『VALORANT』 のチャンピオンを決める公式大会「VALORANT 2021 CHAMPIONS TOUR」(以下、「VCT」)がいよいよ始動。頂上決戦への切符を手にすべく大会がいよいよ世界各国で開催されている。
日本では予選となる「CHALLENGERS」が3週間に渡って開催。予選を勝ち抜いた強豪8チームによる決勝大会「MASTERS」が2021年3月13日(土)〜21日(日)に行われた。

最終決戦では絶対王者であるAbsolute JUPITERとCrazy Raccoonの対決。誰もがAbsolute JUPITERの勝利を予感していたであろう戦いに勝ち上がったのはCrazy Raccoonだった。歴史を変えた瞬間でもあるVCT STEGE1 の様子をお届けしよう。
<以下、リリースを元に作成>
「LOWER」とはいわば敗者復活戦。各試合で敗北したチーム同士が戦い、最後まで勝ち残ったチームが敗者復活として決勝進出にできるという仕組みだ。

LOWER FINALSは、前日までに行われていた試合と同じく2勝したほうが勝ち抜けというルール。視聴者による勝敗予想こそCrazy Raccoonが優勢という声が多かったが、どちらが勝ってもおかしくないバトルが続く。
序盤は相手に有利なポジションを取らせない動きを見せたCrazy Raccoonがラウンドを連取。一方、REJECTも撃ち合いを制して、徐々に追い上げていくが、中盤で流れを掴んだのは、yueさんが注目選手として挙げていたneth選手の活躍などで勢いを増したCrazy Raccoon。彼らは最終的に13:8と突き放して1勝をもぎ取った。

Bo2の序盤はNoriseN選手を中心にREJECTが攻め続け、ラウンド数でリード。それでもCrazy Raccoonも盛り返してやはり接戦にもつれ込む形に。しかしメンバー個々の活躍が光ったREJECTが終盤で差を見せつけて勝利。Bo1の逆を辿るような展開で、勝負の行方はBo3に委ねられた。

高低差の多いアイスボックスでは、事前に「3Dの動きが得意」と言及されていたREJECTのDep選手が下馬評通りに活躍。しかし序盤に一瞬で4キルを稼いだCrazy RaccoonのMunchkin選手を始め、ほかのプレイヤーも実況席の絶叫を誘うほどのスーパープレイを連発。最終的には中央エリアでの戦いを制したCrazy Raccoonが13:9で勝利した。

実力が伯仲していたREJECTをくだし、決勝進出を決めたCrazy Raccoon。試合後のインタビューでメンバーは「チームの雰囲気もよく、(前日の試合で負けた)Absolute JUPITERにリベンジできるのでうれしい」(rion選手)、「あまり満足できないできの試合だったので、今から本気出します」(Medusa選手)と語り、決勝に向けて気合十分の様子だった。
決勝は本戦で勝ち上がったAbsolute JUPITERと、LOWER FINALSで勝ち上がったCrazy Raccoonによる戦いに。これまでの戦いと異なり、3勝したほうが勝利となる。視聴者による勝敗予想ではAbsolute JUPITERが圧倒的な支持を集めていたが、試合は意外な展開に。

連携力の高さを生かして3ラウンド先取し、序盤は完全にAbsolute JUPITERペース。しかしCrazy Raccoonは早めにタイムアウトを取って風向きを変え、中盤で逆転。そこから互いにラウンドを取っていくが、後半から積極的に前に出始めたCrazy Raccoonが11:13で勝利。初戦から、この対戦も実力が拮抗したものだと予感させる内容となった。

先勝した勢いもあってか、Bo2はCrazy Raccoonが終始先行する展開に。彼らが一方的にラウンド獲得を重ね、2:7となった際には実況席から「Absolute JUPITERのこんなスコア見たことがない!」という声もあがった。最後までその差は埋まることなく、Bo2は4:13でCrazy Raccoonの勝利。Absolute JUPITERが選択したマップでCrazy Raccoonが連取し、優勝に王手をかけることに。

Crazy Raccoonが選択したマップでの戦いは、大敗を喫したことで逆に気分を切り替えられたのか、序盤はAbsolute JUPITERが先行。しかしCrazy Raccoonもメンバー全員が活躍を見せて徐々に追い上げ、中盤で逆転に成功。
それからは前日の対戦をじっくり研究したかのように相手の行動に適切な対応をし続け、リードを広げて5:13で勝利。まさかの王者を3タテしての優勝に、Yukishiroさんによる「歴史が変わった!」の絶叫が響き渡る。

王者を相手に堂々たる勝利を収めたCrazy Raccoonのメンバーは感無量の様子。Zepher選手は「昨日は普段のようにできなかったので、最後の今日に悔いなくプレイできてよかった」、Medusa選手は「言葉が出ないくらいうれしい」とリベンジを喜ぶ。
またneth選手がコメント中に涙で声をつまらせると、「泣いちゃ駄目」と声をかけていたほかのメンバーたちも涙を見せるという感動的な場面もあった。

彼らが勝因として挙げたのはコーチやアナリストの存在、そして正式加入して2カ月ほどの韓国人・Munchkin選手による指揮とのこと。そのMunchkin選手は「公式大会で勝ったのは初めて。ありがとう」と初勝利の喜びを語り、日本の競技レベルについて問われると「(韓国のチーム)Vision Strikersが強くて、それ以外は日本も韓国もほぼ同じくらいのレベル」と答えていた。
勝利チームインタビューを終えた岸さんが「高かったAbsolute JUPITERの壁をCrazy Raccoonが超えた」と改めてCrazy Raccoonの勝利を称えると、Yukishiroさんは彼らの強みを相手の行動への対応力だと評価。また「王者として頑張ってきたAbsolute JUPITERも公式大会で初めて土がついて、また一段と化けて強くなる。国内の競技シーンのレベルが上がるのでは」とさらなる盛り上がりに期待を寄せていた。
Absolute JUPITERは、途中危うい場面を見せるものの最終的に勝ち残るというイメージが戦ったため、終始追い詰められて敗北するというのは、初めてではないだろうか。ここまで圧倒されるAbsolute JUPITERは正直見たことない。これをバネに、Absolute JUPITERもさらなる飛躍を見せつけるに違いない。
なお、来月からは「VCT STAGE2」が早くも開催。次なる王者はどのチームなのか、今後も目が離せない!
VCT公式:
https://valorantesports.tokyo/
配信アーカイブ(YouTube):
https://www.youtube.com/channel/UCzVgCrOcBAWYEHTtVOMPAtw
配信アーカイブ(Twitch):
https://www.twitch.tv/valorant_jpn
配信アーカイブ(OPENREC.tv):
https://www.openrec.tv/user/riotgames_jp
配信アーカイブ(Mildom):
https://www.mildom.com/profile/12287123
日本では予選となる「CHALLENGERS」が3週間に渡って開催。予選を勝ち抜いた強豪8チームによる決勝大会「MASTERS」が2021年3月13日(土)〜21日(日)に行われた。

▲決勝に残ったのはCrazy Raccoon、Lag Gaming、FENNEL、FIRST Gaming、FAV Gaming、REJECT、CNCI BLUE BEES、Absolute JUPITERの8チーム
最終決戦では絶対王者であるAbsolute JUPITERとCrazy Raccoonの対決。誰もがAbsolute JUPITERの勝利を予感していたであろう戦いに勝ち上がったのはCrazy Raccoonだった。歴史を変えた瞬間でもあるVCT STEGE1 の様子をお届けしよう。
<以下、リリースを元に作成>
LOWER FINALS
「LOWER」とはいわば敗者復活戦。各試合で敗北したチーム同士が戦い、最後まで勝ち残ったチームが敗者復活として決勝進出にできるという仕組みだ。

▲左から順番に日程が進む。本戦は8チームによるトーナメントとなっているので、ROUND1で敗北するチームは4チーム(Lag Gaming、FENNEL、FAV Gaming、CNCI BLUE BEES)。ROUND2で敗北するチームは2チーム(REJECT、FIRST Gaming)、ROUND3で敗北するチームは1チーム(Crazy Raccoon)となった
LOWER FINALSは、前日までに行われていた試合と同じく2勝したほうが勝ち抜けというルール。視聴者による勝敗予想こそCrazy Raccoonが優勢という声が多かったが、どちらが勝ってもおかしくないバトルが続く。
Bo1(マップ:アセント)
序盤は相手に有利なポジションを取らせない動きを見せたCrazy Raccoonがラウンドを連取。一方、REJECTも撃ち合いを制して、徐々に追い上げていくが、中盤で流れを掴んだのは、yueさんが注目選手として挙げていたneth選手の活躍などで勢いを増したCrazy Raccoon。彼らは最終的に13:8と突き放して1勝をもぎ取った。

Bo2(マップ:バインド)
Bo2の序盤はNoriseN選手を中心にREJECTが攻め続け、ラウンド数でリード。それでもCrazy Raccoonも盛り返してやはり接戦にもつれ込む形に。しかしメンバー個々の活躍が光ったREJECTが終盤で差を見せつけて勝利。Bo1の逆を辿るような展開で、勝負の行方はBo3に委ねられた。

Bo3(マップ:アイスボックス)
高低差の多いアイスボックスでは、事前に「3Dの動きが得意」と言及されていたREJECTのDep選手が下馬評通りに活躍。しかし序盤に一瞬で4キルを稼いだCrazy RaccoonのMunchkin選手を始め、ほかのプレイヤーも実況席の絶叫を誘うほどのスーパープレイを連発。最終的には中央エリアでの戦いを制したCrazy Raccoonが13:9で勝利した。

実力が伯仲していたREJECTをくだし、決勝進出を決めたCrazy Raccoon。試合後のインタビューでメンバーは「チームの雰囲気もよく、(前日の試合で負けた)Absolute JUPITERにリベンジできるのでうれしい」(rion選手)、「あまり満足できないできの試合だったので、今から本気出します」(Medusa選手)と語り、決勝に向けて気合十分の様子だった。
決勝
決勝は本戦で勝ち上がったAbsolute JUPITERと、LOWER FINALSで勝ち上がったCrazy Raccoonによる戦いに。これまでの戦いと異なり、3勝したほうが勝利となる。視聴者による勝敗予想ではAbsolute JUPITERが圧倒的な支持を集めていたが、試合は意外な展開に。

▲トーナメント上部が本戦、下部が敗者復活戦。最終的に勝ち残ったのが右上のAbsolute JUPITERとCrazy Raccoonの2チームとなった
Bo1(マップ:バインド)
連携力の高さを生かして3ラウンド先取し、序盤は完全にAbsolute JUPITERペース。しかしCrazy Raccoonは早めにタイムアウトを取って風向きを変え、中盤で逆転。そこから互いにラウンドを取っていくが、後半から積極的に前に出始めたCrazy Raccoonが11:13で勝利。初戦から、この対戦も実力が拮抗したものだと予感させる内容となった。

Bo2(マップ:アセント)
先勝した勢いもあってか、Bo2はCrazy Raccoonが終始先行する展開に。彼らが一方的にラウンド獲得を重ね、2:7となった際には実況席から「Absolute JUPITERのこんなスコア見たことがない!」という声もあがった。最後までその差は埋まることなく、Bo2は4:13でCrazy Raccoonの勝利。Absolute JUPITERが選択したマップでCrazy Raccoonが連取し、優勝に王手をかけることに。

Bo3(マップ:ヘイヴン)
Crazy Raccoonが選択したマップでの戦いは、大敗を喫したことで逆に気分を切り替えられたのか、序盤はAbsolute JUPITERが先行。しかしCrazy Raccoonもメンバー全員が活躍を見せて徐々に追い上げ、中盤で逆転に成功。
それからは前日の対戦をじっくり研究したかのように相手の行動に適切な対応をし続け、リードを広げて5:13で勝利。まさかの王者を3タテしての優勝に、Yukishiroさんによる「歴史が変わった!」の絶叫が響き渡る。

優勝チームインタビュー
王者を相手に堂々たる勝利を収めたCrazy Raccoonのメンバーは感無量の様子。Zepher選手は「昨日は普段のようにできなかったので、最後の今日に悔いなくプレイできてよかった」、Medusa選手は「言葉が出ないくらいうれしい」とリベンジを喜ぶ。
またneth選手がコメント中に涙で声をつまらせると、「泣いちゃ駄目」と声をかけていたほかのメンバーたちも涙を見せるという感動的な場面もあった。

▲左上から右下まで順番に、Medusa選手、Munchkin選手、neth選手、rion選手、Zepher選手
彼らが勝因として挙げたのはコーチやアナリストの存在、そして正式加入して2カ月ほどの韓国人・Munchkin選手による指揮とのこと。そのMunchkin選手は「公式大会で勝ったのは初めて。ありがとう」と初勝利の喜びを語り、日本の競技レベルについて問われると「(韓国のチーム)Vision Strikersが強くて、それ以外は日本も韓国もほぼ同じくらいのレベル」と答えていた。
勝利チームインタビューを終えた岸さんが「高かったAbsolute JUPITERの壁をCrazy Raccoonが超えた」と改めてCrazy Raccoonの勝利を称えると、Yukishiroさんは彼らの強みを相手の行動への対応力だと評価。また「王者として頑張ってきたAbsolute JUPITERも公式大会で初めて土がついて、また一段と化けて強くなる。国内の競技シーンのレベルが上がるのでは」とさらなる盛り上がりに期待を寄せていた。
Absolute JUPITERは、途中危うい場面を見せるものの最終的に勝ち残るというイメージが戦ったため、終始追い詰められて敗北するというのは、初めてではないだろうか。ここまで圧倒されるAbsolute JUPITERは正直見たことない。これをバネに、Absolute JUPITERもさらなる飛躍を見せつけるに違いない。
なお、来月からは「VCT STAGE2」が早くも開催。次なる王者はどのチームなのか、今後も目が離せない!
VCT公式:
https://valorantesports.tokyo/
配信アーカイブ(YouTube):
https://www.youtube.com/channel/UCzVgCrOcBAWYEHTtVOMPAtw
配信アーカイブ(Twitch):
https://www.twitch.tv/valorant_jpn
配信アーカイブ(OPENREC.tv):
https://www.openrec.tv/user/riotgames_jp
配信アーカイブ(Mildom):
https://www.mildom.com/profile/12287123
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- 【大会レポート】「DONUTS USG」が「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON2」Phase1優勝!日本代表として世界大会への出場権を獲得!
- eスポーツチーム「DONUTS USG」のPUBG MOBILE部門が、株式会社NTTドコモが主催する大規模eスポーツ大会「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON2」のPhase1にて総合1位となり、世界大会への出場権を獲得した。<以下、ニュースリリースより>「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON2」について 「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON2」(以下PMJL)は、PUBG MOBILEにおける国内初のプロリーグです。PMJLは実施期間が2つのPhaseに分けられており、Phase1は3月~4月、Phase2は10月に行われる予定です。1年間にわたって国内の強豪16チームが賞金総額3億円と世界大会出場権を懸けて凌ぎを削ります。 「DONUTS USG」は3月26日(土)~5月7日(土)の期間にオンラインで行われたPhase1において、10日間で4度「DAY WINNER」となるなど圧巻のパフォーマンスで見事総合1位となり、優勝賞金5,500万円と世界大会出場権を獲得いたしました。選手コメント OmikuN 今までにない貴重な感覚でした。DONUTS USGは開幕前から多くの方に注目していただいていました。宣言通りキル数も1位の完全優勝という形で期待に応えることができて良かったです。OZISAN 初の日本一の景色、最高です!チームは優勝できましたが、個人賞(MVP)を取ることができなかったので、Phase2では個人賞も取ります。Naoto 国内のレベルがすごく上がった中で、2019年以来久々に日本一という結果を出すことができて凄くうれしいです。Phase1では期間中最後まで気持ちを切らさず集中して練習し、大会では少し余裕を持って楽しくプレイできました。しっかり積み重ねてきたものが実った実感がありとても良かったです。Sino うれしい思いも強いですが安堵の気持ちが大きいです。長いようで短いPhase1でしたが1位で終えることができうれしく思います。 Phase1での試合の様子はPUBG MOBILE JAPAN LEAGUE OFFICIAL YouTubeチャンネルで配信されました。同チャンネルのアーカイブにて、DONUTS USGの活躍をぜひご覧ください。 ・PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE OFFICIAL 公式YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/c/PMJL_official/videos 今後も「DONUTS USG」PUBG MOBILE部門の活躍にぜひご注目ください。『PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON2』特設サイトhttps://x-moment.docomo.ne.jp/pubg/pmjl/ (C) 2022 KRAFTON, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.