『VALORANT』の女性部門の年間王者を決める世界大会「VALORANT Game Changers Championship 2024」が2024年11月8日(金)よりドイツ・ベルリンにて開催中。
日本代表として出場しているZETA DIVISION GCがプレーオフに進出。Day 6ではブラジル代表のMIBR GC相手に0:2と苦しい戦いとなり敗北。ベスト6で幕を閉じた。
女性部門の世界大会において、日本代表チームがベスト6というのは初となる快挙。時差の関係上、試合開催時間は日本時間の深夜におよんだが、多くのファンが期待を寄せていた。
日本代表のZETA DIVISION GCが、初となるベスト6という快挙となった本大会だが、相手チームによる死体撃ちの方が話題になってしまっている。
事の発端となったのは、1マップ目のアセントでsrN選手が行った死体撃ち。また、srN選手がトランスジェンダーということもあり、競技の公平性について話題は進展。大きな話題となっている。
『VALORANT』のようなFPSタイトルでは、倒した相手に対して必要以上に射撃を繰り返す行為を「死体撃ち」といい、マナー違反として原則禁止されている。今回、srN選手が行った行動は、ZETA DIVISIONのスプレーに対して「死体撃ち」とも呼べる行為をしたことから、より悪質で侮辱的だと批判が殺到している。
『VALORANT』では、国際大会に出場しているチームのスプレーが販売されていて、購入することで壁などにチームロゴを描くことができる。これはゲームバランスには関係のない要素で、推しのチームをアピールするといった使い方をするアイテム。
事もあろうに、srN選手はわざわざラウンド取得後、ZETA DIVISIONのスプレーを壁に描き、そのスプレーに向かってマシンガンを乱射、それだけにとどまらず武器をショットガンに持ち替え、さらに追い撃ちをしたのだ。
そんなsrN選手がトランスジェンダーだということで、批判はジェンダー論にまで飛躍して、収拾がつかなくなっているのが現状だ。
なお、本大会を含む『VALORANT』の女性部門大会「VALORANT Game Changers」のルールブックでは、出場選手の条件として以下のように記載されており、トランスジェンダーの出場はルール違反ではない。
また、国内におけるルールブックでは以下のように記載されており、女性であることは限定しているものの、特例で戸籍上の性別が女性でなくても大会の参加は許可される可能性があると読み取れる。
一方で、MIBR以外の複数の海外チームがトランスジェンダー選手を起用し活躍していること、FPSにおいて肉体的性別が大きくフィジカルに影響することから、大会運営のルールについての批判も飛び交っているのが現状だ。
実際、ローアーブラケットで2連勝中だったZETA DIVISION GGが、トランスジェンダー選手を2名起用しているMIBR相手に1マップ目は13:0、2マップ目は13:3と大敗していること、本大会における個人成績の上位にトランスジェンダー選手が多くランクインしていることにも相まって、SNSでは非常に多くの意見が寄せられている。
ただし、今回の問題を一緒くたにしてはいけない。あくまでsrN選手が行った「死体撃ち」ともいえる行為は、いち選手としてのモラルの欠如であり、それに対して性的マイノリティーであることを批判するのは、逆にeスポーツファンとしてのモラルの欠如としてとらえられかねない。
実際、srN選手のXには日本人と思われるユーザーによる、日本語の罵詈雑言のポストであふれかえっている。このような度が過ぎる批判は新たな火種を生む結果となってしまうため控えたい。
しかし、「VALORANT Game Changers」のベースとなる出場条件が女性であるにも関わらず、各種性別のプレイヤーが参加できる場のプログラムだとしていることや、曖昧な条件化のもと性的マイノリティーの選手が参加できることに対する疑問点は残る。
昨今、オリンピックの競技においても同様の懸念が取り沙汰されていることから、こういった問題がいち早く解決されることを願う。
日本代表として出場しているZETA DIVISION GCがプレーオフに進出。Day 6ではブラジル代表のMIBR GC相手に0:2と苦しい戦いとなり敗北。ベスト6で幕を閉じた。
女性部門の世界大会において、日本代表チームがベスト6というのは初となる快挙。時差の関係上、試合開催時間は日本時間の深夜におよんだが、多くのファンが期待を寄せていた。
Championship BerlinはBest 6にて終了です🇩🇪
— ZETA DIVISION (@zetadivision) November 14, 2024
1年間を通して様々な場で勝負し続け、世界最高峰の舞台まで進出し、2勝を挙げることができました👊🏆
全力で戦い抜いたVALORANT GC部門への全力の応援、ありがとうございました!!!#ZETAWIN #VCTGameChangers pic.twitter.com/RYx8EU93jQ
トランスジェンダー選手による死体撃ちに物議
日本代表のZETA DIVISION GCが、初となるベスト6という快挙となった本大会だが、相手チームによる死体撃ちの方が話題になってしまっている。
事の発端となったのは、1マップ目のアセントでsrN選手が行った死体撃ち。また、srN選手がトランスジェンダーということもあり、競技の公平性について話題は進展。大きな話題となっている。
Valoの試合見てたんだけどこれは流石にないだろ
— FA.𝓟!en (@FN_p1ensama) November 14, 2024
mibr終わってる pic.twitter.com/A1xw4YgYqb
『VALORANT』のようなFPSタイトルでは、倒した相手に対して必要以上に射撃を繰り返す行為を「死体撃ち」といい、マナー違反として原則禁止されている。今回、srN選手が行った行動は、ZETA DIVISIONのスプレーに対して「死体撃ち」とも呼べる行為をしたことから、より悪質で侮辱的だと批判が殺到している。
『VALORANT』では、国際大会に出場しているチームのスプレーが販売されていて、購入することで壁などにチームロゴを描くことができる。これはゲームバランスには関係のない要素で、推しのチームをアピールするといった使い方をするアイテム。
事もあろうに、srN選手はわざわざラウンド取得後、ZETA DIVISIONのスプレーを壁に描き、そのスプレーに向かってマシンガンを乱射、それだけにとどまらず武器をショットガンに持ち替え、さらに追い撃ちをしたのだ。
そんなsrN選手がトランスジェンダーだということで、批判はジェンダー論にまで飛躍して、収拾がつかなくなっているのが現状だ。
なお、本大会を含む『VALORANT』の女性部門大会「VALORANT Game Changers」のルールブックでは、出場選手の条件として以下のように記載されており、トランスジェンダーの出場はルール違反ではない。
3.2. Player Gender
All players on a Team’s Roster must be persons that identify as women or gender
diverse.
出典:https://liquipedia.net/commons/images/0/0f/Valorant_Game_Changers_Oceania_April_2024_RuleBook_.pdf
また、国内におけるルールブックでは以下のように記載されており、女性であることは限定しているものの、特例で戸籍上の性別が女性でなくても大会の参加は許可される可能性があると読み取れる。
3.1. チームメンバーの性別
チームのロスターに登録されるプレイヤーはすべて女性でなければなりません。ただし、コーチの性別は問わない物とします。(3.10 参照)
3.10. 参加資格審査
中略
本大会では、出生時に割り当てられた性別が男性で、現時点で戸籍上の性別が男性または女性以外であるが、性自認が女性である選手に関しまして、ケースバイケースで判断し大会への参加を許可します。当てはまる方は、大会運営に直接ご相談ください。
出典:https://valorantesports.tokyo/wp-content/uploads/2022/07/VCT-Game-Changers-JP-Official-Rules-v1.2_20220704.pdf
一方で、MIBR以外の複数の海外チームがトランスジェンダー選手を起用し活躍していること、FPSにおいて肉体的性別が大きくフィジカルに影響することから、大会運営のルールについての批判も飛び交っているのが現状だ。
実際、ローアーブラケットで2連勝中だったZETA DIVISION GGが、トランスジェンダー選手を2名起用しているMIBR相手に1マップ目は13:0、2マップ目は13:3と大敗していること、本大会における個人成績の上位にトランスジェンダー選手が多くランクインしていることにも相まって、SNSでは非常に多くの意見が寄せられている。
TOP 10 ACS | #VCTGameChangers Championship | Dia 6 pic.twitter.com/pbkH9sHdOw
— Human 🕵️♂️ (@Human_VAL) November 14, 2024
ただし、今回の問題を一緒くたにしてはいけない。あくまでsrN選手が行った「死体撃ち」ともいえる行為は、いち選手としてのモラルの欠如であり、それに対して性的マイノリティーであることを批判するのは、逆にeスポーツファンとしてのモラルの欠如としてとらえられかねない。
実際、srN選手のXには日本人と思われるユーザーによる、日本語の罵詈雑言のポストであふれかえっている。このような度が過ぎる批判は新たな火種を生む結果となってしまうため控えたい。
しかし、「VALORANT Game Changers」のベースとなる出場条件が女性であるにも関わらず、各種性別のプレイヤーが参加できる場のプログラムだとしていることや、曖昧な条件化のもと性的マイノリティーの選手が参加できることに対する疑問点は残る。
昨今、オリンピックの競技においても同様の懸念が取り沙汰されていることから、こういった問題がいち早く解決されることを願う。
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4月に開幕した「TWT2024」もいよいよ大詰め。歴史的な瞬間に立ち会おうと、国内はもちろん海外からも多くのプレーヤーとファンが来場しました。 「TWT2024」では年間を通してランキングポイントを獲得できる予選大会を世界各地で開催しており、今回の「TWT2024 Global Finals」では、ランキング上位についた選手たちがシーズン世界最強の座を懸けて競い合うことに。 12月8日(日)の決勝トーナメントに先駆けて、5日(木)には世界ランキング(グローバルリーダーボード)の上位20名によるグループリーグ、6日(金)には地域ランキング(リージョナルリーダーボード)の上位1名を集めた15名によるグループリーグを実施。2日間を通して計14名が決勝トーナメントに進出しました。 さらに7日(土)には、決勝トーナメントの残り2枠をめぐるLast Chance Qualifier(最終予選)を開催。最終予選は誰でもエントリーできるオープントーナメント形式であり、なんと5日(木)・6日(金)の敗退者にも参加資格が! 渋谷開催に沸く国内の強豪、ワンチャンスをものにすべく来日した海外の強豪、あと一歩のところで最終日進出を逃したランキング上位者ら総勢567名による最終予選は、現地にて試合実況を担当していた福士さんからも「序盤からずっと決勝戦のような対戦カードしかない」との言葉が飛び出すほどに、終始ハイレベルな展開となりました。▲最終予選で2位となり、決勝トーナメント進出を果たしたケイスケ選手。最終日に残った唯一の日本人選手に。 「TWT2024 Global Finals」決勝トーナメントダイジェスト 2024年の集大成となる、12月8日(日)の「TWT2024 Global Finals」決勝トーナメントに進出した選手は以下の16名。【ウィナーズトーナメント】 ・KDF|CBM選手(韓国) ・NAVI|Kkokkoma選手(韓国) ・Ashes|The Jon選手(パキスタン) ・Dragons|Raef選手(サウジアラビア) ・VARREL|Rangchu選手(韓国) ・Liquid|Shadow20z選手(アメリカ) ・Falcons|ATIF選手(パキスタン) ・TM/RB|Arslan Ash選手(パキスタン)【ルーザーズトーナメント】 ・HG|Danielmado選手(イタリア) ・ZETA DIVISION|ケイスケ選手(日本) ・Divine Exorcist4選手(メキシコ) ・AFK|Shaoling選手(コートジボワール) ・TALON|Book選手(タイ) ・theSAM-brother選手(サウジアラビア) ・T1|EDGE選手(韓国) ・FATE|Numan CH選手(パキスタン) ※“|”の前は所属チーム名、またはスポンサー名。■「TWT2024 Global Finals」決勝トーナメント大会ルール ダブルエリミネーション方式のトーナメントを採用。ウィナーズトーナメントの敗者はルーザーズ(敗者復活)トーナメントへと移行し、ルーザーズトーナメントのプレーヤーは1敗した時点でトーナメント敗退となります。 各試合は3ラウンド先取制の対戦を1セットとし、先に2セット取得したプレーヤーが勝者に。トップ8以降は3セット先取で勝利となります。 Top8からは最大5試合行われ、ウィナーズ側のプレーヤーは3セット先取で優勝。ルーザーズ側のプレーヤーは、3セット先取後のリセット後、再度3試合を先取した時点で優勝となります。 ステージ選択は毎試合ランダム。各試合での使用キャラクター変更は、前の試合で負けた側のプレーヤーにのみ認められます。 世界ランキングの上位選手によるグループリーグを勝ち上がった8名については、世界をまたにかけて戦い、過酷なスケジュールや環境の中で好成績を収めたことに対する敬意として、有利なウィナーズトーナメントからのスタートとなるレギュレーションを採用。 ウィナーズ側では、長年にわたり「鉄拳」強豪国と目されてきた韓国勢、そして近年の躍進ぶりが目覚ましいパキスタン勢が大きな存在感を放ちます。 ルーザーズ側に配されたのは、全15の地域ランキング1位の選手の中からふるいにかけられた6名と、最終予選で勝ち残ったEDGE選手、ケイスケ選手の2名。ヨーロッパ、アジア、南アメリカ、アフリカ、中東と国際色豊かな顔ぶれで、まさに世界最強プレーヤーを決めるにふさわしい舞台が整いました。▲決勝トーナメントに進出したTop16の選手たち。 午前11時から夕方にかけてトーナメントが進行した結果、優勝の可能性を残す選手は6名に絞られることに。 ルーザーズ準々決勝・第1試合では、最終予選1位でこの決勝トーナメントに進出したEDGE選手と、前年度「TWT2023」覇者にして本年度世界ランク1位のArslan Ash選手が対戦。 ファラン使いのEDGE選手が序盤からアグレッシブに攻め込んでいったことで、鉄壁の防御力を誇るArslan Ash選手がそれを捌ききれるか否かという試合展開に。両者一歩も譲らぬシーソーゲームとなるも、最後まで攻めを通し続けたEDGE選手が勝利しました。▲ここで敗退となったArslan Ash選手。 ルーザーズ準々決勝・第2試合を戦うのは、ATIF選手とCBM選手。第1試合と同じくパキスタンVS韓国の図式となりました。 先の試合では同郷の盟友にして最大のライバルであるArslan Ash選手がトーナメントを去ったこともあり、唯一勝ち残ったパキスタン勢としての意地を見せたATIF選手。ストレートでCBM選手を下し、ルーザーズ準決勝へと駒を進めます。▲試合中のCBM選手。 続いて行われたのは、ウィナーズ決勝戦。ここを勝てば優勝へと大幅に近づく重要な1戦です。 対するRangchu選手はこの決勝トーナメントで唯一のクマ使い。ひとつ前の試合では、優勝候補筆頭と目されるArslan Ash選手に土をつける快進撃を見せています。 風間仁でヒート状態も絡めた強気な攻めを展開したRaef選手。Rangchu選手も大柄なクマを器用に操って猛攻をいなし続け、勝負はフルセット・フルラウンドに。最後はRangchu選手の防御精度と“読み”(予測)が一歩上回り、Raef選手を撃破しました。 再びルーザーズ側の試合に戻り、ルーザーズ準決勝にてEDGE選手とATIF選手が対戦。先ほどは華麗な攻めを披露したEDGE選手でしたが、それにひるむどころか要所で反撃に転じてくるATIF選手には苦戦を強いられます。 お互いの攻め手がぶつかり合うエキサイティングなゲームとなりましたが、結果としては1-3でATIF選手が圧倒。盤石の試合運びでルーザーズ決勝戦への進出を決めました。▲最終予選から進出したEDGE選手もここで敗退。 Raef選手とATIF選手によるルーザーズ決勝戦。その1セット目では、Raef選手が押し切るかという局面からATIF選手が逆転に成功し、続くセットも連取。一気にリードを広げます。 精神的にも余裕ができたのか、3セット目では鋭い反応でレイジアーツをくり出し、相手の攻めを断ち切るといったスーパープレイも披露。Raef選手も1セット返しますが、最後はATIF選手が使用するドラグノフのヒートバーストが炸裂し、ATIF選手の勝利となりました。▲惜しくも敗れたRaef選手。 決勝戦 Rangchu vs ATIF かくして、優勝決定戦の対戦カードが確定。ウィナーズ側で無敗を維持するRangchu選手は大幅に有利な状況で(※)、ルーザーズから勝ち上がってきたATIF選手を待ち構えます。 ※Rangchu選手は3本先取した時点で優勝。ATIF選手が優勝するには3本先取(リセット)後、さらに3本先取が必要。 韓国にルーツを持つRangchu選手ですが、日本での活動期間が長いゆえに日本勢からも慕われており、会場はほぼRangchu選手のホームといった雰囲気に。しかしATIF選手もパキスタンから世界をまたにかけて活躍する選手なだけに、アウェイムードは慣れたものといったところでしょうか。 この試合で先手をとったのはATIF選手。ステージの特性を活かし、Rangchu選手のクマを壁際に追い詰めて大ダメージを奪い1セット目を取得しました。▲試合中のATIF選手。 しかしRangchu選手も冷静でした。2セット目ではタイムアップ間際の状況で逆転勝利に成功するなど、おそるべき勝負強さを発揮。接戦をことごとくものにし、2セット連取により優勝に王手をかけます。▲韓国のRangchu選手と、使用キャラクターのクマ。 世界最高峰の技量と強靭な精神力を持つプレーヤーどうしの対戦であり、かつ狭めのステージが続いたこともあって、毎ラウンド最後の最後まで目が離せない展開の連続に。息が詰まるようなゼロ距離の攻防を経て、最後に立っていたのはRangchu選手のクマ。 セットカウント3-1で、Rangchu選手が『鉄拳8』の初代世界最強プレーヤーの称号を手にすることとなりました。▲見事優勝をつかみ、大きなガッツポーズを見せたRangchu選手。 優勝が決まった直後、観客席からは大きな「Rangchu」コールが巻き上がるなかで、万感の思いを噛み締めるような表情を浮かべていたRangchu選手。表彰式にて優勝トロフィーを高々と掲げた際には、目に涙が滲んでいるようにも見えました。 Top8の試合の様子を以下にてご視聴いただけます。 【#TWT2024/公式日本語配信】Global Finals / Day 4 (決勝トーナメント / Top 8)https://www.youtube.com/live/BFfuy_eom9k優勝直後のRangchu選手にインタビュー! 「自分を応援する声がヘッドホン越しに聞こえた」 ――優勝おめでとうございます!! 優勝が決まった瞬間の心境について教えてください。Rangchu選手:最近は調子がよく、周囲のみんなからも期待されていたので、プレッシャーを感じてかなり緊張していました。勝てた瞬間は、「これでみんなからの期待に少しは応えることができた」と思えて、すごく嬉しかったです。 僕は日本在住なので、友だちもたくさん会場に応援に来てくれました。本気で僕のことを応援してくれている人たちの姿がステージからよく見えていたので、本当によかったです。――この1年間『鉄拳8』に取り組まれてきたなかで印象的なできごとや、苦労した思い出があれば教えてください。Rangchu選手:僕の使っているクマは、『鉄拳8』発売直後のころはあまりプレーヤー間での評価が高くなくて。僕自身もいろいろと使いかたを試しながらやっていたんですけど、なかなかうまくいっていなかったんです。 今年の夏ごろにはかなり迷走していたんですけど、そこを乗り越えることができ、今日につなげることができてよかったです。周囲の仲間たちもたくさんアドバイスをしてくれましたし、ふだんからいっしょに練習してくれる面々にはものすごく感謝しています。――使用キャラクターであるクマに対して労いの声をかけてあげるとしたら、どのような言葉が思い浮かびますか?Rangchu選手:ひとこと、「ありがとう」ですね(笑)。――1日を通して、Rangchu選手が追い込まれた状況から逆転勝利する姿を何度も目にしました。試合中、どういったことを考えて気持ちを切り替えていたのでしょうか?Rangchu選手:負けたときも自分の試合内容が悪くて負けたわけではないと思えたので、集中を切らさないようにがんばろうと、それだけを考えていました。 あと、今日はいつもよりも自分のことを応援してくれる声がすごく大きかったと思います。それがヘッドホン越しにも聞こえてきたことで、最後まで諦めずにがんばれたと思います。「鉄拳」発祥の地・日本で30周年記念イベント「超・鉄拳祭」 ここからは、シリーズの30周年を記念して開催した「超・鉄拳祭」の展示内容を、来場者の盛り上がりとともにお届けします。当時の思い出がよみがえる! 歴代ビジュアルアート&遊技機展示 会場へと続くエスカレーターを下った先では、「鉄拳」シリーズの歴代キービジュアルをはじめ、印象的なコンセプトアートやイラストが散りばめられた特大のアートパネルがお出迎え! その手前には、2004年5月に発売されたパチスロ機『鉄拳R』から、2022年7月発売の『パチスロ鉄拳5』まで、全8台の遊技機がズラリ。 「これ、遊んだなぁ!」と思わず足を止めて懐かしむ方や、仲間どうしで「自分が(「鉄拳」シリーズを)やり始めたのはここからだったなぁ」と思い出話に花を咲かせる方々などで賑わいました。腰かけるもよし、ひざまずくもよし!? “例の椅子”フォトスポット 受付を済ませた来場者の目にまず飛び込んでくるのは、“例の椅子”のフォトスポット! こちらは『鉄拳8』の登場キャラクター・麗奈にまつわるゲーム内オブジェクトを立体化したもので、バトル勝利時の演出で彼女が腰掛ける“椅子”を再現しています。 もちろん来場者が実際に腰かけての撮影も可能となっていますが、なかにはあえてゲーム内演出における麗奈に敗北した側のキャラクターを真似て、椅子の前でがっくりと膝をついたポーズで撮影に臨む方もいらっしゃいました。ブラウン管モニターで歴代ナンバリングタイトルをフリープレイ!観戦エリアの一角に広がる歴代ナンバリングタイトルの試遊コーナーも、連日にわたって大盛りあがり! 過去作を久々に遊んだのであろう来場者からは、「コンボ間違えた!」「カンガルー懐かしすぎる」といった当時のゲームを懐かしむ声が飛び交っていました。 初代PlayStation用に発売された家庭用『鉄拳』~『鉄拳3』までと、PlayStation 2で発売された『鉄拳タッグトーナメント』『鉄拳4』は、接続されたブラウン管モニター(テレビ)で当時の味わいそのままに遊べるようになっていたのも、長年のシリーズファンにとってはうれしいポイントだったのではないでしょうか。原田Pが初代『鉄拳』企画段階の“幻の主人公”を公開!?7日(土)のサブステージにて実施したトーク企画「はらだのばぁー出張版」では、「鉄拳」シリーズエグゼクティブゲームディレクター/チーフプロデューサーを務める原田勝弘と、『鉄拳8』開発プロデューサー/ゲームディレクターの池田幸平(ナカツ)が登壇。 長きにわたるシリーズの歩みを振り返りつつ、『鉄拳5』開発にまつわる“手描きのステージ設定資料”や、初代『鉄拳』の企画段階に作られた社内向け資料などを初公開しました。 「超・鉄拳祭」オフィシャルサイト:https://www.tekken-official.jp/event/tekkenfes/ 「TEKKEN World Tour 2024」について:https://www.tekken-official.jp/tekken_news/?p=276 『鉄拳8』公式サイト:https://tk8.tekken-official.jp/ 『鉄拳』オフィシャルサイト:https://www.tekken-official.jp/ 『鉄拳8』公式X:https://x.com/TEKKEN_ProjectTEKKEN(TM)8 & (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
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- 【大会レポート】優勝賞金100万円!――「ぷよぷよ」シリーズの公式大会「GigaCrysta Presents ぷよぷよグランプリ 2025 2nd」優勝はともくん選手!
- 「ぷよぷよ」シリーズのセガ公式大会「GigaCrysta Presents ぷよぷよグランプリ 2025 2nd」が2024年11月24日(日)に開催。ともくん選手が優勝、2度目の優勝を果たし賞金100万円を獲得した。<以下、ニュースリリースより>セガ公式プロ大会「GigaCrysta Presents ぷよぷよグランプリ 2025 2nd」結果 株式会社セガは、ジャパン・eスポーツ・プロライセンス認定タイトルである、対戦アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」シリーズについて、セガ公式プロ大会「GigaCrysta Presents ぷよぷよグランプリ 2025 2nd」を2024年11月24日(日)にセガサミーグループ本社(東京・品川)にて開催いたしました。本大会を制し賞金100万円を勝ち取ったのは、ともくん選手となりました。 グランドファイナルで立ちふさがったのは、巨人の火力・delta選手。序盤、ともくん選手はdelta選手に大きなリードを許してしまう展開になりましたが、ともくん選手は怒涛の連取により大逆転し、2024年よりスタートしたグランプリシリーズで2度目の優勝を果たしました。 優勝のともくん選手、準優勝のdelta選手には、賞金の他、2025年3月に開催予定のセガ公式大会「太陽生命 ぷよぷよグランプリ 2025 ファイナル」の出場権が付与されます。優勝コメント・ともくん選手 今回は予選から決勝まで一度も負けずに優勝できたのでうれしいです。アッパーファイナル、グランドファイナルでは、自分の理想の攻め方がdelta選手にうまく刺さらず苦しい展開になりましたが、攻め方を変えてなんでもいいから1本取ろうと切り替えました。優勝したものの決勝での試合内容でよくなかったところもあったので、ファイナルに向けて仕上げていきたいと思います。大会結果 優勝:ともくん選手 準優勝:delta選手 3位:SAKI選手 4位:せたなぎ選手 大会の模様はライブ配信のアーカイブでご覧いただけます。「ぷよぷよ」を極めたプロ選手による数々の熱い激戦を、ぜひご覧ください。セガ公式プロ大会「GigaCrysta ぷよぷよグランプリ 2025 2nd」アーカイブ視聴ページYouTube:https://youtube.com/live/_xu0Be7czxM▲左から、決勝戦時のともくん選手と、delta選手 ▲表彰の様子 優勝のともくん選手には優勝賞金100万円と副賞のゲーミングモニターGigaCrysta「LCD-GD241JD」が贈られた。