【現地レポート】世界中のファンが日本に詰め寄せる!——HIKAKINや加藤純一、SHAKAなどのクリエイターとプロが盛り上げた「Apex Legends Asia Festival 2024 Winter」をレポート!
提供元: eSports World
イベントにはFNATICやRIDDLE、DreamFire、Crazy Raccoonといった日本、中国、韓国のプロチームに加え、世界大会で優勝を成し遂げたTSMやヨーロッパ地域の強豪Allianceも参加した。
さらに、HIKAKIN氏や加藤純一氏、SHAKA氏などクリエイターたちもイベントに登場。プロ選手とチームを組んでショーマッチを行い、会場を盛り上げた。
ほかにも、コミュニティエリアにはプロチームのブースや会場限定の物販、パスファインダーのパンチングマシーンなどが設置され、ステージが始まる前や試合の空き時間も飽きさせないような作りになっていた。
今回はそんな現地の模様をお届けしよう。
多くのファンで溢れかえるコミュニティエリア!
まずはステージイベントが始まる前の様子をお届け。10時の開場とともに多くのファンが入場していったのはコミュニティエリアだ。ここでは、会場限定の物販やゲーム内のキャラクターにちなんだレクリエーションが用意されていた。

▲エリアの中央には巨大なネッシーが!ところどころに設置されたジャンプタワーがゲーム内のマップを想像させる!
中でも、ひときわ多くのファンで賑わっていたのがチームブースだ。日本チームが出展していることもあり、FNATICやRIDDLE、PULVEREXなどのブースが盛り上がっていた。さらに、驚いたことに日本チームのブースだけでなく、DreamFireやAllianceといった海外チームのブースも大盛況だった。
チームブースでは、ユニフォームやグッズなどが売られ、中には所属する選手と交流する時間を設けているチームも。その時はより多くのファンが詰めかけており、その熱量を感じた。

▲ひとりでも多くの方とお会いするために、空いている時間でファン対応する選手の皆さん

▲憧れの選手と写真が撮れる夢のような時間も!

▲筆者が一番驚いたのがDreamFireのブース。中国で人気が高いことは知っていたが、日本でも多くのファンが詰めかけるほど人気だった。かくいう筆者もDreamFireが好きです
続いて賑わっていたのは巨大ネッシーのエリア。ネッシーといえば『Apex Legends』のマスコット的な存在。その可愛さは言わずもがなで、たとえサイズが大きくなろうとも可愛さが健在だった。

▲ネッシーの首には「Apex Legends Asia Festival 2024 Winter」と書かれたメダルが! ちっちゃいピンクのネッシーもかわいい!
さらに、その周辺ではレジェンドの恰好をしたコスプレーヤーさんが写真撮影しており、ファンとの交流を楽しんでいた。定番のレイスやミラージュだけでなく、シーズン19で登場したコンジットのコスプレもあり、完成度の高さに驚かされた。

▲ローバのアルティメットやカタリストのスキルといった小物の作り込みがすごい
中でも、特にすごいなと感じたのはレヴナント。見た目もさることながら、写真撮影のポーズや仕草が完全にレヴナントそのもので、あまりの怖さに思わずゾッとしてしまった。

▲恐そうな見た目とは裏腹にかなり快く写真撮影に応じていて、ファンの方もかなり楽しんでいた。初めて見たときは後ずさりしちゃいました(笑)
ほかにも、オリンパスにあるファイトナイトをイメージした1v1専用ステージや、来場者とのパンチ力を競うパンチングマシーン、レジェンドとの写真が撮れるプリクラなどさまざまなものが用意されていた。

▲PS5やINZONEの最新モニターを使った1v1専用ステージが用意。最新機種にふれられるいい機会になっていた

▲実際にグローブをはめてそのパンチ力を競うというもの。いい記録を出した人は近くのミニターに掲示され、パンチ力を競いたい人たちで溢れていた

▲レジェンドと写真が撮れるプリクラ。開場と同時に列ができるほど人気だった

▲クレーンゲームにはジャンプパッドのクッションやネッシーのフィギュア、パスファインダーのぬいぐるみなどここでしか手に入らないような景品が用意されていた
こういった催しは純粋に楽しむのもいいが、ちょっとしたサプライズがあるのもうれしいポイント。今回のイベントでは、大和周平氏とshomaru7氏が撮影している場面に出くわしたり、Allianceのメンバーがクレーンゲームで遊んでいるシーンを見かけたりと、憧れの人たちを間近で見ることができた。

▲ステージイベントの合間に使用する映像の撮影中の一幕。大和周平氏とshomaru7氏をひと目見ようと周辺には多くのファンが詰め寄せた

▲Allianceのメンバー。撮影の一幕でクレーンゲームを遊ばれていたが、景品が取れなかったことを悔しがるHakis選手がすごく印象的だった
また、コミュニティエリアを練り歩く中で、日本のファンの方だけでなく、中国や韓国など海外から来たファンの方も多く見られた。そういったところからも『Apex Legends』というゲームの盛り上がりを肌で感じることができた。

▲選手がズラリと並ぶ巨大パネルでは、お気に入り選手と写真を撮るファンの方がチラホラ
いよいよステージイベントが開幕!
太鼓と書道のパフォーマンスは圧巻のひと言!
ステージイベントは太鼓と書道のパフォーマンスからスタート。『Apex Legends』お馴染みの楽曲に合わせて太鼓を演奏し、ステージの中央では大きな筆でなにやら文字を書いている様子。そして、書かれた言葉は「決戦」。これから行われるであろうプロやクリエイターたちの戦いを思わせる、そんな言葉が書かれていた。

▲力強いパフォーマンスを披露。日本の「和」にこだわった演出だと感じた
その後、ステージに多くのレジェンドが登場すると、ステージの中央にいるヴァルキリーがアルティメットのセリフを叫ぶ。すると、ステージが暗転し、再び光が戻ったときには総勢60名のプロがステージに立っていた。これには筆者もあまりのかっこよさに震えてしまった。

▲選手がモニターに映し出されると歓声が上がっていた。特に凄かったのはDreamFireだ
その後、Jung Youth氏が「Only One King」を披露した。これは『Apex Legends』シーズン2のトレーラーで使われていた楽曲だ。筆者にとっても懐かしい楽曲だったので、生で聞けてかなりノリノリになってしまった。

▲ライブが終わると、Jung Youth氏から日本語で「日本が大好きです」というサプライズも
プロたちの本気の戦い!
2日間にわたる激闘が今、始まる……
オープニングセレモニーが終わったところで、続いて行われるのは「PRO MATCH-Battle Royale」。ステージには田口尚平氏とshomaru7氏が登場し、簡単なルール説明を行った。こちらはDay1、Day2を通して計12試合を戦い、優勝者を決める試合となっている。いわば、本イベントのメインコンテンツだ。主なルールは「Apex Legends Global Series」(以下、ALGS)から採用しており、特別ルールなどはないため、プロのガチンコ勝負が見られる試合となっている。
続く選手入場のシーンでは、次々に選手たちが入場してくる。どのチームも拍手や歓声で迎えられたが、やはりFNATICやRIDDLE、DreamFireといった人気チームは大きな歓声が上がっていた。

▲選手が思い思いのポーズを取っていて、中にはくすっと笑ってしまうようなものも

▲中国や韓国チームに比べて、日本チームの選手はかなりはっちゃけてる印象。すごくリラックスしているようだった

▲FNATICはキメキメのポーズで登場したが、その後のインタビューで恥ずかしかったとコメントしていた(笑)
しかし、これらのチームよりも大きな拍手と歓声で迎えられたチームがいる。それがTSMとAllianceだ。特に、AllianceのYuki選手に対する声援が凄まじく、その甘いマスクに魅了されているファンが多かった。
そんなYuki選手はチームを抜けることが決まっており、この3人の試合が見れるのが最後という本イベント。有終の美を飾るように素晴らしいプレーをいくつも見せてくれた。

▲未だタイトルは手にしていないものの世界で有名なAlliance。そんなチームを日本で見られるなんて……

▲名実ともに世界王者のTSM!日本でも大きな声援が送られていた
60名がそろったところでいよいよ試合がスタート。キルが発生するものの目立ったチームファイトが起きない第1試合だった。しかし、AllianceとFNATICの戦いをきっかけに各地で戦いが始まる。ヨーロッパで屈指のフィジカル(撃ち合いの強さ)を持つAllianceに日本のFNATICがどこまで通用するのか、会場が固唾を飲んで見守る。軍配はAllianceに上がったのだった。
これをきっかけに各地で戦いが繰り広げられていく。戦闘エリアは狭まって部隊数も減り、気づけば最終安置、残り3部隊になっていた。RIDDLE、REIGNITE、TSMが残る中、日本チームの初チャンピオンが見れるか? と思いきや、落ち着いた立ち回りでTSMが危なげなく勝利。この日初めてのチャンピオンを獲得した。
続く2戦目はREJECT WINNITY、3戦目はDreamFireがチャンピオンを獲得し、この日の前半戦が終了。日本勢のチャンピオンはお預けとなった。

▲「あぁ……」「えぇっ!」という落胆したり、驚いたりする声もちらほら。思わず声が出てしまうのがFPS観戦の醍醐味!
試合中は推しチームが映し出されると応援したくなるものだが、ひと際歓声が大きかったのはDreamFire。今までのALGSでも映し出されるたびにDreamFire応援団の歓声が大きかったが、それはこの日も健在で応援している姿がよく見られた。
筆者はオフライン大会を生で見たことがなかったので、会場の飾りつけやステージを見たときの感動が凄まじく、目の前には配信でしか見たことがなかった空間が広がっていて、かなり興奮した。

▲試合中は負けたチームが暗く、生き残っているチームは明るく表示され、ひと目でわかるようになっていた。ALGSで見たことあるやつだ!

▲マッチでチャンピオンを取ると、3人が座っている席に「CHAMPION」の文字が
HIKAKIN氏、加藤純一氏、SHAKA氏が協力して戦うショーマッチがスタート!
ショーマッチでは日本、中国、韓国の人気クリエイターとプロがチームを組み、コントロールで対決するというもの。総当たりで全3試合が行われ、白熱した試合で会場を盛り上げた。
特に、HIKAKIN氏の人気が高く、入場シーンでもより声援が大きいと感じた。驚いたことにそんな声援を上げているのは会場にきた子どもたちだった。本イベントは大人だけでなく、子どもも多く見られ、『Apex Legends』が老若男女問わず人気になっているのは、いちファンとしてうれしいものだった。

▲緊張しているとコメントしていたものの、表情はすごくリラックスしているように感じたHIKAKIN氏。やはり大御所といった風格だった

▲加藤純一氏も緊張しているとコメント。果たして普段通りの力を出せるのか
試合は中国vs韓国、日本vs韓国、日本vs中国の順番で行われた。先ほどまでのガチガチな大会とは少し変わって、和やかな雰囲気が漂うショーマッチ。普段見られないストリーマーたちの真剣な表情やHIKAKIN氏、加藤純一氏、SHAKA氏が談笑しているシーンなど、ここでしか見られない姿が盛りだくさん。

▲キレ芸ばかりじゃない! 真剣な表情でプレーするボドカ氏
どの試合も面白かったが、特に白熱したのが日本vs韓国の試合。いっとき日本が13%ほどリードされてしまうものの、途中のミッションを達成したことで逆転に成功。そこから一進一退の攻防が続いていた。しかし、日本側が98.8%と追い詰めたところで韓国が逃げ切り、勝利を決めた。
コントロールならではの立ち回りが見られ、バトルロイヤルとはまた違った面白さがあった。

▲仲間と行動するのではなく、単独で攻め続けるYukio選手。永遠と別行動で攻めてくるYukio選手に中国チームも手を焼いていた様子
プライドとプライドがぶつかり合うチームデスマッチ!
続いて行われたのはプロ6名vsプロ6名によるチームデスマッチだ。日本、中国、韓国、TSMとAllianceの混合チームの計4チームが2日間にわたって総当たりを行い、優勝を決めるというもの。
どのチームも選りすぐりの選手が集まり、オールスター感があるのだが、TSMとAllianceのチームは別格。ほかでは見られないであろう特別なチームがここ幕張メッセに誕生していた。

▲日本チームの顔ともいえる選手がそろい踏み。一体どんな試合が見れるのか

▲もしも宇宙大会なんかが開かれたらおそらく集められるであろう6人。いわば地球代表なのだ
試合はどれも見応えがあって手に汗握る展開が多かった。特に、日本vs韓国の試合は時間制限がないのをいいことに、膠着(こうちゃく)する時間が非常に長く、お互いのプライドが全面に出た戦いが行われた。
続いて行われた中国vsTSMとAllianceの混合チームの試合。序盤はどちらのチームもキルを取り合う互角の勝負を見せていたが、混合チームが強豪としての力を見せつけ、徐々に差を広げていく。中国チームも負けじと粘るが一歩届かず、混合チームがその強さを見せつけた。
この日最後の試合は日本vs中国の試合。今までで一番激しいといっても過言ではないくらいの戦いが行われ、中国が持ち前のフィジカルを見せつけていく。日本も撃ち合いに応戦して打開を試みるも、中国が敷いた巧みな射線に苦しみ敗北となってしまった。
全体を通して白熱した試合が多く、プロが6人集まったからこそできるアビリティの合わせや撃ち合いが見られ、とても面白かった。

▲SangJoon選手のクレーバーは非常に強力。1発当てるたびに驚きの声が
新環境のストームポイントはいかに!?
Day1を1位で折り返すのは果たしてどのチームか?
この日最後のプログラムとなったのは「PRO MATCH-Battle Royale」。ここからは第4試合から第6試合までをお届けしていく。マップはオリンパスからストームポイントへと変わり、試合がスタート。前半でチャンピオンを取れなかった日本チームは反撃の狼煙を上げることができるのか……。
第4試合、ここまで不調だったFNATICが上位に食い込む大活躍を見せる。しかし、この日絶好調のREJECT WINNITYに阻まれ、チャンピオンを逃してしまう。それでも、見違えるような戦績を残したFNATIC残りの試合に期待が高まる。

▲競技シーンでお馴染みのストームポイントでは安定した立ち回りを見せるFNATIC。やはりここは彼らの庭なのか
続く第5試合はで世界王者のTSMが魅せる。いっとき不利な状況になってしまうものの、巧みな連携でその不利を覆して勝利する。多くの観客が「TSMが負けたかな?」と思っている中での逆転劇に会場からは大歓声。王者の風格を見せつけていく。極めつけはヴァルキリーのアルティメットを使用した立ち回り。「ALGS Year 3:Split1 Playoffs」で優勝を決めたあの日を彷彿とさせるような立ち回りで安置内の高所を取ることに成功した後、じっくりと戦線を押し上げていきチャンピオンを獲得した。
最終試合となる第6試合は最終安置にFNATICやKINOTROPE gaming などの日本チームが残る中、辛い時間を耐え切ってチャンスをつかんだREMARKABLE TEAMがチャンピオンを獲得した。

▲ファンや観客に向かって喜びの感情をあらわにしているのがすごく印象的だった
第6試合が終わったところでDay1は終了。特に印象的だったのはImperialHal選手の個人スタッツ。キル数、ダメージともにトップの結果を叩き出し、王者としての貫禄を見せつけていた。

▲ファンに向け優しい笑顔で手を振るImperialHal選手。こんな人が本当に味方にキレているなんて信じられない
今回取材したのはDay1だが、Day2の結果TSMが綜合優勝を果たした。さすが王者といったところ。これから開催されるALGSでの活躍にも注目だ。
まとめ
今回の取材を通して、筆者は『Apex Legends』の盛り上がりを肌で感じることができた。それはファンの多さやイベントの規模も影響しているが、何より選手やチームに対するファンの熱量が関係している。
冒頭でも書いたとおり、このイベントで何より盛り上がっていたのはチームブースだ。選手がいるいないに関わらず、多くのファンが詰めかけており、本当に好きというファンの熱量を感じた。加えて、その盛り上がっていたチームブースが日本チームだけではないことにも驚いた。
やはりカジュアルに大会を見ている方の多くは、FNATICやRIDDLE、PULVEREXなどの日本チーム知っているけど、TSMやAlliance、DreamFireといった海外チームは知らないという方がほとんどだろう。しかし、今回のイベントでは海外チームのブースも大変賑わっており、日頃から競技シーンを追っているファンの方が多くいたように感じた。もちろん筆者も競技シーンを追っているいちファンとして選手たちに生で会える空間というのは非常にステキなものだった。
今回のイベントでチームや選手を好きになった方、競技シーンに興味を持った方に朗報。ALGS Year4:Split4の日本シーンがいよいよ最終局面に向かっている。果たしてどのチームが世界大会へと出場するのか、今年最初の世界王者はどのチームなのか、日本勢初優勝はあるのか、まだまだ盛り上がっていく『Apex Legends』の競技シーンに目が離せない。筆者も日本チームが悲願の初優勝を成し遂げるその日まで応援し続けたい。
撮影:フリーダム山中
編集:いのかわゆう
【フリーダム山中プロフィール】

2022年より活動を始めた新人ライター。RPGやアクション、シューティングなど、さまざまなジャンルのゲームを愛している。最近では『VALORANT』や『Apex Legends』、『リーグ・オブ・レジェンド』などの競技シーンを視聴しており、暇さえあれば日本の大会だけでなく、海外の大会も見るほど競技シーンが好き。

2022年より活動を始めた新人ライター。RPGやアクション、シューティングなど、さまざまなジャンルのゲームを愛している。最近では『VALORANT』や『Apex Legends』、『リーグ・オブ・レジェンド』などの競技シーンを視聴しており、暇さえあれば日本の大会だけでなく、海外の大会も見るほど競技シーンが好き。
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- 【大会レポート】eスポーツチームREJECTが『リーグ・オブ・レジェンド』の国内リーグ「LJL 2025 IGNITE」で優勝!——国内3大会3連覇の快挙!
- eスポーツチームREJECTが、5月21日(水)〜6月22日(日)の期間に開催された『リーグ・オブ・レジェンド』の国内リーグ「LJL 2025 IGNITE」にて優勝。1月〜3月に開催された「LJL FORGE」、3月〜5月に開催された「LJL STORM」に続きストレートでの勝利を収めた。League of Legends Japan League(LJL)とは年間通して開催される国内リーグで、2025年はFORGE(1月〜3月)、STORM(3月〜5月)、IGNITE(5月〜6月)の3つのスプリットに分けて開催。上位6チームが「LJL FINALS TOURNAMENT」に進出し、優勝チームが国際大会「League of Legends Championship Pacific(LCP)」の昇格・降格トーナメントへの出場権を獲得する。https://taiyoro.gg/ja/ljl2025 <以下、ニュースリリースより>圧巻のストレート勝利で3連覇達成、LCP出場権を懸けた「LJL FINALS TOURNAMENT」へ挑む 株式会社REJECT(代表取締役:甲山翔也、以下「REJECT」)が運営するプロeスポーツチーム「REJECT」のLeague of Legends(以下「LoL」)部門が、公式大会『LJL 2025 IGNITE』にて優勝を果たしましたことをお知らせいたします。 決勝戦の対戦カードは、メインステージを5勝1敗で首位通過し、「DFM Academy」を破って勝ち上がったBCTと、3位通過から「VARREL YOUTH」「QT DIG∞」を連破して決勝に駒を進めたREJECTの顔合わせ。両チームはRound3ですでに一度対戦しており、REJECTにとっては雪辱をかけた一戦となりました。 両チームは決勝戦にふさわしい一進一退の攻防を展開する中、REJECTは要所を取り切る冷静な立ち回りで勝利を重ねていきました。特に第3試合では、ゴールドビハインドの状況下でSamver選手がアルティメットによるバロンスティールを決め、そこから一気に流れを引き寄せて逆転勝利。ネクサスを破壊し、セットカウント3-0でのストレート勝利となりました。 これにより、REJECTは「LJL 2025 FORGE」「LJL 2025 STORM」に続いて「LJL 2025 IGNITE」も制覇し、2025年シーズン国内3大会をすべてストレート勝ちで制する圧巻のパフォーマンスで3連覇を達成。獲得チャンピオンシップポイントも総合1位となり、次なる舞台「LJL FINALS TOURNAMENT」への進出を決定づけました。 REJECTはアジア太平洋地域の新リーグ「League of Legends Championship Pacific(LCP)」への出場権獲得を目指し、次に控える「LJL FINALS TOURNAMENT」(7月末~8月末開催)に挑みます。 今後ともREJECTならびにLeague of Legends部門へのご声援をよろしくお願いいたします。【League of Legends部門 ロスター】 ■ Kinatu(@Luna_kinatu)|Top ■ Forest(@LoL_F0REST)|Jungle ■ Recap(@Recaplol1)|Mid ■ Samver(@iseungyong61)|ADC ■ Raina(@rainadazo)|Support ■ VicaL(@vical0911)|Head Coach ■ TaNa(@TaNalol_)|Sub Coach【配信情報】 ■Youtube:https://www.youtube.com/@official_LJL ■Twitch:https://www.twitch.tv/leagueoflegendsjpLJLについて 2025年に行われるLoL Esportsエコシステムの変革により、LCPが新設されました。この変更に伴い、LJLはアジア太平洋地域のLoL Esportsの次の世代を担う選手の発掘・育成を行い、LCPへの挑戦を行う日本代表のチームを輩出する国内リーグとして本年1月より新たなスタートを切っています。【各トーナメントと開催スケジュール】 「LJL FORGE」(1月中旬~3月上旬) 「LJL STORM」(3月中旬~5月上旬) 「LJL IGNITE」(5月中旬~6月中旬) 「LJL FINALS TOURNAMENT」(7月末~8月末) ※LJL 2025 優勝チームは LCP 昇格・降格トーナメントへの出場権を獲得します。eスポーツチーム REJECTについて REJECTは2018年に発足した、株式会社REJECTが運営するプロeスポーツチームです。世界的に人気のゲームタイトル部門を多数展開する日本有数のeスポーツチームであり、ESPORTS WORLD CUP FOUNDATION CLUB PARTNER PROGRAM 2025のパートナーチームにも選出。累計賞金獲得額は国内1位を記録し、特にモバイルシューティングジャンルにおいては日本トップの実績を誇ります。 『PUBG MOBILE』部門では12度の世界大会を経て、2024年に日本チーム初の世界一を獲得。『Apex Legends』部門では「ALGS 2024」にてAPAC NORTH地域初の世界一を達成するなど、国際大会でも確かな成果を残しています。 Web:https://reject.jp/ X:https://x.com/RC_REJECT Instagram:https://www.instagram.com/rc_reject/ YouTube:https://www.youtube.com/c/REJECTesports株式会社REJECTについて 株式会社REJECTは、“EMPOWER GAMING LIFE ゲーマーをもっと豊かに”をミッションに掲げ、プロeスポーツチーム「REJECT」の運営を中心に、eスポーツを軸とした多角的な事業を展開しています。競技シーンでの成果追求に加え、ゲーミングギアの開発・販売、ストリーマー・VTuberのマネジメント、コンテンツ・イベントプロデュース、スポンサープロモーションなどを通じて、プレーヤーとファンの体験価値を高め、豊かなゲーミングライフの実現を目指しています。 会社名:株式会社REJECT(リジェクト) 設立:2018年12月 代表者:代表取締役 甲山翔也 所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目4-10 虎ノ門35森ビル 5階 公式サイト:https://reject.co.jp/ オンラインストア:https://brand.reject.jp/
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- 【結果速報 6月29日】 「Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6 頂」 はチームマノンが優勝! あくたがわ選手が「EVO 2025」参戦サポートを獲得
- 2025年6月28日(土)〜29日(日)、東京体育館にて、「Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6 頂」が開催された。「LEGENDUS」はストリーマーのSHAKAが主催するさまざまなゲームを用いた対戦イベント。その中でも『ストリートファイター6』(スト6)は特に人気で、「師弟杯」など何度も大会が行われてきた。今大会は『スト6』で初めて一般プレーヤーが参加できるイベントで、それぞれ1体ずつキャラを固定して戦う。DAY 1は一般参加者によるダブルエリミネーショントーナメントの順位により、異なるキャラクターを操る16名がDAY 2の決勝に進出できる。ただし、通過できるのは1位プレーヤーのみ。重複していない12名は決定し、残る4枠分は17位以下の選手の中で各キャラの最上位のプレーヤーがトーナメントを行い勝ち取るという方式だ。その結果、キャラが重複して空いている4枠をかけてその他のキャラ最上位プレーヤーによるトーナメントが行われ、決勝を戦う16名=16キャラが確定。抽選により対戦カードも決定した。DAY 1最終結果&DAY 2進出選手(キャラ)DAY 2は、決勝進出者のキャラを担当するストリーマーとタッグを組み、ダブルエリミネーションで対決。一般参加者同士、ストリーマー同士がBo3(2ゲーム先取)で戦い、1-1の場合は一般参加者同士でBo1に勝ったチームが勝利となる。グランドファイナル:チームマノン vs チームダルシム グランドファイナルは、ウイナーズを勝ち抜いた「チームマノン」と、ルーザーズから勝ち上がった「チームダルシム」。同じカードはウイナーズブラケット ラウンド2で「チームマノン」が一度勝利している組み合わせだ。あくたがわ vs harumyの試合は、先の試合の教訓を生かして、harumy選手がドライブラッシュで攻めていく姿勢を見せ、1ゲームを奪うが、差し返しからの投げでメダルを積み重ねていくあくたがわ選手のマノンが一枚上手で、2-1で勝利する。しかし、ストリーマー同士のSHAKA vs ありけん戦では、ありけん選手のトリッキーな空中技やワープからの攻めにSHAKA選手が一歩及ばず、1本取り返す。1-1で迎えたあくたがわ vs harumyの2戦目は、会場の応援も最高潮。互いに持てる力を出し切り、あくたがわ選手が勝利した。これにより、副賞としてあくたがわ選手とSHAKA選手は「EVO 2025」への出場権&渡航サポートが受けられる。 配信アーカイブ DAY 1 - メイン配信 DAY 2 - メイン配信 DAY 2 - ルーザーズ配信 Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6 頂https://www.redbull.com/jp-ja/events/legendus-street-fighter-6-itadaki