障害のある現役eスポーツ選手が講師となって、一般ユーザーにeスポーツをレクチャーする「第1回 バリアフリーeスポーツスクール」が、2024年5月24日(金)に池袋駅直結のCafé&Bar RAGE STにて開催された。
本イベントはJR東日本スタートアップ株式会社と、バリアフリーeスポーツを提唱する株式会社ePARAによる事業共創の一環として行われ、eスポーツを起点とした障害者の就労や交流が目的となっている。
今回は第一回ということもあり、参加者はePARAをスポンサードしている企業や、つながりのある企業といった身近な人々が参加者として集まった。


そんな「第1回 バリアフリーeスポーツスクール」の現地レポートをお届けしよう。
見えなくても楽しめる!
最初に実施されたのは全盲プレーヤーによる『ストリートファイター6』(以下、スト6)のレクチャーだ。以前格闘ゲームをプレーしたことのあるユーザーや、ほとんどゲームをプレーしたことのないユーザーに向けて、『スト6』の魅力や、基本的な操作から解説していく。

2022年に音だけを頼りに『ストリートファイターV』で対戦を繰り広げる「心眼CUP powered by SYCOM」を開催したePARA。そんなePARAが『ストリートファイター6』(以下、スト6)におけるサウンドアクセシビリティーを監修したことで、視覚情報を持たないプレーヤーでも快適に対戦を楽しむことができるようになったのは記憶に新しい。


参加者からは「障害者からレクチャーを受けるというよりも、いちプロプレーヤーからレクチャーを受けたという感覚が強かった。障害があるから〜といった考えが払拭(ふっしょく)された。今後は、より多くのプレーヤーがこういったイベントに参加できるような環境を作っていきたい」と心境の変化を聞くことができた。

講師を担当した北村直也さんは「目が見える人にゲームを教えるというのは、うまく伝わらなかったらどうしようと不安でしたが、優秀なアシスタントや資料のおかげで無事完遂できてうれしかった。意外となんとなるもんなんだなぁ(笑)」とコメント。また、実際にレクチャーした内容について「意図した解説がしっかり伝わったのを各座席のPCからの音で確認できたのでうれしかった」と手応えも感じていた。

同じく講師を務めた江頭実里さんは「心眼プレーについてのレクチャーは今までしてきましたが、『スト6』そのもののレクチャーをするのは初めてだったので不安はありました。初心者の人に教えることができたというのは自分にとっても自信につながった」とコメント。「今後のための実証としては、いい結果になったのではないかと思います」と前向きな話を聞くことができた。

参加者全員がサッカー選手に!
2タイトル目は、エレクトロニック・アーツより発売されたサッカーゲーム『EA SPORTS FC 24』(以下、FC 24)のレクチャー。講師を務めるのは車椅子ユーザーの鳥越勝さん。

『FC 24』の魅力はなんといっても最大22人でオンライン対戦ができるということ。プレーヤーのひとりひとりが、各ポジションを担当して対戦する超リアルなサッカーゲームなのだ。今回は講師のとりちゃんに、参加者のプレーヤー、さらにはオンライン経由でePARA所属の車椅子ユーザーを含めた11人でCPU戦に挑戦。基本的な操作を学んだあと、実践で試合を楽しむといったカリキュラムだ。



今回、講師として参加したとりちゃんは「とにかく参加してくれたみなさんに楽しんでもらえるように意識してがんばりました。作戦会議をしたあと、しっかりとその内容を反映してプレーできたのでうれしかった」とコメント。「今後は、まずは操作に慣れてもらって楽しむといったところを入口にして、複数回に分けたプログラムで徐々にステップアップするといったカリキュラムが組んでいきたい」と今後の課題も語ってくれた。
今回のイベントを通じて、障害の有無にかかわらず楽しめるというeスポーツの大前提ともいえる魅力が参加者に伝わったのではないかと感じた。また本イベントで重要なのは、こうしたeスポーツの魅力を伝えるのが大きな目的ではなく、eスポーツを通じて障害者の可能性を見いだし、雇用へつなげることがミッションであるということ。
「さまざまな企業が障害のある人材を雇用したいと考えている中、本イベントを通じて他者理解としての場として活用してほしい」と、JR東日本スタートアップ株式会社 澤田智広氏。
「今後は障害者プレーヤーが障害者プレーヤーにレクチャーするといったケースや、障害者のプレーヤーが健常者のプロプレーヤーから教わるといったケースなど、eスポーツを通じてさまざまなつながりを深めていきたい」と、ePARA代表の加藤大貴氏は語った。
eスポーツというと、プロの競技シーンや若者の文化といったイメージが強いが、就労や交流のツールとして活用することにも適していると本イベントを通じて感じることができた。

JR東日本スタートアップ株式会社と株式会社ePARAによる共創イベントは今後も実施される予定で、6月6日(木)には、「JR東日本スタートアッププログラムDEMODAY 2023秋」が、9月には「逆求人型ePARAイベント」など、さまざまな企画が開催される予定だ。興味がある人はぜひ公式SNSをチェックしてほしい。

ePARA 公式X:
https://x.com/ePARA_official
JR東日本スタートアップ株式会社:
https://jrestartup.co.jp
北村直也:
https://x.com/noy_0207
江頭実里:
https://x.com/misato3310eg
鳥越勝:
https://x.com/Torichan_25
編集:いのかわゆう
撮影:いのかわゆう
本イベントはJR東日本スタートアップ株式会社と、バリアフリーeスポーツを提唱する株式会社ePARAによる事業共創の一環として行われ、eスポーツを起点とした障害者の就労や交流が目的となっている。
今回は第一回ということもあり、参加者はePARAをスポンサードしている企業や、つながりのある企業といった身近な人々が参加者として集まった。

▲会場は今年1月にオープンしたばかりのCafé&Bar RAGE ST。1階はカフェ、2階はPCプレーエリアとなっている。今回は2階を貸し切って開催された

▲司会進行を務めたのは、昨年ePARAに入社したばかりの江頭実里さん
そんな「第1回 バリアフリーeスポーツスクール」の現地レポートをお届けしよう。
見えなくても楽しめる!
『ストリートファイター6』を心眼プレー!
最初に実施されたのは全盲プレーヤーによる『ストリートファイター6』(以下、スト6)のレクチャーだ。以前格闘ゲームをプレーしたことのあるユーザーや、ほとんどゲームをプレーしたことのないユーザーに向けて、『スト6』の魅力や、基本的な操作から解説していく。

▲講師は江頭実里さんに加え、ePARA所属の北村直也さん。明るく軽快なトークで会場を盛り上げるシーンも
2022年に音だけを頼りに『ストリートファイターV』で対戦を繰り広げる「心眼CUP powered by SYCOM」を開催したePARA。そんなePARAが『ストリートファイター6』(以下、スト6)におけるサウンドアクセシビリティーを監修したことで、視覚情報を持たないプレーヤーでも快適に対戦を楽しむことができるようになったのは記憶に新しい。

▲『スト6』のサウンドアクセシビリティ設定画面。相手との距離や向いている方向に応じて、ビープ音が変化。また、体力ゲージや特殊な技を使用する際に消費する各種ゲージの状況もサウンドのみで確認できる

▲居眠りではありませんよ! 音だけでゲームを楽しむ心眼プレーに挑戦する参加者も
参加者からは「障害者からレクチャーを受けるというよりも、いちプロプレーヤーからレクチャーを受けたという感覚が強かった。障害があるから〜といった考えが払拭(ふっしょく)された。今後は、より多くのプレーヤーがこういったイベントに参加できるような環境を作っていきたい」と心境の変化を聞くことができた。

▲レクチャーを受けた参加者同士のエキシビションマッチも。実況解説も全盲の北村直也さんが担当。「なんで見えないのに実況ができるの!?」と驚きを隠せない参加者も
講師を担当した北村直也さんは「目が見える人にゲームを教えるというのは、うまく伝わらなかったらどうしようと不安でしたが、優秀なアシスタントや資料のおかげで無事完遂できてうれしかった。意外となんとなるもんなんだなぁ(笑)」とコメント。また、実際にレクチャーした内容について「意図した解説がしっかり伝わったのを各座席のPCからの音で確認できたのでうれしかった」と手応えも感じていた。

▲『スト6』のサウンドアクセシビリティによってプレースタイルは大きく変わったと北村直也さん。今後もサウンドアクセシビリティのあるタイトルが増えれば遊びの選択肢が増えるのではないかと、サウンドアクセシビリティの可能性を語った
同じく講師を務めた江頭実里さんは「心眼プレーについてのレクチャーは今までしてきましたが、『スト6』そのもののレクチャーをするのは初めてだったので不安はありました。初心者の人に教えることができたというのは自分にとっても自信につながった」とコメント。「今後のための実証としては、いい結果になったのではないかと思います」と前向きな話を聞くことができた。

▲人に物を教えることを体験した江頭実里さん。「学生時代、もっとちゃんと授業受けていればよかったなぁ(笑)」と反省点を語るも、非常に的確で明瞭な解説をしていた
参加者全員がサッカー選手に!
『EA SPORTS FC 24』でサッカーに挑戦
2タイトル目は、エレクトロニック・アーツより発売されたサッカーゲーム『EA SPORTS FC 24』(以下、FC 24)のレクチャー。講師を務めるのは車椅子ユーザーの鳥越勝さん。

▲通称とりちゃんの名で活動している鳥越勝さん。12歳で難病ベッカー型筋ジストロフィーの診断を受け、現在は車椅子ユーザーとしてさまざまなチャレンジをYouTubeで発信している
『FC 24』の魅力はなんといっても最大22人でオンライン対戦ができるということ。プレーヤーのひとりひとりが、各ポジションを担当して対戦する超リアルなサッカーゲームなのだ。今回は講師のとりちゃんに、参加者のプレーヤー、さらにはオンライン経由でePARA所属の車椅子ユーザーを含めた11人でCPU戦に挑戦。基本的な操作を学んだあと、実践で試合を楽しむといったカリキュラムだ。

▲ディフェンダーやフォワードなど、実際のサッカーと同じポジションをひとりひとりが担当するため、チームワークは不可欠。ヘッドセットで意思疎通をとりながら、CPU戦に挑戦した

▲試合を終えたあとは、とりちゃんによる陣形の基本を学ぶ。三角形を意識しながらラインを上げるといった内容や、ボールを持ったプレーヤーはパスする先を2パターンは意識するなど、本格的な作戦会議も行われていた

▲得点が入るとプレーヤー全員が大喜び。歓声は1階のカフェエリアに響き渡るほど。一喜一憂を共有できるのは複数人プレーヤー参加型のサッカーゲームならでは
今回、講師として参加したとりちゃんは「とにかく参加してくれたみなさんに楽しんでもらえるように意識してがんばりました。作戦会議をしたあと、しっかりとその内容を反映してプレーできたのでうれしかった」とコメント。「今後は、まずは操作に慣れてもらって楽しむといったところを入口にして、複数回に分けたプログラムで徐々にステップアップするといったカリキュラムが組んでいきたい」と今後の課題も語ってくれた。
まとめ
今回のイベントを通じて、障害の有無にかかわらず楽しめるというeスポーツの大前提ともいえる魅力が参加者に伝わったのではないかと感じた。また本イベントで重要なのは、こうしたeスポーツの魅力を伝えるのが大きな目的ではなく、eスポーツを通じて障害者の可能性を見いだし、雇用へつなげることがミッションであるということ。
「さまざまな企業が障害のある人材を雇用したいと考えている中、本イベントを通じて他者理解としての場として活用してほしい」と、JR東日本スタートアップ株式会社 澤田智広氏。
「今後は障害者プレーヤーが障害者プレーヤーにレクチャーするといったケースや、障害者のプレーヤーが健常者のプロプレーヤーから教わるといったケースなど、eスポーツを通じてさまざまなつながりを深めていきたい」と、ePARA代表の加藤大貴氏は語った。
eスポーツというと、プロの競技シーンや若者の文化といったイメージが強いが、就労や交流のツールとして活用することにも適していると本イベントを通じて感じることができた。

▲今回、助っ人として参加している山﨑基生さん(写真左)に、近藤達也さん(写真右)もePARAのメンバー。ePARAを通じてそれぞれ新たな就職先へと巣立っていった、いわばePARA卒業生なのだ
JR東日本スタートアップ株式会社と株式会社ePARAによる共創イベントは今後も実施される予定で、6月6日(木)には、「JR東日本スタートアッププログラムDEMODAY 2023秋」が、9月には「逆求人型ePARAイベント」など、さまざまな企画が開催される予定だ。興味がある人はぜひ公式SNSをチェックしてほしい。

ePARA 公式X:
https://x.com/ePARA_official
JR東日本スタートアップ株式会社:
https://jrestartup.co.jp
北村直也:
https://x.com/noy_0207
江頭実里:
https://x.com/misato3310eg
鳥越勝:
https://x.com/Torichan_25
編集:いのかわゆう
撮影:いのかわゆう
【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】
ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。
X:@sdora_tweet
ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。X:@sdora_tweet
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- 【結果速報 11月14日 SFL2025 Division S 第9節】 FAVりゅうきち「チームみんなで手にした勝利」で大金星! KEI.B全勝記録もストップする波乱の1日
- 『ストリートファイター6』(スト6)の国内プロリーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025」(SFリーグ 2025)が8月29日(金)より開催中。本リーグは、出場する12チームがDivision S、Division FといったふたつのDivisionに分かれリーグ戦を行うeスポーツ大会だ。各試合では、チームメンバー4名の中から3名が、先鋒、中堅、大将として対戦をし、勝利するとそれぞれポイントが付与される。総合得点が高い方が勝利となり、同点の場合はリザーブ(控え)の選手同士による延長戦を実施。延長戦に勝利したチームが勝利となる。11月14日(金)はDivision Sの第9節。名古屋NTPOJA(NOJ)はいち早くプレーオフ進出を確定させたが、2位のGood 8 Squad(G8S)、3位のCrazy Raccoon(CR)も1位での通過を目指す。4位のVictrix FAV gaming(FAV)、5位のSaishunkau Sol 熊本(SS熊本)、6位のCAG OSAKA(CAG)はこの日の成績次第でプレーオフへの道が決まる。チームマッチ1はSS熊本 vs CAG、チームマッチ2はNOJ vs G8S、チームマッチ3はFAV vs CRとなっている。チームマッチ1:チーム一丸となった30ポイントでCAGが望みをつなぐSS熊本(アウェー) vs CAG(ホーム) 5位と6位の対決ながら、ポイント次第ではまだプレーオフに行ける両チームだが、CAGがホーム側の有利を生かした試合に。リュウ戦に向けて対策してきたというえいた(豪鬼)がまちゃぼー(リュウ)に、高木(ブランカ)がcosa(リュウ)を担当し、ネモ(ベガ)にはリーダーのフェンリっち(ブランカ)という布陣。あとわずかのところで高木がcosaに敗れ、延長戦に突入してしまう。しかし、こばやん(ザンギエフ)に対してうりょ(C.ヴァイパー)は、『ストIV』時代からの経験も生かしてこばやんを翻弄。チームで30ポイントを獲得し、望みをつないだ。インターバルを経て落ち着きを取り戻したこばやんがうりょを追い詰め、リーサルに持ち込んだ2ゲーム目、こばやんの決死のドライブラッシュをうりょがしゃがみ弱Pからのコンボで勝負は決した。(https://www.youtube.com/live/C8Xo3pAlxnc?si=Mr0dl1Wjky9UIR7-&t=5489) 高木は「大将戦を任せてもらえることが多いからこそ勝たなきゃいけなかった。でも先輩3人が強すぎて救われました」と感謝を述べたが、その高木をフォローして勝ち切ったうりょは「なぜかザンギ戦の勝率がよかったので『俺がザンギ行くからいいよ』と伝えました」とチームオーダーの勝利だったことを明かした。リーダーのフェンリっちはチーム全員がプレッシャーを分け合ったからこその勝利と語り、「高木さん、すごく頑張っていたので、もっと応援してください」とファンに向けてメッセージを送った。対戦カードSS熊本(アウェー)CAG(ホーム)動画先鋒(0-2) まちゃぼー(リュウ:C) ✅えいた(豪鬼:C) 🎥 中堅(1-2) ネモ(ベガ:C) ✅フェンリっち(ブランカ:C) 🎥 大将(3-2) ✅cosa(リュウ:C) 高木(ブランカ:C) 🎥 延長(1-2) こばやん(ザンギエフ:C) ✅うりょ(C.ヴァイパー:C) 🎥 合計 20pt 30pt チームマッチ2:KEI.B全勝がついにストップ。G8Sがパーフェクト勝利で首位再浮上NOJ(アウェー) vs G8S(ホーム) 首位NOJとG8Sの対決は、もはやいかに1位抜けしてプレーオフを有利にするかのポジション争い。しかし、この試合もホーム側のオーダー有利がかなり響いた。先鋒戦、変則的なSeiya(春麗)の攻めに対して、今季経験を積んださはら(エド)が落ち着いた立ち回りで対処。続く中堅戦ではもっちー(豪鬼)の予想を外してぷげらがジュリを投入。今季、ジュリ、サガット、C.ヴァイパーと多キャラを使いこなしてきたぷげらが、ドライブインパクトや中段で崩して勝利。そして迎えた大将戦、KEI.B(舞)にとってはここまですべての試合で勝利してきたものの、ここで負けると1位抜けが危ういという厳しい試合。対するガチくん(ラシード)は「この状況にワクワクしている」と準備万端。KEI.Bの花蝶扇とガチくんのイウサールという、判定が残る技の応酬でKEI.Bがリーチをかけるが、ガチくんがそれまで出してこなかった技を駆使して惑わせ、ついにKEI.Bが陥落。KEI.Bのリーチ状態での花蝶扇に対して、アサルト・ロールによる裏回りからガチくんがイーブンに持ち込み、多彩な攻めを見せて翻弄。ついにKEI.Bに土をつけた(https://www.youtube.com/live/C8Xo3pAlxnc?si=i1AJqlAu346rVEp7&t=9388) G8Sはここに来て40ポイントを獲得し、再び単独首位を奪取。大将戦を勝利したガチくんは「今回は特に1週間前からイメージを持ってきたので、強気な選択肢を折れずにできました」と並々ならぬ気合で臨んだとコメント。「次節で1位抜けを確定させて、グランドファイナルに行けるように頑張ります」と語った。対戦カードNOJ(アウェー)G8S(ホーム)動画先鋒(0-2) Seiya(春麗:C) ✅さはら(エド:C) 🎥 中堅(1-2) もっちー(豪鬼:C) ✅ぷげら(ジュリ:C) 🎥 大将(2-3) KEI.B(舞:C) ✅ガチくん(ラシード:C) 🎥 延長(0-2) 大谷(ケン:C) ー 合計 0pt 40pt チームマッチ3:最後の砦、FAVりゅうきちが殊勲の勝利!FAV(アウェー) vs CR(ホーム) マッチ3は、40ポイント差で3位と4位につけているCRとFAV。下位のFAVがアウェーと、かなり不利な状況ながら、FAVとしてはここで勝つしかない。そんな先鋒戦、Shuto(リュウ)が藤村(C.ヴァイパー)に襲いかかり、なすすべなくShutoが幸先のいい勝利を上げる。しかし続く中堅戦ではサガットではなく豪鬼を選んだボンちゃんがもけ(春麗)と対決。うまく押し込みはしたものの、待ちと攻めをうまく使い分けるもけが上回り、1-1に持ち込む。大将戦ではりゅうきち(舞)にどぐら(エレナ)を選択。序盤はりゅうきちのペースで進んだものの、途中から花蝶扇に対するどぐらの対処がハマっていく。それでも攻撃の手を緩めないりゅうきちがどぐらの動きを封じ込め、30-10のカウントでFAVの望みをつないだ。りゅうきちの攻撃をしのぎ、空対空からのコンボで勝利のはずが、ODライノホーンがヒットせず。起き上がったりゅうきちがコンボで逆転し、どぐらの敗北が決まった(https://www.youtube.com/live/C8Xo3pAlxnc?si=7ssxr_IzNpGsQYjh&t=13362) 下位チームの希望も背負って勝利したりゅうきちは、「(チームの)みんなも同じように背負って戦っていました」と語り、壮絶なプレッシャーだったことを吐露。リーダーのsakoは「最終節に40-0が取れればまだ可能性はある。応援よろしくお願いします!」と次節に向けてファンにアピールした。対戦カードFAV(アウェー)CR(ホーム)動画先鋒(0-2) 藤村(C.ヴァイパー:C) ✅Shuto(リュウ:C) 🎥 中堅(2-0) ✅もけ(春麗:C) ボンちゃん(豪鬼:C) 🎥 大将(3-1) ✅りゅうきち(舞:C) どぐら(エレナ:C) 🎥 延長(-) sako(エレナ:C) ー ー 合計 30pt 10pt Division S 第9節 試合結果:プレーオフ争いは最終節まで持ち越し Division S 第9節の試合を終えて、プレーオフ進出のボーダーであるCRのポイントは190ポイント。SS熊本も40ポイントを取れば追いつけるものの、得失点差によりプレーオフの望みはこの時点で断たれてしまった。しかし、FAVとCAGにとってはまだわずかな希望が残っている状態。しかも、どちらもホームでの対戦で有利な立場で戦える。特にCAGは、直接対決でCRをいかに抑えるかによって、CAGだけでなくFAVの命運も変わってくる。一方、CRも30点以上を取れば得失点差にかかわらずプレーオフが確定する。それだけに、最終戦のチームマッチ3は絶対に見逃せない1戦になりそうだ。順位チーム獲得ポイント獲得バトル獲得ラウンド1 Good 8 Squad 260 14 30 2 名古屋NTPOJA 230 13 18 3 Crazy Raccoon 190 -6 -12 4 Victrix FAV gaming 170 -6 -8 5 CAG OSAKA 160 -5 -11 6 Saishunkan Sol 熊本 150 -10 -17 ※プレーオフボーダーラインは3位まで Division Sの運命の第10節は、1週間後の11月21日(金)。上位チームと下位チームの組み合わせで、SS熊本 vs NOJ、G8S vs FAV、CR vs CAGとなっている。配信アーカイブ ■関連リンクCAPCOM eSports公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@CapcomFightersJPCAPCOM eSports公式Twitchチャンネル:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jpSFL 2025 出場チーム:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/team/SFL 2025 日程・試合結果:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/schedule/©CAPCOM
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- 【大会速報 11/14 SFL-US 2025 DAY1】 初戦からPunk vs MenaRDが大将戦で激突! SFL初参戦のBlazはサガットでXIAOHAIを制す
- 『ストリートファイター6』(スト6)の北米プロリーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-US 2025」(SFL-US 2025)が日本時間11月14日(金)〜17日(月)、12月4日(金)〜8日(月)の8日間にかけて開催されている。「SFL-US 2025」は8シーズン目。ホーム・アウェー制や獲得ポイント、延長戦などのシステムは「SFL-JP」と同様だが、開催期間が8日間と短いこともあり、1日に2回以上試合を行うチームもいる。優勝チームは、2026年3月に開催予定の「ストリートファイターリーグ:ワールドチャンピオンシップ 2025」の出場権を獲得できる。デイ1のスケジュールは以下のとおり。BANDITS、KUAISHOU、SHOPIFY REBELLIONの3チームだけが、2回試合を行った。対戦カードホームアウェーマッチ1 FLYQUEST BANDITS マッチ2 2GAME KUAISHOU マッチ3 SHOPIFY REBELLION FALCONS マッチ4 BANDITS RED ROOSTER マッチ5 KUAISHOU SHOPIFY REBELLION チームメンバーなどの詳細はこちら【大会情報】ストリートファイターリーグ: Pro-US 2025【2025年11月13日~12月7日】https://esports-world.jp/tournament/54801マッチ1:BANDITS(アウェー) vs FLYQUEST(ホーム) 2024年にリーグ優勝したPunk率いるFLYQUESTと、MenaRD率いるBANDITSが開幕戦のマッチ1で早くも激突。先鋒戦・中堅戦はテリーを操るふたりが勝利し1-1のイーブンに。勝負はPunk vs MenaRDに委ねられたが、MenaRDがブランカ特有の意表をついた動きでPunkのキャミィを翻弄、初戦を白星で飾った。対戦カードBANDITS(アウェー)FL(ホーム)動画先鋒(0-2) CABA(ガイル:C) ✅RIDDLES(テリー:C) 🎥 中堅(2-0) ✅BOOCE(テリー:C) PSYCHO(キンバリー:C) 🎥 大将(3-1) ✅MENARD(ブランカ:C) PUNK(キャミィ:C) 🎥 延長(-) CHRIS T(ケン:C) — — 合計 30pt 10pt マッチ2:KSG(アウェー) vs 2G(ホーム) マッチ2は中国出身メンバーのKSGと南米出身メンバーの2G。KSGは先鋒戦・中堅戦ともに1セットを落としたところで舞に変更し、大将戦のXiaohaiも含めていきなりの舞3枚シフトを見せた。対する2G側はキャラ変更にも冷静に対処した上で、大将のBlazがサガットを投入。どっしりした立ち回りで見事「EWC」ウイナーのXiaohaiを倒し、開幕戦を40-0のパーフェクトゲームで終えた。対戦カードKSG(アウェー)2GAME(ホーム)動画先鋒(1-2) MICKY(キャミィ・舞:C) ✅BRIYAN JOB(ディージェイ:C) 🎥 中堅(0-2) VXVAO(ベガ・舞:C) ✅Juninho-Ras(ルーク:C) 🎥 大将(1-3) XIAOHAI(舞:C) ✅Blaz(サガット:C) 🎥 延長(-) ZHEN(ディージェイ:C) — — 合計 0pt 40pt マッチ3:FALCONS(アウェー) vs SR(ホーム) サウジアラビアを拠点として東アジアのメンバーを揃えたFALCONSと北米チームSRの戦いは、中堅戦をリーダーのNUCKLEDUが勝利したものの、先鋒戦、大将戦はFALCONSが今季初勝利。特にNLは序盤はDUAL KEVINに押されたものの、DUAL KEVINのスキを突いたところから流れを持っていき、逆転で勝利した。 対戦カードFALCONS(アウェー)SR(ホーム)動画先鋒(2-1) ✅DCQ(ベガ:C) SHINE(キンバリー:C) 🎥 中堅(1-2) XIAN(ディージェイ:C) ✅NUCKLEDU(舞:C) 🎥 大将(3-1) ✅NL(豪鬼:C) DUAL KEVIN(ラシード:C) 🎥 延長(-) OIL KING(テリー:C) — — 合計 30pt 10pt マッチ4:RR(アウェー) vs BANDITS(ホーム) RED ROOSTERの初戦は、この日2度目の試合となるBANDITS。先鋒戦はBOOCEのテリーが勝利するが、中堅戦には1回目の試合となるCHRIS TがCHRIS WONGとの“クリス対決”に挑むも、ルークの技に翻弄されて敗北してしまう。大将戦は弱冠14歳のCRAIMEと最強の呼び声が高いMENARDとなったが、ここは年齢と経験で勝るMENARDが貫禄を見せてストレート勝利。BANDITSが2度目の勝利を挙げた。対戦カードRR(アウェー)BANDITS(ホーム)動画先鋒(0-2) CROSSOVER(舞:C) ✅BOOCE(テリー:C) 🎥 中堅(2-0) ✅CHRIS WONG(ルーク:C) CHRIS T(ケン:C) 🎥 大将(0-3) CRAIME(リュウ:C) ✅MENARD(ブランカ:C) 🎥 延長(-) MONO(A.K.I.:C) ー ー 合計 10pt 30pt マッチ5:SR(アウェー) vs KSG(ホーム) お互い2戦目同士となるSR vs KSGは、1戦目で敗退したZHENとVXVAOが勝利し、NUCKLEDUに敗れて初の延長戦へ。延長戦もフルラウンドの激戦となるが、JAKの読みが冴え、SRが勝利した。対戦カードSHOPIFY REBELLION(アウェー)KUAISHOU(ホーム)動画先鋒(0-2) DUAL KEVIN(ラシード:C) ✅ZHEN(ベガ:C) 🎥 中堅(1-2) SHINE(キンバリー:C) ✅VXVAO(舞:C) 🎥 大将(3-2) ✅NUCKLEDU(舞:C) XIAOHAI(舞:C) 🎥 延長(2-1) ✅JAK(ジュリ:C) MICKY(キャミィ:C) ー 合計 30pt 20pt DAY1 試合結果 DAY1を終えて、首位はBANDITS、2位に2G、3位にSRが並ぶ。昨年王者のFQは10ポイントで6位に沈んだ。また、DAY1はBD、SR、KSGのみが2戦ずつ戦ったため、1戦だけながら無傷のフルポイントを獲得した2Gはかなり優位だ。逆にKSGは2戦を終えて2敗のため、ポイントでは5位だか厳しいスタートとなった。順位チーム獲得ポイント獲得バトル獲得ラウンド1 BANDITS 60 5 9 2 2GAME 40 5 8 3 SHOPIFY REBELLION 40 -2 -5 4 FALCONS 30 1 4 5 KUAISHOU 20 -4 -7 6 FLYQUEST 10 -2 -3 7 RED ROOSTER 10 -3 -6 次戦DAY2は11月15日(土)6:00より開催される。配信アーカイブ ■関連リンク大会公式ページ(英語):https://www.streetfighterleague.com/CAPCOM eSports 公式X:https://X.com/CAPCOM_eSportsCapcom Fighters 公式X(英語):https://x.com/CapcomFightersSFL-US 2025 出場チーム:SFL 2025 日程・試合結果:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/schedule/©CAPCOM