2024年11月15日(金)〜16日(土)にかけて、東京ビッグサイトにて「アミューズメント エキスポ 2024」が開催されている。
本イベントは、いわゆるゲームセンターに置かれる筐体やゲームの展示&商談会として毎年開催されているもの。来場者もゲームセンター関係者が多く、商談の場にもなっている。一部にアーケードゲームの熱心なプレーヤーもいるのは、会場内では基本無料でプレーできるためだ(クレーンゲームなどは除く)。
そのため、本来eスポーツ専門メディアの「eSports World」との関係性は薄いが、eスポーツに連なる対戦形式のゲームが生まれたのはアーケードゲームからと言っても納得できるだろう。1990年台の『ストリートファイターII』から始まる対戦格闘ゲーム人気を思い起こされる方も多いと思う。
しかし、現在のゲームセンターはクレーンゲームやプリントシール機、メダルゲーム、そして音楽ゲームや子ども向けの体感ゲームがメイン。その中でも、なにか少しでもeスポーツの香ばしさがするものはないか……と、ビジネスデーに潜入してみた次第だ。
かくいう筆者もアーケードにどっぷり浸かった世代で、『ストII』(まだ同キャラ対戦ができなかった初代)ブーム時にゲーセンに入り浸り、中学校対抗戦のようなヒリヒリした対戦を楽しんでいた。当時は『ストII'』『餓狼伝説SPECIAL』『龍虎の拳2』『KOF95』『バーチャファイター2』といったゲームが立て続けにリリースされ、遊べない間は『ソニックウィングス』や『クイズ殿様の野望』などでいかに1コインで時間を伸ばせるかを競っていたものだ。
まさか、入口で延々と『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の音楽を流しながらも格ゲーマーは見向きもしなかったUFOキャッチャーや、突如店頭に現れた『プリント倶楽部』などが、のちのゲームセンターの花形となるとは夢にも思わなかったわけだが……。
とはいえ、いまや私自身も家族と一緒に、休日にはクレーンゲームやメダルゲームを楽しんでもいる。そんな古き良きゲーセン文化を知るひとりとして、かなり無理やりeスポーツ的な視点からの最新アーケードゲーム事情をご紹介したい。
「鉄拳」シリーズなどのビデオゲームでお馴染みのバンダイナムコブース。アーケード初登場となるファン待望の『アイドルマスター TOURS』の大行列とともに注目されていたのが、さまざまなeスポーツイベントでも採用されている『太鼓の達人』だ。
主にeスポーツとしてプレイされているのはNintendo Switch版の小型の専用コントローラーだが、やはり本物の太鼓の演奏感に近いアーケード筐体の方が叩きがいがあるというもの。
今回は、その筐体の太鼓の素材が、従来のベニヤから新素材のMDFパッド・リムへと変更されており、その違いを体感できるかどうかのアンケートが実際されていた。
従来の太鼓の鼓面はベニヤ版で、経年劣化や季節による打感の違いは避けられなかったという。しかしMDFは強度をより高めながらも、これまでと同様の打感を再現している。実際に叩いてみたが、たしかにほとんど違いはわからなかった。答えはぜひ、実際に叩いて確かめてみてほしい。
ちなみに、『太鼓の達人』自体は国内のアミューズメント施設等での導入や運用はわずかながらも右肩上がりで成長しているとのこと。今後は海外市場も視野に入れており、中国や北米で展開する予定だという。今年7月には「太鼓の達人 ドンだー!世界一決定戦2024」もアーケード版で開催されているが、海外展開によりユーザーが増えれば、世界規模の大会も実現されるかもしれない。
タイトーといえば『スペースインベーダー』の生みの親であり、『バブルボブル』や『エレベーターアクション』などの名作を持つアーケードがメインのメーカー。現在はその発展形として、オンラインクレーンゲームやさまざまな体感ゲームも開発しているが、特に施設運営を得意としており、自社のゲームセンターも多数存在する。
そんなブースの中で興味をそそられたのが、「EXBAR TOKYO+」という日本初の「ARダーツ」を体感できるブース。ダーツの的の周囲にさまざまな映像を投影し、多彩な演出を楽しめる。「ARダーツ」自体の展開はこれからだが、名前のとおりクラフトビールなどを楽しめるこの「EXBAR TOKYO+」は新宿駅にあり、タイトーが提案する新しい遊び場として出店した1号店でもある。
また、体感ゲームとして同社の『スペースインベーダー』のIPを生かした的当てゲーム『スペースインベーダーストライク』は、子どもから大人まで体を動かしながら楽しめそう。こちらは神奈川県海老名市でタイトーが運営する「BOOTVERSE(ブートバース)」というスポーツエンターテインメント施設で稼働中。これ以外に、レーザーサバゲーの『スペースガンフィールド』やニンジャアクションを楽しめる『ニンジャウォリアーズ エクストリームステージ』などなど、さまざまなアトラクションが時間制で楽しめる(平日120分 一般2500円/学生2000円/小学生1500円、延長30分 900円など)。
大人数でわいわい遊べるアミューズメント施設ではあるもののそこはゲーム。意外と攻略しがいのありそうなシステムでもあり、eスポーツ選手なら高得点も狙えるのでは? ぜひレジャーとしても息抜きとしても楽しんでみてほしい。
カプコンブースでは、カプコン直営のアミューズメント施設で運営しているタイトルなどを展示。全国の直営店のうち吉祥寺、石川県白山市、静岡県浜松市の3店舗で展開している「CAPCOM e-SPORTS CLUB」で実施している『ストリートファイター6』の対戦会を実施している。
『スト6』には「タイプアーケード」もあるが、この取り組みはアーケード版ではなく家庭用ゲーム機を用いて実施されており、気軽にeスポーツ格闘ゲームに触れてもらうことを目的としている。そのため、画面もPC用のモニターであり、イスも“ゲーセンイス”ではなくAKRacingのゲーミングチェアを使っていたあたり、不思議に思われた方も多いのではないだろうか。
『ストII』のヒットから対戦格闘ゲームの先駆者として、シューティングゲームやベルトスクロールアクションゲームなども手がけてきたカプコンだが、現在はアーケードゲーム自体の開発はほとんどなく、「タイプアーケード」も筐体も含めて手がけているのはタイトーだ。カプコンとして直営のゲームセンターを運営してはいるが、eスポーツとしてのメインはオンライン対戦メインの家庭用にシフトしており、その流れは止まることはないだろう。
ただ、そんな中でも、初公開の『鬼武者VR Shadow Team』のように、さまざまな新しい体験や経験を、自社施設を中心に実施している。現在は全国で3店舗のみの「CAPCOM e-SPORTS CLUB」だが、コロナ禍も収まり店舗で遊べる環境が戻っていた今後は、より多くの人が気軽に『スト6』などにふれる場所も増えていくかもしれない。
©︎CAPCOM
アーケード筐体やゲームの先駆者として知られるセガ フェイブブースでは、最新型の「UFO CHATCHER10」「UFO CATCHER TRIPLE TWIN Compact」やプリクラ『GIMMI』「&TEAM」から、体感型アトラクション「パウ・パトロール チェイスといっしょ」、『頭文字 D THE ARCADE』など、大人から子どもまで楽しめるさまざまなアーケード筐体が展示されている。
胸熱だったのは、そんなセガの黎明期からのアーケード筐体が展示されていた「セガAMヒストリー」という一画だ。セガの名前の由来にもなったジュークボックスの『SEGA 1000』の実機や、UFOキャッチャーよりもはるか昔に開発された、ゲーセンやホテルのゲームコーナーには必ず置いてあった元祖クレーンゲームの『スキルディガ』、初代『UFOキャッチャー』に、『甲虫王者ムシキング』『プリント倶楽部2』『デイトナUSA DX』といった懐かしのアーケードゲームたちが並んでいる。
セガとしての直営店はなくなってしまったものの、アーケード筐体の文化を大切にしているところに、私たちが好きだったセガはもちろん健在だと嬉しくなる。アーケード筐体の年表なども展示されており、当時を知る人ならこのブースにいるだけでいくらでも酒が進んでしまうだろう。
ちなみに、対戦要素のあるゲームとしては、『頭文字D THE ARCADE』の交流戦などの対戦会が金・土と展開されており、2対2で誰でも気軽にレースを楽しめる操作性と本作ならではの戦い方に会場も大注目。実況・解説もあり、さながらeスポーツ大会のようだった。
最近のアーケードゲームの中で、ひときわ異彩を放っていたのが「エクサ・アルカディア」のブースだ。昔ながらのアーケードゲーム筐体が並び、レバー+ボタン操作の対戦格闘ゲーム、シューティングゲーム、アクションゲームなどが展示されていた。
一見古き良きアーケードレトロゲームが並んでいるようにも見えるが、そのほとんどが続編やリメイクなどの現役の作品。筐体にアーケード基盤という当時と同じ方式ながら、ひとつの筐体で複数ゲームの切り替えられる。もちろん対面での対戦リンクなども可能だ。
今年は、2024年に稼働予定の最新ベルトスクロールアクション『ジツ・スクワッド×キャッ党忍伝てやんでえ』や開発中の『ジャムジャムゼリー エクサレント』もプレイアブルとなっていた。
いまどきのゲームセンターで1回100円で元を取るために、筐体・ゲーム基盤などを合わせて約100万円ほどのコストと償却期間を考えると、この手のアーケード筐体が厳しいところは否めない。
しかし、ゲーセンでしか味わえない、変に人が見ていたり、カッコつけてしまいたくなったりする独特の雰囲気の心地よさは確かにある。過度に画質を追求せず、あえてドットの大きなゲームを作るなど、ゲーム開発メーカーも“わかっている”ところが多いのが「エクサ・アルカディア」の特徴とも言える。
大きなゲームセンターなら置いてあることも多いので、ぜひ見かけたらレトロでノスタルジックな新作アーケードゲームを遊んでみてほしい。
最後に、16日(土)に行われるeスポーツ関連イベントをいくつかご紹介しよう。なお、チケットは当日でも購入できるが、会場での販売はなく、ローチケから購入する必要がある。
アーリーチケット(販売終了)
9:00から入場可能:3,000円(税込)
スタンダードチケット
10:00から入場可能:2,000円(税込)
レイトチケット
13:00から入場可能:1,000円(税込)
※小学生以下無料。(アーリーチケットをお持ちの方が同伴している場合のみ9:00から入場可能。それ以外は10:00から入場可能)
※いずれも滞在時間に制限はなし
※会場での当日券の販売はなし
https://amusementexpo.jp/tickets
セガ フェイブブース
12:00〜16:30 頭文字 D THE ARCADE「走り屋TEAM グランプリ」
予選を勝ち抜いたチーム同士による決勝戦。YouTubeでの配信も実施予定。
https://initiald.sega.jp/inidac/event/saikyo2nd/htgp
カプコンブース
12:15〜13:00 STREET FIGHTER 6 カプコンスタッフと対戦!
14:30〜15:15 プロe-Sportsプレイヤー ACQUA選手に挑戦!
16:00〜16:45 STREET FIGHTER 6 カプコンスタッフと対戦!
試遊で特製ステッカーがもらえるほか、対戦に勝つとプレゼントも。
https://www.capcom.co.jp/amusement/game/event/8663/
タイトーブース
11:30~/14:00~/16:30~(予定) ストリートファイター6 タイプアーケード エキシビションマッチ
『ストリートファイター6 タイプアーケード』にて、ガチくん(Good 8 Squad)と桃井ルナ(G-STAR Gaming)と対戦できるチャンス。対戦プレイで「ICカードステッカー」とレバーレスコントローラーなどが当たる抽選券もゲットできる。
https://www.taito.co.jp/AM-EXPO
アミューズメント エキスポ 2024:https://amusementexpo.jp/
本イベントは、いわゆるゲームセンターに置かれる筐体やゲームの展示&商談会として毎年開催されているもの。来場者もゲームセンター関係者が多く、商談の場にもなっている。一部にアーケードゲームの熱心なプレーヤーもいるのは、会場内では基本無料でプレーできるためだ(クレーンゲームなどは除く)。
そのため、本来eスポーツ専門メディアの「eSports World」との関係性は薄いが、eスポーツに連なる対戦形式のゲームが生まれたのはアーケードゲームからと言っても納得できるだろう。1990年台の『ストリートファイターII』から始まる対戦格闘ゲーム人気を思い起こされる方も多いと思う。
しかし、現在のゲームセンターはクレーンゲームやプリントシール機、メダルゲーム、そして音楽ゲームや子ども向けの体感ゲームがメイン。その中でも、なにか少しでもeスポーツの香ばしさがするものはないか……と、ビジネスデーに潜入してみた次第だ。
かくいう筆者もアーケードにどっぷり浸かった世代で、『ストII』(まだ同キャラ対戦ができなかった初代)ブーム時にゲーセンに入り浸り、中学校対抗戦のようなヒリヒリした対戦を楽しんでいた。当時は『ストII'』『餓狼伝説SPECIAL』『龍虎の拳2』『KOF95』『バーチャファイター2』といったゲームが立て続けにリリースされ、遊べない間は『ソニックウィングス』や『クイズ殿様の野望』などでいかに1コインで時間を伸ばせるかを競っていたものだ。
まさか、入口で延々と『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の音楽を流しながらも格ゲーマーは見向きもしなかったUFOキャッチャーや、突如店頭に現れた『プリント倶楽部』などが、のちのゲームセンターの花形となるとは夢にも思わなかったわけだが……。
とはいえ、いまや私自身も家族と一緒に、休日にはクレーンゲームやメダルゲームを楽しんでもいる。そんな古き良きゲーセン文化を知るひとりとして、かなり無理やりeスポーツ的な視点からの最新アーケードゲーム事情をご紹介したい。
バンダイナムコ
「鉄拳」シリーズなどのビデオゲームでお馴染みのバンダイナムコブース。アーケード初登場となるファン待望の『アイドルマスター TOURS』の大行列とともに注目されていたのが、さまざまなeスポーツイベントでも採用されている『太鼓の達人』だ。
主にeスポーツとしてプレイされているのはNintendo Switch版の小型の専用コントローラーだが、やはり本物の太鼓の演奏感に近いアーケード筐体の方が叩きがいがあるというもの。
今回は、その筐体の太鼓の素材が、従来のベニヤから新素材のMDFパッド・リムへと変更されており、その違いを体感できるかどうかのアンケートが実際されていた。
従来の太鼓の鼓面はベニヤ版で、経年劣化や季節による打感の違いは避けられなかったという。しかしMDFは強度をより高めながらも、これまでと同様の打感を再現している。実際に叩いてみたが、たしかにほとんど違いはわからなかった。答えはぜひ、実際に叩いて確かめてみてほしい。
ちなみに、『太鼓の達人』自体は国内のアミューズメント施設等での導入や運用はわずかながらも右肩上がりで成長しているとのこと。今後は海外市場も視野に入れており、中国や北米で展開する予定だという。今年7月には「太鼓の達人 ドンだー!世界一決定戦2024」もアーケード版で開催されているが、海外展開によりユーザーが増えれば、世界規模の大会も実現されるかもしれない。
タイトー
タイトーといえば『スペースインベーダー』の生みの親であり、『バブルボブル』や『エレベーターアクション』などの名作を持つアーケードがメインのメーカー。現在はその発展形として、オンラインクレーンゲームやさまざまな体感ゲームも開発しているが、特に施設運営を得意としており、自社のゲームセンターも多数存在する。
そんなブースの中で興味をそそられたのが、「EXBAR TOKYO+」という日本初の「ARダーツ」を体感できるブース。ダーツの的の周囲にさまざまな映像を投影し、多彩な演出を楽しめる。「ARダーツ」自体の展開はこれからだが、名前のとおりクラフトビールなどを楽しめるこの「EXBAR TOKYO+」は新宿駅にあり、タイトーが提案する新しい遊び場として出店した1号店でもある。
また、体感ゲームとして同社の『スペースインベーダー』のIPを生かした的当てゲーム『スペースインベーダーストライク』は、子どもから大人まで体を動かしながら楽しめそう。こちらは神奈川県海老名市でタイトーが運営する「BOOTVERSE(ブートバース)」というスポーツエンターテインメント施設で稼働中。これ以外に、レーザーサバゲーの『スペースガンフィールド』やニンジャアクションを楽しめる『ニンジャウォリアーズ エクストリームステージ』などなど、さまざまなアトラクションが時間制で楽しめる(平日120分 一般2500円/学生2000円/小学生1500円、延長30分 900円など)。
大人数でわいわい遊べるアミューズメント施設ではあるもののそこはゲーム。意外と攻略しがいのありそうなシステムでもあり、eスポーツ選手なら高得点も狙えるのでは? ぜひレジャーとしても息抜きとしても楽しんでみてほしい。
カプコン
カプコンブースでは、カプコン直営のアミューズメント施設で運営しているタイトルなどを展示。全国の直営店のうち吉祥寺、石川県白山市、静岡県浜松市の3店舗で展開している「CAPCOM e-SPORTS CLUB」で実施している『ストリートファイター6』の対戦会を実施している。
『スト6』には「タイプアーケード」もあるが、この取り組みはアーケード版ではなく家庭用ゲーム機を用いて実施されており、気軽にeスポーツ格闘ゲームに触れてもらうことを目的としている。そのため、画面もPC用のモニターであり、イスも“ゲーセンイス”ではなくAKRacingのゲーミングチェアを使っていたあたり、不思議に思われた方も多いのではないだろうか。
『ストII』のヒットから対戦格闘ゲームの先駆者として、シューティングゲームやベルトスクロールアクションゲームなども手がけてきたカプコンだが、現在はアーケードゲーム自体の開発はほとんどなく、「タイプアーケード」も筐体も含めて手がけているのはタイトーだ。カプコンとして直営のゲームセンターを運営してはいるが、eスポーツとしてのメインはオンライン対戦メインの家庭用にシフトしており、その流れは止まることはないだろう。
ただ、そんな中でも、初公開の『鬼武者VR Shadow Team』のように、さまざまな新しい体験や経験を、自社施設を中心に実施している。現在は全国で3店舗のみの「CAPCOM e-SPORTS CLUB」だが、コロナ禍も収まり店舗で遊べる環境が戻っていた今後は、より多くの人が気軽に『スト6』などにふれる場所も増えていくかもしれない。
©︎CAPCOM
セガ フェイブ
アーケード筐体やゲームの先駆者として知られるセガ フェイブブースでは、最新型の「UFO CHATCHER10」「UFO CATCHER TRIPLE TWIN Compact」やプリクラ『GIMMI』「&TEAM」から、体感型アトラクション「パウ・パトロール チェイスといっしょ」、『頭文字 D THE ARCADE』など、大人から子どもまで楽しめるさまざまなアーケード筐体が展示されている。
胸熱だったのは、そんなセガの黎明期からのアーケード筐体が展示されていた「セガAMヒストリー」という一画だ。セガの名前の由来にもなったジュークボックスの『SEGA 1000』の実機や、UFOキャッチャーよりもはるか昔に開発された、ゲーセンやホテルのゲームコーナーには必ず置いてあった元祖クレーンゲームの『スキルディガ』、初代『UFOキャッチャー』に、『甲虫王者ムシキング』『プリント倶楽部2』『デイトナUSA DX』といった懐かしのアーケードゲームたちが並んでいる。
セガとしての直営店はなくなってしまったものの、アーケード筐体の文化を大切にしているところに、私たちが好きだったセガはもちろん健在だと嬉しくなる。アーケード筐体の年表なども展示されており、当時を知る人ならこのブースにいるだけでいくらでも酒が進んでしまうだろう。
ちなみに、対戦要素のあるゲームとしては、『頭文字D THE ARCADE』の交流戦などの対戦会が金・土と展開されており、2対2で誰でも気軽にレースを楽しめる操作性と本作ならではの戦い方に会場も大注目。実況・解説もあり、さながらeスポーツ大会のようだった。
exA-Arcadia(エクサ・アルカディア)
最近のアーケードゲームの中で、ひときわ異彩を放っていたのが「エクサ・アルカディア」のブースだ。昔ながらのアーケードゲーム筐体が並び、レバー+ボタン操作の対戦格闘ゲーム、シューティングゲーム、アクションゲームなどが展示されていた。
一見古き良きアーケードレトロゲームが並んでいるようにも見えるが、そのほとんどが続編やリメイクなどの現役の作品。筐体にアーケード基盤という当時と同じ方式ながら、ひとつの筐体で複数ゲームの切り替えられる。もちろん対面での対戦リンクなども可能だ。
今年は、2024年に稼働予定の最新ベルトスクロールアクション『ジツ・スクワッド×キャッ党忍伝てやんでえ』や開発中の『ジャムジャムゼリー エクサレント』もプレイアブルとなっていた。
いまどきのゲームセンターで1回100円で元を取るために、筐体・ゲーム基盤などを合わせて約100万円ほどのコストと償却期間を考えると、この手のアーケード筐体が厳しいところは否めない。
しかし、ゲーセンでしか味わえない、変に人が見ていたり、カッコつけてしまいたくなったりする独特の雰囲気の心地よさは確かにある。過度に画質を追求せず、あえてドットの大きなゲームを作るなど、ゲーム開発メーカーも“わかっている”ところが多いのが「エクサ・アルカディア」の特徴とも言える。
大きなゲームセンターなら置いてあることも多いので、ぜひ見かけたらレトロでノスタルジックな新作アーケードゲームを遊んでみてほしい。
まだ間に合う! 11月16日(土)開催予定のeスポーツ関連イベント
最後に、16日(土)に行われるeスポーツ関連イベントをいくつかご紹介しよう。なお、チケットは当日でも購入できるが、会場での販売はなく、ローチケから購入する必要がある。
アーリーチケット(販売終了)
9:00から入場可能:3,000円(税込)
スタンダードチケット
10:00から入場可能:2,000円(税込)
レイトチケット
13:00から入場可能:1,000円(税込)
※小学生以下無料。(アーリーチケットをお持ちの方が同伴している場合のみ9:00から入場可能。それ以外は10:00から入場可能)
※いずれも滞在時間に制限はなし
※会場での当日券の販売はなし
https://amusementexpo.jp/tickets
セガ フェイブブース
12:00〜16:30 頭文字 D THE ARCADE「走り屋TEAM グランプリ」
予選を勝ち抜いたチーム同士による決勝戦。YouTubeでの配信も実施予定。
https://initiald.sega.jp/inidac/event/saikyo2nd/htgp
カプコンブース
12:15〜13:00 STREET FIGHTER 6 カプコンスタッフと対戦!
14:30〜15:15 プロe-Sportsプレイヤー ACQUA選手に挑戦!
16:00〜16:45 STREET FIGHTER 6 カプコンスタッフと対戦!
試遊で特製ステッカーがもらえるほか、対戦に勝つとプレゼントも。
https://www.capcom.co.jp/amusement/game/event/8663/
タイトーブース
11:30~/14:00~/16:30~(予定) ストリートファイター6 タイプアーケード エキシビションマッチ
『ストリートファイター6 タイプアーケード』にて、ガチくん(Good 8 Squad)と桃井ルナ(G-STAR Gaming)と対戦できるチャンス。対戦プレイで「ICカードステッカー」とレバーレスコントローラーなどが当たる抽選券もゲットできる。
https://www.taito.co.jp/AM-EXPO
アミューズメント エキスポ 2024:https://amusementexpo.jp/
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- 【大会レポート】🇸🇬KELIANBAO選手が初出場で初優勝!——優勝賞金1,400万円超えのeスポーツ世界大会「SWC2024 WORLD FINALS」が東京新宿で開催!
- 世界的に人気な戦略性のあるMMORPG『サマナーズウォー: Sky Arena』の世界大会「SWC2024 WORLD FINALS」が2024年11月9日(土)、東京の新宿住友ビル三角広場にて開催。🇸🇬KELIANBAO選手が初出場で初優勝を果たし、優勝賞金10万ドルを獲得した。<以下、ニュースリリースより>シンガポール代表のKELIANBAO選手が初出場で初優勝! スマートフォン向けモバイルゲームを運用している株式会社Com2uS Japanは、iOS/Android/Steamで大好評配信中の本格RPG『サマナーズウォー: Sky Arena』(以下、サマナーズウォー)の世界大会決勝「SWC2024 WORLD FINALS」を11月9日(土)に新宿住友ビル 三角広場にて開催いたしました。「サマナーズウォーワールドアリーナチャンピオンシップ」(以下、SWC)は、全世界累計 2億2000万ダウンロードを記録しているサマナーズウォーのリアルタイム対戦の世界大会で、2017年から毎年開催しています。世界中の強豪召喚士によるハイレベルな対戦を通して、サマナーズウォーのバトルの楽しさをお届けしております。SWCの最終決戦である本大会は、ヨーロッパ、アメリカ、アジアパシフィックで開催された地域カップを勝ち抜いた召喚士が日本に集結し、熱い戦いを繰り広げました。世界から集まった強豪召喚士のハイレベルな戦いを繰り広げ、KELIANBAO選手が勝利をおさめました。イベント会場には『サマナーズウォー: Sky Arena』 の世界を体験できるコラボキッチンやポップアップストアなどの特別コンテンツも展開。イベント参加者限定スタンプラリーや限定景品の交換なども実施され、約750名が来場し、イベントを楽しみました。また、YouTubeやTwitchなどでも生配信され、全世界で累計約100万人が視聴しました。まずは 『サマナーズウォー: Sky Arena』をダウンロード!:https://bit.ly/3UmHPXe生配信のアーカイブ カウントダウン メインステージのスクリーンでは、試合開始30分前からカウントダウンが開始。会場が緊張感に包まれる中で、試合開始前から多くの人々で賑わいました。観戦者の中には、独自に作成した応援グッズを持参されている方も見受けられ、応援に熱が入っていました。準々決勝第2ラウンド 準々決勝第2ラウンドは、「各地域予選の1位の選手」と「第1ラウンドで勝利した選手」の戦いです。流れにのって第1ラウンドで勝利した選手が勝つのか、世界大会レジェンドが勝つのか注目のラウンドとなりました。1ROUNDは、昨年惜しくも決勝で敗れたTRUEWHALE選手が登場します。結果は、惜しくも敗北。準々決勝第1ラウンドで勝利を果たしたKELIANBAO選手が次に進みます。流れにのったKELIANBAO選手が余裕感を見せる試合となりました。2ROUNDは、両者譲らず2-2の試合結果に。白熱した試合の末、NEF選手が勝利を果たしました。3ROUNDは、今年の優勝者予想1位、過去に2度の優勝歴のあるLEST選手が登場します。インタビューでは、「日本を旅行しに来ました。」と余裕を見せました。会場全体が注目する中で、試合開始。1セット目と3セット目は対戦相手のSTARTIIK選手に勝利を許すも、レジェンドの意地を見せ、見事LEST選手が勝利しました。4ROUNDは接戦となり、どちらが勝ってもおかしくない試合に。白熱する戦いに会場も盛り上がります。両者一歩も引かず、長期戦となりましたが、ISMOO選手が勝利。セットが進むにつれて強くなる姿を見せました。<試合結果>1ROUND KELIANBAO vs H.FROG 3-0 2ROUND ZEZAS vs KUROMI 1-3 3ROUND STARTIIK vs LADRILLO-OS 3-2 4ROUND KANITAMA vs ISMOO 1-3 準々決勝第1ラウンド 準々決勝第1ラウンドは全4ラウンドで、準々決勝と準決勝は3本先取り制で勝者を決定します。選手が紹介された後、いよいよ試合がスタート。緊迫した空気の中で行われた1ROUND、初戦を制したのはKELIANBAO選手!試合前は「緊張している」と述べるも、ストレート勝ちという結果に。スピード感のある戦いに、会場も盛り上がりを見せます。続く2ROUNDは、KUROMI選手が勝利。パターンの多さが勝利の要因となりました。3ROUNDは、2-2の試合展開まで持ち込む大接戦。両者、徹底的に相手を研究したと述べ、一歩も引かない試合展開となりました。勝利を制したのは、STARTIIK選手!4ROUNDは期待の注目選手、日本オープン戦で優勝したKANITAMA選手が登場しました。本ラウンドも1戦目から接戦を繰り広げ、白熱した試合展開に。しかし結果は1-3でISMOO選手が試合を制し、KANITAMA選手は敗北という結果となりました。<試合結果>1ROUND TRUEWHALE vs KELIANBAO 1-3 2ROUND NEF vs KUROMI 3-2 3ROUND LEST vs STARTIIK 3-2 4ROUND PU vs ISMOO 2-3 準決勝 1ROUNDは、準々決勝でレジェンドに勝利し注目度があがっているKELIANBAO選手とNEF選手の戦い。結果は、初出場の KELIANBAO選手が勝利をつかみました。勝利後は、王者の表情を見せ勝気な姿を見せました。続く 2ROUNDは、2度の優勝を経験するレジェンド、LEST選手が再び登場します。応援の熱量も高まり、会場も盛り上がります。しかし、先に2得点を相手に許す結果に。そこから、昨年王者の意地を見せ大逆転。3点を獲得し、勝利をつかみます。<試合結果>1ROUND KELIANBAO vs NEF 2ROUND LEST vs ISMOO 3-1 3ROUND LEST vs ISMOO 3-2 決勝 決勝は4本先取り制で勝者を決定します。「初出場のKELIANBAO選手」が勝つか「3度目の優勝となるLEST選手」が勝つかこれまで一番の盛り上がりを見せました。来場者たちは応援ボードを掲げ、KELIANBAO選手がその応援に笑顔で応えるなど会場全体が熱気に包まれる中で試合がスタート。試合は、KELIANBAO選手が先に3得点を獲得します。しかし、LEST選手はレジェンドの意地を見せ、新たな切り札を出しスコアは2-3に持ち直しました。その後も試合は接戦となり、 3-3に持ち込みさらに会場は盛り上がります。決勝戦にふさわしい大熱戦となり、最後まで白熱した試合の末、初出場のKELIANBAO選手が見事に優勝を果たしました。試合終了後には、 KELIANBAO選手へのインタビューが行われ、「疲れたけど楽しかった」とやりきった姿を見せました。<試合結果>1ROUND KELIANBAO vs LEST 4-3 <総合結果>1ROUND KELIANBAO vs H.FROG 勝者: KELIANBAO 2ROUND ZEZAS vs KUROMI 勝者: KUROMI 3ROUND STARTIIK vs LADRILLO-OS 勝者: STARTIIK 4ROUND KANITAMA vs ISMOO 勝者: ISMOO 5ROUND TRUEWHALE vs KELIANBAO 勝者: KELIANBAO 6ROUND NEF vs KUROMI 勝者: NEF 7ROUND LEST vs STARTIIK 勝者: LEST 8ROUND PU vs ISMOO 勝者: ISMOO 9ROUND KELIANBAO vs NEF 勝者: KELIANBAO 10ROUND LEST vs ISMOO 勝者: LEST 11ROUND KELIANBAO vs LEST 勝者: KELIANBAO 会場の様子 □体験型イベントゾーン会場には、体験型イベントゾーンも設置されました。「試練のコロコロ」や「祈りの千本くじ」などサマナーズウォーの世界観で飾られているゲームを大人から子どもまで楽しみました。□コスプレ試合開始前やインターバルには、お菓子を持った公式コスプレーヤーが会場を歩き回り、会場の雰囲気を盛り上げました。また、コスプレ衣装を着て来場した方々にはグッズを配布するイベントもありました。□「SWC2024 WORLD FINALS」コラボキッチン当日は『サマナーズウォー: Sky Arena』 コラボキッチンも提供し、サマナーズウォーの世界観を反映した特別なメニューも用意されていました。また、当日はクーポン券を配布し、キッチンカーにて300円分の割引をさせていただき多くの方にお越しいただきました。イベント概要 「SWC2024 WORLD FINALS」・日時:2024年11月9日(土)10:00.20:00・場所:新宿住友ビル 三角広場(東京都新宿区西新宿2丁目6−1)・出場選手 ※()は居住地域TRUEWHALE(アメリカ)/ LADRILLO-OS(チリ)/ ZEZAS(ブラジル)/ NEF(ドイツ)/STARTIIK(ベルギー)/ ISMOO(ドイツ)/ PU(ベトナム)/ KUROMI(韓国)/ KELIANBAO(シンガポール)/ LEST(中国)/ H.FROG(中国)/ KANITAMA(日本)
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- 【大会レポート】REJECT所属のときど選手が『ストリートファイター6』の公式大会「CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPAN」で優勝!
- 『ストリートファイター6』の公式大会 「CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPAN」が11月2日(土)〜3日(日)に武蔵野にある森総合スポーツプラザにて開催。REJECT所属のときど選手が優勝し、世界最強を決める「CAPCOM CUP 11」の出場権を獲得した。なお、準優勝のDRX所属のLeshar(れしゃー)選手は、公式リーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」において、同じYogibo REJECTとして活動している。<以下、ニュースリリースより>大会結果 この度、株式会社REJECT(代表取締役:甲山翔也、以下、「REJECT」)の格闘ゲーム部門に所属する、ときどが、CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPANにおいて見事1位に輝きました。 CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPANは、ストリートファイター6の公式戦として、 国内外のトッププレーヤーが集結する中で開催されました。 ときどは、数々の強豪を打ち破り、グランドファイナルへと進出。決勝戦では、ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024において、同じYogibo REJECTとして活動している、DRX Lesharとの勝負となり、安定したプレーを見せたときどが勝負を制しました。 優勝: ときど選手(@tokidoki77) 2位: Leshar選手(@leshar15) この結果により、ときどはCAPCOM CUP 11への出場権を獲得しました。CAPCOM CUP 11は、2025年3月5日から9日にかけて両国国技館で開催される予定で、世界中のトッププレーヤーが集結し世界一のプレーヤーを決める一大イベントとなります。今後の展望 ときどは、CAPCOM CUP 11に向けて日々練習を重ね、これまでの成果を糧に、世界の舞台で最高のパフォーマンスを発揮することを目指します。ファンの皆様の応援を力に変え、次なる挑戦に向けて全力を尽くします。 応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。 これからもYogibo REJECTと、ときどの挑戦は続きます。REJECTについて REJECTは2018 年発足のプロe スポーツチーム。 世界的に人気なゲームタイトルを取り扱い、現在8タイトルの部門を保有。 累計賞金獲得額国内1位の実力派チームであり、モバイルシューティングゲームでは日本トップの実績を誇る。 『PUBG MOBILE』部門は12度の世界大会を経て2024年悲願となる日本チーム初の世界一を獲得。 また、『Apex Legends』部門はALGS2024にて、APAC NORTH地域初となる世界一を獲得。
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- 【結果速報 7月8日】VCT Pacific 2024 Stage 2 Regular Season Week4(Super Week) Day4
- 『VALORANT』の国際大会「VCT Pacific 2024 Pacific」のStage 2が2024年6月15日(土)から開催。Regular Seasonはふたつのグループに分かれ、プレーオフ進出を決める大会で、4週にわたり開催される。なお、プレーオフに進出できるのは上位6チームである。また、Stage 2プレーオフの上位3チームと、獲得チャンピオンシップポイントの多かった1チームが、世界王者を決める国際大会「Champions 2024」に出場できる。前試合までの順位は下記の通り。残る試合は、プレーオフ進出を逃している 🇰🇷T1 vs 🇸🇬Bleed Esportsのみ。7月7日(日)には第4週4日目、レギュラーシーズン最後の試合が開催された。MATCH 1:🇰🇷T1(T1) vs 🇸🇬Bleed Esports(BLD) ■結果2:1 T1 勝利1マップ目 バインド(BLDピック)13:11 T1 勝利2マップ目 ロータス(T1ピック)9:13 Bleed Esports 勝利3マップ目 アセント(ディサイダー)13:8 T1 勝利 VCT Pacific プレーオフは7月12日〜21日開催ZETA、DFMはプレーオフ進出ならず この日をもってレギュラーシーズンの試合がすべて終了。日本代表のZETA DIVISIONは3勝7敗の8位、DetonatioN FocusMeは2勝8敗の10位に終わった。プレーオフを戦うのは、勝ち上がった🇸🇬Paper Rex、🇰🇷DRX、🇵🇭Team Secret、🇰🇷Gen.G、🇮🇩Rex Regum Qeon、🇹🇭Talon Esports。ダブルエリミネーション方式で、12日(金)〜14日(日)、20日(土)〜21日(日)でPacific最強を決める。© 2024 Riot Games, Inc. Used With Permission■関連SNSVALORANT Champions Tour JAPAN:https://x.com/valesports_jpVCT Pacific:https://x.com/vctpacific■配信URLTwitch:https://www.twitch.tv/valorant_jpnYouTube:https://youtube.com/@VALORANTjp