株式会社クロス・マーケティングが、全国15~69歳の男女2,195名を対象に「ゲームに関する調査」を行った。eスポーツの観戦や参加している分布でもっとも多いのは、10〜30代の男性ということがわかった。

<以下、ニュースリリースより>

ゲームに関する調査(2021年8月)eスポーツ編


株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、2021年8月、全国15~69歳の男女2,195名を対象に「ゲームに関する調査」を行い、コンシューマゲーム、スマホゲームなどの分野別にゲーム実態を分析しました。今回はエレクトロニック・スポーツ(以下、「eスポーツ」)について、参加経験や観戦・視聴経験、視聴頻度、視聴理由、今後の参加・視聴意向などを聴取しました。

調査結果:eスポーツの参加・視聴経験


「eスポーツの大会に参加したことがある」は全体で2%程度とわずか。「eスポーツの大会やイベントを観戦・視聴したことはあるが、参加したことはない」は8%、参加・視聴経験を合わせると10%であった。特に、男性10~30代の参加・視聴経験は2割前後と他世代に比べ高い。<図1>


eスポーツが行われているゲームジャンルごとに認知や観戦・視聴経験などを尋ねた。eスポーツとして認知しているゲームジャンルは「パズルゲーム」45%、「格闘ゲーム」39%、「スポーツゲーム」30%がTOP3。他ジャンルの認知は2割に満たない。観戦・視聴したことのある大会は「格闘ゲーム」「FPS(ファーストパーソンシューティング)」「パズルゲーム」など。参加したことのある大会は「FPS」「デジタルカードゲーム」「MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)」であった。<図2>


調査結果:eスポーツの視聴頻度と理由


eスポーツの大会やイベントを視聴している207人に視聴頻度を確認した。「毎日」は6%、「2~3日に1回」9%、「週に1回」15%、合わせて週1回以上の視聴者は29%であり、男性20代、30代の視聴頻度はやや高い。特に「毎日」視聴しているのは男性20代で11%と高く、YouTubeやニコニコ動画、Twitchからゲーム実況や生放送ライブ動画などを見ている様子がうかがえる。<図3>


eスポーツを視聴する理由としては「ゲーム展開が面白い」31%、「ひまつぶし」30%、「自分も同じゲームをやっている」21%、「eスポーツが好きだから」20%が高かった。男性20代において「好きな(応援している)チーム、プレイヤーがある」は33%と3番手の理由にあがっていた。<図4>



調査結果:今後の視聴・参加意向


今後、視聴・参加したい大会やイベントのジャンルを聴取した。男性10代の視聴・参加意向がともに高いのは「スポーツゲーム」。視聴意向5番手の「MOBA」の参加意向は2番手にあがっている。また、他の世代に比べ「デジタルカードゲーム」や「MOBA」の視聴意向は高めである。一方、男性20代と30代は、視聴・参加意向ともにトップは「格闘ゲーム」。視聴意向と参加意向の上位にあがったジャンルはほぼ同じ傾向であった。<図5>



■調査概要

調査手法 :
インターネットリサーチ
調査地域 :
全国47都道府県
調査対象 :
15~69歳の男女(コンシューマゲーム、スマホゲーム、アーケードゲーム、オフラインゲームのいずれか「月1回以上利用者」またはeスポーツ認知者)
調査期間 :
2021年8月6日(金)~9日(月)
有効回答数 :
本調査2,195サンプル

※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります

■会社概要

会社名 :
株式会社クロス・マーケティング http://www.cross-m.co.jp/
所在地 :
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設立 : 2003年4月1日
代表者 :
代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
事業内容:
マーケティングリサーチ事業

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