2021年6月12日に、「RAGE Shadowverse 2021 Summer」のグランドファイナルズが開催された。グランドファイナルズでは、予選を勝ち抜いた8名の精鋭がトーナメント方式で戦う。
トーナメント表は以下の通り。この実力派ぞろいの決勝トーナメントの1回戦から駒を進め、決勝戦の舞台にたどり着いたのは、Shimon選手とkendama選手の2名となった。

使用デッキは各プレイヤー3種類。予選までのBO3(2ゲーム先取)とは打って変わり、グランドファイナルズではBO5(3ゲーム先取)で戦う。
ここでは決勝戦進出の両選手と使用デッキを紹介する。

Shimon選手は2020年秋に優勝、2021年春に準優勝を決めた、今大会優勝の最有力候補だ。事前のユーザーによる優勝者予想でも、堂々の1位に輝いた。
Shimon選手最大の魅力は、なんと言っても型にはまらないデッキ構築だろう。「RAGE」に出場するたびに、出場者や視聴者をあっと驚かせるような構築を披露している。ゆえに今大会のグランドファイナルズの舞台に、どのようなデッキを持ち込むか大きな注目が集まった。
Shimon選手が持ち込んだデッキは次の通り。
特筆すべきはロイヤルの採用であろう。アディショナルカードを経た現環境において、ロイヤルの立ち位置は非常に厳しい状態だ。反対に言えば、対策がほとんど行われていないクラスとも言える。
Shimon選手のアグロロイヤルには、現環境の対策が施されている。対策が行われていないことも相まって、今大会のグランドファイナルズにおいて、結果的にShimon選手のアグロロイヤルは無敗を誇っている。

kendama選手は今回が「RAGE」出場3回目という新鋭だ。前回Day2進出を賭けた6戦目で敗北した悔しさをバネに今大会に挑んだ結果、見事にグランドファイナルズ初出場を決めた。
kendama選手は毎シーズン、ロイヤルのデッキを作るほどのロイヤル愛好家である。しかし、グランドファイナルズに持ち込んだデッキは次の通り。
今回は勝つためにあえてロイヤルを封じる形となった。その代わりに持ち込んだ3デッキは、現環境3トップとも言える強力な構成だ。
kendama選手のデッキは序盤から勝ちに行けるように、採用カードを絞っている点が特徴的である。今大会においても、ここぞという場面で理想的なカードを引く場面が目立った。
「RAGE Shadowverse 2021 Summer」のグランドファイナルズ決勝戦から、各試合の模様をレポートする。

先行かつ序盤の動きをカバーできる素晴らしい手札であることから、ゲーム開始時点ではkendama選手の優勢に思われた。
しかし3ターン目にShimon選手が展開した戦車・オルオーンがテンポを奪う。また4ターン目にキャットアドミラルを進化展開したことで、kendama選手の5ターン目の動きを制御した。以降もkendama選手は防戦一方となる。
1戦目はロイヤルならではの盤面展開力で押し込む形で、Shimon選手の勝利となった。

序盤はShimon選手にとって、やや厳しい立ち上がり。しかしShimon選手が水銀の遮断をゴシックリーパーに使ったことにより、kendama選手の動きをやや制限することに成功。
5ターン目にShimon選手は盤面を無視し、ギガスファクトリーをアクセラレートで展開する。kendama選手もナイトメアイーターを使い5面展開をするが、やはりネメシスの盤面処理力は強力。6ターン目にShimon選手が4面処理をする形となった。
しかしその後kendama選手はセレスト・マグナを展開し、パラダイムシフトを封じる。次のターンでもセレスト・マグナが展開されたことで、Shimon選手は盤面が処理しきれない。最後は7ターン目にkendama選手がネクロインパルスを使い、kendama選手の勝利となった。

互いに譲らぬ3戦目。kendama選手は最初に竜の託宣とドラゴニックレイジをキープ。順調にPPブーストを進める。一方のShimon選手は序盤にスピネのアーティファクトとアーティファクトスキャンを有効活用する。
kendama選手は5ターン目に烈覇のアルチザン・レジーを進化し、ティアマト・マグナで隠す。Shimon選手はこれを水銀の遮断を使い処理する。しかし7ターン目にはkendama選手が始原の竜・バハムートを展開。これによりShimon選手の体力が残り4まで削られる。Shimon選手としては、なんとしてもガンダゴウザや天穿の銃槍騎・ラスティナによるリーサルをケアしなければならない。
勝負が大きく動いたのは10ターン目。kendama選手はドラゴンイクシード・ギルヴァを展開し勝負をかける。しかし次のターンにShimon選手は、アーティファクトスキャンで回収したエッジアーティファクトに、ギガスファクトリーの本体効果を乗せる。これによりドラゴンイクシード・ギルヴァを処理しながら体力を11点回復。
Shimon選手は次のターンでもエッジアーティファクトにギガスファクトリーの効果を付与し、体力を20まで回復。最後はkendama選手がフォロワーを処理しきれなかったため、Shimon選手の大逆転勝利となり、優勝に王手をかけた。

後がないkendama選手は、1ターン目に機構の技師、2ターン目にアナライズアーティファクトを展開。しかし追憶の大天使により機構の技師が消滅する痛い出だしとなった。一方のShimon選手側は着々と盤面を構築していく。kendama選手は5ターン目にギガスファクトリーを展開。盤面に干渉しなかったため、体力を一気に2点まで削られてしまう。
このままShimon選手が押し切るか……と思われたが、kendama選手が終末の番人・スピネを引いたことにより形成が変わった。kendama選手は盤面処理を一挙に進め、エッジアーティファクトで体力も回復する。これによりkendama選手に大きなチャンスが生まれた。
その後kendama選手は7ターン目に、これまでコストを下げ続けてきたパラダイムシフトを使い、ブリッツアーティファクトを一気に展開。進化と疾走によりShimon選手の体力を8点削る。また、始原の竜・バハムートで盤面を破壊したことで、ブリッツアーティファクトのラストワード効果により更に体力を9点削る。最後にとどめのブリッツアーティファクトで3点削り、このターンだけでぴったり20点を削り切った。
kendama選手が大逆転の末に勝利を掴み、決着は最終ゲームまでもつれ込んだ。

kendama選手は最初に天穿の銃槍騎・ラスティナ、竜の託宣、未来への飛翔の3枚を引き手札交換なし。またドローで自由なる冒険者を引き当て、5ターン目にはロイが展開できる理想的な状況になる。
しかしShimon選手もただでは転ばない。追憶の大天使の進化時効果でソウルガイドを引き、盤面を返すことに成功した。
5ターン目にkendama選手は天穿の銃槍騎・ラスティナを展開し、ティアマト・マグナで隠す。これによりShimon選手の盤面がロックされる。Shimon選手にロックを解除できる手段はない。
6ターン目にはkendama選手が竜炎の設計士、烈覇のアルチザン・レジー、ゲオルギウスを一気に展開する。対するShimon選手はよろめく不死者で勝負をかけるが、よろめく不死者は無情にも天穿の銃槍騎・ラスティナを道連れに。天穿の銃槍騎・ラスティナの効果によって体力が削られ、kendama選手の勝利となった。
決勝戦アーカイブ

「RAGE Shadowverse 2021 Summer」を制し王座に輝いたのは、出場回数3回目の新鋭、kendama選手。
優勝者インタビューの様子を抜粋してお届けする。
——最後の決勝戦を振り返ってみていかがですか?
kendama選手:本当に厳しい試合が多くて。Shimon選手もとてもうまいプレーをしていたので、その中で勝つことができてうれしいです。
——優勝を掴み取った今の気持ちは率直にいかがでしょうか?
kendama選手:本当にうれしいというのと、びっくりしているというのが半分半分です。
——この決勝戦、凄まじい展開でしたね。
kendama選手:本当にギリギリの試合ばかりで、緊張もしたんですけど、とにかく楽しかったです。
——今の気持ちをどなたになんと伝えたいですか?
kendama選手:『シャドバ』をプレイしている、そしてこの放送を見てくださっているみなさんに、優勝できましたというのを伝えたいと思います。
——改めてkendama選手、優勝おめでとうございます!
kendama選手:ありがとうございます。
なお、優勝したkendama選手には、賞金400万円とワールドグランプリへの出場権が与えられた。
RAGE Shadowverse 2021 Summer グランドファイナルズ結果
優勝 kendama
準優勝 Shimon
3位タイ Rgrey
3位タイ ハンペン
5位タイ Ry
5位タイ Cappuccino
5位タイ アカシキフ
5位タイ だるま
逆転に次ぐ逆転により、ドラマチックな展開を見せてくれた「RAGE Shadowverse 2021 Summer」決勝戦。改めて優勝したkendama選手を始め、出場選手たちに心からの拍手を送りたい。
また、今大会中に、「RAGE Shadowverse 2021 Autumn」の開催も発表された。
エントリー期間は2021年6月13日〜7月11日まで。大会参加者には、カードパックやエンブレムが参加賞として付与されるため、シャドバプレイヤーはふるってエントリーして欲しい。

RAGE Shadowverse:https://rage-esports.jp/shadowverse/
グランドファイナルズ配信OPENREC.tv:https://www.openrec.tv/live/em8xqx5jjz2
グランドファイナルズ配信YouTube:https://youtu.be/C_MCkA1m-ls
トーナメント表は以下の通り。この実力派ぞろいの決勝トーナメントの1回戦から駒を進め、決勝戦の舞台にたどり着いたのは、Shimon選手とkendama選手の2名となった。

決勝戦進出の選手と使用デッキを紹介!
使用デッキは各プレイヤー3種類。予選までのBO3(2ゲーム先取)とは打って変わり、グランドファイナルズではBO5(3ゲーム先取)で戦う。
ここでは決勝戦進出の両選手と使用デッキを紹介する。
Shimon選手

Shimon選手は2020年秋に優勝、2021年春に準優勝を決めた、今大会優勝の最有力候補だ。事前のユーザーによる優勝者予想でも、堂々の1位に輝いた。
Shimon選手最大の魅力は、なんと言っても型にはまらないデッキ構築だろう。「RAGE」に出場するたびに、出場者や視聴者をあっと驚かせるような構築を披露している。ゆえに今大会のグランドファイナルズの舞台に、どのようなデッキを持ち込むか大きな注目が集まった。
Shimon選手が持ち込んだデッキは次の通り。
- アグロロイヤル
- ラストワードネクロマンサー
- アーティファクトネメシス
特筆すべきはロイヤルの採用であろう。アディショナルカードを経た現環境において、ロイヤルの立ち位置は非常に厳しい状態だ。反対に言えば、対策がほとんど行われていないクラスとも言える。
Shimon選手のアグロロイヤルには、現環境の対策が施されている。対策が行われていないことも相まって、今大会のグランドファイナルズにおいて、結果的にShimon選手のアグロロイヤルは無敗を誇っている。
kendama選手

kendama選手は今回が「RAGE」出場3回目という新鋭だ。前回Day2進出を賭けた6戦目で敗北した悔しさをバネに今大会に挑んだ結果、見事にグランドファイナルズ初出場を決めた。
kendama選手は毎シーズン、ロイヤルのデッキを作るほどのロイヤル愛好家である。しかし、グランドファイナルズに持ち込んだデッキは次の通り。
- ランプドラゴン
- ラストワードネクロマンサー
- アーティファクトネメシス
今回は勝つためにあえてロイヤルを封じる形となった。その代わりに持ち込んだ3デッキは、現環境3トップとも言える強力な構成だ。
kendama選手のデッキは序盤から勝ちに行けるように、採用カードを絞っている点が特徴的である。今大会においても、ここぞという場面で理想的なカードを引く場面が目立った。
2021年夏の最強プレイヤーがついに決まる!
「RAGE Shadowverse 2021 Summer」のグランドファイナルズ決勝戦から、各試合の模様をレポートする。
1戦目 Shimon選手「アグロロイヤル」 VS kendama選手「アーティファクトネメシス」

先行かつ序盤の動きをカバーできる素晴らしい手札であることから、ゲーム開始時点ではkendama選手の優勢に思われた。
しかし3ターン目にShimon選手が展開した戦車・オルオーンがテンポを奪う。また4ターン目にキャットアドミラルを進化展開したことで、kendama選手の5ターン目の動きを制御した。以降もkendama選手は防戦一方となる。
1戦目はロイヤルならではの盤面展開力で押し込む形で、Shimon選手の勝利となった。
2戦目 Shimon選手「アーティファクトネメシス」 VS kendama選手「ラストワードネクロマンサー」

序盤はShimon選手にとって、やや厳しい立ち上がり。しかしShimon選手が水銀の遮断をゴシックリーパーに使ったことにより、kendama選手の動きをやや制限することに成功。
5ターン目にShimon選手は盤面を無視し、ギガスファクトリーをアクセラレートで展開する。kendama選手もナイトメアイーターを使い5面展開をするが、やはりネメシスの盤面処理力は強力。6ターン目にShimon選手が4面処理をする形となった。
しかしその後kendama選手はセレスト・マグナを展開し、パラダイムシフトを封じる。次のターンでもセレスト・マグナが展開されたことで、Shimon選手は盤面が処理しきれない。最後は7ターン目にkendama選手がネクロインパルスを使い、kendama選手の勝利となった。
3戦目 Shimon選手「アーティファクトネメシス」 VS kendama選手「ランプドラゴン」

互いに譲らぬ3戦目。kendama選手は最初に竜の託宣とドラゴニックレイジをキープ。順調にPPブーストを進める。一方のShimon選手は序盤にスピネのアーティファクトとアーティファクトスキャンを有効活用する。
kendama選手は5ターン目に烈覇のアルチザン・レジーを進化し、ティアマト・マグナで隠す。Shimon選手はこれを水銀の遮断を使い処理する。しかし7ターン目にはkendama選手が始原の竜・バハムートを展開。これによりShimon選手の体力が残り4まで削られる。Shimon選手としては、なんとしてもガンダゴウザや天穿の銃槍騎・ラスティナによるリーサルをケアしなければならない。
勝負が大きく動いたのは10ターン目。kendama選手はドラゴンイクシード・ギルヴァを展開し勝負をかける。しかし次のターンにShimon選手は、アーティファクトスキャンで回収したエッジアーティファクトに、ギガスファクトリーの本体効果を乗せる。これによりドラゴンイクシード・ギルヴァを処理しながら体力を11点回復。
Shimon選手は次のターンでもエッジアーティファクトにギガスファクトリーの効果を付与し、体力を20まで回復。最後はkendama選手がフォロワーを処理しきれなかったため、Shimon選手の大逆転勝利となり、優勝に王手をかけた。
4戦目 Shimon選手「ラストワードネクロマンサー」 VS kendama選手「アーティファクトネメシス」

後がないkendama選手は、1ターン目に機構の技師、2ターン目にアナライズアーティファクトを展開。しかし追憶の大天使により機構の技師が消滅する痛い出だしとなった。一方のShimon選手側は着々と盤面を構築していく。kendama選手は5ターン目にギガスファクトリーを展開。盤面に干渉しなかったため、体力を一気に2点まで削られてしまう。
このままShimon選手が押し切るか……と思われたが、kendama選手が終末の番人・スピネを引いたことにより形成が変わった。kendama選手は盤面処理を一挙に進め、エッジアーティファクトで体力も回復する。これによりkendama選手に大きなチャンスが生まれた。
その後kendama選手は7ターン目に、これまでコストを下げ続けてきたパラダイムシフトを使い、ブリッツアーティファクトを一気に展開。進化と疾走によりShimon選手の体力を8点削る。また、始原の竜・バハムートで盤面を破壊したことで、ブリッツアーティファクトのラストワード効果により更に体力を9点削る。最後にとどめのブリッツアーティファクトで3点削り、このターンだけでぴったり20点を削り切った。
kendama選手が大逆転の末に勝利を掴み、決着は最終ゲームまでもつれ込んだ。
5戦目 Shimon選手「ラストワードネクロマンサー」 VS kendama選手「ランプドラゴン」

kendama選手は最初に天穿の銃槍騎・ラスティナ、竜の託宣、未来への飛翔の3枚を引き手札交換なし。またドローで自由なる冒険者を引き当て、5ターン目にはロイが展開できる理想的な状況になる。
しかしShimon選手もただでは転ばない。追憶の大天使の進化時効果でソウルガイドを引き、盤面を返すことに成功した。
5ターン目にkendama選手は天穿の銃槍騎・ラスティナを展開し、ティアマト・マグナで隠す。これによりShimon選手の盤面がロックされる。Shimon選手にロックを解除できる手段はない。
6ターン目にはkendama選手が竜炎の設計士、烈覇のアルチザン・レジー、ゲオルギウスを一気に展開する。対するShimon選手はよろめく不死者で勝負をかけるが、よろめく不死者は無情にも天穿の銃槍騎・ラスティナを道連れに。天穿の銃槍騎・ラスティナの効果によって体力が削られ、kendama選手の勝利となった。
決勝戦アーカイブ
優勝はkendama選手!

「RAGE Shadowverse 2021 Summer」を制し王座に輝いたのは、出場回数3回目の新鋭、kendama選手。
優勝者インタビューの様子を抜粋してお届けする。
——最後の決勝戦を振り返ってみていかがですか?
kendama選手:本当に厳しい試合が多くて。Shimon選手もとてもうまいプレーをしていたので、その中で勝つことができてうれしいです。
——優勝を掴み取った今の気持ちは率直にいかがでしょうか?
kendama選手:本当にうれしいというのと、びっくりしているというのが半分半分です。
——この決勝戦、凄まじい展開でしたね。
kendama選手:本当にギリギリの試合ばかりで、緊張もしたんですけど、とにかく楽しかったです。
——今の気持ちをどなたになんと伝えたいですか?
kendama選手:『シャドバ』をプレイしている、そしてこの放送を見てくださっているみなさんに、優勝できましたというのを伝えたいと思います。
——改めてkendama選手、優勝おめでとうございます!
kendama選手:ありがとうございます。
なお、優勝したkendama選手には、賞金400万円とワールドグランプリへの出場権が与えられた。
RAGE Shadowverse 2021 Summer グランドファイナルズ結果
優勝 kendama
準優勝 Shimon
3位タイ Rgrey
3位タイ ハンペン
5位タイ Ry
5位タイ Cappuccino
5位タイ アカシキフ
5位タイ だるま
次回「RAGE Shadowverse 2021 Autumn」の開催も発表
逆転に次ぐ逆転により、ドラマチックな展開を見せてくれた「RAGE Shadowverse 2021 Summer」決勝戦。改めて優勝したkendama選手を始め、出場選手たちに心からの拍手を送りたい。
また、今大会中に、「RAGE Shadowverse 2021 Autumn」の開催も発表された。
エントリー期間は2021年6月13日〜7月11日まで。大会参加者には、カードパックやエンブレムが参加賞として付与されるため、シャドバプレイヤーはふるってエントリーして欲しい。

RAGE Shadowverse:https://rage-esports.jp/shadowverse/
グランドファイナルズ配信OPENREC.tv:https://www.openrec.tv/live/em8xqx5jjz2
グランドファイナルズ配信YouTube:https://youtu.be/C_MCkA1m-ls
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- 【現地レポート+インタビュー】東京で2回目のVCTが開催! 日本チーム不在でもスーパープレー連発で大熱狂——VCT Pacific Stage 2 Finals Tokyo
- 『VALORANT』の国際リーグである「VCT Pacific Stage 2」の準決勝・決勝戦が、8月30日(土)~31日(日)にアリーナ東京ベイにて開催された。プレーオフで勝ち進んだ上位3チームが、この日本に集結し、トップレベルの白熱した戦いを繰り広げた。▲試合会場は千葉県船橋市の「LaLa arena TOKYO-BAY」。最高気温は37℃の猛暑日の中、たくさんのVALORANTファンが押し寄せた Day 1に行われた準決勝(Lower Final)では、🇭🇰TALON(🇭🇰TLN)対🇮🇩Rex Regum Qeon(🇮🇩RRQ)が対決。Day 2の決勝戦(Gran Final)では、準決勝戦の勝者を🇸🇬Paper Rex(🇸🇬PRX)が待ち構える。▲Day 1にはプロ・ストリーマー混合チームのショーマッチ、Day 2にはラッパー・千葉雄喜によるライブパフォーマンスが実施 今大会の準優勝以上の結果を収めたチームは、9月~10月にかけてフランス・パリで開催される世界大会「VALORANT Champions 2025」への出場権を獲得することができる。Pacific全体では4枠あるうち、2枠が決定する重要な試合である。日本チームは不在——だが海外チーム相手にも熱い声援 VCTが日本で開催されるのは、2023年のMasters Tokyo以来。残念ながら、日本代表のZETA DIVISIONはグループステージ敗退、DetonatioN FocusMeはプレーオフ初戦敗退という結果に終わっており、またもや日本チーム不在のまま開催されることとなった。▲中央にある円形のステージを、ぐるりと囲むように観客席が設けられている。縦に広がるような構造のおかげで、選手との距離はかなり近く感じた(叫び声が席からでも聞こえるほど) ▲さまざまなチームグッズを身にまとうファンの姿が多く見られた。このような国際大会は、海外チームを目にすることのできる貴重な機会だ とはいえ、会場の熱い声援は、日本チーム不在ということを感じさせないレベルであったことは間違いない。現場にいる海外メディアの記者も、自国のチームがいない中でもこれだけ盛り上がるということに驚いているようだった。▲おなじみの応援ボード。配信カメラで頻繁に映されるせいか、クスッと笑えるインパクト大なものも多かった ▲前列の一部席の観客は、花道に入って選手たちと生で交流することができる! ファンにはたまらない最高の瞬間だ Pacific王者を決める激戦 さて、決勝戦の様子もレポートしていこう。準決勝で勝利を決めたのは、🇮🇩RRQであった。🇭🇰TLNに先制2マップを取得されるも、その後は持ち直して2マップを逆に連取。5マップ目に突入したが、オーバータイムにまでもつれ込む激戦の末に、🇮🇩RRQが白星を獲得した。▲序盤は🇭🇰TLNにペースを持っていかれた🇮🇩RRQ。だが後半になるにつれ本調子を取り戻し、最終マップでは持ち前の粘り強さを見せ、見事に勝利を決めた(https://www.youtube.com/live/hKa_O9nb1QI?si=jcOZObDlW11KJUWy&t=25268) 翌日の決勝戦では、初代Pacificリーグの王者である🇸🇬PRXが立ち向かった。両チームともビザの問題により欠員が危ぶまれたものの、すべてのメンバーが無事に来日することができた。▲Masters Tokyoではビザの関係で出場できなかったsomething(スミス)選手が無事に到着 試合は終始🇸🇬PRXの独壇場であったといっても過言ではない。開幕から2マップを連取し、早々に王手をかける🇸🇬PRX。特に第2マップの「アセント」では、開幕から10ラウンドを練習し、早々に12-1でマッチポイントへ。🇮🇩RRQも攻守交代後に必死に抵抗するが、さすがに11ラウンド差からの勝利は絶望的であった。▲試合開始直後から魅せる、d4v4i選手の1on2クラッチ。勢いに乗っているはずの🇮🇩RRQに、真正面からフィジカルで叩きのめす(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=gwEhehFNQj7U8pk6&t=7835) 🇮🇩RRQは第3マップをなんとか返すものの、その後の第4マップでも依然として🇸🇬PRX優位の状況が続いた。▲おなじみの大胆かつ攻撃的な動きで、ひとりずつ敵を殲滅。🇸🇬PRXはこのラウンドを獲得し、マッチポイントへ(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=5g1o1jxN9ePp9pP4&t=15937) ▲12-7で迎える第20ラウンド、マッチポイントの🇸🇬PRXは勝ち切るためにタイムアウトを取得した ▲1on1にまで持ちこんだ🇮🇩RRQだったが、見事勝利したのは🇸🇬PRX。二度目となるPacific王者に輝いた(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=NYEZZkP9KDZ6YnY1&t=16343) ▲トロフィーをかかげる選手たち。まさに王者にふさわしい、圧倒的な戦いであったことは間違いない! まるでライブ会場——進化した最新鋭の会場演出 やはり特筆すべきは、会場演出の迫力だ。写真だけでも「美しさ」が伝わってくると思うが、やはり照明や音楽も含めたさまざまな演出が絡み合い、試合をより興奮させるような工夫がされている。▲試合開始前には音楽が流れ、観客席からは手拍子が。まるでライブ会場のように、観客をさらに熱狂させる演出が随所に散りばめられていた ▲タイムアウト中やスーパープレーの後には、このような特殊な照明効果が現れる。特に上階から観ると、かなり幻想的な演出が体験できた さらに決勝戦では、全観客に対してリストバンド型ライトが配布され、会場の雰囲気をより賑やかなものにしていた。このデバイスはただ光るものではなく、試合の展開ごとに自動的に色が変わる。▲座席に貼られる形で用意されたライトは、試合後にそのまま持ち帰ることができる。試合中は自動的に点灯・消灯するが、家に持ち帰った後は普通に使用できるようになる(側面のボタンを押すとさまざまな色で点灯する) ▲🇸🇬PRXが優勝すると、リストバンドはチームカラーのピンク色に! ▲観客席に現れる「PRX」の文字。座席単位で色をコントロールできる最新技術が使われている(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=Sc3Nl3-0WDXHCHz3&t=16397) 会場の外でも楽しめる!オフライン大会ならではの催しも 試合会場の外には、さまざまなブースが用意されていた。試合以外にも、飽きさせないためのさまざまなコンテンツが目白押しだ。▲画面をタッチするとカウントダウンが始まり、パシャリと撮影。友達と一緒にイベントに来た思い出を残そう! ▲写真はその場で印刷されて、実際にもらうことができるぞ! ペンも用意されているので、プリクラのように落書きをするのもオススメ ▲VCT Pacific限定のグッズを求め、ブースには長蛇の列。人気の商品は、試合開幕前には既に売り切れになっていたほどだ ▲巨大ウィングマンをバックに、ちびウィングマンとツーショット ▲スパイクと箱で記念撮影。普通に解除してもよし、箱の後ろに隠れて解除するもよし ▲インテルブースでは「BOT撃ち」を行うことのできるコーナーが用意されていた。好成績を収めれば、先着順に限定グッズが手に入る。なかなか成功者が現れなかったものの、4回以上挑戦してクリアした猛者もいたのだとか ▲インテルのブースでは他にも、抽選会のようなものも実施されていた。なんらかの限定グッズが当たるらしい ▲TenZのサイン付きマウス(1等)を当てた豪運の持ち主! 個人的なイチオシは、やはりレッドブルブースの「チェキ」が撮影できるコーナー。イベントの思い出にと、形に残るものが手に入るのはうれしい。🇸🇬PRX優勝インタビュー 最後に、メディア合同で行われた🇸🇬PRXの優勝後インタビューの内容をお届けしよう。▲左からPatMen(ぱっとめん)、f0rsakeN(ふぉーせいくん)、something(すみす)、Jinggg(じん)、d4v4i(だばい)、alecks(あれっくす)コーチ ——まずは選手とコーチの皆様から、ひと言ずつメッセージをお願いします。PatMen:厳しい試合だったし、昨日と今日で2日連続で対戦している🇮🇩RRQの方が、いい流れだったかもしれません。しかし、自分たちがお互いを信頼し合い、止まることなく強い気持ちでプレーしたことが、勝つことのできた要因であると思います。f0rsakeN:最初の2マップまでは、自分たちのプレーがしっかりできたと思います。ただ第3マップからは、自分たちのミスもあり、相手に流れが移ってしまった印象がありました。その後の第4マップでは、自分たちの流れを取り戻すことができ、自分たちのプレーができたと思います。Jinggg:プレーについては同じ思いで、今日は勝てて本当にうれしいです。前回の🇮🇩RRQ戦では負けてしまったのですが、今回はリベンジを果たすことができました。d4v4i:チーム全員のプレーを誇りに思います。ひとりひとり素晴らしいパフォーマンスを出せて、プレースタイルだけでなくメンタル面においても自分たちの強さを発揮できたと思います。(🇮🇩RRQに)リベンジができてとてもうれしいです。今回は全員が日本に来られて良かったです。特にイリア(something選手の本名)にとってはかつてプレーしていた場所でもあるので、残りの時間で日本を楽しみたいと思います。something:今までを振り返って、何よりも重要だったのは「Esports World Cup」や「VCT Masters Toronto」などで大変なことがありながらも、その後の「VCT Pacific Stage 2」では力強くスタートを切れたことだと思います。🇮🇩RRQや🇰🇷Gen.Gのように、自分たちを研究して戦ってくるチームもあり、苦戦を強いられることも覚悟していました。それでもプレーオフ前に負けたのは🇯🇵ZETA戦だけで、ステージ全体を通して3マップしか落としておらず、今シーズン全体を見ればとてもいい結果だったと思います。そして、日本は僕にとっては第二のホームのような場所です。自分のキャリアが始まった地でもありますので、この日本に戻ってこれたということを大変うれしく思います。alecksコーチ:この「ボーイズ」たちを誇りに思います。長いシーズンでしたが、全員でここまで頑張ってきました。何よりもうれしいのは、日本でこれだけたくさんの人たちの前でプレーができたことです。声援を聞くのも最高で、みんなが集中して試合を見てくれていることがとてもうれしかったです。また、イリア(something選手)を連れて来ることができたのも良かったと思います。2023年の「Masters Tokyo」では、MVPに選ばれてもおかしくないパフォーマンスであったにも関わらず、日本に連れてくることができませんでした。なので、今回は全員がそろって日本に来られて良かったです。あとは……MVPの人にディナーをおごってもらいたいですね(笑)。▲MVPに選ばれたのはsomething選手。圧倒的なパフォーマンスを考えれば、納得せざるを得ないチョイスだ ——PatMen選手に質問です。日本に来て楽しかった思い出や、美味しかった食べ物はありますか?PatMen:まず第一に、親切な人ばかりだと思いました。日本は満喫できているのですが、ただ今は試合続きで外に出られていません。さっきd4v4iが話をしていた「一蘭」に行ってみたいです(笑)——今日の🇮🇩RRQ戦に点数をつけるなら、何点くらいだと思いますか?alecksコーチ:ロータス(第3マップ)は2点、それ以外は9点をあげてもいいと思います。2点の理由は、自分たちが何もできなかったこと。そして、自分たちの作戦や連携も含めて、思うようにプレーができなかったためです。——トロフィーの上にいる「Bok」君は勝利にどのくらい貢献しましたか?alecksコーチ:ずっとコーチングブースにいたので、10%くらいですね(笑)▲トロフィーの上に鎮座するのは、🇸🇬PRXのマスコットキャラクターである「Bok」。チームの勝利にはあまり貢献できてはいないようだ ——今回の試合において、マッププールについての有利はありましたか?alecksコーチ:やはりマップアドバンテージは大きかったです。特に🇮🇩RRQの「アイスボックス」は世界でも有数の強さを誇りますが、今回マッププールから外れていたのは幸運でした。——something選手がMVPを取った理由はなんだと思いますか?alecksコーチ:「Masters Toronto」から戻ってきてからは、彼は生まれ変わったかのように強い選手になりました。恐れを知らず、キルを取りまくり、ヨル使いの中では右に出るものはいないと言っても過言ではありません。だからこそ、MVPに選ばれたのだと思います。——d4v4i選手とJinggg選手にお聞きします。2年前にも日本で戦った経験があると思いますが、当時と今回とでプレーの感覚の違いなどはありましたか?d4v4i:今のチームは、以前よりもお互いにより正直にいられるようになったと思っています。もちろん前から親しい仲ではあったのですが、今回のほうがよりオープンに接することができていると思います。特に今シーズンは、よりチームでの関係性を育むことができたので、パフォーマンスやメンタル面においてもいい効果をもたらしていると感じます。d4v4i:(Jinggg選手にマイクを向けながら)答える?Jinggg:いや大丈夫。d4v4i:残念(笑)。▲記者会見中にも、仲が良さそうに雑談するJingggとd4v4i ——今年パリで開催される「VALORANT Champions 2025」には、🇰🇷T1と🇰🇷DRXも出場します。この2チームについてはどう思いますか?alecksコーチ:今年は🇰🇷DRXと🇰🇷T1の両方に1回ずつ負けましたが、こちらも逆に1、2回……もしかすると3回ほど勝っています。どのチームも強い相手で、特に🇰🇷DRXはプレーオフの後に調整する時間もあるので、戦い方を変えてきて、新バージョンの🇰🇷DRXを見せてくるかもしれません。🇰🇷T1についても、ここは非常に用意周到なチームであり、次のビッグイベントに向けて着々と準備を進めていると思います。強敵であることには間違いないので、こちらも作戦をよく練って、かなり準備しなければいけません。自分たちが勝つとは思いますが、とても大変な道であるとは思います。まとめ 2年前の「Masters Tokyo」を思い出させるほど、爆発的な声援の熱量が印象的な大会であったことは間違いない。選手たちとの距離の近さに、すさまじいスーパープレーの連発。そして、それらをドラマティックに盛り上げる会場演出の美しさ。ぜひ現地で観戦した人は、この感動を胸に刻みつけていただきたいところだ。ただやはり一点。今大会でも日本チームが不在であったという点は、非常に残念でならない。とはいえ2年前の「Masters Tokyo」の頃とは比べ、日本チームのレベルは非常に上がっていることは間違いない。🇯🇵DetonatioN FocusMe(🇯🇵DFM)は、かつての連敗を忘れさせるかのような快進撃を見せ、プレーオフ進出という快挙を成し遂げた。🇯🇵ZETA DIVISIONもプレーオフ進出こそ逃したものの、グループステージでは🇸🇬PRX相手にストレート勝利を収めるなど、決して他チームと比べて劣っているわけではない。▲第2マップ開始前に登場した🇯🇵DFMの選手たち(当時)。悔しい思いは幾度となく味わっただろうが、この1年は決して悪いものではなかっただろう(https://www.youtube.com/live/gj5aNowpeCA?si=YnojHUuv0jDUBvBh&t=7698) ようやく「リーグ」というシステムにも慣れてきた中で、日本チームはどれだけ躍進できるのだろうか。日本チームも間違いなく進化しているが、それ以上に世界の壁は厚いことも事実だ。今後もし、3度目のVCT日本開催があり得るのならば、ぜひ日本チームの応援が現地でできることを願いたいばかりだ。撮影:まいる編集:いのかわゆう【まいるプロフィール】関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)
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- 【結果速報 9月7日】 「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」日本大会最初のウイナーはGO1!
- 『ストリートファイター6』の公式大会「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」日本大会 第1回が2025年9月7日(日)にオンラインにて実施され、GO1選手が今大会一度も敗れることなく、WWポイント50点を獲得した。本大会は『ストリートファイター6』の世界大会「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得するために各地域でオンライン開催される「ワールドウォリアー」のひとつ。オンライン大会だが、esports Style UENOにてパブリックビューイングも行われ、多くのファンが見守る中、過去最多となる2300人以上のエントリーで熾烈な戦いを繰り広げた。CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会とは『ストリートファイター6』にて、世界中のプレーヤーが年間チャンピオンを目指し、各地域で激戦を繰り広げる大会「CAPCOM Pro Tour 2025」。その大会群のひとつつである「ワールドウォリアー」は、世界各地域のトーナメントオーガナイザーによって数カ月にわたり複数回開催される。「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会」は、順位に応じてポイントが獲得できる5回の通常大会と、ポイント順位上位選手8名による決勝大会の全6回で構成される。今年の日本大会は「スーパーリージョン」として位置付けられ、「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得できるのは2名。1名は5回の大会で最もポイントを獲得した選手。もう1名は、2〜8位までの選手の直接対決により決定する。なお、今回の「ワールドウォリアー」の成績優秀者の中から、2026年に愛知県で行われる「アジア競技大会」の日本代表選手の選考大会でもある。 ワールドウォリアー 日本大会 #1 試合結果 「ワールドウォリアー」日本大会 #1は、昨年の同大会と比べて倍以上となる2300人以上がエントリー。すべての試合はオンラインで、プールではダブルエリミネーションのBo3、トップ8以降はBo5で行われた。エントリーの中には「ストリートファイターリーグ」や世界の大会で上位に食い込むプロも多い中、チーム等に所属していないアマチュアの中からも上位に食い込む選手が多く見られた。そんな中で、トップ8のウイナーズ側には、GO1、立川、どぐら、ヤナイという「ストリートファイターリーグ」の選手やコーチとしてなどで活躍するプロたちが勝ち上がり、GO1が立川、ヤナイを下して全勝を保つ。ルーザーズ側では若手のサトルがハイタニに、海外にも積極的に挑戦しているkingvegaがリーガーのこばやんに勝利したものの、ウイナーズから降りてきたどぐらがグランドファイナルに勝ち進んだ。迎えたグランドファイナルは、この日初めての対戦カードにして、CAG OSAKA時代の元同僚という関係。GO1の春麗に対してどぐらはエレナで挑むも、思うようにタッチできずにストレートで2本を奪われたところでベガにスイッチ。昨今話題の「ドライブインパクト」を織り交ぜながらどぐらが1本取り返す。そして迎えた第4ゲーム、どぐらペースで試合が進むものの、1タッチからGO1がコンボを叩き込む意地と意地のぶつかり合い。互いに体力も時間もない中で、GO1の執拗な中段攻撃が最後にヒットし、そのままSAで勝利を決めた。最終ラウンド、GO1がどぐらをバーンアウトさせた直後に、ドライブラッシュからの中段がヒット。残り3秒からのSAで勝敗が決した(https://www.youtube.com/live/0vwXdrIONBM?si=-VKxbSh2wXaZlux6&t=17063) 優勝したGO1はWWポイントとして50ポイントを獲得。「CAPCOM CUP 12」出場に向けて大きく弾みをつけた。順位所属チーム|選手名pt1 DetonatioN FocusMe|GO1 50pt 2 Crazy Raccoon|どぐら 40pt 3 IBUSHIGIN|ヤナイ 35pt 4 kingsvega 30pt 5 NORTHEPTION|サトル 25pt = Crazy Raccoon|立川 25pt 7 REJECT|ハイタニ 20pt = Saishunkan Sol 熊本・A.M.G|こばやん 20pt 配信URL CAPCOM Pro Tour ワールドウォリアー:https://sf.esports.capcom.com/cpt/jp/ワールドウォリアー 日本大会 #1:https://www.start.gg/tournament/world-warrior-2025-japan-1/details