北京国家体育場で行われた『Honor of Kings』の公式リーグ「KPL 2025」グランドファイナルでは、62,196人の観客が集結し、eスポーツ大会としてギネス世界記録を樹立。決勝を制したのはChengdu All Gamers(AG)。戦いは11月14日(金)開幕の世界大会「KIC 2025」へと続く。
<以下、ニュースリリースより>
世界で最もプレーされているMOBAゲーム*1『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』は11月8日(土)、北京国家体育場において2025 King Pro League(KPL)の決勝戦を開催しました。KPLグランドファイナルは壮大なフィナーレを迎え、Chengdu All Gamers(AG)が優勝、賞金として約4.3億円を獲得しました。また、これにより大会の賞金総額は約15億円となりました。
今年のKPLグランドファイナルは、モバイルeスポーツの歴史を塗り替える一日となりました。北京国家体育場でモバイルeスポーツの大会が開催されるのは史上初で、会場には62,196人もの観客が来場し、eスポーツ試合の「最多観客動員」においてギネス世界記録を達成しました。7,000平方メートル のパノラマLEDセットと全長128メートルのメインステージを備えたトップクラスのステージ演出により、中国史上最大規模最かつ最も野心的なeスポーツ大会となりました。

決勝ではAll Gamers Esports(AG)とWolves Esportsが激闘を展開。AGは2025年KPLの春および夏大会を連覇、Wolves Esportsも通算10回の王者に輝くなど、両者とも堂々たる戦績を背負って決勝の舞台に臨みました。
観客を熱狂の渦に巻き込んだ激戦の末、4対2でYinuoが見事なパフォーマンスを披露し、FMVPの称号を獲得しました。BO7グローバルBan & Pick+アルティメットバトル形式のルール採用により、最初から最後まで手に汗握る戦いとなりました。
優勝チームとして、AGのYinuoはFMVP限定スキン、優勝チームシグネチャースキン、ゲーム内限定のチームアバターフレーム、そして期間限定チームボイスラインが授与され、『Honor of Kings』の歴史に名を刻みました。

今回のKPLは世界で最も総視聴数が高いeスポーツイベントとして、2億5,000万人ものUV(ユニーク視聴者)を記録、何億もの若年ファンを結びつけました。18の都市を拠点とするクラブが地域文化に根ざして活動し、規模・エンゲージメント・影響力の面でモバイルeスポーツを牽引しています。
『Honor of Kings』のeスポーツエコシステムは、草の根からプロレベルまで、あらゆる競技層のプレーヤーと団体を結ぶ多層的かつダイナミックなグローバル構造を保っています。KPLグランドファイナルおよびHonor of Kings International Championship(KIC)は、その最高峰に位置する世界水準のプロ競技を体現する舞台です。
注目は2025KIC(2025年11月14日(金)~11月30日(日))にフィリピン・マニラで開催される KIC2025 に移ります。賞金総額は約1.5億円に上ります。

KIC2025は2会場で実施されます。ひとつはShooting Gallery(11月14日(金)~23日(日)/グループステージ & ノックアウトステージ)、もうひとつはActivity Center, Ayala Malls Manila Bay(11月28日(金)~30日(日)/ノックアウトステージ&グランドファイナル)です。そこに世界各地から選ばれた16の精鋭チームが集結。東南アジアの強豪に加え、ブラジルCHOKBRの王者、Major East/West League(KWE/KMW)のタイトルホルダー、KIC 2025 Last Call および Phoenix Reborn予選の上位勢と、そうそうたる顔ぶれがそろいます。
出場チーム
Blacklist International
BOOM Esports
Elevate
ACT Esports Club
Homebois X Black Shrew Esport
Nova Esports
Alpha Gaming
Bigetron by Vitality
Kagendra
Vesakha Esports
Loops
Alpha7 Esports
Nongshim RedForce
OG Esports
Twisted Minds
Rex Regum Qeon

KPLと同様、KICの優勝チームにもFMVP限定スキンが贈られ、ゲーム内にその栄誉が永く刻まれます。さらに、歴史的大会を記念してキャラクター鏡の新作KIC eスポーツスキンをファンが入手可能となります。
11月6日(木)にロンドンで開催された授賞式にて『Honor of Kings』はThe Green Game Jam Awards 2025でTrailblazer Awardを受賞。デザイン面の創造性、プロジェクトの多層構成と大胆なスコープ、そしてサステナビリティを物語の中核に統合した点が評価されました。Trailblazer Awardは、国連環境計画(UNEP)が支援するイニシアチブ「Playing for the Planet」主催のGreen Game Jam Awards 2025の賞のひとつです。
なお、大会の模様は、『Honor of Kings』公式の Twitch(@HOK Esports)、Facebook(@HOK Esports)、公式サイト、YouTube(@HOK Esports)、TikTok(@HOK Esports)にてご視聴いただけます。
最新情報は以下の公式ソーシャルをフォロー
Instagram:@HOK Esports
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X:@HoK Esports
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TikTok:@HOK Esports
タイトル: 『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』
ジャンル: MOBA
プラットフォーム: iOS / Android
Google Play ストア: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.levelinfinite.sgameGlobal&hl=ja
App Store: https://apps.apple.com/jp/app/honor-of-kings/id1619254071
配信日時: 2024年6月20日
価格: 基本プレー無料 ※ゲーム内課金あり
公式サイト: https://www.honorofkings.com/jp/
権利表記: ©2025 Proxima Beta Pte. Ltd. All rights reserved.
*1……2020年、『Honor of Kings』は1日あたりのアクティブユーザー数が1億人に達し、中国で最も人気のあるソーシャルエンターテインメントの一つとなりました(自社調べ)。
*記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
TiMi Studio Groupが開発する『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』は世界で最も人気のあるMOBA となり、登録ユーザー数は2億人を超え、毎日1億人以上のプレーヤーがチーム戦のスリルを楽しんでいます。多様なキャラクターや細部まで描かれた戦場デザインに加え、ハンス・ジマー、久石譲、ハワード・ショアなど世界的に有名な作曲家が手がけた音楽が特徴となっており、プレーヤーをユニークでカラフルな世界に引き込みます。『Honor of Kings』は、無料プレーながら、自由なプレーで公平に勝てるバトルシステムに誇りを持っており、成功はプレーヤーの費やした金額ではなく、プレーヤーのスキルと戦術によって決まります。 『Honor of Kings』は、アマチュアからプロまでの競技プレーをサポートする、活発なeスポーツエコシステムの本拠地でもあります。『Honor of Kings』の詳細については、X、YouTubeやDiscord、TikTokをご覧ください。
Level Infinite は、Tencentのグローバルゲームブランドです。我々は、世界中のお客様が魅力的でオリジナルなゲームをいつでもどこでも、好きなように体験できるようお届けしているほか、国内外のネットワークにおける開発会社やパートナースタジオに向けて、幅広いサービスやサポートを提供し、彼らの作品の真の可能性を解き放てるよう支援しています。Level Infiniteは『PUBG MOBILE』や『Honor of Kings』、『勝利の女神:NIKKE』などの人気作品のパブリッシャーであり、Funcomの『Dune: Awakening』や『Warhammer 40K: Darktide』などを含む数々の作品の共同パートナーです。Level Infiniteの詳細については、公式ウェブサイト www.levelinfinite.com/jaや公式X x.com/LevelInfiniteJPをご覧ください。
Tencent Games の子会社である TiMi Studio Group は、世界をリードするビデオゲーム開発および運営チームであり、世界中のプレーヤーに提供するエンターテイメントの質の向上に努めています。中国の深圳に本社を置き、モントリオール、ロサンゼルス、シアトル、シンガポール、上海、成都にオフィスを構えるTiMiは、これまでにさまざまなジャンルと複数のプラットフォームにわたり、高品質で創造性の高いゲームを忠実に作り上げてきました。2008年に設立されたTiMiは、『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』、『爆走ドリフターズ』、『Delta Force』 など、一連のヒットタイトルを開発してきました。 またTiMiは世界最大級ゲームブランドの信頼できるパートナーとして、『コール オブ デューティ モバイル』やポケモン初の戦略的チームバトルゲーム『Pokemon UNITE』、『エイジ・オブ・エンパイア モバイル』、そして今後リリースを控える『モンスターハンターアウトランダーズ』などのAAAタイトルを制作しています。TiMi Studio Groupについての詳細は、LinkedInの@timistudiosをご覧ください。
<以下、ニュースリリースより>
戦いはHonor of Kings International Championshipへと続く
- グランドファイナルを制したのはChengdu All Gamers (AG)
- 2025年のKPLグランドファイナル決勝は62,196人の来場者を記録。eスポーツ試合のギネス世界記録「最多観客動員」を達成!
- 2025年の Honor of Kings International Championship(KIC)は11月14日(金)からフィリピン・マニラで開幕。世界16チームが王座と賞金約1.5億円を懸けて激突
- 「Green Game Jam Awards 2025」でTrailblazer Awardを受賞
世界で最もプレーされているMOBAゲーム*1『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』は11月8日(土)、北京国家体育場において2025 King Pro League(KPL)の決勝戦を開催しました。KPLグランドファイナルは壮大なフィナーレを迎え、Chengdu All Gamers(AG)が優勝、賞金として約4.3億円を獲得しました。また、これにより大会の賞金総額は約15億円となりました。
今年のKPLグランドファイナルは、モバイルeスポーツの歴史を塗り替える一日となりました。北京国家体育場でモバイルeスポーツの大会が開催されるのは史上初で、会場には62,196人もの観客が来場し、eスポーツ試合の「最多観客動員」においてギネス世界記録を達成しました。7,000平方メートル のパノラマLEDセットと全長128メートルのメインステージを備えたトップクラスのステージ演出により、中国史上最大規模最かつ最も野心的なeスポーツ大会となりました。

決勝ではAll Gamers Esports(AG)とWolves Esportsが激闘を展開。AGは2025年KPLの春および夏大会を連覇、Wolves Esportsも通算10回の王者に輝くなど、両者とも堂々たる戦績を背負って決勝の舞台に臨みました。
観客を熱狂の渦に巻き込んだ激戦の末、4対2でYinuoが見事なパフォーマンスを披露し、FMVPの称号を獲得しました。BO7グローバルBan & Pick+アルティメットバトル形式のルール採用により、最初から最後まで手に汗握る戦いとなりました。
優勝チームとして、AGのYinuoはFMVP限定スキン、優勝チームシグネチャースキン、ゲーム内限定のチームアバターフレーム、そして期間限定チームボイスラインが授与され、『Honor of Kings』の歴史に名を刻みました。

今回のKPLは世界で最も総視聴数が高いeスポーツイベントとして、2億5,000万人ものUV(ユニーク視聴者)を記録、何億もの若年ファンを結びつけました。18の都市を拠点とするクラブが地域文化に根ざして活動し、規模・エンゲージメント・影響力の面でモバイルeスポーツを牽引しています。
『Honor of Kings』のeスポーツエコシステムは、草の根からプロレベルまで、あらゆる競技層のプレーヤーと団体を結ぶ多層的かつダイナミックなグローバル構造を保っています。KPLグランドファイナルおよびHonor of Kings International Championship(KIC)は、その最高峰に位置する世界水準のプロ競技を体現する舞台です。
今後に向けて:2025 Honor of Kings International Championship(KIC)
注目は2025KIC(2025年11月14日(金)~11月30日(日))にフィリピン・マニラで開催される KIC2025 に移ります。賞金総額は約1.5億円に上ります。

KIC2025は2会場で実施されます。ひとつはShooting Gallery(11月14日(金)~23日(日)/グループステージ & ノックアウトステージ)、もうひとつはActivity Center, Ayala Malls Manila Bay(11月28日(金)~30日(日)/ノックアウトステージ&グランドファイナル)です。そこに世界各地から選ばれた16の精鋭チームが集結。東南アジアの強豪に加え、ブラジルCHOKBRの王者、Major East/West League(KWE/KMW)のタイトルホルダー、KIC 2025 Last Call および Phoenix Reborn予選の上位勢と、そうそうたる顔ぶれがそろいます。
出場チーム
Blacklist International
BOOM Esports
Elevate
ACT Esports Club
Homebois X Black Shrew Esport
Nova Esports
Alpha Gaming
Bigetron by Vitality
Kagendra
Vesakha Esports
Loops
Alpha7 Esports
Nongshim RedForce
OG Esports
Twisted Minds
Rex Regum Qeon

KPLと同様、KICの優勝チームにもFMVP限定スキンが贈られ、ゲーム内にその栄誉が永く刻まれます。さらに、歴史的大会を記念してキャラクター鏡の新作KIC eスポーツスキンをファンが入手可能となります。
Green Game Jam Awards 2025で『Honor of Kings』がTrailblazer Awardを受賞
11月6日(木)にロンドンで開催された授賞式にて『Honor of Kings』はThe Green Game Jam Awards 2025でTrailblazer Awardを受賞。デザイン面の創造性、プロジェクトの多層構成と大胆なスコープ、そしてサステナビリティを物語の中核に統合した点が評価されました。Trailblazer Awardは、国連環境計画(UNEP)が支援するイニシアチブ「Playing for the Planet」主催のGreen Game Jam Awards 2025の賞のひとつです。
なお、大会の模様は、『Honor of Kings』公式の Twitch(@HOK Esports)、Facebook(@HOK Esports)、公式サイト、YouTube(@HOK Esports)、TikTok(@HOK Esports)にてご視聴いただけます。
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YouTube:@HOK Esports
Twitch:@HOK Esports
TikTok:@HOK Esports
『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』製品概要
タイトル: 『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』
ジャンル: MOBA
プラットフォーム: iOS / Android
Google Play ストア: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.levelinfinite.sgameGlobal&hl=ja
App Store: https://apps.apple.com/jp/app/honor-of-kings/id1619254071
配信日時: 2024年6月20日
価格: 基本プレー無料 ※ゲーム内課金あり
公式サイト: https://www.honorofkings.com/jp/
権利表記: ©2025 Proxima Beta Pte. Ltd. All rights reserved.
*1……2020年、『Honor of Kings』は1日あたりのアクティブユーザー数が1億人に達し、中国で最も人気のあるソーシャルエンターテインメントの一つとなりました(自社調べ)。
*記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』について
TiMi Studio Groupが開発する『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』は世界で最も人気のあるMOBA となり、登録ユーザー数は2億人を超え、毎日1億人以上のプレーヤーがチーム戦のスリルを楽しんでいます。多様なキャラクターや細部まで描かれた戦場デザインに加え、ハンス・ジマー、久石譲、ハワード・ショアなど世界的に有名な作曲家が手がけた音楽が特徴となっており、プレーヤーをユニークでカラフルな世界に引き込みます。『Honor of Kings』は、無料プレーながら、自由なプレーで公平に勝てるバトルシステムに誇りを持っており、成功はプレーヤーの費やした金額ではなく、プレーヤーのスキルと戦術によって決まります。 『Honor of Kings』は、アマチュアからプロまでの競技プレーをサポートする、活発なeスポーツエコシステムの本拠地でもあります。『Honor of Kings』の詳細については、X、YouTubeやDiscord、TikTokをご覧ください。
Level Infiniteについて
Level Infinite は、Tencentのグローバルゲームブランドです。我々は、世界中のお客様が魅力的でオリジナルなゲームをいつでもどこでも、好きなように体験できるようお届けしているほか、国内外のネットワークにおける開発会社やパートナースタジオに向けて、幅広いサービスやサポートを提供し、彼らの作品の真の可能性を解き放てるよう支援しています。Level Infiniteは『PUBG MOBILE』や『Honor of Kings』、『勝利の女神:NIKKE』などの人気作品のパブリッシャーであり、Funcomの『Dune: Awakening』や『Warhammer 40K: Darktide』などを含む数々の作品の共同パートナーです。Level Infiniteの詳細については、公式ウェブサイト www.levelinfinite.com/jaや公式X x.com/LevelInfiniteJPをご覧ください。
TiMi Studio Groupについて
Tencent Games の子会社である TiMi Studio Group は、世界をリードするビデオゲーム開発および運営チームであり、世界中のプレーヤーに提供するエンターテイメントの質の向上に努めています。中国の深圳に本社を置き、モントリオール、ロサンゼルス、シアトル、シンガポール、上海、成都にオフィスを構えるTiMiは、これまでにさまざまなジャンルと複数のプラットフォームにわたり、高品質で創造性の高いゲームを忠実に作り上げてきました。2008年に設立されたTiMiは、『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』、『爆走ドリフターズ』、『Delta Force』 など、一連のヒットタイトルを開発してきました。 またTiMiは世界最大級ゲームブランドの信頼できるパートナーとして、『コール オブ デューティ モバイル』やポケモン初の戦略的チームバトルゲーム『Pokemon UNITE』、『エイジ・オブ・エンパイア モバイル』、そして今後リリースを控える『モンスターハンターアウトランダーズ』などのAAAタイトルを制作しています。TiMi Studio Groupについての詳細は、LinkedInの@timistudiosをご覧ください。
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- 【大会レポート】日本代表・TAKUZO10が奮闘!優勝はアジア王者PU選手——『サマナーズウォー: Sky Arena』世界大会がフランス・パリで開催
- 『サマナーズウォー: Sky Arena』の世界大会「SWC2025ワールド決勝」が11月1日(土)にフランス・パリで開催。日本代表のTAKUZO10選手が中国のLEST選手と激闘を繰り広げ、世界一の座はアジア王者PU選手が獲得した。サマナーズウォーワールドアリーナチャンピオンシップ2025(SWC2025)とは『サマナーズウォー: Sky Arena』の世界大会で2025年で9年目を迎える。世界中のユーザーが参加する地域予選が7月よりスタート、9月~10月に地域カップ(ヨーロッパ・アメリカ・アジアパシフィック・中国)が行われ、ワールド決勝は11月にフランス・パリにて開催される。 <以下、ニュースリリースより>『サマナーズウォー: Sky Arena』SWC2025ワールド決勝閉幕! 世界王者はPU選手!! スマートフォン向けモバイルゲームをサービスしている株式会社Com2uS JapanはiOS/Androidで大好評配信中の本格RPG『サマナーズウォー: Sky Arena』(以下、サマナーズウォー)にて、11月1日(土)にフランス・パリで行われたeスポーツイベント「SWC2025ワールド決勝」の結果をお知らせします。 2025年で9年目を迎える「サマナーズウォーワールドアリーナチャンピオンシップ」(以下、SWC)は、世界中の『サマナーズウォー』ユーザーたちがともに楽しめるeスポーツ大会です。 11月1日にフランス・パリで開催されたワールド決勝は、アジア、アメリカ、ヨーロッパなどの各地域の大会を勝ち抜いてきた12名の召喚士たちが集結し、世界一の座をかけて争いました。 日本からはアジアパシフィックカップで準優勝の成績を収めたTAKUZO10選手が出場。他の出場者も昨年のチャンピオンKELIANBAO選手をはじめ、各地域カップを勝ち抜いてきた強豪選手たちが集いました。 TAKUZO10選手は初戦で中国のLEST選手と対戦。SWC2023の世界チャンピオンを相手に一歩も退かず、先に王手をかけました。しかし、LEST選手が戦略の引き出しの多さを発揮し、試合はフルセットまでもつれ込む激戦模様。最終セットではTAKUZO10選手の暴走、スタンが思うように決まらず、ペースをつかんだLEST選手に軍配が上がりました。 決勝に進んだのはアジアパシフィック優勝のPU選手、ヨーロッパカップ優勝のRAXXAZ選手の2人。地域カップ優勝者同士の激戦が見込まれましたが、PU選手が圧倒的な力を披露しなんとストレートで勝利を収め、SWC2025世界チャンピオンに輝きました。 PU選手には優勝トロフィーと優勝賞金10万ドルが贈られました。優勝したPU選手 準優勝したRAXXAZ選手 3位に入賞したGUTSTHEBERSERK選手(右)、PANDALIK3選手(左) 大会を見逃してしまった方は、YouTubeの『サマナーズウォー』公式eスポーツチャンネルでアーカイブを視聴することができます。□SWC2025ワールド決勝放送アーカイブ □大会結果 - 優勝:PU選手- 準優勝:RAXXAZ選手- 3位:GUTSTHEBERSERK選手、PANDALIK3選手 YouTubeとTwitchで実施された公式生放送は13言語で放送され、全言語累計で30万人を超える視聴者が訪れました。これからも『サマナーズウォー』は世界中の召喚士の皆さまを盛り上げるイベントを企画してまいります。 詳細につきましては、SWC特設サイトおよび『サマナーズウォー』公式Xをご参照ください。□「SWC2025」特設サイトhttps://esports.summonerswar.com/ja□『サマナーズウォー: Sky Arena』公式サイトhttps://summonerswar.com/ja/skyarena□『サマナーズウォー: Sky Arena』公式Xhttps://x.com/summoners_STAFF□『サマナーズウォー: Sky Arena』公式Facebookhttps://www.facebook.com/JPSummonersWar/□ Com2uS Japan公式YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/@com2usjapan□『サマナーズウォー』公式eスポーツチャンネルhttps://www.youtube.com/c/SummonersWarEsports/【配信概要】『サマナーズウォー: Sky Arena』 iOS版 サービス開始日:2014年6月12日(木) 対応OS: iOS 13.0以降 価格:基本プレー無料(アイテム課金) 権利表記:© 2014-2025 Com2uS Corp. ▼AppStore URLhttps://itunes.apple.com/jp/app/samanazuu-o-sky-arena/id852912420『サマナーズウォー: Sky Arena』 Android版 サービス開始日:2014年6月12日(木) 対応OS: Android OS 5.0 以降 価格:基本プレー無料(アイテム課金) 権利表記:© 2014-2025 Com2uS Corp. ▼Google Play URLhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.com2us.smon.normal.freefull.google.kr.android.common&hl=ja【注意事項】 ※Apple、Apple ロゴ、iPhone、およびiPod touch は米国その他の国で登録された Apple Inc. の商標です。App StoreはApple Inc. のサービスマークです。 ※Google Play および Google Play ロゴは、Google LLCの商標です。ぜひ、『サマナーズウォー: Sky Arena』をプレーしてください。今後とも「Com2uS」をよろしくお願いいたします。
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- 【結果速報 11月11日 SFL2025 Division F 第8節】 RCときど「ウメハラさんのアドバイスが効いた」と盤石の完勝! プレーオフ争いもさらに激化
- 『ストリートファイター6』(スト6)の国内プロリーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025」(SFリーグ 2025)が8月29日(金)より開催中。本リーグは、出場する12チームがDivision S、Division FといったふたつのDivisionに分かれリーグ戦を行うeスポーツ大会だ。各試合では、チームメンバー4名の中から3名が、先鋒、中堅、大将として対戦をし、勝利するとそれぞれポイントが付与される。総合得点が高い方が勝利となり、同点の場合はリザーブ(控え)の選手同士による延長戦を実施。延長戦に勝利したチームが勝利となる。第8節:プレーオフを有利にする順位争いが激化 11月11日(火)はDivision Fの後半戦となる第8節。REJECT(RC)が200ポイントで首位、広島 TEAM iXA(iXA)が190ポイントと上位2チームは大接戦。プレーオフのボーダーとなる3位争いは、150ポイントのZETA DIVISION Geekly(ZETA)と140ポイントのDetonatioN FocusMe(DFM)がせめぎ合う中、VARREL(VL)が100ポイント、FUKUSHIMA IBUSHIGIN(IBSG)は90ポイントと追いつけるチャンスはある。チームマッチ1はRC vs VL、チームマッチ2はZETA vs DFM、チームマッチ3はiXA vs IBSGとなっている。チームマッチ1:ウメハラの神アドバイスが勝利に貢献RC(アウェー) vs VL(ホーム) 首位RCと5位VLの差は100ポイント。RCは首位を維持するために少しでもポイントを獲得したいところ。VLにとってはまずは3位ZETAに追いつくために、いかに50ポイント差を埋めるかが重要だ。しかしこの日のRCは完璧だった。先鋒はウメハラを筆頭に対策してきたときど(ケン)がts(豪鬼)を完封。中堅戦のマゴ(ジュリ)vs LeShar(テリー)はLeSharの立ち弱Kが有効となり連勝。そして大将戦、ふ〜ど(エド)に水派は舞を選択。パリィでの差し返しから要所でコンボを叩き込み、ふ〜どが水派を抑え込んだ。先鋒戦の1セット目、tsがSAから投げにつなげて追いついた場面で、ウメハラからの「OD昇竜拳」のアドバイスでtsの波動拳を避けてときどがセットを獲得。チームの結束を感じさせる1戦となった(https://www.youtube.com/live/5PXj0uSYm6o?si=VNe1hjFbrWYCATqm&t=2726) RCはここにきてフルポイントの40ポイントを獲得。一方のVLはノーポイントに終わり、プレーオフ出場は絶望的となってしまった。大将を務めたふ〜どは「CFNでマゴさんと餅さん(YHC-餅)がエド戦をやっていたのですがずらされて舞(水派)が来た。(VLが)いい迷彩をかけていてチーム力を感じました」とVLの作戦を評価。リードを広げたときどは「まだまだ油断できない。DFMをどうやって追い詰めようか考えたい」と確実な1位通過に向けて牙を研ぐ。対戦カードRC(アウェー)VL(ホーム)動画先鋒(2-0) ✅ときど(ケン:C) ts(豪鬼:C) 🎥 中堅(2-0) ✅LeShar(テリー:C) マゴ(ジュリ:C) 🎥 大将(3-1) ✅ふ〜ど(エド:C) 水派(舞:C) 🎥 延長(-) ウメハラ(豪鬼:C) — — 合計 40pt 0pt チームマッチ2:鉄壁のももち、完成の域ZETA(アウェー) vs DFM(ホーム) プレーオフを争うZETAとDFMの差は10ポイント。ZETAは2位iXAとの40ポイント差を縮めること、DFMとしてはホームの地の利を生かして、とにかくZETAを上回ることが最優先事項だ。そんな先鋒戦、ひぐち(ガイル)に対してGO1(春麗)が接近戦からの読み合いを制し勝利。中堅戦はひかる(A.K.I.)に対して板橋ザンギエフ(ザンギエフ)が挑むが、A.K.I.のリーチの長い攻撃と毒に苦しめられ、惜しくも敗退してしまう。10-10で延長戦がなくなった大将戦は、ももち(エド)に竹内ジョンがジェイミーを投入。手数の多い技で攻め立てる竹内ジョンに対して、鉄壁の防御を見せたももちが堅実に勝利した。竹内ジョンも「絶唱魔身」から再三大ダメージのチャンスをうかがうも、どうしてもももちのエドに近づけず、逆にラッシュや柔道で追い詰められてしまった(https://www.youtube.com/live/5PXj0uSYm6o?si=-kdTftpfIQfMsJ_8&t=8150) DFMも10ポイントを獲得したものの、3位ZETAとの差はさらに開く結果に。ZETAのももちは「ここまで8節戦ってきて一番緊張しました。プレーオフに向けてかなり大事な一戦だったので、勝ててよかった」と安堵の表情を見せつつ「今日の結果で自力プレーオフがかなり見えたけれど、次節も40ポイントを目指します」とさらに確実な1位抜けを狙う。 対戦カードZETA(アウェー)DFM(ホーム)動画先鋒(0-2) ひぐち(ガイル:C) ✅GO1(春麗:C) 🎥 中堅(2-1) ✅ひかる(A.K.I.:C) 板橋ザンギエフ(ザンギエフ:C) 🎥 大将(3-1) ✅ももち(エド:C) 竹内ジョン(ジェイミー:C) 🎥 延長(-) ヤマグチ(舞:C) — — 合計 30pt 10pt チームマッチ3:ジョニィ待望の初勝利もiXA止まらずiXA(アウェー) vs IBSG(ホーム) 2位iXAと6位IBSGの差は100ポイント。iXAは首位奪還のためには最低でも20ポイントが必要だ。一方のIBSGはこのホーム戦でとにかく多くのポイントを取るしか道はない。先鋒戦はあきら(キャミィ)に対し、未だ勝利がないジョニィ(マリーザ)。アーマー付きの技に対して小技からのコンボで崩すあきらだったが、ジョニィも徐々に読みが通り、あきらのミスも誘発し最後はきっちりSAでとどめ。ジョニィがチームを勢いづける初勝利。中堅戦、ひびき(リリー)vs ヤナイ(ベガ)はヤナイがラッシュを止めてダメージを奪うものの、風をまとったリリーの突進とコマンド投げの択に翻弄されて敗退。ジョニィ初勝利のラウンドは壮絶な読み合い合戦の中、ジョニィもあきらも大きなスキになるミスを連発。SFLでの勝利の重みとプレッシャーを感じさせる好ゲームとなった(https://www.youtube.com/live/5PXj0uSYm6o?si=IPGCDd3M4lp37vIc&t=10198) 後がないチームの思いを背負って登場した鶏めし(ダルシム)の相手はあでりい(エド)。攻めるダルシムをあでりいはしっかり咎めリーチをかけるが、鶏めしの攻撃もヒットし始め1セットを取り返す。しかし反撃もここまで。あでりいが3−1で勝利し、iXAは貴重な30ポイントを獲得した。オーダーで過去一番悩んだというリーダーのACQUAは、「相手のスパーの勝率を見て決めましたが、勝ててよかった」とホッとした表情。前節で欠場したあでりいも「チームに貢献できてよかった」と語った。次節は2位をめぐる直接対決のZETA戦。「地獄のアウェー3連戦の最終戦になりますが、まだまだ1位を目指して頑張ります」とコメントした。対戦カードiXA(アウェー)IBSG(ホーム)動画先鋒(1-2) あきら(キャミィ:C) ✅ジョニィ(マリーザ:C) 🎥 中堅(2-0) ✅ひびき(リリー:C) ヤナイ(ベガ:C) 🎥 大将(3-1) ✅あでりい(エド:C) 鶏めし(ダルシム:C) 🎥 延長(-) ACQUA(ブランカ:C) ー ー 合計 30pt 10pt Division F 第8節 試合結果:すべてアウェー側の勝利 Division F 第8節はすべての試合でアウェー側である上位3チームが、延長戦を使わずに勝利を挙げた。これによりRC、iXA、ZETAが20ポイント差ずつで並ぶ。ボーダーの3位ZETAと4位DFMは30ポイントとさらに差が開き、VLとIBSGは100ポイントずつとなっている。順位チーム獲得ポイント獲得バトル獲得ラウンド1 REJECT 240 14 29 2 広島 Team iXA 220 15 27 3 ZETA DIVISION Geekly 180 2 7 4 DetonatioN FocusMe 150 -2 -6 5 VARREL 100 -10 -15 6 FUKUSHIMA IBUSHIGIN 100 -19 -42 ※プレーオフボーダーラインは3位まで Division Fの次の対戦は11月18日(火)の第9節。iXA vs VL、DFM vs RC、IBSG vs ZETAが予定されている。配信アーカイブ ■関連リンクCAPCOM eSports公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@CapcomFightersJPCAPCOM eSports公式Twitchチャンネル:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jpSFL 2025 出場チーム:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/team/SFL 2025 日程・試合結果:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/schedule/©CAPCOM
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- 【大会レポート】2億3,000万の勝利!——『SNK World Championships 2025 Finals』にてREJECT所属のLaggia選手が優勝!
- 10月31日(金)~11月2日(日)にアメリカ・アトランタで開催された、格闘ゲームのeスポーツ大会「SNK World Championship 2025」の餓狼伝説 City of the Wolves部門において、REJECT所属のLaggia(らぎあ)選手が優勝を果たした。SNK World Championship 2025(SWC 2025)とはSNKの格闘ゲーム4タイトル、『餓狼伝説 City of the Wolves』、『THE KING OF FIGHTERS XV』、『SAMURAI SPIRITS』、『ART OF FIGHTING 龍虎の拳 外伝』のeスポーツ世界大会。世界各地域の予選大会を勝ち抜いた招待選手と、本大会内で開催される最終予選(LCQ)の上位選手が、世界No.1の座を競う。 <以下、ニュースリリースより>決勝戦は日本人対決! 株式会社REJECT(本社:東京都港区、代表取締役:甲山翔也)が運営するプロeスポーツチーム「REJECT」は、FATAL FURY部門に所属するLaggiaが、2025年10月31日(金)~11月2日(日)にアメリカ・アトランタで開催された『SNK World Championships 2025 Finals』にて優勝したことをお知らせいたします。 「SNK World Championships 2025(SWC 2025)」は、SNKの4タイトル『FATAL FURY/餓狼伝説 City of the Wolves』『THE KING OF FIGHTERS XV』『SAMURAI SHODOWN』『ART OF FIGHTING 龍虎の拳 外伝』で世界王者を決する公式大会です。大会は「DreamHack Atlanta 2025」内で行われ、各地域予選を勝ち抜いた招待選手と、SWC 2025最終予選(LCQ)上位選手が世界一の座を争いました。予選大会を含む総賞金は4,100,000ドル超となりました。 Laggiaは『SNK World Championships 2025 Qualifier Online Round - East Asia 1』で本戦出場権を獲得。本大会では一度も敗れることなくグランドファイナルへ進出し、決勝ではGO1選手に一度リセットを許しながらも冷静な試合運びで勝ち切り、優勝しました。優勝賞金は150万ドル(日本円で約2億3100万円)です。 Laggiaは『SNK World Championship 2023 Finals』において『THE KING OF FIGHTERS XV』でも優勝しており、2年ぶりに異なるタイトルで世界の頂点に立ちました。今後の活躍にもご期待ください。 引き続き、SCORE、Laggia、そしてREJECT格闘ゲーム部門への温かいご声援をよろしくお願いいたします。【大会概要】 ■ 大会名:SNK World Championships 2025 Finals ■ 開催日:2025年10月31日(金)~11月2日(日) ■ 会場 :アメリカ・アトランタ(DreamHack Atlanta 2025) ■ 主催 :株式会社SNK ■ 公式サイト:https://snkesports.com/【出場結果】FATAL FURY/餓狼伝説 City of the Wolves ■ Laggia(@laggia9) 優勝 ■ SCORE(@score33333) 17位SAMURAI SHODOWN ■ SCORE(@score33333) 3位The King of Fighters XV ■ SCORE(@score33333) 9位eスポーツチーム REJECTについて REJECTは2018年に発足した、株式会社REJECTが運営するプロeスポーツチームです。世界的に人気のゲームタイトル部門を多数展開する日本有数のeスポーツチームであり、ESPORTS WORLD CUP FOUNDATION CLUB PARTNER PROGRAM 2025のパートナーチームにも選出。累計賞金獲得額は国内1位を記録し、特にモバイルシューティングジャンルにおいては日本トップの実績を誇ります。『PUBG MOBILE』部門では12度の世界大会を経て、2024年に日本チーム初の世界一を獲得。『Apex Legends』部門では「ALGS 2024」にてAPAC NORTH地域初の世界一を達成するなど、国際大会でも確かな成果を残しています。Web:https://reject.jp/ X:https://x.com/RC_REJECT Instagram:https://www.instagram.com/rc_reject/ YouTube:https://www.youtube.com/c/REJECTesports株式会社REJECTについて 株式会社REJECTは、“EMPOWER GAMING LIFE ゲーマーをもっと豊かに”をミッションに掲げ、プロeスポーツチーム「REJECT」の運営を中心に、eスポーツを軸とした多角的な事業を展開しています。競技シーンでの成果追求に加え、ゲーミングギアの開発・販売、ストリーマー・VTuberのマネジメント、コンテンツ・イベントプロデュース、スポンサープロモーションなどを通じて、プレーヤーとファンの体験価値を高め、豊かなゲーミングライフの実現を目指しています。会社名:株式会社REJECT(リジェクト) 設立:2018年12月 代表者:代表取締役 甲山翔也 所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目4-10 虎ノ門35森ビル 5階 公式サイト:https://reject.co.jp/ オンラインストア:https://brand.reject.jp/採用情報 REJECTでは、今後のさらなる成長と事業拡大に向け、各部門での採用を積極的に強化中です。 新たな挑戦を共に推進し、eスポーツの未来を創っていく仲間をお待ちしています。 採用情報:https://www.wantedly.com/companies/company_2367751/projects