AKRacingから、2025年5月30日(金)にゲーミングチェアの新モデル「Eclair」(エクレール)が発売された。同ブランドとしては久々の新モデルであり、位置付けとしてはミドルレンジモデルながら、市場想定売価も4万7800円(税抜)とこれまでのシリーズの中でもかなりお手頃だ。
「Eclair」はフランス語で「輝き・きらめき」や「瞬間的なひらめき」といった意味。デザイン的にはシュー生地の中にカスタードクリーム、外にチョコのかかったあの「エクレア」にも似た、甘さと気軽さが感じられる。
今回、この「Eclair」を発売前に2週間みっちり使わせていただいた。新モデルということで、基本に立ち返って各部のインプレッションをお伝えしたい。
「Eclair」がこれまでのゲーミングチェアと最も異なるのは、デザインとカラーリングだ。
AKRacingといえば、「Pro-X」や「Overture」のようなカラフルなモデルを想像する読者も多いはず。自分の好きな色を主張できる反面、派手ゆえに「ちょっと買いにくい……」という人もいたかもしれない。
そこで「Eclair」では、ホワイトとブラックをベースに、オレンジ・ブルー・グリーン・ピンクの差し色をあしらう、一般的なチェアに近いデザインに変更。パステル調の落ち着いた色合いで、いかにも「eスポーツ」「サイバー」というイメージよりは、リビングや勉強部屋などに置いても違和感のない「カジュアル」「おしゃれ」なイメージで、環境に溶けこみやすいデザインとなっている。

もちろん、ゲーミングチェアとしての性能についてもまったく手を抜いていない。それどころか、上位モデルに迫る機能をしっかり備えているのだ。
AKRacingの特徴である180度リクライニングや、傷などに強いPiレザー、座面やアームレストの上下のエレベーター機構などは従来モデルと同様。これら各部に使われているパーツはグレードによる差はほとんどなく、上位モデルで採用しているものとほぼ同じと、基本性能には一切妥協はない。


見た目で大きく異なる部分は、ヘッドレストのクッションが従来までの筒状から枕状に変わったことだ。この形状のヘッドレストは、「BEAMS DEGISN」「阪神タイガース」「北斗の拳」とのコラボモデルで先んじて採用されていた。
従来モデルのヘッドレストは、頸椎のカーブに合わせて首の後ろに収まる形だったが、「Eclair」は点ではなく面で頭の重さを支えてくれるようになった。こちらの方が、リクライニングで横になる時にはより枕に近い形で使えるように感じられる。
ヘッドレストの固定は、「阪神タイガースチェア」と同様に、背もたれのホールを通してゴムで固定する方式。「BEAMS DESIGN」と「北斗の拳」はチェアの上からゴムを引っかけるかたちだったが、こちらの方が低めの位置にも調整しやすくなった。たったこれだけのことだが、身長が低めの人にも扱いやすく改善されている。


今回のレビューでお借りした2週間のうち、ほとんどはオフィスでPCなどの作業を行ったのだが、オフィスチェアとして「Eclair」を使って最も強く感じたのは、腰を降ろした時に感じる“優しさ”だ。
作業の合間の休憩から戻ってきた時などに、ガスシリンダーの沈み込み分と座面のクッション分の両方で、体重をソフトに受け止めてくれる。そのいずれも「Eclair」は絶妙に柔らかく、体をやさしく包み込んでくれるような感覚がある。
この沈み込む量に秘密があるのではないかと、メジャーを使って手計測してみたところ、ガスシリンダーが稼働する床から座面までは約3cm、クッションの厚みが2〜3cm。つまり、実質5〜6cmで荷重を受け止めてくれていることになる。

この座った際のクッション性は、ゲーミングチェアのメーカーやモデルによってかなり異なる。座面のクッションは分厚いのにあまり沈み込まないもの、クッションが薄い反面シリンダーが仕事をしているものなど、それぞれのコンセプトがメーカーごとの味付けの違いだったりする。そして、安価なゲーミングチェアほどこの2点がかなりシンプルで、立ったり座ったりするたびに硬さを感じるし、長時間座っていると疲れが溜まりやすい。
その意味では、AKRacingのチェアは「Eclair」はもちろん、すべてのチェアでこの部分のバランスが非常にいい。信頼感と耐久性のあるガスシリンダーと、体圧を分散してくれるクッションの両方で、座り心地を確保しているのだ。
この2点に意識を集中させながら、「Eclair」を店頭で試してみると、どれくらい受け止めてくれているかがよく分かるはずだ。いろいろ試しても違いが分からないという方には、かなり違いが明確になるので、ぜひ試してみてほしい。

背もたれのサイズは身長175cm・体重80kgの筆者だと肩の位置がちょうど収まるほどなので、180cm以上の方が座ると少し小さく感じるかもしれない。その場合は、より全体的なサイズが大きい「Pro-X」などの方がおすすめだ。全体の耐荷重スペックはガスシリンダーや各パーツの強度で決まるが、ここはAKRacingの他のモデルと同様に150kgまでとなっている。

座面のサイドの張り出しは、AKRacingの中では低めな部類だが、座面であぐらをかくのは厳しく、片足を折りたたむくらいまでが限界だった。ここはモデルによってかなり違う部分なので、自分の体格に合わせてしっかり確認しておきたい。
表面素材はホワイトだが、使われているPiレザーは汚れても水拭きなどですぐに落とせて、防水性も高い。金具などでこすってしまうのが心配だが、多少なら傷つく心配もないくらいに丈夫だ。縫製もAKRacingで培われてきた丁寧な仕上がりになっている。


前述のようなゲーミングチェアとしての機能は、もちろんゲームプレー時に最も発揮される。今回は筆者が普段プレーしているMOBAの『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)とFPSの『オーバーウォッチ2』で試してみた。
『LoL』は1試合が長時間になりがちなゲームの代表格で、短くても30分、長い時には60分にも及ぶ。筆者はだいたい毎日ランク戦を2〜3戦程度、2時間ほどプレーしているが、「Eclair」に座った瞬間から体を変に動かす必要がなくなったのが驚きだった。無駄な動きがなくなると、疲れもかなり軽減される気がする。また、姿勢はいいのに疲れにくいというのも不思議だった。
理由のひとつは、6cmもの厚みを持つランバーサポートだ。背中を押しつけるようにして座ると、適度な反発で常に腰を押し返してくれるのが非常に心地よく、背筋をピッと伸ばしたままプレーできる。

また、プレー中は腰以外の部分は当たることはなく、腰のクッションだけで正しい姿勢を保てる。この状態が集中力を保つのにとても良かった。
FPSの『オーバーウォッチ2』の方は、やや前屈みの姿勢でマウスの移動もかなり大きく(センシは400)、特に右腕を動かす範囲は『LoL』と比べてかなり広めで、自然と体を動かすことも多くなる。しかし、多少大きく動いてもチェア自体が不安定になることはなく、終始快適にプレーできた。
過去に他社のゲーミングチェアを使った際、体の動きに対してキャスターが動いてしまい、集中できないことがあった。しかし「Eclair」はフローリングの床であっても体重がかかった状態だとキャスターが変にブレたり転がることがなく、安定感を保ってくれたのが好印象だった。

最後に、リクライニング機能を使ってマンガや小説なども読んでみた。
アームレストは一番上に設定し、リクライニングは45度くらいまで下げつつ、背もたれに体を預けていると、肩と腰に最も体圧がかかるかたちになる。ランバーサポートやヘッドレストで体がチェアに密着し、Piレザーの適度な摩擦力のおかげで腰がずり落ちることもなく、そのままの姿勢で無理なく座り続けられた。
AKRacingのリクライニングというと水平180度ばかりが話題になりがちだが、それぞれの角度ごとに腰、背中、肩が絶妙に体重を分散してくれる点が、最も優れていると筆者は感じている。寝転がりたい時にはそれぞれのクッションが、寄りかかりたい時には背中が、ゲームプレーの際には座面の腰と背中が、うまく体重を支えてくれる。この点が、長時間の作業やゲームでも疲れにくい要因なのだろう。
ちなみに細かいことだが、アームレストの素材が硬質なプラスチックではなく、柔らかいクッション素材なのも好印象だ。ゲームの勝敗でギスギスしている時にふとふれる部分が柔らかいというだけで、なんだか気持ちが和らぐ気がする。こういった心遣いもぜひ実際に座って試してみてほしい。

長時間座っていても疲れを感じることが少ないというのは意外とレアな体験だ。筆者が普段使っているオフィスチェアにはリクライニング機能はなく、背中を預けるとその分腰が前に出てしまい、ずり落ちる姿勢になってしまいがち。その点「Eclair」はそういったズレが一切なく、体がふれている部分すべてで分散して体重を支えてくれているような感覚になる。






製品自体はユーザー自身で組み立てる必要があるのは従来モデルと同じ。組立説明書を見ても他のモデルと同様で、ねじ止めやハメ込み式の家具を作ったことがある人なら問題なく作れるレベルで難易度も低い。
ただ、現在は直販ストアで購入すると、組み立て済みのモデルを購入できるオプションもある(地域によって送料が5000円〜2万円)ため、作れる自信がない人や作る時間がない人、すぐに使いたい人にも安心だ。


「Eclair」をひとことでまとめると、「AKRacingのいいところをすべて詰め込んだベストバランスモデル」と言える。
装備はAKRacingの他モデルと同様に高性能でありながら、ヘッドレストの変更や落ち着いたカラーリングへの変更により、「さあ、eスポーツで強くなるぞ!」というよりは「今日も楽しくゲームや趣味に没頭しよう!」というライトな感覚で使える。
サイズ感も標準的な日本人男性から、女性や子どもでも違和感なく使える大きさだ。女性・子ども向けにやや小ぶりな「Pinon」というモデルもあるが、それよりは少し余裕があるので、成長期の子どもなどにはこちらの方がいいかもしれない。
上位モデルとの差をあえていうなら、アームレストの4D調整機能がないことくらいだが、実は別パーツを自分で交換することもできる。交換してしまえば、上位モデルと同等の機能も手に入る。

ミドルレンジモデルながら、価格も実売4万7800円(税抜)とお手頃な「Eclair」。ゲーミングチェアのスタンダードとして、初めての人にも買い替えの人にも、誰にでもおすすめできる。
Eclairゲーミングチェア:https://www.akracing.jp/products/detail/54
AKRacing公式直販ストア:https://www.akracing.jp/
AKRacing Amazonストア:https://www.amazon.co.jp/akracing
「Eclair」はフランス語で「輝き・きらめき」や「瞬間的なひらめき」といった意味。デザイン的にはシュー生地の中にカスタードクリーム、外にチョコのかかったあの「エクレア」にも似た、甘さと気軽さが感じられる。
今回、この「Eclair」を発売前に2週間みっちり使わせていただいた。新モデルということで、基本に立ち返って各部のインプレッションをお伝えしたい。
AKRacing Eclairシリーズ
店頭発売予定日:2025年5月30日(金)
定価:オープン
市場想定売価:4万7800円(税込)
カラー:4色(オレンジ・ブルー・グリーン・ピンク)
椅子の高さ:123.5cm〜131cm
座面幅:39cm
座面奥行:53.5cm
座面厚さ:10cm
座面高さの調節幅:30.5cm〜38cm
地面からのアームレスト高さ:59cm〜73cm
背もたれ高さ:93cm
脚部(ベース)最大幅:67cm
荷重制限:150kg
本体重量:25kg
梱包時の重量:27.25kg
箱の寸法 幅88.5 × 奥行き68 × 高さ39㎝
店頭発売予定日:2025年5月30日(金)
定価:オープン
市場想定売価:4万7800円(税込)
カラー:4色(オレンジ・ブルー・グリーン・ピンク)
椅子の高さ:123.5cm〜131cm
座面幅:39cm
座面奥行:53.5cm
座面厚さ:10cm
座面高さの調節幅:30.5cm〜38cm
地面からのアームレスト高さ:59cm〜73cm
背もたれ高さ:93cm
脚部(ベース)最大幅:67cm
荷重制限:150kg
本体重量:25kg
梱包時の重量:27.25kg
箱の寸法 幅88.5 × 奥行き68 × 高さ39㎝
日常に溶け込む、おしゃれなカラーバリエーション
「Eclair」がこれまでのゲーミングチェアと最も異なるのは、デザインとカラーリングだ。
AKRacingといえば、「Pro-X」や「Overture」のようなカラフルなモデルを想像する読者も多いはず。自分の好きな色を主張できる反面、派手ゆえに「ちょっと買いにくい……」という人もいたかもしれない。
そこで「Eclair」では、ホワイトとブラックをベースに、オレンジ・ブルー・グリーン・ピンクの差し色をあしらう、一般的なチェアに近いデザインに変更。パステル調の落ち着いた色合いで、いかにも「eスポーツ」「サイバー」というイメージよりは、リビングや勉強部屋などに置いても違和感のない「カジュアル」「おしゃれ」なイメージで、環境に溶けこみやすいデザインとなっている。

左から、オレンジ、ブルー、グリーン、ピンク。ホワイトの面積が広いため、圧迫感はかなり少ない
機能面は上位モデル級! AKRacingの特徴と魅力を凝縮
もちろん、ゲーミングチェアとしての性能についてもまったく手を抜いていない。それどころか、上位モデルに迫る機能をしっかり備えているのだ。
AKRacingの特徴である180度リクライニングや、傷などに強いPiレザー、座面やアームレストの上下のエレベーター機構などは従来モデルと同様。これら各部に使われているパーツはグレードによる差はほとんどなく、上位モデルで採用しているものとほぼ同じと、基本性能には一切妥協はない。

リクライニングとロッキング調整レバー。ギヤを用いてカチッ、カチッと確実に固定してくれるので安心感がある

AKRacingの伝統である180度リクライニング機構。ゲームに集中した後の背中のストレッチや仮眠に使える
見た目で大きく異なる部分は、ヘッドレストのクッションが従来までの筒状から枕状に変わったことだ。この形状のヘッドレストは、「BEAMS DEGISN」「阪神タイガース」「北斗の拳」とのコラボモデルで先んじて採用されていた。
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【北斗の拳 ラオウ&サウザーモデル レビュー】 AKRacingが拳王・聖帝の玉座を作ったらすごすぎた
従来モデルのヘッドレストは、頸椎のカーブに合わせて首の後ろに収まる形だったが、「Eclair」は点ではなく面で頭の重さを支えてくれるようになった。こちらの方が、リクライニングで横になる時にはより枕に近い形で使えるように感じられる。
ヘッドレストの固定は、「阪神タイガースチェア」と同様に、背もたれのホールを通してゴムで固定する方式。「BEAMS DESIGN」と「北斗の拳」はチェアの上からゴムを引っかけるかたちだったが、こちらの方が低めの位置にも調整しやすくなった。たったこれだけのことだが、身長が低めの人にも扱いやすく改善されている。

「Eclair」のヘッドレスト。緩やかに膨らんだ部分を首の後ろに合わせる調整がしやすくなった

ヘッドレストの背面。ホールにゴムを通して留めることで、ヘッドレストの高さを微調整できる
驚きのフィット感! 5cmの沈み込みが生む快適な座り心地
今回のレビューでお借りした2週間のうち、ほとんどはオフィスでPCなどの作業を行ったのだが、オフィスチェアとして「Eclair」を使って最も強く感じたのは、腰を降ろした時に感じる“優しさ”だ。
作業の合間の休憩から戻ってきた時などに、ガスシリンダーの沈み込み分と座面のクッション分の両方で、体重をソフトに受け止めてくれる。そのいずれも「Eclair」は絶妙に柔らかく、体をやさしく包み込んでくれるような感覚がある。
この沈み込む量に秘密があるのではないかと、メジャーを使って手計測してみたところ、ガスシリンダーが稼働する床から座面までは約3cm、クッションの厚みが2〜3cm。つまり、実質5〜6cmで荷重を受け止めてくれていることになる。

写真のように、座面自体とクッションを合わせて約5cmほど沈むが、このわずかな高さの違い=受け止め具合が快適さにつながっている
この座った際のクッション性は、ゲーミングチェアのメーカーやモデルによってかなり異なる。座面のクッションは分厚いのにあまり沈み込まないもの、クッションが薄い反面シリンダーが仕事をしているものなど、それぞれのコンセプトがメーカーごとの味付けの違いだったりする。そして、安価なゲーミングチェアほどこの2点がかなりシンプルで、立ったり座ったりするたびに硬さを感じるし、長時間座っていると疲れが溜まりやすい。
その意味では、AKRacingのチェアは「Eclair」はもちろん、すべてのチェアでこの部分のバランスが非常にいい。信頼感と耐久性のあるガスシリンダーと、体圧を分散してくれるクッションの両方で、座り心地を確保しているのだ。
この2点に意識を集中させながら、「Eclair」を店頭で試してみると、どれくらい受け止めてくれているかがよく分かるはずだ。いろいろ試しても違いが分からないという方には、かなり違いが明確になるので、ぜひ試してみてほしい。

座面のクッションはかなりの厚み。単に厚いだけでなく沈み込んだ状態からの反発も強いため、ももが包まれる感覚もある
背もたれのサイズは身長175cm・体重80kgの筆者だと肩の位置がちょうど収まるほどなので、180cm以上の方が座ると少し小さく感じるかもしれない。その場合は、より全体的なサイズが大きい「Pro-X」などの方がおすすめだ。全体の耐荷重スペックはガスシリンダーや各パーツの強度で決まるが、ここはAKRacingの他のモデルと同様に150kgまでとなっている。

AKRacingの屋台骨とも言えるガスシリンダー。耐久性も高いが、万が一故障しても交換パーツが供給されている
座面のサイドの張り出しは、AKRacingの中では低めな部類だが、座面であぐらをかくのは厳しく、片足を折りたたむくらいまでが限界だった。ここはモデルによってかなり違う部分なので、自分の体格に合わせてしっかり確認しておきたい。
表面素材はホワイトだが、使われているPiレザーは汚れても水拭きなどですぐに落とせて、防水性も高い。金具などでこすってしまうのが心配だが、多少なら傷つく心配もないくらいに丈夫だ。縫製もAKRacingで培われてきた丁寧な仕上がりになっている。

肩のカラーリング部分。細かな色分けもしっかり縫製されている

使っていると変形しやすい座面部分は、ステッチの仕上げもより丈夫になっている
ゲーム中の集中力を最大化! MOBAもFPSも疲れ知らず
前述のようなゲーミングチェアとしての機能は、もちろんゲームプレー時に最も発揮される。今回は筆者が普段プレーしているMOBAの『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)とFPSの『オーバーウォッチ2』で試してみた。
『LoL』は1試合が長時間になりがちなゲームの代表格で、短くても30分、長い時には60分にも及ぶ。筆者はだいたい毎日ランク戦を2〜3戦程度、2時間ほどプレーしているが、「Eclair」に座った瞬間から体を変に動かす必要がなくなったのが驚きだった。無駄な動きがなくなると、疲れもかなり軽減される気がする。また、姿勢はいいのに疲れにくいというのも不思議だった。
理由のひとつは、6cmもの厚みを持つランバーサポートだ。背中を押しつけるようにして座ると、適度な反発で常に腰を押し返してくれるのが非常に心地よく、背筋をピッと伸ばしたままプレーできる。

かなり大ぶりで厚めなランバーサポート。深く腰掛けると適度につぶれ、反発によりちょうど気持ちいい圧を感じられる
また、プレー中は腰以外の部分は当たることはなく、腰のクッションだけで正しい姿勢を保てる。この状態が集中力を保つのにとても良かった。
FPSの『オーバーウォッチ2』の方は、やや前屈みの姿勢でマウスの移動もかなり大きく(センシは400)、特に右腕を動かす範囲は『LoL』と比べてかなり広めで、自然と体を動かすことも多くなる。しかし、多少大きく動いてもチェア自体が不安定になることはなく、終始快適にプレーできた。
過去に他社のゲーミングチェアを使った際、体の動きに対してキャスターが動いてしまい、集中できないことがあった。しかし「Eclair」はフローリングの床であっても体重がかかった状態だとキャスターが変にブレたり転がることがなく、安定感を保ってくれたのが好印象だった。

キャスターは座っている際には体重でしっかり固定され、足で動かそうとするとしっとり動く上質さを兼ね備えている
仕事も趣味も、リラックスしながら集中できる設計
最後に、リクライニング機能を使ってマンガや小説なども読んでみた。
アームレストは一番上に設定し、リクライニングは45度くらいまで下げつつ、背もたれに体を預けていると、肩と腰に最も体圧がかかるかたちになる。ランバーサポートやヘッドレストで体がチェアに密着し、Piレザーの適度な摩擦力のおかげで腰がずり落ちることもなく、そのままの姿勢で無理なく座り続けられた。
AKRacingのリクライニングというと水平180度ばかりが話題になりがちだが、それぞれの角度ごとに腰、背中、肩が絶妙に体重を分散してくれる点が、最も優れていると筆者は感じている。寝転がりたい時にはそれぞれのクッションが、寄りかかりたい時には背中が、ゲームプレーの際には座面の腰と背中が、うまく体重を支えてくれる。この点が、長時間の作業やゲームでも疲れにくい要因なのだろう。
ちなみに細かいことだが、アームレストの素材が硬質なプラスチックではなく、柔らかいクッション素材なのも好印象だ。ゲームの勝敗でギスギスしている時にふとふれる部分が柔らかいというだけで、なんだか気持ちが和らぐ気がする。こういった心遣いもぜひ実際に座って試してみてほしい。

ぱっと見は固そうだが、実は指で押せるくらいの柔らかさで、手ざわりがとてもいい。あまりやりすぎると傷になるのでひっかき厳禁
長時間座っていても疲れを感じることが少ないというのは意外とレアな体験だ。筆者が普段使っているオフィスチェアにはリクライニング機能はなく、背中を預けるとその分腰が前に出てしまい、ずり落ちる姿勢になってしまいがち。その点「Eclair」はそういったズレが一切なく、体がふれている部分すべてで分散して体重を支えてくれているような感覚になる。






リクライニングの角度。筆者は3枚目くらいでも十分リラックスできるが、いざ寝転びたい、という時にすぐに寝られるのがAKRacingのいいところでもある
組み立てもカンタンだが、購入後すぐ使える組み立て済みオプションにも対応
製品自体はユーザー自身で組み立てる必要があるのは従来モデルと同じ。組立説明書を見ても他のモデルと同様で、ねじ止めやハメ込み式の家具を作ったことがある人なら問題なく作れるレベルで難易度も低い。
ただ、現在は直販ストアで購入すると、組み立て済みのモデルを購入できるオプションもある(地域によって送料が5000円〜2万円)ため、作れる自信がない人や作る時間がない人、すぐに使いたい人にも安心だ。

組み立てマニュアルにある「Eclair」のパーツ。組み立てに使用する軍手と六角レンチも同梱されており、他の工具は必要ない

組み立て手順の一部。写真とともに作り方が丁寧に書かれている
総評:日本人にぴったり! 誰にでも“ちょうどいい”ゲーミングチェア
「Eclair」をひとことでまとめると、「AKRacingのいいところをすべて詰め込んだベストバランスモデル」と言える。
装備はAKRacingの他モデルと同様に高性能でありながら、ヘッドレストの変更や落ち着いたカラーリングへの変更により、「さあ、eスポーツで強くなるぞ!」というよりは「今日も楽しくゲームや趣味に没頭しよう!」というライトな感覚で使える。
サイズ感も標準的な日本人男性から、女性や子どもでも違和感なく使える大きさだ。女性・子ども向けにやや小ぶりな「Pinon」というモデルもあるが、それよりは少し余裕があるので、成長期の子どもなどにはこちらの方がいいかもしれない。
上位モデルとの差をあえていうなら、アームレストの4D調整機能がないことくらいだが、実は別パーツを自分で交換することもできる。交換してしまえば、上位モデルと同等の機能も手に入る。

「Pro-X」の4Dアームレストは、前後・回転・高さ・左右の位置調整が可能。左右セットで1万980円だ
ミドルレンジモデルながら、価格も実売4万7800円(税抜)とお手頃な「Eclair」。ゲーミングチェアのスタンダードとして、初めての人にも買い替えの人にも、誰にでもおすすめできる。
【eSports World編集部の評価】
操作性:★★★★★
機能性:★★★★☆
拡張性:★★★★☆
デザイン性:★★★★★
価格:★★★★★
総合評価:4.6
ミドルレンジモデルながら、税抜5万円を切る価格とゲーミングしすぎていないデザインに生まれ変わったことで、ターゲットユーザーがかなり広がった。各パーツの機能は上位モデルとまったく同じなため、座り心地にはなんの不満もない。
こうなると、上位モデルにしかない機能がないということ以外にネガティブな面がほとんどない。ゲーマーにもビジネスマンにも、子どもの勉強用にも、あらゆるシーンで選びやすいカラーと性能のいいとこどりのモデルだ。
操作性:★★★★★
機能性:★★★★☆
拡張性:★★★★☆
デザイン性:★★★★★
価格:★★★★★
総合評価:4.6
ミドルレンジモデルながら、税抜5万円を切る価格とゲーミングしすぎていないデザインに生まれ変わったことで、ターゲットユーザーがかなり広がった。各パーツの機能は上位モデルとまったく同じなため、座り心地にはなんの不満もない。
こうなると、上位モデルにしかない機能がないということ以外にネガティブな面がほとんどない。ゲーマーにもビジネスマンにも、子どもの勉強用にも、あらゆるシーンで選びやすいカラーと性能のいいとこどりのモデルだ。
Eclairゲーミングチェア:https://www.akracing.jp/products/detail/54
AKRacing公式直販ストア:https://www.akracing.jp/
AKRacing Amazonストア:https://www.amazon.co.jp/akracing
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- 【4K160Hz⇆FHD320Hz】MSIから高解像度モードから高リフレッシュモードへと切り替えられるデュアルモード搭載ゲーミングモニター「MAG 322URDF E16」が発売中
- MSIから4K解像度とFHD解像度に切り替えられるゲーミングモニター「MAG 322URDF E16」が6月13日(金)より発売中。参考価格は99,800円。解像度によってリフレッシュレートが変化し、4K時は160Hz、FHD時は320Hzで駆動するため、ゲームジャンルを問わず楽しめるのが魅力。パネルはRAPID IPSを採用。また表示領域を切り替え擬似的に24.5 / 27インチサイズに調整できる「ディスプレーサイズエミュレート機能」も搭載しているため、幅広いシーンで活躍できる。<以下、ニュースリリースより>「高精細」「スピード」を自由にチェンジ! この度、エムエスアイコンピュータージャパン株式会社は2025年6月13日(金)より、ゲーミングモニターの新製品『MAG 322URDF E16』を発売いたします。本製品は、4K UHD(3,840 × 2,160)解像度で最大160Hz、フルHD(1,920 × 1,080)では最大320Hzのリフレッシュレートを実現する「デュアルモード」を搭載し、ゲームジャンルやプレースタイルに応じた柔軟な切り替えが可能です。・デュアルモード ゲームジャンルに応じて「4K 160Hz」と「フルHD 320Hz」の2つのモードを自由に切替可能・Gaming Intelligence キーボード・マウスでモニター設定を簡単操作でき、プロファイル作成やアプリ連携も可能・AIビジョン シーンに応じてコントラストや彩度を最適化・Adaptive-Sync対応 ティアリングやカクつきを軽減・Mystic Light 背面LEDのライティング効果をカスタマイズ可能・DisplayHDR 400対応 明暗の階調をリアルに表現・24.5 / 27インチモード切替 競技性の高いゲームに最適な画面サイズエミュレーションMAG 322URDF E16 項目内容製品名 MAG 322URDF E16 EANコード 4711377307444 発売日 2025年6月13日(金)より発売開始 税込価格 99,800円前後 販売先 アプライド、エディオン、ケーズデンキ、パソコン工房(ユニットコム)、 パソコンショップ アーク、パソコンショップ DO-MU、パワーデポ、ビックカメラグループ(ビックカメラ、コジマ、ソフマップ)、 ヨドバシカメラ、Amazon、JoshinWeb、NTTドコモ(dショッピングダイレクト)、PCワンズ、TSUKUMO、ZOA、 MSI公式オンラインショップ 画面サイズ 31.5インチ アスペクト比 16:9 解像度 4K UHD(3,840 × 2,160) 最大リフレッシュレート 160Hz(フルHD設定時:320Hz) 応答速度 0.5ms(GTG、最小値) パネル駆動方式 RAPID IPS 表面タイプ ノングレア 画素ピッチ(H × V) 0.181 × 0.181(mm) 色域 sRGBカバー率:100% AdobeRGBカバー率:93% DCI-P3カバー率:99% 最大表示色 約10億7,300万色 視野角 178°(H) / 178°(V) パネル表面湾曲率 ― 最大輝度 400 コントラスト比 1,000:1 消費電力 使用時:33W / スタンバイ時:0.5W 入力端子 HDMI 2.1(HDCP:2.3)×2 DisplayPort 1.4a(HDCP:2.3)×1 USB 2.0 Type-A(USBハブ)×2 USB 2.0 Type-B(PC接続用)×1 ヘッドホン出力 ×1 項目内容本体サイズ(W × D × H) 約715 × 228 × 565(mm) 本体重量 約9kg 電源タイプ 電源内蔵型 電源入力 100 ~ 240V、50 / 60Hz 走査周波数 4K:146.3 ~ 353.1 KHz(H) / 48 ~ 160 Hz(V) フルHD:352.2 ~ 356.1 KHz(H) / 48 ~ 320 Hz(V) 上下角度調整(チルト) -5° ~ 15° 左右角度調整(スイベル) -30° ~ 30° 高さ調整 0 ~ 110(mm) 画面回転(ピボット) ― 映像端子:最大解像度/リフレッシュレート DP:3,840 × 2,160 / 160Hz(1,920 × 1,080 / 320Hz) HDMI:3,840 × 2,160 / 160Hz(1,920 × 1,080 / 320Hz) 製品梱包サイズ(W × D × H) 1000 × 198 × 536(mm) 製品梱包重量 約14kg 製品保証期間 製品本体国内保証:お買い上げ日より3年間 付属品 DisplayPortケーブル ×1 USB Type-A - Type-Bケーブル ×1 電源ケーブル ×1 クイックスタートガイド ×1 対応機能 アンチフリッカー、アンチモーションブラー、デュアルモード※1、 ブルーライトカット、AIビジョン、ナイトビジョン、 Adaptive-Sync、Gaming Intelligence、HDR、 Mystic Light、USBハブ機能、PIP / PBP、 24.5 / 27インチモード、 VESA100(付属のスペーサーにて対応) 備考 ※デュアルモード機能について 解像度とリフレッシュレートにおける2つのモードを搭載しており、 4K / 160HzとフルHD / 320Hzのモードをプレースタイルに合わせて 切り替えることが可能です。 また、デュアルモード切替の際にはアプリケーションの再起動が必要になる場合があります。 ■MAG 322URDF E16製品ページhttps://jp.msi.com/Monitor/MAG-322URDF-E16MSIについて MSIは世界を牽引するゲーミングブランドとして、ゲーミング業界とeSports業界から最も信頼されているPCメーカーです。 日本全国の各販売店でPC本体、PCパーツ、PC周辺機器をユーザーの皆様がご購入できるよう展開を行っており、特にゲーミングノートPCやゲーミングモニターといったゲーミング製品、 また、グラフィックスカードやマザーボードといったPCパーツで多数ご好評をいただいております。 最先端の革新的なテクノロジー、最高のパフォーマンス、最高のユーザーエクスペリエンスを実現するPC、PC周辺機器をユーザーの皆様へ提供することをMSIのミッションとし邁進しています。 ●All rights of the technical, pictures, text and other content published in this press release are reserved. Contents are subject to changes without prior notice.
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- 【ASUS×初音ミク】初音ミクカラーのコラボギア4製品が同時発売——ゲーミングブランドTUF Gamingより
- ASUSのゲーミングブランドTUF Gamingより、人気ボーカロイド“初音ミク”とのコラボを実施。ゲーミングキーボードやマウスなど4製品が6月20日(金)より発売される。想定価格は下記の通り。■ゲーミングキーボードTUF Gaming K3 Gen II Hatsune Miku Edition:16,980円■ゲーミングマウスASUS TUF GAMING Mini Wireless Mouse Hatsune Miku Edition:14,250円■ゲーミングマウスパッドASUS TUF Gaming P1 Hatsune Miku Edition:3,560円■ゲーミングヘッドセットTUF Gaming H1 Gen II Hatsune Miku Edition:11,400円<以下、ニュースリリースより>TUF Gaming × 初音ミク ASUS JAPAN株式会社は、2025年5月12日に発表しました、TUF Gamingと初音ミク(とのコラボレーションしたゲーミングデバイス4製品の発売日を決定いたしました。キーボード「TUF Gaming K3 Gen II Hatsune Miku Edition」、マウス「ASUS TUF GAMING Mini Wireless Mouse Hatsune Miku Edition」、マウスパッド「ASUS TUF Gaming P1 Hatsune Miku Edition」、およびヘッドセット「TUF Gaming H1 Gen II Hatsune Miku Edition」を6月20日より発売開始します。TUF Gaming K3 Gen II Hatsune Miku Edition 製品ページはこちら製品特徴 コンパクトで持ち運びに便利:専用の矢印キーとナビゲーションキーを搭載した97個のキー配列は持ち運びに便利で、省スペースのためマウス操作も快適。また、背面のケーブル管理用スロットにより、デスクもすっきりします。IP57の防水・防塵性能:業界トップクラスの保護性能により、水などをキーボードにこぼしても安心、メンテナンスも簡単で耐久性も向上しました。光学メカニカルRGBスイッチ:Nキーロールオーバー、100%アンチゴースト、1億回の打鍵に耐えるキー寿命で長く使用ができます。シリコン素材のガスケットマウントと消音フォーム:振動を最小限に抑え、クッション性の高い心地よい打鍵感を実現するシリコン素材のガスケットマウントを採用。また、消音フォームを組み込むことで打鍵時の操作音や反響を吸収し、静音性を高めました。製品詳細 項目内容製品名 TUF Gaming K3 Gen II Hatsune Miku Edition 読み方 タフ ゲーミング ケースリー ジェン ツー ハツネ ミク エディション ブランド ASUS キースイッチ 光学メカニカル RGB スイッチ 配列 US 96%サイズ 接続 USB2.0 (TYPE-A) キーボード バックライト キーごとのRGB LED Aura sync対応 対応 ポーリングレート 1000 Hz マクロキー プログラマブル F1-F8 keys ケーブルの長さ 2 m 対応OS Windows 11 寸法 385 x 153 x 38mm 重量 1068 g (ケーブル含む) ASUS TUF GAMING Mini Wireless Mouse Hatsune Miku Edition 製品ページはこちら製品特徴 コンパクトな65グラムデザイン: 中型で軽量、両利き対応のゲーミングマウス、ロゴがライティングに対応AuraSyncで色の変更も可能です。トライモード接続: 有線USB、低遅延2.4 GHz RF、およびBluetooth®モードで最大3つのデバイスとペアリングが可能です。12,000dpi光学センサー: 光学センサーを搭載、確実なトラッキングを可能にし、4段階の感度調整が可能なDPIボタンを搭載しています。滑り止めマウスグリップテープ: マウスのグリップ性を向上させ、洗練されたスタイルに専用デザインのプレカット滑り止めマウスグリップテープが付属します。製品詳細項目内容製品名 ASUS TUF GAMING Mini Wireless Mouse Hatsune Miku Edition 読み方 エイスース タフ ゲーミング ミニ ワイヤレス マウス ハツネ ミク エディション ブランド ASUS スイッチ 100M メカニカルスイッチ DPI 12000 dpi 光学センサー 接続 2.4GHz 無線 / Bluetooth / USB ライティング Logo、Underglow Aura Sync対応 対応 バッテリー稼働時間 最大134時間 (Bluetooth接続時) 対応OS Windows 11 寸法 115 x 63.4 x 37.5 mm 重量 65g ASUS TUF Gaming P1 Hatsune Miku Edition 製品ページはこちら製品特徴 耐水性に優れた表面:不意に水をこぼしてしまっても大丈夫です。保護コーティングが施されているため、メンテナンスが容易で、長期間にわたって安定したトラッキングを実現します。ゲーミングに最適な布製の表面:滑らかな布製の表面は、光学式マウス、レーザーマウスのどちらでも高感度なマウス操作が可能です。表面が滑らかなので、マウスを楽に滑らせることができ、最高の操作性と精度を実現します。アンチフレイ・ステッチと滑りにくいラバーベース:クリーンな外観と、優れた耐久性を備えています。また、滑りにくいラバーベースにより、デスク上でしっかりと固定され、激しいバトルの間も安定したパフォーマンスを発揮します。製品詳細項目内容製品名 ASUS TUF Gaming P1 Hatsune Miku Edition 読み方 エイスース タフ ゲーミング ピーワン ハツネ ミク エディション ブランド ASUS サイズ 260 x 360 x 2 mm 重量 132 g TUF Gaming H1 Gen II Hatsune Miku Edition 製品ページはこちら製品特徴 優れたオーディオ品質:40mm ASUS Essence ドライバーとコンパクトな気密チャンバーを備え、20Hz~20kHzの広い周波数帯域でクリアなオーディオと深い低音を提供します。バーチャル7.1サラウンドサウンド:バーチャル7.1サラウンドサウンドにより、卓越したオーディオ精度を実現し、ゲーム内での競争力を高めます。インラインコントロールのボタンを押すだけで、簡単にオンにでき、瞬時にゲームの世界に没入できます。クリアなボイスコミュニケーション:TeamSpeak認定の単一指向性アナログブームマイクが搭載され、クリアなボイスコミュニケーションを提供します。製品詳細項目内容製品名 TUF Gaming H1 Gen II Hatsune Miku Edition 読み方 タフ ゲーミング エイチワン ジェン ツー ハツネ ミク エディション ブランド ASUS 接続 USB(TYPE-A) サポートプラットフォーム PCPlayStation® 4PlayStation® 5 ドライバーの材料 Neodymium magnet ヘッドセット・ドライバー 40 mm ヘッドセット・インピーダンス(Ω) 32 ohm ヘッドセット・周波数帯域(Hz) 20Hz - 20KHz マイク・指向性 単一指向性 マイク・入力感度 -24dB マイク・周波数帯域(Hz) 100-10KHz チャンネル Virtual 7.1 ライティング シングルカラーLED 本体重量 297 g ケーブル 2 m
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- 【GeForce RTX™ 5090】価格は649,800円〜——。G-GEARから超ハイスペックゲーミングPCが発売中
- ゲーミングPCブランドG-GEARより、GPUにNVIDIA® GeForce RTX™ 5090を搭載したハイスペックゲーミングPCが発売。BTO可能で価格は649,800円〜。<以下、ニュースリリースより>G-GEAR、NVIDIA GeForce RTX 5090を搭載したゲーミングPCの新モデルを発売 株式会社ヤマダデンキ(本社:群馬県高崎市、代表取締役社長:佐野 財丈)は、TSUKUMO(ツクモ)ブランドで独自に展開するゲーミングPC「G-GEAR」において、最新のNVIDIA® GeForce RTX™ 5090を搭載した新モデルを6月3日(火)に発売いたしました。新モデルの特長 グラフィックスカードに「NVIDIA® GeForce RTX™ 5090」を搭載 NVIDIA® GeForce RTX™ 5090 は、これまでで最もパワフルな GeForce GPU であり、ゲーマーやクリエイターに革命的な変化をもたらします。今までにない AI パワーで、非常に高度なモデルや最も困難なクリエイティブ作業に取り組みましょう。フルレイトレーシングと最小のシステム遅延をゲームにもたらします。GeForce RTX 5090 は NVIDIA Blackwell アーキテクチャを搭載し、32GB の超高速 GDDR7 メモリを搭載しています。高品質電源ユニット『G-GEAR電源 1200W』標準搭載 信頼性に定評のある世界有数の電源メーカーCWT製プラットフォームをベースに、最新のCPUやグラフィックスカードなどが要求する高負荷環境にも対応したツクモ専用チューニングモデル『G-GEAR電源 1200W』を標準搭載しています。ハイエンド構成においても卓越した安定性を発揮する最新の電源ユニット規格“ATX3.1”に準拠し、高い変換効率を示す“80PLUS PLATINUM認証”の他、日本の電力環境に最適化された 90V~低電圧動作回路、日本メーカー製105℃電解コンデンサ、各種保護回路や配線の柔軟性に優れたフルモジュラー仕様を採用。 ツクモBTOパソコン専売の高品質な電源ユニットです。G-GEARプレミアムミドルタワーケース 「シンプルながらも実用性の高いゲーミング PC」をテーマに、デザイン、エアフロー、拡張性、メンテナンス性を徹底的にブラッシュアップしたオリジナルの新型ミドルタワーケースを採用。ダイヤモンドをモチーフにした上質なデザイン、大型エアインテークからの理想的なエアフロー、レイアウトの最適化による余裕の拡張性、前面ダブルフィルターの防塵対策など、ゲームをプレーするユーザーからゲーム開発に携わるクリエイターの方々まで長く快適にお使いいただける“こだわりの機能”をふんだんに取り入れました。お客様一人ひとりのニーズに対応 G-GEARシリーズは、TSUKUMOが長年にわたるパソコン用パーツ販売で培った知識とノウハウを基に開発・設計しています。日本国内の指定工場で熟練スタッフが一台ずつ丁寧に組立を行うことで、高品質の製品を迅速にお届けする生産体制をとっています。これにより高い信頼性と安心感、幅広いニーズへの対応を高次元で実現しています。標準構成仕様(BTOによるカスタマイズ可能) G-GEAR GE7J-V253/BH税込価格: 649,800円 https://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/game/2025/GE7J-V253BH.html項目内容プロセッサー インテル® Core™ Ultra 7 265K プロセッサー CPUクーラー 水冷CPUクーラー グラフィックス NVIDIA® GeForce RTX™ 5090(ビデオメモリ32GB) メモリ 64GB (32GBx2枚) DDR5-5600 マザーボード ASUS TUF GAMING B860-PLUS WIFI (ATX) システムドライブ 2TB SSD (M.2規格 / NVMe Gen4接続) 電源ユニット G-GEAR電源 定格1200W 80PLUS PLATINUM認証 ケース G-GEAR プレミアムミドルタワーケース (66JD) Wi-Fi/Bluetooth Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be + Bluetooth v5.4 OS Windows 11 Home(64ビット版) G-GEAR GE7A-V253/BH 税込価格: 699,800円 https://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/game/2025/GE7A-V253BH.html項目内容プロセッサー AMD Ryzen™ 7 9800X3D CPUクーラー 水冷CPUクーラー グラフィックス NVIDIA® GeForce RTX™ 5090(ビデオメモリ32GB) メモリ 64GB (32GBx2枚) DDR5-5600 マザーボード ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI (ATX) システムドライブ 2TB SSD (M.2規格 / NVMe Gen4接続) 電源ユニット G-GEAR電源 定格1200W 80PLUS PLATINUM認証 ケース G-GEAR プレミアムミドルタワーケース (66JD) Wi-Fi/Bluetooth Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax + Bluetooth v5.2 OS Windows 11 Home(64ビット版) 販売店舗と販売開始日 今回発表の新モデルは、ツクモネットショップならびに下記店舗にて、6月3日(火)より販売開始いたしました。 ツクモ店舗( https://tenpo.tsukumo.co.jp/ ) ツクモパソコン本店 TSUKUMO eX. ツクモ名古屋1号店 DEPOツクモ札幌大谷地店 ツクモLABI1なんば店 ツクモ福岡店 ツクモネットショップ( https://shop.tsukumo.co.jp/ ) 法人営業部( https://houjin.tsukumo.co.jp/ )本製品に関する詳細情報 TSUKUMO BTOパソコンhttps://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/G-GEAR 製品ページhttps://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/game/TSUKUMO (ツクモ)について ヤマダホールディングスグループ 株式会社ヤマダデンキ所属の、TSUKUMO(ツクモ)ブランドでパソコンおよびPCパーツ・周辺機器を販売するパソコンショップです。前身となる九十九電機は1947年創業で、現在は秋葉原を中心に全国8店舗、法人営業部・ネットショップを展開しています。 最先端の商品から特殊な部品まで数多く取りそろえ、専門知識と経験の豊富なスタッフが「ゲームを快適にプレーしたい」「高画質・高速処理のパソコンにしたい」などのさまざまなニーズにお応えしております。また、カスタムPCが初めてでご不安のある方向けにPC組立代行サービスもご用意しております。 この他、パソコン専門店として長年培ってきたノウハウを詰め込んだ、オリジナルブランドPCの企画・製造・販売を行っております。 ゲーミング性能に特化した「G-GEAR」、企業向けワークステーションモデルや小型・スリム型モデルなど用途別に取りそろえた「eX.computer」のラインアップを展開しております。高品質・高性能、そしてご利用シーンにあわせたPCとして、ゲームをプレーする方だけでなく、CG業界・ゲーム開発業界などプロの現場から多くのご支持をいただくとともに、近年はたくさんの配信者の方にもご利用いただいております。 ツクモ案内URL: https://kaisya.tsukumo.co.jp/ ツクモネットショップ: https://shop.tsukumo.co.jp/ ツクモ店舗情報: https://tenpo.tsukumo.co.jp/