AKRacingから、2025年5月30日(金)にゲーミングチェアの新モデル「Eclair」(エクレール)が発売された。同ブランドとしては久々の新モデルであり、位置付けとしてはミドルレンジモデルながら、市場想定売価も4万7800円(税抜)とこれまでのシリーズの中でもかなりお手頃だ。
「Eclair」はフランス語で「輝き・きらめき」や「瞬間的なひらめき」といった意味。デザイン的にはシュー生地の中にカスタードクリーム、外にチョコのかかったあの「エクレア」にも似た、甘さと気軽さが感じられる。
今回、この「Eclair」を発売前に2週間みっちり使わせていただいた。新モデルということで、基本に立ち返って各部のインプレッションをお伝えしたい。
「Eclair」がこれまでのゲーミングチェアと最も異なるのは、デザインとカラーリングだ。
AKRacingといえば、「Pro-X」や「Overture」のようなカラフルなモデルを想像する読者も多いはず。自分の好きな色を主張できる反面、派手ゆえに「ちょっと買いにくい……」という人もいたかもしれない。
そこで「Eclair」では、ホワイトとブラックをベースに、オレンジ・ブルー・グリーン・ピンクの差し色をあしらう、一般的なチェアに近いデザインに変更。パステル調の落ち着いた色合いで、いかにも「eスポーツ」「サイバー」というイメージよりは、リビングや勉強部屋などに置いても違和感のない「カジュアル」「おしゃれ」なイメージで、環境に溶けこみやすいデザインとなっている。

もちろん、ゲーミングチェアとしての性能についてもまったく手を抜いていない。それどころか、上位モデルに迫る機能をしっかり備えているのだ。
AKRacingの特徴である180度リクライニングや、傷などに強いPiレザー、座面やアームレストの上下のエレベーター機構などは従来モデルと同様。これら各部に使われているパーツはグレードによる差はほとんどなく、上位モデルで採用しているものとほぼ同じと、基本性能には一切妥協はない。


見た目で大きく異なる部分は、ヘッドレストのクッションが従来までの筒状から枕状に変わったことだ。この形状のヘッドレストは、「BEAMS DEGISN」「阪神タイガース」「北斗の拳」とのコラボモデルで先んじて採用されていた。
従来モデルのヘッドレストは、頸椎のカーブに合わせて首の後ろに収まる形だったが、「Eclair」は点ではなく面で頭の重さを支えてくれるようになった。こちらの方が、リクライニングで横になる時にはより枕に近い形で使えるように感じられる。
ヘッドレストの固定は、「阪神タイガースチェア」と同様に、背もたれのホールを通してゴムで固定する方式。「BEAMS DESIGN」と「北斗の拳」はチェアの上からゴムを引っかけるかたちだったが、こちらの方が低めの位置にも調整しやすくなった。たったこれだけのことだが、身長が低めの人にも扱いやすく改善されている。


今回のレビューでお借りした2週間のうち、ほとんどはオフィスでPCなどの作業を行ったのだが、オフィスチェアとして「Eclair」を使って最も強く感じたのは、腰を降ろした時に感じる“優しさ”だ。
作業の合間の休憩から戻ってきた時などに、ガスシリンダーの沈み込み分と座面のクッション分の両方で、体重をソフトに受け止めてくれる。そのいずれも「Eclair」は絶妙に柔らかく、体をやさしく包み込んでくれるような感覚がある。
この沈み込む量に秘密があるのではないかと、メジャーを使って手計測してみたところ、ガスシリンダーが稼働する床から座面までは約3cm、クッションの厚みが2〜3cm。つまり、実質5〜6cmで荷重を受け止めてくれていることになる。

この座った際のクッション性は、ゲーミングチェアのメーカーやモデルによってかなり異なる。座面のクッションは分厚いのにあまり沈み込まないもの、クッションが薄い反面シリンダーが仕事をしているものなど、それぞれのコンセプトがメーカーごとの味付けの違いだったりする。そして、安価なゲーミングチェアほどこの2点がかなりシンプルで、立ったり座ったりするたびに硬さを感じるし、長時間座っていると疲れが溜まりやすい。
その意味では、AKRacingのチェアは「Eclair」はもちろん、すべてのチェアでこの部分のバランスが非常にいい。信頼感と耐久性のあるガスシリンダーと、体圧を分散してくれるクッションの両方で、座り心地を確保しているのだ。
この2点に意識を集中させながら、「Eclair」を店頭で試してみると、どれくらい受け止めてくれているかがよく分かるはずだ。いろいろ試しても違いが分からないという方には、かなり違いが明確になるので、ぜひ試してみてほしい。

背もたれのサイズは身長175cm・体重80kgの筆者だと肩の位置がちょうど収まるほどなので、180cm以上の方が座ると少し小さく感じるかもしれない。その場合は、より全体的なサイズが大きい「Pro-X」などの方がおすすめだ。全体の耐荷重スペックはガスシリンダーや各パーツの強度で決まるが、ここはAKRacingの他のモデルと同様に150kgまでとなっている。

座面のサイドの張り出しは、AKRacingの中では低めな部類だが、座面であぐらをかくのは厳しく、片足を折りたたむくらいまでが限界だった。ここはモデルによってかなり違う部分なので、自分の体格に合わせてしっかり確認しておきたい。
表面素材はホワイトだが、使われているPiレザーは汚れても水拭きなどですぐに落とせて、防水性も高い。金具などでこすってしまうのが心配だが、多少なら傷つく心配もないくらいに丈夫だ。縫製もAKRacingで培われてきた丁寧な仕上がりになっている。


前述のようなゲーミングチェアとしての機能は、もちろんゲームプレー時に最も発揮される。今回は筆者が普段プレーしているMOBAの『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)とFPSの『オーバーウォッチ2』で試してみた。
『LoL』は1試合が長時間になりがちなゲームの代表格で、短くても30分、長い時には60分にも及ぶ。筆者はだいたい毎日ランク戦を2〜3戦程度、2時間ほどプレーしているが、「Eclair」に座った瞬間から体を変に動かす必要がなくなったのが驚きだった。無駄な動きがなくなると、疲れもかなり軽減される気がする。また、姿勢はいいのに疲れにくいというのも不思議だった。
理由のひとつは、6cmもの厚みを持つランバーサポートだ。背中を押しつけるようにして座ると、適度な反発で常に腰を押し返してくれるのが非常に心地よく、背筋をピッと伸ばしたままプレーできる。

また、プレー中は腰以外の部分は当たることはなく、腰のクッションだけで正しい姿勢を保てる。この状態が集中力を保つのにとても良かった。
FPSの『オーバーウォッチ2』の方は、やや前屈みの姿勢でマウスの移動もかなり大きく(センシは400)、特に右腕を動かす範囲は『LoL』と比べてかなり広めで、自然と体を動かすことも多くなる。しかし、多少大きく動いてもチェア自体が不安定になることはなく、終始快適にプレーできた。
過去に他社のゲーミングチェアを使った際、体の動きに対してキャスターが動いてしまい、集中できないことがあった。しかし「Eclair」はフローリングの床であっても体重がかかった状態だとキャスターが変にブレたり転がることがなく、安定感を保ってくれたのが好印象だった。

最後に、リクライニング機能を使ってマンガや小説なども読んでみた。
アームレストは一番上に設定し、リクライニングは45度くらいまで下げつつ、背もたれに体を預けていると、肩と腰に最も体圧がかかるかたちになる。ランバーサポートやヘッドレストで体がチェアに密着し、Piレザーの適度な摩擦力のおかげで腰がずり落ちることもなく、そのままの姿勢で無理なく座り続けられた。
AKRacingのリクライニングというと水平180度ばかりが話題になりがちだが、それぞれの角度ごとに腰、背中、肩が絶妙に体重を分散してくれる点が、最も優れていると筆者は感じている。寝転がりたい時にはそれぞれのクッションが、寄りかかりたい時には背中が、ゲームプレーの際には座面の腰と背中が、うまく体重を支えてくれる。この点が、長時間の作業やゲームでも疲れにくい要因なのだろう。
ちなみに細かいことだが、アームレストの素材が硬質なプラスチックではなく、柔らかいクッション素材なのも好印象だ。ゲームの勝敗でギスギスしている時にふとふれる部分が柔らかいというだけで、なんだか気持ちが和らぐ気がする。こういった心遣いもぜひ実際に座って試してみてほしい。

長時間座っていても疲れを感じることが少ないというのは意外とレアな体験だ。筆者が普段使っているオフィスチェアにはリクライニング機能はなく、背中を預けるとその分腰が前に出てしまい、ずり落ちる姿勢になってしまいがち。その点「Eclair」はそういったズレが一切なく、体がふれている部分すべてで分散して体重を支えてくれているような感覚になる。






製品自体はユーザー自身で組み立てる必要があるのは従来モデルと同じ。組立説明書を見ても他のモデルと同様で、ねじ止めやハメ込み式の家具を作ったことがある人なら問題なく作れるレベルで難易度も低い。
ただ、現在は直販ストアで購入すると、組み立て済みのモデルを購入できるオプションもある(地域によって送料が5000円〜2万円)ため、作れる自信がない人や作る時間がない人、すぐに使いたい人にも安心だ。


「Eclair」をひとことでまとめると、「AKRacingのいいところをすべて詰め込んだベストバランスモデル」と言える。
装備はAKRacingの他モデルと同様に高性能でありながら、ヘッドレストの変更や落ち着いたカラーリングへの変更により、「さあ、eスポーツで強くなるぞ!」というよりは「今日も楽しくゲームや趣味に没頭しよう!」というライトな感覚で使える。
サイズ感も標準的な日本人男性から、女性や子どもでも違和感なく使える大きさだ。女性・子ども向けにやや小ぶりな「Pinon」というモデルもあるが、それよりは少し余裕があるので、成長期の子どもなどにはこちらの方がいいかもしれない。
上位モデルとの差をあえていうなら、アームレストの4D調整機能がないことくらいだが、実は別パーツを自分で交換することもできる。交換してしまえば、上位モデルと同等の機能も手に入る。

ミドルレンジモデルながら、価格も実売4万7800円(税抜)とお手頃な「Eclair」。ゲーミングチェアのスタンダードとして、初めての人にも買い替えの人にも、誰にでもおすすめできる。
Eclairゲーミングチェア:https://www.akracing.jp/products/detail/54
AKRacing公式直販ストア:https://www.akracing.jp/
AKRacing Amazonストア:https://www.amazon.co.jp/akracing
「Eclair」はフランス語で「輝き・きらめき」や「瞬間的なひらめき」といった意味。デザイン的にはシュー生地の中にカスタードクリーム、外にチョコのかかったあの「エクレア」にも似た、甘さと気軽さが感じられる。
今回、この「Eclair」を発売前に2週間みっちり使わせていただいた。新モデルということで、基本に立ち返って各部のインプレッションをお伝えしたい。
AKRacing Eclairシリーズ
店頭発売予定日:2025年5月30日(金)
定価:オープン
市場想定売価:4万7800円(税込)
カラー:4色(オレンジ・ブルー・グリーン・ピンク)
椅子の高さ:123.5cm〜131cm
座面幅:39cm
座面奥行:53.5cm
座面厚さ:10cm
座面高さの調節幅:30.5cm〜38cm
地面からのアームレスト高さ:59cm〜73cm
背もたれ高さ:93cm
脚部(ベース)最大幅:67cm
荷重制限:150kg
本体重量:25kg
梱包時の重量:27.25kg
箱の寸法 幅88.5 × 奥行き68 × 高さ39㎝
店頭発売予定日:2025年5月30日(金)
定価:オープン
市場想定売価:4万7800円(税込)
カラー:4色(オレンジ・ブルー・グリーン・ピンク)
椅子の高さ:123.5cm〜131cm
座面幅:39cm
座面奥行:53.5cm
座面厚さ:10cm
座面高さの調節幅:30.5cm〜38cm
地面からのアームレスト高さ:59cm〜73cm
背もたれ高さ:93cm
脚部(ベース)最大幅:67cm
荷重制限:150kg
本体重量:25kg
梱包時の重量:27.25kg
箱の寸法 幅88.5 × 奥行き68 × 高さ39㎝
日常に溶け込む、おしゃれなカラーバリエーション
「Eclair」がこれまでのゲーミングチェアと最も異なるのは、デザインとカラーリングだ。
AKRacingといえば、「Pro-X」や「Overture」のようなカラフルなモデルを想像する読者も多いはず。自分の好きな色を主張できる反面、派手ゆえに「ちょっと買いにくい……」という人もいたかもしれない。
そこで「Eclair」では、ホワイトとブラックをベースに、オレンジ・ブルー・グリーン・ピンクの差し色をあしらう、一般的なチェアに近いデザインに変更。パステル調の落ち着いた色合いで、いかにも「eスポーツ」「サイバー」というイメージよりは、リビングや勉強部屋などに置いても違和感のない「カジュアル」「おしゃれ」なイメージで、環境に溶けこみやすいデザインとなっている。

左から、オレンジ、ブルー、グリーン、ピンク。ホワイトの面積が広いため、圧迫感はかなり少ない
機能面は上位モデル級! AKRacingの特徴と魅力を凝縮
もちろん、ゲーミングチェアとしての性能についてもまったく手を抜いていない。それどころか、上位モデルに迫る機能をしっかり備えているのだ。
AKRacingの特徴である180度リクライニングや、傷などに強いPiレザー、座面やアームレストの上下のエレベーター機構などは従来モデルと同様。これら各部に使われているパーツはグレードによる差はほとんどなく、上位モデルで採用しているものとほぼ同じと、基本性能には一切妥協はない。

リクライニングとロッキング調整レバー。ギヤを用いてカチッ、カチッと確実に固定してくれるので安心感がある

AKRacingの伝統である180度リクライニング機構。ゲームに集中した後の背中のストレッチや仮眠に使える
見た目で大きく異なる部分は、ヘッドレストのクッションが従来までの筒状から枕状に変わったことだ。この形状のヘッドレストは、「BEAMS DEGISN」「阪神タイガース」「北斗の拳」とのコラボモデルで先んじて採用されていた。
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従来モデルのヘッドレストは、頸椎のカーブに合わせて首の後ろに収まる形だったが、「Eclair」は点ではなく面で頭の重さを支えてくれるようになった。こちらの方が、リクライニングで横になる時にはより枕に近い形で使えるように感じられる。
ヘッドレストの固定は、「阪神タイガースチェア」と同様に、背もたれのホールを通してゴムで固定する方式。「BEAMS DESIGN」と「北斗の拳」はチェアの上からゴムを引っかけるかたちだったが、こちらの方が低めの位置にも調整しやすくなった。たったこれだけのことだが、身長が低めの人にも扱いやすく改善されている。

「Eclair」のヘッドレスト。緩やかに膨らんだ部分を首の後ろに合わせる調整がしやすくなった

ヘッドレストの背面。ホールにゴムを通して留めることで、ヘッドレストの高さを微調整できる
驚きのフィット感! 5cmの沈み込みが生む快適な座り心地
今回のレビューでお借りした2週間のうち、ほとんどはオフィスでPCなどの作業を行ったのだが、オフィスチェアとして「Eclair」を使って最も強く感じたのは、腰を降ろした時に感じる“優しさ”だ。
作業の合間の休憩から戻ってきた時などに、ガスシリンダーの沈み込み分と座面のクッション分の両方で、体重をソフトに受け止めてくれる。そのいずれも「Eclair」は絶妙に柔らかく、体をやさしく包み込んでくれるような感覚がある。
この沈み込む量に秘密があるのではないかと、メジャーを使って手計測してみたところ、ガスシリンダーが稼働する床から座面までは約3cm、クッションの厚みが2〜3cm。つまり、実質5〜6cmで荷重を受け止めてくれていることになる。

写真のように、座面自体とクッションを合わせて約5cmほど沈むが、このわずかな高さの違い=受け止め具合が快適さにつながっている
この座った際のクッション性は、ゲーミングチェアのメーカーやモデルによってかなり異なる。座面のクッションは分厚いのにあまり沈み込まないもの、クッションが薄い反面シリンダーが仕事をしているものなど、それぞれのコンセプトがメーカーごとの味付けの違いだったりする。そして、安価なゲーミングチェアほどこの2点がかなりシンプルで、立ったり座ったりするたびに硬さを感じるし、長時間座っていると疲れが溜まりやすい。
その意味では、AKRacingのチェアは「Eclair」はもちろん、すべてのチェアでこの部分のバランスが非常にいい。信頼感と耐久性のあるガスシリンダーと、体圧を分散してくれるクッションの両方で、座り心地を確保しているのだ。
この2点に意識を集中させながら、「Eclair」を店頭で試してみると、どれくらい受け止めてくれているかがよく分かるはずだ。いろいろ試しても違いが分からないという方には、かなり違いが明確になるので、ぜひ試してみてほしい。

座面のクッションはかなりの厚み。単に厚いだけでなく沈み込んだ状態からの反発も強いため、ももが包まれる感覚もある
背もたれのサイズは身長175cm・体重80kgの筆者だと肩の位置がちょうど収まるほどなので、180cm以上の方が座ると少し小さく感じるかもしれない。その場合は、より全体的なサイズが大きい「Pro-X」などの方がおすすめだ。全体の耐荷重スペックはガスシリンダーや各パーツの強度で決まるが、ここはAKRacingの他のモデルと同様に150kgまでとなっている。

AKRacingの屋台骨とも言えるガスシリンダー。耐久性も高いが、万が一故障しても交換パーツが供給されている
座面のサイドの張り出しは、AKRacingの中では低めな部類だが、座面であぐらをかくのは厳しく、片足を折りたたむくらいまでが限界だった。ここはモデルによってかなり違う部分なので、自分の体格に合わせてしっかり確認しておきたい。
表面素材はホワイトだが、使われているPiレザーは汚れても水拭きなどですぐに落とせて、防水性も高い。金具などでこすってしまうのが心配だが、多少なら傷つく心配もないくらいに丈夫だ。縫製もAKRacingで培われてきた丁寧な仕上がりになっている。

肩のカラーリング部分。細かな色分けもしっかり縫製されている

使っていると変形しやすい座面部分は、ステッチの仕上げもより丈夫になっている
ゲーム中の集中力を最大化! MOBAもFPSも疲れ知らず
前述のようなゲーミングチェアとしての機能は、もちろんゲームプレー時に最も発揮される。今回は筆者が普段プレーしているMOBAの『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)とFPSの『オーバーウォッチ2』で試してみた。
『LoL』は1試合が長時間になりがちなゲームの代表格で、短くても30分、長い時には60分にも及ぶ。筆者はだいたい毎日ランク戦を2〜3戦程度、2時間ほどプレーしているが、「Eclair」に座った瞬間から体を変に動かす必要がなくなったのが驚きだった。無駄な動きがなくなると、疲れもかなり軽減される気がする。また、姿勢はいいのに疲れにくいというのも不思議だった。
理由のひとつは、6cmもの厚みを持つランバーサポートだ。背中を押しつけるようにして座ると、適度な反発で常に腰を押し返してくれるのが非常に心地よく、背筋をピッと伸ばしたままプレーできる。

かなり大ぶりで厚めなランバーサポート。深く腰掛けると適度につぶれ、反発によりちょうど気持ちいい圧を感じられる
また、プレー中は腰以外の部分は当たることはなく、腰のクッションだけで正しい姿勢を保てる。この状態が集中力を保つのにとても良かった。
FPSの『オーバーウォッチ2』の方は、やや前屈みの姿勢でマウスの移動もかなり大きく(センシは400)、特に右腕を動かす範囲は『LoL』と比べてかなり広めで、自然と体を動かすことも多くなる。しかし、多少大きく動いてもチェア自体が不安定になることはなく、終始快適にプレーできた。
過去に他社のゲーミングチェアを使った際、体の動きに対してキャスターが動いてしまい、集中できないことがあった。しかし「Eclair」はフローリングの床であっても体重がかかった状態だとキャスターが変にブレたり転がることがなく、安定感を保ってくれたのが好印象だった。

キャスターは座っている際には体重でしっかり固定され、足で動かそうとするとしっとり動く上質さを兼ね備えている
仕事も趣味も、リラックスしながら集中できる設計
最後に、リクライニング機能を使ってマンガや小説なども読んでみた。
アームレストは一番上に設定し、リクライニングは45度くらいまで下げつつ、背もたれに体を預けていると、肩と腰に最も体圧がかかるかたちになる。ランバーサポートやヘッドレストで体がチェアに密着し、Piレザーの適度な摩擦力のおかげで腰がずり落ちることもなく、そのままの姿勢で無理なく座り続けられた。
AKRacingのリクライニングというと水平180度ばかりが話題になりがちだが、それぞれの角度ごとに腰、背中、肩が絶妙に体重を分散してくれる点が、最も優れていると筆者は感じている。寝転がりたい時にはそれぞれのクッションが、寄りかかりたい時には背中が、ゲームプレーの際には座面の腰と背中が、うまく体重を支えてくれる。この点が、長時間の作業やゲームでも疲れにくい要因なのだろう。
ちなみに細かいことだが、アームレストの素材が硬質なプラスチックではなく、柔らかいクッション素材なのも好印象だ。ゲームの勝敗でギスギスしている時にふとふれる部分が柔らかいというだけで、なんだか気持ちが和らぐ気がする。こういった心遣いもぜひ実際に座って試してみてほしい。

ぱっと見は固そうだが、実は指で押せるくらいの柔らかさで、手ざわりがとてもいい。あまりやりすぎると傷になるのでひっかき厳禁
長時間座っていても疲れを感じることが少ないというのは意外とレアな体験だ。筆者が普段使っているオフィスチェアにはリクライニング機能はなく、背中を預けるとその分腰が前に出てしまい、ずり落ちる姿勢になってしまいがち。その点「Eclair」はそういったズレが一切なく、体がふれている部分すべてで分散して体重を支えてくれているような感覚になる。






リクライニングの角度。筆者は3枚目くらいでも十分リラックスできるが、いざ寝転びたい、という時にすぐに寝られるのがAKRacingのいいところでもある
組み立てもカンタンだが、購入後すぐ使える組み立て済みオプションにも対応
製品自体はユーザー自身で組み立てる必要があるのは従来モデルと同じ。組立説明書を見ても他のモデルと同様で、ねじ止めやハメ込み式の家具を作ったことがある人なら問題なく作れるレベルで難易度も低い。
ただ、現在は直販ストアで購入すると、組み立て済みのモデルを購入できるオプションもある(地域によって送料が5000円〜2万円)ため、作れる自信がない人や作る時間がない人、すぐに使いたい人にも安心だ。

組み立てマニュアルにある「Eclair」のパーツ。組み立てに使用する軍手と六角レンチも同梱されており、他の工具は必要ない

組み立て手順の一部。写真とともに作り方が丁寧に書かれている
総評:日本人にぴったり! 誰にでも“ちょうどいい”ゲーミングチェア
「Eclair」をひとことでまとめると、「AKRacingのいいところをすべて詰め込んだベストバランスモデル」と言える。
装備はAKRacingの他モデルと同様に高性能でありながら、ヘッドレストの変更や落ち着いたカラーリングへの変更により、「さあ、eスポーツで強くなるぞ!」というよりは「今日も楽しくゲームや趣味に没頭しよう!」というライトな感覚で使える。
サイズ感も標準的な日本人男性から、女性や子どもでも違和感なく使える大きさだ。女性・子ども向けにやや小ぶりな「Pinon」というモデルもあるが、それよりは少し余裕があるので、成長期の子どもなどにはこちらの方がいいかもしれない。
上位モデルとの差をあえていうなら、アームレストの4D調整機能がないことくらいだが、実は別パーツを自分で交換することもできる。交換してしまえば、上位モデルと同等の機能も手に入る。

「Pro-X」の4Dアームレストは、前後・回転・高さ・左右の位置調整が可能。左右セットで1万980円だ
ミドルレンジモデルながら、価格も実売4万7800円(税抜)とお手頃な「Eclair」。ゲーミングチェアのスタンダードとして、初めての人にも買い替えの人にも、誰にでもおすすめできる。
【eSports World編集部の評価】
操作性:★★★★★
機能性:★★★★☆
拡張性:★★★★☆
デザイン性:★★★★★
価格:★★★★★
総合評価:4.6
ミドルレンジモデルながら、税抜5万円を切る価格とゲーミングしすぎていないデザインに生まれ変わったことで、ターゲットユーザーがかなり広がった。各パーツの機能は上位モデルとまったく同じなため、座り心地にはなんの不満もない。
こうなると、上位モデルにしかない機能がないということ以外にネガティブな面がほとんどない。ゲーマーにもビジネスマンにも、子どもの勉強用にも、あらゆるシーンで選びやすいカラーと性能のいいとこどりのモデルだ。
操作性:★★★★★
機能性:★★★★☆
拡張性:★★★★☆
デザイン性:★★★★★
価格:★★★★★
総合評価:4.6
ミドルレンジモデルながら、税抜5万円を切る価格とゲーミングしすぎていないデザインに生まれ変わったことで、ターゲットユーザーがかなり広がった。各パーツの機能は上位モデルとまったく同じなため、座り心地にはなんの不満もない。
こうなると、上位モデルにしかない機能がないということ以外にネガティブな面がほとんどない。ゲーマーにもビジネスマンにも、子どもの勉強用にも、あらゆるシーンで選びやすいカラーと性能のいいとこどりのモデルだ。
Eclairゲーミングチェア:https://www.akracing.jp/products/detail/54
AKRacing公式直販ストア:https://www.akracing.jp/
AKRacing Amazonストア:https://www.amazon.co.jp/akracing
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- GIGABYTEからQD-OLEDパネル採用、最大リフレッシュレート360HzでWQHD解像度のゲーミングモニター「MO27Q3」をGIGABYTEストア限定にて発売中。参考価格は109,800円。<以下、ニュースリリースより>GIGABYTEストア【公式】限定のゲーミングシリーズQD-OLED液晶モニター「MO27Q3」発売 株式会社ニューエックス(本社:東京都千代田区)は、取扱メーカーである GIGABYTE 社より、ClearMR 18000 認証を取得した WQHD・360Hz QD-OLED ゲーミングモニター「MO23Q3」を、2025年12月1日(月)より GIGABYTE ストア【公式】にて発売いたします。 詳細に関しては、以下をご参照ください。【製品概要】 製品名:GIGABYTE MO27Q3 型番:MO27Q3 JANコード:4719331871857 製品コード:MN1397 希望小売価格:109,800円(税込) 製品販売ページ: https://storejp.gigabyte.com/c/item-list/monitor/gigabyte-mn1397【製品特長】 GIGABYTE MO27Q3は27インチフラットスクリーンのゲーミングディスプレーです。WQHD(2560x1440、アスペクト比16:9)の解像度と0.03ms(GTG)の応答時間、最大360Hzのリフレッシュレートで動作します。 パネルは豊かな色彩、高コントラスト、深い黒、高視野角、低消費電力、アクションシーンでの高速応答を実現するQD-OLEDパネルを採用しています。 DCI-P3を99%カバーする優れた色域、ビット深度10ビットの10億色表示、高画素密度による精細な画面、精確な色表示により、ゲーム用途だけでなく、クリエイター用途にも優れているモニターになっております。 VESA DisplayHDR True Black 400認証を取得しており、OLEDパネルならではの黒表現の生きた、自然でリアルな描写を体験することができます。 さらにHDRピーク1000nitsモードを有効にすることで、ピークの明るさ1000nitsの表示を行うことができ、より強調されたコントラストと、最適な鮮明さで、没入感のあるゲーム体験を実現します。 パネルの応答性については、リフレッシュレートは最大360Hz、応答速度は0.03ms(GTG)と非常に高速なだけでなく、VESAによるモーションブラーの指標となるClearMRにおいて、ClearMR 18000の認証を取得しています。素早い動きのゲームや動画において、にじみやぼやけが抑えられたクリアーな表示を体感いただけます。 パネルの発熱は寿命に影響しますが、グラフェン放熱フィルム、カスタムヒートシンク、四方向からの換気などによりファンレスで、モニターの安定性、冷却性、耐久性を確保します。GIGABYTE TECHNOLOGY社 概要 PC業界の世界的リーダーの一社であるGIGABYTEは、「Upgrade Your Life(生活を向上させる)」ことを目指し、包括的な製品ラインアップを提供しています。コンシューマ、ビジネス、ゲーム、クラウドシステムなどを網羅する専門知識を有するGIGABYTEは、常に研究と革新を駆使し、ユーザーニーズを満たします。 GIGABYTEは、数々の受領歴を持つマザーボード、グラフィックスカード、ラップトップ、ミニPCおよびその他のPCコンポーネントとアクセサリで知られ、特許を取得したDualBIOS™およびUltra Durable™テクノロジーでPC業界に革命をもたらしました。 PCテクノロジーのエキスパートとして、GIGABYTEは、5G時代に理想的なインフラストラクチャを開発すべく、AIとAloTアプリケーションを統合するハードウェアとソフトウェアソリューションでビジネスサーバーとクラウドシステムの範囲を拡大する準備を整えています。ウェブサイト:https://www.gigabyte.com/jp
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- 【CORSAIRレバーレス】ジャスティンもお墨付き!?——ラピッドトリガー対応で低遅延無線接続にも対応した「NOVABLADE PROワイヤレス ホールエフェクトレバーレスコントローラー」が発売
- PCパーツ周辺機器メーカーのCORSAIRから、ラピッドトリガーに対応したレバーレスコントローラー「NOVABLADE PROワイヤレス ホールエフェクトレバーレスコントローラー」が発売中。参考価格は32,980円。有線接続のほかにBluetooth、2.4GHz無線接続にも対応。8個のプログラム可能なキーを搭載している。また、公式サイトでは、アメリカのプロゲーマー ジャスティン・ウォン氏も絶賛のコメントを残している。参考:https://www.corsair.com/jp/ja/p/keyboards/ch-963b01g-ww/novablade-pro-wireless-hall-effect-leverless-fighting-game-controller-ch-963b01g-ww<以下、ニュースリリースより>CORSAIR社製「NOVABLADE PROワイヤレス ホールエフェクトレバーレスコントローラー」取り扱い開始 15個の調整可能なボタンと8個のプログラム可能なGキーを搭載したレバーレスコントローラーを2025年11月28日より日本国内にて販売開始。 このたび、株式会社プリンストン(本社:東京都港区、代表取締役社長:宇佐見紀之)は、CORSAIR社製「NOVABLADE PROワイヤレス ホールエフェクトレバーレスコントローラー」(以下「NOVABLADE PRO ワイヤレス」)を発売いたします。 CORSAIR初となるレバーレスコントローラー「NOVABLADE PRO ワイヤレス」は、格闘ゲームの競技シーンにおいて実際に勝利を収めたプロプレーヤーの意見やフィードバックを基に開発されたアーケードコントローラーです。CORSAIRのゲーミングキーボードで培った独自のキースイッチやテクノロジーを盛り込んだ「NOVABLADE PRO ワイヤレス」は、家庭でのコンソールゲームだけでなくプロレベルの試合でもパフォーマンスを発揮します。NOVABLADE PROワイヤレス ホールエフェクトレバーレスコントローラーCORSAIR MGX HyperdriveマグネットスイッチとRapid Triggerテクノロジーを搭載した15キーCORSAIR NOVABLADE PROワイヤレス ホールエフェクトレバーレスコントローラーです。【商品概要】 型番:CH-963B01G-WW (ブラック) UPCコード:840440401735 希望小売価格:オープン価格(実売予想税込価格32,980円) 発売予定日:2025年11月28日商品詳細についてはこちらをご覧下さい。https://www.corsair.com/jp/ja/p/keyboards/ch-963b01g-ww/novablade-pro-wireless-hall-effect-leverless-fighting-game-controller-ch-963b01g-wwCORSAIRについて CORSAIRは、世界中のゲーマー、クリエイター、そしてPCファンのために革新的で高性能なギアとテクノロジーを開発・提供するグローバルブランドです。さまざまな受賞歴のあるPCコンポーネントやゲーミング周辺機器、ストリーミング機器、スマートライティングからプロ仕様のeスポーツコーチングまで、CORSAIRの製品はシームレスに連携し、すべてのユーザーが最高のパフォーマンスを発揮できる環境を実現するために、あらゆるサポートをしています。プリンストンについて 株式会社プリンストンは、IT周辺機器の開発・製造・輸入・販売を行っています。創業以来、パソコンの利便性をひろげる周辺機器を提供してきた当社は、近年ではタブレットやスマートフォンに対応したデジタルガジェットやアクセサリーも展開。人とデジタル環境をつなぐ喜びを演出することで「コミュニケーション」の価値を創造し、お客さまと社会の利便性向上に貢献していきます。プリンストン公式サイトhttps://www.princeton.co.jp
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- 【49インチ+240Hz+QD-OLED】GRAPHTから横になが〜いゲーミングモニターが発売中
- MSYのゲーミングブランドGRAPHTから32:9の超ウルトラワイドゲーミングモニターが発売中。参考価格は189,970円。<以下、ニュースリリースより>49インチQD-OLEDゲーミングモニター『GR4924COEL-BK』を11月28日発売 MSY株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:秋山 昌也)は、「好きを語れる人を増やす」をミッションに掲げるブランド『GRAPHT』のプロダクトやサービスを通じて、あらゆるクリエイターとコミュニティの関係性を創ることを目指しています。この度、毎日の当たり前をアップデートする『GRAPHT STANDARD』シリーズより、QD-OLEDパネル搭載49インチゲーミングモニター『GR4924COEL-BK』を2025年11月28日(金)に発売いたします。『Gaming Monitor - GR4924COEL-BK』 拡がる視界、見えない世界を映し出す QD-OLEDパネル搭載スーパーウルトラワイドモニター これまでの49インチウルトラワイドモニターは、ゲーマーにとって導入のハードルが高い存在でした。製品への要求水準が高まる一方で、性能やラインアップの拡充が追いつかず、高価格帯であることも相まって選択肢に入りにくい状況が続いていました。本製品『GR4924COEL-BK』は、49インチが“ゲーマーの新たな選択肢”となることを目指して、あらゆるゲームジャンルに対応するスペックと導入のしやすさを追求したモデルです。240Hzの高リフレッシュレートと0.03msの応答速度、さらに有機ELパネルと量子ドット技術を組み合わせたQD-OLEDによる精緻で豊かな色彩表現を実現。ゲームの映像を、遅延やロスなくそのままに体感することができます。GR4924COEL-BK 使用イメージ RPG、シミュレーション、レースゲームはもちろん、MOBAのような戦略的かつ競争性の高いタイトルでも、圧倒的な画面の広がりと臨場感で“ゲームの世界に入り込む体験”を可能にします。FPS/TPSゲームにも十分対応可能な応答速度0.03ms(GTG)と240Hzのリフレッシュレートも備えています。また、より多くの方の選択肢になるよう、価格設定にもこだわりました。49インチの広大な画面とQD-OLEDが描き出す美しい映像が、ゲーマーを惹きつけ、没入させ、プレースタイルやライフスタイルの可能性を拡張します。GRAPHT ECサイトに加えて、全国の家電量販店やPC専門店で順次展開予定です。ぜひ店頭で、その圧倒的な没入感を体感してください。 Gaming Monitor - GR4924COEL-BK 189,970円(税込) 製品ページ https://store.grapht.tokyo/products/grt06449インチでも妥協しない、圧倒的なスピード超高速0.03msの応答速度、240Hzのリフレッシュレート 超高速0.03msの応答速度、240Hzのリフレッシュレート 従来の液晶モニターを上回る応答速度0.03ms(GTG)、240Hzの高リフレッシュレートにより、残像感が非常に少ない状態でダークファンタジーのアクションRPGやFPSなどすべてのゲームジャンルをお楽しみいただけます。 ※応答速度:0.03ms(GTG)…ゲーミングモニターに多く採用されている1msの約30倍の超高速表示。広大な画面から生み出される圧倒的な臨場感有機ELと量子ドット(QD-OLED)による優れた映像美 QD-OLEDによる優れた映像美 有機ELパネルの深く引き締まった黒表現や豊かな階調表現はそのままに、色純度の高い量子ドット技術を組み合わせたQD-OLED方式を採用することで、光量のロスを最小限に抑え、より鮮やかで力強い発色を実現しました。惹き込まれ、見惚れるような映像の美しさと、その臨場感を一段と深く体感していただけます。集中を妨げない、シームレスで広大な画面 シームレスな作業環境 27インチWQHDモニターを2台並べた状態とほぼ同等の表示領域を、1台で実現。デュアルモニター環境ではベゼルによる分断が生じますが、本製品ではシームレスな表示で広い画面を余すことなく活用可能。32:9対応のゲームを存分に楽しむことができるほか、複数のウィンドウを同時に展開しても快適に作業可能。集中力を維持しながら、生産性を向上させる作業環境を実現します。大迫力の2.1chサラウンドスピーカー搭載 2.1chサラウンドスピーカー搭載 筐体内に、中高音域をクリアに届ける5Wスピーカー2基と、厚みのある低音を担当する12Wサブウーファーを内蔵しました。一般的なモニター内蔵スピーカーと比較し、迫力ある音圧と音域の広さを実現しており、別途オーディオ機器を用意することなく、これ一台でリッチなゲームサウンド環境が完成します。MMORPGやオープンワールドゲーム、映画鑑賞などにおいて、長時間のヘッドセット使用による疲労を軽減し、快適なプレー環境を提供します。パネルの性能を長く維持するパネル保護機能 QD-OLEDパネルの性能を長く維持するために、Tcon(タイミングコントローラ)制御によるピクセルリフレッシュ機能を搭載しています。本機能は、4時間以上の連続使用後にモニターがスタンバイモード、または電源オフの状態へ移行したことを検知し、自動的にバックグラウンドで実行されます(所要時間:約4分~20分)。※メンテナンス作業の途中で作業、ゲームに復帰可能です。使用していない時間(アイドリング時)を効率的に活用してメンテナンスを行うため、ゲームプレーや作業中に強制的なメンテナンスが入り、画面表示が妨げられるといったストレスがありません。焼きつきを防止しパネルの性能を長く維持すること常に最高のパフォーマンスで、安心してゲーム体験、映像美をお楽しみいただけます。製品情報・仕様 Gaming Monitor - GR4924COEL-BK 製品イメージ 項目内容製品名称 Gaming Monitor - GR4924COEL-BK 型番 GRT064-4924COEL-BK JANコード 4573626722619 発売日 2025年11月28日(金) 本体カラー ブラック 価格 189,970円(税込) 画面サイズ 49インチ 縦横比 32:9 パネルタイプ QD-OLED パネル形状 湾曲 R1800 リフレッシュレート 240Hz 解像度 5120 × 1440 表面加工 アンチグレア HDR HDR400 True Black 応答速度 0.03ms 画素ピッチ(H × V) 0.233mm × 0.233mm VESA対応 100 × 100(mm) 色域 sRGBカバー率:100% AdobeRGBカバー率:99% DCI-P3カバー率:99.3% 最大表示色 約10億7,000万色(8bit + Hi-FRC) 輝度 APL100%:Min 200~Typ250 nit(SDR) APL10%:Min 400~Typ450 nit(HDR) APL3%:Min 800~Typ1000 nit(HDR) コントラスト比 1,500,000:1 消費電力 80~330W 入力/出力端子 DisplayPort 1.4 × 2 HDMI 2.1 × 1 オーディオ出力 × 1 USB-A 3.0 × 2 USB-B 3.0 × 1 USB-C 3.1 × 1 LANポート × 1 内蔵スピーカー 12W + 5W × 2 Adaptive Sync 対応 可動調整 チルト・ピボット・スイーベル・高さ調整 対応 チルト:前傾5°(±2°)~後傾20°(±2°) スイーベル:±20°(±2°) 高さ調整:120mm PIP/PBP 対応 製品サイズ W1199 × H573 × D361(mm) 本体重量 約13.7kg 電源タイプ 内蔵アダプター 製品保証期間 本体国内保証:お買い上げ日より2年間 同梱物 製品本体 ×1 スタンドステム ×1 スタンドベース ×1 VESAマウントスタッド ×4 DPケーブル ×1 HDMIケーブル ×1 電源ケーブル ×1 USBケーブル Type A-B(V3.0)×1 USBケーブル Type C-C(V3.1)×1 取扱説明書 ×1 対応機能 ・画面モード設定(標準/RTS/RGB/FPSアリーナ/MOBAアリーナ) ・Adaptive-Sync ・シャドウバランス ・リフレッシュレート ・ゲームクロスヘア ・カウントダウン ・ダイナミック輝度 ・HDR ・アンビエント照明 ・パネル保護機能 販売情報 ■予約開始日 2025年11月20日(木) ■発売日 2025年11月28日(金) ■主な取扱店 ●GRAPHT OFFICIAL STORE(ECサイト)(https://store.grapht.tokyo) ●Amazon(https://www.amazon.co.jp/) ●全国の家電量販店、PC専門店 等 ※在庫については各店舗にお問い合わせください。『GRAPHT STANDARD』とは 『GRAPHT STANDARD』ロゴマーク 『GRAPHT』はプロダクトやサービスを介し、あらゆるクリエイターとコミュニティの関係性を創ることを目指しているブランドです。『GRAPHT STANDARD』をはじめ、『ASOBI GRAPHT』、『Team GRAPHT』、『GRAPHT REMIXERS』などのシリーズを展開しています。『GRAPHT STANDARD』シリーズは、『Switch Mind, Switch Style, Switch Life』をコンセプトに掲げています。マインドをスイッチし、スタイルをスイッチして、ライフスタイルを向上させるためのプロダクトを展開しています。『GRAPHT STANDARD』のプロダクトが、いつもふれるモノを選ぶときの新しい基準、選択肢となることで、ライフスタイルに「好き」や「こだわり」をより表現しやすくなる未来を目指しています。 そのために、GRAPHT STANDARDでは、最新の技術から地域の伝統工芸技術までを生かし、こだわり抜いたモノ創りを行っています。 ●GRAPHT OFFICIAL STORE|https://store.grapht.tokyo ●『GRAPHT』ブランドサイト|https://grapht.tokyo ●『GRAPHT』公式X|https://x.com/TeamGRAPHT ©2025 MSY Inc. All rights reserved. GRAPHT is a trademark of MSY Inc. 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。