AKRacingから、2025年5月30日(金)にゲーミングチェアの新モデル「Eclair」(エクレール)が発売された。同ブランドとしては久々の新モデルであり、位置付けとしてはミドルレンジモデルながら、市場想定売価も4万7800円(税抜)とこれまでのシリーズの中でもかなりお手頃だ。
「Eclair」はフランス語で「輝き・きらめき」や「瞬間的なひらめき」といった意味。デザイン的にはシュー生地の中にカスタードクリーム、外にチョコのかかったあの「エクレア」にも似た、甘さと気軽さが感じられる。
今回、この「Eclair」を発売前に2週間みっちり使わせていただいた。新モデルということで、基本に立ち返って各部のインプレッションをお伝えしたい。
「Eclair」がこれまでのゲーミングチェアと最も異なるのは、デザインとカラーリングだ。
AKRacingといえば、「Pro-X」や「Overture」のようなカラフルなモデルを想像する読者も多いはず。自分の好きな色を主張できる反面、派手ゆえに「ちょっと買いにくい……」という人もいたかもしれない。
そこで「Eclair」では、ホワイトとブラックをベースに、オレンジ・ブルー・グリーン・ピンクの差し色をあしらう、一般的なチェアに近いデザインに変更。パステル調の落ち着いた色合いで、いかにも「eスポーツ」「サイバー」というイメージよりは、リビングや勉強部屋などに置いても違和感のない「カジュアル」「おしゃれ」なイメージで、環境に溶けこみやすいデザインとなっている。

もちろん、ゲーミングチェアとしての性能についてもまったく手を抜いていない。それどころか、上位モデルに迫る機能をしっかり備えているのだ。
AKRacingの特徴である180度リクライニングや、傷などに強いPiレザー、座面やアームレストの上下のエレベーター機構などは従来モデルと同様。これら各部に使われているパーツはグレードによる差はほとんどなく、上位モデルで採用しているものとほぼ同じと、基本性能には一切妥協はない。


見た目で大きく異なる部分は、ヘッドレストのクッションが従来までの筒状から枕状に変わったことだ。この形状のヘッドレストは、「BEAMS DEGISN」「阪神タイガース」「北斗の拳」とのコラボモデルで先んじて採用されていた。
従来モデルのヘッドレストは、頸椎のカーブに合わせて首の後ろに収まる形だったが、「Eclair」は点ではなく面で頭の重さを支えてくれるようになった。こちらの方が、リクライニングで横になる時にはより枕に近い形で使えるように感じられる。
ヘッドレストの固定は、「阪神タイガースチェア」と同様に、背もたれのホールを通してゴムで固定する方式。「BEAMS DESIGN」と「北斗の拳」はチェアの上からゴムを引っかけるかたちだったが、こちらの方が低めの位置にも調整しやすくなった。たったこれだけのことだが、身長が低めの人にも扱いやすく改善されている。


今回のレビューでお借りした2週間のうち、ほとんどはオフィスでPCなどの作業を行ったのだが、オフィスチェアとして「Eclair」を使って最も強く感じたのは、腰を降ろした時に感じる“優しさ”だ。
作業の合間の休憩から戻ってきた時などに、ガスシリンダーの沈み込み分と座面のクッション分の両方で、体重をソフトに受け止めてくれる。そのいずれも「Eclair」は絶妙に柔らかく、体をやさしく包み込んでくれるような感覚がある。
この沈み込む量に秘密があるのではないかと、メジャーを使って手計測してみたところ、ガスシリンダーが稼働する床から座面までは約3cm、クッションの厚みが2〜3cm。つまり、実質5〜6cmで荷重を受け止めてくれていることになる。

この座った際のクッション性は、ゲーミングチェアのメーカーやモデルによってかなり異なる。座面のクッションは分厚いのにあまり沈み込まないもの、クッションが薄い反面シリンダーが仕事をしているものなど、それぞれのコンセプトがメーカーごとの味付けの違いだったりする。そして、安価なゲーミングチェアほどこの2点がかなりシンプルで、立ったり座ったりするたびに硬さを感じるし、長時間座っていると疲れが溜まりやすい。
その意味では、AKRacingのチェアは「Eclair」はもちろん、すべてのチェアでこの部分のバランスが非常にいい。信頼感と耐久性のあるガスシリンダーと、体圧を分散してくれるクッションの両方で、座り心地を確保しているのだ。
この2点に意識を集中させながら、「Eclair」を店頭で試してみると、どれくらい受け止めてくれているかがよく分かるはずだ。いろいろ試しても違いが分からないという方には、かなり違いが明確になるので、ぜひ試してみてほしい。

背もたれのサイズは身長175cm・体重80kgの筆者だと肩の位置がちょうど収まるほどなので、180cm以上の方が座ると少し小さく感じるかもしれない。その場合は、より全体的なサイズが大きい「Pro-X」などの方がおすすめだ。全体の耐荷重スペックはガスシリンダーや各パーツの強度で決まるが、ここはAKRacingの他のモデルと同様に150kgまでとなっている。

座面のサイドの張り出しは、AKRacingの中では低めな部類だが、座面であぐらをかくのは厳しく、片足を折りたたむくらいまでが限界だった。ここはモデルによってかなり違う部分なので、自分の体格に合わせてしっかり確認しておきたい。
表面素材はホワイトだが、使われているPiレザーは汚れても水拭きなどですぐに落とせて、防水性も高い。金具などでこすってしまうのが心配だが、多少なら傷つく心配もないくらいに丈夫だ。縫製もAKRacingで培われてきた丁寧な仕上がりになっている。


前述のようなゲーミングチェアとしての機能は、もちろんゲームプレー時に最も発揮される。今回は筆者が普段プレーしているMOBAの『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)とFPSの『オーバーウォッチ2』で試してみた。
『LoL』は1試合が長時間になりがちなゲームの代表格で、短くても30分、長い時には60分にも及ぶ。筆者はだいたい毎日ランク戦を2〜3戦程度、2時間ほどプレーしているが、「Eclair」に座った瞬間から体を変に動かす必要がなくなったのが驚きだった。無駄な動きがなくなると、疲れもかなり軽減される気がする。また、姿勢はいいのに疲れにくいというのも不思議だった。
理由のひとつは、6cmもの厚みを持つランバーサポートだ。背中を押しつけるようにして座ると、適度な反発で常に腰を押し返してくれるのが非常に心地よく、背筋をピッと伸ばしたままプレーできる。

また、プレー中は腰以外の部分は当たることはなく、腰のクッションだけで正しい姿勢を保てる。この状態が集中力を保つのにとても良かった。
FPSの『オーバーウォッチ2』の方は、やや前屈みの姿勢でマウスの移動もかなり大きく(センシは400)、特に右腕を動かす範囲は『LoL』と比べてかなり広めで、自然と体を動かすことも多くなる。しかし、多少大きく動いてもチェア自体が不安定になることはなく、終始快適にプレーできた。
過去に他社のゲーミングチェアを使った際、体の動きに対してキャスターが動いてしまい、集中できないことがあった。しかし「Eclair」はフローリングの床であっても体重がかかった状態だとキャスターが変にブレたり転がることがなく、安定感を保ってくれたのが好印象だった。

最後に、リクライニング機能を使ってマンガや小説なども読んでみた。
アームレストは一番上に設定し、リクライニングは45度くらいまで下げつつ、背もたれに体を預けていると、肩と腰に最も体圧がかかるかたちになる。ランバーサポートやヘッドレストで体がチェアに密着し、Piレザーの適度な摩擦力のおかげで腰がずり落ちることもなく、そのままの姿勢で無理なく座り続けられた。
AKRacingのリクライニングというと水平180度ばかりが話題になりがちだが、それぞれの角度ごとに腰、背中、肩が絶妙に体重を分散してくれる点が、最も優れていると筆者は感じている。寝転がりたい時にはそれぞれのクッションが、寄りかかりたい時には背中が、ゲームプレーの際には座面の腰と背中が、うまく体重を支えてくれる。この点が、長時間の作業やゲームでも疲れにくい要因なのだろう。
ちなみに細かいことだが、アームレストの素材が硬質なプラスチックではなく、柔らかいクッション素材なのも好印象だ。ゲームの勝敗でギスギスしている時にふとふれる部分が柔らかいというだけで、なんだか気持ちが和らぐ気がする。こういった心遣いもぜひ実際に座って試してみてほしい。

長時間座っていても疲れを感じることが少ないというのは意外とレアな体験だ。筆者が普段使っているオフィスチェアにはリクライニング機能はなく、背中を預けるとその分腰が前に出てしまい、ずり落ちる姿勢になってしまいがち。その点「Eclair」はそういったズレが一切なく、体がふれている部分すべてで分散して体重を支えてくれているような感覚になる。






製品自体はユーザー自身で組み立てる必要があるのは従来モデルと同じ。組立説明書を見ても他のモデルと同様で、ねじ止めやハメ込み式の家具を作ったことがある人なら問題なく作れるレベルで難易度も低い。
ただ、現在は直販ストアで購入すると、組み立て済みのモデルを購入できるオプションもある(地域によって送料が5000円〜2万円)ため、作れる自信がない人や作る時間がない人、すぐに使いたい人にも安心だ。


「Eclair」をひとことでまとめると、「AKRacingのいいところをすべて詰め込んだベストバランスモデル」と言える。
装備はAKRacingの他モデルと同様に高性能でありながら、ヘッドレストの変更や落ち着いたカラーリングへの変更により、「さあ、eスポーツで強くなるぞ!」というよりは「今日も楽しくゲームや趣味に没頭しよう!」というライトな感覚で使える。
サイズ感も標準的な日本人男性から、女性や子どもでも違和感なく使える大きさだ。女性・子ども向けにやや小ぶりな「Pinon」というモデルもあるが、それよりは少し余裕があるので、成長期の子どもなどにはこちらの方がいいかもしれない。
上位モデルとの差をあえていうなら、アームレストの4D調整機能がないことくらいだが、実は別パーツを自分で交換することもできる。交換してしまえば、上位モデルと同等の機能も手に入る。

ミドルレンジモデルながら、価格も実売4万7800円(税抜)とお手頃な「Eclair」。ゲーミングチェアのスタンダードとして、初めての人にも買い替えの人にも、誰にでもおすすめできる。
Eclairゲーミングチェア:https://www.akracing.jp/products/detail/54
AKRacing公式直販ストア:https://www.akracing.jp/
AKRacing Amazonストア:https://www.amazon.co.jp/akracing
「Eclair」はフランス語で「輝き・きらめき」や「瞬間的なひらめき」といった意味。デザイン的にはシュー生地の中にカスタードクリーム、外にチョコのかかったあの「エクレア」にも似た、甘さと気軽さが感じられる。
今回、この「Eclair」を発売前に2週間みっちり使わせていただいた。新モデルということで、基本に立ち返って各部のインプレッションをお伝えしたい。
AKRacing Eclairシリーズ
店頭発売予定日:2025年5月30日(金)
定価:オープン
市場想定売価:4万7800円(税込)
カラー:4色(オレンジ・ブルー・グリーン・ピンク)
椅子の高さ:123.5cm〜131cm
座面幅:39cm
座面奥行:53.5cm
座面厚さ:10cm
座面高さの調節幅:30.5cm〜38cm
地面からのアームレスト高さ:59cm〜73cm
背もたれ高さ:93cm
脚部(ベース)最大幅:67cm
荷重制限:150kg
本体重量:25kg
梱包時の重量:27.25kg
箱の寸法 幅88.5 × 奥行き68 × 高さ39㎝
店頭発売予定日:2025年5月30日(金)
定価:オープン
市場想定売価:4万7800円(税込)
カラー:4色(オレンジ・ブルー・グリーン・ピンク)
椅子の高さ:123.5cm〜131cm
座面幅:39cm
座面奥行:53.5cm
座面厚さ:10cm
座面高さの調節幅:30.5cm〜38cm
地面からのアームレスト高さ:59cm〜73cm
背もたれ高さ:93cm
脚部(ベース)最大幅:67cm
荷重制限:150kg
本体重量:25kg
梱包時の重量:27.25kg
箱の寸法 幅88.5 × 奥行き68 × 高さ39㎝
日常に溶け込む、おしゃれなカラーバリエーション
「Eclair」がこれまでのゲーミングチェアと最も異なるのは、デザインとカラーリングだ。
AKRacingといえば、「Pro-X」や「Overture」のようなカラフルなモデルを想像する読者も多いはず。自分の好きな色を主張できる反面、派手ゆえに「ちょっと買いにくい……」という人もいたかもしれない。
そこで「Eclair」では、ホワイトとブラックをベースに、オレンジ・ブルー・グリーン・ピンクの差し色をあしらう、一般的なチェアに近いデザインに変更。パステル調の落ち着いた色合いで、いかにも「eスポーツ」「サイバー」というイメージよりは、リビングや勉強部屋などに置いても違和感のない「カジュアル」「おしゃれ」なイメージで、環境に溶けこみやすいデザインとなっている。

左から、オレンジ、ブルー、グリーン、ピンク。ホワイトの面積が広いため、圧迫感はかなり少ない
機能面は上位モデル級! AKRacingの特徴と魅力を凝縮
もちろん、ゲーミングチェアとしての性能についてもまったく手を抜いていない。それどころか、上位モデルに迫る機能をしっかり備えているのだ。
AKRacingの特徴である180度リクライニングや、傷などに強いPiレザー、座面やアームレストの上下のエレベーター機構などは従来モデルと同様。これら各部に使われているパーツはグレードによる差はほとんどなく、上位モデルで採用しているものとほぼ同じと、基本性能には一切妥協はない。

リクライニングとロッキング調整レバー。ギヤを用いてカチッ、カチッと確実に固定してくれるので安心感がある

AKRacingの伝統である180度リクライニング機構。ゲームに集中した後の背中のストレッチや仮眠に使える
見た目で大きく異なる部分は、ヘッドレストのクッションが従来までの筒状から枕状に変わったことだ。この形状のヘッドレストは、「BEAMS DEGISN」「阪神タイガース」「北斗の拳」とのコラボモデルで先んじて採用されていた。
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【北斗の拳 ラオウ&サウザーモデル レビュー】 AKRacingが拳王・聖帝の玉座を作ったらすごすぎた
従来モデルのヘッドレストは、頸椎のカーブに合わせて首の後ろに収まる形だったが、「Eclair」は点ではなく面で頭の重さを支えてくれるようになった。こちらの方が、リクライニングで横になる時にはより枕に近い形で使えるように感じられる。
ヘッドレストの固定は、「阪神タイガースチェア」と同様に、背もたれのホールを通してゴムで固定する方式。「BEAMS DESIGN」と「北斗の拳」はチェアの上からゴムを引っかけるかたちだったが、こちらの方が低めの位置にも調整しやすくなった。たったこれだけのことだが、身長が低めの人にも扱いやすく改善されている。

「Eclair」のヘッドレスト。緩やかに膨らんだ部分を首の後ろに合わせる調整がしやすくなった

ヘッドレストの背面。ホールにゴムを通して留めることで、ヘッドレストの高さを微調整できる
驚きのフィット感! 5cmの沈み込みが生む快適な座り心地
今回のレビューでお借りした2週間のうち、ほとんどはオフィスでPCなどの作業を行ったのだが、オフィスチェアとして「Eclair」を使って最も強く感じたのは、腰を降ろした時に感じる“優しさ”だ。
作業の合間の休憩から戻ってきた時などに、ガスシリンダーの沈み込み分と座面のクッション分の両方で、体重をソフトに受け止めてくれる。そのいずれも「Eclair」は絶妙に柔らかく、体をやさしく包み込んでくれるような感覚がある。
この沈み込む量に秘密があるのではないかと、メジャーを使って手計測してみたところ、ガスシリンダーが稼働する床から座面までは約3cm、クッションの厚みが2〜3cm。つまり、実質5〜6cmで荷重を受け止めてくれていることになる。

写真のように、座面自体とクッションを合わせて約5cmほど沈むが、このわずかな高さの違い=受け止め具合が快適さにつながっている
この座った際のクッション性は、ゲーミングチェアのメーカーやモデルによってかなり異なる。座面のクッションは分厚いのにあまり沈み込まないもの、クッションが薄い反面シリンダーが仕事をしているものなど、それぞれのコンセプトがメーカーごとの味付けの違いだったりする。そして、安価なゲーミングチェアほどこの2点がかなりシンプルで、立ったり座ったりするたびに硬さを感じるし、長時間座っていると疲れが溜まりやすい。
その意味では、AKRacingのチェアは「Eclair」はもちろん、すべてのチェアでこの部分のバランスが非常にいい。信頼感と耐久性のあるガスシリンダーと、体圧を分散してくれるクッションの両方で、座り心地を確保しているのだ。
この2点に意識を集中させながら、「Eclair」を店頭で試してみると、どれくらい受け止めてくれているかがよく分かるはずだ。いろいろ試しても違いが分からないという方には、かなり違いが明確になるので、ぜひ試してみてほしい。

座面のクッションはかなりの厚み。単に厚いだけでなく沈み込んだ状態からの反発も強いため、ももが包まれる感覚もある
背もたれのサイズは身長175cm・体重80kgの筆者だと肩の位置がちょうど収まるほどなので、180cm以上の方が座ると少し小さく感じるかもしれない。その場合は、より全体的なサイズが大きい「Pro-X」などの方がおすすめだ。全体の耐荷重スペックはガスシリンダーや各パーツの強度で決まるが、ここはAKRacingの他のモデルと同様に150kgまでとなっている。

AKRacingの屋台骨とも言えるガスシリンダー。耐久性も高いが、万が一故障しても交換パーツが供給されている
座面のサイドの張り出しは、AKRacingの中では低めな部類だが、座面であぐらをかくのは厳しく、片足を折りたたむくらいまでが限界だった。ここはモデルによってかなり違う部分なので、自分の体格に合わせてしっかり確認しておきたい。
表面素材はホワイトだが、使われているPiレザーは汚れても水拭きなどですぐに落とせて、防水性も高い。金具などでこすってしまうのが心配だが、多少なら傷つく心配もないくらいに丈夫だ。縫製もAKRacingで培われてきた丁寧な仕上がりになっている。

肩のカラーリング部分。細かな色分けもしっかり縫製されている

使っていると変形しやすい座面部分は、ステッチの仕上げもより丈夫になっている
ゲーム中の集中力を最大化! MOBAもFPSも疲れ知らず
前述のようなゲーミングチェアとしての機能は、もちろんゲームプレー時に最も発揮される。今回は筆者が普段プレーしているMOBAの『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)とFPSの『オーバーウォッチ2』で試してみた。
『LoL』は1試合が長時間になりがちなゲームの代表格で、短くても30分、長い時には60分にも及ぶ。筆者はだいたい毎日ランク戦を2〜3戦程度、2時間ほどプレーしているが、「Eclair」に座った瞬間から体を変に動かす必要がなくなったのが驚きだった。無駄な動きがなくなると、疲れもかなり軽減される気がする。また、姿勢はいいのに疲れにくいというのも不思議だった。
理由のひとつは、6cmもの厚みを持つランバーサポートだ。背中を押しつけるようにして座ると、適度な反発で常に腰を押し返してくれるのが非常に心地よく、背筋をピッと伸ばしたままプレーできる。

かなり大ぶりで厚めなランバーサポート。深く腰掛けると適度につぶれ、反発によりちょうど気持ちいい圧を感じられる
また、プレー中は腰以外の部分は当たることはなく、腰のクッションだけで正しい姿勢を保てる。この状態が集中力を保つのにとても良かった。
FPSの『オーバーウォッチ2』の方は、やや前屈みの姿勢でマウスの移動もかなり大きく(センシは400)、特に右腕を動かす範囲は『LoL』と比べてかなり広めで、自然と体を動かすことも多くなる。しかし、多少大きく動いてもチェア自体が不安定になることはなく、終始快適にプレーできた。
過去に他社のゲーミングチェアを使った際、体の動きに対してキャスターが動いてしまい、集中できないことがあった。しかし「Eclair」はフローリングの床であっても体重がかかった状態だとキャスターが変にブレたり転がることがなく、安定感を保ってくれたのが好印象だった。

キャスターは座っている際には体重でしっかり固定され、足で動かそうとするとしっとり動く上質さを兼ね備えている
仕事も趣味も、リラックスしながら集中できる設計
最後に、リクライニング機能を使ってマンガや小説なども読んでみた。
アームレストは一番上に設定し、リクライニングは45度くらいまで下げつつ、背もたれに体を預けていると、肩と腰に最も体圧がかかるかたちになる。ランバーサポートやヘッドレストで体がチェアに密着し、Piレザーの適度な摩擦力のおかげで腰がずり落ちることもなく、そのままの姿勢で無理なく座り続けられた。
AKRacingのリクライニングというと水平180度ばかりが話題になりがちだが、それぞれの角度ごとに腰、背中、肩が絶妙に体重を分散してくれる点が、最も優れていると筆者は感じている。寝転がりたい時にはそれぞれのクッションが、寄りかかりたい時には背中が、ゲームプレーの際には座面の腰と背中が、うまく体重を支えてくれる。この点が、長時間の作業やゲームでも疲れにくい要因なのだろう。
ちなみに細かいことだが、アームレストの素材が硬質なプラスチックではなく、柔らかいクッション素材なのも好印象だ。ゲームの勝敗でギスギスしている時にふとふれる部分が柔らかいというだけで、なんだか気持ちが和らぐ気がする。こういった心遣いもぜひ実際に座って試してみてほしい。

ぱっと見は固そうだが、実は指で押せるくらいの柔らかさで、手ざわりがとてもいい。あまりやりすぎると傷になるのでひっかき厳禁
長時間座っていても疲れを感じることが少ないというのは意外とレアな体験だ。筆者が普段使っているオフィスチェアにはリクライニング機能はなく、背中を預けるとその分腰が前に出てしまい、ずり落ちる姿勢になってしまいがち。その点「Eclair」はそういったズレが一切なく、体がふれている部分すべてで分散して体重を支えてくれているような感覚になる。






リクライニングの角度。筆者は3枚目くらいでも十分リラックスできるが、いざ寝転びたい、という時にすぐに寝られるのがAKRacingのいいところでもある
組み立てもカンタンだが、購入後すぐ使える組み立て済みオプションにも対応
製品自体はユーザー自身で組み立てる必要があるのは従来モデルと同じ。組立説明書を見ても他のモデルと同様で、ねじ止めやハメ込み式の家具を作ったことがある人なら問題なく作れるレベルで難易度も低い。
ただ、現在は直販ストアで購入すると、組み立て済みのモデルを購入できるオプションもある(地域によって送料が5000円〜2万円)ため、作れる自信がない人や作る時間がない人、すぐに使いたい人にも安心だ。

組み立てマニュアルにある「Eclair」のパーツ。組み立てに使用する軍手と六角レンチも同梱されており、他の工具は必要ない

組み立て手順の一部。写真とともに作り方が丁寧に書かれている
総評:日本人にぴったり! 誰にでも“ちょうどいい”ゲーミングチェア
「Eclair」をひとことでまとめると、「AKRacingのいいところをすべて詰め込んだベストバランスモデル」と言える。
装備はAKRacingの他モデルと同様に高性能でありながら、ヘッドレストの変更や落ち着いたカラーリングへの変更により、「さあ、eスポーツで強くなるぞ!」というよりは「今日も楽しくゲームや趣味に没頭しよう!」というライトな感覚で使える。
サイズ感も標準的な日本人男性から、女性や子どもでも違和感なく使える大きさだ。女性・子ども向けにやや小ぶりな「Pinon」というモデルもあるが、それよりは少し余裕があるので、成長期の子どもなどにはこちらの方がいいかもしれない。
上位モデルとの差をあえていうなら、アームレストの4D調整機能がないことくらいだが、実は別パーツを自分で交換することもできる。交換してしまえば、上位モデルと同等の機能も手に入る。

「Pro-X」の4Dアームレストは、前後・回転・高さ・左右の位置調整が可能。左右セットで1万980円だ
ミドルレンジモデルながら、価格も実売4万7800円(税抜)とお手頃な「Eclair」。ゲーミングチェアのスタンダードとして、初めての人にも買い替えの人にも、誰にでもおすすめできる。
【eSports World編集部の評価】
操作性:★★★★★
機能性:★★★★☆
拡張性:★★★★☆
デザイン性:★★★★★
価格:★★★★★
総合評価:4.6
ミドルレンジモデルながら、税抜5万円を切る価格とゲーミングしすぎていないデザインに生まれ変わったことで、ターゲットユーザーがかなり広がった。各パーツの機能は上位モデルとまったく同じなため、座り心地にはなんの不満もない。
こうなると、上位モデルにしかない機能がないということ以外にネガティブな面がほとんどない。ゲーマーにもビジネスマンにも、子どもの勉強用にも、あらゆるシーンで選びやすいカラーと性能のいいとこどりのモデルだ。
操作性:★★★★★
機能性:★★★★☆
拡張性:★★★★☆
デザイン性:★★★★★
価格:★★★★★
総合評価:4.6
ミドルレンジモデルながら、税抜5万円を切る価格とゲーミングしすぎていないデザインに生まれ変わったことで、ターゲットユーザーがかなり広がった。各パーツの機能は上位モデルとまったく同じなため、座り心地にはなんの不満もない。
こうなると、上位モデルにしかない機能がないということ以外にネガティブな面がほとんどない。ゲーマーにもビジネスマンにも、子どもの勉強用にも、あらゆるシーンで選びやすいカラーと性能のいいとこどりのモデルだ。
Eclairゲーミングチェア:https://www.akracing.jp/products/detail/54
AKRacing公式直販ストア:https://www.akracing.jp/
AKRacing Amazonストア:https://www.amazon.co.jp/akracing
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- 【2シリーズがリニューアル!】ZENAIMから価格が抑えられ耐久性がアップ——「ZENAIM KEYBOARD2」が発売
- eスポーツチームZETA DIVISION監修のゲーミングキーボード「ZENAIM KEYBOARD」がリニューアル。価格が抑えられ、耐久性がアップした「ZENAIM KEYBOARD2 TKL」と「 ZENAIM KEYBOARD2 mini」が発売。<以下、ニュースリリースより>前作から多彩なアップデートを遂げた ZENAIM KEYBOARD。過酷な競技シーンでも比類なき高精度と安定した動作を実現 クルマのスイッチや鍵などを開発、製造、販売する自動車部品メーカーの株式会社東海理化(本社:愛知県丹羽郡大口町、代表取締役社長:二之夕 裕美)は、自社ゲーミングギアブランド「ZENAIM」から新たに、『ZENAIM KEYBOARD2 mini』を2025年9月25日に、『ZENAIM KEYBOARD2 TKL』を2025年10月14日に発売いたします。ZENAIM KEYBOARD2の特徴 1.超ショートストロークによる圧倒的な反応速度 トッププロプレーヤーとの数多くの試作を経て完成した ZENAIM KEY SWITCH のストロークはわずか1.9mm。物理的なストロークを短縮し、ガタつきを極限まで排除した構造により、圧倒的な反応速度を実現しました。さらに、無接点磁気センサー方式によるリニアでなめらかな押し心地は、他のキーボードとは一線を画します。2.高精度を発揮するための3つの必須機能 磁気検知式スイッチの性能を安定して最大限に引き出すためには、以下3つの機能が不可欠です。1. MOTION HACK(ラピッドトリガー機能) 2. 温度補正機能 3. ユーザーキャリブレーション機能ZENAIM KEYBOARD2 には、これらすべてが搭載されています。MOTION HACK(ラピッドトリガー機能) 温度補正機能 ユーザーキャリブレーション機能 3.専用ソフトウェアによる自由なカスタマイズ キーリマップ機能をはじめ、ラピッドトリガーを含むAP/RPの設定を0.05mm単位で細かく調整可能。加えて SOCDクリーナー機能やユーザーキャリブレーション機能なども備え、最大限の自由度でプレーヤーのニーズに応えます。「より多くの方に手に取っていただくために」──価格改定の裏側にある挑戦 ZENAIM KEYBOARD2 TKLおよびminiモデルの価格改定の背景について、コラムを公開しました。製品としての価値を守りながらも、より多くの方にZENAIM KEYBORADを届けるために、舞台裏で何が行われていたのか。その思いと挑戦に迫ります。「より多くの方に手に取っていただくために」──価格改定の裏側にある挑戦販売情報 ZENAIM KEYBOARD2 mini(JIS配列/US配列)販売日:2025年9月25日(予約受付は、予定しておりません。)価格: 29,800円(税抜き)取扱い/販売店舗:ZENAIM公式サイト、ヨドバシカメラ公式通販サイト、ヨドバシカメラ各店(詳細は後日発表)で販売開始予定。ZENAIM KEYBOARD2 TKL(JIS配列/US配列)販売日:2025年10月14日(予約受付は予定しておりません。)価格: 36,000円(税抜き)取扱い/販売店舗:ZENAIM公式サイト、ヨドバシカメラ公式通販サイト、ヨドバシカメラ各店(詳細は後日発表)で販売開始予定。ZENAIM KEYBOARD2 仕様 項目仕様本体対応OS Windows:Windows 10 64bit 以降mac:macOS Monterey 以降 ZENAIM SOFTWARE対応OS Windows / macOS 製品サイズ ZENAIM KEYBOARD2 mini:奥行117.7mm 幅296.2mm 高さ24.5mm ZENAIM KEYBOARD2 TKL:奥行139.2mm 幅380.8mm 高さ24.5mm 製品重量 ZENAIM KEYBOARD2 mini:JIS配列約506g / US配列約500g ZENAIM KEYBOARD2 TKL:JIS配列約744g / US配列約738g キー数 ZENAIM KEYBOARD2 mini:JIS配列65キー / US配列61キー ZENAIM KEYBOARD2 TKL:JIS配列93キー / US配列89キー キーレイアウト 日本語JIS配列 / 英語US配列 ライティング フルカラーLEDバックライト スイッチ方式 無接点磁気検知方式 キーストローク 1.9mm アクチュエーションポイント 0.1〜1.8mm リセットポイント 0.05〜1.75mm 押下圧 50g チルト角 0° / 4° / 8° Nキーロールオーバー 対応 アンチゴースト機能 搭載 接続方法 USB(Type-C®) 通信規格 USB2.0 full speed 使用温度範囲 10~30℃(結露しないこと) 保管温度範囲 -20~60℃ 新製品発表に伴う、各デバイスの比較表 関連URL ・ZENAIM HP:https://zenaim.com ・ZENAIM 公式X:https://twitter.com/zenaim_official ・株式会社東海理化: https://www.tokai-rika.co.jp/
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- 【FPS特化モデル】お手頃価格で機能満載!——BenQ ZOWIEより280Hz+Fast TNパネル採用のゲーミングモニター「XL2540X+」が発売
- BenQのゲーミングブランドZOWIEより、最大280HzのリフレッシュレートとFast TNパネルを備えた「XL2540X+」が9月16日(火)に発売。参考価格は53,900円。FPSに特化した設計で競技プレーを支える「XL2540X+」は、最大280Hzリフレッシュレートと、プレー中のゲームに併せて画面モードが自動で変更されるAuto Game Modeが特徴だ。もし残像感をさらに抑えたいハイレベルな環境を求めるなら、DyAc™ 2を搭載した「XL2546X+」もラインアップされており、用途に合わせた選択が可能だ。<以下、リリースより>BenQ ZOWIE XL-Xシリーズよりeスポーツ向けゲーミングモニター「XL2540X+」9月16日に発売 ZOWIEから最大280Hzのリフレッシュレートによる滑らかな映像表示を実現し、表示コンテンツに応じて自動的に画面モードを変更するAuto Game Modeに対応した24.1インチのesports向け ゲーミングモニター「XL2540X+」を2025年9月16日(火)に発売します。XL2540X+:https://zowie.benq.com/ja-jp/monitor/xl2540x-plus.html「XL2540X+」の主な特徴 XL-Xシリーズエントリーグレード機種、「XL2540K」の後継機となる「XL2540X+」は、リフレッシュレートが最大280Hz(DisplayPort接続時)に向上し、より滑らかな映像表示でゲームを楽しむことができます。さらに、プリセットされた3種のFPSモードや、表示コンテンツに応じて自動的に画面モードを変更するAuto Game Modeに対応し、FPSプレーに特化した機能を搭載。また、設定したゲームモードをプロファイルとして送信・共有が可能なXL Setting to Share™や暗いシーンにおける視認性を高めるBlack eQualizer機能、コンテンツに合わせて明暗・色彩の微調整が可能なColor Vibrance機能も引き続き採用し、競技性の高いゲームの世界観を存分に味わえる 多機能設計となっております。■より滑らかな映像表示でゲームを楽しむことができる高速リフレッシュレートを実現最大280Hzのリフレッシュレートを実現。動きの速いシーンでも滑らかに描写し、敵の動きを細部まで正確にとらえることができます。競技性の高い激しいゲームプレーでも視認性を保ち瞬時の反応を支えます。■設定を簡単にシェア可能なXL Setting to Share™と自動で画面モードを調整するAuto Game Modeに対応ZOWIE独自のソフトウェアXL Setting to Share™を活用して、XLシリーズで 設定したゲームモードをプロファイルとして送信・共有することができます。また、プレーするゲームに合わせて自動的に画面モードを変更するAuto Game Modeにも対応。■滑らかで柔軟な高さ調整が可能なベアリングを採用筐体にはベアリングを採用し、高さ調整において滑らかな操作感を 実現しています。プレースタイルや好みに応じて、柔軟に調整が可能です。■FPSプレーに最適な24.1インチを採用24.1インチは、画面全体を視界に収めやすく、FPSプレーヤーにとって理想的なサイズとされています。競技シーンでも定番として採用されており、集中力を保ちながら正確な操作を行える環境を実現します。「XL2540X+」製品仕様表 項目仕様製品名 XL2540X+ サイズ/パネル/バックライト 24.1 インチ / TN / LED 筐体色 ダークグレー JAN コード 4544438016883 解像度 フルHD (1,920×1,080) 表示サイズ(mm) 535.68 × 298.08 表示色 約1,677万色 画素ピッチ/画素密度(mm/ppi) 0.279 / 91 アスペクト比 16:9 コントラスト比 1,000:1 輝度(cd/㎡) 320 視野角(左右/上下) 170° / 160° 水平周波数(KHz) 30~308 垂直周波数(Hz) 24~280 ティルト角度(上下) -5° / 35° スウィーベル(左右) 45° / 45° 高さ調整(mm) 155 VESA規格 (100×100mm) ○ 電源 内蔵 消費電力(W) 65(待機消費電力:0.5) スピーカー なし ヘッドフォン出力端子 ○ 入出力端子 HDMI 2.0 ×3、DisplayPort 1.2 ×1 付属ケーブル 電源、HDMI 2.0、DisplayPort 1.2(各約1.8m) その他付属品 クイックスタートガイド、保証書、S.Switch、アイシールド 本体サイズ(W×H×D)(mm) 576.15 × 350.56~517.3 × 181.68 梱包状態サイズ(W×H×D)(mm) 約667 × 676 × 195 本体重量/梱包重量(kg) 約5.8 / 約11.5 Black eQualizer ○ Color Vibrance ○ フリッカーフリー/ブルーライト軽減 ○ 保証期間 3年保証(パネル、バックライトは1年保証) ZOWIE について ZOWIE は、プレーヤーのパフォーマンスと楽しさを真に高める、最上級のプロ向けゲーミング製品を展開する、BenQ の製品ブランドとなります。2008 年の設立以来、プロプレーヤーと密接に協力し、競争力の高いゲーミング製品の開発に専心してきました。試合に参戦するプレーヤーが最高の結果を達成するために、プレーヤー個人の好みに合わせたさまざまな製品を開発し、esports を愛するプレーヤーのパフォーマンスの改善を図っています。今後も『BenQ ZOWIE』として、esports 向け製品の開発に全力を注いでまいります。
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- 【暗闇で光る蓄光モデルも!】Turtle Beachから背面ボタン付きで5,800円のコスパ高ゲーミングパッド「Rematch Advanced」が発売中
- ゲーミングギアブランドTurtle Beachから、5,800円のゲーミングゲームパッド「Rematch Advanced」が発売中。本製品の特徴は、背面ボタン付きで低価格。Xbox公式ライセンスを取得しているのもうれしいポイントだ。またトリガー部分は2ストップヘアトリガー機能により深さを調整可能。カラーバリエーションは6種類で、暗闇で光る蓄光モデルもある。▲蓄光モデル <以下、ニュースリリースより>多彩なカスタマイズ機能と快適な操作性を備えたTurtle Beachの有線ゲーミングコントローラー「Rematch Advanced」を販売開始 SB C&S株式会社は、VOYETRA TURTLE BEACH, INC(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Cris Keirn)が展開する米国でコンソールゲーミングヘッドセット業界をけん引しているTurtle Beach(タートルビーチ)から、多彩なカスタマイズ機能と快適な操作性を備えた有線ゲーミングコントローラー「Rematch Advanced(リマッチ アドヴァンスド)」を2025年9月5日から、TURTLE BEACH公式ストア、Amazon、全国の大手家電量販店(一部店舗を除く)で販売を開始します。販売の開始に先立ち、各店舗では本日から順次予約の受け付けを開始します。 「Rematch Advanced」は、多彩なカスタマイズ機能と快適な操作性を備えたXbox公式ライセンス製品です。安定した有線接続により遅延を抑えた快適なゲームプレーを実現します。2ストップヘアトリガーやマッピング可能なクイックアクションボタンを搭載し、プレーヤーの操作スタイルに応じた調整が可能です。さらに、デュアルランブルモーターとインパルストリガーが搭載され、アクションに応じた多様なフィードバックを提供します。方向パッドにはオーディオコントロール機能を搭載しており、ゲーム中でも素早く音量調整やマイクミュート操作が可能です。また、無料のControl Hubアプリを活用すれば、ボタンマッピングや感度調整、ファームウェア更新が簡単に行えます。人間工学に基づいた設計で長時間のプレーでも快適に使用できる他、蓄光モデルは紫外線を吸収して暗闇で輝くユニークなデザインを採用しています。製品画像 主な特長 ・遅延を抑え快適なゲームプレーを実現する有線接続 ・2ストップヘアトリガーで操作精度を調整可能 ・マッピング可能なクイックアクションボタンを搭載 ・デュアルランブルモーターとインパルストリガーによる多彩なフィードバック ・オーディオコントロール機能搭載の方向パッドで素早く音量調整やマイクミュートが可能 ・Control Hubアプリでボタンマッピングや感度調整が可能 ・レーザーエッチング加工されたサムスティック、グリップ、トリガーによる安定した操作性 ・人間工学に基づいたデザインで長時間プレーも快適 ・Xbox公式ライセンスを取得 ・紫外線を吸収して暗闇で輝くユニークなデザイン(蓄光モデルのみ)製品概要 価格 オープン価格 (SB C&S希望小売価格:税込み5,800円)製品の詳細 Titan Steel(蓄光モデル) ・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FFP228WW ・Yahoo!ショッピング: https://store.shopping.yahoo.co.jp/turtlebeach/9760145281283.html ・楽天市場: https://item.rakuten.co.jp/turtle-beach/9760145281283/Spirit Red ・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FFNYMW59 ・Yahoo!ショッピング: https://store.shopping.yahoo.co.jp/turtlebeach/9760145281283.html ・楽天市場: https://item.rakuten.co.jp/turtle-beach/9760145281283/Purple Fade ・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FFPDZ7D4 ・Yahoo!ショッピング: https://store.shopping.yahoo.co.jp/turtlebeach/9760145281283.html ・楽天市場: https://item.rakuten.co.jp/turtle-beach/9760145281283/Glitch Green ・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FFPJQH3W ・Yahoo!ショッピング: https://store.shopping.yahoo.co.jp/turtlebeach/9760145281283.html ・楽天市場: https://item.rakuten.co.jp/turtle-beach/9760145281283/Blossom(蓄光モデル) ・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FFP8WT5F ・Yahoo!ショッピング: https://store.shopping.yahoo.co.jp/turtlebeach/9760145281283.html ・楽天市場: https://item.rakuten.co.jp/turtle-beach/9760145281283/Android Dream(蓄光モデル) ・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FFPB11HZ ・Yahoo!ショッピング: https://store.shopping.yahoo.co.jp/turtlebeach/9760145281283.html ・楽天市場: https://item.rakuten.co.jp/turtle-beach/9760145281283/【製品に関するお問い合わせ】 SB C&S株式会社グローバル製品のお問い合わせhttps://gp.supportweb.jp/Turtle Beachについて 1975年に米国カリフォルニアでサウンドカードメーカーとしてスタートしたTurtle Beachは、PlayStationやXbox、Nintendo Switch、パソコンやモバイルなどでのゲーミングセッティングに最適化された製品を生産し、サービスを提供するグローバルゲーミングギア会社です。長い歴史とともに蓄積された製品ノウハウを基に、さまざまなゲーミングプラットフォームで最高のパフォーマンスを発揮するヘッドセットやキーボード、マウス、ゲームパッド、シミュレーターなどをデザインして生産しています。 軽くて快適なデザインや革新的な技術、利便性をはじめとする数多くの特長を有し、エントリーユーザーからカジュアルプレーヤー、プロゲーマーまで多様な消費者に選ばれ、北米での人気にとどまらず、世界のゲーマーに愛されるグローバルブランドです。 ●SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。 ●その他、このお知らせに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。