一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)が、シンガポールに拠点を置く教育ベンチャー企業GAKUとともに、「eスポーツ」と「柔道」というふたつのスポーツを融合させた新たな教育イベントを実施した。
オリンピックメダリストのウルフ・アロン選手と柔道やぷよぷよで交流が図られた。
<以下、ニュースリリースより>
このイベントは、「eスポーツ」と「柔道」それぞれから一流の選手・指導者を招聘し、小学生~高校生が一緒にそれぞれの競技を体験することで、アスリートとして成長していく上での新たな気づきを得てもらおうという、これまでにない取り組みです。
「柔道」からは男子日本代表の鈴木桂治監督やウルフ・アロン選手(柔道100kg級 パーク24所属)、「eスポーツ」からは、『プロ野球スピリッツA』と『ぷよぷよeスポーツ』のプロ選手が参加したほか、プロ野球OBのG.G.佐藤さん(西武ライオンズOB・元日本代表)なども参加しました。
国際武術研修センター(東京都 世田谷区)で開催されたイベントでは、ゲストによるパネルディスカッションも実施し、それぞれの競技に抱いていたイメージや、実際に体験して得られた気づき、お互いの競技を取り入れるメリットなどについて、さまざまな意見が交換されました。





「eスポーツは初めて体験したのですが、すごく楽しかったです。皆で一緒にプレーできるので、柔道のチームビルディングにも役立つのではないかと思いました。今後eスポーツがもっと認められるためには、指導者の存在が非常に重要。礼儀や立ち居振る舞いなど、ルールを守ることの大切さをしっかり伝えて理解してもらうことが、日本代表として認められることにつながっていくと思います」

「伝統のある柔道と、生まれたばかりのeスポーツは対極的な存在。お互いから吸収できる部分はたくさんあると思いました。誰かのまねをするのではなく、なりたい自分を目指して練習すれば、努力は苦しくないです。逆にどんどん練習したくなるので、理想の自分を見つけてください。柔道、野球、eスポーツの3競技が、オリンピックの正式種目になれる日をめざして、私もがんばっていきたいです」

「挨拶や礼儀をしっかりすることは、eスポーツにはまだまだ欠けている部分。試合や対戦相手に対する気持ちも変わってくるので、個人的にも取り入れていきたいと思いました。柔道の選手のみなさんが、畳に上がったときの引き締まった表情が印象に残りました。大きな大会では、緊張することもあり、メンタルを鍛えることが重要だと感じていたので、今日の経験を生かしていきたいと思います」

「eスポーツでも、柔道でも、子どもの時からいろんなことにチャレンジして、自分にあっていること、やりたいことを見つけることは非常に大切だと思います。『ぷよぷよ』をプレーするのは高校生の時に遊んだ『ぷよぷよクエスト』以来ですが、反復練習を重ねた上で、相手に合わせて反射的に対応するようなプレーは、eスポーツにも柔道にも共通していると思いました」

「eスポーツに対しては、やりすぎや睡眠不足、運動不足につながるようなイメージがありましたが、今日初めて会った子ども同士が、すぐに仲良くなっている姿を見て、コミュニケーションツールとしての良さを感じました。
eスポーツも、柔道も、自分がそのスポーツを始めたきっかけを忘れず、かっこいい自分を目指してがんばってもらいたいと思います」

「柔道を体験するのは高校の授業以来ですが、ウルフ選手の技を体感できて、とても感激しています!
自分もプロになってからは特に見られていることを意識して、言葉遣いや姿勢などに注意してきましたが、今日は柔道を通して、改めて礼儀やマナーの大切さを確認することができました」
<イベント概要>
イベント名: GAKU GAMES 「ESPORTS X JUDO」 powered by JeSU
主催: GAKU、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)
後援・協力: KONAMI eスポーツ学院、株式会社セガ、Bushido Japan、Global Esports Federation、BUKEN
会場: 国際武術研修センター (https://www.buken.tokyo)
2023年10月21日(土) 『プロ野球スピリッツA』 × 柔道
ゲスト (敬称略):
鈴木桂治 (柔道男子日本代表監督)
G.G.佐藤 (プロ野球 埼玉西武ライオンズOB・元日本代表)
くりにんじん (eBASEBALLプロスピA リーグ 2022年度プロプレイヤー)
2023年10月22日(日) 『ぷよぷよeスポーツ』 × 柔道
ゲスト (敬称略):
ウルフ・アロン (柔道100kg級・パーク24所属)
小見川道大 (NEO JUDO ACADEMEY 小見川道場師範)
ぴぽにあ (『ぷよぷよeスポーツ』 2020-2021シーズンチャンピオン)
◆GAKUについて
GAKUはeスポーツを用いて「Educate, Elevate, Empower」と「by Youth for Youth」を軸とした教育機関です。人々が興味や好奇心をスキルや才能に開花させ、最大限に発揮できるような教育プラットフォームと機会を世界中で提供します。私たちは、人々が興味を持ったことを技術に昇華させ、才能を高めて、将来的に力を発揮できるように教育することを目標としています。デジタル化が進んでいるこの世の中でバランスよく生活を過ごし、eスポーツを通して新たな発見や知識を生徒、保護者、教師、そしてより広いコミュニティが体験できるプログラム、カリキュラム、コミュニティを開発することに専念します。
Website https://ja.gaku.world/
Instagram @gaku_world
Twitter @gaku_world0
◆日本eスポーツ連合(JeSU)について
一般社団法人日本eスポーツ連合は、日本国内のeスポーツの普及と発展、そしてeスポーツの振興を目的に国民、とりわけ青少年の競技力の向上及びスポーツ精神の普及を目指しています。eスポーツの認知向上とeスポーツ選手の活躍の場の更なる拡大を目指し、競技タイトルの公認や選手のプロライセンス発行、そしてアジア競技大会をはじめとした国際的なeスポーツ大会への選手の派遣などさまざまな取り組みを行っています。また、以下のスポンサー企業や団体の支援を受け、国内のeスポーツ産業の発展に努めています。
JeSUオフィシャルスポンサー:
オリンピックメダリストのウルフ・アロン選手と柔道やぷよぷよで交流が図られた。
<以下、ニュースリリースより>
ウルフ・アロン選手が「ぷよぷよ」に挑戦!?
このイベントは、「eスポーツ」と「柔道」それぞれから一流の選手・指導者を招聘し、小学生~高校生が一緒にそれぞれの競技を体験することで、アスリートとして成長していく上での新たな気づきを得てもらおうという、これまでにない取り組みです。
「柔道」からは男子日本代表の鈴木桂治監督やウルフ・アロン選手(柔道100kg級 パーク24所属)、「eスポーツ」からは、『プロ野球スピリッツA』と『ぷよぷよeスポーツ』のプロ選手が参加したほか、プロ野球OBのG.G.佐藤さん(西武ライオンズOB・元日本代表)なども参加しました。
国際武術研修センター(東京都 世田谷区)で開催されたイベントでは、ゲストによるパネルディスカッションも実施し、それぞれの競技に抱いていたイメージや、実際に体験して得られた気づき、お互いの競技を取り入れるメリットなどについて、さまざまな意見が交換されました。

ウルフ・アロン選手の小内刈りを受ける、eスポーツのぴぽにあ選手

『ぷよぷよeスポーツ』でぴぽにあプロとの対戦に挑む、ウルフ・アロン選手

普段は柔道を習っている高校生がG.G.佐藤さんの指導の元『プロスピA』に挑戦

道場に通う小学生たちとeスポーツ大会出場している小学生たちが一緒に柔道を体験
鈴木桂治さん コメント

「eスポーツは初めて体験したのですが、すごく楽しかったです。皆で一緒にプレーできるので、柔道のチームビルディングにも役立つのではないかと思いました。今後eスポーツがもっと認められるためには、指導者の存在が非常に重要。礼儀や立ち居振る舞いなど、ルールを守ることの大切さをしっかり伝えて理解してもらうことが、日本代表として認められることにつながっていくと思います」
G.G.佐藤さん コメント

「伝統のある柔道と、生まれたばかりのeスポーツは対極的な存在。お互いから吸収できる部分はたくさんあると思いました。誰かのまねをするのではなく、なりたい自分を目指して練習すれば、努力は苦しくないです。逆にどんどん練習したくなるので、理想の自分を見つけてください。柔道、野球、eスポーツの3競技が、オリンピックの正式種目になれる日をめざして、私もがんばっていきたいです」
くりにんじん選手 コメント

「挨拶や礼儀をしっかりすることは、eスポーツにはまだまだ欠けている部分。試合や対戦相手に対する気持ちも変わってくるので、個人的にも取り入れていきたいと思いました。柔道の選手のみなさんが、畳に上がったときの引き締まった表情が印象に残りました。大きな大会では、緊張することもあり、メンタルを鍛えることが重要だと感じていたので、今日の経験を生かしていきたいと思います」
ウルフ・アロン選手 コメント

「eスポーツでも、柔道でも、子どもの時からいろんなことにチャレンジして、自分にあっていること、やりたいことを見つけることは非常に大切だと思います。『ぷよぷよ』をプレーするのは高校生の時に遊んだ『ぷよぷよクエスト』以来ですが、反復練習を重ねた上で、相手に合わせて反射的に対応するようなプレーは、eスポーツにも柔道にも共通していると思いました」
小見川道大さん コメント

「eスポーツに対しては、やりすぎや睡眠不足、運動不足につながるようなイメージがありましたが、今日初めて会った子ども同士が、すぐに仲良くなっている姿を見て、コミュニケーションツールとしての良さを感じました。
eスポーツも、柔道も、自分がそのスポーツを始めたきっかけを忘れず、かっこいい自分を目指してがんばってもらいたいと思います」
ぴぽにあ選手 コメント

「柔道を体験するのは高校の授業以来ですが、ウルフ選手の技を体感できて、とても感激しています!
自分もプロになってからは特に見られていることを意識して、言葉遣いや姿勢などに注意してきましたが、今日は柔道を通して、改めて礼儀やマナーの大切さを確認することができました」
<イベント概要>
イベント名: GAKU GAMES 「ESPORTS X JUDO」 powered by JeSU
主催: GAKU、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)
後援・協力: KONAMI eスポーツ学院、株式会社セガ、Bushido Japan、Global Esports Federation、BUKEN
会場: 国際武術研修センター (https://www.buken.tokyo)
2023年10月21日(土) 『プロ野球スピリッツA』 × 柔道
ゲスト (敬称略):
鈴木桂治 (柔道男子日本代表監督)
G.G.佐藤 (プロ野球 埼玉西武ライオンズOB・元日本代表)
くりにんじん (eBASEBALLプロスピA リーグ 2022年度プロプレイヤー)
2023年10月22日(日) 『ぷよぷよeスポーツ』 × 柔道
ゲスト (敬称略):
ウルフ・アロン (柔道100kg級・パーク24所属)
小見川道大 (NEO JUDO ACADEMEY 小見川道場師範)
ぴぽにあ (『ぷよぷよeスポーツ』 2020-2021シーズンチャンピオン)
◆GAKUについて
GAKUはeスポーツを用いて「Educate, Elevate, Empower」と「by Youth for Youth」を軸とした教育機関です。人々が興味や好奇心をスキルや才能に開花させ、最大限に発揮できるような教育プラットフォームと機会を世界中で提供します。私たちは、人々が興味を持ったことを技術に昇華させ、才能を高めて、将来的に力を発揮できるように教育することを目標としています。デジタル化が進んでいるこの世の中でバランスよく生活を過ごし、eスポーツを通して新たな発見や知識を生徒、保護者、教師、そしてより広いコミュニティが体験できるプログラム、カリキュラム、コミュニティを開発することに専念します。
Website https://ja.gaku.world/
Instagram @gaku_world
Twitter @gaku_world0
◆日本eスポーツ連合(JeSU)について
一般社団法人日本eスポーツ連合は、日本国内のeスポーツの普及と発展、そしてeスポーツの振興を目的に国民、とりわけ青少年の競技力の向上及びスポーツ精神の普及を目指しています。eスポーツの認知向上とeスポーツ選手の活躍の場の更なる拡大を目指し、競技タイトルの公認や選手のプロライセンス発行、そしてアジア競技大会をはじめとした国際的なeスポーツ大会への選手の派遣などさまざまな取り組みを行っています。また、以下のスポンサー企業や団体の支援を受け、国内のeスポーツ産業の発展に努めています。
JeSUオフィシャルスポンサー:
- ZONe エナジー
- 株式会社ローソン
- 株式会社マウスコンピューター
- 興和株式会社
- 一般財団法人上月財団
- 公益財団法人ミズノスポーツ振興財団
- 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
- 一舡社団法人日本オンラインゲーム協会(JOGA)
- 一舡社団法人日本アミューズメント産業協会(JAIA)
- 一舡社団法人デジタルメディア協会(AMD)
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- 【結果速報 6月29日】 「Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6 頂」 はチームマノンが優勝! あくたがわ選手が「EVO 2025」参戦サポートを獲得
- 2025年6月28日(土)〜29日(日)、東京体育館にて、「Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6 頂」が開催された。「LEGENDUS」はストリーマーのSHAKAが主催するさまざまなゲームを用いた対戦イベント。その中でも『ストリートファイター6』(スト6)は特に人気で、「師弟杯」など何度も大会が行われてきた。今大会は『スト6』で初めて一般プレーヤーが参加できるイベントで、それぞれ1体ずつキャラを固定して戦う。DAY 1は一般参加者によるダブルエリミネーショントーナメントの順位により、異なるキャラクターを操る16名がDAY 2の決勝に進出できる。ただし、通過できるのは1位プレーヤーのみ。重複していない12名は決定し、残る4枠分は17位以下の選手の中で各キャラの最上位のプレーヤーがトーナメントを行い勝ち取るという方式だ。その結果、キャラが重複して空いている4枠をかけてその他のキャラ最上位プレーヤーによるトーナメントが行われ、決勝を戦う16名=16キャラが確定。抽選により対戦カードも決定した。DAY 1最終結果&DAY 2進出選手(キャラ)DAY 2は、決勝進出者のキャラを担当するストリーマーとタッグを組み、ダブルエリミネーションで対決。一般参加者同士、ストリーマー同士がBo3(2ゲーム先取)で戦い、1-1の場合は一般参加者同士でBo1に勝ったチームが勝利となる。グランドファイナル:チームマノン vs チームダルシム グランドファイナルは、ウイナーズを勝ち抜いた「チームマノン」と、ルーザーズから勝ち上がった「チームダルシム」。同じカードはウイナーズブラケット ラウンド2で「チームマノン」が一度勝利している組み合わせだ。あくたがわ vs harumyの試合は、先の試合の教訓を生かして、harumy選手がドライブラッシュで攻めていく姿勢を見せ、1ゲームを奪うが、差し返しからの投げでメダルを積み重ねていくあくたがわ選手のマノンが一枚上手で、2-1で勝利する。しかし、ストリーマー同士のSHAKA vs ありけん戦では、ありけん選手のトリッキーな空中技やワープからの攻めにSHAKA選手が一歩及ばず、1本取り返す。1-1で迎えたあくたがわ vs harumyの2戦目は、会場の応援も最高潮。互いに持てる力を出し切り、あくたがわ選手が勝利した。これにより、副賞としてあくたがわ選手とSHAKA選手は「EVO 2025」への出場権&渡航サポートが受けられる。 配信アーカイブ DAY 1 - メイン配信 DAY 2 - メイン配信 DAY 2 - ルーザーズ配信 Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6 頂https://www.redbull.com/jp-ja/events/legendus-street-fighter-6-itadaki
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- 【結果速報 6月27日】翔、ふ〜どが1位通過!——「TOPANGA CHAMPIONSHIP 6(トパチャン6)」オフライン決勝進出選手決定!
- 株式会社CELLORBが運営する『ストリートファイター6』のリーグ大会「TOPANGA CHAMPIONSHIP 6(トパチャン6)」のオンライン本戦 アドバンスドステージが6月19日(木)から開催中。TOPANGA CHAMPIONSHIPとは人気格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズを主軸に2011年から続く日本を代表するeスポーツ大会。長期リーグ形式でトップ選手が競い、オンライン予選とオフライン決勝を組み合わせたハイレベルな戦いが魅力だ。2025年の第6回は5月~7月開催、賞金総額300万円以上で、株式会社CELLORBが運営している。https://topanga.co.jp/topanga_championship6/ 現在はオランオン本戦のアドバンスドステージが開催中。直近に開催されたビギニングステージを勝ち上がった各ブロック上位3名と、4位同士で行われる決定戦の勝者1名の7名が、オフライン決勝を賭けて熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げている。アドバンスドステージは、総当たり戦(9名×2ブロック)が行われ、成績上位がラフォーレミュージアム原宿で行われるオフライン決勝へと進出できるという流れだ。6月27日(金)でアドバンスドステージの全日程が終了。オフライン決勝進出の選手が決定した。成績表 ■WHITE DIVISION順位選手名WINLOSEPOINT1 ZETA DIVISION|翔 7 1 14 2 IBUSHIGIN|鶏めし 6 2 3 3 ZETA DIVISION|ヤマグチ 5 3 3 4 あくたがわ 4 4 2 5 ZETA DIVISION|ももち 4 4 1 6 ZETA DIVISION|ひかる 3 5 -1 7 A.M.G / SS熊本|こばやん 3 5 -2 8 名古屋NTPOJA|Seiya 2 6 -8 9 RIDDLE ORDER|Jr. 2 6 -12 ■BLACK DIVISION 順位選手名WINLOSEPOINT1 REJECT|ふ〜ど 5 3 4 2 Red Bull / CR|ボンちゃん 5 3 2 3 FAV gaming|もけ 5 3 2 4 SBI e-Sports|ひびき 4 4 2 5 Saishunkan Sol 熊本|cosa 4 4 1 6 G8S / RB / PWS|ガチくん 4 4 0 7 FAV gaming|りゅうきち 3 5 -1 8 G8S / Hit Box|カワノ 3 5 -4 9 ZETA DIVISION|ひぐち 3 5 -6 ■EXTRA ROUNDあくたがわ vs SBI e-Sports|ひびき(2:7)オフライン決勝進出選手(所属チーム|選手名) ■WHITE DIVISIONからの進出選手ZETA DIVISION|翔IBUSHIGIN|鶏めしZETA DIVISION|ヤマグチ■BLACK DIVISIONからの進出選手REJECT|ふ〜どRed Bull / CR|ボンちゃんFAV gaming|もけ■EXTRA ROUNDからの進出選手SBI e-Sports|ひびき配信アーカイブ ADVANCED STAGE|DAY1(WHITE DIVISION Round1)https://www.youtube.com/live/i8Wv2JSkIlw?si=rq3ME5hALaHjnHyAADVANCED STAGE|DAY2(BLACK DIVISION Round1)https://www.youtube.com/live/uaaKN0OL_48?si=Rm4kB-HF85lIzsYdADVANCED STAGE|DAY3(WHITE DIVISION Round2)https://www.youtube.com/live/bVVkAWtxi08?si=4pj7LYQiUGmLpPMGADVANCED STAGE|DAY4(BLACK DIVISION Round2)https://www.youtube.com/live/3VPcV6Do1E0?si=v3E40PblSsM7LQE8ADVANCED STAGE|DAY5(WHITE DIVISION FinalRound)https://www.youtube.com/live/N9F0xaF4OBc?si=kxo06k0NnDgaG-9RADVANCED STAGE|DAY6(BLACK DIVISION FinalRound)https://www.youtube.com/live/70K1-AHqJeo?si=hbE1v4ukfWggLvulADVANCED STAGE|DAY7(EXTRA ROUND)https://www.youtube.com/live/kLpJLakiHjw?si=b8K7QClHkk2prF1mオフライン決勝観戦チケット情報 ◤ 第6期TOPANGA CHAMPIONSHIP オフライン決勝 ◢オフラインならではの熱気と緊張感。静寂の中で交錯する駆け引き、勝利の瞬間に響く歓声――――そのすべてを、体感せよ。日程:2025年7月11日(金)〜7月13日(日)会場:ラフォーレミュージアム原宿… pic.twitter.com/7YZ0CzpJzQ— TOPANGA (@topangajapan) May 30, 2025 ■関連リンクTOPANGA CHAMPIONSHIP 6 公式サイト:https://topanga.co.jp/topanga_championship6/TOPANGA 公式X:https://x.com/topangajapan©CELLORB ©CAPCOM