VALORANT地域チャンピオンを決める大会「VALORANT Champions Tour Stage3」が2021年7月4日(日)から開催された。
「VALORANT Champions Tour」とはVALORANT世界王者を決める大会で、Challengers・Masters・Championsの3段階で構成されている。

地域大会Challengersとその勝者が出場する国際大会Mastersが全3回にわたって開催。そこで成績上位のチームがVALORANT初代年間チャンピオンを決める大会Championsへの出場権を獲得する。
そして、7月4日(日)から開催されたVALORANT Champions Tour Stage3ではMastersに出場する2チームを決める戦いが行われる。Stage1は新型コロナウイルスの影響で地域内限定での開催となったMastersだが、Stage2ではCrazy Raccoonが日本代表としてアイスランドで世界の強豪と戦いを繰り広げた。そしてStage3はドイツでの開催が予定されており、期待が高まっている。
22日(木)~23日(金)にはWeek2 Main Eventが開催。実況/解説に岸大河さん・yueさん・Yukishiroさんの3名を迎え、Playoff進出をかけた戦いが行われた。
ここからはDay1で配信された各マッチのレポートをお届けしよう。
この日最初の試合で圧倒的な連携力を見せたのがFEEL。的確かつタイミングの合ったアビリティで危なげなくラウンドを重ねた。2マップ目ではR3m選手(ICC)のkay/oに苦しめられる場面もあったが、一回り成長した姿を見せたFELが2マップ連続で勝利した。

Week1 Main Eventで強烈な印象を残したGTSだが、スキのない連携を見せるFLに苦しめられ、1マップ目を落としてしまう。しかし緊張がほぐれた2マップ目は、ノビノビとしたプレーで勢いに乗り、経験豊富なFLを撃ち合いで圧倒。見事にFLのピックマップで勝利し、BO2を引き分けで終えた。

Tensou選手(GTS)が「1マップ目では緊張もあって強気に行けなかった」と口にした通り、少し堅さも見られたGTS。グループ突破の本命FL相手に得失ラウンドで上回り一安心した様子だった。
グループ突破に向けて重要な一戦は、ラウンド毎に細かく動きを変えるICCと自分たちの得意とするセットを徹底するFLの対照的な勝負になった。両チームが競り合う熾烈な試合はケアレスミスで大事なラウンドを落としたICCがチーム力の差で惜しくも敗戦。この試合で勢いに乗ったFLが続くマップでは大差で勝利し、2連勝を飾った。

撃ち合いの強いGTSに対して、ひとりひとりではなく、必ずカバーをつけて動くことを徹底したFEEL。特に1マップ目の終盤は人数差をつけてから得意の少人数に持ち込みラウンドを重ねた。さらにピックマップのスプリットでは攻守にわたって強気に動き続けて1-13の大差で勝利。勢いに乗るGTSを封殺し、グループ突破を決定づける勝利を収めた。

実況の岸さんも「各選手の個性を生かした戦い方ができている」と絶賛したFEEL。これまで多くのプロチームを破ってきた実力は間違いなく本物だ。
ディフェンダーサイドでも積極的に勝負を仕掛けるGTSへの対策として、しっかり人数をかけて攻める事でラウンドを重ねたICC。グループ突破に向けて勝利が絶対条件のGTSも終盤怒涛の追い上げを見せるが、時すでに遅し。ICCがWeek1・2通じて初の勝ち点獲得となった。

グループ突破が確定した両チームの順位決定戦となったこの試合。1マップ目はさまざまな動きのパターンを見せたFLが無敗のFEELを圧倒。2マップ目でもFEELのやりたいプレーを徹底的につぶし、2マップ連続大差で勝利したFLがグループ1位突破を決めた。


「自分たちのやりたいことをしてミスをしなかった」と手ごたえを口にしたmittiii選手。これまで悔しい結果に終わっているPlayoffでの躍進に期待したい。
ここからはDay2で配信された各マッチのレポートをお届けしよう。
Stage1・2で3位に輝いたRCがSTCEに設置すら許さない殲滅力で試合を支配した。これまで個人技に注目が集まることが多かったRCだが、細かな連携とアビリティの使い方がさらに進化。重要な初戦を2マップ連続で大差をつけて勝利した。

「作戦面・連携面がより鍛えられた」と自分たちの成長を口にしたKaminari選手(RC)。悲願の優勝に向けて上々のスタートを切った。
Open Qualifierで衝撃的なプレーを見せたsomething選手(INSM)がこの試合でもチームを牽引。2試合連続のMVPと撃ち合いの力強さを見せ続けた。SPXも詰め待ちなどの対策をとったが、人数状況不利でも火力で相手をまくるINSMに苦しめられ敗戦となった。

負ければグループ敗退濃厚となる重要な試合は両チームがラウンドを取り合う互角の試合になった。STCEは試合序盤をfujiyama選手(STCE)・akim選手(STCE)のデュエリストコンビの強気な動きで獲得。しかし徐々に本来のペースを取り戻したSPXが後半巻き返す展開となった2マップは両チーム1-1の引き分けという結果に終わった。

日本屈指のフィジカル同士のぶつかり合いが予想されたが、RCが試合終盤にかけて成熟した相手への対策を披露。勢いに乗るINSMの大胆な動きを読み切り、流れを渡さなかった。注目のsomething選手(INSM)はこの試合でも圧倒的なスコアをたたき出したが、手札の多さで上回ったRCがチームとしてINSMを上回り、勝利を収めた。

グループ突破が確定し、ほっとした様子を見せたRCのメンバー。Dep選手(RC)はPlayoffに向けて「いいかげん1位か2位を取りたい」と力強い言葉を残した。
これまでsomething選手(INSM)が目立っていたINSMだが、この試合ではnagi選手(INSM)が大活躍。チームとしてのまとまりを見せたINSMがPlayoff進出を決めた。力強くチーム全員で前進するSTCEは試合序盤こそリードしたが、ディフェンダーサイドでの動きに苦しめられた印象だ。

多くの強豪チームを下し、Playoff進出を決めたINSM。日本のトップ層にも引けを取らないフィジカルはPlayoffでも猛威を振るうはずだ。
MainEvent最後の試合はDep選手(RC)・Hare選手(RC)のコンビを前面に押し出すRCが撃ち合いの強さでSPXを寄せ付けずに勝利。これまでの個々での撃ち合いの強さを残しつつ、少人数でのまとまりや射線意識で成長したRCがPlayoffへの弾みになる勝利を収めた。

熾烈な争いを突破し、見事Playoff進出を果たしたのはFENNEL・Feeling・REJECT・Insomniaの4チーム。これにより以下の8チームがベルリン行きをかけた最後の戦いに挑む。

ついに出場チームが決定したPlayoff。8月12日(木)~8月15日(日)にかけて行われる戦いから目が離せない。
© 2020 Riot Games, Inc. All Rights Reserved
YouTube:
Day1:https://www.youtube.com/watch?v=Uebclmu5MgY
Day2:https://www.youtube.com/watch?v=ei60V_vbtH4
Twitch:
Day1:https://www.twitch.tv/videos/1094160485
Day2:https://www.twitch.tv/videos/1095191150
VALORANT Champions 公式:
https://valorantesports.tokyo/index.html
「VALORANT Champions Tour」とはVALORANT世界王者を決める大会で、Challengers・Masters・Championsの3段階で構成されている。

地域大会Challengersとその勝者が出場する国際大会Mastersが全3回にわたって開催。そこで成績上位のチームがVALORANT初代年間チャンピオンを決める大会Championsへの出場権を獲得する。
そして、7月4日(日)から開催されたVALORANT Champions Tour Stage3ではMastersに出場する2チームを決める戦いが行われる。Stage1は新型コロナウイルスの影響で地域内限定での開催となったMastersだが、Stage2ではCrazy Raccoonが日本代表としてアイスランドで世界の強豪と戦いを繰り広げた。そしてStage3はドイツでの開催が予定されており、期待が高まっている。
22日(木)~23日(金)にはWeek2 Main Eventが開催。実況/解説に岸大河さん・yueさん・Yukishiroさんの3名を迎え、Playoff進出をかけた戦いが行われた。
マッチレポート Day1
ここからはDay1で配信された各マッチのレポートをお届けしよう。
Icicle Conflict(ICC) vs Feeling(FEEL)
この日最初の試合で圧倒的な連携力を見せたのがFEEL。的確かつタイミングの合ったアビリティで危なげなくラウンドを重ねた。2マップ目ではR3m選手(ICC)のkay/oに苦しめられる場面もあったが、一回り成長した姿を見せたFELが2マップ連続で勝利した。

▲突破力のあるプレーで1マップ目のバトルスコアトップに輝いたGangpin選手(FEEL)。試合終盤のオペレーターはICCにとって大きな脅威となった
FENNEL(FL) vs Gaming Team SELECTOR(GTS)
Week1 Main Eventで強烈な印象を残したGTSだが、スキのない連携を見せるFLに苦しめられ、1マップ目を落としてしまう。しかし緊張がほぐれた2マップ目は、ノビノビとしたプレーで勢いに乗り、経験豊富なFLを撃ち合いで圧倒。見事にFLのピックマップで勝利し、BO2を引き分けで終えた。

▲2マップ目では1vs1の撃ち合いをほぼ制したhiroronsan選手(GTS)。常にFLにプレッシャーを与え続けた
Tensou選手(GTS)が「1マップ目では緊張もあって強気に行けなかった」と口にした通り、少し堅さも見られたGTS。グループ突破の本命FL相手に得失ラウンドで上回り一安心した様子だった。
Icicle Conflict(ICC) vs FENNEL(FL)
グループ突破に向けて重要な一戦は、ラウンド毎に細かく動きを変えるICCと自分たちの得意とするセットを徹底するFLの対照的な勝負になった。両チームが競り合う熾烈な試合はケアレスミスで大事なラウンドを落としたICCがチーム力の差で惜しくも敗戦。この試合で勢いに乗ったFLが続くマップでは大差で勝利し、2連勝を飾った。

▲キル数こそ少ないが11回のファーストブラッドを記録したJinx選手(FL)。後半に多用したラッシュ攻撃で重要な役割を担っていた
Feeling(FEEL) vs Gaming Team SELECTOR(GTS)
撃ち合いの強いGTSに対して、ひとりひとりではなく、必ずカバーをつけて動くことを徹底したFEEL。特に1マップ目の終盤は人数差をつけてから得意の少人数に持ち込みラウンドを重ねた。さらにピックマップのスプリットでは攻守にわたって強気に動き続けて1-13の大差で勝利。勢いに乗るGTSを封殺し、グループ突破を決定づける勝利を収めた。

▲キルジョイのアビリティをうまく使いAサイトで盤石の守りを見せたArt選手(FEEL)。十八番のオーディンでキルを量産した
実況の岸さんも「各選手の個性を生かした戦い方ができている」と絶賛したFEEL。これまで多くのプロチームを破ってきた実力は間違いなく本物だ。
Icicle Conflict vs Gaming Team SELECTOR
ディフェンダーサイドでも積極的に勝負を仕掛けるGTSへの対策として、しっかり人数をかけて攻める事でラウンドを重ねたICC。グループ突破に向けて勝利が絶対条件のGTSも終盤怒涛の追い上げを見せるが、時すでに遅し。ICCがWeek1・2通じて初の勝ち点獲得となった。

▲後半の大事なラウンドでの連続キルが目立ったREM選手(ICC)。Yukishiroさんも「綺麗なエイム」と称賛した
Feeling vs FENNEL
グループ突破が確定した両チームの順位決定戦となったこの試合。1マップ目はさまざまな動きのパターンを見せたFLが無敗のFEELを圧倒。2マップ目でもFEELのやりたいプレーを徹底的につぶし、2マップ連続大差で勝利したFLがグループ1位突破を決めた。

▲1マップ目でフラグシーンを量産したJinx選手(FL)。高回転のランイットバックでスムーズなリテイクにも貢献した

▲試合を決定づけるブレイドストームを見せたmittiii選手(FL)。岸さんに「主人公」と言わしめる華麗なプレイングは視聴者を魅了した
「自分たちのやりたいことをしてミスをしなかった」と手ごたえを口にしたmittiii選手。これまで悔しい結果に終わっているPlayoffでの躍進に期待したい。
マッチレポート Day2
ここからはDay2で配信された各マッチのレポートをお届けしよう。
SETOUCHI ENLIFE(STCE) vs REJECT(RC)
Stage1・2で3位に輝いたRCがSTCEに設置すら許さない殲滅力で試合を支配した。これまで個人技に注目が集まることが多かったRCだが、細かな連携とアビリティの使い方がさらに進化。重要な初戦を2マップ連続で大差をつけて勝利した。

▲STCEを苦しめたのがHare選手(RC)の1way壁。岸さんも「柔軟性が足りなかった筋肉がしなやかになった」と大絶賛した
「作戦面・連携面がより鍛えられた」と自分たちの成長を口にしたKaminari選手(RC)。悲願の優勝に向けて上々のスタートを切った。
Storks Phalanx(SPX) vs Insomnia(INSM)
Open Qualifierで衝撃的なプレーを見せたsomething選手(INSM)がこの試合でもチームを牽引。2試合連続のMVPと撃ち合いの力強さを見せ続けた。SPXも詰め待ちなどの対策をとったが、人数状況不利でも火力で相手をまくるINSMに苦しめられ敗戦となった。

▲1マップ目の前半ラウンドはYukishiroさんに「somethingタイム」と言わしめるほど圧倒的なスコアを見せたsomething選手。空中のジェットを撃ち落とす驚愕のエイムも見せた
SETOUCHI ENLIFE(STCE) vs Storks Phalanx(SPX)
負ければグループ敗退濃厚となる重要な試合は両チームがラウンドを取り合う互角の試合になった。STCEは試合序盤をfujiyama選手(STCE)・akim選手(STCE)のデュエリストコンビの強気な動きで獲得。しかし徐々に本来のペースを取り戻したSPXが後半巻き返す展開となった2マップは両チーム1-1の引き分けという結果に終わった。

▲2マップ通じて生き生きとしたプレーを見せたfujiyama選手(STCE)。エントリー役としての役目をきっちりと果たした
REJECT(RC) vs Insomnia(INSM)
日本屈指のフィジカル同士のぶつかり合いが予想されたが、RCが試合終盤にかけて成熟した相手への対策を披露。勢いに乗るINSMの大胆な動きを読み切り、流れを渡さなかった。注目のsomething選手(INSM)はこの試合でも圧倒的なスコアをたたき出したが、手札の多さで上回ったRCがチームとしてINSMを上回り、勝利を収めた。

▲苦しい場面で頼りになったのはやはりHare選手(RC)。“日本最強”とも言われるフィジカルでBサイトを一人で取り切る場面もあった
グループ突破が確定し、ほっとした様子を見せたRCのメンバー。Dep選手(RC)はPlayoffに向けて「いいかげん1位か2位を取りたい」と力強い言葉を残した。
SETOUCHI ENLIFE(STCE) vs Insomnia(INSM)
これまでsomething選手(INSM)が目立っていたINSMだが、この試合ではnagi選手(INSM)が大活躍。チームとしてのまとまりを見せたINSMがPlayoff進出を決めた。力強くチーム全員で前進するSTCEは試合序盤こそリードしたが、ディフェンダーサイドでの動きに苦しめられた印象だ。

▲正確無比なブレイドストームを見せたn4gi選手。something選手のスコアが伸び悩んでいてもこの男がチームを支えた
多くの強豪チームを下し、Playoff進出を決めたINSM。日本のトップ層にも引けを取らないフィジカルはPlayoffでも猛威を振るうはずだ。
REJECT(RC) vs Storks Phalanx(SPX)
MainEvent最後の試合はDep選手(RC)・Hare選手(RC)のコンビを前面に押し出すRCが撃ち合いの強さでSPXを寄せ付けずに勝利。これまでの個々での撃ち合いの強さを残しつつ、少人数でのまとまりや射線意識で成長したRCがPlayoffへの弾みになる勝利を収めた。

▲試合後のインタビューでは「バリエーションを増やしたい」とPlayoffに向けての課題を口にしたnorisen選手(RC)。新たにコーチ・アナリストを迎えたRCのさらなる成長に期待したい
まとめ
熾烈な争いを突破し、見事Playoff進出を果たしたのはFENNEL・Feeling・REJECT・Insomniaの4チーム。これにより以下の8チームがベルリン行きをかけた最後の戦いに挑む。

ついに出場チームが決定したPlayoff。8月12日(木)~8月15日(日)にかけて行われる戦いから目が離せない。
© 2020 Riot Games, Inc. All Rights Reserved
YouTube:
Day1:https://www.youtube.com/watch?v=Uebclmu5MgY
Day2:https://www.youtube.com/watch?v=ei60V_vbtH4
Twitch:
Day1:https://www.twitch.tv/videos/1094160485
Day2:https://www.twitch.tv/videos/1095191150
VALORANT Champions 公式:
https://valorantesports.tokyo/index.html
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- 『Shadowverse: Worlds Beyond』初のRAGE王者を決める「RAGE Shadowverse Japan Championship 2025」Grand Finalsで、Junan選手が激戦を制して優勝。ふぇにー選手との最終戦を制し、賞金500万円と『World Grand Prix 2025』出場権を獲得した。<以下、ニュースリリースより>『Shadowverse: Worlds Beyond』として初のRAGE優勝者が決定! 国内最大級のeスポーツブランド「RAGE(レイジ)」は、対戦型オンラインデジタルカードゲーム『Shadowverse: Worlds Beyond』のオープン大会「RAGE Shadowverse Japan Championship 2025」の決勝トーナメントにあたるGrand Finalsを2025年10月19日(日)に開催しました。過去最大規模の選手がエントリーした本大会にて熱戦が繰り広げられる中、最後に優勝を手にしたのはJunan選手となり、大会は大きな盛り上がりを見せました。本リリースでは、当日の配信レポートをお届けします。 本大会の模様はYouTubeのアーカイブ配信で視聴できます。 『Shadowverse: Worlds Beyond』におけるRAGE初の王者を決める今大会のGrand Finalsには、MAO選手、カシオ選手、ふぇにー選手、ミストラル選手、EvK|りょうねす選手、Junan選手、Utatomo選手、ロマネコ選手が出場しました。MCは須田泰生さんが務め、実況は友田一貴さん、平岩康佑さん、解説は海老原悠さん、ソーさんが担当し、対戦の緊張感や駆け引きを臨場感たっぷりに伝えました。 決勝の舞台に立ったのは、「リノセウスエルフ」「クレストビショップ」を持ち込んだふぇにー選手と「ミッドレンジナイトメア」「クレスト守護ビショップ」を持ち込んだJunan選手となりました。 第1バトルはふぇにー選手の「クレストビショップ」対Junan選手の「ミッドレンジナイトメア」の対戦。序盤から互いに一歩も譲らない展開が続きましたが、中盤でJunan選手が思い切った攻めに転じ、見事に勝負を決めました。 第2バトルはふぇにー選手の「クレストビショップ」対Junan選手の「クレスト守護ビショップ」の対戦。ビショップ対ビショップのミラーマッチ。長期戦の様相を呈し、両者とも守護や盤面維持を重視する展開が続いていました。終盤、ふぇにー選手が反撃に転じ1本を取り返し、試合は最終戦へともつれ込みます。 第3バトルはふぇにー選手の「リノセウスエルフ」対Junan選手の「クレスト守護ビショップ」の対戦。ふぇにー選手は序盤からエルフらしいテンポ重視の動きを見せつつ回復も取り入れ、安定した戦いぶり。しかしJunan選手は守護を主体とした盤面制圧に注力し、終盤には決定的な守護展開でエルフの攻めを跳ね返し勝利を決めました。 見事、Junan選手が王者に輝き、賞金500万円と『Shadowverse World Grand Prix 2025』への参加権利を獲得しました。試合後インタビュー ・ 優勝が決まった瞬間、どんな気持ちでしたか? 「優勝が決まった時は「これで俺が優勝だ!」って気持ちでリーダーに攻撃しました!」・ 今大会でもっとも印象に残った対戦や場面を教えてください。 「すべての対戦が印象に残っています。1回戦でEvK|りょうねす選手との対戦であと1点もらってしまうと負けてしまう局面をギリギリかわしたりとか、2回戦のロマネコ選手との対戦で、想定できていなかったモードナイトメア対面をどうやって戦おうか不安になったり、決勝のふぇにー選手との対戦では一番のターゲットとしていたエルフと対戦できてうきうきしていました。」・ 練習や準備の中で、デッキ選択や戦略面で今回の優勝につながったと感じるポイントや意識したことはありますか? 「プレーオフからファイナリストが出そろった時点で、それぞれの選手のデッキクラスには偏りがあって特徴的でした。その中でGrand Finalsでは環境が回って特にウィッチとエルフの持ち込みが増えてきながらも、予選からプレーオフで勝ったデッキを信じて続投する人がいるだろうという予想でした。 さらにプレーオフから勝ち上がった選手のデッキにモードナイトメア、ネメシスがいない状況をみて、ミッドレンジナイトメアの立ち位置がいいのではないかと思って決めました。 プレーオフで持ち込んだほーちゃんドラゴンを続投することを他の選手が予想していた場合、重めのデッキを持ち込みにくい心理なのではないかという所を逆手にとって、エルフとロイヤルが来た時に対策できるようにクレスト守護ビショップを持ち込みました。」 ・本大会に参加しようと思ったきっかけと本大会を振り返っていかがでしたか? 「元々は前作も遊びとして楽しませてもらっていましたが、オンライン大会に軽い気持ちで出場した際にランクマッチとは違う競技としてのシャドウバースの楽しさに目覚めました。そこでもっと大きな大会に出たいと思うようになってRAGEに参加したのがきっかけだったのでかなり思い入れがあります。オンラインの方が参加はしやすくて助かるけど、オフライン大会に参加して対戦相手が目の前にいるという勝負事の緊張感があったり、RAGEで戦った相手とか調整仲間で輪がつながったりしたのはいい経験ができたなと思っています。」 ・ 最後に、『Shadowverse World Grand Prix 2025』への参加権利を獲得いたしました。意気込みをお願いします。 「今回初めての『Shadowverse: Worlds Beyond』のRAGEで優勝できたこと自体うれしいですが、世界大会という1億円がかかった最も大きい大会に参加するということだけでもドキドキしますし、やれることをできるだけやっていきたいと思っています。」『Shadowverse: Worlds Beyond』(株式会社Cygames) https://shadowverse-wb.com/ja/Cygamesが贈る次世代デジタルカードゲーム『Shadowverse: Worlds Beyond』は、シンプルなルールながら戦略性が奥深いカードバトルに「超進化」や「シャドバパーク」などの新要素・新コンテンツを加え、従来のシャドウバースをさらに進化させた対戦型オンラインデジタルカードゲームです。 自分だけのカードデッキを作成し、美麗なイラストとド派手なエフェクトで彩られるカードバトルをオンライン上で誰でも気軽に楽しむことができます。 「シャドバパーク」では、作成したアバターをオンライン空間上で動かし、ロビーにいる他のユーザーとの対戦や、仲間同士でギルドを作って集まるなど、さまざまな遊び方を楽しむことができます。
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- 【結果速報 10月26日】ダルシムの雄、鶏めし勝利ならず……さはらがリセットの末に逆転勝利! 「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」第3回
- 『ストリートファイター6』の公式大会「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」日本大会 第3回が2025年10月26日(日)にオンラインにて実施され、ルーザーズから勝ち上がりリセットの末にさはら選手が優勝を果たし、WWポイント50点を獲得した。本大会は『ストリートファイター6』の世界大会「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得するために各地域でオンライン開催される「ワールドウォリアー」のひとつ。オンライン大会だが、esports Style UENOにてパブリックビューイングも行われた。多くのファンが見守る中、過去最多となる2300人以上のエントリーで熾烈な戦いを繰り広げた。CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会とは『ストリートファイター6』にて、世界中のプレーヤーが年間チャンピオンを目指し、各地域で激戦を繰り広げる大会「CAPCOM Pro Tour 2025」。その大会群のひとつつである「ワールドウォリアー」は、世界各地域のトーナメントオーガナイザーによって数カ月にわたり複数回開催される。「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会」は、順位に応じてポイントが獲得できる5回の通常大会と、ポイント順位上位選手8名による決勝大会の全6回で構成される。今年の日本大会は「スーパーリージョン」として位置付けられ、「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得できるのは2名。1名は5回の大会で最もポイントを獲得した選手。もう1名は、2〜8位までの選手の直接対決により決定する。なお、今回の「ワールドウォリアー」の成績優秀者の中から、2026年に愛知県で行われる「アジア競技大会」の日本代表選手の選考大会でもある。 ワールドウォリアー 日本大会 #3 試合結果 「ワールドウォリアー」日本大会 #3は、過去2大会に引き続き、1400人以上がエントリー。人数の増加に伴い、当初予定されていた開始時間が前倒しして実施された。プールではダブルエリミネーションのBo3、トップ8以降はBo5で行われた。トップ8は、ウイナーズ側は2BASSA、Seiya、さはら、鶏めし、ルーザーズ側はtaketake-piano、Taisei、きんちょ、ジャッシーと、第2回大会でルーザーズ側でトップ8入りしたさはら以外、3大会ともすべて顔ぶれが変わるという、日本勢の層の厚さと勝ち続けることの難しさを象徴する展開。そんな中、ウイナーズ側は鶏めしがさはらとSeiyaを下してグランドファイナル進出。ルーザーズ側はTaisei、きんちょが勝利するも、ウイナーズから降りてきたさはらと2BASSAがともに勝利し、さはらが勝ち上がってルーザーズファイナルへ。グランドファイナルは、一度は敗れたさはらが再び鶏めしの前に立つ。さはらはダルシムの長い攻撃に驚異の差し返しを見せリセットに成功するが、鶏めしもフロート強Pなどを駆使して逆にさはらを追い込む。セットカウント2-2、ラウンド1-1のフルセット、SAゲージもフルゲージの勝負をさはらが制した。リセットされても冷静さを保ち先にリーチをかけた鶏めしだったが、精度の高い差し返しと「ドライブラッシュ」からの投げに苦しめられ、最後はさはらのSA2サイコキャノンにテレポートが間に合わず、さはらが逆転勝利(https://www.youtube.com/live/A1mJ09Isr_M?si=YzdRv5OWe1Un8wZ2&t=16505) 優勝したさはらは、「ひとこと目に出てくるのは『長かった』ですね。3先も2先もフルセットの試合が多くて、神経が削られる8時間でした」とコメント。グランドファイナルで逆転勝利した鶏めしについては、「プレーオフから餅さん(YHC-餅)にぼこぼこにされてきたので、そこで培われた力が発揮されました。ウイナーズで負けちゃったのは、上(空中攻撃)の対処ができなかったと思ったので、そこさえなんとかすれば下(地上戦)はいけると思っていました」とリセットに向けた準備と対策も語っていた。これで、さはらはWWポイントとして50ポイントを獲得。さはらはフランスで開催されたプレミア大会「Ultimate Fighting Arena 2025」の優勝で出場権を獲得済みだが、WWポイント自体はそのまま獲得されるため、出場権をめぐる争いはさらに激化しそうだ。順位所属チーム|選手名pt1 G8S/GP|さはら 50pt 2 IBSG|鶏めし 40pt 3 Seiya 35pt 4 3S|2BASSA 30pt 5 3S|Taisei 25pt = SCARZ|kincho(きんちょ) 25pt 7 広島TEAM iXA|taketake-piano 20pt = WIP|ジャッシー/Jaccy 20pt ※選手名はstart.ggのエントリー名。カッコ内は「SFL」等の呼称 配信URL CAPCOM Pro Tour ワールドウォリアー:https://sf.esports.capcom.com/cpt/jp/ワールドウォリアー 日本大会 #3:https://www.start.gg/tournament/world-warrior-2025-japan-3/details©CAPCOM
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- 【結果速報 10月24日 SFL2025 Division F 第6節】 ZETA ももち「翔がいないとダメだとは言わせない」とRCを下す! すべてホーム側の勝利でiXAがついに単独首位に
- 『ストリートファイター6』(スト6)の国内プロリーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025」(SFリーグ 2025)が8月29日(金)より開催中。本リーグは、出場する12チームがDivision S、Division FといったふたつのDivisionに分かれリーグ戦を行うeスポーツ大会だ。各試合では、チームメンバー4名の中から3名が、先鋒、中堅、大将として対戦をし、勝利するとそれぞれポイントが付与される。総合得点が高い方が勝利となり、同点の場合はリザーブ(控え)の選手同士による延長戦を実施。延長戦に勝利したチームが勝利となる。10月24日(金)はDivision Sの後半戦となる第6節。広島 TEAM iXA(iXA)とREJECT(RC)が150ポイントで、3位のDetonatioN FocusMe(DFM)は110ポイントとやや引き離され始めている。ZETA DIVISION Geekly(ZETA)は翔欠場の中で90ポイントと奮闘しているが、VARREL(VL)が80ポイントですぐ後ろにつける。FUKUSHIMA IBUSHIGIN(IBSG)は50ポイントとかなり厳しい展開だが、後半戦ではホーム側が多く、巻き返しに期待したいところだ。チームマッチ1はRCとZETA、チームマッチ2はVLとIBSG、チームマッチ3はDFMとiXAの対決となった。チームマッチ1 RC(アウェー) vs ZETA 初戦に登場したZETAは、体調不良により欠場中だった翔がチームを退団し、選手も引退することを発表。翔にかわってリザーブのヤマグチが参戦するが、相手チームの対策などにも配慮して、第10節まではヤマグチは延長戦のみの参戦となる。そのため、ZETAは3人での戦いが当面続くことになる。先鋒戦では、ふ〜ど(エド)にひかる(A.K.I.)が肉薄するも、最後はふ〜どが勝利。中堅戦は「EVO FRANCE 2025」での直接対決の再戦となったが、敗北したひぐち(ガイル)がウメハラ(豪鬼)にリベンジを果たす。残る大将戦は、LeSharとももちのエドミラーマッチに。LeSharの攻めをうまく封じ込め、鉄壁のガードでももちが勝利を重ねていくと、LeSharはテリーにキャラを変更。リーチの長さを生かして果敢に攻めたものの、ももちがLeSharを3−0のストレートで下し、ZETAがホーム戦での勝利を決めた。プレミア大会を3度制したLeSharを相手に、ももちは鉄壁の守りと的確な技で後の先をしっかり抑える。2セット目の勝利は、SAでの無激暴れからLeSharの「ドライブインパクト」を跳ね返してテリーを引きずり出した。https://www.youtube.com/live/5XW3FQITk8k?si=uqtDtlpBCkZ2oM72&t=4570 対戦カードRC(アウェー)ZETA(ホーム)動画先鋒(2-1) ✅ふ~ど(エド:C) ひかる(A.K.I.:C) 🎥 中堅(0-2) ウメハラ(豪鬼:C) ✅ひぐち(ガイル:C) 🎥 大将(0-3) LeShar(エド:C)(テリー:C) ✅ももち(エド:C) 🎥 延長(-) ときど(ケン:C) — — 合計 10pt 30pt チームマッチ2 VL(アウェー) vs IBSG(ホーム) 50ポイントと厳しいIBSGはVLとの対決。先鋒戦はts(豪鬼)に対して鶏めし(ダルシム)が挑み、惜しい展開も多かったもののtsが勝利。中堅戦では、マゴに対して2BASSAがジュリのミラーマッチを挑み、「マゴのジュリを手本にしてきた」という2BASSAがマゴを下す。大将戦は水派(舞)に対してヤナイ(ベガ)。調子を上げているヤナイが2-0と追い詰めると、水派はキャミィを投入するがそれも押しのけてヤナイが勝利。貴重な30ポイントを獲得した。序盤はマゴの圧に押された2BASSAだったが、インターバルを挟んでからは冷静にマゴの動きを観察し、差し返しやシミーで徐々に主導権を奪うと、最後は見事は読み勝ちでSAを決めてガッツポーズ。https://www.youtube.com/live/5XW3FQITk8k?si=ocAe6ZmbFN6wSi_p&t=7816 対戦カードVL(アウェー)IBSG(ホーム)動画先鋒(2-1) ✅ts(豪鬼:C) 鶏めし(ダルシム:C) 🎥 中堅(1-2) マゴ(ジュリ:C) ✅2BASSA(ジュリ:C) 🎥 大将(2-3) 水派(舞:C)(キャミィ:C) ✅ヤナイ(ベガ:C) 🎥 延長(-) YHC-餅(ダルシム:C) — — 合計 10pt 30pt チームマッチ3 DFM(アウェー) vs iXA(ホーム) マッチ3は首位のiXAと4位のDFM。先鋒戦の竹内ジョン(ジェイミー)vs あでりい(エド)、中堅戦のナウマン(舞) vs ひびき(リリー)ともにiXAが勝利し、大将戦はGO1(春麗)vs あきら(キャミィ)。ストレート負けを阻止したいGO1だったが、あきらの猛攻に押し込まれて2-0に。インターバルを経て今度はGO1が攻め込むが、シンプルな飛びを通し続けたあきらが一枚上手。これでiXAが後半節の初戦で40ポイントを獲得し、大きくリードを広げた。WW日本大会 #2をリリー一本で制したひびきが、不利と言われる舞を相手に、コマンド投げと打撃のシンプルな2択で有利を築く。最後は攻めるしかなくなったナウマンの「ドライブラッシュ」をしっかり止めて、レアキャラで負けられないホーム戦をきっちり勝利した。https://www.youtube.com/live/5XW3FQITk8k?si=F3VgiU1LCKjuGTCU&t=11740 対戦カードDFM(アウェー)iXA(ホーム)動画先鋒(1-2) 竹内ジョン(ジェイミー:C) ✅あでりい(エド:C) 🎥 中堅(0-2) ナウマン(舞:C) ✅ひびき(リリー:C) 🎥 大将(1-3) GO1(春麗:C) ✅あきら(キャミィ:C) 🎥 延長(-) 板橋ザンギエフ(マリーザ:C) ー ー 合計 0pt 40pt Division F 第6節 試合結果 Division F 第6節を終えて、iXAが一気にポイントを伸ばして単独首位に。2位はRC、3位にはRCを下したZETAが浮上した。0ポイントに終わったDFMは4位を維持しているが、3〜6位までは予断を許さない状況だ。順位チーム獲得ポイント獲得バトル獲得ラウンド1 広島 Team iXA 190 18 34 2 REJECT 160 3 7 3 ZETA DIVISION Geekly 120 0 2 4 DetonatioN FocusMe 110 -3 -8 5 VARREL 90 -4 -2 6 FUKUSHIMA IBUSHIGIN 80 -14 -33 ※プレーオフボーダーラインは3位まで Division Fの次の対戦は11月4日(火)の第7節。DFM vs IBSG、iXA vs RC、ZETA vs VLが予定されている。配信アーカイブ ■関連リンクCAPCOM eSports公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@CapcomFightersJPCAPCOM eSports公式Twitchチャンネル:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jpSFL 2025 出場チーム:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/team/SFL 2025 日程・試合結果:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/schedule/©CAPCOM