2023年10月3日(火)〜4日(水)にかけて、名古屋と大阪で『VALORANT』のオフシーズンイベント「Hype Up Tour Japan」の予選が開催された。
“体感型”を銘打ったこのイベントでは、主に日本の競技シーンで活躍した選手が「西」と「東」でチームを結成。11月11日(土)に行われる渋谷での決勝戦に向け、総勢20名の選手たちが戦い合った。

■スケジュール
10月2日(月):予選①(名古屋パルコ東館8F NAGOYA CLUB QUATTRO)
10月3日(火):予選②(プラザ梅田10F UMEDA CLUB QUATTRO)
11月11日(土):決勝、三位決定戦(渋谷エリア)
今回は、3日(火)に行われた大阪予選をレポートする。先に行っておくが、このイベントは想像以上にアツい。
Hype Up Tour Japanは、今年行われた『VALORANT』の国内リーグ「VALORANT Challengers Japan Split2」で見事優勝を果たしたSCARZ(SZ)を運営する株式会社XENOZ(ゼノス)、そしてファッションビルのPARCOを全国で展開する株式会社パルコが共同で開催する。
イベントの会場は、プラザ梅田の10階にある「UMEDA CLUB QUATTRO」。大阪・梅田の地下街から上がってもう目の前にあるビルの中だ。


開場の時間(17時)になると、チケットに書かれた整理番号の順で会場に案内されていく。入場にはドリンク代600円が現金で必要だった。受付にチケットを提示。ドリンクチケットと応援フラッグを受け取り、いざ会場内へ。



入口付近には、メッセージを書くスペースが用意されている。さっそく、受け取ったフラッグにメッセージを書き込む人が多くいた。たくさんの色のペンがあって、非常に迷う。美的センスと選手への愛が試されるだろう。肌感では、Absolute JUPITER(現ZETA DIVISION)に所属していた選手や、Crazy Raccoonに所属する選手のファンが多くいた印象だ。中には、司会のOooDaやyueに向けたメッセージもあった。


会場には、物販ブースが設けられていた。ここではHype Upの公式グッズや、SCARZのグッズが販売されていた。ここでは、キャッシュレス決済に対応。さまざまなグッズを手にして、イベントを満喫することができる。開演前の一時間程度、レッドブルウォッカを片手に散策してみることにした。
Hype Up Tour Japanオフィシャルグッズは、Tシャツ、ステッカー、ラバーキーホルダーの3種類。一番人気はTシャツ。出演者が身につけているものと同じなのだそう。

SCARZの公式物販では、VALORANT部門のさまざまなグッズを購入することができる。アパレルやタオルなど、SCARZファンならたまらない逸品が多数。


物販ブースの奥には、出場選手の写真が掲載された横断幕が掲示されていた。自身の推し選手と共に写真撮影ができるフォトスポットだ。実際、選手の応援ボードやグッズと共に撮影するファンが数多くいた。


実際に話を聞いてみると、多くの人が自分の好きな選手目当てで来場しているようだった。体感ではほぼ9割超。加えて、大阪や兵庫など、関西圏に住む人が多くを占めており、生活圏のすぐ近くでこのようなイベントが実施されていることも、来場するモチベーションとなっているようだった。だが中には目当ての選手を見に、わざわざ名古屋や関東から遠征をしている人もいるようだ。
18時の開演、OooDa氏の熱い掛け声とともに、選手が入場する。国内外で活躍したレジェンド、あるいは、自分の”推し”の登場で、会場からは大きな歓声が上がる。

■この日の対戦チーム
WEST RED TEAM:Reita(リーダー)、Art、Medusa、Minty、neth
WEST PINK TEAM:takej(リーダー)、CLZ、makiba、Misaya、Xdll
RED TEAMは、会場向かって左側。PINK TEAMは右側だ。VIP指定席の人は、最前列・2列目という絶好のロケーション。一方のスタンディング席は、VIP指定席の後ろ側にはなるのだが、それでも十分に選手の表情は見える。会場の後方でも、選手たちの会話が聞こえるほどだ。


試合開始前の軽いインタビューでも、すでに両チームはバチバチだ。「若さ的には勝てるんじゃないかと」とPINK TEAMのリーダー・takej選手。一方「体重重いんじゃない?」と煽り返すのは、RED TEAMのリーダー・Reita選手だ。旧Absolute JUPITER時代から続く掛け合いに、会場からは笑いが巻き起こる。
こうして「年齢」対「体重」という構図が完成したところで始まっていくのは、第1マップ「バインド」だ。

ドリームチームとは思えないほどの、ハイレベルな戦いが繰り広げられる。選手たちの凄まじいプレイに、会場からは歓声が上がっていた。

初戦に勝利したのはRED TEAM。PINK TEAMを圧倒し、スコアは13:6だった。デュエリストを選んだneth、Minty、Medusa選手の活躍が目立つほか、統率の取れた動きはArt・Reita選手のコールが大きいだろう。

試合で注目すべきは、選手同士の掛け合いだろう。会場が小さく、選手と観客席の距離が非常に近いため、ダイレクトに選手の声が耳に入るのだ。RED TEAMのMedusa選手は、キルをしたり、ラウンドを獲得するたびにPINK TEAMを煽る。特に、同じCrazy Raccoon所属のmakiba選手を特に狙い撃ちにしていた。

負けていられないPINK TEAMも、2試合目の最初のラウンドを獲得すると、立ち上がって手を降る。特にmakiba選手はMedusa選手の元へと駆け寄って、先程のお返しにと煽り返した。このプレーには、会場からも笑い声と歓声が。(なお、ヘッドセットの再装着に時間がかかり、次のラウンドの開始に大きく出遅れていたのはご愛嬌だ)

2試合目の「ヘイヴン」では、PINK TEAMが8:13のスコアで勝利した。この試合ではXdll選手が大きく活躍。他の選手が多くとも17キルなのに対し、なんと26キルを獲得し、圧倒的なフィジカルの強さを見せた。
3試合目ではうってかわって、両チーム共に真剣な様子だった。この試合を落とすと負けが決まってしまう。先程の雰囲気がまるでウソだったかのように、選手たちは煽りなし、甘えなしで、本気で試合に臨んでいた。

両チームとも煽りがぱったりとなくなり、ガチンコ勝負がはじまる。選手たちの華麗で大胆なプレーに、観客は思わず息を呑んだ。

3試合目のロータスは、13:9でRED TEAMが勝利。マップカウント2-1で、RED TEAMが決勝へと駒を進めることとなった。印象に残るのはmakiba選手だろうか、エキシビションマッチとは思えないほどの悔しそうな表情を浮かべていた。
試合が終わってもまだ楽しめる!
大盛況の中、イベントは——まだ終わらない。選手へのインタビューが終わり、配信も終了した後、行われたのは観客へのプレゼント企画だ。手に入るのは、各チームの選手のサインが書かれたTシャツだ。抽選はチケットに書かれた座席番号・整理券番号から抽選が行われ、計10枚のサインTシャツが10人の選手それぞれから手渡される。


抽選番号がOooDa氏によって読み上げられ、一喜一憂する観客たち。ツーショット写真とサインTシャツという豪華なサプライズに、当選した人たちは皆大喜びだ。
抽選会が終わったあと、ステージの外ではなんと選手がお出迎え。Xdll選手、CLZ選手、misaya選手がファンとの交流を行いたいと登場し、僅かな時間ながらも、即席の写真撮影会がはじまった。


10分程度という短い時間だったが、ファンにとって、このイベントを締めくくるには十分だっただろう。写真かサインかのどちらかを選ぶ形で、中には当選したサインTシャツに追加のサインを貰う人もいた。
2試合目終了後、takej選手の目の前の席に座る観客の方に話をうかがったのでその様子もお届けしよう。

——何がきっかけでVALORANTのイベントへ行くようになったのでしょうか。
「VALORANTを好きになったきっかけは、ストリーマーの方のウォッチパーティーを見てからです」
——そこから選手に?
「そうです」
——VIP席はどうですか?
「声が聞こえてくるくらい選手と近くて、めちゃめちゃ楽しいです)
——このようなイベントはよく行かれるんでしょうか。
「よく行きます。この前のRAGE VALORANT 2023にも行きました」
——このような大阪や名古屋でイベントが開催されることについてどう思いますか?
「家が愛知なので、ぜひ名古屋でもイベントを開催してほしいですね。名古屋ではあまりないので」
——ちなみに昨日の名古屋予選は行きましたか。
「昨日は推しがいなかったのと、仕事もあったので行ってないです(笑)」
さらに会場では、たまたま来場していたやすお(OFF)氏にも話をうかがった。

——今日はスーツですが仕事帰りですか?
やすお(OFF):今日は仕事が終わって、いや、終わらせて来ました。
——どの選手が目当てですか?
やすお(OFF):Absolute JUPITERやZETA DIVISIONの元メンバーのtakej選手、Reita選手、makiba選手ですとか。あと注目しているのはArt選手です。
——今日はVIP席かスタンディング席、どちらで観戦されますか。
やすお(OFF):スタンディング席です。平日ということもあって、直前まで仕事がどうなるかわからなかったので、スタンディング席を取るしかなかったですね。
——ありがとうございます、楽しんでください!
ほかにも多くの方にインタビューを敢行し、快くお応えいただくことができた。(ありがとうございます!)
——今年はオフラインがキーワードになる。そんな言葉を裏付けるかのように、大盛況のまま予選は幕を閉じた。選手と観客が生み出す熱気は、最近のVALORANTの競技シーン人気を物語るには十分だろう。
本イベントで感じたのは、女性ファンが非常に多いことだ。体感では全体の7~8割。話を聞いてみると、自身でプレイをするバリバリのプレイヤーもいれば、配信やイベントを観るだけの、いわゆる観る専の方も多くいた。

ゲームを自分でプレイしない、このようなライトな層でもHype Up Tour Japanは、ふらっと立ち寄って気軽に楽しめるいいイベントだったと言えるだろう。実際、多くの観客が特定の選手を目当てにして来場していた。小規模な箱で選手との距離がとても近く、同じ推し選手をきっかけにファン同士の交流も広がる。気軽に“推し活”ができる、そんなイベントだったという印象だ。
次は渋谷エリア。東京で行われる決勝戦と三位決定戦では、西と東の全チーム、総勢20名が一堂に会する。このホットなイベントは11月11日(土)開催予定だ。YouTubeなどでも配信がなされるため、遠方のため現地へ行けない人でも楽しむことができる。
推しの選手をひと目見たい方、あるいは、関東住みで渋谷が近所の方は、この11月のファイナルへとふらっと足を運んでみてはいかがだろうか。
撮影:まいる
編集:いのかわゆう
“体感型”を銘打ったこのイベントでは、主に日本の競技シーンで活躍した選手が「西」と「東」でチームを結成。11月11日(土)に行われる渋谷での決勝戦に向け、総勢20名の選手たちが戦い合った。

■スケジュール
10月2日(月):予選①(名古屋パルコ東館8F NAGOYA CLUB QUATTRO)
10月3日(火):予選②(プラザ梅田10F UMEDA CLUB QUATTRO)
11月11日(土):決勝、三位決定戦(渋谷エリア)
今回は、3日(火)に行われた大阪予選をレポートする。先に行っておくが、このイベントは想像以上にアツい。
会場はなんとライブハウス
Hype Up Tour Japanは、今年行われた『VALORANT』の国内リーグ「VALORANT Challengers Japan Split2」で見事優勝を果たしたSCARZ(SZ)を運営する株式会社XENOZ(ゼノス)、そしてファッションビルのPARCOを全国で展開する株式会社パルコが共同で開催する。
イベントの会場は、プラザ梅田の10階にある「UMEDA CLUB QUATTRO」。大阪・梅田の地下街から上がってもう目の前にあるビルの中だ。

▲開場のおよそ30分前には、既に入場を待つ人がちらほら

▲整理番号順に建物内の階段で列をつくる。筆者は少し遅い期間に購入したので、150番台だった
開場の時間(17時)になると、チケットに書かれた整理番号の順で会場に案内されていく。入場にはドリンク代600円が現金で必要だった。受付にチケットを提示。ドリンクチケットと応援フラッグを受け取り、いざ会場内へ。

▲ステージ入口付近では、するがモンキー、yue、takejが出迎える(左から)

▲筆者は「ハイプアップ レッドブル ウォッカ」を交換した。これ以外にも、レッドブルを含むさまざまなドリンク注文することができた

▲入場時に全員がもらえる応援フラッグ。受付でどちらかのチームの色を選ぶ形
入口付近には、メッセージを書くスペースが用意されている。さっそく、受け取ったフラッグにメッセージを書き込む人が多くいた。たくさんの色のペンがあって、非常に迷う。美的センスと選手への愛が試されるだろう。肌感では、Absolute JUPITER(現ZETA DIVISION)に所属していた選手や、Crazy Raccoonに所属する選手のファンが多くいた印象だ。中には、司会のOooDaやyueに向けたメッセージもあった。

▲メッセージを書くスペースで熱心にメッセージを書き込んでいるファンのふたり

▲Reita選手へのメッセージだったようだ
開演前の待ち時間も楽しめる物販&展示ブース
会場には、物販ブースが設けられていた。ここではHype Upの公式グッズや、SCARZのグッズが販売されていた。ここでは、キャッシュレス決済に対応。さまざまなグッズを手にして、イベントを満喫することができる。開演前の一時間程度、レッドブルウォッカを片手に散策してみることにした。
Hype Up Tour Japanオフィシャルグッズは、Tシャツ、ステッカー、ラバーキーホルダーの3種類。一番人気はTシャツ。出演者が身につけているものと同じなのだそう。

▲Hype Upの公式グッズ。筆者はラバーキーホルダーを購入した
SCARZの公式物販では、VALORANT部門のさまざまなグッズを購入することができる。アパレルやタオルなど、SCARZファンならたまらない逸品が多数。

▲物販ブースは盛況だった

▲一番人気だという、SCARZ所属選手のアクリルスタンド。土台部分には各選手のサインも印刷されている
物販ブースの奥には、出場選手の写真が掲載された横断幕が掲示されていた。自身の推し選手と共に写真撮影ができるフォトスポットだ。実際、選手の応援ボードやグッズと共に撮影するファンが数多くいた。

▲手作りのボードと共に写真撮影

▲(左から)Medusa・makiba・neth選手のステッカーと共に
実際に話を聞いてみると、多くの人が自分の好きな選手目当てで来場しているようだった。体感ではほぼ9割超。加えて、大阪や兵庫など、関西圏に住む人が多くを占めており、生活圏のすぐ近くでこのようなイベントが実施されていることも、来場するモチベーションとなっているようだった。だが中には目当ての選手を見に、わざわざ名古屋や関東から遠征をしている人もいるようだ。
文字通り白熱する試合で熱狂はピークに!
18時の開演、OooDa氏の熱い掛け声とともに、選手が入場する。国内外で活躍したレジェンド、あるいは、自分の”推し”の登場で、会場からは大きな歓声が上がる。

▲司会のOooDa氏と入場する選手たち
■この日の対戦チーム
WEST RED TEAM:Reita(リーダー)、Art、Medusa、Minty、neth
WEST PINK TEAM:takej(リーダー)、CLZ、makiba、Misaya、Xdll
RED TEAMは、会場向かって左側。PINK TEAMは右側だ。VIP指定席の人は、最前列・2列目という絶好のロケーション。一方のスタンディング席は、VIP指定席の後ろ側にはなるのだが、それでも十分に選手の表情は見える。会場の後方でも、選手たちの会話が聞こえるほどだ。

▲会場はほぼ満員。後方までみっちりと人で埋まっていた

▲neth選手のボード
試合開始前の軽いインタビューでも、すでに両チームはバチバチだ。「若さ的には勝てるんじゃないかと」とPINK TEAMのリーダー・takej選手。一方「体重重いんじゃない?」と煽り返すのは、RED TEAMのリーダー・Reita選手だ。旧Absolute JUPITER時代から続く掛け合いに、会場からは笑いが巻き起こる。
こうして「年齢」対「体重」という構図が完成したところで始まっていくのは、第1マップ「バインド」だ。

▲初戦から早くも、白熱した戦いが繰り広げられる
ドリームチームとは思えないほどの、ハイレベルな戦いが繰り広げられる。選手たちの凄まじいプレイに、会場からは歓声が上がっていた。

▲最初のラウンドは取られたものの、そこから巻き返しをかけるRED TEAM
初戦に勝利したのはRED TEAM。PINK TEAMを圧倒し、スコアは13:6だった。デュエリストを選んだneth、Minty、Medusa選手の活躍が目立つほか、統率の取れた動きはArt・Reita選手のコールが大きいだろう。

▲試合が終わると、勝利したチームのカラーでライトアップがされる。こういった細かな演出もエモい
ライブハウスならではの臨場感!
試合で注目すべきは、選手同士の掛け合いだろう。会場が小さく、選手と観客席の距離が非常に近いため、ダイレクトに選手の声が耳に入るのだ。RED TEAMのMedusa選手は、キルをしたり、ラウンドを獲得するたびにPINK TEAMを煽る。特に、同じCrazy Raccoon所属のmakiba選手を特に狙い撃ちにしていた。

▲終始、相手(特にmakiba選手)を煽るMedusa選手
負けていられないPINK TEAMも、2試合目の最初のラウンドを獲得すると、立ち上がって手を降る。特にmakiba選手はMedusa選手の元へと駆け寄って、先程のお返しにと煽り返した。このプレーには、会場からも笑い声と歓声が。(なお、ヘッドセットの再装着に時間がかかり、次のラウンドの開始に大きく出遅れていたのはご愛嬌だ)

▲2試合目の最初のラウンドを獲得し、大喜びのPINK TEAM
2試合目の「ヘイヴン」では、PINK TEAMが8:13のスコアで勝利した。この試合ではXdll選手が大きく活躍。他の選手が多くとも17キルなのに対し、なんと26キルを獲得し、圧倒的なフィジカルの強さを見せた。
3試合目ではうってかわって、両チーム共に真剣な様子だった。この試合を落とすと負けが決まってしまう。先程の雰囲気がまるでウソだったかのように、選手たちは煽りなし、甘えなしで、本気で試合に臨んでいた。

▲実況席も熱を帯びる
両チームとも煽りがぱったりとなくなり、ガチンコ勝負がはじまる。選手たちの華麗で大胆なプレーに、観客は思わず息を呑んだ。

▲喜びのあまりフィストバンプ
3試合目のロータスは、13:9でRED TEAMが勝利。マップカウント2-1で、RED TEAMが決勝へと駒を進めることとなった。印象に残るのはmakiba選手だろうか、エキシビションマッチとは思えないほどの悔しそうな表情を浮かべていた。
試合が終わってもまだ楽しめる!
オフイベならではのファンサービス
大盛況の中、イベントは——まだ終わらない。選手へのインタビューが終わり、配信も終了した後、行われたのは観客へのプレゼント企画だ。手に入るのは、各チームの選手のサインが書かれたTシャツだ。抽選はチケットに書かれた座席番号・整理券番号から抽選が行われ、計10枚のサインTシャツが10人の選手それぞれから手渡される。

▲当選者は選手とツーショット

▲筆者の隣にいた方が見事当選!「手が震えた」と喜んでいた
抽選番号がOooDa氏によって読み上げられ、一喜一憂する観客たち。ツーショット写真とサインTシャツという豪華なサプライズに、当選した人たちは皆大喜びだ。
抽選会が終わったあと、ステージの外ではなんと選手がお出迎え。Xdll選手、CLZ選手、misaya選手がファンとの交流を行いたいと登場し、僅かな時間ながらも、即席の写真撮影会がはじまった。

▲(左から)CLZ選手、Xdll選手

▲misaya選手
10分程度という短い時間だったが、ファンにとって、このイベントを締めくくるには十分だっただろう。写真かサインかのどちらかを選ぶ形で、中には当選したサインTシャツに追加のサインを貰う人もいた。
観客席へインタビュー
2試合目終了後、takej選手の目の前の席に座る観客の方に話をうかがったのでその様子もお届けしよう。

——何がきっかけでVALORANTのイベントへ行くようになったのでしょうか。
「VALORANTを好きになったきっかけは、ストリーマーの方のウォッチパーティーを見てからです」
——そこから選手に?
「そうです」
——VIP席はどうですか?
「声が聞こえてくるくらい選手と近くて、めちゃめちゃ楽しいです)
——このようなイベントはよく行かれるんでしょうか。
「よく行きます。この前のRAGE VALORANT 2023にも行きました」
——このような大阪や名古屋でイベントが開催されることについてどう思いますか?
「家が愛知なので、ぜひ名古屋でもイベントを開催してほしいですね。名古屋ではあまりないので」
——ちなみに昨日の名古屋予選は行きましたか。
「昨日は推しがいなかったのと、仕事もあったので行ってないです(笑)」
さらに会場では、たまたま来場していたやすお(OFF)氏にも話をうかがった。

——今日はスーツですが仕事帰りですか?
やすお(OFF):今日は仕事が終わって、いや、終わらせて来ました。
——どの選手が目当てですか?
やすお(OFF):Absolute JUPITERやZETA DIVISIONの元メンバーのtakej選手、Reita選手、makiba選手ですとか。あと注目しているのはArt選手です。
——今日はVIP席かスタンディング席、どちらで観戦されますか。
やすお(OFF):スタンディング席です。平日ということもあって、直前まで仕事がどうなるかわからなかったので、スタンディング席を取るしかなかったですね。
——ありがとうございます、楽しんでください!
———
ほかにも多くの方にインタビューを敢行し、快くお応えいただくことができた。(ありがとうございます!)
——今年はオフラインがキーワードになる。そんな言葉を裏付けるかのように、大盛況のまま予選は幕を閉じた。選手と観客が生み出す熱気は、最近のVALORANTの競技シーン人気を物語るには十分だろう。
本イベントで感じたのは、女性ファンが非常に多いことだ。体感では全体の7~8割。話を聞いてみると、自身でプレイをするバリバリのプレイヤーもいれば、配信やイベントを観るだけの、いわゆる観る専の方も多くいた。

ゲームを自分でプレイしない、このようなライトな層でもHype Up Tour Japanは、ふらっと立ち寄って気軽に楽しめるいいイベントだったと言えるだろう。実際、多くの観客が特定の選手を目当てにして来場していた。小規模な箱で選手との距離がとても近く、同じ推し選手をきっかけにファン同士の交流も広がる。気軽に“推し活”ができる、そんなイベントだったという印象だ。
次は渋谷エリア。東京で行われる決勝戦と三位決定戦では、西と東の全チーム、総勢20名が一堂に会する。このホットなイベントは11月11日(土)開催予定だ。YouTubeなどでも配信がなされるため、遠方のため現地へ行けない人でも楽しむことができる。
推しの選手をひと目見たい方、あるいは、関東住みで渋谷が近所の方は、この11月のファイナルへとふらっと足を運んでみてはいかがだろうか。
撮影:まいる
編集:いのかわゆう
【まいるプロフィール】
関西を拠点にする男性コスプレイヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。Twitter:@mlunias(Photo by Subaru.F.)

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- 【大会レポート】トップとの差は25pt!! ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023 2ndステージ 第9節
- 『ストリートファイター6』の公式チームリーグ戦「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023」が開催中。11月24日(金)には2ndステージの第9節が開催。その結果が公開された。■配信アーカイブ <以下、ニュースリリースより>MATCH 1:【AWAY】Saishunkan Sol 熊本 vs 忍ism Gaming【HOME】 ■先鋒戦:ネモ選手(JP)(クラシック) vs ヤマグチ選手(ディージェイ)(クラシック) 開幕から両者がアグレッシブに攻める展開で始まる一戦。ヤマグチ選手は自身が攻める時間を増やして、相手を画面端に押し込んでいく立ち回りの上手さを見せリードを奪う。対して、ネモ選手も状況を打開するために、「ヴィーハト」設置からの「ヴィーハト・アクノ」での移動を試みるなど攻めの起点を探るものの、ヤマグチ選手の対応力が上を行った。タイミングを見逃さずにしっかり反撃、画面端から相手を逃さない状況を作り続けたヤマグチ選手がストレート勝利で先鋒戦に勝利した。負けることが許されない戦いへの、鬼気迫る気迫を感じさせた。■中堅戦:ひぐち選手(ガイル)(クラシック) vs ジョニィ選手(マリーザ)(クラシック) 序盤は、ジョニィ選手の操るマリーザの火力に押され気味な様子のひぐち選手だったが、ガイルの「ソニックブーム」で間合いをつくり、相手が飛び込んできたところへジャストパリィや、「サマーソルトキック」での対空を見せ、ガイル得意の展開を作り、徐々に流れを変えていく。カウント1-1となった最終BATTLEでは、ジョニィ選手を寄せ付けず、PERFECT KOを決め勝利。試合前のインタビューで語った「兄貴から取られたポイントを返してもらう」という言葉通り、前節のリベンジを果たした。■大将戦:Shuto選手(マリーザ)(クラシック) vs 藤村選手(ケン)(クラシック) Shuto選手のマリーザが勢いよく攻撃を仕掛けるも、絶妙な間合いを管理し、それをいなし続ける藤村選手。Shuto選手に気持ち良く攻めさせないまま、老練な試合展開を見せて藤村選手が先に2BATTLE先取する形となった。 このままストレートで決着かと思われたが、流石にShuto選手は簡単には崩れなかった。大将戦6連勝中の意地を見せ2BATTLEを取り返すことに成功、試合はフルラウンドフルセットの激闘となった。そして、両チームの命運がかかったシーソーゲームの決着は、リーサルの匠の二つ名にふさわしく、画面端での読み合いから、完璧なコンボ選択を見せた藤村選手が勝利をつかみ取り幕を閉じる形となった。 重圧を見事に跳ね除けて各選手が素晴らしい戦いを見せた「忍ism Gaming」。第9節の勢いのままに2nd STAGE 第10節も勝利を掴むことができるか注目したい。MATCH 2:【AWAY】CYCLOPS athlete gaming OSAKA vs DetonatioN FocusMe【HOME】 ■先鋒戦:フェンリっち選手(JP)(クラシック) vs ふ~ど選手(ディージェイ)(クラシック) 第1BATTLEは、第1ROUNDをPERFECT KOで勝ち取ったフェンリっち選手が、勢いそのまま圧倒的なスピードで勝利を挙げた。相手にほぼ何もさせない立ち回りを見せたフェンリっち選手がこのまま優勢に試合を進めるかと思われたが、ここで簡単に負けないのがふ~ど選手。ドライブラッシュを仕掛けてくる相手に対して、数々の読み勝ちを見せや易々と崩されない堅い守りを見せた。さらには「ファンキースライサー」と「ジャックナイフマキシマム」で相手を翻弄し自分に流れを手繰り寄せたふ~ど選手が、見事に逆転勝利で先鋒戦を勝ち切った。■中堅戦:かずのこ選手(キャミィ)(クラシック) vs 板橋ザンギエフ選手(マリーザ)(モダン) 2nd STAGE全勝中のかずのこ選手に対して、板橋ザンギエフ選手がモダンタイプのマリーザで挑む形となった中堅戦。かずのこ選手の得意とする空中からの攻めに対して「グラディウス」での対空で待ち受ける、見事な対応を見せる板橋ザンギエフ選手が徐々にペースを掴んでいく。かずのこ選手をジリジリと画面端に追い詰め、ドライブゲージを削っていく。マリーザの高い攻撃力を生かし、ガンガン攻め込む板橋ザンギエフ選手が、最後は渾身のスーパーアーツLv3「アポロウーサ」を決めて勝利を掴んだ。■大将戦:GO1選手(春麗)(クラシック) vs 竹内ジョン選手(ラシード)(クラシック) 序盤戦は、竹内ジョン選手の攻撃をことごとく防ぎ、一切チャンスを与えないような堅い守りを見せたGO1選手が第1、第2BATTLEを勝ち取り一気にリーチをかけた。苦しい展開が続いた竹内ジョン選手だったが、インターバルを挟んだ第3BATTLEから流れは一変、徐々に自分に流れを手繰り寄せ始める。スーパーアーツLv2「イウサール」を起点に、GO1選手の堅い守りをこじ開けて、2BATTLEを取り返すことに成功。試合をフルセットフルラウンドまで持ち込む形となった。最後は画面端のGO1選手を、激しい嵐のように攻め立て、一気に崩し切った竹内ジョン選手が、チームをプレイオフへと導く大きな一勝を手に入れた。 「DetonatioN FocusMe」は、ランキング争いで重要な40ptを獲得する最高の結果を出した。プレイオフ進出は勿論のこと、ランキング1位奪還も見えてきた。ここ一番の勝負強さを最終節でも見せてもらいたい。MATCH 3:【AWAY】魚群 vs FAV gaming【HOME】 ■先鋒戦:まちゃぼー選手(ケン))(クラシック) vsりゅうせい選手(JP)(クラシック) 第1BATTLEから、まちゃぼー選手が一気呵成にりゅうせい選手を攻め立て、相手を画面端で倒し切るケンの強みを存分に発揮した。有利な状況を作らげていたまちゃぼー選手に対し、りゅうせい選手も巻き返しを見せ、第2BATTLEを取り返すことに成功した。りゅうせい選手の猛追に対しても、常に冷静な対応を見せるまちゃぼー選手は、JPの強力なスーパーアーツLv2「ラヴーシュカ」にも気合で防ぐ堅い守りを見せた。Mr.最適解の二つ名通り、正確な状況判断で、攻守ともに素晴らしいプレイを見せたまちゃぼー選手が先鋒戦に勝利した。■中堅戦:マゴ選手(ジュリ)(クラシック) vs ときど選手(ケン)(クラシック) 今シーズンの最速決着となった圧巻の一戦。ときど選手の圧倒的な攻撃を余すことなく見ることになった試合だった。要所でフェイントを仕掛けて相手の投げ抜けを誘い、その隙を見逃さずに手痛いコンボを叩き込む。ときど選手が立ち回りの上手さを随所で見せる中堅戦となった。計2度のPERFECT KOを決めて、マゴ選手にほとんど何もさせない形で中堅戦にストレートで勝利した。■大将戦:もけ選手(春麗))(クラシック) vs ボンちゃん選手(ルーク)(クラシック) プレイオフ進出に向けて何としてもポイントが欲しい「魚群」は、チームのエースもけ選手が出場。対して「FAV gaming」は、2nd STAGEで抜群の安定感を見せるボンちゃん選手が立ち塞がる形となった。ジャンプ攻撃を起点に攻め手を作っていくボンちゃん選手は常に冷静な立ち回りを見せ、淡々ともけ選手を攻め続ける。攻撃面だけでなく、防御面でも盤石さを見せ、もけ選手の攻撃をことごとく防いでいく。地上戦も空中戦ももけ選手を圧倒したボンちゃん選手が、グランドファイナル進出に王手をかける重要な大将戦に勝利した。 チームとしての地力の強さをいかんなく発揮した「FAV gaming」。圧倒的ドリームチームの名の通り、最終節でランキング1位を決定づけるか注目したい。順位表(2nd STAGE 第9節終了時点) 順位推移表(2nd STAGE 第9節終了時点) 次回「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023」2nd STAGE 第10節は、11月28日(火)18時40分から! 次回、「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023」2nd STAGE 第10節は、11月28日(火)19時から「CAPCOM Fighters JP」の公式YouTube、Twitchチャンネルにて配信します。 試合開始前の18時40分頃からは、その日に行われる試合の見どころを紹介する「ストリートファイターリーグ: ウォームアップ!」を配信予定です。ぜひご覧下さい。▼対戦カードはこちらMATCH 1:【AWAY】CYCLOPS athlete gaming OSAKA vs 魚群【HOME】MATCH 2:【AWAY】FAV gaming vs Saishunkan Sol 熊本【HOME】MATCH 3:【AWAY】忍ism Gaming vs DetonatioN FocusMe【HOME】▼「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023」2nd STAGE 第10節のご視聴はこちら YouTubehttps://youtube.com/live/gNRqlwHiuy0 Twitchhttps://www.twitch.tv/capcomfighters_jp「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023 プレイオフ」2023年12月16日(土)-17日(日)開催 ■開催日程 2023年12月16日(土)、17日(日) 両日共に、19:00より配信開始予定。■試合組み合わせ DAY 1:「2nd STAGE 3位チーム」 vs 「2nd STAGE 4位チーム」 DAY 2:「2nd STAGE 2位チーム」 vs 「DAY 1 勝利チーム」■WEB先行視聴チケット ・「プレイオフ DAY 1」+「プレイオフ DAY 2」+「グランドファイナル」WEB先行視聴チケットセット 価格:6,500円(税込)+手数料 ・「プレイオフ DAY 1」単日WEB先行視聴チケット 価格:2,500円(税込)+手数料 ・「プレイオフ DAY 2」単日WEB先行視聴チケット 価格:2,500円(税込)+手数料 ▼WEB先行視聴チケットの購入はこちらhttps://zaiko.io/event/360197 ※本イベントの詳細やチケット販売に関する注意事項はSFL公式サイトや各プラットフォーム券売ページを必ずご確認の上、ご購入ください。「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023 グランドファイナル」2024年1月13日(土)開催 ■開催日程 2024年1月13日(土) 16:00より配信開始予定。■会場 新宿住友ビル 三角広場 住所:東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 アクセス:「都庁前」駅直結(都営大江戸線) 「西新宿」駅徒歩4分(丸ノ内線) 「新宿」駅徒歩8分(JR線他)■試合組み合わせ 「2nd STAGE 1位チーム」 vs 「プレイオフ 1位チーム」■会場観戦チケット(抽選販売) 「プレオーダー(抽選販売)」の受付は終了いたしました。 追加販売は、2023年11月24日(金)18:00~「先着販売」にて販売予定です。 ・「プレオーダー(抽選販売)」当落発表 11月15日(水)13:00発表予定 ・A席(会場前方中央席) 価格:6,000円(税込)+手数料 ・B席(一般) 価格:5,000円(税込)+手数料▼会場観戦チケットの購入はこちらhttps://eplus.jp/sfl2023gf/ ※イープラスにご登録のメールアドレスに抽選結果のご連絡をお送りいたします。 ※イープラスお申込み状況照会(https://eplus.jp/jyoukyou/)からも抽選結果をご確認いただけます。 ※お客様のご希望で購入決定されたチケットは、理由のいかんを問わず、取替・変更・キャンセルはお受けできません。■WEB先行視聴チケット ・「プレイオフ DAY 1」+「プレイオフ DAY 2」+「グランドファイナル」WEB先行視聴チケットセット 価格:6,500円(税込)+手数料 ・「グランドファイナル」WEB先行視聴チケット 価格:3,000円(税込)+手数料▼WEB先行視聴チケットの購入はこちらhttps://zaiko.io/event/360197 ※本イベントの詳細やチケット販売に関する注意事項はSFL公式サイトや各プラットフォーム券売ページを必ずご確認の上、ご購入ください。「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023」について 大ヒット対戦格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズを使用した、日本最高峰の公式チームリーグ戦です。 2018年より始まり、2021年シーズンには、企業8社がチームオーナーとなり、4人1組のチームを編成してリーグへ参画する「チームオーナー制」を導入。 シリーズ最新作『ストリートファイター6』で開催される2023年シーズンは大会規模を拡大、合計9チームがリーグへ参画し、激戦を繰り広げます。 大会ルールもさらにブラッシュアップ。「1st STAGE」と「2nd STAGE」から構成される「2STAGE制」で開催。「2nd STAGE」上位チームが「プレイオフ」へ進出し、さらに勝ち上がったチームが決勝大会「グランドファイナル」へ駒を進め、日本最強の座をかけて戦います! 「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023」は、「CAPCOM Fighters JP」の公式YouTube、Twitchチャンネルにて、全節オンラインライブ中継を配信いたします! ■CAPCOM eSports公式YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/@CapcomFightersJP ■CAPCOM eSports公式Twitchチャンネルhttps://www.twitch.tv/capcomfighters_jp ■CAPCOM eSports 公式X(旧Twitter)https://twitter.com/CAPCOM_eSports
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- 【大会レポート】「CAPCOM Pro Tour 2023」アジア-東南大会優勝者はXIAN選手!
- 『ストリートファイター6』にて世界中のプレイヤーが年間チャンピオンを目指し各地域で熱戦を繰り広げる「CAPCOM Pro Tour 2023」。11月25日(土)~26日(日)に開催された「CAPCOM Pro Tour 2023 オンラインプレミア」アジア-東南大会でXIAN選手が優勝した。<以下、ニュースリリースより>アジア-東南大会は、XIAN選手が優勝! 日本時間11月25日(土)~26日(日)に実施された、「CAPCOM Pro Tour 2023 オンラインプレミア」アジア-東南大会。見事優勝したのは、XIAN選手!「CAPCOM Pro Tour 2023」とは 『ストリートファイター6』にて世界最強を決めるカプコン公式世界大会「CAPCOM CUP X」。その出場権をかけ、世界中のプレイヤーが「CAPCOM Pro Tour 2023」で熱戦を繰り広げます。 賞金額は史上最高! 「CAPCOM CUP X」優勝賞金100万ドル、賞金総額200万ドル以上! 「CAPCOM Pro Tour 2023」は初心者でもエントリーが可能です。『ストリートファイター6』で新たに追加された操作タイプ「モダンタイプ」でも参加可能になります! 皆さまの参加お待ちしております! 大会の模様はYouTube/Twitchの「CAPCOM Fighters」でオンラインライブ配信を行います。■「CAPCOM Pro Tour 2023」公式サイトhttps://sf.esports.capcom.com/cpt/jp/■CAPCOM Fighters 公式YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/@CapcomFighters/■CAPCOM Fighters 公式Twitchチャンネルhttps://www.twitch.tv/capcomfighters「CAPCOM Pro Tour 2023 ワールドウォリアー」とは 好評発売中の『ストリートファイター6』にて、世界中のプレイヤーが年間チャンピオンを目指し各地域で激戦を繰り広げる「CAPCOM Pro Tour 2023」。 地域ごとに実施される「オンラインプレミア」「オフラインプレミア」と並び、昨シーズンより新たに追加された大会「ワールドウォリアー」は、数か月にわたって各地域のトーナメントオーガナイザ-によって全世界26地域で複数回開催されます。 本大会は順位に応じてポイントが獲得できる通常大会と、ポイント上位選手8名による決勝大会で構成されます。そして見事、地域決勝大会で優勝を収めた選手は「CAPCOM CUP X」への出場権を獲得します。 昨シーズンに引き続き、「CAPCOM Pro Tour 2023 ワールドウォリアー 日本大会」は株式会社NTTe-Sportsがトーナメントオーガナイザーとなって開催されます。 激戦が予想される日本大会の実施スケジュールは以下の通りです。 ■決勝大会:2023年:11月18日(土)13:00~ 大会の詳細に関しましては、株式会社NTTe-Sports公式X(旧Twitter)をご確認ください。 ■NTTe-Sports 公式X(旧Twitter)https://twitter.com/NTTe_SportsCAPCOM CUP X の開催日程が決定! CAPCOM CUP Xがロサンゼルスに戻ってくる! 世界最高のストリートファイター6プレイヤーがロサンゼルスに集結。名声と栄光、そして栄えあるCAPCOM CUP Xのチャンピオンの称号をかけて、トップレベルのプレイヤーの激闘をお見逃しなく! 大会の実施スケジュールは以下の通りです。 ■LAST CHANCE QUALIFIER:日本時間2024年2月17日(土)~19日(月) ■CAPCOM CUP X:日本時間2024年2月22日(木)~26(月)
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- 【大会レポート】賞金総額100,000ドル!第1回『PROJECT XENO』世界大会がフィリピンで開催されMAKATTY選手が優勝!
- NFTキャラクターを駆使して対人戦バトルを行うタクティクスゲーム『PROJECT XENO』の世界大会がフィリピン・マニラで開催された。優勝総額1,000,000ドルという大盤振る舞いな大会で、MAKATTY選手が優勝。優勝賞金40,000ドルを手に入れた。<以下、ニュースリリースより>来場者は2,000人! クルーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小渕 宏二 以下、クルーズ) の100%子会社であるCROOZ Blockchain Lab株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:古瀬 祥一)が参画しているプロジェクト『PROJECT XENO』は、2023年11月25日にフィリピンのマニラ市で第1回eスポーツ世界大会を開催いたしました。 『PROJECT XENO』第1回eスポーツ世界大会「XPT 2023 in Manila」の賞金総額は100,000ドル、優勝賞金は40,000ドルです。予選会は2023年11月4日から11月5日でオンラインによって実施され、参加総数は1,000人以上となりました。決勝トーナメントは、バトルアリーナSeason3上位3名、オンライン予選上位12名の合計15名に、先日東京で開催された「ヒカルカップ」の優勝者であるsora選手を加えた合計16名でマニラ市内の会場においてオフラインで行われ、来場者数は2,000人となるなど、大きな盛り上がりを見せました。大会の模様は公式YouTubeチャンネルで配信されました。 熱戦を制し第1回世界王者に輝いたのはMAKATTY選手!優勝賞金40,000ドルを手にしました。 当日は、スペシャルゲストとして『PROJECT XENO』のアンバサダーであり、世界で唯一のボクシング8階級制覇王者のマニー・パッキャオさんも応援に駆けつけてくださいました。MAKATTY選手 優勝コメント この度は、Xeno Pro Tour MANILA 2023で優勝することができて、うれしい気持ちでいっぱいです。多様な構成の相手にも打ち勝ち、優勝できたのは、夜遅くまで練習に付き合っていただいたり、おすすめの構成を教えてくださったりしたH.U.Gのギルドメンバーのおかげです。当日の応援も非常に心強かったです。 また、フィリピンに来て、自身のXENO愛だけでなく、大会に関わったみなさんのXENO愛を強く実感しました。今後もどんどん進化していくXENOを全力で楽しんで、全員で一つになってXENOを盛り上げていきたいです。 最後にはなりますが、このような素晴らしい大会を企画運営していただいたYGG、ゲーム開発ならびにフィリピンにて日本人選手のお世話をしてくださったCROOZ blockchain labの方々に心から感謝申し上げます。この度は本当にありがとうございました。『PROJECT XENO』について 『PROJECT XENO』は、EPOCH FACTORY運営、CROOZ Blockchain Lab開発のブロックチェーンゲームで、GameFiとe-Sportsを融合したPvPバトルゲームです。人気YouTuberのヒカルさん、ボクシングチャンピオンのマニー・パッキャオさんなどとコラボし、2023年5月10日に正式サービスを開始しております。グローバル配信で、スマートフォンでプレイ可能です。タイトル: PROJECT XENO配信日: 配信中対応チェーン: BNB/Ethereum価格: 基本プレイ無料(アイテム課金制)対応OS: Android / iOS対応言語: 日本語/英語/アラビア語公式X: https://twitter.com/PROJECTXENO_JP公式Discord: https://discord.gg/G4bk9nhJpG公式サイト: https://project-xeno.com/Android DL: Google Play StoreiOS DL: App Store
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- 【大会レポート】『eFootball™』全国No.1は神奈川県代表Takaki選手が優勝!——全国都道府県対抗eスポーツ選手権2023 KAGOSHIMA
- eスポーツ最強の都道府県を決定するeスポーツ大会「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2023 KAGOSHIMA」eFootball™部門において、神奈川県代表のTakaki選手が優勝した。<以下、ニュースリリースより>『eFootball™』部門レポート 株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、11月26日(日)に特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」の文化プログラム「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2023 KAGOSHIMA」で行われた「eFootball(TM)」シリーズ部門のチャンピオンが決定したことをお知らせします。 「eFootball(TM)」シリーズ部門の決勝戦では、神奈川県代表のTakaki選手と愛媛県代表のおしゅし選手が白熱した試合を行い、3対0で見事Takaki選手が優勝しました。優勝コメント: 神奈川県代表 Takaki選手 2019年に国体競技として選ばれてから全く優勝に手が届くところまで来ていなかったので、今回優勝できてすごくうれしいです。3点目決めたときは、うれしくて叫んでしまいました。準優勝コメント: 愛媛県代表 おしゅし選手 悔しいですけど、完膚なきまでにやられたので、相手が強かったなと思います。 初めて決勝の舞台に立つことができて、優勝はできなかったですけど、プレーも楽しくできたので、次の大会は優勝を目指して頑張りたいと思います。 また、本大会は、12月に開催される予定の「東アジアeスポーツチャンピオンシップ(Esports Championships East Asia、以下 ECEA)」の日本代表選手選考を兼ねて実施しました。「ECEA」は、日本、中国、韓国の3か国によるeスポーツの国際対抗戦で、今年は韓国・麗水(ヨス)にて開催される予定です。今回優勝したTakaki選手、準優勝したおしゅし選手の2名がECEA日本代表選手に内定しましたので、引き続き応援のほど、よろしくお願いします。 コナミデジタルエンタテインメントは、今後もeスポーツへの取り組みを通じて、お客さまにeスポーツの楽しさをお届していきます。大会の様子 【当社のeスポーツへの取り組みについて】 「eFootball(TM)」シリーズは1995年に家庭用ゲーム「ウイニングイレブン」として誕生して以来、長年多くのお客様に支えられてきたサッカーゲームです。「第18回アジア競技大会ジャカルタ・パレンバン」のデモンストレーション競技や、国体文化プログラムとして開催される「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2023 KAGOSHIMA」には5大会連続、さらに国際eスポーツ連盟(IeSF)主催の「World Esports Championship 2023」にも2019年より4大会連続で採用されており、国内外で競技タイトルとして注目を集めています。また、欧州クラブが参加する「eFootball(TM) Championship Pro」や、Jリーグクラブが参加する「eJ.LEAGUE」を実施しており、eスポーツとリアルスポーツを組み合わせた取り組みも拡大しています。 【「eFootball(TM)」シリーズについて】 長年多くのお客様に支えられてきた「ウイニングイレブン」は、大きく飛躍する本作への決意をこめて、新たなブランド名『eFootball(TM)』として生まれ変わりました。PlayStation(R)5版を含め対応するすべてのデバイスで“基本プレー無料”で遊べるようになるなど、ゲームプレーや遊び方を一新しました。 実在の強豪チームで戦う「クラブ・ナショナル」モード、現実の試合で活躍した選手や注目リーグの選手、サッカー史に名を刻むレジェンド選手などを獲得・育成して”自分だけ”のオリジナルチームで戦う「ドリームチーム」モードで楽しめるほか、オンラインで最大3vs3の協力プレーが楽しめる「Co-op」モードで“熱狂”を体感できます。 eFootball(TM)公式サイト: https://www.konami.com/efootball/ja/ 公式Xアカウント: @we_konami