誰もが楽しめるeスポーツの普及と関連産業の振興を目的としたeスポーツイベント「東京eスポーツフェスタ 2024」が1月26日(金)〜28日(日)に開催。
『WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球』をはじめとする6競技の優勝者が決定した。
<以下、ニュースリリースより>


eスポーツの普及と関連産業の振興を目的として、eスポーツの競技大会と関連産業展示会等で構成するイベント「東京eスポーツフェスタ2024」を令和6年1月26日(金)~1月28日(日)の3日間にわたり開催しました。
5回目となる今回の開催は、東京ビッグサイト南1・2ホールでのリアルと、オンラインの双方のメリットを生かしたハイブリッドで開催し、競技大会やセミナーなどの企画をリアル会場で実施するとともに、YouTube等で配信しました。
3日間の総来場者数は約9千人、オンライン動画配信の総視聴数は約11万回となりました。
名 称:東京eスポーツフェスタ2024
日 程:令和6(2024)年1月26日(金曜日)から1月28日(日曜日)まで
開催方式:公式WEBサイト( https://tokyoesportsfesta.jp )
動画配信サイト(YouTube、ニコニコ生放送、OPENREC.tv、Twitch)
主 催:東京eスポーツフェスタ2024実行委員会
[東京都/(一社)日本eスポーツ連合/(一社)コンピュータエンターテインメント協会/(一社)日本オンラインゲーム協会/(株)東京ビッグサイト]
Official licensed videogame of World Baseball Softball Confederation "eBASEBALL"は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの日本およびその他の国と地域における登録商標または商標です。(C)Konami Digital Entertainment/Gran Turismo 7: TM & (C) 2024 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc./太鼓の達人(TM)ドンダフルフェスティバル & (C)Bandai Namco Entertainment Inc./(C) GungHo Online Entertainment,Inc. All Rights Reserved./(C)SEGA/ (C)MIXI


全国各地から多くの選手が参加したeスポーツ競技大会は、「WBSC eBASEBALL(TM)パワフルプロ野球」「グランツーリスモ7」「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」「パズドラ」「ぷよぷよカップ(ぷよぷよeスポーツ)」「モンスターストライク」の6種目で実施し、優勝した選手たちには東京都知事杯が贈呈されました。
また、同時開催された関連産業展示会では、都内に所在するeスポーツ関連の中小企業や団体、学校など、約50事業者がリアルブースやオンラインで出展するとともに、「企業対抗戦」や「ピッチイベント」を実施しました。
このほか、ビジネスセッション「サウジアラビアのeSports市場から見る日本のeSports市場の成長可能性」やセミナー「アンチ・ドーピング講演」などのさまざまなセミナーや、プログラミングにふれられる学習企画などを実施しました。
各種企画の実施概要は、以下のとおりです。なお、実施した各種企画は、会期後もYouTubeの東京eスポーツフェスタ公式チャンネルのアーカイブにてお楽しみいただけます。
会期初日のオープニングでは、東京eスポーツフェスタ2024実行委員会名誉委員長の小池百合子都知事がビデオメッセージにて、「eスポーツは、子どもからお年寄りまで、また、性別や障害の有無にかかわらず、色んな方が一緒に楽しめます。このことがeスポーツの奥深さを生み出しています。東京eスポーツフェスタが、eスポーツの裾野をさらに拡大させることを期待しています。白熱した試合が繰り広げられる3日間をどうぞお楽しみください。」とコメント。
また、実行委員会特別顧問であり一般社団法人日本eスポーツ連合の早川英樹会長が登壇し、「東京eスポーツフェスタは、eスポーツの普及と関連産業の振興を目的として実施しており、今年で5回目を迎えます。昨年中国で行われたアジア競技大会ではeスポーツが正式種目として採用され、また国際オリンピック委員会が主催するオリンピックeスポーツシリーズもシンガポールで開催されました。
今後も、2026年に愛知・名古屋で開催されるアジア競技大会を筆頭に、さまざまな国際大会が計画されています。この東京eスポーツフェスタからも、世界へ羽ばたく選手が生まれてくることを大きく期待したいと思います。また、競技大会だけでなく、展示会、セミナーや学習企画など、バラエティー豊富な企画になっております。ぜひ、ご視聴いただき、eスポーツの理解をいっそう深めていただければと思います。」とコメントしました。
さらに、公式アンバサダーであるにじさんじのライバー、ラトナ・プティさんの「皆さん、3日間盛り上がっていきましょう!東京eスポーツフェスタ2024、スタートでーす!!」という開会宣言で東京eスポーツフェスタ2024が開幕となりました。


●「グランツーリスモ7」決勝大会
PlayStation(R)5 / PlayStation(R)4用ソフトウェア『グランツーリスモ7』部門では、オンライン予選を勝ち上がった8名による決勝大会を実施。使用コース「富士スピードウェイ」を10周し、優勝者を決定しました。今回の大会では免許を取得できないティーンエイジャーが多く、当日発表の要素もあり、プレーヤーの適応力が試される激戦区の中でしたが、どれみ選手がみごとに優勝を勝ち取りました。

【優勝者】 どれみ選手
「最近ちゃんと練習していない中で予選でのポジション取りも失敗し、その中でまさか優勝できて本当にうれしい気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!」

●「WBSC eBASEBALL(TM)パワフルプロ野球」決勝大会
PlayStation(R)4、Nintendo Switchの両ハードのオンライン予選全国ランキングで2チームの各1位を獲得した2名と、当日予戦を勝ち抜いた2名、計4名による決勝トーナメントを実施。各試合には「けんき」「たいじ」も応援団長として対戦を見守りました。「冷静」チームながら正確かつ白熱のプレーを届けるショーラ選手がコールドゲームでみごと優勝を決めました。
【優勝者】ショーラ選手

「宣言通り打ちまくることができて最高です!」

●「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」決勝大会
オンライン予選や会場予選を勝ち上がった親子部門4組、一般部門8名で決勝トーナメントを実施しました。親子部門では激戦を戦い抜いたしはる親子のままぎまる選手・しはる選手が安定したプレーをみせ優勝を決めました。一般部門では去年の優勝選手はる~~~ん選手と正確さのkazemiyaび選手が僅差での試合を繰り広げ、3曲目ではたった250点差でkazemiyaび選手が勝利を勝ち取りました。

親子部門
【優勝チーム】「しはる親子」
ままぎまる選手(右)
今回初めて大会に参加したのですが、親子でとても楽しむ事ができました。緊張しましたが練習の成果を出せて良かったです。eスポーツがこれから更に盛り上がって欲しいと思います。
しはる選手(左)
人生初めてのトロフィーをもらえてすごくうれしかたし、楽しかったです。みんなとても強かったのでまた練習して出たいです。

一般部門
【優勝者】kazemiyaび選手
優勝、本当にうれしいです!!決勝戦はアーケード・家庭版の両方で公式大会優勝経験があるトッププレーヤーが相手ということもあり、自分自身の実力以外の要素も絡み合った上で掴み取れた勝利だと考えていますが、それを差し引いても彼を相手に戦って優勝できたことはとても価値のある経験だと思います。この経験を糧に上達を続けて、優勝の実績に相応しい腕前になりたいです!これからも頑張ります!!

●「パズドラ」決勝大会
優勝者に「プロライセンス認定権利」が与えられるパズドラは、アプリ内「ランキングダンジョン」にてオンライン予選が行われ、その上位選手たちによるリアル会場予選から勝ち上がった16名による決勝大会準決勝・決勝戦が実施されました。決勝戦では4人同時に参加する対戦を三本行い、合計スコアで勝者を決定するルールで行い、一本目は、はるまき選手が1位を獲得しましたが、二本目・三本目に連続して1位になった、となかい選手がそのまま優位を維持し、初優勝を決めました。

【優勝者】となかい選手
「気づいたらプロになっていました」

●セガ公式大会「ぷよぷよカップ」(ぷよぷよeスポーツ)決勝大会
今年はオープンの部(小学生以上)で、優勝者にはプロライセンス取得権が付与されるセガ公式大会「ぷよぷよカップ」が開催されました。小中学生選手が躍進する中、決勝戦は共にJeSU公認プロのdelta選手とともくん選手。delta選手が5本連取で先制するも、ともくん選手も負けじと5本連取で1セットを取り返し、両者1歩も譲らない試合展開に。

最終試合で繰り広げられた同時消しの応酬では、ともくん選手がdelta選手の1歩上を行き2年連続3度目の東京eスポーツフェスタ優勝を勝ち取りました。
【優勝者】 ともくん選手
「東京eスポーツフェスタ三年前と、去年優勝していて
三回目の優勝することができて本当にうれしいです。」

●「モンスターストライク」決勝大会
親子部門、一般部門の2部門で開催したモンスタース トライクは、それぞれ2名1組を1チームとし、オンライン予選やリアル会場予選を勝ち上がった親子部門8チーム、リアル会場予選を勝ち上がった一般部門32チームによる決勝トーナメントを実施しました。
親子部門では、終始、息の合った正確なプレーを見せた『リトルバード』が逆転優勝を決めました。一般部門ではBO3最終戦までもつれ込む大接戦の中『えすかるご!?』が優勝を獲得しました。

親子部門
【優勝チーム】リトルバード
空色選手(左)
楽しみながら全力を出せました。東京eスポーツフェスタ
では2022年の大会以来2度目の優勝ですが、去年の大会(
東京eスポーツフェスタ2023)では3位で悔しかったので
リベンジできてすごくうれしいです。
のーふぇいす選手(右)
多くの方々に支えられた大会で、現地でもたくさんの声援
をいただきました。娘用に簡略化した立ち回りで挑み、完
全手を見せることはできなかったのですが、いい結果が出
せました。応援してくれた方々に恩返しできたかなと思い
ます。

一般部門
【優勝チーム】えすかるご!?
吉村 武琉選手(左)
「MONST Xmas TOURNAMENT 2023」で出場者の強さに絶望し、本気で練習し挑みました。成長できた一カ月でしたし、結果も残すことができてうれしいです。基本的に難しいショットは自分が担当したのですが、簡単なショットだけで勝てる大会ではなく、相方(まそお選手)がしっかりと決めてくれていたので楽しみながらプレーできました。
まそお(右)
初めて出場した東京eスポーツフェスタで優勝できて、めちゃくちゃうれしいです。モンストのプロ選手である相方(吉村 武琉選手)が強すぎて横で圧倒されていました。相方がミスをする気がせず、自分が決めたら絶対勝てるという自信を持てたので、安心しながらプレーできました。
● 企業対抗戦
関連産業展示会の出展事業者有志が、「スーパーボンバーマン R 2」企業対抗戦を開催。初めてボンバーマンにふれる方にも楽しんでいただけました。そして見事優勝したのは、川上産業株式会社でした。
【優勝チーム】川上産業株式会社
「初参加の中イメトレを手伝ってくれたチームメンバーや野次…声援を届けてくれたメンバーのおかげで勝つことができました。とても楽しかったです!」
【参加事業者】(50音順)
AMORIS/株式会社スマートスタート/川上産業株式会社
● ピッチイベント
関連産業展示会に出展する4事業者が、eスポーツ関連産業活性化に向けた新規サービスや製品などに係るアイデアのプレゼンテーションを行い、2名の専門家が審査した結果、株式会社PACkageが最優秀賞を受賞しました。
【最優秀賞】
株式会社PACkage
「地域社会の絆を深めるアプリ」
プレゼンター:伊東 アレキサンダー様
「選ばれると思っていなかったので正直ビックリしています。eスポーツやゲームをただ遊ぶだけでなく、人と人との絆をつなぐきっかけとして意識している方が自分以外にもいることに気づけて良かったです。ありがとうございます。」
【参加事業者及びプレゼンテーションテーマ】(発表順)
・株式会社PACkage
「地域社会の絆を深めるアプリ」
・ピーコック魔法瓶工業株式会社
「ゲーミングボトル・ゲーミングタンブラー」
・あけび動作の学校株式会社
「スマホの新しい持ち方 ハンガーリング」
・株式会社メイクウィル
「三本の矢の施策」
【審査員】
東京都eスポーツ連合 会長 筧 誠一郎
株式会社HLD lab 代表取締役 岡田 大士郎
『WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球』をはじめとする6競技の優勝者が決定した。
<以下、ニュースリリースより>
「東京eスポーツフェスタ2024」開催概要


eスポーツの普及と関連産業の振興を目的として、eスポーツの競技大会と関連産業展示会等で構成するイベント「東京eスポーツフェスタ2024」を令和6年1月26日(金)~1月28日(日)の3日間にわたり開催しました。
5回目となる今回の開催は、東京ビッグサイト南1・2ホールでのリアルと、オンラインの双方のメリットを生かしたハイブリッドで開催し、競技大会やセミナーなどの企画をリアル会場で実施するとともに、YouTube等で配信しました。
3日間の総来場者数は約9千人、オンライン動画配信の総視聴数は約11万回となりました。
名 称:東京eスポーツフェスタ2024
日 程:令和6(2024)年1月26日(金曜日)から1月28日(日曜日)まで
開催方式:公式WEBサイト( https://tokyoesportsfesta.jp )
動画配信サイト(YouTube、ニコニコ生放送、OPENREC.tv、Twitch)
主 催:東京eスポーツフェスタ2024実行委員会
[東京都/(一社)日本eスポーツ連合/(一社)コンピュータエンターテインメント協会/(一社)日本オンラインゲーム協会/(株)東京ビッグサイト]
Official licensed videogame of World Baseball Softball Confederation "eBASEBALL"は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの日本およびその他の国と地域における登録商標または商標です。(C)Konami Digital Entertainment/Gran Turismo 7: TM & (C) 2024 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc./太鼓の達人(TM)ドンダフルフェスティバル & (C)Bandai Namco Entertainment Inc./(C) GungHo Online Entertainment,Inc. All Rights Reserved./(C)SEGA/ (C)MIXI


写真上:公式アンバサダー:ラトナ・プティ/写真下:メインMC「RaMu」(中央)、サブMC「村井理沙子」(右側)、アシスタントMC「あおこ」(左側)
全国各地から多くの選手が参加したeスポーツ競技大会は、「WBSC eBASEBALL(TM)パワフルプロ野球」「グランツーリスモ7」「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」「パズドラ」「ぷよぷよカップ(ぷよぷよeスポーツ)」「モンスターストライク」の6種目で実施し、優勝した選手たちには東京都知事杯が贈呈されました。
また、同時開催された関連産業展示会では、都内に所在するeスポーツ関連の中小企業や団体、学校など、約50事業者がリアルブースやオンラインで出展するとともに、「企業対抗戦」や「ピッチイベント」を実施しました。
このほか、ビジネスセッション「サウジアラビアのeSports市場から見る日本のeSports市場の成長可能性」やセミナー「アンチ・ドーピング講演」などのさまざまなセミナーや、プログラミングにふれられる学習企画などを実施しました。
各種企画の実施概要は、以下のとおりです。なお、実施した各種企画は、会期後もYouTubeの東京eスポーツフェスタ公式チャンネルのアーカイブにてお楽しみいただけます。
オープニング
会期初日のオープニングでは、東京eスポーツフェスタ2024実行委員会名誉委員長の小池百合子都知事がビデオメッセージにて、「eスポーツは、子どもからお年寄りまで、また、性別や障害の有無にかかわらず、色んな方が一緒に楽しめます。このことがeスポーツの奥深さを生み出しています。東京eスポーツフェスタが、eスポーツの裾野をさらに拡大させることを期待しています。白熱した試合が繰り広げられる3日間をどうぞお楽しみください。」とコメント。
また、実行委員会特別顧問であり一般社団法人日本eスポーツ連合の早川英樹会長が登壇し、「東京eスポーツフェスタは、eスポーツの普及と関連産業の振興を目的として実施しており、今年で5回目を迎えます。昨年中国で行われたアジア競技大会ではeスポーツが正式種目として採用され、また国際オリンピック委員会が主催するオリンピックeスポーツシリーズもシンガポールで開催されました。
今後も、2026年に愛知・名古屋で開催されるアジア競技大会を筆頭に、さまざまな国際大会が計画されています。この東京eスポーツフェスタからも、世界へ羽ばたく選手が生まれてくることを大きく期待したいと思います。また、競技大会だけでなく、展示会、セミナーや学習企画など、バラエティー豊富な企画になっております。ぜひ、ご視聴いただき、eスポーツの理解をいっそう深めていただければと思います。」とコメントしました。
さらに、公式アンバサダーであるにじさんじのライバー、ラトナ・プティさんの「皆さん、3日間盛り上がっていきましょう!東京eスポーツフェスタ2024、スタートでーす!!」という開会宣言で東京eスポーツフェスタ2024が開幕となりました。

一般社団法人日本eスポーツ連合:早川英樹会長
eスポーツ競技大会

●「グランツーリスモ7」決勝大会
PlayStation(R)5 / PlayStation(R)4用ソフトウェア『グランツーリスモ7』部門では、オンライン予選を勝ち上がった8名による決勝大会を実施。使用コース「富士スピードウェイ」を10周し、優勝者を決定しました。今回の大会では免許を取得できないティーンエイジャーが多く、当日発表の要素もあり、プレーヤーの適応力が試される激戦区の中でしたが、どれみ選手がみごとに優勝を勝ち取りました。

【優勝者】 どれみ選手
「最近ちゃんと練習していない中で予選でのポジション取りも失敗し、その中でまさか優勝できて本当にうれしい気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!」

●「WBSC eBASEBALL(TM)パワフルプロ野球」決勝大会
PlayStation(R)4、Nintendo Switchの両ハードのオンライン予選全国ランキングで2チームの各1位を獲得した2名と、当日予戦を勝ち抜いた2名、計4名による決勝トーナメントを実施。各試合には「けんき」「たいじ」も応援団長として対戦を見守りました。「冷静」チームながら正確かつ白熱のプレーを届けるショーラ選手がコールドゲームでみごと優勝を決めました。
【優勝者】ショーラ選手

「宣言通り打ちまくることができて最高です!」

●「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」決勝大会
オンライン予選や会場予選を勝ち上がった親子部門4組、一般部門8名で決勝トーナメントを実施しました。親子部門では激戦を戦い抜いたしはる親子のままぎまる選手・しはる選手が安定したプレーをみせ優勝を決めました。一般部門では去年の優勝選手はる~~~ん選手と正確さのkazemiyaび選手が僅差での試合を繰り広げ、3曲目ではたった250点差でkazemiyaび選手が勝利を勝ち取りました。

親子部門
【優勝チーム】「しはる親子」
ままぎまる選手(右)
今回初めて大会に参加したのですが、親子でとても楽しむ事ができました。緊張しましたが練習の成果を出せて良かったです。eスポーツがこれから更に盛り上がって欲しいと思います。
しはる選手(左)
人生初めてのトロフィーをもらえてすごくうれしかたし、楽しかったです。みんなとても強かったのでまた練習して出たいです。

一般部門
【優勝者】kazemiyaび選手
優勝、本当にうれしいです!!決勝戦はアーケード・家庭版の両方で公式大会優勝経験があるトッププレーヤーが相手ということもあり、自分自身の実力以外の要素も絡み合った上で掴み取れた勝利だと考えていますが、それを差し引いても彼を相手に戦って優勝できたことはとても価値のある経験だと思います。この経験を糧に上達を続けて、優勝の実績に相応しい腕前になりたいです!これからも頑張ります!!

●「パズドラ」決勝大会
優勝者に「プロライセンス認定権利」が与えられるパズドラは、アプリ内「ランキングダンジョン」にてオンライン予選が行われ、その上位選手たちによるリアル会場予選から勝ち上がった16名による決勝大会準決勝・決勝戦が実施されました。決勝戦では4人同時に参加する対戦を三本行い、合計スコアで勝者を決定するルールで行い、一本目は、はるまき選手が1位を獲得しましたが、二本目・三本目に連続して1位になった、となかい選手がそのまま優位を維持し、初優勝を決めました。

【優勝者】となかい選手
「気づいたらプロになっていました」

●セガ公式大会「ぷよぷよカップ」(ぷよぷよeスポーツ)決勝大会
今年はオープンの部(小学生以上)で、優勝者にはプロライセンス取得権が付与されるセガ公式大会「ぷよぷよカップ」が開催されました。小中学生選手が躍進する中、決勝戦は共にJeSU公認プロのdelta選手とともくん選手。delta選手が5本連取で先制するも、ともくん選手も負けじと5本連取で1セットを取り返し、両者1歩も譲らない試合展開に。

最終試合で繰り広げられた同時消しの応酬では、ともくん選手がdelta選手の1歩上を行き2年連続3度目の東京eスポーツフェスタ優勝を勝ち取りました。
【優勝者】 ともくん選手
「東京eスポーツフェスタ三年前と、去年優勝していて
三回目の優勝することができて本当にうれしいです。」

●「モンスターストライク」決勝大会
親子部門、一般部門の2部門で開催したモンスタース トライクは、それぞれ2名1組を1チームとし、オンライン予選やリアル会場予選を勝ち上がった親子部門8チーム、リアル会場予選を勝ち上がった一般部門32チームによる決勝トーナメントを実施しました。
親子部門では、終始、息の合った正確なプレーを見せた『リトルバード』が逆転優勝を決めました。一般部門ではBO3最終戦までもつれ込む大接戦の中『えすかるご!?』が優勝を獲得しました。

親子部門
【優勝チーム】リトルバード
空色選手(左)
楽しみながら全力を出せました。東京eスポーツフェスタ
では2022年の大会以来2度目の優勝ですが、去年の大会(
東京eスポーツフェスタ2023)では3位で悔しかったので
リベンジできてすごくうれしいです。
のーふぇいす選手(右)
多くの方々に支えられた大会で、現地でもたくさんの声援
をいただきました。娘用に簡略化した立ち回りで挑み、完
全手を見せることはできなかったのですが、いい結果が出
せました。応援してくれた方々に恩返しできたかなと思い
ます。

一般部門
【優勝チーム】えすかるご!?
吉村 武琉選手(左)
「MONST Xmas TOURNAMENT 2023」で出場者の強さに絶望し、本気で練習し挑みました。成長できた一カ月でしたし、結果も残すことができてうれしいです。基本的に難しいショットは自分が担当したのですが、簡単なショットだけで勝てる大会ではなく、相方(まそお選手)がしっかりと決めてくれていたので楽しみながらプレーできました。
まそお(右)
初めて出場した東京eスポーツフェスタで優勝できて、めちゃくちゃうれしいです。モンストのプロ選手である相方(吉村 武琉選手)が強すぎて横で圧倒されていました。相方がミスをする気がせず、自分が決めたら絶対勝てるという自信を持てたので、安心しながらプレーできました。
関連産業展示会
● 企業対抗戦
関連産業展示会の出展事業者有志が、「スーパーボンバーマン R 2」企業対抗戦を開催。初めてボンバーマンにふれる方にも楽しんでいただけました。そして見事優勝したのは、川上産業株式会社でした。
【優勝チーム】川上産業株式会社
「初参加の中イメトレを手伝ってくれたチームメンバーや野次…声援を届けてくれたメンバーのおかげで勝つことができました。とても楽しかったです!」
【参加事業者】(50音順)
AMORIS/株式会社スマートスタート/川上産業株式会社
● ピッチイベント
関連産業展示会に出展する4事業者が、eスポーツ関連産業活性化に向けた新規サービスや製品などに係るアイデアのプレゼンテーションを行い、2名の専門家が審査した結果、株式会社PACkageが最優秀賞を受賞しました。
【最優秀賞】
株式会社PACkage
「地域社会の絆を深めるアプリ」
プレゼンター:伊東 アレキサンダー様
「選ばれると思っていなかったので正直ビックリしています。eスポーツやゲームをただ遊ぶだけでなく、人と人との絆をつなぐきっかけとして意識している方が自分以外にもいることに気づけて良かったです。ありがとうございます。」
【参加事業者及びプレゼンテーションテーマ】(発表順)
・株式会社PACkage
「地域社会の絆を深めるアプリ」
・ピーコック魔法瓶工業株式会社
「ゲーミングボトル・ゲーミングタンブラー」
・あけび動作の学校株式会社
「スマホの新しい持ち方 ハンガーリング」
・株式会社メイクウィル
「三本の矢の施策」
【審査員】
東京都eスポーツ連合 会長 筧 誠一郎
株式会社HLD lab 代表取締役 岡田 大士郎
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- 【結果速報 9月15日】Ultimate Fighting Arena 2025 スト6部門優勝はさはら! ——kingsvegaとの日本人対決を制す
- 2025年9月12日(金)〜14日(日)(現地時間)に格闘ゲームのeスポーツ大会「Ultimate Fighting Arena 2025(UFA 2025)」がフランス・パリで開催された。『ストリートファイター6(スト6)』部門は、年間王者を決める世界大会「CAPCOM CUP 12」のポイントが獲得できる「カプコンプロツアー 2025(CPT 2025)」のプレミア大会に位置づけられている。TOP 48はまさに世界中のトッププレーヤーが集結したドリームマッチ。その中で、地元欧州のプレーヤーの活躍も光った。日本勢は、13位にひぐち、17位にりゅうせい、小路KOGらが入った。Ultimate Fighting Arena 2025とはUltimate Fighting Arenaは、格闘ゲームに特化したヨーロッパ最大のフェスティバル。トッププレイヤー、ファンらが集結し、8つのトーナメントと、6つのコミュニティイベント、2つのアーケードイベントを実施。さらに会場では自分のPCなどを持ち寄ってオフラインで遊ぶ「BYOC」も実施される。 Ultimate Fighting Arena 2025 結果 TOP 8はこれまでのプレミア大会とはやや傾向が異なり、各国の実力派プレーヤーの中でも、今季上位に上ってこなかった顔ぶれが目立った。ウイナーズ側は日本のkingsvega、さはら、カナダのRiddles、北米のNephewの4名が名を連ね、ウイナーズファイナルでは日本人対決をさはらが勝利する。一方、ルーザーズ側はスウェーデンのJuicyjoe、チリのBlaz、北米のNoahTheProdigy、英国のbroskiが残ったが、ウイナーズから降りてきたNephewとRiddlesを下したBlazがルーザーズファイナルへ。しかしkingsvegaがBlazを下し、グランドファイナルは再び日本人対決となる。一度は敗れているkingsvegaにとっては厳しい再戦だが、それ以上にさはらの覚醒は止まらなかった。機動力と意外な動きが持ち味のブランカながら、無敵技、投げ、ドライブラッシュなどあらゆる技がさはらのEDに届かない。kingsvegaもタイムアウトを取ってリズムを変え、1ラウンドを奪ったものの、この日のさはらを止めることはできず、3-0のストレートでさはらが優勝を決めた。▲読み合いの結果とはいえ、ここは食らうだろうというODローリングをガードし、投げへのシミー、対空が出ない場面でのジャストパリィなど、❝覚醒❞したさはらのED。終わってみれば最終ラウンドはパーフェクトとまさに完璧な勝利だった さはらは優勝インタビューで、「この大会は僕の集大成だと思っていました。前回悔しいところで終わったので勝ててうれしいです」とコメント。満面の笑みで❝さはらコール❞に応えた。順位所属チーム|選手名1 さはら 2 kingsvega(きんぐすべが) 3 2Game |Blaz(ぶらず) 4 Riddles(りどるず) 5 NoahTheProdigy(のあざぷろでぃぎー) 5 Team Liquid|Nephew(ねふゅー) 7 |Juicyjoe(じゅーしーじょー) 7 Team Liquid|broski(ぶろすきー) これでさはらは「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得。「SFL World Championship 2025」ですでに「CAPCOM CUP 12」の出場権を持っている現メンバーとともに、Good 8 Squadのメンバー全員が出場することが決まった。また、「CAPCOM PRO TOUR 2025」のポイントは、優勝者を除き2位以下に順次与えられるため、2位にBlaz、今大会で準優勝を獲得したkingsvegaが6位に急浮上。8位でも310点と上位争いがさらに過酷さを増している。配信URL ■Day1 日本時間 9月13日(土)YouTube:https://youtube.com/live/CuMgUh1KQ9sTwitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■Day2 日本時間 9月14日(土)YouTube:https://youtube.com/live/ESmy9rhc4QUTwitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■Day3 日本時間 9月15日(月・祝)YouTube:https://youtube.com/live/IlW-0e8-jsITwitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■関連リンクstart.gg:https://www.start.gg/tournament/ultimate-fighting-arena-2025-3/details© CAPCOM
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- 【現地レポート+インタビュー】東京で2回目のVCTが開催! 日本チーム不在でもスーパープレー連発で大熱狂——VCT Pacific Stage 2 Finals Tokyo
- 『VALORANT』の国際リーグである「VCT Pacific Stage 2」の準決勝・決勝戦が、8月30日(土)~31日(日)にアリーナ東京ベイにて開催された。プレーオフで勝ち進んだ上位3チームが、この日本に集結し、トップレベルの白熱した戦いを繰り広げた。▲試合会場は千葉県船橋市の「LaLa arena TOKYO-BAY」。最高気温は37℃の猛暑日の中、たくさんのVALORANTファンが押し寄せた Day 1に行われた準決勝(Lower Final)では、🇭🇰TALON(🇭🇰TLN)対🇮🇩Rex Regum Qeon(🇮🇩RRQ)が対決。Day 2の決勝戦(Gran Final)では、準決勝戦の勝者を🇸🇬Paper Rex(🇸🇬PRX)が待ち構える。▲Day 1にはプロ・ストリーマー混合チームのショーマッチ、Day 2にはラッパー・千葉雄喜によるライブパフォーマンスが実施 今大会の準優勝以上の結果を収めたチームは、9月~10月にかけてフランス・パリで開催される世界大会「VALORANT Champions 2025」への出場権を獲得することができる。Pacific全体では4枠あるうち、2枠が決定する重要な試合である。日本チームは不在——だが海外チーム相手にも熱い声援 VCTが日本で開催されるのは、2023年のMasters Tokyo以来。残念ながら、日本代表のZETA DIVISIONはグループステージ敗退、DetonatioN FocusMeはプレーオフ初戦敗退という結果に終わっており、またもや日本チーム不在のまま開催されることとなった。▲中央にある円形のステージを、ぐるりと囲むように観客席が設けられている。縦に広がるような構造のおかげで、選手との距離はかなり近く感じた(叫び声が席からでも聞こえるほど) ▲さまざまなチームグッズを身にまとうファンの姿が多く見られた。このような国際大会は、海外チームを目にすることのできる貴重な機会だ とはいえ、会場の熱い声援は、日本チーム不在ということを感じさせないレベルであったことは間違いない。現場にいる海外メディアの記者も、自国のチームがいない中でもこれだけ盛り上がるということに驚いているようだった。▲おなじみの応援ボード。配信カメラで頻繁に映されるせいか、クスッと笑えるインパクト大なものも多かった ▲前列の一部席の観客は、花道に入って選手たちと生で交流することができる! ファンにはたまらない最高の瞬間だ Pacific王者を決める激戦 さて、決勝戦の様子もレポートしていこう。準決勝で勝利を決めたのは、🇮🇩RRQであった。🇭🇰TLNに先制2マップを取得されるも、その後は持ち直して2マップを逆に連取。5マップ目に突入したが、オーバータイムにまでもつれ込む激戦の末に、🇮🇩RRQが白星を獲得した。▲序盤は🇭🇰TLNにペースを持っていかれた🇮🇩RRQ。だが後半になるにつれ本調子を取り戻し、最終マップでは持ち前の粘り強さを見せ、見事に勝利を決めた(https://www.youtube.com/live/hKa_O9nb1QI?si=jcOZObDlW11KJUWy&t=25268) 翌日の決勝戦では、初代Pacificリーグの王者である🇸🇬PRXが立ち向かった。両チームともビザの問題により欠員が危ぶまれたものの、すべてのメンバーが無事に来日することができた。▲Masters Tokyoではビザの関係で出場できなかったsomething(スミス)選手が無事に到着 試合は終始🇸🇬PRXの独壇場であったといっても過言ではない。開幕から2マップを連取し、早々に王手をかける🇸🇬PRX。特に第2マップの「アセント」では、開幕から10ラウンドを練習し、早々に12-1でマッチポイントへ。🇮🇩RRQも攻守交代後に必死に抵抗するが、さすがに11ラウンド差からの勝利は絶望的であった。▲試合開始直後から魅せる、d4v4i選手の1on2クラッチ。勢いに乗っているはずの🇮🇩RRQに、真正面からフィジカルで叩きのめす(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=gwEhehFNQj7U8pk6&t=7835) 🇮🇩RRQは第3マップをなんとか返すものの、その後の第4マップでも依然として🇸🇬PRX優位の状況が続いた。▲おなじみの大胆かつ攻撃的な動きで、ひとりずつ敵を殲滅。🇸🇬PRXはこのラウンドを獲得し、マッチポイントへ(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=5g1o1jxN9ePp9pP4&t=15937) ▲12-7で迎える第20ラウンド、マッチポイントの🇸🇬PRXは勝ち切るためにタイムアウトを取得した ▲1on1にまで持ちこんだ🇮🇩RRQだったが、見事勝利したのは🇸🇬PRX。二度目となるPacific王者に輝いた(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=NYEZZkP9KDZ6YnY1&t=16343) ▲トロフィーをかかげる選手たち。まさに王者にふさわしい、圧倒的な戦いであったことは間違いない! まるでライブ会場——進化した最新鋭の会場演出 やはり特筆すべきは、会場演出の迫力だ。写真だけでも「美しさ」が伝わってくると思うが、やはり照明や音楽も含めたさまざまな演出が絡み合い、試合をより興奮させるような工夫がされている。▲試合開始前には音楽が流れ、観客席からは手拍子が。まるでライブ会場のように、観客をさらに熱狂させる演出が随所に散りばめられていた ▲タイムアウト中やスーパープレーの後には、このような特殊な照明効果が現れる。特に上階から観ると、かなり幻想的な演出が体験できた さらに決勝戦では、全観客に対してリストバンド型ライトが配布され、会場の雰囲気をより賑やかなものにしていた。このデバイスはただ光るものではなく、試合の展開ごとに自動的に色が変わる。▲座席に貼られる形で用意されたライトは、試合後にそのまま持ち帰ることができる。試合中は自動的に点灯・消灯するが、家に持ち帰った後は普通に使用できるようになる(側面のボタンを押すとさまざまな色で点灯する) ▲🇸🇬PRXが優勝すると、リストバンドはチームカラーのピンク色に! ▲観客席に現れる「PRX」の文字。座席単位で色をコントロールできる最新技術が使われている(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=Sc3Nl3-0WDXHCHz3&t=16397) 会場の外でも楽しめる!オフライン大会ならではの催しも 試合会場の外には、さまざまなブースが用意されていた。試合以外にも、飽きさせないためのさまざまなコンテンツが目白押しだ。▲画面をタッチするとカウントダウンが始まり、パシャリと撮影。友達と一緒にイベントに来た思い出を残そう! ▲写真はその場で印刷されて、実際にもらうことができるぞ! ペンも用意されているので、プリクラのように落書きをするのもオススメ ▲VCT Pacific限定のグッズを求め、ブースには長蛇の列。人気の商品は、試合開幕前には既に売り切れになっていたほどだ ▲巨大ウィングマンをバックに、ちびウィングマンとツーショット ▲スパイクと箱で記念撮影。普通に解除してもよし、箱の後ろに隠れて解除するもよし ▲インテルブースでは「BOT撃ち」を行うことのできるコーナーが用意されていた。好成績を収めれば、先着順に限定グッズが手に入る。なかなか成功者が現れなかったものの、4回以上挑戦してクリアした猛者もいたのだとか ▲インテルのブースでは他にも、抽選会のようなものも実施されていた。なんらかの限定グッズが当たるらしい ▲TenZのサイン付きマウス(1等)を当てた豪運の持ち主! 個人的なイチオシは、やはりレッドブルブースの「チェキ」が撮影できるコーナー。イベントの思い出にと、形に残るものが手に入るのはうれしい。🇸🇬PRX優勝インタビュー 最後に、メディア合同で行われた🇸🇬PRXの優勝後インタビューの内容をお届けしよう。▲左からPatMen(ぱっとめん)、f0rsakeN(ふぉーせいくん)、something(すみす)、Jinggg(じん)、d4v4i(だばい)、alecks(あれっくす)コーチ ——まずは選手とコーチの皆様から、ひと言ずつメッセージをお願いします。PatMen:厳しい試合だったし、昨日と今日で2日連続で対戦している🇮🇩RRQの方が、いい流れだったかもしれません。しかし、自分たちがお互いを信頼し合い、止まることなく強い気持ちでプレーしたことが、勝つことのできた要因であると思います。f0rsakeN:最初の2マップまでは、自分たちのプレーがしっかりできたと思います。ただ第3マップからは、自分たちのミスもあり、相手に流れが移ってしまった印象がありました。その後の第4マップでは、自分たちの流れを取り戻すことができ、自分たちのプレーができたと思います。Jinggg:プレーについては同じ思いで、今日は勝てて本当にうれしいです。前回の🇮🇩RRQ戦では負けてしまったのですが、今回はリベンジを果たすことができました。d4v4i:チーム全員のプレーを誇りに思います。ひとりひとり素晴らしいパフォーマンスを出せて、プレースタイルだけでなくメンタル面においても自分たちの強さを発揮できたと思います。(🇮🇩RRQに)リベンジができてとてもうれしいです。今回は全員が日本に来られて良かったです。特にイリア(something選手の本名)にとってはかつてプレーしていた場所でもあるので、残りの時間で日本を楽しみたいと思います。something:今までを振り返って、何よりも重要だったのは「Esports World Cup」や「VCT Masters Toronto」などで大変なことがありながらも、その後の「VCT Pacific Stage 2」では力強くスタートを切れたことだと思います。🇮🇩RRQや🇰🇷Gen.Gのように、自分たちを研究して戦ってくるチームもあり、苦戦を強いられることも覚悟していました。それでもプレーオフ前に負けたのは🇯🇵ZETA戦だけで、ステージ全体を通して3マップしか落としておらず、今シーズン全体を見ればとてもいい結果だったと思います。そして、日本は僕にとっては第二のホームのような場所です。自分のキャリアが始まった地でもありますので、この日本に戻ってこれたということを大変うれしく思います。alecksコーチ:この「ボーイズ」たちを誇りに思います。長いシーズンでしたが、全員でここまで頑張ってきました。何よりもうれしいのは、日本でこれだけたくさんの人たちの前でプレーができたことです。声援を聞くのも最高で、みんなが集中して試合を見てくれていることがとてもうれしかったです。また、イリア(something選手)を連れて来ることができたのも良かったと思います。2023年の「Masters Tokyo」では、MVPに選ばれてもおかしくないパフォーマンスであったにも関わらず、日本に連れてくることができませんでした。なので、今回は全員がそろって日本に来られて良かったです。あとは……MVPの人にディナーをおごってもらいたいですね(笑)。▲MVPに選ばれたのはsomething選手。圧倒的なパフォーマンスを考えれば、納得せざるを得ないチョイスだ ——PatMen選手に質問です。日本に来て楽しかった思い出や、美味しかった食べ物はありますか?PatMen:まず第一に、親切な人ばかりだと思いました。日本は満喫できているのですが、ただ今は試合続きで外に出られていません。さっきd4v4iが話をしていた「一蘭」に行ってみたいです(笑)——今日の🇮🇩RRQ戦に点数をつけるなら、何点くらいだと思いますか?alecksコーチ:ロータス(第3マップ)は2点、それ以外は9点をあげてもいいと思います。2点の理由は、自分たちが何もできなかったこと。そして、自分たちの作戦や連携も含めて、思うようにプレーができなかったためです。——トロフィーの上にいる「Bok」君は勝利にどのくらい貢献しましたか?alecksコーチ:ずっとコーチングブースにいたので、10%くらいですね(笑)▲トロフィーの上に鎮座するのは、🇸🇬PRXのマスコットキャラクターである「Bok」。チームの勝利にはあまり貢献できてはいないようだ ——今回の試合において、マッププールについての有利はありましたか?alecksコーチ:やはりマップアドバンテージは大きかったです。特に🇮🇩RRQの「アイスボックス」は世界でも有数の強さを誇りますが、今回マッププールから外れていたのは幸運でした。——something選手がMVPを取った理由はなんだと思いますか?alecksコーチ:「Masters Toronto」から戻ってきてからは、彼は生まれ変わったかのように強い選手になりました。恐れを知らず、キルを取りまくり、ヨル使いの中では右に出るものはいないと言っても過言ではありません。だからこそ、MVPに選ばれたのだと思います。——d4v4i選手とJinggg選手にお聞きします。2年前にも日本で戦った経験があると思いますが、当時と今回とでプレーの感覚の違いなどはありましたか?d4v4i:今のチームは、以前よりもお互いにより正直にいられるようになったと思っています。もちろん前から親しい仲ではあったのですが、今回のほうがよりオープンに接することができていると思います。特に今シーズンは、よりチームでの関係性を育むことができたので、パフォーマンスやメンタル面においてもいい効果をもたらしていると感じます。d4v4i:(Jinggg選手にマイクを向けながら)答える?Jinggg:いや大丈夫。d4v4i:残念(笑)。▲記者会見中にも、仲が良さそうに雑談するJingggとd4v4i ——今年パリで開催される「VALORANT Champions 2025」には、🇰🇷T1と🇰🇷DRXも出場します。この2チームについてはどう思いますか?alecksコーチ:今年は🇰🇷DRXと🇰🇷T1の両方に1回ずつ負けましたが、こちらも逆に1、2回……もしかすると3回ほど勝っています。どのチームも強い相手で、特に🇰🇷DRXはプレーオフの後に調整する時間もあるので、戦い方を変えてきて、新バージョンの🇰🇷DRXを見せてくるかもしれません。🇰🇷T1についても、ここは非常に用意周到なチームであり、次のビッグイベントに向けて着々と準備を進めていると思います。強敵であることには間違いないので、こちらも作戦をよく練って、かなり準備しなければいけません。自分たちが勝つとは思いますが、とても大変な道であるとは思います。まとめ 2年前の「Masters Tokyo」を思い出させるほど、爆発的な声援の熱量が印象的な大会であったことは間違いない。選手たちとの距離の近さに、すさまじいスーパープレーの連発。そして、それらをドラマティックに盛り上げる会場演出の美しさ。ぜひ現地で観戦した人は、この感動を胸に刻みつけていただきたいところだ。ただやはり一点。今大会でも日本チームが不在であったという点は、非常に残念でならない。とはいえ2年前の「Masters Tokyo」の頃とは比べ、日本チームのレベルは非常に上がっていることは間違いない。🇯🇵DetonatioN FocusMe(🇯🇵DFM)は、かつての連敗を忘れさせるかのような快進撃を見せ、プレーオフ進出という快挙を成し遂げた。🇯🇵ZETA DIVISIONもプレーオフ進出こそ逃したものの、グループステージでは🇸🇬PRX相手にストレート勝利を収めるなど、決して他チームと比べて劣っているわけではない。▲第2マップ開始前に登場した🇯🇵DFMの選手たち(当時)。悔しい思いは幾度となく味わっただろうが、この1年は決して悪いものではなかっただろう(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=YnojHUuv0jDUBvBh&t=7698) ようやく「リーグ」というシステムにも慣れてきた中で、日本チームはどれだけ躍進できるのだろうか。日本チームも間違いなく進化しているが、それ以上に世界の壁は厚いことも事実だ。今後もし、3度目のVCT日本開催があり得るのならば、ぜひ日本チームの応援が現地でできることを願いたいばかりだ。撮影:まいる編集:いのかわゆう【まいるプロフィール】関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)
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- 【結果速報 9月7日】 「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」日本大会最初のウイナーはGO1!
- 『ストリートファイター6』の公式大会「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」日本大会 第1回が2025年9月7日(日)にオンラインにて実施され、GO1選手が今大会一度も敗れることなく、WWポイント50点を獲得した。本大会は『ストリートファイター6』の世界大会「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得するために各地域でオンライン開催される「ワールドウォリアー」のひとつ。オンライン大会だが、esports Style UENOにてパブリックビューイングも行われ、多くのファンが見守る中、過去最多となる2300人以上のエントリーで熾烈な戦いを繰り広げた。CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会とは『ストリートファイター6』にて、世界中のプレーヤーが年間チャンピオンを目指し、各地域で激戦を繰り広げる大会「CAPCOM Pro Tour 2025」。その大会群のひとつつである「ワールドウォリアー」は、世界各地域のトーナメントオーガナイザーによって数カ月にわたり複数回開催される。「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会」は、順位に応じてポイントが獲得できる5回の通常大会と、ポイント順位上位選手8名による決勝大会の全6回で構成される。今年の日本大会は「スーパーリージョン」として位置付けられ、「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得できるのは2名。1名は5回の大会で最もポイントを獲得した選手。もう1名は、2〜8位までの選手の直接対決により決定する。なお、今回の「ワールドウォリアー」の成績優秀者の中から、2026年に愛知県で行われる「アジア競技大会」の日本代表選手の選考大会でもある。 ワールドウォリアー 日本大会 #1 試合結果 「ワールドウォリアー」日本大会 #1は、昨年の同大会と比べて倍以上となる2300人以上がエントリー。すべての試合はオンラインで、プールではダブルエリミネーションのBo3、トップ8以降はBo5で行われた。エントリーの中には「ストリートファイターリーグ」や世界の大会で上位に食い込むプロも多い中、チーム等に所属していないアマチュアの中からも上位に食い込む選手が多く見られた。そんな中で、トップ8のウイナーズ側には、GO1、立川、どぐら、ヤナイという「ストリートファイターリーグ」の選手やコーチとしてなどで活躍するプロたちが勝ち上がり、GO1が立川、ヤナイを下して全勝を保つ。ルーザーズ側では若手のサトルがハイタニに、海外にも積極的に挑戦しているkingvegaがリーガーのこばやんに勝利したものの、ウイナーズから降りてきたどぐらがグランドファイナルに勝ち進んだ。迎えたグランドファイナルは、この日初めての対戦カードにして、CAG OSAKA時代の元同僚という関係。GO1の春麗に対してどぐらはエレナで挑むも、思うようにタッチできずにストレートで2本を奪われたところでベガにスイッチ。昨今話題の「ドライブインパクト」を織り交ぜながらどぐらが1本取り返す。そして迎えた第4ゲーム、どぐらペースで試合が進むものの、1タッチからGO1がコンボを叩き込む意地と意地のぶつかり合い。互いに体力も時間もない中で、GO1の執拗な中段攻撃が最後にヒットし、そのままSAで勝利を決めた。最終ラウンド、GO1がどぐらをバーンアウトさせた直後に、ドライブラッシュからの中段がヒット。残り3秒からのSAで勝敗が決した(https://www.youtube.com/live/0vwXdrIONBM?si=-VKxbSh2wXaZlux6&t=17063) 優勝したGO1はWWポイントとして50ポイントを獲得。「CAPCOM CUP 12」出場に向けて大きく弾みをつけた。順位所属チーム|選手名pt1 DetonatioN FocusMe|GO1 50pt 2 Crazy Raccoon|どぐら 40pt 3 IBUSHIGIN|ヤナイ 35pt 4 kingsvega 30pt 5 NORTHEPTION|サトル 25pt = Crazy Raccoon|立川 25pt 7 REJECT|ハイタニ 20pt = Saishunkan Sol 熊本・A.M.G|こばやん 20pt 配信URL CAPCOM Pro Tour ワールドウォリアー:https://sf.esports.capcom.com/cpt/jp/ワールドウォリアー 日本大会 #1:https://www.start.gg/tournament/world-warrior-2025-japan-1/details