カプコンは2026年4月28日(火)、公式Xにてコミュニティ大会の開催ガイドラインを公式に策定・公開した。ガイドライン遵守を条件に、カプコンへの連絡なしで大会を開催可能となる一方、賞金提供やスポンサー受け入れは明確に禁止された。
要するに、カプコンが「無許諾でやっていい範囲」を初めて明示したガイドライン。その範囲を超えた大会を開催したい場合は、個別にカプコンの許諾を取る必要があるということだ。
コミュニティ活動を後押しする狙いがある一方、大会規模の上限をカプコンが定めた形とも受け取れる。
株式会社カプコンは2026年4月28日(火)、コミュニティ大会開催ガイドラインを公式に策定・公表した。これまで明文化されていなかったコミュニティ大会のルールが厳格化されたかたちで、大会主催者は内容を把握しておく必要がある。
参考:ガイドライン全文
ガイドライン遵守を条件として、カプコンへの事前連絡なしで大会の開催できると、お墨付きが得られた点は評価できる。また、ガイドラインに準拠した大会に対しては、カプコンから著作権侵害の主張は行わないと明記されているのも安心できるポイントだ。
いくつか気になった点をピックアップして解説していこう。
本ガイドラインが適用されるのは「個人」または「法人格を持たない団体」が主催する大会に限られる。NPO法人・株式会社・個人経営の店舗・学校・行政などが主体となる大会はガイドラインの対象外となる。つまり、別途カプコンの申請窓口を通じて個別に確認を取る必要があるということだ。
ガイドラインが適用されるタイトルは以下のとおり。
上記以外のタイトルを使用する場合は、別途カプコンへの申請が必要となる。さらりと書いてあるが、『カプコンファイティング コレクション』や『カプコンファイティング コレクション2』には、多くのアーケードタイトルが含まれている点に注意したい。
参加有料の大会は64人以内、参加無料の大会は256人以内が上限となる。参加費を徴収する場合は1人2,000円(税込)以内で、徴収した費用は運営費への充当のみに使用できる。
賞品として認められるのは賞状やトロフィーなど金銭的価値のないものに限られる。現金・金券・商品券など金銭と同等の価値を持つものの提供は禁止されている。
大会開催にあたり、第三者から物品・サービス・金銭などの提供を受けることは禁止されている。
観戦料の徴収が認められるのはオフライン大会の開催会場のみで、1人1,500円(税込)以内に限られる。パブリックビューイングなど、大会会場とは別の場所での観戦料徴収は禁止されている。
タイトルロゴやキャラクターイラストなど、カプコンが知的財産権を有する公式素材の使用は認められない。二次創作ガイドラインの範囲内で制作された二次創作物については使用が可能だ。つまり、公式の画像をそのまま大会告知に使うことは著作権法上もともと問題のある行為だが、今回のガイドラインによってその点が改めて明確化された形だ。
参加料・観戦料を徴収する場合は、収支に関するすべての会計書類をWebやSNSで誰でも閲覧できるかたちで公開することが求められる。
大会名にカプコンの公式・公認を匂わせる表現や、「最強」「NO.1」「頂上」など国内外の1位を決める大会と誤解される表現は使用できない。これは地味に厳しい制約だ。「今日の最強決定戦!」のような大会名は完全にNGとなる。
ただし、ガイドラインが制限しているのはあくまで「大会名称」であり、副題やリード文への適用については明記されていない。「大会名はシンプルに、煽り文句はコピーで」という運用で回避できる余地は残っている。とはいえ、大会名そのものにキャッチーさを込められなくなったのは、コミュニティ大会の文化的な観点からすると惜しい部分ではある。
ガイドラインの詳細はカプコンの公式ページで確認できる。
参考:ガイドライン全文
今回のガイドラインが公開されたことで、『スーパーストリートファイターⅡX(スパ2X)』や『ヴァンパイアハンター』といったアーケード基板で長年続いてきたコミュニティ大会の行方はどうなってしまうのか。
『スパ2X』は『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』、『ヴァンパイアハンター』は『カプコンファイティングコレクション』にそれぞれ収録されており、対象範囲内だ。プレー環境についても「機種は問わない」と明記されており、アーケード基板を使用すること自体を排除する文言はない。
問題になりうるのが参加人数だ。eSports Worldが2019年に取材した「カケルゴ」では、事前エントリー34チーム・当日予選4チームの全38チーム、総勢190名が参加している。今回のガイドラインでは有料大会の参加上限を64人と定めており、190人という規模はその3倍近い。
参考記事:
『スーパーストリートファイターII X』の5on5大会「カケルゴ2019」レポート、来場者は200人超!
参加を無料にすれば上限は256人となりクリアできるが、徴収した参加費を運営費に充てている現状を考えると、無料化は大会の維持そのものに影響する可能性がある。また、上記のように格闘ゲームとはいえ、団体戦を考えると、上限である64人や256人というのは簡単に超えてしまう可能性があり、多くのコミュニティー大会に影響すると考えられる。
数十年にわたってコミュニティを支えてきた大会が今後どのような形で継続されるのか、主催側の対応が注目される。
【コミュニティ大会ガイドライン策定のお知らせ】
— CAPCOM eSports (@CAPCOM_eSports) April 28, 2026
株式会社カプコンは、ユーザーの皆さまのコミュニティ活動を応援しています。… pic.twitter.com/U2whrx0tqn
要するに、カプコンが「無許諾でやっていい範囲」を初めて明示したガイドライン。その範囲を超えた大会を開催したい場合は、個別にカプコンの許諾を取る必要があるということだ。
コミュニティ活動を後押しする狙いがある一方、大会規模の上限をカプコンが定めた形とも受け取れる。
コミュニティ大会、何がOKで何がNGか
株式会社カプコンは2026年4月28日(火)、コミュニティ大会開催ガイドラインを公式に策定・公表した。これまで明文化されていなかったコミュニティ大会のルールが厳格化されたかたちで、大会主催者は内容を把握しておく必要がある。
参考:ガイドライン全文
ガイドライン遵守を条件として、カプコンへの事前連絡なしで大会の開催できると、お墨付きが得られた点は評価できる。また、ガイドラインに準拠した大会に対しては、カプコンから著作権侵害の主張は行わないと明記されているのも安心できるポイントだ。
いくつか気になった点をピックアップして解説していこう。
主催者の条件
本ガイドラインが適用されるのは「個人」または「法人格を持たない団体」が主催する大会に限られる。NPO法人・株式会社・個人経営の店舗・学校・行政などが主体となる大会はガイドラインの対象外となる。つまり、別途カプコンの申請窓口を通じて個別に確認を取る必要があるということだ。
対象タイトル
ガイドラインが適用されるタイトルは以下のとおり。
- ウルトラストリートファイターIV
- ストリートファイターV チャンピオンエディション
- ストリートファイター6
- ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル(全収録タイトル)
- カプコンファイティング コレクション(全収録タイトル)
- カプコンファイティング コレクション2(「CAPCOM vs. SNK」シリーズを除く全タイトル)
上記以外のタイトルを使用する場合は、別途カプコンへの申請が必要となる。さらりと書いてあるが、『カプコンファイティング コレクション』や『カプコンファイティング コレクション2』には、多くのアーケードタイトルが含まれている点に注意したい。
参加人数と参加費
参加有料の大会は64人以内、参加無料の大会は256人以内が上限となる。参加費を徴収する場合は1人2,000円(税込)以内で、徴収した費用は運営費への充当のみに使用できる。
賞品・賞金について
賞品として認められるのは賞状やトロフィーなど金銭的価値のないものに限られる。現金・金券・商品券など金銭と同等の価値を持つものの提供は禁止されている。
スポンサー受け入れは禁止
大会開催にあたり、第三者から物品・サービス・金銭などの提供を受けることは禁止されている。
観戦料について
観戦料の徴収が認められるのはオフライン大会の開催会場のみで、1人1,500円(税込)以内に限られる。パブリックビューイングなど、大会会場とは別の場所での観戦料徴収は禁止されている。
公式素材の使用禁止
タイトルロゴやキャラクターイラストなど、カプコンが知的財産権を有する公式素材の使用は認められない。二次創作ガイドラインの範囲内で制作された二次創作物については使用が可能だ。つまり、公式の画像をそのまま大会告知に使うことは著作権法上もともと問題のある行為だが、今回のガイドラインによってその点が改めて明確化された形だ。
会計の公開義務
参加料・観戦料を徴収する場合は、収支に関するすべての会計書類をWebやSNSで誰でも閲覧できるかたちで公開することが求められる。
大会名の制限
大会名にカプコンの公式・公認を匂わせる表現や、「最強」「NO.1」「頂上」など国内外の1位を決める大会と誤解される表現は使用できない。これは地味に厳しい制約だ。「今日の最強決定戦!」のような大会名は完全にNGとなる。
ただし、ガイドラインが制限しているのはあくまで「大会名称」であり、副題やリード文への適用については明記されていない。「大会名はシンプルに、煽り文句はコピーで」という運用で回避できる余地は残っている。とはいえ、大会名そのものにキャッチーさを込められなくなったのは、コミュニティ大会の文化的な観点からすると惜しい部分ではある。
ガイドラインの詳細はカプコンの公式ページで確認できる。
参考:ガイドライン全文
アーケード基板を使った老舗大会はどうなるのか
今回のガイドラインが公開されたことで、『スーパーストリートファイターⅡX(スパ2X)』や『ヴァンパイアハンター』といったアーケード基板で長年続いてきたコミュニティ大会の行方はどうなってしまうのか。
『スパ2X』は『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』、『ヴァンパイアハンター』は『カプコンファイティングコレクション』にそれぞれ収録されており、対象範囲内だ。プレー環境についても「機種は問わない」と明記されており、アーケード基板を使用すること自体を排除する文言はない。
問題になりうるのが参加人数だ。eSports Worldが2019年に取材した「カケルゴ」では、事前エントリー34チーム・当日予選4チームの全38チーム、総勢190名が参加している。今回のガイドラインでは有料大会の参加上限を64人と定めており、190人という規模はその3倍近い。
参考記事:
『スーパーストリートファイターII X』の5on5大会「カケルゴ2019」レポート、来場者は200人超!
参加を無料にすれば上限は256人となりクリアできるが、徴収した参加費を運営費に充てている現状を考えると、無料化は大会の維持そのものに影響する可能性がある。また、上記のように格闘ゲームとはいえ、団体戦を考えると、上限である64人や256人というのは簡単に超えてしまう可能性があり、多くのコミュニティー大会に影響すると考えられる。
数十年にわたってコミュニティを支えてきた大会が今後どのような形で継続されるのか、主催側の対応が注目される。
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- 【eスポーツ×教育】英語とデジタルマナーを学ぶ「eスピ!」が長野県喬木村で開講——小学生向けに土日プログラムを提供
- ゲシピ株式会社は、長野県喬木村の「たかぎスポーツクラブ」にて教育DXプログラム「eスポーツ英会話®︎ eスピ! 自治体提供プログラム(仮称)」を開講した。 オンラインゲームを教材に、ネイティブやバイリンガルの講師から生きた英語力を習得できるのが特徴。最大7名の少人数レッスンを通じて、現代社会に必須の「デジタルマナー」や協調性もあわせて身に付けることを目指す。 講座は土曜日と日曜日に週1回60分実施され、月会費は6,700円、年会費は5,000円。パソコンなどの機材はすべて施設側で準備されるため、手ぶらで参加可能だ。 <以下、ニュースリリースより> 【自治体・地域連携 第4弾】教育DX「eスポーツ英会話®︎ eスピ!自治体提供プログラム」の新講座を長野県喬木村のたかぎスポーツクラブにて開講 eスポーツを活用したメタバース教育スタートアップ企業のゲシピ株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役:真鍋 拓也、以下「ゲシピ」)は、自治体・地域コミュニティとの連携プロジェクト第4弾として、長野県下伊那郡喬木村の多機能型施設「みんなの広場 アスボ」内で活動する、一般社団法人たかぎスポーツクラブ(以下「たかぎスポーツクラブ」)にて教育DXプログラム「eスポーツ英会話®︎ eスピ! 自治体提供プログラム(仮称)」の新講座を開講いたしました。 約1年の準備期間を経て、「英語 × デジタルマナー」を学ぶ新講座が開講 ゲシピとたかぎスポーツクラブでは、昨年より約1年間にわたり同クラブ内で開講する講座内容の検討を重ねてまいりました。夏休みの体験講座等を通じて参加者を募り、この度、新設された「クリエイト部門」における土曜・日曜の小学生向けプログラムとして、教育DXプログラム「eスポーツ英会話®︎ eスピ!自治体提供プログラム(仮称)」を本格開講いたしました。ゲシピが提供する「eスポーツ英会話®︎ eスピ!」の自治体・地域コミュニティ連携プロジェクト第4弾となる本プログラムは、教育の地域格差などの自治体が抱える課題を、DXの力で解消し、どんな場所からでも最新の教育機会にアクセスできる環境を実現しています。現在、地域拠点や学校を活用した新しい学びの形として、全国の自治体に広がり始めています。オンラインゲームを通じて、コーチや参加者同士が英語で会話を行いながら、生きた英語力を身に付けるとともに、次世代に必須となる「デジタルマナー」の習得も目指します。本講座の3つの特長 1. 夢中が学びに変わる、圧倒的な没頭感 :子どもたちに人気のオンラインゲームを教材として活用。共通の興味を入り口にすることで、従来の英語学習への心理的ハードルを下げ、楽しみながら自然に発話を促します。2. 生きた英語と「デジタルマナー」を習得:ネイティブやバイリンガルの講師による少人数レッスン(最大7名)を実施。ゲーム内での協力プレーを通じ、実践的な英語力だけでなく、現代社会で必須となる「デジタルマナー(相手を尊重する態度やネットリテラシー)」や協調性を育みます。3. いつもの場所で、最新の学びを: パソコンや周辺機器などの必要な機材はすべて施設側(みんなの広場 アスボ)で完結。家庭での機材準備や通信環境の心配をすることなく、慣れ親しんだ地元の施設で最先端のデジタル教育を受けることができます。講座の概要について ◼︎頻度・時間:週1回 60分◼︎クラス定員:最大7名◼︎開講曜日:土曜日、日曜日◼︎参加対象:たかぎスポーツクラブ会員および周辺自治体からの参加者◼︎会費: ・月会費:6,700円(税込) ・年会費:5,000円◼︎その他:端末等は施設側で準備するため必要な準備などはございません お申し込み・お問い合わせは、たかぎスポーツクラブ窓口までご連絡ください。お申し込み・お問い合わせはこちら ゲームの時間を、学びの時間に。「eスポーツ英会話®︎ eスピ!」とは 「eスポーツ英会話®︎(※1) eスピ!(※2)」は、ゲームの世界で学ぶオンライン英語コミュニケーションレッスンです。英語でのアウトプット(発話)に特化しており、英語を使うことに自信がつき英語脳を習得できるプログラムとなっています。これまでに50万回以上の受講実績がある人気のeスポーツ教育プログラムです。 ⚫︎公式サイト : https://esports-english.jp/⚫︎公式instagram: https://www.instagram.com/esports_english_official/⚫︎サービス紹介動画 : https://www.youtube.com/watch?v=ZHsaFRklt7s (※1)eスポーツ英会話、eスポーツイングリッシュ、eスポーツ英語は、ゲシピ株式会社の登録商標です。 (※2)eスピ!は、ゲシピ株式会社が登録商標出願中です。ゲシピ株式会社について 人生をもっと主体的に生きる、多くの選択肢があり自ら選ぶことができる、誰でもそんな生き方ができる世界を実現したい。eスポーツ・バーチャル世界で、楽しくて分かりやすい教育を展開することで、一人ひとりの可能性を広げる、そんな手助けができると考えています。日本発、世界中が喜んで学びたくなる、メタバース教育コンテンツを提供してまいります。代表者:代表取締役 真鍋 拓也 本社所在地:東京都中央区八丁堀2-11-7 MC八丁堀ビル6階 資本金:1億円 設立:2018年1月 事業内容:eスポーツを活用したメタバース教育企業 コーポレートサイト:https://gecipe.co.jp/
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