2024年4月27日(土)~4月29日(祝・月)有明GYM-EXにて開催される格闘ゲームの祭典「EVO Japan 2024」にて、「ゲームアクセシビリティ体験会」がサイドイベントで開催される。

主催はバリアフリーeスポーツを提唱する株式会社ePARAで、所属選手である通称「チンコントローラー」で格闘ゲームをプレーするJeni氏や、全盲で音を頼りに戦うNAOYA氏もEVO Japan 2024に出場する。

<以下、ニュースリリースより>

顎格闘ゲーマー・Jeniと全盲ゲーマー・NAOYAが本大会に出場



バリアフリーeスポーツを提唱する株式会社ePARA(本社:埼玉県戸田市、代表取締役:加藤大貴)は、日本最大級の格闘ゲームの祭典「EVO Japan 2024」のサイドイベントとして、4月27日(土)9時30分より「ゲームアクセシビリティ体験会」を開催します。

当イベントでは、PlayStation(R)5用ソフト「ストリートファイター6」を用いて、「Access(TM)️コントローラー」を活用した対戦や、「ストリートファイター6」を通したサウンドアクセシビリティ体験などを行います。

また同日には、ePARA所属の顎格闘ゲーマー・Jeni、全盲ゲーマー・NAOYAおよびBlind Fortia所属のSasadan5が「ストリートファイター6」のトーナメントに出場します。

Jeniは、手足が不自由な中、自作の「顎コントローラー」を巧みに操る格闘ゲーマーです。今夏にラスベガスで開催される「EVO 2024」への出場を予定しており、その前哨戦として本大会に臨みます。

NAOYAは、先天性全盲のゲーマーです。同じく全盲のSasadan5とともに、視覚情報に頼らない「心眼プレー」で本大会に参戦します。「EVO2023」では、オランダ出身の全盲ゲーマーBlindWarriorSven選手の活躍が世界的なニュースとなりました。「EVO JAPAN 2024」で、日本の心眼ゲーマーが勝ち名乗りを上げることができるか、ご期待ください。

ご来場の皆様、ぜひ「ゲームアクセシビリティ体験会」のご参加と弊社所属ゲーマーへのご声援を、よろしくお願いいたします。

◾︎関連記事:
・『スト6』難病格闘ゲーマーが「EVOに出るため」クラファン開始。自作コントローラーで戦い続け、人生最大の夢に挑む理由を訊いた
https://automaton-media.com/articles/interviewsjp/20240328-287766/

・視覚情報に頼らない格闘ゲーム交流会「心眼PARTY 2023 powered by JEXER」参加レポート
https://epara.jp/post-16555/

・BlindWarriorSven (BLIND STREET FIGHTER PLAYER) PLAYS ON THE EVO MAIN STAGE!(BlindWarriorSven選手公式Youtubeチャンネル)

「ゲームアクセシビリティ体験会」概要


イベント名
「EVO Japan2024」サイドイベント「ゲームアクセシビリティ体験会」

実施目的
障害の有無に関わらず、遊びの多様性を遊んで学ぶことができる場を創出する。

開催日

2024年4月27日(土)9:30 ~ 14:00

開催会場
有明GYM-EX(ジメックス)
住所:〒135-0063 東京都江東区有明1丁目10-1

https://www.bigsight.jp/organizer/buildings/gym-ex/access.html
・ゆりかもめ・東京BRT「有明テニスの森」駅 徒歩5分
・りんかい線「国際展示場駅」 徒歩17分

開催概要
・心眼体験コーナー:サウンドアクセシビリティ体験・心眼ゲーマーとの対戦

・「Access コントローラー」体験コーナー:「Access コントローラー」を用いたダイナミックな操作の体験、「ストリートファイター6」を用いたダイナミック操作限定ミニトーナメント
使用タイトル
ストリートファイター6

参加方法
本大会に入場された方のみ参加可能。
事前申し込み不要、参加無料。
なお、本大会の入場チケットの販売は終了しております。

主催者
株式会社ePARA

協力
株式会社Yogibo

公式サイト

「EVO Japan 2024」公式サイト内サイドイベントページ:
https://www.evojapan.gg/events/#side_events

「心眼」とは


「心眼」とは、視覚情報を一切用いない、音重視の格闘ゲームプレースタイルです。攻撃・ガード・相手との距離などを音だけで判断し、闘います。

ePARAでは過去に、全盲ゲーマーが最強の心眼使いを決める「心眼CUP」、視覚障害者・晴眼者問わず参加して心眼プレーを行い交流を楽しむ「心眼PARTY」を開催しました。

「見えなくてもゲームができる!闘える!」
さぁ、あなたも、格闘ゲームを心の眼で楽しんでみよう!

心眼PARTY 2023 powered by JEXER ダイジェストムービー

「Access(TM)コントローラー」とは


「Access コントローラー」は、障害を持つ人などでもゲームが楽しめるように開発されたPlayStation(R)5用アクセシビリティコントローラーキットです。株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントにより2023年12月6日に発売されました。

多様なユーザーがより簡単に、快適に、長い時間ゲームを楽しめるよう、ボタンのレイアウトや割り当て変更、スティックの方向や感度の調整など、幅広いカスタマイズが可能。固定でき手でコントローラーを常に持つ必要がなく、360°回転するため、ユーザーに合わせて快適な角度で使用できます。
「2023年度グッドデザイン金賞 (経済産業大臣賞)」を受賞。

Access(TM)コントローラー体験会 ダイジェストムービー

ePARAから出場する格闘ゲーマーのご紹介


「EVO Japan 2024」には、ePARA所属の格闘ゲーマーであるJeniとNAOYAが、「ストリートファイター6」のトーナメントに出場します。

Jeni(畠山駿也)デュシェンヌ型筋ジストロフィーの格闘ゲーマー。自作の「顎コントローラー」を使って格闘ゲーム(ストリートファイターシリーズ)をプレーし、大会やイベントにも出場。
2021年ePARAに入社。2023年9月に自身の住む岩手県でイベント「HACHIMANTAI 8 FIGHTS」を企画、プロデューサーとして活躍。格闘ゲームを愛し、挑戦する姿は、国内外のさまざまなメディアに取り上げられています。

現在、今夏に米国ラスベガスで行われる世界大会「EVO 2024」への出場を目指して、海外遠征のためのクラウドファンディングを実施中。


◼関連情報:
・Jeni/畠山駿也 note
https://note.com/jenixo

・クラウドファンディング:CAMPFIRE「過去の夢に、今の自分で挑戦する‐難病格闘ゲーマーの海外遠征に力を貸してください。」
https://camp-fire.jp/projects/view/723371

◼主なメディア掲載/出演実績:
・ドイツ国際放送「ドイチェ・ヴェレ DW」Japanese Esports Fighters (2023/6/30)
https://p.dw.com/p/4TH5S

・HUFFPOST フランス版 Japon: avec l'eSport, ils combattent les cliches sur le handicap
https://www.huffingtonpost.fr/life/video/japon-avec-l-esport-ils-combattent-les-cliches-sur-le-handicap_205894.html

・NHK バリバラ みんなのためのバリアフリー・バラエティー「バリバラ流 eスポーツで生きていく!」(初回放送日:2024/4/4)出演
https://www.nhk.jp/p/baribara/ts/8Q416M6Q79/episode/te/E5KG4JKY6Y/

NAOYA(北村直也)先天性全盲のゲーマー。主に格闘ゲームをプレーし、自身もサウンドデザインに協力した「ストリートファイター6」では、アクセシビリティ機能を用いて必殺技を繰り出します。視覚情報に頼ることなく音声のみで戦況を判断しながら戦う「心眼CUP」や交流イベント「心眼PARTY」など数々のイベントで活躍するほか、セミナー等での講演や大学との共同研究も行っています。


◼関連情報:
・見えないからこその駆け引きがそこにある!「心眼CUP」の魅力
https://epara.jp/singancap-epara-220413/

・雪辱に向けて日々猛練習中!【Blind Fortia】-心眼CUP団体戦出場チーム紹介Part.3
https://epara.jp/shingancap-blindfortia-220526-02/

・「スト6」サウンドアクセシビリティ特別対談。-興奮と可能性が詰まった大仕事の舞台裏-
https://epara.jp/meeting-sanaken-231019/

◼主なメディア掲載/出演実績:
・日本テレビ系列「真相報道 バンキシャ!」
「やってみたいことはやったらいい」eスポーツ・役者… 新たな挑戦 『ベタバリ』

・日本財団のフリーペーパー『DIVERSITY IN THE ARTS PAPER』第14号
一緒に遊ぶ、からはじまること―― 対談NAOYA(ePARA)×なむ(ゲームさんぽ)
https://www.diversity-in-the-arts.jp/stories/43518

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