。ゲーム1はiGがドラゴンソウルを獲得するなどリードを築くが、FakerのタリヤのCCからの集団戦などでT1が逆転勝利。ゲーム2もiGが序盤からリードしシーソーゲームの様相だったが、TheShyのサイオンがFakerのアカリを抑えるなどして、iGが押し切る。ゲーム1 バン&ピックゲーム1 リザルト※iGとT1のグラフの色は逆 ゲーム2 バン&ピックゲーム2 リザルトゲーム3では、T1が初めてブルーサイドに。レートスケールのiGの構成に対して、T1は序盤から積極的に攻め込み、Onerのシン・ジャオ、Gumayusiのユナラなどがキルを重ねてスノーボールし2勝目。リーチをかける。ゲーム3 バン&ピックゲーム3 リザルトそして、ゲーム4は再びiGがブルーサイドを選択。互いにピックできるチャンピオンが減っていく中で、iGはトップのTheShyがヴァルスをピック。T1のノクターンに対してiGがパンテオンと、互いに遠距離から駆け付けられる構成を組む。iGはミッドガンクからFakerを倒してファーストブラッドを獲得するが、乱戦の中でもDoranのオーンのタンク、さらにノクターン、アッシュ、オーンのCCチェインなどでT1が集団戦を制し、「プレーインステージ」を突破した。ゲーム4 バン&ピックゲーム4 リザルトFakerのルブラン、Onerのノクターン、Gumayusiのアッシュが刺さったゲーム4。iGのトップヴァルスも刺さらず、LPLキラー・T1が快勝した 「スイスステージ」初戦から注目カードが連発 「プレーインステージ」の試合終了後、15日(水)から始まる「スイスステージ」の組み合わせを抽選する「ドローショー」が実施された。「スイスステージ」では、T1が加わった16チームの中から先に3勝を挙げたチームから勝ち抜けていき、8チームが「ノックアウトステージ」に進出するが、最初の組み合わせはこのドローショーによって決まる。ドローショーは、Royal Never Give Upのサポートを務めたMingが務めた プール1は各地域の第1シード、プール2は各地域の第2シードと「プレーインステージ」で勝利した地域の第3シード(KT Rolstar)、プール3は各地域の第3シードと「プレーインステージ」で勝利したT1が入る。そして、「スイスステージ」最初のRound 1は、第1シード vs 第3シード、第2シード同士という組み合わせだ。ただし、初戦は同一地域同士の対決はない。ドローショーによる抽選の結果、15日(水)に行われるRound 1の8試合の組み合わせは以下のとおりとなった。日本も所属しているLCP代表チームは、CFOがLEC代表のFnaticと、PSG TalonがLCK代表のGen.G Esportsと、Team Secret WhalesがLTA代表のVivo Keyd Stars(VKS)との対戦となる。なお、1度戦ったチーム同士は2度戦うことはなく、Round 2以降は同一地域同士の対戦も行われる。また、1勝/1敗まではBo1(1ゲーム先取)だが、2勝・2敗の試合(勝ち抜け/負け確定の試合)はすべてBo3(2ゲーム先取)・フィアレスドラフトというルールだ。スイスステージ Round 1 対戦組み合わせ14:00 VKS vs TSW15:00 CFO vs FNC16:00 KT vs MKOI17:00 BLG vs 100T18:00 FLY vs T119:00 HLE vs AL20:00 G2 vs TES21:00 GEN vs PSG「スイスステージ」はRound 2までは14:00頃から、Round 3以降のBo3からは1日2試合が行われる予定だ。配信アーカイブ Worlds 2025 プレーインステージ LoL Esports:https://lolesports.com/ja-JP/LoL Esports JapanのX:https://x.com/lolesports_jpLoL Esports JapanのYouTube:https://www.youtube.com/@LoLeSportsJP
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- 【結果速報 10月13日】「EVO France 2025」スト6部門、LeSharがプレミア大会3連覇の偉業達成! 「CAPCOM CUP 12」出場権はBlazが繰り下がりで獲得
- 2025年10月10日(金)〜13日(月)に格闘ゲームのeスポーツ大会「Evolution Championship Series(EVO) France」がフランス・パリで開催された。『ストリートファイター6』部門は「プレミア大会」のため、優勝者に「CAPCOM CUP 12」の出場権が与えられるほか、2位以下の選手にも「プレミアポイント」が付与され、合計ポイント上位の選手にも出場できる可能性がある。また、「プレミア大会」は「EVO France」を含め残り2大会のみ。優勝を目指しつつも、少しでも上の順位で「プレミアポイント」を獲得することも重要な局面だ。EVO France 2025とはフランス・パリで開催される世界最大の対戦格闘ゲーム大会のひとつ。2025年度は「EVO Japan」「EVO」(アメリカ)、「EVO France」の3つの大会が開催されており、フランスでの開催は初となる。メインタイトルは『ストリートファイター6』『鉄拳8』『ギルティギア ストライヴ』『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』『ドラゴンボールファイターズ』『餓狼伝説 City of the Wolves』『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT』の7タイトル。 EVO France 2025 ストリートファイター6部門 結果発表 日本時間の10月13日(月)0:45から始まったトップ8は、ウイナーズ側はこばやん、Dual Kevin、ときど、LeShar、ルーザーズ側はどぐら、Blaz、Mister Crimson、カワノの8名。日本人選手は全員「SFL」出場中の選手な上に見事に分散している。特に、Mister Crimsonは地元でもあり、ひときわ大きなファンの声援が後押しした。トップ8の中でLeSharとカワノはすでに「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得しているため、もしどちらかが優勝すると2位以下の選手にその権利が譲渡される。試合は、ウイナーズ側でこばやんがDual Kevin、LeSharがときどを下し、ウイナーズファイナルではLeSharのエドがこばやんのザンギエフを完封し、"プレミア大会3連覇"に王手をかける。ルーザーズ側は、Blazがどぐらを、Mister Crimsonがカワノを破り、Blazが破竹の勢いでルーザーズファイナル進出。こばやんをリュウで下し、グランドファイナル進出を決めた。迎えたグランドファイナルはLeSharとBlazの戦い。LeSharはエド、Blazはリュウで始まった試合は、LeSharがリーチからBlazに1セット奪われた ところで、噂のエレナにチェンジ。高い練度でLeSharがBlazを追い詰めたが、Blazも針の穴のようなスキを突いて3-2でリセットに成功する。しかし反撃もここまで。LeSharは再びエドを選ぶとBlazをきっちり追い込み、余裕さえ見せて3-1で優勝した。これでLeSharは、5月の「Combo Breaker」、6月の「CEO」に続き、3度目のプレミア大会制覇という前人未到の記録を打ち立てた。順位所属チーム|選手名1 DRX|LeShar 2 2Game|Blaz 3 SS熊本 A.M.G|こばやん 4 AEGIS|Mister Crimson 5 REJECT ROHTOZ!|ときど 5 Dual Kevin 7 Crazy Raccoon|どぐら 7 G8S/HitBox|カワノ なお、LeShar選手が「CAPCOM CUP 12」の出場権を持っていたことから、優勝者に与えられる出場権は2位のBlaz選手に繰り下がりで授与される。また、プレミアポイントランキングは中国大会を残し、ももちが570ポイントで首位、こばやんが500ポイントで2位、3位タイにはりゅうきちとDual Kevinが460ポイントで、5位タイには板橋ザンギエフとEndingWalkerが440ポイントで並んでいる。配信URL 【配信】Day1 Day2 Day3 ■関連リンクstart.gg:https://www.start.gg/tournament/evo-france-2025/event/street-fighter-6-ps5EVO公式X:https://x.com/EvoEVO公式サイト:https://www.evo.gg
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- 【大会レポート】世界大会進出へ!——eスポーツチームREJECTのPUBG MOBILE部門が「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON5 PHASE2」で優勝
- eスポーツチームREJECTのPUBG MOBILE部門が「PMJL S5 Phase2」を制覇。賞金300万円と「International Cup 2025」「PMGC 2025」への出場権を獲得した。PUBG MOBILE JAPAN LEAGUEとは 『PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE(PMJL)』は、日本地域公式のプロリーグである。オープン予選勝ち上がりチームとシード獲得チームが参戦し、国内最強の座と世界大会への切符を懸けて戦う。2025年シーズン5 Phase2(9月13日(土)~10月5日(日)開催)ではREJECTが頂点に立ち、賞金300万円を獲得した。さらに国際戦「International Cup 2025」(10月31日(金)~11月2日(日)/インド開催、賞金総額約1,700万円)と年間世界大会「PMGC 2025」(11月24日(月)~12月14日(日)/タイ開催)への出場権を手にした。 <以下、ニュースリリースより>プロeスポーツチーム「REJECT」PUBG MOBILE部門が『PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON5 PHASE2』で優勝 株式会社REJECT(本社:東京都港区、代表取締役:甲山翔也)が運営するプロeスポーツチーム「REJECT」は、PUBG MOBILE部門が2025年9月13日(土)に開幕した『PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON5 Phase2』(以下、PMJL S5 Phase2)に出場し、最終日を終えて優勝したことをお知らせいたします。 初日から首位に立つと、その後も安定してポイントを積み上げ、最終日までリードを維持して優勝に到達しました。本大会の結果により、REJECTは賞金300万円に加え、「International Cup 2025」および「PUBG MOBILE Global Championship 2025(PMGC 2025)」の出場権を獲得しました。International Cup 2025について 日本・韓国・インドのチームが出場する国際大会。10月31日(金)~11月2日(日)にインドでオフライン開催され、上位2チームにPMGC 2025 出場権が付与されます(賞金総額:約1,700万円)。PUBG Mobile Global Championship 2025について 年間を締めくくる世界大会。11月24日(月)~12月14日(日)にタイで開催予定です。※昨年度は賞金総額300万ドル(約4.5億円)。 REJECTは2023年に『PMJL SEASON3』Phase1・Phase2でリーグ史上初の連続優勝を達成。11月の『PUBG MOBILE GLOBAL CHAMPIONSHIP』では日本代表として最高順位タイの成績を収めました。2024年には『PUBG MOBILE GLOBAL OPEN』で日本チーム初の世界大会優勝、『PUBG MOBILE WORLD CUP(Esports World Cup)』で準優勝と、世界の舞台でも存在感を示しています。2025年も『PUBG MOBILE GLOBAL OPEN』で5位に入賞するなど、安定して上位成績を継続中です。【REJECT PUBG MOBILE部門 ロスター】 ■ #22 ReijiOcO(@reijioco22) ■ #16 ApolloOcO(@pubgm_Apollo) ■ #19 Devine(@Devine_pubg) ■ #18 Duelo(@cocoa12390) ■ #1 SaRa(@BLUEBERRYNOOB__) ■ Coach:MimoriN(@1mimote)【リーグ概要】 ■ 大会名:PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON5 Phase2 ■ 開催日:2025年9月13日(土)開幕 ■ 概要 :『PUBG MOBILE』日本地域公式eスポーツリーグ。オープン予選勝ち上がりチームとシード獲得チームが国内最強の座を争う。 ■ 配信 :https://www.youtube.com/@PMJL_official 引き続き、REJECT PUBG MOBILE部門への温かいご声援をよろしくお願いいたします。eスポーツチーム REJECTについて REJECTは2018年に発足した、株式会社REJECTが運営するプロeスポーツチームです。世界的に人気のゲームタイトル部門を多数展開する日本有数のeスポーツチームであり、ESPORTS WORLD CUP FOUNDATION CLUB PARTNER PROGRAM 2025のパートナーチームにも選出。累計賞金獲得額は国内1位を記録し、特にモバイルシューティングジャンルにおいては日本トップの実績を誇ります。 『PUBG MOBILE』部門では12度の世界大会を経て、2024年に日本チーム初の世界一を獲得。『Apex Legends』部門では「ALGS 2024」にてAPAC NORTH地域初の世界一を達成するなど、国際大会でも確かな成果を残しています。 Web:https://reject.jp/ X:https://x.com/RC_REJECT Instagram:https://www.instagram.com/rc_reject/ YouTube:https://www.youtube.com/c/REJECTesports株式会社REJECTについて 株式会社REJECTは、“EMPOWER GAMING LIFE ゲーマーをもっと豊かに”をミッションに掲げ、プロeスポーツチーム「REJECT」の運営を中心に、eスポーツを軸とした多角的な事業を展開しています。競技シーンでの成果追求に加え、ゲーミングギアの開発・販売、ストリーマー・VTuberのマネジメント、コンテンツ・イベントプロデュース、スポンサープロモーションなどを通じて、プレーヤーとファンの体験価値を高め、豊かなゲーミングライフの実現を目指しています。 会社名:株式会社REJECT(リジェクト) 設立:2018年12月 代表者:代表取締役 甲山翔也 所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目4-10 虎ノ門35森ビル 5階 公式サイト:https://reject.co.jp/ オンラインストア:https://brand.reject.jp/