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23.6インチの湾曲ゲーミングモニター「G2422C」が12月7日にMSIより発売された。グラフィカルなコンテンツとの相性の良いVAパネルや、FPSプレイヤーにも嬉しいリフレッシュレート180Hzへの対応、レースゲームなどで没入感が増す湾曲パネルなど、たくさんの用途に幅広く対応する代物である。

 

また、価格が本稿執筆時点での最安値が22,800円とコストパフォーマンスに優れていることもポイントだ。実際に筆者が10日ほどメインモニターとして使用したインプレッションをお届けする。

湾曲パネルで抜群の没入感

G2422Cの最大の特徴は湾曲パネルにある。湾曲率(1,500R)で没入感があるとより楽しめるコンテンツに最適だ。湾曲率とはパネルの曲がり具合を表すもので、数字が小さいほど大きく湾曲していく。1,500Rとはそのなかでも人間の視界に自然にフィットし、自然に視野が広がっていくような感覚が得られるのだ。

 

 

23.6インチなのでやや窮屈さは感じるものの、その分否が応でも没入感は高まる。レーシングゲームやストーリー重視のゲームはもちろん、eスポーツの観戦やストリーマーの配信を視聴する際にも、自然な没入感で楽しめる。

 

 

また、パネルには高コントラストでメリハリの効いた映像表現が可能なVAパネルが採用されている。黒色の純粋さなど多くの色を使ったゲームなどではその真価を発揮するだろう。筆者は試用期間中に『Alan Wake 2』(The Game Awards 2023にてベストゲームディレクション賞を受賞)をプレイしてみたが、同作のように色や映像演出によるゲームデザインをより楽しむことができた。

 

178°度と視野角が広いことも特徴的で、日常使いでは視野角が足りないと感じることもない。湾曲していてもしっかり画面の隅まで自然に視認できるだろう。

高いリフレッシュレートでFPSに有利

G2422Cは180Hzと高いリフレッシュレートに対応している。一般的なストーリー重視のゲームだけでなく、FPSやTPSといった競技性の高いゲームでも重宝する。

 

簡単に述べると1秒間に何枚の画像を表示させるかを示したこの値は、高ければ高いほど画面がヌルヌル見える。例えばFPSでは敵が見えた瞬間に反応しなければならないが、1秒間により多くの枚数表示してくれることで、敵をより視認しやすくなる。

 

 

一般的なゲーミングモニターの144Hzに比べてやや有利であるうえ、DisplayPort・HDMIの両方で180Hzに対応している点もポイントだ。対応する家庭用ゲーム機では1080p・120Hzでの駆動にも対応しているため、コンソールユーザーでも高いリフレッシュレートを楽しむことができる。応答速度も1ms(MPRT)と高速であり、プレイしていて遅延を感じることはまずない。

 

サイズは23.6インチと、ややゲーミングモニターのなかでは小さい部類に入る。一般的に24インチクラスがゲーミングモニターにおける一般的なサイズ感であり、それに近い感覚でプレイすることができるほか、コンパクトである。

 

筆者は『VALORANT』を日常的にプレイしているが、やはりリフレッシュレートは高ければ高いほうが良い。最近は500Hz対応モデルも他社から発売されるようになってきたが、まだまだ高額なので、エントリー向けとしては180Hzくらいが適正であるように感じる。より高みを目指したければゆっくりステップアップすれば良いだろう。

 

 

また、入力対応端子はHDMI 2.0b ×2・DisplayPort 1.2a ×1で多くのデバイスを接続できるのも嬉しい。前述の通り高コントラストが特徴なので、コンソールゲームで没入感高く遊びまくりたいならピッタリだ。

多彩なゲーマー向け機能

G2422Cの弱点を挙げるとすれば、それは角度調節だ。-5° ~ 20°のチルト(上下方向の角度調整)にのみ対応しており、スイベル(横方向)や高さ調節はできない。ただし、付属のスペーサーネジでVESA75に対応するため、モニターアームを使って自由な角度調節を実現することが可能だ。

 

 

対応機能はそれだけではない。ディスプレイ同期技術のAdaptive-Syncや画面のチラつきを抑えるアンチフリッカーにも対応しているほか、長時間のゲームでも安心なブルーライトカット機能も搭載している。

 

また、ナイトビジョンにも対応している。これは暗い場所を見やすくしてくれるという機能であり、オフ・通常・強い・最も強い・A.I.から選択することができる。A.I.では暗さを自動で検知して最適なものに調整してくれる。特に『Alan Wake 2』のような暗い場所が良く登場するゲームでは、ゲーム内の設定を駆使しても画面が見にくいシーンが少なくない。この時にナイトビジョンを最も強いに設定することで、マップなどの全体が把握しやすくなった。

 

汎用性が高く最初の一台にピッタリ

ここまで述べてきた通り、G2422Cは没入感を高める湾曲パネルと、ストーリー重視のゲームや動画鑑賞にぴったりなVAパネル、FPSなどでもしっかり遊べる高いリフレッシュレート、ゲーマーを支援するさまざまな機能を搭載されたゲーミングモニターである。

 

これだけ盛りだくさんの機能を持ちながら、価格は22,800円(本稿執筆時点での最安値)と、入門機としても手に取りやすい金額だ。いろんなゲームを遊びたいというユーザーが最初に購入する一台にはピッタリと言えるだろう。

G2422C スペック

https://jp.msi.com/Monitor/G2422C

パネルサイズ:23.6インチ

アスペクト比:16:9

最大解像度:フルHD(1,920 × 1,080)

リフレッシュレート:180Hz

応答速度:1ms(MPRT)

パネル種類:VA

表面タイプ:ノングレア

画素ピッチ (H X V):0.27156 × 0.27156(mm)

色域:sRGBカバー率:88%・DCI-P3カバー率:81%

最大表示色:約1,677万色

視野角:178°(H)/ 178°(V)

パネル表面曲率: 1,500R

輝度:250

コントラスト比:3,000:1

消費電力:使用時 17W / スタンバイ時 0.5W

入出力端子:HDMI 2.0b ×2・DisplayPort 1.2a ×1・ヘッドホン出力 ×1

本体サイズ:約538 × 216 × 415(mm)

本体重量:約3.3kg

電源タイプ:36W ACアダプタ

電源入力:100 ~ 240V、50 / 60Hz

走査周波数:31 ~ 201 KHz(H) / 48 ~ 180 Hz(V)

上下角度調節(チルト):-5° ~ 20°

高さ調節:

左右角度調整(スイベル):

画面回転(ピボット):

映像端子:最大解像度 / リフレッシュレート:

DP:1,920 × 1,080 / 180Hz

HDMI:1,920 × 1,080 / 180Hz

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