【大会レポート】『フォートナイト』のオリジナルマップで戦うeスポーツ大会「Sony Creative Cup featuring Fortnite」大会結果発表!
提供元: eSports World
<以下、ニュースリリースより>
チーム「まいぽり最強!」が見事優勝!
ソニーグループ株式会社(以下、「ソニー」)は、Sony Esports Projectによるeスポーツ大会「Sony Creative Cup featuring Fornite」の決勝大会を2023年11月23日(木)、オンライン形式にて開催しました。
今大会では、Epic Gamesのバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」上に公開中のオリジナルマップ「Tactical SkyArena」(島コード:3681-8653-0977)を使用し、本格的タクティカルシューターゲームによる4対4の試合が行われました。
予選を勝ち抜いた4チームによる決勝大会
100チームがエントリーした「Sony Creative Cup featuring Fortnite」では、2023年11月19日(日)に予選大会が行われ、見事に勝ち抜いた4チームが決勝大会に進出しました。決勝大会はYouTubeチャンネルで実況配信が行われ、MCである田口尚平氏と、ゲーム解説のShiras氏が大会を盛り上げました。
【大会配信】
https://www.youtube.com/live/FT0rFc45Tsk
【競技タイトル】

Tactical SkyArena
https://www.fortnite.com/@sony_esports_pj/3681-8653-0977?lang=ja
大会で使用されたSony Esports Projectのオリジナルマップ「Tactical SkyArena」は、天空競技場を舞台に攻撃と防衛の2つのチームに分かれ、仲間と協力して制圧拠点を奪取し勝利を目指す4対4のタクティカルシューターです。個性的な6種類のクラスから役割を選択し、仲間と共にマップを攻略することで、戦略的チームバトルを楽しめます。
【出演者】

MC・実況:田口尚平氏
ゲーム解説:Shiras氏
ゲスト:ヤノス氏
【決勝進出チーム】
ふーらーめっくす
まいぽり最強!
アグレッシブ安夫
とびだそう!どうぶつたち

決勝進出チームにはそれぞれ「応援コーチ」として、Nephrite氏、まうふぃん氏、SPYGEA氏、TENNN氏がついており、それぞれのチャンネルで応援配信を行いました。
【協賛】


優勝チームには、大会スポンサーであるソニー銀行より、PlayStation(R)︎5(Ultra HD Blu-ray ディスクドライブ搭載版)が1人1台贈られます。
また、大会の合間にはフォートナイトの人気マップクリエイター・ヤノス氏が、Sony Esports Projectが公開するマップを解説。今回の大会で使用されたシューターゲーム「Tactical SkyArena」のほか、株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給の映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の公開を記念して、同作の世界観に合わせて東京・渋谷を再現したオリジナルマップ「SHIBUYA MULTIVERSE」と、つるはしバトル要素を追加した「Sky Battle in Shibuya Multiverse」を紹介しました。
マップ制作の裏側や、『フォートナイト』向けのクリエイティブツール「Unreal Editor for Fornite」を使用した新たなクリエイティブの可能性についても語られていますので、詳しくは大会配信をご覧ください。



決勝大会では大会フォーマットに、ダブルエリミネーション方式を採用。アッパートーナメントとローワートーナメントの勝者がグランドファイナルへと進出します。試合はBO1(1マッチ先取制)で行われ、ラウンド中4ラウンドを先取したチームが勝利です。
グランドファイナルはBO3(2マッチ先取制)で行われ、アッパーファイナルを勝ち抜いたチームはアドバンテージとして1マッチ先取した状態でグランドファイナルを戦えます。
決勝大会に出場したチームは、シューターゲームで活躍するプレイヤーも多く、大会に向けて「Tactical SkyArena」の研究をした様子。各チームともに大会までに考えてきた作戦を発揮し、手に汗握る戦いが繰り広げられました。
【グランドファイナル】第1試合の戦い再び。注目の対決!
グランドファイナルはアッパーファイナルで勝利した「まいぽり最強!」と、ローワーファイナルで勝利した「とびだそう!どうぶつたち」がぶつかります。奇しくも第1試合で戦ったチーム同士。敗北の雪辱を「とびだそう!どうぶつたち」が晴らすのか、「まいぽり最強!」がこのまま負け知らずで優勝するのか。注目の試合です。
グランドファイナルではBO3形式を採用しており、2マッチ先取で優勝ですが、アッパーファイナルを勝ち抜いた「まいぽり最強!」は1マッチを取った状態で始まります。

攻撃側は「まいぽり最強!」、防衛側が「とびだそう!どうぶつたち」でスタート。ラウンド1を「まいぽり最強!」が取りましたが、ラウンド2、3と「とびだそう!どうぶつたち」が連取して、攻守交替に。
防衛側となった「まいぽり最強!」がここで圧倒的な強さを見せつけて、3ラウンドとも完全な防衛に成功。見事優勝の栄冠を手にしました。
【優勝チーム「まいぽり最強!」コメント】
<まいぽり選手>本当に楽しくてよい時間でした。普通の大会よりも楽しかったです。
<yuma選手>いつもと違うフォートナイトができて楽しかったです!
<Rise選手>出場確定してから暇な時間があればメンバーで集まって練習するのがとても楽しかったです。
<koyota選手>めちゃくちゃうれしかったです!

大会の最後には応援コーチを務めたNephrite氏、まうふぃん氏、SPYGEA氏、TENNN氏がチームを組み、優勝チーム「まいぽり最強!」と戦うエキシビションマッチが行われました。
応援コーチのゲストチームは防衛側、迎え撃つ「まいぽり最強!」は攻撃側でゲームスタート。ゲストチームが善戦するも、「まいぽり最強!」がストレートで4ラウンドを取り、完勝するという結果に。「ボコボコにする」と豪語していたゲストチームでしたが、あまりの完敗ぶりに、試合終了後、「(優勝チームが)強すぎました」とコメント。優勝チームの強さを再確認したようでした。


Sony Esports Projectとは
Sony Esports Project は、e スポーツの真剣勝負が生み出す熱量をソニーの多様なテクノロジーやコンテンツIPと融合することで、エンタテインメント性が高いe スポーツ体験をより多くの方に届けることを目指すソニーの取り組みです。『フォートナイト』上にゲームや体験を設計し開発できる「Unreal Editor for Fortnite」を使用して制作したオリジナルマップ「Sony Esports Maps」を活用し、ユニークなeスポーツ体験をお届けしていきます。
■Sony Esports Project公式サイト
https://sonyesportsproject.com/
■Sony Esports Project公式X
https://twitter.com/SonyEsportsPJ
※This event is not sponsored, endorsed, or administered by Epic Games, Inc.
これは独立して制作されたフォートナイト クリエイティブのコンテンツであり、Epic Gamesによりスポンサー、支援、または運営されるものではありません。
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緊張ですごくテンパったりしていたんですが、今回の大会で次に向けての課題を見つけられてよかったです。reia7sh:ちょっと危ないところもあったけど、後半になるにつれて、落ち着いていつも通りにプレーができ、優勝することができました。JackReacher:STAGE:0に懸ける思いは段違いだったので、すごく緊張しましたが、この大舞台で優勝できて良かったです。インスモークサンジ:優勝できてめちゃくちゃうれしいです。練習が報われました。sunday:今年はリザーバーとして試合に出場することはなかったんですが、みんなが2連覇を勝ち取ってくれてうれしいです。ursus:もう率直に、超うれしいです。——この万博内で実際にプレーしてみて、なにか感じたことはありますでしょうか?イクラはいくら:会場がすごくデカくて、より勝とうという思いがありました。JackReacher:この先、生きているうちにこの大阪という地で万博が開催されるかどうかは分からないので、そこに足を踏み入れることができてとてもうれしいです。——今大会では、大阪府からのeスポーツに対する支援があったかと思います。環境面など、この支援について感想をお聞かせください。イクラはいくら:当日の車での送迎だったり、できるだけ体力を使わないようにしてくださったので、体感でいつも通りのパフォーマンスが出せるようになったかなと思います。JackReacher:日本ではまだeスポーツが浸透しているとは言えない中で、大阪府がこのような支援をしてくれてとてもうれしかったです。インスモークサンジ:全体的な支援は物すごく厚かったので、選手目線ですごく助かりました。——このSTAGE:0という晴れ舞台、そして今回の勝利が、皆さんにとってどういったものだったか教えてください。reia7sh:STAGE:0は、同い年とか、自分と歳の近い人が出場できる数少ない大会だと思います。ここまでチームで勝てて良かったと思います。JackReacher:高校生活の中で3回しかなく、1年1年が貴重なので、やっぱり練習をすればするほどうまくなって勝つ確率も上がることが実感できました。sunday:このSTAGE:0は、高校生にとっても一種の青春でもあるし、新しい選手の芽を見つけることができる場所でもあるので、もっとこういった大きな舞台がたくさん開催されてほしいですね。勝利については——正直、1年生から3年生の間で3連覇したかったけど、今回は去年のメンバーとともに2連覇を達成することができてうれしいです。ursus:STAGE:0のために、このメンバーで集まって毎日練習してきて、めっちゃ頑張ってきたので、今日はちゃんと勝ちきれてすごくうれしいです。▲優勝トロフィーを掲げる「大阪に行くために」のメンバーたち ——普段の練習というのは、どういうことをされているのでしょうか?reia7sh:スクリム(練習試合)の相手を外部で募集できるサイトがあるんですけど、そこでよくプロチームなどとスクリムをしています。——決勝戦では3センチネルという尖った構成を使用していましたが、これはどういった意図だったのでしょうか?インスモークサンジ:ほとんどのチームがやらない構成なので対策されづらいし、その上セットアップも多くて刺さりやすいという感じだったので、強かったですね。——後半、少し相手に追いつかれる展開もありました。その中で最後勝ちきれた要因とは何でしょうか?ursus:タイムアウト中にコーチが「絶対勝てるよ」と声を掛けてくれて、だいぶ緊張がやわらぎました。▲焦る選手たちを落ち着けるかの如く、コーチによりタイムアウトが発動。選手たちは明確に、このタイムアウトが勝利の要因だと答えた ——チームメイトやコーチ、ご家族などに感謝を伝えたいと思う方がいれば、少し教えていただきたいと思います。JackReacher:お母さんに感謝したいと思います。お母さん……eスポーツは嫌いなんですけど(一同笑い)JackReacher:ゲームそのものが嫌いなんですけど、それでも自分がプロゲーマーになりたいと言うと、それを信じていろいろな支援をしてくれて、ここまで来れたということがすごくうれしいです。サプライズゲスト登場!ステージに現れたのは、まさかの吉村大阪府知事 この日の夕方、『League of Legends』部門の決勝戦が行われる直前のこと、突如としてステージに登壇したのは、この大阪・関西万博開催の立役者である吉村洋文大阪府知事であった。▲報道陣も直前に知らされた知事の登壇。ステージから降りた後、このあと実施される『LoL』部門の決勝戦を観戦していた アンガールズ田中:大阪府は結構eスポーツにも力を入れていると聞いたんですけども。吉村知事:「eスポーツといえば、大阪」と……呼ばれてませんが! そうなれるくらい力を入れたいと思って、今進めています。アンガールズ田中:(STAGE:0は)ずっと東京で開催していたんですけども、万博でやるということで、こちらでやらせていただいて。凄い盛り上がってるんですよ、朝から。吉村知事:ほんまですか?アンガールズ田中:いやいやいや、めちゃめちゃ朝から何回も鳥肌が! 大阪で言うと「さぶいぼ出てもうて~」吉村知事:さぶいぼね(笑)▲「このSTAGE:0が、できればまた大阪でやってもらえたら……」と、知事自ら誘致活動。試合に出場する高校生たちにエールを送りつつ、大阪府全体でeスポーツを盛り上げていくことを宣言した(https://www.youtube.com/live/q09sCT_Pf1M?si=g56ISY_Wew0tIkCQ&t=31209) ——— 今回のイベントで興味深かったのは、明らかに観客層が通常のeスポーツイベントとは異なっていた点だ。もちろん観客の中には、ゲームのルールを理解している人も多少いたが、その他大勢はeスポーツの試合を見ることすら初めてだという人も多かった。老若男女、本当に幅広い人々が観戦をしていた。だからこそ、競技シーンならば当たり前の「どちらかのチームを応援する」という現象が、今回はあまりなかった。むしろ「どちらも頑張れ」という、温かい声援と拍手が印象的だった。一昔前の価値観からすると考えられないというか、先人たちの努力もあってここまで社会に受け入れられてきたのだと、特に肌で感じた大会であった。今後、日本の競技シーンやその芽となる学生たちにとって、よりいっそう活躍の舞台が広がっていくことを期待したいと思う。なお関西に住む筆者としては、多くのゲーム系イベントが東京で開催される中、このようなイベントを大阪で開催してくれるのは非常に喜ばしい。「eスポーツといえば大阪」と言われるようになるまで、ぜひこの万博をてこにして頑張っていただきたい。■関連リンクSTAGE:0(ステージゼロ)|全国高校対抗eスポーツ大会 公式サイト:https://stage0.jpSTAGE:0(ステージゼロ) 公式X:https://x.com/stage0_jp配信アーカイブ:https://www.youtube.com/live/q09sCT_Pf1M?si=T9SHUhK4YB-e8lHq撮影:まいる編集:いのかわゆう【まいるプロフィール】関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)
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